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JP2002506925A - 多相洗浄剤組成物 - Google Patents

多相洗浄剤組成物

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JP2002506925A
JP2002506925A JP2000536818A JP2000536818A JP2002506925A JP 2002506925 A JP2002506925 A JP 2002506925A JP 2000536818 A JP2000536818 A JP 2000536818A JP 2000536818 A JP2000536818 A JP 2000536818A JP 2002506925 A JP2002506925 A JP 2002506925A
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surfactant
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、界面活性剤を含有し、かつ少なくとも2つの連続相を有する、水性液体、多相洗浄剤組成物を開示する。この組成物は、少なくとも1つの水性下相(I)と、この下相(I)に不混和性の水性上相(II)とを含んでなり、振とうによってエマルジョンに一時的に変換しうる。当該組成物は、0〜5重量%の六メタリン酸ナトリウムを含有する。本発明の組成物を製造する方法によれば、原料を直接混合し、完全に混合し、次いで放置して、一時的なエマルジョンを、分離、形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (発明の属する技術分野) 本発明は、振とうによって一時的に乳化しうるような、水性液体、多相界面活
性剤含有洗浄剤組成物およびその製法に関する。この組成物は、硬質表面用の洗
浄剤として使用することができる。
【0002】 (従来の技術) 家庭や施設などにおいて、硬質表面や、湿った表面や、湿気をふき取った表面
に使用される通常の洗浄剤(クリーナー)は、いわゆる多目的洗浄剤として知ら
れている。この洗浄剤は、一般に、中性から穏やかなアルカリ性を示すような水
性液体の製品であって、1〜30重量%の界面活性剤、0〜5重量%のビルダー(ク エン酸塩、グルコン酸塩、ソーダ、ポリカルボキシレートなど)、0〜10重量% のハイドロトロープ(アルコール、尿素など)および0〜10重量%の水溶性溶媒 (アルコール、グリコールエーテルなど)を含み、所望により、特にスキンケア
成分、染料、香料などを含んでいる。多目的洗浄剤は、一般に約1%の水溶液に 希釈して使用でき、局部的な汚れに対しては、希釈せずに使用することができる
。また、即用タイプの多目的洗浄剤は、スプレイクリーナーとして市販されてい
る。
【0003】 このタイプの水性液体洗浄剤は、通常、均一で安定な溶液または分散液として
存在する。しかしながら、この種の洗浄剤組成物は、ある種の成分、特に疎水性
の成分を用いているため、その均一性が喪失して、不均一な組成物となり、これ
では、消費者が受け入れる機会が殆どない。したがって、このような不均一な組
成物に代えて、不均一性を示す場合であっても、消費者が受け入れるような、外
観および形態を有する組成物を開発する必要性が存在する。
【0004】 EP-A-116 422は、2つの水性相を有する液体のヘアシャンプーおよびボディシ
ャンプーを開示し、この2つの水性相は、振とうによって一時的に相互に分散し
うるものであって、任意の比率で水と混和することができる。その上相は、少な
くとも1つの界面活性剤を、組成物全量を基準に8〜25重量%の用量で含む一方 、下相は、以下の式(I)で示される六メタリン酸ナトリウムを、溶解した形態 にて、組成物全量を基準に少なくとも6重量%の用量で含有する。
【0005】
【化1】
【0006】 上記式中、nは、平均して約12の数値である。他のビルダー塩は、所望により 下相中に存在させることができる。界面活性剤として、アニオン性、カチオン性
、両性および/または非イオン性界面活性剤を存在させることができる。好適に
は、少なくとも1つのアニオン性界面活性剤を存在させることができる。
【0007】 (発明が解決しようとする課題) 本発明が解決しようとする課題は、高性能で貯蔵安定性を示す硬質表面用洗浄
剤組成物を、限定された不均一性でもって、取り扱いが容易で、かつ消費者に受
け入れられるような形態で、提供することである。
【0008】 (発明の開示) 本発明の第1の要旨によれば、本発明は、界面活性剤を含有し、かつ少なくと
も2つの連続相を有する、水性液体、多相洗浄剤組成物であって、少なくとも1
つの水性下相(I)と、この下相(I)に不混和性の水性上相(II)とを含んでな
り、振とうによってエマルジョンに一時的に変換しうる組成物において、 当該組成物は、0〜5重量%の六メタリン酸ナトリウムを含有することを特徴と
する組成物を提供する。
【0009】 六メタリン酸ナトリウム 本明細書に用いられる「六メタリン酸ナトリウム」なる用語は、縮合オルトリン
酸塩の混合物を意味し、上記式(I)(n=平均値約12)で示される。
【0010】 本発明の最も簡易な具体例によれば、本発明の組成物は、全体が下相(I)か ら構成される連続下相と、全体が上相(II)から構成される連続上相とからなる
。ただし、本発明の組成物によれば、1またはそれ以上の連続相は、別の相の一 部を乳化形態で含むことができる。すなわち、このような組成物では、例えば、
下相(I)は、部分的に、連続相(I)(組成物の連続下相(I))として存在す ると共に、部分的に、連続上相(II)において非連続相(I)として乳化状態で 存在することができる。これは、上相(II)などの他の連続相にもあてはまる。
【0011】 「一時的」なる用語 本明細書に用いられる「一時的」なる用語は、振とうによって形成したエマルジ
ョンの90%が別々の相に分離するのに、温度約20〜約40℃において、2分〜10時 間の期間を要し、残りの2%が振とう前の相状態に分離するのに、さらに15分〜5
0時間の期間を要することを意味する。
【0012】 本発明の第2の要旨によれば、本発明は、界面活性剤を含有し、かつ少なくと
も2つの連続相を有する、水性液体、多相洗浄剤組成物であって、少なくとも1
つの水性下相(I)と、この下相(I)に不混和性の水性上相(II)とを含んでな
り、振とうによってエマルジョンに一時的に変換しうる組成物についての、硬質
表面用洗浄剤としての使用を提供する。以下の説明は、本発明の組成物に関する
ものであるが、この説明は、本発明の組成物の使用についても、同様にあてはま
る。
【0013】 一般に本発明の組成物は、希釈形態で使用した際、頑固な油(脂肪)汚れに対
し、高い洗浄性能を示すことができる。また、本発明の組成物は、好適な残渣挙
動を示すことができる。組成物の各相は、長期間安定性を示し、沈殿物を形成す
ることはない。また、一時的なエマルジョンへの変換も、頻繁に振とうした後で
も、再現性を示す。加えて、成分の別の相への分離移動は、組成物の化学的安定
性を促進することができる。
【0014】 本発明の第3の要旨によれば、本発明は、本発明の組成物を製造する方法にお
いて、上記組成物の原料を直接混合し、その後さらに混合し、最後に、一時的な
エマルジョンが分離して相を形成するまで放置することを特徴とする方法を提供
する。
【0015】 本発明の好適な一具体例によれば、連続相である下相(I)および上相(II) は、明確な輪郭を有する相境界によって、相互に分離される。
【0016】 本発明の別の好適な一具体例によれば、連続相である下相(I)および上相(I
I)の一方または両者は、少量、好適にはこれら各相の容量を基準に、0.1〜25容
量%、より好適には0.2〜15容量%の他方の相を、分散剤として含む。この具体 例によれば、連続相(I)および(II)は、他方の相において分散剤として分布 した容量割合だけ、減少する。本発明の特に好適な一具体例によれば、下相(I )は、上相(II)に、この上相(II)の容量を基準に、0.1〜25容量%、好適に は0.2〜15容量%の量で乳化している。
【0017】 本発明の別の好適な一具体例によれば、下相(I)および上相(II)は、連続 相として存在する他に、その一部が、他方の相において、これら2つの相の一方
のエマルジョンとして存在し、当該エマルジョンは、このエマルジョンを伴わな
い下相(I)および上相(II)部分から、明確な輪郭を有する2つの相境界であ る上部相境界および下部相境界によって、分離されている。
【0018】 本発明の好適な一具体例によれば、下相(I)/上相(II)の容量比は、90:1
0〜10:90、好適には75:25〜25:75、より好適には65:35〜35:65である。
【0019】 疎水性成分 本発明の特に好適な一具体例によれば、本発明の組成物は、1またはそれ以上 の疎水性成分を含む。好適な疎水性成分は、例えば、同一または異なるC4〜C14 アルキル基を有するジアルキルエーテル、特にジオクチルエーテル、沸点100〜3
00℃、特に140〜280℃の炭化水素(例えば沸点145〜200℃の脂肪族炭化水素、沸
点200〜260℃のイソパラフィン)、精油、特にリモネン油および松の根茎から抽
出したパイン油、およびそれらの混合物、特に2または3つの物質の混合物である
。疎水性成分の好適な混合物は、異なるジアルキルエーテルの混合物、ジアルキ
ルエーテルと炭化水素との混合物、ジアルキルエーテルと精油との混合物、炭化
水素と精油との混合物、ジアルキルエーテルと炭化水素と精油との混合物、およ
びそれらの混合物である。本発明の組成物は、疎水性成分を、当該組成物を基準
に、0〜20重量%、好適には0.1〜14重量%、より好適には0.5〜10重量%、最も 好適には0.8〜7重量%の量で含有することができる。
【0020】 相分離剤 本発明の好適な一具体例によれば、本発明の組成物は、さらに相分離剤を含む
ことができる。好適な相分離剤は、例えば、塩化アルカリ金属またはアルカリ土
類金属、硫酸アルカリ金属塩またはアルカリ土類金属塩、特に、塩化ナトリウム
またはカリウム、硫酸ナトリウムまたはカリウム、塩化アンモニウム、硫酸アン
モニウムおよびそれらの混合物である。以上の塩類は、加塩効果を介し、強力な
電解質として相分離を促進することができる。また、電解質としてのビルダー塩
は、この加塩効果を奏することができるため、相分離剤として好適である。本発
明の組成物は、相分離剤を、この組成物を基準に、0〜30重量%、好適には1〜20
重量%、より好適には3〜15重量%、最も好適には5〜12重量%の量で含有するこ
とができる。
【0021】 界面活性剤 本発明の組成物は、その界面活性剤成分として、アニオン性界面活性剤、非イ
オン性界面活性剤、両性(双性)界面活性剤、カチオン性界面活性剤、およびそ
れらの混合物からなる群から選ばれる界面活性剤物質を含むことができる。本発
明の組成物は、界面活性剤を、当該組成物を基準に、0.01〜30重量%、好適には
0.1〜20重量%、より好適には1〜14重量%、最も好適には3〜10重量%の用量で 含有することができる。
【0022】 非イオン性界面活性剤 好適な非イオン性界面活性剤は、例えば、C8〜C18アルキルアルコールポリグ リコールエーテル、アルキルポリグリコシド、および窒素含有界面活性剤および
それらの混合物、特に始めの2つの混合物である。本発明の組成物は、非イオン
性界面活性剤を、当該組成物を基準に、0〜30重量%、好適には0.1〜20重量%、
より好適には0.5〜14重量%、最も好適には1〜10重量%の用量で含有することが
できる。
【0023】 C8〜C18アルキルアルコールポリプロピレングリコール/ポリエチレングリコ ールエーテルは、好適な既知の非イオン性界面活性剤である。この化合物は、式
(II):R1O-(CH2CH(CH3)O)p(CH2CH2O)e-Hで示される。式中、R1は、直鎖
または分岐鎖、脂肪族C8〜C18アルキル基および/またはアルケニル基であり、p
は、0または1〜3の数値であり、eは、1〜20の数値である。
【0024】 式(II)のC8〜C18アルキルアルコールポリグリコールエーテルは、酸化プロ ピレンおよび/または酸化エチレンを、アルキルアルコール、好適には脂肪アル
コールに添加して、得ることができる。式(II)の化合物の代表例は、R1がC8
C18アルキル基で、pが0〜2で、eが2〜7の数値である式(II)の化合物である。 好適な代表例は、例えば、C10〜C14脂肪アルコール+PO+6EOエーテル(p=1, e
=6)およびC12〜C18脂肪アルコール+7EOエーテル(p=0, e=7)、およびそれ
らの混合物である。末端基キャップ付C8〜C18アルキルアルコールポリグリコー ルエーテル、すなわち、式(II)の遊離OH基をエーテル化した化合物も、使用す
ることができる。この末端基キャップ付C8〜C18アルキルアルコールポリグリコ ールエーテルは、常法によって製造することができる。好適には、C8〜C18アル キルアルコールポリグリコールエーテルを、アルキルハライド、特に塩化ブチル
またはベンジルと、塩基の存在下に反応させる。その代表例は、ブチル基で末端
キャップした、R1が工業的脂肪アルコールの残基、好適にはC12/C14ココアルキ
ル基で、pが0で、eが5〜10である式(II)の混合エーテルである。
【0025】 アルキルポリグリコシド 他の好適な非イオン性界面活性剤は、式(III):R2O-[G]xのアルキルポリ グリコシド(APG)である。式中、R2は、C8〜C22直鎖または分岐鎖、飽和または
不飽和アルキル基であり、Gは、グリコシド糖単位であり、xは、1〜10の数値で ある。このアルキルポリグリコシドは、適切な有機工業化学的製法によって製造
しうる既知化合物である。式(III)の x は、オリゴマー化度(DP)、すなわち
、モノおよびオリゴグリコシドの分布を意味し、約1〜10の数値である。特定の 化合物のxは、常に整数で、特に1〜6であってよいが、ある種のアルキルオリゴ グリコシドの数値xは、分析で決定した計算値であって、これは、一般に端数で ある。好適には、平均オリゴマー化度約1.1〜3.0のアルキルグリコシドが使用さ
れる。実用的な観点から、オリゴマー化度約1.7未満、特に約1.2〜1.6のアルキ ルグリコシドが好適である。グリコシド糖単位として、キシロースだけでなく、
グルコースが好適である。式(III)のアルキルまたはアルケニル基R2は、C8〜C 18 一級アルコール、好適にはC8〜C10一級アルコールから得ることができる。そ の代表例は、カプロンアルコール、カプリルアルコール、カプリンアルコールお
よびウンデシルアルコールおよびそれらの工業的混合物であって、この混合物は
、例えば、工業的脂肪酸メチルエステルを水添するか、またはレーレンオキソ合
成からのアルデヒドを水添することによって得ることができる。しかしながら、
アルキルまたはアルケニル基R2は、好適には、次のようなアルコールから得るこ
とができる:ラウリルアルコール、ミリスチルアルコール、セチルアルコール、
パルミトレイルアルコール、ステアリルアルコール、イソステアリルアルコール
、オレイルアルコール、エライジルアルコール、ペトロセリニルアルコール、ア
ラキジルアルコール、ガドレイルアルコール、ベヘニルアルコール、エルシルア
ルコール、およびそれらの混合物。
【0026】 窒素含有界面活性剤 他の好適な非イオン性界面活性剤は、窒素含有界面活性剤、例えば脂肪酸ポリ
ヒドロキシアミド、例えばグルカミド、およびアルキルアミンのエトキシレート
、ビシナルジオールおよび/またはカルボン酸アミド(C10〜C22、好適にはC12 〜C18アルキル基を含む)である。このような化合物のエトキシル化度は、一般 に1〜20、好適には3〜10である。C8〜C22、好適にはC12〜C16アルカノール酸の エタノールアミド誘導体が、好適である。特に好適な化合物として、ラウリン酸
、ミリスチン酸、パルミチン酸モノエタノールアミドなどが例示される。
【0027】 アニオン性界面活性剤 好適なアニオン性界面活性剤は、特に、C8〜C18アルキル硫酸塩、C8〜C18アル
キルエーテル硫酸塩(前記式(II)のアルコールエーテルの硫酸化生成物)、C8 〜C18アルキルベンゼンスルホン酸塩などである。また、好適なアニオン性界面 活性剤として、C8〜C18アルカンスルホン酸塩、C8〜C18α-オレフィンスルホン 酸塩、スルホン化C8〜C18脂肪酸、特にドデシルベンゼンスルホン酸塩、C8〜C18 カルボン酸アミドエーテル硫酸塩、スルホコハク酸モノ-およびジC1〜C12アルキ
ルエステル、C8〜C18アルキルポリグリコールエーテルカルボキシレート、C8〜C 18 N-アシルタウリド、C8〜C18N-サルコシネートおよびC8〜C18アルキルイセチオ
ネートおよびそれらの混合物が例示される。これらの界面活性剤は、一般に、ア
ルカリ金属塩およびアルカリ土類金属塩、特にナトリウム塩、カリウム塩、マグ
ネシウム塩並びにアンモニウム塩およびモノ、ジ、トリまたはテトラアルキルア
ンモニウム塩の形態で使用されるが、スルホン酸塩型界面活性剤の場合には、ド
デシルベンゼンスルホン酸のような対応する酸の形態で使用される。本発明の組
成物は、アニオン性界面活性剤を、当該組成物を基準に、0〜30重量%、好適に は0.1〜20重量%、より好適には1〜14重量%、最も好適には2〜10重量%の量で 含有することができる。
【0028】 セッケン セッケンは、制泡剤作用を示すため、本発明の組成物は、飽和または不飽和C6 〜C22脂肪酸のアルカリ金属塩またはアンモニウム塩のようなセッケンを含有す ることができる。セッケンは、5重量%までの量、好適には0.1〜2重量%の量で 使用することができる。
【0029】 両性界面活性剤 好適な両性界面活性剤は、式:(R3)(R4)(R5)N+CH2COO-で示されるベタ インである。式中、R3は、C8〜C25、好適にはC10〜C21アルキル基(所望により 、ヘテロ原子またはヘテロ原子基によって中断される。)であり、R4およびR5
、同一または異なって、C1〜C3のアルキル基である。特に好適なベタインは、C1 0 〜C18アルキルジメチルカルボキシメチルベタインおよびC11〜C17アルキルアミ
ドプロピルジメチルカルボキシメチルベタインである。本発明の組成物は、両性
界面活性剤を、当該組成物を基準に、0〜15重量%、好適には0.01〜10重量%、 より好適には0.1〜5重量%の用量で含有することができる。
【0030】 カチオン性界面活性剤 好適なカチオン性界面活性剤は、式:(R6)(R7)(R8)(R9)N+X-で示され
る四級アンモニウム化合物である。式中、R6〜R9は、同一または異なってよく、
特に2つの長鎖アルキル基および2つの短鎖アルキル基であり、X-は、アニオン
、特にハロゲン化物アニオン、例えばジデシルジメチルアンモニウムクロリド、
アルキルベンジルジデシルアンモニウムクロリドおよびそれらの混合物である。
本発明の組成物は、カチオン性界面活性剤を、当該組成物を基準に、0〜10重量 %、好適には0.01〜5重量%、より好適には0.1〜3重量%の用量で含有すること ができる。
【0031】 本発明の好適な一具体例によれば、本発明の組成物は、アニオン性界面活性剤
および非イオン性界面活性剤を一緒に含むことができ、例えば、C8〜C18アルキ ルベンゼンスルホン酸塩、C8〜C18アルキル硫酸塩および/またはC8〜C18アルキ
ルエーテル硫酸塩と共に、C8〜C18アルキルアルコールポリグリコールエーテル および/またはアルキルポリグリコシドを含むことができ、特に好適には、C8
C18アルキルベンゼンスルホン酸塩と共に、C8〜C18アルキルアルコールポリグリ
コールエーテルを含むことができる。
【0032】 ビルダー 本発明の組成物は、ビルダーを含有することができる。好適なビルダーは、例
えば、グルコン酸アルカリ金属塩、クエン酸アルカリ金属塩、ニトリロ三酢酸ア
ルカリ金属塩、炭酸アルカリ金属塩および重炭酸アルカリ金属塩(特に、グルコ
ン酸ナトリウム、クエン酸ナトリウムおよびニトリロ三酢酸ナトリウム、炭酸お
よび重炭酸ナトリウム、炭酸および重炭酸カリウム)、水酸化アルカリ金属およ
びアルカリ土類金属(特に、水酸化ナトリウムおよびカリウム)、アンモニアお
よびアミン(特にモノおよびトリエタノールアミン)、およびそれらの混合物で
ある。他の好適なビルダーは、グルタール酸、コハク酸、アジピン酸、酒石酸お
よびベンゼンヘキサカルボン酸、並びにホスホン酸塩およびリン酸塩である。本
発明の組成物は、ビルダーを、当該組成物を基準に、0〜20重量%、好適には0.0
1〜12重量%より好適には0.1〜8重量%、最も好適には0.3〜5重量%の量で含む ことができる。ただし、六メタリン酸ナトリウムの量は、本発明の組成物では、
0〜5重量%に限られる。電解質と同様に、ビルダー塩は、相分離剤として作用す
ることができる。
【0033】 他の成分 本発明の組成物は、前記した成分の他に、このような組成物中に通常存在する
他の助剤および添加剤を含むことができる。他の成分として、特に、ポリマー、
汚れ解離剤、溶剤(例えば、エタノール、イソプロパノール、グリコールエーテ
ル)、可溶化剤、ハイドロトロープ(例えば、クメンスルホネート、硫酸オクチ
ル、ブチルグルコシド、ブチルグリコール)、洗浄力増強剤、粘度調節剤(例え
ば、合成ポリマー、例えば多糖類、ポリアクリレート、天然ポリマーおよびその
誘導体、例えばキサンタンガム、他の多糖類および/またはゼラチン)、pH調
節剤(例えば、クエン酸、アルカノールアミンまたは水酸化ナトリウム)、殺菌
剤、帯電防止剤、漂白系添加剤、酵素、香料、染料および芳香剤並びに蛍光剤ま
たはスキンケア成分(EP-A-522 556)が例示される。添加剤の用量は、当該組成
物を基準に、通常12重量%以下である。用量の下限値は、添加剤の特性に依存し
、例えば染料の場合には、0.001重量%またはそれ以下とすることができる。助 剤は、好適には0.01〜7重量%、より好適には0.1〜4重量%である。
【0034】 pH値 本発明の組成物のpH値は、広い範囲にわたって変化させることができるが、
好適には2.5〜12、より好適には5〜10.5である。本明細書に用いられる「pH値」
なる用語は、一時的エマルジョン形態の組成物のpH値を意味する。
【0035】 本発明の組成物は、当該組成物の原料を直接混合し、その後さらに混合し、最
後に放置して、一時的にエマルジョンを分離させて相を形成することによって製
造することができる。
【0036】 実施例 前記方法によって、本発明の組成物E1〜E7を製造した。この組成物の組成(重
量%)およびpH値を以下の表1に示した。組成物は、連続した2つの相を形成
し、上相は、わずかに不透明であって、振とうによって、クリーム状のエマルジ
ョンを一時的に形成した。以下の成分を用いた。
【0037】 (a)ドデシルベンゼンスルホン酸 (b)C10〜C14脂肪アルコール+1PO+1EOエーテル (c)C12〜C18脂肪アルコール+7EOエーテル (d)モノエタノールアミン (e)水酸化ナトリウム (f)塩化ナトリウム (g)グルコン酸ナトリウム (h)脂肪族炭化水素(沸点145〜200℃) (i)イソパラフィン(沸点200〜260℃) (j)ジオクチルエーテル (k)香料、および (l)水 組成物E1〜E7は、さらに、少量の染料を含有する。
【0038】
【表1】
【0039】 洗浄性能の試験 本発明の組成物に関し、その洗浄性能は、再現性の高い方法によって評価した
(Sefen-Oele- Fette- Wachse, 1986, 112, p. 371)。この試験によれば、被験
洗浄剤組成物を、人為的に汚したプラスチック表面に対し適用した。煤煙、機械
油、飽和脂肪酸のトリグリセリドおよび低沸点脂肪族炭化水素の混合物を、洗浄
剤組成物の希釈形の用途に関し、人為的な汚れとして用いた。26×28 cmの試験 片の表面に、2 gの人為的な汚れを表面コーターによって均一に塗布した。
【0040】 プラスチックスポンジに、10 ml量の被験洗浄剤組成物を含浸させ、このスポ ンジを、予め10 mlの被験洗浄剤組成物を被覆した試験片表面全体に、機械的に 移動させた。10回の洗浄ふき取り移動の後、洗浄済みの試験片表面を、流水と接
触させて保持し、遊離した汚れを除去した。洗浄効果として、いわゆるプラスチ
ック表面の白色度を、色相差測定装置(Dr. Lange "Microcolor")によって測定
した。未使用で、未処理の白色プラスチック表面を、白色度の標準として用いた
【0041】 本発明の組成物E1を、希釈形態(濃度6 ml/l)および非希釈形態で用いて、 試験を行った。また、ドイツで汎用されている多目的クリーナー(C1)(10重量
%を超える界面活性剤含量)を、希釈形態(濃度6 ml/l)および非希釈形態で 用いて、比較試験を行った。
【0042】 本発明の洗浄剤組成物E1は、より多量の界面活性剤を含む比較クリーナーC1よ
りも、希釈形態および非希釈形態の両方で、その性能が優れていた。
【0043】 残渣挙動試験 残渣挙動試験は、黒色のタイル上で行った。本発明の組成物の残渣評価点は、
前記した多目的クリーナーのレベルと同じであった。
【0044】 下相(I)および上相(II)の組成 本発明のクリーナーE1に関し、その下相(I)および上相(II)の組成を、以 下の表2に示す。
【0045】
【表2】
【0046】 上相(II)は、ほぼ全量の界面活性剤(a, c)と、疎水性成分(j)と、香料 (k)とを含む一方、下相(I)は、その主たる成分として、相分離剤(f)およ びビルダー(d)部分を含む。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C11D 1/62 C11D 1/62 1/66 1/66 1/72 1/72 (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),CA,JP,U S (72)発明者 リスツァート・カトヴィッツ ドイツ連邦共和国デー−40589デュッセル ドルフ、アム・ファルダー22番 (72)発明者 ゲオルク・マイネ ドイツ連邦共和国デー−40822メットマン、 ホフシュタット4番 (72)発明者 アレクサンダー・ディッツェ ドイツ連邦共和国デー−40599デュッセル ドルフ、テーニスシュトラーセ15番 (72)発明者 マルク・ブノワ フランス、エフ−78000ヴェルサイユ、プ ラス・ドゥ・ラ・ブレシェ1番 Fターム(参考) 4H003 AB18 AB27 AB31 AC05 AC08 AC23 BA14 DA05 EA08 EA12 EA16 EA19 EA21 EB08 EB14 EB15 ED02 ED03 ED29 FA16 FA21

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 界面活性剤を含有し、かつ少なくとも2つの連続相を有する
    、水性液体、多相洗浄剤組成物であって、少なくとも1つの水性下相(I)と、 この下相(I)に不混和性の水性上相(II)とを含んでなり、振とうによってエ マルジョンに一時的に変換しうる組成物において、 当該組成物は、0〜5重量%の六メタリン酸ナトリウムを含有することを特徴と
    する組成物。
  2. 【請求項2】 連続相である下相(I)および上相(II)は、明確な輪郭を 有する相境界によって、相互に分離される請求項1記載の組成物。
  3. 【請求項3】 連続相である下相(I)および上相(II)の一方または両者 は、少量、好適にはこれら各相の容量を基準に、0.1〜25容量%、より好適には0
    .2〜15容量%の他方の相を分散剤として含む請求項1または2記載の組成物。
  4. 【請求項4】 下相(I)は、上相(II)に、この上相(II)の容量を基準 に、0.1〜25容量%、好適には0.2〜15容量%の量で乳化している請求項1〜3のい
    ずれかに記載の組成物。
  5. 【請求項5】 下相(I)および上相(II)は、連続相として存在する他に 、その一部が、他方の相において、これら2つの相の一方のエマルジョンとして
    存在し、 上記エマルジョンは、このエマルジョンを伴わない下相(I)および上相(II )部分から、明確な輪郭を有する2つの相境界である上部相境界および下部相境
    界によって、分離されている請求項1〜4のいずれかに記載の組成物。
  6. 【請求項6】 下相(I)/上相(II)の容量比は、90:10〜10:90、好適 には75:25〜25:75、より好適には65:35〜35:65である請求項1〜5のいずれか
    に記載の組成物。
  7. 【請求項7】 当該組成物は、さらに疎水性成分を含み、 この疎水性成分は、同一または異なるC4〜C14アルキル基を有するジアルキル エーテル、特にジオクチルエーテル、沸点100〜300℃、特に140〜280℃の炭化水
    素、精油、特にリモネン油およびパイン油、およびそれらの混合物、特に2また は3つの物質の混合物からなる群から選ばれる請求項1〜6のいずれかに記載の組 成物。
  8. 【請求項8】 当該組成物は、さらに相分離剤を含み、 この相分離剤は、好適には、塩化アルカリ金属またはアルカリ土類金属、硫酸
    アルカリ金属塩またはアルカリ土類金属塩、特に、塩化ナトリウムまたはカリウ
    ム、硫酸ナトリウムまたはカリウム、塩化アンモニウム、硫酸アンモニウムおよ
    びそれらの混合物からなる群から選ばれる請求項1〜7のいずれかに記載の組成物
  9. 【請求項9】 上記界面活性剤として、アニオン性界面活性剤を含み、 このアニオン性界面活性剤は、好適にはC8〜C18アルキル硫酸塩、C8〜C18アル
    キルエーテル硫酸塩、C8〜C18アルキルベンゼンスルホン酸塩およびそれらの混 合物からなる群から選ばれる請求項1〜8のいずれかに記載の組成物。
  10. 【請求項10】 上記界面活性剤として、非イオン性界面活性剤を含み、 この非イオン性界面活性剤は、C8〜C18アルキルアルコールポリグリコールエ ーテル、アルキルポリグリコシドおよびそれらの混合物からなる群から選ばれる
    請求項1〜9のいずれかに記載の組成物。
  11. 【請求項11】 上記界面活性剤として、アニオン性界面活性剤および非イ
    オン性界面活性剤を含み、 これらの界面活性剤は、好適には、C8〜C18アルキルベンゼンスルホン酸塩、C 8 〜C18アルキル硫酸塩および/またはC8〜C18アルキルエーテル硫酸塩並びにC8 〜C18アルキルアルコールポリグリコールエーテルおよび/またはアルキルポリ グリコシドであり、特に好適には、C8〜C18アルキルベンゼンスルホン酸塩並び にC8〜C18アルキルアルコールポリグリコールエーテルである請求項1〜10のいず
    れかに記載の組成物。
  12. 【請求項12】 上記界面活性剤として、1またはそれ以上のカチオン性界 面活性剤を含む請求項1〜11のいずれかに記載の組成物。
  13. 【請求項13】 当該組成物は、さらにビルダーを含み、 このビルダーは、好適にはグルコン酸、クエン酸、ニトリロ三酢酸、炭酸およ
    び重炭酸のアルカリ金属塩、および水酸化アルカリ金属およびアルカリ土類金属
    、アンモニアおよびアミン、特にモノおよびトリエタノールアミン、およびそれ
    らの混合物からなる群から選ばれる請求項1〜12のいずれかに記載の組成物。
  14. 【請求項14】 請求項1〜13のいずれかに記載の組成物を製造する方法に おいて、 上記組成物の原料を直接混合し、その後さらに混合し、最後に、一時的なエマ
    ルジョンが分離するまで放置することを特徴とする方法。
  15. 【請求項15】 界面活性剤を含有し、かつ少なくとも2つの連続相を有す
    る、水性液体、多相洗浄剤組成物であって、少なくとも1つの水性下相(I)と 、この下相(I)に不混和性の水性上相(II)とを含んでなり、振とうによって エマルジョンに一時的に変換しうる組成物についての、硬質表面用洗浄剤として
    の使用。
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