JP2003188784A - 単一無線中継方式 - Google Patents
単一無線中継方式Info
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- JP2003188784A JP2003188784A JP2001382437A JP2001382437A JP2003188784A JP 2003188784 A JP2003188784 A JP 2003188784A JP 2001382437 A JP2001382437 A JP 2001382437A JP 2001382437 A JP2001382437 A JP 2001382437A JP 2003188784 A JP2003188784 A JP 2003188784A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 通り中継無線装置において、音声信号中継に
よる信号劣化を防止することを目的とする。 【解決手段】 中継する2台の無線機の相手受信機の中
間周波信号を自局送信周波数に変換する周波数変換回路
を新たに設け、中間周波信号で中継する。
よる信号劣化を防止することを目的とする。 【解決手段】 中継する2台の無線機の相手受信機の中
間周波信号を自局送信周波数に変換する周波数変換回路
を新たに設け、中間周波信号で中継する。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、単一FM無線機を
使用する通り中継方式に関するものである。 【0002】 【従来の技術】図2に従来の通り中継方式の系統図を示
し説明する。 【0003】a,bは通り中継局を構成する従来型の無
線機である。その動作は、無線機aの受信出力を無線機
bの変調入力に、また無線機bの受信出力を無線機aの
変調入力にそれぞれ接続し中継動作を行うものである。 【0004】しかしこの中継方式の場合、受信波を音声
信号に復調し、その音声信号を相手無線機で変調し高周
波に変換し送信するため音声信号に劣化が発生してしま
う。特にIDC回路の微分回路、リミッタ回路及びスプ
ラッタフィルタによる信号ひずみ、周波数特性の劣化が
大きい。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】本発明は、通り中継無
線装置において従来の音声信号中継による信号劣化を防
止するものである。 【0006】 【課題を解決するための手段】従来方式では音声信号を
中継する方式であったが、本方式では中継する2台の無
線機の相手受信機の中間周波信号を自局送信周波数に変
換する周波数変換回路を新たに設け、中間周波信号で中
継するものである。 【0007】従って本方式によれば、受信機の復調回
路、送信機のIDC回路及び変調回路等を経由しないた
め音声信号の劣化を防止することが出来る。 【0008】 【発明の実施の形態】図1に本発明の実施例を示し説明
する。 【0009】a,bは通り中継局を構成する2台の無線
機、2〜9は無線機の内部を示しa,b無線機とも同一
である、1はアンテナ、2は受信波を増幅する高周波増
幅部、3は受信信号を中間周波数に変換するIF変換
部、4は中間周波増幅部、5は中間周波数信号を音声信
号に復調する復調部、6は相手受信機の中間周波数を自
局送信周波数に変換する周波数変換部、7は電力増幅
部、8は音声信号を各種処理し変調信号作成するIDC
回路、9は変調部である。 【0010】次に動作を説明する、無線機aのアンテナ
1で受信された電波は高周波増幅部2で増幅されIF変
換部3で中間周波数に変換される、中間周波増幅部4で
信号増幅され復調部5で音声信号に復調される。 【0011】また中間周波増幅部4の出力は、相手無線
機bの周波数変換部6に接続され、無線機bの送信周波
数に変換し電力増幅部7で増幅し、無線機bのアンテナ
1から送信される。同様に無線機bで受信された信号は
無線機bの高周波増幅部2、IF変換部3、中間周波増
幅部4及び無線機aの周波数変換部6、電力増幅部7を
経由し、アンテナ1から送信される。 【0012】また、送信起動をかけるためのプレス信号
は従来通り受信機の復調部5のスケルチ信号で行う。 【0013】 【発明の効果】このように受信機の中間周波信号を相手
無線機の送信周波数に変換し直接電力増幅部7に接続す
ることにより、受信機の復調部5、送信機のIDC回路
8、変調部9の回路を経由しないため信号の劣化が防止
できる。特にIDC回路8に入っている微分回路、リミ
ッタ回路及びスプラッタフィルタ等による信号のひず
み、周波数特性の劣化の影響を受けないので大幅な改善
が出来る。
使用する通り中継方式に関するものである。 【0002】 【従来の技術】図2に従来の通り中継方式の系統図を示
し説明する。 【0003】a,bは通り中継局を構成する従来型の無
線機である。その動作は、無線機aの受信出力を無線機
bの変調入力に、また無線機bの受信出力を無線機aの
変調入力にそれぞれ接続し中継動作を行うものである。 【0004】しかしこの中継方式の場合、受信波を音声
信号に復調し、その音声信号を相手無線機で変調し高周
波に変換し送信するため音声信号に劣化が発生してしま
う。特にIDC回路の微分回路、リミッタ回路及びスプ
ラッタフィルタによる信号ひずみ、周波数特性の劣化が
大きい。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】本発明は、通り中継無
線装置において従来の音声信号中継による信号劣化を防
止するものである。 【0006】 【課題を解決するための手段】従来方式では音声信号を
中継する方式であったが、本方式では中継する2台の無
線機の相手受信機の中間周波信号を自局送信周波数に変
換する周波数変換回路を新たに設け、中間周波信号で中
継するものである。 【0007】従って本方式によれば、受信機の復調回
路、送信機のIDC回路及び変調回路等を経由しないた
め音声信号の劣化を防止することが出来る。 【0008】 【発明の実施の形態】図1に本発明の実施例を示し説明
する。 【0009】a,bは通り中継局を構成する2台の無線
機、2〜9は無線機の内部を示しa,b無線機とも同一
である、1はアンテナ、2は受信波を増幅する高周波増
幅部、3は受信信号を中間周波数に変換するIF変換
部、4は中間周波増幅部、5は中間周波数信号を音声信
号に復調する復調部、6は相手受信機の中間周波数を自
局送信周波数に変換する周波数変換部、7は電力増幅
部、8は音声信号を各種処理し変調信号作成するIDC
回路、9は変調部である。 【0010】次に動作を説明する、無線機aのアンテナ
1で受信された電波は高周波増幅部2で増幅されIF変
換部3で中間周波数に変換される、中間周波増幅部4で
信号増幅され復調部5で音声信号に復調される。 【0011】また中間周波増幅部4の出力は、相手無線
機bの周波数変換部6に接続され、無線機bの送信周波
数に変換し電力増幅部7で増幅し、無線機bのアンテナ
1から送信される。同様に無線機bで受信された信号は
無線機bの高周波増幅部2、IF変換部3、中間周波増
幅部4及び無線機aの周波数変換部6、電力増幅部7を
経由し、アンテナ1から送信される。 【0012】また、送信起動をかけるためのプレス信号
は従来通り受信機の復調部5のスケルチ信号で行う。 【0013】 【発明の効果】このように受信機の中間周波信号を相手
無線機の送信周波数に変換し直接電力増幅部7に接続す
ることにより、受信機の復調部5、送信機のIDC回路
8、変調部9の回路を経由しないため信号の劣化が防止
できる。特にIDC回路8に入っている微分回路、リミ
ッタ回路及びスプラッタフィルタ等による信号のひず
み、周波数特性の劣化の影響を受けないので大幅な改善
が出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示すブロック図。
【図2】従来の一例を示すブロック図。
【符号の説明】
a,b:通り中継局を構成する2台の無線機、1:アン
テナ、2:受信電波を増幅する高周波増幅部、3:受信
信号を中間周波数に変換するIF変換部、4:中間周波
増幅部、5:中間周波数信号を音声信号に復調する復調
部、6:相手受信機の中間周波数を自局送信周波数に変
換する周波数変換部、7:電力増幅部、8:音声信号を
各種処理し変調信号を作成するIDC回路、9:変調
部。
テナ、2:受信電波を増幅する高周波増幅部、3:受信
信号を中間周波数に変換するIF変換部、4:中間周波
増幅部、5:中間周波数信号を音声信号に復調する復調
部、6:相手受信機の中間周波数を自局送信周波数に変
換する周波数変換部、7:電力増幅部、8:音声信号を
各種処理し変調信号を作成するIDC回路、9:変調
部。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 単一無線機を使用した無線通信におい
て、不感地域を解消するため無線局間の中間にそれぞれ
の無線局からの電波を中継する通り中継局を設置する場
合、前述通り中継局の無線装置に周波数変換回路を設け
受信機の中間周波信号を前述周波数変換回路を経由し、
中継相手無線装置の送信機電力増幅部に接続することに
より、信号の劣化を防止することを特徴とする単一無線
機の通り中継方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001382437A JP2003188784A (ja) | 2001-12-17 | 2001-12-17 | 単一無線中継方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001382437A JP2003188784A (ja) | 2001-12-17 | 2001-12-17 | 単一無線中継方式 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003188784A true JP2003188784A (ja) | 2003-07-04 |
Family
ID=27592778
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001382437A Pending JP2003188784A (ja) | 2001-12-17 | 2001-12-17 | 単一無線中継方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003188784A (ja) |
-
2001
- 2001-12-17 JP JP2001382437A patent/JP2003188784A/ja active Pending
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