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JP2002223548A - 永久磁石回転子の着磁装置 - Google Patents

永久磁石回転子の着磁装置

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Publication number
JP2002223548A
JP2002223548A JP2001017747A JP2001017747A JP2002223548A JP 2002223548 A JP2002223548 A JP 2002223548A JP 2001017747 A JP2001017747 A JP 2001017747A JP 2001017747 A JP2001017747 A JP 2001017747A JP 2002223548 A JP2002223548 A JP 2002223548A
Authority
JP
Japan
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magnetic member
cylindrical magnetic
permanent magnet
magnet rotor
grooves
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2001017747A
Other languages
English (en)
Inventor
Taizo Iwami
泰造 石見
Hideki Yonekata
秀樹 米賀多
Masabumi Okazaki
正文 岡崎
Koichiro Kamei
光一郎 亀井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2001017747A priority Critical patent/JP2002223548A/ja
Publication of JP2002223548A publication Critical patent/JP2002223548A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コイルの巻回作業が容易で、着磁精度を向上
させることが可能な永久磁石回転子の着磁装置を提供す
る。 【解決手段】 第1の円筒状磁性部材11と、この第1
の円筒状磁性部材11の内側に嵌合され、この嵌合する
外周面に軸方向に延在する複数の溝13が周方向に所定
の間隔を介して形成された第2の円筒状磁性部材12
と、この第2の円筒状磁性部材12の各溝13に沿って
巻回されたコイル18とを備え、コイル18に通電する
ことにより第2の円筒状磁性部材12の内側に空隙を介
して対向配置される永久磁石回転子の未磁化の永久磁石
を着磁する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、回転子の外周面
に配置される未磁化の永久磁石を、着磁して磁極を形成
する永久磁石回転子の着磁装置の構造に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】例えば特開平9−163692号公報等
に開示されたこの種従来の永久磁石回転子の着磁装置
は、図12に示すように回転子(図示せず)の周囲に円
筒状の着磁鉄心1を配置するとともに、この着磁鉄心1
の回転子の各未磁化永久磁石と対向する位置に形成され
た複数の溝1aにそれぞれコイル2を巻回し、これら各
コイル2に、相隣なる同士を流れる方向が、異なる方向
となるように電流をそれぞれ流すことにより、各未磁化
永久磁石を磁化して、交互にN極、S極の磁極となるよ
うに着磁するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の永久磁石回転子
の着磁装置は以上のように、着磁鉄心1の内周面に軸方
向に延在する複数の溝1aを、周方向に所定の間隔を介
して形成するとともに、これら各溝1aにコイル2を巻
回して構成されているので、コイル2を着磁鉄心1の内
周面に形成された各溝1aに巻回しなければならないた
め巻回作業が困難となり、又、コイル2の巻回精度も悪
くなるため所望の着磁精度が得られないという問題点が
あった。
【0004】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、コイルの巻回作業が容易で、着
磁精度を向上させることが可能な永久磁石回転子の着磁
装置を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
る永久磁石回転子の着磁装置は、第1の円筒状磁性部材
と、この第1の円筒状磁性部材の内側に嵌合され、この
嵌合する外周面に軸方向に延在する複数の溝が周方向に
所定の間隔を介して形成された第2の円筒状磁性部材
と、この第2の円筒状磁性部材の各溝に沿って巻回され
たコイルとを備え、コイルに通電することにより第2の
円筒状磁性部材の内側に空隙を介して対向配置される永
久磁石回転子の未磁化の永久磁石を着磁するようにした
ものである。
【0006】又、この発明の請求項2に係る永久磁石回
転子の着磁装置は、請求項1において、各溝をスキュー
させるようにしたものである。
【0007】又、この発明の請求項3に係る永久磁石回
転子の着磁装置は、請求項1または2において、第2の
円筒状磁性部材を、外周側に各溝と同一断面形状を有し
各溝と同一間隔を介して複数の切り欠きが形成された複
数の環状磁性板部材を、各切り欠きが周方向に順次ずれ
るように積層して構成し、各切り欠きでスキューされた
溝を形成するようにしたものである。
【0008】又、この発明の請求項4に係る永久磁石回
転子の着磁装置は、請求項2または3において、第2の
円筒状磁性部材の両端面を、各溝と直交する面が順次連
なるジグザグ状に形成するようにしたものである。
【0009】又、この発明の請求項5に係る永久磁石回
転子の着磁装置は、請求項1ないし4のいずれかにおい
て、第2の円筒状磁性部材の各溝の内側に残された部位
の肉厚を、0.5mm以下としたものである。
【0010】又、この発明の請求項6に係る永久磁石回
転子の着磁装置は、請求項1ないし4のいずれかにおい
て、第2の円筒状磁性部材の軸方向両端面と、各溝の内
面とが交わる角部に面取りをするようにしたものであ
る。
【0011】又、この発明の請求項7に係る永久磁石回
転子の着磁装置は、請求項1ないし6のいずれかにおい
て、第2の円筒状磁性部材の各溝の内面に電着塗装を施
すようにしたものである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
に基づいて説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1における
永久磁石回転子の着磁装置の構成を示す斜視図、図2は
図1における永久磁石回転子の着磁装置の第1および第
2の円筒状磁性部材を分離した状態を示す斜視図、図3
は第2の円筒状磁性部材の各溝の内側に残された部位の
肉厚と磁束密度との関係を示す特性図、図4は図3にお
ける磁束密度の測定位置を示す図、図5は第2の円筒状
磁性部材の各溝の端部の形状を示す断面図である。
【0013】図において、11は第1の円筒状磁性部
材、12はこの第1の円筒状磁性部材11の内側に嵌合
される第2の円筒状磁性部材で、この嵌合される外周面
には、軸方向に延在する複数の溝13が周方向に所定の
間隔を介して形成されており、各溝13の内側に残され
た部位の肉厚(図4においてtで示す)は0.5mm以
下で、機械的強度を損なわない厚さに形成されている。
そして、第2の円筒状磁性部材12の軸方向の両端面1
4と各溝13の内面15とが交わる角部には、図5に示
すような面取り16または17がなされており、又、各
溝13の内面15には電着塗装が施されている。18は
各溝13に巻回されるコイルで、図示はしない電源装置
により、相隣なる同士に流れる電流の方向が、異なる方
向となるように構成されている。
【0014】次に、第2の円筒状磁性部材12の各溝1
3の内側に残された部位の肉厚tが、0.5mm以下に
形成されている理由について説明する。まず、コイル1
8に10KAの電流を流し、図4に示すようにコイル1
8の中心から4度傾いた直線L上で、第2の円筒状磁性
部材12の内周面からそれぞれ内側に、0.5mm、
1.0mm、1.5mm離れた位置における磁束密度の
変化を、肉厚tが0mm、0.25mm、0.5mm、
0.75mm、1.0mmの場合についてそれぞれ測定
し、その結果を図3における曲線A、B、C、D、Eで
示した。
【0015】図3から明らかなように、磁束密度は肉厚
tが薄い程高く、又、第2の円筒状磁性部材12の内周
面から離れる程、すなわち、コイル18から離れる程低
くなっている。一方、各位置における磁束密度の低下
を、各曲線A、B、C、D、Eで比較すると、曲線A、
B、Cについては1.5mm離れた位置においても、1
0KAの電流を流した場合に確保しなければならない所
望の磁束密度2T(テスラ)を維持しているが、曲線
D、Eについては2T(テスラ)以下となっており、肉
厚tが0.5mmより大きな0.75mm、1.0mm
の場合については、所望の磁束密度を維持するのが難し
く、肉厚tを0.5mm以下に形成しなければならない
ことは明らかである。
【0016】このように上記実施の形態1によれば、着
磁鉄心を第1の円筒状磁性部材11および、この第1の
円筒状磁性部材11の内側に嵌合される第2の円筒状磁
性部材12に分割し、図2に示すように第2の円筒状磁
性部材12の外周面に形成された各溝13に、コイル1
8を巻回した後、第1の円筒状磁性部材11の内側に嵌
合させて着磁装置を構成するようにしているので、コイ
ル18の巻回作業が容易となり、作業が容易となる分だ
けコイルの巻回精度を向上させることができるため、所
望の着磁精度を得ることが可能になる。
【0017】又、第2の円筒状磁性部材12の各溝13
の内側に残された部位の肉厚tを、0.5mm以下にし
ているので、所望の磁束密度を確保することが可能にな
り、又、第2の円筒状磁性部材12の軸方向の両端面1
4と、各溝13の内面15とが交わる角部に、面取り1
6、17を施しているので、角部によりコイル18の絶
縁皮膜が剥がれて絶縁性が低下するのを防止することが
できる。又、第2の円筒状磁性部材12の各溝13の内
面15に電着塗装を施しているので、絶縁性の向上を図
ることができる。
【0018】実施の形態2.図6はこの発明の実施の形
態2における永久磁石回転子の着磁装置の構成を示す斜
視図、図7は図6における永久磁石回転子の着磁装置の
第1および第2の円筒状磁性部材を分離した状態を示す
斜視図である。図において、上記実施の形態1における
と同様な部分は同一符号を付して説明を省略する。19
は第1の円筒状磁性部材11の内側に嵌合される第2の
円筒状磁性部材で、この嵌合される外周面には、スキュ
ーされ軸方向に延在する複数の溝20が周方向に所定の
間隔を介して形成されている。
【0019】なお、図示はしないが上記実施の形態1に
おけると同様に、各溝20の内側に残された部位の肉厚
は0.5mm以下で、機械的強度を損なわない厚さに形
成され、又、第2の円筒状磁性部材19の軸方向の両端
面と各溝20の内面とが交わる角部には、面取りがなさ
れており、又、各溝20の内面には電着塗装が施されて
いる。
【0020】このように上記実施の形態2によれば、溝
20が第2の円筒状磁性部材19の外周面に形成されて
いるので、スキュー加工が容易となるため、精度の高い
スキュー着磁が可能となり、永久磁石回転子のコギング
トルク、トルクリップル等の特性の向上を図ることがで
きる。
【0021】なお、図8に示すように、外周側に上記図
7における各溝20と同一断面形状を有し、各溝20と
同一間隔を介して複数の切り欠き21が形成された複数
の環状磁性板部材22を、図9に示すように、各切り欠
き21が周方向に順次ずれるように積層して、第2の円
筒状磁性部材23を構成するようにしても良く、上記図
6および図7に示す構成のものと同様の効果を得ること
ができるのは勿論のこと、積層効果により渦電流の発生
を防止することができ、さらに金型による打ち抜き加工
が可能になるため、生産性を高めコストの低減を図るこ
とができる。
【0022】実施の形態3.図10はこの発明の実施の
形態3における永久磁石回転子の着磁装置の要部の構成
を展開して示す図、図11は実施の形態3に適用された
発明の原理を説明するための図である。図において、上
記各実施の形態1、2におけると同様な部分は同一符号
を付して説明を省略する。24は上記実施の形態2にお
けると同様、外周面にスキューされ軸方向に延在する複
数の溝25が、周方向に所定の間隔を介して形成される
第2の円筒状磁性部材で、その軸方向両端面は、各溝2
5と直交する面26が順次周方向に連なるジグザグ状に
形成されている。
【0023】なお、図示はしないが上記実施の形態1に
おけると同様に、各溝25の内側に残された部位の肉厚
は0.5mm以下で、機械的強度を損なわない厚さに形
成され、又、第2の円筒状磁性部材24の軸方向の両端
面と各溝25の内面とが交わる角部には、面取りがなさ
れており、又、各溝25の内面には電着塗装が施されて
いる。
【0024】次に、第2の円筒状磁性部材24の両端面
が、各溝25と直交する面26が順次周方向に連なるジ
グザグ状に形成される理由について説明する。まず、例
えば実施の形態2における第2の円筒状磁性部材19の
場合、図11(A)に示すように、その端面近傍におい
てコイル18に流れる電流Iによって誘起される磁束Φ
は、大気中より第2の円筒状磁性部材19内側を通ろう
とするため、図中コイル18の左側、すなわち端面とコ
イル18のなす角α、αのうち狭い方の角α側に
集中して磁束密度が高くなり、その結果、着磁された永
久磁石はコイル18の傾きよりさらに右側に大きく傾い
て形成されるため、スキュー着磁が正確に行われないと
いう問題がある。
【0025】一方、この実施の形態3における第2の円
筒状磁性部材24の場合、各溝25の両端側にこれと直
交、すなわちコイル18と直交する面26が形成されて
いるため、図11(B)に示すように、端面すなわち面
26とコイル18のなす角α 、αが等しくなり、磁
束Φは両側に均等に分布して磁束密度も両側において等
しくなり、その結果、着磁された永久磁石はコイルの傾
きに一致して形成されるため、スキュー着磁が正確に行
われる。
【0026】このように上記実施の形態3によれば、第
2の円筒状磁性部材24の両端面を、各溝25と直交す
る面26が順次周方向に連なるジグザグ状に形成してい
るので、各面26により端面とコイル18のなす角
α、αを等しくすることができ、コイル18の両側
における磁束密度を均等に分布させることができるた
め、永久磁石の着磁をコイルの傾きに一致させることが
可能になり、さらに精度の高いスキュー着磁ができ、永
久磁石回転子のコギングトルク、トルクリップル等の特
性の向上をさらに図ることができる。
【0027】
【発明の効果】以上のように、この発明の請求項1によ
れば、第1の円筒状磁性部材と、この第1の円筒状磁性
部材の内側に嵌合され、この嵌合する外周面に軸方向に
延在する複数の溝が周方向に所定の間隔を介して形成さ
れた第2の円筒状磁性部材と、この第2の円筒状磁性部
材の各溝に沿って巻回されたコイルとを備え、コイルに
通電することにより第2の円筒状磁性部材の内側に空隙
を介して対向配置される永久磁石回転子の未磁化の永久
磁石を着磁するようにしたので、コイルの巻回作業が容
易で、着磁精度を向上させることが可能な永久磁石回転
子の着磁装置を提供することができる。
【0028】又、この発明の請求項2によれば、請求項
1において、各溝をスキューさせるようにしたので、ス
キュー加工を容易とし、永久磁石回転子のコギングトル
ク、トルクリップル等の特性の向上を図ることが可能な
永久磁石回転子の着磁装置を提供することができる。
【0029】又、この発明の請求項3によれば、請求項
1または2において、第2の円筒状磁性部材を、外周側
に各溝と同一断面形状を有し各溝と同一間隔を介して複
数の切り欠きが形成された複数の環状磁性板部材を、各
切り欠きが周方向に順次ずれるように積層して構成し、
各切り欠きでスキューされた溝を形成するようにしたの
で、生産性を高めコストの低減を図ることが可能な永久
磁石回転子の着磁装置を提供することができる。
【0030】又、この発明の請求項4によれば、請求項
2または3において、第2の円筒状磁性部材の両端面
を、各溝と直交する面が順次連なるジグザグ状に形成す
るようにしたので、さらに精度の高いスキュー着磁がで
き、永久磁石回転子のコギングトルク、トルクリップル
等の特性の向上を図ることが可能な永久磁石回転子の着
磁装置を提供することができる。
【0031】又、この発明の請求項5によれば、請求項
1ないし4のいずれかにおいて、第2の円筒状磁性部材
の各溝の内側に残された部位の肉厚を、0.5mm以下
としたので、所望の磁束密度を確保して、着磁精度を向
上させることが可能な永久磁石回転子の着磁装置を提供
することができる。
【0032】又、この発明の請求項6によれば、請求項
1ないし4のいずれかにおいて、第2の円筒状磁性部材
の軸方向両端面と、各溝の内面とが交わる角部に面取り
をするようにしたので、絶縁性の低下を防止することが
可能な永久磁石回転子の着磁装置を提供することができ
る。
【0033】又、この発明の請求項7によれば、請求項
1ないし6のいずれかにおいて、第2の円筒状磁性部材
の各溝の内面に電着塗装を施すようにしたので、絶縁性
の向上を図ることが可能な永久磁石回転子の着磁装置を
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1における永久磁石回
転子の着磁装置の構成を示す斜視図である。
【図2】 図1における永久磁石回転子の着磁装置の第
1および第2の円筒状磁性部材を分離した状態を示す斜
視図である。
【図3】 第2の円筒状磁性部材の各溝の内側に残され
た部位の肉厚と磁束密度との関係を示す特性図である。
【図4】 図3における磁束密度の測定位置を示す図で
ある。
【図5】 第2の円筒状磁性部材の各溝の端部の形状を
示す断面図である。
【図6】 この発明の実施の形態2における永久磁石回
転子の着磁装置の構成を示す斜視図である。
【図7】 図6における永久磁石回転子の着磁装置の第
1および第2の円筒状磁性部材を分離した状態を示す斜
視図である。
【図8】 この発明の実施の形態2における永久磁石回
転子の着磁装置の図6とは異なる構成の要部を示す平面
図である。
【図9】 図8における要部を示す側面図である。
【図10】 この発明の実施の形態3における永久磁石
回転子の着磁装置の要部の構成を展開して示す図であ
る。
【図11】 実施の形態3に適用された発明の原理を説
明するための図である。
【図12】 従来の永久磁石回転子の着磁装置の構成を
示す斜視図である。
【符号の説明】
11 第1の円筒状磁性部材、12,19,23,24
第2の円筒状磁性部材、13,20,25 溝、14
端面、15 内面、16,17 面取り、18 コイ
ル、21 切り欠き、22 環状磁性板部材、26
面。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡崎 正文 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 亀井 光一郎 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 5H622 AA03 CA01 CA05 QB03 QB09 QB10

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の円筒状磁性部材と、この第1の円
    筒状磁性部材の内側に嵌合され、この嵌合する外周面に
    軸方向に延在する複数の溝が周方向に所定の間隔を介し
    て形成された第2の円筒状磁性部材と、この第2の円筒
    状磁性部材の上記各溝に沿って巻回されたコイルとを備
    え、上記コイルに通電することにより上記第2の円筒状
    磁性部材の内側に空隙を介して対向配置される永久磁石
    回転子の未磁化の永久磁石を着磁するようにしたことを
    特徴とする永久磁石回転子の着磁装置。
  2. 【請求項2】 各溝はスキューされていることを特徴と
    する請求項1記載の永久磁石回転子の着磁装置。
  3. 【請求項3】 第2の円筒状磁性部材は、外周側に各溝
    と同一断面形状を有し上記各溝と同一間隔を介して複数
    の切り欠きが形成された複数の環状磁性板部材を、上記
    各切り欠きが周方向に順次ずれるように積層して構成さ
    れ、上記各切り欠きでスキューされた溝を形成するよう
    にしたことを特徴とする請求項2記載の永久磁石回転子
    の着磁装置。
  4. 【請求項4】 第2の円筒状磁性部材の両端面は、各溝
    と直交する面が順次連なるジグザグ状に形成されている
    ことを特徴とする請求項2または3記載の永久磁石回転
    子の着磁装置。
  5. 【請求項5】 第2の円筒状磁性部材の各溝の内側に残
    された部位の肉厚は、0.5mm以下であることを特徴
    とする請求項1ないし4のいずれかに記載の永久磁石回
    転子の着磁装置。
  6. 【請求項6】 第2の円筒状磁性部材の軸方向両端面
    と、各溝の内面とが交わる角部は面取りがなされている
    ことを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の
    永久磁石回転子の着磁装置。
  7. 【請求項7】 第2の円筒状磁性部材の各溝の内面は電
    着塗装が施されていることを特徴とする請求項1ないし
    6のいずれかに記載の永久磁石回転子の着磁装置。
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