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JP2002340717A - 圧力測定装置 - Google Patents

圧力測定装置

Info

Publication number
JP2002340717A
JP2002340717A JP2001150542A JP2001150542A JP2002340717A JP 2002340717 A JP2002340717 A JP 2002340717A JP 2001150542 A JP2001150542 A JP 2001150542A JP 2001150542 A JP2001150542 A JP 2001150542A JP 2002340717 A JP2002340717 A JP 2002340717A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
nipple
measuring device
pressure measuring
corrosion
liquid contact
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001150542A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroaki Ito
寛彰 伊東
Sunao Nishikawa
直 西川
Mamoru Aizawa
護 相沢
Osamu Yamamoto
治 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yokogawa Electric Corp
Original Assignee
Yokogawa Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yokogawa Electric Corp filed Critical Yokogawa Electric Corp
Priority to JP2001150542A priority Critical patent/JP2002340717A/ja
Publication of JP2002340717A publication Critical patent/JP2002340717A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 耐食性が向上され且つ安価な圧力測定装置を
提供する。 【解決手段】 測定装置本体の一端に接続されたニップ
ルを具備するに圧力測定装置において、前記測定装置本
体の一端に設けられた凸部と、前記凸部の頂面に一端が
接続され耐食材よりなる接液ブロックと、この接液ブロ
ックの他端面に設けられた耐食材よりなる接液ダイアフ
ラムと、前記測定装置本体の凸部側に接続された耐食材
よりなるニップルと、このニップルの前記凸部に対向す
る面に設けられこのニップルの貫通孔に連通され前記凸
部が挿入される凹部と、前記接液ブロックの側周面と前
記凹部の側周面とをリング状に溶接する溶接部とを具備
したことを特徴とする圧力測定装置である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、耐食性が向上され
且つ安価な圧力測定装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3は従来より一般に使用されている従
来例の構成説明図で、例えぱ、実開昭63−63737
号公報に示されている。図において、2は、測定装置本
体1の一端に設けられた凸部である。
【0003】3は、この凸部2の頂面に設けられた接液
ダイアフラムである。4は、測定装置本体1の凸部側に
接続されたニップルである。5は、このニップル4の凸
部2に対向する面に設けられ、このニップル4の貫通孔
6に連通され、凸部2が挿入される凹部である。
【0004】この場合は、測定装置本体1やニップル4
には、適度な耐食性を有し、安価で、加工性の良い等の
機能を兼ね備えている材料、例えば、JIS規格のSU
S316ステンレス材等が用いられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、プロセス流体
が腐食性の流体の場合、耐食仕様の圧力測定装置が供給
されるが、この仕様に於いては、測定流体に接液する部
分の部品全てに、耐食材料を用いて受圧部分を構成す
る。
【0006】しかしながら、耐食材料は非常に高価であ
る。これらの材料は、標準の材質、例えば、JIS規格
のSUS316ステンレス材に対し、耐食性という機能
は優れるものの、材料そのものの価格が高価なばかりで
なく、材料によっては加工性も劣っている。
【0007】特に、耐食仕様の圧力測定装置に、主に使
用されている、例えば、ニッケル・モリブデン・クロム
合金材、具体的には、JIS規格のH4551〜H45
54で規定されているNW0276合金材(商品名ハス
テロイC−276)は非常に高価であり、加工性が悪
く、加工によるコストも、標準材料の場合より多く掛
る。
【0008】この耐食材料を、圧力測定装置本体1,接
液ダイアフラム3,ニップル4全部に使用した場合、材
料費及び加工費の総コストに占める比重が大きくなり、
製品のコスト全体を押し上げる結果となっている。
【0009】本発明の目的は、上記の課題を解決するも
ので、本発明の目的は、耐食性が向上され且つ安価な圧
力測定装置を提供することにある。
【0010】即ち、本発明は、多くの部分に標準の材料
を用いる構造を工夫することで、必要とする材料費、加
工費等を極力圧縮し、製品全体のコストを低減する事を
目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明では、請求項1記載の圧力測定装置に
おいては、測定装置本体の一端に接続されたニップルを
具備するに圧力測定装置において、前記測定装置本体の
一端に設けられた凸部と、前記凸部の頂面に一端が接続
され耐食材よりなる接液ブロックと、この接液ブロック
の他端面に設けられた耐食材よりなる接液ダイアフラム
と、前記測定装置本体の凸部側に接続された耐食材より
なるニップルと、このニップルの前記凸部に対向する面
に設けられこのニップルの貫通孔に連通され前記凸部が
挿入される凹部と、前記接液ブロックの側周面と前記凹
部の側周面とをリング状に溶接する溶接部とを具備した
ことを特徴とする。
【0012】本発明の請求項2においては、請求項1記
載の圧力測定装置において、前記接液ブロックと前記接
液ダイアフラムと前記ニップルとがニッケル・モリブデ
ン・クロム合金材より成ること特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下図面を用いて本発明を詳しく
説明する。図1は本発明の一実施例の要部構成説明図で
ある。図において、図2と同一記号の構成は同一機能を
表す。以下、図2と相違部分のみ説明する。
【0014】図において、11は、凸部2の頂面側に設
けられ耐食材よりなる接液ブロックである。12は、接
液ブロック11の頂面に設けられた耐食材よりなる接液
ダイアフラムである。
【0015】13は、測定装置本体1の凸部側に接続さ
れた耐食材よりなるニップルである。14は、ニップル
13の、凸部2に対向する面に設けられ、ニップル13
の貫通孔15に連通され、凸部2が挿入される凹部であ
る。
【0016】この場合は、接液ブロック11,接液ダイ
アフラム12,ニップル13には、ニッケル・モリブデ
ン・クロム合金材、具体的には、JIS規格のH455
1〜H4554で規定されているNW0276合金材
(商品名ハステロイC−276)が使用されている。
【0017】16は、接液ブロック11の側周面と凹部
15の側周面とをリング状に溶接する溶接部である。こ
の場合は、電子ビーム溶接が使用されている。
【0018】即ち、凸部2の頂面側に接液ブロック11
を溶接21により組み立てる。接液ブロック11の頂面
に接液ダイアフラム12を溶接22により組み立てる。
これにニップル13を溶接16組み立てることで、受圧
部分を構成する。
【0019】しかし、このままでは、ニップル13の貫
通孔15より流入する腐食性の測定流体FLが、接液ブ
ロック11と凹部14との隙間を通って、測定装置本体
1に接触するため、測定装置本体1が腐食される。
【0020】そこで、接液ブロック11の側周面とニッ
プル13の凹部14の側周面との隙間に、溶接部16を
設ける事により、腐食性の測定流体FLが、測定装置本
体1に接触する事を防ぐ。溶接部16は、溶融する材料
が、全て耐食材料であるために、耐食性は母材と同等で
あり、腐食性の測定流体FLによる腐食に耐える事が出
来る。
【0021】この結果、 (1)凸部2の頂面側に設けられ耐食材よりなる接液ブ
ロック11と、この接液ブロック11の頂面に設けられ
た耐食材よりなる接液ダイアフラム12と、測定装置本
体1の凸部側に接続された耐食材よりなるニップル13
と、このニップル13の凸部2に対向する面に設けら
れ、このニップル13の貫通孔15に連通され、凸部2
が挿入される凹部14と、接液ブロック1114と凹部
の側周面とをリング状に溶接する溶接部16とが設けら
れた。
【0022】従って、少ない材料で接液部分を全て耐食
性の特殊材質で構成出来る。これにより、高価な材料の
使用を必要最小限に抑える事ができるので、耐食性が向
上され且つ安価な圧力測定装置が得られる。
【0023】(2)接液ブロック11と接液ダイアフラ
ム12とニップル13とがニッケル・モリブデン・クロ
ム合金材により構成されたので、更に、耐食性が向上さ
れ且つ安価な圧力測定装置が得られる。
【0024】具体的には、一例として、測定装置本体1
全てを、JIS規格のH4551〜H4554で規定さ
れているNW0276合金材(商品名ハステロイC−2
76)で構成した場合は、材料費は約1万円、加工費は
約5千円となり、総コストは計約15千円となる。
【0025】これに対して、本発明の構造によるコスト
は、JIS規格のH4551〜H4554で規定されて
いるNW0276合金材(商品名ハステロイC−27
6)による材料費は約2千円、加工費は約1千円で、測
定装置本体部分をステンレスJIS規格のSUS316
Lを使用した場合、材料費+加工費は約1千円、これに
溶接工数の約1千円を加えて、総コストは計約5千円と
なる。従って、1台当たり1万円のコスト低減が得られ
た。
【0026】なを、前述の実施例においては、接液ブロ
ック11,接液ダイアフラム12,ニップル13には、
ニッケル・モリブデン・クロム合金材、具体的には、J
IS規格のH4551〜H4554で規定されているN
W0276合金材(商品名ハステロイC−276)が使
用されていると説明したが、これに限る事は無く、たと
えば、タンタル、モネル、チタンでも良く、要するに、
耐食材であれば良い。
【0027】なお、以上の説明は、本発明の説明および
例示を目的として特定の好適な実施例を示したに過ぎな
い。したがって本発明は、上記実施例に限定されること
なく、その本質から逸脱しない範囲で更に多くの変更、
変形をも含むものである。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
によれば、次のような効果がある。凸部の頂面側に設け
られ耐食材よりなる接液ブロックと、この接液ブロック
の頂面に設けられた耐食材よりなる接液ダイアフラム
と、測定装置本体の凸部側に接続された耐食材よりなる
ニップルと、このニップルの凸部に対向する面に設けら
れこのニップルの貫通孔に連通され凸部が挿入される凹
部と、接液ブロックの側周面と凹部の側周面とをリング
状に溶接する溶接部とが設けられた。
【0029】従って、少ない材料で接液部分を全て耐食
性の特殊材質で構成出来る。これにより、高価な材料の
使用を必要最小限に抑える事ができるので、耐食性が向
上され且つ安価な圧力測定装置が得られる。
【0030】本発明の請求項2によれば、次のような効
果がある。接液ブロックと接液ダイアフラムとニップル
とがニッケル・モリブデン・クロム合金材により構成さ
れたので、更に、耐食性が向上され且つ安価な圧力測定
装置が得られる。
【0031】従って、本発明によれば、耐食性が向上さ
れ且つ安価な圧力測定装置を実現することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の要部構成説明図である。
【図2】従来より一般に使用されている従来例の要部構
成説明図である。
【符号の説明】
1 測定装置本体 2 凸部 11 接液ブロック 12 接液ダイアフラム 13 ニップル 14 凹部 15 貫通孔 16 溶接部 21 溶接 22 溶接 FL 測定流体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山本 治 山梨県甲府市高室町155番地 横河電機株 式会社甲府事業所内 Fターム(参考) 2F055 AA31 BB20 CC60 DD20 EE40 FF49 GG12 HH08

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】測定装置本体の一端に一端が接続されたニ
    ップルを具備するに圧力測定装置において、 前記測定装置本体の一端に設けられた凸部と、 前記凸部の頂面に一端が接続され耐食材よりなる接液ブ
    ロックと、 この接液ブロックの他端面に設けられた耐食材よりなる
    接液ダイアフラムと、 前記測定装置本体の凸部側に接続された耐食材よりなる
    ニップルと、 このニップルの前記凸部に対向する面に設けられこのニ
    ップルの貫通孔に連通され前記凸部が挿入される凹部
    と、 前記接液ブロックの側周面と前記凹部の側周面とをリン
    グ状に溶接する溶接部とを具備したことを特徴とする圧
    力測定装置。
  2. 【請求項2】前記接液ブロックと前記接液ダイアフラム
    と前記ニップルとがニッケル・モリブデン・クロム合金
    材より成ることを特徴とする請求項1記載の圧力測定装
    置。
JP2001150542A 2001-05-21 2001-05-21 圧力測定装置 Pending JP2002340717A (ja)

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