JP2002324259A - 硬貨識別方法および装置 - Google Patents
硬貨識別方法および装置Info
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- G07D5/10—Testing the rim, e.g. the milling of the rim
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 高精度かつ高速に硬貨の側面に形成されてい
る周期的な直線凹凸模様若しくは文字刻印を判別するこ
とができる硬貨識別方法および装置を提供する。 【解決手段】 硬貨通路101を進行方向に落下してい
る硬貨Cの側面にフラッシュ撮像用光源104が光10
5を照射し、硬貨Cの側面で反射した反射光106をイ
メージセンサ107が入力することで、硬貨Cの側面の
画像を取得し、垂直方向射影演算部110および斜め方
向射影演算部111で取得した画像に対して射影演算を
行い、射影演算結果から得られた2つの1次元波形に基
づきギザピッチ検出部112で硬貨Cのギザの有無を判
別し、ギザ方向検出部113で硬貨Cのギザの方向を判
別し、判別結果に基づき識別部115で硬貨Cを識別す
る。
る周期的な直線凹凸模様若しくは文字刻印を判別するこ
とができる硬貨識別方法および装置を提供する。 【解決手段】 硬貨通路101を進行方向に落下してい
る硬貨Cの側面にフラッシュ撮像用光源104が光10
5を照射し、硬貨Cの側面で反射した反射光106をイ
メージセンサ107が入力することで、硬貨Cの側面の
画像を取得し、垂直方向射影演算部110および斜め方
向射影演算部111で取得した画像に対して射影演算を
行い、射影演算結果から得られた2つの1次元波形に基
づきギザピッチ検出部112で硬貨Cのギザの有無を判
別し、ギザ方向検出部113で硬貨Cのギザの方向を判
別し、判別結果に基づき識別部115で硬貨Cを識別す
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、硬貨識別方法およ
び装置に関し、特に、硬貨の側面に形成されている周期
的な直線凹凸模様若しくは文字刻印に基づき硬貨を識別
するようにした硬貨識別方法および装置に関する。
び装置に関し、特に、硬貨の側面に形成されている周期
的な直線凹凸模様若しくは文字刻印に基づき硬貨を識別
するようにした硬貨識別方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、硬貨を使用する自動販売機、両
替機等においては、投入された硬貨の種別および真偽を
識別する必要がある。
替機等においては、投入された硬貨の種別および真偽を
識別する必要がある。
【0003】従来、この種の硬貨識別装置は、硬貨投入
口から投入された硬貨が通過する硬貨通路に1または複
数の磁気センサを配設し、この磁気センサで硬貨の材
質、材厚、大きさ、穴の有無等を判別し、該判別結果に
基づき硬貨の種別および真偽を識別するように構成され
ている。
口から投入された硬貨が通過する硬貨通路に1または複
数の磁気センサを配設し、この磁気センサで硬貨の材
質、材厚、大きさ、穴の有無等を判別し、該判別結果に
基づき硬貨の種別および真偽を識別するように構成され
ている。
【0004】更に、撮像素子等との光学的センサを用い
て硬貨の材厚、大きさ等を検出する構成も提案されてき
た。
て硬貨の材厚、大きさ等を検出する構成も提案されてき
た。
【0005】しかし近年、国内の正貨と材質および形状
が類似した外国通貨を、国内の正貨で得られる光学的セ
ンサ若しくは磁気センサのパターンと一致するように加
工した変造硬貨が出回り、変造硬貨の加工精度が高まる
に連れて、従来の磁気センサ若しくは光学的センサでの
真偽の判定が困難になる問題が発生してきた。特に、5
00円硬貨は高額貨幣であることから外国通貨の不正使
用等で大きな問題となっている。
が類似した外国通貨を、国内の正貨で得られる光学的セ
ンサ若しくは磁気センサのパターンと一致するように加
工した変造硬貨が出回り、変造硬貨の加工精度が高まる
に連れて、従来の磁気センサ若しくは光学的センサでの
真偽の判定が困難になる問題が発生してきた。特に、5
00円硬貨は高額貨幣であることから外国通貨の不正使
用等で大きな問題となっている。
【0006】そこで、この種の変造硬貨を判別するため
に、更に高精度に硬貨を識別することの必要性が生じて
おり、その中で硬貨の側面の形状、すなわち周期的な直
線凹凸模様(以下、これをギザという)の有無および方
向を硬貨識別の1つの要素として考えられている。
に、更に高精度に硬貨を識別することの必要性が生じて
おり、その中で硬貨の側面の形状、すなわち周期的な直
線凹凸模様(以下、これをギザという)の有無および方
向を硬貨識別の1つの要素として考えられている。
【0007】例えば、特開平9−167270号では、
硬貨の側面に光を照射し、反射光を光学的センサで検知
することで硬貨の側面の画像を取得し、該取得した画像
を構成する1つ、1つの画素値がある閾値以上である画
素を計測して、該計測された画素数が多ければギザ有り
と判定し、少なければギザ無しおよび文字刻印と判定す
ることで、ギザの有無を検知する方法が開示されてい
る。
硬貨の側面に光を照射し、反射光を光学的センサで検知
することで硬貨の側面の画像を取得し、該取得した画像
を構成する1つ、1つの画素値がある閾値以上である画
素を計測して、該計測された画素数が多ければギザ有り
と判定し、少なければギザ無しおよび文字刻印と判定す
ることで、ギザの有無を検知する方法が開示されてい
る。
【0008】また、特開平9−171572号では、レ
ーザーダイオードから光を照射し、反射光をフォトダイ
オードで検知することで硬貨の側面の画像信号を取得
し、該取得した画像信号の波形中のピーク数を計測し、
周期的なピークが計測されればギザ有りと判定し、ピー
クが計測されなければギザ無しと判定し、不規則なピー
クが計測されれば文字刻印と判定することで、ギザの有
無を検知する方法が開示されている。
ーザーダイオードから光を照射し、反射光をフォトダイ
オードで検知することで硬貨の側面の画像信号を取得
し、該取得した画像信号の波形中のピーク数を計測し、
周期的なピークが計測されればギザ有りと判定し、ピー
クが計測されなければギザ無しと判定し、不規則なピー
クが計測されれば文字刻印と判定することで、ギザの有
無を検知する方法が開示されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記特開平9
−167270号および特開平9−171572号に開
示された従来の技術では、ギザの方向を検知することが
困難であるため、例えば斜めギザを有する新500円硬
貨と垂直ギザを有する他の硬貨とを識別することはでき
ない。
−167270号および特開平9−171572号に開
示された従来の技術では、ギザの方向を検知することが
困難であるため、例えば斜めギザを有する新500円硬
貨と垂直ギザを有する他の硬貨とを識別することはでき
ない。
【0010】そこで、本発明は、硬貨の側面の画像を光
学的センサで取得し、該取得した画像から硬貨の表面に
垂直な方向への射影演算と斜め方向への射影演算を行う
ことで生成した2つの1次元波形のピーク数、ピークの
周期性および強度比に基づき高精度かつ高速に斜めギザ
を判別することができる硬貨識別方法および装置を提供
することを目的とする。
学的センサで取得し、該取得した画像から硬貨の表面に
垂直な方向への射影演算と斜め方向への射影演算を行う
ことで生成した2つの1次元波形のピーク数、ピークの
周期性および強度比に基づき高精度かつ高速に斜めギザ
を判別することができる硬貨識別方法および装置を提供
することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明は、被検硬貨の側面に光を照射し、
前記被検硬貨の側面からの反射光を光学センサで受光す
ることにより前記被検硬貨の側面の画像を取得し、該取
得した画像に対して前記被検硬貨の側面に垂直な方向へ
の射影演算および前記被検硬貨の側面に所定の角度を持
った斜め方向への射影演算を行い、該射影演算結果から
得られる2つの1次元波形に基づき前記被検硬貨を識別
することを特徴とする。
め、請求項1の発明は、被検硬貨の側面に光を照射し、
前記被検硬貨の側面からの反射光を光学センサで受光す
ることにより前記被検硬貨の側面の画像を取得し、該取
得した画像に対して前記被検硬貨の側面に垂直な方向へ
の射影演算および前記被検硬貨の側面に所定の角度を持
った斜め方向への射影演算を行い、該射影演算結果から
得られる2つの1次元波形に基づき前記被検硬貨を識別
することを特徴とする。
【0012】ここで、側面に所定の角度を持った斜め方
向とは、新500円硬貨の側面の斜めギザと同じ方向で
ある。
向とは、新500円硬貨の側面の斜めギザと同じ方向で
ある。
【0013】また、請求項2の発明は、請求項1の発明
において、該射影演算結果から得られる2つの1次元波
形からピーク値、ピークの周期性および強度比を検出
し、該検出したピーク値およびピークの周期性に基づき
前記被検硬貨の側面に形成された模様の有無を判別し、
該検出した強度比に基づき前記被検硬貨の側面に形成さ
れた模様の方向を判別することを特徴とする。
において、該射影演算結果から得られる2つの1次元波
形からピーク値、ピークの周期性および強度比を検出
し、該検出したピーク値およびピークの周期性に基づき
前記被検硬貨の側面に形成された模様の有無を判別し、
該検出した強度比に基づき前記被検硬貨の側面に形成さ
れた模様の方向を判別することを特徴とする。
【0014】また、請求項3の発明は、請求項2の発明
において、前記強度比と予め検出した検出対象硬貨の強
度比とを比較することにより前記被検硬貨の側面に形成
された模様の方向を判別することを特徴とする。
において、前記強度比と予め検出した検出対象硬貨の強
度比とを比較することにより前記被検硬貨の側面に形成
された模様の方向を判別することを特徴とする。
【0015】また、請求項4の発明は、請求項1の発明
において、該射影演算結果から得られる2つの1次元波
形からピーク数およびピークの周期性を検出し、予め検
出した検出対象硬貨のピーク数およびピークの周期性と
それぞれ比較することにより前記被検硬貨の側面に形成
された模様を判別することを特徴とする。
において、該射影演算結果から得られる2つの1次元波
形からピーク数およびピークの周期性を検出し、予め検
出した検出対象硬貨のピーク数およびピークの周期性と
それぞれ比較することにより前記被検硬貨の側面に形成
された模様を判別することを特徴とする。
【0016】また、請求項5の発明は、被検硬貨の側面
に光を照射する光源と、前記被検硬貨の側面からの反射
光を受光することにより前記被検硬貨の側面の画像を取
得する光学センサと、該取得した画像に対して前記被検
硬貨の側面に垂直な方向への射影演算および前記被検硬
貨の側面に所定の角度を持った斜め方向への射影演算を
行う射影演算手段と、前記射影演算手段の演算結果から
得られる2つの1次元波形に基づき前記被検硬貨を識別
する識別手段を具備することを特徴とする。
に光を照射する光源と、前記被検硬貨の側面からの反射
光を受光することにより前記被検硬貨の側面の画像を取
得する光学センサと、該取得した画像に対して前記被検
硬貨の側面に垂直な方向への射影演算および前記被検硬
貨の側面に所定の角度を持った斜め方向への射影演算を
行う射影演算手段と、前記射影演算手段の演算結果から
得られる2つの1次元波形に基づき前記被検硬貨を識別
する識別手段を具備することを特徴とする。
【0017】また、請求項6の発明は、請求項5の発明
において、前記識別手段は、前記射影演算手段の演算結
果から得られる2つの1次元波形からピーク値、ピーク
の周期性および強度比を検出する検出手段と、前記検出
手段で検出したピーク値およびピークの周期性に基づき
前記被検硬貨の側面に形成された模様の有無を判別する
模様有無判別手段と、前記検出手段で検出した強度比に
基づき前記被検硬貨の側面に形成された模様の方向を判
別する模様方向判別手段を具備することを特徴とする。
において、前記識別手段は、前記射影演算手段の演算結
果から得られる2つの1次元波形からピーク値、ピーク
の周期性および強度比を検出する検出手段と、前記検出
手段で検出したピーク値およびピークの周期性に基づき
前記被検硬貨の側面に形成された模様の有無を判別する
模様有無判別手段と、前記検出手段で検出した強度比に
基づき前記被検硬貨の側面に形成された模様の方向を判
別する模様方向判別手段を具備することを特徴とする。
【0018】また、請求項7の発明は、請求項6の発明
において、前記模様方向判別手段は、前記強度比と予め
検出した検出対象硬貨の強度比とを比較することにより
前記被検硬貨の側面に形成された模様の方向を判別する
ことを特徴とする。
において、前記模様方向判別手段は、前記強度比と予め
検出した検出対象硬貨の強度比とを比較することにより
前記被検硬貨の側面に形成された模様の方向を判別する
ことを特徴とする。
【0019】また、請求項8の発明は、請求項5の発明
において、前記識別手段は、前記射影演算手段の演算結
果から得られる2つの1次元波形からピーク数およびピ
ークの周期性を検出し、予め検出した検出対象硬貨のピ
ーク数およびピークの周期性とそれぞれ比較することに
より前記被検硬貨の側面に形成された模様を判別するこ
とを特徴とする。
において、前記識別手段は、前記射影演算手段の演算結
果から得られる2つの1次元波形からピーク数およびピ
ークの周期性を検出し、予め検出した検出対象硬貨のピ
ーク数およびピークの周期性とそれぞれ比較することに
より前記被検硬貨の側面に形成された模様を判別するこ
とを特徴とする。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係わる硬貨識別方
法および装置の実施の形態について添付図面を参照して
詳細に説明する。
法および装置の実施の形態について添付図面を参照して
詳細に説明する。
【0021】図1は、本発明に係わる硬貨識別装置の概
略構成を示す図である。
略構成を示す図である。
【0022】図1に示すように、本発明に係わる硬貨識
別装置は被検硬貨C(以下、硬貨Cという)を図示矢印
方向に落下させる硬貨通路101、硬貨の先端の到来を
検知する発光素子102と外周先端検知センサ103、
硬貨Cの側面に光105をパルス上に照射するフラッシ
ュ撮像用光源104、光105が硬貨Cの側面で反射し
た反射光106を入力して硬貨Cの側面の画像信号を取
得するイメージセンサ107、取得した硬貨Cの側面の
画像信号をディジタル画像信号に変換するA/D変換部
108、ディジタル化された画像信号を一時的に記憶す
る画像メモリ部109、記憶した画像信号から硬貨Cの
厚さ方向(以下、垂直方向という)への射影演算を行い
1次元波形を生成する垂直方向射影演算部110、記憶
した画像信号から新500円硬貨の側面の斜めギザと同
じ方向(以下、斜め方向という)への射影演算を行い1
次元波形を生成する斜め方向射影演算部111、垂直方
向射影演算部110と斜め方向射影演算部111で生成
した2つの1次元波形に基づき硬貨Cのギザの有無とギ
ザのピッチを検出するギザピッチ検出部112、垂直方
向射影演算部110と斜め方向射影演算部111で生成
した2つの1次元波形の強度比(以下、斜めギザ度とい
う)に基づき硬貨Cのギザの方向を検出するギザ方向検
出部113、ギザピッチ検出部112とギザ方向検出部
113で検出した硬貨Cのギザのデータと予めギザ形状
標準データ記憶部114に記憶された識別対象硬貨のギ
ザの標準データとを比較することにより硬貨Cを識別す
る識別部115を具備して構成される。
別装置は被検硬貨C(以下、硬貨Cという)を図示矢印
方向に落下させる硬貨通路101、硬貨の先端の到来を
検知する発光素子102と外周先端検知センサ103、
硬貨Cの側面に光105をパルス上に照射するフラッシ
ュ撮像用光源104、光105が硬貨Cの側面で反射し
た反射光106を入力して硬貨Cの側面の画像信号を取
得するイメージセンサ107、取得した硬貨Cの側面の
画像信号をディジタル画像信号に変換するA/D変換部
108、ディジタル化された画像信号を一時的に記憶す
る画像メモリ部109、記憶した画像信号から硬貨Cの
厚さ方向(以下、垂直方向という)への射影演算を行い
1次元波形を生成する垂直方向射影演算部110、記憶
した画像信号から新500円硬貨の側面の斜めギザと同
じ方向(以下、斜め方向という)への射影演算を行い1
次元波形を生成する斜め方向射影演算部111、垂直方
向射影演算部110と斜め方向射影演算部111で生成
した2つの1次元波形に基づき硬貨Cのギザの有無とギ
ザのピッチを検出するギザピッチ検出部112、垂直方
向射影演算部110と斜め方向射影演算部111で生成
した2つの1次元波形の強度比(以下、斜めギザ度とい
う)に基づき硬貨Cのギザの方向を検出するギザ方向検
出部113、ギザピッチ検出部112とギザ方向検出部
113で検出した硬貨Cのギザのデータと予めギザ形状
標準データ記憶部114に記憶された識別対象硬貨のギ
ザの標準データとを比較することにより硬貨Cを識別す
る識別部115を具備して構成される。
【0023】上記構成において、硬貨通路101に開け
た穴部の位置で硬貨通路101の左右に対向するように
発光素子102と外周先端検知センサ103が設置され
ている。
た穴部の位置で硬貨通路101の左右に対向するように
発光素子102と外周先端検知センサ103が設置され
ている。
【0024】硬貨Cが本発明に係わる硬貨識別装置に投
入されると、硬貨Cは硬貨通路101を下方に自由落下
し、硬貨通路101を自由落下する硬貨Cが発光素子1
02から外周先端検知センサ103に入射する光を遮る
時、外周先端検知センサ103は検出出力信号を発し、
この検出出力信号に同期してフラッシュ撮像用光源10
4を点灯させる。
入されると、硬貨Cは硬貨通路101を下方に自由落下
し、硬貨通路101を自由落下する硬貨Cが発光素子1
02から外周先端検知センサ103に入射する光を遮る
時、外周先端検知センサ103は検出出力信号を発し、
この検出出力信号に同期してフラッシュ撮像用光源10
4を点灯させる。
【0025】上記の場合、フラッシュ撮像用光源104
の点灯時間はイメージセンサ107の応答時間に対応す
る短時間に設定され、これによりイメージセンサ107
は硬貨通路101を下方に自由落下する硬貨Cの静止画
像を取得することができる。なお、フラッシュ撮像用光
源104が点灯する直前にイメージセンサ107は待機
状態を完了している。
の点灯時間はイメージセンサ107の応答時間に対応す
る短時間に設定され、これによりイメージセンサ107
は硬貨通路101を下方に自由落下する硬貨Cの静止画
像を取得することができる。なお、フラッシュ撮像用光
源104が点灯する直前にイメージセンサ107は待機
状態を完了している。
【0026】そして、上記実施の形態においては、硬貨
Cの静止画像に対応する画像信号に基づき硬貨Cの識別
を行う。
Cの静止画像に対応する画像信号に基づき硬貨Cの識別
を行う。
【0027】なお、上記実施の形態において、硬貨Cが
硬貨通路101を下方に自由落下する実施例を示した
が、斜めに傾いた硬貨通路101の底面に沿って硬貨C
が転動するように構成する場合も可能で、このような場
合についてもフラッシュ撮像用光源104の瞬時点灯に
より、上記実施例と同様に転動する硬貨Cの静止画像を
イメージセンサ107で取得することができる。
硬貨通路101を下方に自由落下する実施例を示した
が、斜めに傾いた硬貨通路101の底面に沿って硬貨C
が転動するように構成する場合も可能で、このような場
合についてもフラッシュ撮像用光源104の瞬時点灯に
より、上記実施例と同様に転動する硬貨Cの静止画像を
イメージセンサ107で取得することができる。
【0028】図2は、イメージセンサで取得した硬貨C
の側面の画像を示す図である。
の側面の画像を示す図である。
【0029】図2に示すように、イメージセンサ107
は硬貨通路101に対し固定されているため、硬貨Cの
画像の撮像エリア201も固定されている。ここで、撮
像エリア201の画像は硬貨Cの側面を含む画像と背景
画面に分かれている。
は硬貨通路101に対し固定されているため、硬貨Cの
画像の撮像エリア201も固定されている。ここで、撮
像エリア201の画像は硬貨Cの側面を含む画像と背景
画面に分かれている。
【0030】ここで、202は文字等が側面に刻印され
た硬貨(例えば、旧500円硬貨)の画像を示し、20
3は硬貨の表面に平行な方向に対して所定の角度角度を
有する周期的な直線凹凸模様、すなわち斜めギザが側面
に刻印された硬貨(例えば、新500円硬貨)の画像を
示し、204は硬貨の表面に対して垂直で周期的な直線
凹凸模様、すなわち垂直ギザが側面に刻印された硬貨
(例えば、100円硬貨、外国通貨等)の画像を示して
いる。
た硬貨(例えば、旧500円硬貨)の画像を示し、20
3は硬貨の表面に平行な方向に対して所定の角度角度を
有する周期的な直線凹凸模様、すなわち斜めギザが側面
に刻印された硬貨(例えば、新500円硬貨)の画像を
示し、204は硬貨の表面に対して垂直で周期的な直線
凹凸模様、すなわち垂直ギザが側面に刻印された硬貨
(例えば、100円硬貨、外国通貨等)の画像を示して
いる。
【0031】また、撮像された硬貨Cの側面の画像を射
影演算する方向は、垂直方向矢印205および斜め方向
矢印206で示す。
影演算する方向は、垂直方向矢印205および斜め方向
矢印206で示す。
【0032】図3は、イメージセンサで取得した文字刻
印硬貨の画像を垂直方向射影演算部110および斜め方
向射影演算部111で射影演算し、生成された2つの1
次元波形をグラフ化した図である。
印硬貨の画像を垂直方向射影演算部110および斜め方
向射影演算部111で射影演算し、生成された2つの1
次元波形をグラフ化した図である。
【0033】図3に示すように、文字刻印硬貨の1次元
波形のグラフには、2つの1次元波形の振幅に大きな差
は見られず、周期性も認められない。
波形のグラフには、2つの1次元波形の振幅に大きな差
は見られず、周期性も認められない。
【0034】図4は、イメージセンサで取得した斜めギ
ザ硬貨の画像を垂直方向射影演算部110および斜め方
向射影演算部111で射影演算し、生成された2つの1
次元波形をグラフ化した図である。
ザ硬貨の画像を垂直方向射影演算部110および斜め方
向射影演算部111で射影演算し、生成された2つの1
次元波形をグラフ化した図である。
【0035】図4に示すように、斜めギザ硬貨の1次元
波形のグラフには、斜め方向の射影演算で生成された1
次元波形が垂直方向の射影演算で生成された1次元波形
よりも振幅が大きく、周期性も認められる。
波形のグラフには、斜め方向の射影演算で生成された1
次元波形が垂直方向の射影演算で生成された1次元波形
よりも振幅が大きく、周期性も認められる。
【0036】図5は、イメージセンサで取得した垂直ギ
ザ硬貨の画像を垂直方向射影演算部110および斜め方
向射影演算部111で射影演算し、生成された2つの1
次元波形をグラフ化した図である。
ザ硬貨の画像を垂直方向射影演算部110および斜め方
向射影演算部111で射影演算し、生成された2つの1
次元波形をグラフ化した図である。
【0037】図5に示すように、垂直ギザ硬貨の1次元
波形のグラフには、垂直方向の射影演算で生成された1
次元波形が斜め方向の射影演算で生成された1次元波形
よりも振幅が大きく、周期性も認められる。
波形のグラフには、垂直方向の射影演算で生成された1
次元波形が斜め方向の射影演算で生成された1次元波形
よりも振幅が大きく、周期性も認められる。
【0038】ギザピッチ検出部112は硬貨Cの側面の
画像から2方向の射影演算で生成した2つの1次元波形
からピークを検出し、検出したピークからピーク値、単
位長さ当たりのピーク数とギザの周期性の情報を取得
し、識別部115に出力する。なお、本発明ではピーク
検出方法については問わない。
画像から2方向の射影演算で生成した2つの1次元波形
からピークを検出し、検出したピークからピーク値、単
位長さ当たりのピーク数とギザの周期性の情報を取得
し、識別部115に出力する。なお、本発明ではピーク
検出方法については問わない。
【0039】ギザ方向検出部113は2つの1次元波形
の振幅強度を比較する斜めギザ度を求め、識別部115
に出力する。
の振幅強度を比較する斜めギザ度を求め、識別部115
に出力する。
【0040】ここで、斜めギザ度とは、垂直方向射影演
算部110で垂直方向への射影演算を行い生成した1次
元波形と斜め方向射影演算部111で斜め方向への射影
演算を行い生成した1次元波形の強度(振幅)の比であ
る。
算部110で垂直方向への射影演算を行い生成した1次
元波形と斜め方向射影演算部111で斜め方向への射影
演算を行い生成した1次元波形の強度(振幅)の比であ
る。
【0041】垂直方向の1次元波形の微分波形をX11
〜X1i、斜め方向の1次元波形の微分波形をX21〜
X2iとすると、斜めギザ度Rは次式で表される。
〜X1i、斜め方向の1次元波形の微分波形をX21〜
X2iとすると、斜めギザ度Rは次式で表される。
【0042】
【数1】 識別部115は、ギザピッチ検出部112で取得した硬
貨Cの1次元波形のピーク値、単位長さ当たりのピーク
数とギザの周期性の情報に基づき硬貨Cのギザの有無を
判定し、ギザ方向検出部113で求めた硬貨Cの斜めギ
ザ度に基づきギザの方向を判定する。
貨Cの1次元波形のピーク値、単位長さ当たりのピーク
数とギザの周期性の情報に基づき硬貨Cのギザの有無を
判定し、ギザ方向検出部113で求めた硬貨Cの斜めギ
ザ度に基づきギザの方向を判定する。
【0043】硬貨の側面の画像をある方向に射影演算す
ると、硬貨の側面にギザが形成されている場合、生成さ
れた1次元波形は周期的なピークを有する。更に、ギザ
の方向に平行な方向に射影演算する場合、生成される1
次元波形は最大のピーク値を有する。
ると、硬貨の側面にギザが形成されている場合、生成さ
れた1次元波形は周期的なピークを有する。更に、ギザ
の方向に平行な方向に射影演算する場合、生成される1
次元波形は最大のピーク値を有する。
【0044】硬貨Cの斜めギザ度が、予めギザ形状標準
データ記憶部114に記憶している斜めギザを有する硬
貨から求めた斜めギザ度より大きい場合、硬貨Cは斜め
ギザを有すると判定し、硬貨Cの斜めギザ度が、予めギ
ザ形状標準データ記憶部114に記憶している垂直ギザ
を有する硬貨によって求めた斜めギザ度より小さい場
合、硬貨Cは垂直ギザを有すると判定し、上記以外の場
合、硬貨Cは刻印若しくはギザ無しと判定する。
データ記憶部114に記憶している斜めギザを有する硬
貨から求めた斜めギザ度より大きい場合、硬貨Cは斜め
ギザを有すると判定し、硬貨Cの斜めギザ度が、予めギ
ザ形状標準データ記憶部114に記憶している垂直ギザ
を有する硬貨によって求めた斜めギザ度より小さい場
合、硬貨Cは垂直ギザを有すると判定し、上記以外の場
合、硬貨Cは刻印若しくはギザ無しと判定する。
【0045】上記のような判定基準を設けて、識別部1
15は硬貨Cを識別する。なお、本発明に係わる硬貨識
別装置が行う硬貨識別の処理手順について、識別対象硬
貨として500円硬貨を実施例にして説明する。
15は硬貨Cを識別する。なお、本発明に係わる硬貨識
別装置が行う硬貨識別の処理手順について、識別対象硬
貨として500円硬貨を実施例にして説明する。
【0046】ギザの方向を判定するための識別部の動作
手順について図6のフローチャートを参照して説明す
る。
手順について図6のフローチャートを参照して説明す
る。
【0047】硬貨Cの斜めギザ度と予め新500円硬貨
から求めた斜めギザ度を比較し(ステップ601)、硬
貨Cの斜めギザ度が大きい場合(ステップ601でYE
S)、硬貨Cは新500円硬貨と判定する。
から求めた斜めギザ度を比較し(ステップ601)、硬
貨Cの斜めギザ度が大きい場合(ステップ601でYE
S)、硬貨Cは新500円硬貨と判定する。
【0048】硬貨Cの斜めギザ度が小さい場合(ステッ
プ601でNO)、硬貨Cの斜めギザ度と垂直ギザを有
する硬貨によって求めた斜めギザ度を比較し(ステップ
602)、硬貨Cの斜めギザ度が小さい場合(ステップ
602でYES)、硬貨Cは垂直ギザを有すると判定す
る。
プ601でNO)、硬貨Cの斜めギザ度と垂直ギザを有
する硬貨によって求めた斜めギザ度を比較し(ステップ
602)、硬貨Cの斜めギザ度が小さい場合(ステップ
602でYES)、硬貨Cは垂直ギザを有すると判定す
る。
【0049】硬貨Cの斜めギザ度が大きい場合(ステッ
プ602でNO)、硬貨Cは旧500円硬貨と判定す
る。
プ602でNO)、硬貨Cは旧500円硬貨と判定す
る。
【0050】また、新500円硬貨の1次元波形のピー
ク数と周期性の情報からギザの方向を判定する閾値範囲
を予め設定し、硬貨Cの1次元波形のピーク数と周期性
の情報をギザの方向を判定する閾値範囲と比較すること
で硬貨を識別することができる。
ク数と周期性の情報からギザの方向を判定する閾値範囲
を予め設定し、硬貨Cの1次元波形のピーク数と周期性
の情報をギザの方向を判定する閾値範囲と比較すること
で硬貨を識別することができる。
【0051】例えば、硬貨Cのピーク数と周期性が閾値
範囲内の場合、硬貨Cは新500円硬貨であると判定
し、硬貨Cのピーク数が閾値範囲外かつ硬貨Cの周期性
が閾値範囲内の場合、新旧500円硬貨とは異なる硬貨
であると判定し、硬貨Cのピーク数と周期性が閾値範囲
外の場合、旧500円硬貨であると判定する。
範囲内の場合、硬貨Cは新500円硬貨であると判定
し、硬貨Cのピーク数が閾値範囲外かつ硬貨Cの周期性
が閾値範囲内の場合、新旧500円硬貨とは異なる硬貨
であると判定し、硬貨Cのピーク数と周期性が閾値範囲
外の場合、旧500円硬貨であると判定する。
【0052】なお、本発明の実施の形態は、対象となる
画像信号が2次元画像であれば光学式センサ出力に限定
されず磁気センサ等、硬貨の通貨と共に硬貨側面の凹凸
2次元情報が得られるものであれば同様に適用可能であ
る。
画像信号が2次元画像であれば光学式センサ出力に限定
されず磁気センサ等、硬貨の通貨と共に硬貨側面の凹凸
2次元情報が得られるものであれば同様に適用可能であ
る。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
硬貨の側面の画像を取得し、該取得した画像から硬貨の
表面に垂直な方向への射影演算と斜め方向への射影演算
を行うことで生成した2つの1次元波形から検出したピ
ーク数、ピークの周期性および斜めギザ度に基づき硬貨
の側面の模様形状を判別するようにすることで、高精度
かつ高速に斜めギザを判別すること、硬貨の識別精度を
大幅に向上することが可能になるという効果を奏する。
硬貨の側面の画像を取得し、該取得した画像から硬貨の
表面に垂直な方向への射影演算と斜め方向への射影演算
を行うことで生成した2つの1次元波形から検出したピ
ーク数、ピークの周期性および斜めギザ度に基づき硬貨
の側面の模様形状を判別するようにすることで、高精度
かつ高速に斜めギザを判別すること、硬貨の識別精度を
大幅に向上することが可能になるという効果を奏する。
【図1】本発明に係わる硬貨識別装置の概略構成を示す
図である。
図である。
【図2】イメージセンサで取得した硬貨Cの側面の画像
を示す図である。
を示す図である。
【図3】イメージセンサで取得した文字刻印硬貨の画像
を垂直方向射影演算部および斜め方向射影演算部で射影
演算し、生成された2つの1次元波形をグラフ化した図
である。
を垂直方向射影演算部および斜め方向射影演算部で射影
演算し、生成された2つの1次元波形をグラフ化した図
である。
【図4】イメージセンサで取得した斜めギザ硬貨の画像
を垂直方向射影演算部および斜め方向射影演算部で射影
演算し、生成された2つの1次元波形をグラフ化した図
である。
を垂直方向射影演算部および斜め方向射影演算部で射影
演算し、生成された2つの1次元波形をグラフ化した図
である。
【図5】イメージセンサで取得した垂直ギザ硬貨の画像
を垂直方向射影演算部および斜め方向射影演算部で射影
演算し、生成された2つの1次元波形をグラフ化した図
である。
を垂直方向射影演算部および斜め方向射影演算部で射影
演算し、生成された2つの1次元波形をグラフ化した図
である。
【図6】ギザの有無および方向を判定するための識別部
の動作手順を示すフローチャートである。
の動作手順を示すフローチャートである。
C 硬貨 101 硬貨通路 102 発光素子 103 外周先端検知センサ 104 フラッシュ撮像用光源 105 光 106 反射光 107 イメージセンサ 108 A/D変換部 109 画像メモリ部 110 垂直方向射影演算部 111 斜め方向射影演算部 112 ギザピッチ検出部 113 ギザ方向検出部 114 ギザ形状標準データ記憶部 115 識別部 201 撮像エリア 202 文字が側面に刻印された硬貨の画像 203 斜めギザが側面に刻印された硬貨の画像 204 垂直ギザが側面に刻印された硬貨の画像 205 垂直方向矢印 206 斜め方向矢印
Claims (8)
- 【請求項1】 被検硬貨の側面に光を照射し、 前記被検硬貨の側面からの反射光を光学センサで受光す
ることにより前記被検硬貨の側面の画像を取得し、 該取得した画像に対して前記被検硬貨の側面に垂直な方
向への射影演算および前記被検硬貨の側面に所定の角度
を持った斜め方向への射影演算を行い、 該射影演算結果から得られる2つの1次元波形に基づき
前記被検硬貨を識別することを特徴とする硬貨識別方
法。 - 【請求項2】 該射影演算結果から得られる2つの1次
元波形からピーク値、ピークの周期性および強度比を検
出し、 該検出したピーク値およびピークの周期性に基づき前記
被検硬貨の側面に形成された模様の有無を判別し、 該検出した強度比に基づき前記被検硬貨の側面に形成さ
れた模様の方向を判別することを特徴とする請求項1記
載の硬貨識別方法。 - 【請求項3】 前記強度比と予め検出した検出対象硬貨
の強度比とを比較することにより前記被検硬貨の側面に
形成された模様の方向を判別することを特徴とする請求
項2記載の硬貨識別方法。 - 【請求項4】 該射影演算結果から得られる2つの1次
元波形からピーク数およびピークの周期性を検出し、 予め検出した検出対象硬貨のピーク数およびピークの周
期性とそれぞれ比較することにより前記被検硬貨の側面
に形成された模様を判別することを特徴とする請求項1
記載の硬貨識別方法。 - 【請求項5】 被検硬貨の側面に光を照射する光源と、 前記被検硬貨の側面からの反射光を受光することにより
前記被検硬貨の側面の画像を取得する光学センサと、 該取得した画像に対して前記被検硬貨の側面に垂直な方
向への射影演算および前記被検硬貨の側面に所定の角度
を持った斜め方向への射影演算を行う射影演算手段と、 前記射影演算手段の演算結果から得られる2つの1次元
波形に基づき前記被検硬貨を識別する識別手段を具備す
ることを特徴とする硬貨識別装置。 - 【請求項6】 前記識別手段は、 前記射影演算手段の演算結果から得られる2つの1次元
波形からピーク値、ピークの周期性および強度比を検出
する検出手段と、 前記検出手段で検出したピーク値およびピークの周期性
に基づき前記被検硬貨の側面に形成された模様の有無を
判別する模様有無判別手段と、 前記検出手段で検出した強度比に基づき前記被検硬貨の
側面に形成された模様の方向を判別する模様方向判別手
段を具備することを特徴とする請求項5記載の硬貨識別
装置。 - 【請求項7】 前記模様方向判別手段は、 前記強度比と予め検出した検出対象硬貨の強度比とを比
較することにより前記被検硬貨の側面に形成された模様
の方向を判別することを特徴とする請求項6記載の硬貨
識別装置。 - 【請求項8】 前記識別手段は、 前記射影演算手段の演算結果から得られる2つの1次元
波形からピーク数およびピークの周期性を検出し、 予め検出した検出対象硬貨のピーク数およびピークの周
期性とそれぞれ比較することにより前記被検硬貨の側面
に形成された模様を判別することを特徴とする請求項5
記載の硬貨識別装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001127771A JP2002324259A (ja) | 2001-04-25 | 2001-04-25 | 硬貨識別方法および装置 |
US10/474,511 US20040124065A1 (en) | 2001-04-25 | 2002-04-24 | Coin distinguishing method and device |
EP02722728A EP1383087A4 (en) | 2001-04-25 | 2002-04-24 | METHOD AND DEVICE FOR DISTINCTION OF COINS OF CURRENCY |
PCT/JP2002/004056 WO2002089070A1 (fr) | 2001-04-25 | 2002-04-24 | Procede et dispositif de distinction de pieces de monnaie |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001127771A JP2002324259A (ja) | 2001-04-25 | 2001-04-25 | 硬貨識別方法および装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002324259A true JP2002324259A (ja) | 2002-11-08 |
Family
ID=18976576
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001127771A Pending JP2002324259A (ja) | 2001-04-25 | 2001-04-25 | 硬貨識別方法および装置 |
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---|---|
US (1) | US20040124065A1 (ja) |
EP (1) | EP1383087A4 (ja) |
JP (1) | JP2002324259A (ja) |
WO (1) | WO2002089070A1 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012238777A (ja) * | 2011-05-13 | 2012-12-06 | Fuji Mach Mfg Co Ltd | 部品ピッチ計測装置及び部品ピッチ計測方法 |
JP2019200746A (ja) * | 2018-05-18 | 2019-11-21 | グローリー株式会社 | 硬貨処理装置および硬貨処理システム |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20120094750A1 (en) * | 2010-10-18 | 2012-04-19 | Kuo Jack C | Game token verification system |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE2716740A1 (de) * | 1977-04-14 | 1978-10-26 | Walter Hanke Mechanische Werks | Vorrichtung zur automatischen, beruehrungsfreien pruefung von muenzen auf echtheit und/oder nennwert und/oder zur rechnergefuehrten parameterauswertung |
NO168615C (no) * | 1989-10-17 | 1992-03-11 | Datalab Oy | Fremgangsmaate og anordning for gjenkjenning av en mynt |
JPH0520521A (ja) * | 1991-07-11 | 1993-01-29 | Omron Corp | 硬貨鑑別装置 |
EP0563897A1 (en) * | 1992-03-30 | 1993-10-06 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Defect inspection system |
JP2922764B2 (ja) * | 1993-11-08 | 1999-07-26 | ローレルバンクマシン株式会社 | 硬貨判別装置 |
JP3519235B2 (ja) * | 1996-03-28 | 2004-04-12 | ローレルバンクマシン株式会社 | 硬貨判別装置 |
JPH1011629A (ja) * | 1996-06-27 | 1998-01-16 | Toshiba Corp | コインの画像入力装置およびコイン識別装置 |
JP2000187747A (ja) * | 1998-12-22 | 2000-07-04 | Toshiba Corp | 硬貨処理装置 |
JP3652558B2 (ja) * | 1999-08-17 | 2005-05-25 | ローレルバンクマシン株式会社 | 硬貨判別装置 |
TW463136B (en) * | 1999-12-15 | 2001-11-11 | Laurel Bank Machine Co | Coin-type determining device |
-
2001
- 2001-04-25 JP JP2001127771A patent/JP2002324259A/ja active Pending
-
2002
- 2002-04-24 EP EP02722728A patent/EP1383087A4/en not_active Withdrawn
- 2002-04-24 WO PCT/JP2002/004056 patent/WO2002089070A1/ja not_active Application Discontinuation
- 2002-04-24 US US10/474,511 patent/US20040124065A1/en not_active Abandoned
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012238777A (ja) * | 2011-05-13 | 2012-12-06 | Fuji Mach Mfg Co Ltd | 部品ピッチ計測装置及び部品ピッチ計測方法 |
JP2019200746A (ja) * | 2018-05-18 | 2019-11-21 | グローリー株式会社 | 硬貨処理装置および硬貨処理システム |
JP7050572B2 (ja) | 2018-05-18 | 2022-04-08 | グローリー株式会社 | 硬貨処理装置および硬貨処理システム |
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---|---|
EP1383087A4 (en) | 2007-06-06 |
US20040124065A1 (en) | 2004-07-01 |
WO2002089070A1 (fr) | 2002-11-07 |
EP1383087A1 (en) | 2004-01-21 |
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---|---|---|---|
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