JP2003160774A - 機能性貼布材 - Google Patents
機能性貼布材Info
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- JP2003160774A JP2003160774A JP2002344639A JP2002344639A JP2003160774A JP 2003160774 A JP2003160774 A JP 2003160774A JP 2002344639 A JP2002344639 A JP 2002344639A JP 2002344639 A JP2002344639 A JP 2002344639A JP 2003160774 A JP2003160774 A JP 2003160774A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 血行を促進して細胞の機能を高め、健康の維
持、生活習慣病の発生防止に寄与する貼布材を製造す
る。 【解決手段】 基布上に炭化金属化合物と、アニオン系
単量体及びカチオン系単量体を共重合したアクリル酸樹
脂、多官能イソシアネート化合物、及び適度な分子量を
持ったポリアルキレングリコールを配合したコーテイン
グ層と、さらにその上にカチオン系単量体を共重合した
アクリル樹脂粘着剤層の2重層を持つ貼布材を製造す
る。
持、生活習慣病の発生防止に寄与する貼布材を製造す
る。 【解決手段】 基布上に炭化金属化合物と、アニオン系
単量体及びカチオン系単量体を共重合したアクリル酸樹
脂、多官能イソシアネート化合物、及び適度な分子量を
持ったポリアルキレングリコールを配合したコーテイン
グ層と、さらにその上にカチオン系単量体を共重合した
アクリル樹脂粘着剤層の2重層を持つ貼布材を製造す
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は特定の炭化金属化合
物が持つている高い効率の赤外線、遠赤外線放射機能及
びマイナスイオン発生機能、又水分子の存在下の発熱機
能により得られる健康維持、治療、美容に効果のある機
能性貼布材に関する。
物が持つている高い効率の赤外線、遠赤外線放射機能及
びマイナスイオン発生機能、又水分子の存在下の発熱機
能により得られる健康維持、治療、美容に効果のある機
能性貼布材に関する。
【0002】
【従来の技術】これ迄特定の炭化金属化合物が上記した
様な優れた機能を持っているこは広く知られており、こ
の機能を活用した炭化金属化合物を含有した繊維、成型
品又は貼布剤が健康用具、医療用具、装飾品、化粧関連
商品として使用されてきた。しかしいずれの製品形態に
おいても炭化金属化合物が持つ素材としての優れた機能
が十分には発揮されていなかつた。
様な優れた機能を持っているこは広く知られており、こ
の機能を活用した炭化金属化合物を含有した繊維、成型
品又は貼布剤が健康用具、医療用具、装飾品、化粧関連
商品として使用されてきた。しかしいずれの製品形態に
おいても炭化金属化合物が持つ素材としての優れた機能
が十分には発揮されていなかつた。
【0003】
【発明が解決しようとしている課題】炭化金属化合物が
持っている素材としての優れた機能を高度に示す事の出
来る製品形態とその製造方法を見出す事にある。
持っている素材としての優れた機能を高度に示す事の出
来る製品形態とその製造方法を見出す事にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは多角的な検
討を行った結果、炭化金属化合物が優れた機能を高度に
発揮するには、製品構成から炭化金属化合物が出来るだ
け大きな素材表面を持っている状態である事、及び適量
水分の存在が必要である事を見出し優れた機能を持つ貼
布剤を作成し本発明を完成した。
討を行った結果、炭化金属化合物が優れた機能を高度に
発揮するには、製品構成から炭化金属化合物が出来るだ
け大きな素材表面を持っている状態である事、及び適量
水分の存在が必要である事を見出し優れた機能を持つ貼
布剤を作成し本発明を完成した。
【0005】炭化金属化合物が微細な粒子単位に近く分
散することにより、炭化金属素材の表面積が増して赤外
線、遠赤外線の放射線量及びマイナスイオンの放出量が
増大する。更に適量の水分の存在は炭化金属化合物から
のマイナスイオンの放出を促し、その皮膚及び体内への
移動を容易にする共に、カーバイト化合物に見られる発
熱量を増大する。炭化金属化合物が持つ優れた機能が高
度に発揮されるので、健康維持の阻害、肉体の異常、生
活習慣病等の改善の基本といわれている血行の促進、活
性酸素の抑制効果が高まって来る。これにより疲労、筋
肉痛、肩こり、腰痛等の解消に効果を示すとともに、各
種の内科的生活習慣病、皮膚の異常の改善に、又美容に
も効果を示す。
散することにより、炭化金属素材の表面積が増して赤外
線、遠赤外線の放射線量及びマイナスイオンの放出量が
増大する。更に適量の水分の存在は炭化金属化合物から
のマイナスイオンの放出を促し、その皮膚及び体内への
移動を容易にする共に、カーバイト化合物に見られる発
熱量を増大する。炭化金属化合物が持つ優れた機能が高
度に発揮されるので、健康維持の阻害、肉体の異常、生
活習慣病等の改善の基本といわれている血行の促進、活
性酸素の抑制効果が高まって来る。これにより疲労、筋
肉痛、肩こり、腰痛等の解消に効果を示すとともに、各
種の内科的生活習慣病、皮膚の異常の改善に、又美容に
も効果を示す。
【0006】
【発明の実施の形態】即ち炭化金属化合物の表面は本来
非常に疎水性の高いものが多く、貼布材の製造おいて
は、炭化金属化合物が十分に分散して大きな素材表面積
を持ち、又高い固形分濃度のコーテング溶液を作成して
塗布する事は困難であった。これに対し特許請求の範囲
の請求項3に記載したアクリル酸共重合体を配合したコ
ーテング剤を塗布乾燥する事により上記困難を解決する
と共に、コーティング層が本発明の課題である機能を発
揮のに適した透湿性と平衡水分を持つ事が可能になつ
た。更にその上に請求項4に記載の粘着性コーテイング
溶液を塗布乾燥する事により優れた機能性貼布材を完成
した。
非常に疎水性の高いものが多く、貼布材の製造おいて
は、炭化金属化合物が十分に分散して大きな素材表面積
を持ち、又高い固形分濃度のコーテング溶液を作成して
塗布する事は困難であった。これに対し特許請求の範囲
の請求項3に記載したアクリル酸共重合体を配合したコ
ーテング剤を塗布乾燥する事により上記困難を解決する
と共に、コーティング層が本発明の課題である機能を発
揮のに適した透湿性と平衡水分を持つ事が可能になつ
た。更にその上に請求項4に記載の粘着性コーテイング
溶液を塗布乾燥する事により優れた機能性貼布材を完成
した。
【0007】請求項3に記載の第2層を形成するアクリ
ル酸エステル系樹脂は、アニオン性単量体として、アク
リル酸、マレイン酸を単独又は配合して0.3〜1.0
重量%、カチオン性単量体としてN,N−ジエチルアミ
ノエチルアクリル酸エステルN−ビニル−2−ヒロリド
ンを単独又は配合し2〜10重量%共重合する事が必要
である。アニオン性単量体の共重合の割合が1.0重量
%以上の時、又カチオン性単量体の共重合の割合が10
%以上の時は炭化金属化合物の分散微粒子の2次凝集が
発生し好ましくない。又アニオン性単量体が0.3重量
%以下、カチオン性単量体が2%以下の時は高い炭化金
属化合物濃度において炭化物の分散が良好な第2層を得
る事が出来なかった。又アクリル酸とマレイン酸の配合
率、及びNN−ジエチルアミノエチルアクリレートとN
−ビニル−2−ピロリドンの配合率は特に限定の必要が
ないが等量比配合がもつとも好ましい。アクリル酸エス
テル単量体としては、エチルエステル、ブチルエステ
ル、2−エチルヘキシルエステルの中から選択するのが
好ましく、又これらアクリル酸エステル単量体の共重合
の量の比は特に限定の必要はない。
ル酸エステル系樹脂は、アニオン性単量体として、アク
リル酸、マレイン酸を単独又は配合して0.3〜1.0
重量%、カチオン性単量体としてN,N−ジエチルアミ
ノエチルアクリル酸エステルN−ビニル−2−ヒロリド
ンを単独又は配合し2〜10重量%共重合する事が必要
である。アニオン性単量体の共重合の割合が1.0重量
%以上の時、又カチオン性単量体の共重合の割合が10
%以上の時は炭化金属化合物の分散微粒子の2次凝集が
発生し好ましくない。又アニオン性単量体が0.3重量
%以下、カチオン性単量体が2%以下の時は高い炭化金
属化合物濃度において炭化物の分散が良好な第2層を得
る事が出来なかった。又アクリル酸とマレイン酸の配合
率、及びNN−ジエチルアミノエチルアクリレートとN
−ビニル−2−ピロリドンの配合率は特に限定の必要が
ないが等量比配合がもつとも好ましい。アクリル酸エス
テル単量体としては、エチルエステル、ブチルエステ
ル、2−エチルヘキシルエステルの中から選択するのが
好ましく、又これらアクリル酸エステル単量体の共重合
の量の比は特に限定の必要はない。
【0008】炭化金属化合物としては炭化アルミニウ
ム、炭化ウラン、炭化ジルコニウム、炭化ストロンチウ
ム、炭化タングステン、炭化チタン、炭化ニオブ、炭化
バナジウム、炭化バリウム、炭化モリブデンが優れた機
能をもっており1種又は2種以上の併用により用いる事
が出来る。炭化金属化合物100重量部に対し請求項3
のアクリル酸系樹脂を固形分換算で30重量部乃至10
0重量部の割合で配合、酢酸エチル、トルエン等の溶剤
を適量添加、デイスパー等の高速攪拌機、ボールミルで
コーテング溶液を製造する。上記炭化金属化合物が持つ
ている微細な粒子状態に分散されたコーテング溶液を得
る事ができた。
ム、炭化ウラン、炭化ジルコニウム、炭化ストロンチウ
ム、炭化タングステン、炭化チタン、炭化ニオブ、炭化
バナジウム、炭化バリウム、炭化モリブデンが優れた機
能をもっており1種又は2種以上の併用により用いる事
が出来る。炭化金属化合物100重量部に対し請求項3
のアクリル酸系樹脂を固形分換算で30重量部乃至10
0重量部の割合で配合、酢酸エチル、トルエン等の溶剤
を適量添加、デイスパー等の高速攪拌機、ボールミルで
コーテング溶液を製造する。上記炭化金属化合物が持つ
ている微細な粒子状態に分散されたコーテング溶液を得
る事ができた。
【0009】本発明により得られた請求項3に記載の配
合物溶液は他の樹脂との相溶性に優れているので、各種
組成のアクリル酸エステル系樹脂、SBR系ゴム、イソ
プレン系ゴム、ブチルゴム等の各種ゴムと相互溶解度の
限界内において本発明の効果を損なわない範囲において
混合して使用しても差し支えない。
合物溶液は他の樹脂との相溶性に優れているので、各種
組成のアクリル酸エステル系樹脂、SBR系ゴム、イソ
プレン系ゴム、ブチルゴム等の各種ゴムと相互溶解度の
限界内において本発明の効果を損なわない範囲において
混合して使用しても差し支えない。
【0010】第3層を形成する請求項4に記載のアクリ
ル酸エステル系粘着剤は、N−ビニル−2−ピロリドン
を2〜10重量%共重合する事により、第2層及び人間
の皮膚等への付着力が大きく向上すると共に、本発明の
課題に適した透湿性と平衡水分を持つ事が出来る。
ル酸エステル系粘着剤は、N−ビニル−2−ピロリドン
を2〜10重量%共重合する事により、第2層及び人間
の皮膚等への付着力が大きく向上すると共に、本発明の
課題に適した透湿性と平衡水分を持つ事が出来る。
【0011】多官能イソシアネート化合物としては、ト
リレンジイソシアネート、ジフェニルメタンジソシアネ
ート、キシレンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイ
ソシアネート等のジイソシアネート、及びトリメチロー
ルプロパントリレンイソシアネート、多官能性芳香族ポ
リイソシアネート等があげられる。アクリル酸エステル
樹脂に対し多官能イソシアネートを0.1〜5%配合す
れば第2層、第3層の表面粘着強度を損ねる事なく凝集
強度を大きくすることが可能であり運動時使用等の苛酷
な使用条件下での使用を可能にする。
リレンジイソシアネート、ジフェニルメタンジソシアネ
ート、キシレンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイ
ソシアネート等のジイソシアネート、及びトリメチロー
ルプロパントリレンイソシアネート、多官能性芳香族ポ
リイソシアネート等があげられる。アクリル酸エステル
樹脂に対し多官能イソシアネートを0.1〜5%配合す
れば第2層、第3層の表面粘着強度を損ねる事なく凝集
強度を大きくすることが可能であり運動時使用等の苛酷
な使用条件下での使用を可能にする。
【0012】ポリアルキレングリコールとしては、ポリ
プロピレングリコール、ポリブチレングリコールがあげ
られる。中でも分子量400&6000のボリプロピレ
ングリコールが好ましい。第2層、第3層中のアクリル
酸エステル系粘着剤に対し、純分換算で5〜35%配合
すれば、各層の耐水特性を損ねる事なく、透湿度が向上
し各層の含水率が常時適正に保たれ、優れた機能を長時
間保つ事が可能になつた。
プロピレングリコール、ポリブチレングリコールがあげ
られる。中でも分子量400&6000のボリプロピレ
ングリコールが好ましい。第2層、第3層中のアクリル
酸エステル系粘着剤に対し、純分換算で5〜35%配合
すれば、各層の耐水特性を損ねる事なく、透湿度が向上
し各層の含水率が常時適正に保たれ、優れた機能を長時
間保つ事が可能になつた。
【0013】各層を形成するコーテイング剤を製造する
とき、本発明品の機能を損ねない範囲に於いて、通常コ
ーテイング剤の製造に於いて使用されている活性剤、防
腐剤酸化防止剤、消泡剤等を性能が損なわれない範囲で
配合することは可能である。
とき、本発明品の機能を損ねない範囲に於いて、通常コ
ーテイング剤の製造に於いて使用されている活性剤、防
腐剤酸化防止剤、消泡剤等を性能が損なわれない範囲で
配合することは可能である。
【0014】第2層、第3層における塗布量としては、
本発明による貼布材が十分な機能を発揮するには、第2
層としては、固形換算で50g/m2以上、第3層とし
ては、30g/m2以上が好ましい。、
本発明による貼布材が十分な機能を発揮するには、第2
層としては、固形換算で50g/m2以上、第3層とし
ては、30g/m2以上が好ましい。、
【0015】
【実施例】本発明につき実施例をあげより詳細に説明す
る。
る。
【0016】[実施例1]炭化ジルコニウム50重量部
と炭化バナジウム50重量部に対し、アクリル酸0.5
重量%、マレイン酸0.5重量%、N,N−ジエチルア
ミノエチルアクリレート2重量%、N−ビニルピロリド
ン3重量%、ブチルアクリレート30重量%、残り2−
エチルヘキシルアクリレートからなるアクリル酸エステ
ル共重合体100重量部、トリメチロールプロパントリ
レンジイソシアネート0.5重量部、分子量1000の
ジプロピレングリコール30重量部、酢酸エチル150
重量部、トルエン150重量部を混合デイスパーで5時
間攪拌コーテイング溶液を得た。このコーテイング液を
ウレタン樹脂の目止め剤を塗布した合成繊維の織布に塗
布乾燥した(第2層)。次いでN−ビニルヒロリドン8
重量%、ブチルアクリレート50重量%、残り2−エチ
ルヘキシルアクリレートからなるアクリル酸エステル共
重合体100重量部、トリメチロールプロパントリレン
ジイソシアネート2.0重量部、分子量800のジプロ
ピレングリコール10重量部、酢酸エチル100重量
部、トルエン50重量部を混合高速攪拌機で攪拌コーテ
ング液を作成、上記第2層の上に塗布乾燥し貼布材を作
成した。得られた貼布材を直径8cmの大きさに打ち抜
いた貼布を肩こりの症状を持った100人の患部に貼り
症状の変化を48時間後に観察した。比較として、実施
例で第2層、第3層において配合したアクリル酸共重合
体に替え、アニオン系単量体、カチオン系単量体を共重
合しない、又コーテング液に配合したトリメチロールプ
ロパン、ジプロピレングリコールを配合しなかった以外
は、実施例1と同様にして作成した貼布材を使用比較例
とした。 実 施 例 比 較 例 症状がかなり軽減した人 35名 5名 症状が軽減した人 55名 15名 症状が変化しなかった人 10名 80名
と炭化バナジウム50重量部に対し、アクリル酸0.5
重量%、マレイン酸0.5重量%、N,N−ジエチルア
ミノエチルアクリレート2重量%、N−ビニルピロリド
ン3重量%、ブチルアクリレート30重量%、残り2−
エチルヘキシルアクリレートからなるアクリル酸エステ
ル共重合体100重量部、トリメチロールプロパントリ
レンジイソシアネート0.5重量部、分子量1000の
ジプロピレングリコール30重量部、酢酸エチル150
重量部、トルエン150重量部を混合デイスパーで5時
間攪拌コーテイング溶液を得た。このコーテイング液を
ウレタン樹脂の目止め剤を塗布した合成繊維の織布に塗
布乾燥した(第2層)。次いでN−ビニルヒロリドン8
重量%、ブチルアクリレート50重量%、残り2−エチ
ルヘキシルアクリレートからなるアクリル酸エステル共
重合体100重量部、トリメチロールプロパントリレン
ジイソシアネート2.0重量部、分子量800のジプロ
ピレングリコール10重量部、酢酸エチル100重量
部、トルエン50重量部を混合高速攪拌機で攪拌コーテ
ング液を作成、上記第2層の上に塗布乾燥し貼布材を作
成した。得られた貼布材を直径8cmの大きさに打ち抜
いた貼布を肩こりの症状を持った100人の患部に貼り
症状の変化を48時間後に観察した。比較として、実施
例で第2層、第3層において配合したアクリル酸共重合
体に替え、アニオン系単量体、カチオン系単量体を共重
合しない、又コーテング液に配合したトリメチロールプ
ロパン、ジプロピレングリコールを配合しなかった以外
は、実施例1と同様にして作成した貼布材を使用比較例
とした。 実 施 例 比 較 例 症状がかなり軽減した人 35名 5名 症状が軽減した人 55名 15名 症状が変化しなかった人 10名 80名
【0017】[実施例2〜6]
1)実施例1の炭化ジルコニウム50重量部と炭化バナ
ジウム50重量部に替え炭化チタン100重量部を使
用、2)請求項3記載のアクリル酸エステル系粘着剤の
共重合体樹脂組成を表−1の様に,3)請求項4に記載
のアクリル酸エステル系粘着剤にN−ビニル−2−ピロ
リドンを3%共重合した、4)分子量3500のプロピ
レングリコールを第2層、第3層に純分換算で30重量
部配合した以外は実施例1と同様にして貼布材の作成、
及び使用比較を行った。結果を表−2に示す。 実施例1〜5に見られる様に本発明による貼布材は、肩
こりの治療に於いて、優れた効果を示している。
ジウム50重量部に替え炭化チタン100重量部を使
用、2)請求項3記載のアクリル酸エステル系粘着剤の
共重合体樹脂組成を表−1の様に,3)請求項4に記載
のアクリル酸エステル系粘着剤にN−ビニル−2−ピロ
リドンを3%共重合した、4)分子量3500のプロピ
レングリコールを第2層、第3層に純分換算で30重量
部配合した以外は実施例1と同様にして貼布材の作成、
及び使用比較を行った。結果を表−2に示す。 実施例1〜5に見られる様に本発明による貼布材は、肩
こりの治療に於いて、優れた効果を示している。
【0018】
【発明の効果】本発明品を所定の大きさに裁断し、肩こ
り、腰痛、筋肉痛の症状のある部位に使用する事によ
り、単時間で症状の改善がみられた。これは血管の拡
大、血液のさらさら度が良くなり、血行が大きく促進さ
れたと考えられる。血行の増加により体内細胞への各種
栄養、ホルモンの供給が増加し、各部位の細胞の機能が
向上、筋肉のこりをほぐしたことによると考えられる。
また血行の悪い部位が取り除かれる事により体の隅々ま
で血行が円滑に行なわれるので健康の維持、生活習慣病
の発生の抑制に貢献出来る。又本発明の貼布材の粘着面
に永久磁石を取りつける事は可能であり本発明品による
優れた機能に加え、磁気作用、押圧効果による医療機能
を手軽に加え相乗効果を得る事が可能である。
り、腰痛、筋肉痛の症状のある部位に使用する事によ
り、単時間で症状の改善がみられた。これは血管の拡
大、血液のさらさら度が良くなり、血行が大きく促進さ
れたと考えられる。血行の増加により体内細胞への各種
栄養、ホルモンの供給が増加し、各部位の細胞の機能が
向上、筋肉のこりをほぐしたことによると考えられる。
また血行の悪い部位が取り除かれる事により体の隅々ま
で血行が円滑に行なわれるので健康の維持、生活習慣病
の発生の抑制に貢献出来る。又本発明の貼布材の粘着面
に永久磁石を取りつける事は可能であり本発明品による
優れた機能に加え、磁気作用、押圧効果による医療機能
を手軽に加え相乗効果を得る事が可能である。
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フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考)
A61K 47/34 A61K 47/34
A61P 21/00 A61P 21/00
29/00 29/00
43/00 125 43/00 125
B32B 27/12 B32B 27/12
27/30 27/30 A
C09J 11/04 C09J 11/04
133/02 133/02
133/06 133/06
133/14 133/14
135/00 135/00
139/06 139/06
175/08 175/08
Fターム(参考) 4C076 AA73 AA87 BB31 CC01 CC37
EE10A EE15A EE16A EE21A
EE23A FF36 FF68
4C086 AA01 AA02 HA04 HA05 HA06
HA07 HA08 MA03 MA05 MA32
MA63 NA05 NA12 ZA08 ZA89
ZA94 ZC71
4F100 AA15B AH02B AH02C AH03B
AH03C AK01A AK02C AK25B
AK25C AL01B AL01C BA03
BA07 BA10A BA10C CA12B
CB05B CB05C CC00B CC00C
DG11A DG12A DG15A EH46B
EH46C GB66 JC00 YY00B
YY00C
4J004 AA06 AA10 AA14 AB01 CA02
CA03 CA06 CB01 FA09 FA10
4J040 DF011 DF041 DF051 DF061
DG021 DH031 EF131 HA076
JA09 JB09 KA42 LA10 LA11
MB02 NA22 PA23
Claims (6)
- 【請求項1】 天然繊維又は/及び合成繊維からなる織
布又は不織布、或るいはプラスチックシートからなる基
布(第1層と呼称する)上に、1)炭化金属化合物、ア
ニオン系単量体及びカチオン性単量体を共重合したアク
リル酸エステル系樹脂、多官能イソシアネート化合物、
及びポリアルキレングリコール、溶剤からなるコーチン
グ剤を塗布乾燥した層(第2層と呼称する)、更に第2
層上に、3)カチオン系単量体を共重合したアクリル酸
系粘着樹脂、多官能イソシアネート化合物、ポリアルキ
レングリコール、溶剤からなるコーチング剤を塗布乾燥
した層(第3層と呼称する)からなる機能性貼布材。 - 【請求項2】 請求項1に記載の炭化金属化合物とは、
炭化アルミニウム、炭化ウラン、炭化ジルコニウム、炭
化ストロンチウム、炭化タングステン、炭化チタン、炭
化ニオブ、炭化バナジウム、炭化バリウム、炭化モリブ
デン、からなる化合物の1種又は2種以上の組合せから
なる特許請求の範囲第1項記載の機能性貼布材。 - 【請求項3】 請求項1に記載の第2層を形成するアク
リル酸エステル系樹脂とは、1)アニオン性単量体とし
てアクリル酸、マレイン酸を、単独又は配合して0.3
〜1.0重量%、カチオン系単量体としてN,N−ジア
ルキルアミノエチルアクリル酸エステル、N−ビニル−
2−ピロリドンを、単独又は配合して2〜10重量%、
アクリル酸エステルを90〜98重量%共重合したアク
リル酸共重合体からなる特許請求の範囲第1項記載の機
能性貼布材。 - 【請求項4】 請求項1に記載の第3層を形成するアク
リル酸エステル系粘着剤とは、N−ビニル−2−ピロリ
ドンを2〜10重量%を共重合したアクリル酸共重合体
からなる特許請求の範囲第1項記載の機能性貼布材。 - 【請求項5】多官能イソシアネート化合物を請求項1に
記載の第2層、第3層を形成するアクリル酸エステル系
粘着剤に対し、各々固形分換算で0.1〜5重量%配合
した特許請求の範囲第1項記載の機能性貼布材。 - 【請求項6】ポリアルキレングリコールを請求項1に記
載の第2層、第3層を形成するアクリル酸エステル系粘
着剤に対し、各々固形分換算で5〜35重量%配合した
特許請求の範囲第1項記載の機能性貼布材。
Priority Applications (1)
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JP2002344639A JP2003160774A (ja) | 2002-10-23 | 2002-10-23 | 機能性貼布材 |
Applications Claiming Priority (1)
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Family Applications (1)
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Cited By (5)
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JP2007513240A (ja) * | 2003-12-02 | 2007-05-24 | スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー | カチオン性微小球およびカチオン性微小球の製造方法 |
JP2012525474A (ja) * | 2009-04-28 | 2012-10-22 | スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー | 水溶性感圧接着剤 |
JPWO2011118683A1 (ja) * | 2010-03-25 | 2013-07-04 | 東洋化学株式会社 | 医用貼付剤 |
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-
2002
- 2002-10-23 JP JP2002344639A patent/JP2003160774A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US9125819B2 (en) | 2005-04-29 | 2015-09-08 | Tomizo Yamamoto | Activated foam |
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JPWO2011118683A1 (ja) * | 2010-03-25 | 2013-07-04 | 東洋化学株式会社 | 医用貼付剤 |
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