JP2002214146A - 疵検査用照明装置 - Google Patents
疵検査用照明装置Info
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- JP2002214146A JP2002214146A JP2001009077A JP2001009077A JP2002214146A JP 2002214146 A JP2002214146 A JP 2002214146A JP 2001009077 A JP2001009077 A JP 2001009077A JP 2001009077 A JP2001009077 A JP 2001009077A JP 2002214146 A JP2002214146 A JP 2002214146A
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Abstract
な疵検査用照明装置を提供する。 【解決手段】 帯状または板状の被検査材1の表面に線
状の照明エリア3を形成する疵検査用照明装置におい
て、光源10と、多数の光ファイバ23が整列し、光源
10からの入射光線を線状に揃えて出射する光ファイバ
ユニット22と、光ファイバユニット22の出射側に配
置されたフレネルレンズ32とを備えている。
Description
置、特に走行中の帯状または板状の被検査材の表面を照
明して疵を光学的に検出する疵検査用照明装置に関す
る。
て、光学式疵検査装置がある。光学式疵検査装置は、被
検査材の表面に線状の照明エリアを形成する照明装置を
備えている。例えば、冷延ストリップなどの鋼板を長手
方向に送りながら、照明装置で鋼板表面に線状の照明エ
リア(例えば、鋼板幅方向:2000mm、鋼板長手方:
20mm)を形成する。照明エリアをリニアアレイカメラ
で撮像し、その画像をモニタ画面上で目視により、また
はコンピュータで画像処理して疵を検出する。
は、 走行中の被検査材の表面に線状の照明エリアを形成せ
ねばならないこと 照明エリアの照度が高く、均一性が十分にあること 被検査材の振動に対する許容性があること 蛍光灯など輝度の低い光源は、照明エリアに近接で
きること が要求される。
長尺の蛍光灯や、2)筒状照明などを対象に近接する位
置で使用したり、3)高輝度ランプを光学系に組み込ん
で線状の照明エリアを形成する手段として、高輝度ラン
プ、光ファイバ束および円柱レンズを組み合わせた装置
が用いられていた。
め、均一性が低い。また、1)、2)については、特に
被検査材が大きくばたつくプロセスである場合は、近接
できないため1m以上被検査材から離れた場所から照射
するしかなく、必要光量がとれない。 3)高輝度ランプ、光ファイバ束および円柱レンズの組
合せでは、光ファイバ束から出射された光束は60度程
度の広がり角で拡散するため、幅方向の光量ロスが問題
となる。また、円柱レンズは、短焦点レンズの成型が困
難であり、短焦点で用いると照射効率が低く、ガラス研
磨により製造するため、高価格となる。さらに、被検査
材の形状が変形しやすいプロセスでは指向性の高い光は
散乱してしまい、反射光によって被検査材の表面をリニ
アアレイカメラで捉えにくくなる。といった問題があ
る。
例えば特開2000−65755号公報で開示された表
面検査装置がある。光ファイバ束と集光レンズとを備え
た照明装置として、例えば特開2000−149607
号公報で開示された照明装置がある。
照度かつ均一に照明することができ、廉価な疵検査用照
明装置を提供することである。
装置は、帯状または板状の被検査材の表面に線状の照明
エリアを形成する疵検査用照明装置において、光源と、
多数の光ファイバが整列し、光源からの入射光線を線状
に揃えて出射する光ファイバユニットと、光ファイバユ
ニットの出射側に配置されたフレネルレンズとを備えて
いる。
の照明光は光ファイバユニットで線状に整形される。線
状の照明光はフレネルレンズで集光され、被検査材面に
線状の照明エリアが形成される。フレネルレンズは円柱
レンズと同様、任意のサイズの製作が容易な上に、廉価
とすることができるので、大口径、長焦点のレンズを得
やすい。大口径、長焦点のフレネルレンズを用いること
により、フレネルレンズ−被検査材面間距離を大きくと
ることができる。また、フレネルレンズ通過により散乱
光に近い光となる。これらのことから、被検査材面を高
輝度かつ均一に照明することができる。反射光は指向性
がなくなるので、鏡面に近い部分からの強い反射光によ
る疵の見落しが防がれる。被検査材からの熱や被検査材
の衝撃等によってフレネルレンズが損傷することはな
い。被検査材が振動しても、被検査材面の撮像に与える
影響は小さい。また、被検査材の形状が変動しても前記
円柱レンズのような問題は生じない。
度小型ランプと凹面鏡とから構成することが好ましい。
光輝度小型ランプからの光は凹面鏡で集光されて光ファ
イバユニットに導かれるので、従来使用されていた蛍光
灯に比べ高い照度で被検査材面を照明することができ
る。
ルレンズの長辺は被検査材の幅にほぼ等しく、短辺は長
辺の1/100程度とし、長辺側のファセット数を短辺側の
ファセット数より少なくすることが好ましい。これによ
り、被検査材の側端部を光量ロスなく照明することがで
きる。
明装置を模式的に示している。照明装置は、主として光
源10、ライトガイド部20、および集光部30から構
成されている。
鏡14とを備えている。光輝度小型ランプ12として例
えばメタルハライドランプ、ハロゲンランプなどが用い
られる。凹面鏡14として楕円面鏡、または放物面鏡が
適している。
ァイバユニット21まで延びる光ファイバケーブル25
を備えている。光ファイバケーブル25は、多数の光フ
ァイバ23が束ねられ、プラスチックシースで被覆され
ている。光ファイバユニット21は、複数の光ファイバ
束からなっている。光ファイバユニット21内において
は、光ファイバは、光ファイバケーブル25の先端部か
ら分岐して光ファイバ23の光軸に対し垂直方向(横方
向)に整列し、複数段積み重ねられている。横方向に隣
り合う光ファイバ23どうしは、側端部が被検査材1の
幅に合わせて接着剤(例えば紫外線硬化樹脂)でつなぎ
合わされ、横方向に延びる帯状となっている。光ファイ
バユニット21は、光ファイバ保持フレーム27に保持
されている。
フレネルレンズ32を備えている。フレネルレンズ32
は、アクリル樹脂、ポリカーボネートなどの樹脂を成型
して製作される。フレネルレンズ32の長辺は被検査材
1の幅にほぼ等しく、短辺の長さ(被検査材の長手方向
に沿う長さ)は長辺の長さの1/100程度である。短
辺側のファセット数は長辺側のファセット数より多い。
短辺側のファセット34の数は、長辺側のファセット3
6の数の100倍程度である。したがって、短辺側のフ
ァセットピッチは長辺側のファセットピッチより小さ
い。フレネルレンズ32の焦点距離は、200mm程度で
ある。フレネルレンズ32と光ファイバユニット21と
の間隔は、140〜150mm程度である。フレネルレン
ズ32と被検査材1との距離は、1.5mm程度である。
輝度小型ランプ12からの照明光は凹面鏡14で光ファ
イバケーブル25の入射端に集光される。照明光は、光
ファイバケーブル25を介して光ファイバユニット21
に導かれる。光ファイバユニット21を通って出射した
照明光は、フレネルレンズ32で集光されて被検査材面
に線状の照明エリア3を形成する。被検査材1はこれの
長手方向Sに移動しており、疵Fはリニアアレイカメラ
40で撮像される。疵Fは、例えばモニタ(図示しない)
の画面で目視により、または映像信号を画像処理して検
出される。
レンズとしてフレネルレンズを用いるので、レンズ−被
検査材面間距離を大きくとることができ、フレネルレン
ズ通過により散乱光に近い光となり、反射光は指向性が
なくなる。これより、被検査材面を光輝度かつ均一に照
明することができる。フレネルレンズはアクリル樹脂な
どを成型して作製するので、大口径、長焦点のレンズを
低価格で容易に得ることができる。
を模式的に示す斜視図である。
ある。
ズの例を示す平面図および断面図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 帯状または板状の被検査材の表面に線状
の照明エリアを形成する疵検査用照明装置において、光
源と、多数の光ファイバが整列し、光源からの入射光線
を線状に揃えて出射する光ファイバユニットと、光ファ
イバユニットの出射側に配置されたフレネルレンズとを
備えたことを特徴とする疵検査用照明装置。 - 【請求項2】 前記光源が高輝度小型ランプと凹面鏡と
からなる請求項1記載の疵検査用照明装置。 - 【請求項3】 前記フレネルレンズは長方形をしてお
り、フレネルレンズの長辺は被検査材の幅にほぼ等し
く、短辺は長辺の1/100程度であり、長辺側のファセッ
ト数は短辺側のファセット数より少ない請求項1または
請求項2記載の疵検査用照明装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001009077A JP2002214146A (ja) | 2001-01-17 | 2001-01-17 | 疵検査用照明装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001009077A JP2002214146A (ja) | 2001-01-17 | 2001-01-17 | 疵検査用照明装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002214146A true JP2002214146A (ja) | 2002-07-31 |
Family
ID=18876618
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001009077A Pending JP2002214146A (ja) | 2001-01-17 | 2001-01-17 | 疵検査用照明装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002214146A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20040017912A (ko) * | 2002-08-22 | 2004-03-02 | 주식회사 두산 | 용기 외관 검사용 조명기구 |
JP2007147309A (ja) * | 2005-11-24 | 2007-06-14 | Sumitomo Metal Mining Co Ltd | 照明装置 |
JP2010117322A (ja) * | 2008-11-14 | 2010-05-27 | Nippon Steel Corp | 表面疵検査装置、表面疵検査方法及びプログラム |
-
2001
- 2001-01-17 JP JP2001009077A patent/JP2002214146A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20040017912A (ko) * | 2002-08-22 | 2004-03-02 | 주식회사 두산 | 용기 외관 검사용 조명기구 |
JP2007147309A (ja) * | 2005-11-24 | 2007-06-14 | Sumitomo Metal Mining Co Ltd | 照明装置 |
JP2010117322A (ja) * | 2008-11-14 | 2010-05-27 | Nippon Steel Corp | 表面疵検査装置、表面疵検査方法及びプログラム |
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