JP2003114476A - 一眼レフカメラ - Google Patents
一眼レフカメラInfo
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- JP2003114476A JP2003114476A JP2001310215A JP2001310215A JP2003114476A JP 2003114476 A JP2003114476 A JP 2003114476A JP 2001310215 A JP2001310215 A JP 2001310215A JP 2001310215 A JP2001310215 A JP 2001310215A JP 2003114476 A JP2003114476 A JP 2003114476A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mirror
- shutter
- shooting
- camera
- shooting mode
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Details Of Cameras Including Film Mechanisms (AREA)
- Cameras In General (AREA)
- Shutters For Cameras (AREA)
- Adjustment Of Camera Lenses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 通常撮影モードとミラーアップ撮影モードと
の切り換え操作を簡便にし、ミラーアップ撮影モード設
定時にいつでもレリーズ可能にする。 【解決手段】 ミラーアップ撮影モードにおけるミラー
アップと絞り込み動作はカメラに装着されたアクセサリ
ー9のシャッターボタン10でのみ可能とし、ミラーア
ップ撮影モードにおけるシャッターを開放して撮影を行
う動作はアクセサリー9のシャッターボタン10とカメ
ラ本体1のシャッターボタン5のどちらでも可能とす
る。これにより、ミラーアップ中にとっさに撮影したい
ときでも、従来と同様にカメラ本体1のシャッターボタ
ン5を操作すればよく、従来と同様な操作感覚で迷わず
に撮影を行うことができ、シャッターチャンスを逃すこ
とがない。
の切り換え操作を簡便にし、ミラーアップ撮影モード設
定時にいつでもレリーズ可能にする。 【解決手段】 ミラーアップ撮影モードにおけるミラー
アップと絞り込み動作はカメラに装着されたアクセサリ
ー9のシャッターボタン10でのみ可能とし、ミラーア
ップ撮影モードにおけるシャッターを開放して撮影を行
う動作はアクセサリー9のシャッターボタン10とカメ
ラ本体1のシャッターボタン5のどちらでも可能とす
る。これにより、ミラーアップ中にとっさに撮影したい
ときでも、従来と同様にカメラ本体1のシャッターボタ
ン5を操作すればよく、従来と同様な操作感覚で迷わず
に撮影を行うことができ、シャッターチャンスを逃すこ
とがない。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、撮影時に撮影光路
からミラーを退避させる一眼レフカメラに関する。
からミラーを退避させる一眼レフカメラに関する。
【0002】
【従来の技術】撮影時に撮影光路からミラーを退避させ
る(ミラーアップ)一眼レフカメラでは、ミラーアップ
直後にシャッターを開放すると、ミラーアップによる振
動や衝撃がカメラに伝わってカメラブレが発生し、鮮明
な画像が得られないことがある。
る(ミラーアップ)一眼レフカメラでは、ミラーアップ
直後にシャッターを開放すると、ミラーアップによる振
動や衝撃がカメラに伝わってカメラブレが発生し、鮮明
な画像が得られないことがある。
【0003】この問題を解決するために、レンズの絞り
が絞り込まれミラーアップが完了してからすぐにシャッ
ターを開放する”通常撮影モード”の他に、撮影に先立
ってミラーアップと絞りを行い、撮影者が任意のタイミ
ングでシャッターを開放させる”ミラーアップ撮影モー
ド”を備え、これらのモードを専用の切り換えスイッチ
により切り換える一眼レフカメラが知られている(例え
ば特開平05−323450号公報参照)。この種のカ
メラでは、切り換えスイッチにより通常撮影モードとミ
ラーアップ撮影モードとを切り換え、通常撮影モードで
はシャッターレリーズボタンを操作して撮影を行い、ミ
ラーアップ撮影モードではシャッターレリーズボタンを
操作してミラーアップと絞りを行った後、任意のタイミ
ングでもう一度シャッターレリーズボタンを操作し、撮
影を行う。
が絞り込まれミラーアップが完了してからすぐにシャッ
ターを開放する”通常撮影モード”の他に、撮影に先立
ってミラーアップと絞りを行い、撮影者が任意のタイミ
ングでシャッターを開放させる”ミラーアップ撮影モー
ド”を備え、これらのモードを専用の切り換えスイッチ
により切り換える一眼レフカメラが知られている(例え
ば特開平05−323450号公報参照)。この種のカ
メラでは、切り換えスイッチにより通常撮影モードとミ
ラーアップ撮影モードとを切り換え、通常撮影モードで
はシャッターレリーズボタンを操作して撮影を行い、ミ
ラーアップ撮影モードではシャッターレリーズボタンを
操作してミラーアップと絞りを行った後、任意のタイミ
ングでもう一度シャッターレリーズボタンを操作し、撮
影を行う。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の一眼レフカメラでは、ミラーアップ撮影モード
においてシャッターレリーズボタンをミラーアップ操作
部材とシャッターレリーズ操作部材とに兼用しているの
で、ミラーアップ撮影モードではシャッターレリーズボ
タンを2回操作して撮影を行うことになる。このため、
シャッターチャンスが重要な撮影条件の一つとなる通常
撮影モードで撮影を行うためには、いったん切り換えス
イッチにより通常撮影モードへ切り換えなければなら
ず、操作性が悪い上に、シャッターチャンスを逃してし
まうという問題がある。
た従来の一眼レフカメラでは、ミラーアップ撮影モード
においてシャッターレリーズボタンをミラーアップ操作
部材とシャッターレリーズ操作部材とに兼用しているの
で、ミラーアップ撮影モードではシャッターレリーズボ
タンを2回操作して撮影を行うことになる。このため、
シャッターチャンスが重要な撮影条件の一つとなる通常
撮影モードで撮影を行うためには、いったん切り換えス
イッチにより通常撮影モードへ切り換えなければなら
ず、操作性が悪い上に、シャッターチャンスを逃してし
まうという問題がある。
【0005】本発明の目的は、ミラーアップ撮影モード
における操作を分かり易くし、ミラーアップ撮影モード
設定時にいつでもレリーズ可能にすることにある。
における操作を分かり易くし、ミラーアップ撮影モード
設定時にいつでもレリーズ可能にすることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】(1) 請求項1の発明
は、シャッターボタンが操作されるとミラーアップとレ
ンズの絞り込み動作を行った後に連続してシャッターを
開放して撮影動作を行う通常撮影モードと、シャッター
ボタンの1回目の操作でミラーアップとレンズの絞り込
み動作を行ってその状態を維持し、シャッターボタンの
2回目の操作でシャッターを開放して撮影動作を行うミ
ラーアップ撮影モードとを有し、撮影モードを切り換え
て撮影を行う一眼レフカメラに適用され、前記ミラーア
ップ撮影モードにおけるミラーアップと絞り込み動作は
カメラに装着されたアクセサリーのシャッターボタンで
のみ可能とし、前記ミラーアップ撮影モードにおけるシ
ャッターを開放して撮影を行う動作は前記アクセサリー
のシャッターボタンとカメラ本体のシャッターボタンの
どちらでも可能とする。 (2) 請求項2の一眼レフカメラは、前記カメラのア
クセサリーに前記通常撮影モードと前記ミラーアップ撮
影モードとを切り換える制御装置を設ける。 (3) 請求項3の一眼レフカメラは、撮影レンズの撮
影倍率または焦点距離がブレを発生する値か否かを判定
するブレ判定手段と、前記ブレ判定手段によりブレを発
生する撮影倍率または焦点距離であると判定されると、
前記ミラーアップ撮影モードを設定するミラーアップ撮
影モード設定手段とを備える。
は、シャッターボタンが操作されるとミラーアップとレ
ンズの絞り込み動作を行った後に連続してシャッターを
開放して撮影動作を行う通常撮影モードと、シャッター
ボタンの1回目の操作でミラーアップとレンズの絞り込
み動作を行ってその状態を維持し、シャッターボタンの
2回目の操作でシャッターを開放して撮影動作を行うミ
ラーアップ撮影モードとを有し、撮影モードを切り換え
て撮影を行う一眼レフカメラに適用され、前記ミラーア
ップ撮影モードにおけるミラーアップと絞り込み動作は
カメラに装着されたアクセサリーのシャッターボタンで
のみ可能とし、前記ミラーアップ撮影モードにおけるシ
ャッターを開放して撮影を行う動作は前記アクセサリー
のシャッターボタンとカメラ本体のシャッターボタンの
どちらでも可能とする。 (2) 請求項2の一眼レフカメラは、前記カメラのア
クセサリーに前記通常撮影モードと前記ミラーアップ撮
影モードとを切り換える制御装置を設ける。 (3) 請求項3の一眼レフカメラは、撮影レンズの撮
影倍率または焦点距離がブレを発生する値か否かを判定
するブレ判定手段と、前記ブレ判定手段によりブレを発
生する撮影倍率または焦点距離であると判定されると、
前記ミラーアップ撮影モードを設定するミラーアップ撮
影モード設定手段とを備える。
【0007】
【発明の実施の形態】図1は一実施の形態の一眼レフカ
メラの上面図、図2は一実施の形態の一眼レフカメラの
ミラーアップ機構部と絞り機構部の斜視図である。ま
ず、図1において、カメラ本体1には撮影レンズ2が装
着されている。電源レバー3はカメラ内の機器に電源を
投入し、マイクロコンピューターのソフトウエアを起動
するための操作部材である。液晶表示器4は、シャッタ
ースピードや絞り値などの露出値や撮影モードなどの各
種情報を表示する。シャッターレリーズボタン5は一連
の撮影動作を開始させるための操作部材である。
メラの上面図、図2は一実施の形態の一眼レフカメラの
ミラーアップ機構部と絞り機構部の斜視図である。ま
ず、図1において、カメラ本体1には撮影レンズ2が装
着されている。電源レバー3はカメラ内の機器に電源を
投入し、マイクロコンピューターのソフトウエアを起動
するための操作部材である。液晶表示器4は、シャッタ
ースピードや絞り値などの露出値や撮影モードなどの各
種情報を表示する。シャッターレリーズボタン5は一連
の撮影動作を開始させるための操作部材である。
【0008】切り換えボタン6は撮影モードを切り換え
るための操作部材である。入力ダイヤル7は回転方向と
回転量に応じて各種パラメーターの値を設定したり、各
種撮影モードを切り換えるための操作部材である。切り
換えボタン6を押しながら入力ダイヤル7を回転する
と、通常の撮影モードとミラーアップ撮影モードとを切
り換えることができる。
るための操作部材である。入力ダイヤル7は回転方向と
回転量に応じて各種パラメーターの値を設定したり、各
種撮影モードを切り換えるための操作部材である。切り
換えボタン6を押しながら入力ダイヤル7を回転する
と、通常の撮影モードとミラーアップ撮影モードとを切
り換えることができる。
【0009】アクセサリー9はシャッターレリーズを遠
隔操作するためのリモートコードであり、コネクター8
を介してカメラ本体1と電気的に接続される。リモート
コードアクセサリー9には、一連の撮影動作を遠隔操作
で実行させるためのシャッターレリーズボタン10が設
けられる。
隔操作するためのリモートコードであり、コネクター8
を介してカメラ本体1と電気的に接続される。リモート
コードアクセサリー9には、一連の撮影動作を遠隔操作
で実行させるためのシャッターレリーズボタン10が設
けられる。
【0010】この一実施の形態の一眼レフカメラは、シ
ャッターボタンが操作されるとミラーアップとレンズの
絞り込み動作を行った後に連続してシャッターを開放し
て撮影動作を行う通常撮影モードと、シャッターボタン
の1回目の操作でミラーアップとレンズの絞り込み動作
を行ってその状態を維持し、シャッターボタンの2回目
の操作でシャッターを開放して撮影動作を行うミラーア
ップ撮影モードとを有し、撮影モードを切り換えて撮影
を行う。
ャッターボタンが操作されるとミラーアップとレンズの
絞り込み動作を行った後に連続してシャッターを開放し
て撮影動作を行う通常撮影モードと、シャッターボタン
の1回目の操作でミラーアップとレンズの絞り込み動作
を行ってその状態を維持し、シャッターボタンの2回目
の操作でシャッターを開放して撮影動作を行うミラーア
ップ撮影モードとを有し、撮影モードを切り換えて撮影
を行う。
【0011】また、この一実施の形態では、カメラ本体
1にシャッターレリーズボタン5が設けられ、さらに、
カメラのリモートコードアクセサリー9にもシャッター
レリーズボタン10が設けられる。そして、ミラーアッ
プ撮影モードにおけるミラーアップと絞り込み動作はカ
メラに装着されたアクセサリー9のシャッターボタン1
0でのみ可能とし、ミラーアップ撮影モードにおけるシ
ャッターを開放して撮影を行う動作はアクセサリー9の
シャッターボタン10とカメラ本体1のシャッターボタ
ン5のどちらでも可能とする。
1にシャッターレリーズボタン5が設けられ、さらに、
カメラのリモートコードアクセサリー9にもシャッター
レリーズボタン10が設けられる。そして、ミラーアッ
プ撮影モードにおけるミラーアップと絞り込み動作はカ
メラに装着されたアクセサリー9のシャッターボタン1
0でのみ可能とし、ミラーアップ撮影モードにおけるシ
ャッターを開放して撮影を行う動作はアクセサリー9の
シャッターボタン10とカメラ本体1のシャッターボタ
ン5のどちらでも可能とする。
【0012】通常撮影モード設定時には、カメラ本体1
のシャッターボタン5とアクセサリー9のシャッターボ
タン10のいずれでも一連の撮影動作を実行することが
できる。一方、ミラーアップ撮影モード設定時は、アク
セサリー9のシャッターボタン10の1回目の操作でミ
ラーアップとレンズの絞り込み動作を行ってその状態を
維持し、アクセサリー9のシャッターボタン10の2回
目の操作でシャッターを開放して撮影動作を行う。
のシャッターボタン5とアクセサリー9のシャッターボ
タン10のいずれでも一連の撮影動作を実行することが
できる。一方、ミラーアップ撮影モード設定時は、アク
セサリー9のシャッターボタン10の1回目の操作でミ
ラーアップとレンズの絞り込み動作を行ってその状態を
維持し、アクセサリー9のシャッターボタン10の2回
目の操作でシャッターを開放して撮影動作を行う。
【0013】ミラーアップ撮影モード設定時にカメラ本
体1のシャッターボタン5が操作されても、ミラーアッ
プとレンズの絞り込み動作を行わない。しかし、アクセ
サリー9のシャッターボタン10の1回目の操作でミラ
ーアップとレンズの絞り込みを行い、その状態を維持し
ているときにカメラ本体1のシャッターボタン5が操作
されると、ただちにシャッターを開放してフィルムへの
露光を行う。つまり、ミラーアップ撮影モードでは、カ
メラ本体1のシャッターボタン5によるミラーアップと
絞り込み動作を禁止する。
体1のシャッターボタン5が操作されても、ミラーアッ
プとレンズの絞り込み動作を行わない。しかし、アクセ
サリー9のシャッターボタン10の1回目の操作でミラ
ーアップとレンズの絞り込みを行い、その状態を維持し
ているときにカメラ本体1のシャッターボタン5が操作
されると、ただちにシャッターを開放してフィルムへの
露光を行う。つまり、ミラーアップ撮影モードでは、カ
メラ本体1のシャッターボタン5によるミラーアップと
絞り込み動作を禁止する。
【0014】次に、図2により一実施の形態のミラーア
ップ機構部と絞り機構部について説明する。ミラーアッ
プ機構は、カメラのメインミラー11を撮影光路から退
避させるミラーアップと、メインミラー11を撮影光路
へ戻すミラーダウンとを行う。また、絞り機構は絞り
(不図示)の絞り込みと開放とを行う。
ップ機構部と絞り機構部について説明する。ミラーアッ
プ機構は、カメラのメインミラー11を撮影光路から退
避させるミラーアップと、メインミラー11を撮影光路
へ戻すミラーダウンとを行う。また、絞り機構は絞り
(不図示)の絞り込みと開放とを行う。
【0015】ミラーアップの開始はミラーアップ始動マ
グネット19に一定時間通電し、軸芯19aの磁力保持
が解除され、ミラー係止解除レバー17がバネ18によ
って反時計方向に回転する。ミラー係止解除レバー17
の曲げ部17aがミラー係止レバー15の腕15aに当
接し、バネ16に抗してミラー係止レバー15を時計方
向に回転させる。ミラー係止レバー15の係止部15b
がミラー駆動レバー13の曲げ部13aから外れるため
に、ミラー駆動レバー13はバネ14によって時計方向
へ回転する。ミラー駆動レバー13の腕13bがミラー
11の駆動ピン11cに当接し、ミラー11は穴11a
と11bを回転中心としてファインダー観察位置からバ
ネ12に抗して反時計方向へ回転し、撮影光路から退避
する。また、ミラー駆動レバー13のカム部13cがシ
ャッター係止解除レバー20のローラー20aと当接
し、バネ21に抗してシャッター係止解除レバー20を
反時計方向に回転する。シャッター係止解除レバー20
の腕20bはシャッター係止レバー22と当接して下方
向に移動させ、不図示のシャッターの機械的係止を解除
するが、このときすでにシャッター幕の保持用マグネッ
トには通電されており、磁力によりシャッター幕は保持
されている。
グネット19に一定時間通電し、軸芯19aの磁力保持
が解除され、ミラー係止解除レバー17がバネ18によ
って反時計方向に回転する。ミラー係止解除レバー17
の曲げ部17aがミラー係止レバー15の腕15aに当
接し、バネ16に抗してミラー係止レバー15を時計方
向に回転させる。ミラー係止レバー15の係止部15b
がミラー駆動レバー13の曲げ部13aから外れるため
に、ミラー駆動レバー13はバネ14によって時計方向
へ回転する。ミラー駆動レバー13の腕13bがミラー
11の駆動ピン11cに当接し、ミラー11は穴11a
と11bを回転中心としてファインダー観察位置からバ
ネ12に抗して反時計方向へ回転し、撮影光路から退避
する。また、ミラー駆動レバー13のカム部13cがシ
ャッター係止解除レバー20のローラー20aと当接
し、バネ21に抗してシャッター係止解除レバー20を
反時計方向に回転する。シャッター係止解除レバー20
の腕20bはシャッター係止レバー22と当接して下方
向に移動させ、不図示のシャッターの機械的係止を解除
するが、このときすでにシャッター幕の保持用マグネッ
トには通電されており、磁力によりシャッター幕は保持
されている。
【0016】また、絞り制御の開始は絞り始動マグネッ
ト29に一定時間通電し、軸芯29aの磁力保持が解除
され、絞り係止解除レバー27はバネ28により時計方
向に回転する。絞り係止解除レバー27の曲げ部27a
は絞り係止レバー25の腕部25bに当接し、バネ26
に抗して絞り係止レバー25を反時計方向に回転させ
る。絞り係止レバー25の係止部25aが絞りレバー2
3の曲げ部23aから外れ、バネ24により絞りレバー
23は時計方向に回転し、曲げ部23bが不図示の撮影
レンズの絞り連動レバーと当接しており、撮影レンズの
絞りを絞り込ませる。絞りレバー23のギヤ部23cは
ギヤ30と噛み合い、ギヤ30はギヤ31と噛み合う。
さらに、ギヤ31はギヤ32およびアイドルギヤ33と
噛み合い、アイドルギヤ33はギヤ34と噛み合い、増
速される。ギヤ32には等間隔で複数の開口部が設けら
れた円盤32aが一体的に形成されており、光電検出器
35により、絞りレバー23が始動してからの円盤32
aの開口部の数を電機信号としてパルス状に出力する。
ギヤ34には等間隔に歯形が設けられたラチェット円盤
34aが一体的に形成されており、絞り制御レバー36
の爪部36aが係合可能となっている。光電検出器35
からの出力パルス数が制御すべき絞り値に対して予め決
められた値になると、絞り制御マグネット38に一定時
間通電し、軸芯38aの磁力保持が解除され、絞り制御
レバー36はバネ37によって反時計方向に回転し、爪
部36aがギヤ34のラチェット34aと噛み合い、絞
りレバー23は目的位置で係止される。
ト29に一定時間通電し、軸芯29aの磁力保持が解除
され、絞り係止解除レバー27はバネ28により時計方
向に回転する。絞り係止解除レバー27の曲げ部27a
は絞り係止レバー25の腕部25bに当接し、バネ26
に抗して絞り係止レバー25を反時計方向に回転させ
る。絞り係止レバー25の係止部25aが絞りレバー2
3の曲げ部23aから外れ、バネ24により絞りレバー
23は時計方向に回転し、曲げ部23bが不図示の撮影
レンズの絞り連動レバーと当接しており、撮影レンズの
絞りを絞り込ませる。絞りレバー23のギヤ部23cは
ギヤ30と噛み合い、ギヤ30はギヤ31と噛み合う。
さらに、ギヤ31はギヤ32およびアイドルギヤ33と
噛み合い、アイドルギヤ33はギヤ34と噛み合い、増
速される。ギヤ32には等間隔で複数の開口部が設けら
れた円盤32aが一体的に形成されており、光電検出器
35により、絞りレバー23が始動してからの円盤32
aの開口部の数を電機信号としてパルス状に出力する。
ギヤ34には等間隔に歯形が設けられたラチェット円盤
34aが一体的に形成されており、絞り制御レバー36
の爪部36aが係合可能となっている。光電検出器35
からの出力パルス数が制御すべき絞り値に対して予め決
められた値になると、絞り制御マグネット38に一定時
間通電し、軸芯38aの磁力保持が解除され、絞り制御
レバー36はバネ37によって反時計方向に回転し、爪
部36aがギヤ34のラチェット34aと噛み合い、絞
りレバー23は目的位置で係止される。
【0017】以上の機構の復帰動作では、不図示のチャ
ージ用モーターに通電すると、減速系とカムを介してチ
ャージレバー39が反時計方向に回転する。ミラー係止
リセットレバー41はチャージレバー39とバネ42で
吊られているため、チャージレバー39の回動により上
方へスライドし、端部41aがミラー係止解除レバー1
7の曲げ部17aに当接し、バネ18の付勢力に抗して
ミラー係止解除レバー17を時計方向へ回転し、軸芯1
9aをミラーアップ始動マグネット19に吸着させる。
ミラー係止レバー15はバネ16の付勢力により、腕部
15aがミラー係止解除レバー17の曲げ部17aに追
従して反時計方向に回転し、初期位置に戻る。また、ミ
ラー係止リセットレバー41の腕部41bが絞り制御レ
バー36の曲げ部36bと当接し、バネ37の付勢力に
抗して絞り制御レバー36を時計方向に回転し、軸芯3
8aを絞り制御マグネット38に吸着させる。絞り係止
リセットレバー43はチャージレバー39とバネ44で
吊られているため、チャージレバー39の回動により下
方へスライドし、端部43aが絞り係止解除レバー27
の曲げ部27bと当接し、バネ28の付勢力に抗して絞
り係止解除レバー27を反時計方向に回転し、軸芯29
aを絞り始動マグネット29に吸着させる。絞り係止レ
バー25はバネ26の付勢力により、腕部25bが係止
解除レバー27の曲げ部27aに追従して時計方向に回
転し、初期位置に戻る。さらに、チャージレバー39の
曲げ部39aが絞りレバー23の腕部23dとミラー駆
動レバー13の腕部13dに当接し、絞りレバー23を
バネ24の付勢力に抗して反時計方向に回転し、ミラー
駆動レバー13をバネ14の付勢力に抗して反時計方向
に回転する。すでにミラー係止レバー15と絞り係止レ
バー25は初期位置に復帰しているため、ミラー係止レ
バー15の係止部15bでミラー駆動レバー13の曲げ
部13aが係止され、絞り係止レバー25の係止部25
aで絞りレバー23の曲げ部23aが係止され、それぞ
れ初期位置に復帰する。最後にチャージレバー39はバ
ネ40の付勢力により反時計方向に回転して初期位置に
復帰する。
ージ用モーターに通電すると、減速系とカムを介してチ
ャージレバー39が反時計方向に回転する。ミラー係止
リセットレバー41はチャージレバー39とバネ42で
吊られているため、チャージレバー39の回動により上
方へスライドし、端部41aがミラー係止解除レバー1
7の曲げ部17aに当接し、バネ18の付勢力に抗して
ミラー係止解除レバー17を時計方向へ回転し、軸芯1
9aをミラーアップ始動マグネット19に吸着させる。
ミラー係止レバー15はバネ16の付勢力により、腕部
15aがミラー係止解除レバー17の曲げ部17aに追
従して反時計方向に回転し、初期位置に戻る。また、ミ
ラー係止リセットレバー41の腕部41bが絞り制御レ
バー36の曲げ部36bと当接し、バネ37の付勢力に
抗して絞り制御レバー36を時計方向に回転し、軸芯3
8aを絞り制御マグネット38に吸着させる。絞り係止
リセットレバー43はチャージレバー39とバネ44で
吊られているため、チャージレバー39の回動により下
方へスライドし、端部43aが絞り係止解除レバー27
の曲げ部27bと当接し、バネ28の付勢力に抗して絞
り係止解除レバー27を反時計方向に回転し、軸芯29
aを絞り始動マグネット29に吸着させる。絞り係止レ
バー25はバネ26の付勢力により、腕部25bが係止
解除レバー27の曲げ部27aに追従して時計方向に回
転し、初期位置に戻る。さらに、チャージレバー39の
曲げ部39aが絞りレバー23の腕部23dとミラー駆
動レバー13の腕部13dに当接し、絞りレバー23を
バネ24の付勢力に抗して反時計方向に回転し、ミラー
駆動レバー13をバネ14の付勢力に抗して反時計方向
に回転する。すでにミラー係止レバー15と絞り係止レ
バー25は初期位置に復帰しているため、ミラー係止レ
バー15の係止部15bでミラー駆動レバー13の曲げ
部13aが係止され、絞り係止レバー25の係止部25
aで絞りレバー23の曲げ部23aが係止され、それぞ
れ初期位置に復帰する。最後にチャージレバー39はバ
ネ40の付勢力により反時計方向に回転して初期位置に
復帰する。
【0018】通常撮影モードでは、カメラ本体1のシャ
ッターレリーズボタン5が操作されると、上述したミラ
ーアップの開始と絞り制御の開始をほぼ同時に行い、ミ
ラーアップと絞り制御が終了するとシャッターの先幕と
後幕を走行させて露光し、露光終了後に上述した復帰動
作を行う。
ッターレリーズボタン5が操作されると、上述したミラ
ーアップの開始と絞り制御の開始をほぼ同時に行い、ミ
ラーアップと絞り制御が終了するとシャッターの先幕と
後幕を走行させて露光し、露光終了後に上述した復帰動
作を行う。
【0019】一方、ミラーアップ撮影モードでは、アク
セサリー9のシャッターレリーズボタン10が操作され
ると、上述したミラーアップの開始と絞り制御の開始を
ほぼ同時に行い、通常撮影モードとは異なり、シャッタ
ーの先幕と後幕を走行させずに保持しておく。ふたたび
アクセサリー9のシャッターレリーズボタン10または
カメラ本体1のシャッターレリーズボタン5が操作され
ると、保持していたシャッター先幕と後幕を走行させて
露光し、露光終了後に上述した復帰動作を行う。
セサリー9のシャッターレリーズボタン10が操作され
ると、上述したミラーアップの開始と絞り制御の開始を
ほぼ同時に行い、通常撮影モードとは異なり、シャッタ
ーの先幕と後幕を走行させずに保持しておく。ふたたび
アクセサリー9のシャッターレリーズボタン10または
カメラ本体1のシャッターレリーズボタン5が操作され
ると、保持していたシャッター先幕と後幕を走行させて
露光し、露光終了後に上述した復帰動作を行う。
【0020】図3は一実施の形態の一眼レフカメラの構
成を示す。なお、図1および図2に示す機器と同様な機
器に対しては同一の符号を付して説明する。MPU51
はCPUとメモリなどの周辺部品を備え、後述する制御
プログラムを実行してカメラのシーケンス制御と各種演
算を行う。表示駆動回路52は液晶表示器4を駆動し、
電源回路53はカメラ内の各種機器に電力を供給する。
成を示す。なお、図1および図2に示す機器と同様な機
器に対しては同一の符号を付して説明する。MPU51
はCPUとメモリなどの周辺部品を備え、後述する制御
プログラムを実行してカメラのシーケンス制御と各種演
算を行う。表示駆動回路52は液晶表示器4を駆動し、
電源回路53はカメラ内の各種機器に電力を供給する。
【0021】シャッター制御装置54は、設定されたシ
ャッター速度にしたがってシャッター先幕マグネット5
5とシャッター後幕マグネット56へ通電し、シャッタ
ー幕の走行を制御する。絞り制御装置57は、絞り始動
マグネット29へ通電して絞り機構による絞り込みを開
始し、絞り制御マグネット38へ通電して絞り機構によ
る絞り込みを停止し、絞り値を制御する。ミラー制御装
置58は、ミラーアップ始動マグネット19へ通電して
ミラーアップ機構部によるミラーアップを開始する。
ャッター速度にしたがってシャッター先幕マグネット5
5とシャッター後幕マグネット56へ通電し、シャッタ
ー幕の走行を制御する。絞り制御装置57は、絞り始動
マグネット29へ通電して絞り機構による絞り込みを開
始し、絞り制御マグネット38へ通電して絞り機構によ
る絞り込みを停止し、絞り値を制御する。ミラー制御装
置58は、ミラーアップ始動マグネット19へ通電して
ミラーアップ機構部によるミラーアップを開始する。
【0022】モーター駆動回路59は、フィルム給送用
モーター60を正転駆動してフィルムの巻き上げを行
い、同モーター60を逆転駆動してフィルムの巻き戻し
を行う。モーター駆動回路59はまた、チャージ用モー
ター61を駆動してシャッター機構部のチャージを行う
とともに、絞り機構部およびミラーアップ機構部の復帰
動作を行う。
モーター60を正転駆動してフィルムの巻き上げを行
い、同モーター60を逆転駆動してフィルムの巻き戻し
を行う。モーター駆動回路59はまた、チャージ用モー
ター61を駆動してシャッター機構部のチャージを行う
とともに、絞り機構部およびミラーアップ機構部の復帰
動作を行う。
【0023】スイッチ3aは電源レバー3がON側に操
作されるとオンするスイッチであり、オン状態で電源回
路53からカメラの各種機器へ電力が供給される。スイ
ッチ5aはシャッターレリーズボタン5が操作されると
オンするスイッチであり、オンで一連の撮影動作を実行
する。
作されるとオンするスイッチであり、オン状態で電源回
路53からカメラの各種機器へ電力が供給される。スイ
ッチ5aはシャッターレリーズボタン5が操作されると
オンするスイッチであり、オンで一連の撮影動作を実行
する。
【0024】スイッチ6aは切り換えスイッチ6を操作
するとオンするスイッチである。また、スイッチ7a、
7bは入力ダイヤル7の1クリック回転ごとにオン、オ
フを繰り返す。入力ダイヤル7が反時計方向に回転する
ときには、スイッチ7aがオン状態にあるときにスイッ
チ7bがオフからオンへ切り換わり、入力ダイヤル7が
時計方向に回転するときには、スイッチ7bがオン状態
にあるときにスイッチ7aがオフからオンへ切り換わ
る。したがって、スイッチ7aと7bによって入力ダイ
ヤル7の回転方向と回転量を検出することができる。
するとオンするスイッチである。また、スイッチ7a、
7bは入力ダイヤル7の1クリック回転ごとにオン、オ
フを繰り返す。入力ダイヤル7が反時計方向に回転する
ときには、スイッチ7aがオン状態にあるときにスイッ
チ7bがオフからオンへ切り換わり、入力ダイヤル7が
時計方向に回転するときには、スイッチ7bがオン状態
にあるときにスイッチ7aがオフからオンへ切り換わ
る。したがって、スイッチ7aと7bによって入力ダイ
ヤル7の回転方向と回転量を検出することができる。
【0025】コネクター8は、アクセサリー9のシャッ
ターレリーズスイッチ10aとカメラ本体1のMPU5
1を電気的に接続する。スイッチ10aはアクセサリー
9のシャッターレリーズボタン10が操作されるとオン
するスイッチである。通常撮影モードではアクセサリー
9のレリーズスイッチ10aのオンにより一連の撮影動
作を実行し、ミラーアップ撮影モードでは1回目のレリ
ーズスイッチ10aのオンによりミラーアップとレンズ
の絞り込みを行い、2回目のレリーズスイッチ10aの
オンによりシャッター幕を走行させてフィルムへの露光
を行う。
ターレリーズスイッチ10aとカメラ本体1のMPU5
1を電気的に接続する。スイッチ10aはアクセサリー
9のシャッターレリーズボタン10が操作されるとオン
するスイッチである。通常撮影モードではアクセサリー
9のレリーズスイッチ10aのオンにより一連の撮影動
作を実行し、ミラーアップ撮影モードでは1回目のレリ
ーズスイッチ10aのオンによりミラーアップとレンズ
の絞り込みを行い、2回目のレリーズスイッチ10aの
オンによりシャッター幕を走行させてフィルムへの露光
を行う。
【0026】図4は、一実施の形態の一眼レフカメラの
メイン制御プログラムを示すフローチャートである。M
PU51は、電源レバー3がON側に操作されてスイッ
チ3aがオンするとこのメイン制御プログラムの実行を
開始する。ステップ1において、スイッチ5aによりカ
メラ本体1のシャッターレリーズボタン5の操作を確認
する。カメラ本体1のシャッターボタン5が操作された
らステップ2へ進み、操作されていなければステップ1
2へ進む。
メイン制御プログラムを示すフローチャートである。M
PU51は、電源レバー3がON側に操作されてスイッ
チ3aがオンするとこのメイン制御プログラムの実行を
開始する。ステップ1において、スイッチ5aによりカ
メラ本体1のシャッターレリーズボタン5の操作を確認
する。カメラ本体1のシャッターボタン5が操作された
らステップ2へ進み、操作されていなければステップ1
2へ進む。
【0027】シャッターレリーズボタン5が操作された
ときは、ステップ2でシャッター先幕マグネット55と
シャッター後幕マグネット56へ通電を開始し、シャッ
ター先幕と後幕をそれぞれのバネ力に抗して保持する。
ステップ3では絞り始動マグネット29へ通電し、絞り
込みを開始する。続くステップ4でミラーアップ始動マ
グネット19へ通電し、ミラーアップを開始する。ステ
ップ5において絞り込み量を検出し、設定された絞り値
になったら絞り制御マグネット38へ通電し、絞り込み
を終了する。
ときは、ステップ2でシャッター先幕マグネット55と
シャッター後幕マグネット56へ通電を開始し、シャッ
ター先幕と後幕をそれぞれのバネ力に抗して保持する。
ステップ3では絞り始動マグネット29へ通電し、絞り
込みを開始する。続くステップ4でミラーアップ始動マ
グネット19へ通電し、ミラーアップを開始する。ステ
ップ5において絞り込み量を検出し、設定された絞り値
になったら絞り制御マグネット38へ通電し、絞り込み
を終了する。
【0028】ステップ6でミラーアップの完了を検出
し、所定時間後にシャッター先幕マグネット55への通
電を遮断してシャッター先幕の走行を開始させ、フィル
ムの露光を開始する。続くステップ7ではシャッター速
度に応じた設定時間後にシャッター後幕マグネット56
への通電を遮断してシャッター後幕の走行を開始させ、
走行完了によりフィルムの露光を終了する。露光後のス
テップ8においてフィルム給送用モーター60を起動
し、フィルムの露光駒を巻き上げる。そして、ステップ
9でチャージ用モーター61を起動し、シャッター、絞
りおよびミラーを初期状態に復帰させる。ステップ10
でフィルムの1駒巻き上げを確認し、フィルム給送モー
ター60を停止する。さらに、ステップ11でシャッタ
ー、絞りおよびミラーが初期状態へ復帰したらチャージ
用モーター61を停止し、ステップ1へ戻る。
し、所定時間後にシャッター先幕マグネット55への通
電を遮断してシャッター先幕の走行を開始させ、フィル
ムの露光を開始する。続くステップ7ではシャッター速
度に応じた設定時間後にシャッター後幕マグネット56
への通電を遮断してシャッター後幕の走行を開始させ、
走行完了によりフィルムの露光を終了する。露光後のス
テップ8においてフィルム給送用モーター60を起動
し、フィルムの露光駒を巻き上げる。そして、ステップ
9でチャージ用モーター61を起動し、シャッター、絞
りおよびミラーを初期状態に復帰させる。ステップ10
でフィルムの1駒巻き上げを確認し、フィルム給送モー
ター60を停止する。さらに、ステップ11でシャッタ
ー、絞りおよびミラーが初期状態へ復帰したらチャージ
用モーター61を停止し、ステップ1へ戻る。
【0029】ステップ1においてカメラ本体1のシャッ
ターレリーズボタン5が操作されていないときはステッ
プ12へ進み、スイッチ10aによりアクセサリー9の
シャッターレリーズボタン10の操作を確認する。アク
セサリー9のレリーズボタン10が操作されたらステッ
プ13へ進み、操作されていなければステップ15へ進
む。ステップ13では切り換えボタン6と入力ダイヤル
7によりミラーアップ撮影モードが設定されているか否
かを確認する。ミラーアップ撮影モードが設定されてい
るときはステップ14へ進み、図5に示すミラーアップ
ルーチンを実行し、ミラーアップ撮影モードでの撮影動
作を実行する。このミラーアップルーチンについては後
述する。一方、ミラーアップ撮影モードが設定されてい
ないときは通常撮影モードが設定されており、ステップ
2へ進んでカメラ本体1のシャッターレリーズボタン5
が操作されたときと同様な通常の撮影動作を実行する。
ターレリーズボタン5が操作されていないときはステッ
プ12へ進み、スイッチ10aによりアクセサリー9の
シャッターレリーズボタン10の操作を確認する。アク
セサリー9のレリーズボタン10が操作されたらステッ
プ13へ進み、操作されていなければステップ15へ進
む。ステップ13では切り換えボタン6と入力ダイヤル
7によりミラーアップ撮影モードが設定されているか否
かを確認する。ミラーアップ撮影モードが設定されてい
るときはステップ14へ進み、図5に示すミラーアップ
ルーチンを実行し、ミラーアップ撮影モードでの撮影動
作を実行する。このミラーアップルーチンについては後
述する。一方、ミラーアップ撮影モードが設定されてい
ないときは通常撮影モードが設定されており、ステップ
2へ進んでカメラ本体1のシャッターレリーズボタン5
が操作されたときと同様な通常の撮影動作を実行する。
【0030】カメラ本体1のレリーズボタン5とアクセ
サリー9のレリーズボタン10のどちらも操作されてい
ないときはステップ15へ進み、スイッチ6aにより切
り換えボタン6の操作を確認する。切り換えボタン6が
操作されているときはステップ16へ進み、図6に示す
モード変更ルーチンを実行して撮影モードを変更する。
このモード変更ルーチンについては後述する。一方、切
り換えボタン6が操作されていないときはステップ1へ
戻り、上述した処理を繰り返す。
サリー9のレリーズボタン10のどちらも操作されてい
ないときはステップ15へ進み、スイッチ6aにより切
り換えボタン6の操作を確認する。切り換えボタン6が
操作されているときはステップ16へ進み、図6に示す
モード変更ルーチンを実行して撮影モードを変更する。
このモード変更ルーチンについては後述する。一方、切
り換えボタン6が操作されていないときはステップ1へ
戻り、上述した処理を繰り返す。
【0031】図5に示すミラーアップルーチンにより、
ミラーアップ動作を説明する。ステップ21において、
アクセサリー9のレリーズボタン10の1回目の操作、
つまりミラーアップのための操作を表すフラグFLAGに1
を設定する。ステップ22でシャッター先幕マグネット
55とシャッター後幕マグネット56への通電を開始
し、シャッター先幕と後幕をそれぞれのバネ力に抗して
保持する。ステップ23で絞り始動マグネット29へ通
電し、絞り込みを開始する。続くステップ24で絞り込
み量を検出し、設定された絞り値になったら絞り制御マ
グネット38へ通電し、絞り込みを終了する。
ミラーアップ動作を説明する。ステップ21において、
アクセサリー9のレリーズボタン10の1回目の操作、
つまりミラーアップのための操作を表すフラグFLAGに1
を設定する。ステップ22でシャッター先幕マグネット
55とシャッター後幕マグネット56への通電を開始
し、シャッター先幕と後幕をそれぞれのバネ力に抗して
保持する。ステップ23で絞り始動マグネット29へ通
電し、絞り込みを開始する。続くステップ24で絞り込
み量を検出し、設定された絞り値になったら絞り制御マ
グネット38へ通電し、絞り込みを終了する。
【0032】ステップ26においてスイッチ5aにより
カメラ本体1のシャッターレリーズボタン5の操作を確
認し、カメラ本体1のレリーズボタン5が操作されてい
ればステップ27へ進み、操作されていなければステッ
プ33へ進む。
カメラ本体1のシャッターレリーズボタン5の操作を確
認し、カメラ本体1のレリーズボタン5が操作されてい
ればステップ27へ進み、操作されていなければステッ
プ33へ進む。
【0033】カメラ本体1のレリーズボタン5が操作さ
れたときは、ステップ27でシャッター先幕マグネット
55への通電を遮断してシャッター先幕の走行を開始さ
せ、フィルムの露光を開始する。続くステップ28でシ
ャッター速度に応じた設定時間後にシャッター後幕マグ
ネット56への通電を遮断してシャッター後幕の走行を
開始させ、走行完了によりフィルムの露光を終了する。
れたときは、ステップ27でシャッター先幕マグネット
55への通電を遮断してシャッター先幕の走行を開始さ
せ、フィルムの露光を開始する。続くステップ28でシ
ャッター速度に応じた設定時間後にシャッター後幕マグ
ネット56への通電を遮断してシャッター後幕の走行を
開始させ、走行完了によりフィルムの露光を終了する。
【0034】露光後のステップ29でフィルム給送用モ
ーター60を起動し、フィルムの露光駒を巻き上げる。
次に、ステップ30でチャージ用モーター61を起動
し、シャッター、絞りおよびミラーを初期状態に復帰さ
せる。ステップ31ではフィルムの1駒巻き上げを確認
し、フィルム給送用モーター60を停止する。さらに、
ステップ32でシャッター、絞りおよびミラーが初期状
態へ復帰したらチャージ用モーター61を停止し、図4
に示すメイン制御プログラムへリターンする。
ーター60を起動し、フィルムの露光駒を巻き上げる。
次に、ステップ30でチャージ用モーター61を起動
し、シャッター、絞りおよびミラーを初期状態に復帰さ
せる。ステップ31ではフィルムの1駒巻き上げを確認
し、フィルム給送用モーター60を停止する。さらに、
ステップ32でシャッター、絞りおよびミラーが初期状
態へ復帰したらチャージ用モーター61を停止し、図4
に示すメイン制御プログラムへリターンする。
【0035】一方、ステップ26でカメラ本体1のレリ
ーズボタン5が操作されていないと判定されたときは、
ステップ33でスイッチ10aによりアクセサリー9の
シャッターレリーズボタン10の操作を確認する。アク
セサリー9のレリーズボタン10が操作されているとき
はステップ34へ進み、操作されていなければステップ
35へ進む。アクセサリー9のレリーズボタン10が操
作されているときは、ステップ34で実行フラグFLAGに
0が設定されているか否かを確認し、0が設定されてい
るときはアクセサリー9のレリーズボタン10の2回目
の操作、つまり撮影を行うための操作が行われていると
判断し、ステップ27へ進んで上述した一連の撮影動作
を実行する。
ーズボタン5が操作されていないと判定されたときは、
ステップ33でスイッチ10aによりアクセサリー9の
シャッターレリーズボタン10の操作を確認する。アク
セサリー9のレリーズボタン10が操作されているとき
はステップ34へ進み、操作されていなければステップ
35へ進む。アクセサリー9のレリーズボタン10が操
作されているときは、ステップ34で実行フラグFLAGに
0が設定されているか否かを確認し、0が設定されてい
るときはアクセサリー9のレリーズボタン10の2回目
の操作、つまり撮影を行うための操作が行われていると
判断し、ステップ27へ進んで上述した一連の撮影動作
を実行する。
【0036】一方、ステップ33でアクセサリー9のレ
リーズボタン10が操作されていないときは、アクセサ
リー9のレリーズボタン10の1回目の操作、つまりミ
ラーアップのための操作が終了したと判断し、ステップ
35でフラグFLAGに0を設定する。そして、ステップ2
6へ戻り、ふたたびレリーズ操作を確認する。
リーズボタン10が操作されていないときは、アクセサ
リー9のレリーズボタン10の1回目の操作、つまりミ
ラーアップのための操作が終了したと判断し、ステップ
35でフラグFLAGに0を設定する。そして、ステップ2
6へ戻り、ふたたびレリーズ操作を確認する。
【0037】次に、図6に示すモード変更ルーチンによ
り、モード変更処理を説明する。ステップ41において
液晶表示器4に現在設定されているモードを表示する。
ステップ42でスイッチ7a、7bにより入力ダイヤル
7が回転操作されたか否かを確認する。入力ダイヤル7
が回転操作されたらステップ43へ進み、回転操作され
ていなければ処理を終了する。
り、モード変更処理を説明する。ステップ41において
液晶表示器4に現在設定されているモードを表示する。
ステップ42でスイッチ7a、7bにより入力ダイヤル
7が回転操作されたか否かを確認する。入力ダイヤル7
が回転操作されたらステップ43へ進み、回転操作され
ていなければ処理を終了する。
【0038】入力ダイヤル7が回転操作されたときは、
ステップ43で現在、ミラーアップ撮影モードが設定さ
れているかどうかを確認する。ミラーアップ撮影モード
が設定されているときはステップ44へ進み、通常の撮
影モードへ変更する。一方、ミラーアップ撮影モードが
設定されていないとき、つまり通常撮影モードが設定さ
れているときはステップ46へ進み、ミラーアップ撮影
モードへ変更する。ステップ45で撮影モードを変更し
たときは変更後の撮影モードを液晶表示器4に表示し、
図4のメイン制御プログラムへリターンする。
ステップ43で現在、ミラーアップ撮影モードが設定さ
れているかどうかを確認する。ミラーアップ撮影モード
が設定されているときはステップ44へ進み、通常の撮
影モードへ変更する。一方、ミラーアップ撮影モードが
設定されていないとき、つまり通常撮影モードが設定さ
れているときはステップ46へ進み、ミラーアップ撮影
モードへ変更する。ステップ45で撮影モードを変更し
たときは変更後の撮影モードを液晶表示器4に表示し、
図4のメイン制御プログラムへリターンする。
【0039】以上説明したように一実施の形態によれ
ば、ミラーアップ撮影モードを設定した場合には、アク
セサリー9のシャッターボタン10を操作して一連のミ
ラーアップ撮影を行うことができ、ミラーアップ中にカ
メラ本体1のシャッターボタン5を操作すれば通常撮影
モードと同様に撮影を行うことができる。したがって、
ミラーアップ中にとっさに撮影したいときでも、従来と
同様にカメラ本体1のシャッターボタン5を操作すれば
よく、従来と同様な操作感覚で迷わずに撮影を行うこと
ができ、シャッターチャンスを逃すことがない。
ば、ミラーアップ撮影モードを設定した場合には、アク
セサリー9のシャッターボタン10を操作して一連のミ
ラーアップ撮影を行うことができ、ミラーアップ中にカ
メラ本体1のシャッターボタン5を操作すれば通常撮影
モードと同様に撮影を行うことができる。したがって、
ミラーアップ中にとっさに撮影したいときでも、従来と
同様にカメラ本体1のシャッターボタン5を操作すれば
よく、従来と同様な操作感覚で迷わずに撮影を行うこと
ができ、シャッターチャンスを逃すことがない。
【0040】また、常にミラーアップ撮影モードを設定
しておけば、カメラ本体1を三脚に取り付けてリモート
コードアクセサリー9を使用し、手ブレやカメラブレな
い遠隔撮影を行うことができる上に、カメラ本体1を手
に保持して通常の手持ち撮影を行うこともでき、いちい
ち撮影形態や撮影条件に合わせて通常撮影モードとミラ
ーアップ撮影モードとを切り換える必要がなくなり、一
眼レフカメラの操作性と機動性を向上させることができ
る。
しておけば、カメラ本体1を三脚に取り付けてリモート
コードアクセサリー9を使用し、手ブレやカメラブレな
い遠隔撮影を行うことができる上に、カメラ本体1を手
に保持して通常の手持ち撮影を行うこともでき、いちい
ち撮影形態や撮影条件に合わせて通常撮影モードとミラ
ーアップ撮影モードとを切り換える必要がなくなり、一
眼レフカメラの操作性と機動性を向上させることができ
る。
【0041】特許請求の範囲の構成要素と実施の形態の
構成要素との対応関係において、アクセサリーとして実
施の形態ではリモートコードを例に上げて説明したが、
例えば送受信機により無線でレリーズ信号を送受するワ
イヤレスリモートコードでもよい。
構成要素との対応関係において、アクセサリーとして実
施の形態ではリモートコードを例に上げて説明したが、
例えば送受信機により無線でレリーズ信号を送受するワ
イヤレスリモートコードでもよい。
【0042】また、上述した一実施の形態ではカメラ本
体1の切り換えボタン6と入力ダイヤル7により通常撮
影モードとミラーアップ撮影モードとを切り換える例を
示したが、これらの撮影モードの切り換え操作部材は上
述した一実施の形態の操作部材に限定されない。なお、
撮影モードを切り換える操作部材をアクセサリー9側に
設け、その操作部材に連動するスイッチの状態をカメラ
本体1のMPU51で電気的に検出し、撮影モードの切
り換えを行うようにしてもよい。ミラーアップ撮影モー
ドによる撮影はアクセサリー側のシャッターボタンを操
作してのみ有効であるから、撮影モードの操作部材をア
クセサリー側に設けた方が利便性がよくなる。
体1の切り換えボタン6と入力ダイヤル7により通常撮
影モードとミラーアップ撮影モードとを切り換える例を
示したが、これらの撮影モードの切り換え操作部材は上
述した一実施の形態の操作部材に限定されない。なお、
撮影モードを切り換える操作部材をアクセサリー9側に
設け、その操作部材に連動するスイッチの状態をカメラ
本体1のMPU51で電気的に検出し、撮影モードの切
り換えを行うようにしてもよい。ミラーアップ撮影モー
ドによる撮影はアクセサリー側のシャッターボタンを操
作してのみ有効であるから、撮影モードの操作部材をア
クセサリー側に設けた方が利便性がよくなる。
【0043】さらに、通常、望遠撮影を行う場合に撮影
レンズの焦点距離が大きくなると手ブレやカメラブレが
発生しやすくなるため、カメラを三脚に固定してリモー
トコードやワイヤレスリモートコードなどのアクセサリ
を用い、ミラーアップ撮影モードで撮影を行うのが望ま
しい。このような場合には、固定焦点距離の撮影レンズ
ではレンズ内に設けられるROMから焦点距離情報を読
み出し、装着した撮影レンズの焦点距離が所定値以上の
場合には自動的にミラーアップ撮影モードを設定するよ
うにしてもよい。ここで、上記所定値は例えば300m
m程度とするのが適当である。一方、ズームレンズの場
合にはレンズ内に設けた焦点距離検出器により焦点距離
設定値を検出し、焦点距離設定値が所定値以上の場合に
は自動的にミラーアップ撮影モードを設定する。
レンズの焦点距離が大きくなると手ブレやカメラブレが
発生しやすくなるため、カメラを三脚に固定してリモー
トコードやワイヤレスリモートコードなどのアクセサリ
を用い、ミラーアップ撮影モードで撮影を行うのが望ま
しい。このような場合には、固定焦点距離の撮影レンズ
ではレンズ内に設けられるROMから焦点距離情報を読
み出し、装着した撮影レンズの焦点距離が所定値以上の
場合には自動的にミラーアップ撮影モードを設定するよ
うにしてもよい。ここで、上記所定値は例えば300m
m程度とするのが適当である。一方、ズームレンズの場
合にはレンズ内に設けた焦点距離検出器により焦点距離
設定値を検出し、焦点距離設定値が所定値以上の場合に
は自動的にミラーアップ撮影モードを設定する。
【0044】なお、高い倍率で撮影を行う場合にも手ブ
レやカメラブレが発生しやすくなるため、カメラを三脚
に固定してリモートコードやワイヤレスリモートコード
などのアクセサリを用い、ミラーアップ撮影モードで撮
影を行うのが望ましい。撮影倍率は撮影レンズの焦点距
離と撮影距離に基づいて演算により求めることができる
ので、上述したように撮影レンズの焦点距離を検出し、
さらに撮影レンズの距離環に設けた撮影距離検出器によ
り撮影距離を検出し、撮影倍率を計算して撮影倍率が所
定値以上の場合には自動的にミラーアップ撮影モードを
設定するようにしてもよい。ここで、上記所定値は例え
ば1/2程度とするのが適当である。
レやカメラブレが発生しやすくなるため、カメラを三脚
に固定してリモートコードやワイヤレスリモートコード
などのアクセサリを用い、ミラーアップ撮影モードで撮
影を行うのが望ましい。撮影倍率は撮影レンズの焦点距
離と撮影距離に基づいて演算により求めることができる
ので、上述したように撮影レンズの焦点距離を検出し、
さらに撮影レンズの距離環に設けた撮影距離検出器によ
り撮影距離を検出し、撮影倍率を計算して撮影倍率が所
定値以上の場合には自動的にミラーアップ撮影モードを
設定するようにしてもよい。ここで、上記所定値は例え
ば1/2程度とするのが適当である。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ミ
ラーアップ撮影モードにおけるミラーアップと絞り込み
動作はカメラに装着されたアクセサリーのシャッターボ
タンでのみ可能とし、ミラーアップ撮影モードにおける
シャッターを開放して撮影を行う動作はアクセサリーの
シャッターボタンとカメラ本体のシャッターボタンのど
ちらでも可能としたので、ミラーアップ中にとっさに撮
影したいときでも、従来と同様にカメラ本体のシャッタ
ーボタンを操作すればよく、従来と同様な操作感覚で迷
わずに撮影を行うことができ、シャッターチャンスを逃
すことがない。また、常にミラーアップ撮影モードを設
定しておけば、カメラ本体を三脚に取り付けてアクセサ
リーを使用し、手ブレやカメラブレない遠隔撮影を行う
ことができる上に、カメラ本体を手に保持して通常の手
持ち撮影を行うこともでき、いちいち撮影形態や撮影条
件に合わせて通常撮影モードとミラーアップ撮影モード
とを切り換える必要がなくなり、一眼レフカメラの操作
性と機動性を向上させることができる。
ラーアップ撮影モードにおけるミラーアップと絞り込み
動作はカメラに装着されたアクセサリーのシャッターボ
タンでのみ可能とし、ミラーアップ撮影モードにおける
シャッターを開放して撮影を行う動作はアクセサリーの
シャッターボタンとカメラ本体のシャッターボタンのど
ちらでも可能としたので、ミラーアップ中にとっさに撮
影したいときでも、従来と同様にカメラ本体のシャッタ
ーボタンを操作すればよく、従来と同様な操作感覚で迷
わずに撮影を行うことができ、シャッターチャンスを逃
すことがない。また、常にミラーアップ撮影モードを設
定しておけば、カメラ本体を三脚に取り付けてアクセサ
リーを使用し、手ブレやカメラブレない遠隔撮影を行う
ことができる上に、カメラ本体を手に保持して通常の手
持ち撮影を行うこともでき、いちいち撮影形態や撮影条
件に合わせて通常撮影モードとミラーアップ撮影モード
とを切り換える必要がなくなり、一眼レフカメラの操作
性と機動性を向上させることができる。
【図1】 一実施の形態の一眼レフカメラの上面図であ
る。
る。
【図2】 一実施の形態の一眼レフカメラのミラーアッ
プ機構部と絞り機構部の構成を示す斜視図である。
プ機構部と絞り機構部の構成を示す斜視図である。
【図3】 一実施の形態の一眼レフカメラの構成を示す
図である。
図である。
【図4】 一実施の形態の一眼レフカメラのメイン制御
プログラムを示すフローチャートである。
プログラムを示すフローチャートである。
【図5】 ミラーアップルーチンを示すフローチャート
である。
である。
【図6】 モード変更ルーチンを示すフローチャートで
ある。
ある。
1 カメラ本体
2 撮影レンズ
3 電源レバー
3a スイッチ
4 液晶表示器
5 シャッターレリーズボタン
5a スイッチ
6 切り換えボタン
6a スイッチ
7 入力ダイヤル
7a,7b スイッチ
8 コネクター
9 アクセサリー
10 シャッターレリーズボタン
10a スイッチ
19 ミラーアップ始動マグネット
29 絞り始動マグネット
38 絞り制御マグネット
51 MPU
52 表示駆動回路
53 電源回路
54 シャッター制御装置
55 シャッター先幕マグネット
56 シャッター後幕マグネット
57 絞り制御装置
58 ミラー制御装置
59 モーター駆動回路
60 フィルム給送用モーター
61 チャージ用モーター
Claims (3)
- 【請求項1】シャッターボタンが操作されるとミラーア
ップとレンズの絞り込み動作を行った後に連続してシャ
ッターを開放して撮影動作を行う通常撮影モードと、シ
ャッターボタンの1回目の操作でミラーアップとレンズ
の絞り込み動作を行ってその状態を維持し、シャッター
ボタンの2回目の操作でシャッターを開放して撮影動作
を行うミラーアップ撮影モードとを有し、撮影モードを
切り換えて撮影を行う一眼レフカメラにおいて、 前記ミラーアップ撮影モードにおけるミラーアップと絞
り込み動作はカメラに装着されたアクセサリーのシャッ
ターボタンでのみ可能とし、前記ミラーアップ撮影モー
ドにおけるシャッターを開放して撮影を行う動作は前記
アクセサリーのシャッターボタンとカメラ本体のシャッ
ターボタンのどちらでも可能とすることを特徴とする一
眼レフカメラ。 - 【請求項2】請求項1に記載の一眼レフカメラにおい
て、 前記カメラのアクセサリーに前記通常撮影モードと前記
ミラーアップ撮影モードとを切り換える制御装置を設け
ることを特徴とする一眼レフカメラ。 - 【請求項3】請求項1または請求項2に記載の一眼レフ
カメラにおいて、 撮影レンズの撮影倍率または焦点距離がブレを発生する
値か否かを判定するブレ判定手段と、 前記ブレ判定手段によりブレを発生する撮影倍率または
焦点距離であると判定されると、前記ミラーアップ撮影
モードを設定するミラーアップ撮影モード設定手段とを
備えることを特徴とする一眼レフカメラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001310215A JP2003114476A (ja) | 2001-10-05 | 2001-10-05 | 一眼レフカメラ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001310215A JP2003114476A (ja) | 2001-10-05 | 2001-10-05 | 一眼レフカメラ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003114476A true JP2003114476A (ja) | 2003-04-18 |
Family
ID=19129229
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001310215A Pending JP2003114476A (ja) | 2001-10-05 | 2001-10-05 | 一眼レフカメラ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003114476A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007178629A (ja) * | 2005-12-27 | 2007-07-12 | Canon Inc | 撮像装置、その制御方法、及びコンピュータプログラム |
-
2001
- 2001-10-05 JP JP2001310215A patent/JP2003114476A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007178629A (ja) * | 2005-12-27 | 2007-07-12 | Canon Inc | 撮像装置、その制御方法、及びコンピュータプログラム |
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