JP2003039454A - 発泡ウレタン成形品の成形方法 - Google Patents
発泡ウレタン成形品の成形方法Info
- Publication number
- JP2003039454A JP2003039454A JP2001232796A JP2001232796A JP2003039454A JP 2003039454 A JP2003039454 A JP 2003039454A JP 2001232796 A JP2001232796 A JP 2001232796A JP 2001232796 A JP2001232796 A JP 2001232796A JP 2003039454 A JP2003039454 A JP 2003039454A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet
- urethane
- tubular body
- raw material
- guide member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
ウレタン成形品を、コストを低廉に抑えつつ効率的に成
形する。 【解決手段】 シート移送手段27によるシート筒状体
17の移動速度を一定に保持したもとで、ウレタン注出
ヘッド25からのウレタン原料16の注出量を可変調節
することで成形部22へのウレタン供給量を変化させ、
前記シート筒状体17の内側に長手方向に沿って凹凸状
に形状変化する発泡ウレタン成形品10を効率的に成形
する。
Description
て凹凸状に形状変化する発泡ウレタン成形品の成形方法
に関するものである。
ンダー内部に配設する防音パッド等として実施される発
泡ウレタン成形品は、配設する部位(空間)の形状に応じ
た凹凸形状に成形して使用されている。ここで、例えば
図9に図示するような長手方向に沿って凹凸状に形状が
変化する形状、すなわち凹部11,11により幅広部1
0aおよび幅狭部10bを有する形状の発泡ウレタン成
形品10を成形する場合は、該成形品10の外形形状
と同一形状に成形したキャビティを有する発泡成形型に
より発泡成形する方法、1次成形として凹部を有さな
い単純形状の中間成形品12を発泡成形した後、2次成
形として前記凹部11,11に対応した不要部分13,1
3を、トムソン型による打抜きまたはカッターによるカ
ット等により切除する方法(図10)、等が適宜採用され
ている。
はの各発泡ウレタン成形品の成形方法では、夫々に欠
点および課題を内在している。先ずの場合では、発泡
成形型を利用して発泡ウレタン成形品を前記発泡ウレタ
ン成形品10の形状へ一気に成形してしまうので成形作
業の合理化を図り得る利点はあるものの、該発泡成形型
の製作費用が嵩むために成形コストアップを招来する一
方、バッチ式であるから成形効率が低くて生産性が悪い
等の問題を内在している。またの場合では、前記中間
成形品12を成形する1次成形工程と、前記不要部分1
3を切除する2次成形工程を要するので、成形時間およ
び成形工数が増えて成形コストがアップする問題を内在
している。更には、前記中間成形品12から切除された
不要部分13を廃棄することになるから、材料ロスが発
生してこれによるコストアップは勿論のこと廃棄物処理
等も課題となっていた。
るべく提案されたもので、長手方向に沿って凹凸状に形
状変化する発泡ウレタン成形品を、コストを低廉に抑え
つつ効率的に成形し得る方法を提供することを目的とす
る。
の目的を達成するため本発明は、シート供給源から連続
的に繰出された剥離シートの本体部分を筒状ガイド部材
の内側に通過させると共に、合掌状に当接させた該シー
トの長手両端縁部を該ガイド部材の長手方向に開設した
スリットを介して外方へ延出させてシート筒状体を成形
し、前記スリットを挟んで対向的に配設されたシート移
送手段で前記両端縁部を両側から挟持し、この状態で該
シート移送手段を作動させて前記シート筒状体を所定速
度で移動させる一方、該シート筒状体の開口部にウレタ
ン注出ヘッドからウレタン原料を注出し、前記シート筒
状体が加熱した前記筒状ガイド部材の内部を移動する過
程で前記ウレタン原料を反応させ、該シート筒状体の内
側に発泡ウレタン成形品を成形する一連の工程からな
り、前記シート移送手段によるシート筒状体の移動速度
を一定に保持したもとで、前記ウレタン注出ヘッドから
のウレタン原料の注出量を可変調節することで、長手方
向に沿って凹凸状に形状変化する前記発泡ウレタン成形
品を成形するようにしたことを特徴とする。
成するため別の発明は、シート供給源から連続的に繰出
された剥離シートの本体部分を筒状ガイド部材の内側に
通過させると共に、合掌状に当接させた該シートの長手
両端縁部を該ガイド部材の長手方向に開設したスリット
を介して外方へ延出させてシート筒状体を成形し、前記
スリットを挟んで対向的に配設されたシート移送手段で
前記両端縁部を両側から挟持し、この状態で該シート移
送手段を作動させて前記シート筒状体を所定速度で移動
させる一方、該シート筒状体の開口部にウレタン注出ヘ
ッドからウレタン原料を注出し、前記シート筒状体が加
熱した前記筒状ガイド部材の内部を移動する過程で前記
ウレタン原料を反応させ、該シート筒状体の内側に発泡
ウレタン成形品を成形する一連の工程からなり、前記ウ
レタン注出ヘッドからのウレタン原料の注出量を一定に
保持したもとで、前記シート移送手段によるシート筒状
体の移動速度を可変調節することで、長手方向に沿って
凹凸状に形状変化する前記発泡ウレタン成形品を成形す
るようにしたことを特徴とする。
成するため更に別の発明は、シート供給源から連続的に
繰出された剥離シートの本体部分を筒状ガイド部材の内
側に通過させると共に、合掌状に当接させた該シートの
長手両端縁部を該ガイド部材の長手方向に開設したスリ
ットを介して外方へ延出させてシート筒状体を成形し、
前記スリットを挟んで対向的に配設されたシート移送手
段で前記両端縁部を両側から挟持し、この状態で該シー
ト移送手段を作動させて前記シート筒状体を所定速度で
移動させる一方、該シート筒状体の開口部にウレタン注
出ヘッドからウレタン原料を注出し、前記シート筒状体
が加熱した前記筒状ガイド部材の内部を移動する過程で
前記ウレタン原料を反応させ、該シート筒状体の内側に
発泡ウレタン成形品を成形する一連の工程からなり、前
記ウレタン注出ヘッドからのウレタン原料の注出量およ
び前記シート移送手段によるシート筒状体の移動速度を
同期的に可変調節することで、長手方向に沿って凹凸状
に形状変化する前記発泡ウレタン成形品を成形するよう
にしたことを特徴とする。
成形品の成形方法につき、好適な実施例を挙げて、添付
図面を参照しながら以下説明する。図1は、本発明の発
泡ウレタン成形品の成形方法を好適に実施し得る成形ラ
インを概略的に示す側面図であり、図2は図1に示す成
形ラインの概略斜視図である。
剥離シート15の繰出しおよびウレタン原料16の供給
を行なう供給部21と、注出したウレタン原料16を反
応させて長尺の発泡ウレタン成形品10を連続的に成形
可能な成形部22とから基本的に構成されている。すな
わち、前記成形部22に向けて剥離シート15を一定速
度で連続的に繰出すと共に、前記剥離シート15の上面
にウレタン注出ヘッド25を介してウレタン原料16を
供給することで、筒状に成形された剥離シート15(シ
ート筒状体17)の内側に発泡ウレタン成形品10を成
形するようになっている。
回された剥離シート15を成形部22へ向けて連続的に
繰出すための繰出しローラ24と、前記剥離シート15
の上面へウレタン原料16を連続的に注出する前記ウレ
タン注出ヘッド25とを備えている。そして、前記繰出
しローラ24によりシート供給源23から連続的に繰出
されて水平に走行する剥離シート15は、該繰出しロー
ラ24を通過する際は平面状を呈しているが、そのシー
ト供給方向下流側に配設した成形部22の筒状ガイド部
材26(後述)の内側を通過する際は、長手方向の両端縁
部15a,15aが合掌状に当接して筒状に変形されて
シート筒状体17をなすようになっている。
される直前の前記ウレタン原料16は、例えばイソシア
ネートとポリオールとからなる発泡体原料に不活性ガス
等の気体を混入して機械的に攪拌する所謂メカニカルフ
ロス法等により得られるものが使用される。メカニカル
フロス法によるウレタン原料Uは、予め微細に発泡させ
られた状態となっている。なお、メカニカルフロス法に
より得られるウレタン原料16に代えて、例えばイソシ
アネートとポリオールとからなる発泡体原料に発泡剤が
混入され、未だ発泡していない状態になっているものを
使用するようにしてもよい。この後者の場合には、シー
ト筒状体17の開口部へ注入した後に、発泡反応が該筒
状体17の内部で進行することになる。
ート供給方向に沿って水平に延在させた所要長の筒状ガ
イド部材26と、このガイド部材26の上方に配設され
て相互に対向する複数基のシート移送装置(シート移送
手段)27とから構成されている。筒状ガイド部材26
は、前記発泡ウレタン成形品10の外部形状を画成する
に必要なパイプ状の略楕円筒体として構成され、その上
壁面には剥離シート15における長手方向の両端縁部1
5a,15aの通過を許容する小幅のスリット28が形
成されている。従って前記供給部21から連続的に繰出
された剥離シート15は、そのシート本体部分を筒状ガ
イド部材26の内側に通過させると共に、合掌状に当接
させた長手方向の両端縁部15a,15aを前記スリッ
ト28を介して外方へ延出させることで、前記シート筒
状体17へ連続的に変形するようになっている。
28を挟んで対向的に配設され、かつ筒状ガイド部材2
6の長手方向に沿って所要間隔毎に複数基が縦列状態に
配設されている。各シート移送装置27は、所要間隔に
配設されたプーリ30,30間にベルト31を巻掛けて
構成され、該ベルト31の直線展張部分30aが前記ス
リット28に沿って延在するようになっており、前記プ
ーリ30が図示しないモータ等の駆動装置に連結されて
駆動されるようになっている。従って、前記スリット2
8を介して外方へ合掌状に延出した剥離シート15の両
端縁部15a,15aは、図3および図4に示すよう
に、スリット28を挟んで対向し合う前記シート移送装
置27,27のベルト31,31により挟圧され、この状
態で全ての装置27が同期的に駆動することでシート供
給方向の下流側へ引張られるので、シート筒状体17の
本体部分が筒状ガイド部材26の内側に沿って移動する
ようになる。
電熱ヒータに代表される加熱部材29が装着され、筒状
ガイド部材26を適宜の温度に加熱してウレタン原料1
6の反応を促進するようになっている。これにより、前
記夫々のシート移送装置27,27の駆動により移動す
るシート筒状体17内部のウレタン原料16は、該シー
ト筒状体17が筒状ガイド部材26の下流側出口に近づ
いた適時にキュアが略完了して、該シート筒状体17の
内部に発泡ウレタン成形品10が成形されるに至る。
および図5に示す制御装置32により前記ウレタン注出
ヘッド25や前記各シート移送装置27等が制御される
ようになっており、該注出ヘッド25によるウレタン原
料16の注出量の増減調整や、該シート移送装置27に
よる前記シート筒状体17(剥離シート15)の移動速度
の速遅調整を行ない得るようになっている。すなわち、
前記ウレタン注出ヘッド25からのウレタン原料16の
時間単位注出量と、前記シート移送装置27の駆動によ
るシート筒状体17の移動速度との関係により、前記成
形部22(筒状ガイド部材26)へのウレタン供給量が決
定される。
の移動速度を一定に保持したもとで、前記ウレタン注出
ヘッド25からのウレタン原料16の注出量を可変調節
すれば、前記成形部22へのウレタン供給量が変化す
る。すなわち、ウレタン原料16の注出量を増量した場
合は、成形部22へのウレタン供給量が増加するから、
筒状ガイド部材26の内部に充満した状態(隙間がない
状態)で該ウレタン原料16がキュアするようになり(図
4)、またウレタン原料16の注出量をこれより減量し
た場合は、成形部22へのウレタン供給量が減少するか
ら、筒状ガイド部材26の内部に充満しない状態(適宜
の隙間空間がある状態)で該ウレタン原料16がキュア
するようになる(図3)。従って実施例の成形ライン20
では、シート筒状体17の移動速度を一定に保持したも
とで、ウレタン注出ヘッド25によるウレタン原料16
の注出量を増減調整することで成形部22へのウレタン
供給量を調節し、これにより長手方向に沿って凹凸状に
形状変化する発泡ウレタン成形品10を成形することが
可能となっている。
ウレタン原料16の注出量を一定に保持したもとで、前
記シート移送装置27によるシート筒状体17(剥離シ
ート15)の移動速度を可変調節すれば、前記成形部2
2へのウレタン供給量が変化する。すなわち、シート筒
状体17の移動速度を遅くした場合には、成形部22へ
のウレタン供給量が増加するから(該シート筒状体17
の単位長さの注出量が多くなる)、筒状ガイド部材26
の内部に充満した状態(隙間がない状態)で該ウレタン原
料16がキュアするようになり(図4)、またシート筒状
体17の移動速度をこれより速くした場合は、成形部2
2へのウレタン供給量が減少するから(該シート筒状体
17の単位長さの注出量が少なくなる)、筒状ガイド部
材26の内部に充満しない状態(適宜の隙間空間がある
状態)で該ウレタン原料16がキュアするようになる(図
3)。従って実施例の成形ライン20では、ウレタン注
出ヘッド25によるウレタン原料16の注出量を一定に
保持したもとで、シート筒状体17(剥離シート15)の
移動速度を速遅調整することで成形部22へのウレタン
供給量を調節し、これにより長手方向に沿って凹凸状に
形状変化する発泡ウレタン成形品10を成形することが
可能となっている。
ン原料16と接触する側に、例えばシリコン樹脂等の剥
離成分が塗布された紙シートまたは樹脂シートからな
る。これにより剥離シート15は、シート筒状体17の
内側で成形された発泡ウレタン成形品10から容易に剥
離し得るようになっている。このような剥離シート15
は、前記成形ライン20で発泡ウレタン成形品10を成
形する際に必要とされ、該発泡ウレタン成形品10の成
形完了後の適時に該ウレタン成形品10から剥離され
る。
20により実施される発泡ウレタン成形品の成形方法に
つき具体的に説明する。
ト移送装置27を同期的に運転した状態において、供給
部21のシート供給源23から繰出した剥離シート15
を該繰出しローラ24に臨ませる。そして、繰出しロー
ラ24を通過した剥離シート15をその両端縁部15
a,15aを合掌状に当接させ、該剥離シート15の本
体部分を前記筒状ガイド部材26の内側に通過させると
共に、合掌状に当接させた該シート15の両端縁部15
a,15aを該ガイド部材26の前記スリット28を介
して外方へ延出させればシート筒状体17が成形され
る。
に配設された前記シート移送装置27,27で前記両端
縁部15a,15aを両側から挟持し、この状態で該シ
ート移送装置27,27を作動させながら前記シート筒
状体17を所定速度で下流側へ移動させる一方、該シー
ト筒状体17の開口部にウレタン注出ヘッド25からウ
レタン原料16を注出する。ウレタン原料16を上面に
載せた剥離シート15は、前述したように、下流側へ移
動するに従って該ウレタン原料16を内部に収容したシ
ート筒状体17へ連続的に変形し、筒状ガイド部材26
内を移動するようになる。
29により加熱した前記筒状ガイド部材26の内部を移
動する過程で、該シート筒状体17の内部に注出された
前記ウレタン原料16の反応が促進され、筒状ガイド部
材26の下流端に近づいた適時には該ウレタン原料16
のキュアが略完了する。このような一連の工程により、
シート筒状体17内に発泡ウレタン成形品10が成形さ
れる。
ート移送装置27によるシート筒状体17(剥離シート
15)の移動速度を一定に保持したもとで、前記ウレタ
ン注出ヘッド25からのウレタン原料16の注出量を可
変調節することで、該シート筒状体17の内部に長手方
向に沿って凹凸状に形状変化する発泡ウレタン成形品1
0を成形するようになっている。具体的に、例えば図9
に図示した幅広部10aおよび幅狭部10bを有する形
状の発泡ウレタン成形品10を成形する場合には、前述
すると共に図5および図6に示すように、ウレタン注出
量の増量した部分を前記幅広部10aに対応させ、ウレ
タン注出量の減量した部分を前記幅狭部10bに対応さ
せればよい。これによりウレタン注出量の多い部分はウ
レタン供給量が相対的に多くなるので、図4および図6
に示すように、ウレタン原料16が筒状ガイド部材26
の内側に完全充満した状態でキュアが進行するようにな
り、またウレタン注出量が少ない部分はウレタン供給量
が相対的に少なくなるから、図3および図6に示すよう
に、ウレタン原料16が筒状ガイド部材26の内側に完
全に充満しない状態でキュアが進行するようになり、シ
ート筒状体17の内部に長手方向に沿って凹凸状に形状
変化する発泡ウレタン成形品10が成形される。なお、
前記幅広部10aに対応する部分を成形するに際して
は、ウレタン原料16の注出量を単に多くすればよいの
ではなく、該ウレタン原料16が筒状ガイド部材26の
内側で充満しながら適切にキュアするウレタン供給量と
なるよう設定するのが望ましい。
10bは、ウレタン原料16の注出量を調節することで
サイズ変更が可能である。また、ウレタン原料16の注
出量を可変調節するタイミングを変更することで、幅広
部10aおよび幅狭部10bの配設ピッチや、これら幅
広部10aおよび幅狭部10b夫々の延在長の調節が可
能である。
方向に沿って凹凸状に形状変化する発泡ウレタン成形品
10を成形するに際し、前記幅狭部10bに対応する凹
部の正確な形状を出し難い場合には、例えば図7に概略
的に示すように、該成形品10の成形直後(ウレタン原
料16が完全にキュアする前)に、後工程として整形部
材35で形状を整えたもので完全にキュアさせることが
望ましい。すなわち、発泡ウレタン成形品10の下部外
面に当接する第1整形体36と上部外面に当接する第2
整形体37とからなる前記整形部材35を利用し(図7
(a))、両整形体36,37を発泡ウレタン成形品10に
押付けると共に、図示しない加熱手段で所定温度(例え
ば約60℃)で所定時間(約2時間程度)に亘って所謂「養
生」させる(図7(b))。これにより発泡ウレタン成形品
10は、図7(c)に示すように、第2整形体37の凸部
37a,37aにより角部を有する凹部11,11の形状
が適切に付与される。
ン注出ヘッド25からのウレタン原料16の注出量を一
定に保持したもとで、前記シート移送装置27によるシ
ート筒状体17(剥離シート15)の移動速度を可変調節
することで、該シート筒状体17の内部に長手方向に沿
って凹凸状に形状変化する発泡ウレタン成形品10を成
形するようになっている。具体的に、例えば図9に図示
した幅広部10aおよび幅狭部10bを有する形状の発
泡ウレタン成形品10を成形する場合には、前述すると
共に図5および図6に示すように、シート筒状体17の
移動速度を遅くした部分(減速した部分)を前記幅広部1
0aに対応させ、シート筒状体17の移動速度を速くし
た部分(増速した部分)を前記幅狭部10bに対応させれ
ばよい。これにより、シート筒状体17の移動速度が遅
い部分はウレタン供給量が相対的に多くなるから、図4
および図6に示すように、ウレタン原料16が筒状ガイ
ド部材26の内側に完全充満した状態でキュアが進行す
るようになり、またシート筒状体17の移動速度が速い
部分はウレタン供給量が相対的に少なくなるから、図3
および図6に示すように、ウレタン原料16が筒状ガイ
ド部材26の内側に完全に充満しない状態でキュアが進
行するようになり、シート筒状体17の内部に長手方向
に沿って凹凸状に形状変化する発泡ウレタン成形品10
が成形される。なお、前記幅広部10aに対応する部分
を成形するに際しては、シート筒状体17の移動速度を
単に遅くすればよいのではなく、該ウレタン原料16が
筒状ガイド部材26の内側で充満しながら適切にキュア
するウレタン供給量となるよう設定するのが望ましい。
10bは、シート筒状体17(剥離シート15)の移動速
度を調節することでサイズ変更が可能である。また、シ
ート筒状体17の移送速度を可変調節するタイミングを
変更することで、幅広部10aおよび幅狭部10bの配
設ピッチや、これら幅広部10aおよび幅狭部10b夫
々の延在長の調節が可能である。
方向に沿って凹凸状に形状変化する発泡ウレタン成形品
10を成形するに際し、前記幅狭部10bに対応する凹
部の正確な形状を出し難い場合には、図7(a)および
(b)に概略的に示すと共に前述したように、該成形品1
0の成形直後(ウレタン原料16が完全にキュアする前)
に、後工程として前記整形部材35で形状を整えること
が望ましい。これにより発泡ウレタン成形品10は、図
7(c)に示すように、第2整形体37の凸部37a,3
7aにより角部を有する凹部11,11の形状が適切に
付与される。
ン注出ヘッド25からのウレタン原料16の注出量と、
前記シート移送装置27によるシート筒状体17(剥離
シート15)の移動速度とを同期的に可変調節すること
で、該シート筒状体17の内部に長手方向に沿って凹凸
状に形状変化する発泡ウレタン成形品10を成形するよ
うになっている。具体的に、例えば図9に図示した幅広
部10aおよび幅狭部10bを有する形状の発泡ウレタ
ン成形品10を成形する場合には、前述すると共に図5
および図6に示すように、ウレタン原料16の注出量を
増量すると共にシート筒状体17の移動速度を遅くした
部分(減速した部分)を前記幅広部10aに対応させ、ウ
レタン注出量の減量すると共にシート筒状体17の移動
速度を速くした部分(増速した部分)を前記幅狭部10b
に対応させればよい。
多くかつシート筒状体17の移動速度が遅い部分はウレ
タン供給量が相対的に多くなるから、図4および図6に
示すように、ウレタン原料16が筒状ガイド部材26の
内側に完全充満した状態でキュアが進行するようにな
り、またウレタン原料16の注出量が少なくかつシート
筒状体17の移動速度が速い部分はウレタン供給量が相
対的に少なくなるから、図3および図6に示すように、
ウレタン原料16が筒状ガイド部材26の内側に完全に
充満しない状態でキュアが進行するようになり、シート
筒状体17の内部に長手方向に沿って凹凸状に形状変化
する発泡ウレタン成形品10が成形される。なお、前記
幅広部10aに対応する部分を成形するに際しては、ウ
レタン原料16の注出量を単に多くしたり、あるいはシ
ート筒状体17の移動速度を単に遅くすればよいのでは
なく、該ウレタン原料16が筒状ガイド部材26の内側
で充満しながら適切にキュアするウレタン供給量となる
よう設定するのが望ましい。
10bは、ウレタン原料16の注出量およびシート筒状
体17の移動速度を同期的に調節することでサイズ変更
が可能である。また、ウレタン原料16の注出量を可変
調節するタイミングやシート筒状体17の移動速度を可
変調節するタイミングを変更することで、幅広部10a
および幅狭部10bの配設ピッチや、これら幅広部10
aおよび幅狭部10b夫々の延在長の調節が可能であ
る。
向に沿って凹凸状に形状変化する発泡ウレタン成形品1
0を成形するに際し、前記幅狭部10bに対応する凹部
の正確な形状を出し難い場合には、第1実施例および第
2実施例と同様に、該成形品10の成形直後(ウレタン
原料16が完全にキュアする前)に、後工程として前記
整形部材35で形状を整えることが望ましい(図7
(a)、(b))。これにより発泡ウレタン成形品10は、
図7(c)に示すように、第2整形体37の凸部37a,
37aにより角部を有する凹部11,11の形状が適切
に付与される。
出す別の方法として、例えば図8(a)に示すように、シ
ート筒状体17の内部に該凹部11に対応した形状の成
形片40を所要間隔毎に順次セットし、この成形片40
がセットされた部分では前記第1実施例〜第3実施例の
各成形方法によりウレタン供給量が適宜少なくなるよう
にし(図8(b))、これにより発泡ウレタン成形品10の
成形を行なうようにしてもよい。この場合には、前記成
形ライン20においてシート筒状体17の内部に発泡ウ
レタン成形品10を成形し、キュアが完了して成形され
た該発泡ウレタン成形品10から剥離シート15を剥離
する作業と同時に該成形品10から前記成形片40を取
外せば成形が完了する(図8(c))。従って、図7に示し
た整形部材35による後工程を省略することができる。
ける筒状ガイド部材26の内側を断面略楕円形状とする
ことで、断面楕円形の発泡ウレタン成形品10を成形す
る場合を例示したが、前記筒状ガイド部材26の内側断
面形状を円形、半円形、矩形等に変更することにより、
これに基いた断面形状の発泡ウレタン成形品10を成形
することが可能となる。
法による得られる発泡ウレタン成形品の使用用途は、前
述した防音パッドに限定されるものではなく、例えば緩
衝材やシール材等、様々な用途での使用が可能である。
レタン成形品の成形方法によれば、シート移送手段によ
るシート筒状体の移動速度を一定に保持したもとで、ウ
レタン注出ヘッドからのウレタン原料の注出量を可変調
節することで、該シート筒状体の内側に長手方向に沿っ
て凹凸状に形状変化する発泡ウレタン成形品を成形し得
る。
の成形方法によれば、ウレタン注出ヘッドからのウレタ
ン原料の注出量を一定に保持したもとで、シート移送手
段によるシート筒状体の移動速度を可変調節すること
で、該シート筒状体の内側に長手方向に沿って凹凸状に
形状変化する発泡ウレタン成形品を成形し得る。
形品の成形方法によれば、ウレタン注出ヘッドからのウ
レタン原料の注出量およびシート移送手段によるシート
筒状体の移動速度を同期的に可変調節することで、該シ
ート筒状体の内側に長手方向に沿って凹凸状に形状変化
する発泡ウレタン成形品を成形し得る。
好適に実施し得る成形ラインの概略側面図である。
量を可変調節したり、シート移送手段によりシート筒状
体の移動速度を可変調節することで、成形部へのウレタ
ン原料の供給量を変化させ得ることを示す供給部の断面
図である。
ことで、シート筒状体の内側に長手方向に沿って凹凸状
に形状変化する発泡ウレタン成形品を成形した状態で示
す成形部の断面図である。
ン成形品を整形する後工程を示す説明図であって、(a)
は整形部材における第1整形体および第2整形体の押付
前状態を示し、(b)は整形部材を発泡ウレタン成形品に
押付けた状態を示し、(c)は整形部材による整形完了後
の発泡ウレタン成形品を示している。
明図であって、(a)はシート筒状体の内部に成形片をセ
ットすると共に該成形片がセットされた部分ではウレタ
ン供給量を適宜少なくすることを示し、(b)はシート筒
状体の内側に発泡ウレタン成形品が成形された状態を示
し、(c)はシート筒状体および成形片を取外すことで発
泡ウレタン成形品の成形が完了した状態を示している。
レタン成形品の一例を示す概略斜視図である。
要部分を切除することで、図9に示した長手方向に沿っ
て凹凸状に形状変化する発泡ウレタン成形品を成形する
方法を示す説明図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 シート供給源(23)から連続的に繰出され
た剥離シート(15)の本体部分を筒状ガイド部材(26)の内
側に通過させると共に、合掌状に当接させた該シート(1
5)の長手両端縁部(15a,15a)を該ガイド部材(26)の長手
方向に開設したスリット(28)を介して外方へ延出させて
シート筒状体(17)を成形し、 前記スリット(28)を挟んで対向的に配設されたシート移
送手段(27)で前記両端縁部(15a,15a)を両側から挟持
し、この状態で該シート移送手段(27)を作動させて前記
シート筒状体(17)を所定速度で移動させる一方、該シー
ト筒状体(17)の開口部にウレタン注出ヘッド(25)からウ
レタン原料(16)を注出し、 前記シート筒状体(17)が加熱した前記筒状ガイド部材(2
6)の内部を移動する過程で前記ウレタン原料(16)を反応
させ、該シート筒状体(17)の内側に発泡ウレタン成形品
(10)を成形する一連の工程からなり、 前記シート移送手段(27)によるシート筒状体(17)の移動
速度を一定に保持したもとで、前記ウレタン注出ヘッド
(25)からのウレタン原料(16)の注出量を可変調節するこ
とで、長手方向に沿って凹凸状に形状変化する前記発泡
ウレタン成形品(10)を成形するようにしたことを特徴と
する発泡ウレタン成形品の成形方法。 - 【請求項2】 シート供給源(23)から連続的に繰出され
た剥離シート(15)の本体部分を筒状ガイド部材(26)の内
側に通過させると共に、合掌状に当接させた該シート(1
5)の長手両端縁部(15a,15a)を該ガイド部材(26)の長手
方向に開設したスリット(28)を介して外方へ延出させて
シート筒状体(17)を成形し、 前記スリット(28)を挟んで対向的に配設されたシート移
送手段(27)で前記両端縁部(15a,15a)を両側から挟持
し、この状態で該シート移送手段(27)を作動させて前記
シート筒状体(17)を所定速度で移動させる一方、該シー
ト筒状体(17)の開口部にウレタン注出ヘッド(25)からウ
レタン原料(16)を注出し、 前記シート筒状体(17)が加熱した前記筒状ガイド部材(2
6)の内部を移動する過程で前記ウレタン原料(16)を反応
させ、該シート筒状体(17)の内側に発泡ウレタン成形品
(10)を成形する一連の工程からなり、 前記ウレタン注出ヘッド(25)からのウレタン原料(16)の
注出量を一定に保持したもとで、前記シート移送手段(2
7)によるシート筒状体(17)の移動速度を可変調節するこ
とで、長手方向に沿って凹凸状に形状変化する前記発泡
ウレタン成形品(10)を成形するようにしたことを特徴と
する発泡ウレタン成形品の成形方法。 - 【請求項3】 シート供給源(23)から連続的に繰出され
た剥離シート(15)の本体部分を筒状ガイド部材(26)の内
側に通過させると共に、合掌状に当接させた該シート(1
5)の長手両端縁部(15a,15a)を該ガイド部材(26)の長手
方向に開設したスリット(28)を介して外方へ延出させて
シート筒状体(17)を成形し、 前記スリット(28)を挟んで対向的に配設されたシート移
送手段(27)で前記両端縁部(15a,15a)を両側から挟持
し、この状態で該シート移送手段(27)を作動させて前記
シート筒状体(17)を所定速度で移動させる一方、該シー
ト筒状体(17)の開口部にウレタン注出ヘッド(25)からウ
レタン原料(16)を注出し、 前記シート筒状体(17)が加熱した前記筒状ガイド部材(2
6)の内部を移動する過程で前記ウレタン原料(16)を反応
させ、該シート筒状体(17)の内側に発泡ウレタン成形品
(10)を成形する一連の工程からなり、 前記ウレタン注出ヘッド(25)からのウレタン原料(16)の
注出量および前記シート移送手段(27)によるシート筒状
体(17)の移動速度を同期的に可変調節することで、長手
方向に沿って凹凸状に形状変化する前記発泡ウレタン成
形品(10)を成形するようにしたことを特徴とする発泡ウ
レタン成形品の成形方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001232796A JP4719385B2 (ja) | 2001-07-31 | 2001-07-31 | 発泡ウレタン成形品の成形方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001232796A JP4719385B2 (ja) | 2001-07-31 | 2001-07-31 | 発泡ウレタン成形品の成形方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003039454A true JP2003039454A (ja) | 2003-02-13 |
JP4719385B2 JP4719385B2 (ja) | 2011-07-06 |
Family
ID=19064659
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001232796A Expired - Lifetime JP4719385B2 (ja) | 2001-07-31 | 2001-07-31 | 発泡ウレタン成形品の成形方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4719385B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102874184A (zh) * | 2012-10-12 | 2013-01-16 | 无锡吉兴汽车声学部件科技有限公司 | 一种汽车驾舱前围隔音垫的生产方法 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001138342A (ja) * | 1999-11-12 | 2001-05-22 | Inoac Corp | ウレタンフォーム材およびその製造方法 |
-
2001
- 2001-07-31 JP JP2001232796A patent/JP4719385B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001138342A (ja) * | 1999-11-12 | 2001-05-22 | Inoac Corp | ウレタンフォーム材およびその製造方法 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102874184A (zh) * | 2012-10-12 | 2013-01-16 | 无锡吉兴汽车声学部件科技有限公司 | 一种汽车驾舱前围隔音垫的生产方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4719385B2 (ja) | 2011-07-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4436685A (en) | Continuous press forming method for sheet resin | |
TW539596B (en) | Method of manufacturing a polymer or polymer/composite polishing pad | |
KR100212620B1 (ko) | 열가소성 물질로부터 스트립 생성물을 성형하는 방법 | |
JPH05162110A (ja) | 連続圧延によるコンクリートパネルの製造方法および装置 | |
ES8600116A1 (es) | Metodo y aparato para producir un producto de material plastico extruido con una forma transversal predeterminada | |
ATE109715T1 (de) | Verfahren und vorrichtung zur beschickung eines kunststoff-pressformwerkzeugs mit extrudiertem kunststoff. | |
JP2003039454A (ja) | 発泡ウレタン成形品の成形方法 | |
KR100627145B1 (ko) | 내부 공동구조체를 구비한 연속 발포체의 제조 방법 | |
JP2001138342A (ja) | ウレタンフォーム材およびその製造方法 | |
JPH0698614B2 (ja) | 繊維強化水硬塊の整形体を連続的に生産する方法 | |
JP4764569B2 (ja) | 発泡ウレタン成形品の製造方法 | |
JPS5856332B2 (ja) | 熱可塑性シ−トを押出しから連続的に成形する方法 | |
JP4738653B2 (ja) | Oa機器用ロールの連続製造方法 | |
US3479424A (en) | Producing a hollow molding by folding and sealing a thermoplastic sheet | |
JP2004338277A (ja) | 板状成形体の曲げ加工方法 | |
WO2010029874A1 (ja) | 偏肉樹脂シートの製造方法 | |
JPH10202628A (ja) | 凹凸模様付押出成形板の製造方法及びその装置 | |
EP1754585A1 (en) | Method of and apparatus for manufacturing sandwich panels | |
JP2003200419A5 (ja) | ||
JP4164404B2 (ja) | シャフト付き棒状体の製造方法 | |
JPS58193132A (ja) | エラストマ−構成部品押出し方法及び装置 | |
JPH0387227A (ja) | カバーを有する長尺トリム材の製造方法 | |
JP2003200419A (ja) | 再生ペレット製造装置 | |
JPS61116511A (ja) | 発泡材の成形装置 | |
JPH02136211A (ja) | Frpパネル製造方法及び装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080730 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20110308 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20110404 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4719385 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140408 Year of fee payment: 3 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |