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JP2003054538A - 梱包箱 - Google Patents

梱包箱

Info

Publication number
JP2003054538A
JP2003054538A JP2001244255A JP2001244255A JP2003054538A JP 2003054538 A JP2003054538 A JP 2003054538A JP 2001244255 A JP2001244255 A JP 2001244255A JP 2001244255 A JP2001244255 A JP 2001244255A JP 2003054538 A JP2003054538 A JP 2003054538A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
surface portion
packaging box
surface segment
section
segment
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001244255A
Other languages
English (en)
Inventor
Toru Takahashi
徹 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP2001244255A priority Critical patent/JP2003054538A/ja
Publication of JP2003054538A publication Critical patent/JP2003054538A/ja
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  • Packaging Of Machine Parts And Wound Products (AREA)
  • Cartons (AREA)
  • Buffer Packaging (AREA)
  • Packages (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 無駄なスペースを極力なくし、緩衝材の体積
も小さくすることができ、輸送効率を高めることができ
る梱包箱を提供すること。 【解決手段】 対象物40を緩衝材70,72,74を
用いて梱包するための水平断面5角形状の梱包箱10で
あり、側面部12と、側面部12の底の開口を閉じる底
部14と、側面部12の上の開口を開閉可能に閉じる上
部16と、を有し、側面部12は、第1面部50と、一
端部が第1面部50の一端部に接続している第2面部5
2と、一端部が第1面部50の他端部に接続している第
3面部54と、一端部が第2面部52の他端部に接続し
ている第4面部56と、一端部が第3面部54の他端部
に接続している第5面部58とを有し、第4面部56の
他端部と第5面部58の他端部が接続しており、第1面
部50、第2面部52、第3面部54、第4面部56お
よび第5面部58が、水平断面で見て断面5角形状の収
容空間を形成している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえば画像表示
装置のような電子機器等の対象物を梱包するための梱包
箱に関するものである。
【0002】
【従来の技術】梱包しようとする対象物の一例として、
電子機器を例に挙げると、電子機器の具体的な例として
はたとえばテレビジョン受像機がある。テレビジョン受
像機を梱包するための梱包箱は、図8に示すような水平
断面で見て四角形状(長方形状)の構造のものが採用さ
れている。図9に示す従来の梱包箱1000は、長方形
状の収容空間1001を有しており、テレビジョン受像
機1002は、この梱包箱1000の中において、緩衝
材1003,1004,1005を用いて動かないよう
に保持されている。テレビジョン受像機1002のパネ
ル面側の隅部1006が、緩衝材1003,1005に
より保持されており、テレビジョン受像機1002のリ
アカバー1007が緩衝材1004により保持されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のいわ
ゆる四角柱の梱包箱(カートンとも呼んでいる)を用い
る場合には、次のような問題が生じている。図9に示す
ように梱包されている対象物であるテレビジョン受像機
1002は、パネル部1008側に比べてリアカバー1
007側が細い形状部分になっている。すなわちテレビ
ジョン受像機1002の後側が細く絞られた形状になっ
ているので、梱包箱1000の長方形状の収容空間10
01に無駄な空間が生じているとともに、後側の緩衝材
1004の容積が前側の緩衝材1003,1005の容
積に比べて非常に大きい。このように梱包箱1000は
水平断面で見て四角形状であるために、無駄な空間が生
じ、しかも緩衝材の寸法を大きくしなければならないの
で、収容しているテレビジョン受像機1002の大きさ
に比べてかなり大きな梱包箱が必要となってしまう。従
って、梱包箱1000の輸送効率が下がり、輸送にかか
る費用と梱包箱の製作費用のコストダウンが図れないと
いう問題もある。
【0004】また、図10に示すようにたとえば梱包箱
1000を2つ搬送する場合には、テレビジョン受像機
1002のパネル部1008側を向かい合わせるように
して2つの梱包箱1000,1000を搬送用のパレッ
ト1010の上に搭載する。このように2つの梱包箱1
000,1000を向かい合わせにしてパレット101
0の上に置くために、かなり大きなサイズのパレット1
010が必要になる。そこで本発明は上記課題を解消
し、無駄なスペースを極力なくし、使用する緩衝材の体
積も小さくすることができ、コストダウンを図れ、輸送
効率を高めることができる梱包箱を提供することを目的
としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、対象
物を緩衝材を用いて梱包するための水平断面5角形状の
梱包箱であり、側面部と、前記側面部の底の開口を閉じ
る底部と、前記側面部の上の開口を開閉可能に閉じる上
部と、を有し、前記側面部は、第1面部と、一端部が前
記第1面部の一端部に接続している第2面部と、一端部
が前記第1面部の他端部に接続している第3面部と、一
端部が前記第2面部の他端部に接続している第4面部
と、一端部が前記第3面部の他端部に接続している第5
面部とを有し、前記第4面部の他端部と前記第5面部の
他端部が接続しており、前記第1面部、前記第2面部、
前記第3面部、前記第4面部および前記第5面部が、水
平断面で見て前記断面5角形状の収容空間を形成してい
ることを特徴とする梱包箱である。
【0006】請求項1では、対象物を梱包するための梱
包箱は水平断面で見て5角形状を有している。この梱包
箱は、側面部と、底部と、上部を有している。側面部は
第1面部、第2面部、第3面部、第4面部、そして第5
面部を有している。第2面部の一端部が第1面部の一端
部に接続している。第3面部の一端部が第1面部の他端
部に接続している。第4面部の一端部が第2面部の他端
部に接続している。第5面部の一端部が第3面部の他端
部に接続している。第4面部の他端部と第5面部の他端
部が接続している。第1面部、第2面部、第3面部、第
4面部および第5面部が、水平断面で見て断面5角形状
の収容空間を形成している。
【0007】このような形状を採用することにより、た
とえばテレビジョン受像機のようなデザイン性の高い後
側が絞られた対象物(製品)を、極力包装体積を小さく
した状態で収容して梱包することができる。そして極力
包装体積を小さくし無駄なスペースを少なくすることに
より、対象物を梱包箱内で固定するために使用する緩衝
材の容積も小さくすることができる。梱包箱が収容する
対象物を効率よく収容することができ梱包箱の寸法も小
さくできるので、梱包箱の輸送効率を向上し、輸送にか
かる費用と梱包箱の製作費用のコストダウンが図れる。
【0008】請求項2の発明は、請求項1に記載の梱包
箱において、前記底部は、前記側面部とは別部材のトレ
イであり、前記底部に前記対象物が配置されて、前記側
面部が前記対象物を覆う。請求項2では、底部は側面部
とは別部材のトレイである。底部に対象物が配置され
て、側面部が対象物を覆うようになっている。
【0009】請求項3の発明は、請求項1に記載の梱包
箱において、前記上部は、前記側面部に接続して設けら
れた複数のフラップを有する。請求項3では、上部は側
面部に対して接続して設けられた複数のフラップを有し
ており、これらのフラップを重ねることにより側面部の
上の開口を開閉可能に閉じることができる。
【0010】請求項4の発明は、請求項1に記載の梱包
箱において、前記第1面部と前記第2面部と前記第3面
部の水平断面方向の合計長さは、前記第4面部と前記第
5面部の水平断面方向の合計長さと同じである。請求項
4では、第1面部と第2面部と第3面部の水平断面方向
の合計長さは、第4面部と第5面部の水平断面方向の合
計長さと同じに設定されている。これにより、第1面部
と第2面部と第3面部を、第4面部と第5面部に重なり
合うようにして折り畳んだ状態の側面部の搬送が容易に
なる。
【0011】請求項5の発明は、請求項1に記載の梱包
箱において、前記対象物は、画像表示装置である。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述
べる実施の形態は、本発明の好適な具体例であるから、
技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明
の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨
の記載がない限り、これらの形態に限られるものではな
い。
【0013】図1は、本発明の梱包箱の好ましい実施の
形態を示しており、図2は梱包箱10の分解斜視図であ
る。図1と図2に示すように、梱包箱10は、側面部1
2、底部14、上部16を有している。底部14は、ト
レイともいい、側面部12とは別体の部材である。図2
に示すように底部14の内部に側面部12の下端部18
を差し込むことにより、側面部12の下部の開口20を
閉じるものである。
【0014】図1と図2の上部16は、図4に示す側面
部12の上部の開口34を開閉可能に閉じるための部分
である。この上部16は、図4に示すように複数のフラ
ップ24,26,28,30,32を有している。これ
らのフラップ24,26,28,30,32を順次折り
重ねることにより、図4に示す側面部12の上側の開口
34を開閉可能に閉じることができる。側面部12と底
部14の材質としては、たとえば段ボールにより作られ
ている。図1に示すように梱包箱10の中には対象物の
一例である電子機器の好ましい例としてテレビジョン受
像機40が収容されている。このテレビジョン受像機4
0は好ましくは保護用の袋の中に入っており、図2に示
す底部14の内底面14Aの上に載せている。
【0015】次に、側面部12の構造について説明す
る。側面部12は、図1と図2および図3に示すよう
に、第1面部50、第2面部52、第3面部54、第4
面部56、第5面部58を有している。すなわち側面部
12は、5つの面部から構成されており、図4と図5に
示すように、水平断面で見て5角形状の収容空間Sを形
成している。第1面部50は、たとえば図4に示すよう
に長方形状の部材であり、第2面部52と第3面部54
はやや幅の狭い長方形状の部材である。第4面部56と
第5面部58はやはり長方形状の部材である。図4に示
すように、第2面部52の一端部52Aは、第1面部5
0の一端部50Aに接続して折り曲げられている。第3
面部54の一端部54Aは第1面部50の他端部50B
に接続して折り曲げられている。
【0016】第4面部56の一端部56Aは第2面部5
2の他端部52Bに接続して折り曲げられている。第5
面部58の一端部58Aは第3面部54の他端部54B
に接続して折り曲げられている。そして第4面部56の
他端部56Bは第5面部58の他端部58Bに接続して
折り曲げられている。図4と図5に示すように、第1面
部50、第2面部52、第3面部54、第4面部56、
そして第5面部58は、水平断面で見て5角形状の収容
空間Sを形成している。
【0017】図7は、第1面部50、第2面部52、第
3面部54、第4面部56、第5面部58の長さの関係
の好ましい例を示している。第1面部50の水平方向の
長さはAで示しており、同様にして第2面部52と第3
面部54の長さはBで示しており、第4面部56と第5
面部58の長さはCで示している。本発明の実施の形態
で特徴的なのは、その長さAと長さBおよび長さCの関
係が、次のようになっている点である。 長さの関係:A+2×B=2×C このようにすることで、梱包箱10の側面部12は、図
7(A)に示すような収容空間Sを形成している状態か
ら、図7(B)に示すように折り畳んだ状態にすること
ができる。あるいは側面部12は、図7(B)の折り畳
んだ状態から図7(A)の使用状態にすることができ
る。図7(B)のように、第1面部50、第2面部52
および第3面部54の水平断面方向の合計長さ(A+2
×B)が、第4面部56と第5面部58の水平断面方向
の合計長さ2×Cと同じであるので、第1面部50、第
2面部52および第3面部54は、第4面部56と第5
面部58を重ねるようにして折り畳むことができる。こ
のように折り畳むことができるので、折り畳んだ状態で
の側面部12の搬送を容易にすることができる。
【0018】図5に示すように、テレビジョン受像機4
0は3つの緩衝材(クッション材ともいう)70,7
2,74により梱包箱10の収容空間S内に固定して保
持されている。テレビジョン受像機40のパネル部41
の隅部78は、それぞれ緩衝材70,72により保持さ
れている。テレビジョン受像機40のリアカバー80
は、もう1つの緩衝材74により収容空間Sの中に保持
されている。これらの緩衝材70,72,74を用いる
ことにより、外部からの衝撃が加わった状態であって
も、テレビジョン受像機40は梱包箱10の収容空間S
の中で損傷を受けないように確実に保護することができ
る。
【0019】図5に示すように梱包箱10の収容空間S
は水平断面で見て5角形状に形成されているので、テレ
ビジョン受像機40の後側のリアカバー80側がパネル
部41に比べて細く形成されていたとしても、収容空間
Sの空いている部分は、図8の従来の梱包箱1000に
おける収容空間1001の空いている部分に比べて極力
小さくすることができる。しかも図5に示す本発明の実
施の形態において使用する緩衝材74の容積は、図8の
従来の梱包箱1000における緩衝材1004の容積に
比べて著しく小さくすることができる。図5に示す本発
明の実施の形態の梱包箱10と、図8に示す従来の梱包
箱1000を比較すると、梱包箱10を構成する材料の
使用量はたとえば15%減らすことができる。
【0020】図7に示すように、第1面部50と第2面
部52の間の角度および第1面部50と第3面部54の
角度は90度である。そして第4面部56と第5面部5
8の形成する角度も90度である。このように第4面部
56と第5面部58の形成する角度を90度にすること
により、図6に示すようにパレット200の上に2つ梱
包箱を向い合せて載せたときに、角度が90度より小さ
い場合に比べてむだなくパレット200上につめるメリ
ットがある。
【0021】図2に示すように第1面部50、第2面部
52、第3面部54、第4面部56、第5面部58に
は、それぞれ穴90が形成されている。図2に示す底部
14は、5つの側部100,101,102,103,
104を有しており、形成される収容空間の水平断面形
状は、側面部12が形成する収容空間の断面形状とほぼ
同じである。側面部12の下端部18は、底部14の側
部100,101,102,103,104の内側には
め込まれて図1の使用状態にできる。側部100にはそ
れぞれ穴110が形成されている。これらの穴110
は、側面部12の穴90と対応した位置にある。
【0022】図1に示すように、側面部12が底部14
にはめ込まれた状態では、図2に示す取付具120を図
3に示すようにはめ込むことにより、底部14と側面部
12の下端部18を着脱可能に一体化することができ
る。この取付具120はたとえばプラスチックにより作
られており、はめ込み部分122を有している。これら
のはめ込み部分122が穴90,110にはめ込まれて
いることで、下端部18は底部14の内側において底部
14に対して着脱可能に固定することができる。
【0023】図6は、本発明の梱包箱10を2つ向かい
合わせにして搬送用のパレット200の上に載せた状態
を示している。一方の梱包箱10の第1面部50と他方
の梱包箱10の第1面部50を重ね合わせるようにして
2つの梱包箱10,10がパレット200の上に搭載さ
れる。図6に示すように2つの梱包箱10,10が向か
い合わせるようにしてパレット200の上に配置された
状態と、図9に示すように従来の梱包箱1000,10
00が向かい合わせるようにしてパレット1010の上
に載せた状態を比べると、その梱包箱10,10が占め
る体積は図9に示す梱包箱1000,1000が占める
体積に比べて約25%減少できる。しかも、図6に示す
パレット200の搭載面積は、図9に示すパレット10
10の搭載面積に比べてかなり小さくすることができ
る。このことから、一層輸送効率が上がり、輸送時にお
ける無駄なスペースがなくなる。
【0024】更にコンテナサイズを考慮して、最も積載
効率の良い方法を取ることもできる。図8は、本発明の
2つの梱包箱10を載せたパレット200を複数個搭載
したコンテナ400と、従来の2つの梱包箱1000を
載せたパレット1010を複数個搭載したコンテナ30
00を比較して示している。コンテナ400とコンテナ
3000は同じ大きさである。従来では、図8(D)に
示すパレット1010のサイズは1000mm×137
5mmであり、図8(E)に示すコンテナ(サイズは2
300mm×12000mm)3000の上には、パレ
ット1010は16個搭載できるだけである。
【0025】これに対して、図8(C)に示すように別
のサイズの長方形状のパレット210を用意して、この
パレット210(サイズは1150mm×950mm)
の上に2個の梱包箱10を少しずらして載せることもで
き、このパレット210は、図8(B)に示すコンテナ
(サイズは2300mm×12000mm)400の上
には24個搭載することができる。
【0026】また、本発明の実施の形態の図8(A)に
示す正方形状のパレット200のサイズは1050mm
×1050mmであり、図8(B)に示すコンテナ40
0の上には、パレット200は22個搭載できる。この
ように、本発明の実施の形態の5角柱状の梱包箱10を
採用することにより、パレット200,210のサイズ
を小さくでき、コンテナ400に搭載できるパレットの
数は従来に比べて大幅に増加でき、コンテナあるいはト
ラックの荷台に梱包箱10を無駄なく搭載でき、輸送効
率を向上できる。
【0027】また図5の本発明の実施の形態と、図8の
従来例を比較して明らかなように、梱包箱内の収容空間
の無駄となるデッドスペースの領域を大幅に減らすこと
ができる。しかも製品(対象物)であるテレビジョン受
像機40を固定するための緩衝材の体積をもテレビジョ
ン受像機40の形状に合わせて小さくすることができ
る。このことから梱包箱の製作費用と緩衝材の製作費用
をコストダウンできる。
【0028】図8に示す従来の梱包箱では4つの隅部
(コーナー)があるが、図5の本発明の実施の形態の梱
包箱では5つの隅部(コーナー)があるので、図5の本
発明の実施の形態の梱包箱では、隅部が1つ増えること
になり、箱の耐圧強度が上がる。その耐圧強度が上がる
分、本発明の実施の形態では、材質の強度を下げること
が可能になり、梱包箱を作る材質として適宜安いものを
採用することができコストダウンを図れる。
【0029】以上のように本発明の実施の形態では、梱
包箱を作るための材料の使用量は、たとえば約15%削
減することができ、水平断面形状が従来の四角形状から
5角形状になったことにより耐圧強度を向上できる。ま
た本発明の実施の形態では、緩衝材の使用量を削減でき
るとともに、図6と図9を比較して分かるように、梱包
箱の体積を約25%削減できることから、輸送効率をた
とえば約25%向上できる。
【0030】ところで本発明は上記実施の形態に限定さ
れるものではない。上述した実施の形態では、梱包する
対象物としては、電子機器の一例であるテレビジョン受
像機を挙げている。しかしこれに限らず梱包しようとす
る対象物は、電子機器以外の物品であっても勿論構わな
いし、テレビジョン受像機以外の電子機器、たとえばコ
ンピュータのモニター装置やプラズマディスプレイ装置
やプロジェクタ装置であっても勿論構わない。梱包箱の
材質としては、段ボールに限らず他の種類の材質、たと
えばプラスチック等であっても勿論可能である。梱包箱
の底部はトレイを使わずに上部と同じようにフラップを
用いてもよい。底部にトレイを用いるのは主に大型の電
子機器を梱包する場合であり、底部にフラップを用いる
のは主に小型の電子機器を梱包する場合である。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
無駄なスペースを極力なくし、緩衝材の体積も小さくす
ることができ、輸送効率を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の梱包箱の好ましい実施の形態を示す斜
視図。
【図2】図1の梱包箱の側面部と底部を分解した斜視
図。
【図3】図2における側面部と底部を連結する取付具の
取付状態を示す図。
【図4】梱包箱の側面部および上部と収容空間を示す斜
視図。
【図5】図1のE−Eにおける水平断面を示す図。
【図6】図5の梱包箱が2つ搬送用のパレットの上に搭
載された例を示す図。
【図7】梱包箱の側面部の第1面部から第5面部の長さ
の設定例を示す図。
【図8】本発明の実施の形態における梱包箱を載せたパ
レットをコンテナに搭載した場合と、従来の梱包箱を載
せたパレットをコンテナに搭載した場合の比較を示す
図。
【図9】従来の梱包箱および梱包箱内に収容されたテレ
ビジョン受像機を示す図。
【図10】図9の従来の梱包箱をトレイの上に搭載した
図。
【符号の説明】
10・・・梱包箱、12・・・側面部、14・・・底部
(トレイとも呼ぶ)、16・・・上部、40・・・テレ
ビジョン受像機(対象物)、50・・・第1面部、52
・・・第2面部、54・・・第3面部、56・・・第4
面部、58・・・第5面部、70,72,74・・・緩
衝材(クッション材)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E037 AA20 BA03 BB02 BB04 CA02 3E060 AA03 AB12 AB31 DA09 EA07 EA17 3E066 AA03 BA03 FA03 HA01 JA01 KA05 KA20 MA01 MA09 NA08 3E067 AA11 AB51 AC01 BA05A BB02A BB14A BC10A EC31 ED03 ED04 FA01 FC01

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対象物を緩衝材を用いて梱包するための
    水平断面5角形状の梱包箱であり、 側面部と、前記側面部の底の開口を閉じる底部と、前記
    側面部の上の開口を開閉可能に閉じる上部と、を有し、 前記側面部は、 第1面部と、 一端部が前記第1面部の一端部に接続している第2面部
    と、 一端部が前記第1面部の他端部に接続している第3面部
    と、 一端部が前記第2面部の他端部に接続している第4面部
    と、 一端部が前記第3面部の他端部に接続している第5面部
    とを有し、前記第4面部の他端部と前記第5面部の他端
    部が接続しており、 前記第1面部、前記第2面部、前記第3面部、前記第4
    面部および前記第5面部が、水平断面で見て前記断面5
    角形状の収容空間を形成していることを特徴とする梱包
    箱。
  2. 【請求項2】 前記底部は、前記側面部とは別部材のト
    レイであり、前記底部に前記対象物が配置されて、前記
    側面部が前記対象物を覆う請求項1に記載の梱包箱。
  3. 【請求項3】 前記上部は、前記側面部に接続して設け
    られた複数のフラップを有する請求項1に記載の梱包
    箱。
  4. 【請求項4】 前記第1面部と前記第2面部と前記第3
    面部の水平断面方向の合計長さは、前記第4面部と前記
    第5面部の水平断面方向の合計長さと同じである請求項
    1に記載の梱包箱。
  5. 【請求項5】 前記対象物は、画像表示装置である請求
    項1に記載の梱包箱。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008273565A (ja) * 2007-04-27 2008-11-13 Oji Chiyoda Container Kk セパレート型外装箱
JP2011225261A (ja) * 2010-04-21 2011-11-10 Panasonic Electric Works Co Ltd 設備機器用梱包箱

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