JP2003032979A - スイッチトリラクタンスモータ - Google Patents
スイッチトリラクタンスモータInfo
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- JP2003032979A JP2003032979A JP2001213393A JP2001213393A JP2003032979A JP 2003032979 A JP2003032979 A JP 2003032979A JP 2001213393 A JP2001213393 A JP 2001213393A JP 2001213393 A JP2001213393 A JP 2001213393A JP 2003032979 A JP2003032979 A JP 2003032979A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 スイッチトリラクタンスモータにおいて、ス
テータに働くラジアル力による振動を低減し、低騒音化
を図る。 【解決手段】 ステータ11の隣接した突極に施された
巻線14間の隙間と、ステータ11の軸方向両端面を樹
脂でモールドし、少なくとも、ステータ11の隣接した
突極に施された巻線14間の隙間の樹脂15aと、前記
ステータの軸方向両端面のリング状の樹脂15bを一体
としてモールドしたものである。さらに、ステータ11
の隣接した突極に施された巻線14間の隙間と、巻線の
軸方向端部とをすべて樹脂でモールドする。
テータに働くラジアル力による振動を低減し、低騒音化
を図る。 【解決手段】 ステータ11の隣接した突極に施された
巻線14間の隙間と、ステータ11の軸方向両端面を樹
脂でモールドし、少なくとも、ステータ11の隣接した
突極に施された巻線14間の隙間の樹脂15aと、前記
ステータの軸方向両端面のリング状の樹脂15bを一体
としてモールドしたものである。さらに、ステータ11
の隣接した突極に施された巻線14間の隙間と、巻線の
軸方向端部とをすべて樹脂でモールドする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、圧縮機、自動車、
ファン等の駆動用に使用されるスイッチトリラクタンス
モータに関する。
ファン等の駆動用に使用されるスイッチトリラクタンス
モータに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、制御技術、生産技術、材料技術、
解析技術の発展に伴い、構造が簡単で、広範囲にわたっ
て高効率であるスイッチトリラクタンスモータが注目さ
れつつある。積層された鉄からなるロータは堅牢で、渦
電流も少ないため発熱が少なく、高温条件下にも適して
いる。特に、高温で、幅広い回転速度で運転され、全領
域の高効率が求められる用途、エアコンや冷蔵庫の密閉
型圧縮機、また、自動車の主駆動用モータ等に適してい
ると言える。また、低コストで可変速運転を要求される
エアコン等のファン駆動用モータにも適している。しか
しながら、スイッチトリラクタンスモータは、透磁率の
高いロータとステータの極が、極めて小さいエアギャッ
プを介して対向し、機械角で180°対称位置にて極め
て強力なラジアル方向の磁気吸引力が発生するため、楕
円モードの振動が発生しやすく、騒音の低減は困難であ
った。特にスイッチトリラクタンスモータは、ステータ
突極とロータ突極の対向する部位において、大きなラジ
アル方向の力が発生し、単極でスイッチが入り切りする
ため、ラジアル力の変化も激しい。したがって、これら
が加振力となって、ステータを加振し、振動、騒音を発
生しやすい傾向にあった。
解析技術の発展に伴い、構造が簡単で、広範囲にわたっ
て高効率であるスイッチトリラクタンスモータが注目さ
れつつある。積層された鉄からなるロータは堅牢で、渦
電流も少ないため発熱が少なく、高温条件下にも適して
いる。特に、高温で、幅広い回転速度で運転され、全領
域の高効率が求められる用途、エアコンや冷蔵庫の密閉
型圧縮機、また、自動車の主駆動用モータ等に適してい
ると言える。また、低コストで可変速運転を要求される
エアコン等のファン駆動用モータにも適している。しか
しながら、スイッチトリラクタンスモータは、透磁率の
高いロータとステータの極が、極めて小さいエアギャッ
プを介して対向し、機械角で180°対称位置にて極め
て強力なラジアル方向の磁気吸引力が発生するため、楕
円モードの振動が発生しやすく、騒音の低減は困難であ
った。特にスイッチトリラクタンスモータは、ステータ
突極とロータ突極の対向する部位において、大きなラジ
アル方向の力が発生し、単極でスイッチが入り切りする
ため、ラジアル力の変化も激しい。したがって、これら
が加振力となって、ステータを加振し、振動、騒音を発
生しやすい傾向にあった。
【0003】上記加振力を低減する手段として、特開2
000−60089公報に記載されたスイッチトリラク
タンスモータは、図4に示すように、隣接するステータ
の突極42相互間を樹脂により封止し、振動の発生を抑
えている。
000−60089公報に記載されたスイッチトリラク
タンスモータは、図4に示すように、隣接するステータ
の突極42相互間を樹脂により封止し、振動の発生を抑
えている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】以上のような特開20
00−60089公報に記載されたスイッチトリラクタ
ンスモータにおいては、隣接するステータ41の突極4
2相互間にある樹脂43は、それぞれの位置で独立して
おり、高温の金型内で樹脂を成形した後、冷却されるに
したがって収縮し、ステータコアとも独立して動く可能
性がある。また、ステータの突極に施されたコイル45
の軸方向端部(以下「コイルエンド46」と呼ぶ)は樹
脂で覆われておらず、コイルエンド部のコイルの振動が
発生する可能性もあり、その振動による音は、そのまま
放射されるため、十分な振動および騒音の低減は困難で
ある。
00−60089公報に記載されたスイッチトリラクタ
ンスモータにおいては、隣接するステータ41の突極4
2相互間にある樹脂43は、それぞれの位置で独立して
おり、高温の金型内で樹脂を成形した後、冷却されるに
したがって収縮し、ステータコアとも独立して動く可能
性がある。また、ステータの突極に施されたコイル45
の軸方向端部(以下「コイルエンド46」と呼ぶ)は樹
脂で覆われておらず、コイルエンド部のコイルの振動が
発生する可能性もあり、その振動による音は、そのまま
放射されるため、十分な振動および騒音の低減は困難で
ある。
【0005】また、密閉型圧縮機用モータのように、冷
媒中で使用されるような場合、モールド樹脂の使用は、
オリゴマの抽出等によるキャピラリチューブ詰まり等を
発生させる場合があった。
媒中で使用されるような場合、モールド樹脂の使用は、
オリゴマの抽出等によるキャピラリチューブ詰まり等を
発生させる場合があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明はステータの隣接した突極に施された巻線間の
隙間と、前記ステータの軸方向両端面を樹脂でモールド
し、少なくとも、前記ステータの隣接した突極に施され
た巻線間の隙間の樹脂と、前記ステータの軸方向両端面
のリング状の樹脂を一体としてモールドしたものであ
る。
に本発明はステータの隣接した突極に施された巻線間の
隙間と、前記ステータの軸方向両端面を樹脂でモールド
し、少なくとも、前記ステータの隣接した突極に施され
た巻線間の隙間の樹脂と、前記ステータの軸方向両端面
のリング状の樹脂を一体としてモールドしたものであ
る。
【0007】さらに、ステータの隣接した突極に施され
た巻線間の隙間と、巻線の軸方向端部とをすべて樹脂で
モールドする。
た巻線間の隙間と、巻線の軸方向端部とをすべて樹脂で
モールドする。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、略円環形状のステータヨークの内周部に、円周方向
に略等間隔に配された突極を有し、前記突極に巻線を施
したステータと、略円筒形状のロータヨークの外周部
に、円周方向に略等間隔に配された突極を有し、前記ス
テータと略同心円状に回転自在に保持されたロータから
なるスイッチトリラクタンスモータにおいて、前記ステ
ータの隣接した突極に施された巻線間の隙間と、前記ス
テータの軸方向両端面を樹脂でモールドし、少なくと
も、前記ステータの隣接した突極に施された巻線間の隙
間の樹脂と、前記ステータの軸方向両端面のリング状の
樹脂が一体となっていることを特徴としたスイッチトリ
ラクタンスモータであって、樹脂モールド後、収縮した
場合であっても、強固にステータコアを樹脂が覆い、ま
た、樹脂同士も軸方向端部で連結されているため、強度
が向上する。これによって、振動および騒音が低減でき
る。
は、略円環形状のステータヨークの内周部に、円周方向
に略等間隔に配された突極を有し、前記突極に巻線を施
したステータと、略円筒形状のロータヨークの外周部
に、円周方向に略等間隔に配された突極を有し、前記ス
テータと略同心円状に回転自在に保持されたロータから
なるスイッチトリラクタンスモータにおいて、前記ステ
ータの隣接した突極に施された巻線間の隙間と、前記ス
テータの軸方向両端面を樹脂でモールドし、少なくと
も、前記ステータの隣接した突極に施された巻線間の隙
間の樹脂と、前記ステータの軸方向両端面のリング状の
樹脂が一体となっていることを特徴としたスイッチトリ
ラクタンスモータであって、樹脂モールド後、収縮した
場合であっても、強固にステータコアを樹脂が覆い、ま
た、樹脂同士も軸方向端部で連結されているため、強度
が向上する。これによって、振動および騒音が低減でき
る。
【0009】本発明の請求項2に記載の発明は、ステー
タの隣接した突極に施された巻線間の隙間と、巻線の軸
方向端部とをすべて樹脂でモールドしたことを特徴とし
た請求項1記載のスイッチトリラクタンスモータであっ
て、巻線がすべて樹脂で覆われているため、巻線の振動
が発生しにくく、また、耐圧も向上する。
タの隣接した突極に施された巻線間の隙間と、巻線の軸
方向端部とをすべて樹脂でモールドしたことを特徴とし
た請求項1記載のスイッチトリラクタンスモータであっ
て、巻線がすべて樹脂で覆われているため、巻線の振動
が発生しにくく、また、耐圧も向上する。
【0010】本発明の請求項3に記載の発明は、ステー
タの軸方向両端面のリング状の樹脂が、少なくともステ
ータ内径よりも内側に突出していることを特徴とした請
求項1または請求項2記載のスイッチトリラクタンスモ
ータであって、内径側に突出した部分がリブとして働
き、ステータ内径にラジアル方向に働くことによって発
生する、ステータが円環状に振動する振動モードが発生
しにくくなる。これにより、振動および騒音が大幅に低
減される。
タの軸方向両端面のリング状の樹脂が、少なくともステ
ータ内径よりも内側に突出していることを特徴とした請
求項1または請求項2記載のスイッチトリラクタンスモ
ータであって、内径側に突出した部分がリブとして働
き、ステータ内径にラジアル方向に働くことによって発
生する、ステータが円環状に振動する振動モードが発生
しにくくなる。これにより、振動および騒音が大幅に低
減される。
【0011】本発明の請求項4に記載の発明は、ステー
タの軸方向両端面のリング状の樹脂の一方が、ロータ軸
を保持する軸受を収納するハウジングを兼ねている、請
求項3記載のスイッチトリラクタンスモータであって、
振動および騒音を低減しつつ、部品点数を減らすことが
可能であり、生産性が向上する。
タの軸方向両端面のリング状の樹脂の一方が、ロータ軸
を保持する軸受を収納するハウジングを兼ねている、請
求項3記載のスイッチトリラクタンスモータであって、
振動および騒音を低減しつつ、部品点数を減らすことが
可能であり、生産性が向上する。
【0012】本発明の請求項5に記載の発明は、ステー
タの外周部はモールドしないことを特徴とした、請求項
1から請求項4のいずれか1項に記載のスイッチトリラ
クタンスモータであって、ステータ外周部を、圧縮機の
シェル等にやきばめ圧入等が可能となる。
タの外周部はモールドしないことを特徴とした、請求項
1から請求項4のいずれか1項に記載のスイッチトリラ
クタンスモータであって、ステータ外周部を、圧縮機の
シェル等にやきばめ圧入等が可能となる。
【0013】本発明の請求項6に記載の発明は、ステー
タの突極に穴を設け、前記穴の内部にも樹脂を流し込
み、前記ステータの軸方向両端面のリング状の樹脂と一
体となっていることを特徴とした請求項1から請求項5
のいずれか1項に記載のスイッチトリラクタンスモータ
であって、穴によりステータ突極に集中しやすい磁束が
分散されるので、ラジアル方向に働く力を低減できると
ともに、前記穴にまで樹脂が入り込むため、剛性が向上
し、振動および騒音をさらに低減できる。
タの突極に穴を設け、前記穴の内部にも樹脂を流し込
み、前記ステータの軸方向両端面のリング状の樹脂と一
体となっていることを特徴とした請求項1から請求項5
のいずれか1項に記載のスイッチトリラクタンスモータ
であって、穴によりステータ突極に集中しやすい磁束が
分散されるので、ラジアル方向に働く力を低減できると
ともに、前記穴にまで樹脂が入り込むため、剛性が向上
し、振動および騒音をさらに低減できる。
【0014】本発明の請求項7に記載の発明は、モール
ド樹脂が、液晶ポリマーである、請求項1から請求項5
のいずれか1項に記載のスイッチトリラクタンスモータ
であって、金型からの離型性が良く、成形性が良好であ
り、また、低オリゴマでかつ耐熱性が良好で冷媒中で用
いられるような用途にも適している。
ド樹脂が、液晶ポリマーである、請求項1から請求項5
のいずれか1項に記載のスイッチトリラクタンスモータ
であって、金型からの離型性が良く、成形性が良好であ
り、また、低オリゴマでかつ耐熱性が良好で冷媒中で用
いられるような用途にも適している。
【0015】本発明の請求項8に記載の発明は、液晶ポ
リマーが、p−ヒドロキシ安息香酸と2−ヒドロキシ−
6−ナフトエ酸を原料とした全芳香族ポリエステルの共
重合体である請求項7記載のスイッチトリラクタンスモ
ータであって、成形品の強度が高く、信頼性が高く、制
振性にも優れる。
リマーが、p−ヒドロキシ安息香酸と2−ヒドロキシ−
6−ナフトエ酸を原料とした全芳香族ポリエステルの共
重合体である請求項7記載のスイッチトリラクタンスモ
ータであって、成形品の強度が高く、信頼性が高く、制
振性にも優れる。
【0016】本発明の請求項9に記載の発明は、液晶ポ
リマーの充填剤はガラス繊維であり、充填量が20重量
%以上50重量%以下であることを特徴とする請求項7
または請求項8記載のスイッチトリラクタンスモータで
あって、樹脂の強度が増すためステータの剛性が向上
し、振動および騒音をさらに低減できる。
リマーの充填剤はガラス繊維であり、充填量が20重量
%以上50重量%以下であることを特徴とする請求項7
または請求項8記載のスイッチトリラクタンスモータで
あって、樹脂の強度が増すためステータの剛性が向上
し、振動および騒音をさらに低減できる。
【0017】本発明の請求項10に記載の発明は、モー
ルド樹脂は、p−ヒドロキシ安息香酸と2−ヒドロキシ
−6−ナフトエ酸、ガラス繊維のみからなり、離型剤等
を使用しないことを特徴とした、請求項8または請求項
9記載のスイッチトリラクタンスモータであって、耐冷
媒性に優れ、密閉型圧縮機への使用が好適である。
ルド樹脂は、p−ヒドロキシ安息香酸と2−ヒドロキシ
−6−ナフトエ酸、ガラス繊維のみからなり、離型剤等
を使用しないことを特徴とした、請求項8または請求項
9記載のスイッチトリラクタンスモータであって、耐冷
媒性に優れ、密閉型圧縮機への使用が好適である。
【0018】本発明の請求項11に記載の発明は、モー
ルド樹脂成形時のゲートが、少なくとも、ステータの突
極上または、その付近に設けられた、請求項1から請求
項10のいずれか1項に記載のスイッチトリラクタンス
モータであって、巻線部の充填圧が大きく、巻線間やス
テータコアと巻線の間に十分樹脂が充填され、信頼性お
よび制振性が優れる。
ルド樹脂成形時のゲートが、少なくとも、ステータの突
極上または、その付近に設けられた、請求項1から請求
項10のいずれか1項に記載のスイッチトリラクタンス
モータであって、巻線部の充填圧が大きく、巻線間やス
テータコアと巻線の間に十分樹脂が充填され、信頼性お
よび制振性が優れる。
【0019】本発明の請求項12に記載の発明は、モー
ルド樹脂成形時のゲートが、少なくとも、ステータの全
ての突極上または、その付近にそれぞれ1個以上設けら
れた、請求項11記載のスイッチトリラクタンスモータ
であって、巻線間やステータコアと巻線の間に十分樹脂
が充填され、信頼性および制振性が優れるとともに、ウ
エルドラインを巻線部から遠ざけることにより、絶縁性
等の信頼性を高くすることが可能である。
ルド樹脂成形時のゲートが、少なくとも、ステータの全
ての突極上または、その付近にそれぞれ1個以上設けら
れた、請求項11記載のスイッチトリラクタンスモータ
であって、巻線間やステータコアと巻線の間に十分樹脂
が充填され、信頼性および制振性が優れるとともに、ウ
エルドラインを巻線部から遠ざけることにより、絶縁性
等の信頼性を高くすることが可能である。
【0020】本発明の請求項13に記載の発明は、ステ
ータの突極に巻回された巻線の各相の端部同士、また
は、各相の端部と電源側電線の端部とを電気的に接続す
る端子を固定保持する端子箱を一体としてモールドした
請求項1から請求項12のいずれか1項に記載のスイッ
チトリラクタンスモータであって、巻線端部の絶縁皮膜
剥離工程や各相の結線処理工程の自動化が容易であり生
産性が向上し、さらに、モールド樹脂としてp−ヒドロ
キシ安息香酸と2−ヒドロキシ−6−ナフトエ酸からな
る液晶ポリマーを使用することにより、端子を保持する
に十分な強度を得ることができる。
ータの突極に巻回された巻線の各相の端部同士、また
は、各相の端部と電源側電線の端部とを電気的に接続す
る端子を固定保持する端子箱を一体としてモールドした
請求項1から請求項12のいずれか1項に記載のスイッ
チトリラクタンスモータであって、巻線端部の絶縁皮膜
剥離工程や各相の結線処理工程の自動化が容易であり生
産性が向上し、さらに、モールド樹脂としてp−ヒドロ
キシ安息香酸と2−ヒドロキシ−6−ナフトエ酸からな
る液晶ポリマーを使用することにより、端子を保持する
に十分な強度を得ることができる。
【0021】本発明の請求項14に記載の発明は、駆動
回路を一体としてモールドした請求項1から請求項12
のいずれか1項に記載のスイッチトリラクタンスモータ
であって、駆動回路を含むモータユニットの小型化が可
能であり、駆動回路の絶縁性も向上する。
回路を一体としてモールドした請求項1から請求項12
のいずれか1項に記載のスイッチトリラクタンスモータ
であって、駆動回路を含むモータユニットの小型化が可
能であり、駆動回路の絶縁性も向上する。
【0022】本発明の請求項15に記載の発明は、請求
項1から請求項14のいずれかに記載のスイッチトリラ
クタンスモータを搭載した密閉型圧縮機であって、振動
および騒音の小さく、効率の高い密閉型圧縮機を提供で
きる。
項1から請求項14のいずれかに記載のスイッチトリラ
クタンスモータを搭載した密閉型圧縮機であって、振動
および騒音の小さく、効率の高い密閉型圧縮機を提供で
きる。
【0023】本発明の請求項16に記載の発明は、冷媒
としてHFCを使用した請求項15記載の密閉型圧縮機
であって、オゾン層を破壊しないため環境負荷が小さ
く、これらの冷媒に対しても十分耐えうる材料にて、振
動、騒音を低減することが可能である。
としてHFCを使用した請求項15記載の密閉型圧縮機
であって、オゾン層を破壊しないため環境負荷が小さ
く、これらの冷媒に対しても十分耐えうる材料にて、振
動、騒音を低減することが可能である。
【0024】本発明の請求項17に記載の発明は、冷媒
として自然冷媒を使用した請求項15記載の密閉型圧縮
機であって、オゾン層を破壊しないため環境負荷が小さ
く、これらの冷媒に対しても十分耐えうる材料にて、振
動、騒音を低減することが可能である。
として自然冷媒を使用した請求項15記載の密閉型圧縮
機であって、オゾン層を破壊しないため環境負荷が小さ
く、これらの冷媒に対しても十分耐えうる材料にて、振
動、騒音を低減することが可能である。
【0025】本発明の請求項18に記載の発明は、請求
項1から請求項14のいずれか1項に記載のスイッチト
リラクタンスモータを搭載したカーアクチュエータであ
って、振動および騒音が比較的小さく、小型で出力の高
いカーアクチュエータを提供できる。
項1から請求項14のいずれか1項に記載のスイッチト
リラクタンスモータを搭載したカーアクチュエータであ
って、振動および騒音が比較的小さく、小型で出力の高
いカーアクチュエータを提供できる。
【0026】本発明の請求項19に記載の発明は、請求
項1から請求項14のいずれか1項に記載のスイッチト
リラクタンスモータを搭載したファンであって、振動お
よび騒音が比較的小さく、小型で出力の高いファンを提
供できる。
項1から請求項14のいずれか1項に記載のスイッチト
リラクタンスモータを搭載したファンであって、振動お
よび騒音が比較的小さく、小型で出力の高いファンを提
供できる。
【0027】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を用い
て説明する。
て説明する。
【0028】(実施例1)実施例1について図1および
図2を用いて説明する。
図2を用いて説明する。
【0029】ステータ11は、内周側に向かって、回転
方向に略等間隔に、複数の突極部12を有するステータ
コア13の突極部12に、絶縁物(図示せず)を介して
巻線14を施されている。巻線14を施されたステータ
コア13は、樹脂15によりモールドされている。
方向に略等間隔に、複数の突極部12を有するステータ
コア13の突極部12に、絶縁物(図示せず)を介して
巻線14を施されている。巻線14を施されたステータ
コア13は、樹脂15によりモールドされている。
【0030】ロータ1は、外周側に向かって、回転方向
に略等間隔に、複数の突極部1tを設けた形状となって
いて、回転軸5に対して回転自在に保持されている。
に略等間隔に、複数の突極部1tを設けた形状となって
いて、回転軸5に対して回転自在に保持されている。
【0031】巻線14には、回転磁界が発生するように
電流が流される。巻線14に流れる電流による磁束と、
ロータ1のインダクタンスの違い(Ld−Lq)により
回転する。
電流が流される。巻線14に流れる電流による磁束と、
ロータ1のインダクタンスの違い(Ld−Lq)により
回転する。
【0032】回転部分の突極のピッチと固定子の歯のピ
ッチの組合せとしては、3相機の場合、360/(4
n)と360/(6n)、360/(8n)と360/
(6n)、4相機の場合、360/(6n)と360/
(8n)が一般的である。通常、n=1の場合が多い。
ッチの組合せとしては、3相機の場合、360/(4
n)と360/(6n)、360/(8n)と360/
(6n)、4相機の場合、360/(6n)と360/
(8n)が一般的である。通常、n=1の場合が多い。
【0033】モールドは、少なくとも、ステータの隣接
した突極に施された巻線間の隙間に充填された樹脂15
aと、ステータの軸方向両端面の、巻線(コイルエンド
14e)を覆う形となっているリング状の樹脂15bと
からなる。これらの樹脂は、ステータコア13ととも
に、一体としてモールドされている。
した突極に施された巻線間の隙間に充填された樹脂15
aと、ステータの軸方向両端面の、巻線(コイルエンド
14e)を覆う形となっているリング状の樹脂15bと
からなる。これらの樹脂は、ステータコア13ととも
に、一体としてモールドされている。
【0034】一般に、スイッチトリラクタンスモータの
振動は、ステータの突極とロータの突極が吸引されると
きに発生するラジアル力により、ステータコアが変形す
ることにより発生する場合が多い。この時、ステータの
隣接した突極に施された巻線間の隙間に充填された樹脂
15aは、ステータコアが楕円状に変形しようとすると
き、見かけ上、隣接する突極同士が引き合うような変形
を緩和する働きを持ち、巻線14を覆う形となっている
リング状の樹脂15bは、ステータコアのヨーク部を支
点に変形しようとするとき、ステータコアの内周部、す
なわち突極の先端部をもリングで連結されることによ
り、変形そのものを抑える働きがある。さらに、スロッ
ト内部の巻線、ステータコアの軸方向端部の巻線のすべ
てを樹脂で覆うことにより、巻線相互間の振動をも抑え
ることが可能である。
振動は、ステータの突極とロータの突極が吸引されると
きに発生するラジアル力により、ステータコアが変形す
ることにより発生する場合が多い。この時、ステータの
隣接した突極に施された巻線間の隙間に充填された樹脂
15aは、ステータコアが楕円状に変形しようとすると
き、見かけ上、隣接する突極同士が引き合うような変形
を緩和する働きを持ち、巻線14を覆う形となっている
リング状の樹脂15bは、ステータコアのヨーク部を支
点に変形しようとするとき、ステータコアの内周部、す
なわち突極の先端部をもリングで連結されることによ
り、変形そのものを抑える働きがある。さらに、スロッ
ト内部の巻線、ステータコアの軸方向端部の巻線のすべ
てを樹脂で覆うことにより、巻線相互間の振動をも抑え
ることが可能である。
【0035】特に、スイッチトリラクタンスモータは集
中巻PMモータ等とは異なり、極歯幅は極ピッチに比べ
て幾分小さくなっている。したがって、特にステータ極
は、内周部に向かって等幅で、内周側先端にて幅広部を
形成しない。そのため、ノズルを用いた巻線であって
も、あらかじめ巻枠に巻いた巻線をステータ極に挿入す
る方法であっても、容易に高密度整列巻線を実現するこ
とができる。しかしながら、その反面、挿入された巻線
がステータ極から抜けやすいという欠点もある。この欠
点を、ステータモールドにより解決することができる。
この時、ステータコアと巻線とを絶縁するインシュレー
タまたは巻線ボビンの、ステータ内周側にて位置決めま
たは仮止めした状態でモールドするとよい。
中巻PMモータ等とは異なり、極歯幅は極ピッチに比べ
て幾分小さくなっている。したがって、特にステータ極
は、内周部に向かって等幅で、内周側先端にて幅広部を
形成しない。そのため、ノズルを用いた巻線であって
も、あらかじめ巻枠に巻いた巻線をステータ極に挿入す
る方法であっても、容易に高密度整列巻線を実現するこ
とができる。しかしながら、その反面、挿入された巻線
がステータ極から抜けやすいという欠点もある。この欠
点を、ステータモールドにより解決することができる。
この時、ステータコアと巻線とを絶縁するインシュレー
タまたは巻線ボビンの、ステータ内周側にて位置決めま
たは仮止めした状態でモールドするとよい。
【0036】さらに、ステータの軸方向端面のリング状
の樹脂15bの片方が、ロータと干渉しない位置にてス
テータ内径よりも内周側に突出させることにより、リブ
効果を有するため、リング状の樹脂15bの楕円状の変
形に対する強度をさらに向上させることができる。ステ
ータの軸方向端面のリング状の樹脂15bの、ステータ
内径よりも内周側への突出を、ロータ軸を保持する軸受
17を収納するハウジング15hを兼ねることもでき
る。
の樹脂15bの片方が、ロータと干渉しない位置にてス
テータ内径よりも内周側に突出させることにより、リブ
効果を有するため、リング状の樹脂15bの楕円状の変
形に対する強度をさらに向上させることができる。ステ
ータの軸方向端面のリング状の樹脂15bの、ステータ
内径よりも内周側への突出を、ロータ軸を保持する軸受
17を収納するハウジング15hを兼ねることもでき
る。
【0037】また、ステータコアの突極に穴18を設
け、穴18の内部にも樹脂を充填すれば、さらに強度を
増す。穴18は、磁束を妨げないよう、磁束の流れに沿
って、細長い形状とするとよい。ステータコアの突極に
穴18を設けることで、ラジアル力を緩和でき、音を低
減可能にするため、磁気的にラジアル力を低減させるた
めの穴と、強度を向上させるための穴を兼ね備えること
も可能である。ここで、穴18が、巻線に隠れてしまう
場合もあり得るが、ステータコアと巻線を絶縁するため
のインシュレータまたは巻線ボビンとステータコアとの
間に微小な隙間を設けておくか、切り欠き等を設け、巻
線後であっても、穴18内部に樹脂が入り込むようにす
るとよい。この際も、流れ性の良好な液晶ポリマーを原
料とした樹脂が好適である。
け、穴18の内部にも樹脂を充填すれば、さらに強度を
増す。穴18は、磁束を妨げないよう、磁束の流れに沿
って、細長い形状とするとよい。ステータコアの突極に
穴18を設けることで、ラジアル力を緩和でき、音を低
減可能にするため、磁気的にラジアル力を低減させるた
めの穴と、強度を向上させるための穴を兼ね備えること
も可能である。ここで、穴18が、巻線に隠れてしまう
場合もあり得るが、ステータコアと巻線を絶縁するため
のインシュレータまたは巻線ボビンとステータコアとの
間に微小な隙間を設けておくか、切り欠き等を設け、巻
線後であっても、穴18内部に樹脂が入り込むようにす
るとよい。この際も、流れ性の良好な液晶ポリマーを原
料とした樹脂が好適である。
【0038】ここで、樹脂は、同相の巻線単線同士の間
の微少な隙間や、巻線とステータコアに施された絶縁物
との間の隙間にも入り込めば、ステータの剛性はさらに
向上する。このような隙間に樹脂を流し込むのに適した
材料として、液晶ポリマーがある。液晶ポリマーは、特
に、金型温度を常温から70℃程度と低くできるため、
成形後の変形が少なく、ステータの剛性向上に適してい
る。また、離型性に優れ、オリゴマの低抽出性、耐熱性
にも優れる。特に、モールドする場合、樹脂の使用量が
多くなるため、例えオリゴマ抽出性に低いPPSといえ
ども、オリゴマ量は無視できなくなる。
の微少な隙間や、巻線とステータコアに施された絶縁物
との間の隙間にも入り込めば、ステータの剛性はさらに
向上する。このような隙間に樹脂を流し込むのに適した
材料として、液晶ポリマーがある。液晶ポリマーは、特
に、金型温度を常温から70℃程度と低くできるため、
成形後の変形が少なく、ステータの剛性向上に適してい
る。また、離型性に優れ、オリゴマの低抽出性、耐熱性
にも優れる。特に、モールドする場合、樹脂の使用量が
多くなるため、例えオリゴマ抽出性に低いPPSといえ
ども、オリゴマ量は無視できなくなる。
【0039】液晶ポリマーとしては、p−ヒドロキシ安
息香酸と2−ヒドロキシ−6−ナフトエ酸を原料とした
全芳香族ポリエステルの共重合体が良く、樹脂の流れが
良く、狭い隙間にも充填され、薄肉成形も可能である。
さらに、強度が高く、ステータコアの変形による振動を
抑えるための剛性を十分に有する。また、充填剤として
は、ガラス繊維を用い、充填量が20重量%以上50重
量%以下とすると好適である。本スイッチトリラクタン
スモータを圧縮機用として使用する場合、樹脂は、p−
ヒドロキシ安息香酸と2−ヒドロキシ−6−ナフトエ
酸、ガラス繊維のみからなり、離型剤等を使用しなけれ
ば、冷媒や冷凍機油と反応せず、オリゴマ抽出も極めて
小さく抑えることができる。また、ステータの突極付近
は、樹脂が十分に充填される必要があるため、それぞれ
の突極付近にゲート19を設けるとよい。特に、ステー
タの突極付近にウエルドがこないようにする必要があ
り、ステータの突極の数だけゲートを設けることによ
り、ウエルドを数箇所に分散させ、ウエルド部の樹脂の
強度低下を抑えている。
息香酸と2−ヒドロキシ−6−ナフトエ酸を原料とした
全芳香族ポリエステルの共重合体が良く、樹脂の流れが
良く、狭い隙間にも充填され、薄肉成形も可能である。
さらに、強度が高く、ステータコアの変形による振動を
抑えるための剛性を十分に有する。また、充填剤として
は、ガラス繊維を用い、充填量が20重量%以上50重
量%以下とすると好適である。本スイッチトリラクタン
スモータを圧縮機用として使用する場合、樹脂は、p−
ヒドロキシ安息香酸と2−ヒドロキシ−6−ナフトエ
酸、ガラス繊維のみからなり、離型剤等を使用しなけれ
ば、冷媒や冷凍機油と反応せず、オリゴマ抽出も極めて
小さく抑えることができる。また、ステータの突極付近
は、樹脂が十分に充填される必要があるため、それぞれ
の突極付近にゲート19を設けるとよい。特に、ステー
タの突極付近にウエルドがこないようにする必要があ
り、ステータの突極の数だけゲートを設けることによ
り、ウエルドを数箇所に分散させ、ウエルド部の樹脂の
強度低下を抑えている。
【0040】さらに、密閉型圧縮機として、ステータ外
周をシェル22にやきばめ圧入する場合、ステータコア
の外周部はモールドせず、ステータコアとシェルが直接
嵌合するようにするとよい。特に、やきばめ時の熱によ
る樹脂の変質を防止できる。
周をシェル22にやきばめ圧入する場合、ステータコア
の外周部はモールドせず、ステータコアとシェルが直接
嵌合するようにするとよい。特に、やきばめ時の熱によ
る樹脂の変質を防止できる。
【0041】また、予め、ステータの突極に巻回された
巻線の各相の端部は、モールド前に互いに結線しておく
ことが望ましいが、巻線の各相の端部、または、各相の
端部と電源側電線の端部との接続部は、樹脂から引き出
しておいて、後で結線することもできる。このとき、こ
れらの端部を接続するための端子を固定保持する端子箱
20も、一体としてモールドで成形すると、部品点数が
削減でき、生産性も向上する。この時、十分な強度が要
求されるが、上述したような液晶ポリマーを用いるとよ
い。
巻線の各相の端部は、モールド前に互いに結線しておく
ことが望ましいが、巻線の各相の端部、または、各相の
端部と電源側電線の端部との接続部は、樹脂から引き出
しておいて、後で結線することもできる。このとき、こ
れらの端部を接続するための端子を固定保持する端子箱
20も、一体としてモールドで成形すると、部品点数が
削減でき、生産性も向上する。この時、十分な強度が要
求されるが、上述したような液晶ポリマーを用いるとよ
い。
【0042】上述のスイッチトリラクタンスモータを密
閉型圧縮機に搭載すると、一般的に振動が大きく、音が
増大するスイッチトリラクタンスモータを使用すること
が可能となる。特に、振動の原因となるステータの変形
を抑えることができるので、特に高い周波数の音が低減
できる。例えば、電流のスイッチングによる衝撃や、P
WM駆動のキャリア周波数による音を大幅に低減でき
る。また、樹脂の材質を最適化することにより、高温
で、冷媒、冷凍機油の中においても安定して使用でき、
オリゴマ抽出量も極めて小さくできる。
閉型圧縮機に搭載すると、一般的に振動が大きく、音が
増大するスイッチトリラクタンスモータを使用すること
が可能となる。特に、振動の原因となるステータの変形
を抑えることができるので、特に高い周波数の音が低減
できる。例えば、電流のスイッチングによる衝撃や、P
WM駆動のキャリア周波数による音を大幅に低減でき
る。また、樹脂の材質を最適化することにより、高温
で、冷媒、冷凍機油の中においても安定して使用でき、
オリゴマ抽出量も極めて小さくできる。
【0043】特に、近年、HFC冷媒や自然冷媒が使用
されるようになり、モータの使用材料についての制限が
厳しくなっている。磁石を使用しないため減磁の心配が
なく、低コストで出力密度の高いスイッチトリラクタン
スモータは、これらの密閉型圧縮機に適している。特
に、小型化する場合、希土類磁石を用いると、高温減磁
の考慮が必要であるが、スイッチトリラクタンスモータ
であれば、出力密度を高くし、小型化した場合であって
も、減磁の考慮は不要である。
されるようになり、モータの使用材料についての制限が
厳しくなっている。磁石を使用しないため減磁の心配が
なく、低コストで出力密度の高いスイッチトリラクタン
スモータは、これらの密閉型圧縮機に適している。特
に、小型化する場合、希土類磁石を用いると、高温減磁
の考慮が必要であるが、スイッチトリラクタンスモータ
であれば、出力密度を高くし、小型化した場合であって
も、減磁の考慮は不要である。
【0044】特に、エアコンや冷蔵庫は、高い効率が求
められているため、好適である。
められているため、好適である。
【0045】また、運転範囲が広く、出力の大きい用途
として、カーアクチュエータがある。カーアクチュエー
タの例としては、電気自動車の主駆動用モータまたはハ
イブリッド自動車の主駆動用モータ、電動カーエアコン
用の密閉型圧縮機等がある。主駆動用モータは、低速か
ら高速まで高効率が求められ、一方で、低騒音も要求さ
れるため、本発明におけるスイッチトリラクタンスモー
タを使用するとよい。このとき、防水として、ステータ
コアの外周部をもモールドし、ロータもモールドすれ
ば、他の絶縁が不要となる。また、電動カーエアコン用
の密閉型圧縮機は、冷媒と冷凍機油に晒される他、暑い
車内を急速に冷却する必要があるため、高速運転が求め
られる。低騒音を実現できるスイッチトリラクタンスモ
ータはこれらの用途に好適である。
として、カーアクチュエータがある。カーアクチュエー
タの例としては、電気自動車の主駆動用モータまたはハ
イブリッド自動車の主駆動用モータ、電動カーエアコン
用の密閉型圧縮機等がある。主駆動用モータは、低速か
ら高速まで高効率が求められ、一方で、低騒音も要求さ
れるため、本発明におけるスイッチトリラクタンスモー
タを使用するとよい。このとき、防水として、ステータ
コアの外周部をもモールドし、ロータもモールドすれ
ば、他の絶縁が不要となる。また、電動カーエアコン用
の密閉型圧縮機は、冷媒と冷凍機油に晒される他、暑い
車内を急速に冷却する必要があるため、高速運転が求め
られる。低騒音を実現できるスイッチトリラクタンスモ
ータはこれらの用途に好適である。
【0046】なお、スイッチトリラクタンスモータは、
ステータおよびロータが鉄と銅だけでできているため、
リサイクル性が良好として、通常モールドはされていな
かったが、ステータコアと巻線の絶縁に樹脂が用いられ
ている。したがって、上記実施例のようにモールドした
場合であっても、粉砕による材料の選別により、リサイ
クルは可能である。
ステータおよびロータが鉄と銅だけでできているため、
リサイクル性が良好として、通常モールドはされていな
かったが、ステータコアと巻線の絶縁に樹脂が用いられ
ている。したがって、上記実施例のようにモールドした
場合であっても、粉砕による材料の選別により、リサイ
クルは可能である。
【0047】(実施例2)実施例2について、図3を用
いて説明する。
いて説明する。
【0048】図3は、実施例1において説明したような
スイッチトリラクタンスモータをファンモータに用いた
場合の縦断面図である。
スイッチトリラクタンスモータをファンモータに用いた
場合の縦断面図である。
【0049】基本的なスイッチトリラクタンスモータの
構成は同一であるので、同一符号を付して説明は省略す
る。
構成は同一であるので、同一符号を付して説明は省略す
る。
【0050】モールドと一体化されたハウジング15h
とは反対側には、ブラケット31がモールド樹脂のリン
グ部15bに圧入保持されている。軸5端部には、ファ
ン30が取り付けられる。
とは反対側には、ブラケット31がモールド樹脂のリン
グ部15bに圧入保持されている。軸5端部には、ファ
ン30が取り付けられる。
【0051】特に、家庭用エアコン等に用いられるファ
ンは、生活空間内に機器が設置されるため、低騒音でな
ければならない。磁石を用いずに高効率を実現する手段
としてのスイッチトリラクタンスモータが、騒音の低減
により使用可能となる。この場合、図3に示すように、
駆動回路32を一体モールドすれば、駆動回路の絶縁性
も向上し、セットとしての小型化も図れる。この時、巻
線の端部の接続を行った後にモールドを行い、モールド
からは、電源接続用端子(図示せず)のみ引き出してお
けばよい。
ンは、生活空間内に機器が設置されるため、低騒音でな
ければならない。磁石を用いずに高効率を実現する手段
としてのスイッチトリラクタンスモータが、騒音の低減
により使用可能となる。この場合、図3に示すように、
駆動回路32を一体モールドすれば、駆動回路の絶縁性
も向上し、セットとしての小型化も図れる。この時、巻
線の端部の接続を行った後にモールドを行い、モールド
からは、電源接続用端子(図示せず)のみ引き出してお
けばよい。
【0052】
【発明の効果】以上のように請求項1記載の発明によれ
ば、樹脂モールド後、収縮した場合であっても、強固に
ステータコアを樹脂が覆い、また、樹脂同士も軸方向端
部で連結されているため、強度が向上する。これによっ
て、振動および騒音が低減できる。
ば、樹脂モールド後、収縮した場合であっても、強固に
ステータコアを樹脂が覆い、また、樹脂同士も軸方向端
部で連結されているため、強度が向上する。これによっ
て、振動および騒音が低減できる。
【0053】本発明の請求項2に記載の発明によれば、
巻線がすべて樹脂で覆われているため、巻線の振動が発
生しにくく、また、耐圧も向上する。
巻線がすべて樹脂で覆われているため、巻線の振動が発
生しにくく、また、耐圧も向上する。
【0054】本発明の請求項3に記載の発明によれば、
内径側に突出した部分がリブとして働き、ステータ内径
にラジアル方向に働くことによって発生する、ステータ
が円環状に振動する振動モードが発生しにくくなる。こ
れにより、振動および騒音が大幅に低減される。
内径側に突出した部分がリブとして働き、ステータ内径
にラジアル方向に働くことによって発生する、ステータ
が円環状に振動する振動モードが発生しにくくなる。こ
れにより、振動および騒音が大幅に低減される。
【0055】本発明の請求項4に記載の発明によれば、
振動および騒音を低減しつつ、部品点数を減らすことが
可能であり、生産性が向上する。
振動および騒音を低減しつつ、部品点数を減らすことが
可能であり、生産性が向上する。
【0056】本発明の請求項5に記載の発明によれば、
ステータ外周部を、圧縮機のシェル等にやきばめ圧入等
が可能となる。
ステータ外周部を、圧縮機のシェル等にやきばめ圧入等
が可能となる。
【0057】本発明の請求項6に記載の発明によれば、
穴によりステータ突極に集中しやすい磁束が分散される
ので、ラジアル方向に働く力を低減できるとともに、前
記穴にまで樹脂が入り込むため、剛性が向上し、振動お
よび騒音をさらに低減できる。
穴によりステータ突極に集中しやすい磁束が分散される
ので、ラジアル方向に働く力を低減できるとともに、前
記穴にまで樹脂が入り込むため、剛性が向上し、振動お
よび騒音をさらに低減できる。
【0058】本発明の請求項7に記載の発明によれば、
金型からの離型性が良く、成形性が良好であり、また、
低オリゴマでかつ耐熱性が良好で冷媒中で用いられるよ
うな用途にも適している。
金型からの離型性が良く、成形性が良好であり、また、
低オリゴマでかつ耐熱性が良好で冷媒中で用いられるよ
うな用途にも適している。
【0059】本発明の請求項8に記載の発明によれば、
成形品の強度が高く、信頼性が高く、制振性にも優れ
る。
成形品の強度が高く、信頼性が高く、制振性にも優れ
る。
【0060】本発明の請求項9に記載の発明によれば、
樹脂の強度が増すためステータの剛性が向上し、振動お
よび騒音をさらに低減できる。
樹脂の強度が増すためステータの剛性が向上し、振動お
よび騒音をさらに低減できる。
【0061】本発明の請求項10に記載の発明によれ
ば、耐冷媒性に優れ、密閉型圧縮機への使用が好適であ
る。
ば、耐冷媒性に優れ、密閉型圧縮機への使用が好適であ
る。
【0062】本発明の請求項11に記載の発明によれ
ば、巻線部の充填圧が大きく、巻線間やステータコアと
巻線の間に十分樹脂が充填され、信頼性および制振性が
優れる。
ば、巻線部の充填圧が大きく、巻線間やステータコアと
巻線の間に十分樹脂が充填され、信頼性および制振性が
優れる。
【0063】本発明の請求項12に記載の発明によれ
ば、巻線間やステータコアと巻線の間に十分樹脂が充填
され、信頼性および制振性が優れるとともに、ウエルド
ラインを巻線部から遠ざけることにより、絶縁性等の信
頼性を高くすることが可能である。
ば、巻線間やステータコアと巻線の間に十分樹脂が充填
され、信頼性および制振性が優れるとともに、ウエルド
ラインを巻線部から遠ざけることにより、絶縁性等の信
頼性を高くすることが可能である。
【0064】本発明の請求項13に記載の発明によれ
ば、巻線端部の絶縁皮膜剥離工程や各相の結線処理工程
の自動化が容易であり生産性が向上し、さらに、モール
ド樹脂としてp−ヒドロキシ安息香酸と2−ヒドロキシ
−6−ナフトエ酸からなる液晶ポリマーを使用すること
により、端子を保持するに十分な強度を得ることができ
る。
ば、巻線端部の絶縁皮膜剥離工程や各相の結線処理工程
の自動化が容易であり生産性が向上し、さらに、モール
ド樹脂としてp−ヒドロキシ安息香酸と2−ヒドロキシ
−6−ナフトエ酸からなる液晶ポリマーを使用すること
により、端子を保持するに十分な強度を得ることができ
る。
【0065】本発明の請求項14に記載の発明によれ
ば、駆動回路を含むモータユニットの小型化が可能であ
り、駆動回路の絶縁性も向上する。
ば、駆動回路を含むモータユニットの小型化が可能であ
り、駆動回路の絶縁性も向上する。
【0066】本発明の請求項15に記載の発明によれ
ば、振動および騒音の小さく、効率の高い密閉型圧縮機
を提供できる。
ば、振動および騒音の小さく、効率の高い密閉型圧縮機
を提供できる。
【0067】本発明の請求項16に記載の発明によれ
ば、オゾン層を破壊しないため環境負荷が小さく、これ
らの冷媒に対しても十分耐えうる材料にて、振動、騒音
を低減することが可能である。
ば、オゾン層を破壊しないため環境負荷が小さく、これ
らの冷媒に対しても十分耐えうる材料にて、振動、騒音
を低減することが可能である。
【0068】本発明の請求項17に記載の発明によれ
ば、オゾン層を破壊しないため環境負荷が小さく、これ
らの冷媒に対しても十分耐えうる材料にて、振動、騒音
を低減することが可能である。
ば、オゾン層を破壊しないため環境負荷が小さく、これ
らの冷媒に対しても十分耐えうる材料にて、振動、騒音
を低減することが可能である。
【0069】本発明の請求項18に記載の発明によれ
ば、振動および騒音が比較的小さく、小型で出力の高い
カーアクチュエータを提供できる。
ば、振動および騒音が比較的小さく、小型で出力の高い
カーアクチュエータを提供できる。
【0070】本発明の請求項19に記載の発明によれ
ば、振動および騒音が比較的小さく、小型で出力の高い
ファンを提供できる。
ば、振動および騒音が比較的小さく、小型で出力の高い
ファンを提供できる。
【図1】(a)本発明の一実施例によるスイッチトリラ
クタンスモータを用いた密閉型圧縮機の横断面図 (b)本発明の一実施例によるスイッチトリラクタンス
モータを用いた密閉型圧縮機の横断面(A−O−B断
面)図
クタンスモータを用いた密閉型圧縮機の横断面図 (b)本発明の一実施例によるスイッチトリラクタンス
モータを用いた密閉型圧縮機の横断面(A−O−B断
面)図
【図2】本発明の一実施例によるスイッチトリラクタン
スモータを用いた密閉型圧縮機のモータ部の平面図
スモータを用いた密閉型圧縮機のモータ部の平面図
【図3】本発明の他の実施例によるスイッチトリラクタ
ンスモータを用いたファンの横断面(A−O−B断面)
図
ンスモータを用いたファンの横断面(A−O−B断面)
図
【図4】(a)従来のスイッチトリラクタンスモータの
横断面図 (b)従来のスイッチトリラクタンスモータの横断面
(C−O−D断面)図
横断面図 (b)従来のスイッチトリラクタンスモータの横断面
(C−O−D断面)図
1 ロータ
5 軸
11 ステータ
12 突極部
13 ステータコア
14 巻線
15 モールド樹脂
17 軸受
18 穴
19 ゲート
20 端子箱
22 シェル
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 本田 幸夫
大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器
産業株式会社内
Fターム(参考) 5H604 AA05 BB08 BB14 CC01 CC05
CC16 DA06 DA16
5H619 AA03 AA05 AA10 BB01 BB06
BB15 BB24 PP01 PP04 PP14
Claims (19)
- 【請求項1】 略円環形状のステータヨークの内周部
に、円周方向に略等間隔に配された突極を有し、前記突
極に巻線を施したステータと、略円筒形状のロータヨー
クの外周部に、円周方向に略等間隔に配された突極を有
し、前記ステータと略同心円状に回転自在に保持された
ロータからなるスイッチトリラクタンスモータにおい
て、前記ステータの隣接した突極に施された巻線間の隙
間と、前記ステータの軸方向両端面を樹脂でモールド
し、少なくとも、前記ステータの隣接した突極に施され
た巻線間の隙間の樹脂と、前記ステータの軸方向両端面
のリング状の樹脂が一体となっていることを特徴とした
スイッチトリラクタンスモータ。 - 【請求項2】 ステータの隣接した突極に施された巻線
間の隙間と、巻線の軸方向端部とをすべて樹脂でモール
ドしたことを特徴とした請求項1記載のスイッチトリラ
クタンスモータ。 - 【請求項3】 ステータの軸方向両端面のリング状の樹
脂が、少なくともステータ内径よりも内側に突出してい
ることを特徴とした請求項1または請求項2記載のスイ
ッチトリラクタンスモータ。 - 【請求項4】 ステータの軸方向両端面のリング状の樹
脂の一方が、ロータ軸を保持する軸受を収納するハウジ
ングを兼ねている、請求項3記載のスイッチトリラクタ
ンスモータ。 - 【請求項5】 ステータの外周部はモールドしないこと
を特徴とした、請求項1から請求項4のいずれか1項に
記載のスイッチトリラクタンスモータ。 - 【請求項6】 ステータの突極に穴を設け、前記穴の内
部にも樹脂を流し込み、前記ステータの軸方向両端面の
リング状の樹脂と一体となっていることを特徴とした請
求項1から請求項5のいずれか1項に記載のスイッチト
リラクタンスモータ。 - 【請求項7】 モールド樹脂が、液晶ポリマーである、
請求項1から請求項6のいずれか1項に記載のスイッチ
トリラクタンスモータ。 - 【請求項8】 液晶ポリマーが、p−ヒドロキシ安息香
酸と2−ヒドロキシ−6−ナフトエ酸を原料とした全芳
香族ポリエステルの共重合体である請求項7記載のスイ
ッチトリラクタンスモータ。 - 【請求項9】 液晶ポリマーの充填剤はガラス繊維であ
り、充填量が20重量%以上50重量%以下であること
を特徴とする請求項7または請求項8記載のスイッチト
リラクタンスモータ。 - 【請求項10】 モールド樹脂は、p−ヒドロキシ安息
香酸と2−ヒドロキシ−6−ナフトエ酸、ガラス繊維の
みからなり、離型剤等を使用しないことを特徴とした、
請求項8または請求項9記載のスイッチトリラクタンス
モータ。 - 【請求項11】 モールド樹脂成形時のゲートが、少な
くとも、ステータの突極上または、その付近に設けられ
た、請求項1から請求項10のいずれか1項に記載のス
イッチトリラクタンスモータ。 - 【請求項12】 モールド樹脂成形時のゲートが、少な
くとも、ステータの全ての突極上または、その付近にそ
れぞれ1個以上設けられた、請求項11記載のスイッチ
トリラクタンスモータ。 - 【請求項13】 ステータの突極に巻回された巻線の各
相の端部同士、または、各相の端部と電源側電線の端部
とを電気的に接続する端子を固定保持する端子箱を一体
としてモールドした請求項1から請求項12のいずれか
1項に記載のスイッチトリラクタンスモータ。 - 【請求項14】 駆動回路を一体としてモールドした請
求項1から請求項12のいずれか1項に記載のスイッチ
トリラクタンスモータ。 - 【請求項15】 請求項1から請求項14のいずれか1
項に記載のスイッチトリラクタンスモータを搭載した密
閉型圧縮機。 - 【請求項16】 冷媒としてHFCを使用した請求項1
5記載の密閉型圧縮機。 - 【請求項17】 冷媒として自然冷媒を使用した請求項
15記載の密閉型圧縮機。 - 【請求項18】 請求項1から請求項14のいずれか1
項に記載のスイッチトリラクタンスモータを搭載したカ
ーアクチュエータ。 - 【請求項19】 請求項1から請求項14のいずれか1
項に記載のスイッチトリラクタンスモータを搭載したフ
ァン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001213393A JP2003032979A (ja) | 2001-07-13 | 2001-07-13 | スイッチトリラクタンスモータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001213393A JP2003032979A (ja) | 2001-07-13 | 2001-07-13 | スイッチトリラクタンスモータ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003032979A true JP2003032979A (ja) | 2003-01-31 |
Family
ID=19048381
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001213393A Pending JP2003032979A (ja) | 2001-07-13 | 2001-07-13 | スイッチトリラクタンスモータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003032979A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008199806A (ja) * | 2007-02-14 | 2008-08-28 | Yaskawa Electric Corp | モールドステータとその製造方法およびモールドモータ |
JP2015003690A (ja) * | 2013-06-24 | 2015-01-08 | マツダ株式会社 | ハイブリッド車の制御装置 |
JP2022544479A (ja) * | 2019-08-12 | 2022-10-19 | アトラス コプコ エアーパワー,ナームローゼ フェンノートシャップ | 圧縮機装置 |
-
2001
- 2001-07-13 JP JP2001213393A patent/JP2003032979A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US11996755B2 (en) | 2019-08-12 | 2024-05-28 | Atlas Copco Airpower, Naamloze Vennootschap | Compressor device |
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