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JP2002297298A - キーボードを用いた文書入力システムと該システムを備えた電子機器 - Google Patents

キーボードを用いた文書入力システムと該システムを備えた電子機器

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Publication number
JP2002297298A
JP2002297298A JP2001104403A JP2001104403A JP2002297298A JP 2002297298 A JP2002297298 A JP 2002297298A JP 2001104403 A JP2001104403 A JP 2001104403A JP 2001104403 A JP2001104403 A JP 2001104403A JP 2002297298 A JP2002297298 A JP 2002297298A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
input
character
key
mode
input mode
Prior art date
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Pending
Application number
JP2001104403A
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English (en)
Inventor
Takuo Kitamura
拓郎 北村
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Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
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Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2001104403A priority Critical patent/JP2002297298A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 キー数を増加させることなく文字入力モード
の切り替えに必要な打鍵数を減らし、かつ平がな入力モ
ードにおける他の入力モードの挿入が容易に行われる文
書入力システムとそのシステムを備えた電子機器を提供
する。 【解決手段】 平がな入力モードを標準とし、文字入力
表示画面の仮入力領域に最初の平がな1文字が入力され
たとき、↑キー212を1回打鍵すると片かな入力に、
←キー214を1回打鍵すると数字入力に、←キー21
4を2回打鍵すると英字入力に、それぞれ文字入力モー
ドが切り替わり、入力した文字を確定すると同時に文字
入力モードは平がな入力モードに戻る。従来平がな入力
モードから他の文字入力モードに切り換えその後平がな
入力モードに戻すのには文字キー217の打鍵が4回必
要であったものが、1〜2回の打鍵で実行できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、文字入力あるいは
制御入力を行うためのキーボードを備えた電子機器に関
し、特にキーボードを備えた電子機器の文書入力システ
ムに関する。
【0002】
【従来の技術】キーボードを備えた電子機器では、文字
入力あるいは制御入力を行うためのキーボードを用い
て、平がな、片かな、数字、記号、英字アルファベット
の多くの種類の文字や制御情報を電子機器に入力でき、
さらに漢字を扱うための周知のかな漢字変換技術によ
り、漢字を含めた日本語の文章を取り扱うことができ
る。このとき、同一のキーボードから、多くの種類の文
字を入力する必要があるので、文字入力モードを入力す
る文字の種類に対応した文字入力モードにを切り替え
て、文字入力が行われる。例えば、携帯電話機では、図
5のような少ないキーで、文字入力モードを切り替え
て、日本語の入力をしている。図5に従ってさらに詳細
に説明すると、図5は、携帯電話機のキーボードの一例
であり、キーボード500は、24個のキーからなって
おり、キーは制御キー部分510とデータキー部分53
0とから構成されている。iモードキー511は携帯電
話を電話モードからデータ処理モードに切り替えるキー
であり、データ処理モードでは、キーボード500から
文字入力をすることができる。矢印キー512、51
4、516、518はカーソルキーであり、上下左右の
カーソル移動をキーで入力できる。メニューキー513
を打鍵することにより、不図示のメニュー画面を表示さ
せることができ、画面に従ったキー操作をすることによ
り、文字入力に関する各種の状態、例えば、大文字・小
文字の指定、全角文字・半角文字の指定等をすることが
できる。確定キー515は動作の実行や確定を指示す
る。文字キー517は、文字入力モードを切り替えるキ
ーであり、このキーを打鍵するごとに、文字入力モード
が平がな入力モード、片かな入力モード、英字入力モー
ド、数字入力モードの順序で切り替わる。間隔キー51
9は文字入力モードにおいて、間隔コードを入力する。
電話キー520と保留キー522とは電話機能の通話と
通話の一時保留の制御とに使用され、文字入力機能のた
めには使用されない。クリアキー521は所定の条件
で、入力された内容を消去する。
【0003】データキー部分530の数字キー531か
ら539および541は数字入力モードで数字1から0
の10個の数字を入力するキーである。これらのキー
は、また、平がな入力モードあるいは片かな入力モード
あるいは英字入力モードにおいてそれぞれの文字を入力
できる。
【0004】平がな入力モードあるいは片かな入力モー
ドにおいては、かなの50音図の各行のかな文字を各キ
ーの打鍵回数で区別して入力する。例えば、キー532
を打鍵するごとに[か]→[き]→[く]と変化し、5回連続
して打鍵することにより[こ]が入力される。引き続い
て他のキーが打鍵されることにより同一キーの連続打鍵
は終了したとみなされる。英字入力モードでは、同様に
数字キーに表示された英字の入力が、数字キーの打鍵回
数で区別されて、26文字のアルファベットとして入力
される。例えば、キー539を打鍵するごとに[w]→
[x]→[y]→[z]と変化し、引き続いて他のキーが打鍵
されることにより同一キーの連続打鍵は終了したとみな
される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】携帯機器の場合には携
帯性を向上させるため、図5のような、少ないキー数で
文字入力をする必要があり、文字入力モードを切り替え
るための操作が煩雑となり、文字入力効率が低下する。
例えば、平がなを主体とする文章を入力していたとき、
数字や英字が所々に1字まじるとすると、そのたびに、
文字キー517をモード変更とモード戻りのために合計
4回打鍵する必要がある。これは、数字や英字を1字入
力するために、4回余分なキー打鍵を必要とすることを
意味する。
【0006】本発明は、このような余分の操作をできる
だけ節減しようとするものである。また、携帯機器で
は、文字入力のためのキー数をできるだけ節減すること
をも同時に実現することが課題である。
【0007】本発明の目的は、キー数を増加させること
なく文字入力モードの切り替えに必要な打鍵数を減ら
し、かつ平がな入力モードにおける他の文字入力モード
の挿入が容易に行われる文書入力システムとそのシステ
ムを備えた電子機器を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の文書入力システ
ムは、文字入力キーボードを備えた電子機器におけるキ
ーボードを用いた文書入力システムであって、設定され
た平がな入力モードと平がな入力以外の複数の文字入力
モードとに対応して、キーボードの同一のキーの打鍵に
よってそれぞれの文字入力モードに対応した文字を入力
が可能な入力制御手段を備え、その入力制御手段は入力
文字の確定入力の前に仮入力モードを有し、平がな入力
の仮入力モードにおいて、所定の切り替えキーが打鍵さ
れることによって所定の他の文字入力の仮入力モードに
切り替わり、切り替わり後の仮入力モードで仮入力され
た文字列は確定キーが打鍵されることによって確定入力
に変わり、同時に、再び平がな入力の仮入力モードに戻
る。
【0009】平がな入力以外の複数の文字入力モード
が、片かな入力モード、数字入力モード、および英字入
力モードであってもよく、所定の切り替えキーがカーソ
ルキーと共用されるキーであってもよく、平がな入力モ
ードで最初に仮入力された1文字が、所定の切り替えキ
ーの打鍵によって、仮入力された文字の入力キーに割り
当てられた切り替え後の文字入力モードに対応する文字
に変換されて変換後の先頭の仮入力文字となってもよ
い。
【0010】他の態様では、平がな入力モードと平がな
入力以外の複数の文字入力モードとに対応して、キーボ
ードの同一のキーの入力によってそれぞれの文字入力モ
ードに対応した文字を入力が可能な入力制御手段を備
え、その入力制御手段は入力文字の確定入力の前に仮入
力モードを有し、平がな入力の仮入力モードにおいて、
第1のグループの所定の切り替えキーが打鍵されること
によって所定の他の文字入力の仮入力モードに切り替わ
り、切り替わり後の仮入力モードで仮入力された文字列
は確定キーが打鍵されることによって確定入力に変わ
り、同時に、再び平がな入力の仮入力モードに戻り、第
2のグループの所定の切り替えキーが打鍵されることに
よって所定の他の文字入力の仮入力モードに切り替わ
り、切り替わり後の仮入力モードで仮入力された文字列
は確定キーが打鍵されることによって確定入力に変わ
り、確定後も所定の他の文字入力の仮入力モードを継続
する。
【0011】第1のグループの切り替えキーはカーソル
キーと共用されたキーであり、第2のグループの切り替
えキーは独立して文字入力モードを切り替える独立キー
であってもよく、平がな入力以外の複数の文字入力モー
ドが、片かな入力モード、数字入力モード、および英字
入力モードであってもよく、平がな入力モードで最初に
仮入力された1文字が、第1のグループおよび第2のグ
ループの何れの所定の切り替えキーの打鍵によっても、
仮入力された文字の入力キーに割り当てられた切り替え
後の文字入力モードに対応する文字に変換されて変換後
の先頭の仮入力文字となってもよい。
【0012】本発明の文書入力システムを備えた電子機
器は、文字入力キーボードと、ディスプレイと、キー入
力制御部を含む制御部とを備えた電子機器であって、上
述のキーボードを用いた文書入力システムを備えてい
る。この場合、電子機器が携帯電話機であってもよい。
【0013】本発明の文書入力システムでは、文字入力
モードの切り替えに複数のキーを割り当てて切り替えを
行うことができるので、切り替えに必要とする打鍵数が
少なく効率よく文字入力ができる。
【0014】また、文字入力モードの切り替えのための
キーをカーソルキーと共用して行うことができるので、
切り替えのための専用のキーが必要でなく、キー数の節
減を図ることができる。
【0015】また、通常の日本語の文章である平がな漢
字交じりを主体とした文章に、少数の片かな、数字、あ
るいは英字が混じる場合に、文字入力モードの切り替え
に必要とするキーの打鍵数が少ないので、効率よく文字
入力を行うことができる。
【0016】さらに、従来の方法である一つの専用の文
字入力モードの切り替えキーを用いる方法と本発明によ
る改善された方法とを一つのキーボードの上で、簡単に
プログラムを切り替えることにより共存させることがで
き、従来の方法と本発明による方法とを使用者は必要に
応じて選択することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。先ず本発明の実施の形態の
キーボードを備えた電子機器の構成と機能について説明
する。図1は本発明の実施の形態のキーボードを備えた
電子機器の構成を示すブロック構成図である。
【0018】電子機器1は、制御装置10と、制御キー
とデータキーとを有し処理の対象となる情報を出力する
キーボード20と、制御装置10で処理された出力情報
を表示するディスプレイ30とから構成され、制御装置
10は入力部11と、制御部12と、記憶部13と、出
力部16とを有し、入力部11はキーボード20からの
入力情報を入力し、制御部12のキー入力制御部13
は、キー入力情報を処理し、必要に応じ記憶部14の仮
名漢字変換辞書15に基づいて入力情報を漢字変換し、
出力部16はキー入力制御部13で処理された出力情報
を外部に出力する。キー入力制御部13で処理された情
報は必要に応じて制御部12内で加工され、また記憶部
14に記憶される。
【0019】図2は本発明の実施の形態の文書入力シス
テムを備えた電子機器の文字入力キーボードのキー配置
図である。文字入力キーボードのキーの打鍵により入力
された文字が確定され、電子機器1の制御部12により
所定の目的に従って利用される。
【0020】図2を参照すると本発明の実施の形態のキ
ーボード200は携帯電話のキー入力のためのキーボー
ドであり、制御キー部分210とデータキー部分230
とからなる24個のキー211〜222および231〜
242を有している。図2のキーボード200はかな文
字入力主体の第1の入力モードとローマ字入力主体の第
2の入力モードとのいずれかによって入力される。キー
ボード200の第1の入力モードと第2の入力モードと
の設定は次のようにして行う。電源が入力された初期状
態でメニューキー213を打鍵すると、不図示のメニュ
ー画面に入力モード設定画面が表示され、画面の指示に
従いキー231を打鍵すると第1の入力モードに設定さ
れ、キー232を打鍵すると第2の入力モードに設定さ
れる。
【0021】まず、第1の入力モードの場合のキーボー
ド200からの文字入力動作について説明する。iモー
ドキー211は携帯電話を電話モードからデータ処理モ
ードに切り替えるキーであり、データ処理モードでは、
キーボード200から文字入力をすることができる。矢
印キー212、214、216、218はカーソルキー
であり、上下左右のカーソル移動をキーで入力できる。
メニューキー213を打鍵することにより、不図示のメ
ニュー画面を表示させることができ、画面に従ったキー
操作を行うことにより、文字入力に関する各種の状態、
例えば、大文字・小文字の指定、全角文字・半角文字の
指定等をすることができる。確定キー215は動作の実
行や確定を指示する。文字キー217は、文字入力モー
ドを切り替えるキーであり、このキーを打鍵するごと
に、文字入力モードが平がな入力モード、片かな入力モ
ード、英字入力モード、数字入力モードの順序で切り替
わり、数字入力モードでの打鍵で平がな入力モードに戻
る。間隔キー219は間隔コードを入力する。電話キー
220と保留キー222とは電話機能の通話と通話の一
時保留の制御とに使用され、文字入力機能のためには使
用されない。クリアキー221は所定の条件で、入力さ
れた内容を消去する。
【0022】データキー部分230の数字キー231か
ら239および241は数字入力モードでは数字1から
0の10個の数字を入力するキーである。これらのキー
は、また、平がな入力モードあるいは片かな入力モード
あるいは英字入力モードにおいてそれぞれの文字を入力
できる。
【0023】平がな入力モードあるいは片かな入力モー
ドにおいては、かなの50音図の各行のかな文字を各キ
ーの打鍵回数で区別して入力する。例えば、キー232
を打鍵するごとに[か]→[き]→[く]と変化し、キー23
2を5回連続して打鍵することにより、[こ]が入力さ
れる。引き続いての他のキーの打鍵により同一キーの連
続打鍵は終了したとみなされる。
【0024】英字の入力は、英字入力モードで、同様に
数字キーに表示された英字の入力が、数字キーの打鍵回
数で区別されて、26文字のアルファベットとして入力
される。例えば、キー232を打鍵するごとに[a]→
[b]と変化し、3回連続して打鍵することにより[c]
が入力され、引き続いて他のキーが打鍵されることによ
り同一キーの連続打鍵は終了したとみなされる。
【0025】図3は文字入力表示画面300の模式図で
ある。文字入力表示画面300は確定入力領域301、
仮入力領域302、変換情報領域303、および文字入
力モード表示領域304の画面領域からなる。
【0026】文字入力モード表示領域304には、その
時点で可能な文字入力のモードが表示される。可能な文
字入力のモードとしては、まず、平がな入力モード、片
かな入力モード、英字入力モード、数字入力モードの文
字入力モードがある。これらのモードは、文字キー21
7を打鍵するごとにこの順序で変化していく、数字入力
モードのときに文字キー217が打鍵されると平がな入
力モードに戻る。次に、可能な文字入力のモードとし
て、大文字であるか小文字であるかがある。英字にはす
べて大文字と小文字があるが、平がな、片かなには小文
字のある文字は[ぁ]や[っ]や[ゃ]などの一部の文
字に限られる。数字には大文字と小文字の区別はない。
大文字か小文字の入力モードは、メニューキー213を
打鍵することにより表示されたメニュー選択画面上で、
上下の矢印キー212と218を使用して選択すること
により設定することができる。次の可能な文字入力モー
ドは、全角文字として入力するか、半角文字として入力
するかのモードである。平がなはつねに全角で入力され
れるが、片かな、英字、数字には、全角あるいは半角の
入力モードのどちらかで入力される。この状態の選択
は、メニューキー213の打鍵で、メニュー画面を表示
し、大文字・小文字の場合と同様に設定することができ
る。さらに、文字が入力されるモードとして、上書きモ
ードか挿入モードかの区別がある。この状態も、メニュ
ーキー213からの一連の操作で設定される。これらの
文字入力モードがどの状態であるかが文字入力モード表
示領域304に表示される。
【0027】確定入力領域301には、すでに入力され
た文字列すなわち文章が表示されている。仮入力領域3
02に入力された文字が確定され、仮入力領域202に
次の仮入力がなされていない状態で、カーソルキー21
2、214、216、218を打鍵することにより、確
定入力領域301内のカーソルを上下左右に移動させる
ことができる。間隔キー219を打鍵することにより、
確定入力領域301のカーソルが指定している位置か
ら、間隔を挿入することができる。間隔を入力するとき
の関係する入力モードとしては、全角か半角を区別する
状態と、上書きか挿入を区別する状態があり、それらの
モードは文字入力モード表示領域304に表示されてい
る。
【0028】次に、文字を入力する場合について、説明
する。平がな入力モードにおいて、キー231から23
9およびキー241を打鍵すると、それぞれのキーに表
示されている、かな50音表の一段目の平がなが仮入力
領域302に入力されて表示される。それぞれのキーの
連続打鍵回数で、かな50音表の打鍵回数に対応した各
段の文字が仮入力される。
【0029】同じ行の文字を仮入力領域302内で確定
するために、→キー106で仮入力領域に入力された文
字のカーソルを送ってカーソル前の文字を確定すること
が行われる。例えば、文字列[きかい]を入力する場合
には、キー232を2回連続打鍵し、→キー216を打
鍵し、キー232を打鍵し、キー231を2回打鍵する
と、仮入力領域302に文字列[きかい]が入力されて
表示されている。これを確認して、確定キー215を打
鍵すると確定入力領域301のカーソル位置を先頭にし
て、文字列[きかい]が入力される。
【0030】仮入力段階で#キー242を1回打鍵する
ことにより、仮入力領域に入力された直前の文字の濁音
が入力される。半濁音は#キー242を2回連続打鍵す
ることにより入力することができる。
【0031】キー241は[わ]行の文字を入力するキ
ーであるが、キー241を3回連続打鍵することによ
り、[ん]を入力することができる。
【0032】仮入力領域302に仮入力された平がなの
文字列に対して、矢印キー212、214、216、2
18を使用して、かな漢字変換をおこなうことができ
る。仮入力領域302に仮入力文字列が入力されている
場合に、↓キー218を打鍵すると仮入力された文字列
の仮名漢字変換が行われ、第1の変換候補文字列が変換
情報領域303に表示される。これを確認して、所望の
文字列でない場合には、↓キー218を再度打鍵すると
第2の変換候補を表示させることができる。以下、所望
の変換候補が表示されたときに、確定キー215を打鍵
すると変換情報領域303に表示された漢字を含む文字
列が確定入力領域301に確定入力される。それと同時
に、仮入力領域302および変換情報領域303の表示
は消滅する。
【0033】仮入力領域302に表示された文字列の一
部分を仮名漢字変換の対象とするときは、↓キー218
を打鍵して仮名漢字変換状態に入ったあとで、→キー2
16と←キー214とを使用して、文字列の範囲を限定
して、仮名漢字変換の対象文字列を限定することができ
る。
【0034】仮入力領域302に.最初の平がな文字が
1字だけ仮入力されている場合に↑キー212を打鍵す
ると仮入力された平がな文字が片かな文字に変換され
て、仮入力領域302に表示され、このあとは、一時的
に片かな入力モードとなる。かなキーの打鍵により、片
かな文字列を仮入力領域302に入力し、確定入力キー
215を打鍵することにより、片かな文字列を確定入力
領域301に確定入力することができる。同時に、文字
入力モードは平がな入力モードに戻る。
【0035】また、仮入力領域302に、平がな入力の
最初の文字が一字入力された時点で、←キー214を打
鍵すると、仮入力されていた文字は数字に変換されて、
仮入力領域302に表示され、このあとは、一時的に数
字入力モードとなる。数字入力キーの打鍵により、連続
的に数字が仮入力され、確定キー215の打鍵により、
確定入力領域301にこれらの数字が確定入力される。
同時に、文字入力モードは平がな入力モードに戻る。
【0036】また、仮入力領域302に、平がな入力の
最初の文字が一字入力されていた時点で、←キー214
を2回連続して打鍵すると、仮入力されていた文字は、
対応する英字に変換されて、仮入力領域302に表示さ
れ、このあとは、一時的に英字入力モードとなる。英字
キーの打鍵により、連続的に英字が仮入力され、確定キ
ーにより、確定入力領域にこれらの英字が確定入力され
る。同時に文字入力モードは平がな入力モードに戻る。
例えば、キー232を打鍵して、平がなの[か]が一字
仮入力領域302に表示されている時点で、←キー21
4を2回連続して打鍵すると、平がなの[か]のキー2
32に割り当てられている英字の最初の[A]が仮入力
領域302に表示され、文字入力モードは英字入力モー
ドとなる。続いて、キー232を打鍵すると[A]は
[B]に変化し、次にキー233を打鍵すると[D]が
入力され、仮入力領域に、文字列[BD]が表示され
る。このとき確定キー215を打鍵すると、文字列[B
D]は確定入力領域301に入力され、文字入力モード
は平がな入力モードに戻る。
【0037】このようにして、平がな入力モードから、
片かな入力モード、あるいは数字入力モードには、矢印
キーの1回の打鍵で、英字入力モードには矢印キーの2
回の連続打鍵で、切り替えることができ、入力後に確定
入力とすると、同時に文字入力モードはもとの平がな入
力モードに戻る。従って、平がな漢字混じりの文章に、
片かなあるいは数字あるいは英字の文字列が混じるため
に必要となる、文字入力モード切り替えのための切り替
えキー打鍵数は1回または2回で済む。
【0038】以上の通り、平がな入力モードを中心とし
て、片かな、数字、英字の入力モードには矢印キーの打
鍵で切り替えられ、確定キーでもとの平がな入力モード
に戻る場合の文字入力動作について説明したが、第1の
入力モードにおいては、従来例と同様に文字キー217
の所定回数の打鍵によっても文字入力モードを切り替え
ることもできるが、この場合には次に文字キー217が
打鍵されるまでその文字入力モードが継続し、最初の文
字入力モードに戻すためには合計4回の打鍵が必要とな
る。
【0039】次に、本発明の実施の形態の文書入力シス
テムの第2の入力モードのキーボードの入力動作につい
て説明する。iモードキー211は携帯電話を電話モー
ドからデータ処理モードに切り替えるキーであり、デー
タ処理モードでは、キーボードから文字入力をすること
ができる。矢印キー212、214、216、218は
カーソルキーであり、上下左右のカーソル移動をキーで
入力できる。メニューキー213を打鍵することによ
り、不図示のメニュー画面を表示させることができ、画
面に従ったキー操作により、文字入力に関する各種の状
態、例えば、大文字・小文字の指定、全角文字・半角文
字の指定等をすることができる。確定キー215は動作
の実行や確定を指示する。uキー217は、ローマ字の
[u]を入力するキーである。eキー219は、ローマ
字の[e]を入力するキーである。第2の入力モードで
はuキー217の「文字」およびeキー219の「間
隔」は文字入力モードの切り替えや「間隔」の入力とし
ては機能しない。電話キー220と保留キー222は、
データ処理モードでは文字入力機能をもち、それぞれ、
ローマ字の[i]と[o]とを入力するキーとして使用
される。数字キー231から239および241は数字
1から0の10個の数字を数字入力モードで入力するキ
ーである。これらのキーは、また、平がな入力モードあ
るいは片かな入力モードあるいは英字入力モードにおい
てそれぞれの文字を入力できる。
【0040】平がな入力モードあるいは片かな入力モー
ドにおいて、かなはローマ字で入力される。キー23
1、キー220、キー217、キー219、キー222
はそれぞれローマ字の母音[a][i][u][e]
[o]の入力キーとして使用される。キー232、キー
233、キー234、キー235、キー236、キー2
37、キー238、キー239、キー241はローマ字
の子音[k][s][t][n][h][m][y]
[r][w]を入力するキーとして使用される。キー2
32、キー233、キー234、キー235、キー23
6、キー237、キー238、キー239、キー241
のそれぞれを2回連続打鍵することにより、ローマ字の
子音[g][z][d][p][b][f][j]
[l][v]が入力される。
【0041】例えば、キー232を打鍵し、キー231
を打鍵すれば、かな[か]が入力される。このとき、キ
ー232が打鍵された時点で、仮入力領域302には
[k]が表示され、キー231が打鍵された時点で、
[k]は[か]に変化して表示される。同じく、キー2
32を2回連続打鍵し、キー231を打鍵すれば、かな
[が]が入力される。このとき、キー232を打鍵した
時点で、仮入力領域302には[k]が表示され、続い
てキー232が打鍵された時点で、[k]は[g]に変
化して表示され、キー231が打鍵された時点で、
[g]は[が]に変化して表示される。第1の入力モー
ドでは例えば[こ]を入力する場合にキー232を5回打
鍵する必要があったが、第2の入力モードではキー23
2とキー222との2回の打鍵で入力することができ
る。
【0042】ローマ字の[fa][ja][va]はか
なの[ふぁ][じゃ][う゛ぁ]に変換される。ローマ
字の[l]は、かなの小文字を意味し、例えば[la]
は[ぁ]に変換される。キー241を打鍵するとローマ
字[w]が仮入力領域302に入力されるが、これを確
定キー215の打鍵で確定入力すると確定入力領域30
1には、間隔に変換されて入力される。キー241を打
鍵し、ローマ字[w]が仮入力された時点で、→キー2
16を打鍵すると、[ww]が入力され、これを確定入
力することにより、連続した間隔を入力することができ
る。第2の入力モードではキー219は「間隔」として
は機能しないが、間隔はこのようにして入力可能であ
る。
【0043】第2の入力モードにおいては、常に、平が
な入力モードから始まる。平がな入力モードにおいて、
数字キーであるキー231から239および241を打
鍵すると、それぞれに対応する仮入力がなされ、[あ]
[k][s][t][n][h][m][y][r]
[w]が表示される。このとき←キー214を打鍵する
と、これらの表示はそれぞれ、[1][2][3]
[4][5][6][7][8][9][0]に変換さ
れる。同時に、文字入力モードは数字入力モードに切り
替わり、仮入力領域302に数字キーでの数字入力が行
われる。確定キー215でこれらを確定入力領域301
に確定入力することができる。同時に、文字入力モード
は平がな入力モードに戻る。
【0044】平がな入力モードにおいて、英字キーであ
るキー232からキー239のどれかを打鍵すると
[k][s][t][n][h][m][y][r]の
どれかが表示されている。このとき↑キー212を打鍵
すると、これらの表示は、打鍵されたキーの英大文字表
示に相当する表示に変換され、それぞれ[A][D]
[G][J][M][P][T][W]に変換されて、
文字入力モードは英字入力モードに切り替わる。英字入
力モードでは、第1の入力モードと同じ規則で、仮入力
領域202に英字の入力ができる。確定キーでこれらを
確定入力でき、同時に文字入力モードは平がな入力モー
ドに戻る。
【0045】平がな入力モードにおいて、仮入力領域2
02に平がなを1字入力した状態において、↑キー30
2を打鍵すると、これらの文字は片かなに変換されて仮
入力領域202に表示され、文字入力モードは片かな入
力モードに切り替わる。入力された片かなの文字列は、
確定キーで確定入力され、同時に文字入力モードは平が
な入力モードに戻る。
【0046】平がな入力モードでは、ローマ字により、
平がなが入力され、必要に応じて、第1の入力モードと
同じように、仮名漢字変換をすることができる。
【0047】第2の入力モードでは、平がな入力モード
から、数字入力モード、英字入力モード、片かな入力モ
ードのいずれの状態にもすべて矢印キーの1回の打鍵で
切り替えられ、確定キーの打鍵で平がな入力モードに戻
ることができる。このことにより、仮名漢字交じりの文
章に、少数の数字、英字、片かなが混じる文章の文字入
力において、第2の入力モードは第1の入力モードより
もさらに、文字入力効率が向上する。ただし、キー21
7はローマ字の[u]キーとして使用されるので、第1
の入力モードのように文字入力モードの文字キーでの切
り替えには使えないが、上述のように矢印キーにより文
字入力の変換ができる。また、キー219はローマ字の
[e]キーとして使用されるので、間隔キーとしては使
えないが、間隔の入力は、平がな入力モードでのキー2
41の打鍵による[w]の入力を変換することにより入
力できる。
【0048】第1の入力モードと第2の入力モードのど
ちらかの機能の設定は、メニューキー213の打鍵によ
る一連の操作により行うことができ、必要に応じて、使
用者はどちらかの入力モードを簡単に選択することがで
きる。第1の入力モードでは、従来の携帯電話機で標準
的に使われている文字入力方法を含み、さらに、文字入
力モードの切り替えをカーソルキーで行うことができ
る。第2の入力モードでは、ローマ字によるかな入力を
中心として、文字入力モードの切り替えはカーソルキー
のみで行う。
【0049】第1の入力モード専用で使用する場合に
は、キー117、119、120、122の[u]、
[e]、[i]、[o]の表示は設けなくてもよい。第1の入
力モードと第2の入力モードの兼用機で第2の入力モー
ドで使用する場合のローマ字の子音の入力は、キーの平
がな表示を基準として入力するが、第2の入力モード専
用で使用する場合には図4に示すキー表示としてもよ
い。また、兼用機の場合キー面にスペースがあれば平が
なと英小文字とを併記してもよい。これまでの図に示す
キー面の表示は一例でありこれに制限されるものではな
く、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において目的により
任意に変更することができる。
【0050】ここでは携帯電話機を例として説明したが
用途は携帯電話機に限られるものではなく広くキーボー
ドを備えた電子機器に適用することが可能であり、キー
ボードの小型化とキー入力の省力化が得られる。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように本発明のキーボード
を備えた電子機器では、次のような効果がある。すなわ
ち、第1の効果は、切り替えに必要とする打鍵数が少な
く文字入力の効率がよいことである。これは文字入力モ
ードの切り替えに複数のキーを割り当てて行うことがで
きるので、少ない打鍵数で任意の切り替えができるから
である。
【0052】第2の効果は、キー数の節減を図ることが
できることである。これは文字入力モードの切り替えの
ためのキーをカーソルキーと共用して行うことができ、
切り替えのための専用のキーが必要でなく、キー数の節
減を図ることができるからであある。
【0053】第3の効果は、通常の日本語の文章である
平がな漢字交じりを主体とした文章に、少数の片かな、
数字、あるいは英字が混じる場合に、文字入力モードの
切り替えに必要とするキーの打鍵数が少なく文字入力の
効率がよいことである。これは平がなの1字仮入力状態
で所定のキーを打鍵すると所望の文字入力状態に切り替
わり、確定入力すると平がな入力に戻るからである。
【0054】第4の効果は、従来の方法に習熟した使用
者も違和感なく使用できることである。これは従来の方
法である一つの専用の文字入力モードの切り替えキーを
用いる方法と本発明による改善された方法とを一つのキ
ーボードの上で、簡単にプログラムを切り替えることに
より共存させることができ、従来の方法と本発明による
方法とを使用者は必要に応じて選択することができるか
らである。
【0055】第5の効果は、平かな入力とローマ字入力
とを使用できることである。これは平かな入力を主とす
る第1の入力モードとローマ字入力を主とする第2の入
力モードとが簡単にプログラムを切り替えることにより
切り替えが可能であるからである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態のキーボードを備えた電子
機器の構成を示すブロック構成図である。
【図2】本発明の実施の形態の文書入力システムを備え
た電子機器の文字入力キーボードのキー配置図である。
【図3】文字入力表示画面の模式図である。
【図4】本発明の実施の形態の文書入力システムを備え
た電子機器の文字入力キーボードの他のキー配置図であ
る。
【図5】従来例の文書入力システムを備えた電子機器の
文字入力キーボードのキー配置図である。
【符号の説明】
1 電子機器 10 制御装置 11 入力部 12 制御部 13 キー入力制御部 14 記憶部 15 仮名漢字変換辞書 16 出力部 20 キーボード 30 ディスプレイ 200、400、500 キーボード 210、410、510 制御キー部分 211〜219、411〜419、511〜519
制御キー 230、430、530 データキー部分 231〜242、431〜442、531〜542
データキー 300 文字入力表示画面 301 確定入力領域 302 仮入力領域 303 変換情報領域 304 文字入力モード表示領域

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文字入力キーボードを備えた電子機器に
    おけるキーボードを用いた文書入力システムであって、 設定された平がな入力モードと平がな入力以外の複数の
    文字入力モードとに対応して、前記キーボードの同一の
    キーの打鍵によってそれぞれの文字入力モードに対応し
    た文字を入力が可能な入力制御手段を備え、 該入力制御手段は入力文字の確定入力の前に仮入力モー
    ドを有し、平がな入力の仮入力モードにおいて、所定の
    切り替えキーが打鍵されることによって所定の他の文字
    入力の仮入力モードに切り替わり、切り替わり後の仮入
    力モードで仮入力された文字列は確定キーが打鍵される
    ことによって確定入力に変わり、同時に、再び平がな入
    力の仮入力モードに戻ることを特徴とするキーボードを
    用いた文書入力システム。
  2. 【請求項2】 前記平がな入力以外の複数の文字入力モ
    ードが、片かな入力モード、数字入力モード、および英
    字入力モードである、請求項1に記載のキーボードを用
    いた文書入力システム。
  3. 【請求項3】 前記所定の切り替えキーがカーソルキー
    と共用されるキーである、請求項1に記載のキーボード
    を用いた文書入力システム。
  4. 【請求項4】 平がな入力モードで最初に仮入力された
    1文字が、前記所定の切り替えキーの打鍵によって、仮
    入力された文字の入力キーに割り当てられた切り替え後
    の文字入力モードに対応する文字に変換されて変換後の
    先頭の仮入力文字となる、請求項1に記載のキーボード
    を用いた文書入力システム。
  5. 【請求項5】 文字入力キーボードを備えた電子機器に
    おけるキーボードを用いた文書入力システムであって、 平がな入力モードと平がな入力以外の複数の文字入力モ
    ードとに対応して、前記キーボードの同一のキーの入力
    によってそれぞれの文字入力モードに対応した文字を入
    力が可能な入力制御手段を備え、 該入力制御手段は入力文字の確定入力の前に仮入力モー
    ドを有し、平がな入力の仮入力モードにおいて、 第1のグループの所定の切り替えキーが打鍵されること
    によって所定の他の文字入力の仮入力モードに切り替わ
    り、切り替わり後の仮入力モードで仮入力された文字列
    は確定キーが打鍵されることによって確定入力に変わ
    り、同時に、再び平がな入力の仮入力モードに戻り、 第2のグループの所定の切り替えキーが打鍵されること
    によって所定の他の文字入力の仮入力モードに切り替わ
    り、切り替わり後の仮入力モードで仮入力された文字列
    は確定キーが打鍵されることによって確定入力に変わ
    り、確定後も所定の他の文字入力の仮入力モードを継続
    することを特徴とするキーボードを用いた文書入力シス
    テム。
  6. 【請求項6】 前記第1のグループの切り替えキーはカ
    ーソルキーと共用されたキーであり、前記第2のグルー
    プの切り替えキーは独立して文字入力モードを切り替え
    る独立キーである、請求項5に記載のキーボードを用い
    た文書入力システム。
  7. 【請求項7】 前記平がな入力以外の複数の文字入力モ
    ードが、片かな入力モード、数字入力モード、および英
    字入力モードである、請求項5に記載のキーボードを用
    いた文書入力システム。
  8. 【請求項8】 平がな入力モードで最初に仮入力された
    1文字が、前記第1のグループおよび前記第2のグルー
    プの何れの所定の切り替えキーの打鍵によっても、仮入
    力された文字の入力キーに割り当てられた切り替え後の
    文字入力モードに対応する文字に変換されて変換後の先
    頭の仮入力文字となる、請求項5に記載のキーボードを
    用いた文書入力システム。
  9. 【請求項9】 文字入力キーボードと、ディスプレイ
    と、キー入力制御部を含む制御部とを備えた電子機器で
    あって、請求項1から請求項8の何れか1項に記載のキ
    ーボードを用いた文書入力システムを備えることを特徴
    とする電子機器。
  10. 【請求項10】 前記電子機器が携帯電話機である請求
    項9に記載の電子機器。
JP2001104403A 2001-04-03 2001-04-03 キーボードを用いた文書入力システムと該システムを備えた電子機器 Pending JP2002297298A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010146430A1 (en) * 2009-06-15 2010-12-23 Nokia Corporation Improved input for keyboards in devices

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