JP2002504989A - 保護フレーム体を有する電子装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 例えば、滅菌装置内で滅菌サイクルの有効性を測定するのに使用するテストパックなど、装置の両側に載置される２つの緩衝用環状部材（１１、１２）と、装置から離れ、環状部材の間に等間隔で延在する３つの緩衝アーム（１３）とを有する保護フレーム体（１０）を備えている電子装置（１）。

Description

【発明の詳細な説明】 保護フレーム体を有する電子装置 本発明は、電子装置用保護フレーム体に関し、特に手で扱われることが想定さ れる電子装置を衝撃から保護するフレーム体に関する。 本発明は、例えばテストパックまたは類似の電子装置を保護するのに適用され る。この電子装置は電子センサなどのデリケートな構成要素を有し、取扱時にぶ つけたり落としたりすると破損しやすいものである。本発明は特に、滅菌室内で 滅菌サイクルの有効性を測定する際に使用するテストパックの保護に関するが、 これに限定はされない。 滅菌室における滅菌サイクルは、蒸気などの滅菌剤を特定の環境条件（例えば 高温）と組み合わせて使用し、滅菌室内の品物に対する滅菌有効性を発揮するこ とを含む。滅菌剤を確実に正しく機能させるために、滅菌室内の環境条件を定期 的にモニタすべきである。この目的のため、単独でまたは被滅菌品と共に滅菌室 内に配置されかつ滅菌サイクルの終了時にサイクルが有効であったか否かを示す テストパックが利用される。電子構成要素（例えば、滅菌室内の環境条件をモニ タ／測定するセンサ）が組み込まれたテストパックについては既に文献が存在し 、このタイプのテストパックは、使用中に衝撃が加わった場合でもこれに耐え得 ることが望ましいのは明らかである。なぜなら、いずれの衝撃も電子構成要素を 破損し、場合によってはテストパックの信頼性がなくなることで重大な結果を生 じる可能性があるからである。また、滅菌室から取り出された後にこのようなテ ストパックが熱い場合であっても、取り扱い易いことも望ましい。 本発明は、使用者が装置へのアクセスをむやみに制限せず、好ましくは装置を 取り扱い易くする方法で、衝撃による破損から電子装置（特に、滅菌装置内で使 用されるテストパックだが、これに限定されるものではない）を保護することに 関する。 本発明により、装置の両側に配置された２つの緩衝用環状部材と、装置から離 れ装置の周りに間隔を置いて環状部材の間に延在する少なくとも３つの緩衝アー ムとを有する外部保護フレーム体が実装された電子装置が得られる。「環状部材 」という用語は、輪と略同形であるが、必ずしも円形ではない部材を意味する。 例えば、その部材が三角形、正方形またはその他の直線辺の図形などの閉じた図 形を画定する場合を含み、また、本発明の目的のために、輪と等価の場合も含ま れる。 本発明による装置は、滅菌サイクルの有効性を試験するために滅菌室内に配置 可能な自立型ユニットであってもよく、この場合、装置はユニット外部からユニ ット内の所定位置への滅菌剤の浸透を誘発する(challenge)滅菌剤誘発経路(chal lenging path)と、前述の滅菌サイクルの間に滅菌剤が前述の所定位置に十分に 浸透したか否かを測定するように作用する電子手段と、前述の滅菌剤誘発経路及 び前述の電子手段を収容するハウジング手段とを含んでもよく、保護フレーム体 は装置のハウジング手段に連結されている。 例として挙げるのみであるが、本発明の態様を添付の図面を参照して説明する 。 図１は、電子装置の斜視図である。 図２は、本発明による保護フレーム体を有する装置の斜視図である。 図３は、一部が断面図であり、一部が破断図である図２に示す装置の側面図で ある。 図４は、組み立て前の図２のフレーム体の２つの構成要素の部分の斜視図であ る。 図５は、図２と類似の図であるが、他の保護フレーム体を示している。 図６は、組み立て前の図５のフレーム体の１つの構成要素の斜視図である。 図７は、図５のフレーム体の一部を部分的に断面で示した詳細な図である。 図８は、図５のフレーム体の別の部分の詳細な図である。 図１の装置１は、多孔装填物(porous-load)滅菌装置の滅菌室における滅菌サ イクルの有効性を測定するのに使用されるテストパックである。テストパックは 滅菌室内に配置されることが想定され、滅菌サイクルの間を通して滅菌室内にあ る。その間、室内の環境条件をモニタ及び記録し、サイクルの終了時にサイクル が有効であったか否かを測定する。テストパックは、装置を機能させるのに必要 な、電子構成要素をはじめとする電子構成要素を内部に収容した円筒形ハウジン グ２を有する。 テストパック１の操作方法及び内部構造の詳細な説明は、本発明を理解する上 で必須ではないが、テストパックは、例えば、滅菌剤がハウジング２の下端部の 開口部（図示せず）を通りハウジング内の特定の位置まで浸透するのを誘発する ための誘発装填物(challenge load)のある形態を含んでもよい。多孔装填物滅 菌装置の滅菌サイクルは一般に、滅菌剤を加える前に、滅菌室（滅菌する装填物 が含まれる）から空気を取り除く空気除去段階(airremoval phase)から開始さ れ、テストパック１の誘発装填物は空気除去段階で望ましい結果が得られないか ぎり滅菌サイクルの間に滅菌剤がハウジング２内の指定の位置に達することがで きない構 成になっている。指定の位置での滅菌剤の有／無を測定するセンサをテストパッ ク内に設けることにより、滅菌サイクルの有効性を測定することが可能である。 温度センサを使用して誘発装填物内の滅菌剤の浸透を測定するこのタイプのテス トパックは、米国特許第５５６５ ６３４号に開示されている。その文書には、 温度センサからの情報を記録する電子メモリと、その情報に基づき滅菌サイクル が有効であるかどうかを測定するマイクロプロセッサとをテストパックにいかに 含むことができるかについても開示されている。米国特許第５ ５６５ ６３４ 号はさらに、滅菌サイクルの終了時にサイクルが有効であったか否かをテストパ ックでいかに可視的に示すかを（例、光を発してサイクルが十分であったことを 示すＬＥＤを使用する）、またテストパック内の赤外線ＬＥＤにより発生する赤 外線のパルスの形態でテストパックから外部のハードウェアにいかに滅菌サイク ルの記録情報を転送し、テストパックのハウジングの窓を通して伝送するかを更 に開示している。テストパック１のハウジング２は、上端面４に形成された参照 符号３で示されるこのようなデータ伝送窓を含む。 テストパック1はデリケートな構成要素を有するにも拘わらず、比較的頑丈な ければならないことは明らかであろう。滅菌装置を頻繁に点検し、有効に機能し ているを確認するのは必須であるので、滅菌装置は特に病院の滅菌設備の技師に より定期的に取り扱われる。必要なだけの頑丈度が確実に得られるようにし、滅 菌装置から取り外した後まだ熱いときでもテストパックの取り扱いを容易にする ために、図２〜図４を参照して説明する保護フレーム体１０を提供する。 フレーム体１０は、２つのリング１１、１２と、３つのアーム１３とを含む。 リング１１の直径は円筒形ハウジング２の直径より 僅かに大きく、テストパック１の上端部（すなわち、データ伝送窓３が設けられ ている端部）の僅かに上方に近接して配置されている。リング１２は、直径がリ ング１１よりも大きく、テストパックの下端部（すなわち、滅菌剤誘発装填物に アクセスする開口部が備えられている端部）の僅かに下方に近接して配置されて いる。アーム１３は、テストパックの周囲に等間隔でリング１１と１２との間に 延在し、外側に湾曲し、端から端までテストパックのハウジング２から距離を置 いている。フレーム体１０はアーム１３の上端部及び下端部からそれぞれハウジ ング２に向かって内方向に延在する接続部材１４、１５によりテストパック上に 載置されている。 フレーム体１０の下端部のリング１２により、フレーム体したがってテストパ ック１を立てる土台が得られる。図３から分かるように、次いでテストパック１ の下端部は指示面より僅かに上方に配置され、これにより滅菌剤はテストパック の下端部の誘発装填物の開口部にアクセスできる。更にテストパックの上端面４ のデータ伝送窓３がリング１１の中心を通してはっきりと見える。 リング１１、１２は各々（図３に部分的に破断して示されている）、りングに 十分な剛性と強度とを与えるだけの材料で形成される堅固な芯(solid core)１ ６の形態で内部補強部材を含む。これは、例えば金属または硬質プラスチックな ど滅菌装置内で発生する環境条件に耐えることができる材料である。芯１６に適 した材料には、ステンレス鋼、アルミニウム、ポリアミド及びＰＥＥＫ（ポリエ ステルエーテルケトン）が含まれる。各リングの芯１６の周りは、滅菌装置内で 発生する環境条件に耐えることができる、例えば、シリコーンゴムなどのより柔 軟で弾性のある材料１７で覆われている。弾性材料１７は、例えば射出形成法に より芯１６の周りに形成可能である。 各アーム１３も十分な剛性と強度とを有するために内部補強部材を含むが、こ の場合、補強部材は滅菌装置内で発生する環境条件に耐えることができる材料で 形成される湾曲管１８である。管１８は、リング１１、１２の芯１６のように、 金属または硬質プラスチック材料で形成されてもよく、好適な材料はステンレス 鋼、アルミニウム、ポリアミド及びＰＥＥＫ（ポリエステルエーテルケトン）を 含む。各管１８の各端が偏平にされ９０°まで曲げられ、接続部材１４、１５の 芯１９、２０をそれぞれ形成する。更に、図３の２２に示されるように、各アー ム１３の上端部の偏平芯１９の端部２１は上方向に向けられ、以下に説明するよ うにテストパック１に接続される。管１８及び偏平端部１９、２０は、管１８の 各端に延在し、内部補強なしで部分２２、２３を形成し、以下に説明するように その中に上側リング１１及び下側リング１２が配置されている、より柔軟で弾性 のある材料２１（好ましくは、リング１１、１２に使用した物と同じ材料）で覆 われている。各アーム１３の下端部の弾性材料の部分２３は、上述した通りその 上にフレーム体１０を立てることができる偏平端面２４を有する。延長部分２２ 、２３を含む弾性材料２１は、例えば、射出形成法により各管１８の周りに形成 され得る。 アーム１３の補強１８に管状材料を使用することにより、フレーム体１０の重 量を増加させることなく直径がより大きなアームを形成することができる。以下 に説明するように、アーム１３はハンドルとしても機能し、楽に保持できるだけ の直径を有する必要があるため、アーム１３の直径はより大きいことが望ましい 。 リング１１、１２の配置位置を提供するためアーム１３の延長部分２２、２３ を使用すると、弾性材料２１により補強芯１６と管１ ８とが互いに離されることになり、フレーム体１０の衝撃吸収能力が更に高まる ため有利である。 フレーム体１０をテストパック１上に載置するために、以下に説明するように 、まずアーム１３をテストパックに接続し、次いでリング１１、１２をアームに 接続する。 アーム１３をテストパック１に接続できるようにするために、図３に示すよう に、アームの接続部材１４の上向き端２２がその中に留められている開口２６を 形成する直立カラー２５をテストパック１の上端部に備える。図３に示すように 、テストパックの下端部には一組の端板２７、２８が備えられ、その間にはアー ムの接続部材１５が固定されている。端板２７、２８（図１のテストパックでは このうち一方のみを示す）は、接続部材１５も貫通するねじ２９により一緒に保 持されている。 リング１１、１２をアーム１３に接続できるようにするために、後者は直径が リングの芯１６の直径に対応する大きさで横に延びる開口３０（図３及び図４） を有する（部分２２、２３の）各端に隣接して形成される。弾性材料２１におけ るアームの端部のスリット３１により、開口３０に入る手段が得られる。更に、 各リング１１、１２は弾性材料１７において３つの等間隔の裂け目３３を有し、 したがって、これらの位置においてリングの芯１６が曝露される（図４参照）。 リング１１、１２をアーム１３に接続するために、りング上の弾性材料における 裂け目３３は各アーム１３の端部に隣接して配置され、スリット３１を通して開 口３０に押し込まれる。 上述のように形成されたフレーム体１０は、剛性かつ丈夫な構成であり、弾性 材料１７、２１で完全に被覆されている。フレーム体はテストパック１から離れ 、周りに緩衝ゾーンを形成し、テストパック内で構成要素を破損する原因となり 得る衝撃を取り除き吸収す る。フレーム体１０により、上述した通りテストパック１の台も得られ、フレー ム体の形は、テストパックの向きが正しいことを使用者に可視的に示すよう機能 する。特にフレーム体の形は、アームの端部２２または湾曲面上ではなく（後者 の湾曲は実際不安定さを示す）、アーム１３の端部２３により提供される広い土 台上に立つべきであることを示す。更に、アーム１３により特に便利なテストパ ックの取り扱い方法が得られ、（必要であれば両手で）持ち上げるようにするだ けではなく、１人の使用者から別の使用者の手から手へ容易に渡すこともできる ようになる。テストパック取り扱い時に更なる保証を提供するために、アームを 被覆する弾性材料２１は握り部分３４となる形状を有する。弾性材料２１は比較 的熱伝導性が低いため、テストパックが滅菌室から取り出された後にまだ熱い場 合も、使用者が取り扱う際に握り部分３４は比較的冷たいままである。 一般に、テストパック１の直径は約８０ｍｍであり、高さは約２４０ｍｍであ る。このような寸法のテストパックの好適な保護フレーム体１０において、リン グ１１、１２の外径はそれぞれ約１１０ｍｍと１９０ｍｍである。リングの芯１ ６の直径は約８ｍｍであり、弾性材料１７の厚さは約２ｍｍである。アームの補 強管１８の外径は約１６ｍｍであり、弾性材料２１（握り部分３４を除く）の厚 さは約２ｍｍである。フレーム体１０の全体の高さは約２８０ｍｍである。 テストパック１の保護フレーム体の別の形態を図５に示す。フレーム体４０は 、円筒形テストパック１の各端に隣接して配置される２つのリング４１、４２と 、リング４１と４２との間に等間隔で配置される３つのアーム４３とを含むとい う点で図２のフレーム体に類似している。しかしながら、この実施例では、テス トパックはリ ング４１、４２に直接据え付けられ、アーム４３は外側に湾曲する代わりに４４ 、４５で示されるように端部に隣接し、テストパックハウジング２から間隔を置 くようになっている。 フレーム体４０、各々図６に示されるように１つのアーム４３及びリング４１ 、４２のそれぞれの部分４７、４８を含む３つの部分４６に形成されてよい。各 部分４６はより柔軟で弾性のある材料で覆われる比較的剛性の芯４６ａを含んで もよく、いずれも滅菌装置内で発生する環境条件に耐えることができる。リング 部分４７、４８の内面は、その上にテストパックの各端が載置される押縁(ledge )４９（図７）を備えるような形状を有し、３つのフレーム体部分４６全てがテ ストパック上の所定位置にあるとき、図８に示されるように、隣接するフレーム 体部分は、隣接するリング部分４７と４８との間の接合点５１を横切ってねじ５ ０をリング４１、４２に接線方向に挿入することにより一緒に固定される。 アーム４３の形成された下端部分４５は、フレーム体４０、したがってテスト パック１の台を形成する。アーム４３はテストパック１から離れ、フレーム体４ ０の底部に向かってほぼ外方向に延び、これにより、テストパックの向きが正し い（すなわち、アーム４３の端部４５により提供される広い土台上に立てられる べきである）ことを使用者に可視的に示す。次いでテストパック１の下端部は、 図５から分かるように、支持面の僅かに上方に配置され、これにより滅菌剤がテ ストパックの下端部の誘発充填物の開口部に到達することが可能になる。更に、 テストパックの上端面４のデータ伝送窓３はフレーム体の上側リング４１の中心 を通してはっきりと見える。 上述のように形成されたフレーム体４０は、フレーム体１０のように剛性かつ 丈夫な構成であり、弾性材料で完全に被覆され、テストパック１の周りに緩衝ゾ ーンを形成し、テストパック内で構成要 素を破損する原因となり得る衝撃を取り除き吸収する。フレーム体１０のアーム １３のように、アーム４３によりテストパックを容易に持ち上げることも、１人 の使用者から別の使用者の手から手へ苦労せずに渡すこともできるようになる。 また、弾性材料で覆うことにより、テストパックが滅菌室から取り出された後に まだ熱い場合でも比較的冷たいままである。必要であれば、アーム４３を覆う弾 性材料を、図２の握り部分３４と同様の握り部分が得られるような形状を有して もよい。 以上、滅菌室において使用されるテストパックに適用する場合のフレーム体１ ０、４０に関して説明したが、これを同様の保護を必要とする他の装置に適用す ることも可能であることは明らかであろう。保護対象となる装置に適したフレー ム体の一般的な位置決めには、（テストパック１のデータ伝送窓３のように）可 視的にまたは手で、使用者が装置のどの部分に届き易いのかが考慮されるべきで ある。それはリング１１、１２、４１、４２のうち１つまたは両方の中心を通し て、適宜利用者の手が届くようにすることができるからである。保護対象となる 装置は円筒形である必要はないが、その場合は装置の周りに適切な緩衝ゾーンが 得られるようにフレーム体の全体の形を変更すべきである。例えば、フレーム体 はアーム１３、４３を３つ以上備えてもよく、リング１１、１２、４１、４２は 円形である必要はなく、例えば略三角形、矩形、または他の形状であってもよい 。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．外部保護フレーム体が装着される電子装置であって、該フレーム体は、該 装置の両側に配置された２つの緩衝用環状部材と、該装置から離れ、間隔を置い て配置された該環状部材の間で該装置の周りに等間隔配置で延在する少なくとも ３つの緩衝アームとを具備してなる電子装置。 ２．前記アームが、前記環状部材の間で前記装置の周りに実質的等間隔配置で 延在する、請求項１に記載の装置。 ３．前記フレーム体が、前記アームの端部に隣接して前記装置に接続される、 請求項１に記載の装置。 ４．前記装置が前記環状部材に据え付けられている、請求項１に記載の装置。 ５．前記環状部材が円形である、請求項１に記載の装置。 ６．前記環状部材及び前記アームのそれぞれが、弾性材料で包まれた補強部材 を備える、請求項１に記載の装置。 ７．前記補強部材が金属／硬質プラスチック材料からなる、請求項６に記載の 装置。 ８．前記弾性材料がエラストマー材料である、請求項６に記載の装置。 ９．前記アームが、前記装置を取り扱うことができるようにするための握りと して形成される、請求項１に記載の装置。 １０．前記アーム及び前記環状部材が、独立して形成された構成要素であり、 該アームの端部が該環状部材を受容する形状を有する、請求項１に記載の装置。 １１．前記フレーム体の１つの端部が、組成体を該端部上に立てることができ るような形状を有する、請求項１に記載の装置。 １２．前記アームのそれぞれがその両端部間で外側に湾曲する、請求項１に記 載の装置。 １３．前記装置が略円筒形であり、前記環状部材が、前記アームを該円筒の長 さ方向に延ばした状態で、該円筒の両端部に隣接して配置される、請求項１に記 載の装置。 １４．滅菌サイクルの有効性をテストするための滅菌室内に配置可能な自立型 ユニットであって、請求項１に記載の装置を具備するユニット。 １５．前記装置が、前記ユニット外部から該ユニット内の所定位置への滅菌剤 の浸透を誘発する滅菌剤誘発経路と、滅菌サイクルの間に該滅菌剤が該所定位置 に十分に浸透したか否かを測定するように作用できる電子手段と、該滅菌剤誘発 経路及び該電子手段を収容するハウジング手段とを具備し、前記保護フレーム体 が該装置の該 ハウジング手段に連結されている、請求項１４に記載の自立型ユニット。 １６．前記ハウジング手段が、前記ユニット内でそこから情報を伝送すること ができる窓を有し、該窓には前記フレーム体の１つの前記環状部材の中心を通し てアクセスできる、請求項１５に記載の自立型ユニット。