JP2003153584A - 電動パワーステアリング装置 - Google Patents
電動パワーステアリング装置Info
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- B62D5/04—Power-assisted or power-driven steering electrical, e.g. using an electric servo-motor connected to, or forming part of, the steering gear
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Abstract
うに動作する昇圧回路を備えた電動パワーステアリング
装置を提供する。 【解決手段】 モータ制御部としてのマイコンは、操舵
トルクおよび車速に基づき設定される目標電流値とモー
タ電流の検出値との偏差からフィードバック制御のため
の指令値を算出し、この指令値から、モータ駆動回路の
スイッチング素子をオン・オフするためのPWM信号の
デューティ比Dcを算出する。この算出デューティ比D
cが100%以下の場合には、昇圧回路は動作せず(S
246)バッテリ電圧がモータ駆動回路に供給される
が、算出デューティ比Dcが100%を越えると、マイ
コンは、その超過分に応じたデューティ比で昇圧回路の
スイッチング素子(LO−MOS)をオン・オフさせる
PWM信号を出力する(S244)。これにより、その
超過分に応じてバッテリ電圧が昇圧されてモータ駆動回
路に供給される。
Description
操作手段に加えられる操舵トルクに応じて電動モータを
駆動することにより、当該車両のステアリング機構に操
舵補助力を与える電動パワーステアリング装置に関し、
さらに詳しくは、このような電動パワーステアリング装
置において、バッテリ電圧を昇圧して電動モータに印加
すべき電圧を生成する昇圧回路に関する。
ングホイール)に加える操舵トルクに応じて電動モータ
を駆動することによりステアリング機構に操舵補助力を
与える電動パワーステアリング装置が用いられている。
この電動パワーステアリング装置では、操舵のための操
作手段であるハンドルに加えられる操舵トルクを検出す
るトルクセンサが設けられており、そのトルクセンサで
検出される操舵トルクに基づき電動モータに流すべき電
流の目標値が設定される。そして、この目標値と電動モ
ータに実際に流れる電流の値との偏差に基づき、電動モ
ータの駆動手段に与えるべき指令値が生成される。電動
モータの駆動手段は、例えば、その指令値に応じたデュ
ーティ比のパルス幅変調信号(PWM信号)を生成する
PWM信号生成回路と、そのPWM信号のデューティ比
に応じてオン/オフするパワートランジスタを用いて構
成されるモータ駆動回路とから成り、そのデューティ比
に応じた電圧すなわち指令値に応じた電圧を電動モータ
に印加する。この電圧印加によって電動モータに流れる
電流は電流検出器によって検出され、この検出値と上記
目標値との差が上記指令値を生成するための偏差として
使用される。電動パワーステアリング装置では、このよ
うにして、操舵トルクに基づき設定される目標値の電流
が電動モータに流れるようにフィードバック制御が行わ
れる。
おいては、バッテリの電圧を昇圧して供給する昇圧回路
をさらに付加する構成が知られている。この昇圧回路に
は種々の構成が考えられる。図9は、昇圧回路の一例を
示した回路図である。この昇圧回路は、外部から制御信
号が入力されてこれに応じたパルス波を出力する発振回
路40と、当該パルス波が入力され、これに応じてスイ
ッチング動作を行うトランジスタTr41と、このスイ
ッチング動作によってエネルギーの蓄積と放出とを繰り
返すコイルL41と、コンデンサC41,C42とを備
える。この昇圧回路は、発振回路40からのパルス波に
よってトランジスタTr41にスイッチング動作を行わ
せ、コイルL41に流れる電流をオン・オフすることに
より、コイルL41におけるエネルギーの蓄積と放出と
を繰り返し、ダイオードD41のカソード端子側に高電
圧を繰り返し発生させて、コンデンサC42により平滑
された昇圧電圧を生成する。このような構成によれば、
モータに対して昇圧した電圧を与えることにより、より
大きなトルクが得られる。
ドでの順方向の電圧降下は0.6〜0.7Vであって大
きいことから、ダイオードに代えて電圧降下の小さいM
OS(金属酸化物半導体)型トランジスタ(以下、単に
「MOS」という)を用いた昇圧回路が知られている。
このような回路構成では、MOSのソース端子とドレイ
ン端子とを、上記昇圧回路におけるダイオードD41の
アノード端子とカソード端子とに対応させてMOSをダ
イオードと置き換えている(構成例については、後述す
る図5のメイン昇圧部31を参照)。このMOSが上記
トランジスタTr41のオン・オフに対して相反的にオ
ン・オフされるように、MOSのゲート端子にパルス波
を与えて駆動すれば、ダイオードの場合と同様に、当該
MOSのドレイン端子側に高電圧を繰り返し発生させる
ことができる。
ワーステアリング装置に用いられる昇圧回路は、基本的
に常時昇圧した電圧を供給するので、トランジスタのス
イッチング動作に基づくスイッチングロスなどが常に発
生する。その結果、エネルギー損失が大きくなるという
問題がある。
昇圧回路において、当該MOSのON期間が所定の時間
を超えて長くなると、ドレイン端子側の電位がソース端
子側の電位よりも高くなって、ドレイン端子側からソー
ス端子側へ電流が逆流する現象(以下、「逆流現象」と
いう)が生じる。この逆流現象により、MOSに発熱が
生じ、昇圧効率が低下するという問題がある。
てモータが外力により急激に動かされた場合にはモータ
が発電する状態となる。この時にMOSがオフされてい
ると、バッテリへ帰還すべき電流が帰還されずに内部破
損の危険を生じるという問題がある。
イッチングロスをできるだけ少なくするように動作する
昇圧回路を備えた電動パワーステアリング装置を提供す
ることである。また、本発明のさらなる目的は、上記逆
流現象による発熱や昇圧効率の低下を防ぎ、モータが発
電状態の時にも内部破損の危険を生じないように動作す
るMOSを用いた昇圧回路を備えた電動パワーステアリ
ング装置を提供することである。
発明は、車両操舵のための操作手段に加えられる操舵ト
ルクに応じて電動モータを駆動することにより当該車両
のステアリング機構に操舵補助力を与える電動パワース
テアリング装置であって、前記車両操舵における操舵状
態を検出する操舵状態検出手段と、前記電動モータに流
れる電流を検出して当該電流の検出値を出力する電流検
出手段と、与えられる第1指令値に応じて前記電動モー
タを駆動するモータ駆動手段と、与えられる第2指令値
に応じて、前記モータ駆動手段に供給すべき電圧を昇圧
する昇圧手段と、前記電動モータに供給すべき電流の値
として前記操舵トルクに基づき設定される目標電流値と
前記電動モータに流れる電流の前記検出値との偏差に基
づき、前記電動モータのフィードバック制御のための指
令値を算出し前記第1指令値として前記モータ駆動手段
に与えるモータ駆動制御手段と、算出された前記第1指
令値が所定の閾値以下である場合には前記昇圧手段が動
作せず、算出された前記第1指令値が当該閾値を越える
場合には前記昇圧手段が前記操舵状態に応じて前記電圧
を昇圧するように、前記第2指令値を算出して前記昇圧
手段に与える昇圧制御手段とを備えることを特徴とす
る。
値が所定の閾値以上になるまでは昇圧回路を駆動しない
ようにすることにより、昇圧回路におけるスイッチング
ロスなどを低減させて、エネルギー損失を抑えることが
できる。
モータ駆動手段は、前記第1指令値に応じてデューティ
比の変化する第1PWM信号に基づき前記電動モータを
駆動し、前記モータ駆動制御手段は、前記第1PWM信
号が有すべきデューティ比を前記第1指令値に基づいて
算出し、前記昇圧制御手段は、前記モータ駆動制御手段
によって算出されたデューティ比が100%または10
0%近傍の所定値を越える場合にのみ前記昇圧手段が前
記電圧を昇圧するように前記第2指令値を算出すること
を特徴とする。
値に基づいて算出されたデューティ比が100%または
100%近傍の所定値以上になるまでは昇圧回路を駆動
しないようにすることにより、エネルギー損失を最小限
に抑えることができる。
昇圧手段は、前記第2指令値に基づきパルス幅の変化す
る第2PWM信号に応じてオン・オフする第1スイッチ
ング素子と、所定のインダクタンスを有し、一端が電源
に接続され他端が前記第1スイッチング素子を介して接
地されたリアクトルと、前記リアクトルと前記モータ駆
動手段との間に挿入され、前記第2PWM信号に応じて
前記第1スイッチング素子と相反的にオン・オフする第
2スイッチング素子とを含み、前記昇圧制御手段は、前
記モータ駆動手段から前記リアクトルへの電流の逆流を
検知する検知手段と、前記検知手段によって前記逆流が
検知された場合に、前記第2スイッチング素子を強制的
にオフさせる逆流阻止手段とを含むことを特徴とする。
が生じる場合には第2スイッチング素子をOFFするこ
とによって電流の逆流を阻止することができ、この逆流
現象によるMOSの発熱や昇圧効率の低下を未然に防止
することができる。
昇圧手段は、前記第2指令値に基づきパルス幅の変化す
る第2PWM信号に応じてオン・オフする第1スイッチ
ング素子と、所定のインダクタンスを有し、一端が電源
に接続され他端が前記第1スイッチング素子を介して接
地されたリアクトルと、前記リアクトルと前記モータ駆
動手段との間に挿入され、前記第2PWM信号に応じて
前記第1スイッチング素子と相反的にオン・オフする第
2スイッチング素子とを含み、前記昇圧制御手段は、前
記電動モータが発電状態であるか否かを検知する検知手
段と、前記電動モータが発電状態であることが前記検知
手段によって検知された場合に、前記電動モータから前
記電源へ電流を帰還させるために前記第2スイッチング
素子を強制的にオンさせる帰還手段とを含むことを特徴
とする。
発電状態となり過電圧が生じている場合には第2スイッ
チング素子をONすることにより必ずバッテリへ電流が
帰還されるので、内部破損が生じる危険を未然に防止す
ることができる。
の実施形態について説明する。 <1.全体構成>図1は、本発明の一実施形態に係る電
動パワーステアリング装置の構成を、それに関連する車
両構成と共に示した概略図である。この電動パワーステ
アリング装置は、操舵のための操作手段としてのハンド
ル(ステアリングホイール)100に一端が固着される
ステアリングシャフト102と、そのステアリングシャ
フト102の他端に連結されたラックピニオン機構10
4と、ハンドル100の操作によってステアリングシャ
フト102に加えられる操舵トルクを検出するトルクセ
ンサ3と、ハンドル操作(操舵操作)による運転者の負
荷を軽減するための操舵補助力を発生させる電動モータ
6と、そのモータ6の発生する操舵補助力をステアリン
グシャフト102に伝達する減速ギア7と、車載バッテ
リ8からイグニションスイッチ9を介して電源の供給を
受け、トルクセンサ3や車速センサ4からのセンサ信号
に基づきモータ6の駆動を制御する電子制御ユニット
(ECU)5とを備えている。
搭載した車両において運転者がハンドル100を操作す
ると、その操作による操舵トルクがトルクセンサ3によ
って検出され、その操舵トルクの検出値Tsと車速セン
サによって検出された車速とに基づいてECU5により
モータ6が駆動される。これによりモータ6は操舵補助
力を発生し、この操舵補助力が減速ギア7を介してステ
アリングシャフト102に加えられることにより、操舵
操作による運転者の負荷が軽減される。すなわち、ハン
ドル操作によって加えられる操舵トルクTsと、モータ
6の発生する操舵補助力によるトルク(以下「操舵補助
トルク」という)Taとの和が、出力トルクTbとし
て、ステアリングシャフト102を介してラックピニオ
ン機構104に与えられる。これによりピニオン軸が回
転すると、その回転がラックピニオン機構104によっ
てラック軸の往復運動に変換される。ラック軸の両端は
タイロッドおよびナックルアームから成る連結部材10
6を介して車輪108に連結されており、ラック軸の往
復運動に応じて車輪108の向きが変わる。
は、上記電動パワーステアリング装置の制御装置である
ECU5の詳細な構成を示すブロック図である。このE
CU5は、マイコン10と、PWM信号生成回路17
と、電流検出器19と、モータ駆動回路20と、昇圧回
路30とを備えている。
によって与えられる操舵トルクを検出する。すなわち、
ステアリングシャフト102において、ハンドル100
側の部分と、減速ギア7を介して操舵補助トルクTaの
加えられる部分との間にはトーションバーが介装されて
いる。トルクセンサ3は、そのトーションバーのねじれ
を検出することにより操舵トルクを検出する。このよう
にして検出された操舵トルクの検出値Tsは、操舵トル
ク検出信号としてトルクセンサ3から出力され、マイコ
ン10に入力される。
ング装置が搭載される車両の車速を検出し、その検出値
Ssを示す信号を車速信号として出力する。この車速信
号もマイコン10に入力される。
される電流すなわちモータ6に流れる電流を検出し、そ
の電流を示す電流検出値Isを出力する。この電流検出
値Isもマイコン10に入力される。
コン10によって生成された指令値Vに応じた出力デュ
ーティ比Dpのパルス信号、すなわち後述する指令値V
に応じてパルス幅の変化するパルス幅変調信号(以下
「モータ駆動用PWM信号」という)を生成する。な
お、このPWM信号生成回路17の機能は、マイコン1
0によって実現されてもよい。
を介してバッテリ8と接続されており、マイコン10か
らの指令に応じてバッテリ8からの電源電圧を昇圧し、
モータ駆動回路20へ供給する。この昇圧回路30の構
成および動作の詳細については後述する。
ク検出信号Ts、車速信号Ss、および電流検出値Is
に基づいて、適切な操舵補助力を発生させるために、P
WM信号生成回路17へ上記指令値Vを与える。以下、
マイコン10の動作について図4に示すフローチャート
を参照しながら説明する。
出値Ts、車速の検出値Ss、および電流検出値Isが
それぞれ入力される(ステップS12,S14,S1
6)。次に、マイコン10は、入力された操舵トルクの
検出値Tsに対して位相補償を施し、その位相補償後の
値および車速の検出値Ssに基づいて、モータ6に供給
すべき目標電流の値(目標電流値)Itを算出する処理
(以下「目標電流設定処理」という)を行う(ステップ
S18)。具体的には、適切な操舵補助力を発生させる
ためにモータ6に供給すべき目標電流値Itと操舵トル
クとの関係を車速をパラメータとして示すテーブル
(「アシストテーブル」と呼ばれる)を参照して、目標
電流値Itを設定する。
Itと、電流検出器19から出力される電流検出値Is
との偏差It−Isを算出する。そして、この偏差It
−Isに基づき比例積分制御演算によって、フィードバ
ック制御のための指令値(以下、単に「指令値」とい
う)Vを生成する演算(以下「フィードバック制御演
算」という)を行う(ステップS20)。この指令値V
は、モータ6に目標電流値Itの電流が流れるように、
偏差It−Isに基づくフィードバック制御を行うため
の指令値であり、次式(1)により与えられる。 V=Kp・(It−Is)+Ki・∫(It−Is)dt …(1) ただし、Kpは比例積分制御演算における比例制御のゲ
インであり、Kiは比例積分制御演算における積分制御
のゲインである。そして、この指令値Vに基づいて、上
記PWM信号生成回路17に与えられる出力デューティ
比Dpが算出される。もっとも、出力デューティ比Dp
は、信号を生成する際には100%を超えることができ
ない。そこで、指令値Vに基づいて、100%を超える
値を許容する計算上のデューティ比(以下「算出デュー
ティ比」という)Dc(第1指令値)をまず算出する。
次に、通常はこの算出デューティ比Dcを出力デューテ
ィ比Dpとしつつ、算出デューティ比Dcが100%を
超える場合には、出力デューティ比Dpを100%に設
定する。
れた出力デューティ比DpをPWM信号生成回路17に
与える(ステップS22)。
ータ6に供給すべき電圧を昇圧するための昇圧回路30
の動作を制御する処理(以下「昇圧回路制御処理」とい
う)を行う(サブルーチンステップS24)。すなわ
ち、上記出力デューティ比Dpが最大値(100%)付
近であるにもかかわらず、さらにモータへ供給する電流
が必要である場合には、この出力デューティ比Dpのみ
を用いて偏差It−Isに基づくフィードバック制御を
行うことができなくなる。そこで、モータ6に昇圧した
電圧を印加してモータ6に目標電流値Itの電流が流れ
るように、昇圧回路を起動する。このような昇圧回路制
御処理の詳細については、後述する。
溝に落ちるなどしてモータ6が発電状態となり過電圧が
生じた場合には、これを検知して電流がバッテリ8へ帰
還するように昇圧回路30を制御する処理(以下「過電
圧検知処理」という)を行う(サブルーチンステップS
26)。そうすればバッテリへ帰還すべき電流が帰還さ
れずに内部破損を生じる危険が未然に防止される。この
過電圧検知処理については、後述する。こうしてマイコ
ン10は、図4に示すステップS12〜S26までの処
理を繰り返して行う。なお、過電圧による内部破損の危
険を瞬時に防止するために、本サブルーチンステップS
26は、独立した処理ルーチンとして構成され、過電圧
検知時には割り込み処理等によって優先的に実行される
ことが好ましい。
PWM信号の出力デューティ比Dpに応じた電圧をモー
タ6に印加する。図3は、このモータ駆動回路20の一
構成例を示す回路図である。この例では、4個の電力用
の電界効果型トランジスタ(以下「FET」という)2
1〜24によってブリッジ回路が構成されており、この
ブリッジ回路は、昇圧回路30からの電源ラインと接地
ラインとの間に接続されている。そして、右方向操舵を
補助する方向のトルク(以下「右方向トルク」という)
をモータ6に発生させるべき場合は、PWM信号生成回
路17からFET21,24のゲートに上記モータ駆動
用PWM信号が入力され、FET22,23のゲートに
はそれらをオフさせる所定信号が入力される。これによ
り、モータ駆動用PWM信号のパルス幅に相当する期間
だけFET21,24がオンして、指令値Vに応じた大
きさの電圧がモータ6に印加され、モータ6は、その電
圧印加によって流れる電流に応じた大きさの右方向トル
クを発生する。一方、左方向操舵を補助する方向のトル
ク(以下「左方向トルク」という)をモータ6に発生さ
せるべき場合は、PWM信号生成回路17からFET2
2,23のゲートに上記モータ駆動用PWM信号が入力
され、FET21,24のゲートにはそれらをオフさせ
る所定信号が入力される。これにより、モータ駆動用P
WM信号のパルス幅に相当する期間だけFET22,2
3がオンして、指令値Vに応じた大きさの電圧がモータ
6に印加され、モータ6は、その電圧印加によって流れ
る電流に応じた大きさの左方向トルクを発生する。
ータ駆動回路20からなるモータ駆動手段に与えられる
指令値V(ないし出力デューティ比Dp)に応じてモー
タ6に電流が供給され、この電流に応じた大きさのトル
クがモータ6から発生する。このときモータ6に供給さ
れる電流すなわちモータ6に流れる電流は、電流検出器
19によって電流検出値Isとして検出されて、上記マ
イコン10に入力され、既述のように、偏差It−Is
を算出するために使用される。
ューティ比Dpが最大値(100%)付近になると、出
力デューティ比Dpを変更してモータ6に流す電流値を
増大することはできなくなる。それ以上にモータ6へ電
流を供給する必要がある場合には、既述のように、マイ
コン10の指令に応じて昇圧回路30によって電圧を昇
圧してモータ6に与える。以下、図5を参照して、この
昇圧回路30の詳細な構成および動作について説明す
る。
ンパレータ32と、AND回路33と、OR回路34
と、第1プリドライバ35と、第2プリドライバ36
と、インバータ37と、抵抗器R1〜R6と、コンデン
サC2〜C4と、ダイオードD1とを備える。また、メ
イン昇圧部31は、所定のインダクタンスを有するリア
クトル310と、リアクトル310に電流を流したり遮
断したりするためのLO−MOS311と、リアクトル
310からモータ駆動回路20へ電流を流すためのHI
−MOS312と、平滑コンデンサC1とを含み、これ
らは、図5に示すように接続されている。すなわち、リ
アクトル310の一端はバッテリ8に接続され、他端
は、LO−MOS311を介して接地されると共に、H
I−MOS312を介してモータ駆動回路20に接続さ
れている。また、HI−MOS312のドレイン端子は
コンデンサC1を介して接地されている。なお、上記の
LO−MOS311およびHI−MOS312は、いず
れもMOS型のトランジスタである。また、上記第1プ
リドライバ35および第2プリドライバ36は、対応す
るLO−MOS311およびHI−MOS312のゲー
トへ適切に調整された信号を与えるために設けられてい
る。
して前述したダイオードに代えてMOSを用いた昇圧回
路の動作と同様である。ただし、トランジスタの駆動に
は発振回路の信号を用いるのではなく、マイコン10に
よって算出される後述のデューティ比に応じてパルス幅
が変化するパルス幅変調信号(以下「MOS駆動用PW
M信号」という)Scを用いる。すなわち、第2プリド
ライバ36を介してLO−MOS311のゲート(G端
子)へHレベルのMOS駆動用PWM信号Scが与えら
れると、所定のHレベル期間だけLO−MOS311が
ONされて、バッテリ8からリアクトル310へ電流が
流れる。その後、LレベルのMOS駆動用PWM信号S
cが与えられると上記LO−MOS311はOFFされ
て、リアクトル310を流れる電流が遮断されると共
に、上記LO−MOS311と相反的に駆動されるHI
−MOS312が所定のLレベル期間だけONされる。
そうすると、電流の遮断による磁束の変化を妨げるよう
に、ONされているHI−MOS312のドレイン(D
端子)側に高電圧が発生する。このような動作を繰り返
すことによって発生する高電圧は、平滑コンデンサC1
によって平滑されて、モータ駆動回路20へ与えられ
る。
マイコン10の動作(上記昇圧回路制御処理)について
説明する。図6は、上記昇圧回路制御処理(図4のサブ
ルーチンステップS24)の詳細な内容を示すフローチ
ャートである。まず、マイコン10は、指令値Vに基づ
く算出デューティ比Dcが100%またはそれに近い所
定の閾値を超えたか否かを判断する(ステップS24
2)。
Dcから100%を差し引いた超過分に相当する値を参
照して、LO−MOS311を駆動するためのデューテ
ィ比(以下「LO−MOS駆動用デューティ比」(第2
指令値)という)が算出される(ステップS244)。
このように、上記超過分に相当する値を参照すれば、超
過分に対応して不足している電流を昇圧動作によってモ
ータ6に対して供給することができる。また、当該値以
下であれば、上記LO−MOS駆動用デューティ比を0
%に設定する(ステップS246)。このような分岐処
理を行うことにより、算出デューティ比Dcが100%
を超えても上記フィードバック制御が行われ、また、算
出デューティ比Dcが100%付近を超えるまでは昇圧
回路を駆動しないようにすることにより、エネルギー損
失が最小限に抑えられる。なお、LO−MOS駆動用デ
ューティ比の算出に際しては、算出デューティ比Dcの
超過分(100%を越える分)に代えて、モータ回転数
や、操舵速度、操舵トルクの変化速度など、車両操舵に
おける操舵状態を広く参照してもよい。これは、算出デ
ューティ比Dcが100%を越えた場合に、算出デュー
ティ比Dcの超過分以外の操舵状態を示す値に応じて昇
圧が行われてもよいことを意味する。
駆動用デューティ比を用いて、マイコン10は、MOS
駆動用PWM信号Scを生成し、ポートCから出力する
(ステップS248)。このMOS駆動用PWM信号S
cは、LO−MOS駆動用デューティ比に応じたHレベ
ル期間と、残りのLレベル期間とを有する。もちろん、
LO−MOS駆動用デューティ比が0%に設定されてい
る場合には、すべての期間がLレベルの信号となる。な
お、ここではMOS駆動用PWM信号Scを昇圧回路制
御処理(図4のサブルーチンステップS24)において
生成するように説明したが、一般的にパルス信号の繰り
返し周期は短いので、本処理は上記処理とは並行的に実
行される独立したプロセス(タスク)として構成されて
(または新たなパルス生成回路によって実現されて)、
高速かつ連続的に実行されることが好ましい。
された上記MOS駆動用PWM信号Scは、図5に示す
ように、ダイオードD1、抵抗器R6、およびコンデン
サC4で構成される波形調整回路を通って、第2プリド
ライバ36へ入力される。この信号Scは、NOT演算
を行うインバータ37によって論理レベルを反転され、
AND回路33およびOR回路34を介して、第1プリ
ドライバ35へ入力される。AND回路33およびOR
回路34の動作については後述する。このように、イン
バータ37によって、第1プリドライバ35へ入力され
る信号の論理レベルと第2プリドライバ36へ入力され
る信号の論理レベルとは相反的な関係となるので、上記
昇圧回路30におけるLO−MOS311とHI−MO
S312とが相反的に駆動される。
の動作(過電圧検知処理)について説明する。図7は、
上記過電圧検知処理(図4のサブルーチンステップS2
6)の詳細な内容を示すフローチャートである。まず、
マイコン10のポートAには、図5に示す点Pからモー
タに供給される電圧Vsが入力される(ステップS26
2)。なお、当該ポートAには、アナログ−デジタル
(A/D)変換機能および過電圧からの保護機能が組み
込まれており、モータへの供給電圧値Vsをデジタル値
で取得することができる。次に、マイコン10は、モー
タへの供給電圧値Vsと所定値Kとの比較から、モータ
が発電状態となり過電圧が生じているか否かを判断する
(ステップS264)。所定値Kを超えて過電圧が生じ
ている場合には、ポートBから出力される信号SbをH
レベルに設定し(ステップS266)、過電圧が生じて
いない場合には、上記信号SbをLレベルに設定する
(ステップS268)。ここで図5に示す上記信号Sb
は、OR回路34を介して、第1プリドライバ35へ入
力されている。したがって、上記信号SbがHレベルで
ある場合には、OR回路34へ入力される他の信号の論
理レベルにかかわらずHI−MOS312がONされる
ので、過電圧が生じた場合には必ずバッテリ8へ電流が
帰還されて、内部破損を生じる危険を未然に防止する。
S312のON期間が所定の時間を超えて長くなると、
ソース(S端子側)の電位がドレイン(D端子側)の電
位よりも低くなる。その結果、ドレインからソースへ電
流が逆流する現象が生じる。そこで、この逆流現象が生
じないようにHI−MOS312をOFFして、MOS
の発熱を抑え、昇圧効率が低下しないようにする構成が
必要となる。そこで、図5の昇圧回路30は、コンパレ
ータ32を用いて構成される下記の回路を含んでいる。
以下、その回路の動作について説明する。
I−MOS312のソース(S端子側)の電位が抵抗器
R1およびR2で分圧されて入力される。この電圧をV
aとする。また、その負端子には、ドレイン(D端子
側)の電位が抵抗器R3およびR4で分圧されて入力さ
れる。この電圧をVbとする。そして、コンパレータ3
2は、Va−Vbが0以上ならば出力信号VoをHレベ
ルに設定し、負ならばLレベルに設定する。したがっ
て、逆流現象が生じる場合には、Va−Vbは負の値に
なるので、上記出力信号VoはLレベルとなる(R1と
R2による分圧比とR3とR4による分圧比とは同一と
する)。
Voは、抵抗器R5を介して、AND回路33の一方の
入力端子に入力される。AND回路33の他方の入力端
子には、前述したマイコン10のポートCからMOS駆
動用PWM信号Scが(インバータ37によって)反転
入力される。なお、このMOS駆動用PWM信号Sc
は、LO−MOS311をONするためのHレベル期間
とHI−MOS312をONするためのLレベル期間と
を有することは前述した。したがって、マイコン10か
らHI−MOS312をONするためにLレベルの信号
Scが出力され、Hレベルの信号として反転入力された
ときであっても、逆流現象が生じたことにより、コンパ
レータ32からの出力信号VoがLレベルとなった場合
には、AND回路33からの出力信号はLレベルとな
る。よって、逆流現象が生じた場合には、HI−MOS
312はOFFされるので、電流の逆流は防止される。
なお、過電圧が検知された場合には、OR回路34によ
って、優先的にHI−MOS312がONされることに
ついては前述したとおりである。
MOS311およびHI−MOS312の駆動状態を示
す模式図である。ここでは、LO−MOS駆動用デュー
ティ比は30%であるものとする。したがって、LO−
MOS311のON期間は全体の30%であり、OFF
期間は70%である。図8に示すように、時刻t1から
t2までの時間はONされ、時刻t2からt4までの時
間はOFFされている。また、これと相反的に駆動され
るHI−MOS312は、本来であれば、時刻t1から
t2までの時間はOFFされ、時刻t2からt4までの
時間はONされるはずである。しかし、時刻t3の時点
で、逆流現象が生じているので、コンパレータ32から
の出力信号VoはLレベルとなってHI−MOS312
はOFFされ、結局、時刻t2からt3までの時間がO
Nされるにすぎない。このように、HI−MOS312
が駆動されて、ドレインからソースへの電流の逆流が防
止される。
値Vに基づく算出デューティ比Dcが100%またはそ
れに近い所定の閾値を超えている場合にのみ、マイコン
10がLO−MOS駆動用デューティ比を算出し、当該
閾値以下であればこのLO−MOS駆動用デューティ比
を0%に設定する。このようにして上記実施形態によれ
ば、算出デューティ比Dcが100%付近を超えるまで
は昇圧回路を駆動しないようにすることにより、LO−
MOSの駆動によるスイッチングロスなどを可及的に減
少させ、エネルギー損失を最小限に抑えることができ
る。
の供給電圧値からモータ6が発電状態となり過電圧が生
じているか否かをマイコン10が判断し、過電圧が生じ
ている場合には、ポートBから出力される信号SbをH
レベルに設定することにより、OR回路34へ入力され
る他の信号の論理レベルにかかわらずHI−MOS31
2をONする。このようにして上記実施形態によれば、
過電圧が生じた場合には必ずバッテリへ電流が帰還され
て、内部破損が生じる危険を未然に防止することができ
る。
OS312のソース電位がドレイン電位より高くなって
逆流現象が生じる場合には、コンパレータ32が出力信
号VoをLレベルとしてAND回路33へ入力するの
で、AND回路33にマイコン10からのHレベルの信
号が反転入力されたときであっても、AND回路33か
らの出力信号はLレベルとなる。このようにして上記実
施形態によれば、逆流現象が生じた場合にはHI−MO
S312がOFFされるので、ドレインからソースへの
電流の逆流を防止することができ、この逆流現象による
MOSの発熱や昇圧効率の低下を未然に防止することが
できる。
リング装置の構成をそれに関連する車両構成と共に示す
概略図である。
装置における制御装置(ECU)の構成を示すブロック
図である。
を示す回路図である。
フローチャートである。
回路図である。
御処理の詳細な内容を示すフローチャートである。
処理の詳細な内容を示すフローチャートである。
−MOS311およびHI−MOS312の駆動状態を
示す模式図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 車両操舵のための操作手段に加えられる
操舵トルクに応じて電動モータを駆動することにより当
該車両のステアリング機構に操舵補助力を与える電動パ
ワーステアリング装置であって、 前記車両操舵における操舵状態を検出する操舵状態検出
手段と、 前記電動モータに流れる電流を検出して当該電流の検出
値を出力する電流検出手段と、 与えられる第1指令値に応じて前記電動モータを駆動す
るモータ駆動手段と、 与えられる第2指令値に応じて、前記モータ駆動手段に
供給すべき電圧を昇圧する昇圧手段と、 前記電動モータに供給すべき電流の値として前記操舵ト
ルクに基づき設定される目標電流値と前記電動モータに
流れる電流の前記検出値との偏差に基づき、前記電動モ
ータのフィードバック制御のための指令値を算出し前記
第1指令値として前記モータ駆動手段に与えるモータ駆
動制御手段と、 算出された前記第1指令値が所定の閾値以下である場合
には前記昇圧手段が動作せず、算出された前記第1指令
値が当該閾値を越える場合には前記昇圧手段が前記操舵
状態に応じて前記電圧を昇圧するように、前記第2指令
値を算出して前記昇圧手段に与える昇圧制御手段とを備
えることを特徴とする、電動パワーステアリング装置。 - 【請求項2】 前記モータ駆動手段は、前記第1指令値
に応じてデューティ比の変化する第1PWM信号に基づ
き前記電動モータを駆動し、 前記モータ駆動制御手段は、前記第1PWM信号が有す
べきデューティ比を前記第1指令値に基づいて算出し、 前記昇圧制御手段は、前記モータ駆動制御手段によって
算出されたデューティ比が100%または100%近傍
の所定値を越える場合にのみ前記昇圧手段が前記電圧を
昇圧するように前記第2指令値を算出することを特徴と
する、請求項1に記載の電動パワーステアリング装置。 - 【請求項3】 前記昇圧手段は、 前記第2指令値に基づきパルス幅の変化する第2PWM
信号に応じてオン・オフする第1スイッチング素子と、 所定のインダクタンスを有し、一端が電源に接続され他
端が前記第1スイッチング素子を介して接地されたリア
クトルと、 前記リアクトルと前記モータ駆動手段との間に挿入さ
れ、前記第2PWM信号に応じて前記第1スイッチング
素子と相反的にオン・オフする第2スイッチング素子と
を含み、 前記昇圧制御手段は、 前記モータ駆動手段から前記リアクトルへの電流の逆流
を検知する検知手段と、 前記検知手段によって前記逆流が検知された場合に、前
記第2スイッチング素子を強制的にオフさせる逆流阻止
手段とを含むことを特徴とする、請求項1に記載の電動
パワーステアリング装置。 - 【請求項4】 前記昇圧手段は、 前記第2指令値に基づきパルス幅の変化する第2PWM
信号に応じてオン・オフする第1スイッチング素子と、 所定のインダクタンスを有し、一端が電源に接続され他
端が前記第1スイッチング素子を介して接地されたリア
クトルと、 前記リアクトルと前記モータ駆動手段との間に挿入さ
れ、前記第2PWM信号に応じて前記第1スイッチング
素子と相反的にオン・オフする第2スイッチング素子と
を含み、 前記昇圧制御手段は、 前記電動モータが発電状態であるか否かを検知する検知
手段と、 前記電動モータが発電状態であることが前記検知手段に
よって検知された場合に、前記電動モータから前記電源
へ電流を帰還させるために前記第2スイッチング素子を
強制的にオンさせる帰還手段とを含むことを特徴とす
る、請求項1に記載の電動パワーステアリング装置。
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