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JP2003166543A - 転がり軸受 - Google Patents

転がり軸受

Info

Publication number
JP2003166543A
JP2003166543A JP2001366500A JP2001366500A JP2003166543A JP 2003166543 A JP2003166543 A JP 2003166543A JP 2001366500 A JP2001366500 A JP 2001366500A JP 2001366500 A JP2001366500 A JP 2001366500A JP 2003166543 A JP2003166543 A JP 2003166543A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cage
bearing
solid lubricant
rolling
rolling bearing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001366500A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiko Otaka
一彦 大高
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NSK Ltd
Original Assignee
NSK Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NSK Ltd filed Critical NSK Ltd
Priority to JP2001366500A priority Critical patent/JP2003166543A/ja
Publication of JP2003166543A publication Critical patent/JP2003166543A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C33/00Parts of bearings; Special methods for making bearings or parts thereof
    • F16C33/30Parts of ball or roller bearings
    • F16C33/66Special parts or details in view of lubrication
    • F16C33/6637Special parts or details in view of lubrication with liquid lubricant
    • F16C33/664Retaining the liquid in or near the bearing
    • F16C33/6648Retaining the liquid in or near the bearing in a porous or resinous body, e.g. a cage impregnated with the liquid
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C2240/00Specified values or numerical ranges of parameters; Relations between them
    • F16C2240/30Angles, e.g. inclinations
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
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    • F16C2240/30Angles, e.g. inclinations
    • F16C2240/34Contact angles

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Rolling Contact Bearings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 外輪軌道面と保持器外周面との空隙間への固
体潤滑剤の充填不足を回避し、安定した回転を可能とす
る。 【解決手段】 本発明の円すいころ軸受10は、保持器
11のポケット11a内に保持された複数の転動体12
が、各々軌道面13a,14aを有する一対の内外輪1
3,14間に組み込まれている。また、軸受10内部に
は、固体潤滑剤15が充填されている。そして、保持器
11のポケット窓押し面11bが、転動体12の外周円
の接線と略平行をなしており、ポケット窓押し角度ρ
が、20°〜35°となるように形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、保持器のポケット
に保持される複数の転動体が各々軌道面を有する一対の
内外輪間に組み込まれ、内部に固体潤滑剤が充填されて
いる転がり軸受の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、転がり軸受として、保持器の各々
ポケットに保持された複数の転動体が各々軌道面を有す
る一対の内外輪間に組み込まれた円すいころ軸受があ
る。この軸受内部には、固体潤滑剤が充填されており、
内外輪、各々転動体及び保持器が分解不能に保持されて
いる。
【0003】前記円すいころ軸受では、定格荷重を所定
寸法形状内で可能な限り高めるため、保持器の強度を考
慮しつつ、できるだけ多くの転動体(ころ)が幾何学的
干渉をしないように設計されている。この場合、必然的
に保持器のポケットの柱幅を大きく取る方向で設計する
ため、保持器の回転時の動き量を考慮した上、保持器の
外周面が外輪軌道面に接触しない位置まで、保持器を外
輪軌道面側に寄せるように設計されている。このため、
通常、ポケット窓押し面により形成されるポケット窓押
し角度は36°以上で設計されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、軸受内
部に固体潤滑剤を充填する場合、外輪軌道面と保持器外
周面との空隙が小さいため、固体潤滑剤を充分に充填で
きない場合が生じる。このような現象は、特に外径φ1
00mm以下の円すいころ軸受に顕著に現れる。固体潤
滑剤を充分に充填できないと、軸受回転時に固体潤滑剤
が捲れ、又は脱落してしまい、軌道輪と転動体との間、
及び保持器と転動体との間に挟み込まれ、軸受の回転が
拘束されてしまい、ロック現象が生じてしまうという問
題があった。
【0005】本発明は、外輪軌道面と保持器外周面との
空隙間の距離が、保持器の動きにより最小となった場合
でも、所定値以上を確保することができ、空隙間への固
体潤滑剤の充填不足を回避することができ、安定した回
転を可能にできる転がり軸受を提供することを目的とし
ている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、保
持器のポケットにそれぞれ保持された複数の転動体が、
各々軌道面を有する一対の内外輪間に組み込まれ、内部
に固体潤滑剤が充填されている転がり軸受において、前
記保持器のポケット窓押し面により形成されるポケット
窓押し角度が、20°〜35°であることを特徴とする
転がり軸受によって達成することができる。
【0007】また、前記保持器の大径側先端部が、軸受
中心側に所定角度折曲されていることが好ましい。
【0008】本発明に係る転がり軸受によれば、ポケッ
ト窓押し角度が、20°〜35°であるので、外輪軌道
面と保持器外周面との空隙間の距離は、保持器の動きに
より最小となった場合でも、0.45mm以上に保持さ
れる。したがって、固体潤滑剤は、空隙間に十分に充填
される。
【0009】更に、本発明に係る転がり軸受によれば、
大径側先端部が軸受中心側に所定角度折曲されているの
で、外輪軌道面と保持器外周面との間で充分な空隙が確
保される。したがって、外輪軌道面と保持器外周面との
間に、十分な固体潤滑剤を充填することができ、固体潤
滑剤の回転時の剥がれや切断等を確実に防止することが
できる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の転がり軸受の一実
施形態を図1及び図2に基づいて詳細に説明する。図1
は、本発明の転がり軸受の一実施形態を示す断面図、図
2は図1における矢印A方向から観た断面図である。
【0011】図1及び図2に示すように、本実施形態の
円すいころ軸受10は、保持器11のポケット11a内
に各々保持された複数の転動体(ころ)12が、各々軌
道面13a,14aを有する一対の内外輪13,14間
に組み込まれている。
【0012】軸受10内部には、固体潤滑剤15が、例
えば内外輪13,14及び保持器11の組立て完了後
に、射出成形等の手段により充填される。この固体潤滑
剤15の充填により、内外輪13,14に対する各転動
体12及び保持器11の軸方向(軸受が支持する軸の軸
方向、図1中左右方向)の動きが規制され、内輪13か
らの安易な脱落等が防止される。これにより、内外輪1
3,14、各転動体12及び保持器11が各々分解不能
に保持される。
【0013】固体潤滑剤15としては、例えば潤滑剤含
有ポリマが用いられる。具体的には、合成樹脂に潤滑剤
を混ぜて調製した原料を、合成樹脂の融点以上で加熱し
て可塑化させ、その後に冷却して固形化したものであ
る。組成比としては、全重量に対して合成樹脂10〜5
0重量%、潤滑剤90〜50重量%であることが好まし
い。
【0014】合成樹脂の具体例としては、ポリエチレ
ン、ポリプロピレン、ポリブチレン、ポリメチルペンテ
ン等、基本的に同一の化学構造を有するポリオレフィン
系樹脂の群から選択されたものが挙げられる。また、潤
滑剤の具体例としては、ポリα―オレフィン油のような
パラフィン系炭化水素油、ナフテン系炭化水素油、鉱
油、ジアルキルジフェニンエーテル油のようなエーテル
油、フタル酸エステルのようなエステル油等のいずれか
を、単独又は混合油としたものが挙げられる。潤滑油に
は、酸化防止剤、錆止め剤、磨耗防止剤、消泡剤、極圧
剤等の各種添加剤を予め加えてもよい。
【0015】保持器11のポケット窓押し面11bは、
転動体12の外周円の接線と略平行をなしており、図2
に示すポケット窓押し角度ρが、20°〜35°の範囲
内に収まるように形成されている。これにより、外輪1
4の軌道面14aと保持器11の外周面11cとの空隙
間距離δは、保持器11の動きにより最小となった場合
でも、0.45mm以上を確保することができる。
【0016】また、保持器11の大径側(図1中右側)
先端部11dは、軸受10中心側に所定角度折曲されて
おり、外輪軌道面14aとの充分な空隙Bが確保されて
いる。これにより、空隙Bには、十分な固体潤滑剤15
が充填され、保持器11の大径側先端部11d付近にお
ける固体潤滑剤15の回転時の剥がれや切断等を確実に
回避することができる。
【0017】本実施形態の円すいころ軸受10は、保持
器11のポケット窓押し角度ρが、20°〜35°に設
定されており、保持器11の円周上の位置を軸受10中
心位置へ寄せて配置されている。したがって、外輪軌道
面14aと保持器外周面11cとの空隙間距離δは、保
持器11の動きにより最小となった場合でも、0.45
mm以上を確保することができる。なお、保持器11の
円周上の位置を軸受10中心位置へ寄せた結果、保持器
11の柱幅が狭くなる場合には、保持器強度を維持する
ため、要求の計算にて算出される転がり疲れ寿命を満足
する定格荷重の許容範囲内で、転動体12の数を減らす
ことも可能である。
【0018】以上のように上記実施形態によれば、保持
器11のポケット窓押し角度ρが、20°〜35°の範
囲内に設定されているので、外輪軌道面14aと保持器
外周面11cとの空隙間の距離δを、保持器11の動き
により最小となった場合でも、0.45mm以上に保持
することができる。これにより、空隙間への十分な固体
潤滑剤15の充填を可能にすることができ、充填不足を
回避することができるとともに、固体潤滑剤15の必要
な厚みを確保することができる。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように本発明の転がり軸受
によれば、保持器のポケット窓押し角度が20°〜35
°である。したがって、外輪軌道面と保持器外周面との
空隙間の距離を、保持器の動きにより最小となった場合
でも、所定値以上とすることができる。よって、空隙間
への固体潤滑剤の充填不足を回避することができ、安定
した回転を維持することができる。
【0020】また、保持器の大径側先端部が、軸受中心
側に所定角度折曲されている。したがって、保持器外周
面と外輪軌道面との間に充分な空隙を確保することがで
き、十分な量の固体潤滑剤を充填することができる。よ
って、固体潤滑剤の回転時の剥がれや切断等を確実に回
避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の転がり軸受の一実施形態を示す断面図
である。
【図2】図1における矢印A方向から観た断面図であ
る。
【符号の説明】
10 円すいころ軸受(転がり軸受) 11 保持器 11a ポケット 11b ポケット窓押し面 11c 保持器外周面 11d 保持器の大径側先端部 12 転動体(ころ) 13 内輪 13a 内輪軌道面 14 外輪 14a 外輪軌道面 15 固体潤滑剤 ρ ポケット窓押し角度 δ 外輪軌道面と保持器外周面との空隙間距離

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 保持器のポケットにそれぞれ保持された
    複数の転動体が、各々軌道面を有する一対の内外輪間に
    組み込まれ、内部に固体潤滑剤が充填されている転がり
    軸受において、 前記保持器のポケット窓押し面により形成されるポケッ
    ト窓押し角度が、20°〜35°であることを特徴とす
    る転がり軸受。
  2. 【請求項2】 前記保持器の大径側先端部が、軸受中心
    側に所定角度折曲されていることを特徴とする請求項1
    記載の転がり軸受。
JP2001366500A 2001-11-30 2001-11-30 転がり軸受 Pending JP2003166543A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005054697A1 (ja) * 2003-12-02 2005-06-16 Ntn Corporation 円すいころ軸受
JP2006022823A (ja) * 2004-07-05 2006-01-26 Ntn Corp トランスミッション用円すいころ軸受
JP2006022824A (ja) * 2004-07-05 2006-01-26 Ntn Corp デファレンシャル用円すいころ軸受
US7753593B2 (en) 2004-07-05 2010-07-13 Ntn Corporation Tapered roller bearing
US8783965B2 (en) 2004-05-13 2014-07-22 Ntn Corporation Tapered roller bearing

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