JP2002291694A - 電子内視鏡装置 - Google Patents
電子内視鏡装置Info
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- JP2002291694A JP2002291694A JP2001100493A JP2001100493A JP2002291694A JP 2002291694 A JP2002291694 A JP 2002291694A JP 2001100493 A JP2001100493 A JP 2001100493A JP 2001100493 A JP2001100493 A JP 2001100493A JP 2002291694 A JP2002291694 A JP 2002291694A
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- Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)
- Endoscopes (AREA)
- Closed-Circuit Television Systems (AREA)
- Controls And Circuits For Display Device (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 子画面に動画の関心領域が効率よく表示さ
れ、動画の観察が容易となるようにする。 【解決手段】 モニタ３０上において、ＣＣＤ１２で撮
像された被観察体の静止画を親画面に表示し、動画を子
画面に表示する電子内視鏡装置で、マスク３２を含む全
体画像内において大きさ、位置及びアスペクト比を任意
に設定した子画面形成領域Ｓが予め設定される。そし
て、ＣＰＵ１５の制御に基づき、静止画をメインメモリ
２１を用いて形成すると共に、サブメモリ２２では、上
記子画面形成領域Ｓの動画を抽出し、この動画を電子ズ
ーム回路２３にて所定倍率に縮小する。この動画は、混
合回路２４により上記静止画の親画面内に子画面として
嵌め込まれることになり、これにより関心部位のみが効
率よく表示される。
れ、動画の観察が容易となるようにする。 【解決手段】 モニタ３０上において、ＣＣＤ１２で撮
像された被観察体の静止画を親画面に表示し、動画を子
画面に表示する電子内視鏡装置で、マスク３２を含む全
体画像内において大きさ、位置及びアスペクト比を任意
に設定した子画面形成領域Ｓが予め設定される。そし
て、ＣＰＵ１５の制御に基づき、静止画をメインメモリ
２１を用いて形成すると共に、サブメモリ２２では、上
記子画面形成領域Ｓの動画を抽出し、この動画を電子ズ
ーム回路２３にて所定倍率に縮小する。この動画は、混
合回路２４により上記静止画の親画面内に子画面として
嵌め込まれることになり、これにより関心部位のみが効
率よく表示される。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は電子内視鏡装置、特
に電子スコープで撮像された被観察体の動画及び静止画
をモニタ上の親画面及び子画面に表示する電子内視鏡装
置の表示制御に関する。
に電子スコープで撮像された被観察体の動画及び静止画
をモニタ上の親画面及び子画面に表示する電子内視鏡装
置の表示制御に関する。
【０００２】
【従来の技術】電子内視鏡装置では、先端部からの光照
射に基づき被観察体がＣＣＤ（ChargeCoupled Device）
等の撮像素子で撮像されることにより、モニタ上に表示
されており、このモニタ上の画像により被観察体の観察
や処置等が施される。また、このモニタ上には被観察体
の動画が表示されるが、静止画撮影釦により操作時の静
止画を形成することができ、この静止画はハードコピ
ー、デジタルファイリング装置等の記録装置に記録され
る。
射に基づき被観察体がＣＣＤ（ChargeCoupled Device）
等の撮像素子で撮像されることにより、モニタ上に表示
されており、このモニタ上の画像により被観察体の観察
や処置等が施される。また、このモニタ上には被観察体
の動画が表示されるが、静止画撮影釦により操作時の静
止画を形成することができ、この静止画はハードコピ
ー、デジタルファイリング装置等の記録装置に記録され
る。
【０００３】そして、近年では、同一のモニタ上に親画
面と子画面の領域を設定し、被観察体の動画と静止画を
同時に表示することが行われる。例えば、通常では、画
面全体を用いて動画を表示し、静止画撮影操作が行われ
たときは、画面全体（親画面）に静止画を表示すると共
に、四隅に設定された子画面に動画を縮小表示する。こ
れによれば、静止画を表示する間でも、動画によって被
観察体内でのスコープ先端部の現在の配置状態、被観察
体の状況等を確認することができる。
面と子画面の領域を設定し、被観察体の動画と静止画を
同時に表示することが行われる。例えば、通常では、画
面全体を用いて動画を表示し、静止画撮影操作が行われ
たときは、画面全体（親画面）に静止画を表示すると共
に、四隅に設定された子画面に動画を縮小表示する。こ
れによれば、静止画を表示する間でも、動画によって被
観察体内でのスコープ先端部の現在の配置状態、被観察
体の状況等を確認することができる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
電子内視鏡装置では、一般にマスクで設定された中心領
域に被観察体画像が表示されること等から、被観察体の
注目部位の画面全体に占める割合が比較的小さくなるた
め、子画面に表示した縮小動画の観察が行い難いという
問題があった。即ち、図４には、モニタ上での親子画面
の表示状態が示されており、例えばアスペクト比が
ｘ０：ｙ０＝４：３となる画面１の周囲には、電気マス
ク２が設けられ、この電気マスク２で設定された親画面
Ｐ０の中心開口部に被観察体画像が嵌め入れられる。な
お、このマスク２の領域には、撮影条件や患者に関する
情報が重ねて表示される。
電子内視鏡装置では、一般にマスクで設定された中心領
域に被観察体画像が表示されること等から、被観察体の
注目部位の画面全体に占める割合が比較的小さくなるた
め、子画面に表示した縮小動画の観察が行い難いという
問題があった。即ち、図４には、モニタ上での親子画面
の表示状態が示されており、例えばアスペクト比が
ｘ０：ｙ０＝４：３となる画面１の周囲には、電気マス
ク２が設けられ、この電気マスク２で設定された親画面
Ｐ０の中心開口部に被観察体画像が嵌め入れられる。な
お、このマスク２の領域には、撮影条件や患者に関する
情報が重ねて表示される。
【０００５】そして、静止画撮影操作が行われたとき、
上記親画面Ｐ０に静止画が表示されると共に、例えばモ
ニタ画面１の右下の子画面Ｃ０に動画がスーパーインポ
ーズ等によって挿入される。この子画面Ｃ０は、ｘ１：
ｙ１＝ｘ０：ｙ０＝４：３となり、上記親画面Ｐ０に表
示される画像を縦横同一比率で縮小した相似形の動画が
子画面Ｃ０内に表示される。
上記親画面Ｐ０に静止画が表示されると共に、例えばモ
ニタ画面１の右下の子画面Ｃ０に動画がスーパーインポ
ーズ等によって挿入される。この子画面Ｃ０は、ｘ１：
ｙ１＝ｘ０：ｙ０＝４：３となり、上記親画面Ｐ０に表
示される画像を縦横同一比率で縮小した相似形の動画が
子画面Ｃ０内に表示される。
【０００６】しかし、図４でも理解されるように、子画
面Ｃ０の領域は親画面Ｐ０での画像観察の障害を考える
と大きくすることはできず、またマスク２が存在するこ
とから、被観察体がそれ程大きくは表示されない。特
に、注目すべき関心部位、領域は被観察体内の一部であ
ることから更に小さくなり、現在の被観察体とスコープ
先端部との位置関係、被観察体の状況等の観察が行い難
くなる場合があった。
面Ｃ０の領域は親画面Ｐ０での画像観察の障害を考える
と大きくすることはできず、またマスク２が存在するこ
とから、被観察体がそれ程大きくは表示されない。特
に、注目すべき関心部位、領域は被観察体内の一部であ
ることから更に小さくなり、現在の被観察体とスコープ
先端部との位置関係、被観察体の状況等の観察が行い難
くなる場合があった。
【０００７】本発明は上記問題点に鑑みてなされたもの
であり、その目的は、子画面に動画の関心領域が効率よ
く表示され、動画の観察が容易となる電子内視鏡装置を
提供することにある。
であり、その目的は、子画面に動画の関心領域が効率よ
く表示され、動画の観察が容易となる電子内視鏡装置を
提供することにある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、同一モニタ画面上に親画面と子画面を設
定し、撮像素子により撮像され被観察体の静止画を上記
親画面に表示するとき、被観察体の動画を上記子画面に
表示する電子内視鏡装置において、上記親画面の画像領
域よりも小さな画像領域で任意に設定した子画面用の被
観察体動画を形成し、この動画を上記子画面に表示する
ための子画面画像形成回路を設けたことを特徴とする。
に、本発明は、同一モニタ画面上に親画面と子画面を設
定し、撮像素子により撮像され被観察体の静止画を上記
親画面に表示するとき、被観察体の動画を上記子画面に
表示する電子内視鏡装置において、上記親画面の画像領
域よりも小さな画像領域で任意に設定した子画面用の被
観察体動画を形成し、この動画を上記子画面に表示する
ための子画面画像形成回路を設けたことを特徴とする。
【０００９】上記の構成によれば、電気マスクを含む画
像全体の領域内において任意の大きさ、位置及びアスペ
クト比の領域が子画面表示の画像形成領域として予め設
定されており、子画面画像形成回路では、この設定領域
の動画を抽出しかつ所定倍率に縮小した画像が形成され
る。そして、この動画は、静止画の親画面と共に、スー
パーインポーズ等の画像混合処理によって子画面領域内
に表示される。
像全体の領域内において任意の大きさ、位置及びアスペ
クト比の領域が子画面表示の画像形成領域として予め設
定されており、子画面画像形成回路では、この設定領域
の動画を抽出しかつ所定倍率に縮小した画像が形成され
る。そして、この動画は、静止画の親画面と共に、スー
パーインポーズ等の画像混合処理によって子画面領域内
に表示される。
【００１０】
【発明の実施の形態】図１には、実施形態例に係る電子
内視鏡装置（電子スコープ及びプロセッサ装置）の構成
が示されており、図示されるように、撮像素子であるＣ
ＣＤ１２がスコープ先端部に設けられ、このＣＣＤ１２
は、先端部からの光照射に基づいて被観察体を撮像す
る。このＣＣＤ１２にはＣＣＤ駆動回路１３及びタイミ
ングジェネレータ（ＴＧ）１４が接続され、このＣＣＤ
駆動回路１３の駆動信号によりＣＣＤ１２から撮像信号
が読み出される。また、装置全体の制御を行うと共に、
後述する親子画面表示制御をするＣＰＵ１５が設けら
れ、このＣＰＵ１５には、静止画を画像表示しかつ記録
するためにスコープ操作部に配置されたフリーズスイッ
チ（静止画撮像釦）からの制御信号が供給される。
内視鏡装置（電子スコープ及びプロセッサ装置）の構成
が示されており、図示されるように、撮像素子であるＣ
ＣＤ１２がスコープ先端部に設けられ、このＣＣＤ１２
は、先端部からの光照射に基づいて被観察体を撮像す
る。このＣＣＤ１２にはＣＣＤ駆動回路１３及びタイミ
ングジェネレータ（ＴＧ）１４が接続され、このＣＣＤ
駆動回路１３の駆動信号によりＣＣＤ１２から撮像信号
が読み出される。また、装置全体の制御を行うと共に、
後述する親子画面表示制御をするＣＰＵ１５が設けら
れ、このＣＰＵ１５には、静止画を画像表示しかつ記録
するためにスコープ操作部に配置されたフリーズスイッ
チ（静止画撮像釦）からの制御信号が供給される。
【００１１】一方、上記ＣＣＤ１２の後段には、ＣＣＤ
出力信号を相関二重サンプリングしかつ増幅する相関二
重サンプリング（ＣＤＳ）／自動利得制御（ＡＧＣ）回
路１８、Ａ／Ｄ変換器１９、増幅、ホワイトバランス、
ガンマ補正等の各種のデジタル処理を施すデジタルシグ
ナルプロセッサ（ＤＳＰ）２０が設けられ、このＤＳＰ
２０では、例えばＹ（輝度）信号及びＣ（カラー）信号
からなるビデオ信号が形成される。そして、このＤＳＰ
２０の後段に、静止画を形成すると共に親子画面を発生
させるための回路が配置される。
出力信号を相関二重サンプリングしかつ増幅する相関二
重サンプリング（ＣＤＳ）／自動利得制御（ＡＧＣ）回
路１８、Ａ／Ｄ変換器１９、増幅、ホワイトバランス、
ガンマ補正等の各種のデジタル処理を施すデジタルシグ
ナルプロセッサ（ＤＳＰ）２０が設けられ、このＤＳＰ
２０では、例えばＹ（輝度）信号及びＣ（カラー）信号
からなるビデオ信号が形成される。そして、このＤＳＰ
２０の後段に、静止画を形成すると共に親子画面を発生
させるための回路が配置される。
【００１２】即ち、上記ＤＳＰ２０から出力されるビデ
オ信号（画像データ）を記憶し、上記フリーズスイッチ
が操作されたときに、親画面に表示する静止画を形成す
るためのメインメモリ２１、子画面に表示する動画を形
成するためにビデオ信号を記憶するサブメモリ２２、こ
のサブメモリ２２のデータを入力して子画面の大きさに
対応して画像を拡大、縮小する電子ズーム回路２３、上
記メインメモリ２１から出力されるビデオ信号と上記電
子ズーム回路２３から出力されるビデオ信号を混合（ス
ーパーインポーズ）する混合回路２４が設けられる。
オ信号（画像データ）を記憶し、上記フリーズスイッチ
が操作されたときに、親画面に表示する静止画を形成す
るためのメインメモリ２１、子画面に表示する動画を形
成するためにビデオ信号を記憶するサブメモリ２２、こ
のサブメモリ２２のデータを入力して子画面の大きさに
対応して画像を拡大、縮小する電子ズーム回路２３、上
記メインメモリ２１から出力されるビデオ信号と上記電
子ズーム回路２３から出力されるビデオ信号を混合（ス
ーパーインポーズ）する混合回路２４が設けられる。
【００１３】即ち、フリーズスイッチからの操作信号を
受けたＣＰＵ１５の制御に基づき、メインメモリ２１で
はデータ書込みを禁止することにより現在の記憶画像を
繰り返し読み出し、サブメモリ２２の方では記憶されて
いる画像データの内、設定されている子画面領域（図２
の設定領域Ｓ）の画像データを読み出して電子ズーム回
路２３へ供給する。そして、この電子ズーム回路２３で
は、子画面領域の画像データについて読み出し速度を速
くしたり、又は間引き処理等をしたりすることにより、
子画面の大きさに合わせた画像縮小が行われる。なお、
上述のように、混合回路２４により静止画の親画面に対
し動画の子画面を嵌め込むことになるが、この混合回路
２４では、図示していないがマスク発生回路で形成され
た親画面マスク３２、キャラクタジェネレータで形成さ
れたその他のキャラクタ文字等も混合される。
受けたＣＰＵ１５の制御に基づき、メインメモリ２１で
はデータ書込みを禁止することにより現在の記憶画像を
繰り返し読み出し、サブメモリ２２の方では記憶されて
いる画像データの内、設定されている子画面領域（図２
の設定領域Ｓ）の画像データを読み出して電子ズーム回
路２３へ供給する。そして、この電子ズーム回路２３で
は、子画面領域の画像データについて読み出し速度を速
くしたり、又は間引き処理等をしたりすることにより、
子画面の大きさに合わせた画像縮小が行われる。なお、
上述のように、混合回路２４により静止画の親画面に対
し動画の子画面を嵌め込むことになるが、この混合回路
２４では、図示していないがマスク発生回路で形成され
た親画面マスク３２、キャラクタジェネレータで形成さ
れたその他のキャラクタ文字等も混合される。
【００１４】上記混合回路２４には、Ｄ／Ａ変換器２６
が設けられ、このＤ／Ａ変換器２６にはアイソレーショ
ンデバイス２７を介してビデオ信号の出力処理をするエ
ンコーダ等の出力回路２８が配置され、この出力回路２
８の出力がモニタ３０へ供給される。
が設けられ、このＤ／Ａ変換器２６にはアイソレーショ
ンデバイス２７を介してビデオ信号の出力処理をするエ
ンコーダ等の出力回路２８が配置され、この出力回路２
８の出力がモニタ３０へ供給される。
【００１５】当該例は以上の構成からなり、次にその作
用を説明する。まず、この電子内視鏡装置では、子画面
形成領域が予め設定されている必要があり、この設定は
例えば本体（プロセッサ装置）の操作パネルやキーボー
ドによってモニタ画面を見ながら行うことができる。
用を説明する。まず、この電子内視鏡装置では、子画面
形成領域が予め設定されている必要があり、この設定は
例えば本体（プロセッサ装置）の操作パネルやキーボー
ドによってモニタ画面を見ながら行うことができる。
【００１６】図２には、動画表示時のモニタ３０の画面
が示されており、このモニタ３０は、アスペクト比がｘ
０：ｙ０＝４：３となっている。このモニタ画面におい
て、鎖線で示した子画面形成領域Ｓを表示させ、この領
域Ｓの位置、アスペクト比ｘ ２：ｙ２をキー操作等で指
定することにより、子画面形成領域Ｓの大きさ、位置
（子画面形成領域のアドレス）を任意に設定できること
になる。
が示されており、このモニタ３０は、アスペクト比がｘ
０：ｙ０＝４：３となっている。このモニタ画面におい
て、鎖線で示した子画面形成領域Ｓを表示させ、この領
域Ｓの位置、アスペクト比ｘ ２：ｙ２をキー操作等で指
定することにより、子画面形成領域Ｓの大きさ、位置
（子画面形成領域のアドレス）を任意に設定できること
になる。
【００１７】そして、通常では、図１のＣＣＤ１２から
出力された信号は、ＣＤＳ／ＡＧＣ１８やＤＳＰ２０を
介して画像形成のための所定の処理が施され、こののＤ
ＳＰ２０の出力は、メインメモリ２１（又はこのメモリ
２１を介さずに直接）、混合回路２４、Ｄ／Ａ変換器２
６、出力回路２８を介してモニタ３０へ供給されてお
り、このモニタ３０上には図２に示されるように、被観
察体の動画がマスク３２を有する親画面のみで表示され
る。このモニタ３０上の動画を見ながら、診断や処置等
が行われる。
出力された信号は、ＣＤＳ／ＡＧＣ１８やＤＳＰ２０を
介して画像形成のための所定の処理が施され、こののＤ
ＳＰ２０の出力は、メインメモリ２１（又はこのメモリ
２１を介さずに直接）、混合回路２４、Ｄ／Ａ変換器２
６、出力回路２８を介してモニタ３０へ供給されてお
り、このモニタ３０上には図２に示されるように、被観
察体の動画がマスク３２を有する親画面のみで表示され
る。このモニタ３０上の動画を見ながら、診断や処置等
が行われる。
【００１８】一方、フリーズスイッチが操作されると、
上記ＤＳＰ２０から出力されたそのときの画像データが
メインメモリ２１に書き込まれると共に、その後のデー
タ書込みが禁止される。また、上記ＤＳＰ２０から出力
された画像データ（動画）はサブメモリ２２にも格納さ
れるが、このサブメモリ２２からは読出しアドレスの指
定により上記子画面形成領域Ｓの画像データのみが出力
され、このデータが電子ズーム回路２３へ供給される。
この電子ズーム回路２３では、子画面形成領域Ｓの画像
データにおいて、例えば水平ラインデータを親画面の場
合の読出し速度よりも速く読み出し、またこの水平ライ
ンデータの間引き等の処理を行うことにより、縮小動画
が形成される。
上記ＤＳＰ２０から出力されたそのときの画像データが
メインメモリ２１に書き込まれると共に、その後のデー
タ書込みが禁止される。また、上記ＤＳＰ２０から出力
された画像データ（動画）はサブメモリ２２にも格納さ
れるが、このサブメモリ２２からは読出しアドレスの指
定により上記子画面形成領域Ｓの画像データのみが出力
され、このデータが電子ズーム回路２３へ供給される。
この電子ズーム回路２３では、子画面形成領域Ｓの画像
データにおいて、例えば水平ラインデータを親画面の場
合の読出し速度よりも速く読み出し、またこの水平ライ
ンデータの間引き等の処理を行うことにより、縮小動画
が形成される。
【００１９】そして、上記メインメモリ２１から出力さ
れた静止画と上記電子ズーム回路２３から出力された動
画が混合回路２４で混合されることにより、図３に示さ
れるように、モニタ３０には静止画の親画面Ｐ０の右下
に、動画の子画面Ｃ１が重なるように表示される。この
場合の子画面Ｃ１のアスペクト比は、ｘ３：ｙ３＝
ｘ ２：ｙ２となり、このような子画面Ｃ１による動画表
示によれば、不必要なマスク３２の領域をなくし、かつ
関心領域のみを表示させることができる。
れた静止画と上記電子ズーム回路２３から出力された動
画が混合回路２４で混合されることにより、図３に示さ
れるように、モニタ３０には静止画の親画面Ｐ０の右下
に、動画の子画面Ｃ１が重なるように表示される。この
場合の子画面Ｃ１のアスペクト比は、ｘ３：ｙ３＝
ｘ ２：ｙ２となり、このような子画面Ｃ１による動画表
示によれば、不必要なマスク３２の領域をなくし、かつ
関心領域のみを表示させることができる。
【００２０】なお、上記実施形態の例では、親画面内に
子画面を配置した場合を説明したが、同一モニタ３０に
領域を分けて親画面と子画面を別個に配置する装置もあ
り、このような装置でも同様に本発明を適用することが
できる。
子画面を配置した場合を説明したが、同一モニタ３０に
領域を分けて親画面と子画面を別個に配置する装置もあ
り、このような装置でも同様に本発明を適用することが
できる。
【００２１】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
親画面に静止画を表示し、動画を子画面に表示すると
き、親画面画像領域よりも小さな画像領域で任意に設定
した子画面用の被観察体動画を形成し、この動画を子画
面に表示するようにしたので、マスクが配置される画面
周辺の不要な領域をなくして、動画の関心部位、領域を
効率よく表示することができ、子画面での動画観察が容
易になり、静止画表示時のスコープ先端部の現在の配置
状態、或いは被観察体の状況等の確認が行い易くなると
いう効果がある。
親画面に静止画を表示し、動画を子画面に表示すると
き、親画面画像領域よりも小さな画像領域で任意に設定
した子画面用の被観察体動画を形成し、この動画を子画
面に表示するようにしたので、マスクが配置される画面
周辺の不要な領域をなくして、動画の関心部位、領域を
効率よく表示することができ、子画面での動画観察が容
易になり、静止画表示時のスコープ先端部の現在の配置
状態、或いは被観察体の状況等の確認が行い易くなると
いう効果がある。
【図１】本発明の実施形態例に係る電子内視鏡装置の構
成を示すブロック図である。
成を示すブロック図である。
【図２】実施形態例のモニタに表示された動画の親画面
と子画面形成領域Ｓを示す図である。
と子画面形成領域Ｓを示す図である。
【図３】実施形態例のモニタに表示された静止画の親画
面及び動画の子画面を示す図である。
面及び動画の子画面を示す図である。
【図４】従来のモニタに表示された静止画の親画面及び
動画の子画面を示す図である。
動画の子画面を示す図である。
【符号の説明】 １２…ＣＣＤ、 １５…ＣＰＵ、 １８…ＣＤＳ（Correlated Double Sampling）／ＡＧＣ
（Automatic Gain Control）回路、 ２０…ＤＳＰ（Digital Signal Processor）、 ２１…メインメモリ、 ２２…サブメモリ、 ２３…電子ズーム回路、 ３０…モニタ。
（Automatic Gain Control）回路、 ２０…ＤＳＰ（Digital Signal Processor）、 ２１…メインメモリ、 ２２…サブメモリ、 ２３…電子ズーム回路、 ３０…モニタ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ｈ０４Ｎ 7/18 Ｇ０９Ｇ 5/36 ５２０Ｍ Ｆターム(参考） 2H040 GA02 GA11 4C061 BB01 LL02 NN05 WW01 WW03 WW10 5C054 CC07 FD07 FE12 HA12 5C082 AA04 AA27 BA20 BB25 CA32 CA56 CA62 DA61 MM09 MM10
Claims (1)
- 【請求項１】 同一モニタ画面上に親画面と子画面を設
定し、撮像素子により撮像され被観察体の静止画を上記
親画面に表示するとき、被観察体の動画を上記子画面に
表示する電子内視鏡装置において、 上記親画面の画像領域よりも小さな画像領域で任意に設
定した子画面用の被観察体動画を形成し、この動画を上
記子画面に表示するための子画面画像形成回路を設けた
ことを特徴とする電子内視鏡装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001100493A JP2002291694A (ja) | 2001-03-30 | 2001-03-30 | 電子内視鏡装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001100493A JP2002291694A (ja) | 2001-03-30 | 2001-03-30 | 電子内視鏡装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002291694A true JP2002291694A (ja) | 2002-10-08 |
Family
ID=18953932
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001100493A Pending JP2002291694A (ja) | 2001-03-30 | 2001-03-30 | 電子内視鏡装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002291694A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005349002A (ja) * | 2004-06-11 | 2005-12-22 | Pentax Corp | 子画像領域位置変更システム |
| JP2006006834A (ja) * | 2004-06-29 | 2006-01-12 | Pentax Corp | 電子内視鏡システム |
| JP2006006833A (ja) * | 2004-06-29 | 2006-01-12 | Pentax Corp | 電子内視鏡システム |
| JP2006314680A (ja) * | 2005-05-16 | 2006-11-24 | Pentax Corp | 電子内視鏡システム |
| JP2009219573A (ja) * | 2008-03-14 | 2009-10-01 | Fujinon Corp | 内視鏡用画像処理装置及び内視鏡用画像処理方法 |
| JP2010220755A (ja) * | 2009-03-23 | 2010-10-07 | Fujifilm Corp | 内視鏡用プロセッサ装置、およびその駆動方法 |
| JP2020151008A (ja) * | 2019-03-18 | 2020-09-24 | 株式会社モリタ製作所 | 画像処理装置、表示システム、画像処理方法、および画像処理プログラム |
-
2001
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