JP2003047059A - 位置表示システム及び移動端末 - Google Patents
位置表示システム及び移動端末Info
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- JP2003047059A JP2003047059A JP2001229057A JP2001229057A JP2003047059A JP 2003047059 A JP2003047059 A JP 2003047059A JP 2001229057 A JP2001229057 A JP 2001229057A JP 2001229057 A JP2001229057 A JP 2001229057A JP 2003047059 A JP2003047059 A JP 2003047059A
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- Japan
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- mobile terminal
- data
- identifier
- fixed station
- station
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- Position Fixing By Use Of Radio Waves (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 大規模な基地局や中央管理装置を用いずに、
移動端末の所持者が屋内外を問わず、互いの現在位置を
移動端末に表示して確認可能にすること。 【解決手段】 適切な間隔で配置された固定局121〜
124が、自局の電波到達範囲内に存在する移動端末1
01〜104を検索し、その結果を同報局141を通じ
て全移動端末に送信する。この検索結果データを受け取
った移動端末は、目的とする移動端末を検出した固定局
の情報からその位置を検知して表示する。
移動端末の所持者が屋内外を問わず、互いの現在位置を
移動端末に表示して確認可能にすること。 【解決手段】 適切な間隔で配置された固定局121〜
124が、自局の電波到達範囲内に存在する移動端末1
01〜104を検索し、その結果を同報局141を通じ
て全移動端末に送信する。この検索結果データを受け取
った移動端末は、目的とする移動端末を検出した固定局
の情報からその位置を検知して表示する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、端末所持者が相互
に相手の現在位置を知るための位置表示システムと、こ
の位置表示システムに用いられる移動端末とに関するも
のである。
に相手の現在位置を知るための位置表示システムと、こ
の位置表示システムに用いられる移動端末とに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】近年、GPS(全地球測位システム)や
PHS電話網を用いて、移動体である移動端末の現在位
置を検出する位置検索サービスが行われている。前者の
システムは、移動端末が複数の衛星からの電波を受信す
ることによって現在位置を検出し、この位置情報を無線
等で中央の制御システムに逐次送信する。そして第3者
がこの中央制御システムにアクセスすることによって、
移動端末の現在位置を知るようにしたものである。
PHS電話網を用いて、移動体である移動端末の現在位
置を検出する位置検索サービスが行われている。前者の
システムは、移動端末が複数の衛星からの電波を受信す
ることによって現在位置を検出し、この位置情報を無線
等で中央の制御システムに逐次送信する。そして第3者
がこの中央制御システムにアクセスすることによって、
移動端末の現在位置を知るようにしたものである。
【0003】また、後者のシステムは、移動端末として
PHS電話機を用い、この電話機が発する電波を複数の
PHS基地局で受信し、その電波の強弱によりPHS電
話機の位置を知るものである。この位置情報はGPSを
用いたシステムと同様に、中央の制御システムに集約さ
れる。
PHS電話機を用い、この電話機が発する電波を複数の
PHS基地局で受信し、その電波の強弱によりPHS電
話機の位置を知るものである。この位置情報はGPSを
用いたシステムと同様に、中央の制御システムに集約さ
れる。
【0004】しかしながら、GPSを用いたシステム
は、また屋内や建物の陰になる場所では利用できないと
いう問題がある。また、PHS網を用いたシステムは、
大規模な基地局の設置が必要で、検出精度も数十メート
ル程度であるため、例えば混雑した場所で互いの現在位
置を詳細に知ることは難しかった。
は、また屋内や建物の陰になる場所では利用できないと
いう問題がある。また、PHS網を用いたシステムは、
大規模な基地局の設置が必要で、検出精度も数十メート
ル程度であるため、例えば混雑した場所で互いの現在位
置を詳細に知ることは難しかった。
【0005】このような問題点を解決するために、特開
2000−111648号公報に記載の位置検出システ
ム及び位置検出装置は、屋外で第1の位置関連情報を発
信する第1の位置関連情報発信装置と、屋内で第2の位
置関連情報を発信する第2の位置関連情報発信装置と、
位置検出装置とを備えたものである。この位置検出装置
は、屋外で第1の位置関連情報を受けて現在位置を検出
する屋外位置検出手段と、屋内で第2の位置関連情報を
受けて現在位置を検出する屋内位置検出手段とを有して
いる。特に、屋内で適所に位置関連情報発信器を設置す
ることにより、高い精度で屋内における現在位置を検出
することができる。
2000−111648号公報に記載の位置検出システ
ム及び位置検出装置は、屋外で第1の位置関連情報を発
信する第1の位置関連情報発信装置と、屋内で第2の位
置関連情報を発信する第2の位置関連情報発信装置と、
位置検出装置とを備えたものである。この位置検出装置
は、屋外で第1の位置関連情報を受けて現在位置を検出
する屋外位置検出手段と、屋内で第2の位置関連情報を
受けて現在位置を検出する屋内位置検出手段とを有して
いる。特に、屋内で適所に位置関連情報発信器を設置す
ることにより、高い精度で屋内における現在位置を検出
することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開2
000−111648号公報に記載の位置検出システム
及び位置検出装置では、携帯端末の所持者が自らの現在
位置を知ることができるだけで、グループのメンバーが
互いに他者の現在位置を知るようには構成されていな
い。
000−111648号公報に記載の位置検出システム
及び位置検出装置では、携帯端末の所持者が自らの現在
位置を知ることができるだけで、グループのメンバーが
互いに他者の現在位置を知るようには構成されていな
い。
【0007】本発明は、このような従来の問題点に鑑み
てなされたものであって、屋内又は屋外に関わりなく、
簡易な設備で移動端末が相互に他端末の位置を知ること
ができる位置表示システムと、この位置表示システムに
用いられる移動端末とを実現することを目的とする。
てなされたものであって、屋内又は屋外に関わりなく、
簡易な設備で移動端末が相互に他端末の位置を知ること
ができる位置表示システムと、この位置表示システムに
用いられる移動端末とを実現することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本願の請求項1の発明
は、一意の識別子を持つ複数の移動端末と、一意の識別
子を持ち、前記移動端末と無線によりデータの送受信を
行う複数の固定局と、前記固定局によって収集された情
報を全ての前記移動端末に対して同報通信する同報局
と、から構成され、夫々の移動端末の位置情報を提供す
る位置表示システムであって、前記移動端末は、前記固
定局と通信するための無線送受信部と、前記無線送受信
部を介して得られた情報を表示する表示手段と、前記無
線送受信部と前記表示手段の動作を制御する制御部とを
備え、前記固定局は、前記移動端末と通信するための無
線送受信部と、自局の近傍に存在する移動端末を検索
し、その移動端末の識別子を獲得する端末検出手段とを
備え、前記固定局は、前記端末検出手段により自局の近
傍に存在する前記移動端末を検索し、移動端末が検出さ
れた場合は、検出された移動端末の識別子と自局の識別
子とを対にして前記同報局に送信し、前記同報局は、前
記各固定局の検出情報を収集し、夫々の固定局を経由し
て全ての前記移動端末に向けて前記収集情報を送信し、
各移動端末は、前記収集情報中の前記固定局の識別子よ
り前記固定局に検出された前記移動端末の現在位置範囲
を検出し、各移動端末の存在範囲を前記表示手段に表示
することを特徴とするものである。
は、一意の識別子を持つ複数の移動端末と、一意の識別
子を持ち、前記移動端末と無線によりデータの送受信を
行う複数の固定局と、前記固定局によって収集された情
報を全ての前記移動端末に対して同報通信する同報局
と、から構成され、夫々の移動端末の位置情報を提供す
る位置表示システムであって、前記移動端末は、前記固
定局と通信するための無線送受信部と、前記無線送受信
部を介して得られた情報を表示する表示手段と、前記無
線送受信部と前記表示手段の動作を制御する制御部とを
備え、前記固定局は、前記移動端末と通信するための無
線送受信部と、自局の近傍に存在する移動端末を検索
し、その移動端末の識別子を獲得する端末検出手段とを
備え、前記固定局は、前記端末検出手段により自局の近
傍に存在する前記移動端末を検索し、移動端末が検出さ
れた場合は、検出された移動端末の識別子と自局の識別
子とを対にして前記同報局に送信し、前記同報局は、前
記各固定局の検出情報を収集し、夫々の固定局を経由し
て全ての前記移動端末に向けて前記収集情報を送信し、
各移動端末は、前記収集情報中の前記固定局の識別子よ
り前記固定局に検出された前記移動端末の現在位置範囲
を検出し、各移動端末の存在範囲を前記表示手段に表示
することを特徴とするものである。
【0009】本願の請求項2の発明は、請求項1の位置
表示システムにおいて、前記移動端末は、他の移動端末
の識別子を登録するための登録手段を備え、各移動端末
は、全ての被検出移動端末のうち、前記登録手段に識別
子が登録されている移動端末のみの現在位置範囲を前記
表示手段に表示することを特徴とするものである。
表示システムにおいて、前記移動端末は、他の移動端末
の識別子を登録するための登録手段を備え、各移動端末
は、全ての被検出移動端末のうち、前記登録手段に識別
子が登録されている移動端末のみの現在位置範囲を前記
表示手段に表示することを特徴とするものである。
【0010】本願の請求項3の発明は、請求項2の位置
表示システムにおいて、前記移動端末は、文字データを
入力する文字入力手段を備え、前記制御部は、前記文字
入力手段により入力された文字データを前記無線送受信
部を介して近傍の固定局に送信し、前記固定局は、近傍
の移動端末から文字データを受信したときは、発信した
移動端末の識別子と共に、受信した前記文字データを前
記同報局に送信し、前記同報局は、前記文字データを各
固定局を経由して全ての移動端末に向けて送信し、各移
動端末は、前記文字データを受信し、受信文字データが
前記登録手段により予め登録された識別子を有する移動
端末のものであれば、前記文字データを表示手段に表示
することを特徴とするものである。
表示システムにおいて、前記移動端末は、文字データを
入力する文字入力手段を備え、前記制御部は、前記文字
入力手段により入力された文字データを前記無線送受信
部を介して近傍の固定局に送信し、前記固定局は、近傍
の移動端末から文字データを受信したときは、発信した
移動端末の識別子と共に、受信した前記文字データを前
記同報局に送信し、前記同報局は、前記文字データを各
固定局を経由して全ての移動端末に向けて送信し、各移
動端末は、前記文字データを受信し、受信文字データが
前記登録手段により予め登録された識別子を有する移動
端末のものであれば、前記文字データを表示手段に表示
することを特徴とするものである。
【0011】本願の請求項4の発明は、請求項2又は3
の位置表示システムにおいて、前記移動端末は、画像デ
ータを入力する画像入力手段を備え、前記制御部は、前
記画像入力手段により入力された画像データを前記無線
送受信部を介して近傍の固定局に送信し、前記固定局
は、近傍の移動端末から画像データを受信したときは、
発信した移動端末の識別子と共に、受信した画像データ
を前記同報局に送信し、前記同報局は、前記画像データ
を各固定局を経由して全ての移動端末に向けて送信し、
各移動端末は、前記画像データを受信し、受信画像デー
タが前記登録手段により予め登録された識別子を有する
移動端末のものであれば、前記画像データを表示手段に
表示することを特徴とするものである。
の位置表示システムにおいて、前記移動端末は、画像デ
ータを入力する画像入力手段を備え、前記制御部は、前
記画像入力手段により入力された画像データを前記無線
送受信部を介して近傍の固定局に送信し、前記固定局
は、近傍の移動端末から画像データを受信したときは、
発信した移動端末の識別子と共に、受信した画像データ
を前記同報局に送信し、前記同報局は、前記画像データ
を各固定局を経由して全ての移動端末に向けて送信し、
各移動端末は、前記画像データを受信し、受信画像デー
タが前記登録手段により予め登録された識別子を有する
移動端末のものであれば、前記画像データを表示手段に
表示することを特徴とするものである。
【0012】本願の請求項5の発明は、請求項2〜4の
いずれか1項の位置表示システムにおいて、前記移動端
末は、音声データを入力する音声入力手段と、受信した
前記音声データを再生するための音声再生手段とを備
え、前記制御部は、前記音声入力手段により入力された
音声データを前記無線送受信部を介して近傍の固定局に
送信し、前記固定局は、近傍の移動端末から音声データ
を受信したときは、発信した移動端末の識別子と共に、
受信した音声データを前記同報局に送信し、前記同報局
は、前記音声データを各固定局を経由して全ての移動端
末に向けて送信し、各移動端末は、前記音声データを受
信し、受信音声データが前記登録手段により予め登録さ
れた識別子を有する移動端末のものであれば、前記音声
データを前記音声再生手段によって再生することを特徴
とするものである。
いずれか1項の位置表示システムにおいて、前記移動端
末は、音声データを入力する音声入力手段と、受信した
前記音声データを再生するための音声再生手段とを備
え、前記制御部は、前記音声入力手段により入力された
音声データを前記無線送受信部を介して近傍の固定局に
送信し、前記固定局は、近傍の移動端末から音声データ
を受信したときは、発信した移動端末の識別子と共に、
受信した音声データを前記同報局に送信し、前記同報局
は、前記音声データを各固定局を経由して全ての移動端
末に向けて送信し、各移動端末は、前記音声データを受
信し、受信音声データが前記登録手段により予め登録さ
れた識別子を有する移動端末のものであれば、前記音声
データを前記音声再生手段によって再生することを特徴
とするものである。
【0013】本願の請求項6の発明は、一意の識別子を
持つ複数の移動端末と、一意の識別子を持ち、前記移動
端末と無線によりデータの送受信を行う複数の固定局
と、前記固定局によって収集された情報を全ての前記移
動端末に対して同報通信する同報局と、から構成され、
他の移動端末の位置情報を提供する位置表示システムに
用いられる移動端末であって、前記固定局と通信するた
めの無線送受信部と、前記無線送受信部を介して得られ
た情報を表示する表示手段と、前記無線送受信部と前記
表示手段の動作を制御する制御部とを備え、前記固定局
による収集情報中の前記固定局の識別子より前記固定局
に検出された他の移動端末の現在位置範囲を検出し、他
の移動端末の存在範囲を前記表示手段に表示することを
特徴とするものである。
持つ複数の移動端末と、一意の識別子を持ち、前記移動
端末と無線によりデータの送受信を行う複数の固定局
と、前記固定局によって収集された情報を全ての前記移
動端末に対して同報通信する同報局と、から構成され、
他の移動端末の位置情報を提供する位置表示システムに
用いられる移動端末であって、前記固定局と通信するた
めの無線送受信部と、前記無線送受信部を介して得られ
た情報を表示する表示手段と、前記無線送受信部と前記
表示手段の動作を制御する制御部とを備え、前記固定局
による収集情報中の前記固定局の識別子より前記固定局
に検出された他の移動端末の現在位置範囲を検出し、他
の移動端末の存在範囲を前記表示手段に表示することを
特徴とするものである。
【0014】本願の請求項7の発明は、請求項6の移動
端末において、他の移動端末の識別子を登録するための
登録手段を更に備え、全ての被検出移動端末のうち、前
記登録手段に識別子が登録されている移動端末のみその
現在位置範囲を前記表示手段に表示することを特徴とす
るものである。
端末において、他の移動端末の識別子を登録するための
登録手段を更に備え、全ての被検出移動端末のうち、前
記登録手段に識別子が登録されている移動端末のみその
現在位置範囲を前記表示手段に表示することを特徴とす
るものである。
【0015】本願の請求項8の発明は、請求項7の移動
端末において、文字データを入力する文字入力手段を更
に備え、前記制御部は、前記文字入力手段により入力さ
れた文字データを前記無線送受信部を介して近傍の固定
局に送信し、他の移動端末の前記文字データを受信した
とき、受信文字データが前記登録手段により予め登録さ
れた識別子を有する移動端末のものであれば、前記文字
データを表示手段に表示することを特徴とするものであ
る。
端末において、文字データを入力する文字入力手段を更
に備え、前記制御部は、前記文字入力手段により入力さ
れた文字データを前記無線送受信部を介して近傍の固定
局に送信し、他の移動端末の前記文字データを受信した
とき、受信文字データが前記登録手段により予め登録さ
れた識別子を有する移動端末のものであれば、前記文字
データを表示手段に表示することを特徴とするものであ
る。
【0016】本願の請求項9の発明は、請求項7又は8
の移動端末において、画像データを入力する画像入力手
段を更に備え、前記制御部は、前記画像入力手段により
入力された画像データを前記無線送受信部を介して近傍
の固定局に送信し、他の移動端末の画像データを受信し
たとき、受信画像データが前記登録手段により予め登録
された識別子を有する移動端末のものであれば、前記画
像データを表示手段に表示することを特徴とするもので
ある。
の移動端末において、画像データを入力する画像入力手
段を更に備え、前記制御部は、前記画像入力手段により
入力された画像データを前記無線送受信部を介して近傍
の固定局に送信し、他の移動端末の画像データを受信し
たとき、受信画像データが前記登録手段により予め登録
された識別子を有する移動端末のものであれば、前記画
像データを表示手段に表示することを特徴とするもので
ある。
【0017】本願の請求項10の発明は、請求項7〜9
のいずれか1項の移動端末において、音声データを入力
する音声入力手段と、受信した前記音声データを再生す
るための音声再生手段とを更に備え、前記制御部は、前
記音声入力手段により入力された音声データを前記無線
送受信部を介して近傍の固定局に送信し、他の移動端末
の音声データを受信したとき、受信音声データが前記登
録手段により予め登録された識別子を有する移動端末の
ものであれば、前記音声データを前記音声再生手段によ
って再生することを特徴とするものである。
のいずれか1項の移動端末において、音声データを入力
する音声入力手段と、受信した前記音声データを再生す
るための音声再生手段とを更に備え、前記制御部は、前
記音声入力手段により入力された音声データを前記無線
送受信部を介して近傍の固定局に送信し、他の移動端末
の音声データを受信したとき、受信音声データが前記登
録手段により予め登録された識別子を有する移動端末の
ものであれば、前記音声データを前記音声再生手段によ
って再生することを特徴とするものである。
【0018】本願の請求項11の発明は、自己の移動端
末に付与された一意の識別子を無線により相互に送受信
する無線送受信部と、同一グループ内の他の移動端末の
識別子を登録するための登録手段と、前記無線送受信部
を介して得られた情報を表示する表示手段と、同一グル
ープ内の他の移動端末の存在が確認されない場合に警告
音を発生する警告音発生手段と、前記無線送受信部、前
記表示手段、警告音発生手段の動作を制御する制御部と
を備え、前記制御部は、前記無線送受信部が他の移動端
末から送信された識別子データを受信したときは、送信
元の移動端末に対して自己の移動端末の識別子を含む応
答データを送信し、自己の移動端末からの識別子データ
の発信に対して、前記登録手段に識別子が登録されてい
る移動端末の全てが応答データを返したかどうかを監視
し、一定時間内に応答を返さなかった移動端末があると
きは、前記警告音発生手段により警告音を発することを
特徴とするものである。
末に付与された一意の識別子を無線により相互に送受信
する無線送受信部と、同一グループ内の他の移動端末の
識別子を登録するための登録手段と、前記無線送受信部
を介して得られた情報を表示する表示手段と、同一グル
ープ内の他の移動端末の存在が確認されない場合に警告
音を発生する警告音発生手段と、前記無線送受信部、前
記表示手段、警告音発生手段の動作を制御する制御部と
を備え、前記制御部は、前記無線送受信部が他の移動端
末から送信された識別子データを受信したときは、送信
元の移動端末に対して自己の移動端末の識別子を含む応
答データを送信し、自己の移動端末からの識別子データ
の発信に対して、前記登録手段に識別子が登録されてい
る移動端末の全てが応答データを返したかどうかを監視
し、一定時間内に応答を返さなかった移動端末があると
きは、前記警告音発生手段により警告音を発することを
特徴とするものである。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の各実施の形態にお
ける位置表示システム及び移動端末について、図面を参
照しつつ説明する。 (実施の形態1)本発明の実施の形態1における位置表
示システムの全体構成図を図1に示す。この位置表示シ
ステムは、複数の移動端末101〜104、複数の固定
局121〜124、1つの同報局141より構成される
ものとし、ここでは固定局の数を4台として図示してい
る。
ける位置表示システム及び移動端末について、図面を参
照しつつ説明する。 (実施の形態1)本発明の実施の形態1における位置表
示システムの全体構成図を図1に示す。この位置表示シ
ステムは、複数の移動端末101〜104、複数の固定
局121〜124、1つの同報局141より構成される
ものとし、ここでは固定局の数を4台として図示してい
る。
【0020】各移動端末は何れかの固定局の電波到達範
囲内にあり、相互に通信可能な(以降、近傍と呼ぶ)任
意の固定局と無線によって通信を行うことができ、ま
た、各固定局も自局の近傍の任意の移動端末及び同報局
141と通信を行うことができる。なお、本実施の形態
では、固定局121〜124と同報局141とは有線で
通信を行うものとし、各固定局と同報局141の距離に
関わらず、常時通信は可能とする。また、同報局141
は固定局121〜124とのみ通信を行うものとする。
囲内にあり、相互に通信可能な(以降、近傍と呼ぶ)任
意の固定局と無線によって通信を行うことができ、ま
た、各固定局も自局の近傍の任意の移動端末及び同報局
141と通信を行うことができる。なお、本実施の形態
では、固定局121〜124と同報局141とは有線で
通信を行うものとし、各固定局と同報局141の距離に
関わらず、常時通信は可能とする。また、同報局141
は固定局121〜124とのみ通信を行うものとする。
【0021】移動端末101〜104及び固定局121
〜124は、夫々一意の識別子を有しており、移動端末
では識別子の先頭が「M]、固定局は「F]であるもの
とする。本実施の形態1では、移動端末101〜104
の識別子は、夫々「M01」〜「M04」、固定局12
1〜124の識別子は夫々「F21」〜「F24」とす
る。
〜124は、夫々一意の識別子を有しており、移動端末
では識別子の先頭が「M]、固定局は「F]であるもの
とする。本実施の形態1では、移動端末101〜104
の識別子は、夫々「M01」〜「M04」、固定局12
1〜124の識別子は夫々「F21」〜「F24」とす
る。
【0022】図2は移動端末101〜104の各々の構
成を示すブロック図である。夫々の移動端末は、固定局
141と通信するための無線送受信部201、移動端末
の識別子を登録する登録手段202、文字やアイコン等
を表示する表示手段203、端末自身の信号処理を制御
する制御部204から構成される。制御部204は、無
線送受信部201がいずれかの固定局から端末検出デー
タを受信すると、端末検出応答データとして自端末の識
別子を無線送受信部201に出力する。また、制御部2
04は無線送受信部201が、いずれかの固定局から端
末検出結果データを受信すると、端末検出結果データに
含まれる各端末の識別子の中から、その識別子が登録手
段202に登録されているものを抽出し、その識別子に
対応する移動端末の存在位置範囲を表示手段203に表
示する。この端末検出結果データから、移動端末の位置
を検知する方法については後述する。
成を示すブロック図である。夫々の移動端末は、固定局
141と通信するための無線送受信部201、移動端末
の識別子を登録する登録手段202、文字やアイコン等
を表示する表示手段203、端末自身の信号処理を制御
する制御部204から構成される。制御部204は、無
線送受信部201がいずれかの固定局から端末検出デー
タを受信すると、端末検出応答データとして自端末の識
別子を無線送受信部201に出力する。また、制御部2
04は無線送受信部201が、いずれかの固定局から端
末検出結果データを受信すると、端末検出結果データに
含まれる各端末の識別子の中から、その識別子が登録手
段202に登録されているものを抽出し、その識別子に
対応する移動端末の存在位置範囲を表示手段203に表
示する。この端末検出結果データから、移動端末の位置
を検知する方法については後述する。
【0023】図3は図1における固定局121〜124
の各々の構成を表すブロック図である。夫々の固定局
は、移動端末と通信するための無線送受信部301、自
局周辺の移動端末を検出するための端末検出手段30
2、同報局141と通信するための同報局通信手段30
3、制御部304から構成されている。
の各々の構成を表すブロック図である。夫々の固定局
は、移動端末と通信するための無線送受信部301、自
局周辺の移動端末を検出するための端末検出手段30
2、同報局141と通信するための同報局通信手段30
3、制御部304から構成されている。
【0024】端末検出手段302は、無線送受信部30
1を介して近傍の移動端末に向けて端末検出データを送
信する。移動端末がこの端末検出データを受信し、端末
検出応答データを送信すると、端末検出手段302は無
線送受信部301を介して、この端末検出応答データを
受信して、そのデータ中に含まれ、応答を返した移動端
末の識別子を制御部304に渡す。制御部304は、こ
の移動端末の識別子と自局の識別子とをリストにし、同
報局通信手段303を介して同報局141に送信する。
なお、複数の移動端末から端末検出応答データを受信し
た場合は、自局の識別子の後に応答した各移動端末の識
別子を並べてリストにし、同報局通信手段303を介し
て同報局141に送信する。
1を介して近傍の移動端末に向けて端末検出データを送
信する。移動端末がこの端末検出データを受信し、端末
検出応答データを送信すると、端末検出手段302は無
線送受信部301を介して、この端末検出応答データを
受信して、そのデータ中に含まれ、応答を返した移動端
末の識別子を制御部304に渡す。制御部304は、こ
の移動端末の識別子と自局の識別子とをリストにし、同
報局通信手段303を介して同報局141に送信する。
なお、複数の移動端末から端末検出応答データを受信し
た場合は、自局の識別子の後に応答した各移動端末の識
別子を並べてリストにし、同報局通信手段303を介し
て同報局141に送信する。
【0025】図4は各固定局から同報局141に送られ
る端末検出結果データの例であり、図4(a),
(b),(c)の夫々最初(一番左)のデータは、検出
結果を送信している固定局の識別子を表し、2番目以降
のデータは検出された移動端末の識別子を表す。即ち、
図4(a)のデータは、固定局121(識別子:F2
1)が移動端末103(識別子:M03)と移動端末1
04(識別子:M04)を検出したことを表す。図4
(b)は、固定局122(識別子:F22)が移動端末
102(識別子:M02)と移動端末103(識別子:
M03)を検出したことを表す。図4(c)は、固定局
124(識別子:F24)が移動端末101(識別子:
M01)を検出したことを表している。
る端末検出結果データの例であり、図4(a),
(b),(c)の夫々最初(一番左)のデータは、検出
結果を送信している固定局の識別子を表し、2番目以降
のデータは検出された移動端末の識別子を表す。即ち、
図4(a)のデータは、固定局121(識別子:F2
1)が移動端末103(識別子:M03)と移動端末1
04(識別子:M04)を検出したことを表す。図4
(b)は、固定局122(識別子:F22)が移動端末
102(識別子:M02)と移動端末103(識別子:
M03)を検出したことを表す。図4(c)は、固定局
124(識別子:F24)が移動端末101(識別子:
M01)を検出したことを表している。
【0026】また、制御部304は同報局通信手段30
3を介して、同報局141から端末検出結果データを受
け取ったときはこのデータを中継し、無線送受信部30
1を介してそのまま近傍の各移動端末に向けて送信す
る。同報局141は、固定局121〜124から端末検
出結果データを受け取ると、これを1つのデータにまと
めて固定局121〜124に向けて発信する。
3を介して、同報局141から端末検出結果データを受
け取ったときはこのデータを中継し、無線送受信部30
1を介してそのまま近傍の各移動端末に向けて送信す
る。同報局141は、固定局121〜124から端末検
出結果データを受け取ると、これを1つのデータにまと
めて固定局121〜124に向けて発信する。
【0027】各固定局は、相互の電波到達範囲がなるべ
く重複しないように、かつ、いずれの固定局からの電波
も到達しない場所がないように配置されることが望まし
い。本実施の形態1では、各固定局並びに各移動端末の
発する電波の到達範囲は半径10m以内とし、固定局1
21〜124は、図8に示すように一辺14mの正方形
の各頂点部分に配置されており、同報局141はこの正
方形の中心に配置されるものとする。
く重複しないように、かつ、いずれの固定局からの電波
も到達しない場所がないように配置されることが望まし
い。本実施の形態1では、各固定局並びに各移動端末の
発する電波の到達範囲は半径10m以内とし、固定局1
21〜124は、図8に示すように一辺14mの正方形
の各頂点部分に配置されており、同報局141はこの正
方形の中心に配置されるものとする。
【0028】また、移動端末101〜104は夫々、図
8の×印の場所に位置しており、各々の位置から半径1
0m以内にある固定局と通信を行うことができるものと
する。更に移動端末104では、登録手段202によ
り、移動端末101と移動端末103の識別子である
「M01」と「M03」が登録されており、他の移動端
末101〜103では登録手段202にはいかなる識別
子も登録されていないものとする。
8の×印の場所に位置しており、各々の位置から半径1
0m以内にある固定局と通信を行うことができるものと
する。更に移動端末104では、登録手段202によ
り、移動端末101と移動端末103の識別子である
「M01」と「M03」が登録されており、他の移動端
末101〜103では登録手段202にはいかなる識別
子も登録されていないものとする。
【0029】移動端末101〜104では、各固定局に
よって検出された移動端末の中から、自端末の登録手段
202に登録された識別子に対応する移動端末と自端末
のみ、その現在位置を表示手段203に表示する。ただ
し、登録手段202に識別子が一切登録されていないと
きは、検出された全ての移動端末について、その現在位
置を表示手段203に表示するものとする。
よって検出された移動端末の中から、自端末の登録手段
202に登録された識別子に対応する移動端末と自端末
のみ、その現在位置を表示手段203に表示する。ただ
し、登録手段202に識別子が一切登録されていないと
きは、検出された全ての移動端末について、その現在位
置を表示手段203に表示するものとする。
【0030】以上のように構成された本発明の実施の形
態1による位置表示システムについて、その動作を説明
する。まず、固定局121〜124は、移動端末101
〜104に対して端末検出データを送信する。図8にお
いて、移動端末101は固定局124の通信可能範囲
(半径10m)内に位置しているので、固定局124か
らの端末検出データを受信し、端末検出応答データとし
て自端末の識別子「M01」を固定局124に対して返
す。
態1による位置表示システムについて、その動作を説明
する。まず、固定局121〜124は、移動端末101
〜104に対して端末検出データを送信する。図8にお
いて、移動端末101は固定局124の通信可能範囲
(半径10m)内に位置しているので、固定局124か
らの端末検出データを受信し、端末検出応答データとし
て自端末の識別子「M01」を固定局124に対して返
す。
【0031】同様に、移動端末102は固定局122の
通信可能範囲内に位置しているので、固定局122から
の端末検出データを受信し、固定局122に対して端末
検出応答データとして自端末の識別子「M02」を返
す。また、移動端末103は固定局121と固定局12
2の双方の通信可能範囲内に位置しているので、固定局
121と固定局122双方からの端末検出データを受信
し、固定局121と固定局122の双方に対して端末検
出応答データとして自端末の識別子「M03」を返す。
また、移動端末104は固定局121の通信可能範囲内
に位置しているので、固定局121からの端末検出デー
タを受信し、固定局121に対して端末検出応答データ
として自端末の識別子「M04」を返す。
通信可能範囲内に位置しているので、固定局122から
の端末検出データを受信し、固定局122に対して端末
検出応答データとして自端末の識別子「M02」を返
す。また、移動端末103は固定局121と固定局12
2の双方の通信可能範囲内に位置しているので、固定局
121と固定局122双方からの端末検出データを受信
し、固定局121と固定局122の双方に対して端末検
出応答データとして自端末の識別子「M03」を返す。
また、移動端末104は固定局121の通信可能範囲内
に位置しているので、固定局121からの端末検出デー
タを受信し、固定局121に対して端末検出応答データ
として自端末の識別子「M04」を返す。
【0032】このようにして、固定局121は移動端末
103,104を、固定局122は移動端末102,1
03を、固定局124は移動端末101を夫々検出す
る。固定局123の電波到達範囲には移動端末が存在し
ないので、固定局123はいずれの移動端末も検出しな
い。
103,104を、固定局122は移動端末102,1
03を、固定局124は移動端末101を夫々検出す
る。固定局123の電波到達範囲には移動端末が存在し
ないので、固定局123はいずれの移動端末も検出しな
い。
【0033】次に固定局121〜124は、夫々が検出
した移動端末の識別子を自局の識別子と共に同報局14
1に送信する。まず、固定局121は移動端末103,
104を検出したので、自局の識別子「F21」と共
に、移動端末103,104の識別子「M03」,「M
04」をリストにして送信する。この送信データの例を
図4(a)に示す。また、固定局122は移動端末10
2,103を検出したので、自局の識別子「F22」と
共に、移動端末102,103の識別子「M02」,
「M03」をリストにして送信する。この送信データの
例を図4(b)に示す。更に、固定局124は移動端末
101を検出したので、自局の識別子「F24」と共
に、移動端末101の識別子「M01」をリストにして
送信する。この送信データの例を図4(c)に示す。固
定局123はいずれの移動端末も検出しなかったので、
同報局141に対する送信は行わない。
した移動端末の識別子を自局の識別子と共に同報局14
1に送信する。まず、固定局121は移動端末103,
104を検出したので、自局の識別子「F21」と共
に、移動端末103,104の識別子「M03」,「M
04」をリストにして送信する。この送信データの例を
図4(a)に示す。また、固定局122は移動端末10
2,103を検出したので、自局の識別子「F22」と
共に、移動端末102,103の識別子「M02」,
「M03」をリストにして送信する。この送信データの
例を図4(b)に示す。更に、固定局124は移動端末
101を検出したので、自局の識別子「F24」と共
に、移動端末101の識別子「M01」をリストにして
送信する。この送信データの例を図4(c)に示す。固
定局123はいずれの移動端末も検出しなかったので、
同報局141に対する送信は行わない。
【0034】続いて、同報局141は固定局121,1
22,124から受信した端末検出結果データを図5に
示すように1つのデータにまとめ、固定局121〜12
4に送信する。各固定局はこのデータを中継して移動端
末101〜104に送信する。ここで、前述のように、
移動端末101は固定局124の通信可能範囲内に位置
しているので、固定局124からの端末検出結果データ
を受信する。
22,124から受信した端末検出結果データを図5に
示すように1つのデータにまとめ、固定局121〜12
4に送信する。各固定局はこのデータを中継して移動端
末101〜104に送信する。ここで、前述のように、
移動端末101は固定局124の通信可能範囲内に位置
しているので、固定局124からの端末検出結果データ
を受信する。
【0035】同様に、移動端末102は固定局122の
通信可能範囲内に位置しているので、固定局122から
の端末検出結果データを受信する。また、移動端末10
3は固定局121と固定局122の双方の通信可能範囲
内に位置しており、固定局121と固定局122の双方
から同一内容の端末検出結果データを受信する。更に、
移動端末104は固定局121の通信可能範囲内に位置
しているので、固定局121からの端末検出結果データ
を受信する。
通信可能範囲内に位置しているので、固定局122から
の端末検出結果データを受信する。また、移動端末10
3は固定局121と固定局122の双方の通信可能範囲
内に位置しており、固定局121と固定局122の双方
から同一内容の端末検出結果データを受信する。更に、
移動端末104は固定局121の通信可能範囲内に位置
しているので、固定局121からの端末検出結果データ
を受信する。
【0036】各移動端末は、固定局から端末検出結果デ
ータを受け取ることにより、他の移動端末の現在位置を
知ることができる。例えば、移動端末101(識別子:
M01)は、図5に示す端末検出結果データにより、固
定局124(識別子:F24)にのみ検出されたことが
わかるので、図9の領域901の範囲に存在しているこ
とになる。また、移動端末103(識別子:M03)
は、固定局121(識別子:F21)と固定局122
(識別子:F22)の双方に検出されているので、図9
の領域903に存在していることになる。同様にして、
移動端末102(識別子:M02)は図9の領域902
に、移動端末104(識別子:M04)は図9の領域9
04に存在していることがわかる。
ータを受け取ることにより、他の移動端末の現在位置を
知ることができる。例えば、移動端末101(識別子:
M01)は、図5に示す端末検出結果データにより、固
定局124(識別子:F24)にのみ検出されたことが
わかるので、図9の領域901の範囲に存在しているこ
とになる。また、移動端末103(識別子:M03)
は、固定局121(識別子:F21)と固定局122
(識別子:F22)の双方に検出されているので、図9
の領域903に存在していることになる。同様にして、
移動端末102(識別子:M02)は図9の領域902
に、移動端末104(識別子:M04)は図9の領域9
04に存在していることがわかる。
【0037】ここで、前述のように、移動端末101〜
103では夫々の登録手段202に識別子が登録されて
いないので、各固定局によって検出された全ての移動端
末、即ち、移動端末101〜104の存在範囲を図10
(a)のように表示手段203に表示する。また、移動
端末104では、登録手段202により移動端末101
と移動端末103の識別子である「M01」と「M0
3」が登録されているので、図10(b)のように端末
101,103の現在位置と、自端末(移動端末10
4)の現在位置を表示手段203に表示する。
103では夫々の登録手段202に識別子が登録されて
いないので、各固定局によって検出された全ての移動端
末、即ち、移動端末101〜104の存在範囲を図10
(a)のように表示手段203に表示する。また、移動
端末104では、登録手段202により移動端末101
と移動端末103の識別子である「M01」と「M0
3」が登録されているので、図10(b)のように端末
101,103の現在位置と、自端末(移動端末10
4)の現在位置を表示手段203に表示する。
【0038】以上、説明したように本実施の形態1によ
れば、適切に配置された複数の固定局から発せられる端
末検出データに対して、これを受信した移動端末が端末
検出応答データを自端末の識別子と併せて送信する。こ
れを受信した固定局は、今度は自局の識別子と、自局に
対して端末検出応答データを送信してきた移動端末の識
別子をリストにして同報局141に送信する。そして同
報局141は、これら各固定局から送られてきた固定局
ごとの端末検出結果データをひとつにまとめて各固定局
に再度送信する。これを受信した各固定局は、このデー
タを中継して各移動端末に送信する。各移動端末は、受
信した端末検出結果データの中に含まれる移動端末の識
別子と、その移動端末を検出した固定局の識別子と、各
固定局の電波到達範囲から、検出された移動端末の存在
範囲を検知し、表示手段に表示する。こうすることによ
り、屋内又は屋外に関わりなく、簡易な設備で移動端末
が相互に他端末の位置を知ることができる。
れば、適切に配置された複数の固定局から発せられる端
末検出データに対して、これを受信した移動端末が端末
検出応答データを自端末の識別子と併せて送信する。こ
れを受信した固定局は、今度は自局の識別子と、自局に
対して端末検出応答データを送信してきた移動端末の識
別子をリストにして同報局141に送信する。そして同
報局141は、これら各固定局から送られてきた固定局
ごとの端末検出結果データをひとつにまとめて各固定局
に再度送信する。これを受信した各固定局は、このデー
タを中継して各移動端末に送信する。各移動端末は、受
信した端末検出結果データの中に含まれる移動端末の識
別子と、その移動端末を検出した固定局の識別子と、各
固定局の電波到達範囲から、検出された移動端末の存在
範囲を検知し、表示手段に表示する。こうすることによ
り、屋内又は屋外に関わりなく、簡易な設備で移動端末
が相互に他端末の位置を知ることができる。
【0039】なお、本実施の形態1では、固定局121
〜124と同報局141が有線で通信するものとした
が、無線で通信してもよい。この場合、各固定局は同報
局141と通信する際には、自局の位置と同報局141
の距離に応じて電波の出力を変化させ、自局の発信した
電波が同報局141に到達するようにしなければならな
い。
〜124と同報局141が有線で通信するものとした
が、無線で通信してもよい。この場合、各固定局は同報
局141と通信する際には、自局の位置と同報局141
の距離に応じて電波の出力を変化させ、自局の発信した
電波が同報局141に到達するようにしなければならな
い。
【0040】また、本実施の形態1では、各移動端末の
登録手段202に識別子が登録されていない場合、検出
された全ての移動端末を表示手段203に表示するよう
にしたが、識別子が登録されていない場合は、他端末の
位置は一切表示しないようにしてもよい。
登録手段202に識別子が登録されていない場合、検出
された全ての移動端末を表示手段203に表示するよう
にしたが、識別子が登録されていない場合は、他端末の
位置は一切表示しないようにしてもよい。
【0041】また、図10では他の移動端末の位置と共
に自端末の位置も表示しているが、自端末の位置は表示
しないようにしてもよい。また、登録手段202に移動
端末の識別子を登録する際に、移動端末の別名を併せて
登録するようにし、検出された移動端末の位置を表示装
置203に表示する際に、端末101などの端末名の代
わりに、この別名を用いて表示するようにしてもよい。
に自端末の位置も表示しているが、自端末の位置は表示
しないようにしてもよい。また、登録手段202に移動
端末の識別子を登録する際に、移動端末の別名を併せて
登録するようにし、検出された移動端末の位置を表示装
置203に表示する際に、端末101などの端末名の代
わりに、この別名を用いて表示するようにしてもよい。
【0042】(実施の形態2)本発明の実施の形態2に
おける位置表示システムとその移動端末とについて説明
する。本実施の形態の位置表示システムも図1のように
構成されるものとする。但し、本実施の形態による移動
端末101〜104は、図6に示すように構成される。
即ちこの移動端末は、図2に示した実施の形態1の移動
端末の各構成要素に対して、文字入力手段605、画像
入力手段606、音声入力手段607、音声再生手段6
08が加えられた構成になっている。
おける位置表示システムとその移動端末とについて説明
する。本実施の形態の位置表示システムも図1のように
構成されるものとする。但し、本実施の形態による移動
端末101〜104は、図6に示すように構成される。
即ちこの移動端末は、図2に示した実施の形態1の移動
端末の各構成要素に対して、文字入力手段605、画像
入力手段606、音声入力手段607、音声再生手段6
08が加えられた構成になっている。
【0043】図6の制御部604は、文字入力手段60
5から文字データが入力されるか、画像入力手段606
から画像データが入力されるか、音声入力手段607か
ら音声データが入力されると、無線送受信部601を介
して、自端末の識別子と共に文字データ、画像データ、
又は音声データを固定局に向けて送信する。
5から文字データが入力されるか、画像入力手段606
から画像データが入力されるか、音声入力手段607か
ら音声データが入力されると、無線送受信部601を介
して、自端末の識別子と共に文字データ、画像データ、
又は音声データを固定局に向けて送信する。
【0044】また、制御部604は、無線送受信部60
1を介して、いずれかの固定局より文字データ、画像デ
ータ、又は音声データを受信したときは、文字データ、
画像データ、又は音声データと共に送られてくる発信元
移動端末の識別子と、自端末の登録手段602に登録さ
れている識別子を比較し、登録されている識別子の中に
発信元移動端末の識別子が含まれていれば、文字データ
又は画像データの場合はこれらのデータを表示手段60
3に表示し、音声データの場合は音声再生手段608に
よって再生する。
1を介して、いずれかの固定局より文字データ、画像デ
ータ、又は音声データを受信したときは、文字データ、
画像データ、又は音声データと共に送られてくる発信元
移動端末の識別子と、自端末の登録手段602に登録さ
れている識別子を比較し、登録されている識別子の中に
発信元移動端末の識別子が含まれていれば、文字データ
又は画像データの場合はこれらのデータを表示手段60
3に表示し、音声データの場合は音声再生手段608に
よって再生する。
【0045】また、登録されている識別子の中に発信元
移動端末の識別子が含まれていなければ、送信された文
字データ、画像データ、又は音声データを破棄する。な
お、移動端末101では、登録手段602により、移動
端末103と移動端末104の識別子である「M03」
と「M04」が登録されており、同じく、移動端末10
3では、移動端末101と移動端末104の識別子であ
る「M01」と「M04」が登録されており、移動端末
104では、移動端末101と移動端末103の識別子
である「M01」と「M03」が登録されており、移動
端末102の登録手段602にはいかなる識別子も登録
されていないものとする。
移動端末の識別子が含まれていなければ、送信された文
字データ、画像データ、又は音声データを破棄する。な
お、移動端末101では、登録手段602により、移動
端末103と移動端末104の識別子である「M03」
と「M04」が登録されており、同じく、移動端末10
3では、移動端末101と移動端末104の識別子であ
る「M01」と「M04」が登録されており、移動端末
104では、移動端末101と移動端末103の識別子
である「M01」と「M03」が登録されており、移動
端末102の登録手段602にはいかなる識別子も登録
されていないものとする。
【0046】次に、固定局121〜124は、近傍の移
動端末より、発信元移動端末の識別子と共に、文字デー
タ、画像データ、又は音声データを受信したときは、こ
れらのデータを中継して同報局141に送信する。ま
た、同報局141から発信元移動端末の識別子と共に文
字データ、画像データ、又は音声データを受信したとき
は、これらのデータを中継して近傍の各移動端末に送信
する。
動端末より、発信元移動端末の識別子と共に、文字デー
タ、画像データ、又は音声データを受信したときは、こ
れらのデータを中継して同報局141に送信する。ま
た、同報局141から発信元移動端末の識別子と共に文
字データ、画像データ、又は音声データを受信したとき
は、これらのデータを中継して近傍の各移動端末に送信
する。
【0047】同報局141は、固定局から発信元移動端
末の識別子と共に、文字データ、画像データ、又は音声
データを受信したときは、これらのデータを中継して、
全ての固定局に向けて送信する。但し、予め定められた
時間t以内に、発信元移動端末の識別子が同一のデータ
を複数受信した場合、最初のデータのみを中継し、一定
時間tが経過するまでは1番目のデータと同じ発信元移
動端末の識別子を持つデータを中継せずに、破棄するも
のとする。
末の識別子と共に、文字データ、画像データ、又は音声
データを受信したときは、これらのデータを中継して、
全ての固定局に向けて送信する。但し、予め定められた
時間t以内に、発信元移動端末の識別子が同一のデータ
を複数受信した場合、最初のデータのみを中継し、一定
時間tが経過するまでは1番目のデータと同じ発信元移
動端末の識別子を持つデータを中継せずに、破棄するも
のとする。
【0048】以上のように構成された本実施の形態2に
よる位置表示システムについて、その動作を説明する。
最初に、移動端末101の画像入力手段606により画
像データが入力された場合について説明する。
よる位置表示システムについて、その動作を説明する。
最初に、移動端末101の画像入力手段606により画
像データが入力された場合について説明する。
【0049】まず、画像入力手段606によって画像デ
ータが入力されると、制御部604は無線送受信部60
1を介して、自端末の識別子「M01」と共に、この画
像データを送信する。ここで、移動端末101は固定局
124の通信可能範囲内に位置しているので、固定局1
24がこの画像データを受信する。
ータが入力されると、制御部604は無線送受信部60
1を介して、自端末の識別子「M01」と共に、この画
像データを送信する。ここで、移動端末101は固定局
124の通信可能範囲内に位置しているので、固定局1
24がこの画像データを受信する。
【0050】次に、固定局124はこの画像データを同
報局141に送信し、続いて同報局141は固定局12
4から送信された画像データを中継して、固定局121
〜124に向けて送信する。同報局141から送信され
た画像データを受信した固定局121〜124は、この
データを中継して移動端末101〜104に送信する。
この後、各移動端末では、画像データと共に送られてき
た発信元移動端末の識別子「M01」と、自端末の登録
手段602に登録されている識別子とを比較する。
報局141に送信し、続いて同報局141は固定局12
4から送信された画像データを中継して、固定局121
〜124に向けて送信する。同報局141から送信され
た画像データを受信した固定局121〜124は、この
データを中継して移動端末101〜104に送信する。
この後、各移動端末では、画像データと共に送られてき
た発信元移動端末の識別子「M01」と、自端末の登録
手段602に登録されている識別子とを比較する。
【0051】移動端末101では登録手段602に「M
03」と「M04」が登録されているが、画像データと
共に送られてきた発信元移動端末の識別子「M01」は
登録されていないため、この画像データは破棄される。
また、移動端末102では登録手段602にいかなる識
別子も登録されていないので、やはりこの画像データは
破棄される。次に移動端末103では登録手段602に
「M01」と「M04」が登録されており、また、移動
端末104では登録手段602に「M01」と「M0
3」が登録されており、共に「M01」を含んでいるた
め、各々の制御部604は、この受信した画像データを
表示手段603に表示する。
03」と「M04」が登録されているが、画像データと
共に送られてきた発信元移動端末の識別子「M01」は
登録されていないため、この画像データは破棄される。
また、移動端末102では登録手段602にいかなる識
別子も登録されていないので、やはりこの画像データは
破棄される。次に移動端末103では登録手段602に
「M01」と「M04」が登録されており、また、移動
端末104では登録手段602に「M01」と「M0
3」が登録されており、共に「M01」を含んでいるた
め、各々の制御部604は、この受信した画像データを
表示手段603に表示する。
【0052】なお、移動端末103では、固定局121
と固定局122の双方から同じ画像データを受信し、一
方の画像データを表示手段603に表示した後、他方の
画像データを表示手段603に上書き表示する。双方の
画像データは同じ内容なので、2番目の画像データを上
書き表示しても、見かけ上表示手段603に表示される
画像データは変化しない。
と固定局122の双方から同じ画像データを受信し、一
方の画像データを表示手段603に表示した後、他方の
画像データを表示手段603に上書き表示する。双方の
画像データは同じ内容なので、2番目の画像データを上
書き表示しても、見かけ上表示手段603に表示される
画像データは変化しない。
【0053】次に、移動端末103の音声入力手段60
7により、音声データが入力された場合について説明す
る。まず、音声入力手段607によって音声データが入
力されると、制御部604は無線送受信部601を介し
て、自端末の識別子「M03」と共に、この音声データ
を送信する。ここで、移動端末103は固定局121と
固定局122の通信可能範囲内に位置しているので、固
定局121,122双方がこの音声データを受信する。
7により、音声データが入力された場合について説明す
る。まず、音声入力手段607によって音声データが入
力されると、制御部604は無線送受信部601を介し
て、自端末の識別子「M03」と共に、この音声データ
を送信する。ここで、移動端末103は固定局121と
固定局122の通信可能範囲内に位置しているので、固
定局121,122双方がこの音声データを受信する。
【0054】次に、固定局121,122は共にこの音
声データを同報局141に送信する。ここで、固定局1
21が送信したデータが、時間t未満の間隔で、固定局
122が送信したデータより早く同報局141に到着し
たとする。この場合、同報局141は、まず最初に到着
した固定局121からのデータを中継し、固定局121
〜124に向けて送信する。
声データを同報局141に送信する。ここで、固定局1
21が送信したデータが、時間t未満の間隔で、固定局
122が送信したデータより早く同報局141に到着し
たとする。この場合、同報局141は、まず最初に到着
した固定局121からのデータを中継し、固定局121
〜124に向けて送信する。
【0055】次に、固定局122からのデータの送信元
移動端末の識別子を調べ、先に中継した固定局121か
らのデータの送信元移動端末の識別子「M03」と同一
で、かつ、先に中継した固定局121からのデータを受
信してからの経過時間がt未満であるので、この固定局
122から送られてきたデータは中継せず、破棄する。
移動端末の識別子を調べ、先に中継した固定局121か
らのデータの送信元移動端末の識別子「M03」と同一
で、かつ、先に中継した固定局121からのデータを受
信してからの経過時間がt未満であるので、この固定局
122から送られてきたデータは中継せず、破棄する。
【0056】固定局121及び同報局141を経由して
送信された音声データを受信した固定局121〜124
は、この音声データを更に中継して、近傍の移動端末に
送信する。この後、各移動端末では、音声データと共に
送られてきた発信元移動端末の識別子「M03」と、自
局の登録手段602に登録されている識別子とを比較す
る。
送信された音声データを受信した固定局121〜124
は、この音声データを更に中継して、近傍の移動端末に
送信する。この後、各移動端末では、音声データと共に
送られてきた発信元移動端末の識別子「M03」と、自
局の登録手段602に登録されている識別子とを比較す
る。
【0057】移動端末101では登録手段602に「M
03」と「M04」が登録されているため、制御部60
4はこの音声データを音声再生手段608によって再生
する。また、移動端末102では登録手段602にいか
なる識別子も登録されていないので、この音声データを
破棄し、再生しない。移動端末103では、登録手段6
02に「M01」と「M04」が登録されており、識別
子「M03」は登録されていないため、やはりこの音声
データを破棄し、再生しない。移動端末104では登録
手段602に「M01」と「M03」が登録されている
ため、制御部604は、この音声データを音声再生手段
608によって再生する。
03」と「M04」が登録されているため、制御部60
4はこの音声データを音声再生手段608によって再生
する。また、移動端末102では登録手段602にいか
なる識別子も登録されていないので、この音声データを
破棄し、再生しない。移動端末103では、登録手段6
02に「M01」と「M04」が登録されており、識別
子「M03」は登録されていないため、やはりこの音声
データを破棄し、再生しない。移動端末104では登録
手段602に「M01」と「M03」が登録されている
ため、制御部604は、この音声データを音声再生手段
608によって再生する。
【0058】次に、移動端末104の文字入力手段60
5により文字データが入力された場合について説明す
る。まず、文字入力手段605によって文字データが入
力されると、制御部604は無線送受信部601を介し
て、自端末の識別子「M04」と共に、この文字データ
を送信する。ここで、移動端末104は固定局121の
通信可能範囲内に位置しているので、固定局121がこ
の文字データを受信する。
5により文字データが入力された場合について説明す
る。まず、文字入力手段605によって文字データが入
力されると、制御部604は無線送受信部601を介し
て、自端末の識別子「M04」と共に、この文字データ
を送信する。ここで、移動端末104は固定局121の
通信可能範囲内に位置しているので、固定局121がこ
の文字データを受信する。
【0059】次に、固定局121はこの文字データを同
報局141に送信し、続いて同報局141は固定局12
1から送信されてきた文字データを固定局121〜12
4に向けて送信する。この同報局141から送信された
文字データを受信した固定局121〜124は、これを
中継して、近傍の移動端末101〜104に送信する。
報局141に送信し、続いて同報局141は固定局12
1から送信されてきた文字データを固定局121〜12
4に向けて送信する。この同報局141から送信された
文字データを受信した固定局121〜124は、これを
中継して、近傍の移動端末101〜104に送信する。
【0060】この後、各移動端末では、文字データと共
に送られてきた発信元移動端末の識別子「M04」と、
自局の登録手段602に登録されている識別子を比較す
る。移動端末101及び103では登録手段602に夫
々「M03」と「M04」、「M01」と「M04」が
登録されており、共に「M04」を含むので、移動端末
101及び103の制御部604は、この受信した文字
データを表示手段603によって表示する。
に送られてきた発信元移動端末の識別子「M04」と、
自局の登録手段602に登録されている識別子を比較す
る。移動端末101及び103では登録手段602に夫
々「M03」と「M04」、「M01」と「M04」が
登録されており、共に「M04」を含むので、移動端末
101及び103の制御部604は、この受信した文字
データを表示手段603によって表示する。
【0061】また、移動端末102では登録手段602
にいかなる識別子も登録されていないので、この文字デ
ータを破棄し、表示手段603には何も表示しない。ま
た、移動端末104では登録手段602に「M01」と
「M03」が登録されており、「M04」は含まれてい
ないので、やはりこの受信した文字データを破棄し、表
示手段603には何も表示しない。
にいかなる識別子も登録されていないので、この文字デ
ータを破棄し、表示手段603には何も表示しない。ま
た、移動端末104では登録手段602に「M01」と
「M03」が登録されており、「M04」は含まれてい
ないので、やはりこの受信した文字データを破棄し、表
示手段603には何も表示しない。
【0062】なお、移動端末103では、固定局121
と固定局122の双方から同じ文字データを受信し、一
方の文字データを表示手段603に表示した後、他方の
文字データを表示手段603に上書き表示する。両文字
データは同じ内容なので、2番目の文字データを上書き
表示しても、見かけ上、表示手段603に表示される文
字データは変化しない。
と固定局122の双方から同じ文字データを受信し、一
方の文字データを表示手段603に表示した後、他方の
文字データを表示手段603に上書き表示する。両文字
データは同じ内容なので、2番目の文字データを上書き
表示しても、見かけ上、表示手段603に表示される文
字データは変化しない。
【0063】以上、説明したように、本実施の形態2に
よれば、移動端末が文字入力手段、画像入力手段、音声
入力手段を備え、文字入力手段、画像入力手段、又は音
声入力手段からデータ入力があった場合に、このデータ
を近傍の固定局に送信し、このデータを受信した固定局
は、これを中継して同報局141に送信する。そして、
同報局141は更にこのデータを各固定局に送信し、各
固定局はこのデータを再度中継して、近傍の各移動端末
に対して発信する。このデータを受信した移動端末は、
文字等のデータと共に送信される発信元移動端末の識別
子が、該移動端末の登録手段に登録されていれば、これ
らの文字データ、画像データが表示手段で表示された
り、音声データの場合は音声再生手段で再生される。こ
のようにすると、予めグループ化された移動端末間で、
他のグループと干渉することなしに、互いに文字、画
像、音声を用いたメッセージの交換をすることができ
る。
よれば、移動端末が文字入力手段、画像入力手段、音声
入力手段を備え、文字入力手段、画像入力手段、又は音
声入力手段からデータ入力があった場合に、このデータ
を近傍の固定局に送信し、このデータを受信した固定局
は、これを中継して同報局141に送信する。そして、
同報局141は更にこのデータを各固定局に送信し、各
固定局はこのデータを再度中継して、近傍の各移動端末
に対して発信する。このデータを受信した移動端末は、
文字等のデータと共に送信される発信元移動端末の識別
子が、該移動端末の登録手段に登録されていれば、これ
らの文字データ、画像データが表示手段で表示された
り、音声データの場合は音声再生手段で再生される。こ
のようにすると、予めグループ化された移動端末間で、
他のグループと干渉することなしに、互いに文字、画
像、音声を用いたメッセージの交換をすることができ
る。
【0064】(実施の形態3)次に、本発明の実施の形
態3における位置表示システムとその移動端末について
説明する。図7は本実施の形態3における移動端末の構
成図である。この移動端末は、移動端末相互で通信する
ための無線送受信部701、移動端末を登録する登録手
段702、表示手段703、制御部704、警告音発生
手段705から構成されている。
態3における位置表示システムとその移動端末について
説明する。図7は本実施の形態3における移動端末の構
成図である。この移動端末は、移動端末相互で通信する
ための無線送受信部701、移動端末を登録する登録手
段702、表示手段703、制御部704、警告音発生
手段705から構成されている。
【0065】登録手段702には、グループ化する移動
端末の識別子を登録しておく。また、制御部704は、
適当な時間間隔で無線送受信部701を介して、自端末
の識別子を含む端末検出データを送信する。また、制御
部704は無線送受信部701が他の移動端末からの端
末検出データを受信したときは、この送信元移動端末に
対して、自端末の識別子を含む端末検出応答データを送
信する。
端末の識別子を登録しておく。また、制御部704は、
適当な時間間隔で無線送受信部701を介して、自端末
の識別子を含む端末検出データを送信する。また、制御
部704は無線送受信部701が他の移動端末からの端
末検出データを受信したときは、この送信元移動端末に
対して、自端末の識別子を含む端末検出応答データを送
信する。
【0066】端末検出データの送信元移動端末の制御部
704は、自端末の登録手段702にその識別子が登録
されている移動端末の全てから、端末検出データの送信
後、一定時間内に端末検出応答データが送信されてきた
かどうかを監視する。そして1つでも端末検出応答デー
タを返さなかった移動端末がある場合は、表示手段70
3にその端末名を表示すると共に、警告音発生手段70
5によって、警告音を発する。
704は、自端末の登録手段702にその識別子が登録
されている移動端末の全てから、端末検出データの送信
後、一定時間内に端末検出応答データが送信されてきた
かどうかを監視する。そして1つでも端末検出応答デー
タを返さなかった移動端末がある場合は、表示手段70
3にその端末名を表示すると共に、警告音発生手段70
5によって、警告音を発する。
【0067】なお、本実施の形態では、各移動端末は自
端末から半径10m以内に存在する他の移動端末と通信
が可能であり、10mを超える距離にある移動端末とは
通信できないものとする。また、本実施の形態では、図
11に示すように3台の移動端末751,752,75
3が存在し、夫々の識別子は「M51」,「M52」,
「M53」であるとする。また、これら3台の移動端末
を相互にグループ化するために、移動端末751の登録
手段702には、移動端末752と移動端末753の識
別子である「M52」と「M53」が、移動端末752
の登録手段702には、移動端末751と移動端末75
3の識別子である「M51」と「M53」が、移動端末
753の登録手段702には、移動端末751と移動端
末752の識別子である「M51」と「M52」が夫々
登録されているものとする。
端末から半径10m以内に存在する他の移動端末と通信
が可能であり、10mを超える距離にある移動端末とは
通信できないものとする。また、本実施の形態では、図
11に示すように3台の移動端末751,752,75
3が存在し、夫々の識別子は「M51」,「M52」,
「M53」であるとする。また、これら3台の移動端末
を相互にグループ化するために、移動端末751の登録
手段702には、移動端末752と移動端末753の識
別子である「M52」と「M53」が、移動端末752
の登録手段702には、移動端末751と移動端末75
3の識別子である「M51」と「M53」が、移動端末
753の登録手段702には、移動端末751と移動端
末752の識別子である「M51」と「M52」が夫々
登録されているものとする。
【0068】以上のように構成された本発明の実施の形
態3による移動端末について、その動作を説明する。ま
ず、3台の移動端末751,752,753は図11
(a)に示すように、互いに10m以内の距離に存在し
ているとする。ここで、各移動端末の制御部704は無
線送受信部701を介して端末検出データを送信する。
ここで、3台の移動端末は相互に通信可能な距離にある
ので、例えば、移動端末751が送信した端末検出デー
タは、移動端末752,753の無線送受信部701で
受信される。移動端末752,753の制御部704
は、無線送受信部701から、この端末検出データを受
け取り、折り返し自局の識別子「M52」又は「M5
3」と共に端末検出応答データを移動端末751に送信
する。移動端末751の制御部704は、無線送受信部
701を介してこれら端末検出応答データを受信する。
態3による移動端末について、その動作を説明する。ま
ず、3台の移動端末751,752,753は図11
(a)に示すように、互いに10m以内の距離に存在し
ているとする。ここで、各移動端末の制御部704は無
線送受信部701を介して端末検出データを送信する。
ここで、3台の移動端末は相互に通信可能な距離にある
ので、例えば、移動端末751が送信した端末検出デー
タは、移動端末752,753の無線送受信部701で
受信される。移動端末752,753の制御部704
は、無線送受信部701から、この端末検出データを受
け取り、折り返し自局の識別子「M52」又は「M5
3」と共に端末検出応答データを移動端末751に送信
する。移動端末751の制御部704は、無線送受信部
701を介してこれら端末検出応答データを受信する。
【0069】ここで、移動端末751の登録手段702
には移動端末752と753の識別子「M52」と「M
53」が登録されており、受信した端末検出応答データ
に含まれる応答移動端末の識別子「M52」と「M5
3」によって、移動端末751が発信した端末検出デー
タに対して移動端末752と753が共に、端末検出デ
ータの送信後、一定時間内に応答したことが判る。移動
端末751は、適当な間隔の後、次の端末検出データを
送信し、これを繰り返す。
には移動端末752と753の識別子「M52」と「M
53」が登録されており、受信した端末検出応答データ
に含まれる応答移動端末の識別子「M52」と「M5
3」によって、移動端末751が発信した端末検出デー
タに対して移動端末752と753が共に、端末検出デ
ータの送信後、一定時間内に応答したことが判る。移動
端末751は、適当な間隔の後、次の端末検出データを
送信し、これを繰り返す。
【0070】移動端末752,753が端末検出データ
を発信した場合も同様で、移動端末751,752,7
53は相互に通信可能な距離にあるので、移動端末75
2が発信した端末検出データに対しては、移動端末75
1,753から、また、移動端末753が発信した端末
検出データに対しては、移動端末751,752から、
夫々端末検出応答データが送信される。
を発信した場合も同様で、移動端末751,752,7
53は相互に通信可能な距離にあるので、移動端末75
2が発信した端末検出データに対しては、移動端末75
1,753から、また、移動端末753が発信した端末
検出データに対しては、移動端末751,752から、
夫々端末検出応答データが送信される。
【0071】移動端末752では、登録手段702に移
動端末751と753の識別子「M51」と「M53」
が登録されており、移動端末751と753から端末検
出応答データが送られてきたので、移動端末752は、
適当な時間間隔の後、次の端末検出データを送信し、こ
れを繰り返す。更に、移動端末753では、登録手段7
02に移動端末751と752の識別子「M51」と
「M52」が登録されており、移動端末751と752
から端末検出応答データが送られてきたので、移動端末
753は、適当な間隔の後、次の端末検出データを送信
し、これを繰り返す。このように、グループ化された端
末が互いに通信可能状態にある間は、相互に端末検出デ
ータの送信と、これに対する端末検出応答データの送信
とを繰り返す。
動端末751と753の識別子「M51」と「M53」
が登録されており、移動端末751と753から端末検
出応答データが送られてきたので、移動端末752は、
適当な時間間隔の後、次の端末検出データを送信し、こ
れを繰り返す。更に、移動端末753では、登録手段7
02に移動端末751と752の識別子「M51」と
「M52」が登録されており、移動端末751と752
から端末検出応答データが送られてきたので、移動端末
753は、適当な間隔の後、次の端末検出データを送信
し、これを繰り返す。このように、グループ化された端
末が互いに通信可能状態にある間は、相互に端末検出デ
ータの送信と、これに対する端末検出応答データの送信
とを繰り返す。
【0072】次に、図11(a)の位置から移動端末7
53が移動し、図11(b)に示す位置関係になり、移
動端末752と753の距離が10mを超えたとする。
この場合、移動端末752と753は通信できなくな
る。なお、移動端末751と753、移動端末751と
752の距離は10m以下であり、通信可能であるもの
とする。
53が移動し、図11(b)に示す位置関係になり、移
動端末752と753の距離が10mを超えたとする。
この場合、移動端末752と753は通信できなくな
る。なお、移動端末751と753、移動端末751と
752の距離は10m以下であり、通信可能であるもの
とする。
【0073】ここで、上記と同様に、移動端末751が
端末検出データを送信すると、移動端末752,753
は共に、移動端末751と通信可能であるので、移動端
末751が送信した端末検出データに対して、夫々自端
末の識別子「M52」又は「M53」を含む端末検出応
答データを送信する。従って、移動端末751では図1
1(a)の位置関係のときと同様、適当な時間間隔の
後、次の端末検出データを送信し、これを繰り返す。
端末検出データを送信すると、移動端末752,753
は共に、移動端末751と通信可能であるので、移動端
末751が送信した端末検出データに対して、夫々自端
末の識別子「M52」又は「M53」を含む端末検出応
答データを送信する。従って、移動端末751では図1
1(a)の位置関係のときと同様、適当な時間間隔の
後、次の端末検出データを送信し、これを繰り返す。
【0074】次に、移動端末752が端末検出データを
送信すると、移動端末752は、移動端末751とは通
信可能であるが、移動端末753とは通信できないの
で、移動端末752が送信した端末検出データに対し
て、移動端末751のみが、その識別子「M51」を含
む端末検出応答データを送信し、移動端末753は端末
検出応答データを送信しない。
送信すると、移動端末752は、移動端末751とは通
信可能であるが、移動端末753とは通信できないの
で、移動端末752が送信した端末検出データに対し
て、移動端末751のみが、その識別子「M51」を含
む端末検出応答データを送信し、移動端末753は端末
検出応答データを送信しない。
【0075】ここで、移動端末752の登録手段702
には移動端末751と753の識別子「M51」と「M
53」が登録されており、受信した端末検出応答データ
に含まれる応答移動端末の識別子「M51」によって、
移動端末752が発信した端末検出データに対して移動
端末751のみが応答し、移動端末753からの応答が
なかったことを検知する。そして移動端末752の制御
部704は自端末の表示手段703に移動端末753の
端末名を表示すると共に、警告音発生手段705により
警告音を発し、グループ化された移動端末の一部が一定
の距離以上に離れたことを使用者に通知する。
には移動端末751と753の識別子「M51」と「M
53」が登録されており、受信した端末検出応答データ
に含まれる応答移動端末の識別子「M51」によって、
移動端末752が発信した端末検出データに対して移動
端末751のみが応答し、移動端末753からの応答が
なかったことを検知する。そして移動端末752の制御
部704は自端末の表示手段703に移動端末753の
端末名を表示すると共に、警告音発生手段705により
警告音を発し、グループ化された移動端末の一部が一定
の距離以上に離れたことを使用者に通知する。
【0076】同じく、移動端末753が端末検出データ
を送信すると、移動端末753は、移動端末751とは
通信可能であるが、移動端末752とは通信できないの
で、移動端末753が送信した端末検出データに対し
て、移動端末751のみが、その識別子「M51」を含
む端末検出応答データを送信し、移動端末752は端末
検出応答データを送信しない。
を送信すると、移動端末753は、移動端末751とは
通信可能であるが、移動端末752とは通信できないの
で、移動端末753が送信した端末検出データに対し
て、移動端末751のみが、その識別子「M51」を含
む端末検出応答データを送信し、移動端末752は端末
検出応答データを送信しない。
【0077】移動端末753の登録手段702には、移
動端末751と752の識別子「M51」と「M52」
が登録されており、受信した端末検出応答データに含ま
れる応答移動端末の識別子「M51」によって、移動端
末753が発信した端末検出データに対して移動端末7
51のみが応答し、移動端末752からの応答がなかっ
たことを検知する。そして、移動端末753の制御部7
04は自端末の表示手段703に移動端末752の端末
名を表示すると共に、警告音発生手段705により警告
音を発し、グループ化された移動端末の一部が一定の距
離以上に離れたことを使用者に通知する。
動端末751と752の識別子「M51」と「M52」
が登録されており、受信した端末検出応答データに含ま
れる応答移動端末の識別子「M51」によって、移動端
末753が発信した端末検出データに対して移動端末7
51のみが応答し、移動端末752からの応答がなかっ
たことを検知する。そして、移動端末753の制御部7
04は自端末の表示手段703に移動端末752の端末
名を表示すると共に、警告音発生手段705により警告
音を発し、グループ化された移動端末の一部が一定の距
離以上に離れたことを使用者に通知する。
【0078】以上、説明したように、本実施の形態3に
よれば、適当な時間間隔で端末検出データを発信し、こ
れを受信した他移動端末は、この端末検出データに対し
て、自局の識別子を含む端末検出応答データを送信す
る。各端末から端末検出応答データを受信した端末検出
データの発信元移動端末は、自端末の登録手段に登録さ
れている移動端末の識別子と、受信した端末検出応答デ
ータの中に含まれる端末検出応答データの発信元移動端
末の識別子を比較する。そして、自局の登録手段に登録
されている識別子に対応する移動端末の中のいずれかの
移動端末が端末検出データの送信後、一定時間内に端末
検出応答データを送信しなかったときは、これらの端末
名を表示手段に表示すると共に、警告音発生手段により
警告音を発する。こうすることにより、グループ化され
た移動端末の使用者は、互いの距離が一定以上離れたこ
とを即座に知ることができる。
よれば、適当な時間間隔で端末検出データを発信し、こ
れを受信した他移動端末は、この端末検出データに対し
て、自局の識別子を含む端末検出応答データを送信す
る。各端末から端末検出応答データを受信した端末検出
データの発信元移動端末は、自端末の登録手段に登録さ
れている移動端末の識別子と、受信した端末検出応答デ
ータの中に含まれる端末検出応答データの発信元移動端
末の識別子を比較する。そして、自局の登録手段に登録
されている識別子に対応する移動端末の中のいずれかの
移動端末が端末検出データの送信後、一定時間内に端末
検出応答データを送信しなかったときは、これらの端末
名を表示手段に表示すると共に、警告音発生手段により
警告音を発する。こうすることにより、グループ化され
た移動端末の使用者は、互いの距離が一定以上離れたこ
とを即座に知ることができる。
【0079】
【発明の効果】本願発明の請求項1記載の位置表示シス
テム、及び請求項6記載の移動端末によれば、各々一意
の識別子を持つ複数の固定局と複数の移動端末とが、無
線により相互にデータの送受信をすることができる。更
に同報局は固定局が発信した情報を、各固定局を通じて
全ての移動端末に対して同報通信することができる。固
定局は端末検出手段により自局の近傍に存在する移動端
末を検索し、移動端末が検出された場合は、検出された
移動端末の識別子と、自局の識別子を対にして同報局に
送信する。同報局はこの検出情報を全ての固定局を経由
して全ての移動端末に向けて送信する。各移動端末は受
信した検出情報の中の固定局の識別子をもとに、その固
定局に検出された移動端末の現在位置の範囲を検出し、
この存在範囲を表示手段に表示するようにしたので、大
規模な基地局や中央管理装置なしに、移動端末の所持者
は屋内外を問わず、互いの現在位置を知ることができ
る。
テム、及び請求項6記載の移動端末によれば、各々一意
の識別子を持つ複数の固定局と複数の移動端末とが、無
線により相互にデータの送受信をすることができる。更
に同報局は固定局が発信した情報を、各固定局を通じて
全ての移動端末に対して同報通信することができる。固
定局は端末検出手段により自局の近傍に存在する移動端
末を検索し、移動端末が検出された場合は、検出された
移動端末の識別子と、自局の識別子を対にして同報局に
送信する。同報局はこの検出情報を全ての固定局を経由
して全ての移動端末に向けて送信する。各移動端末は受
信した検出情報の中の固定局の識別子をもとに、その固
定局に検出された移動端末の現在位置の範囲を検出し、
この存在範囲を表示手段に表示するようにしたので、大
規模な基地局や中央管理装置なしに、移動端末の所持者
は屋内外を問わず、互いの現在位置を知ることができ
る。
【0080】また、請求項2記載の位置表示システム、
及び請求項7記載の移動端末によれば、請求項1記載の
位置表示システムにおいて、移動端末は全ての被検出移
動端末のうち、登録手段に識別子が登録されている移動
端末のみ、その現在位置範囲を表示手段に表示するよう
にしたので、検索により検出された移動端末の数が多い
ときでも、検出された移動端末の中から目的とする移動
端末だけを選択して位置表示を行うことができ、効率的
に他の移動端末の位置を知ることができる。
及び請求項7記載の移動端末によれば、請求項1記載の
位置表示システムにおいて、移動端末は全ての被検出移
動端末のうち、登録手段に識別子が登録されている移動
端末のみ、その現在位置範囲を表示手段に表示するよう
にしたので、検索により検出された移動端末の数が多い
ときでも、検出された移動端末の中から目的とする移動
端末だけを選択して位置表示を行うことができ、効率的
に他の移動端末の位置を知ることができる。
【0081】また、請求項3記載の位置表示システム、
及び請求項8記載の移動端末によれば、請求項2記載の
位置表示システムにおいて、制御部は文字入力手段によ
り入力された文字データを無線送受信部を介して近傍の
固定局に送信する。固定局は近傍の移動端末から文字デ
ータを受信したときは、発信した移動端末の識別子と共
に受信した文字データを同報局に送信する。そして同報
局はこの文字データを各固定局を経由して、全ての移動
端末に向けて送信し、各移動端末がこの文字データを受
信する。そしてこの文字データが登録手段により予め登
録されている他の移動端末の識別子に対応する移動端末
より発信されたものであれば、この文字データを表示手
段に表示するようにしたので、すべての位置検索可能な
移動端末の中から、一部の端末を選択して文字メッセー
ジを同報することができる。
及び請求項8記載の移動端末によれば、請求項2記載の
位置表示システムにおいて、制御部は文字入力手段によ
り入力された文字データを無線送受信部を介して近傍の
固定局に送信する。固定局は近傍の移動端末から文字デ
ータを受信したときは、発信した移動端末の識別子と共
に受信した文字データを同報局に送信する。そして同報
局はこの文字データを各固定局を経由して、全ての移動
端末に向けて送信し、各移動端末がこの文字データを受
信する。そしてこの文字データが登録手段により予め登
録されている他の移動端末の識別子に対応する移動端末
より発信されたものであれば、この文字データを表示手
段に表示するようにしたので、すべての位置検索可能な
移動端末の中から、一部の端末を選択して文字メッセー
ジを同報することができる。
【0082】また、請求項4記載の位置表示システム、
及び請求項9記載の移動端末によれば、請求項2又は3
記載の位置表示システムにおいて、制御部は画像入力手
段により入力された画像データを、無線送受信部を介し
て近傍の固定局に送信する。そして固定局が近傍の移動
端末から画像データを受信したときは、発信した移動端
末の識別子と共に、この受信した画像データを同報局に
送信する。同報局はこの画像データを各固定局を経由し
て、全ての移動端末に向けて送信する。各移動端末はこ
の画像データを受信し、画像データが登録手段により予
め登録されている他の移動端末の識別子に対応する移動
端末より発信されたものであれば、この画像データを表
示手段に表示するようにしたので、全ての位置検索可能
な移動端末の中から、一部の端末を選択して手書き文字
や地図などの画像メッセージを同報することができる。
及び請求項9記載の移動端末によれば、請求項2又は3
記載の位置表示システムにおいて、制御部は画像入力手
段により入力された画像データを、無線送受信部を介し
て近傍の固定局に送信する。そして固定局が近傍の移動
端末から画像データを受信したときは、発信した移動端
末の識別子と共に、この受信した画像データを同報局に
送信する。同報局はこの画像データを各固定局を経由し
て、全ての移動端末に向けて送信する。各移動端末はこ
の画像データを受信し、画像データが登録手段により予
め登録されている他の移動端末の識別子に対応する移動
端末より発信されたものであれば、この画像データを表
示手段に表示するようにしたので、全ての位置検索可能
な移動端末の中から、一部の端末を選択して手書き文字
や地図などの画像メッセージを同報することができる。
【0083】また、請求項5記載の位置表示システム、
及び請求項10記載の移動端末によれば、請求項2〜4
のいずれか1項記載の位置表示システムにおいて、制御
部は音声入力手段により入力された音声データを無線送
受信部を介して近傍の固定局に送信する。固定局は近傍
の移動端末から音声データを受信したとき、発信した移
動端末の識別子と共に受信した音声データを同報局に送
信する。そして同報局はこの音声データを各固定局を経
由して全ての移動端末に向けて送信する。各移動端末は
この音声データを受信し、この音声データが登録手段に
より予め登録されている他の移動端末の識別子に対応す
る移動端末より発信されたものであれば、この音声デー
タを音声再生手段によって再生するようにしたので、全
ての位置検索可能な移動端末の中から、一部の端末を選
択して音声メッセージを同報することができる。
及び請求項10記載の移動端末によれば、請求項2〜4
のいずれか1項記載の位置表示システムにおいて、制御
部は音声入力手段により入力された音声データを無線送
受信部を介して近傍の固定局に送信する。固定局は近傍
の移動端末から音声データを受信したとき、発信した移
動端末の識別子と共に受信した音声データを同報局に送
信する。そして同報局はこの音声データを各固定局を経
由して全ての移動端末に向けて送信する。各移動端末は
この音声データを受信し、この音声データが登録手段に
より予め登録されている他の移動端末の識別子に対応す
る移動端末より発信されたものであれば、この音声デー
タを音声再生手段によって再生するようにしたので、全
ての位置検索可能な移動端末の中から、一部の端末を選
択して音声メッセージを同報することができる。
【0084】また本発明の請求項11記載の移動端末に
よれば、制御部は無線送受信部が他移動端末から送信さ
れた識別子データを受信したとき、送信元の移動端末に
対して自端末の識別子を含む応答データを送信する。そ
して自己の移動端末からの識別子データ発信に対して、
登録手段に識別子が登録されている移動端末が全て応答
データを返したかどうかを監視し、一定時間内に応答を
返さなかった移動端末があるときは、警告音発生手段に
より警告音を発するようにしたので、グループ化された
移動端末の使用者は、互いの距離が一定以上離れたこと
を即座に知ることができ、夫々移動端末をもつ仲間同士
がはぐれるのを防ぐことができる。
よれば、制御部は無線送受信部が他移動端末から送信さ
れた識別子データを受信したとき、送信元の移動端末に
対して自端末の識別子を含む応答データを送信する。そ
して自己の移動端末からの識別子データ発信に対して、
登録手段に識別子が登録されている移動端末が全て応答
データを返したかどうかを監視し、一定時間内に応答を
返さなかった移動端末があるときは、警告音発生手段に
より警告音を発するようにしたので、グループ化された
移動端末の使用者は、互いの距離が一定以上離れたこと
を即座に知ることができ、夫々移動端末をもつ仲間同士
がはぐれるのを防ぐことができる。
【図1】本発明の実施の形態1における位置表示システ
ムの構成図である。
ムの構成図である。
【図2】実施の形態1の位置表示システムに用いられる
移動端末の構成を示すブロック図である。
移動端末の構成を示すブロック図である。
【図3】実施の形態1の位置表示システムに用いられる
固定局の構成を示すブロック図である。
固定局の構成を示すブロック図である。
【図4】実施の形態1の位置表示システムにおいて、固
定局から同報局に送信される端末検出結果データの例で
ある。
定局から同報局に送信される端末検出結果データの例で
ある。
【図5】実施の形態1の位置表示システムにおいて、同
報局から固定局に送信する端末検出結果データの例であ
る。
報局から固定局に送信する端末検出結果データの例であ
る。
【図6】実施の形態2の位置表示システムに用いられる
移動端末の構成を示すブロック図である。
移動端末の構成を示すブロック図である。
【図7】本発明の実施の形態3における移動端末の構成
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
【図8】実施の形態1の位置表示システムにおいて、固
定局と同報局、移動端末の位置関係を表す平面図であ
る。
定局と同報局、移動端末の位置関係を表す平面図であ
る。
【図9】実施の形態1の位置表示システムにおいて、各
移動端末の存在位置範囲を示す平面図である。
移動端末の存在位置範囲を示す平面図である。
【図10】実施の形態1の移動端末において、他の端末
の現在位置表示例である。
の現在位置表示例である。
【図11】本発明の実施の形態3による移動端末におい
て、各移動端末の位置関係を表す図である。
て、各移動端末の位置関係を表す図である。
101 第1の移動端末
102 第2の移動端末
103 第3の移動端末
104 第4の移動端末
121 第1の固定端末
122 第2の固定端末
123 第3の固定端末
124 第4の固定端末
141 同報局
201,301,601,701 無線送受信部
202,602,702 登録手段
203,603,703 表示手段
204,304,604,704 制御部
302 端末検出手段
303 同報局通信手段
605 文字入力手段
606 画像入力手段
607 音声入力手段
608 音声再生手段
705 警告音発生手段
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
Fターム(参考) 5J062 AA08 CC11
5K067 AA34 AA42 CC14 DD15 DD17
DD19 DD24 DD52 DD53 DD54
EE02 EE10 EE12 EE23 FF03
FF23 FF27 GG02 HH22 JJ53
JJ54
Claims (11)
- 【請求項1】 一意の識別子を持つ複数の移動端末と、 一意の識別子を持ち、前記移動端末と無線によりデータ
の送受信を行う複数の固定局と、 前記固定局によって収集された情報を全ての前記移動端
末に対して同報通信する同報局と、から構成され、夫々
の移動端末の位置情報を提供する位置表示システムであ
って、 前記移動端末は、前記固定局と通信するための無線送受
信部と、前記無線送受信部を介して得られた情報を表示
する表示手段と、前記無線送受信部と前記表示手段の動
作を制御する制御部とを備え、 前記固定局は、前記移動端末と通信するための無線送受
信部と、自局の近傍に存在する移動端末を検索し、その
移動端末の識別子を獲得する端末検出手段とを備え、 前記固定局は、前記端末検出手段により自局の近傍に存
在する前記移動端末を検索し、移動端末が検出された場
合は、検出された移動端末の識別子と自局の識別子とを
対にして前記同報局に送信し、 前記同報局は、前記各固定局の検出情報を収集し、夫々
の固定局を経由して全ての前記移動端末に向けて前記収
集情報を送信し、 各移動端末は、前記収集情報中の前記固定局の識別子よ
り前記固定局に検出された前記移動端末の現在位置範囲
を検出し、各移動端末の存在範囲を前記表示手段に表示
することを特徴とする位置表示システム。 - 【請求項2】 前記移動端末は、 他の移動端末の識別子を登録するための登録手段を備
え、 各移動端末は、全ての被検出移動端末のうち、前記登録
手段に識別子が登録されている移動端末のみの現在位置
範囲を前記表示手段に表示することを特徴とする請求項
1記載の位置表示システム。 - 【請求項3】 前記移動端末は、 文字データを入力する文字入力手段を備え、 前記制御部は、前記文字入力手段により入力された文字
データを前記無線送受信部を介して近傍の固定局に送信
し、 前記固定局は、近傍の移動端末から文字データを受信し
たときは、発信した移動端末の識別子と共に、受信した
前記文字データを前記同報局に送信し、 前記同報局は、前記文字データを各固定局を経由して全
ての移動端末に向けて送信し、 各移動端末は、前記文字データを受信し、受信文字デー
タが前記登録手段により予め登録された識別子を有する
移動端末のものであれば、前記文字データを表示手段に
表示することを特徴とする請求項2記載の位置表示シス
テム。 - 【請求項4】 前記移動端末は、 画像データを入力する画像入力手段を備え、 前記制御部は、前記画像入力手段により入力された画像
データを前記無線送受信部を介して近傍の固定局に送信
し、 前記固定局は、近傍の移動端末から画像データを受信し
たときは、発信した移動端末の識別子と共に、受信した
画像データを前記同報局に送信し、 前記同報局は、前記画像データを各固定局を経由して全
ての移動端末に向けて送信し、 各移動端末は、前記画像データを受信し、受信画像デー
タが前記登録手段により予め登録された識別子を有する
移動端末のものであれば、前記画像データを表示手段に
表示することを特徴とする請求項2又は3記載の位置表
示システム。 - 【請求項5】 前記移動端末は、 音声データを入力する音声入力手段と、受信した前記音
声データを再生するための音声再生手段とを備え、 前記制御部は、前記音声入力手段により入力された音声
データを前記無線送受信部を介して近傍の固定局に送信
し、 前記固定局は、近傍の移動端末から音声データを受信し
たときは、発信した移動端末の識別子と共に、受信した
音声データを前記同報局に送信し、 前記同報局は、前記音声データを各固定局を経由して全
ての移動端末に向けて送信し、 各移動端末は、前記音声データを受信し、受信音声デー
タが前記登録手段により予め登録された識別子を有する
移動端末のものであれば、前記音声データを前記音声再
生手段によって再生することを特徴とする請求項2〜4
のいずれか1項記載の位置表示システム。 - 【請求項6】 一意の識別子を持つ複数の移動端末と、 一意の識別子を持ち、前記移動端末と無線によりデータ
の送受信を行う複数の固定局と、 前記固定局によって収集された情報を全ての前記移動端
末に対して同報通信する同報局と、から構成され、他の
移動端末の位置情報を提供する位置表示システムに用い
られる移動端末であって、 前記固定局と通信するための無線送受信部と、前記無線
送受信部を介して得られた情報を表示する表示手段と、
前記無線送受信部と前記表示手段の動作を制御する制御
部とを備え、 前記固定局による収集情報中の前記固定局の識別子より
前記固定局に検出された他の移動端末の現在位置範囲を
検出し、他の移動端末の存在範囲を前記表示手段に表示
することを特徴とする移動端末。 - 【請求項7】 他の移動端末の識別子を登録するための
登録手段を更に備え、 全ての被検出移動端末のうち、前記登録手段に識別子が
登録されている移動端末のみその現在位置範囲を前記表
示手段に表示することを特徴とする請求項6記載の移動
端末。 - 【請求項8】 文字データを入力する文字入力手段を更
に備え、 前記制御部は、前記文字入力手段により入力された文字
データを前記無線送受信部を介して近傍の固定局に送信
し、他の移動端末の前記文字データを受信したとき、受
信文字データが前記登録手段により予め登録された識別
子を有する移動端末のものであれば、前記文字データを
表示手段に表示することを特徴とする請求項7記載の移
動端末。 - 【請求項9】 画像データを入力する画像入力手段を更
に備え、 前記制御部は、前記画像入力手段により入力された画像
データを前記無線送受信部を介して近傍の固定局に送信
し、他の移動端末の画像データを受信したとき、受信画
像データが前記登録手段により予め登録された識別子を
有する移動端末のものであれば、前記画像データを表示
手段に表示することを特徴とする請求項7又は8記載の
移動端末。 - 【請求項10】 音声データを入力する音声入力手段
と、受信した前記音声データを再生するための音声再生
手段とを更に備え、 前記制御部は、前記音声入力手段により入力された音声
データを前記無線送受信部を介して近傍の固定局に送信
し、他の移動端末の音声データを受信したとき、受信音
声データが前記登録手段により予め登録された識別子を
有する移動端末のものであれば、前記音声データを前記
音声再生手段によって再生することを特徴とする請求項
7〜9のいずれか1項記載の移動端末。 - 【請求項11】 自己の移動端末に付与された一意の識
別子を無線により相互に送受信する無線送受信部と、 同一グループ内の他の移動端末の識別子を登録するため
の登録手段と、 前記無線送受信部を介して得られた情報を表示する表示
手段と、 同一グループ内の他の移動端末の存在が確認されない場
合に警告音を発生する警告音発生手段と、 前記無線送受信部、前記表示手段、警告音発生手段の動
作を制御する制御部とを備え、 前記制御部は、前記無線送受信部が他の移動端末から送
信された識別子データを受信したときは、送信元の移動
端末に対して自己の移動端末の識別子を含む応答データ
を送信し、自己の移動端末からの識別子データの発信に
対して、前記登録手段に識別子が登録されている移動端
末の全てが応答データを返したかどうかを監視し、一定
時間内に応答を返さなかった移動端末があるときは、前
記警告音発生手段により警告音を発することを特徴とす
る移動端末。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001229057A JP2003047059A (ja) | 2001-07-30 | 2001-07-30 | 位置表示システム及び移動端末 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001229057A JP2003047059A (ja) | 2001-07-30 | 2001-07-30 | 位置表示システム及び移動端末 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003047059A true JP2003047059A (ja) | 2003-02-14 |
Family
ID=19061460
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001229057A Pending JP2003047059A (ja) | 2001-07-30 | 2001-07-30 | 位置表示システム及び移動端末 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003047059A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005056005A (ja) * | 2003-08-07 | 2005-03-03 | Ntt Docomo Inc | サーバ |
JP2009044468A (ja) * | 2007-08-09 | 2009-02-26 | Nec Access Technica Ltd | 電話システム、電話装置、電話通信方法、及びそのプログラム |
JP2011015372A (ja) * | 2009-07-06 | 2011-01-20 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | コミュニケーション支援システム |
JP2013115443A (ja) * | 2011-11-24 | 2013-06-10 | Fujitsu Ltd | サーバ装置、通信制御方法、及び通信制御プログラム |
-
2001
- 2001-07-30 JP JP2001229057A patent/JP2003047059A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005056005A (ja) * | 2003-08-07 | 2005-03-03 | Ntt Docomo Inc | サーバ |
JP2009044468A (ja) * | 2007-08-09 | 2009-02-26 | Nec Access Technica Ltd | 電話システム、電話装置、電話通信方法、及びそのプログラム |
JP2011015372A (ja) * | 2009-07-06 | 2011-01-20 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | コミュニケーション支援システム |
JP2013115443A (ja) * | 2011-11-24 | 2013-06-10 | Fujitsu Ltd | サーバ装置、通信制御方法、及び通信制御プログラム |
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