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JP2003026555A5 - - Google Patents

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JP2003026555A5
JP2003026555A5 JP2001212232A JP2001212232A JP2003026555A5 JP 2003026555 A5 JP2003026555 A5 JP 2003026555A5 JP 2001212232 A JP2001212232 A JP 2001212232A JP 2001212232 A JP2001212232 A JP 2001212232A JP 2003026555 A5 JP2003026555 A5 JP 2003026555A5
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【特許請求の範囲】
【請求項1】 塗布がブラシによって為される多色毛髪修飾用の化粧料であって、色差がΔE値で1以上であり、粘度が10000mPascal/sec以上である少なくとも2種の化粧料組成物を構成要素として含み、実使用下、前記少なくとも2種の化粧料組成物が毛髪上に塗布されることを特徴とする、多色毛髪修飾用の化粧料。
【請求項2】 まつげ用であることを特徴とする、請求項1に記載の多色毛髪修飾用の化粧料。
【請求項3】 構成要素である少なくとも2種の化粧料組成物が一動作にて、毛髪上に塗布されることを特徴とする、請求項1又は2に記載の多色毛髪修飾用の化粧料。
【0005】
【課題の解決手段】
本発明者らは、この様な状況に鑑みて、毛髪の修飾において、更に印象深く、美麗な仕上がりを呈する化粧料を求めて、鋭意研究努力を重ねた結果、毛髪の修飾用の化粧料であって、色差がΔE値で1以上である、少なくとも2種の化粧料組成物を構成要素として含み、実使用下、前記少なくとも2種の化粧料組成物が毛髪上に塗布されることを特徴とする化粧料にこの様な特性を見出し、発明を完成させるに至った。即ち、本発明は、以下に示す技術に関するものである。
(1)塗布がブラシによって為される多色毛髪修飾用の化粧料であって、色差がΔE値で1以上であり、粘度が10000mPascal/sec以上である少なくとも2種の化粧料組成物を構成要素として含み、実使用下、前記少なくとも2種の化粧料組成物が毛髪上に塗布されることを特徴とする、多色毛髪修飾用の化粧料。
(2)まつげ用であることを特徴とする、(1)に記載の多色毛髪修飾用の化粧料。
(3)構成要素である少なくとも2種の化粧料組成物が一動作にて、毛髪上に塗布されることを特徴とする、(1)又は(2)に記載の多色毛髪修飾用の化粧料。以下、本発明について、実施の形態を中心に更に詳細に説明を加える。
【0006】
【発明の実施の形態】
(1)本発明の化粧料の必須の構成要素
本発明の化粧料は、塗布がブラシによって為される多色毛髪修飾用の化粧料であって、毛髪の修飾用の化粧料であって、色差がΔE値で1以上である、少なくとも2種の化粧料組成物を構成要素として含み、実使用下、前記少なくとも2種の化粧料組成物が毛髪上にブラシによって塗布されることを特徴とする。多色とは少なくとも2種の明確に肉眼で色が識別できる状態で修飾された状態を意味する。かかる明確に肉眼で識別しうる程度の色の差としてはLab色差表色系における、ΔEの値が1以上、更に好ましくは2以上であることが客観的な値として例示できる。かかる色としては、例えばパール感あるものと無いものの様に質感を変えることも好ましい。又、オイル様のツヤのありなしのような仕上がり感の差があることも好ましい。特に好ましいものはマンセル色配座において対称になるような補色に近い関係のものを含むこと、更に好ましくは、この様な色が隣り合って塗布される形態であることが、互いの色が印象深くなり、特に好ましい。ここで、色差がΔEで2以上とは、構成する少なくとも2種の化粧料組成物の最大の色差が2以上の意味であり、少なくとも2種以上の組成物の色がグラデーションを有して変わる場合に於いては、最大の色差を以て当該色差とする。かかる化粧料組成物は化粧料を構成する場合に於いては混合しない工夫が必要であり、この意味で、前記化粧料組成物の粘度を10000mPascal/sec以上に調整することが好ましく、15000mPascal/sec以上に調整することがより好ましく、20000mPascal/sec以上に調整することが更に好ましい。かかる粘度はB型粘度計で4号ローターで測定することが好ましい。勿論、これら少なくとも2種の化粧料組成物の剤形は同じでもかまわないし、異なっていても良い。又、色の組み合わせとしてはマンセル色座標において補色の関係にあるような、離れた2色を含むことが、コントラストが明確になり好ましい。色数としては少なくとも2種の条件を満たせば特段の限定はされないが、3種以上、更に好ましくは4種であることが好ましい。これは少なすぎると演色性が得られない場合があり、多すぎると却って見苦しい仕上がりになるからである。本発明の化粧料組成物は、通常この様な毛髪用の化粧料で使用されている任意成分を常法に従って処理することにより製造することができる。この様な任意の成分としては、例えば、スクワランや流動パラフィン、固形パラフィンなどの炭化水素類、ジメチコンやフェメチコンなどのシリコーン類、ホホバ油やゲイロウなどのエステル類、ステアリン酸やオレイン酸などの脂肪酸類、ベヘニルアルコールやセタノール、オレイルアルコールなどの高級アルコール類、牛脂やオリーブオイル等のトリグリセライド類、ステアリン酸モノグリセリド、ソルビタンセスキオレート、ポリオキシエチレンソルビタンモノオレート、ポリオキシエチレンステアレート等の非イオン界面活性剤、ソジウムラウリルステアレートなどのアニオン界面活性剤、4級アルキルアンモニウム塩等のカチオン界面活性剤類、1,3−ブタンジオール、イソプレングリコール、1,2−ペンタンジオールなどの(ポリ)グリセリンやポリエチレングリコール以外の多価アルコール類、結晶セルロースや架橋型メチルポリシロキサン等の粉体類、キサンタンガムやヒドロキシプロピルセルロースなどの増粘剤、ビタミンやグリチルリチンなどの有効成分、二酸化チタン、酸化亜鉛、酸化鉄などの無機顔料、赤色202号、赤色226号、黄色4号、黄色401号、青色1号、青色404号等の有機色素及びそのレーキ化物、チタンマイカ、虹彩箔、着色チタンマイカなどのパール顔料、タルク、セリサイト、マイカ、チタンマイカ、珪酸カルシウム、珪酸マグネシウム、カオリン、シリカゲル、アルミナ等の粉体類、ナイロン繊維、麻繊維、ジュート麻繊維などの繊維類、アクリル系樹脂、アクリル系樹脂エマルジョン、ポリ酢酸ビニル、ポリ酢酸ビニルエマルジョン等の樹脂類などが好ましく例示できる。
(2)本発明の化粧料
本発明の化粧料は、塗布がブラシによって為される毛髪の修飾用であって、前記の色差がΔEで1以上、好ましくは2以上の、少なくとも2種の化粧料組成物を構成要素として有することを特徴とする。本発明の化粧料の種類としては、ヘアマスカラ、ヘアダイ等の頭髪用の化粧料、マスカラ、アイブロー、アイライナー等の睫毛、眉毛用の化粧料などが好適に例示できる。これらの内、特に好ましいものはマスカラ及びヘアマスカラである。これは本発明の多色効果による演色性が著しいためであり、これら2者の中ではマスカラが特に好ましい。この様な本発明の化粧料において、重要な要素は、一動作で構成する化粧料組成物全てを投与することができることである。この様な要件があることにより、色の異なる2種の化粧料を別個に塗布するよりも使用性を格段に向上できる。この様な使用性を具現化する手段としては、それぞれの化粧料組成物の粘度を10000mPascal/sec以上、好ましくは15000mPascal/sec以上に調整し、金皿に充填し、前記化粧料組成物を充填した金皿を密着して上部が開放できる容器に装着し、全ての金皿にわたる長さの植毛部を有するブラシを用いて、化粧料組成物を取り、毛髪などの塗布部位に塗布できる様な形態を持つものが好ましく例示できる。この時金皿壁があってもブラシの全部分にわたって化粧料組成物が移行できるように、ブラシの腰を調整することも重要である。ブラシの植毛部の長さは使用部位によって規定されるので、これと色数にあわせて金皿の大きさを調整することも必要である。又、前記金皿の壁の厚さは可能な限り薄い方が好ましく、0.1mm以下であることが好ましい
【0014】
【発明の効果】
本発明によれば、毛髪の修飾において、更に印象深く、美麗な仕上がりを呈する多色毛髪修飾用の化粧料を提供することができる。
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