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JP2002372885A - 液体塗布装置および画像形成装置 - Google Patents

液体塗布装置および画像形成装置

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Publication number
JP2002372885A
JP2002372885A JP2001182864A JP2001182864A JP2002372885A JP 2002372885 A JP2002372885 A JP 2002372885A JP 2001182864 A JP2001182864 A JP 2001182864A JP 2001182864 A JP2001182864 A JP 2001182864A JP 2002372885 A JP2002372885 A JP 2002372885A
Authority
JP
Japan
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liquid
application
contact
oil
time
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001182864A
Other languages
English (en)
Inventor
Genichi Yasui
元一 安井
Masanao Ebara
正尚 江原
Hideo Furukawa
英男 古川
Masaaki Yoshikawa
政昭 吉川
Hiroshi Yoshinaga
洋 吉永
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2001182864A priority Critical patent/JP2002372885A/ja
Priority to EP02013436A priority patent/EP1271264B1/en
Priority to US10/170,440 priority patent/US6892044B2/en
Publication of JP2002372885A publication Critical patent/JP2002372885A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • G03G15/20Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat
    • G03G15/2003Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat
    • G03G15/2014Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat using contact heat
    • G03G15/2017Structural details of the fixing unit in general, e.g. cooling means, heat shielding means
    • G03G15/2025Structural details of the fixing unit in general, e.g. cooling means, heat shielding means with special means for lubricating and/or cleaning the fixing unit, e.g. applying offset preventing fluid
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    • G03G2215/20Details of the fixing device or porcess
    • G03G2215/2003Structural features of the fixing device
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    • G03G2215/2025Heating belt the fixing nip having a rotating belt support member opposing a pressure member
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    • G03G2215/2016Heating belt
    • G03G2215/2041Heating belt the fixing nip being formed by tensioning the belt over a surface portion of a pressure member
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  • General Physics & Mathematics (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フセット防止液の塗布ムラをなくして記録紙
への汚損を未然に防止できる構成を備えた液体塗布装置
提供する。 【解決手段】 被塗布体12Dに対して接離可能に設け
られ、接触した状態で液体を塗布可能な塗布手段Pを備
えた液体塗布装置であって、上記塗布手段Pが上記液体
を含浸可能なフェルトで構成され、上記被塗布体12D
がサイクル運動可能な部材で構成され、上記塗布手段P
は上記被塗布体12Dに対する最少接触時間が上記被塗
布体12Dの1サイクル運動に要する時間以上に設定さ
れていることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、オフセット防止液
として用いられるシリコーンオイルなどの液体塗布装置
およびこれを用いた画像形成装置に関し、さらに詳しく
は、画像形成装置に用いられる定着装置に装備されてい
るオフセット防止用のオイル塗布機構における塗布ムラ
防止に関する。
【0002】
【従来の技術】複写機やプリンタあるいはファクシミリ
装置などの画像形成装置にあっては、記録シート上に転
写されたトナー像を熱融着させて定着するための定着装
置が設けられている。定着装置の構成の一つに熱源を内
蔵した定着ローラとこれに対峙して当接しながら連動回
転可能な加圧ローラとを組み合わせ、トナー像に対して
熱・圧力を作用させる熱ローラ方式を用いた構成があ
る。
【0003】熱ローラ方式では、熱容量が比較的大きい
ローラを用いることから所定の定着温度に立ち上がるま
での時間が長くなる。そこで、この構成に代えて、熱容
量がきわめて小さくできるベルトを用いた構成が提案さ
れている。この構成では、ベルトを一対のローラに掛け
回し、そのローラの一方に上述した加圧ローラを対峙さ
せ、ローラの他方には熱源を内蔵させてベルトを加熱す
るようになっている。この構成では、ベルトでの温度の
立ち上がりが早く、所定の定着温度に達するまでの時間
を短縮できる利点があるばかりでなく、ベルトの展張面
の一部を加圧ローラの周面に沿わせることによりトナー
像を担持している記録紙の挟持搬送領域、いわゆる、ニ
ップ幅を大きくしてトナー像に対する加熱領域を大きく
して定着効率を向上させることができるという利点があ
る。
【0004】一方、定着装置には、トナーと接触する側
の部材に融着状態のトナーの逆転移、いわゆる、オフセ
ットが発生するのを防止するための構成が設けられてお
り、そのための構成として、離型剤となるオフセット防
止液を塗布する構成が知られている。オフセット防止液
を塗布する構成としては、一部をオフセット防止液収容
タンク内に浸漬させたフェルトを用い、オフセット防止
液をフェルトの表面張力を利用して吸い上げて塗布する
構成がある。
【0005】フェルトにより吸い上げたオフセット防止
液を塗布する方式においては、ローラやベルトなどが相
当するオフセット防止液の供給先、つまり、被塗布部材
にフェルトが接触したままであると吸い上げが継続さ
れ、被塗布部材表面でオフセット防止液が過剰となりト
ナー像を担持している記録紙の一部に汚損を招く虞があ
る。
【0006】従来、このような不具合を解消するため
に、被塗布部材でのオフセット防止液が不足したときに
のみフェルトを接触させるようにした構成が提案されて
いる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】オフセット防止液の供
給先に対してフェルトを接離可能に設けた場合には、フ
ェルト内に含浸されているオフセット防止液の量や接触
までの待機時間によってオフセット防止液の蒸発などに
よって含浸量が変化することがあり、これによって供給
先で塗布されるオフセット防止液の塗布量が変化してし
まう場合がある。特に、フェルトにおいてオフセット防
止液の含浸量が多い場合には、少ない場合に比べて過剰
な状態となっているので、被塗布部材にフェルトが接触
した時点でオフセット防止液が過剰に供給されることに
なる。このため、フェルトが供給先に接触するたびに過
剰なオフセット防止液が塗布されることになるので、供
給先では過剰なオフセット防止液が塗布されている部分
とそうでない部分とが生じてしまい、被塗布部材でのオ
フセット防止液の塗布ムラが間欠的に発生する。このよ
うな現象は、定着対象となるトナー像を担持したシート
にオフセット防止液が転移することによりシートに斑状
の模様ができたと同じ結果を招き、シートに波打ち現象
が生じたり、見栄えが悪くなるなどの不具合が生じる。
【0008】本発明の目的は、上記従来の液体塗布装置
における問題に鑑み、オフセット防止液の塗布ムラをな
くして記録紙への汚損を未然に防止できる構成を備えた
液体塗布装置および画像形成装置を提供することにあ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
被塗布体に対して接離可能に設けられ、接触した状態で
液体を塗布可能な塗布手段を備えた液体塗布装置であっ
て、上記塗布手段が上記液体を含浸可能なフェルトで構
成され、上記被塗布体がサイクル運動可能な部材で構成
され、上記塗布手段は上記被塗布体に対する最少接触時
間が上記被塗布体の1サイクル運動に要する時間以上に
設定されていることを特徴としている。
【0010】請求項2記載の発明は、上記塗布手段が上
記被塗布体に対する最少接触時間として、該塗布手段の
使用開始時からの時間に対応して設定されることを特徴
としている。
【0011】請求項3記載の発明は、上記塗布手段が、
上記被塗布対に対する最少接触時間として、上記被塗布
体に対する非接触状態に相当する待機時での時間に応じ
て設定されることを特徴としている。
【0012】請求項4記載の発明は、上記塗布手段の最
少接触時間として、上記塗布手段の使用開始時からの時
間が短いほど長くされることを特徴としている。
【0013】請求項5記載の発明は、上記塗布手段の最
少接触時間として、待機時間が長いほど長くされること
を特徴としている。
【0014】請求項6記載の発明は、上記被塗布体とし
てトナーを加熱定着可能な定着部材が用いられ、該定着
部材は、上記トナーを担持したシートを対象とした定着
動作時以外の時期に上記最少接触時間を以て上記塗布手
段により液体を塗布されることを特徴としている。
【0015】請求項7記載の発明は、上記塗布手段が、
上記シートの搬送状態を制御可能な制御部により上記定
着部材に対する接触開始時期を設定されることを特徴と
している。
【0016】請求項8記載の発明は、請求項1乃至7の
うちの一つに記載の液体塗布装置を画像形成装置に用い
ることを特徴としている。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図示実施例により本発明の
実施の形態を説明する。図1は、本発明実施例による液
体塗布装置が適用される画像形成装置の一例を示す模式
図であり、同図に示す画像形成装置1は、筐体の外部に
用紙を排出するのでなく、筐体内で排紙が可能な胴内排
紙型の画像形成装置である。画像形成装置1は、筐体1
Aの高さ方向で略中央部に排紙部2が備えられ、その排
紙トレイ2を境にして上部に原稿読み取り部3が、そし
て、下部に後述する画像形成部4が設けられている。
【0018】画像形成部4は、本実施例の場合、ドラム
状の潜像担持体に相当する感光体ドラム5を備えてお
り、感光体ドラム5は、図示しない駆動源によって図
中、反時計方向に回転する。感光体ドラム5の周囲に
は、回転方向に沿って電子写真複写プロセスを実行する
ための帯電装置6、書き込み装置7、現像装置8、転写
装置9およびクリーニング装置10がそれぞれ配置され
ている。感光体ドラム5の下方には給紙装置11が、そ
して、一点鎖線の矢印で示す用紙の給送方向において転
写装置9の後方で排紙部2の前方には、定着装置12お
よび排紙装置13がそれぞれ配置されている。
【0019】原稿読み取り部3には、原稿載置台上に載
置された原稿を走査するための光源3Aおよび光路変換
用反射鏡3Bが装備され、原稿からの反射光が読み取り
光学系3Cを介してCCDなどの光学素子3Dに入射さ
れ、光学素子3Dによって原稿の画像情報として制御部
14に出力される。
【0020】書き込み装置7は、図示しない半導体レー
ザと結像光学系をなす反射鏡および結像レンズを介して
ポリゴンミラー7Aからの走査光を感光体ドラム5上に
照射して静電潜像を形成するようになっている。給紙装
置11は、周知構造の給紙トレイ繰り出しローラおよび
レジストローラを備えたものであり、図1に示す画像形
成装置では、二点鎖線で示すように画像形成装置1の壁
部の一部に開閉可能な今ひとつの給紙トレイが設けられ
ている。
【0021】半導体レーザは、制御部14からの画像信
号に基づいて発光制御されるようになっており、制御部
14では、原稿読み取り部3からの画像情報だけでな
く、プリンタとして用いられる場合の印字信号およびフ
ァクシミリ装置として用いられる場合の送信信号に応じ
た画像信号によって半導体レーザの駆動制御を行う。こ
こに、制御部14によって、画像形成装置1が複写機だ
けでなくプリンタおよびファクシミリ装置としての機能
を持つデジタル複合機としての性格を持たされている。
【0022】定着装置12には、図1に示すように、給
紙装置11から繰り出された用紙などの記録シート上に
担持されているトナー像と接触する側に位置する加熱ロ
ーラ12Aと、これに対向当接して連動可能な加圧ロー
ラ12Bとを備えた構造、あるいは、図2に示すよう
に、加熱ローラ12Aの周面においてその周方向に沿っ
て当接する定着ベルト12Dを用いた構造が用いられて
いる。この場合における加熱ローラ12Aおよび定着ベ
ルト12Dは、いずれも回転と移動というように動作に
おいて異なるものの、サイクル運動が可能な部材であ
る。
【0023】以下、後者構造を対象として定着装置12
の構成を説明する。図2に示す定着装置12は、熱源を
内蔵している加熱ローラ12Aと加圧ローラ12Bに対
向当接している定着ローラ12Cとに掛け回された定着
ベルト12Dを備えており、定着ベルト12Dは駆動側
に位置する定着ローラ12Cの回転駆動により、記録シ
ートを搬送できる方向に移動することができる。定着ベ
ルト12Dは、表層に耐熱性樹脂層若しくはゴム層から
なるオイル担持層を備え、一部が加圧ローラ12Bの周
面に沿って展張されることにより記録シートを挟持搬送
する際のニップ幅を大きく設定できるようになってい
る。
【0024】記録シートは、定着装置12のケーシング
12E内に設けられているガイド部12Pによって定着
ベルト12Dと加圧ローラ12Bとの当接部に向けて搬
送され、定着ベルト12Dと加圧ローラ12Bとの当接
部内にて挟持搬送されながら定着ベルト12Dからの加
熱および挟持部での圧力により、表面に担持しているト
ナー像を定着されるようになっている。なお、定着ベル
ト12Dに代えて、図1に示すように、加熱ローラ12
Aを直接記録シートのトナー像担持面に接触させる構成
の場合においても、加熱ローラ12Aの表層は、上記定
着ベルト12Dと同様な構成とされている。
【0025】定着装置12には、トナー像と接触する側
に位置する定着ベルト12Dに対してオフセット防止用
の離型剤を塗布する塗布装置20が設けられている。オ
フセット防止用の離型剤はシリコーンオイルなどの液体
(以下、オイルという)が用いられ、オイルは後述する
塗布装置20における液体供給手段21に装備されてい
る液体吐出部から浸出して供給されるようになってい
る。このため、本実施例では、定着ベルト12Dがオイ
ルを塗布される被塗布体をなしている。
【0026】図3は、上記塗布装置20の原理構成を説
明するための図であり、同図において塗布装置20は、
袋体21Aを備えた液体供給手段21を主要部として備
え、オイルを汲み上げて被塗布体である定着ベルト12
Dにオイルを塗布する構成を備えている。図3において
液体供給手段21は、内部に液体、本実施例では離型剤
として用いられるオイルが封入された密閉空間21A1
を有する袋体21Aを備えている。袋体21Aは、図3
中、二点鎖線で示すように、PENフィルム((株)帝
人の商標名)等のポリエステル系のフィルムとアラミド
フェルト不織布を組み合わせた外包材として構成されて
いる。
【0027】オイルを収容できる密閉空間21A1は、
袋体21Aにおける他の部分よりも容積が大きくされて
おり、その内部にオイルが充填できるようになってい
る。
【0028】密閉空間21A1の内部には、液体を含浸
可能な綿などを用いたパッド状の繊維部材22が装填さ
れており、この繊維部材22にオイルが含浸されること
で密閉空間21A1の傾きに関係なくその空間内全域に
亘ってオイルを行き渡らせることができるようになって
いる。本実施例では、上記繊維部材22として、ポリエ
ステル綿が用いられている。
【0029】袋体21Aの内部には、袋体21Aにおけ
る表裏各面側に液体供給部21A2と液体帰還部21A
3とが一部を除いて隔絶された状態で設けられている。
すなわち、液体供給部21A2および液体帰還部21A
3は、その間に位置して一部が密閉空間21A1内のオ
イルに接触している仕切部材23によって隔絶されてお
り、仕切部材23におけるオイルと接触しない位置にお
いて両部が互いに接触させてある。
【0030】仕切部材23は、PET(ポリエチレンテ
レフタレート)やPTFE(ポリテトラフルオラエチレ
ン)等のように、オイルと親和性を持たない材質が用い
られて屈曲可能な板状遮蔽部材で構成されており、一部
が上述したように密閉空間21A1内のオイルに接触す
ると共に、液体供給部21A2と液体帰還部21A3と
の接触位置近傍でオイルと接触しない位置まで延長され
ている。従って、仕切部材23が存在しない位置におい
て液体供給部21A2と液体帰還部21A3とが互いに
接触した状態とされている。
【0031】液体供給部21A2は、多孔質若しくは繊
維質部材からなる屈曲可能な部材であり、液体に相当す
るオイルに対する接触角(ぬれ角)が90度以下の材質
が用いられた部材で構成されており、そのうち、液体供
給部21A2は、一部が接触角(ぬれ角)に基づく毛管
上昇作用にが得られる高さ(H1)に位置決めされてい
る。本実施例では、液体供給部21A2および液体帰還
部21A3として、アラミドフェルトやセラミックスペ
ーパなどが用いられ、液体帰還部21A3としては、ア
ラミドフェルトや連泡スポンジなどが用いられている。
【0032】液体帰還部21A3は、一部が液体供給部
21A2と接触した状態で一体化され、密閉空間21A
1近傍が密閉空間21A1内のオイルと非接触状態に維
持された状態で設けられている。つまり、液体帰還部2
1A3における密閉空間21A1側は、密閉空間21A
1内のオイルと接触しないように欠除されており、この
部分が、オイルの滴下部分として構成されている。
【0033】液体帰還部21A3は、液体供給部21A
2と同様に、オイルとの接触角(ぬれ角)が90度以下
の材質を用いた多孔質若しくは繊維質部材からなり、液
体供給部21A2の屈曲変形に追随して屈曲可能な部材
が用いられ、液体供給部21A2と同様に、接触角(ぬ
れ角)に基づく毛管上昇作用が得られる高さ(H)とな
るように一部が位置決めされている。この場合における
高さ(H)は、液体供給部21A2と互いに接触する位
置を基準とした高さである。
【0034】液体供給部21A2と液体帰還部1A3と
が互いに接触する位置には、液体供給部21A2側に液
体吐出部21A4が設けられている。液体吐出部21A
4は、袋体21Aの一部が開口されてオイルの塗布を必
要とする部材、つまり、図2に示した定着ベルト12D
と接触する部分であり、液体供給部21A2の一部に貼
り付けられて設けられている。本実施例では、オイルの
浸出が可能なアラミド/PETの混合材からなる不織布
が用いられている。このような不織布は、オイルの塗布
を必要とする部材の特質に応じて材質が設定されるよう
になっており、例えば、耐熱性を要求される場合には、
上記したような材質が用いられる。この耐熱性をはじめ
とする性質に関しては、液体供給部21A2および液体
帰還部21A3においても同様に設定される。
【0035】液体吐出部21A4は、それ自体でオイル
を浸出させて塗布対象部材である定着ベルト12Dへオ
イルを転移させることが可能であるが、定着ベルト12
Dへのオイル供給量を設定できる部材を袋体21Aとは
別の箇所で接触させて取り付けることも可能である。つ
まり、図3において二点鎖線で示すように、オイルの塗
布対象部材に対するオイル浸出量を規定するために、上
述した混合材からなる不織布の表面にオイルの塗布量、
換言すれば、オイルの転移量が得られる体積や密度を予
め設定したパッド状の液体塗布部材(図3において符号
Pで示す部材)を貼付して一体化することも可能であ
る。
【0036】図2に示す定着装置12には、定着ベルト
12Dに接触する位置に液体吐出部21A4と一体化さ
れた液体塗布部材としてのオイル塗布パッド(便宜上、
図3に用いた符号Pで示す)が定着ベルト12D側に向
けて膨出している。
【0037】液体供給部21A2と液体帰還部21A3
とは、次の関係が設定されている。すなわち、液体吐出
部21A4において定着ベルト12Dへオイルの供給が
行われない場合、つまり、液体吐出部1A4から浸出し
たオイルが消費されない場合には、液体供給部21A2
を移動して液体吐出部21A4に達するオイルの量と液
体供給部21A2と接触する液体帰還部21A3によっ
てその接触部で吸い上げられて密閉空間21A1に達す
るオイルの量とが同等となるように設定されている。こ
れは、定着ベルト12Dが非稼働状態にあってオイルの
消費がない場合、液体供給部21A2を移動してきたオ
イルが定着ベルト12Dに転移し続けてしまうと定着ベ
ルト12Dに担持されるオイルが過剰な状態となり、定
着ベルト12Dあるいはこの定着ベルト12Dの表面に
接触する記録シートの画像面に汚損などの不具合が発生
するのを防止するためである。このため、液体供給部2
1A2と液体帰還部21A3とを構成する繊維質部材の
密度が異ならせてある。これにより、液体吐出部21A
4から過剰なオイルの滲出が起こらないようにされてい
る。このような構成の液体供給手段20の構成は、本出
願人の先願に係る特開2001−38265号公報に詳
細な構成が開示されている。
【0038】図2において定着装置12には、上記液体
供給手段20に有する液体供給部21A2における毛管
上昇作用を得るための構成が設けられている。定着装置
12における液体供給手段20の支持部には、袋体21
Aにおける密閉空間21A1が位置する面を載置するた
めの基台部24Aと、この基台部24Aの一部が上方に
突出してその突出高さが上記液体供給部21A2の毛管
上昇作用を発揮させる高さに設定されている吸い上げ設
定部24Bと、液体吐出部21A4を定着ベルト12D
の表面に当接させる吐出部位置決め部24Cとを備えた
支持手段24が設けられている。
【0039】本実施例では、支持手段24が定着ベルト
12Dの展張位置よりも上方に配置されている。このた
め、支持手段24は、定着ベルト12Dの展張位置より
も上位において定着装置12のケーシング12Eに支持
されるブラケット24Dおよび吐出部側ブラケット24
Eをそれぞれ有している。各ブラケットは、定着装置1
2のケーシング12E側に対して締結などによって支持
されるようになっている。
【0040】吐出部位置決め部24Cは、支持手段24
が定着ベルト12Dの展張位置よりも上方に配置されて
いる関係上、液体吐出部21A4が袋体21Aにおける
密閉空間21A1よりも下方に位置しているので、図3
に示したように、液体供給部21A2の毛管上昇作用が
得られる高さの位置から液体吐出部21A4を下方に向
けて方向付けるようになっている。このため、吐出部位
置決め部24Cは、上記吸い上げ設定部24Bにおいて
下方に折り曲げられた液体供給部21A2における液体
吐出部21A4と定着ベルト12Dとの接触関係を適正
化するように、定着ベルト12Dの面に対する接触方向
に位置調整できるようになっている。つまり、吐出部側
ブラケット24Eは、一面を液体吐出部21A4に一体
化されるものの、他の面、つまりケーシング12Eにお
ける固定位置に対しては締結を緩めることで移動させる
ことができるようになっている。
【0041】定着装置12には、上述した各構成部品に
加えて、図2において符号12Fで示すように、定着ベ
ルト12Dの表面に接触して余剰オイルを掻き取るクリ
ーニングローラ、符号12G、12Hで示すように、定
着ベルト12Dおよび加圧ローラ12Bの表面温度を検
知するサーミスタ等の温度検知手段が設けられている。
温度検知手段12G、12Hは、定着ベルト12Dおよ
び加圧ローラ12Bの表面温度を検知して制御部14
(図1参照)に信号を出力できるようになっており、制
御部14において定着温度の適正化および異常検知が行
えるようになっている。
【0042】図2において、加圧ローラ12Bとこれに
対向して当接している駆動ローラ12Cとは、それぞれ
独立した回転軸支持部材25、26によって支持されて
おり、これら各回転軸支持部材25、26は、その一部
に掛け止められているスプリングなどの弾性体27によ
って互いに接近する方向に付勢されている。これによ
り、駆動ローラ12Cに掛け回されている定着ベルト1
2Dは、加圧ローラ12B側に付勢されるので、加圧ロ
ーラ12Bとの間のニップ幅を維持することができるよ
うになっている。
【0043】支持手段24におけるブラケット24D
は、この位置に挿通されている支軸24D1を介して、
図2中、矢印で示すように、吐出部位置決め部24Cに
設けられているオイル塗布パッド(図2中、符号Pで示
す部材)を定着ベルト12Dに対して接離させることが
できる方向に揺動することができるようになっている。
このため、支軸24D1は、オイル塗布パッドPを備え
た液体供給手段21の揺動支点部に相当している。な
お、ブラケット24Dは揺動することで定着ベルトP1
2Dからオイル塗布パッドPが接離されるが、この揺動
を許容するための構造として、吐出側ブラケット24E
の支持構造をオイル塗布パッドPの揺動に連動して変位
できる支持構造としたりあるいは、吐出側ブラケット2
4Eをそのままとしてオイル塗布パッドPが位置する液
体供給部21A1および液体機関部21A3におけるオ
イル塗布パッドP側を吐出側ブラケット24E側に押し
付けることでオイル塗布パッドPを定着ベルト12D表
面から離す構造とする。
【0044】支持手段24の揺動動作は、図示しない
が、一例として、支軸24D1に一体化されたロータリ
ーソレノイド等を用いた揺動駆動手段によって行われ、
揺動駆動手段は、制御部14により動作態位が設定され
るようになっている。
【0045】図4は、制御部14の要部構成を説明する
ためのブロック図であり、同図において制御部14は、
上述した温度管理制御が可能なマイクロコンピュータを
主要部として備え、図示しないI/Oインターフェース
を介して、入力側には操作パネル28が接続され、出力
側には支軸24D1の回転量を規定する揺動駆動手段2
9が接続されている。操作パネル28は、画像形成モー
ドや形成回数を入力する部分であり、例えば複写枚数な
どが相当する画像形成回数は、記録シートの給送間隔の
設定に用いられるとともに、オイル塗布パッド(P)の
使用開始時からの計時に用いられる。つまり、制御部1
4では、操作パネル28において設定された画像形成回
数に基づく記録シートの給送開始時期、オイル塗布パッ
ド(P)の待機時間およびオイル塗布パッド(P)の新
品時を意味する使用開始時からの経時時間を割り出し、
オイル塗布パッド(P)の接触開始時期および接触時間
を設定するようになっている。
【0046】制御部14において設定されるオイル塗布
パッド(P)の接触開始時期は、記録シートが給送され
ない時期であり、その時期での最少接触時間は、次の基
準に基づく。 (1)被塗布体である定着ベルト12Dあるいは加熱ロ
ーラ12Aの1サイクル運動に要する時間以上である。
この場合の1サイクル運動とは、定着ベルト12Dの場
合、任意の位置が1周して元の位置に戻るまでの移動を
意味し、加熱ローラ12Aの場合、周方向の任意の位置
が1回転して元の位置に戻るまでの回転を意味してい
る。 (2)塗布手段であるオイル塗布パッド(P)の使用開
始時からの時間が短いほど接触最少時間が長くされる。 (3)オイル塗布パッド(P)の待機時間が長いほど接
触最少時間眼が長くされる。 (1)および(2)に挙げた条件は、毛管現象によるオ
イルの汲み上げが助長される場合を考慮したものであ
り、汲み上げが助長されることにより定着ベルト12D
表面においてオイルが過剰に塗布されてしまう部分が発
生しても定着ベルト12Dの表面でオイルの塗布分布を
均すために設定されている。
【0047】本実施例は以上のような構成であるから、
液体塗布手段21では、液体供給部21A1から液体吐
出部21A4に向けてオイルが吸い上げられ、液体吐出
部21A4からオイル塗布パッドPに向けてオイルが供
給されるので、オイルの欠乏が防止されてオフセットを
良好に防止することができる。
【0048】液体塗布手段21においてオイル塗布パッ
ドPは、定着ベルト12Dに接触されることによりオイ
ルを定着ベルト12Dに塗布し、定着ベルト12Dから
離れることによりオイルの塗布を中止する。定着ベルト
12Dに対するオイル塗布パッドPの接触は、記録シー
トが定着ニップ部に給送されない時点で開始され、接触
時間は上記(1)、(2)に挙げた条件に基づいて実行
される。
【0049】本実施例によれば、記録シートの給送が行
われない時点でオイル塗布パッドのP接触状態が定着ベ
ルト12Dの少なくとも1サイクル移動あるいは加熱ロ
ーラ12Aの1回転以上の移動時間に対応させてあるの
で、オイル塗布パッドPが定着ベルト12Dに接触して
時点で多少なりとも過剰なオイルが塗布された場合でも
1サイクル運動を経過するまでの間、定着ベルト12D
(図2に示した定着装置12での構成を対象とした場
合)あるいは加熱ローラ12A(図1に示した定着装置
12の構成を対象とした場合)に接触しているオイル塗
布パッドPによって塗布されたオイルが均されるので、
過剰オイルが塗布されている部分がなくなり、定着ベル
ト12D表面あるいは加熱ローラ12Aの表面でのオイ
ルの塗布ムラがなくされることになる。しかも、塗布さ
れたオイルの均し作業が記録シートと定着ベルト12D
とが接触しない時期あるいは記録シートと加熱ローラ1
2Aとが接触しない時期に行われるので、過剰な塗布部
分が生じていても過剰なオイルの塗布部分が記録シート
の接触することがない。このため、過剰に塗布されたオ
イルが記録シートの転写されることがないので、記録シ
ートに斑状のオイルムラが発生するのを防止することが
できる。
【0050】本実施例によれば、オイル塗布パッドPが
加熱ローラ12A(図1に示す定着装置12を対象とし
た場合)あるいは定着ベルト12D(図2に示す定着装
置12の構成を対象とした場合)に接触する時間がオイ
ルの吸い上げ状態に応じて設定されることになるので、
その吸い上げによって過剰なオイルが塗布されるような
場合でも塗布面でのオイルの塗布状態を均一化すること
ができ、塗布ムラがオイルの吸い上げ状態の変化に拘わ
らずなくされることになる。
【0051】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、塗布手段
が被塗布体に対する最少接触時間として被塗布体の1サ
イクル運動に要する時間以上を設定されていることによ
り、被塗布体の全周において液体が均されることにな
り、過剰に液体が付着している箇所をなくすことができ
る。これにより、被塗布体全周において塗布ムラがなく
されて均一な塗布状態を得ることが可能となる。
【0052】請求項2乃至5記載の発明によれば、塗布
手段における液体含浸量の変化に応じて最少接触時間を
設定できるので、塗布される液体の量を安定させて過剰
な塗布部分が発生するのを防止することが可能となる。
特に請求項4および5記載の発明においては、新品時の
ように毛管現象による汲み上げが促進される状況下や待
機時のように再度被塗布体と接触することによる液体の
消費によって急激な液体の汲み上げが発生して過剰な塗
布状態となりやすい場合でも被塗布体表面で液体が均さ
れることになるので、過剰な塗布部分の発生をなくすこ
とが可能となる。
【0053】請求項6記載の発明によれば、被塗布体と
して用いられる定着部材の定着動作以外の時期に最少接
触時間を以て塗布手段による液体を塗布するようになっ
ているので、定着部材表面での塗布ムラがなくされて上
でシートと接触することができる。これにより、定着部
材表面での塗布ムラがシート上に転写されることがなく
なり、シートに斑状のムラが発生するのを防止すること
ができる。
【0054】請求項7記載の発明によれば、シートの搬
送状態を制御可能な制御部により定着部材に対する塗布
手段の接触開始時期が設定されるので、定着部材表面で
の塗布状態が安定してからシートと定着部材とを接触さ
せ類ことができる。これにより、定着部材表面での液体
の塗布ムラがシートに転写されるような事態の発生を未
然に防止することが可能となる。
【0055】請求項8記載の発明によれば、塗布手段に
より被塗布体での塗布ムラの解消が行えるので、液体の
塗布ムラがシートなどの被塗布体と接触する部材に転写
されることがなくなり、被塗布体と接触する部材に液体
の過剰な塗布部分が転写されることによる汚損を防止す
ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例による液体塗布装置を用いる画像
形成装置の構成を説明するための模式図である。
【図2】図1に示した液体塗布装置の構成を説明するた
めの断面図である。
【図3】図2に示した液体塗布装置に用いられる液体供
給手段の原理構成を説明するための断面図である。
【図4】図3に示した液体供給手段の接触状態を制御す
るための制御部の構成を説明するためのブロック図であ
る。
【符号の説明】
1 画像形成装置 12 定着装置 12A 加熱部材の一つである加熱ローラ 12B 加圧部材の一つである加圧ローラ 12D 加熱部材の他の一つである加熱ベルト 14 制御部 20 液体塗布装置 21 液体供給手段 21A 袋体 21A1 密閉空間 21A2 液体供給部 21A3 液体帰還部 21A4 液体吐出部 24 支持部材 24A 袋体載置用基台部 24B 吸い上げ設定部 24C 吐出部位置決め部 24E 支持手段 24E1 液体供給手段を接離させるための揺動支点
部をなす支軸 28 操作パネル P 液体塗布部材であるオイル塗布パッド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 古川 英男 東京都大田区中馬込1丁目3番6号・株式 会社リコー内 (72)発明者 吉川 政昭 東京都大田区中馬込1丁目3番6号・株式 会社リコー内 (72)発明者 吉永 洋 東京都大田区中馬込1丁目3番6号・株式 会社リコー内 Fターム(参考) 2H033 AA09 AA39 BA11 BA12 BA32 BA43 BA44 BA45 BA46 CA01 CA07 CA19 CA39 4F040 AA05 AB08 AC01 BA05 BA07 CA02 CA05 CA07 CA11 DA18

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被塗布体に対して接離可能に設けられ、接
    触した状態で液体を塗布可能な塗布手段を備えた液体塗
    布装置であって、 上記塗布手段が上記液体を含浸可能なフェルトで構成さ
    れ、上記被塗布体がサイクル運動が可能な部材で構成さ
    れ、上記塗布手段は上記被塗布体に対する最少接触時間
    として、上記被塗布体の1サイクル運動に要する時間以
    上に設定されていることを特徴とする液体塗布装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の液体塗布装置において、 上記塗布手段は上記被塗布体に対する最少接触時間が、
    該塗布手段の使用開始時からの時間に対応して設定され
    ることを特徴とする液体塗布装置。
  3. 【請求項3】請求項1記載の液体塗布装置において、 上記塗布手段は、上記被塗布対に対する最少接触時間
    が、上記被塗布体に対する非接触状態に相当する待機時
    での時間に応じて設定されることを特徴とする液体塗布
    装置。
  4. 【請求項4】請求項2記載の液体塗布装置において、 上記塗布手段の最少接触時間は、上記塗布手段の使用開
    始時からの時間が短いほど長くされることを特徴とする
    液体塗布装置。
  5. 【請求項5】請求項3記載の液体塗布装置において、 上記塗布手段の最少接触時間は、待機時間が長いほど長
    くされることを特徴とする液体塗布装置。
  6. 【請求項6】請求項1乃至5のうちの一つに記載の液体
    塗布装置において、 上記被塗布体としてトナーを加熱定着可能な定着部材が
    用いられ、該定着部材は、上記トナーを担持したシート
    を対象とした定着動作時以外の時期に上記最少接触時間
    を以て上記塗布手段により液体を塗布されることを特徴
    とする液体塗布装置。
  7. 【請求項7】請求項6記載の液体塗布装置において、 上記塗布手段は、上記シートの搬送状態を制御可能な制
    御部により上記定着部材に対する接触開始時期を設定さ
    れることを特徴とする液体塗布装置。
  8. 【請求項8】請求項1乃至7のうちの一つに記載の液体
    塗布装置を用いることを特徴とする画像形成装置。
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