[go: up one dir, main page]
More Web Proxy on the site http://driver.im/

JP2003066415A - 液晶表示装置の駆動装置 - Google Patents

液晶表示装置の駆動装置

Info

Publication number
JP2003066415A
JP2003066415A JP2001257199A JP2001257199A JP2003066415A JP 2003066415 A JP2003066415 A JP 2003066415A JP 2001257199 A JP2001257199 A JP 2001257199A JP 2001257199 A JP2001257199 A JP 2001257199A JP 2003066415 A JP2003066415 A JP 2003066415A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
voltage
liquid crystal
scanning
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001257199A
Other languages
English (en)
Inventor
Akio Uemoto
明生 上本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Renesas Semiconductor Manufacturing Co Ltd
Kansai Nippon Electric Co Ltd
Original Assignee
Renesas Semiconductor Manufacturing Co Ltd
Kansai Nippon Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Renesas Semiconductor Manufacturing Co Ltd, Kansai Nippon Electric Co Ltd filed Critical Renesas Semiconductor Manufacturing Co Ltd
Priority to JP2001257199A priority Critical patent/JP2003066415A/ja
Publication of JP2003066415A publication Critical patent/JP2003066415A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Liquid Crystal (AREA)
  • Liquid Crystal Display Device Control (AREA)
  • Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 液晶パネルのデータ線の終端側での輝度むら
を防止する。 【解決手段】 水平ドライバIC30に供給される十進
法で示したときのデータ値が、“15”の4ビットの表
示データと、液晶パネルの走査線の走査位置をデータ線
の給電側より終端側に、第1走査位置〜第4走査位置に
分けたときの第4走査位置を示す走査位置信号GS=
“11”とがデコーダ37に供給されると、5ビットの
データ信号DAA=“22”、DAB=“19”および
DAC=15(十進法で示す)がデコーダ37からデー
タレジスタ32a,32b,32cに取り込まれる。そ
して、例えば、極性が正に選択されて、データ信号DA
A=“22”に基づき第1予備駆動期間に正極性電圧V
P22が、DAB=“19”に基づき第2予備駆動期間
に正極性電圧VP19が、およびDAC=15に基づき
本駆動期間に正極性階調電圧VP15がそれぞれDAコ
ンバータ35で選択されて出力される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はアクティブマトリッ
クス方式の液晶表示装置の駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】アクティブマトリックス方式の液晶表示
装置の液晶表示モジュールは、図3に示すように液晶パ
ネル100と液晶パネル100の外周に配置した駆動装
置200とを具備している。液晶パネル100は、画素
を構成する画素電極およびTFT(薄膜トランジスタ)
がマトリックス状に形成されたリア側のガラス基板と、
コモン電極およびカラーフィルタが形成されたフロント
側のガラス基板とが液晶を介して互いに対向配置され、
TFTと画素電極に、水平方向に延在し垂直方向に並設
される走査線と、垂直方向に延在し水平方向に並設され
るデータ線が接続されて構成されている。駆動装置20
0は、液晶パネル100のデータ線に接続される水平ド
ライバIC210と、走査線に接続される垂直ドライバ
IC220とで構成されている。垂直ドライバIC22
0から各走査線に線順次に走査信号が供給されることに
より、走査信号が供給された走査線に接続されている各
TFTがオンし、水平ドライバIC210から各データ
線に同時に供給された駆動電圧がこのオンしたTFTを
介して対応する画素電極に供給され、コモン電極に供給
される電圧(以下、コモン電圧Vcomという)との電位
差で液晶を駆動する。
【0003】各ドライバIC210,220のモジュー
ルへの実装は、例えばXGA(1024×768画素)
表示の場合、 水平ドライバIC210は、1画素を表示するために
データ線はR(赤)、G(緑)、B(青)用の3本が必
要なため、1024×3=3072本のデータ線を駆動
する必要があり、例えば、384本分の駆動能力を有す
る水平ドライバIC210を液晶パネル100の上側外
周に8個をカスケード接続で片側配置される。 垂直ドライバIC220は、768本のゲート線を駆
動する必要があり、例えば192本分の駆動能力を有す
る垂直ドライバIC220を液晶パネル100の左側外
周に4個をカスケード接続で片側配置される。
【0004】水平ドライバIC210により各画素電極
に供給される駆動電圧は、液晶固有の特性からコモン電
圧に対して正電圧と負電圧を交互に供給しなければなら
ず、例えば、64階調表示の場合、正電圧として正極性
階調電圧VP0〜VP63(Vcom<VP0<…<VP
63)のうちのひとつの階調電圧VPxと、負電圧とし
て負極性階調電圧VN0〜VN63(Vcom>VN0>
…>VN63)のうちのひとつの階調電圧VNxとが交
互に供給される。この正電圧と負電圧を交互に供給する
駆動方式としては、1画面(フレーム)ごとに切り換え
るフレーム反転駆動や、1走査線ごとに切り換えるライ
ン反転駆動や、1画素電極単位で切り換えるドット反転
駆動等の交流駆動方式が提案されており、ライン反転駆
動やドット反転駆動の場合では、1走査線を走査するご
とに、フレーム反転駆動の場合では、1フレームを走査
するごとに、液晶パネルの駆動電圧として、データ線に
正電圧と負電圧を交互に供給する。
【0005】以下に、上記水平ドライバIC210とし
ての従来のドット反転駆動の水平ドライバIC10の概
略構成について、384本分の駆動能力を有するものと
して、図4を参照して説明する。水平ドライバIC10
は表示データとしてR、G、B各色6ビットのデータ信
号DATAを供給することにより64階調の正極性およ
び負極性階調電圧を駆動電圧として384本のデータ線
に奇数線と偶数線とで極性が互い違いとなるようにして
1走査期間ごとに交互に出力するもので、主回路として
シフトレジスタ11、データレジスタ12、データラッ
チ13、レベルシフタ14、DAコンバータ15および
出力バッファ16を有している。シフトレジスタ11
は、例えば、64ビット双方向性でシフト方向切換え信
号R/Lにより右シフト・スタートパルス入出力STH
Rまたは左シフト・スタートパルス入出力STHLが選
択され、クロック信号CLKのエッジでスタートパルス
STHRまたはSTHLの“H”レベルを読込み、デー
タ取込み用の制御信号C1、C2、…、C64を順次生
成し、データレジスタ12に供給する。データレジスタ
12は、シフトレジスタ11の制御信号C1、C2、
…、C64に基づき、6ビット×6ドット(RGB×
2)の36ビット幅で供給されるデータ信号DATAを
取込み、データラッチ13は、データレジスタ12に取
込まれたデータ信号DATAをストローブ信号STBの
タイミングで保持するとともに、レベルシフタ14に1
走査期間ごとに一括供給する。レベルシフタ14は、デ
ータラッチ13からのデータ信号を電圧レベルを高めて
DAコンバータ15に1走査期間ごとに供給する。DA
コンバータ15は、384個の各出力に対応するデータ
信号DATAに基づき内部の階調電圧発生回路で生成さ
れた64階調の階調電圧のうち1つを極性制御信号PO
Lにより1走査期間ごと正極性と負極性を交互に切り換
えて内部のROMデコーダで選択し出力バッファ16で
駆動能力を高めて384本の各データ線に駆動電圧とし
て奇数線と偶数線とで極性が互い違いになるように出力
する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、出力バッフ
ァ16から各データ線への駆動電圧は、図5に示すよう
に、ストローブ信号STBのタイミングで、例えば、極
性制御信号POL=“H”レベルのとき正電圧VPx、
“L”レベルのとき負電圧VNxとで交互に出力される
ため、この駆動電圧の波形は、負電圧から正電圧の立ち
上がり波形と正電圧から負電圧の立ち下がり波形とな
る。この立ち上がり波形および立ち下がり波形の立ち上
がりおよび立ち下がり時間は、液晶パネルの負荷が一定
とした場合、出力バッファ16のスルーレートにより決
定され、正電圧と負電圧との電圧差が大きくなるほど長
くなり、正電圧と負電圧との電圧差が最大となるとき最
長となるため、このスルーレートはこの最長時間を考慮
して決定されている。しかしながら、液晶パネルは、昨
今の液晶表示装置の需要の高まりとともに、大型化して
きており、この大型化はデータ線における信号伝送距離
の増大を招来する。その結果、液晶パネル面内におい
て、データ線の配線抵抗および配線容量が大きくなり、
これらと液晶の容量により形成されるCR分布定数回路
により、例えば、図3に示す液晶パネルの走査線の走査
位置をデータ線の給電側より終端側に、第1走査位置〜
第4走査位置に分けたときの終端側に近い、第3走査位
置や第4走査位置では、図6の破線で示すように、駆動
電圧波形が歪み、駆動電圧の実効値の低下となり、液晶
パネルにおいて、データ線の給電側と終端側の位置とで
輝度の相違が生じ、いわゆる輝度むらが発生するという
問題がある。本発明は上記問題点に鑑みてなされたもの
であり、液晶パネルの位置によって輝度むらが生じない
液晶表示装置の駆動装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】(1)本発明の液晶表示
装置の駆動装置は、液晶パネルの走査線の線順次の走査
ごとに、ストローブ信号を供給することにより、液晶パ
ネルのデータ線に対応して、階調を示すkビットのデー
タ信号を2のk乗階調数の階調電圧のうちの所望の階調
電圧に変換し、コモン電圧に対して正極性と負極性で交
互に出力して2のk乗階調表示するアクティブマトリッ
クス駆動方式の液晶表示装置の駆動装置において、所望
の階調電圧を出力する前に、所望の階調電圧以上の電圧
を、走査線の走査位置がデータ線の給電側より終端側で
高く出力することを特徴とする。 (2)本発明の液晶表示装置の駆動装置は、上記(1)
項において、所望の階調電圧以上の電圧と所望の階調電
圧との電圧差の絶対値を、所望の階調電圧が高い側で大
きくすることを特徴とする。 (3)本発明の液晶表示装置の駆動装置は、上記(1)
項において、所望の階調電圧以上の電圧をステップダウ
ンの階段状に出力することを特徴とする。 (4)本発明の液晶表示装置の駆動装置は、上記(1)
項において、走査線の走査位置をデータ線の給電側より
終端側に2のm乗グループに分けるmビットの走査位置
信号に基づいて、kビットデータ信号をk+1ビットデ
ータ信号に変換し、k+1ビットデータ信号に基づき所
望の階調電圧以上の電圧を出力することを特徴とする (5)本発明の液晶表示装置の駆動装置は、液晶パネル
の走査線の線順次の走査ごとに、ストローブ信号を供給
することにより、液晶パネルのデータ線に対応して、階
調を示すkビットのデータ信号を2のk乗階調数の階調
電圧のうちの所望の階調電圧に変換し、コモン電圧に対
して正極性と負極性で交互に出力するアクティブマトリ
ックス駆動方式の液晶表示装置の駆動装置において、k
ビットのデータ信号と液晶パネルの走査線の走査位置を
データ線の給電側より終端側に2のm乗グループに分け
るmビット走査線位置信号を供給して、kビットのデー
タ信号をk+1ビットのn種類のデータ信号に変換する
デコーダと、液晶パネルのデータ線に対応してn種類の
データ信号を格納するn個のデータレジスタと、ストロ
ーブ信号によりn個のデータレジスタからの出力をラッ
チするn個のデータラッチと、ストローブ信号によりn
種類の順次のスイッチ信号を生成するスイッチ制御回路
と、各スイッチ信号によりn個のデータラッチからの出
力を順次出力するn個のスイッチと、各スイッチから順
次出力されたk+1ビットのデータ信号に基づき所望の
階調電圧より高い電圧と所望の階調電圧とを順次出力す
るDAコンバータと、を具備したアクティブマトリック
ス駆動方式の液晶表示装置の駆動装置。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に基づき、上記水
平ドライバIC210としての一実施例のドット反転駆
動の水平ドライバIC30について、図1を参照して説
明する。水平ドライバIC30は、従来の水平ドライバ
IC10と同様に、基本的には、例えば、データ線38
4本分に対応するk=6ビットのデータ信号DATAを
供給することにより、各データ線に対応して2のk乗=
64階調の階調電圧のうち1つの階調電圧が選択され、
この選択された各階調電圧を384本のデータ線に1走
査期間ごとに奇数線と偶数線とで極性が互い違いとなる
ようにして出力するものであるが、以下の説明を簡明に
するために、k=4ビット×1ドット分の4ビット幅の
データ信号DATAのシリアル供給による2のk乗=1
6階調表示するものとして、データ線384本分に対応
する出力のうちN=1番目のデータ線に対応する構成に
ついて説明する。ドライバIC30は、主回路としてシ
フトレジスタ31、データレジスタ32a,32b,3
2c、データラッチ33a,33b,33c、レベルシ
フタ34、DAコンバータ35、出力バッファ36、デ
コーダ37、スイッチ制御回路38およびスイッチ39
a,39b,39cを有している。
【0009】デコーダ37は、16階調を示すk=4ビ
ットのデータ信号DATAと、液晶パネルの走査線の走
査位置をデータ線の給電側より終端側に、例えば、図3
に示すように、第1走査位置、第2走査位置、第3走査
位置および第4走査位置の4(=2のm乗)グループに
分けるm=2ビットの走査位置信号GSとを供給して、
4ビットのデータ信号DATAを5ビットの3種類のデ
ータ信号DAA,DAB,DACに変換し、データ信号
DAAを第1予備駆動期間、データ信号DABを第2予
備駆動期間、データ信号DACを本駆動期間のデータ信
号としてデータレジスタ32a,32b,32cに供給
する。デコーダ37は、AND回路、NOR回路、NO
T回路等のゲート回路からなる論理回路により構成さ
れ、各階調のデータ信号DATAに対応して各走査位置
でのデータ信号DAA,DAB,DACを、例えば、表
1に十進法で示すように、出力する。
【0010】
【表1】
【0011】データ信号DACは、全ての走査位置で、
データ信号DATAと同じデータ値である。データ信号
DAAは、第1および第2走査位置で、データ信号DA
TAと同じデータ値である。これに対して、第3走査位
置で、データ信号DATA=“0”〜“13”のときデ
ータ信号DATAと同じデータ値であるが、“14”の
とき“17”および“15”のとき“19”とデータ信
号DATAより大きいデータ値となる。さらに、第4走
査位置で、データ信号DATA=“0”〜“10”のと
きデータ信号DATAと同じデータ値であるが、“1
1”のとき“16”、“12”のとき“17”、“1
3”のとき“19”、“14”のとき“21”、および
“15”のとき“22”と、データ信号DATAが“1
1”以上では第3走査位置のデータ信号DAAより大き
いデータ値となる。データ信号DABは、第1および第
2走査位置で、データ信号DATAと同じデータ値であ
る。これに対して、第3走査位置で、データ信号DAT
A=“0”〜“13”のときデータ信号DATAと同じ
データ値であるが、“14”のとき“16”および“1
5”のとき“17”と、データ信号DAAよりは小さい
がデータ信号DATAより大きいデータ値となる。第4
走査位置で、データ信号DATA=“0”〜“11”の
ときデータ信号DATAと同じデータ値であるが、“1
2”のとき“16”、“13”のとき“17”、“1
4”のとき“18”、および“15”のとき“19”
と、データ信号DATAが“11”以上でデータ信号D
AAより小さく、かつデータ信号DATAが“12”以
上で第3走査位置のデータ信号DABよりより大きいデ
ータ値となる。
【0012】シフトレジスタ31は、例えば、64ビッ
ト双方向性でシフト方向切換え信号R/Lにより右シフ
ト・スタートパルス入出力STHRまたは左シフト・ス
タートパルス入出力STHLが選択され、クロック信号
CLKのエッジでスタートパルスSTHRまたはSTH
Lの“H”レベルを読込み、データ取込み用の制御信号
C1、C2、…、C64を順次生成し、制御信号C1を
データレジスタ32a,32b,32cにそれぞれ供給
する。
【0013】データレジスタ32a,32b,32c
は、シフトレジスタ31の制御信号C1に基づき、デコ
ーダ37から供給される5ビットの3種類のデータ信号
DAA,DAB,DACをそれぞれ取込み格納する。
【0014】データラッチ33a,33b,33cは、
データレジスタ32a,32b,32cに取込まれたデ
ータ信号DAA,DAB,DACをストローブ信号ST
Bのタイミングで、3個のスイッチ39a,39b,3
9cに1走査期間ごとに一括供給する。
【0015】スイッチ制御回路38は、ストローブ信号
STBを供給することにより、第1予備駆動期間、第2
予備駆動期間および本駆動期間を順次規制する3種類の
スイッチ信号SWA,SWB,SWCを生成し、スイッ
チ39a,39b,39cにそれぞれ供給する。
【0016】スイッチ39a,39b,39cは、スイ
ッチ信号SWA,SWB,SWCを供給することによ
り、データラッチ33a,33b,33cからのデータ
信号DAA,DAB,DACをレベルシフタ34に順次
供給する。
【0017】レベルシフタ34は、データラッチ33
a,33b,33cからのデータ信号DAA,DAB,
DACの電圧レベルを順次高めて、DAコンバータ35
に供給する。
【0018】DAコンバータ35は、データ信号DA
A,DABに基づき、内部の階調電圧発生回路で生成さ
れた16階調の階調電圧、正電圧として正極性階調電圧
VP0〜VP15(Vcom<VP0<…<VP15)、
負電圧として負極性階調電圧VN0〜VN15(Vcom
>VN0>…>VN15)、または、それよりコモン電
圧Vcomに対して絶対値が高い複数の電圧、例えば、正
極性電圧VP16〜VP22(VP15<VP16<…
<VP22)、負極性電圧VN16〜VN22(VN1
5>VN16>…>VN22)のうちのそれぞれ1つの
電圧と、データ信号DACに基づき、16階調の階調電
圧のうち所望の階調電圧とを極性制御信号POLにより
1走査期間ごと正極性と負極性を交互に切り換えて内部
のROMデコーダで選択して出力バッファ36で駆動能
力を高めてデータ線に駆動電圧として出力する。
【0019】次に、水平ドライバIC30の動作を説明
する。先ず、図3に示す第1走査位置の走査期間での動
作について説明する。表1に示すように、十進法で示し
たときのデータ値が、例えば、“15”のデータ信号D
ATAと、第1走査位置を示す“00”の走査位置信号
GSとがデコーダ37に供給されると、内部で論理演算
され、データ信号DAA,DAB,DACとして、デー
タ信号DATAと同じデータ値のDAA=DAB=DA
C=“15”でデコーダ37からデータレジスタ32
a,32b,32cにそれぞれ供給される。
【0020】シフトレジスタ31において、シフト方向
切換え信号R/Lにより、例えば、右シフト・スタート
パルス入出力STHRが選択されている。スタートパル
スSTHRがシフトレジスタ31に供給されると、クロ
ック信号CLKのエッジでスタートパルスSTHRの
“H”レベルが読込まれ、データ取込み用の制御信号C
1,C2,…,C64を順次生成され、制御信号C1が
データレジスタ32a,32b,32cにそれぞれ供給
される。
【0021】制御信号C1とデコーダ37からのデータ
信号DAA,DAB,DACとがデータレジスタ32
a,32b,32cにそれぞれ供給されると、シフトレ
ジスタ31の制御信号C1に基づいて、データ信号DA
A,DAB,DACがデータレジスタ32a,32b,
32cにそれぞれ取込まれ格納されるとともにデータラ
ッチ33a,33b,33cにそれぞれ供給される。
【0022】データラッチ33a,33b,33cにデ
ータ信号DAA,DAB,DACが供給され、図2に示
すように、ストローブ信号STBが供給されると、スト
ローブ信号STBの立ち上がりエッジでデータ信号DA
A,DAB,DACがデータラッチ33a,33b,3
3cに保持されるとともにスイッチ39a,39b,3
9cにそれぞれ供給される。
【0023】ストローブ信号STBがスイッチ制御回路
38に供給されると、ストローブ信号STBの立ち上が
りエッジでスイッチ信号SWAが立ち上がり、スイッチ
信号SWAの立ち下がりエッジでスイッチ信号SWBが
立ち上がり、スイッチ信号SWBの立ち下がりエッジで
スイッチ信号SWCが立ち上がり、スイッチ39a,3
9b,39cにそれぞれ供給される。
【0024】スイッチ39a,39b,39cにデータ
信号DAA,DAB,DACが供給され、図2に示すよ
うに、スイッチ信号SWA,SWB,SWCが供給され
ると、第1予備駆動期間にスイッチ信号SWAのパルス
により、データ信号DAAが、第2予備駆動期間にスイ
ッチ信号SWBのパルスにより、データ信号DABが、
および本駆動期間にスイッチ信号SWCのパルスによ
り、データ信号DACが、それぞれレベルシフタ34に
順次供給される。
【0025】データ信号DAA,DAB,DACがレベ
ルシフタ34に順次供給されると、データ信号DAA,
DAB,DACの電圧レベルを順次高めて、DAコンバ
ータ35に順次供給される。
【0026】データ信号DAA,DAB,DACがDA
コンバータ35に供給されると、極性制御信号POLに
より極性が、例えば、正に選択されて、第1予備駆動期
間、第2予備駆動期間および本駆動期間を通して、デー
タ信号DAA=DAB=DAC=“15”に基づいて、
正極性階調電圧VP15が内部のROMデコーダで選択
されて出力バッファ36で駆動能力を高めてデータ線に
駆動電圧として出力される。このときの駆動電圧は、第
1予備駆動期間、第2予備駆動期間および本駆動期間を
通して、表示データDATAに対応した所望の階調電圧
のみが供給されるが、データ線の給電側に近い第1走査
位置の走査期間であり、CR分布定数回路の影響を受け
ないため、正常な駆動電圧波形が出力される。
【0027】次に、図3に示す第2走査位置の走査期間
での動作について説明する。表1に示すように、十進法
で示したときのデータ値が、例えば、“15”のデータ
信号DATAと、第2走査位置を示す“01”の走査位
置信号GSとがデコーダ37に供給されると、内部で論
理演算され、データ信号DAA,DAB,DACとし
て、上記第1走査位置の走査期間と同様に、データ信号
DATAと同じデータ値のDAA=DAB=DAC=
“15”でデコーダ37からデータレジスタ32a,3
2b,32cにそれぞれ供給される。以下、上記第1走
査位置の走査期間と同様に動作する。このときの駆動電
圧も、上記第1走査位置の走査期間と同様に、第1予備
駆動期間、第2予備駆動期間および本駆動期間を通し
て、表示データDATAに対応した所望の階調電圧のみ
が供給されるが、データ線の給電側に近い第2走査位置
の走査期間であり、CR分布定数回路の影響を受けない
ため、正常な駆動電圧波形が出力される。
【0028】次に、図3に示す第3走査位置の走査期間
での動作について説明する。表1に示すように、十進法
で示したときのデータ値が、例えば、“15”のデータ
信号DATAと、第3走査位置を示す“10”の走査位
置信号GSとがデコーダ37に供給されると、内部で論
理演算され、データ信号DAA,DAB,DACとし
て、DAA=“19”、DAB=“17”およびDAC
=15でデコーダ37からデータレジスタ32a,32
b,32cにそれぞれ供給される。
【0029】以下、上記第1走査位置の走査期間と同様
に、データ信号DAA,DAB,DACがDAコンバー
タ35に供給されると、図2に示すように、極性制御信
号POLにより、例えば、極性が正に選択されて、スイ
ッチ信号SWAのパルス期間である第1予備駆動期間
に、データ信号DAA=“19”に基づき、正極性電圧
VP19が、スイッチ信号SWBのパルス期間である第
2予備駆動期間に、DAB=“17” に基づき、正極
性電圧VP17が、およびスイッチ信号SWCのパルス
期間である本駆動期間に、正極性階調電圧VP15が内
部のROMデコーダで選択されて出力バッファ36で駆
動能力を高めてデータ線に駆動電圧として出力される。
このときの駆動電圧は、データ線の終端側に近い第3走
査位置の走査期間であり、CR分布定数回路の影響を受
けるが、図6の実線で示すように、本駆動期間を表示デ
ータDATAに対応した正極性階調電圧VP15で駆動
する前に、第1予備駆動期間に正極性階調電圧VP15
より高い正極性電圧VP19、第2予備駆動期間に正極
性階調電圧VP15より高く正極性電圧VP19より低
い正極性電圧VP17のステップダウンの階段状電圧で
駆動するため、図6の点線で示すように、正常な駆動電
圧波形が出力される。
【0030】次に、図3に示す第4走査位置の走査期間
での動作について説明する。表1に示すように、十進法
で示したときのデータ値が、例えば、“15”のデータ
信号DATAと、第4走査位置を示す“11”の走査位
置信号GSとがデコーダ37に供給されると、内部で論
理演算され、データ信号DAA,DAB,DACとし
て、DAA=“22”、DAB=“19”およびDAC
=15でデコーダ37からデータレジスタ32a,32
b,32cにそれぞれ供給される。
【0031】以下、上記第1走査位置の走査期間と同様
に、データ信号DAA,DAB,DACがDAコンバー
タ35に供給されると、図2に示した第3走査位置の走
査期間のときと同様に、極性制御信号POLにより、例
えば、極性が正に選択されて、第1予備駆動期間に、デ
ータ信号DAA=“22”に基づき、正極性電圧VP2
2が、第2予備駆動期間に、DAB=“19” に基づ
き、正極性電圧VP19が、および本駆動期間に、正極
性階調電圧VP15が内部のROMデコーダで選択され
て出力バッファ36で駆動能力を高めてデータ線に駆動
電圧として出力される。このときの駆動電圧は、第3走
査位置よりデータ線の終端側にさらに近い第4走査位置
の走査期間であり、第3走査位置の走査期間よりさらに
CR分布定数回路の影響を受けるが、本駆動期間を表示
データDATAに対応した正極性階調電圧VP15で駆
動する前に、第3走査位置の走査期間のときよりさらに
高く、第1予備駆動期間に正極性電圧VP22、第2予
備駆動期間に正極性電圧VP19のステップダウンの階
段状電圧で駆動するため、正常な駆動電圧波形が出力さ
れる。
【0032】以上のように、表示データDATAに対応
した階調電圧で駆動する本駆動期間の前に、第1予備駆
動期間および第2予備駆動期間を設けて、データ線の給
電側に近い走査位置の走査期間では、第1予備駆動期間
および第2予備駆動期間においても表示データDATA
に対応した階調電圧で駆動し、データ線の終端側に近い
走査位置の走査期間では、第1予備駆動期間および第2
予備駆動期間において高階調側で、表示データDATA
に対応した階調電圧より高い電圧で第2予備駆動期間よ
り第1予備駆動期間のほうを高くして駆動するので、C
R分布定数回路の影響を受けるデータ線の終端側に近い
走査位置の走査期間においても、正常な駆動電圧波形で
液晶パネルのデータ線を駆動することができる。
【0033】尚、上記実施例では、走査線の走査位置を
第1から第4走査位置の4グループに分けて説明した
が、液晶パネルの大きさにより必要に応じてグループ数
を設定すればよい。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
データ線の終端側に近い走査位置の走査期間に、高階調
側の表示データDATAに対応した階調電圧で駆動する
とき、その本駆動の前に、表示データDATAに対応し
た階調電圧より高い電圧で予備駆動するので、液晶パネ
ルが大型化しても、CR分布定数回路の影響による輝度
むらの発生を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例の水平ドライバICの概略
構成を示すブロック図。
【図2】 図1の水平ドライバICの回路動作を示すタ
イミング図。
【図3】 液晶表示モジュールの概略構造図。
【図4】 従来の水平ドライバICの概略構成を示すブ
ロック図。
【図5】 図4の水平ドライバICの回路動作を示すタ
イミング図。
【図6】 図1および図4の水平ドライバICの回路動
作における波形図。
【符号の説明】
30 水平ドライバIC 31 シフトレジスタ 32a、32b、32c データレジスタ 33a、33b、33c データラッチ 34 レベルシフタ 35 DAコンバータ 36 出力バッファ 37 デコーダ 38 スイッチ制御回路 39a、39b、39c スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09G 3/20 642 G09G 3/20 642A 3/36 3/36 Fターム(参考) 2H093 NA34 NA52 NA57 NC03 NC22 NC24 NC26 NC28 NC34 ND06 ND09 5C006 AA16 AA22 AC21 AC27 AF46 AF50 AF51 AF53 AF64 AF71 AF83 BB16 BC03 BC12 BC20 BC24 BF04 BF26 FA22 FA37 5C080 AA10 BB05 CC03 DD05 EE29 FF11 JJ02 JJ04 JJ07

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】液晶パネルの走査線の線順次の走査ごと
    に、ストローブ信号を供給することにより、液晶パネル
    のデータ線に対応して、階調を示すkビットのデータ信
    号を2のk乗階調数の階調電圧のうちの所望の階調電圧
    に変換し、コモン電圧に対して正極性と負極性で交互に
    出力して2のk乗階調表示するアクティブマトリックス
    駆動方式の液晶表示装置の駆動装置において、 前記所望の階調電圧を出力する前に、前記所望の階調電
    圧以上の電圧を、走査線の走査位置がデータ線の給電側
    より終端側で高く出力することを特徴とする液晶表示装
    置の駆動装置。
  2. 【請求項2】前記所望の階調電圧以上の電圧と所望の階
    調電圧との電圧差の絶対値を、前記所望の階調電圧が高
    い側で大きくすることを特徴とする請求項1記載の液晶
    表示装置の駆動装置。
  3. 【請求項3】前記所望の階調電圧以上の電圧をステップ
    ダウンの階段状に出力することを特徴とする請求項1記
    載の液晶表示装置の駆動装置。
  4. 【請求項4】前記走査線の走査位置をデータ線の給電側
    より終端側に2のm乗グループに分けるmビットの走査
    位置信号に基づいて、前記データ信号をk+1ビットデ
    ータ信号に変換し、k+1ビットデータ信号に基づき前
    記所望の階調電圧以上の電圧を出力することを特徴とす
    る請求項1記載の液晶表示装置の駆動装置。
  5. 【請求項5】液晶パネルの走査線の線順次の走査ごと
    に、ストローブ信号を供給することにより、液晶パネル
    のデータ線に対応して、階調を示すkビットのデータ信
    号を2のk乗階調数の階調電圧のうちの所望の階調電圧
    に変換し、コモン電圧に対して正極性と負極性で交互に
    出力するアクティブマトリックス駆動方式の液晶表示装
    置の駆動装置において、 kビットのデータ信号と液晶パネルの走査線の走査位置
    をデータ線の給電側より終端側に2のm乗グループに分
    けるmビット走査線位置信号を供給して、kビットのデ
    ータ信号をk+1ビットのn種類のデータ信号に変換す
    るデコーダと、 液晶パネルのデータ線に対応して前記n種類のデータ信
    号を格納するn個のデータレジスタと、 前記ストローブ信号により前記n個のデータレジスタか
    らの出力をラッチするn個のデータラッチと、 前記ストローブ信号によりn種類の順次のスイッチ信号
    を生成するスイッチ制御回路と、 前記各スイッチ信号により前記n個のデータラッチから
    の出力を順次出力するn個のスイッチと、 前記各スイッチから順次出力されたk+1ビットのデー
    タ信号に基づき前記所望の階調電圧より高い電圧と前記
    所望の階調電圧とを順次出力するDAコンバータと、を
    具備したアクティブマトリックス駆動方式の液晶表示装
    置の駆動装置。
JP2001257199A 2001-08-28 2001-08-28 液晶表示装置の駆動装置 Pending JP2003066415A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001257199A JP2003066415A (ja) 2001-08-28 2001-08-28 液晶表示装置の駆動装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001257199A JP2003066415A (ja) 2001-08-28 2001-08-28 液晶表示装置の駆動装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003066415A true JP2003066415A (ja) 2003-03-05

Family

ID=19084902

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001257199A Pending JP2003066415A (ja) 2001-08-28 2001-08-28 液晶表示装置の駆動装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003066415A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006308711A (ja) * 2005-04-27 2006-11-09 Sony Corp 表示装置および表示装置の駆動方法
US8698853B2 (en) 2010-12-16 2014-04-15 Samsung Display Co., Ltd. Method and apparatus for driving liquid crystal display

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006308711A (ja) * 2005-04-27 2006-11-09 Sony Corp 表示装置および表示装置の駆動方法
US8698853B2 (en) 2010-12-16 2014-04-15 Samsung Display Co., Ltd. Method and apparatus for driving liquid crystal display

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7098881B2 (en) Liquid crystal driver circuit and LCD having fast data write capability
CN110310609B (zh) 显示面板驱动电路及方法
CN101299324B (zh) 用于液晶显示装置的数据驱动装置和方法
US7580021B2 (en) Display driver converting ki bits gray-scale data to converted gray-scale data of J bits, electro-optical device and gamma correction method
KR100864492B1 (ko) 액정 표시 장치 및 그 구동 방법
US20140198083A1 (en) Driving circuit and method for driving a display
CN101075398B (zh) 显示设备及显示设备所用的驱动装置和驱动方法
US7663586B2 (en) Reference voltage generation circuit, display driver, electro-optical device, and electronic instrument
EP1870876B1 (en) Apparatus and method for driving liquid crystal display device
US20060181494A1 (en) Reference voltage generation circuit, display driver, electro-optical device, and electronic instrument
EP1530743B1 (en) Liquid crystal display
US7432902B2 (en) Liquid crystal display device and driving method thereof
US20060181544A1 (en) Reference voltage select circuit, reference voltage generation circuit, display driver, electro-optical device, and electronic instrument
US10621937B2 (en) Liquid crystal display device and method of driving the same
JP2001343944A (ja) 液晶表示装置の駆動方法および駆動装置
JP2004240428A (ja) 液晶表示装置、液晶表示装置の駆動装置及び方法
US20140055437A1 (en) Digital-to-analog converter, display driving circuit having the same, and display apparatus having the same
KR101388350B1 (ko) 소스 드라이버 집적회로 및 이를 구비한 액정 표시 장치
JPH0869264A (ja) 液晶表示装置及びその駆動方式
KR100964566B1 (ko) 액정 표시 장치와 이의 구동 장치 및 방법
JP2002108287A (ja) 液晶駆動用半導体集積回路装置
JP2003066415A (ja) 液晶表示装置の駆動装置
JP2003005695A (ja) 表示装置および多階調表示方法
KR100861270B1 (ko) 액정표시장치 및 그의 구동방법
JP2003223148A (ja) 液晶表示装置の駆動方法および液晶表示装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20041008

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20050118

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20050510

A977 Report on retrieval

Effective date: 20060925

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20061003

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061127

A02 Decision of refusal

Effective date: 20061219

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02