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JP2002538797A - 未成熟哺乳動物の特定の胃腸成熟用に意図した栄養組成物 - Google Patents

未成熟哺乳動物の特定の胃腸成熟用に意図した栄養組成物

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JP2002538797A
JP2002538797A JP2000604696A JP2000604696A JP2002538797A JP 2002538797 A JP2002538797 A JP 2002538797A JP 2000604696 A JP2000604696 A JP 2000604696A JP 2000604696 A JP2000604696 A JP 2000604696A JP 2002538797 A JP2002538797 A JP 2002538797A
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protein
hydrolyzate
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mixture
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JP2000604696A
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バルーブル、オリビエ
− ヒューズ、アンヌ ドンネット
ハシュケ、フェルディナンド
Original Assignee
ソシエテ デ プロデユイ ネツスル ソシエテ アノニム
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 タンパク源として、食物タンパク加水分解物および部分的に生物活性ペプチドの形をしている無傷タンパクの混合物を含有する、弱令動物の非成熟胃腸管の生育と成熟化を促進するのに意図した経腸栄養組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (発明の分野) 本発明は未成熟哺乳動物の特定胃腸の成熟を意図した、適合したプロファイル
サイズのペプチド、生物活性ペプチド、無傷タンパク、および遊離アミノ酸を含
有する経腸組成物に関する。
【0002】 (発明の背景) 乳タンパクや大豆のようなタンパクの加水分解物に基づく栄養組成物は通常乳
児や臨床栄養、特に各種の腸の吸収問題を受けている患者用のアレルギーを起こ
しにくいフォーミュラに使われている。例えば、特定の病気あるいは疾患にかか
っている患者、例えば炎症性腸病、難治性下痢、短小腸症候群の患者用の栄養組
成物に遊離アミノ酸を使用することも公知である。したがって、アミノ酸は単独
でもあるいはタンパクまたはタンパク加水分解物と併用する。タンパク加水分解
物または遊離アミノ酸混合物は全タンパクに対しアレルギーのある特定のケース
に主として使われる。
【0003】 栄養にタンパク加水分解物を使う別の興味は、この加水分解物が全タンパクま
たは遊離アミノ酸より腸に速やかに吸収されるという事実である。しかし、この
吸収が早いということは窒素の利用性に有用かどうかは明らかでない。これまで
行われてきた研究は競合的な結果となっているからである(コーリン・バイダル
等、1994, Endocrinol. Metab., 30, E 907-914)。さらに、この興味は、患者
の一般的なアミノ酸要求量を満たすアミノ酸源を供することであり、具体的には
個々の胃腸管の成熟の要求を供するものではない。
【0004】 (発明の概要) 1つの特徴として、本発明はタンパク源として食物タンパク加水分解物および
一部生物活性ペプチドである無傷タンパクを含有する、弱令哺乳動物の未成熟胃
腸管の生育と成熟を促進するのに意図された経腸栄養組成物を供することである
【0005】 本組成物において、食物タンパク加水分解物は異なるサイズのペプチド、遊離
アミノ酸またはその混合物の混合系であるのが望ましい。食物タンパク加水分解
物は動物タンパク(例えば、乳タンパク、肉タンパクおよび卵タンパク)、ある
いは植物タンパク(例えば、大豆タンパク、小麦タンパク、米タンパクおよびエ
ンドウ豆タンパク)の加水分解物でよい。望ましいものは乳タンパクである。食
物タンパク加水分解物はそのままであるいは単離されたペプチド画分として使用
することができる。
【0006】 加水分解タンパクは約40の加水分解度をもつ加水分解物を少なくとも5重量
%(N×6.25として計算した総タンパク含量)および加水分解度の低い加水
分解物を少なくとも5%を含むことができる。遊離アミノ酸は総タンパク含量(
N×6.25)の約0から20重量%の量にあるのが望ましい。
【0007】 無傷のタンパクは例えば、全乳、カゼイン、ホエイタンパク、大豆タンパクま
たは米タンパクからなる個々のあるいは豊富化した動物または植物タンパク画分
でよい。
【0008】 無傷タンパクはTGF−β2のような生物活性ペプチドあるいは酵素加水分解
により消化管にて遊離したβ−カゼインのような生物活性ペプチド源を含むこと
ができる。TGF−β2の最終濃度は総タンパクmg当たり0.1から4ng、
望ましくは約1から2.5ng/mgでよい。
【0009】 栄養組成物は脂肪源や炭水化物源を含むことができる。この組成物は総エネル
ギーの5から30%を供するタンパク源、総エネルギーの40から80%を供す
る炭水化物源、総エネルギーの5から55%を供する脂質源、一日の要求量を満
たすミネラルやビタミンを含むのが望ましい。
【0010】 別の特徴では、本発明は弱令哺乳動物の未−成熟即ち成熟の進んでいない胃腸
管の生育および成熟促進用の経腸栄養組成物を製造するために、食物タンパク加
水分解物および一部生物活性ペプチドの形をしている無傷タンパクの選択された
混合物を使用することにある。
【0011】 栄養組成物はまたこの段階で生育と分化に必要な非常に高い栄養をカバーする
ことを意図するものである。これはタンパク源の最適な消化や利用(組織増殖用
)を確実にしかつ生物体の窒素の排泄を最小化することを意図するものである。
さらに、無傷タンパク、タンパク加水分解物、生物活性ペプチドおよび遊離アミ
ノ酸の混合物は、個々の器官の成熟を具体的に促進する以外に、患者のアミノ酸
の一般的要求を満たす優れたアミノ酸源を供する。
【0012】 本発明の態様を例示の目的で記載する。 (発明の詳細な記述) 本明細書において、用語「加水分解度(DH)」は総窒素と比較して、遊離α
−アミノ酸源の形の窒素百分率を意味する。これはタンパクを加水分解した程度
の尺度である。
【0013】 用語「生物活性ペプチド」はイ)組成物中にそのまま存在しかつ特定の機能的
性質をもつタンパクあるいはペプチド、またはロ)特定の性質をもつアミノ酸配
列を含むタンパクまたはペプチドを意味する。この配列は通常の消化工程中に胃
腸管に遊離される。
【0014】 本発明の第一の特徴によれば、栄養組成物はタンパク源として、一部生物活性
ペプチドの形をしている無傷のタンパクおよび加水分解度が約5%から約50%
を有する食物タンパクおよび遊離アミノ酸の選択された混合物からなる。タンパ
ク源の非タンパク態窒素濃度は全窒素の10%から95%からなる。このような
タンパクは、タンパクを消化する腸の領域を最大にしかつ消化管および周辺の組
織でのタンパクの合成を最適にする。
【0015】 栄養組成物は炭水化物源、脂肪源、ビタミンおよびミネラルも含むことができ
る。 無傷のタンパクは適当な食物タンパク、例えば、動物タンパク(乳タンパク、
肉タンパク、および卵タンパクなど)、植物タンパク(大豆タンパク、小麦タン
パク、米タンパクおよびエンドウ豆タンパクなど)あるいはそれらの混合物でよ
い。カゼインやホエイタンパク等の乳タンパクは特に望ましい。総タンパク含量
の少なくとも5%の量(N×6.25として計算)であることが望ましい。無傷
のタンパクの食物タンパクはタンパクの加水分解物と比較して、筋肉タンパクの
合成率を増大することが分かった。
【0016】 食物タンパク加水分解物は適当な食物タンパク由来のもので良く、例えば、動
物タンパク(乳タンパク、肉タンパクおよび卵タンパクなど)、植物タンパク(
大豆タンパク、小麦タンパク、米タンパクおよびエンドウ豆タンパクなど)ある
いはそれらの混合物である。カゼインやホエイタンパク等の乳タンパクは特に望
ましい。加水分解した食物タンパクは約40の加水分解度の加水分解物を少なく
とも5重量%(総タンパク含量はN×6.25として計算)および加水分解度の
低い少なくとも5%の加水分解物を含む。特に、約10%から約15%の加水分
解度の加水分解物は遊離アミノ酸ミックスと比較して、肝臓の相対重量を増大さ
せることが分かった。約15%から約25%の加水分解度を有する加水分解物は
空腸のタンパク濃度、空腸の相対重量および空腸のタンパク合成率を増大させる
ことが分かった。25%以上の加水分解度を有しかつ25重量%以上のジ−およ
びトリ−ペプチド、さらに望ましくは30%以上を含有する高度に加水分解した
タンパクは空腸や十二指腸、特に十二指腸におけるタンパク合成率を増大させる
ことが分かった。
【0017】 食物タンパク加水分解物は当業界で周知の方法を用いて製造することができ、
あるいは市販品から得ることができる。例えば、約15%未満の加水分解度を有
する加水分解物を含む栄養処方はネスレ社からPeptamen登録商標で市販されてい
る。約15%以上の加水分解度を有する加水分解物はEP322589号明細書に記載の
方法により製造することができる。
【0018】 食物タンパク加水分解物源は遊離アミノ酸ミックスの形のものでよく、望まし
くはバランスの取れたアミノ酸プロファイルを供するものである。遊離アミノ酸
は総タンパク含量の約0〜20重量%の量が望ましい(N×6.25として計算
)。遊離アミノ酸のミックスの形をしている食物タンパクは空腸におけるタンパ
ク合成率および空腸の相対重量を増大させることが分かった。
【0019】 総タンパク源は栄養組成物のエネルギーの約5%〜約30%を供するのが望ま
しく、例えば、約10%から約20%のエネルギーである。栄養組成物の残存エ
ネルギーは炭水化物と脂肪の形で供することができる。
【0020】 栄養組成物には脂肪源を含み、この脂肪源は栄養組成物のエネルギーの約5%
〜約55%、たとえばエネルギーの約20%〜約50%を供するのが望ましい。
脂肪源となる脂質は適当な脂肪あるいは脂肪混合物でよい。植物脂肪は特に適し
ており、例えば、大豆油、パーム油、ココナツ油、サフラワー油、ヒマワリ油、
コーン油、カノラ油、レシチンである。乳脂肪などの動物脂肪も必要に応じて添
加できる。脂質は中鎖トリグリセリドも含んでよく、例えば、中鎖トリグリセリ
ドとして約60重量%までの脂質である。分画ココナツ油は中鎖トリグリセリド
として適切なものである。
【0021】 炭水化物源を栄養組成物に添加してもよい。栄養組成物のエネルギーの約40
%から約80%を供するのがよい。スクロース、ラクトース、グルコース、フラ
クトース、水飴、マルトデキストリンおよびその混合物などの適当な炭水化物を
使用できる。
【0022】 食物繊維も必要に応じて添加してもよい。使用する場合、栄養組成物のエネル
ギーの約5%までを含むのが望ましい。食物繊維は適当な任意の起源のもので良
く、例えば、大豆、エンドウ、オート、ペクチン、グアーガムおよびアラビアガ
ムである。
【0023】 適当なビタミンやミネラルは適当なガイドラインを満足するような量で、栄養
組成物に含めることができる。 1つ以上の食用乳化剤を必要に応じて栄養組成物に添加してもよく、例えば、
モノジグリセリドの酒石酸ジアセチルエステル、レシチン、モノ−およびジ−グ
リセリドである。同じように、適当な塩および安定剤も添加可能である。
【0024】 栄養組成物は経腸的に投与するのが望ましく、例えば粉末、濃縮液体、即席ド
リンクあるいは即席飲料である。
【0025】 栄養組成物は適当な方法で製造することができる。例えば、食物タンパク源、
炭水化物源、および脂肪源を適当な割合で一緒に配合して製造することができる
。乳化剤も添加することができる。ビタミンやミネラルをこの時点で添加できる
が、通常熱劣化を避けるために後で添加する。任意の親油性ビタミン、乳化剤等
を配合前に脂肪源に溶解させてもよい。水、望ましくは逆浸透に供した水も液体
混合物の形で添加することができる。成分の分散を助けるために、水の温度は約
50℃から約80℃が有利である。液体混合物を得るのに、市販の液化剤を使用
できる。ついで液体混合物を例えば、2段階で均質化する。
【0026】 液体混合物を熱的に処理して、例えば、液体混合物を約80℃から約150℃
で約5秒から約5分急速加熱して、細菌類を減じることができる。これは蒸気の
噴射、オートクレーブにより、あるいは熱交換例えばプレート熱交換器により行
うことができる。
【0027】 ついで、液体混合物を約60℃から約85℃に、例えばフラッシュ冷却により
冷却することができる。ついで液体混合物を再度均質化し、例えば、第1段階で
約7Mpaから約40Mpaおよび第2段階で約2Mpaから約14Mpaで行
う。均質化混合物さらに冷却して、熱感受性成分例えば、ビタミンやミネラルを
加える。均質化混合物のpHや固体含量はこの時点で標準化するのがよい。
【0028】 粉末栄養組成物を作りたい場合には、均質化混合物を噴霧乾燥機や凍結乾燥機
などの適当な乾燥装置に移して、粉末化する。粉末は約5重量%未満の水分含量
までにするべきである。
【0029】 別の特徴として、本発明は小腸におけるタンパク濃度のおよび合成を増大する
方法、50%未満の加水分解度の食物タンパク加水分解物および部分的に生物活
性ペプチドの形の無傷タンパクを含有する有効量の栄養組成物を未成熟または非
成熟哺乳類に投与する方法を供する。さらに、食物タンパク加水分解物は全窒素
の少なくとも85%の非タンパク態窒素濃度を有することが望ましい。非タンパ
ク態窒素は酸性後に沈殿物として回収されない窒素画分と定義される。
【0030】 本方法は未成熟または非成熟哺乳類を処理して、胃腸管の生育と成熟を促進す
るのに使用できる。さらに、本方法は腸粘膜の通常の生育またはターンオーバー
の変化が起きる場合、例えば、長期間の全体的に非経口栄養の後すなわち栄養不
良の場合、臨床上の栄養に生ずる状態にも適用することができる。
【0031】 経腸栄養組成物はこのような状態で生育、分化および維持に必要な非常に高い
栄養をカバーすることも意図している。それはタンパク源の最適な消化と利用(
組織増大のため)に役立ちかつ生物体の窒素の排泄を最小限にする。 栄養組成物の投与量は哺乳動物の腸の成熟状態あるいは生育状態により変わる
【0032】 例1 全タンパク ホエイタンパク(メッグル社からGlobulal 80の名称で得られる)の5kg量を
55℃の脱ミネラル水に分散させて、10重量%の濃縮タンパク(N*6.38
)を得た。分散液のpHは水酸化カルシウム190gを加えて調節し、ついで分
散液を室温に冷却した。ついでタンパクを凍結乾燥し、メタル缶に充填した。 全タンパクは約4.41%の加水分解度で、非タンパク態窒素濃度は総窒素量
に基づいて約1.1%であった。 加水分解物1 ホエイタンパク(メッグル社)の6.25kg量を55℃の脱ミネラル水50
リッターに分散させた。分散液のpHは2MのCa(OH)21.8リッターを
加えて8.2に調節した。ついでタンパクはトリプシン(6.8AU/gの活性
、5%未満のキモトリプシン含量の塩を含まないパンクレアチントリプシンで、
ノボ社から得られる)30gを使って加水分解した。加水分解反応は55℃で4
時間続けた。反応中、1.6N NaOHと0.4N KOHを添加してpHを
7.4に調整した。ついで反応混合物を80℃に加熱しそしてこの温度で約5分
間維持して酵素を不活化した。ついで混合物を16℃に冷却した。加水分解タン
パクを凍結乾燥し、メタル缶に充填した。加水分解物は約14%の加水分解度を
有し、全窒素を基準にして約54.5%の非タンパク態窒素濃度であった。 加水分解物2 ホエイタンパク(メッグル社)の6.25kg量を55℃の脱ミネラル水50
リッターに分散させた。分散液のpHは、1M Ca(OH)21.6リッター
および1.6M NaOHと0.4M KOHの溶液162mlを添加して7.
5に調節した。タンパクはトリプシン(ノボ社から入手)50gを使って加水分
解した。加水分解反応は55℃で4時間続けた。反応中、1.6N NaOHと
0.4N KOHを添加してpHを7.4に調節した。酵素を不活化し、非加水
分解タンパクは反応混合物を90℃に加熱しそしてこの温度で約5分間維持して
変性させた。 ついで混合物を56℃に冷却し、50gのトリプシンを使って55℃で1時間
加水分解した。反応中、1.6N NaOHと0.4N KOHを添加してpH
を7.4に調節した。反応混合物を80℃に加熱しそしてこの温度で約5分間維
持して酵素を不活化した。ついで混合物を18℃に冷却した。加水分解タンパク
を凍結乾燥し、メタル缶に充填した。 加水分解物は約17.3%の加水分解度を有し、全窒素を基準として約65.
9%の非タンパク態窒素濃度であった。 加水分解物3 ホエイタンパク(Globulal 80の名称でメッグル社から得られる)の6.25
kg量を55℃の脱ミネラル水50リッターに分散させた。1M Ca(OH) 2 1.6リッターおよび1.6M NaOHと0.4M KOHの溶液162m
lを添加して、分散液のpHを7.5に調節した。アルカラーゼ2.4L(EC 9
40459、ノボ社から得られる)250gを使ってタンパクを加水分解した。加水
分解反応は55℃で4時間続けた。この反応の最初の時間で、1.6N NaO
Hと0.4N KOHを添加してpHを7.6に調節した。 ニュートラーゼ0.5L(ノボ社から入手)250g量を添加し、さらにタン
パクを50℃で4時間加水分解した。反応混合物を90℃に加熱しかつこの温度
で約5分間維持して酵素を不活化した。反応混合物を55℃に冷却した。 反応混合物のpHは1.6N NaOHと0.4N KOHを加えて7.33
に調節し、反応混合物をパンクレアチン100gを使って55℃で4時間さらに
加水分解した。反応中、1M NaOHを添加してpHを7.5に調節した。反
応混合物を90℃に加熱しついでこの温度で約5分間維持して、酵素を不活性化
した。混合物を4℃に冷却した。加水分解タンパクを凍結乾燥し、メタル缶に充
填した。 加水分解物は約35%の加水分解度を示し、全窒素を基準にして約92.6%
の非タンパク態窒素濃度を示した。
【0033】 未成熟哺乳動物の特定の胃腸の成熟を意図する栄養組成物を得るために、つぎ
の混合物を調製した。 i) 14.5g/100g 粉末全窒素含量: 10% 例1で調製した加水分解物2 40% 例1で調製した加水分解物3 50%無傷タンパク(1ppm TGFβ2含有)、 ii) 26g/100g 脂肪粉末: 40% 中鎖トリグリセリド 60% 長鎖トリグリセリド iii)53.6g/100g 炭水化物粉末: 65% ラクトース 35% マルトデキストリン iv) および一日要求量を満たすビタミン、ミネラル。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成13年3月5日(2001.3.5)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ, BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,C R,CU,CZ,DE,DK,DM,EE,ES,FI ,GB,GD,GE,GH,GM,HR,HU,ID, IL,IN,IS,JP,KE,KG,KP,KR,K Z,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MA ,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ, PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,S K,SL,TJ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG ,US,UZ,VN,YU,ZA,ZW (72)発明者 マイル、ジャン − クロード スイス国 ベルモン エス/ローザンヌ、 シュマン ド リュエイル、1 (72)発明者 バルーブル、オリビエ スイス国 ローザンヌ 25、ルート ド コジョンヌ 16ビー (72)発明者 ドンネット − ヒューズ、アンヌ スイス国 サン − レジェ、リュ シャ テル − サン − デニ 29ビー (72)発明者 ハシュケ、フェルディナンド スイス国 リュトリイ、ルート ド ラボ ー 254 Fターム(参考) 4B018 MD01 MD14 MD19 MD20 MD21 MD22 MD23 MD71 ME14

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タンパク源として食物タンパク加水分解物および一部生物活
    性ペプチドの形をしている無傷タンパクの混合物を含有する、弱令哺乳動物の未
    成熟胃腸管の生育と熟成を促進するのに意図した経腸栄養組成物。
  2. 【請求項2】 食物タンパク加水分解物は異なるサイズのペプチド、遊離ア
    ミノ酸またはその混合物の混合系をしている、請求項1記載の組成物。
  3. 【請求項3】 食物タンパク加水分解物は約40%の加水分解度を有する少
    なくとも約5重量%(窒素×6.25として計算して総タンパク含量の)および
    加水分解度の低い加水分解物を少なくとも約5%を含有する、請求項1記載の組
    成物。
  4. 【請求項4】 遊離アミノ酸は総タンパク含量(窒素×6.25として計算
    )の約0から約20重量%の量である、請求項2または3記載の組成物。
  5. 【請求項5】 無傷タンパクは総タンパク含量(N×6.25)の少なくと
    も約5重量%の量である、請求項1から4のいずれか1項記載の組成物。
  6. 【請求項6】 無傷タンパクは乳タンパク、ホエイタンパク、カゼインおよ
    びTGF−β2のような生物活性ペプチドである、請求項1から5のいずれか1
    項記載の組成物。
  7. 【請求項7】 生物活性ペプチドは総タンパクmg当たり少なくとも約0.
    1から約4ngである、請求項1から6のいずれか1項記載の組成物。
  8. 【請求項8】 5から30%の総エネルギーを供するタンパク源、40から
    80%の総エネルギーを供する炭水化物源、5から55%の総エネルギーを供す
    る脂質源、日量要求量を満たすミネラルやビタミンを含む、請求項1から7のい
    ずれか1項記載の組成物。
  9. 【請求項9】 弱令哺乳動物の未成熟胃腸管の生育と成熟化を促進させるの
    に意図した経腸栄養組成物を調製するのに、タンパク源として食物タンパク加水
    分解物および一部生物活性ペプチドの形の無傷タンパクの選択された混合物の使
    用。
  10. 【請求項10】 食物タンパク加水分解物は異なるサイズのペプチド、遊離
    アミノ酸またはその混合物の混合系をしている、請求項9記載の使用。
  11. 【請求項11】 食物タンパク加水分解物は約40%の加水分解度加水分解
    物を少なくとも約5重量%(N×6.25として計算した総タンパク含量の)お
    よび加水分解度の低い加水分解物を少なくとも5%を含む、請求項9または10
    記載の使用。
  12. 【請求項12】 遊離アミノ酸は総タンパク含量(N×6.25)の約0〜
    約20重量%の量である、請求項9から11のいずれか1項記載の使用。
  13. 【請求項13】 無傷タンパクは総タンパク含量の少なくとも約5%の量で
    ある、請求項9から12のいずれか1項記載の使用。
  14. 【請求項14】 無傷タンパクは乳タンパク、ホエイタンパク、カゼインお
    よび−TGF−β2のような生物活性ペプチドである、請求項9から13のいず
    れか1項記載の使用。
  15. 【請求項15】 生物活性ペプチドは総タンパクmg当たり約0.1から約
    4ngを示す、請求項9から14のいずれか1項記載の使用。
  16. 【請求項16】 栄養組成物は5から30%の総エネルギーを供するタンパ
    ク源、40から80%の総エネルギーを供する炭水化物源、5から55%の総エ
    ネルギーを供する脂質源、一日要求量を満たすミネラルやビタミンを含む、請求
    項9から15のいずれか1項記載の使用。
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