JP2002296080A - 照明装置 - Google Patents
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Abstract
た照明装置を提供する。 【解決手段】 第1の光源である発光ダイオード5によ
って照明される第1の照明部である指針2と、第2の光
源である発光ダイオード6によって照明される第2の照
明部である指標部13と、指針2の背後に位置し発光ダ
イオード5からの光を指針2に導く第1の導光体16
と、指標部13の背後に位置し発光ダイオード6からの
光を指標部13に導く第2の導光体19とを備え、第1
の導光体16と第2の導光体19とを連結部33で連結
し一体に形成したものである。
Description
明する照明装置に関する。
のがある。図6に示す照明装置は、回転軸1を中心に回
転する指針2と、この指針2の背後(図中下側)に位置
する表示部材である文字板3と、この文字板3の背後
(図中下側)に位置するガラスエポキシ樹脂からなる硬
質の回路基板4と、この回路基板4上に設けられ、それ
ぞれ指針2と文字板3を照明する光源である発光ダイオ
ード5,6と、発光ダイオード5,6のそれぞれの照明
領域を区画する円筒形の仕切壁7と、回路基板4の背後
に固定され回転軸1を回動する計器本体8と、発光ダイ
オード5から発する光を指針2に導く第1の導光体9
と、発光ダイオード6から発する光を文字板3に導く第
2の導光体10と、を備えている。
る指針基部2bを透明な合成樹脂で一体に形成されてお
り、指針基部2bは遮光性の合成樹脂からなる指針キャ
ップ11で覆われている。指示部2aは発光ダイオード
5の光を第1の導光体9を介して受けて発光するもので
ある。
の基材12の表面(図中上側の面)に、目盛りや文字な
どの指標部13を除いて遮光性の黒色の塗料からなり文
字板3の地を形成する遮光層14を設け、その裏面(図
中下側の面)に、目盛りや文字などの指標部13を除い
て遮光性の白色の塗料からなる遮光反射層15を設けた
ものである。よって指標部13のみが発光ダイオード6
の光を第2の導光体10を介して受けて透過照明される
構造である。
ダイオードであり、発光ダイオード5は回転軸1の近傍
に回転軸1を中心とした円上に複数設けられている。ま
た、発光ダイオード6は指標部13の近傍に対応する部
分に回転軸1を中心とした円上に複数設けられている。
仕切壁7は合成樹脂からなり、発光ダイオード5,6の
それぞれの光が混じり合わないように、照明領域を区画
するものである。
光ダイオード5,6をそれぞれ別々に形成した第1,第
2の導光体9,10を用いて照明する構造である。
では、異なる照明対象である指針2と指標部13とを照
明するために、それぞれ別々の第1,第2の導光体9,
10を必要としたため、部品点数が多く、また、それぞ
れの導光体9,10を照明装置(本従来例では、計器装
置)に取付固定する必要があり、取付作業も繁雑になら
ざるを得ず、総じてコストの上昇を招くものであった。
そこで、本発明は、コストを削減することが可能な導光
体を用いた照明装置を提供することを目的としている。
よって照明される第1の照明部と、第2の光源によって
照明される第2の照明部と、前記第1の照明部の背後に
位置し前記第1の光源からの光を前記第1の照明部に導
く第1の導光体と、前記第2の照明部の背後に位置し前
記第2の光源からの光を前記第2の照明部に導く第2の
導光体とを備え、前記第1の導光体と前記第2の導光体
を一体に形成したものである。
回転する指針と、前記第2の照明部である前記指針の背
後に位置する表示部材に設けられた透過照明部と、前記
指針の背後に位置し前記第1の光源からの光を前記指針
に導く第1の導光体と、前記表示部材の背後に位置する
とともに前記第2の光源からの光を前記表示部材背後に
導く第2の導光体とを備え、前記第1の導光体と前記第
2の導光体を一体に形成したものである。
体とを仕切部材にて区切るとともに、前記表示部材の透
過照明部を設けていない部分に対応する位置に、前記第
1の導光体と前記第2の導光体とを接続する連結部を設
けたものである。
光源である発光ダイオード5によって照明される第1の
照明部である指針2と、第2の光源である発光ダイオー
ド6によって照明される第2の照明部である指標部13
と、指針2の背後に位置し発光ダイオード5からの光を
指針2に導く第1の導光体16と、指標部13の背後に
位置し発光ダイオード6からの光を指標部13に導く第
2の導光体19とを備え、第1の導光体16と第2の導
光体19とを連結部33で連結し一体に形成したもので
ある。このように、異なる照明対象である指針2と指標
部13とを照明する導光体16,19を一体に形成した
ことにより、部品点数を削減することができるととも
に、取付作業性も向上することが可能な照明装置を提供
することができる。
9とを仕切部材である仕切壁7にて区切るとともに、透
過照明部である指標部13を設けていない部分に対応す
る位置に連結部33を設けたものである。このように構
成したことにより、指針2と指標部13の照明色が異な
る場合に、互いの照明色に影響を与えずに照明すること
が可能な照明装置を提供することができる。
置を車両用の指針を用いた計器に採用した場合を例に挙
げて説明する。なお、前記従来例と同一及び相当箇所に
は同一符号を付してその詳細な説明は省略する。
軸1を中心に回転する第1の照明部である指針2と、こ
の指針2の背後(図中下側)に位置し透過照明される表
示部材である文字板3と、この文字板3の背後(図中下
側)に位置するガラスエポキシ樹脂からなる硬質の回路
基板4と、この回路基板4上に設けられ、それぞれ指針
2と文字板3を照明する光源である発光ダイオード5,
6と、発光ダイオード5,6のそれぞれの照明領域を区
画する円筒形の仕切壁7と、回路基板4の背後に固定さ
れる回転軸1を回動する計器本体8と、発光ダイオード
5の光を指針2に導く第1の導光体16と、発光ダイオ
ード6の光を文字板3の指標部13に導く第2の導光体
19と、第1,第2の導光体16,19を支持するケー
ス20とを備えている。
中上側)に、文字や目盛などの第2の照明部である指標
部13を除いて遮光性のインクにより、暗色(本実施例
の場合、黒色)の遮光層14が形成されており、また、
文字板3背後(図1中下側)には、文字や目盛などの指
標部13を除いて白色のインクにより、遮光反射層15
が形成されている。なお、遮光反射層15は本実施例に
おいては白色であるが、白色限定されるものではなく、
光を反射するのに都合のよいものであれば、どのような
ものでもよく、例えば、銀色などのメタリック調でもよ
い。
側)に固定され、指針2を指針軸1を介して駆動するも
のであり、本実施例では、従来よく知られている、交差
コイル式計器本体である。なお、交差コイル式計器本体
の代わりにステッピングモータを用いてもよい。
の間に位置し、ポリカーボネートやアクリルなどの透光
性の合成樹脂からなり、本実施例では特に色の付いてい
ない無色である。第1の導光体16はほぼ円筒形状であ
る。なお、第1の導光体16の中央の貫通した孔には回
転軸1が位置する。
の光を受ける受光部17と、この受光部17で受光した
光を指針2へと射出する射出部18とを備えている。受
光部17は発光ダイオード5からの光を効率よく受光で
きるように、その断面形状が半円の凸形状であり、その
凸形状の両脇に近接して突起17aが設けられている。
この突起17aを発光ダイオード5を覆うように設けた
ことにより、発光ダイオード5からの光を可能な限りも
れなく第1の導光体16内に取り込むことができる。受
光部17は発光ダイオード5に対応した部分にのみ発光
ダイオード5向に突出形成されている。
との間に位置し、第1の導光体16と同様なポリカーボ
ネートやアクリルなどの透光性の合成樹脂からなり、無
色である。第2の導光体19はドーナツ形状であり、指
標部13は文字板3上に全周に設けられているわけでは
ないので、指標部13を透過照明するために設ける第2
の導光体19も切れ目のないドーナツ形状ではなく、一
部がCの字状で、このCの字状の口のあいた部分を平板
状の接続部32で接続した形状である。なお、第2の導
光体19の中央に仕切部材である仕切壁7や回転軸1が
位置する。
を指標部13に導くものであり、受光部21で受光し導
光体19内を通過する光を反射面22で指標部13に対
応する文字板3裏面側に光を反射し、指標部13を透過
照明するものである。反射面22には指標部13に良好
に反射拡散させるために、図示しない白色印刷層が設け
られている。導光体19を用いることにより、指標部1
3まで光量を損失することなく、導き透過照明すること
ができる。
の光を受ける受光部21と、受光部21で受光した光を
後述するケース20の反射部に反射する反射面25を備
えている。受光部21は発光ダイオード6からの光を効
率よく受光できるように、その断面形状が半円の凸形状
であり、その凸形状の両脇に近接して突起21aが設け
られている。この突起21aを発光ダイオード6を覆う
ように設けたことにより、発光ダイオード6からの光を
可能な限りもれなく第2の導光体19内に取り込むこと
ができる。受光部21は発光ダイオード6に対応した部
分にのみ発光ダイオード6方向に突出形成されている。
反射面25は受光部21で受光した光をロスすることな
く反射するために、複数平面で形成されており、本実施
例では、3つの反射面25a,25b,25cを備えて
いる。なお、反射面25の反射面の個数は任意であり、
適宜設定可能である。また、場合によっては、断面形状
が曲面であってもよい。27は前記反射部に第2の導光
体19内の光を照射する照射部であり、本実施例ではそ
の断面形状が垂直面である。また、第2の導光体19は
係止爪23を備えており、ケース20にはこの係止爪2
3に対応する孔24を備えており、係止爪23を孔24
を貫通し、ケース20裏面に係止することにより、第2
の導光体19はケース20に固定される。
は、互いに連結部33で接続されて一体に形成されてい
る。この連結部33は、第1の導光体16の外周面と、
第2の導光体18の接続部32に接続している。
側)に位置し、白色の合成樹脂で仕切壁7と一体に形成
されている。ケース20は、第1の導光体16を収納す
る仕切壁7と、第2の導光体19を収納する収納凹部2
8を備えており、この収納凹部28も第2の導光体19
と同様に、Cの字状である。収納凹部28によって文字
板3とケース20との間に空間部29が形成される。ま
た収納凹部28の周辺は、図中上方向に湾曲しており、
その内面に第2の導光体19からの光を指標部13側に
反射拡散する反射部30を備えている。反射部30をそ
の断面形状を曲面とすることにより、反射した光が指標
部13方向にロスなく反射拡散させることができる。な
お、31は収納凹部28を区画するためと収納凹部28
と仕切壁7とをつなぐ壁である。なお、壁31には、接
続部32が位置する凹部31aが形成されており、ま
た、仕切壁7には、連結部33が位置する凹部7aが形
成されている。
る。発光ダイオード5から発する光は、第1の導光体1
6の受光部17から第1の導光体16内に入り、射出部
18によって指針2に光を射出される。光を受けた指針
2は、指針2内に入射した光によって、指示部2aが照
明されるものである。また、発光ダイオード6から発す
る光は、導光体19の受光部21から図5中上方向に向
かい導光体19内に入り、反射面25で図2中右方向へ
反射され、照射部27によって空間部29に光を射出さ
れる。射出された光は、反射部30によって反射拡散さ
れて、指標部13を透過照明するものである。
ド6の光をロスすることなく、空間部29に導き、ま
た、第2の導光体19から射出された光を反射部30で
反射拡散させることによって、良好な照明を行うことで
きる。空間部29に照射された光は反射部30を含んだ
ケース20と遮光反射層15とで反射拡散を繰り返すこ
とによっても、指標部13を良好に照明することができ
る。
応する部分まで形成せず、反射部30の手前の領域まで
の形状とすることにより、導光体19をコンパクトにす
ることができ、軽量化を図ることができる。また、ケー
ス20の反射部30で反射させることにより、導光体1
9に従来のような印刷層を形成する必要もなくなるの
で、コスト削減を図りつつ良好な照明を行うことができ
る。
光体19とを一体に形成したことにより、部品点数を削
減することができる。また、部品点数が削減されたこと
により、取付作業の工数も削減することができ、取付作
業性が向上する。また、指針照明用の第1の導光体16
は、単体では小さい部品であったが、第2の導光体19
と一体に形成したことにより、取り扱いのよい大きさと
なり、この点においても、取付作業性を向上させてい
る。
6を回転軸1の近傍に近接して設けたことにより、回路
基板4の前記導電パターンの設計を容易に行うことがで
きる。
定されるものではなく、例えば、導光体19の反射面2
5のように、複数の平面を角度を変えて連続的に形成し
たものでもよい。
9とを仕切壁7にて区切るとともに、文字板3の指標部
13を設けていない部分に対応する位置に、第1の導光
体16と第2の導光体19とを接続する連結部33を設
けたことにより、たとえば、指針2と指標部13とを異
なる照明色で照明する場合であっても、照明色が混じり
合う部分が、文字板3の地色部分14で覆われているた
めに、照明色が混じり合って見られることがなく、良好
に、異なる照明色であっても、照明することができる。
部は、指針2と文字板3の指標部13に限定されるもの
ではなく、たとえば、文字板の指標部と、文字板の周囲
近傍に配置された警報表示部、たとえば、シートベルト
警報やターンシグナル表示などの組み合わせであっても
よい。本変形例であっても、本発明は前記実施例と同様
の作用効果を得ることができる。
することができ、コストを削減することが可能な導光体
を用いた照明装置を提供することができる。
ある。
7)
明する照明装置に関する。
のがある。図6に示す照明装置は、回転軸1を中心に回
転する指針2と、この指針2の背後(図中下側)に位置
する表示部材である文字板3と、この文字板3の背後
(図中下側)に位置するガラスエポキシ樹脂からなる硬
質の回路基板4と、この回路基板4上に設けられ、それ
ぞれ指針2と文字板3を照明する光源である発光ダイオ
ード5,6と、発光ダイオード5,6のそれぞれの照明
領域を区画する円筒形の仕切壁7と、回路基板4の背後
に固定され回転軸1を回動する計器本体8と、発光ダイ
オード5から発する光を指針2に導く第1の導光体9
と、発光ダイオード6から発する光を文字板3に導く第
2の導光体10と、を備えている。
る指針基部2bを透明な合成樹脂で一体に形成されてお
り、指針基部2bは遮光性の合成樹脂からなる指針キャ
ップ11で覆われている。指示部2aは発光ダイオード
5の光を第1の導光体9を介して受けて発光するもので
ある。
の基材12の表面(図中上側の面)に、目盛りや文字な
どの指標部13を除いて遮光性の黒色の塗料からなり文
字板3の地を形成する遮光層14を設け、その裏面(図
中下側の面)に、目盛りや文字などの指標部13を除い
て遮光性の白色の塗料からなる遮光反射層15を設けた
ものである。よって指標部13のみが発光ダイオード6
の光を第2の導光体10を介して受けて透過照明される
構造である。
ダイオードであり、発光ダイオード5は回転軸1の近傍
に回転軸1を中心とした円上に複数設けられている。ま
た、発光ダイオード6は指標部13の近傍に対応する部
分に回転軸1を中心とした円上に複数設けられている。
仕切壁7は合成樹脂からなり、発光ダイオード5,6の
それぞれの光が混じり合わないように、照明領域を区画
するものである。
発光ダイオード5,6からの光をそれぞれ別々に形成し
た第1,第2の導光体9,10を介して照明する構造で
ある。
では、異なる照明対象である指針2と指標部13とを照
明するために、それぞれ別々の第1,第2の導光体9,
10を必要としたため、部品点数が多く、また、それぞ
れの導光体9,10を照明装置(本従来例では、計器装
置)に取付固定する必要があり、取付作業も繁雑になら
ざるを得ず、総じてコストの上昇を招くものであった。
そこで、本発明は、コストを削減することが可能な導光
体を用いた照明装置を提供することを目的としている。
よって照明される指針と、前記第1の光源とは異なる照
明色の第2の光源によって照明されるとともに前記指針
の背後に位置する表示部材に設けられた透過照明部と、
前記指針の背後に位置し前記第1の光源からの光を前記
指針に導く第1の導光体と、前記表示部材の背後に位置
するとともに前記第2の光源からの光を前記表示部材背
後に導く第2の導光体と、前記第1の導光体と前記第2
の導光体とを区切る仕切部材とを備え、前記表示部材の
前記透過照明部を設けていない部分に対応する位置に、
前記第1の導光体と前記第2の導光体とを接続する連結
部を設けたものである。
部を設け、この凹部に前記連結部を位置させたものであ
る。
ダイオード5によって照明される指針2と、前記第1の
光源とは異なる照明色の第2の光源である発光ダイオー
ド6によって照明されるとともに指針2の背後に位置す
る表示部材である文字板3に設けられた透過照明部であ
る指標部13と、指針2の背後に位置し発光ダイオード
5からの光を指針2に導く第1の導光体16と、文字板
3の背後に位置するとともに発光ダイオード6からの光
を文字板3背後に導く第2の導光体19と、第1の導光
体16と第2の導光体19とを区切る仕切部材である仕
切壁7とを備え、文字板3の指標部13を設けていない
部分に対応する位置に、第1の導光体16と第2の導光
体19とを接続する連結部33を設けたものである。こ
のように構成したことにより、部品点数を削減すること
ができるとともに取付作業性も向上することが可能な照
明装置を提供することができる。また、指針2と指標部
13の互いの照明色に影響を与えずに照明することが可
能な照明装置を提供することができる。
設け、この凹部7aに連結部33を位置させたものであ
る。このように構成したことにより、指針2と指標部1
3の互いの照明色に影響を与えずに照明することが可能
な照明装置を提供することができる。
置を車両用の指針を用いた計器に採用した場合を例に挙
げて説明する。なお、前記従来例と同一及び相当箇所に
は同一符号を付してその詳細な説明は省略する。
軸1を中心に回転する第1の照明部である指針2と、こ
の指針2の背後(図中下側)に位置し透過照明される表
示部材である文字板3と、この文字板3の背後(図中下
側)に位置するガラスエポキシ樹脂からなる硬質の回路
基板4と、この回路基板4上に設けられ、それぞれ指針
2と文字板3を照明する光源である発光ダイオード5,
6と、発光ダイオード5,6のそれぞれの照明領域を区
画する円筒形の仕切壁7と、回路基板4の背後に固定さ
れる回転軸1を回動する計器本体8と、発光ダイオード
5の光を指針2に導く第1の導光体16と、発光ダイオ
ード6の光を文字板3の指標部13に導く第2の導光体
19と、第1,第2の導光体16,19を支持するケー
ス20とを備えている。
中上側)に、文字や目盛などの第2の照明部である指標
部13を除いて遮光性のインクにより、暗色(本実施例
の場合、黒色)の遮光層14が形成されており、また、
文字板3背後(図2中下側)には、文字や目盛などの指
標部13を除いて白色のインクにより、遮光反射層15
が形成されている。なお、遮光反射層15は本実施例に
おいては白色であるが、白色限定されるものではなく、
光を反射するのに都合のよいものであれば、どのような
ものでもよく、例えば、銀色などのメタリック調でもよ
い。
側)に固定され、指針2を指針軸1を介して駆動するも
のであり、本実施例では、従来よく知られている、交差
コイル式計器本体である。なお、交差コイル式計器本体
の代わりにステッピングモータを用いてもよい。
の間に位置し、ポリカーボネートやアクリルなどの透光
性の合成樹脂からなり、本実施例では特に色の付いてい
ない無色である。第1の導光体16はほぼ円筒形状であ
る。なお、第1の導光体16の中央の貫通した孔には回
転軸1が位置する。
の光を受ける受光部17と、この受光部17で受光した
光を指針2へと射出する射出部18とを備えている。受
光部17は発光ダイオード5からの光を効率よく受光で
きるように、その断面形状が半円の凸形状であり、その
凸形状の両脇に近接して突起17aが設けられている。
この突起17aを発光ダイオード5を覆うように設けた
ことにより、発光ダイオード5からの光を可能な限りも
れなく第1の導光体16内に取り込むことができる。受
光部17は発光ダイオード5に対応した部分にのみ発光
ダイオード5向に突出形成されている。
との間に位置し、第1の導光体16と同様なポリカーボ
ネートやアクリルなどの透光性の合成樹脂からなり、無
色である。第2の導光体19はドーナツ形状であり、指
標部13は文字板3上に全周に設けられているわけでは
ないので、指標部13を透過照明するために設ける第2
の導光体19も切れ目のないドーナツ形状ではなく、一
部がCの字状で、このCの字状の口のあいた部分を平板
状の接続部32で接続した形状である。なお、第2の導
光体19の中央に仕切部材である仕切壁7や回転軸1が
位置する。
を指標部13に導くものであり、受光部21で受光し導
光体19内を通過する光を反射面25で指標部13に対
応する文字板3裏面側に光を反射し、指標部13を透過
照明するものである。反射面25には指標部13に良好
に反射拡散させるために、図示しない白色印刷層が設け
られている。導光体19を用いることにより、指標部1
3まで光量を損失することなく、導き透過照明すること
ができる。
の光を受ける受光部21と、受光部21で受光した光を
後述するケース20の反射部に反射する反射面25を備
えている。受光部21は発光ダイオード6からの光を効
率よく受光できるように、その断面形状が半円の凸形状
であり、その凸形状の両脇に近接して突起21aが設け
られている。この突起21aを発光ダイオード6を覆う
ように設けたことにより、発光ダイオード6からの光を
可能な限りもれなく第2の導光体19内に取り込むこと
ができる。受光部21は発光ダイオード6に対応した部
分にのみ発光ダイオード6方向に突出形成されている。
反射面25は受光部21で受光した光をロスすることな
く反射するために、複数平面で形成されており、本実施
例では、3つの反射面25a,25b,25cを備えて
いる。なお、反射面25の反射面の個数は任意であり、
適宜設定可能である。また、場合によっては、断面形状
が曲面であってもよい。27は前記反射部に第2の導光
体19内の光を照射する照射部であり、本実施例ではそ
の断面形状が垂直面である。また、第2の導光体19は
係止爪23を備えており、ケース20にはこの係止爪2
3に対応する孔24を備えており、係止爪23を孔24
を貫通し、ケース20裏面に係止することにより、第2
の導光体19はケース20に固定される。
は、互いに連結部33で接続されて一体に形成されてい
る。この連結部33は、第1の導光体16の外周面と、
第2の導光体18の接続部32に接続している。
側)に位置し、白色の合成樹脂で仕切壁7と一体に形成
されている。ケース20は、第1の導光体16を収納す
る仕切壁7と、第2の導光体19を収納する収納凹部2
8を備えており、この収納凹部28も第2の導光体19
と同様に、Cの字状である。収納凹部28によって文字
板3とケース20との間に空間部29が形成される。ま
た収納凹部28の周辺は、図2中上方向に湾曲してお
り、その内面に第2の導光体19からの光を指標部13
側に反射拡散する反射部30を備えている。反射部30
をその断面形状を曲面とすることにより、反射した光が
指標部13方向にロスなく反射拡散させることができ
る。なお、31は収納凹部28を区画するためと収納凹
部28と仕切壁7とをつなぐ壁である。なお、壁31に
は、接続部32が位置する凹部31aが形成されてお
り、また、仕切壁7には、連結部33が位置する凹部7
aが形成されている。
る。発光ダイオード5から発する光は、第1の導光体1
6の受光部17から第1の導光体16内に入り、射出部
18によって指針2に光を射出される。光を受けた指針
2は、指針2内に入射した光によって、指示部2aが照
明されるものである。また、発光ダイオード6から発す
る光は、第2の導光体19の受光部21から図2,5中
上方向に向かい導光体19内に入り、反射面25で図
2,5中右方向へ反射され、照射部27によって空間部
29に光を射出される。射出された光は、反射部30に
よって反射拡散されて、指標部13を透過照明するもの
である。
ド6の光をロスすることなく、空間部29に導き、ま
た、第2の導光体19から射出された光を反射部30で
反射拡散させることによって、良好な照明を行うことで
きる。空間部29に照射された光は反射部30を含んだ
ケース20と遮光反射層15とで反射拡散を繰り返すこ
とによっても、指標部13を良好に照明することができ
る。
応する部分まで形成せず、反射部30の手前の領域まで
の形状とすることにより、導光体19をコンパクトにす
ることができ、軽量化を図ることができる。また、ケー
ス20の反射部30で反射させることにより、導光体1
9に従来のような印刷層を形成する必要もなくなるの
で、コスト削減を図りつつ良好な照明を行うことができ
る。
光体19とを一体に形成したことにより、部品点数を削
減することができる。また、部品点数が削減されたこと
により、取付作業の工数も削減することができ、取付作
業性が向上する。また、指針照明用の第1の導光体16
は、単体では小さい部品であったが、第2の導光体19
と一体に形成したことにより、取り扱いのよい大きさと
なり、この点においても、取付作業性を向上させてい
る。
6を回転軸1の近傍に近接して設けたことにより、回路
基板4の前記導電パターンの設計を容易に行うことがで
きる。
定されるものではなく、例えば、導光体19の反射面2
5のように、複数の平面を角度を変えて連続的に形成し
たものでもよい。
9とを仕切壁7にて区切るとともに、文字板3の指標部
13を設けていない部分に対応する位置に、第1の導光
体16と第2の導光体19とを接続する連結部33を設
けたことにより、たとえば、指針2と指標部13とを異
なる照明色で照明する場合であっても、照明色が混じり
合う部分が、文字板3の地色部分14で覆われているた
めに、照明色が混じり合って見られることがなく、良好
に、異なる照明色であっても、照明することができる。
部は、指針2と文字板3の指標部13に限定されるもの
ではなく、たとえば、文字板の指標部と、文字板の周囲
近傍に配置された警報表示部、たとえば、シートベルト
警報やターンシグナル表示などの組み合わせであっても
よい。本変形例であっても、本発明は前記実施例と同様
の作用効果を得ることができる。
することができ、コストを削減することが可能な導光体
を用いた照明装置を提供することができる。
ある。
Claims (3)
- 【請求項1】 第1の光源によって照明される第1の照
明部と、第2の光源によって照明される第2の照明部
と、前記第1の照明部の背後に位置し前記第1の光源か
らの光を前記第1の照明部に導く第1の導光体と、前記
第2の照明部の背後に位置し前記第2の光源からの光を
前記第2の照明部に導く第2の導光体とを備え、前記第
1の導光体と前記第2の導光体を一体に形成したことを
特徴とする照明装置。 - 【請求項2】 第1の照明部である回転軸を中心に回転
する指針と、前記第2の照明部である前記指針の背後に
位置する表示部材に設けられた透過照明部と、前記指針
の背後に位置し前記第1の光源からの光を前記指針に導
く第1の導光体と、前記表示部材の背後に位置するとと
もに前記第2の光源からの光を前記表示部材背後に導く
第2の導光体とを備え、前記第1の導光体と前記第2の
導光体を一体に形成したことを特徴とする照明装置。 - 【請求項3】 前記第1の導光体と前記第2の導光体と
を仕切部材にて区切るとともに、前記表示部材の透過照
明部を設けていない部分に対応する位置に、前記第1の
導光体と前記第2の導光体とを接続する連結部を設けた
ことを特徴とする請求項2記載の照明装置。
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-
2001
- 2001-03-30 JP JP2001101382A patent/JP3326792B1/ja not_active Expired - Lifetime
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