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JP2002359431A - 窒化物系半導体レーザ素子及びその作製方法 - Google Patents

窒化物系半導体レーザ素子及びその作製方法

Info

Publication number
JP2002359431A
JP2002359431A JP2001162459A JP2001162459A JP2002359431A JP 2002359431 A JP2002359431 A JP 2002359431A JP 2001162459 A JP2001162459 A JP 2001162459A JP 2001162459 A JP2001162459 A JP 2001162459A JP 2002359431 A JP2002359431 A JP 2002359431A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
nitride
diffraction grating
semiconductor laser
laser device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001162459A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Tamamura
好司 玉村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP2001162459A priority Critical patent/JP2002359431A/ja
Publication of JP2002359431A publication Critical patent/JP2002359431A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の方法とは異なる新規な方法で形成でき
る構成の回折格子を備え、動的単一モードレーザとして
機能する窒化物系半導体レーザ素子を提供する。 【解決手段】 本窒化物系半導体レーザ素子10は、D
FBレーザであって、サファイア基板上12上に、Ga
Nバッファ層14、n型GaNコンタクト層16、n型
AlGaNクラッド層18、n型GaN光導波層20、
活性層22、p型GaN光導波層24、p型AlGaN
クラッド層26、及びp型GaNコンタクト層28の積
層構造を備えている。n型AlGaN層からなる回折格
子30は、誘電体膜で形成された選択成長マスク32を
介してn型AlGaNクラッド層18上にAlGaNの
横方向成長性を利用した選択成長法により設けられ、n
型AlGaN層とは屈折率の異なるn型GaN光導波層
20で埋め込まれている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、窒化物系III −V
族化合物半導体よりなる窒化物系半導体レーザ素子とそ
の作製方法に関し、更に詳細には、セルフアライン的に
容易に形成できる構成の回折格子を備え、動的単一モー
ドレーザとして機能する、素子信頼性の高い窒化物系半
導体レーザ素子及びその作製方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】光通信や光計測の分野では、III −V族
化合物半導体、或いはII−VI族化合物半導体を用いて
作製された半導体レーザから出射されたレーザ光を変調
して信号として出力している。つまり、半導体レーザ素
子等の半導体発光素子を使って信号を伝送するために
は、出力光を変調しなければならない。
【0003】光を変調する方式には、直接変調と外部変
調の2種類の方式がある。直接変調方式は、半導体レー
ザダイオードに注入する注入電流に信号を重畳して駆動
することにより、発振強度を直接変調する方式であっ
て、簡便で高効率であり、かつ高速変調にも適してい
る。一方、外部変調方式は、半導体レーザダイオードに
一定の電流を注入して一定出力で動作させ、信号を重畳
する光変調器を半導体発光素子の外部に設けて変調する
方式である。
【0004】光通信等の分野で直接変調方式を適用して
信号を伝送するには、高速変調時でも安定して単一軸モ
ードで動作する半導体レーザ素子、即ち動的単一モード
レーザ(dynamaic-single-mode laser)と言われるレー
ザが必要である。現在、例えば分布帰還型(distribute
d feedback、DFB)半導体レーザ素子(以下、DFB
レーザと言う)、分布帰還型(distributed-bragg refl
ector、DBR)半導体レーザ素子(以下、DBRレー
ザと言う)などが、動的単一モードレーザの代表的なも
のとして挙げられる。
【0005】DFBレーザ及びDBRレーザは、発振し
きい利得に波長依存性を持たせてモードの選択性を高め
ているので、屈折率が周期的に変化して、波長選択性を
有する回折格子を光導波路内に備えている。回折格子領
域内に活性層(光利得領域)を含む構造のレーザがDF
Bレーザであり、一方、回折格子領域内に活性層(光利
得領域)を含まない構造のレーザがDBRレーザであ
る。
【0006】回折格子は、一般に、レーザ光の2光束干
渉露光法を使ってパターニングしたマスクを使って形成
されている。例えば、図8(a)に示すように、バッフ
ァ層52を介して基板50に形成した下部クラッド層5
4上に回折格子形成層56を成膜する。次いで、回折格
子形成層56上に紫外光に感光するフォトレジスト材を
塗布してフォトレジスト膜を成膜し、He−Cdレーザ
光の2光束干渉露光法によって縞状の回折パターンで露
光して、図8(b)に示すように、ストライプを「すだ
れ」状に有するパターンマスク58を回折格子形成層5
6上に形成する。次いで、図8(c)に示すように、パ
ターンマスク58を使って回折格子形成層56をエッチ
ングする。続いて、図8(d)に示すように、パターン
マスク58を除去した後、回折格子形成層56を回折格
子形成層56とは屈折率の異なる化合物半導体層60で
埋め込み、基板上に回折格子62を作製する。
【0007】作製した回折格子62の周期Λは、レーザ
光波長をλ、基板に対するレーザ光の入射角をφとする
と Λ=λ/2sinφ である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、光通信分野
では大容量のデータを短時間で伝送するために、窒化物
系III −V族化合物半導体層の積層構造を共振器に用い
た、青色光や紫色光の短波長域の半導体レーザ素子が注
目されていて、窒化物系III −V族化合物半導体、特に
GaN系III −V族化合物半導体からなる回折格子を有
するDFBレーザ或いはDBRレーザが提案されてい
る。尚、本明細書で、GaN系III −V族化合物半導体
とは、少なくともGaとNとを含む化合物半導体を言
う。
【0009】しかし、窒化物系III −V族化合物半導体
からなる回折格子を形成する際には、窒化物系III −V
族化合物半導体は、耐薬品性が著しく強いために、ウェ
ットエッチング法を適用することが難しく、従来は、R
IE(reactive ion etching)法などのドライエッチン
グ法を適用している。ドライエッチング法では、エッチ
ングガスに含まれる反応種が、活性ラジカルやイオンに
解離し、解離した活性ラジカルやイオンと窒化物系III
−V族化合物半導体層との化学反応や窒化物系III −V
族化合物半導体層に対する衝突によって、窒化物系III
−V族化合物半導体層がエッチングされる。
【0010】このため、ドライエッチング法を適用し
て、回折格子を形成すると、回折格子及び回折格子の下
の窒化物系III −V族化合物半導体層にダメージが残
り、窒化物系III −V族化合物半導体からなるDFBレ
ーザ、或いはDBRレーザのレーザ特性が低下するおそ
れ、或いは素子寿命が短くなるおそれがある。例えば、
図8の例で言えば、回折格子形成層56をエッチングす
る際に、回折格子形成層56と下部クラッド層54を損
傷するおそれがある。
【0011】そこで、本発明の目的は、従来の方法とは
異なる新規な方法で形成できる構成の回折格子を備え、
動的単一モードレーザとして機能する窒化物系半導体レ
ーザ素子及びその作製方法を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明者は、窒化物系II
I −V族化合物半導体に特有の横方向成長性を活用した
選択成長、及びIn含有の窒化物系III −V族化合物半
導体中のInの凝集効果を利用して回折格子をセルフア
ライン的に形成することを着想し、実験を重ねた末に、
本発明を発明するに到った。
【0013】上記目的を達成するために、本発明に係る
窒化物系半導体レーザ素子(以下、第1発明と言う)
は、相互に導電型の異なる第1クラッド層及び第2クラ
ッド層、第1及び第2クラッド層の間の活性層、及び第
1クラッド層と活性層との間の光導波層を、それぞれ、
窒化物系III −V族化合物半導体層として基板上に備え
る窒化物系半導体レーザ素子であって、第1クラッド層
上に設けられ、スリット状の複数個の開口を周期的に有
する誘電体膜と、誘電体膜の開口を介して第1クラッド
層上に周期的に選択成長した、光導波層とは屈折率の異
なる窒化物系III −V族化合物半導体層からなる回折格
子形成層と、回折格子形成層を埋め込む光導波層とによ
って形成され、屈折率が周期的に変化する回折格子とを
備えていることを特徴としている。
【0014】第1発明、及び以下の第2発明、並びに第
1及び第2発明方法で、窒化物系III −V族化合物半導
体とは、5B族元素として少なくとも窒素(N)を含む
III−V族化合物半導体であって、GaN、GaIn
N、AlGaN等を含む、Al a b Gac Ind
(a+b+c+d=1、0≦a、b、c、d≦1)を言
う。また、第1発明、及び以下の第2発明、並びに第1
及び第2発明方法で、下地層とは、第1クラッド層以外
の窒化物系III −V族化合物半導体層を言う。回折格子
をクラッド層上に形成することは必ずしも必要でなく、
例えば窒化物系III −V族化合物半導体層からなる下地
層を第1クラッド層上に、誘電体膜を下地層上に、回折
格子形成層を誘電体膜の開口を介して下地層上に、それ
ぞれ、設けるようにしてもよい。
【0015】また、本発明に係る別の窒化物系半導体レ
ーザ素子(以下、第2発明と言う)は、相互に導電型の
異なる第1クラッド層及び第2クラッド層、第1及び第
2クラッド層の間の活性層、及び第1クラッド層と活性
層との間の光導波層を、それぞれ、窒化物系III −V族
化合物半導体層として基板上に備える窒化物系半導体レ
ーザ素子であって、第1クラッド層上に、インジウム
(In)の凝集により周期的に形成され、光導波層とは
屈折率の異なるIn含有窒化物系III −V族化合物半導
体層からなる回折格子形成層と、回折格子形成層を埋め
込む光導波層とによって形成され、屈折率が周期的に変
化する回折格子を備えていることを特徴としている。
【0016】第2発明及び以下の第2発明方法で、In
含有窒化物系III −V族化合物半導体とは、Ala b
Gac Ind N(a+b+c+d=1、0≦a、b、c
<1、0<d≦1)を言う。回折格子をクラッド層上に
形成することは必ずしも必要でなく、窒化物系III−V
族化合物半導体層からなる下地層を第1クラッド層上
に、回折格子形成層を下地層上に、それぞれ、設けても
よい。
【0017】第1及び第2発明は、回折格子が、活性領
域内に活性領域に沿って設けられている分布帰還型半導
体レーザ素子にも、また、回折格子が、活性領域内に活
性領域に沿って設けられ、かつ活性領域の導波方向に隣
接した非活性領域である受動導波路領域にも設けられて
いる分布反射型半導体レーザ素子にも適用できる。第1
及び第2発明は、セルフアライン的に容易に形成できる
構成の回折格子を備えた、短波長域の動的単一レーザ素
子を実現している。
【0018】第1発明に係る窒化物系半導体レーザ素子
を作製する本発明方法(以下、第1発明方法と言う)
は、それぞれ、窒化物系III −V族化合物半導体層から
なる、第1クラッド層、光導波層、及び活性層を順次有
し、かつ光導波層内に回折格子を備えた窒化物系半導体
レーザ素子の作製方法であって、第1クラッド層を成長
させた後、窒化物系III −V族化合物半導体層からなる
下地層を介して第1クラッド層上に、又は直接第1クラ
ッド層上に、誘電体膜を成膜し、次いで誘電体膜を加工
して、スリット状の複数個の開口を周期的に有する誘電
体膜マスクを形成する工程と、誘電体膜の開口を介して
第1クラッド層上に光導波層とは屈折率の異なる窒化物
系III −V族化合物半導体からなる回折格子形成層を周
期的に選択成長させる工程と、回折格子形成層上に光導
波層を成長させて回折格子形成層を埋め込み、屈折率が
周期的に変化する回折格子を形成する工程とを有するこ
とを特徴としている。
【0019】第1発明方法によれば、2光束干渉露光
法、電子ビーム描画法等によって正確なパターンを有す
る誘電体膜マスクを形成し、次いで窒化物系III −V族
化合物半導体層の横方向成長法を利用した選択成長によ
り、回折格子の下の窒化物系III −V族化合物半導体層
にエッチング損傷を与えるようなことなく、セルフアラ
イン的に回折格子を作製することができる。これによ
り、素子信頼性の高い短波長域の動的単一レーザ素子を
形成することができる。
【0020】第2発明に係る窒化物系半導体レーザ素子
を作製する本発明方法(以下、第2発明方法と言う)
は、それぞれ、窒化物系III −V族化合物半導体層から
なる、第1クラッド層、光導波層、及び活性層を順次有
し、かつ光導波層内に回折格子を備えた窒化物系半導体
レーザ素子の作製方法であって、第1クラッド層を成長
させた後、窒化物系III −V族化合物半導体層からなる
下地層を介して第1クラッド層上に、又は直接第1クラ
ッド層上に、In含有窒化物系III −V族化合物半導体
層を成長させて、光導波層とは屈折率の異なるIn含有
窒化物系III −V族化合物半導体層からなる回折格子形
成層をインジウム(In)の凝集により周期的に形成す
る工程と、回折格子形成層上に光導波層を成長させて回
折格子形成層を埋め込み、屈折率が周期的に変化する回
折格子を形成する工程とを有することを特徴としてい
る。
【0021】第2発明方法によれば、In含有窒化物系
III −V族化合物半導体層の成長条件を調整して、In
の凝集効果を高めて光導波層とは屈折率の異なるIn含
有窒化物系III −V族化合物半導体層からなる回折格子
形成層を周期的に形成することにより、従来のようなレ
ーザの干渉露光法による工程を実施することなく、連続
した結晶成長プロセス中でセルフアライン的に回折格子
を作製することができる。また、回折格子の下の窒化物
系III −V族化合物半導体層にエッチング損傷を与える
ようなことなく、回折格子を作製することができるの
で、素子信頼性の高い短波長域の動的単一レーザ素子を
形成することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下に、実施形態例を挙げ、添付
図面を参照して、本発明の実施の形態を具体的かつ詳細
に説明する。尚、以下の実施形態例で示す成膜方法、化
合物半導体層の組成及び膜厚、リッジ幅、プロセス条件
等は、本発明の理解を容易にするための一つの例示であ
って、本発明はこの例示に限定されるものではない。ま
た、本発明で得られる技術を用いて、更に単一モード化
するためには、回折格子を二分割し、片方をλ/4だけ
ずらすことを行う、いわゆるλ/4シフト構造、又は光
導波路の終端に反射面を設ける。しかし、本発明の実施
形態の本質には関わりがないので、作製方法として記述
を略する。窒化物系半導体レーザ素子の実施形態例1 本実施形態例は、第1発明に係る窒化物系半導体レーザ
素子の実施形態の一例であって、及び図1は本実施形態
例の窒化物系半導体レーザ素子の構成を示す模式断面
図、及び図2は図1の線I−Iでの窒化物系半導体レー
ザ素子の断面図である。
【0023】本実施形態例の窒化物系半導体レーザ素子
10は、GaN系III −V族化合物半導体層からなる分
布帰還型半導体レーザ素子(以下、DFBレーザと言
う)であって、図1に示すように、c面のサファイア基
板上12上に、GaNバッファ層14、n型GaNコン
タクト層16、n型AlGaNクラッド層18、n型G
aN光導波層20、活性層22、p型GaN光導波層2
4、p型AlGaNクラッド層26、及びp型GaNコ
ンタクト層28の積層構造を備えている。活性層22
は、Ga1-xInxN井戸層(例えば、x=0.22)/
Ga1-yInyN障壁層(例えば、y=0.02)からな
る量子井戸構造の活性層である。
【0024】p型GaNコンタクト層28及びp型Al
GaNクラッド層26の上層部は、エッチングされ、ス
トライプ幅が例えば2.5μm程度のストライプリッジ
として形成されている。また、n型GaNコンタクト層
16の上層部、n型AlGaNクラッド層18、n型G
aN光導波層20、活性層22、p型GaN光導波層2
4、及びp型AlGaNクラッド層26の残り層は、エ
ッチングされ、ストライプリッジの延在方向と平行な方
向でストライプ幅より広い幅で延在するメサ構造として
形成されている。
【0025】n型AlGaN層からなる回折格子30
は、図2に示すように、誘電体膜で形成された選択成長
マスク32を介してn型AlGaNクラッド層18上に
AlGaNの横方向成長性を利用した選択成長法により
設けられ、n型AlGaN層とは屈折率の異なるn型G
aN光導波層20で埋め込まれている。屈折率が相互に
異なるn型AlGaN層とn型GaN光導波層20とが
周期的に配置されていることにより、屈折率が周期的に
変化する回折格子30が形成される。
【0026】各GaN系III −V族化合物半導体層の厚
さの例を挙げると、GaNバッファ層14の膜厚は50
nm、n型GaNコンタクト層16の膜厚は3μm、n
型AlGaNクラッド層18の膜厚は0.5μm、n型
GaN光導波層20の膜厚は0.1μm、p型GaN光
導波層24の膜厚は0.1μm、p型AlGaNクラッ
ド層26の膜厚は0.5μm、及び、p型GaNコンタ
クト層28の膜厚は0.5μmである。
【0027】積層構造上には、p側電極及びn側電極の
形成領域を除いて、SiO2 絶縁膜34が成膜されてい
る。SiO2 絶縁膜34に設けた窓を介してp型GaN
コンタクト層28上には、例えばNi/Au膜からなる
p側電極36がオーミックコンタクト電極として形成さ
れている。また、SiO2 絶縁膜34の窓を介してメサ
構造脇のn型GaNコンタクト層16上には、例えばT
i/Al膜からなるn側電極38がオーミックコンタク
ト電極として形成されている。
【0028】DFBレーザとして構成された本実施形態
例の窒化物系半導体レーザ素子10は、通電することに
より、定常状態と過度状態のいずれでも、動的単一モー
ド素子として縦単一モードで安定して発振する。
【0029】窒化物系半導体レーザ素子の作製方法の実
施形態例1 本実施形態例は、第1発明方法に係る分布帰還型半導体
レーザ素子の作製方法を上述の実施形態例1の窒化物系
半導体レーザ素子10の作製に適用した実施形態の一例
であって、図3(a)から(c)及び図4(d)と図4
(e)は、それぞれ、本実施形態例の方法に従って窒化
物系半導体レーザ素子10を作製する際の工程毎の断面
図である。先ず、図3(a)に示すように、c面のサフ
ァイア基板12上に、MOCVD法により、例えば55
0℃程度の低温でGaNバッファ層14を成長させる。
引き続いて、GaNバッファ層14上に、n型GaNコ
ンタクト層16、及びn型AlGaNクラッド層18を
順次エピタキシャル成長させる。
【0030】次に、例えばCVD法により、n型AlG
aNクラッド層18上にSiO2膜或いはSiNx膜を成
膜し、続いて、SiO2膜或いはSiNx膜上にフォトレ
ジスト膜を塗布、成膜する。次いで、2光束干渉露光
法、電子ビーム露光法等によってフォトレジスト膜にフ
ォトリソグラフィ処理及びエッチング加工を施して、一
方向に延在するストライプを「すだれ」状に有する回折
格子パターン・マスク(図示せず)を形成する。
【0031】次に、形成したマスクを使って、SiO2
膜或いはSiNx膜をエッチングして、図3(b)に示
すように、選択成長マスク32を形成する。選択成長マ
スク32は、回折格子の周期に等しい周期で「すだれ」
状に形成されたストライプを備えている。次いで、選択
成長マスク32を介してn型AlGaNクラッド層18
上に、図3(c)に示すように、n型AlGaN層3
0′を選択成長させる。n型AlGaN層30′の高さ
は、回折格子の周期(ピッチ)の半分程度である。
【0032】続いて、図4(d)に示すように、n型A
lGaN層30′上にn型AlGaN層30′とは屈折
率の異なるn型GaN光導波路層20を成長させて、n
型AlGaN層30′を埋め込み、n型AlGaN層3
0′とn型GaN光導波路層20とによって周期的に屈
折率が異なる回折格子30を形成する。更に、図4
(d)に示すように、活性層22、p型GaN光導波層
24、p型AlGaNクラッド層26、及びp型GaN
コンタクト層28を順次エピタキシャル成長させる。
【0033】GaNバッファ層14上に、順次、MOC
VD法によって、n型GaNコンタクト層16、n型A
LGaNクラッド層18、回折格子形成用のn型AlG
aN層28、n型GaN光導波層20、p型GaN光導
波層24、p型AlGaNクラッド層26、及びp型G
aNコンタクト層28を成長させる際の成長温度は、例
えば1000℃程度の温度であって、水素雰囲気中でエ
ピタキシャル成長させる。Ga1-xInxN井戸層/Ga
1-yInyN障壁層からなる量子井戸構造の活性層22
は、例えば800℃程度の温度で窒素雰囲気中でエピタ
キシャル成長させる。
【0034】次に、p型コンタクト層28上に、例えば
CVD法によりSiNx膜を成膜し、続いてSiNx膜上
にフォトレジスト膜を塗布、成膜し、更にフォトリソグ
ラフィ処理及びエッチング加工を施して、一方向に延在
するストライプ形状のレジストパターン(図示せず)を
形成し、図4(e)に示すように、更にSiNX 膜をエ
ッチングしてSiNX マスク39を形成するする。次い
で、KOH系ウェットエッチャントを使ったウェットエ
ッチング法により、p型コンタクト層28及びp型クラ
ッド層26の上層部をエッチングして、図4(e)に示
すように、ストライプリッジを形成する。更に、同様に
して、p型AlGaNクラッド層26の残り層、p型G
aN光導波層24、活性層22、n型GaN光導波層2
0、n型AlGaNクラッド層18、及びn型GaNコ
ンタクト層16の上層部をエッチングして、図1に示す
ように、ストライプリッジの延在方向と同じ方向にスト
ライプ幅より広い幅で延在するメサ構造を形成する。
【0035】次いで、SiO2絶縁膜34を全体の積層
構造上に蒸着させ、続いて、p型コンタクト層28上及
びn型GaNコンタクト層16の残り層上を窓明けし、
p型コンタクト層28上にp型電極36を、n型コンタ
クト層16の残り層上にn側電極38を形成する。この
後、レーザ構造が形成されたサファイア基板12の裏面
を研磨して薄くし、ストライプリッジに垂直な方向に沿
ってバー状に劈開したり、ドライエッチングしたりする
ことにより両共振器端面を形成する。さらに、このバー
をダイシングやスクライブなどにより分離してチップ化
する。以上により、目的とするGaN系半導体レーザを
作製することができる。
【0036】本実施形態例の方法では、GaN系III −
V族化合物半導体層に損傷を与えることなく、所望周期
の回折格子30をセルフアライン的に選択成長法により
形成できるので、素子寿命が長く、信頼性の高いGaN
系DFBレーザを作製することができる。
【0037】窒化物系半導体レーザ素子の実施形態例2 本実施形態例は、第2発明に係る窒化物系半導体レーザ
素子の実施形態の一例であって、図5は本実施形態例の
窒化物系半導体レーザ素子の構成を示す模式断面図、及
び図6は図5の線II−IIでの窒化物系半導体レーザ素子
の断面図である。図5及び図6に示す部位のうち図1及
び図2と同じものには同じ符号を付している。本実施形
態例の窒化物系半導体レーザ素子40は、分布帰還型半
導体レーザ素子(DFBレーザ)であって、図5に示す
ように、光導波層20内の回折格子42の構成が異なる
ことを除いて実施形態例1の窒化物系半導体レーザ素子
10と同じ構成を備えている。
【0038】本実施形態例の窒化物系半導体レーザ素子
40の回折格子42は、図6に示すように、n型AlG
aNクラッド層18上にインジウム(In)の凝集によ
り周期的に形成されたn型GaInN層からなる回折格
子形成層44と、回折格子形成層44を埋め込む、Ga
InN層とは屈折率の異なるn型GaN光導波層20と
によって形成される。回折格子形成層44と回折格子形
成層44とは屈折率の異なるn型GaN光導波層20と
が交互に周期的に形成されることにより、屈折率が周期
的に変化する回折格子42が形成される。
【0039】DFBレーザとして構成された本実施形態
例の窒化物系半導体レーザ素子40は、通電することに
より、定常状態と過度状態のいずれでも、動的単一モー
ド素子として縦単一モードで安定して発振する。
【0040】窒化物系半導体レーザ素子の作製方法の実
施形態例2 本実施形態例は、第2発明方法に係る分布帰還型半導体
レーザ素子の作製方法を上述の実施形態例1の窒化物系
半導体レーザ素子40の作製に適用した実施形態の一例
であって、図7(a)から(c)は、それぞれ、本実施
形態例の方法に従って窒化物系半導体レーザ素子40を
作製する際の工程毎の断面図である。先ず、実施形態例
1の方法と同様に、図7(a)に示すように、c面のサ
ファイア基板12上に、MOCVD法により、例えば5
50℃程度の低温でGaNバッファ層14を成長させ
る。引き続いて、GaNバッファ層14上に、n型Ga
Nコンタクト層16、及びn型AlGaNクラッド層1
8を順次エピタキシャル成長させる。
【0041】次に、図7(b)に示すように、MOCV
D法によって、以下の条件で、GaInN層を成長させ
る原料ガスを供給して、n型AlGaNクラッド層18
上にインジウム(In)の凝集により周期的にn型Ga
InN層からなる回折格子形成層44を形成する。回折格子形成層の成長条件 例えば、TMG(トリメチルガリウム、(CH3 3
a)とTMIn(トリメチルインジウム、(CH3 3
In)をガリウムとインジウムの原材料として、水素雰
囲気もしくは窒雰囲気にて850℃で成長して形成す
る。
【0042】続いて、図7(c)に示すように、回折格
子形成層44上にGaInNとは屈折率の異なるn型G
aN光導波路層20を成長させて、回折格子形成層44
を埋め込み、回折格子形成層44とn型GaN光導波路
層20とによって周期的に屈折率が異なる回折格子42
を形成する。以下、実施形態例方法1と同様に、n型G
aN光導波路層20上に、活性層22、p型GaN光導
波層24、p型AlGaNクラッド層26、及びp型G
aNコンタクト層28を順次エピタキシャル成長させ、
ストライプリッジ、メサ構造、電極を形成することによ
り、実施形態例2の窒化物系半導体レーザ素子40を形
成することができる。
【0043】本実施形態例方法によれば、回折格子形成
層44であるGaInN層の成長条件を調整してInの
凝集効果を高め、ストライプを「すだれ」状に延在させ
るGaInN層からなる回折格子形成層44を周期的に
セルフアライン的に形成することにより、従来のような
2光束干渉露光法による工程を実施することなく、連続
した結晶成長プロセス中でセルフアライン的に回折格子
を作製することができる。
【0044】以上、この発明の一実施形態について具体
的に説明したが、この発明は、上述の実施形態に限定さ
れるものではなく、この発明の技術的思想に基づく各種
の変形が可能である。また、実施形態例1及び2では、
基板12としてサファイア基板を用いているが、必要に
応じて、サファイア基板の代わりに、GaN基板、Si
C基板、ZnO基板、スピネル基板などを用いてもよ
い。GaN基板やSiC基板などの導電性の基板を用い
る場合には、基板裏面に電極を形成することができる。
【0045】
【発明の効果】第1発明によれば、誘電体膜の開口を介
して第1クラッド層上に周期的に選択成長した、光導波
層とは屈折率の異なる窒化物系III −V族化合物半導体
層からなる回折格子形成層と、回折格子形成層を埋め込
む光導波層とによって形成され、屈折率が周期的に変化
する回折格子を備えることにより、セルフアライン的に
容易に作製できる構成の短波長域の動的単一レーザ素子
を実現している。第2発明によれば、第1クラッド層上
にインジウム(In)の凝集により周期的に形成され、
光導波層とは屈折率の異なるIn含有窒化物系III −V
族化合物半導体層からなる回折格子形成層と、回折格子
形成層を埋め込む光導波層とによって形成され、屈折率
が周期的に変化する回折格子を備えることにより、セル
フアライン的に容易に作製できる構成の短波長域の動的
単一レーザ素子を実現している。第1及び第2発明方法
によれば、回折格子形成層をエッチングして回折格子を
形成していないので、回折格子下の下地層にエッチング
損傷を与えるようなことなく、回折格子を作製すること
ができるので、素子信頼性の高い短波長域の動的単一レ
ーザ素子を形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態例1の窒化物系半導体レーザ素子の構
成を示す模式断面図である。
【図2】図1の線I−Iでの窒化物系半導体レーザ素子
の断面図である。
【図3】図3(a)から(c)は、それぞれ、実施形態
例方法1に従って実施形態例1の窒化物系半導体レーザ
素子を作製する際の工程毎の断面図である。
【図4】図4(d)と図4(e)は、それぞれ、図3
(c)に続いて、実施形態例方法1に従って実施形態例
1の窒化物系半導体レーザ素子を作製する際の工程毎の
断面図である。
【図5】実施形態例の窒化物系半導体レーザ素子の構成
を示す模式断面図である。
【図6】図5の線II−IIでの窒化物系半導体レーザ素子
の断面図である。
【図7】図7(a)から(c)は、それぞれ、実施形態
例方法2に従って実施形態例2の窒化物系半導体レーザ
素子を作製する際の工程毎の断面図である。
【図8】図8(a)から(d)は、それぞれ、従来の方
法によって回折格子を形成する際の工程毎の断面図であ
る。
【符号の説明】
10……実施形態例1の窒化物系半導体レーザ素子、1
2……c面のサファイア基板、14……GaNバッファ
層、16……n型GaNコンタクト層、18……n型A
lGaNクラッド層、20……n型GaN光導波層、2
2……活性層、24……p型GaN光導波層、26……
p型AlGaNクラッド層、28……p型GaNコンタ
クト層、30……n型AlGaN層からなる回折格子、
32……誘電体膜で形成された選択成長マスク、34…
…SiO2 絶縁膜、36……p側電極、38……n側電
極、40……実施形態例2の窒化物系半導体レーザ素
子、42……回折格子、44……回折格子形成層、50
……基板、52……バッファ層、54……下部クラッド
層、56……回折格子形成層、58……パターンマス
ク、60……化合物半導体層、62……回折格子。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相互に導電型の異なる第1クラッド層及
    び第2クラッド層、第1及び第2クラッド層の間の活性
    層、及び第1クラッド層と活性層との間の光導波層を、
    それぞれ、窒化物系III −V族化合物半導体層として基
    板上に備える窒化物系半導体レーザ素子であって、 第1クラッド層上に設けられ、スリット状の複数個の開
    口を周期的に有する誘電体膜と、 誘電体膜の開口を介して第1クラッド層上に周期的に選
    択成長した、光導波層とは屈折率の異なる窒化物系III
    −V族化合物半導体層からなる回折格子形成層と、回折
    格子形成層を埋め込む光導波層とによって形成され、屈
    折率が周期的に変化する回折格子とを備えていることを
    特徴とする窒化物系半導体レーザ素子。
  2. 【請求項2】 窒化物系III −V族化合物半導体層から
    なる下地層が第1クラッド層上に、誘電体膜が下地層上
    に、回折格子形成層が誘電体膜の開口を介して下地層上
    に、それぞれ、設けられていることを特徴とする請求項
    1に記載の窒化物系半導体レーザ素子。
  3. 【請求項3】 相互に導電型の異なる第1クラッド層及
    び第2クラッド層、第1及び第2クラッド層の間の活性
    層、及び第1クラッド層と活性層との間の光導波層を、
    それぞれ、窒化物系III −V族化合物半導体層として基
    板上に備える窒化物系半導体レーザ素子であって、 第1クラッド層上に、インジウム(In)の凝集により
    周期的に形成され、光導波層とは屈折率の異なるIn含
    有窒化物系III −V族化合物半導体層からなる回折格子
    形成層と、回折格子形成層を埋め込む光導波層とによっ
    て形成され、屈折率が周期的に変化する回折格子を備え
    ていることを特徴とする窒化物系半導体レーザ素子。
  4. 【請求項4】 窒化物系III −V族化合物半導体層から
    なる下地層が第1クラッド層上に、回折格子形成層が下
    地層上に、それぞれ、設けられていることを特徴とする
    請求項3に記載の窒化物系半導体レーザ素子。
  5. 【請求項5】 回折格子が、活性領域内に活性領域に沿
    って設けられている分布帰還型半導体レーザ素子である
    ことを特徴とする請求項1から4のうちのいずれか1項
    に記載の窒化物系半導体レーザ素子。
  6. 【請求項6】 回折格子が、活性領域内に活性領域に沿
    って設けられ、かつ活性領域の導波方向に隣接した非活
    性領域である受動導波路領域にも設けられている分布反
    射型半導体レーザ素子であることを特徴とする請求項1
    から4のうちのいずれか1項に記載の窒化物系半導体レ
    ーザ素子。
  7. 【請求項7】 それぞれ、窒化物系III −V族化合物半
    導体層からなる、第1クラッド層、光導波層、及び活性
    層を順次有し、かつ光導波層内に回折格子を備えた窒化
    物系半導体レーザ素子の作製方法であって、 第1クラッド層を成長させた後、窒化物系III −V族化
    合物半導体層からなる下地層を介して第1クラッド層上
    に、又は直接第1クラッド層上に、誘電体膜を成膜し、
    次いで誘電体膜を加工して、スリット状の複数個の開口
    を周期的に有する誘電体膜マスクを形成する工程と、 誘電体膜の開口を介して第1クラッド層上に光導波層と
    は屈折率の異なる窒化物系III −V族化合物半導体から
    なる回折格子形成層を周期的に選択成長させる工程と、 回折格子形成層上に光導波層を成長させて回折格子形成
    層を埋め込み、屈折率が周期的に変化する回折格子を形
    成する工程とを有することを特徴とする窒化物系半導体
    レーザ素子の作製方法。
  8. 【請求項8】 それぞれ、窒化物系III −V族化合物半
    導体層からなる、第1クラッド層、光導波層、及び活性
    層を順次有し、かつ光導波層内に回折格子を備えた窒化
    物系半導体レーザ素子の作製方法であって、 第1クラッド層を成長させた後、窒化物系III −V族化
    合物半導体層からなる下地層を介して第1クラッド層上
    に、又は直接第1クラッド層上に、In含有窒化物系II
    I −V族化合物半導体層を成長させて、光導波層とは屈
    折率の異なるIn含有窒化物系III −V族化合物半導体
    層からなる回折格子形成層をインジウム(In)の凝集
    により周期的に形成する工程と、 回折格子形成層上に光導波層を成長させて回折格子形成
    層を埋め込み、屈折率が周期的に変化する回折格子を形
    成する工程とを有することを特徴とする窒化物系半導体
    レーザ素子の作製方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008004662A (ja) * 2006-06-21 2008-01-10 Nichia Chem Ind Ltd 窒化物半導体レーザ素子
JP2008028374A (ja) * 2006-06-19 2008-02-07 Nichia Chem Ind Ltd 窒化物半導体レーザ素子
JP2012524409A (ja) * 2009-04-14 2012-10-11 コーニング インコーポレイテッド Dbr回折格子の前方および後方部分の分割制御

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