JP2003081517A - シート材処理装置及び画像形成装置 - Google Patents
シート材処理装置及び画像形成装置Info
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Abstract
スペースかつ低コストなシート材処理装置及び画像形成
装置を提供する。 【解決手段】 シート材の後端が入口搬送ローラ対22
を通過し、所定量搬送されると、上流方向にこのシート
材を搬送し、スイッチバックしてくるシート材の後端
を、搬送ガイド対23のつき当て部23cまで送り込
み、シート材保持アーム27によって、このシート材を
保持して、シート材を待機させる。この時、保持されて
いるシート材は、搬送ガイド23a,23b及び、その
下流の後処理トレイ25もしくはそこに積載されている
シート材束上にまたがって積載される。
Description
リンタ等の画像形成装置に対して着脱自在に構成され、
画像形成済みのシート材の後処理を行うシート材処理装
置、あるいは、画像形成装置に対して一体的に備えられ
るシート材処理装置、及びシート材処理装置を備えた画
像形成装置に関するものである。
プリンタなどの画像形成装置のオプションとして、画像
形成済みのシート材を仕分けるソータなどのシート材処
理装置が開発されている。
ソート機能のみならず、ある程度のシート材を積載・整
合したり、針綴じするステイプラーを設けシート材束を
作成したりと多様になってきている。
処理装置においては、シート材処理装置本体内に搬送さ
れたシート材を、本体内部に形成された搬送路を通過さ
せて後処理用トレイに積載した後に綴じ動作を行うよう
にしている。
じ手段であるステイプラ−を移動させて1箇所綴じ又は
複数綴じ(通常は2箇所綴じ)を行うようにしている。
ジョブのシート材を後処理用トレイに積載することがで
きない。従って、綴じ動作の間はジョブ間の紙間をあけ
るのが一般的であった。
ると、プロダクティビティーが低下してしまう。このよ
うなプロダクティビティーの低下を防止する技術として
は、特開平9−48545号公開公報に開示されてい
る。
る。図2は従来技術に係るシート材処理装置の模式的断
面図である。
搬送する途中の搬送通路に、シート材を、回転するバッ
ファローラに巻きつけて、後処理トレイへの搬送を待機
させるバッファーローラパスを設けている。
搬送されてくるシート材をバッファーローラパス内に蓄
えておき、前のシート材束が後処理トレイ上で綴じ動作
を終了して後処理トレイより搬送した後に、バッファロ
ーラに蓄えられていたシート材束を後処理用トレイに搬
送させるようにすることによって、プロダクティビティ
ーの低下を防ぐようにしていた。
ような従来技術に係るシート材処理装置の場合には、下
記のような問題が生じていた。
に、バッファーローラパスを設ける構成とした場合に
は、バッファーローラパスを備えるために大きな構成を
必要とし、スペースを取ってしまう。従って、シート材
処理装置自体の大きさが大きくなってしまうと同時に、
それに伴って、コストもかかってしまうという問題があ
った。
ためになされたもので、その目的とするところは、プロ
ダクティビティーの向上を図りつつ、省スペースかつ低
コストなシート材処理装置及び画像形成装置を提供する
ことにある。
に本発明にあっては、装置内部にシート材を送り込むシ
ート材送り込み手段と、該シート材送り込み手段によっ
て送り込まれるシート材が搬送される搬送通路と、を備
えたシート材処理装置において、前記搬送通路内に、シ
ート材を複数枚保持可能なシート材保持部が設けられる
ことを特徴とする。
込み手段によって送り込まれるシート材搬送面よりも重
力方向下方に設けられることを特徴とする。
の搬送方向を下流側と上流側に切り替えることのできる
シート材搬送手段と、搬送されるシート材の後端が前記
シート材送り込み手段を抜けた後に、前記シート材搬送
手段によって搬送方向が上流側に切り替えられることに
より、前記搬送通路内を上流側に向けて搬送されたシー
ト材を挟持して、前記シート材保持部にシート材を保持
する挟持手段と、を備えることを特徴とする。
場合には、シート材の先端が前記シート材搬送手段を越
えた状態でシート材を保持すると共に、前記シート材搬
送手段によって、シート材を下流方向に搬送させる搬送
力よりも、前記挟持手段によりシート材を挟持する力の
方が大きくなるように設定されていることを特徴とす
る。
対して後処理を施す後処理手段と、前記後処理手段によ
ってシート材に処理を施すためにシート材を積載する第
1シート材積載部と、前記後処理手段によって処理が施
された後のシート材、あるいは、該後処理手段によって
処理を施さないシート材を積載する第2シート材積載部
と、前記第1シート材積載部に積載されたシート材束を
前記第2シート材積載部に搬送するシート材束搬送機構
と、を備えることを特徴とする。
ト材積載部に積載されたシート材束と前記シート材保持
部に保持されたシート材を同時に搬送可能に設けられる
と共に、これらを同時に搬送する場合には、前記第1シ
ート材積載部に積載されたシート材束の方が前記シート
材保持部に保持されたシート材よりも先行するように搬
送し、前記シート材束を前記第2積載部に積載させた後
に、前記シート材保持部に保持されていたシート材を前
記第1シート材積載部に搬送するように、前記シート材
束搬送機構は制御されることを特徴とする。
送されてきたシート材の後端を突き当てて整合する整合
基準部材と、該整合基準部材へシート材の後端を案内す
る後端案内部材と、前記整合基準部材によって整合され
たシート及び前記第1シート材積載部に積載されたシー
ト材束を押さえるシート材押さえ部材と、を備えること
を特徴とする。
ト材、及び、前記シート材保持部に保持されるシート材
のいずれも、これらシート材の先端が前記シート材束搬
送機構を越えて、前記第2シート材積載部側に突出され
た状態におかれることにより、該シート材束搬送機構に
よって、これらのシート材が同時に搬送されることを特
徴とする。
ト材の前記第2シート材積載部側への突出量の方が、前
記シート材保持部に保持されるシート材の前記第2シー
ト材積載部側への突出量よりも大きくなるように設定さ
れることにより、前記第1シート材積載部に積載された
シート材束の方が前記シート材保持部に保持されたシー
ト材よりも先行するように搬送されることを特徴とす
る。
れ、シート材の搬送方向をガイドする機能をも有する、
揺動自在に制御されるアーム部材であることを特徴とす
る。
れるローラであることを特徴とする。
行うステイプラー手段,シート材束を製本化する製本化
手段及びシート材にパンチ処理を施すパンチ手段のうち
の少なくともいずれか一つを含むことを特徴とする。
に対して着脱自在に構成されると共に、該画像形成装置
に装着された状態で、該画像形成装置よって画像形成さ
れたシート材を、前記シート材送り込み手段によって装
置内に送り込み、該シート材に対して後処理を行うこと
を特徴とする。
搬送されるシート材上に画像を形成する画像形成手段
と、該画像形成手段によって画像形成を行ったシート材
に対して後処理を施す上記のシート材処理装置と、を備
えることを特徴とする。
の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただ
し、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、
材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載が
ない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣
旨のものではない。
及び図13を参照して、本発明の第1の実施の形態に係
るシート材処理装置及び画像形成装置について説明す
る。
処理装置が独立の装置として、画像形成装置に対して着
脱自在に構成された、オプション的な装置である場合を
例に説明する。ただし、本発明のシート材処理装置は、
画像形成装置に一体的に備えられる場合にも適用される
ことは言うまでもないが、以下に説明するシート材処理
装置の場合と、機能的に異なることは特にないので、そ
の説明は省略する。
理装置が装着された状態を示す模式的断面図である。な
お、図示の例においては、画像形成装置は複写機であ
り、シート材処理装置はフィニッシャーである。
る。
は、原稿送り装置2が装着されている。
4により1枚づつ順次分離して供給される。続いて、レ
ジストローラ対5によって一旦停止され、ループを形成
することにより斜行が矯正される。その後、導入パス6
を通り、読取位置7を通過することで、原稿表面に形成
された画像が読み取られる。読取位置7を通過した原稿
は、排出パス8を通り、排出トレイ9上に排出される。
上記のように、表面の読み取りが読取位置7を通過する
ことで行われ、その後、排出パス8を通り反転ローラ対
10によって表裏反転した状態で、再度レジストローラ
対5に送られる。
ローラ対5で斜行が矯正され、導入パス6を通り、読取
位置7で表面(このときは裏面)に形成された画像が読
み取られる。そして、排出パス8を通り、排出トレイ9
へ排出される。
して、照明系11により光を照射することで得られる反
射光を、ミラー12によって、光学素子13(CCDあ
るいは他の素子)に導き、画像データを得る。そして、
この画像データに基づいたレーザー光を、感光体ドラム
14に照射して潜像を形成する。
12によって、反射光を直接感光体ドラム14に照射し
て潜像を形成するように構成することもできる。
さらに、図示しないトナー供給装置から供給されたトナ
ーによってトナー像が形成される。
等の記録媒体を収容するカセットである。記録信号に応
じてカセット15から記録媒体が感光体ドラム14と対
向する位置まで供給され、転写装置16によって感光体
ドラム14に形成されたトナー像が記録媒体上に転写さ
れる。そして、トナー像が転写された記録媒体は定着装
置17に送られて定着される。
は、定着装置17によって片面の画像が定着された記録
媒体は、定着装置17の下流側に設けた両面パス18を
通って再び感光体ドラム14、転写装置16の間に送ら
れ、裏面に対シート材ナー像が形成される。そして、定
着装置17でトナー像が定着されて外部(フィニッシャ
ー19側)に排出される。
について図3を参照して説明する。図3はシート材処理
装置(フィニッシャー)の模式的断面図である。
シャーであり、画像形成装置本体1に係合(装着)され
て使用されるものである。
本体1の排紙ローラ対21から排出されたシート材を受
け取り、フィニッシャー19に案内するものである。S
1はシート材検知センサーであり、フィニッシャー19
に進入してきたシート材を検出するものである。
材送り込み手段としての入口搬送ローラ対であり、装置
内部にシート材を送り込むものである。23a,23b
は搬送ガイド対であり、入口搬送ローラ対22から搬送
されたシート材をガイドするものであり、搬送通路を形
成している。
詳しく説明するが、シート材を待機させるシート材積載
機能も兼ねている。言い換えれば、搬送通路内に、シー
ト材を複数枚保持可能なシート材保持部が設けられてい
る。
シート材もしくはシート材束を、搬送ガイド対23a,
23bから第1シート材積載部としての後処理トレイ2
5に搬送する機能と、後処理トレイ25から第2シート
材積載部としての積載トレイ26に搬送する機能とを有
するシート材束搬送機構としての搬送ユニットである。
対23a,23bから搬送されてきたシート材の後端
を、確実に後処理トレイ25に設置させるための後端お
とし38が設けられている。
において、入口搬送ローラ対22の近傍には、画像形成
装置本体1から搬送されてくるシート材を、後処理トレ
イ25に搬送される前に搬送ガイド対23a,23bに
待機させるために、シート材を狭持して保持するため
の、挟持部材としてのシート材保持アーム27が設けら
れている。
内する機能とシート材を保持する機能を兼ねており、揺
動自在に制御される。
後処理トレイ25に排出されたシート材の両端をガイド
して幅寄せ整合するものであり、排出されるシート材の
搬送方向と直交する幅方向両側にそれぞれ配置されてい
る。
25に排出され、引き込みローラ43で送り込まれるシ
ート材の後端を受け止めるものである。
処理機能(後処理手段)として、シート材束に針打ちを
行うステイプラ−機構(ステイプラー手段)の場合につ
いて説明する。
するものではなく、たとえば、シート材束にのり付けし
て製本する製本化機能(製本化手段)の場合や、シート
材にパンチを施すパンチ機能(パンチ手段)等の後処理
機構を適用することもできる。
おいては、上ステイプラー32が備えられており、この
上ステイプラー32には下ステイプラー31から打たれ
る針を折り曲げる折り曲げ部を有している。
するように構成されており、上ステイプラー32は軸3
4を中心に揺動するように構成されている。
ラー32は、各々軸33,34をスラスト方向(シート
材搬送方向と直交する幅方向)に移動可能に構成されて
いる。
ジ溝を有するスクリュー軸35と係合するネジ部を有
し、スクリュー軸35の回転によってスラスト方向に移
動可能に構成されている。
ジ溝を有するスクリュー軸36と係合するネジ部を有
し、スクリュー軸36の回転によってスラスト方向に移
動可能に構成されている。
れ図示しない駆動モータにギア等を介し接続され、駆動
を与えられている。
束、あるいは、後処理が不要な場合には後処理がなされ
ないシート材を積載するための積載トレイであり、垂直
方向に移動可能(昇降可能)に構成されている。
イ26上のシート材の最上面を検知するものである。
であり、垂直方向に移動する積載トレイ26上のシート
材の後端をガイドするものである。
23a,23bの内部(搬送通路内部)における、シー
ト材保持部,シート材を狭持・待機させるための、シー
ト材待機機構の構成及びその際のシート材の搬送状態に
ついて、図4(a)(b)及び図5(c)(d)を用い
て詳しく説明する。
送されてくる。シート材検知センサーS1がこのシート
材を検知すると、M3モータを駆動し、入口搬送ローラ
対22及びローラ24aを回転させて、シート材を下流
方向に搬送する。ここで、ローラ24aはシート材の搬
送方向を上流側と下流側に切り替えることのできるシー
ト材搬送手段である。
通過し、所定量「図4(b)のAポイント」搬送される
と、M3モータの駆動を停止し、次にM3モータの駆動
を逆転させ、今まで搬送していた搬送方向とは逆の方向
(上流方向)にこのシート材を搬送する。
(a)実線位置に付勢しているシート材保持アーム27
を、ソレノイド48に励磁をかけることで、図4(b)
矢印上方向に(先端を開く方向に)揺動させる。
の後端(この場合は上流側先端)を、搬送ガイド対23
のつき当て部23cまで送り込む。
図5中下方向にシート材保持アーム27をもどすこと
で、シート材を保持し、シート材を待機させることがで
きる。
よるシート材の搬送面よりも重力方向の下方にシート材
を保持することができる。
ガイド23a,23b及び、その下流の後処理トレイ2
5もしくはそこに積載されているシート材束上にそっ
て、両方にまたがって積載される。
るシート材についても同様の動作を行っていくことで、
複数枚のシート材を待機・積載する(本実施の形態で
は、3枚積載を行っている)ことが可能である。
保持・待機しているシート材がある場合に、次に搬送ガ
イド対23a,23bにシート材を搬入させようとする
と、搬送ユニット24のローラ24aは、シート材保持
アーム27で保持している状態のシート材を引き抜こう
とする方向に回転してしまう。従って、ローラ24aを
スポンジローラとすることで、この引き抜こうとする搬
送力を低減させている。ただし、ローラ24aはスポン
ジローラに限らず、低搬送部材(弾力性のある低摩擦部
材)であれば良い。つまり、ローラ24aによってシー
ト材を下流方向に搬送する搬送力よりもシート材保持ア
ーム27によってシート材を挟持する力の方が大きくな
るように設定している。
ローラ24aに挟持させつつ、シート材を保持しておく
ことができる。従って、搬送通路の距離を短くしつつ、
シート材を保持できるため、少ないスペースでシート材
の待機を行うことができ、しかも、シート材の搬送を中
断する必要もない。
ガイド対23から後処理トレイ25に搬送する機能と、
後処理トレイ25から積載トレイ26に搬送する機能と
を有する搬送ユニット24の構成及びその際のシート材
搬送状態について、図6(a)(b),図7(c)
(d),図8(e)(f),図9及び図10(a)
(b)を用いて詳しく説明する。
るために、シート材束が所望の規定枚数積載される(図
6(a))。
ないように、シート材の中断は行わない。すなわち、画
像形成装置から搬送されてくるシート材を、上述のシー
ト材待機機構により、搬送ガイド対23a,23b及び
後処理トレイ25に積載されたシート材束上に積載させ
た状態で保持し、後処理トレイへの搬送を待機させる。
は、3枚のシート材を待機させておくことで、後処理ト
レイ25上に積載されているシート材束に対するステイ
プル動作を終えることができる。
9に示すM1モータの駆動が開始する。なお、図9は搬
送ユニット24の駆動系斜視図である。
ッチを利用した構成により、搬送ユニット24が軸24
bを回転中心として図6(b)の矢印方向に倒れこむ。
そして、それにともなって下降してくるスポンジローラ
24dが、後処理トレイ25上に積載されているステイ
プル済みのシート材束と、その上に積載された待機シー
ト材3枚上に当接される。
は、シート材束を積載トレイ26に搬送する方向とは逆
に回ってしまっているので、ここでM1モータの駆動を
停止させる。
円周表面上にカラーのように設けられているので、軸2
4cが回転しても、その駆動が、スポンジローラ24d
に伝わることが無いように構成されている。
24を矢印方向に押し込む、押し込み機構39により、
搬送ユニット24をスポンジローラ24dが後処理トレ
イ25上のシート材束に当接している以上に押し込む
(スポンジ部が凹むように押し込む)ことで、軸24c
に係合されており、スポンジローラ24dの径よりも径
が小さいゴムローラ24gが、後処理トレイ25上のシ
ート材束に当接できるようにする。
ローラ24gと、シート材束を介して対となるように設
けられた軸24eに係合したゴムローラ24fを回転さ
せ、シート材束を積載トレイ26方向に搬送させる。
ユニット24に当接して押し込みを行う押し込みアーム
40と、押し込みアーム40にバネを介し設けられ、昇
降可能にスライドするスライド板41と、スライド板4
1に駆動を与えるモータと、その間に存在し、モータの
駆動をスライド板41に伝達する伝達ギア42から構成
されている。
れているステイプル済みのシート材束と、その上に積載
された待機シート材3枚を、同時に同一方向の積載トレ
イ26方向へ搬送させることができる(図6(b))。
23a,23bのシート材突き当て面23cから、搬送
ユニット24のローラ24aまでの距離をL1とし、後
処理トレイ25のシート材後端ストッパー29のシート
材当接面から搬送ユニット24のローラ24fまでの距
離をL2とすると、L2<L1の関係をとるようにして
いる。
れるシート材の積載トレイ26側への突出量の方が、搬
送ガイド対23a,23b内のシート材保持部に保持さ
れるシート材の積載トレイ26側への突出量よりも大き
くなるように設定されている。
るシート材と、シート材保持部に保持されるシート材が
搬送ユニット24によって、同時に搬送される場合に
は、前者の方が先行することになる。
いる、ステイプル済みのシート材束と、その上に積載さ
れた待機シート材3枚のうち、ステイプル済みのシート
材束の後端がローラ24fを抜け、積載トレイ26上に
排出・積載されても、その上に積載された待機シート材
3枚は、ローラ24aによって狭持されている状態を保
つことができる(図7(c))。
束がローラ24fを抜ける瞬間、その束の厚み分、その
上に積載された待機シート材3枚がローラ24f側に落
ち込むことでの、整合ズレを防止することができる。
抜け、所定量搬送されると、M2モータの駆動が今まで
の積載トレイ26方向に搬送させる方向からステイプル
処理の行われる後処理トレイ25方向に搬送させる方向
に逆転駆動する(図7(d))。
で、押し込み機構39による加圧状態を解除し、ゴムロ
ーラ24gのシート材上面への当接を解除し、スポンジ
ローラ24dのみの当接に切り替える。
スポンジローラ24dを回転させる。そして、M3モー
タの駆動を利用した引き込みローラ43も利用し、待機
シート材3枚を搬送させていく。
イクラッチが設けられており、シート材の待機動作を行
うために、M3モータを逆転させてシート材を搬送ガイ
ド対23a,23bの突き当て部23cまで送り込む際
に、引き込みローラ43を逆転させないように構成して
いる。これにより、後処理トレイ25上に積載されるシ
ート材の整合性を乱すことを防止している。
材3枚が、ストッパー29に当接すると同時にM1モー
タを逆転させ、搬送ユニット24を矢印方向に持ち上
げ、また、M2モータを止めて、待機シート材3枚の後
処理トレイ25への搬送を終了する(図8(e))。
送されてくるシート材に対しては、後処理トレイ25に
針綴じされる所定枚数に達するまで、シート材待機機構
によって待機・積載させることはない。従って、入口搬
送ローラ対22及びローラ24aによってシート材を搬
送し、このシート材の後端がローラ24aを抜け、所定
量搬送されたら、M1モータの駆動を開始して、搬送ユ
ニット24を矢印方向に倒れこませ、シート材上にロー
ラ24dを当接させる(図8(f))。
ラ24dを回転させ、シート材を後処理トレイ25上に
沿って搬送し、このシート材をストッパー29に突き当
てて積載させる。そして、M1モータを逆転させ、搬送
ユニット24を所定の位置に戻す。以後、前述した動作
を繰り返し、指定された束数になるまで作業を繰り返
す。
における、入口搬送ローラ対22,ローラ24a、及び
引き込みローラ43の駆動伝達系について、図11を用
いて説明する。図11は本実施の形態に係るシート材処
理装置の駆動伝達系を示す模式図である。
が係合されており、入口搬送ローラ対22の軸上に係合
したギア及び段ギアa44、段ギアb45と張架する形
で、ベルトT1が設けられている。
設けられた軸24bに係合されたギアと接続し、段ギア
b45は、ベルトT2を介し、段ギアc46、さらに、
ベルトT3を介し、引き込みローラ43の軸上に係合さ
れたギアに係合している。
駆動を行うと、それに伴って、入口搬送ローラ対22及
びローラ24aが正転又は逆転方向に回転する。
クラッチが設けられているため、ストッパー29にシー
ト材を引き込む方向にのみ回転可能となる。
ト材検知センサーS1及び紙面検知センサーS2は、装
置全体の駆動を制御するCPUに接続されている。CP
Uは、各センサーからの検知信号に基づいて、前述した
各モータを回転制御するとともに、各圧接ソレノイドの
励磁制御を行うようになっている。
ク図を示す。
にはROMおよびRAMが接続されており、搬送系関連
の各種部材,積載トレイ部の各種部材及び整合/ステイ
プル関連の各種部材の制御を行っている。
は、図13に示すように、シート材検知センサーS1,
搬送駆動モータM1,M2,M3,押し込み機構モー
タ,シート保持アームソレノイド及び搬送コロソレノイ
ド等がある。
は、紙面検知センサーS2,トレイ昇降モータ,昇降ク
ロックセンサー,上段スイッチ及び下段スイッチ等があ
る。
材としては、整合HPセンサー,整合モータ,ステイプ
ルHPセンサー及びステイプルモータ等がある。
成のフィニッシャーの動作について説明する。
モード選択時のフィニッシャーの動作について説明す
る。
ら排出されたシート材が、シート材検知センサーS1に
より検知されると、M3モータが駆動を始め、入口搬送
ローラ対22、及び、ローラ24aが回転する。
のニップを抜ける分以上、M3モータを回転させる。
上に排出される。
ユニット24を後処理トレイ25方向へ倒しこみ、後処
理トレイ25上に排出されたシート材上にローラ24d
を当接させる。
ンジローラ24dを回転させ、シート材を後処理トレイ
25上に沿って搬送し、ストッパー29に突き当てたと
ころで、M1モータの駆動を停止させ、積載させる。そ
して、M1モータを逆転させ、搬送ユニット24を所定
の位置に戻す。
合板28をシート材搬送方向と直交する幅方向に移動さ
せて、後処理トレイ25上のシート材両端に当てて、整
合を行う。これを所定枚数回、繰り返す。
モータを駆動させ、搬送ユニット24を後処理トレイ2
5方向へ倒しこみ、シート材束上にスポンジローラ24
dを当接させる。そして、M1モータを停止させ、押し
込み機構39により、搬送ユニット24をスポンジロー
ラ24dが後処理トレイ25上のシート材束に当接して
いる以上に押し込む(スポンジ部が凹むように押し込
む)ことで、軸24cに係合されており、スポンジロー
ラ24dの径よりも径が小さいゴムローラ24gが、後
処理トレイ25上のシート材束に当接できるようにす
る。
ローラ24gと、シート材束を介して対となるように設
けられた、軸24eに係合したゴムローラ24fを回転
させ、シート材束を積載トレイ26方向に搬送し、積載
させる。
回転させて所定量、積載トレイ26を下降させ、その
後、トレイシフトモータを逆転させて積載トレイ26を
上昇させる。この時、紙面検知センサーS2で積載シー
ト材上面(最上面)を検知したら、トレイシフトモータ
の駆動を停止する。
ルモード選択時のフィニッシャーの動作について説明す
る。
ト材を排出し、積載し、整合するシーケンスは、前述の
スタックモードと同一のシーケンスなので、ここではそ
の説明を省略する。
テイプラー32によって後処理トレイ25上のシート材
の端部に一箇所以上の綴じ処理を行う。綴じ処理が終了
した後、先にも述べたスタックモードと同様なシーケン
スで、積載トレイ26上にシート材を移送し、積載す
る。
次に、本実施の形態の特徴である多数束作成のステイプ
ルモード選択時におけるフィニッシャー19の動作につ
いて説明する。
理トレイ25上にシート材を積載し、整合する。
す。
イプルによる針綴じ動作にはいっていくが、画像形成装
置本体1の排紙ローラ対21からは中断することなくシ
ート材が搬送されてくる。そして、後処理トレイ25で
はステイプル動作を行いつつ、シート材がシート材検知
センサーS1により検知されると、M3モータが駆動を
始め、入口搬送ローラ対22、及び、ローラ24aが回
転し、シート材を搬送する。
後端を検知し、シート材の後端が図4のAポイントの位
置まで搬送されると、今まで搬送していた搬送方向とは
逆の方向にシート材を搬送し、またそれと同時に、バネ
により付勢しているシート材保持アーム27をソレノイ
ドに励磁をかけることで、先端が開く方向に揺動させ
る。
の場合は搬送方向の先端)を、搬送ガイド対23のつき
当て部23cまで送り込む。そして、ソレノイドの励磁
を解除し、シート材保持アーム27をもどす(先端を閉
じる)ことで、シート材を保持し、待機させることがで
きる。
イド23及び、その下流の後処理トレイ25上に積載さ
れているシート材束上にまたがって積載されている。
るシート材についても同様の動作を行い、3枚のシート
材を待機・積載する。
処理を行っていた後処理トレイ25上に積載されている
シート材束は、その処理を終えているので、M1モータ
の駆動を開始し、搬送ユニット24を後処理トレイ25
方向へ倒しこみ、後処理トレイ25上に積載されている
ステイプル済みのシート材束と、その上に積載された待
機シート材3枚上にローラ24dを当接させる。
機構39により、搬送ユニット24を、スポンジローラ
24dが後処理トレイ25上のシート材束に当接してい
る以上に押し込む(スポンジ部が凹むように押し込む)
ことで、軸24cに係合されており、スポンジローラ2
4dの径よりも小さいゴムローラ24gが、後処理トレ
イ25上のシート材束に当接できるようにする。
ローラ24gと、シート材束を介して対となるように設
けられた、軸24eに係合したゴムローラ24fを回転
させ、後処理トレイ25上に積載されているステイプル
済みのシート材束と、その上に積載された待機シート材
3枚を同時に、同一方向の積載トレイ26方向へ搬送さ
せる。
載されているステイプル済みのシート材束と、その上に
積載された待機シート材3枚のそれぞれの後端をずらし
て搬送させることで、ステイプル済みのシート材束の後
端がローラ24fを抜け、積載トレイ26に排紙・積載
されても、その上に積載された待機シート材3枚は、ロ
ーラ24aによって狭持されている状態を維持できる。
たシート材束の処理のため、トレイシフトモータ(不図
示)を回転させて、所定量だけ積載トレイ26を下降さ
せ、その後、トレイシフトモータを逆転させて積載トレ
イ26を上昇させる。
ト材上面(最上面)を検知したら、トレイシフトモータ
の駆動を停止する。
4aを抜け、所定量搬送されると、M2モータの駆動が
今までの積載トレイ26方向に搬送させる方向から、ス
テイプル処理の行われる後処理トレイ方向に搬送させる
方向に逆転駆動する。
るモータを逆転させることで、加圧状態を解除し、ゴム
ローラ24gのシート材上面への当接を解除し、スポン
ジローラ24dのみの当接に切り替える。
スポンジローラ24dを回転させる。そして、M3モー
タの駆動を利用した引き込みローラ43も利用し、待機
シート材3枚を搬送させていく。
材3枚が、ストッパー29に当接すると同時にM1モー
タを逆転させ、搬送ユニット24を持ち上げ、また、M
2モータを止めて、待機シート材3枚の後処理トレイ2
5への搬送を終了する。
合板28をシート材搬送方向と直交する幅方向に移動さ
せて後処理トレイ25上のシート材両端に当てて、整合
を行う。
送されてくるシート材に対しては、後処理トレイ25に
針綴じされる所定枚数に達するまでは、シート材待機機
構によって待機・積載させる必要はない。従って、入口
搬送ローラ対22及びローラ24aによって、シート材
を搬送し、このシート材の後端がローラ24aを抜け
て、所定量搬送されたら、M1モータの駆動を開始し、
搬送ユニット24を後処理トレイ25方向に倒れこま
せ、シート材上にローラ24dを当接させる。
ラ24dを回転させ、シート材を後処理トレイ25上に
沿って搬送し、ストッパー29に突き当て積載させる。
同時にM1モータを逆転させ、搬送ユニット24を持ち
上げる。
整合板28をシート材搬送方向と直交する幅方向に移動
させて、後処理トレイ25上のシート材両端に当てて、
整合を行う。
で前記動作を繰り返す。
までためられたら、以後は、同モードの最初に書かれた
シーケンスにそって同様の動作を繰り返し、希望したス
テイプル済みの束数が作成されるまで続けられる。
は、搬送パス内部にシート材保持機構を設けたので、シ
ート材を待機させるための専用のパス(上述したバッフ
ァーローラパスなど)を設ける必要がない。
ス及び、その下流にある後処理トレイ上に積載されたシ
ート材束上にまたがって積載・保持させることによっ
て、シート材を保持するスペースをほとんど既存の部分
を利用するようにした。
もないことから、プロダクティビティーの低下を防止し
つつ、省スペースで、低コストな装置を提供することが
可能である。
構によって、シート材保持機構により待機しているシー
ト材と、後処理トレイに積載しているシート材束を、同
時に同一方向に搬送させ、かつそれぞれのシート材また
はシート材束の搬送方向に対しての後端位置をずらした
状態となるように搬送させるようにした。これにより、
通常、後処理トレイ上のシート材束の退避を終了した後
に、次に後処理を行うためにシート材保持機構により待
機していたシート材を搬送するという、この一連の動作
でかかる時間を短縮し、生産性の向上(プロダクティビ
ティーの向上)につながる装置を提供することも可能で
ある。
実施の形態が示されている。上記第1の実施の形態で
は、シート材待機機構におけるシート材保持手段(挟持
手段)として、図4(a)等に示すようなアーム状の部
材を用いる場合を示したが、本実施の形態では、挟持手
段としてスポンジローラ47を用いる場合を説明する。
実施の形態と同一なので、同一の構成部分については同
一の符号を付して、その説明は省略する。
シート材処理装置の主要部の模式的断面図である。
ローラ47を設けて、このスポンジローラ47によって
シート材を挟持して、保持するように構成した。
ト材の後端が図4(b)のAポイントの位置まで搬送さ
れると、搬送方向を逆転させ、シート材を図中矢印方向
に回転しているスポンジローラ47に巻きこんで押さえ
込ませて、シート材保持・積載させるように構成されて
いる。
材がある場合、次に搬送ガイド対23にシート材を搬入
させようとすると、搬送ユニット24のローラ24a
は、スポンジローラ47で保持している状態のシート材
を引き抜こうとする方向に回転する。
度の付勢力を与えるバネを設けて、ローラ24aの引き
抜き力よりもスポンジローラ47の保持力の方が大きく
なるような関係を保てるように構成されている。
に、省スペースで、複数のシート材を保持できる。
態では、画像形成装置として複写機を例示したが、本発
明はこれに限定するものではなく、例えば、プリンタ、
ファクシミリ等の他の画像形成装置であっても良い。い
ずれの画像形成装置の場合であっても、上記本実施の形
態に係るシート材処理装置を適用することにより同様の
効果を得ることができる。
像形成装置に対して着脱自在なシート材処理装置を例示
したが、画像形成装置内に一体的に有するシート材処理
装置の場合でも同様に適用するができ、同様の効果を得
ることができる。
方式として電子写真方式の場合を例示したが、これに限
定されるものではなく、例えば、インクジェット方式等
の他の記録方式を採用することができる。
フィニッシャーの内部において、後処理手段として、シ
ート材束を作成するステイプラー手段を例示したが、こ
れに限定されるものではなく、例えば、のりづけ製本機
構等のシート材束作成手段を適用することもできる。
路内に、シート材を複数枚保持可能なシート材保持部を
設けたので、シート材を待機させるための専用のパス等
を設ける必要がなく、かつ、シート材の搬送を中断する
必要がないので、プロダクティビティーの向上を図りつ
つ、省スペースかつ低コストを実現できる。
る場合には、シート材の先端がシート材搬送手段を越え
た状態でシート材を保持するようにすることで、シート
材を保持するためのスペースは狭くて済む。
積載部に積載されたシート材束とシート材保持部に保持
されたシート材を同時に搬送可能に設けられ、これらを
同時に搬送する場合には、第1シート材積載部に積載さ
れたシート材束の方がシート材保持部に保持されたシー
ト材よりも先行するように搬送し、シート材束を第2積
載部に積載させた後に、シート材保持部に保持されてい
たシート材を第1シート材積載部に搬送するように、シ
ート材束搬送機構が制御されることで、後処理後のシー
ト束を排出するための動作と、次ぎの後処理動作の開始
を同時に行うため、生産性が向上する。
された状態を示す模式的断面図(主断面図)である。
図(主断面図)である。
図である。
図である。
おける搬送ユニットの機構及び動作説明図である。
おける搬送ユニットの機構及び動作説明図である。
おける搬送ユニットの機構及び動作説明図である。
おける搬送ユニットの駆動伝達機構の斜視図である。
における搬送ユニットの押し込み機構の動作説明図であ
る。
の駆動伝達系を示す模式図である。
理装置の主要部の模式的断面図である。
の制御ブロック図である。
Claims (14)
- 【請求項1】装置内部にシート材を送り込むシート材送
り込み手段と、 該シート材送り込み手段によって送り込まれるシート材
が搬送される搬送通路と、を備えたシート材処理装置に
おいて、 前記搬送通路内に、シート材を複数枚保持可能なシート
材保持部が設けられることを特徴とするシート材処理装
置。 - 【請求項2】前記シート材保持部は、前記シート材送り
込み手段によって送り込まれるシート材搬送面よりも重
力方向下方に設けられることを特徴とする請求項1に記
載のシート材処理装置。 - 【請求項3】前記搬送通路下流側に設けられ、シート材
の搬送方向を下流側と上流側に切り替えることのできる
シート材搬送手段と、 搬送されるシート材の後端が前記シート材送り込み手段
を抜けた後に、前記シート材搬送手段によって搬送方向
が上流側に切り替えられることにより、前記搬送通路内
を上流側に向けて搬送されたシート材を挟持して、前記
シート材保持部にシート材を保持する挟持手段と、を備
えることを特徴とする請求項1または2に記載のシート
材処理装置。 - 【請求項4】前記シート材保持部でシート材を保持する
場合には、シート材の先端が前記シート材搬送手段を越
えた状態でシート材を保持すると共に、 前記シート材搬送手段によって、シート材を下流方向に
搬送させる搬送力よりも、前記挟持手段によりシート材
を挟持する力の方が大きくなるように設定されているこ
とを特徴とする請求項3に記載のシート材処理装置。 - 【請求項5】前記搬送通路により搬送されたシート材に
対して後処理を施す後処理手段と、 該後処理手段によってシート材に処理を施すためにシー
ト材を積載する第1シート材積載部と、 前記後処理手段によって処理が施された後のシート材、
あるいは、該後処理手段によって処理を施さないシート
材を積載する第2シート材積載部と、 前記第1シート材積載部に積載されたシート材束を前記
第2シート材積載部に搬送するシート材束搬送機構と、
を備えることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つ
に記載のシート材処理装置。 - 【請求項6】前記シート材束搬送機構は、前記第1シー
ト材積載部に積載されたシート材束と前記シート材保持
部に保持されたシート材を同時に搬送可能に設けられる
と共に、 これらを同時に搬送する場合には、前記第1シート材積
載部に積載されたシート材束の方が前記シート材保持部
に保持されたシート材よりも先行するように搬送し、前
記シート材束を前記第2積載部に積載させた後に、前記
シート材保持部に保持されていたシート材を前記第1シ
ート材積載部に搬送するように、前記シート材束搬送機
構は制御されることを特徴とする請求項5に記載のシー
ト材処理装置。 - 【請求項7】前記シート材搬送手段によって上流側に搬
送されてきたシート材の後端を突き当てて整合する整合
基準部材と、 該整合基準部材へシート材の後端を案内する後端案内部
材と、 前記整合基準部材によって整合されたシート及び前記第
1シート材積載部に積載されたシート材束を押さえるシ
ート材押さえ部材と、を備えることを特徴とする請求項
5または6に記載のシート材処理装置。 - 【請求項8】前記第1シート材積載部に積載されるシー
ト材、及び、前記シート材保持部に保持されるシート材
のいずれも、これらシート材の先端が前記シート材束搬
送機構を越えて、前記第2シート材積載部側に突出され
た状態におかれることにより、該シート材束搬送機構に
よって、これらのシート材が同時に搬送されることを特
徴とする請求項6または7に記載のシート材処理装置。 - 【請求項9】前記第1シート材積載部に積載されるシー
ト材の前記第2シート材積載部側への突出量の方が、前
記シート材保持部に保持されるシート材の前記第2シー
ト材積載部側への突出量よりも大きくなるように設定さ
れることにより、前記第1シート材積載部に積載された
シート材束の方が前記シート材保持部に保持されたシー
ト材よりも先行するように搬送されることを特徴とする
請求項8に記載のシート材処理装置。 - 【請求項10】前記挟持部材は、 前記搬送通路内に設けられ、シート材の搬送方向をガイ
ドする機能をも有する、揺動自在に制御されるアーム部
材であることを特徴とする請求項3〜9のいずれか一つ
に記載のシート材処理装置。 - 【請求項11】前記挟持部材は、 前記搬送通路内に設けられるローラであることを特徴と
する請求項3〜9のいずれか一つに記載のシート材処理
装置。 - 【請求項12】前記後処理手段は、シート材束に針打ち
を行うステイプラー手段,シート材束を製本化する製本
化手段及びシート材にパンチ処理を施すパンチ手段のう
ちの少なくともいずれか一つを含むことを特徴とする請
求項5〜11のいずれか一つに記載のシート材処理装
置。 - 【請求項13】シート材上に画像を形成する画像形成装
置に対して着脱自在に構成されると共に、 該画像形成装置に装着された状態で、該画像形成装置よ
って画像形成されたシート材を、前記シート材送り込み
手段によって装置内に送り込み、該シート材に対して後
処理を行うことを特徴とする請求項1〜12のいずれか
一つに記載のシート材処理装置。 - 【請求項14】搬送されるシート材上に画像を形成する
画像形成手段と、 該画像形成手段によって画像形成を行ったシート材に対
して後処理を施す請求項1〜12のいずれか一つに記載
のシート材処理装置と、を備えることを特徴とする画像
形成装置。
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