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JP2003065501A - 廃熱ボイラ - Google Patents

廃熱ボイラ

Info

Publication number
JP2003065501A
JP2003065501A JP2002116724A JP2002116724A JP2003065501A JP 2003065501 A JP2003065501 A JP 2003065501A JP 2002116724 A JP2002116724 A JP 2002116724A JP 2002116724 A JP2002116724 A JP 2002116724A JP 2003065501 A JP2003065501 A JP 2003065501A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
exhaust gas
pass
gas
heat exchange
waste
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002116724A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshio Kojima
敏夫 小嶋
Shigeru Kosugi
茂 小杉
Masaji Kamisada
正司 神定
Tetsuya Ando
哲也 安藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ebara Corp
Original Assignee
Ebara Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ebara Corp filed Critical Ebara Corp
Priority to JP2002116724A priority Critical patent/JP2003065501A/ja
Publication of JP2003065501A publication Critical patent/JP2003065501A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E50/00Technologies for the production of fuel of non-fossil origin
    • Y02E50/30Fuel from waste, e.g. synthetic alcohol or diesel
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W30/00Technologies for solid waste management
    • Y02W30/20Waste processing or separation

Landscapes

  • Gasification And Melting Of Waste (AREA)
  • Processing Of Solid Wastes (AREA)
  • Waste-Gas Treatment And Other Accessory Devices For Furnaces (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 排ガスの流路を構成する水管パネル表面の腐
食、当該水管パネル表面へのダストの付着堆積による水
管パネルの熱伝達率の低下の問題が起こらない廃熱ボイ
ラを提供する。 【解決手段】 廃棄物aを低温で熱分解ガス化して生じ
たガスmを導入、あるいは該熱分解ガス化して生じたガ
スを燃焼させ、燃焼するガス中に含まれる固形分を溶融
させて生じた排ガスjを導入する入口部11と、入口部
11を通して導入したガスまたは排ガスから熱交換によ
り熱を回収する第1熱交換部4とを備え、第1熱交換部
の表面は、導入したガス、または導入した排ガスが流れ
る流路1を構成し、流路1を構成する前記表面に、Si
Cを主成分とする耐火材が貼り付けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高温排ガスから熱
エネルギを回収する廃熱ボイラに関し、特に都市ごみ、
固形化燃料(RDF)、廃プラスチック、廃FRP、バ
イオマス廃棄物、自動車廃棄物、廃油等の廃棄物を燃焼
処理する処理装置に含まれ、排ガスから熱エネルギを回
収する廃熱ボイラに関するものである。
【0002】
【従来の技術】焼却施設における従来の廃熱ボイラは、
水管パネルによる放射冷却部と、排ガス流れを横切る多
数の蒸発管もしくは過熱管を持つ接触冷却部とを備えて
いた。そして、放射冷却部では、水管パネルが廃熱ボイ
ラ内を流れる排ガスを取り囲んで設置され排ガスの流路
を構成し、流れている排ガスの熱を回収していた。一
方、接触冷却部では、多数の蒸発管もしくは過熱管が廃
熱ボイラの排ガス流路に入り込んで設置され、排ガスの
熱を回収していた。一般的に、排ガス流路に入り込んで
設置される蒸発管もしくは過熱管は、流れる排ガスに直
接接触するため、排ガスのガス温度が所定の温度以下に
なる部分に配置されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】以上のような焼却施設
における従来の廃熱ボイラは、ボイラ入口温度が約90
0℃前後で運転されており特に問題はなかったが、ガス
化溶融施設においては、ボイラ入口温度が1100〜1
350℃程度と従来の焼却施設よりも高温となるため、
焼却施設における従来の廃熱ボイラをそのまま使用した
場合、900℃以上の高温域では、高温のため気化した
低融点金属や塩類が飛灰と共に付着堆積し、それに起因
した溶融塩腐食が進行することがあった。このため、腐
食によるボイラ水管の噴破や、ボイラ水管への飛灰の付
着堆積による廃熱ボイラの性能低下等の不具合を招いて
しまうおそれがあった。
【0004】そこで、本発明は、腐食によるボイラ水管
の噴破や、ボイラ水管への飛灰の付着堆積による廃熱ボ
イラの性能低下等の不具合を招くおそれのない廃熱ボイ
ラを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に係る発明による廃熱ボイラは、例えば図
1、図2、図5に示すように、廃棄物aを低温で熱分解
ガス化して生じたガスmを導入、あるいは該熱分解ガス
化して生じたガスmを燃焼させ、燃焼するガスm中に含
まれる固形分を溶融させて生じた排ガスjを導入する入
口部11と;入口部11を通して導入したガスmまたは
排ガスjから熱交換により熱を回収する第1熱交換部4
とを備え;第1熱交換部4の表面は、導入したガスm、
または導入した排ガスjが流れる流路1を構成し;流路
1を構成する前記表面に、SiCを主成分とする耐火材
6が貼り付けられている。
【0006】このように構成すると、第1熱交換部4を
備え、第1熱交換部4の表面は、導入したガスm、また
は導入した排ガスjが流れる流路1を構成し、流路1を
構成する第1熱交換部4の表面に、SiCを主成分とす
る耐火材6が貼り付けられているので、第1熱交換部4
の表面の腐食を生じることがなく、かつ第1熱交換部4
の表面にダストが付着積層しにくく、あるいは付着積層
することがなく、第1熱交換部4の熱伝達率の低下の問
題が起こらない廃熱ボイラ10とすることができる。
【0007】請求項2に係る発明による廃熱ボイラ10
は、請求項1に記載の廃熱ボイラにおいて、例えば図
1、図5に示すように、流路1は、少なくとも2つのパ
ス部を有し;前記少なくとも2つのパス部のうち、最初
のパス部1aを構成する第1熱交換部4の表面に、Si
Cを主成分とする耐火材6が貼り付けられている。
【0008】このように構成すると、最初のパス部1a
を構成する第1熱交換部4の表面に、SiCを主成分と
する耐火材6が貼り付けられているので、最初のパス部
1aの第1熱交換部4の表面は、流れる排ガス温度が高
い場合であっても、腐食が生じることがなく、かつ第1
熱交換部4の表面にダストが付着積層しにくく、あるい
は付着積層することがなく、第1熱交換部4の熱伝達率
の低下の問題が起こらない廃熱ボイラ10とすることが
できる。
【0009】請求項3に係る発明による廃熱ボイラ10
は、請求項2に記載の廃熱ボイラにおいて、例えば図
2、図7に示すように、入口部11を通して導入したガ
スmまたは排ガスjから熱交換により熱を回収する第2
熱交換部7、6a〜6cと;第2熱交換部7、6a〜6
cの表面に付着した付着堆積物を、流体のブローによっ
て除去するスートブロー(スートブロワ)SBとを備
え;第2熱交換部7、6a〜6cと、スートブローSB
が、前記少なくとも2つのパス部のうち、最初のパス部
1aより後段のパス部1b、1c内に配置される。
【0010】このように構成すると、スートブローSB
を備えるので、スートブローSBによって第2熱交換部
7、6a〜6cの表面に付着堆積した付着物を、流体の
ブローによって除去することができ、第2熱交換部7、
6a〜6cの熱伝達率の低下の問題が起こりにくい廃熱
ボイラ10とすることができる。
【0011】請求項4に係る発明による廃熱ボイラ10
は、請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の廃
熱ボイラにおいて、例えば図2に示すように、前記流路
は、少なくとも3つのパス部1a〜1cを有し;前記少
なくとも3つのパス部1a〜1cのうち、最後のパス部
1c内に配置された第2熱交換部6a〜6cが、導入し
たガスm、または導入した排ガスjが流れる方向に平行
に所定のピッチで蛇行を繰り返すように構成される。
【0012】このように構成すると、最後のパス部1c
内に配置された第2熱交換部6a〜6cが、導入したガ
スm、または導入した排ガスjが流れる方向に平行に所
定のピッチで蛇行を繰り返すように構成されので、第2
熱交換部6a〜6cの表面にダストが付着積層しにく
く、あるいは付着積層することがなく、第2熱交換部6
a〜6cの熱伝達率の低下の問題が起こりにくい廃熱ボ
イラ10とすることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して説明する。なお、各図において互い
に同一あるいは相当する部材には同一符号を付し、重複
した説明は省略する。
【0014】図1は、流動層ガス化炉5、旋回溶融炉
8、本発明の実施の形態に係る廃熱ボイラ10の構成を
示すブロック図である。廃熱ボイラ10は、流動層ガス
化炉5、および旋回溶融炉8の後段側に設置されてい
る。
【0015】図2は、廃熱ボイラ10の側面断面図であ
る。図3は、廃熱ボイラ10の正面図である。図4
(A)は、図2のX−X断面(後述の第1パス部1
a)、図4(B)は、図2のY−Y断面(後述の第2パ
ス部1b)、図4(C)は、図2のZ−Z断面(後述の
第3パス部1c)である。なお、図3、図4において後
述の、蒸気系統(汽水胴、管寄せ、蒸気配管等)を省略
している。
【0016】図2を参照し、適宜図3、図4を参照し、
廃熱ボイラ10の構成を説明する。廃熱ボイラ10は、
排ガスjが入る入口部11、排ガスjが出る出口部1
2、外壁13、第1仕切り壁14、第2仕切り壁15、
ホッパ部16を含んで構成されている。外壁13、第1
仕切り壁14、第2仕切り壁15、ホッパ部16は、廃
熱ボイラ10内を流れる排ガスjの流路1を構成する。
流路1内を流れる排ガスjは、3パスするように流路1
が構成される。外壁13は、図2中、右側の正面壁1
8、左側の裏面壁19、図4(A)〜図4(C)中、右
側の側面壁20、左側の側面壁17、天井壁21を含ん
で構成される。
【0017】入口部11は、旋回溶融炉8の出口部51
(図1参照)に接続されている。出口部51から鉛直方
向真上に向かって排ガスjが入口部11に入り込む。流
路1は、後述のように、第1パス部1a、第2パス部1
b、第3パス部1cから構成されている。
【0018】側面壁17の一部17a(図4(A))、
正面壁18、第1仕切り壁14の一部14a(図2中、
右片側部)、側面壁20の一部20a(図2中、右側の
部分)、天井壁21の一部21a(図2中、右側の部
分)を含んで、排ガスjの廃熱ボイラ10内の流路1の
最初のパス部としての第1パス部1aが構成される。
【0019】側面壁17の一部17b(図4(B))、
第1仕切り壁14の一部14b(図2中、左片側部)、
第2仕切り壁15の一部15a(図2中、右片側部)、
側面壁20の一部20b(図2中、中央の部分)、天井
壁21の一部21b(図2中、中央の部分)、ホッパ部
16の一部(図2中、右側の部分)を含んで、流路1の
第2パス部1bが構成される。第2パス部1bは、最初
のパス部としての第1パス部1aの後段のパス部であ
る。
【0020】側面壁17の一部17c(図4(C))、
裏面壁19、第2仕切り壁15の一部15b(図2中、
左片側部)、側面壁20の一部20c(図2中、左側の
部分)、天井壁21の一部21c(図2中、左側の部
分)、ホッパ部16の一部(図2中、左側の部分)を含
んで、流路1の第3パス部1cが構成される。第3パス
部1cは、最初のパス部としての第1パス部1aの後段
のパス部であり、同時に最後のパス部である。
【0021】入口部11に入った排ガスjは、第1パス
部1aを図2中、主として下から上へ流れ、第1仕切り
壁14の上方に形成された開口部22を通過し、第2パ
ス部1bを図2中、主として上から下へ流れる。排ガス
jはさらに、第2仕切り壁15の下方のホッパ部16に
形成された開口部23を通過し、第3パス部1cを図2
中、主として下から上へ流れ、出口部12から図2中、
左方向に、不図示の空気加熱器へ向かう。不図示の空気
加熱器は、流動層ガス化炉5(図1参照)、旋回溶融炉
8(図1参照)へ送る燃焼空気b1(図1参照)を加熱
する。
【0022】側面壁17の内側(排ガスj側、以下同
じ)、正面壁18の内側、側面壁20の内側、天井壁2
1の内側、第1仕切り壁14の両側、第2仕切り壁15
の両側は第1熱交換部としてのあるいは放熱冷却部とし
ての水管パネル4(図5参照)が取り付けられている。
なお、図2、および図4において、水管パネル4が取り
付けられている壁は、線の太さが違う二種類の斜線で断
面が表された壁W1、あるいは破線を含む斜線で断面が
表された壁W2、あるいはピッチの小さい破線でハッチ
ングされた壁WP、あるいはピッチが壁WPのピッチよ
り大きい破線でハッチングされた壁WQ、ピッチが壁W
Pのピッチより大きい破線でハッチングされた壁WRで
ある。
【0023】第2パス部1bの内部には、第2熱交換部
としてのあるいは接触冷却部としての水管パネル7が配
置されている。水管パネル7は、排ガスjから熱交換に
より熱を回収する。水管パネル7は、第2パス部1bを
流れる排ガスjに平行で、図2の紙面に平行に6枚並ん
で配置されている。各水管パネル7には、後述のスート
ブロー(スートブロワ)SBが出入りする開口58が形
成されている。各水管パネル7は、下側管寄せ29、上
側管寄せ30を有する。
【0024】なお、給水は、汽水胴25に送られ、汽水
胴25から供給管31を介して下側管寄せ28(図2
中、二点鎖線にて表示)に送られ、一部が下側管寄せ2
8から水管パネル4の水管4a(図5参照)を通って加
熱され、上側管寄せ24に送られる。残りの一部が下側
管寄せ28から水管パネル7の下側管寄せ29を通りさ
らに水管パネル7の不図示の水管を通って加熱され、水
管パネル7の上側管寄せ30を通り、上側管寄せ24に
送られ前述の一部の缶水と合流する。
【0025】水管パネル4から、および水管パネル7か
ら上側管寄せ24に送られた缶水は、蒸気配管32を介
して汽水胴25に送られ、汽水胴25から蒸気配管33
を介して過熱管26aに送られて過熱される。過熱管2
6aを出た過熱蒸気は、第3パス部1c内の蒸気配管3
4を介して過熱管26bに送られ、さらに過熱管26b
を出た過熱蒸気は、第3パス部1c外に配置された蒸気
配管35を介して過熱管26cに送られさらに過熱され
る。過熱管26cで過熱された過熱蒸気は蒸気配管48
を介して、第3パス部1cの外部に導かれ、さらに不図
示の蒸気配管を介して不図示の蒸気タービンに送られ
る。過熱管26a〜26cは、本発明の第2熱交換部で
ある。
【0026】なお、一実施例では、接触冷却部としての
過熱管26a〜26c(直径約50mm)は、主として
排ガスjが流れる方向に平行な配管から構成され、約3
00mmのピッチで排ガスjが流れる方向に蛇行を繰り
返すように構成されている。排ガスjが流れる方向に蛇
行を繰り返すように構成されているので、過熱管26a
〜26cに飛灰等のダストが付着積層しにくい。
【0027】側面壁17の一部17a(第1パス部1a
を形成)、正面壁18(図3参照)、側面壁20の一部
20a(第1パス部1aを形成)には、各々6個、合計
18個の挿入口36が形成されている。各挿入口36に
は、蒸気を噴射するデスラガーDS(図6参照)が挿入
されている。なお、図2中の挿入口36の近傍にデスラ
ガーDSの符号DSが括弧内に記載されているが、これ
は挿入口36が、デスラガーDS用であることを示す。
【0028】側面壁17の一部17b(第2パス部1b
を形成)、同じく一部17c(第3パス部1cを形
成)、側面壁20の一部20b(第2パス部1bを形
成)、同じく一部20c(第3パス部1cを形成)に
は、各々4個、合計16個の挿入口37が形成されてい
る。さらに、側面壁17の一部17a(第1パス部1a
を形成)の図2中、上部、ならびに側面壁20の一部2
0a(第1パス部1aを形成)の図2中、上部には、各
1個、合計2個の挿入口37が形成されている。なお、
図2中の挿入口37の近傍にスートブローSBの符号S
Bが括弧内に記載されているが、これは挿入口37が、
スートブローSB用であることを示す。
【0029】図6を参照して、デスラガーDSの構造を
説明する。デスラガーDSは、パイプ構造のデスラガー
本体38を有し、デスラガー本体38の先端部40に
は、噴射口42が先端部40の円周方向に180度離れ
て等配されている。デスラガーDSは、収納室46に水
平に収納され、先端部40が挿入口36から第1パス部
1a(図2参照)内に挿入されている。
【0030】噴射口42から噴射された蒸気は、先端部
40の半径方向に対し、壁方向に3度傾いた方向に移動
して、壁W2、WPにぶつかり、壁W2、WPに付着積
層したダスト等の付着物を除去する。蒸気の噴射の傾斜
角は、デスラガーDSが蒸気を噴射しなければならない
面積、噴射される蒸気の蒸気条件、デスラガー本体38
の先端部40の挿入口36から第1パス部1aへの挿入
量、壁W2、WPの壁面上の付着物の付着性等によって
決めるとよい。
【0031】デスラガーDSは、不図示の駆動機構によ
り中心軸回りに回転して蒸気を噴射し、回転しながら挿
入口36から流路内奥に向かう挿入方向、あるいは挿入
方向とは反対の反挿入方向に移動することができるよう
に構成されている。デスラガーDSは、噴射口36が、
壁から少し離れた位置から、壁から所定の距離離れた位
置までを水平に往復移動し、第1パス部1aの壁WP、
W2の全域に蒸気を噴射するように構成されている。
【0032】デスラガー本体38は、パージ口44を有
する。パージ口44からは、空気が収納室46の内部に
パージされる。収納室46から、挿入口36のデスラガ
ー本体38との間に形成された隙間を通って、パージさ
れた空気が第1パス部1aへ流れ、第1パス部1aから
排ガスj(図2参照)が収納室46内に逆流しないよう
になっている。
【0033】デスラガー本体38が、挿入口36から収
納室46側に抜き出された場合は、噴射口42から、蒸
気に代わってシール空気が噴射され、収納室46がシー
ル空気によってシールされ、排ガスjが収納室46内に
逆流しないようになっている。
【0034】図7を参照して、スートブローSBの構造
を説明する。スートブローSBは、パイプ構造のスート
ブロー本体39(図中一部省略)を有し、スートブロー
本体39の先端部41には、噴射口43が先端部41の
円周方向に180度離れて等配されている。スートブロ
ーSBは、収納室47(図中一部省略)に水平に収納さ
れ、先端部41が挿入口37から第2パス部1b(図2
参照)、第3パス部1c(図2参照)に挿入されてい
る。
【0035】噴射口43から噴射された蒸気は、先端部
41の半径方向に対し、壁WP、WQ、WRから離れる
方向に数度傾いた方向に移動して、水管パネル7、過熱
管26a〜26cにぶつかり、水管パネル7、過熱管2
6a〜26cに付着積層した付着物を除去する。蒸気の
噴射の傾斜角は、スートブローSBが蒸気を噴射しなけ
ればならない面積、噴射される蒸気の蒸気条件、スート
ブロー本体39の先端部41の挿入口37から第2、第
3パス部1b、cへの挿入量、壁WP、WQ、WRの壁
面上の付着物の付着性等によって決めるとよい。
【0036】スートブローSBは、不図示の駆動機構に
より中心軸回りに回転して蒸気を噴射し、回転しながら
挿入口37から流路内に入る挿入方向、あるいは反挿入
方向に移動することができるように構成されている。ス
ートブローSBは、噴射口43が、壁WP、WQ、WR
から少し離れた位置から、壁WP、WQ、WRに対向す
る壁から少し離れた位置までの距離を水平に往復移動す
るように構成されている。
【0037】スートブロー本体39は、パージ口45を
有する。パージ口45からは、空気が収納室47の内部
にパージされる。収納室47から、挿入口37のスート
ブロー本体39との間に形成された隙間を通って、パー
ジされた空気が第2パス部1b、第3パス部1cへ流
れ、第2パス部1b、および第3パス部1cから排ガス
j(図2参照)が収納室47内に逆流しないようになっ
ている。
【0038】スートブロー本体39が、挿入口37から
収納室47側に抜き出された場合は、噴射口43から、
蒸気に代わってシール空気が噴射され、収納室47がシ
ール空気によってシールされ、排ガスが収納室47内に
逆流しないようになっている。
【0039】側面壁17の一部17a、正面壁18、天
井壁21の一部21a、第1仕切り壁14の一部14
a、側面壁20の一部20aのそれぞれの内側に取り付
けられた水管パネル4(図5参照)の排ガスj側の表
面、すなわち第1パス部1aを構成する壁に取り付けら
れた水管パネル4の排ガスj側の表面は、粘土質耐火レ
ンガ(Fireclay brick)、ロウ石レンガ(Roseki fine
brick)、ムライト耐火物(Mullite refractory)、ア
ルミナシリカ質耐火物(Allumina-silica refractor
y)、シリマナイト耐火物(Sillimanite refractor
y)、SiCを主成分とする耐火材としてのSiCキャ
スタブル6(図5参照)等が貼り付けられている。図
2、および図4において、排ガスj側の表面に、粘土質
耐火レンガ、ロウ石レンガ、ムライト耐火物、アルミナ
シリカ質耐火物、シリマナイト耐火物、SiCキャスタ
ブル6等が貼り付けられている水管パネル4が取り付け
られている壁は、壁W2と壁WPである。
【0040】なお,第2パス部1bを構成する天井壁の
一部(図2中、開口部22より左側で、右から2番目の
上側管寄せ24の左端部より右側の範囲)、側面壁17
および側面壁20の一部(図2中、第1仕切り壁14の
上端部より上側で、右から2番目の上側管寄せ24の左
端部より右側の範囲)にも、粘土質耐火レンガ、ロウ石
レンガ、ムライト耐火物、アルミナシリカ質耐火物、シ
リマナイト耐火物、SiCキャスタブル6等が水管パネ
ル4に貼り付けられている。
【0041】側面壁17の一部17b、天井壁21の一
部21b、第1仕切り壁14の一部14b、第2仕切り
壁15の一部15a、側面壁20の一部20b、すなわ
ち第2パス部1bを構成する壁部分に取り付けられた全
ての水管パネル4(図5参照)の排ガスj側の表面に、
粘土質耐火レンガ、ロウ石レンガ、ムライト耐火物、ア
ルミナシリカ質耐火物、シリマナイト耐火物、SiCキ
ャスタブル6(図5参照)等を張り付けてもよい。さら
に、側面壁17の一部17c、天井壁21の一部21
c、第2仕切り壁15の一部15b、側面壁20の一部
20c、すなわち第3パス部1cを構成する壁部分に取
り付けられた水管パネル4の排ガスj側の表面に、粘土
質耐火レンガ、ロウ石レンガ、ムライト耐火物、アルミ
ナシリカ質耐火物、シリマナイト耐火物、SiCキャス
タブル6等を貼り付けてもよい。
【0042】粘土質耐火レンガは、耐火粘土あるいはロ
ウ石等、これらと類似の化学成分をもつ耐火原料とした
耐火レンガでもっとも汎用性がある。ロウ石レンガは、
組織が緻密なので、スラグに対する耐食性がある。ムラ
イト耐火物は(3Al・2SiO)を主成分と
する高アルミナ質耐火物(High Alumina refractory)
で緻密であり急熱急冷に強い。アルミナシリカ質耐火物
は、主としてアルミナとシリカからなり、耐熱性が高
い。SiC耐火材は、セラミックスの一種であるSiC
(炭化珪素)を主とした(SiCが少なくとも50%以
上、好ましくは85%以上)耐火材料であり、耐火レン
ガ等の定形品、キャスタブル等の不定型耐火材料があ
る。本発明の説明では、これらの耐火材のうち不定型材
料である、SiCキャスタブルを例として使用する。S
iCキャスタブル等は、熱伝導率が高く、低気孔率の耐
浸食性、耐摩耗性、クリンカ難着性に優れている。
【0043】図5を参照して、SiCキャスタブル6等
を水管パネル4の表面に貼り付ける方法について説明す
る。水管パネル6のSiCキャスタブル6を貼り付ける
箇所に、Y字型のYアンカー27を溶接にて取り付け
て、SiCキャスタブル6を施工する。本施工は、キャ
スタブルに関するものなので、クロム系、高アルミナ系
でも同様に行える。また、他の方法としてYアンカー2
7の代わりに、セラミックス(SiC)の突起(スタッ
ド)(図示せず)を水管パネル6に取り付け、当該突起
に当該突起より僅かに大きいセラミックスのキャップ
(図示せず)を取り付け、SiCキャスタブル6を施工
してもよい。
【0044】図1を参照し、適宜図2、図4を参照して
廃熱ボイラ10の作用を説明する。流動層ガス化炉5に
投入された廃棄物aは、炉底に送入される低空気比(こ
こでいう低空気比とは、投入された廃棄物aの完全燃焼
に必要な理論燃焼空気量に対してこの比の値が低いもの
をいう)の燃焼空気b1により、流動層ガス化炉5内に
形成された散気板5a上に硅砂の流動層が形成される。
廃棄物aは、この450〜650℃の低温に保持された
硅砂の流動層に落下することにより、熱せられた硅砂と
燃焼空気b1に接触して速やかに熱分解ガス化され、ガ
スm、タール、固形カーボンとなる。
【0045】流動層ガス化炉5で発生した生成ガスm
は、旋回溶融炉8に送られ、旋回溶融炉8で燃焼され、
生成ガスm中に含まれる固形成分が溶融され、一方固形
カーボンは流動層の活発な撹乱運動により微粉砕される
ので、そのうち微細なチャーとなり、これらの微細なチ
ャーは旋回溶融炉8に送られるガスに同伴される。ま
た、流動層ガス化炉5上方に形成されたフリーボード5
bにも燃焼空気b1が吹き込まれ、650〜850℃の
高温にてタールと固形カーボンのガス化が行われるよう
にしてもよい。
【0046】微細化した固形カーボンを同伴しつつ流動
層ガス化炉5を出た生成ガスmは、旋回溶融炉8に供給
され、予熱された燃焼空気b1と1次燃焼室8aにて旋
回流中で混合しながら、1200〜1500℃の高温で
高速燃焼する。
【0047】固形カーボン中の灰分の全量は、高温のた
めにスラグミストとなる。スラグミストの大部分は、旋
回流の遠心力の作用により、1次燃焼室8aの炉壁上の
溶融スラグ相に捕捉される。炉壁を流れ下った溶融スラ
グは、2次燃焼室8bに入った後に、スラグ分離部8c
の底部より排出される。ガス中に残留する未燃物は、3
次燃焼室8dにて供給された燃焼空気b1により完全燃
焼される。
【0048】施回溶融炉8を出た排ガスjは、気化した
塩類を多く含んでおり、入口部11から廃熱ボイラ10
の第1パス部1aに導かれる。排ガスjの温度は入口部
11で、1100〜1400℃である。第1パス部1a
を通過している間に、水管パネル4の水管4a(図5参
照)中を流れる缶水を熱し、排ガスj中の熱エネルギが
回収される。
【0049】排ガスjの温度の低下に伴い、高濃度の塩
を含んだ飛灰が析出してくる。高濃度の塩を含んだ飛灰
は、いくつかの成分を含んだ固溶体であるため気、液、
固相が同時に発生している。灰の性状はのりのような粘
性のある(ベタついた)性状である。そのため、それら
灰の触れる内壁に付着しやすく、また、付着した相手を
腐食しやすい。
【0050】しかし、第1パス部1aの水管パネル4の
表面には、粘土質耐火レンガ、ロウ石レンガ、ムライト
耐火物、アルミナシリカ質耐火物、SiCキャスタブル
6(図5参照)等が貼り付けられているので水管パネル
4の表面の腐食が生じにくいため噴破の問題が生ぜず、
かつ水管パネル4の表面にダストが付着積層しにくく、
廃熱ボイラのメンテナンス間隔を長く取ったとしても、
水管パネル4の熱伝達率の低下の問題が起こりにくい。
【0051】開口部22を通過した排ガスjは、第2パ
ス部1bを流れ、同様に、水管パネル4の水管4a(図
5参照)中を流れる缶水を熱し、排ガスj中の熱エネル
ギが回収される。第2パス部1bの入口である開口部2
2における排ガスの温度は、700〜1000℃、好ま
しくは700〜900℃であるので、水管パネル4の表
面の腐食、ダストの付着積層の問題は起こりにくい。
【0052】ホッパ部16の開口部23を通過した排ガ
スは、第3パス部1cを流れ、同様に、水管パネル4の
水管4a(図5参照)中を流れる缶水を熱し、さらにガ
ス流路中に配置された過熱管26a〜26c中の蒸気を
過熱し、排ガスj中の熱エネルギが回収され、過熱蒸気
が不図示の蒸気タービンに送られる。第3パス部1cで
は、第2パス部1bより温度がさらに低下しているの
で、水管パネル4の表面の腐食、ダストの付着積層の問
題は起こりにくい。
【0053】デスラガーDSから、蒸気が噴射され、噴
射された蒸気が第1パス部1aの壁WP、W2にぶつか
るので壁WP、W2上のダストを除去することができ
る。デスラガーDSは、互いに所定の間隔以下で配置さ
れ、さらにデスラガーDSが所定の距離を水平に往復動
しながら回転し、水蒸気の噴射方向がデスラガーDSの
先端部の半径方向に対して壁に向かって数度の角度だけ
傾いているので、第1パス部1aの壁WP、W2の全域
に渡って蒸気を噴射することができ、第1パス部1aの
壁WPに付着積層したダストを除去することができる。
よって、水管パネル4の第1パス部1aにおける熱伝達
率の低下を防止することができ、廃熱ボイラの性能の低
下を防止することができる。
【0054】スートブローSBから、蒸気が噴射され、
噴射された蒸気が水管パネル7、過熱管26a〜26c
にぶつかるので、水管パネル7、過熱管26a〜26c
上のダストを除去することができる。スートブローは、
3時間に1回の頻度で行うとよい。スートブローSB
は、互いに所定の間隔以下で配置され、さらにスートブ
ローSBが流路の水平方向間隔よりわずかに短い距離を
水平に往復動しながら回転するので、水管パネル7、過
熱管26a〜26cの全域に渡って蒸気を噴射すること
ができ、水管パネル7、過熱管26a〜26cに付着積
層したダストを除去することができる。水管パネル7、
過熱管26a〜26cにおける熱伝達率の低下を防止す
ることができ、廃熱ボイラの性能の低下を防止すること
ができる。
【0055】第1パス部1aにて、スートブロー(S
B)により除去されたダストは、再び旋回溶融炉8に落
下するが、第2パス部1b、第3パス部1cのスートブ
ロー(SB)によって除去されたダストは、ホッパ23
に落下し、ダブルダンパ等の2重排出弁により系内外を
シールしつつ排出する図示しない排出装置と、連続的に
排出する図示しない排出装置(スクリューフィーダ)
と、大きな灰やスラグ状の灰を粉砕する図示しない粉砕
装置とを経て排出される。
【0056】なお、前述の実施の形態において、廃熱ボ
イラ10は、旋回溶融炉8から出た排ガスjを導入し、
熱回収するものとして説明したが、流動層ガス化炉5か
ら出た生成ガスmを導入し、熱回収してもよい。
【0057】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、第1熱交
換部を備え、第1熱交換部の表面は、導入したガス、ま
たは導入した排ガスが流れる流路を構成し、流路を構成
する第1熱交換部の表面に、SiCキャスタブルが貼り
付けられているので、第1熱交換部の表面の腐食を生じ
にくく噴破の問題が生じることがなく、かつ第1熱交換
部の表面にダストが付着積層しにくく、あるいは付着積
層することがなく、第1熱交換部の熱伝達率の低下の問
題が起こらない廃熱ボイラとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】流動層ガス化炉と、旋回溶融炉と、本実施の形
態の廃熱ボイラを含むブロック図である。
【図2】本実施の形態の廃熱ボイラの側面断面図であ
る。
【図3】図2の廃熱ボイラの部分正面図である。
【図4】(A)は、図2のX−X断面図(部分断面
図)、(B)は、図2のY−Y断面図(部分断面図)、
(C)は、図2のZ−Z断面図(部分断面図)である。
【図5】表面にSiCキャスタブルが貼り付けられた水
管パネルの断面図である。
【図6】デスラガーの断面図である。
【図7】スートブローの断面図である。
【符号の説明】
1 流路 1a 第1パス部 1b 第2パス部 1c 第3パス部 4 水管パネル 5 流動層ガス化炉 6 SiCキャスタブル 7 水管パネル 10 廃熱ボイラ 11 入口部 12 出口部 13 外壁 14 第1仕切り壁 15 第2仕切り壁 16 ホッパ部 17 側面壁 18 正面壁 19 裏面壁 20 側面壁 21 天井壁 22、23 開口部 24 上側管寄せ 25 汽水胴 26a、26b、26c 過熱管 28 下側管寄せ 29 下側管寄せ 30 上側管寄せ 31 供給管 32〜35 蒸気配管 36、37 挿入口 38 デスラガー本体 39 スートブロー本体 40、41 先端部 42、43 噴射口 44、45 パージ口 46、47 収納室 48 蒸気配管 51 出口部 58 開口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B09B 3/00 B09B 3/00 302Z F22B 37/48 ZABA F22B 37/48 ZAB F23G 5/027 B F23G 5/027 5/44 D 5/44 F24H 1/00 631Z F24H 1/00 631 F27D 17/00 101A F27D 17/00 101 B09B 3/00 303G 303M 303Z (72)発明者 神定 正司 東京都大田区羽田旭町11−1 株式会社荏 原製作所内 (72)発明者 安藤 哲也 東京都大田区羽田旭町11−1 株式会社荏 原製作所内 Fターム(参考) 3K061 AB02 AB03 AC01 AC02 AC03 AC06 AC13 AC14 AC17 3K065 AB02 AB03 AC01 AC06 AC13 AC14 AC17 FA12 FB03 FB08 4D004 AA01 AA07 AA16 AA26 AA46 BA03 CA04 CA27 CA29 CB34 CB45 4K056 AA19 CA20 DA02 DA13 DA29 DB22

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 廃棄物を低温で熱分解ガス化して生じた
    ガスを導入、あるいは該熱分解ガス化して生じたガスを
    燃焼させ、燃焼する前記ガス中に含まれる固形分を溶融
    させて生じた排ガスを導入する入口部と;前記入口部を
    通して導入した前記ガスまたは前記排ガスから熱交換に
    より熱を回収する第1熱交換部とを備え;前記第1熱交
    換部の表面は、前記導入したガス、または前記導入した
    排ガスが流れる流路を構成し;前記流路を構成する前記
    表面に、SiCを主成分とする耐火材が貼り付けられ
    た;廃熱ボイラ。
  2. 【請求項2】 前記流路は、少なくとも2つのパス部を
    有し;前記少なくとも2つのパス部のうち、最初のパス
    部を構成する前記第1熱交換部の表面に、SiCを主成
    分とする耐火材が貼り付けられた;請求項1に記載の廃
    熱ボイラ。
  3. 【請求項3】 前記入口部を通して導入した前記ガスま
    たは前記排ガスから熱交換により熱を回収する第2熱交
    換部と;前記第2熱交換部の表面に付着した付着物を、
    流体のブローによって除去するスートブローとを備え;
    前記第2熱交換部と、前記スートブローが、前記少なく
    とも2つのパス部のうち、前記最初のパス部より後段の
    パス部内に配置された;請求項2に記載の廃熱ボイラ。
  4. 【請求項4】 前記流路は、少なくとも3つのパス部を
    有し;前記少なくとも3つのパス部のうち、最後のパス
    部内に配置された前記第2熱交換部が、前記導入したガ
    ス、または前記導入した排ガスが流れる方向に平行に所
    定のピッチで蛇行を繰り返すように構成された;請求項
    1ないし請求項3のいずれか1項に記載の廃熱ボイラ。
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