JP2002287248A - カラー投影装置 - Google Patents
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- H04N9/31—Projection devices for colour picture display, e.g. using electronic spatial light modulators [ESLM]
- H04N9/3102—Projection devices for colour picture display, e.g. using electronic spatial light modulators [ESLM] using two-dimensional electronic spatial light modulators
- H04N9/3105—Projection devices for colour picture display, e.g. using electronic spatial light modulators [ESLM] using two-dimensional electronic spatial light modulators for displaying all colours simultaneously, e.g. by using two or more electronic spatial light modulators
- H04N9/3108—Projection devices for colour picture display, e.g. using electronic spatial light modulators [ESLM] using two-dimensional electronic spatial light modulators for displaying all colours simultaneously, e.g. by using two or more electronic spatial light modulators by using a single electronic spatial light modulator
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- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B26/00—Optical devices or arrangements for the control of light using movable or deformable optical elements
- G02B26/08—Optical devices or arrangements for the control of light using movable or deformable optical elements for controlling the direction of light
- G02B26/0816—Optical devices or arrangements for the control of light using movable or deformable optical elements for controlling the direction of light by means of one or more reflecting elements
- G02B26/0833—Optical devices or arrangements for the control of light using movable or deformable optical elements for controlling the direction of light by means of one or more reflecting elements the reflecting element being a micromechanical device, e.g. a MEMS mirror, DMD
- G02B26/0841—Optical devices or arrangements for the control of light using movable or deformable optical elements for controlling the direction of light by means of one or more reflecting elements the reflecting element being a micromechanical device, e.g. a MEMS mirror, DMD the reflecting element being moved or deformed by electrostatic means
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Abstract
(57)【要約】
【課題】光利用効率が高く、しかもDMDからのOFF
光の集中を緩和して局部的な温度上昇を防止する構成
の、カラー投影装置を提供する。 【解決手段】光源1からの光を照明光学系ILでダイク
ロイックプリズムDPに導き、ダイクロイックプリズム
DPで複数の色光に分離した後、その各色光をそれぞれ
対応するDMD11〜13で反射させることにより光変
調を行い、その光変調された各色光をダイクロイックプ
リズムDPで合成した後、投影光学系PLで投影する構
成であって、条件式90゜≦α<90゜+θを満足す
る。但し、αは照明光軸Iと投影光軸Pの中線Cと、照
明光軸Iと投影光軸Pを含む平面とダイクロイックプリ
ズムDPのダイクロイック面R或いはBとの交線の成す
角であり、照明光軸Iと投影光軸Pの成す角を2θとす
る。
光の集中を緩和して局部的な温度上昇を防止する構成
の、カラー投影装置を提供する。 【解決手段】光源1からの光を照明光学系ILでダイク
ロイックプリズムDPに導き、ダイクロイックプリズム
DPで複数の色光に分離した後、その各色光をそれぞれ
対応するDMD11〜13で反射させることにより光変
調を行い、その光変調された各色光をダイクロイックプ
リズムDPで合成した後、投影光学系PLで投影する構
成であって、条件式90゜≦α<90゜+θを満足す
る。但し、αは照明光軸Iと投影光軸Pの中線Cと、照
明光軸Iと投影光軸Pを含む平面とダイクロイックプリ
ズムDPのダイクロイック面R或いはBとの交線の成す
角であり、照明光軸Iと投影光軸Pの成す角を2θとす
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カラー投影装置に
関するものであり、更に詳しくは、光変調素子としてD
MD(Digital Micromirror Device)を備えたカラー投
影装置に関するものである。
関するものであり、更に詳しくは、光変調素子としてD
MD(Digital Micromirror Device)を備えたカラー投
影装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、投影装置の光変調素子として、鏡
面偏向型変調素子であるDMDが注目されている。DM
Dは多数のマイクロミラーがマトリックス状に配置され
た表示面を有しており、そのマイクロミラー1枚で表示
画像の1画素を構成するものである。各マイクロミラー
の傾きは、光変調のために個別に駆動制御される構成に
なっており、各マイクロミラーはON状態とOFF状態
との2つの傾き状態をとり得るようになっている。
面偏向型変調素子であるDMDが注目されている。DM
Dは多数のマイクロミラーがマトリックス状に配置され
た表示面を有しており、そのマイクロミラー1枚で表示
画像の1画素を構成するものである。各マイクロミラー
の傾きは、光変調のために個別に駆動制御される構成に
なっており、各マイクロミラーはON状態とOFF状態
との2つの傾き状態をとり得るようになっている。
【0003】ON状態のマイクロミラーでは、照明光が
投影光学系内に向けて反射され、OFF状態のマイクロ
ミラーでは、照明光が投影光学系外に向けて反射され
る。従って、ON状態のマイクロミラーで反射された光
のみが投影光学系によって被投影面(例えばスクリーン
面)上に到達し、その結果、明暗のパターンから成る表
示画像が被投影面上に形成される。
投影光学系内に向けて反射され、OFF状態のマイクロ
ミラーでは、照明光が投影光学系外に向けて反射され
る。従って、ON状態のマイクロミラーで反射された光
のみが投影光学系によって被投影面(例えばスクリーン
面)上に到達し、その結果、明暗のパターンから成る表
示画像が被投影面上に形成される。
【0004】図2は、上記DMDを備えた従来のカラー
投影装置の一例を示す光学構成図である。同図(a)は
ダイクロイックプリズムを正面から見た図であり、同図
(b)は全体構成を示す側面図である。同図(b)にお
いて、1は超高圧水銀ランプより成る光源であり、白色
光を発生させる。2は光源1を取り囲むように配置され
るリフレクタであり、回転楕円面である反射面2aを有
している。
投影装置の一例を示す光学構成図である。同図(a)は
ダイクロイックプリズムを正面から見た図であり、同図
(b)は全体構成を示す側面図である。同図(b)にお
いて、1は超高圧水銀ランプより成る光源であり、白色
光を発生させる。2は光源1を取り囲むように配置され
るリフレクタであり、回転楕円面である反射面2aを有
している。
【0005】光源1の後方(図中右方)には、ロッド状
のカライドスコープ3が長手方向を光軸Xに沿うように
配置されている。光源1は前記回転楕円面の一方の焦点
位置に配置されており、ここから出た光は他方の焦点位
置に集光されて、カライドスコープ3一端の入射面3a
より入射する。カライドスコープ3に入射した光は、こ
こで内面反射を繰り返し、均一な光量分布となって他端
の射出面3bより射出する。
のカライドスコープ3が長手方向を光軸Xに沿うように
配置されている。光源1は前記回転楕円面の一方の焦点
位置に配置されており、ここから出た光は他方の焦点位
置に集光されて、カライドスコープ3一端の入射面3a
より入射する。カライドスコープ3に入射した光は、こ
こで内面反射を繰り返し、均一な光量分布となって他端
の射出面3bより射出する。
【0006】カライドスコープ3の射出面3b直後には
集光レンズ4が配置されており、更に後方にはリレー光
学系5が配置されている。ここで、リレー光学系5のレ
ンズ等は、図示を省略している。カライドスコープ3か
ら射出した光は、集光レンズ4で効率よくリレー光学系
5に導かれ、TIR(Total Internal Refrection)プ
リズムPRの入射側に配置されたエントランスレンズ6
を介して、TIRプリズムPRからダイクロイックプリ
ズムDPを経て下記DMDを略テレセントリックで均一
に照明する。以上のカライドスコープ3からエントラン
スレンズ6までを照明光学系ILとする。
集光レンズ4が配置されており、更に後方にはリレー光
学系5が配置されている。ここで、リレー光学系5のレ
ンズ等は、図示を省略している。カライドスコープ3か
ら射出した光は、集光レンズ4で効率よくリレー光学系
5に導かれ、TIR(Total Internal Refrection)プ
リズムPRの入射側に配置されたエントランスレンズ6
を介して、TIRプリズムPRからダイクロイックプリ
ズムDPを経て下記DMDを略テレセントリックで均一
に照明する。以上のカライドスコープ3からエントラン
スレンズ6までを照明光学系ILとする。
【0007】TIRプリズムPRは、それぞれ略三角柱
状の第1プリズムPR1と第2プリズムPR2とから成
っており、各プリズム斜面間にエアーギャップ層が設け
てある。このTIRプリズムPRによって、DMDに対
する入力光と出力光との分離が行われる。第1プリズム
PR1は、照明光学系ILから射出した照明光を斜面の
全反射面PR1aで全反射させる。このときの照明光の
全反射面PR1aに対する入射角は47.5゜である。
なお、全反射面PR1aは、上記エアーギャップを隔て
て第2プリズムPR2の斜面と対面している。
状の第1プリズムPR1と第2プリズムPR2とから成
っており、各プリズム斜面間にエアーギャップ層が設け
てある。このTIRプリズムPRによって、DMDに対
する入力光と出力光との分離が行われる。第1プリズム
PR1は、照明光学系ILから射出した照明光を斜面の
全反射面PR1aで全反射させる。このときの照明光の
全反射面PR1aに対する入射角は47.5゜である。
なお、全反射面PR1aは、上記エアーギャップを隔て
て第2プリズムPR2の斜面と対面している。
【0008】ここで、照明光のFナンバーは3であり、
主光線に対して空気中で片側約9.5゜、プリズム中で
片側約6.3゜の角度分布を持つ。一方、TIRプリズ
ムPRの屈折率n=1.52なので、その全反射条件は
空気との界面に対する入射角が約41.1゜以上とな
る。故に、照明光は全反射条件を満たし、全反射面PR
1aで全反射する。そして、ダイクロイックプリズムD
Pに入射し、赤,緑,青の各色に分解される。
主光線に対して空気中で片側約9.5゜、プリズム中で
片側約6.3゜の角度分布を持つ。一方、TIRプリズ
ムPRの屈折率n=1.52なので、その全反射条件は
空気との界面に対する入射角が約41.1゜以上とな
る。故に、照明光は全反射条件を満たし、全反射面PR
1aで全反射する。そして、ダイクロイックプリズムD
Pに入射し、赤,緑,青の各色に分解される。
【0009】ダイクロイックプリズムDPは、TIRプ
リズムPRの下側に配置されており、同図(a)に示す
ように、略三角柱状の第1プリズムDP1及び第2プリ
ズムDP2,並びに略四角柱状の第3プリズムDP3
が、順次下方に向かって組み合わされている。第1プリ
ズムDP1と第2プリズムDP2との間には、青色光を
反射するダイクロイック面B及びそれに隣接してエアー
ギャップ層が設けられている。また、第2プリズムDP
2と第3プリズムDP3との間には、赤色光を反射する
ダイクロイック面Rが設けられている。
リズムPRの下側に配置されており、同図(a)に示す
ように、略三角柱状の第1プリズムDP1及び第2プリ
ズムDP2,並びに略四角柱状の第3プリズムDP3
が、順次下方に向かって組み合わされている。第1プリ
ズムDP1と第2プリズムDP2との間には、青色光を
反射するダイクロイック面B及びそれに隣接してエアー
ギャップ層が設けられている。また、第2プリズムDP
2と第3プリズムDP3との間には、赤色光を反射する
ダイクロイック面Rが設けられている。
【0010】ダイクロイックプリズムDPの上面であり
且つ第1プリズムDP1の上面である入射出面DPaよ
り入射した照明光は、ダイクロイック面Bで青色光が反
射され、他の緑色光及び赤色光は透過する。ダイクロイ
ック面Bで反射された青色光は、入射出面DPaで全反
射され、第1プリズムDP1側面である入射出面DP1
aより射出して、青用DMD11を照明する。
且つ第1プリズムDP1の上面である入射出面DPaよ
り入射した照明光は、ダイクロイック面Bで青色光が反
射され、他の緑色光及び赤色光は透過する。ダイクロイ
ック面Bで反射された青色光は、入射出面DPaで全反
射され、第1プリズムDP1側面である入射出面DP1
aより射出して、青用DMD11を照明する。
【0011】ダイクロイック面Bを透過した緑色光と赤
色光のうち、赤色光はダイクロイック面Rで反射され、
緑色光は透過する。ダイクロイック面Rで反射された赤
色光は、ダイクロイック面Bに隣接して設けられたエア
ーギャップ層により全反射され、第2プリズムDP2側
面である入射出面DP2aより射出して、赤用DMD1
2を照明する。ダイクロイック面Rを透過した緑色光
は、第3プリズムDP3下面である入射出面DP3aよ
り射出して、緑用DMD13を照明する。
色光のうち、赤色光はダイクロイック面Rで反射され、
緑色光は透過する。ダイクロイック面Rで反射された赤
色光は、ダイクロイック面Bに隣接して設けられたエア
ーギャップ層により全反射され、第2プリズムDP2側
面である入射出面DP2aより射出して、赤用DMD1
2を照明する。ダイクロイック面Rを透過した緑色光
は、第3プリズムDP3下面である入射出面DP3aよ
り射出して、緑用DMD13を照明する。
【0012】ここで、上記各DMDの偏向角は±10゜
であり、同図(a)に示す投影光軸Pは各DMD(緑用
DMD13で例示)に垂直即ち法線方向となり、照明光
軸Iは法線に対して20゜を成すように設定されてい
る。そして、各色の照明光は対応するDMDを入射角2
0゜で照明する。
であり、同図(a)に示す投影光軸Pは各DMD(緑用
DMD13で例示)に垂直即ち法線方向となり、照明光
軸Iは法線に対して20゜を成すように設定されてい
る。そして、各色の照明光は対応するDMDを入射角2
0゜で照明する。
【0013】DMD各画素のマイクロミラーは、照明光
軸I側に10゜傾いた状態で照明光を反射することによ
り、DMDに垂直な方向に投影光としてのON光を射出
する。また、照明光軸I側とは逆方向に10゜傾いた状
態で照明光を反射することにより、射出角40゜でOF
F光を射出する。これにより光変調が行われる。
軸I側に10゜傾いた状態で照明光を反射することによ
り、DMDに垂直な方向に投影光としてのON光を射出
する。また、照明光軸I側とは逆方向に10゜傾いた状
態で照明光を反射することにより、射出角40゜でOF
F光を射出する。これにより光変調が行われる。
【0014】各DMDからの投影光の光路を説明する。
青用DMD11で反射された青色の投影光は、入射出面
DP1aに入射して、ダイクロイックプリズムDPの入
射出面DPaで全反射された後、ダイクロイック面Bで
反射される。また、赤用DMD12で反射された赤色の
投影光は、入射出面DP2aに入射して、ダイクロイッ
ク面Bに隣接して設けられたエアーギャップ層により全
反射された後、ダイクロイック面Rで反射され、更にダ
イクロイック面Bを透過する。さらに、緑用DMDで反
射された緑色の投影光は、入射出面DP3aに入射し
て、ダイクロイック面R及びダイクロイック面Bを透過
する。
青用DMD11で反射された青色の投影光は、入射出面
DP1aに入射して、ダイクロイックプリズムDPの入
射出面DPaで全反射された後、ダイクロイック面Bで
反射される。また、赤用DMD12で反射された赤色の
投影光は、入射出面DP2aに入射して、ダイクロイッ
ク面Bに隣接して設けられたエアーギャップ層により全
反射された後、ダイクロイック面Rで反射され、更にダ
イクロイック面Bを透過する。さらに、緑用DMDで反
射された緑色の投影光は、入射出面DP3aに入射し
て、ダイクロイック面R及びダイクロイック面Bを透過
する。
【0015】そして、これら青色,赤色,及び緑色の各
投影光は、同一光軸に合成され、ダイクロイックプリズ
ムDPの入射出面DPaから射出して、TIRプリズム
PRに入射する。続いて、この合成された投影光は、T
IRプリズムPRの上記エアーギャップ層に入射角3
4.5゜で入射する。このとき、照明光と同じく投影光
のFナンバーも3であり、主光線に対して空気中で片側
約9.5゜、プリズム中で片側約6.3゜の角度分布を
持つが、ここでは全反射条件を満たさないので、エアー
ギャップ層を透過し、複数のレンズ等から成る投影光学
系PLによって、図示しないスクリーンに投影される。
ここで、投影光学系PLのレンズ等は、図示を省略して
いる。
投影光は、同一光軸に合成され、ダイクロイックプリズ
ムDPの入射出面DPaから射出して、TIRプリズム
PRに入射する。続いて、この合成された投影光は、T
IRプリズムPRの上記エアーギャップ層に入射角3
4.5゜で入射する。このとき、照明光と同じく投影光
のFナンバーも3であり、主光線に対して空気中で片側
約9.5゜、プリズム中で片側約6.3゜の角度分布を
持つが、ここでは全反射条件を満たさないので、エアー
ギャップ層を透過し、複数のレンズ等から成る投影光学
系PLによって、図示しないスクリーンに投影される。
ここで、投影光学系PLのレンズ等は、図示を省略して
いる。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の構成では、照明光と投影光とでダイクロイック
面への入射角度が異なるため、ダイクロイック特性に差
が生じ、光利用効率が低いものとなる。即ち、ダイクロ
イックプリズムDPにおける2つのダイクロイック面R
及びBのそれぞれの法線と投影光軸Pは、照明光軸Iと
投影光軸Pを含む平面に垂直な同一平面にあり、その平
面内でダイクロイック面R及びBは、それぞれの法線が
互いに反対方向に投影光軸Pに対して11.3゜及び2
8.5゜傾いて配置されている。
た従来の構成では、照明光と投影光とでダイクロイック
面への入射角度が異なるため、ダイクロイック特性に差
が生じ、光利用効率が低いものとなる。即ち、ダイクロ
イックプリズムDPにおける2つのダイクロイック面R
及びBのそれぞれの法線と投影光軸Pは、照明光軸Iと
投影光軸Pを含む平面に垂直な同一平面にあり、その平
面内でダイクロイック面R及びBは、それぞれの法線が
互いに反対方向に投影光軸Pに対して11.3゜及び2
8.5゜傾いて配置されている。
【0017】このため、ダイクロイック面R及びBへの
入射角は、ダイクロイックプリズムDPの屈折率n=
1.52の場合、照明光でそれぞれ17.4゜及び3
1.2゜、投影光でそれぞれ11.3゜及び28.5゜
となり、異なったものとなる。但し、ここでの照明光軸
Iは、照明光が各色に分離する前の光軸のことであり、
投影光軸Pは、各色の投影光が合成した後の光軸のこと
である。言い換えれば、同図(b)に示すように、緑用
DMD13に対する照明光及び投影光の各光軸で示され
るものとなっている。
入射角は、ダイクロイックプリズムDPの屈折率n=
1.52の場合、照明光でそれぞれ17.4゜及び3
1.2゜、投影光でそれぞれ11.3゜及び28.5゜
となり、異なったものとなる。但し、ここでの照明光軸
Iは、照明光が各色に分離する前の光軸のことであり、
投影光軸Pは、各色の投影光が合成した後の光軸のこと
である。言い換えれば、同図(b)に示すように、緑用
DMD13に対する照明光及び投影光の各光軸で示され
るものとなっている。
【0018】上記従来の構成では、照明光軸及び投影光
軸並びにダイクロイック面の関係は、一般的には以下の
式が成り立つものとなっている。 α=90゜+θ 但し、 α:照明光軸と投影光軸の中線と、照明光軸と投影光軸
を含む平面とダイクロイックプリズムのダイクロイック
面との交線の成す角であり、照明光軸と投影光軸の成す
角を2θとする。同図では中線をCで示している。
軸並びにダイクロイック面の関係は、一般的には以下の
式が成り立つものとなっている。 α=90゜+θ 但し、 α:照明光軸と投影光軸の中線と、照明光軸と投影光軸
を含む平面とダイクロイックプリズムのダイクロイック
面との交線の成す角であり、照明光軸と投影光軸の成す
角を2θとする。同図では中線をCで示している。
【0019】図3は、ダイクロイック特性を示すグラフ
である。同図の横軸に波長(nm)を、縦軸に透過率を
取っている。同図において、一点鎖線で描いた曲線aは
ダイクロイック面Bに投影光が入射角28.5゜で入射
した場合の特性を示しており、二点鎖線で描いた曲線b
はダイクロイック面Bに照明光が入射角31.2゜で入
射した場合の特性を示している。また実線で描いた曲線
cはダイクロイック面Rに投影光が入射角11.3゜で
入射した場合の特性を示しており、破線で描いた曲線d
はダイクロイック面Rに照明光が入射角17.4゜で入
射した場合の特性を示している。
である。同図の横軸に波長(nm)を、縦軸に透過率を
取っている。同図において、一点鎖線で描いた曲線aは
ダイクロイック面Bに投影光が入射角28.5゜で入射
した場合の特性を示しており、二点鎖線で描いた曲線b
はダイクロイック面Bに照明光が入射角31.2゜で入
射した場合の特性を示している。また実線で描いた曲線
cはダイクロイック面Rに投影光が入射角11.3゜で
入射した場合の特性を示しており、破線で描いた曲線d
はダイクロイック面Rに照明光が入射角17.4゜で入
射した場合の特性を示している。
【0020】同図から読みとれるように、各ダイクロイ
ック面の特性においては、照明光と投影光のカットオフ
波長、つまり透過率50%(0.5)の波長が異なる。
具体的には、ダイクロイック面Bにおいて、曲線aで示
す特性では499nm、曲線bで示す特性では490n
mとなっている。またダイクロイック面Rにおいて、曲
線cで示す特性では593nm、曲線dで示す特性では
580nmとなっている。このため、曲線aとbとの
間、或いは曲線cとdとの間の波長域の光は、画像の投
影には利用できないこととなり、光利用効率が低下す
る。
ック面の特性においては、照明光と投影光のカットオフ
波長、つまり透過率50%(0.5)の波長が異なる。
具体的には、ダイクロイック面Bにおいて、曲線aで示
す特性では499nm、曲線bで示す特性では490n
mとなっている。またダイクロイック面Rにおいて、曲
線cで示す特性では593nm、曲線dで示す特性では
580nmとなっている。このため、曲線aとbとの
間、或いは曲線cとdとの間の波長域の光は、画像の投
影には利用できないこととなり、光利用効率が低下す
る。
【0021】また、上述した従来の構成では、DMDか
らの非表示光であるOFF光は、殆どの光束がダイクロ
イックプリズムDPで合成されて、入射出面DPaに集
中するので、局部的な温度上昇が生じやすい。従って、
このようなOFF光を処理することによる熱対策が課題
となっていた。
らの非表示光であるOFF光は、殆どの光束がダイクロ
イックプリズムDPで合成されて、入射出面DPaに集
中するので、局部的な温度上昇が生じやすい。従って、
このようなOFF光を処理することによる熱対策が課題
となっていた。
【0022】つまり、非表示光であるOFF光のDMD
からの射出角は40゜であるから、ダイクロイックプリ
ズムDPの屈折率n=1.52の場合、OFF光はダイ
クロイック面R及びBへそれぞれ29.4゜及び38.
7゜の入射角で±約6.3゜の角度分布を持ちながら入
射することとなる。
からの射出角は40゜であるから、ダイクロイックプリ
ズムDPの屈折率n=1.52の場合、OFF光はダイ
クロイック面R及びBへそれぞれ29.4゜及び38.
7゜の入射角で±約6.3゜の角度分布を持ちながら入
射することとなる。
【0023】ここでの全反射条件は、上述したように、
空気との界面に対する入射角が約41.1゜以上である
から、この場合、ダイクロイック面にエアーギャップ層
を設けていても、殆どのOFF光が全反射せず、透過し
て各色光がダイクロイックプリズムDPで合成され、入
射出面DPaに集中する。従って、局部的な温度上昇が
生じやすくなる。
空気との界面に対する入射角が約41.1゜以上である
から、この場合、ダイクロイック面にエアーギャップ層
を設けていても、殆どのOFF光が全反射せず、透過し
て各色光がダイクロイックプリズムDPで合成され、入
射出面DPaに集中する。従って、局部的な温度上昇が
生じやすくなる。
【0024】本発明は、以上のような問題点に鑑み、光
利用効率が高く、しかもDMDからのOFF光の集中を
緩和して局部的な温度上昇を防止する構成の、カラー投
影装置を提供することを目的とする。
利用効率が高く、しかもDMDからのOFF光の集中を
緩和して局部的な温度上昇を防止する構成の、カラー投
影装置を提供することを目的とする。
【0025】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、光源からの光を照明光学系でダイクロ
イックプリズムに導き、そのダイクロイックプリズムで
複数の色光に分離した後、その各色光をそれぞれ対応す
るDMDで反射させることにより光変調を行い、その光
変調された各色光を前記ダイクロイックプリズムで合成
した後、投影光学系で投影する構成であって、以下の条
件式を満足することを特徴とする。 90゜≦α<90゜+θ 但し、 α:照明光軸と投影光軸の中線と、照明光軸と投影光軸
を含む平面とダイクロイックプリズムのダイクロイック
面との交線の成す角であり、照明光軸と投影光軸の成す
角を2θとする。
に、本発明では、光源からの光を照明光学系でダイクロ
イックプリズムに導き、そのダイクロイックプリズムで
複数の色光に分離した後、その各色光をそれぞれ対応す
るDMDで反射させることにより光変調を行い、その光
変調された各色光を前記ダイクロイックプリズムで合成
した後、投影光学系で投影する構成であって、以下の条
件式を満足することを特徴とする。 90゜≦α<90゜+θ 但し、 α:照明光軸と投影光軸の中線と、照明光軸と投影光軸
を含む平面とダイクロイックプリズムのダイクロイック
面との交線の成す角であり、照明光軸と投影光軸の成す
角を2θとする。
【0026】また、前記ダイクロイック面に隣接してエ
アーギャップ層が設けられていることを特徴とする。
アーギャップ層が設けられていることを特徴とする。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照しながら説明する。図1は、本発明のカ
ラー投影装置の一実施形態を示す光学構成図である。同
図(a)はダイクロイックプリズムを正面から見た図で
あり、同図(b)は全体構成を示す側面図である。ここ
では上記従来例におけるものと同様の働きをする部材に
ついて、同じ符号を付けて説明する。
て、図面を参照しながら説明する。図1は、本発明のカ
ラー投影装置の一実施形態を示す光学構成図である。同
図(a)はダイクロイックプリズムを正面から見た図で
あり、同図(b)は全体構成を示す側面図である。ここ
では上記従来例におけるものと同様の働きをする部材に
ついて、同じ符号を付けて説明する。
【0028】同図(b)において、1は超高圧水銀ラン
プより成る光源であり、白色光を発生させる。2は光源
1を取り囲むように配置されるリフレクタであり、回転
楕円面である反射面2aを有している。光源1の後方
(図中右方)には、ロッド状のカライドスコープ3が長
手方向を光軸Xに沿うように配置されている。光源1は
前記回転楕円面の一方の焦点位置に配置されており、こ
こから出た光は他方の焦点位置に集光されて、カライド
スコープ3一端の入射面3aより入射する。カライドス
コープ3に入射した光は、ここで内面反射を繰り返し、
均一な光量分布となって他端の射出面3bより射出す
る。
プより成る光源であり、白色光を発生させる。2は光源
1を取り囲むように配置されるリフレクタであり、回転
楕円面である反射面2aを有している。光源1の後方
(図中右方)には、ロッド状のカライドスコープ3が長
手方向を光軸Xに沿うように配置されている。光源1は
前記回転楕円面の一方の焦点位置に配置されており、こ
こから出た光は他方の焦点位置に集光されて、カライド
スコープ3一端の入射面3aより入射する。カライドス
コープ3に入射した光は、ここで内面反射を繰り返し、
均一な光量分布となって他端の射出面3bより射出す
る。
【0029】カライドスコープ3の射出面3b直後には
集光レンズ4が配置されており、更に後方にはリレー光
学系5が配置されている。ここで、リレー光学系5のレ
ンズ等は、図示を省略している。カライドスコープ3か
ら射出した光は、集光レンズ4で効率よくリレー光学系
5に導かれ、TIRプリズムPRの入射側に配置された
エントランスレンズ6を介して、TIRプリズムPRか
らダイクロイックプリズムDPを経て下記DMDを略テ
レセントリックで均一に照明する。以上のカライドスコ
ープ3からエントランスレンズ6までを照明光学系IL
とする。
集光レンズ4が配置されており、更に後方にはリレー光
学系5が配置されている。ここで、リレー光学系5のレ
ンズ等は、図示を省略している。カライドスコープ3か
ら射出した光は、集光レンズ4で効率よくリレー光学系
5に導かれ、TIRプリズムPRの入射側に配置された
エントランスレンズ6を介して、TIRプリズムPRか
らダイクロイックプリズムDPを経て下記DMDを略テ
レセントリックで均一に照明する。以上のカライドスコ
ープ3からエントランスレンズ6までを照明光学系IL
とする。
【0030】TIRプリズムPRは、それぞれ略三角柱
状の第1プリズムPR1と第2プリズムPR2とから成
っており、各プリズム斜面間にエアーギャップ層が設け
てある。このTIRプリズムPRによって、DMDに対
する入力光と出力光との分離が行われる。第1プリズム
PR1は、照明光学系ILから射出した照明光を斜面の
全反射面PR1aで全反射させる。このときの照明光の
全反射面PR1aに対する入射角は47.5゜である。
なお、全反射面PR1aは、上記エアーギャップを隔て
て第2プリズムPR2の斜面と対面している。
状の第1プリズムPR1と第2プリズムPR2とから成
っており、各プリズム斜面間にエアーギャップ層が設け
てある。このTIRプリズムPRによって、DMDに対
する入力光と出力光との分離が行われる。第1プリズム
PR1は、照明光学系ILから射出した照明光を斜面の
全反射面PR1aで全反射させる。このときの照明光の
全反射面PR1aに対する入射角は47.5゜である。
なお、全反射面PR1aは、上記エアーギャップを隔て
て第2プリズムPR2の斜面と対面している。
【0031】ここで、照明光のFナンバーは3であり、
主光線に対して空気中で片側約9.5゜、プリズム中で
片側約6.3゜の角度分布を持つ。一方、TIRプリズ
ムPRの屈折率n=1.52なので、その全反射条件は
空気との界面に対する入射角が約41.1゜以上とな
る。故に、照明光は全反射条件を満たし、全反射面PR
1aで全反射する。そして、ダイクロイックプリズムD
Pに入射し、赤,緑,青の各色に分解される。
主光線に対して空気中で片側約9.5゜、プリズム中で
片側約6.3゜の角度分布を持つ。一方、TIRプリズ
ムPRの屈折率n=1.52なので、その全反射条件は
空気との界面に対する入射角が約41.1゜以上とな
る。故に、照明光は全反射条件を満たし、全反射面PR
1aで全反射する。そして、ダイクロイックプリズムD
Pに入射し、赤,緑,青の各色に分解される。
【0032】ダイクロイックプリズムDPは、TIRプ
リズムPRの下側に配置されており、同図(a)に示す
ように、略三角柱状の第1プリズムDP1及び第2プリ
ズムDP2,並びにブロック状の第3プリズムDP3
が、順次下方に向かって組み合わされている。第1プリ
ズムDP1と第2プリズムDP2との間には、青色光を
反射するダイクロイック面B及びそれに隣接してエアー
ギャップ層が設けられている。また、第2プリズムDP
2と第3プリズムDP3との間には、赤色光を反射する
ダイクロイック面R及びそれに隣接してエアーギャップ
層が設けられている。
リズムPRの下側に配置されており、同図(a)に示す
ように、略三角柱状の第1プリズムDP1及び第2プリ
ズムDP2,並びにブロック状の第3プリズムDP3
が、順次下方に向かって組み合わされている。第1プリ
ズムDP1と第2プリズムDP2との間には、青色光を
反射するダイクロイック面B及びそれに隣接してエアー
ギャップ層が設けられている。また、第2プリズムDP
2と第3プリズムDP3との間には、赤色光を反射する
ダイクロイック面R及びそれに隣接してエアーギャップ
層が設けられている。
【0033】ダイクロイックプリズムDPの上面であり
且つ第1プリズムDP1の上面である入射出面DPaよ
り入射した照明光は、ダイクロイック面Bで青色光が反
射され、他の緑色光及び赤色光は透過する。ダイクロイ
ック面Bで反射された青色光は、入射出面DPaで全反
射され、第1プリズムDP1側面である入射出面DP1
aより射出して、青用DMD11を照明する。
且つ第1プリズムDP1の上面である入射出面DPaよ
り入射した照明光は、ダイクロイック面Bで青色光が反
射され、他の緑色光及び赤色光は透過する。ダイクロイ
ック面Bで反射された青色光は、入射出面DPaで全反
射され、第1プリズムDP1側面である入射出面DP1
aより射出して、青用DMD11を照明する。
【0034】ダイクロイック面Bを透過した緑色光と赤
色光のうち、赤色光はダイクロイック面Rで反射され、
緑色光は透過する。ダイクロイック面Rで反射された赤
色光は、ダイクロイック面Bに隣接して設けられたエア
ーギャップ層により全反射され、第2プリズムDP2側
面である入射出面DP2aより射出して、赤用DMD1
2を照明する。ダイクロイック面Rを透過した緑色光
は、第3プリズムDP3下面である入射出面DP3aよ
り射出して、緑用DMD13を照明する。
色光のうち、赤色光はダイクロイック面Rで反射され、
緑色光は透過する。ダイクロイック面Rで反射された赤
色光は、ダイクロイック面Bに隣接して設けられたエア
ーギャップ層により全反射され、第2プリズムDP2側
面である入射出面DP2aより射出して、赤用DMD1
2を照明する。ダイクロイック面Rを透過した緑色光
は、第3プリズムDP3下面である入射出面DP3aよ
り射出して、緑用DMD13を照明する。
【0035】ここで、上記各DMDの偏向角は±10゜
であり、同図(a)に示す投影光軸Pは各DMD(緑用
DMD13で例示)に垂直即ち法線方向となり、照明光
軸Iは法線に対して20゜を成すように設定されてい
る。そして、各色の照明光は対応するDMDを入射角2
0゜で照明する。
であり、同図(a)に示す投影光軸Pは各DMD(緑用
DMD13で例示)に垂直即ち法線方向となり、照明光
軸Iは法線に対して20゜を成すように設定されてい
る。そして、各色の照明光は対応するDMDを入射角2
0゜で照明する。
【0036】DMD各画素のマイクロミラーは、照明光
軸I側に10゜傾いた状態で照明光を反射することによ
り、DMDに垂直な方向に投影光としてのON光を射出
する。また、照明光軸I側とは逆方向に10゜傾いた状
態で照明光を反射することにより、射出角40゜でOF
F光を射出する。これにより光変調が行われる。
軸I側に10゜傾いた状態で照明光を反射することによ
り、DMDに垂直な方向に投影光としてのON光を射出
する。また、照明光軸I側とは逆方向に10゜傾いた状
態で照明光を反射することにより、射出角40゜でOF
F光を射出する。これにより光変調が行われる。
【0037】各DMDからの投影光の光路を説明する。
青用DMD11で反射された青色の投影光は、入射出面
DP1aに入射して、ダイクロイックプリズムDPの入
射出面DPaで全反射された後、ダイクロイック面Bで
反射される。また、赤用DMD12で反射された赤色の
投影光は、入射出面DP2aに入射して、ダイクロイッ
ク面Bに隣接して設けられたエアーギャップ層により全
反射された後、ダイクロイック面Rで反射され、更にダ
イクロイック面Bを透過する。さらに、緑用DMDで反
射された緑色の投影光は、入射出面DP3aに入射し
て、ダイクロイック面R及びダイクロイック面Bを透過
する。
青用DMD11で反射された青色の投影光は、入射出面
DP1aに入射して、ダイクロイックプリズムDPの入
射出面DPaで全反射された後、ダイクロイック面Bで
反射される。また、赤用DMD12で反射された赤色の
投影光は、入射出面DP2aに入射して、ダイクロイッ
ク面Bに隣接して設けられたエアーギャップ層により全
反射された後、ダイクロイック面Rで反射され、更にダ
イクロイック面Bを透過する。さらに、緑用DMDで反
射された緑色の投影光は、入射出面DP3aに入射し
て、ダイクロイック面R及びダイクロイック面Bを透過
する。
【0038】そして、これら青色,赤色,及び緑色の各
投影光は、同一光軸に合成され、ダイクロイックプリズ
ムDPの入射出面DPaから射出して、TIRプリズム
PRに入射する。続いて、この合成された投影光は、T
IRプリズムPRの上記エアーギャップ層に入射角3
4.5゜で入射する。このとき、照明光と同じく投影光
のFナンバーも3であり、主光線に対して空気中で片側
約9.5゜、プリズム中で片側約6.3゜の角度分布を
持つが、ここでは全反射条件を満たさないので、エアー
ギャップ層を透過し、複数のレンズ等から成る投影光学
系PLによって、図示しないスクリーンに投影される。
ここで、投影光学系PLのレンズ等は、図示を省略して
いる。
投影光は、同一光軸に合成され、ダイクロイックプリズ
ムDPの入射出面DPaから射出して、TIRプリズム
PRに入射する。続いて、この合成された投影光は、T
IRプリズムPRの上記エアーギャップ層に入射角3
4.5゜で入射する。このとき、照明光と同じく投影光
のFナンバーも3であり、主光線に対して空気中で片側
約9.5゜、プリズム中で片側約6.3゜の角度分布を
持つが、ここでは全反射条件を満たさないので、エアー
ギャップ層を透過し、複数のレンズ等から成る投影光学
系PLによって、図示しないスクリーンに投影される。
ここで、投影光学系PLのレンズ等は、図示を省略して
いる。
【0039】ダイクロイックプリズムDPにおける2つ
のダイクロイック面R及びBのそれぞれの法線は、照明
光軸Iと投影光軸Pを含む平面に垂直な投影光軸Pを含
む平面内で、互いに反対方向に投影光軸Pに対して1
1.3゜及び28.5゜傾いた線を、さらに、照明光軸
Iと投影光軸Pを含む平面に垂直な線を回転軸として、
照明光軸I側へ6.6゜傾けた状態に設定されている。
この6.6゜は空気中での10゜に相当する。
のダイクロイック面R及びBのそれぞれの法線は、照明
光軸Iと投影光軸Pを含む平面に垂直な投影光軸Pを含
む平面内で、互いに反対方向に投影光軸Pに対して1
1.3゜及び28.5゜傾いた線を、さらに、照明光軸
Iと投影光軸Pを含む平面に垂直な線を回転軸として、
照明光軸I側へ6.6゜傾けた状態に設定されている。
この6.6゜は空気中での10゜に相当する。
【0040】これは、上述した、照明光軸と投影光軸の
中線と、照明光軸と投影光軸を含む平面とダイクロイッ
クプリズムのダイクロイック面との交線の成す角α=9
0゜の状態であり、ダイクロイックプリズムDPの屈折
率n=1.52の場合、ダイクロイック面Bへの入射角
は、照明光,投影光共に29.2゜となり、またダイク
ロイック面Rへの入射角は、照明光,投影光共に13.
1゜となって、照明光及び投影光のダイクロイック面で
の特性は同じとなる。このように、ダイクロイック面を
照明光軸側に傾けることにより、照明光と投影光のダイ
クロイック面での特性を等しくすることができ、光利用
効率の良い投影装置が得られる。
中線と、照明光軸と投影光軸を含む平面とダイクロイッ
クプリズムのダイクロイック面との交線の成す角α=9
0゜の状態であり、ダイクロイックプリズムDPの屈折
率n=1.52の場合、ダイクロイック面Bへの入射角
は、照明光,投影光共に29.2゜となり、またダイク
ロイック面Rへの入射角は、照明光,投影光共に13.
1゜となって、照明光及び投影光のダイクロイック面で
の特性は同じとなる。このように、ダイクロイック面を
照明光軸側に傾けることにより、照明光と投影光のダイ
クロイック面での特性を等しくすることができ、光利用
効率の良い投影装置が得られる。
【0041】上述した構成では、照明光軸及び投影光軸
並びにダイクロイック面の関係は、一般的には以下の条
件式(1)が成り立つものとしている。 90゜≦α<90゜+θ (1) 但し、 α:照明光軸と投影光軸の中線と、照明光軸と投影光軸
を含む平面とダイクロイックプリズムのダイクロイック
面との交線の成す角であり、照明光軸と投影光軸の成す
角を2θとする。同図では中線をCで示している。
並びにダイクロイック面の関係は、一般的には以下の条
件式(1)が成り立つものとしている。 90゜≦α<90゜+θ (1) 但し、 α:照明光軸と投影光軸の中線と、照明光軸と投影光軸
を含む平面とダイクロイックプリズムのダイクロイック
面との交線の成す角であり、照明光軸と投影光軸の成す
角を2θとする。同図では中線をCで示している。
【0042】これにより、照明光と投影光のダイクロイ
ック面への入射角度差を小さくしている。また好ましく
は、本実施形態のようにα=90゜とすることにより、
照明光と投影光のダイクロイック面への入射角度差をな
くすことができる。本実施形態では、ダイクロイック面
R及びBの照明光軸I側への傾きを同じ角度に設定した
が、条件式(1)の範囲で異ならせても良い。
ック面への入射角度差を小さくしている。また好ましく
は、本実施形態のようにα=90゜とすることにより、
照明光と投影光のダイクロイック面への入射角度差をな
くすことができる。本実施形態では、ダイクロイック面
R及びBの照明光軸I側への傾きを同じ角度に設定した
が、条件式(1)の範囲で異ならせても良い。
【0043】一方、非表示光であるOFF光のDMDか
らの射出角は40゜であるから、緑色光のOFF光はダ
イクロイック面Rへ35.6゜の入射角で±約6.3゜
の角度分布を持ちながら入射する。本実施形態では、ダ
イクロイック面Rにもエアーギャップ層が設けられてい
るので、緑色光のOFF光は、一部ではあるがここで全
反射されるため、ダイクロイックプリズムDPの入射出
面DPaへと到達する光束を減らすことができる。そし
て、この全反射された部分は他の色光のOFF光と分離
される。ここで、ダイクロイック面Rの照明光軸側への
傾きをより大きくすれば、全反射される割合が増え、よ
り他の色光のOFF光と分離する割合が増える。
らの射出角は40゜であるから、緑色光のOFF光はダ
イクロイック面Rへ35.6゜の入射角で±約6.3゜
の角度分布を持ちながら入射する。本実施形態では、ダ
イクロイック面Rにもエアーギャップ層が設けられてい
るので、緑色光のOFF光は、一部ではあるがここで全
反射されるため、ダイクロイックプリズムDPの入射出
面DPaへと到達する光束を減らすことができる。そし
て、この全反射された部分は他の色光のOFF光と分離
される。ここで、ダイクロイック面Rの照明光軸側への
傾きをより大きくすれば、全反射される割合が増え、よ
り他の色光のOFF光と分離する割合が増える。
【0044】また、ダイクロイック面Rのエアーギャッ
プ層を透過した緑色光のOFF光は、ダイクロイック面
Bへ43.3゜の入射角で±約6.3゜の角度分布を持
ちながら入射するので、ここでかなりの部分が全反射さ
れるため、ダイクロイックプリズムDPの入射出面DP
aへと到達する光束を減らすことができる。
プ層を透過した緑色光のOFF光は、ダイクロイック面
Bへ43.3゜の入射角で±約6.3゜の角度分布を持
ちながら入射するので、ここでかなりの部分が全反射さ
れるため、ダイクロイックプリズムDPの入射出面DP
aへと到達する光束を減らすことができる。
【0045】さらに、赤色光のOFF光は、ダイクロイ
ック面Bのエアーギャップ層で全反射され、更にダイク
ロイック面Rで反射された後、再びダイクロイック面B
へ、上記緑色光のOFF光と同様にして、43.3゜の
入射角で±約6.3゜の角度分布を持ちながら入射す
る。そして、ここでかなりの部分が全反射されるため、
ダイクロイックプリズムDPの入射出面DPaへと到達
する光束を減らすことができる。
ック面Bのエアーギャップ層で全反射され、更にダイク
ロイック面Rで反射された後、再びダイクロイック面B
へ、上記緑色光のOFF光と同様にして、43.3゜の
入射角で±約6.3゜の角度分布を持ちながら入射す
る。そして、ここでかなりの部分が全反射されるため、
ダイクロイックプリズムDPの入射出面DPaへと到達
する光束を減らすことができる。
【0046】また、青色光のOFF光は、ダイクロイッ
クプリズムDPの入射出面DPaで全反射され、更にダ
イクロイック面Bで反射された後、再び入射出面DPa
へ約27.4゜の入射角で入射し、ここを透過する。そ
のため、青色光のOFF光は、他の色光のOFF光と分
離されることになる。
クプリズムDPの入射出面DPaで全反射され、更にダ
イクロイック面Bで反射された後、再び入射出面DPa
へ約27.4゜の入射角で入射し、ここを透過する。そ
のため、青色光のOFF光は、他の色光のOFF光と分
離されることになる。
【0047】このように、各ダイクロイック面を照明光
軸側に傾け、更に各ダイクロイック面に隣接してエアー
ギャップ層を設けることにより、エアーギャップ層でO
FF光が全反射されやすくなり、OFF光があまり集中
しないので、局部的な温度上昇を防止しやすく、従って
熱対策がしやすい投影装置が得られる。
軸側に傾け、更に各ダイクロイック面に隣接してエアー
ギャップ層を設けることにより、エアーギャップ層でO
FF光が全反射されやすくなり、OFF光があまり集中
しないので、局部的な温度上昇を防止しやすく、従って
熱対策がしやすい投影装置が得られる。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
光利用効率が高く、しかもDMDからのOFF光の集中
を緩和して局部的な温度上昇を防止する構成の、カラー
投影装置を提供することができる。
光利用効率が高く、しかもDMDからのOFF光の集中
を緩和して局部的な温度上昇を防止する構成の、カラー
投影装置を提供することができる。
【0049】具体的には、上記条件式(1)を満足する
ことにより、照明光と投影光でダイクロイック特性の差
が少なくさらには無くなり、光利用効率が向上して明る
い投影画像が得られる。
ことにより、照明光と投影光でダイクロイック特性の差
が少なくさらには無くなり、光利用効率が向上して明る
い投影画像が得られる。
【0050】さらに、ダイクロイック面に隣接してエア
ーギャップ層を設けることにより、エアーギャップ層で
OFF光が全反射されやすくなり、OFF光があまり集
中しないので、局部的な温度上昇を防止しやすく、従っ
て熱対策がしやすくなる。このため、品質及び信頼性も
向上する。
ーギャップ層を設けることにより、エアーギャップ層で
OFF光が全反射されやすくなり、OFF光があまり集
中しないので、局部的な温度上昇を防止しやすく、従っ
て熱対策がしやすくなる。このため、品質及び信頼性も
向上する。
【図1】本発明のカラー投影装置の一実施形態を示す光
学構成図。
学構成図。
【図2】従来のカラー投影装置の一例を示す光学構成
図。
図。
【図3】ダイクロイック特性を示すグラフ。
1 光源 2 リフレクタ 3 カライドスコープ 4 集光レンズ 5 リレー光学系 6 エントランスレンズ 11 青用DMD 12 赤用DMD 13 緑用DMD PR TIRプリズム DP ダイクロイックプリズム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03B 33/12 G03B 33/12 H04N 9/31 H04N 9/31 C
Claims (2)
- 【請求項1】 光源からの光を照明光学系でダイクロイ
ックプリズムに導き、該ダイクロイックプリズムで複数
の色光に分離した後、該各色光をそれぞれ対応するDM
Dで反射させることにより光変調を行い、その光変調さ
れた各色光を前記ダイクロイックプリズムで合成した
後、投影光学系で投影するカラー投影装置であって、 以下の条件式を満足することを特徴とするカラー投影装
置; 90゜≦α<90゜+θ 但し、 α:照明光軸と投影光軸の中線と、照明光軸と投影光軸
を含む平面とダイクロイックプリズムのダイクロイック
面との交線の成す角であり、照明光軸と投影光軸の成す
角を2θとする。 - 【請求項2】 前記ダイクロイック面に隣接してエアー
ギャップ層が設けられていることを特徴とする請求項1
に記載のカラー投影装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001090294A JP2002287248A (ja) | 2001-03-27 | 2001-03-27 | カラー投影装置 |
US10/085,650 US20020141070A1 (en) | 2001-03-27 | 2002-02-27 | Color projection device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001090294A JP2002287248A (ja) | 2001-03-27 | 2001-03-27 | カラー投影装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002287248A true JP2002287248A (ja) | 2002-10-03 |
Family
ID=18945097
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001090294A Pending JP2002287248A (ja) | 2001-03-27 | 2001-03-27 | カラー投影装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US20020141070A1 (ja) |
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