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JP2003089102A - ステープラーのための留め機構 - Google Patents

ステープラーのための留め機構

Info

Publication number
JP2003089102A
JP2003089102A JP2002186583A JP2002186583A JP2003089102A JP 2003089102 A JP2003089102 A JP 2003089102A JP 2002186583 A JP2002186583 A JP 2002186583A JP 2002186583 A JP2002186583 A JP 2002186583A JP 2003089102 A JP2003089102 A JP 2003089102A
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plate
fastening
plates
locking
fastening mechanism
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Application number
JP2002186583A
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JP4363821B2 (ja
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Marcus Borjesson
マルクス・ボルイェッソン
Frank Ambjoernsson
フランク・アンブイョルンソン
Trygrve Gustafsson
トライグルベ・グスタフッソン
Mats Andersson
マッツ・アンデルッソン
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Isaberg Rapid AB
Original Assignee
Isaberg Rapid AB
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Publication date
Application filed by Isaberg Rapid AB filed Critical Isaberg Rapid AB
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Publication of JP4363821B2 publication Critical patent/JP4363821B2/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B27WORKING OR PRESERVING WOOD OR SIMILAR MATERIAL; NAILING OR STAPLING MACHINES IN GENERAL
    • B27FDOVETAILED WORK; TENONS; SLOTTING MACHINES FOR WOOD OR SIMILAR MATERIAL; NAILING OR STAPLING MACHINES
    • B27F7/00Nailing or stapling; Nailed or stapled work
    • B27F7/17Stapling machines
    • B27F7/19Stapling machines with provision for bending the ends of the staples on to the work

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Forests & Forestry (AREA)
  • Portable Nailing Machines And Staplers (AREA)
  • Dovetailed Work, And Nailing Machines And Stapling Machines For Wood (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】第1の板、第2の板、第3の板とから成るアン
ビルを有し、これら板は、第2の板が他の2つの板の間
に位置され、これらが間隔を空けて積み重ねられるよう
に配置されている留め機構を提供する。 【解決手段】板は、ハウジング43に、これに対して摺
動可能なように設けられており、第2の板2は、第1の
アラインメント位置と第2の後退位置との間を、第1の
板1と第3の板3とに対して摺動可能に動くように第1
の板と第3の板とに接続されている。第1の位置では、
第1の板、第2の板、第3の板の夫々少なくとも1つの
端がアンビル面を形成するようにアラインメントされて
いる。第2の位置では、第2の板は、アンビル面から後
退されている。アラインメントされた位置にある第2の
板によって、ステープルは、これら脚部が第2の板の両
側で受けられるように留められる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ワークピースにス
テープル脚部を折り重ねるように動作する移動可能な留
めウィングを有する、ステープラー装置のための留め機
構に関する。
【0002】
【従来の技術】自動ステープラー装置は、現代の写真複
写機などで広く使用されている。このような自動ステー
プラー装置のデザインの大きな特徴は、ステープル脚部
を留めた後、ステープルを、ワークピース全体の厚さを
できるだけ抑えるように、ワークピースの上面と下面と
の夫々から最小限の距離だけ突出させることである。こ
れは、ステープルがワークピースを貫通するように動か
されると、ステープルの脚部がワークピースの下側でほ
ぼ平らに位置されるように、係合及び曲げられて留めら
れるように、作動される留めウィングを使用することに
よって、果たされている。しかし、典型的には、この種
類のステープラー装置は、ワークピースの広い範囲の厚
さに適合するサイズのステープルが装填され、この結
果、薄いワークピースがステープルされる場合には、留
められた脚部の長さが厚いワークピースのためより長く
なり、また、留められた脚部が非常に長い場合には、こ
れら脚部は重なってしまうので、望ましくない。
【0003】PCT/US90/00492号は、留め
られていないステープル脚部をこれらがワークピースの
下から突出するのに従って、受けて、各脚部が関連した
ウィングと係合するように案内する、重なった構造で並
んで配置されている1対の平行垂直スロットを有するア
ンビル面を利用することによってこのような問題を克服
する留め機構を教示している。同様に、留めウィング
は、並んだ平面に位置されるように垂直面で互いからオ
フセットされ、かくして、留めウィングがワークピース
に向けて回動すると、各ステープル脚部は、各関連した
スロット中に曲げられ、2つの脚部は、互いに平行にワ
ークピースに対して水平に位置され、かくして、これら
脚部は、必要に応じて互いに通り過ぎるようにされ得
る。しかし、このような構成には欠点がある。即ち、脚
部が、留めている間に留めウィングの横方向に動いて、
互いに重なったり、アンビル面内でステープルを詰まら
せたりし、この結果、ワークピースがステープル装置か
ら取り外せなくなる可能性があることである。このよう
な問題は、アンビル板内のスロット間の重なり(厚さov
erlap)が、あらゆるワークピースの厚さかくしてあら
ゆるステープル脚部の長さに適応し得るように厚くなく
てはならないことから、難しいものである。脚部が、間
違ったスロット内に受けられるような長さになることが
ある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】US−A―45938
47号が、平行に間隔を置いて離れた構成を有する複数
のスロットをアンビル内に形成し、これら複数のスロッ
ト間でこれらが互いに平行になるように、垂直に延びた
板を位置付けることによって、このような問題を克服す
る留め機構を開示している。この板は、1つのスロット
内に係合する脚部が他のスロットを横切って留められる
のを防ぐ。しかし、このシステムは、留められた脚部
が、少なくとも板の厚さだけ互いから離れるという欠点
を有する。従って、ステープル脚部が留められるとき
に、留められた脚部の間を離さずに、これらが互いに重
ならないようにする留め機構が必要である。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の一態様に係われ
ば、第1の板と第3の板との間に第2の板が位置され、
間隔を空けて併設するように配置された、第1の板、第
2の板、並びに第3の板と、これら第1の板と第2の板
との間の空間によって形成された第1のスロット内に、
使用時に受けられた第1のステープル脚部を留めるよう
に動作可能であり、第1の板と第2の板との間に位置さ
れた第1の留め手段と、第2の板と第3の板との間の空
間内に形成された第2のスロット内に使用時に受けられ
た第2のステープル脚部を留めるように動作可能であ
り、第1の板と第3の板との間に位置された第2の留め
手段とを具備し、前記第1の板と第3の板とは、留め機
構のアンビル面を形成する、少なくとも1つのアライン
メントされた端を夫々有し、前記第2の板は、第1のア
ラインメント位置と第2の後退位置との間を、第1の板
と第3の板に対して移動可能であり、前記第1のアライ
ンメント位置では、第2の板は、2つのステープル脚部
が各スロット内で係合する際にこれらの間で互いに邪魔
しないように前記アンビル面によってアラインメントさ
れるエッジを有し、また、前記第2の後退位置では、こ
のエッジは、使用時に、前記挿入されたステープル脚部
間から少なくとも部分的に引っ込められるように、アン
ビル面から引かれる、ステープルを案内して留めるため
の留め機構を提供する。
【0006】本発明は、ステープル脚部を、ワークピー
スを貫通するように案内板の両側の留め機構中に挿入さ
せる工程と、留められていないステープル脚部の間から
少なくとも部分的に案内板を後退させる工程と、ステー
プル脚部を留める工程とを具備した、ステープルを留め
るための方法を更に提供する。
【0007】更に、本発明は、間隔を置いて併設された
3つの板から成るアンビル面をワークピースの一側に対
して駆動する工程と、ワークピースの他側から貫通する
ようにステープルを押して、ステープル脚部を、案内板
を形成する、併設された板のうちの真ん中の両側のアパ
ーチャ内に係合させる工程と、側板に対して案内板を後
退させる工程と、ステープル脚部をワークピースに対し
て留めるように留め手段を駆動する工程と、ワークピー
スからアンビル面を引き出す工程と、側板に対して案内
板をこれの最初の位置に戻す工程とを具備する方法を提
供する。
【0008】本発明に係わる留め機構とこれの使用方法
とは、ステープル脚部を、これらがアッセンブリー中に
挿入されている間、第2の板によって離れた状態に維持
して、これらが互いに邪魔しあったり、特には交差した
りするのを防ぎ、また、脚部を、ステープルの頭部が互
いに近づくようにアラインメントされるように留めるこ
とによって、よりコンパクトなステープルを結果的に生
じるという有利な点を有する。
【0009】好ましくは、留め手段は、ステープル脚部
と共働してこれと共にカム動作を生じさせる留め面を有
する。このカム動作は、脚部を、留める際に、ステープ
ル脚部に向けて互いに横方向に動かす。好ましい実施形
態では、これは、留め面を互いに対して傾斜させること
によって果たされるが、これら面は、湾曲されているか
他の形状を有していてもよい。
【0010】第2の板が第1の板と第3の板とに対して
移動可能でなくてはならない距離とは、即ち、第2の板
のアラインメント位置と後退位置との間の距離である。
この距離は、傾斜されていないステープル脚部がステー
プルされるワークピースを貫通して突出する距離に対応
する。第2の板は、最初の曲げ作業中に、留められるス
テープル脚部が重ならないように離れた状態で維持され
る一方、留め動作の最後のステージでは、これら脚部が
互いに近接してアラインメントされるように押されるの
を可能にするために、後退される。従って、ステープル
脚部が特に長いときには、第2の板が、脚部が短い場合
よりも更に後退されるようにデザインされ得る。これ
は、留められた脚部は、ステープルの頭部が近接するよ
うにアラインメントされるが、ステープルの頭部に直交
した方向に重ならないことが、重要であるためである。
3mm以下の大きさの第2の板の動きがステープルのサ
イズとワークピースの好ましい範囲のために容認できる
結果を与えることが判っている。
【0011】好ましくは、留め手段は、第2の板の両側
に鏡像構成を有するように配置され、第1の板と第3の
板とに夫々回動可能なように装着された留めウィングを
有する。留めウィングは、湾曲された表面を有してお
り、この表面に対して、各留めウィングに関連した駆動
レバーが係合する。各駆動レバーは、この関連した留め
ウィングの表面を押し、これを留め位置へ駆動する。駆
動レバーは、有利には、これらの関連した板に自身で回
動可能なように装着されており、ねじりばねによって、
留めウィングと係合するような動作を行うように付勢さ
れる。
【0012】留めウィングをこれらの非留め位置にロッ
クするように付勢手段の力に対して駆動レバーを保持す
る、好ましくは第2の板の突出部の形状をしたロック手
段が、設けられている。ロック手段は、第2の板が後退
されるときに留めウィングを動作させるように駆動レバ
ーを解放する第2の板の突出部として動かされることが
特に好ましい。なぜなら、留めウィングの自動動作が、
特に単純かつ効果的な方法で果たされるからである。
【0013】好ましい実施形態では、留めウィングは、
この留めウィングを留め位置から非留め位置へと回動さ
せるように付勢ばねの力のもとでウィングと係合可能
で、板から横方向に突出したレバーアーム部を夫々有す
る。好ましくは、板は、通常は長方形で、好ましくは、
アンビル面を形成する複数の板の端がアラインメントさ
れるときにアラインメントされる3つの板に形成された
アパーチャ内に同時に係合するばねによって、互いにア
ラインメントされるように付勢される。
【0014】好ましくは、板は、ハウジング内に取り付
けられたバーに沿って摺動可能で、板の開口内に係合す
るスタッドを有するブシュによって、ハウジングに摺動
可能なように設けられる。第2の板は、特に簡単に、第
1の板と第3の板とに対して、制限されている程度まで
移動可能なように、形成され得る。これは、第1の板と
第3の板とを、これらの開口にスタッドに適合した大き
さ(tolerance)を与えてブシュと共に動かないように
抑え、第2の板の開口を、ブシュとかくして第1の板と
第3の板とに対して制限されている程度まで動くように
長くすることによって成される。この構成は、板のため
の特に単純な固定システムを与え、もう一方で、本発明
の適当な動作のために板間で必要な相互運動を可能にす
る。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の他の向上された点と効果
的な点とが、以下に示される。本発明は、よりよく理解
されるように、添付図面を参照しながら、所定の実施形
態を例に挙げて説明される。最初に、図1を参照する
と、ステープル脚部を留めるための留め機構及び他の同
様の取り付け装置(fixing device)の分解斜視図が示
されている。この機構は、互いに面するように併設され
た3つの矩形の板1、2、3を有する。これら3つの板
の下端4、5、6は、使用時に、ステープルされる紙の
スタックが留め動作中に押されるアンビル面を、共に形
成している。
【0016】留めウィング7と、これに関連した駆動レ
バー8とが、留め動作中に、以下に示されるような方法
で案内板として機能する第2の板2と第1の板1との間
で回動可能なように装着されている。これら板1、2
は、間隔を有する状態に維持されるように設けられ、留
めのためにステープル脚部が中に受けられ得るチャネル
がこれら板1、2間に形成されている。留めウィング7
は、1つのレバーアーム部上に、留め面7aを形成して
いる。この留め面7aは、図1に示された第1の回動位
置において、第1の板1並びに第2の板(案内板)2の
下端4、5に対して傾斜されるように延び、また、例え
ば図22に示された第2の回動位置において、下端4、
5に対してほぼ平行に延びている。留めウィング7の1
つのレバーアーム部は、また、カム面9を、留め面7a
の反対側で形成している。このカム面には、前記駆動レ
バー8の1つのレバーアーム部11が当接し、駆動のた
めのアーム部8が留めウィング7に対して回動した結果
生じるカム動作が、留めウィングをこれの回動点を中心
に第2の回動位置に向けて回動させる。かくして、使用
時には、留め面7aは、ステープル脚部を留める。
【0017】前記留めウィング7は、また、留め面7a
の長軸に対して傾斜された軸に沿って延びている第2の
レバーアーム部10を有する。このレバーアーム部は、
留め面7aが第1の位置にあるときは、板1、2、3の
下端4、5、6によって形成されたアンビル面に対して
ほぼ平行に、板1、2の側面から延び、また、留め面7
aが第2の位置にあるときは、例えば図13に示されて
いるように、アンビル面に対して傾斜するように、前記
側面から延びている。
【0018】ねじりばねの形状をした駆動レバー付勢ば
ね12が、第1の板1の外面13に装着されており、駆
動レバー8をばねの脚部14と係合させて、留めウィン
グ7のカム面9に対して、駆動レバー8を付勢し、かく
して、留めウィング7をこれの第2の位置に付勢してい
る。また、駆動レバー8は、第2のレバーアーム部15
を有する。このレバーアーム部15の一端部には、これ
に隣接した案内板2の面に形成された突出縁部60と係
合可能なフック16が形成されている。この結果、ねじ
りばね12の付勢のもとで、駆動レバーは回動しないよ
うにロックされ、留めウィング7がこれの第1の位置に
ロックされる。
【0019】第2の留めウィング17と、これと関連し
た駆動のためのアーム部18とは、案内板2と第3の板
との間に、第1の板と案内板2との間に設けられている
構成と鏡像構成を成すように、そして、回動可能なよう
に装着されている。かくして、第1の留めウィング7と
第2の留めウィング17とは、これらの第2の留められ
た位置にあるときは、重なっている。第2の付勢ばね2
2は、第2の駆動のためのアーム部と係合している第3
の板3の外面に設けられ、第2の駆動のためのアーム部
に、第2の留めウィング17と係合するように付勢す
る。また、第2の突出縁部60が、第2の駆動レバー1
8に隣接した案内板2の表面に形成されており、付勢ば
ね22が付勢している状態での第2の駆動レバー18の
回動を制止するためにこのレバーの端部上に形成された
フックと共働する。鏡像をなしている構成以外の点で
も、第2の留めウィング17と駆動レバー18と付勢ば
ね22とは、第1の板1と案内板2との間に配置されて
いるものと同じであり、かくして、更に詳しくは説明さ
れない。
【0020】前記3つの板1、2、3は、これらに形成
された4つのアパーチャを夫々有し、これらアパ−チャ
によって、共に、4つの取り付けブシュ25に固定かつ
取り付けられている。ねじ40が、板1、2、3をブシ
ュ25にしっかりと固定している。各取り付けブシュ2
5は、夫々に異なった断面形状を有する3つの識別可能
な部分、即ち、基部27と、中間部28と、先端部29
とで構成された突出スタッド26を有する。基部27
は、この基部に対して相補的なサイズ及び形状を有する
第3の板のアパーチャ30内で係合するほぼ正方形の断
面を有しており、かくして、第3の板3は、ブシュ25
によって動きが制限されている。前記先端部29は、円
形の断面を有する。また、これの先端部29は、第3の
板と同様に、第1の板がブシュ25によって動きを制限
されるように、スタッドの先端部に対して相補的なサイ
ズと形状とを有する第1の板のアパーチャ32と係合し
ている。対照的に、スタッド26の中間部28と係合し
ている案内板2のアパ−チャ31は、中間部28の断面
形状と比較すると、細長いので、案内板とブシュ25の
間の、長軸方向の空動きを果たすようになっている。こ
のように、ブシュに設けられているとき、案内板2は、
ブシュ25に対して、かくして、第1の板及び第3の板
に対して摺動可能に、第1の位置と第2の位置との間の
好ましくは3mmを超えない制限された距離の範囲内
で、動くことができる。この第1の位置では、3つの板
1、2、3の上端と下端とがアラインメントされてい
る。第2の位置では、案内板の上端が第1の板1並びに
第3の板3の対応する端の上方に突出しており、下端5
は、第1の板と第3の板との間に引かれている。
【0021】前記3つの板1、2、3は、ばね取り付け
アパ−チャ33、34、35を夫々有し、これら3つの
アパ−チャ33、34、35は、これらの上端及び下端
がアラインメントされると、アラインメントされる。こ
れら板には、これら3つの板1、2、3をアラインメン
トさせるために、アパ−チャ33、34、35の上端及
び下端と係合する圧縮ばね36が設けられている。ブシ
ュ25は、案内バー41、42上に摺動可能なように設
けられている。これら案内バーの一方だけが、図1に示
されている。これら案内バーは、板1、2、3が設けら
れる正面側が開いているハウジング43内で支持されて
いる。ブシュは、図1で示されるように、上の一対と下
の一対とに分けられ、これら対は垂直方向に離れて位置
されている。ウォームギヤ45によって上ブシュと下ブ
シュとの間を案内バーに沿って長軸方向に動かされ得る
摺動バー44が、上ブシュと下ブシュとの間を案内バー
41、42上で摺動可能なように設けられている。ウォ
ームギヤは、案内バー41、42に対して平行なハウジ
ング43を通って長軸方向に延び、軸受部46、47に
よってこのハウジング中に回動可能なように設けられて
いる。ウォームギヤ45は、これの端部で、モータ67
の駆動シャフト上に設けられたピニオンギヤ66とかみ
あう平歯車65を支持している。モータ67は、ウォー
ムギヤ45を回動可能に駆動するように動作可能であ
り、ハウジング43に取着された取り付け板68に設け
られる。
【0022】スロット48が、摺動バー44の前面に形
成され、このスロット中には、以下に説明されるよう
に、ばね36の付勢力に抗して案内板2を第1並びに第
3の板1、3に対して移動させる案内板2と共働するよ
うに、リフティングブラケット51が、摺動可能に設け
られている。また、穴部49が、スロット48に隣接し
た摺動バー44の前面に形成されている。スロット48
中には、圧縮ばね50が設けられ、このばねは、摺動バ
ー44とリフティングブラケット51との間で、スロッ
ト48から板1、2、3に向けてリフティングブラケッ
トに付勢するように係合する。
【0023】第3の板3には、ほぼ“T”字形状のアパ
−チャ55が形成されている。このアパ−チャの下部
は、リフティングブラケット51の前方に突出したパネ
ル52が、第3の板3のアパーチャ55を通って突き出
て、案内板2内に形成されたほぼ矩形のリフティングア
パーチャ56内に係合し得るように、広がっている。こ
れらアパーチャ55、56は、3つの板1、2、3が互
いにアラインメントされ、アパーチャ55、56の下側
もまたアラインメントされるように、第3の板3と案内
板2とに夫々位置されている。しかし、“T”字形状の
アパーチャ55の広がった下部は、案内板2に形成され
たリフティングアパーチャ56よりも僅かに長くなって
いる。これは、リフティングブラケット51は、摺動バ
ー44によってアンビル面から離れるように移動される
のに従って、“T”字形状のアパーチャ内の狭くなった
部分に到達する前にリフティングアパーチャ56の上端
と係合するように設定されている。リフティングブラケ
ット51が更に上方へ動くと、案内板2は、このリフテ
ィングブラケット51によって、これの第1のアライン
メント位置から第2の位置へと上方へ運ばれる。
【0024】図6でより明らかに示されているように、
“T”字形状のアパーチャの広がった下部は、これの上
端に、案内板2に対して上方及び下方へ傾斜された傾斜
部57を有する。リフティングブラケット51が上方へ
動き続ける間、これら傾斜部は、このブラケットに形成
された側面部と係合している。また、結果的に生じるカ
ム動作によって、ブラケット51は、これがリフティン
グアパーチャ56から解放されるとすぐに付勢ばね50
の力に逆らって摺動バー44に向けて押される。かくし
て、案内板2は、摺動バー44から解放され、リフティ
ングブラケット51は、摺動バー44によって、案内板
2と第3の板3とは関係なく“T”字形状のアパーチャ
に沿って、上方へ動き続けることができる。
【0025】また、ロック板58が、上ブシュ25と摺
動バー44との間を案内バー41、42上で摺動可能な
ように設けられている。このロック板58は、このロッ
ク板58によって第3の板3が移動するのを抑えるよう
に、“T”字形状のアパーチャ55の上部内に係合する
突出部を有する。圧縮ばねの形状をしたロックばね59
が、上ブシュ25の一方とロック板の一側の上面との間
で、案内バー41、42の一方に設けられている。この
ばね59の力は、ロック板58を、摺動バー41、42
上で傾斜位置に付勢する。このロック板58と摺動バー
41、42の一方との間の遊び(tolerance)は、他方の
摺動バーに対する遊びと比較的近い。かくして、傾斜位
置で、ロック板は、案内バー41、42の前記一方の表
面と摩擦可能に係合する。この結果、第1の板1と第3
の板3とは、長軸方向への移動が制止される。ロック板
は、傾斜されている際には摺動バー41、42の一方を
把持するのみであるのが好ましい。また、代って、ロッ
ク板は、摺動バー41、42の両方を把持するようにさ
せることも可能である。
【0026】留め機構の動作が、図2乃至図6に関連し
て説明される。図6は、次の留め動作の準備のためのリ
セット位置にある機構を示す。この機構では、3つの板
1、2、3の全ては、案内板2の突出縁部60と係合す
る駆動のためのアーム部18、8のフック16によっ
て、アラインメントされ、かくして、留めウィング7、
17を、これらの最初の非留め位置に保持する。更に、
板1、2、3は、ウォームギヤ45によってロック板5
8と当接されるようにハウジングの上部まで動かされた
摺動バー44により案内バー41、42に沿った動きの
上端の位置に保持されたブシュ25の上の対によって、
最も上の位置に配置される。
【0027】留め動作が開始されると、モータ67は、
ウォームギヤ45を回動させるように駆動され、このウ
ォームギヤは、摺動バー44を、案内バー41、42に
沿ってブシュ25の下の対に向けて下方へ動かす。摺動
バー44が“T”字形状の開口の広がった下部のところ
を通るとき、リフティングブラケット51は、これの前
方に突出したパネル52が第3の板のアパーチャ55、
案内板のアパーチャ56中を突き出るように、ばね50
によって摺動バー44から離れるように押される。摺動
バー44は、モータ67によって下方へ連続して移動さ
れ、もう一方で、板1、2、3とブシュ25とは、バー
44がブシュの下の対に到達して係合するまで、静止し
た状態に維持される。摺動バー44は、下のブシュ25
を、案内バー41、42上で下方へ押す。かくして、こ
のアッセンブリーは、図3、7、11、15に示された
位置へと動かされる。これらの位置で、使用時に、3つ
の板1、2、3の下端によって形成されたアンビル面
が、ステープルされる紙のスタックに押される。このス
テージでは、3つの板から成るアンビルアッセンブリ
ー、留めウィング、付随部が、単一のアッセンブリーと
して動かされるので、駆動のためのアーム部8、18の
フック16は、案内板2の突出縁部60と係合された状
態に維持され、かくして、留めウィング7、17は、図
20に示された第1の位置に維持される。
【0028】アンビル板が紙のスタック70に押される
と、ステープル71は、該分野では公知の、かくしてこ
こでは詳しく説明されない方法で、ステープルの頭部が
紙を貫通するように押される。2つのステープル脚部7
2は、紙を貫通すると、案内板2の両側に形成された空
間内に係合し、第1の留めウィングと第2の留めウィン
グの留め面の方へ、夫々案内される。留めウィング7、
17は、このステージでは、これらの第1の非留め位置
にあるが、ステープル脚部72の長さと紙のスタック7
0の厚さとに応じて、各ステープル脚部72のチップ
が、これの関連した留めウィングの留め面と係合し、図
21乃至24に示された、これの留め位置へ曲げられ得
る。
【0029】ステープルが紙のスタックを完全に貫通す
ると、モータ67の駆動方向は、反転され、かくして、
摺動バー44は、ハウジング43内を、ブラケット51
を運ぶ案内バー41、42に沿って上方へ移動される。
摺動バー44が上方へ移動すると、ブラケットの突出パ
ネル52は、リフティングアパーチャ56の上端に着く
まで、案内部と第3のパネルとの中をアパーチャ55、
56に沿って摺動する。このステージでは、摺動バー4
4の継続的な上方への動きによって、ブラケット51
が、案内板2を持上げるようにし、この案内板2を、付
勢ばね36による付勢のもとで、第1の位置から第2の
位置へと動かす。これら位置の間の距離は、3mm以下
であるのが好ましい。しかし、第1の板1、第3の板3
は、上述されたような、第3の板3をロックして、案内
バー41、42に沿った動きを傾斜位置から生じる摩擦
によって制止するロック板58によって、静止した状態
に維持される。この傾斜位置は、ばね59に付勢するこ
とによって、案内バー41、42上で果たされる。
【0030】案内板2が、留めウィング7、17及び、
上述されたように第1の板、第3の板に夫々設けられた
関連した部品に対してだけでなく、第1の板1、第3の
板3に対しても持上げられると、突出縁部60は、駆動
レバー8、18のフック16との係合から解放される。
これによって、各レバー8、18は、解放されて、ばね
12、22が付勢している状態で、これの関連した留め
ウィングのカム面に対して回動する。留めウィング7、
17は、これらの回動点を中心に、これらの第2の留め
位置へと回動され、ステープル脚部72は、図17、図
20に示されるように留められる。フック16は、好ま
しくは3mm前後であり、かくして、上述されるよう
に、第2の板は、駆動レバー8、18を解放するために
は、最大3mmは動き得る必要がある。
【0031】図26の拡大斜視図により明らかに示され
るように、留めウィング7、17の留め面7a、17a
は、互いに傾斜され、かくして、各ウィング7、17
が、これの留め位置へ向かって移動するのに従って夫々
関連したステープル脚部を押すと同時に、カム動作が、
留め面とステープル脚部との間に生じ、2つのステープ
ル脚部を互いの方へ向かって曲げる。2つの脚部72を
紙のスタック70を貫通するように押して、これらが関
連した留めウィング7、17の留め面7a、17aと係
合されるように分ける案内板2は、留める前に、好まし
くは3mmまでのみ引かれるので、留めウィング7、1
7の傾斜された留め面は、留め運動の最後のステージ
で、ステープル脚部72が横方向に確実に押されるのを
可能にする。かくして、これら脚部は、留め動作が完了
したときにこれらの間に不要な空間ができないように並
んで位置される。
【0032】リフティングブラケット51は、パネル5
2が“T”字形状のアパーチャ55の広がった部分の上
端に形成された傾斜部57に到達するまで、案内板2を
連続して持上げる。このブラケット51の側面部上の傾
斜部のカム作用の影響で、ブラケット51は、ばね50
が付勢している状態で、アパーチャ55、56から摺動
バー44に向けて後退される。これは、ウォームギヤ4
5を通してモータ67によって駆動される摺動バー44
が連続して上方へ動き、板1、2、3がこれに対して静
止した状態を維持する。そして、案内板は、図22に示
されるような突出縁部50の下で係合している、駆動レ
バー8、18のフック形状の端部16によって、ばね3
6が付勢している状態で第1の板と第3の板とアライン
メントされた第1の位置に戻らないようにされる。
【0033】摺動バー44は、ロック板58に近づく
と、ロック板58が水平になるまでばね59の駆動力に
抗して傾斜された下端を上方へ押し、そして、3つの板
1、2、3とこれに接続されたブシュと共に、このロッ
ク板58を上方へ動かす。板1、2、3並びにこれら板
に接続された部品とがハウジング43中を戻るように上
方へ動かされるのに従って、留めウィングの側方に突出
した第2のレバーアーム部10は、ハウジングに形成さ
れた側面板100、101と係合し、図13、14に示
されるように下方へ押され、この結果、留めウィング
7、17並びにこれらに関連した駆動レバー8、18
を、ばね12、22の力に抗してこれらの第1の位置に
戻す。駆動レバーのフック16が案内板2の突出縁部6
0の下から解放されると、案内板は、復帰ばね36の駆
動力により、第1の板1と第3の板3とに対して下方へ
摺動可能となり、第1の位置へと戻ると、この案内板
は、留めウィング7、17を次の動作のためのこれらの
第1の非留め位置にロックするように、突出縁部60が
フック16の両側と再び係合する。
【0034】好ましくは、板1、2、3は、これらの下
端4、5、6から表面に延びたステープル脚部案内傾斜
部80を夫々有しており、これら板の間に、留めウィン
グ7、17が位置されている。ステープル脚部72は、
隣接した板1、2間の空間と、板2、3間の空間に形成
された目的スロット(target slot)と完全にアライン
メントされているときには、案内傾斜部80の一方の傾
斜面と係合し、スロット中に案内され、かくして、これ
が紙のスタック70を貫通されるように、留めウィング
7の留め面7aと適当に係合される。
【0035】示された実施形態では、案内板の突出縁部
60は、リフティングアパーチャの下端に形成されてい
るが、これは、勿論、上述されたような方法で縁部60
と相互作用するように駆動レバーがサイズを合わせら
れ、位置付けられ得る限り、どこにでも位置され得る。
更に、留めウィングの留め面は、傾斜される代わりに、
曲げられたり、ステープル脚部72とのカム運動を生じ
るような他の形状にされることもできるが、この際に
は、留め面がステープル脚部を互いの方へ押し、留め動
作が完了した際にはこれらステープル脚部が最小限の距
離だけ離れているようにすることが必要である。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明に係わる留め機構の等角分解図
である。
【図2】図2は、留め動作中の1つのステージにおけ
る、図1の機構の分解断面図である。
【図3】図3は、留め動作中の1つのステージにおけ
る、図1の機構の分解断面図である。
【図4】図4は、留め動作中の1つのステージにおけ
る、図1の機構の分解断面図である。
【図5】図5は、留め動作中の1つのステージにおけ
る、図1の機構の分解断面図である。
【図6】図6は、図2に示された留め動作中の1つのス
テージにおける、図1の機構の断面図である。
【図7】図7は、図3に示された留め動作中の1つのス
テージにおける、図1の機構の断面図である。
【図8】図8は、図4に示された留め動作中の1つのス
テージにおける、図1の機構の断面図である。
【図9】図9は、図5に示された留め動作中の1つのス
テージにおける、図1の機構の断面図である。
【図10】図10は、留め動作中の1ステージにおけ
る、図1の機構の正面からの部分断面図である。
【図11】図11は、留め動作中の1ステージにおけ
る、図1の機構の正面からの部分断面図である。
【図12】図12は、留め動作中の1ステージにおけ
る、図1の機構の正面からの部分断面図である。
【図13】図13は、留め動作中の1ステージにおけ
る、図1の機構の正面からの部分断面図である。
【図14】図14は、留め動作中の1ステージにおけ
る、図1の機構の正面からの部分断面図である。
【図15】図15は、ステープルの留め動作の1ステー
ジにおける、本発明の機構の正面図である。
【図16】図16は、ステープルの留め動作の1ステー
ジにおける、本発明の機構の正面図である。
【図17】図17は、ステープルの留め動作の1ステー
ジにおける、本発明の機構の正面図である。
【図18】図18は、ステープルの留め動作の1ステー
ジにおける、本発明の機構の正面図である。
【図19】図19は、ステープルの留め動作の1ステー
ジにおける、本発明の機構の正面図である。
【図20】図20は、薄いワークピースへの固定のため
に使用されるステープルの留め動作中の1つの位置にあ
る機構を示す、請求項1の留め機構の正面からの断面図
である。
【図21】図21は、厚いワークピースへの固定のため
に使用されるステープルの留め動作中の1つの位置にあ
る機構を示す、請求項1の留め機構の正面からの断面図
である。
【図22】図22は、薄いワークピースへの固定のため
に使用されるステープルの留め動作中の1つの位置にあ
る機構を示す、請求項1の留め機構の正面からの断面図
である。
【図23】図23は、厚いワークピースへの固定のため
に使用されるステープルの留め動作中の1つの位置にお
ける機構を示す、請求項1の留め機構の正面からの断面
図である。
【図24】図24は、厚いワークピースへの固定のため
に使用されるステープルの留め動作中の1つの位置にお
ける機構を示す、請求項1の留め機構の正面からの断面
図である。
【図25】図25は、厚いワークピースへの固定のため
に使用されるステープルの留め動作中の1つの位置にお
ける機構を示す、請求項1の留め機構の正面からの断面
図である。
【図26】図26は、留められた脚部を、ステープルク
ラウンと実質的にアラインメントさせる留めウィングの
留め面上のチャンバを示す、留められたステープルの斜
視図である。
【符号の説明】
1…第1の板、2…第2の板、3…第3の板、43…ハ
ウジング、72…ステープル脚部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 フランク・アンブイョルンソン スウェーデン国、33027 ヘストラ、アグ ンバーゲン 5ビー (72)発明者 トライグルベ・グスタフッソン スウェーデン国、33593 アセンホーガ、 エクフルト 5 (72)発明者 マッツ・アンデルッソン スウェーデン国、56532 ムロー、トムテ ボバーゲン 4 Fターム(参考) 3C054 CB03 CC06 CD05 CD11 CE02 CF11 3C068 AA04 CC06 EE15

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の板と第3の板との間に第2の板が
    位置され、夫々間隔を空けて併設するように配置され
    た、第1の板、第2の板、並びに第3の板と、これら第
    1の板と第2の板との間の空間に形成された第1のスロ
    ット内に、使用時に受けられた第1のステープル脚部を
    留めるように動作可能であり、第1の板と第2の板との
    間に位置された第1の留め手段と、前記第2の板と第3
    の板との間の空間に形成された第2のスロット内に使用
    時に受けられた第2のステープル脚部を留めるように動
    作可能であり、第2の板と第3の板との間に位置された
    第2の留め手段とを具備し、前記第1の板と第3の板と
    は、留め機構のアンビル面を形成する少なくとも1つの
    アラインメントされた一端を有し、前記第2の板は、第
    1のアラインメント位置と第2の後退位置との間を、第
    1の板と第3の板に対して移動可能であり、前記第1の
    アラインメント位置では、第2の板は、2つのステープ
    ル脚部が、各スロット内で係合する際にこれらの間で互
    いに邪魔しないように前記アンビル面によってアライン
    メントされるエッジを有し、また、前記第2の後退位置
    では、このエッジは、使用時に、前記挿入されたステー
    プル脚部間から少なくとも部分的に引っ込められるよう
    に、アンビル面から引かれる、ステープルを案内して留
    めるための留め機構。
  2. 【請求項2】 前記第1の留め手段と第2の留め手段と
    は、留め面を有し、これら留め面は、使用時に各留め手
    段と関連したステープル脚部との間にカム運動を生じる
    ように、互いに対して傾斜されており、前記カム運動
    は、ステープル脚部を、ステープルの頭部がアラインメ
    ントされるように実質的に側方へ押す請求項1の留め機
    構。
  3. 【請求項3】 前記第2の板が第1のアラインメント位
    置にあるときにアラインメントされる第1の板、第2の
    板、並びに第3の板に形成された3つのアパーチャ内に
    係合する圧縮ばねの形状の板付勢手段を更に具備してお
    り、この圧縮ばねの軸は、第1の板に対する第2の板の
    移動方向に対して平行であり、第2の板は、前記第1の
    アラインメント位置へと付勢される請求項1もしくは2
    の留め機構。
  4. 【請求項4】 前記第1の留め手段と第2の留め手段と
    の各々は、前記板の1つに回動可能なように装着されて
    第1の非留め位置と第2の留め位置との間で回動可能な
    留めウィングと、前記留め手段と関連してこの留め手段
    を留め位置に付勢する留め付勢手段と、前記留め手段を
    付勢手段の力に抗して非留め位置に保持するように動作
    可能なロック手段とを有している請求項1乃至3のいず
    れか1の留め機構。
  5. 【請求項5】 前記ロック手段は、第2の板が第1のア
    ラインメント位置にあるときにこれを非留め位置にロッ
    クするように、第1の留め手段と第2の留め手段とに夫
    々係合する、第2の板の両側に夫々形成された突出縁部
    を有する請求項4の留め機構。
  6. 【請求項6】 前記各留め手段は、第2の板の第1のア
    ラインメント位置で関連した留めウィングと係合してこ
    のウィングを留め位置に動かすように駆動可能な駆動部
    材を有し、また、前記ロック手段は、この駆動部材と係
    合してこの部材が自身で動くのを防ぐ請求項4もしくは
    5の留め機構。
  7. 【請求項7】 前記第2の板の第2の後退位置では、前
    記駆動部材は、第2の板がこれの第1の位置に戻るのを
    防ぐように、ロック手段の下に係合する請求項6の留め
    機構。
  8. 【請求項8】 前記第1の駆動部材と第2の駆動部材と
    の各々は、前記第1の板と第3の板とに回動可能なよう
    に装着され、また、前記留め付勢手段は、関連した留め
    ウィングに対して付勢するように、第1の駆動部材と第
    2の駆動部材とを係合させている請求項6もしくは7の
    留め機構。
  9. 【請求項9】 前記各留めウィングは、前記板の外周か
    ら突出し、共に非留め位置へ留められた状態からこれの
    留め部を回動させるように駆動され得るレバーアーム部
    を有する請求項4乃至8のいずれか1の留め機構。
  10. 【請求項10】 前記板がこれらの突出位置から後退位
    置へと動き、留めウィングをこれらの留め位置から非留
    め位置へと動かすのに従って、留め手段の前記レバーア
    ーム部は、アッセンブリーの所定のフランジ部と係合し
    て、かくして、第2の板を、付勢手段の力のもとで、第
    1の板と第3の板とに対してアラインメント位置へと戻
    すように解放する請求項9の留め機構。
  11. 【請求項11】 複数の摺動バーを備えたハウジングを
    更に具備し、これら摺動バーには、前記複数の板がこの
    ハウジングに対して動かされ得るように接続されている
    ブシュが、摺動可能なように設けられている請求項1乃
    至10のいずれか1の留め機構。
  12. 【請求項12】 前記第1の板、第2の板、並びに第3
    の板は、取り付けアパーチャを夫々有し、これらアパー
    チャ内には、前記ブシュのスタッドが係合し、また、第
    1の板と第3の板との前記アパーチャは、これら板が、
    ハウジングに対して互いに及びスタッドと共に動くのを
    制止されるように、スタッドの断面に対して相補的なサ
    イズと形状とを夫々有しており、そして、第2の板の前
    記アパーチャは、この第2の板が制限範囲内でスタッド
    に沿って動かされるように、スタッドの断面と比較して
    アンビル面に向かって延びている請求項11の留め機
    構。
  13. 【請求項13】 前記摺動バーに摺動可能に設けられ、
    第1の板と第3の板とが前記ハウジングに対して動かな
    いようにロックするよう動作し得るロック板を更に具備
    する請求項11もしくは12の留め機構。
  14. 【請求項14】 前記ロック板は、摺動バーに対して、
    第1の水平位置と第2の傾斜位置との間で傾斜可能であ
    り、このロック板は、第1の水平位置では、摺動バーに
    沿って摺動可能であり、また、第2の傾斜位置では、摩
    擦によって摺動バーと係合してこの摺動バーに沿った摺
    動運動が制止され、また、傾動ばねが、ロック板に、前
    記ロック板とブシュの一つとの間で非対称に位置付けら
    れ、ロック板をこれの傾斜位置へと付勢する請求項13
    の留め機構。
  15. 【請求項15】 アッセンブリーを動作させるように駆
    動手段によって駆動される駆動ヘッドを更に具備し、こ
    の駆動ヘッドは、第2の板と第3の板とに形成された細
    長いアパーチャ内に、これら板を駆動ヘッドの動きと連
    動させるように係合し、ヘッドの表面から突出したブラ
    ケットを有し、このブラケットは、アパーチャから駆動
    ヘッド中へと後退可能であり、そして、前記駆動ヘッド
    は、アパーチャ中にブラケットが突出する突出位置へと
    ブラケットを付勢するブラケット付勢手段を有する請求
    項1乃至14のいずれか1の留め機構。
  16. 【請求項16】 前記アンビル面に近い、第2の板と第
    3の板の細長いアパーチャの端部は、第2の板がこれの
    アラインメント位置にあるときにアラインメントされ、
    かくして、摺動バーに沿ってアンビル面の方向へ駆動ヘ
    ッドが動くと、前記ブラケットは前記端部と係合し、使
    用時にワークピースにアンビル面を押すように、ハウジ
    ングに対してアラインメントされた第1の板、第2の
    板、並びに第3の板を突出位置へと動かす請求項15の
    留め機構。
  17. 【請求項17】 アンビル面から離れるように摺動バー
    に沿って駆動ヘッドが動くと、ブラケットは、第2の板
    の細長いアパーチャの、アンビル面から離れた端部と係
    合して、この第2の板を、第1の板、第3の板、並びに
    ハウジングに対して、第1のアラインメント位置から第
    2の後退位置へと動かし、一方で、第1の板並びに第3
    の板は、ハウジングに対して静止した状態を維持するよ
    うに、前記第2の板の細長いアパーチャは、駆動ヘッド
    の移動する方向で、第3の板のアパーチャよりも短い請
    求項16の留め機構。
  18. 【請求項18】 ステープル脚部を、ワークピースを貫
    通させて案内板の両側の留め機構に挿入させる工程と、
    案内板を、ステープル脚部の間から後退させる工程と、
    続いてステープル脚部を留める工程とを具備する、ステ
    ープルを留めるための方法。
  19. 【請求項19】 間隔を空けて、併設された3つの板か
    ら成るアンビル面をワークピースの一側に対して駆動す
    る工程と、ワークピースの他側から貫通するようにステ
    ープルを押して、これらステープル脚部を、案内板を形
    成する、併設された板のうちの真ん中の板の両側のアパ
    ーチャ内に係合させる工程と、側板に対して案内板を後
    退させる工程と、ステープル脚部をワークピースに留め
    るために留め手段を駆動する工程と、ワークピースから
    アンビルを引き出す工程と、側板に対して案内板をこれ
    の最初の位置に戻す工程とを更に具備する請求項18の
    ステープルを留めるための方法。
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