JP2002323336A - 経路情報提供方法,その装置,そのシステム - Google Patents
経路情報提供方法,その装置,そのシステムInfo
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Abstract
的地までの統一的で継続性のある経路情報を、情報端末
や移動計画に変更があっても良好に提供する。 【解決手段】 経路情報提供センタ100は、利用者の
情報端末から出発地及び目的地と情報端末識別情報を受
信して経路探索要求を受けると、情報端末判定プログラ
ム132を実行し、受信した情報端末識別情報に基づい
て、送信元の情報端末の種別を、パソコン700,カー
ナビゲーション装置500,携帯情報端末600などの
ように識別する。そして、その結果に基づいて利用する
移動手段を選択し、経路探索プログラム136により、
受信した出発地から目的地に至るまで、前記選択された
移動手段を利用して移動することができる経路を探索す
る。探索された経路データ及びその案内データは、デー
タ加工プログラム138により、情報端末の種別に応じ
た形式に加工され、経路要求元の情報端末へ送信され
る。
Description
端末を利用する場合に好適な、経路情報提供方法,その
装置,そのシステムに関するものである。
センタに記憶させておき、車載装置を含む複数の情報端
末間でその情報を共有するシステムとしては、例えば、
特許第3013759号に開示された情報端末利用通信
システムがある。これは、車載情報端末を含む複数の情
報端末と情報センタ間で通信を行い、所望の情報を前記
情報端末で取得する情報端末利用通信システムであっ
て、前記複数の情報端末には、それぞれデータ入力手段
と、入力データを前記情報センタに送信する送信手段
と、前記情報センタから前記入力データに基づいて送信
されてきた情報を受信する受信手段が設けられ、かつ、
前記情報センタには、前記入力データに基づいて送信す
べき情報を各情報端末の種別毎に分類し、各情報端末の
種別毎にその情報を送信する通信制御手段が設けられて
いる。
旅行支援システムおよび方法には、移動体の外部で旅行
計画が立てられるようにすると共に、計画した旅行計画
情報を容易にナビゲーション装置に転送できるようにす
るシステム及び方法が開示されている。これは、旅行計
画を行ったり、旅行先の記録を整理したりする旅行デー
タ編集装置と、目的地までの経路を誘導したり旅行先の
情報を入手したりするナビゲーション装置と、旅行デー
タ編集装置とナビゲーション装置とを仲介し、各々の装
置が持つ情報を相互に利用できるようにする旅行支援サ
ーバと、旅行データ編集装置と旅行支援サーバとでデー
タ通信を行う固定局用通信路、及び、移動体のナビゲー
ション装置と旅行支援サーバとでデータ通信を行う移動
局用通信路とによって構成されている。
た背景技術では、一旦立案した旅行計画も、計画時と実
行時の状況が異なると、道路工事や列車の運休などの計
画時にはなかった事象により、当初立てた旅行計画が実
行できなくなるという問題がある。更に、目的地までの
移動の最中であっても、道路渋滞など当初の計画時には
予想しなかった事態が発生し、計画通りに実行できなく
なった場合には、良好に案内を行うことができず、最初
から計画を立て直さなければならないという問題があ
る。
ず、携帯電話やPDA(Personal Digital Assistant)
などの携帯型情報端末が普及し、これらの情報端末にお
いても、地図データを表示して道案内を行うことが可能
となってきている。しかしながら、実際に移動する際に
は、徒歩や電車などの公共交通機関,さらには自家用車
を組み合わせて移動することが少なくない。そのような
場合、徒歩や公共交通機関を利用する際にはPDAや携帯
電話を、自家用車を利用する際にはカーナビゲーション
装置をそれぞれ利用することになるが、ひとつの目的地
に向かうのに、PDAやカーナビゲーションそれぞれの装
置で、それぞれの装置を利用する区間で出発地と目的地
をいちいち入力することは煩雑極まりない。
ておくことも考えられるが、上述のように移動の最中に
当初の計画と異なる行動をとったり、状況が変化した場
合には、速やかに対応できないのみならず、当初の計画
が無駄になってしまうという不都合がある。
第1の目的は、利用者が使用している情報端末の種別に
応じて移動手段を選択し、この移動手段を利用する経路
を探索して提供することである。また、第2の目的は、
移動手段の種類によらず、目的地までの経路情報(経路
データ及びその案内データ)を連続して良好に提供する
ことである。第3の目的は、携帯情報端末,カーナビゲ
ーション,パソコンなど種類の異なる情報端末に対して
も統一的で継続性のある経路情報を提供することであ
る。第4の目的は、移動手段,情報端末,移動計画に変
更があったり、更に交通状況が変化しても、常に目的地
までの最適な経路を提供することである。
め、本発明の経路情報提供方法は、情報端末からの要求
に応じて、経路案内情報を提供する経路情報提供方法に
おいて、前記情報端末から、出発地情報、目的地情報、
該情報端末の種別を識別する情報端末識別情報を受信す
る受信ステップ;前記受信した情報端末識別情報から前
記情報端末の種別を識別し、その結果に基づいて利用す
る移動手段を選択する移動手段選択ステップ;前記受信
した出発地から目的地に至る経路であって、前記選択さ
れた移動手段を利用して移動する経路を探索する経路探
索ステップ;前記探索された経路情報を、前記情報端末
へ送信する送信ステップ;を含むことを特徴とする。
からの要求に応じて、経路案内情報を提供する経路情報
提供方法において、利用者の目的地情報と出発地情報を
利用者情報として登録し記憶しておく利用者情報登録ス
テップ;前記情報端末から該情報端末の種別を識別する
情報端末識別情報と前記利用者を識別する利用者識別情
報とを受信する受信ステップ;前記受信した情報端末識
別情報から前記情報端末の種別を識別し、その結果に基
づいて利用する移動手段を選択する移動手段選択ステッ
プ;前記利用者識別情報に基づいて、利用者を識別して
当該利用者に対応した前記利用者情報から出発地情報と
目的地情報を取得する利用者情報取得ステップ;前記取
得した出発地から目的地に至る経路であって、前記選択
された移動手段を利用して移動する経路を探索する経路
探索ステップ;該探索された経路情報を、前記情報端末
に送信する送信ステップ;を含むことを特徴とする。
らの要求に応じて、経路案内情報を提供する経路情報提
供装置において、前記情報端末から、出発地情報、目的
地情報、該情報端末の種別を識別する情報端末識別情報
を受信する受信手段;該受信手段で受信した前記情報端
末識別情報から前記情報端末の種別を識別し、その結果
に基づいて利用する移動手段を選択する移動手段選択手
段;前記受信手段によって受信した出発地から目的地に
至る経路であって、前記移動手段選択手段により選択さ
れた移動手段を利用して移動する経路を探索する経路探
索手段;該経路探索手段により探索された経路情報を、
前記情報端末へ送信する送信手段;を備えたことを特徴
とする。
からの要求に応じて、経路案内情報を提供する経路情報
提供装置において、該経路情報提供装置の利用者の目的
地情報と出発地情報を利用者情報として登録し記憶して
おく利用者情報登録手段;前記情報端末から該情報端末
の種別を識別する情報端末識別情報と前記利用者を識別
する利用者識別情報とを受信する受信手段;該情報端末
識別情報から前記情報端末の種別を識別し、その結果に
基づいて利用する移動手段を選択する移動手段選択手
段;前記利用者識別情報に基づいて、利用者を識別して
当該利用者に対応した前記利用者情報から出発地情報と
目的地情報を取得する利用者情報取得手段;前記取得し
た出発地から目的地に至る経路であって、前記選択され
た移動手段を利用して移動する経路を探索する経路探索
手段;前記探索された経路情報を、前記情報端末に送信
する送信手段;を備えたことを特徴とする。
路情報提供装置;該経路情報提供装置から提供された経
路情報に基づいて経路案内を行う情報端末;を含むこと
を特徴とする。本発明の前記及び他の目的,特徴,利点
は、以下の詳細な説明及び添付図面から明瞭になろう。
発明の実施の形態について詳細に説明する。最初に、図
1を参照して本発明の基本的な概要について説明する。
図1は、本発明の一実施形態の概要を示す全体構成図で
ある。本形態では、利用者800が、家庭やオフィスな
どに設置されているパソコン700を利用して出発地か
ら目的地までの経路計画を立てたのち、各種情報端末に
よって、経路情報提供装置を備えた経路情報提供センタ
(以下単に「センタ」という)100と通信を行って経
路情報を受信し、それに基いて目的地まで移動を行う場
合を想定する。
のキーボードなどの入力手段によって、情報端末の種類
を識別するための情報端末識別情報とともに、利用者識
別情報,出発地,目的地を入力し、インターネットを介
して、これらの情報を、経路情報提供センタ100へ送
信する。前記情報端末識別情報としては、例えば、「0
1:パソコン(携帯不可)」,「02:ノートパソコン
(携帯可能)」,「03:カーナビ」,「04:携帯電
話」,……,などとする。また、利用者識別情報として
は、予め定められたIDなどを用いる。センタ100
は、受信した出発地から目的地までの経路を探索するに
あたり、前記情報端末識別情報により、経路要求の送信
元の情報端末がパソコンであることが判別できるため、
パソコン700で表示可能な経路情報を送信する。すな
わち、送信元の情報端末がパソコン700である場合、
電車やバスなどの公共交通機関を利用した経路と、自動
車で移動する経路の両方の経路データを送信する。
し、どのような交通手段で移動するのが最適か計画を立
てることができる。その際、経路を探索する条件、例え
ば、経由地,出発時刻,公共交通機関として列車を利用
する場合には特急を利用するか否か,などの詳細情報を
センタ100に送信し、更に詳細な移動計画を立てるこ
とも可能である。センタ100では、パソコン700か
ら受信した出発地と目的地(経由地を一つの目的地と
し、それらを含む複数の目的地を設定するようにしても
よい)を、同時に送信された利用者識別情報で識別され
る利用者ごとに、対応するメモリ領域に記憶しておく。
なお、メモリ領域は、例えば大容量のハードディスクに
確保される。
移動を開始する際、自車に備えられたカーナビゲーショ
ン装置500からセンタ100に経路の要求を行う。カ
ーナビゲーション装置500には、自車の現在地を検出
するセンサ(GPSやジャイロなど)が備えられてお
り、センタ100へ経路の要求を行う際、上述した利用
者識別情報,情報端末識別情報とともに、検出された自
車位置をセンタ100に送信する。センタ100は、カ
ーナビゲーション装置500から利用者識別情報を受信
すると、当該利用者800に該当するメモリ領域に、目
的地と出発地が記憶されていることを確認し、カーナビ
ゲーション装置500から送信された現在地データを新
たな出発地として、センタ100に記憶されている目的
地まで経路を再探索する。その際、情報端末識別情報に
より、今回の経路要求がカーナビゲーション装置500
から発せられていることを判断できるので、自動車で移
動する経路のみを探索し、更にカーナビゲーション装置
500で利用可能な形式に経路データを加工して、これ
を利用者800に送信する。
な形式とは、例えば、複数のノード点の経緯度(東経
北緯)座標と信号機の有無などのノード点情報,ノー
ド点を結ぶリンクの情報である道路の幅員,道路名,一
方通行などの規制情報などからなる情報,である。更
に、ノード点が道路の交差点に相当する場合には、交差
点のイメージ画像などを含む場合もある。更に、経路の
案内を行うためのランドマークデータや音声データを含
む場合もある。
出センサにより随時自車位置を検出しており、定期的に
センタ100に自車位置を送信する。従って、その自車
位置の送信の都度、現在地から目的地までの経路を探索
することが可能である。このようにすることで、交通事
故や時間依存の交通規制などによって目的地までの最適
な経路が変化する場合にも良好に対応することができ
る。更に、その都度センタ100では、車両から送信さ
れた現在地が出発点として利用者情報のメモリ領域に記
憶される。このため、利用者800が車両を降りて徒歩
もしくは他の交通機関で移動する場合、車両を降りる直
前に送信された現在地が、利用者800の出発地として
新たに記憶されることになる。
際は、利用者800が所持する携帯電話やPDAなどの
携帯情報端末600から利用者識別情報と情報端末識別
情報をセンタ100に送信するだけで、センタ100は
当該利用者800の利用者情報メモリ領域から出発地と
目的地のデータを検索し、それらに対する経路を再度探
索して利用者800に送信することができる。この場合
に、情報端末識別情報により、今度は経路データ要求元
の情報端末が携帯情報端末600であることが判断され
るため、センタ100は、徒歩と公共交通機関で移動す
る経路を探索する。公共交通機関での経路を探索する際
には、センタ100は、センタ内外から公共交通機関、
例えば列車やバスなどの運行計画情報を入手し、利用す
べき交通手段を選択して経路探索を行う。更に携帯情報
端末600に対応したデータ形式(例えばテキストデー
タ),あるいは携帯情報端末600が扱うことの可能な
ファイル形式や範囲(ファイルサイズや画像データの縦
横サイズなど)で地図などの画像情報を加工し、これを
送信する。利用者800は、送信された経路情報に従っ
て、例えば「○○駅」から「××駅」まで電車などで移
動する。
位置検出センサを備えている場合は、携帯情報端末60
0から現在位置をセンタ100に送信するようにしてよ
い。この場合、センタ100は、新たに送信された現在
位置から、既にセンタ100に記憶されている目的地ま
での経路を再度探索して、要求元の携帯情報端末600
へ経路情報を送信する。例えば、利用者800が列車を
降りた駅にて駅名(図示の例では「××駅」)を現在地
データとしてセンタ100に送信すると、センタ100
は「××駅」を出発地として、センタ100に記憶され
た目的地までの経路を再探索し、携帯情報端末600で
扱いが可能なデータに加工して経路情報を送信する。
識別情報に基いて、情報端末がパソコン700などの通
常は携帯しない情報端末であると判断した場合は、徒
歩,タクシーを含む公共交通機関を利用した経路と、出
発地から目的地まで自動車だけで移動する場合の経路を
ともに探索する。情報端末がカーナビゲーション装置5
00など車両に固定された情報端末の場合は、自動車で
移動する経路のみを探索し、携帯情報端末600である
と判断した場合には、徒歩や、タクシーを含む公共交通
機関を利用した経路を探索する。そして、いずれの場合
も、各情報端末で表示できるように経路データを加工し
て、各情報端末へ提供する。
求において情報端末の種別を気にする必要がない。ま
た、複数の種類の異なる情報端末を利用して目的地まで
の経路情報を入手して移動する際、目的地や移動手段な
どの入力といった手間をその都度かけることなく、極め
て少ない労力で経路情報を連続的に入手することが可能
となる。また、センタ100に経路データを要求する度
に、センタ100で、最新の道路交通情報に基いた経路
探索が行われるため、常に目的地までの最適な経路情報
を入手することができる。
て、本形態のシステム構成を説明する。経路情報提供セ
ンタ100は、外部との通信を制御する通信制御装置1
20,各種演算処理を行うCPU110,該CPU11
0で実行するプログラムを格納するプログラムメモリ1
30,外部から入手した情報を記憶するためのデータメ
モリ140,各種情報を集積したデータベース150を
備えている。
タを備えており、電話回線交換局300(もしくはイン
ターネット200でもよい)を介して、無線又は有線に
より各種情報端末、例えば、自動車に搭載されたカーナ
ビゲーション装置500,携帯電話やPDAなどの携帯
情報端末600,家庭やオフィスなどに設置されたパソ
コン700などと通信を行うとともに、インターネット
200(もしくは電話回線交換局300でもよい)を介
して交通情報センタ400と通信を行う機能を備えてい
る。
端末600、パソコン700などの各種情報端末から受
信した情報のうち、出発地や目的地などのデータは、情
報端末からの送信データのうちの一つである利用者識別
情報によって識別される利用者ごとに、利用者情報メモ
リ142に記憶される。一方、センタ100は、インタ
ーネット200を介して交通情報センタ400から最新
の渋滞や規制などの交通情報や公共交通機関の運行状況
の情報、または新たに開設した道路や公共交通機関の路
線などを入手する。入手した交通情報は、道路地図デー
タベース152や公共交通機関データベース154の更
新に用いたり、また渋滞情報などの一時的な情報は交通
情報メモリ144に記憶される。
130から必要なプログラムをロードして実行する。す
なわち、情報端末から送信されたデータを解析し、情報
端末識別情報から情報端末の種別を判定し、情報端末の
種類に合わせた処理、特に、経路探索時に採用する交通
手段を情報端末の種類別に決定したり、探索された経路
データおよび経路を案内するためのデータを送信する情
報端末の種類に適合させるための加工処理などを行う。
30には、 各種情報端末から送信された情報端末識別情報を解析
し、情報端末の種類を判定し、情報端末の種類に合わせ
て、経路探索時に採用する移動手段を決定する情報端末
判定プログラム132(移動手段選択手段に相当), 各種情報端末から送信された利用者識別情報に基づい
て利用者を識別し、該当する利用者の利用者情報メモリ
から出発地、目的地などの情報を抽出する利用者情報取
得プログラム134(利用者情報取得手段に相当) 出発地もしくは現在地から目的地まで、前記情報端末
判定プログラム132によって決定された移動手段によ
る移動経路を探索する経路探索プログラム136(経路
探索手段に相当), 該経路探索プログラム136によって探索された経路
データ及び画像データ,音声データなどの経路案内に関
するデータを、送信先の情報端末の種類に適合する形式
に加工処理するデータ加工プログラム138(データ加
工手段に相当), 利用者ごとに出発地情報や目的地情報といった利用者
情報などの各種情報を登録するための登録プログラム1
39(利用者情報登録手段に相当), などが格納されている。
れた利用交通手段に応じて、道路地図データベース15
2や公共交通機関データベース154を参照し、出発地
から目的地までの経路を探索する。このとき、出発地と
目的地に関するデータを情報端末から新たに受信した場
合には、その受信データを参照する。また、該当する受
信データがない場合には、利用者情報取得プログラム1
34によって、経路探索要求とともに送信された利用者
識別情報から利用者を識別し、当該利用者に対応する利
用者情報メモリ142を参照して、目的地や出発地のデ
ータを取得し、これらの記憶データを用いて経路を探索
する。
経路案内に関するデータは、情報端末判定プログラム1
32で判定された情報端末の種類に応じて、データ加工
プログラム138により加工され、通信制御装置120
を介して各種情報端末へ送信される。このとき、前記情
報端末判定プログラム132によって、判別された情報
端末の種類に対応するデータ形式,すなわち、センタ1
00から送信できるデータの容量,情報端末側でデータ
表示又は音声などによる表現ができる表現形式、例え
ば、画像サイズ,画像分解能,表示できる色数,ラスタ
データのみ表示可能か,ベクトルデータでも処理可能
か,音声データを処理可能か,などが予め判定されてお
り、データ加工プログラム138は、これら判定結果に
適合する形態にデータを加工して、経路データ及びその
案内データをそれぞれの情報端末に送信する。
4を参照しながら、本実施形態の動作を説明する。セン
タ100は、まず情報端末からの経路探索の要求がある
か否かを判断する(ステップS100)。経路探索の要
求がある場合は(ステップS100でYes)、情報端末
からの送信データに出発地もしくは現在地及び目的地の
データが含まれているか否かを判断する(ステップS1
02)。このとき、出発地と目的地のデータが共に送信
されている場合は(ステップS102でYes)、ステッ
プS104に進む。そして、出発地データのみの場合は
(ステップS200でYes)、ステップS202に進
み、出発地,目的地ともに送信されていない場合は(ス
テップS220でNo)、ステップS240に進む。な
お、これらの説明における「目的地のみ」又は「出発地
のみ」との表現は、出発地と目的地のうちのいずれか一
方という意味であり、上述した利用者識別情報もしくは
情報端末識別情報をも受信していないとの意味ではな
い。
に送られてきた場合は(ステップS102でYes)、セ
ンタ100のCPU110は、情報端末判定プログラム
132を実行し、同時に送られてきた情報端末識別情報
から情報端末種別を判定し(ステップS104)、判定
結果に応じて移動手段を選択する(ステップS10
6)。次に、経路探索プログラム136を実行し、デー
タベース150から、選択された移動手段に応じたデー
タを参照して経路探索を行う(ステップS108)。こ
のとき、最新の交通情報を交通情報メモリ144から、
またはセンタ外部の交通情報センタ400から直接入手
し、それらも参照して最適な経路を探索する。そして、
登録プログラム139を実行し、送信された利用者識別
情報を解析して、各利用者ごとに、出発地と目的地のデ
ータを利用者情報メモリ142に記憶する(ステップS
110)。更に、データ加工プログラム138を実行し
て、前記ステップS108で探索された経路データ及び
その案内データを、判定した情報端末の種別に応じた形
式に加工し、各情報端末に送信する(ステップS11
2)。
しなかった場合は(ステップS102でNo)、ステップ
S200へ進み、出発地のデータのみを受信したかどう
か判定する(ステップS200)。ここで、情報端末か
ら送られた情報が出発地データのみの場合は(ステップ
S200でYes)、情報端末から送られた利用者識別情
報によって識別した利用者800に対応する利用者情報
メモリ142を参照し、目的地データが既に記憶されて
いるか否かを確認する(ステップS202)。目的地デ
ータが記憶されてなければ(ステップS202でNo)、
経路探索が不可能であるので、その旨を利用者800に
通知するなどのエラー処理を実行する(ステップS22
2)。
記憶されていることが確認された場合は(ステップS2
02でYes)、情報端末判定プログラム132によって
情報端末の種別を判定し(ステップS204)、その判
定結果に基いて移動手段を選択する(ステップS20
6)。そして、経路探索プログラム138を実行し、前
記情報端末から送信された出発地から、利用者情報メモ
リ142に記憶されている目的地までを、前記ステップ
S206で選択された移動手段を利用して移動する経路
を探索する(ステップS208)。その後、利用者情報
メモリ142に古い出発地データが記憶されている場合
にはこれを削除し、今回情報端末から受信した出発地を
新たな出発地として記憶し、これを更新する(ステップ
S210)。最後に、データ加工プログラム138によ
って、探索された経路データ及びその案内データを、情
報端末の種別に応じて加工して送信する(ステップS2
12)。なお、ここで、情報端末から送信されたデータ
が、カーナビゲーション装置500や携帯情報端末60
0に備えられた位置検出センサで検出された現在地デー
タであっても、上述した説明における「出発地」と同等
に扱って処理を行う。
目的地データのみの場合(ステップS220でYes),
出発地と目的地のデータともに送信されておらず、かつ
利用者情報メモリ142に出発地も目的地も記憶されて
いない場合(ステップS240でNo)は、ともに経路探
索するための出発地と目的地とを特定できないため、エ
ラー処理が行なわれる(ステップS222)。
に送信されておらず、利用者情報メモリ142に出発地
と目的地のデータが記憶されている場合は(ステップS
240でYes)、送信された情報端末識別情報に基い
て、情報端末の種別を判定し(ステップS242)、情
報端末の種別から利用する移動手段を選択する(ステッ
プS244)。そして、経路探索プログラム136を実
行し、利用者情報メモリ142に記憶されている出発地
から目的地に至る経路を、前記選択された移動手段を利
用するとして探索する(ステップS246)。探索され
た経路データ及びその案内データは、データ加工プログ
ラム138により、情報端末の種別に応じた形式に加工
されて送信される(ステップS248)。
ータを受信するか、もしくはセンタ側で時刻の計時を行
い、この時刻に基づいて、経路探索プログラム136
が、バスや列車などの利用可能な移動手段の出発時刻や
列車名を検索して経路情報に付加して情報端末に送信す
ることも好適である。これによって利用者に、目的地ま
での経路上で利用を推奨する移動手段の名称(列車名や
バスの路線名など)と乗車時刻を提示することが可能と
なる。
ながら、本実施形態の動作の具体例を説明する。これら
の図には、各情報端末に表示される画面の一例が示され
ている。図5には、パソコン700の画面701が示さ
れている。経路探索を要求する情報端末が、携帯性がな
く、また処理能力の高いパソコン700の場合は、セン
タ100は、パソコン700から経路探索要求とともに
出発地と目的地のデータ、及び情報端末識別情報を受信
すると、情報端末がパソコン700であることを判別
し、公共交通機関を利用した経路と、全て自動車で移動
する経路を探索して、双方ともに送信する。そして、前
記受信した出発地と目的地のデータを利用者情報メモリ
142に記憶する。
細な経路計画を立てるための各種メニュー704が表示
されている。これらメニュー704やそれらに対応した
動作を実行するためのプログラムは、予めパソコン70
0に搭載していてもよいし、必要になったときに、セン
タ100から各種情報に加えて、これらプログラムを含
めて送信するようにしてもよい。メニュー704として
は、例えば出発地の指定,目的地の指定,経由地の指
定,時刻の指定,移動手段の指定,経路を探索する際の
条件の指定,地図に表示された施設の施設情報などが挙
げられる。また本例では、画面701に地図702が表
示され、利用者800が容易に出発地や目的地を指定し
たり、また探索された経路を確認できるようになってい
る。更に、公共交通機関を利用した経路の概要706や
車を利用した経路の概要708aが表示可能に構成され
ている。また、地図702には、車での経路710aが
表示されている。
旅行計画として「○○駅」まで自家用車で行き、そこか
ら公共交通機関で移動する場合を例にとって説明する。
利用者800は、メニュー画面704を操作して「○○
駅」を経由地として指定し、センタ100へ通知する。
センタ100は、通知された経由地に基いて経路の再探
索を行い、その結果をパソコン700へ送信し、画面7
01に表示する本例では、前記図5における車を利用し
た経路710aに相当する部分が、「○○駅」を経由す
るように再探索され、車での経路710bに表示変更さ
れている。また、車による経路の概要708aが708
bに修正される。このときセンタ100は、出発地と目
的地(○○駅および地点D)を利用者情報メモリ142
に記憶する。
ナビゲーション装置500を操作してセンタ100に経
路探索を要求すると、センタ100は、利用者情報メモ
リ142から出発地と目的地を検索してその間の経路探
索を行う。このときセンタ100は、送信された情報端
末識別情報により、経路探索要求元の情報端末がカーナ
ビゲーション装置500であることを判別して、道路を
使った経路のみ探索し、探索結果をカーナビゲーション
装置500が処理できる形式に加工して送信する。ま
た、本例では、例えば、パソコン700から経路探索を
要求した時点では発生していなかった渋滞や工事など
が、交通情報メモリ144を参照することによって確認
されると、センタ100では、それらを回避できる経路
が再探索によって得られ、その結果がカーナビゲーショ
ン装置500に送信される。カーナビゲーション装置5
00では、図7に示すように受信した情報が画面501
に表示され、利用者800は、画面501に表示された
経路710cに従って、移動する。
及び目的地ともにカーナビゲーション装置500で改め
て設定する必要がないため、情報端末操作の負担が大幅
に軽減される。更に、パソコン700で経路計画を立て
た時点では生じていなかった渋滞情報などを考慮するた
め、常に最新の情報を反映した経路情報が利用者800
に提供される。また、カーナビゲーション装置500か
ら、現在位置センサなどによって現在地データが送信さ
れた場合には、センタ100は、パソコン700上で設
定された出発地情報を削除し、カーナビゲーション装置
500から新たに送信された現在地を、新たな出発地と
して設定する。このため、仮に、パソコン700上で設
定した出発地が正確に車の位置を示していなかったとし
ても、カーナビゲーション装置500上で経路710c
が表示された時点で、正確に車両の位置が出発点とな
る。
500から定期的に現在位置がセンタ100に送信され
る。センタ100では、現在位置を受信する度に、受信
した現在位置を新たに出発地として記憶し直し、再度目
的地までの経路を探索する。ここで、再探索した経路が
前回探索した経路710cと同じ場合は、経路データの
送信をしないように設定してもよい。利用者800が
「○○駅」に到着し、次に、図8に示す携帯情報端末6
00を用いて、引き続き経路情報を得るためにセンタ1
00に経路探索要求したとすると、この時点では、セン
タ100では、カーナビゲーション装置500から受信
した最後の位置、すなわち、「○○駅」の付近が出発地
として記憶されている。更に、本例のセンタ100で
は、「○○駅」は経由地としての目的地であったが、現
在地が目的地付近に近づいた場合は、通常のカーナビゲ
ーションの動作と同様に、経由地に到着したものと判断
して、次の経由地もしくは目的地に向けた経路が探索さ
れる。
情報端末600から経路探索をセンタ100に要求する
と、図8に示すように、自動的に「○○駅」を出発地と
した経路が探索され、携帯情報端末600に結果が送信
される。このとき、センタ100では、経路要求元の情
報端末が携帯情報端末600であることを情報端末判定
プログラム132により判断するので、公共交通機関を
利用した経路を探索し、更に、データ加工プログラム1
38によって、携帯情報端末600で処理可能な形式,
例えば、文字データといった形式にデータを加工し、経
路データが送信される。携帯情報端末600では、受信
データが画面601に表示される。更に、携帯情報端末
600から、現在時刻を受信するようにしてもよい。そ
の場合、受信した現在時刻を考慮して経路探索プログラ
ム136によって経路探索が行われ、図6の公共交通機
関での経路706で示したように、パソコン700で経
路計画をした時点では、「○○駅」9:20発の列車、
との結果が、図8では、「○○駅」9:10発の列車、
と自動的に修正される。
に到着した際に、「××駅」を現在地として指定して、
センタ100に経路探索要求を行うと、図9に示すよう
に、「××駅」から、パソコン700で登録された最終
目的地までの経路が、公共交通機関を利用した経路で探
索されて、結果が携帯情報端末600に送信される。本
例の場合、バスや列車といった路線を運行する公共交通
機関を用いた適切な経路が探索できない場合には、タク
シーを利用する経路を提示するように構成されている。
公共交通機関を用いた適切な経路が探索できない場合と
は、例えば、出発地から目的地までの距離と比較して、
公共交通機関を利用した経路での所要時間が著しく大き
い場合などには、公共交通機関利用が不適であると判断
する。
施形態によれば、経路探索の要求を行った情報端末の種
別を判定し、その判定結果に応じて利用する移動手段を
選択して、経路探索の方法を変更する。更に、経路情報
提供センタの利用者情報メモリに、利用者ごとに出発地
及び目的地データを記憶し、新たなデータ入力があれば
それらを更新する。探索された経路及びその案内データ
は、前記判定された情報端末に対応する形式に加工され
て送信される。従って、次のような効果が得られる。 利用者は、経路計画,案内のために異なる種類の情報
端末を切替えて利用する場合でも、統一的で継続性のあ
る経路情報を得ることができる。 異なる情報端末を用いても、一度入力した目的地のデ
ータを継続して用いることができる。 当初探索された経路と異なる経路上の場所に位置して
いても、現在位置のみをセンタに伝えることで、自動的
に目的地までの新たな経路情報が得られる。 情報端末を切替える際に、利用する移動手段を自動的
に判断して経路探索を行うので、利用者に特別の操作を
強いることなく、情報端末の種別に合った移動手段によ
る経路が利用者に提供される。 経路探索を要求するたびに新たに経路の探索を行って
結果を送信するため、常に最新の情報を用いた経路が提
供される。
実施形態があり、以上の開示に基づいて多様に改変する
ことが可能である。例えば、次のようなものも含まれ
る。 (1)上述した実施形態の動作は一例であり、必要に応
じて適宜変更可能である。例えば、利用者情報メモリ1
42に該当する出発地もしくは目的地のデータがない場
合、すなわち、前記図4のステップS222のエラー処
理において、足りないデータの入力を利用者800に促
す指示を情報端末に送信するようにしてもよい。また、
目的地のデータのみを受信した場合(ステップS220
でYes)、利用者情報メモリ142に出発地と目的地の
データが記憶されている場合は、記憶された目的地を新
たに受信した目的地データで置き換えて経路探索をする
ようにしてもよい。
はなく、例えば、公共交通機関を利用する経路であれ
ば、特急を利用する場合と利用しない場合の2種類の経
路を探索し、情報端末へ送信するようにしてもよい。同
様に、自動車で移動する経路の場合も、有料道路を利用
する場合と利用しない場合など複数の経路を探索して情
報端末へ送信するようにしてもよい。
者情報メモリ142に記憶しておき、後に経路の検証や
参考のために保存しておくようにしてもよい。この場
合、上述した実施形態では、現在地データが情報端末か
ら送信された場合は、それまで記憶していた出発地を削
除して置き換えることとしたが、古い出発地データを削
除せず、最新でないことを示す情報を付加して保存して
おくようにしてもよい。そして、最も新しい現在地デー
タを、常に最新出発地データとして記憶しておくこと
で、上述した実施形態と同等の動作を実現することがで
きる。
フィスに設置されたパソコン700で移動計画を立てる
ようにしたが、カーナビゲーション装置500のような
車載装置,携帯電話やPDAなどによって移動計画を立
てるようにしてよい。また、上述したシステム構成も、
同様の作用を奏するように各種設計変更が可能である。
る場合が好適な例であるが、一つの情報端末のみを使用
する場合でも、当該情報端末に対応したデータ形式の経
路及びその案内データを得ることができ、本発明を適用
することができる。
経路探索の要求を行った情報端末の種別を判定し、その
判定結果に応じて利用する移動手段を選択して、経路探
索の方法を変更することとしたので、次のような効果が
ある。 情報端末の種類に応じた移動手段を利用した経路の情
報を提供することができる。 移動手段の種類によらず、目的地までの経路情報を連
続して良好に提供することができる。 携帯情報端末,カーナビゲーション装置,パソコンな
ど種類の異なる情報端末に対しても統一的で継続性のあ
る経路情報を提供することができる。 移動手段,情報端末,移動計画に変更があっても、常
に目的地までの最適な経路を提供することができる。
る。
る。
ある。
る。
である。
す図である。
Claims (12)
- 【請求項1】 情報端末からの要求に応じて、経路案内
情報を提供する経路情報提供方法において、 前記情報端末から、出発地情報、目的地情報、該情報端
末の種別を識別する情報端末識別情報を受信する受信ス
テップ;前記受信した情報端末識別情報から前記情報端
末の種別を識別し、その結果に基づいて利用する移動手
段を選択する移動手段選択ステップ;前記受信した出発
地から目的地に至る経路であって、前記選択された移動
手段を利用して移動する経路を探索する経路探索ステッ
プ;前記探索された経路情報を、前記情報端末へ送信す
る送信ステップ;を含むことを特徴とする経路情報提供
方法。 - 【請求項2】 情報端末からの要求に応じて、経路案内
情報を提供する経路情報提供方法において、 利用者の目的地情報と出発地情報を利用者情報として登
録し記憶しておく利用者情報登録ステップ;前記情報端
末から該情報端末の種別を識別する情報端末識別情報と
前記利用者を識別する利用者識別情報とを受信する受信
ステップ;前記受信した情報端末識別情報から前記情報
端末の種別を識別し、その結果に基づいて利用する移動
手段を選択する移動手段選択ステップ;前記利用者識別
情報に基づいて、利用者を識別して当該利用者に対応し
た前記利用者情報から出発地情報と目的地情報を取得す
る利用者情報取得ステップ;前記取得した出発地から目
的地に至る経路であって、前記選択された移動手段を利
用して移動する経路を探索する経路探索ステップ;該探
索された経路情報を、前記情報端末に送信する送信ステ
ップ;を含むことを特徴とする経路情報提供方法。 - 【請求項3】 前記受信ステップが受信する情報は、前
記情報端末から送信される出発地情報を含み、前記利用
者情報として登録されている出発地情報を、前記受信し
た出発地情報によって更新する利用者情報更新ステップ
を含み、前記経路探索ステップは、該更新された出発地
情報に基づいて経路探索を行うことを特徴とする請求項
2記載の経路情報提供方法。 - 【請求項4】 前記受信ステップが受信する情報は、前
記情報端末から送信される時刻情報を含み、該経路探索
ステップは、経路探索を行うとともに、前記選択された
移動手段に含まれており、かつ、前記時刻情報に基づい
て利用できる公共交通機関の検索を行うことを特徴とす
る請求項1〜3のいずれかに記載の経路情報提供方法。 - 【請求項5】 前記探索された経路及びその案内のデー
タを、前記情報端末識別情報によって識別した該情報端
末の種別に応じて加工するステップ;を含むことを特徴
とする請求項1〜4のいずれかに記載の経路情報提供方
法。 - 【請求項6】 情報端末からの要求に応じて、経路案内
情報を提供する経路情報提供装置において、 前記情報端末から、出発地情報、目的地情報、該情報端
末の種別を識別する情報端末識別情報を受信する受信手
段;該受信手段で受信した前記情報端末識別情報から前
記情報端末の種別を識別し、その結果に基づいて利用す
る移動手段を選択する移動手段選択手段;前記受信手段
によって受信した出発地から目的地に至る経路であっ
て、前記移動手段選択手段により選択された移動手段を
利用して移動する経路を探索する経路探索手段;該経路
探索手段により探索された経路情報を、前記情報端末へ
送信する送信手段;を備えたことを特徴とする経路情報
提供装置。 - 【請求項7】 情報端末からの要求に応じて、経路案内
情報を提供する経路情報提供装置において、 該経路情報提供装置の利用者の目的地情報と出発地情報
を利用者情報として登録し記憶しておく利用者情報登録
手段;前記情報端末から該情報端末の種別を識別する情
報端末識別情報と前記利用者を識別する利用者識別情報
とを受信する受信手段;該情報端末識別情報から前記情
報端末の種別を識別し、その結果に基づいて利用する移
動手段を選択する移動手段選択手段;前記利用者識別情
報に基づいて、利用者を識別して当該利用者に対応した
前記利用者情報から出発地情報と目的地情報を取得する
利用者情報取得手段;前記取得した出発地から目的地に
至る経路であって、前記選択された移動手段を利用して
移動する経路を探索する経路探索手段;前記探索された
経路情報を、前記情報端末に送信する送信手段;を備え
たことを特徴とする経路情報提供装置。 - 【請求項8】 前記受信手段は、更に出発地情報を受信
し、前記利用者情報登録手段は、前記利用者情報として
記憶されている出発地情報を該受信した出発地情報で更
新し、前記経路探索手段は、前記更新された出発地情報
を用いて、目的地までの経路を探索することを特徴とす
る請求項7記載の経路情報提供装置。 - 【請求項9】 前記受信手段は、更に前記情報端末から
時刻情報を受信し、該経路探索手段は、経路探索を行う
とともに、前記選択された移動手段に含まれており、か
つ、前記時刻情報に基づいて利用できる公共交通機関の
検索を行うことを特徴とする請求項6〜8のいずれかに
記載の経路情報提供装置。 - 【請求項10】 前記目的地情報は、移動の経由地を含
む複数の目的地であり、前記経路探索手段は、前記複数
の目的地を経由する経路を探索することを特徴とする請
求項6〜9のいずれかに記載の経路情報提供装置。 - 【請求項11】 前記経路探索手段によって探索された
経路及びその案内のデータを、前記受信手段によって受
信した情報端末識別情報によって識別した該情報端末の
種別に応じて加工するデータ加工手段;を備えたことを
特徴とする請求項6〜10のいずれかに記載の経路情報
提供装置。 - 【請求項12】 請求項6〜11のいずれかに記載の経
路情報提供装置;該経路情報提供装置から提供された経
路情報に基づいて経路案内を行う情報端末;を含むこと
を特徴とする経路情報提供システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001130277A JP2002323336A (ja) | 2001-04-26 | 2001-04-26 | 経路情報提供方法,その装置,そのシステム |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002323336A true JP2002323336A (ja) | 2002-11-08 |
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ID=18978683
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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Country | Link |
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