JP2002363675A - 生体用Co基合金及びその製造方法 - Google Patents
生体用Co基合金及びその製造方法Info
- Publication number
- JP2002363675A JP2002363675A JP2001172377A JP2001172377A JP2002363675A JP 2002363675 A JP2002363675 A JP 2002363675A JP 2001172377 A JP2001172377 A JP 2001172377A JP 2001172377 A JP2001172377 A JP 2001172377A JP 2002363675 A JP2002363675 A JP 2002363675A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- alloy
- based alloy
- phase
- forging
- mass
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Materials For Medical Uses (AREA)
Abstract
性に優れたCo基合金を提供する。 【構成】 この生体用Co基合金は、Cr:26〜30
質量%,Mo:6〜12質量%,C:0〜0.3質量
%,残部が実質的にCoの組成をもち、平均結晶粒径5
0μm以下の結晶粒からなるマトリックスに粒状の第二
相が微細分散した組織をもっている。水冷銅製鋳型を用
いて所定組成のCo基合金を急冷鋳造し、得られた鋳塊
を1000〜1300℃で鍛造することにより製造され
る。 【効果】 微細組織に粒状の第二相が微細分散した組織
に調整されているので、格段に優れた耐磨耗性を呈す
る。
Description
工性に優れ、人工骨材の補綴材料として好適な生体用C
o基合金及びその製造方法に関する。
(HS−21),加工用(HS-25)のVitalliumやCo−Ni
−Cr−Mo合金(MP35N)等が知られているが、臨床
データや使用実績が多く安定度の高いことからVitalliu
mが多用されている。Vitalliumは、歯科用合金として開
発されたが、その後の改良を経て整形外科領域にも用途
が広がっており、他にAlivium,Endcast、Orthochrom
e,Orthochrome plus,Protasul,Zimaloy等の多くの商
品名で市販されている。Vitalliumの実用化は、ステン
レス鋼よりも10年遅い1937年であるが、ステンレ
ス鋼よりも耐食性に優れ、しかも十分な強度及び靭性を
兼ね備えていることから、骨頭,ステム等の人工股関節
用補綴材料として使用されている。
量%のMoを含む高Cr(30質量%)−Co合金であ
り、Vitalliumの中でも最も耐食性に優れ、孔食,隙間
腐食,粒界腐食,応力腐食割れ等は実用上でほとんど問
題とならない。しかし、ヒケ巣,気泡,偏析等の内部欠
陥が発生しやすく、低い疲労強度(250MPa)が欠点であ
る。加工用Vitallium(HS−25)は、Moに代えてWを
含み、Crの一部をNiで置換することにより、鋳造材
の欠点であるヒケ巣や偏析を解消するように改良された
合金である。加工用Vitallium(HS−25)は、焼きなま
しステンレス鋼以上の展延性が溶体化処理で付与され、
加工用ステンレス鋼と同程度の強度が冷間加工によって
付与される。耐食性は、ステンレス鋼よりも優れている
ものの、長期のインプラント用としては十分でないた
め、ボーンプレート,ワイヤ等の短期固定用に使用され
ている。
o含有量を増加させるとき、耐食性及び耐磨耗性が向上
する。実際、Moを10質量%まで増量した高Mo−Vi
talliumは、当初組成の合金に比較して優れた耐食性及
び耐磨耗性を呈することが知られている。しかし、Mo
の増量に伴ってVitalliumの塑性加工性が低下するた
め、高Mo−Vitalliumの微細組織を塑性加工法で制御
しがたい。
ことによって内部欠陥を解消することも検討されてい
る。一般に、鋳造合金に生じているヒケ巣や気泡は鍛造
で圧潰され、デンドライト組織も破壊され、後続する再
結晶焼鈍によって均一な組織になる。しかし、Vitalliu
mでは、機械的性質の向上に関する数値的なデータはあ
るものの、熱履歴と組織との関係及びそれに伴う機械的
性質の変化に関しては十分な知見が得られていない。そ
のため、Vitalliumは、加工性に優れたステンレス鋼系
と、強度,耐食性等の特性に優れたチタン系合金の両方
の長所を兼ね備えた材料であるにも拘らず,需要が全体
の20%程度と低く、広く実用化されるまでに至ってい
ない。
題を解消すべく案出されたものであり、Moを増量する
と共に、塑性加工で組織調整することにより、高耐食性
で且つ高耐磨耗性を呈する生体用Co基合金を提供する
ことを目的とする。
達成するため、Cr:26〜30質量%,Mo:6〜1
2質量%,C:0〜0.3質量%,残部が実質的にCo
の組成をもち、平均結晶粒径50μm以下の結晶粒から
なるマトリックスに粒状の第二相が微細分散した組織を
もつことを特徴とする。
所定組成のCo基合金を急冷鋳造し、得られた鋳塊を1
000〜1300℃で鍛造することにより製造される。
Vitalliumの耐食性及び耐磨耗性を改善している。耐食
性及び耐磨耗性に及ぼすMoの効果は、Mo:6質量%
以上で顕著になるが、12質量%で飽和し、過剰量のM
o含有は塑性加工性に悪影響を及ぼす。Crは耐食性を
確保する上で26質量%以上が必要であるが、30質量
%を超える過剰量は塑性加工性に悪影響を及ぼす。必要
に応じて添加されるC含有量は、耐磨耗性,塑性加工製
の観点から0.3質量%以下に規制している。
急冷鋳造することにより析出物の成長を抑え、高温鍛造
等の塑性加工により析出物、金属間化合物等の第二相を
微細分散させている。鋳造時の急冷が析出物の成長抑制
に及ぼす影響は、鋳込み温度から400℃までの温度域
を1000℃/分以上の冷却速度で冷却するとき顕著に
なる。また、高温鍛造によりデンドライト等の鋳造組織
が破壊され、50μm以下に微細化された等軸結晶粒か
らなるマトリックスが形成される。マトリックスの微細
化は、耐磨耗性の向上にも有効である。しかし、Mo含
有量を単に6質量%以上に増量すると、鍛造等の塑性加
工性が失われるため、高Mo−Vitalliumの鍛造合金を
製造できない。
iumでは、700℃付近の温度領域から低温側にかけて
脆い金属間化合物相(σ相)が生成する。そこで、本発
明では、熱処理方法及び加工温度の選定によってσ相の
生成を防止している。具体的には、Mo含有量を6〜1
2質量%に設定した本発明系においては高温鍛造温度を
1100〜1400℃の範囲に設定する。高温鍛造した
高Mo−Vitalliumを室温に持ち来たす場合にも、水冷
等の急冷を採用することによってσ相が防止され、第二
相が成長することなく粒状の析出物又は晶出物としてマ
トリックスに微細分散する。
周波真空溶解炉で溶解し、15500℃の溶湯を水冷式
銅製金型に流し込み、30秒で400℃以下の温度にな
る冷却速度(2300℃/分)で急冷鋳造した。各鋳造
まま材(as cast材)の室温における引張り特性を図1
に示す。Co−Cr−Mo三元系合金では、Mo添加量
が多くなるほど伸びが向上している。また、Ni添加し
たNo.4,5は、高い伸び延性を示していた。
した試料No.1の合金について、伸び延性に及ぼす熱処
理の影響を調査した結果を図2に示す。比較のため、1
100℃の高温鍛造で組織調整した同じ試料No.1の伸
び延性に及ぼす熱処理の影響を併せ示す。図2から明ら
かなように、鍛造していない鋳造まま材では急冷効果が
働いており、as cast材,急冷材(1050℃で2時間
時効後、水焼入れ)共に低い伸び延性であった。なかで
も、1050℃の時効処理後に炉冷した炉冷材では、著
しく低い伸び延性を示した。伸び延性は、高温鍛造によ
って格段に向上した。
違する理由を調査するため、それぞれの金属組織を光学
顕微鏡で観察した。As cast材(図3)はMoリッチの
b.c.c.相が粒状に析出した金属組織であったが、炉
冷材(図4)ではσ相が直線状に成長していた。σ相
は、破壊の起点として働く脆弱な析出物であることか
ら、引張試験での低い伸び延性が示される原因であると
推察される。また、高い伸び延性を示した高温鍛造材で
は、直線状σ相が検出されず、粒状b.c.c.相が微細
分散した組織をもっていた。
増量はCo−Cr−Mo三元系合金の高温鍛造性を損な
う直接の原因ではなく、σ相の析出が抑えられる100
0℃以上(好ましくは、1100℃以上)に鍛造温度を
設定して高温鍛造するとき、優れた伸び延性を示すCo
基合金が得られることが判る。また、鍛造素材として
は、σ相の析出を抑制するため水冷式銅製鋳型を用いて
急冷鋳造したものが好ましい。以上の結果から、鋳造条
件及び鍛造条件を制御することにより、伸び延性、換言
すると加工性の良好なCo−Cr−Mo三元系合金が得
られることが確認された。そこで、表2に示すCo−C
r−Mo三元系合金を溶製し、急冷鋳造及び高温鍛造が
及ぼす影響を調査した。
0℃以下の温度になる冷却速度で急冷鋳造した後、鋳塊
を1100℃に加熱して高温鍛造した。鍛造後の金属組
織を観察したところ、何れも等軸晶の結晶組織になって
いることが判った(図5,6)。合金No.1は平均結晶
粒径が約100μm,合金No.2は平均結晶粒径が約5
0μmであった。合金No.2を組織観察した結果、合金N
o.1では検出されなかった第二相が粒界に沿って析出又
は晶出していた。析出物又は晶出物は、Thermo−Calcの
計算状態図とEDS分析の結果から結晶構造がb.c.c.の
Mo富化相と考えられる。合金No.3,4については、
鋳塊を鍛造することなく、1100℃×4時間の熱処理
を施した。熱処理後の金属組織を観察すると、何れもデ
ンドライト状の凝固組織が観察された(図7,8)。
表面を4000番のラッピングフィルムで最終研磨仕上
げした後、磨耗試験に供した。磨耗試験では、アルミナ
ボールを用いたピンオンフラット型往復運動磨耗試験機
を使用し、大気雰囲気,振幅10mm,辷り距離200000m
m,辷り速度8.33Hzの条件を採用した。図9の試験結
果にみられるように、MP35N相当の合金No.1に比較し
て、Vitallium相当の合金No.2〜4は耐磨耗性が格段に
優れていた。このことから、Co−Cr−Mo三元組成
にNiを高濃度で添加することは、伸び延性の点では有
効であるが、高耐磨耗性を確保する上では得策でないと
いえる。
量を詳細に調査した結果を図10に示す。合金No.4
は、Moを最も多量に含む凝固組織のままであることか
ら磨耗量が最も少なかった。他方、合金No.2は、Mo
含有量が最も少ない材料であるにも拘らず、合金No.4
とほぼ同程度の磨耗量であった。良好な耐磨耗性は、合
金No.2では高温鍛造によって微細組織が調整された結
果である。すなわち、耐磨耗性は、Moの増量によって
向上するが、組織を微細に調整することによって更に向
上することが判る。次いで、鍛造温度,圧下率等の鍛造
条件を種々変更した条件下でCo−Cr−Mo三元系合
金を高温鍛造することにより鍛造材の結晶粒径を変化さ
せ、結晶粒径が磨耗量に及ぼす影響を調査した。図11
の調査結果にみられるように、結晶粒の微細化により耐
磨耗性が向上し、結晶粒径15μm以下で磨耗量が顕著
に減少した。
600gを高周波真空溶解炉で溶解し、1550℃の溶
湯を水冷式銅製金型に流し込み、実施例1と同様な冷却
速度で急冷鋳造した。得られた鋳塊をSUS316Lス
テンレス鋼の中空棒でクラッドし、1100〜1400
℃で高温鍛造することにより組織調整した。ステンレス
鋼でクラッドすることにより、鍛造工具と鋳塊との直接
接触が避けられ、鍛造中の鋳塊を1100℃以上の高温
状態に保持できた。その結果、高温鍛造中にσ相の析出
が防止できた。クラッド材を含めて肉厚20mmになる
まで高温鍛造−1250℃焼鈍を繰り返し、最終的には
1250℃×2時間の焼鈍後に水焼入れした。
の冷延材を得た。濃塩酸:濃硝酸=3:1(体積比)の
混酸に冷延材を浸漬することにより、冷延材表面にある
ステンレス鋼をエッチング除去した。更に、1250℃
×1時間の焼鈍を施し、水焼入れ後、再度の冷間圧延に
より板厚50μmのシート材を製造した。この製造実績
から、本発明のCo基合金は、良好な加工性を活かし、
各種人工骨材に適した形状に成形できることが判る。
Co基合金は、Mo含有量を6〜12質量%と多く設定
すると共に、急冷鋳造により第二相を微細分散させ、σ
相の生成を抑えた高温鍛造によって結晶組織を微細化し
ている。これにより、耐磨耗性が一層改善され、Vitall
ium本来の優れた特性が活用される生体用材料として使
用される。
す影響を表したグラフ
属組織を示す写真
属組織を示す写真
組織を示す写真
組織を示す写真
及ぼす影響を表したグラフ
Claims (2)
- 【請求項1】 Cr:26〜30質量%,Mo:6〜1
2質量%,C:0〜0.3質量%,残部が実質的にCo
の組成をもち、平均結晶粒径50μm以下の結晶粒から
なるマトリックスに粒状の第二相が微細分散した組織を
もつことを特徴とする生体用Co基合金。 - 【請求項2】 水冷銅製鋳型を用いて請求項1記載の組
成をもつCo基合金を急冷鋳造し、得られた鋳塊を10
00〜1300℃で鍛造することにより、平均結晶粒径
が50μm以下の結晶粒径からなるマトリックスに粒状
の第二相が微細分散した組織に調整することを特徴とす
る生体用Co基合金の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001172377A JP4081537B2 (ja) | 2001-06-07 | 2001-06-07 | 生体用Co基合金及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001172377A JP4081537B2 (ja) | 2001-06-07 | 2001-06-07 | 生体用Co基合金及びその製造方法 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002363675A true JP2002363675A (ja) | 2002-12-18 |
JP2002363675A5 JP2002363675A5 (ja) | 2004-08-12 |
JP4081537B2 JP4081537B2 (ja) | 2008-04-30 |
Family
ID=19014007
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001172377A Expired - Lifetime JP4081537B2 (ja) | 2001-06-07 | 2001-06-07 | 生体用Co基合金及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4081537B2 (ja) |
Cited By (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1449550A1 (en) | 2003-02-18 | 2004-08-25 | Nemoto Kyorindo Co., Ltd. | Liquid injector with selective operating modes set by selecting displayed image |
EP1465101A2 (en) | 2003-04-01 | 2004-10-06 | Nemoto Kyorindo Co., Ltd. | Liquid injector for controlling injection of liquid in real-time according to injection graph |
EP1466991A1 (en) * | 2003-04-11 | 2004-10-13 | NHK Spring Co., Ltd. | Co-Cr-Mo alloy fine wire, its method of manufacture, and use as a planar body, tubular body, stranded wire and cable |
EP1655384A1 (en) * | 2004-11-09 | 2006-05-10 | Cordis Corporation | A cobalt-chromium-molybdenum fatigue resistant alloy for intravascular medical devices |
EP1698709A1 (en) | 2005-02-24 | 2006-09-06 | Nhk Spring Co.Ltd. | Co-Cr-Mo-based alloy and production method therefor |
WO2006103742A1 (ja) * | 2005-03-28 | 2006-10-05 | Iwate University | 耐磨耗特性に優れる人工関節用Co-Cr-Mo合金 |
JP2006265633A (ja) * | 2005-03-24 | 2006-10-05 | Iwate Univ | MRI対応生体用Co−Cr−Mo合金およびその製造方法 |
JP2007211297A (ja) * | 2006-02-09 | 2007-08-23 | Nhk Spring Co Ltd | Co−Cr−Mo系合金細線およびその製造方法、ならびにこの細線を加工してなる面状体、筒状体、縒り線およびケーブル |
JP2008001942A (ja) * | 2006-06-22 | 2008-01-10 | Iwate Univ | 多孔質Co基合金焼結被覆材およびその製造方法 |
US7520947B2 (en) * | 2003-05-23 | 2009-04-21 | Ati Properties, Inc. | Cobalt alloys, methods of making cobalt alloys, and implants and articles of manufacture made therefrom |
US7625519B2 (en) | 2004-04-14 | 2009-12-01 | Akihiko Chiba | Method for manufacturing biomedical porous article |
WO2010026996A1 (ja) | 2008-09-05 | 2010-03-11 | 国立大学法人東北大学 | 窒素添加Co-Cr-Mo合金の結晶粒微細化方法および窒素添加Co-Cr-Mo合金 |
JP2011161482A (ja) * | 2010-02-09 | 2011-08-25 | Osaka Univ | インプラント部材用Co−Cr系合金単結晶とその製造方法およびインプラント部材 |
CN109822023A (zh) * | 2019-02-21 | 2019-05-31 | 凯里学院 | 一种钴基合金锭的热包覆锻造方法 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013181190A (ja) * | 2012-02-29 | 2013-09-12 | Seiko Instruments Inc | 生体用Co基合金およびステント |
-
2001
- 2001-06-07 JP JP2001172377A patent/JP4081537B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (21)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1449550A1 (en) | 2003-02-18 | 2004-08-25 | Nemoto Kyorindo Co., Ltd. | Liquid injector with selective operating modes set by selecting displayed image |
EP2256654A1 (en) | 2003-02-18 | 2010-12-01 | Nemoto Kyorindo Co., Ltd. | Liquid injector with appropriate operating conditions set by selecting displayed image |
EP1465101A2 (en) | 2003-04-01 | 2004-10-06 | Nemoto Kyorindo Co., Ltd. | Liquid injector for controlling injection of liquid in real-time according to injection graph |
EP1466991A1 (en) * | 2003-04-11 | 2004-10-13 | NHK Spring Co., Ltd. | Co-Cr-Mo alloy fine wire, its method of manufacture, and use as a planar body, tubular body, stranded wire and cable |
US7857916B2 (en) | 2003-04-11 | 2010-12-28 | Nhk Spring Co., Ltd | Co-Cr-Mo alloy fine wire, manufacturing method therefor, and planar body, tubular body, stranded wire and cable formed of wire |
US7520947B2 (en) * | 2003-05-23 | 2009-04-21 | Ati Properties, Inc. | Cobalt alloys, methods of making cobalt alloys, and implants and articles of manufacture made therefrom |
US7625519B2 (en) | 2004-04-14 | 2009-12-01 | Akihiko Chiba | Method for manufacturing biomedical porous article |
EP1655384A1 (en) * | 2004-11-09 | 2006-05-10 | Cordis Corporation | A cobalt-chromium-molybdenum fatigue resistant alloy for intravascular medical devices |
US7569116B2 (en) | 2005-02-24 | 2009-08-04 | Nhk Spring Co., Ltd. | Co-Cr-Mo-based alloy and production method therefor |
EP1698709A1 (en) | 2005-02-24 | 2006-09-06 | Nhk Spring Co.Ltd. | Co-Cr-Mo-based alloy and production method therefor |
JP4631050B2 (ja) * | 2005-03-24 | 2011-02-16 | 国立大学法人岩手大学 | MRI対応生体用Co−Cr−Mo合金およびその製造方法 |
JP2006265633A (ja) * | 2005-03-24 | 2006-10-05 | Iwate Univ | MRI対応生体用Co−Cr−Mo合金およびその製造方法 |
WO2006103742A1 (ja) * | 2005-03-28 | 2006-10-05 | Iwate University | 耐磨耗特性に優れる人工関節用Co-Cr-Mo合金 |
JP4843795B2 (ja) * | 2005-03-28 | 2011-12-21 | 国立大学法人岩手大学 | 耐磨耗特性に優れる人工関節用Co−Cr−Mo合金 |
JP2007211297A (ja) * | 2006-02-09 | 2007-08-23 | Nhk Spring Co Ltd | Co−Cr−Mo系合金細線およびその製造方法、ならびにこの細線を加工してなる面状体、筒状体、縒り線およびケーブル |
JP4675253B2 (ja) * | 2006-02-09 | 2011-04-20 | 日本発條株式会社 | Co−Cr−Mo系合金細線およびその製造方法、ならびにこの細線を加工してなる面状体、筒状体、縒り線およびケーブル |
JP2008001942A (ja) * | 2006-06-22 | 2008-01-10 | Iwate Univ | 多孔質Co基合金焼結被覆材およびその製造方法 |
WO2010026996A1 (ja) | 2008-09-05 | 2010-03-11 | 国立大学法人東北大学 | 窒素添加Co-Cr-Mo合金の結晶粒微細化方法および窒素添加Co-Cr-Mo合金 |
US8460485B2 (en) | 2008-09-05 | 2013-06-11 | Tohoku University | Method of forming fine grains of Co-Cr-Mo alloy with nitrogen addition and Co-Cr-Mo alloy with nitrogen addition |
JP2011161482A (ja) * | 2010-02-09 | 2011-08-25 | Osaka Univ | インプラント部材用Co−Cr系合金単結晶とその製造方法およびインプラント部材 |
CN109822023A (zh) * | 2019-02-21 | 2019-05-31 | 凯里学院 | 一种钴基合金锭的热包覆锻造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4081537B2 (ja) | 2008-04-30 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP7053529B2 (ja) | マグネシウム合金、その製造方法およびその使用 | |
AU2010328809B2 (en) | Magnesium alloy | |
JP3884316B2 (ja) | 生体用超弾性チタン合金 | |
JP4081537B2 (ja) | 生体用Co基合金及びその製造方法 | |
US8529710B2 (en) | High-strength co-based alloy with enhanced workability and process for producing the same | |
US20070137742A1 (en) | Titanium alloy with extra-low modulus and superelasticity and its producing method and processing thereof | |
CN108486408B (zh) | 一种低弹性模量补牙用β型钛合金及其制造方法 | |
KR20090069647A (ko) | 강도 및 연성이 우수한 저탄성 티타늄 합금 및 그 제조방법 | |
JPWO2010026996A1 (ja) | 窒素添加Co−Cr−Mo合金の結晶粒微細化方法および窒素添加Co−Cr−Mo合金 | |
JP5156943B2 (ja) | 塑性加工性に優れる生体用Co基合金の製造方法 | |
KR20130134014A (ko) | 저탄성 고강도 베타형 타이타늄 합금 | |
JP5155668B2 (ja) | チタン合金の鋳造方法 | |
JP4493029B2 (ja) | 被削性及び熱間加工性に優れたα−β型チタン合金 | |
JPH0762472A (ja) | 高加工性銅系形状記憶合金とその製造方法 | |
JP2001517735A (ja) | アルミニウム系合金及びその熱処理方法 | |
JP4152050B2 (ja) | Ti−Zr系合金 | |
JP2004269994A (ja) | 生体適合性Co基合金及びその製造方法 | |
JP3907177B2 (ja) | Fe基形状記憶合金及びその製造方法 | |
JP2007084864A (ja) | 被削性及び熱間加工性に優れたα−β型チタン合金 | |
EP0992599A1 (en) | Titanium alloy and method for producing the same | |
JPWO2007043687A1 (ja) | 加工性を改善した高強度Co基合金及びその製造方法 | |
JP2005076098A (ja) | 高強度α−β型チタン合金 | |
JP6497689B2 (ja) | Co−Cr−W基合金熱間加工材、焼鈍材、鋳造材、均質化熱処理材、及びCo−Cr−W基合金熱間加工材の製造方法、焼鈍材の製造方法 | |
JP2005060821A (ja) | β型チタン合金およびβ型チタン合金製の部品 | |
Lee et al. | Effect of Fe addition on microstructures and mechanical properties of Ni-and C-Free Co-Cr-Mo alloys |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20031210 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040802 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20060215 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20060220 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20060215 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20060220 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060829 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20061020 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20070206 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20070214 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20070206 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070703 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070828 |
|
A911 | Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20071205 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20080115 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Ref document number: 4081537 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |