JP2003122426A - リモートメンテナンスシステム - Google Patents
リモートメンテナンスシステムInfo
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- JP2003122426A JP2003122426A JP2001318118A JP2001318118A JP2003122426A JP 2003122426 A JP2003122426 A JP 2003122426A JP 2001318118 A JP2001318118 A JP 2001318118A JP 2001318118 A JP2001318118 A JP 2001318118A JP 2003122426 A JP2003122426 A JP 2003122426A
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- G07—CHECKING-DEVICES
- G07C—TIME OR ATTENDANCE REGISTERS; REGISTERING OR INDICATING THE WORKING OF MACHINES; GENERATING RANDOM NUMBERS; VOTING OR LOTTERY APPARATUS; ARRANGEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS FOR CHECKING NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE
- G07C5/00—Registering or indicating the working of vehicles
- G07C5/008—Registering or indicating the working of vehicles communicating information to a remotely located station
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- G—PHYSICS
- G07—CHECKING-DEVICES
- G07C—TIME OR ATTENDANCE REGISTERS; REGISTERING OR INDICATING THE WORKING OF MACHINES; GENERATING RANDOM NUMBERS; VOTING OR LOTTERY APPARATUS; ARRANGEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS FOR CHECKING NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE
- G07C5/00—Registering or indicating the working of vehicles
- G07C5/006—Indicating maintenance
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- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
- Testing And Monitoring For Control Systems (AREA)
- Information Transfer Between Computers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 遠隔地からの操作により移動体のメンテナン
スを実行することができるリモートメンテナンスシステ
ムを提供する。 【解決手段】 車両4に問題が発生したら、ディーラ7
において車両4のECUと通信サーバ3を接続する。次
にメーカ6の技術者がディーラ7より連絡を受けてメン
テナンス端末1を起動し、通信サーバ3へDTCを要求
するコマンドを送信する。DTC要求コマンドは、デー
タ管理サーバ5と通信サーバ3を介してECUへ伝達さ
れ、ECUではDTCをメンテナンス端末1へ向けて送
信する。車両4から送信されたDTCは、通信サーバ3
とデータ管理サーバ5を介して、メンテナンス端末1へ
入力されて表示される。メーカ6の技術者は、表示され
たDTCにより車両4の状況を判断し、ディーラ7のサ
ービスマンに適切な指示を与えたり、自らメンテナンス
端末1を操作して、車両4に対するメンテナンスを実行
する。
スを実行することができるリモートメンテナンスシステ
ムを提供する。 【解決手段】 車両4に問題が発生したら、ディーラ7
において車両4のECUと通信サーバ3を接続する。次
にメーカ6の技術者がディーラ7より連絡を受けてメン
テナンス端末1を起動し、通信サーバ3へDTCを要求
するコマンドを送信する。DTC要求コマンドは、デー
タ管理サーバ5と通信サーバ3を介してECUへ伝達さ
れ、ECUではDTCをメンテナンス端末1へ向けて送
信する。車両4から送信されたDTCは、通信サーバ3
とデータ管理サーバ5を介して、メンテナンス端末1へ
入力されて表示される。メーカ6の技術者は、表示され
たDTCにより車両4の状況を判断し、ディーラ7のサ
ービスマンに適切な指示を与えたり、自らメンテナンス
端末1を操作して、車両4に対するメンテナンスを実行
する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば車両や二
輪車等を含む移動体のメンテナンスを遠隔地から実行す
るためのリモートメンテナンスシステムに関する。
輪車等を含む移動体のメンテナンスを遠隔地から実行す
るためのリモートメンテナンスシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車や二輪車、船舶等を含む移
動体のメンテナンスを行う場合、移動体に備えられたE
CU(Electronic Control Unit )等の制御装置から、
移動体を制御するために移動体の各部に設けられた各種
センサや各種アクチュエータ等の状態を示すデータを取
得して故障診断を実行する。また、センサやアクチュエ
ータを正常に機能させるために、診断結果に基づいて、
制御装置に対する新たな制御プログラムや制御データの
設定を実行する。このように移動体の制御装置へデータ
を設定する場合、または制御装置からデータを取得する
場合、制御装置とのインタフェースを備えた端末を操作
するために、技術者は移動体と端末の保管された場所ま
で出向いて作業を行う。あるいは、技術者が現地へ出向
くことができない場合は、電話等で指示を行いながら、
現地の作業者に端末を操作してもらう。
動体のメンテナンスを行う場合、移動体に備えられたE
CU(Electronic Control Unit )等の制御装置から、
移動体を制御するために移動体の各部に設けられた各種
センサや各種アクチュエータ等の状態を示すデータを取
得して故障診断を実行する。また、センサやアクチュエ
ータを正常に機能させるために、診断結果に基づいて、
制御装置に対する新たな制御プログラムや制御データの
設定を実行する。このように移動体の制御装置へデータ
を設定する場合、または制御装置からデータを取得する
場合、制御装置とのインタフェースを備えた端末を操作
するために、技術者は移動体と端末の保管された場所ま
で出向いて作業を行う。あるいは、技術者が現地へ出向
くことができない場合は、電話等で指示を行いながら、
現地の作業者に端末を操作してもらう。
【0003】また、このように移動体のメンテナンスを
行う装置としては、例えば特公平7−15427号公報
に示すようなものが知られている。この装置では、自動
車の電子制御装置に接続された故障診断装置、あるいは
故障診断装置に接続されたエキスパートコンピュータを
利用して、電子制御装置との間でデータの送受信を行
い、自動車各部のアクチュエータの故障診断を行う。更
に、エキスパートコンピュータは、電話回線を利用して
ホストコンピュータへ接続され、ホストコンピュータか
らメーカレベルの故障診断用のプログラムやデータの供
給を受けると共に、電子制御装置から取得したデータに
よりホストコンピュータ上にデータベースを構築する。
これにより、故障診断装置によって手軽に故障診断を実
行することが可能となり、更に、必要に応じてホストコ
ンピュータからメーカレベルの故障診断用のプログラム
やデータの供給を受けたエキスパートコンピュータによ
る高度な故障診断を実行することが可能となる。
行う装置としては、例えば特公平7−15427号公報
に示すようなものが知られている。この装置では、自動
車の電子制御装置に接続された故障診断装置、あるいは
故障診断装置に接続されたエキスパートコンピュータを
利用して、電子制御装置との間でデータの送受信を行
い、自動車各部のアクチュエータの故障診断を行う。更
に、エキスパートコンピュータは、電話回線を利用して
ホストコンピュータへ接続され、ホストコンピュータか
らメーカレベルの故障診断用のプログラムやデータの供
給を受けると共に、電子制御装置から取得したデータに
よりホストコンピュータ上にデータベースを構築する。
これにより、故障診断装置によって手軽に故障診断を実
行することが可能となり、更に、必要に応じてホストコ
ンピュータからメーカレベルの故障診断用のプログラム
やデータの供給を受けたエキスパートコンピュータによ
る高度な故障診断を実行することが可能となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述のような
従来の装置では、故障診断装置を用いて移動体に備えら
れた制御装置との間でデータの送受信を行うことによ
り、容易に移動体のメンテナンスを実行することができ
るものの、故障診断装置を用いてメンテナンスを行う技
術者は、故障診断装置、あるいはエキスパートコンピュ
ータを操作するために、移動体と故障診断装置、あるい
はエキスパートコンピュータの保管場所まで出向く必要
があり、作業効率が悪いという問題があった。また、技
術者の移動に伴う費用が発生するという問題があった。
また、技術者が現地まで出向かない場合には、技術者の
指示により現地の作業者に作業を代行させる必要があ
り、作業者に作業の内容を正確に伝えるために非常に多
くの労力を必要とした。更に、複数の移動体のメンテナ
ンスが必要な場合に、複数の移動体の状況を一度に監視
することができないために、即時性が求められる状況に
対して対応することができないという問題があった。
従来の装置では、故障診断装置を用いて移動体に備えら
れた制御装置との間でデータの送受信を行うことによ
り、容易に移動体のメンテナンスを実行することができ
るものの、故障診断装置を用いてメンテナンスを行う技
術者は、故障診断装置、あるいはエキスパートコンピュ
ータを操作するために、移動体と故障診断装置、あるい
はエキスパートコンピュータの保管場所まで出向く必要
があり、作業効率が悪いという問題があった。また、技
術者の移動に伴う費用が発生するという問題があった。
また、技術者が現地まで出向かない場合には、技術者の
指示により現地の作業者に作業を代行させる必要があ
り、作業者に作業の内容を正確に伝えるために非常に多
くの労力を必要とした。更に、複数の移動体のメンテナ
ンスが必要な場合に、複数の移動体の状況を一度に監視
することができないために、即時性が求められる状況に
対して対応することができないという問題があった。
【0005】本発明は、上記課題に鑑みてなされたもの
で、遠隔地からの操作により移動体のメンテナンスを実
行することができるリモートメンテナンスシステムを提
供することを目的とする。
で、遠隔地からの操作により移動体のメンテナンスを実
行することができるリモートメンテナンスシステムを提
供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1の発明に係わるリモートメンテナンスシス
テムは、遠隔地から移動体の制御装置(例えば実施の形
態のECU11)を監視して該移動体のメンテナンスを
行うためのリモートメンテナンスシステムであって、通
信網(例えば実施の形態の通信網2)に接続されて、前
記通信網から受信した前記移動体の状況を示すメンテナ
ンス情報を操作者に対して表示すると共に、前記通信網
へ前記制御装置に対する制御情報を送信するメンテナン
ス端末(例えば実施の形態のメンテナンス端末1)と、
前記制御装置と前記通信網との間に接続されると共に、
前記制御装置から取得した前記メンテナンス情報を前記
メンテナンス端末へ送信し、前記メンテナンス端末から
送信された前記制御情報を受信して前記制御装置へ設定
する通信サーバ(例えば実施の形態の通信サーバ3)と
を備えたことを特徴とする。
に、請求項1の発明に係わるリモートメンテナンスシス
テムは、遠隔地から移動体の制御装置(例えば実施の形
態のECU11)を監視して該移動体のメンテナンスを
行うためのリモートメンテナンスシステムであって、通
信網(例えば実施の形態の通信網2)に接続されて、前
記通信網から受信した前記移動体の状況を示すメンテナ
ンス情報を操作者に対して表示すると共に、前記通信網
へ前記制御装置に対する制御情報を送信するメンテナン
ス端末(例えば実施の形態のメンテナンス端末1)と、
前記制御装置と前記通信網との間に接続されると共に、
前記制御装置から取得した前記メンテナンス情報を前記
メンテナンス端末へ送信し、前記メンテナンス端末から
送信された前記制御情報を受信して前記制御装置へ設定
する通信サーバ(例えば実施の形態の通信サーバ3)と
を備えたことを特徴とする。
【0007】以上の構成を備えたリモートメンテナンス
システムは、通信サーバが移動体の制御装置から移動体
の状況を示すメンテナンス情報を取得したら、これをメ
ンテナンス端末へ送信する。メンテナンス端末側では、
その操作者にメンテナンス情報を表示して、移動体に対
する制御情報の入力を促し、操作者の入力に基づいた制
御情報を、通信サーバへ送信する。制御情報を受信した
通信サーバは、これを制御装置に設定して制御装置を動
作させることで、メンテナンス端末の操作者が遠隔地よ
り、制御装置を動作させることができるようになる。
システムは、通信サーバが移動体の制御装置から移動体
の状況を示すメンテナンス情報を取得したら、これをメ
ンテナンス端末へ送信する。メンテナンス端末側では、
その操作者にメンテナンス情報を表示して、移動体に対
する制御情報の入力を促し、操作者の入力に基づいた制
御情報を、通信サーバへ送信する。制御情報を受信した
通信サーバは、これを制御装置に設定して制御装置を動
作させることで、メンテナンス端末の操作者が遠隔地よ
り、制御装置を動作させることができるようになる。
【0008】請求項2の発明に係わるリモートメンテナ
ンスシステムは、請求項1に記載のリモートメンテナン
スシステムにおいて、前記メンテナンス端末と前記通信
サーバとの間で送受信される前記メンテナンス情報ある
いは前記制御情報を記憶して両者の通信を仲介するデー
タ管理サーバ(例えば実施の形態のデータ管理サーバ
5)を備え、前記メンテナンス端末と前記通信サーバ
が、前記メンテナンス情報あるいは前記制御情報を、前
記データ管理サーバを介して送受信することを特徴とす
る。以上の構成を備えたリモートメンテナンスシステム
は、データ管理サーバにより、メンテナンス端末から通
信サーバへ、または通信サーバからメンテナンス端末へ
の通信データを一時記憶し、該通信データをそれぞれメ
ンテナンス端末、または通信サーバの要求タイミングで
取得できるようにすることができる。
ンスシステムは、請求項1に記載のリモートメンテナン
スシステムにおいて、前記メンテナンス端末と前記通信
サーバとの間で送受信される前記メンテナンス情報ある
いは前記制御情報を記憶して両者の通信を仲介するデー
タ管理サーバ(例えば実施の形態のデータ管理サーバ
5)を備え、前記メンテナンス端末と前記通信サーバ
が、前記メンテナンス情報あるいは前記制御情報を、前
記データ管理サーバを介して送受信することを特徴とす
る。以上の構成を備えたリモートメンテナンスシステム
は、データ管理サーバにより、メンテナンス端末から通
信サーバへ、または通信サーバからメンテナンス端末へ
の通信データを一時記憶し、該通信データをそれぞれメ
ンテナンス端末、または通信サーバの要求タイミングで
取得できるようにすることができる。
【0009】請求項3の発明に係わるリモートメンテナ
ンスシステムは、請求項1、または請求項2に記載のリ
モートメンテナンスシステムにおいて、前記データ管理
サーバが、前記メンテナンス情報あるいは前記制御情報
を、該メンテナンス情報あるいは該制御情報の送信元と
送信先を示す情報をファイル名とするファイルへ記憶す
ることを特徴とする。以上の構成を備えたリモートメン
テナンスシステムは、複数の通信サーバと複数のメンテ
ナンス端末間の送受信データを容易に区別して、メンテ
ナンス端末、あるいは通信サーバにデータを要求された
時に、ファイル名から複数の送受信データの送信先、送
信元を特定して送受信データの中継を行うことができ
る。
ンスシステムは、請求項1、または請求項2に記載のリ
モートメンテナンスシステムにおいて、前記データ管理
サーバが、前記メンテナンス情報あるいは前記制御情報
を、該メンテナンス情報あるいは該制御情報の送信元と
送信先を示す情報をファイル名とするファイルへ記憶す
ることを特徴とする。以上の構成を備えたリモートメン
テナンスシステムは、複数の通信サーバと複数のメンテ
ナンス端末間の送受信データを容易に区別して、メンテ
ナンス端末、あるいは通信サーバにデータを要求された
時に、ファイル名から複数の送受信データの送信先、送
信元を特定して送受信データの中継を行うことができ
る。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。図1は、本発明の一実施の
形態のリモートメンテナンスシステムの構成を示すブロ
ック図である。なお、本実施の形態では、メンテナンス
対象の移動体の一例として車両を例に取り説明を行う。
図1に示すように、本実施の形態のリモートメンテナン
スシステムは、メンテナンス端末1を、通信網2を介し
て通信サーバ3へ接続し、車両4のメンテナンスを遠隔
地から効率良く実行するシステムであって、データ管理
サーバ5は、メンテナンス端末1通信サーバ3との送受
信データの中継を行う。
施の形態について説明する。図1は、本発明の一実施の
形態のリモートメンテナンスシステムの構成を示すブロ
ック図である。なお、本実施の形態では、メンテナンス
対象の移動体の一例として車両を例に取り説明を行う。
図1に示すように、本実施の形態のリモートメンテナン
スシステムは、メンテナンス端末1を、通信網2を介し
て通信サーバ3へ接続し、車両4のメンテナンスを遠隔
地から効率良く実行するシステムであって、データ管理
サーバ5は、メンテナンス端末1通信サーバ3との送受
信データの中継を行う。
【0011】図1において、メンテナンス端末1は、遠
隔地に存在する車両4のメンテナンスを行うために、例
えばメーカ6の技術者が利用するクライアント端末であ
って、メンテナンス対象の車両4の状況を示すメンテナ
ンス情報を操作者に対して表示し、表示された情報を確
認した操作者の入力操作に基づいて制御情報を送信す
る。なお、メンテナンス端末1には、入力装置、表示装
置等(いずれも図示せず)が接続されるものとする。こ
こで、入力装置とはキーボード、マウス等の入力デバイ
スのことをいう。表示装置とはCRT(Cathode Ray Tu
be)ディスプレイ装置や液晶表示装置等の画像表示装置
とスピーカ等の音声表示装置のことをいう。
隔地に存在する車両4のメンテナンスを行うために、例
えばメーカ6の技術者が利用するクライアント端末であ
って、メンテナンス対象の車両4の状況を示すメンテナ
ンス情報を操作者に対して表示し、表示された情報を確
認した操作者の入力操作に基づいて制御情報を送信す
る。なお、メンテナンス端末1には、入力装置、表示装
置等(いずれも図示せず)が接続されるものとする。こ
こで、入力装置とはキーボード、マウス等の入力デバイ
スのことをいう。表示装置とはCRT(Cathode Ray Tu
be)ディスプレイ装置や液晶表示装置等の画像表示装置
とスピーカ等の音声表示装置のことをいう。
【0012】通信網2は、メンテナンス端末1が遠隔地
のメンテナンス対象の車両4からメンテナンス情報を取
得するために、メンテナンス端末1に接続された通信網
であって、例えばWAP(Wireless Application Proto
col )による無線通信、TCP/IP(Transmission C
ontrol Protocol / Internet Protocol)とWWW(Wor
ld Wide Web)を利用したインターネット、あるいはP
STN(Public SwitchTelephone Network)やISDN
(Integrated Services Digital Network)等の公衆回
線網を介した有線通信により情報の送受信を行う。
のメンテナンス対象の車両4からメンテナンス情報を取
得するために、メンテナンス端末1に接続された通信網
であって、例えばWAP(Wireless Application Proto
col )による無線通信、TCP/IP(Transmission C
ontrol Protocol / Internet Protocol)とWWW(Wor
ld Wide Web)を利用したインターネット、あるいはP
STN(Public SwitchTelephone Network)やISDN
(Integrated Services Digital Network)等の公衆回
線網を介した有線通信により情報の送受信を行う。
【0013】また、通信サーバ3は、例えば車両のディ
ーラ7内に設けられ、メンテナンス対象の車両4に接続
されると共に車両4の制御装置とデータの送受信を行う
インタフェースを備えたサーバであって、車両4の制御
装置から取得したデータを通信網2を介してメンテナン
ス端末1へ送信し、一方、メンテナンス端末1から通信
網2を介して受信した制御情報を、車両4の制御装置へ
設定する。なお、この時通信サーバ3は、通信網2上の
データ送受信における通信規格と、車両4の制御装置に
対するデータ送受信における通信規格との間の相互変換
を行う。車両4は、本実施の形態のリモートメンテナン
スシステムのメンテナンス対象の移動体であって、通信
サーバ3と接続されて車両の各部に備えられたセンサや
アクチュエータの情報を送受信する制御装置を備えてい
る。なお、車両4の詳細については後述する。
ーラ7内に設けられ、メンテナンス対象の車両4に接続
されると共に車両4の制御装置とデータの送受信を行う
インタフェースを備えたサーバであって、車両4の制御
装置から取得したデータを通信網2を介してメンテナン
ス端末1へ送信し、一方、メンテナンス端末1から通信
網2を介して受信した制御情報を、車両4の制御装置へ
設定する。なお、この時通信サーバ3は、通信網2上の
データ送受信における通信規格と、車両4の制御装置に
対するデータ送受信における通信規格との間の相互変換
を行う。車両4は、本実施の形態のリモートメンテナン
スシステムのメンテナンス対象の移動体であって、通信
サーバ3と接続されて車両の各部に備えられたセンサや
アクチュエータの情報を送受信する制御装置を備えてい
る。なお、車両4の詳細については後述する。
【0014】データ管理サーバ5は、メンテナンス端末
1と通信サーバ3との間の通信を仲介するHTTP(Hy
per Text Transfar Protocol)サーバであって、通信サ
ーバ3からメンテナンス端末1、またはメンテナンス端
末1から通信サーバ3への通信データを一時記憶し、該
通信データをそれぞれメンテナンス端末1、または通信
サーバ3の要求タイミングで取得できるようにする。ま
た、例えばメンテナンス端末1や通信サーバ3が、それ
ぞれのイントラネットに属している場合に、データ管理
サーバ5が通信の仲介を行うことで、イントラネット上
でパケットフィルタリングを行うプロキシサーバやファ
イアウォールを越えてメンテナンス端末1と通信サーバ
3との間の通信を実現することができる。なお、上述の
ディーラ7の数に合わせて、通信サーバ3は通信網2に
1台以上が接続されるものとする。また、メンテナンス
端末1もメンテナンス内容に合わせてメーカ6内に複数
台を用意し、通信網2に複数台を接続して操作しても良
い。
1と通信サーバ3との間の通信を仲介するHTTP(Hy
per Text Transfar Protocol)サーバであって、通信サ
ーバ3からメンテナンス端末1、またはメンテナンス端
末1から通信サーバ3への通信データを一時記憶し、該
通信データをそれぞれメンテナンス端末1、または通信
サーバ3の要求タイミングで取得できるようにする。ま
た、例えばメンテナンス端末1や通信サーバ3が、それ
ぞれのイントラネットに属している場合に、データ管理
サーバ5が通信の仲介を行うことで、イントラネット上
でパケットフィルタリングを行うプロキシサーバやファ
イアウォールを越えてメンテナンス端末1と通信サーバ
3との間の通信を実現することができる。なお、上述の
ディーラ7の数に合わせて、通信サーバ3は通信網2に
1台以上が接続されるものとする。また、メンテナンス
端末1もメンテナンス内容に合わせてメーカ6内に複数
台を用意し、通信網2に複数台を接続して操作しても良
い。
【0015】また、図1を用いて、本実施の形態のリモ
ートメンテナンスシステムの処理の流れの一例を簡単に
説明すると、まず、車両4に異常が発生すると(異常
発生)、車両4のユーザが車両4をディーラ7へ持ち込
む(整備依頼)。ディーラ7では、サービスマンが車
両4の制御装置へ通信サーバ3を接続し(通信サーバ
接続)、メーカ6へ電話をかけてメンテナンスを依頼す
る(メンテナンス依頼)。メーカ6では、技術者がメ
ンテナンス端末1を起動し、データ管理サーバ5を経由
して、車両4の制御装置から車両4の状況を示すメンテ
ナンス情報を取得して故障診断を行う(メンテナンス
実行)。そして、故障診断の結果が判明したらディーラ
7のサービスマンに通知する(診断結果通知)。故障
診断結果を通知されたディーラ7のサービスマンは、車
両4の整備を行う(整備実行)。なお、ディーラ7の
サービスマンに故障診断結果を通知するかわりに、メン
テナンス端末1から、車両4の制御装置へ制御プログラ
ムや制御データを設定して車両整備を実行しても良い。
ートメンテナンスシステムの処理の流れの一例を簡単に
説明すると、まず、車両4に異常が発生すると(異常
発生)、車両4のユーザが車両4をディーラ7へ持ち込
む(整備依頼)。ディーラ7では、サービスマンが車
両4の制御装置へ通信サーバ3を接続し(通信サーバ
接続)、メーカ6へ電話をかけてメンテナンスを依頼す
る(メンテナンス依頼)。メーカ6では、技術者がメ
ンテナンス端末1を起動し、データ管理サーバ5を経由
して、車両4の制御装置から車両4の状況を示すメンテ
ナンス情報を取得して故障診断を行う(メンテナンス
実行)。そして、故障診断の結果が判明したらディーラ
7のサービスマンに通知する(診断結果通知)。故障
診断結果を通知されたディーラ7のサービスマンは、車
両4の整備を行う(整備実行)。なお、ディーラ7の
サービスマンに故障診断結果を通知するかわりに、メン
テナンス端末1から、車両4の制御装置へ制御プログラ
ムや制御データを設定して車両整備を実行しても良い。
【0016】次に、本実施の形態のリモートメンテナン
スシステムによりメンテナンスが行われる車両4の構成
を図面を参照して説明する。図2は、車両4のメンテナ
ンスに係わる構成を示すブロック図である。図2におい
て、ECU11はCPU(中央演算装置)12を備えた
車両4の制御装置であって、CPU12には、 (1)車両4に搭載された各種センサの信号をA/D変
換し、ディジタル信号として取り込むA/D変換器 (2)車両4に搭載された各種センサや各種アクチュエ
ータ等の状態を示すデータ、または各種センサや各種ア
クチュエータに設定するデータを記憶するためのRAM
(Random Access Memory) (3)CPU12上で実行される車両制御プログラム等
を記憶するROM(ReadOnly Memory) (4)上述のプログラムやデータにより車両4の制御を
行うための演算を行う演算器 (5)CPUと外部装置とのインタフェースである入出
力部 が備えられている。また、ECU11には、車両4に搭
載された各種センサからの信号をCPU12へ入力する
ためのセンサ入力回路13と、車両4に搭載された各種
アクチュエータに対してCPU12から出力される信号
を、各種アクチュエータに入力するための制御出力回路
14とが備えられている。
スシステムによりメンテナンスが行われる車両4の構成
を図面を参照して説明する。図2は、車両4のメンテナ
ンスに係わる構成を示すブロック図である。図2におい
て、ECU11はCPU(中央演算装置)12を備えた
車両4の制御装置であって、CPU12には、 (1)車両4に搭載された各種センサの信号をA/D変
換し、ディジタル信号として取り込むA/D変換器 (2)車両4に搭載された各種センサや各種アクチュエ
ータ等の状態を示すデータ、または各種センサや各種ア
クチュエータに設定するデータを記憶するためのRAM
(Random Access Memory) (3)CPU12上で実行される車両制御プログラム等
を記憶するROM(ReadOnly Memory) (4)上述のプログラムやデータにより車両4の制御を
行うための演算を行う演算器 (5)CPUと外部装置とのインタフェースである入出
力部 が備えられている。また、ECU11には、車両4に搭
載された各種センサからの信号をCPU12へ入力する
ためのセンサ入力回路13と、車両4に搭載された各種
アクチュエータに対してCPU12から出力される信号
を、各種アクチュエータに入力するための制御出力回路
14とが備えられている。
【0017】一方、ECU11に対する入力デバイス2
1として用意された車両4の各種センサには、例えばエ
ンジンの吸入空気の酸素濃度を検出するO2センサ2
2、エンジンのスロットル開度を検出するスロットル開
度センサ23、エンジン冷却水の温度を検出する水温セ
ンサ24、外気温を検出する外気温センサ25、大気圧
を検出する大気圧センサ26、エンジンオイルの油圧を
検出する油圧センサ27等がある。また、ECU11に
より制御される出力デバイス31として用意された車両
4の各種アクチュエータには、例えば燃料噴射量を制御
するフューエルインジェクション32、エンジン点火時
期を制御するイグニッションコイル33、2次エアー通
路のバルブの開閉によりエンジンのアイドル回転数制御
を行うアイドルコントロールソレノイド34、燃料ポン
プの吐出圧力を制御するフューエルポンプ35等があ
る。
1として用意された車両4の各種センサには、例えばエ
ンジンの吸入空気の酸素濃度を検出するO2センサ2
2、エンジンのスロットル開度を検出するスロットル開
度センサ23、エンジン冷却水の温度を検出する水温セ
ンサ24、外気温を検出する外気温センサ25、大気圧
を検出する大気圧センサ26、エンジンオイルの油圧を
検出する油圧センサ27等がある。また、ECU11に
より制御される出力デバイス31として用意された車両
4の各種アクチュエータには、例えば燃料噴射量を制御
するフューエルインジェクション32、エンジン点火時
期を制御するイグニッションコイル33、2次エアー通
路のバルブの開閉によりエンジンのアイドル回転数制御
を行うアイドルコントロールソレノイド34、燃料ポン
プの吐出圧力を制御するフューエルポンプ35等があ
る。
【0018】次に、図1を用いて説明した上述のリモー
トメンテナンスシステムの処理の流れにおけるメンテナ
ンス端末1と通信サーバ3、及びECU11の動作を図
面を参照して説明する。図3、及び図4は、リモートメ
ンテナンスシステムの処理の流れにおけるメンテナンス
端末1と通信サーバ3、及びECU11の動作を示すシ
ーケンス図である。なお、図3、及び図4ではメンテナ
ンス端末1と通信サーバ3、及びECU11との間のデ
ータの送受信内容、及び順序を説明するものとし、メン
テナンス端末1と通信サーバ3との通信を中継するデー
タ管理サーバ5の動作についての説明はここでは省略す
る。また、データ管理サーバ5の動作については、詳細
を後述する。
トメンテナンスシステムの処理の流れにおけるメンテナ
ンス端末1と通信サーバ3、及びECU11の動作を図
面を参照して説明する。図3、及び図4は、リモートメ
ンテナンスシステムの処理の流れにおけるメンテナンス
端末1と通信サーバ3、及びECU11の動作を示すシ
ーケンス図である。なお、図3、及び図4ではメンテナ
ンス端末1と通信サーバ3、及びECU11との間のデ
ータの送受信内容、及び順序を説明するものとし、メン
テナンス端末1と通信サーバ3との通信を中継するデー
タ管理サーバ5の動作についての説明はここでは省略す
る。また、データ管理サーバ5の動作については、詳細
を後述する。
【0019】図3において、まず上述の処理の流れの一
例のように、メーカ6の技術者がディーラ7より連絡を
受けてメンテナンス端末1を起動し、リモートメンテナ
ンスを開始すると、メンテナンス端末1から通信サーバ
3へイニシャリゼーションを要求するコマンドが送信さ
れる(ステップS1)。通信サーバ3は、このイニシャ
リゼーション要求コマンドをECU11に対する通信規
格に変更して、ECU11へ中継する(ステップS
2)。通信サーバ3からイニシャリゼーション要求コマ
ンドの中継を受けたECU11は、イニシャリゼーショ
ンを実行し(ステップS3)、イニシャリゼーション実
行結果のステータスを通信サーバ3へ送信する(ステッ
プS4)。そして、ECU11からイニシャリゼーショ
ン実行結果のステータスを受信した通信サーバ3は、こ
れをメンテナンス端末1に対する通信規格に変更して、
メンテナンス端末1へ中継する(ステップS5)。
例のように、メーカ6の技術者がディーラ7より連絡を
受けてメンテナンス端末1を起動し、リモートメンテナ
ンスを開始すると、メンテナンス端末1から通信サーバ
3へイニシャリゼーションを要求するコマンドが送信さ
れる(ステップS1)。通信サーバ3は、このイニシャ
リゼーション要求コマンドをECU11に対する通信規
格に変更して、ECU11へ中継する(ステップS
2)。通信サーバ3からイニシャリゼーション要求コマ
ンドの中継を受けたECU11は、イニシャリゼーショ
ンを実行し(ステップS3)、イニシャリゼーション実
行結果のステータスを通信サーバ3へ送信する(ステッ
プS4)。そして、ECU11からイニシャリゼーショ
ン実行結果のステータスを受信した通信サーバ3は、こ
れをメンテナンス端末1に対する通信規格に変更して、
メンテナンス端末1へ中継する(ステップS5)。
【0020】ECU11のイニシャリゼーションが終了
したら、次にメンテナンス端末1からは、DTC数を要
求するコマンドが通信サーバ3へ送信される(ステップ
S6)。ここで、DTC数とは車両4の状況を示す故障
診断コード、すなわちDTC(Diagnostic Trouble Cod
e)の数のことである。DTC数を要求するコマンドを
受信した通信サーバ3は、これをECU11に対する通
信規格に変更して、ECU11へ中継する(ステップS
7)。通信サーバ3からDTC数要求コマンドの中継を
受けたECU11は、記憶部からDTC数を取出し(ス
テップS8)、これを通信サーバ3へ送信する(ステッ
プS9)。そして、ECU11からDTC数を受信した
通信サーバ3は、これをメンテナンス端末1に対する通
信規格に変更して、メンテナンス端末1へ中継する(ス
テップS10)。
したら、次にメンテナンス端末1からは、DTC数を要
求するコマンドが通信サーバ3へ送信される(ステップ
S6)。ここで、DTC数とは車両4の状況を示す故障
診断コード、すなわちDTC(Diagnostic Trouble Cod
e)の数のことである。DTC数を要求するコマンドを
受信した通信サーバ3は、これをECU11に対する通
信規格に変更して、ECU11へ中継する(ステップS
7)。通信サーバ3からDTC数要求コマンドの中継を
受けたECU11は、記憶部からDTC数を取出し(ス
テップS8)、これを通信サーバ3へ送信する(ステッ
プS9)。そして、ECU11からDTC数を受信した
通信サーバ3は、これをメンテナンス端末1に対する通
信規格に変更して、メンテナンス端末1へ中継する(ス
テップS10)。
【0021】DTC数を受信したメンテナンス端末1
は、DTC数をチェックしてDTC数が「0」の場合
は、「DTCなし」をメンテナンス端末1の操作者に対
して表示する(ステップS11)。また、DTC数が
「1以上」の場合は、通信サーバ3へ、フリーズデータ
原因DTCを要求するコマンドを送信する(ステップS
12)。ここで、フリーズデータとはDTCを発行した
時のカレントデータを表すものであって、フリーズデー
タは通常1つのDTCに対応するものしか保存しない。
従って、この保存されるフリーズデータは、DTCの中
でも優先順位が高く、よりトラブルとして重要なDTC
に対応したデータが保存される。この時のDTCをフリ
ーズデータ原因DTCという。
は、DTC数をチェックしてDTC数が「0」の場合
は、「DTCなし」をメンテナンス端末1の操作者に対
して表示する(ステップS11)。また、DTC数が
「1以上」の場合は、通信サーバ3へ、フリーズデータ
原因DTCを要求するコマンドを送信する(ステップS
12)。ここで、フリーズデータとはDTCを発行した
時のカレントデータを表すものであって、フリーズデー
タは通常1つのDTCに対応するものしか保存しない。
従って、この保存されるフリーズデータは、DTCの中
でも優先順位が高く、よりトラブルとして重要なDTC
に対応したデータが保存される。この時のDTCをフリ
ーズデータ原因DTCという。
【0022】フリーズデータ原因DTCを要求するコマ
ンドを受信した通信サーバ3は、これをECU11に対
する通信規格に変更して、ECU11へ中継する(ステ
ップS13)。通信サーバ3からフリーズデータ原因D
TC要求コマンドの中継を受けたECU11は、記憶部
からフリーズデータ原因DTCを取出し(ステップS1
4)、これを通信サーバ3へ送信する(ステップS1
5)。そして、ECU11からフリーズデータ原因DT
Cを受信した通信サーバ3は、これをメンテナンス端末
1に対する通信規格に変更して、メンテナンス端末1へ
中継する(ステップS16)。
ンドを受信した通信サーバ3は、これをECU11に対
する通信規格に変更して、ECU11へ中継する(ステ
ップS13)。通信サーバ3からフリーズデータ原因D
TC要求コマンドの中継を受けたECU11は、記憶部
からフリーズデータ原因DTCを取出し(ステップS1
4)、これを通信サーバ3へ送信する(ステップS1
5)。そして、ECU11からフリーズデータ原因DT
Cを受信した通信サーバ3は、これをメンテナンス端末
1に対する通信規格に変更して、メンテナンス端末1へ
中継する(ステップS16)。
【0023】次に、図4において、フリーズデータ原因
DTCを受信したメンテナンス端末1は、これをメンテ
ナンス端末1の操作者に対して表示する(ステップS1
7)と共に、通信サーバ3へ、フリーズデータリストを
要求するコマンドを送信する(ステップS18)。な
お、ステップS17において、フリーズデータ原因DT
Cを操作者に表示する場合、DTCに対応する文書をデ
ータベースから取り出してDTCと共に表示しても良
い。ここで、データベースはメンテナンス端末1上であ
っても、通信網2上であっても、アクセスできる場所に
あれば場所を選ばない。フリーズデータリストを要求す
るコマンドを受信した通信サーバ3は、これをECU1
1に対する通信規格に変更して、ECU11へ中継する
(ステップS19)。
DTCを受信したメンテナンス端末1は、これをメンテ
ナンス端末1の操作者に対して表示する(ステップS1
7)と共に、通信サーバ3へ、フリーズデータリストを
要求するコマンドを送信する(ステップS18)。な
お、ステップS17において、フリーズデータ原因DT
Cを操作者に表示する場合、DTCに対応する文書をデ
ータベースから取り出してDTCと共に表示しても良
い。ここで、データベースはメンテナンス端末1上であ
っても、通信網2上であっても、アクセスできる場所に
あれば場所を選ばない。フリーズデータリストを要求す
るコマンドを受信した通信サーバ3は、これをECU1
1に対する通信規格に変更して、ECU11へ中継する
(ステップS19)。
【0024】通信サーバ3からフリーズデータリスト要
求コマンドの中継を受けたECU11は、記憶部からフ
リーズデータリストを取出し(ステップS20)、これ
を通信サーバ3へ送信する(ステップS21)。そし
て、ECU11からフリーズデータリストを受信した通
信サーバ3は、これをメンテナンス端末1に対する通信
規格に変更して、メンテナンス端末1へ中継する(ステ
ップS22)。フリーズデータリストを受信したメンテ
ナンス端末1は、これをメンテナンス端末1の操作者に
対して表示し、ECU11に要求するフリーズデータを
操作者に選択させる(ステップS23)。そして、通信
サーバ3へ、選択されたフリーズデータを要求するコマ
ンドを送信する(ステップS24)。
求コマンドの中継を受けたECU11は、記憶部からフ
リーズデータリストを取出し(ステップS20)、これ
を通信サーバ3へ送信する(ステップS21)。そし
て、ECU11からフリーズデータリストを受信した通
信サーバ3は、これをメンテナンス端末1に対する通信
規格に変更して、メンテナンス端末1へ中継する(ステ
ップS22)。フリーズデータリストを受信したメンテ
ナンス端末1は、これをメンテナンス端末1の操作者に
対して表示し、ECU11に要求するフリーズデータを
操作者に選択させる(ステップS23)。そして、通信
サーバ3へ、選択されたフリーズデータを要求するコマ
ンドを送信する(ステップS24)。
【0025】フリーズデータを要求するコマンドを受信
した通信サーバ3は、これをECU11に対する通信規
格に変更して、ECU11へ中継する(ステップS2
5)。通信サーバ3からフリーズデータ要求コマンドの
中継を受けたECU11は、記憶部からフリーズデータ
を取出し(ステップS26)、これを通信サーバ3へ送
信する(ステップS27)。そして、ECU11からフ
リーズデータリストを受信した通信サーバ3は、これを
メンテナンス端末1に対する通信規格に変更して、メン
テナンス端末1へ中継する(ステップS28)。フリー
ズデータを受信したメンテナンス端末1は、これをメン
テナンス端末1の操作者に対して表示し、操作者に車両
4の故障原因を判断させる(ステップS29)。なお、
1つの問題に対してDTCが複数存在する場合は、ステ
ップS23とステップS29を繰り返し実行し、メンテ
ナンス端末1の操作者に車両4の故障原因を判断させ
る。
した通信サーバ3は、これをECU11に対する通信規
格に変更して、ECU11へ中継する(ステップS2
5)。通信サーバ3からフリーズデータ要求コマンドの
中継を受けたECU11は、記憶部からフリーズデータ
を取出し(ステップS26)、これを通信サーバ3へ送
信する(ステップS27)。そして、ECU11からフ
リーズデータリストを受信した通信サーバ3は、これを
メンテナンス端末1に対する通信規格に変更して、メン
テナンス端末1へ中継する(ステップS28)。フリー
ズデータを受信したメンテナンス端末1は、これをメン
テナンス端末1の操作者に対して表示し、操作者に車両
4の故障原因を判断させる(ステップS29)。なお、
1つの問題に対してDTCが複数存在する場合は、ステ
ップS23とステップS29を繰り返し実行し、メンテ
ナンス端末1の操作者に車両4の故障原因を判断させ
る。
【0026】以上がリモートメンテナンスシステムの処
理の流れにおけるメンテナンス端末1と通信サーバ3、
及びECU11の動作であるが、次に、図面を参照して
メンテナンス端末1とECU11との間で送受信される
データ及びコマンドについて説明する。図5は、メンテ
ナンス端末1から通信サーバ3を介してECU11に送
信されるリクエストメッセージの一例を示した図であ
る。図5に示すように、リクエストメッセージは、最長
で11バイトのデータ長を持つ信号であって、1〜3バ
イト目までは固定のデータが入力される。また、4〜1
0バイト目は最大7バイトのデータ領域であり、11バ
イト目はチェックサムである。これにより、メンテナン
ス端末1は、ECU11に対して(1)ダミーメッセー
ジ、(2)カレントデータ全リスト、(3)カレントデ
ータ拡張リスト、(4)カレントデータ、(5)フリー
ズデータの原因DTC、(6)フリーズデータ全リス
ト、(7)フリーズデータ拡張リスト、(8)フリーズ
データ、(9)DTC数、(10)DTC等の要求を行
う。
理の流れにおけるメンテナンス端末1と通信サーバ3、
及びECU11の動作であるが、次に、図面を参照して
メンテナンス端末1とECU11との間で送受信される
データ及びコマンドについて説明する。図5は、メンテ
ナンス端末1から通信サーバ3を介してECU11に送
信されるリクエストメッセージの一例を示した図であ
る。図5に示すように、リクエストメッセージは、最長
で11バイトのデータ長を持つ信号であって、1〜3バ
イト目までは固定のデータが入力される。また、4〜1
0バイト目は最大7バイトのデータ領域であり、11バ
イト目はチェックサムである。これにより、メンテナン
ス端末1は、ECU11に対して(1)ダミーメッセー
ジ、(2)カレントデータ全リスト、(3)カレントデ
ータ拡張リスト、(4)カレントデータ、(5)フリー
ズデータの原因DTC、(6)フリーズデータ全リス
ト、(7)フリーズデータ拡張リスト、(8)フリーズ
データ、(9)DTC数、(10)DTC等の要求を行
う。
【0027】一方、図6は、ECU11から通信サーバ
3を介してメンテナンス端末1に送信されるレスポンス
メッセージの一例を示した図である。図6に示すよう
に、レスポンスメッセージは、リクエストメッセージと
同様に最長で11バイトのデータ長を持つ信号であっ
て、1〜2バイト目までは固定のデータが入力される。
また、3バイト目はECU内部のアドレスを示し、4〜
10バイト目は最大7バイトのデータ領域である。ま
た、11バイト目はチェックサムである。
3を介してメンテナンス端末1に送信されるレスポンス
メッセージの一例を示した図である。図6に示すよう
に、レスポンスメッセージは、リクエストメッセージと
同様に最長で11バイトのデータ長を持つ信号であっ
て、1〜2バイト目までは固定のデータが入力される。
また、3バイト目はECU内部のアドレスを示し、4〜
10バイト目は最大7バイトのデータ領域である。ま
た、11バイト目はチェックサムである。
【0028】なお、特に(1)ダミーメッセージ、
(2)カレントデータ全リスト、(3)カレントデータ
拡張リスト、(4)カレントデータ、(9)DTC数の
6〜9バイト目、及び(6)フリーズデータ全リスト、
(7)フリーズデータ拡張リスト、(8)フリーズデー
タの7〜10バイト目は、1バイト=8ビットのデータ
枠が4個で計32個のビットに対応した32種類の情報
を送受信できることを表している。例えば、(6)フリ
ーズデータ全リストにおいては、32ビット中の1ビッ
ト目が「1」の時はO2センサ22による酸素濃度の情
報が、2ビット目が「1」の時はスロットル開度センサ
23によるスロットル開度の情報が、3ビット目が
「1」の時は水温センサ24によるエンジン冷却水温度
の情報がそれぞれフリーズデータとして記憶されている
ことを示す。
(2)カレントデータ全リスト、(3)カレントデータ
拡張リスト、(4)カレントデータ、(9)DTC数の
6〜9バイト目、及び(6)フリーズデータ全リスト、
(7)フリーズデータ拡張リスト、(8)フリーズデー
タの7〜10バイト目は、1バイト=8ビットのデータ
枠が4個で計32個のビットに対応した32種類の情報
を送受信できることを表している。例えば、(6)フリ
ーズデータ全リストにおいては、32ビット中の1ビッ
ト目が「1」の時はO2センサ22による酸素濃度の情
報が、2ビット目が「1」の時はスロットル開度センサ
23によるスロットル開度の情報が、3ビット目が
「1」の時は水温センサ24によるエンジン冷却水温度
の情報がそれぞれフリーズデータとして記憶されている
ことを示す。
【0029】また、(10)DTCは5、6バイト目、
7、8バイト目、9、10バイト目を利用して16バイ
トのDTCを3個送信する。これにより、ECU11
は、メンテナンス端末1に対して(1)ダミーメッセー
ジ、(2)カレントデータ全リスト、(3)カレントデ
ータ拡張リスト、(4)カレントデータ、(5)フリー
ズデータの原因DTC、(6)フリーズデータ全リス
ト、(7)フリーズデータ拡張リスト、(8)フリーズ
データ、(9)DTC数、(10)DTC等の返信を行
う。
7、8バイト目、9、10バイト目を利用して16バイ
トのDTCを3個送信する。これにより、ECU11
は、メンテナンス端末1に対して(1)ダミーメッセー
ジ、(2)カレントデータ全リスト、(3)カレントデ
ータ拡張リスト、(4)カレントデータ、(5)フリー
ズデータの原因DTC、(6)フリーズデータ全リス
ト、(7)フリーズデータ拡張リスト、(8)フリーズ
データ、(9)DTC数、(10)DTC等の返信を行
う。
【0030】なお、図5のリクエストメッセージとレス
ポンスメッセージの説明において、(1)ダミーメッセ
ージの要求及び返信に係わるデータが(2)カレントデ
ータ全リストの要求及び返信に係わるデータと同一であ
るが、本実施の形態では、ダミー(見せかけ)として送
受信するデータは、カレントデータ全リストの要求及び
返信に係わるデータと同一とする。ここで、ダミーメッ
セージとは、イニシャリゼーションにより通常モードか
ら故障診断モードへ変更されたECU11のモードが、
通常モードに戻らないように一定のタイミングで送るメ
ッセージのことを言う。また、上述のリクエストメッセ
ージ、あるいはレスポンスメッセージのフォーマット
は、通信規格のSAE1978、SAE1979、IS
O9141−2のメッセージフォーマットに準拠したも
のである。
ポンスメッセージの説明において、(1)ダミーメッセ
ージの要求及び返信に係わるデータが(2)カレントデ
ータ全リストの要求及び返信に係わるデータと同一であ
るが、本実施の形態では、ダミー(見せかけ)として送
受信するデータは、カレントデータ全リストの要求及び
返信に係わるデータと同一とする。ここで、ダミーメッ
セージとは、イニシャリゼーションにより通常モードか
ら故障診断モードへ変更されたECU11のモードが、
通常モードに戻らないように一定のタイミングで送るメ
ッセージのことを言う。また、上述のリクエストメッセ
ージ、あるいはレスポンスメッセージのフォーマット
は、通信規格のSAE1978、SAE1979、IS
O9141−2のメッセージフォーマットに準拠したも
のである。
【0031】また、以上の説明においては、リモートメ
ンテナンスシステムの処理の流れにおけるメンテナンス
端末1と通信サーバ3、及びECU11の動作を示すシ
ーケンス図を、メンテナンス端末1と通信サーバ3との
通信を中継するデータ管理サーバ5の動作を省略して説
明したが、次にデータ管理サーバ5の動作を図面を参照
して説明する。まず図7のフローチャートを用いて、デ
ータ管理サーバ5がメンテナンス端末1、または通信サ
ーバ3からデータを送信された場合のデータ受信動作を
説明する。
ンテナンスシステムの処理の流れにおけるメンテナンス
端末1と通信サーバ3、及びECU11の動作を示すシ
ーケンス図を、メンテナンス端末1と通信サーバ3との
通信を中継するデータ管理サーバ5の動作を省略して説
明したが、次にデータ管理サーバ5の動作を図面を参照
して説明する。まず図7のフローチャートを用いて、デ
ータ管理サーバ5がメンテナンス端末1、または通信サ
ーバ3からデータを送信された場合のデータ受信動作を
説明する。
【0032】図7において、まずデータ管理サーバ5
は、メンテナンス端末1、または通信サーバ3からデー
タを受信すると(ステップS31)、これをデータ管理
サーバ5内に設けられた記憶部に保存する(ステップS
32)。次に、データ受信に関するエラー発生の有無を
判定し(ステップS33)、エラーが発生していた場合
(ステップS33のYES)、エラー処理を行って(ス
テップS34)、レスポンス信号にエラーを設定する
(ステップS35)。また、ステップS33において、
エラーが発生していなかった場合(ステップS33のN
O)、レスポンス信号にエラー無しを設定する(ステッ
プS36)。そして、レスポンス信号の設定が完了した
ら、データを送信したメンテナンス端末1、または通信
サーバ3に対してレスポンス信号を送信する(ステップ
S37)。
は、メンテナンス端末1、または通信サーバ3からデー
タを受信すると(ステップS31)、これをデータ管理
サーバ5内に設けられた記憶部に保存する(ステップS
32)。次に、データ受信に関するエラー発生の有無を
判定し(ステップS33)、エラーが発生していた場合
(ステップS33のYES)、エラー処理を行って(ス
テップS34)、レスポンス信号にエラーを設定する
(ステップS35)。また、ステップS33において、
エラーが発生していなかった場合(ステップS33のN
O)、レスポンス信号にエラー無しを設定する(ステッ
プS36)。そして、レスポンス信号の設定が完了した
ら、データを送信したメンテナンス端末1、または通信
サーバ3に対してレスポンス信号を送信する(ステップ
S37)。
【0033】次に図8のフローチャートを用いて、デー
タ管理サーバ5がメンテナンス端末1、または通信サー
バ3からデータを要求された場合のデータ要求受信動作
を説明する。図8において、まずデータ管理サーバ5
は、メンテナンス端末1、または通信サーバ3からデー
タ要求を受信すると(ステップS41)、これをきっか
けにデータ管理サーバ5内に設けられた記憶部を検索し
て要求されたデータを探す(ステップS42)。次に、
データ要求受信に関するエラー発生の有無を判定し(ス
テップS43)、エラーが発生していた場合(ステップ
S43のYES)、エラー処理を行って(ステップS4
4)、レスポンス信号にエラーを設定する(ステップS
45)。また、ステップS43において、エラーが発生
していなかった場合(ステップS43のNO)、データ
管理サーバ5は、記憶部に要求されたデータが保存され
ているか否かを判定する(ステップS46)。
タ管理サーバ5がメンテナンス端末1、または通信サー
バ3からデータを要求された場合のデータ要求受信動作
を説明する。図8において、まずデータ管理サーバ5
は、メンテナンス端末1、または通信サーバ3からデー
タ要求を受信すると(ステップS41)、これをきっか
けにデータ管理サーバ5内に設けられた記憶部を検索し
て要求されたデータを探す(ステップS42)。次に、
データ要求受信に関するエラー発生の有無を判定し(ス
テップS43)、エラーが発生していた場合(ステップ
S43のYES)、エラー処理を行って(ステップS4
4)、レスポンス信号にエラーを設定する(ステップS
45)。また、ステップS43において、エラーが発生
していなかった場合(ステップS43のNO)、データ
管理サーバ5は、記憶部に要求されたデータが保存され
ているか否かを判定する(ステップS46)。
【0034】ステップS46において、記憶部に要求さ
れたデータが保存されている場合(ステップS46のY
ES)、レスポンス信号に要求されたデータ自身を設定
する(ステップS47)。また、ステップS46におい
て、記憶部に要求されたデータが保存されていなかった
場合(ステップS46のNO)、レスポンス信号にデー
タ無しを設定する(ステップS48)。そして、レスポ
ンス信号の設定が完了したら、データを送信したメンテ
ナンス端末1、または通信サーバ3に対してレスポンス
信号を送信する(ステップS49)。
れたデータが保存されている場合(ステップS46のY
ES)、レスポンス信号に要求されたデータ自身を設定
する(ステップS47)。また、ステップS46におい
て、記憶部に要求されたデータが保存されていなかった
場合(ステップS46のNO)、レスポンス信号にデー
タ無しを設定する(ステップS48)。そして、レスポ
ンス信号の設定が完了したら、データを送信したメンテ
ナンス端末1、または通信サーバ3に対してレスポンス
信号を送信する(ステップS49)。
【0035】なお、データ管理サーバ5におけるメンテ
ナンス端末1と通信サーバ3との間のコマンドの中継方
法も、上述のデータの中継方法と同一なので、ここでは
説明を省略する。そこで、次に図9を用いて、上述のデ
ータ管理サーバ5がデータまたはデータ要求のコマンド
を受信する際にメンテナンス端末1、または通信サーバ
3から送信される信号、そして、データまたはデータ要
求のコマンドに応答したメンテナンス端末1、または通
信サーバ3から送信される信号のデータ構造、更にはデ
ータ管理サーバ5における受信したデータの管理方法を
説明する。
ナンス端末1と通信サーバ3との間のコマンドの中継方
法も、上述のデータの中継方法と同一なので、ここでは
説明を省略する。そこで、次に図9を用いて、上述のデ
ータ管理サーバ5がデータまたはデータ要求のコマンド
を受信する際にメンテナンス端末1、または通信サーバ
3から送信される信号、そして、データまたはデータ要
求のコマンドに応答したメンテナンス端末1、または通
信サーバ3から送信される信号のデータ構造、更にはデ
ータ管理サーバ5における受信したデータの管理方法を
説明する。
【0036】図9(a)に示すように、基本的にデータ
の構造は20バイトの送信元情報と、同様に20バイト
の送信先情報、及びメンテナンス端末1と通信サーバ3
との間で送受信される情報を付加する可変長のデータ・
コマンド領域から構成されている。ここで、送信元、及
び送信先の関係は以下のように指定される。例えば、通
信サーバ3がメンテナンス端末1にコマンドを要求する
場合は、図9(b)の(1)に示すように送信元に通信
サーバ3を示す「server」、送信先にメンテナン
ス端末1を示す「client」を設定し、「getd
ata」コマンドと一緒に図9(a)に示した構造の信
号を、データ管理サーバ5へ送信する。なお、この場合
データ・コマンド領域には何も設定されない。同様に、
例えば、メンテナンス端末1が通信サーバ3に要求され
たコマンドを送信する場合は、図9(b)の(2)に示
すように送信元にメンテナンス端末1を示す「clie
nt」、送信先に通信サーバ3を示す「server」
を設定し、「putdata」コマンドと一緒に図9
(a)に示した構造の信号を、データ管理サーバ5へ送
信する。なお、この場合データ・コマンド領域にはEC
U11に対する情報が設定される。
の構造は20バイトの送信元情報と、同様に20バイト
の送信先情報、及びメンテナンス端末1と通信サーバ3
との間で送受信される情報を付加する可変長のデータ・
コマンド領域から構成されている。ここで、送信元、及
び送信先の関係は以下のように指定される。例えば、通
信サーバ3がメンテナンス端末1にコマンドを要求する
場合は、図9(b)の(1)に示すように送信元に通信
サーバ3を示す「server」、送信先にメンテナン
ス端末1を示す「client」を設定し、「getd
ata」コマンドと一緒に図9(a)に示した構造の信
号を、データ管理サーバ5へ送信する。なお、この場合
データ・コマンド領域には何も設定されない。同様に、
例えば、メンテナンス端末1が通信サーバ3に要求され
たコマンドを送信する場合は、図9(b)の(2)に示
すように送信元にメンテナンス端末1を示す「clie
nt」、送信先に通信サーバ3を示す「server」
を設定し、「putdata」コマンドと一緒に図9
(a)に示した構造の信号を、データ管理サーバ5へ送
信する。なお、この場合データ・コマンド領域にはEC
U11に対する情報が設定される。
【0037】更に、例えば、メンテナンス端末1が通信
サーバ3にデータを要求する場合は、図9(b)の
(3)に示すように送信元にメンテナンス端末1を示す
「client」、送信先に通信サーバ3を示す「se
rver」を設定し、「getdata」コマンドと一
緒に図9(a)に示した構造の信号を、データ管理サー
バ5へ送信する。なお、この場合データ・コマンド領域
には何も設定されない。同様に、例えば、通信サーバ3
がメンテナンス端末1に要求されたデータを送信する場
合は、図9(b)の(4)に示すように送信元に通信サ
ーバ3を示す「server」、送信先にメンテナンス
端末1を示す「client」を設定し、「putda
ta」コマンドと一緒に図9(a)に示した構造の信号
を、データ管理サーバ5へ送信する。なお、この場合デ
ータ・コマンド領域にはECU11から受信した情報が
設定される。
サーバ3にデータを要求する場合は、図9(b)の
(3)に示すように送信元にメンテナンス端末1を示す
「client」、送信先に通信サーバ3を示す「se
rver」を設定し、「getdata」コマンドと一
緒に図9(a)に示した構造の信号を、データ管理サー
バ5へ送信する。なお、この場合データ・コマンド領域
には何も設定されない。同様に、例えば、通信サーバ3
がメンテナンス端末1に要求されたデータを送信する場
合は、図9(b)の(4)に示すように送信元に通信サ
ーバ3を示す「server」、送信先にメンテナンス
端末1を示す「client」を設定し、「putda
ta」コマンドと一緒に図9(a)に示した構造の信号
を、データ管理サーバ5へ送信する。なお、この場合デ
ータ・コマンド領域にはECU11から受信した情報が
設定される。
【0038】また、このような送信元、送信先を指定し
たデータの送受信を行うために、データ管理サーバ5で
は、図9(c)に示すようなデータファイルの管理を行
う。すなわち、データ管理サーバ5では複数の送信元、
あるいは送信先に対応し、かつ同じ送信元、及び送信先
における複数のデータの送受信に対応するために、送信
元、及び送信先を指定したシーケンシャル管理ファイル
と、送信元、及び送信先を指定した送受信バッファファ
イルとを利用する。図9(c)の(1)、(2)に示す
シーケンシャル管理ファイルは、2の64乗までのシー
ケンシャル番号を記憶するファイルであって、それぞれ
データまたはコマンドの要求用と、データまたはコマン
ドの送信用とに分けて作成される。また、要求用と送信
用のファイルは、更に送信元、送信先の情報によって分
類されて管理される。また、シーケンシャル管理ファイ
ルに記憶されたシーケンシャル番号は、メンテナンス端
末1と通信サーバ3との間で対応する通信が発生するた
びに1つカウントアップされる。
たデータの送受信を行うために、データ管理サーバ5で
は、図9(c)に示すようなデータファイルの管理を行
う。すなわち、データ管理サーバ5では複数の送信元、
あるいは送信先に対応し、かつ同じ送信元、及び送信先
における複数のデータの送受信に対応するために、送信
元、及び送信先を指定したシーケンシャル管理ファイル
と、送信元、及び送信先を指定した送受信バッファファ
イルとを利用する。図9(c)の(1)、(2)に示す
シーケンシャル管理ファイルは、2の64乗までのシー
ケンシャル番号を記憶するファイルであって、それぞれ
データまたはコマンドの要求用と、データまたはコマン
ドの送信用とに分けて作成される。また、要求用と送信
用のファイルは、更に送信元、送信先の情報によって分
類されて管理される。また、シーケンシャル管理ファイ
ルに記憶されたシーケンシャル番号は、メンテナンス端
末1と通信サーバ3との間で対応する通信が発生するた
びに1つカウントアップされる。
【0039】一方、図9(c)の(3)、(4)に示す
送受信バッファファイルは、実際にメンテナンス端末1
と通信サーバ3との間で送受信されるデータやコマンド
をバッファリングするためのファイルであって、それぞ
れデータまたはコマンドの要求用と、データまたはコマ
ンドの送信用とに分けて作成される。また、シーケンシ
ャル管理ファイルと同様に、要求用と送信用のファイル
は、更に送信元、送信先の情報によって分類されて管理
される。また、送受信バッファファイルは、実際のメン
テナンス端末1と通信サーバ3との間の送受信データや
送受信コマンドのやり取りを、順番を変えずに管理する
ために、図9(c)に示すように、ファイル名が送信元
及び送信先の情報と、対応するシーケンシャル管理ファ
イルに記憶されたシーケンシャル番号とで構成されてい
る。これにより、データ管理サーバ5は、複数のメンテ
ナンス端末1と通信サーバ3との間で送受信されるデー
タやコマンドを、それぞれのメンテナンス端末1と通信
サーバ3との間毎に個別かつ時系列で管理することによ
り、メンテナンス端末1と通信サーバ3との間で送受信
されるデータやコマンドを間違いなく中継することがで
きる。
送受信バッファファイルは、実際にメンテナンス端末1
と通信サーバ3との間で送受信されるデータやコマンド
をバッファリングするためのファイルであって、それぞ
れデータまたはコマンドの要求用と、データまたはコマ
ンドの送信用とに分けて作成される。また、シーケンシ
ャル管理ファイルと同様に、要求用と送信用のファイル
は、更に送信元、送信先の情報によって分類されて管理
される。また、送受信バッファファイルは、実際のメン
テナンス端末1と通信サーバ3との間の送受信データや
送受信コマンドのやり取りを、順番を変えずに管理する
ために、図9(c)に示すように、ファイル名が送信元
及び送信先の情報と、対応するシーケンシャル管理ファ
イルに記憶されたシーケンシャル番号とで構成されてい
る。これにより、データ管理サーバ5は、複数のメンテ
ナンス端末1と通信サーバ3との間で送受信されるデー
タやコマンドを、それぞれのメンテナンス端末1と通信
サーバ3との間毎に個別かつ時系列で管理することによ
り、メンテナンス端末1と通信サーバ3との間で送受信
されるデータやコマンドを間違いなく中継することがで
きる。
【0040】なお、上述の実施の形態では、ECU11
から通信サーバ3を介してメンテナンス端末1へ送信さ
れる情報はDTCが中心であったが、例えばECU1
1、あるいは通信サーバ3にカメラ等の撮像装置とマイ
ク等の集音装置を接続し、車両4の状態を診断するため
の画像や音をメンテナンス端末1へ送信するようにして
も良い。これにより、メンテナンス端末1側の操作者
が、車両4に関するより詳細な情報を取得することがで
きる。
から通信サーバ3を介してメンテナンス端末1へ送信さ
れる情報はDTCが中心であったが、例えばECU1
1、あるいは通信サーバ3にカメラ等の撮像装置とマイ
ク等の集音装置を接続し、車両4の状態を診断するため
の画像や音をメンテナンス端末1へ送信するようにして
も良い。これにより、メンテナンス端末1側の操作者
が、車両4に関するより詳細な情報を取得することがで
きる。
【0041】また、上述の実施の形態のリモートメンテ
ナンスシステムの説明では、ECU11とメンテナンス
端末1とのデータ、またはコマンドの送受信によるリモ
ートメンテナンスを主に説明したが、例えば通信網2に
ISDNやADSL(Asymmetric Digital Subscriber
Line)、更にはIP Phone等の技術を用いること
で、データやコマンドの送受信と同時に、メーカ6の技
術者とディーラ7のサービスマンとの間の音声通話を行
うようにしても良い。これにより、詳細な状況を確認し
ながらリモートメンテナンスが行えるので、より確実な
診断結果や整備内容を得ることができる。また、上述の
実施の形態で説明したデータ管理サーバ5は、リモート
メンテナンス端末1と通信サーバ3とが1台ずつの場合
では設けなくても良い。
ナンスシステムの説明では、ECU11とメンテナンス
端末1とのデータ、またはコマンドの送受信によるリモ
ートメンテナンスを主に説明したが、例えば通信網2に
ISDNやADSL(Asymmetric Digital Subscriber
Line)、更にはIP Phone等の技術を用いること
で、データやコマンドの送受信と同時に、メーカ6の技
術者とディーラ7のサービスマンとの間の音声通話を行
うようにしても良い。これにより、詳細な状況を確認し
ながらリモートメンテナンスが行えるので、より確実な
診断結果や整備内容を得ることができる。また、上述の
実施の形態で説明したデータ管理サーバ5は、リモート
メンテナンス端末1と通信サーバ3とが1台ずつの場合
では設けなくても良い。
【0042】以上説明したように、本実施の形態のリモ
ートメンテナンスシステムは、車両4に異常が発生した
場合に、例えば車両4をディーラ7へ入庫すると、ディ
ーラ7において通信サーバ3が接続されて、メーカ6側
に用意されたメンテナンス端末1と車両4に搭載された
ECU11とを通信可能にする。そこで、メーカ6の技
術者は、メンテナンス端末1を用いてECU11から車
両4の状況を示すメンテナンス情報を取得し、これを判
断することにより、ディーラ7のサービスマンに適切な
指示を与えたり、自らメンテナンス端末1を操作して、
車両4に対するメンテナンスを実行することが可能とな
る。従って、従来は車両4が保管されている場所まで出
向いて実行していた詳細なメンテナンスも、遠隔地から
実行することができるようになる。
ートメンテナンスシステムは、車両4に異常が発生した
場合に、例えば車両4をディーラ7へ入庫すると、ディ
ーラ7において通信サーバ3が接続されて、メーカ6側
に用意されたメンテナンス端末1と車両4に搭載された
ECU11とを通信可能にする。そこで、メーカ6の技
術者は、メンテナンス端末1を用いてECU11から車
両4の状況を示すメンテナンス情報を取得し、これを判
断することにより、ディーラ7のサービスマンに適切な
指示を与えたり、自らメンテナンス端末1を操作して、
車両4に対するメンテナンスを実行することが可能とな
る。従って、従来は車両4が保管されている場所まで出
向いて実行していた詳細なメンテナンスも、遠隔地から
実行することができるようになる。
【0043】
【発明の効果】以上の如く、請求項1に記載のリモート
メンテナンスシステムによれば、通信サーバが移動体の
制御装置から移動体の状況を示すメンテナンス情報を取
得してメンテナンス端末へ送信し、メンテナンス端末の
操作者にメンテナンス情報を表示して、移動体に対する
制御情報の入力を促す。そして、操作者の入力に基づい
た制御情報を通信サーバへ送信し、通信サーバは、これ
を制御装置に設定して制御装置を動作させることで、メ
ンテナンス端末の操作者が遠隔地より、制御装置を動作
させることができるようになる。従って、メンテナンス
端末の操作者が、移動体の保管場所まで出向く必要がな
くなるので、移動に伴う時間と費用が削減できるという
効果が得られる。移動に伴う時間が削減できれば、メン
テナンスの効率も向上する。
メンテナンスシステムによれば、通信サーバが移動体の
制御装置から移動体の状況を示すメンテナンス情報を取
得してメンテナンス端末へ送信し、メンテナンス端末の
操作者にメンテナンス情報を表示して、移動体に対する
制御情報の入力を促す。そして、操作者の入力に基づい
た制御情報を通信サーバへ送信し、通信サーバは、これ
を制御装置に設定して制御装置を動作させることで、メ
ンテナンス端末の操作者が遠隔地より、制御装置を動作
させることができるようになる。従って、メンテナンス
端末の操作者が、移動体の保管場所まで出向く必要がな
くなるので、移動に伴う時間と費用が削減できるという
効果が得られる。移動に伴う時間が削減できれば、メン
テナンスの効率も向上する。
【0044】また、メンテナンス端末から制御装置を自
由に操れるので、即時性が要求されるような事象に対し
ても対応することができるようになる。更に、通信網が
接続されていればメンテナンス端末を機能させることが
できるので、移動体の保管場所に係わらず、メンテナン
ス端末の操作者は場所を選ばずにメンテナンスを実行で
きるという効果が得られる。また、通信網を接続できれ
ばメンテナンスができるので、移動体の数に係わらずに
メンテナンスを実行することができる。また、メンテナ
ンス端末の操作者は、メンテナンス対象の移動体に関す
るロギングデータを容易に入手することが可能となる。
由に操れるので、即時性が要求されるような事象に対し
ても対応することができるようになる。更に、通信網が
接続されていればメンテナンス端末を機能させることが
できるので、移動体の保管場所に係わらず、メンテナン
ス端末の操作者は場所を選ばずにメンテナンスを実行で
きるという効果が得られる。また、通信網を接続できれ
ばメンテナンスができるので、移動体の数に係わらずに
メンテナンスを実行することができる。また、メンテナ
ンス端末の操作者は、メンテナンス対象の移動体に関す
るロギングデータを容易に入手することが可能となる。
【0045】請求項2に記載のリモートメンテナンスシ
ステムによれば、データ管理サーバにより、メンテナン
ス端末から通信サーバへ、または通信サーバからメンテ
ナンス端末への通信データを一時記憶し、該通信データ
をそれぞれメンテナンス端末、または通信サーバの要求
タイミングで取得できるようにすることができる。従っ
て、両者の間の通信の効率を向上させることができ、更
にメンテナンス端末と複数の移動体との間でデータの送
受信が発生しても、データ管理サーバがデータをバッフ
ァリングしてデータの流れを制御するので、メンテナン
ス端末は、データ管理サーバを特定の通信相手として通
信を行えば良く、通信に係る処理の負担を減らすことが
できるという効果が得られる。
ステムによれば、データ管理サーバにより、メンテナン
ス端末から通信サーバへ、または通信サーバからメンテ
ナンス端末への通信データを一時記憶し、該通信データ
をそれぞれメンテナンス端末、または通信サーバの要求
タイミングで取得できるようにすることができる。従っ
て、両者の間の通信の効率を向上させることができ、更
にメンテナンス端末と複数の移動体との間でデータの送
受信が発生しても、データ管理サーバがデータをバッフ
ァリングしてデータの流れを制御するので、メンテナン
ス端末は、データ管理サーバを特定の通信相手として通
信を行えば良く、通信に係る処理の負担を減らすことが
できるという効果が得られる。
【0046】請求項3に記載のリモートメンテナンスシ
ステムによれば、複数の通信サーバと複数のメンテナン
ス端末間の送受信データを容易に区別して、メンテナン
ス端末、あるいは通信サーバにデータを要求された時
に、ファイル名から複数の送受信データの送信先、送信
元を特定して送受信データの中継を行うことができる。
従って、データ管理サーバが複数の通信サーバと複数の
メンテナンス端末間の送受信データの中継を行う際に、
送信先、送信元を間違えずに中継することができる。ま
た、送信先、送信元の情報が送受信データの中身を確認
せずに特定できるため、通信の効率を向上できるという
効果が得られる。
ステムによれば、複数の通信サーバと複数のメンテナン
ス端末間の送受信データを容易に区別して、メンテナン
ス端末、あるいは通信サーバにデータを要求された時
に、ファイル名から複数の送受信データの送信先、送信
元を特定して送受信データの中継を行うことができる。
従って、データ管理サーバが複数の通信サーバと複数の
メンテナンス端末間の送受信データの中継を行う際に、
送信先、送信元を間違えずに中継することができる。ま
た、送信先、送信元の情報が送受信データの中身を確認
せずに特定できるため、通信の効率を向上できるという
効果が得られる。
【図1】 本発明の一実施の形態のリモートメンテナン
スシステムの構成を示すブロック図である。
スシステムの構成を示すブロック図である。
【図2】 同実施の形態のリモートメンテナンスシステ
ムによりメンテナンスが行われる車両の構成を示すブロ
ック図である。
ムによりメンテナンスが行われる車両の構成を示すブロ
ック図である。
【図3】 同実施の形態のリモートメンテナンスシステ
ムの全体動作を示すシーケンス図である。
ムの全体動作を示すシーケンス図である。
【図4】 同実施の形態のリモートメンテナンスシステ
ムの全体動作を示すシーケンス図である。
ムの全体動作を示すシーケンス図である。
【図5】 同実施の形態のリモートメンテナンスシステ
ムで送受信されるリクエストメッセージデータの構造を
示す図である。
ムで送受信されるリクエストメッセージデータの構造を
示す図である。
【図6】 同実施の形態のリモートメンテナンスシステ
ムで送受信されるレスポンスメッセージデータの構造を
示す図である。
ムで送受信されるレスポンスメッセージデータの構造を
示す図である。
【図7】 同実施の形態のリモートメンテナンスシステ
ムに備えられたデータ管理サーバのデータ受信動作を示
すフローチャートである。
ムに備えられたデータ管理サーバのデータ受信動作を示
すフローチャートである。
【図8】 同実施の形態のリモートメンテナンスシステ
ムに備えられたデータ管理サーバのデータ要求受信動作
を示すフローチャートである。
ムに備えられたデータ管理サーバのデータ要求受信動作
を示すフローチャートである。
【図9】 同実施の形態のリモートメンテナンスシステ
ムに備えられたデータ管理サーバに対する送受信データ
構造とデータ管理サーバのデータファイル管理方法を示
す図である。
ムに備えられたデータ管理サーバに対する送受信データ
構造とデータ管理サーバのデータファイル管理方法を示
す図である。
1 メンテナンス端末
2 通信網
3 通信サーバ
4 車両
5 データ管理サーバ
11 ECU
Claims (3)
- 【請求項1】 遠隔地から移動体の制御装置を監視して
該移動体のメンテナンスを行うためのリモートメンテナ
ンスシステムであって、 通信網に接続されて、前記通信網から受信した前記移動
体の状況を示すメンテナンス情報を操作者に対して表示
すると共に、前記通信網へ前記制御装置に対する制御情
報を送信するメンテナンス端末と、 前記制御装置と前記通信網との間に接続されると共に、
前記制御装置から取得した前記メンテナンス情報を前記
メンテナンス端末へ送信し、前記メンテナンス端末から
送信された前記制御情報を受信して前記制御装置へ設定
する通信サーバとを備えたことを特徴とするリモートメ
ンテナンスシステム。 - 【請求項2】 前記メンテナンス端末と前記通信サーバ
との間で送受信される前記メンテナンス情報あるいは前
記制御情報を記憶して両者の通信を仲介するデータ管理
サーバを備え、 前記メンテナンス端末と前記通信サーバが、前記メンテ
ナンス情報あるいは前記制御情報を、前記データ管理サ
ーバを介して送受信することを特徴とする請求項1に記
載のリモートメンテナンスシステム。 - 【請求項3】 前記データ管理サーバが、 前記メンテナンス情報あるいは前記制御情報を、該メン
テナンス情報あるいは該制御情報の送信元と送信先を示
す情報をファイル名とするファイルへ記憶することを特
徴とする請求項1、または請求項2に記載のリモートメ
ンテナンスシステム。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001318118A JP2003122426A (ja) | 2001-10-16 | 2001-10-16 | リモートメンテナンスシステム |
PCT/JP2002/010758 WO2003034166A1 (fr) | 2001-10-16 | 2002-10-16 | Systeme d'entretien a distance |
GB0408088A GB2398133B (en) | 2001-10-16 | 2002-10-16 | Remote maintenance system |
US10/491,436 US7236862B2 (en) | 2001-10-16 | 2002-10-16 | Remote maintenance system |
DE10297311T DE10297311T5 (de) | 2001-10-16 | 2002-10-16 | Fern-Wartungssystem |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001318118A JP2003122426A (ja) | 2001-10-16 | 2001-10-16 | リモートメンテナンスシステム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003122426A true JP2003122426A (ja) | 2003-04-25 |
Family
ID=19135884
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001318118A Pending JP2003122426A (ja) | 2001-10-16 | 2001-10-16 | リモートメンテナンスシステム |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US7236862B2 (ja) |
JP (1) | JP2003122426A (ja) |
DE (1) | DE10297311T5 (ja) |
GB (1) | GB2398133B (ja) |
WO (1) | WO2003034166A1 (ja) |
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