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JP2002284428A - プリンタのスタッカ - Google Patents

プリンタのスタッカ

Info

Publication number
JP2002284428A
JP2002284428A JP2001086582A JP2001086582A JP2002284428A JP 2002284428 A JP2002284428 A JP 2002284428A JP 2001086582 A JP2001086582 A JP 2001086582A JP 2001086582 A JP2001086582 A JP 2001086582A JP 2002284428 A JP2002284428 A JP 2002284428A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
side plate
stacker
lever member
printer
valley
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001086582A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiro Karuishi
和広 軽石
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sato Corp
Original Assignee
Sato Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sato Corp filed Critical Sato Corp
Priority to JP2001086582A priority Critical patent/JP2002284428A/ja
Publication of JP2002284428A publication Critical patent/JP2002284428A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】簡単な機構で側板の位置決めをきめ細かに行う
ことができるプリンタのスタッカを提供する。 【解決手段】側板46のスライド方向にレバー部材76
を2個設けると共に、一方のレバー部材76が鋸刃状ラ
ック74の谷部74Bに係合したときに他方のレバー部
材76が谷部74Bと谷部74Bとの間に位置するよう
に構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はプリンタのスタッカ
に係り、特にスタッカに設けられる側板の位置決め機構
の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】スタッカは、プリンタの下流側に配置さ
れ、プリンタにより所定の情報が印字して所定の長さに
切断された単葉状物又は単葉のまま印字された単葉状物
を、順次積層して、以後の取り扱いを容易にするもので
ある。スタッカは、主として、プリンタの排出口から順
次排出される単葉状物が順次積層される底板と、底板上
にスライド自在に支持されると共に積載される単葉状物
の一方の側縁が当接される側板とで構成される。
【0003】ところで、単葉状物には複数種類あり、そ
れによって単葉状物の長さが異なるために、側板を単葉
状物の長さに合わせて底板上をスライドさせ、適当な位
置でストップするように位置決めする必要がある。この
位置決め機構としては、側板に設けられたレバー部材が
底板に設けられた鋸刃状ラックの山部と谷部のうちの谷
部に係合する、所謂、ラチェット機構により側板のスラ
イド位置の位置決めを行うようにしているものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
スタッカの場合、側板の1回分のスライドストローク長
は、鋸刃状ラックの谷部から次の谷部までのピッチ長さ
により決まる。従って、側板の位置決めをきめ細かに行
うことが必要なスタッカの場合には、側板の1回分のス
ライドストロークを短くしなくてはならないので、鋸刃
状ラックの山部と谷部の大きさを小さくせざるを得ない
という問題がある。
【0005】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
ので、簡単な機構で側板の位置決めをきめ細かに行うこ
とができるプリンタのスタッカを提供することを目的と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するために、プリンタの印字部で所定の情報が印字され
て排出口から順次排出される単葉状物が順次積層される
底板と、前記底板上にスライド自在に支持されると共に
前記積層される単葉状物の一方の側縁が当接される側板
とを有し、前記側板に設けられたレバー部材が前記底板
に設けられた鋸刃状ラックの谷部に係合することにより
前記側板のスライド位置の位置決めを行うプリンタのス
タッカにおいて、前記側板のスライド方向に前記レバー
部材を2個設けると共に、一方のレバー部材が前記鋸刃
状ラックの谷部に係合したときに他方のレバー部材が谷
部と次の谷部の中間に位置するように構成されているこ
とを特徴とする。
【0007】本発明によれば、側板のスライド方向にレ
バー部材を2個設けると共に、一方のレバーが鋸刃状ラ
ックの谷部に係合したときに他方のレバーが前記鋸刃状
ラックの谷部と谷部との中間に位置するように構成した
ので、側板の1回分のスライドストローク長をレバー部
材が1個の場合の半分にすることができる。これによ
り、鋸刃状ラックの山部と谷部の大きさを小さくしなく
ても、簡単な機構で側板をきめ細かく位置決めすること
ができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下添付図面に従って本発明に係
るプリンタのスタッカの好ましい実施の形態について説
明する。
【0009】図1は本発明に係るスタッカが組み込まれ
たプリンタの全体構成図である。
【0010】図1に示すように、プリンタ10は、主と
して、供給リール12と、プリンタ本体14と、スタッ
カ16とで構成される。
【0011】供給リール12には、ラベル連続体やタグ
連続体等の帯状物18が巻回されており、この帯状物1
8がプリンタ本体14に送り出される。
【0012】プリンタ本体14は、主として、カーボン
リボン20の供給軸22と、帯状物18に所定の情報を
印字する印字部24と、カーボンリボン20の巻取軸2
6と、帯状物18を単葉状物28に切断する切断部30
とで構成される。
【0013】印字部24は、サーマルヘッド32とプラ
テンローラー34とを備え、これらの間にカーボンリボ
ン20及び帯状物18を挟持した状態で移送機構36を
駆動することにより、その移送にともなって所定の印字
情報を帯状物18に印字する。
【0014】切断部30は、固定刃38と、該固定刃3
8に対して進退移動する可動刃40とで構成され、印字
部24で印字された帯状物18が固定刃38と可動刃4
0の間を通過する際に、該帯状物18を所定長さの単葉
状物28に切断する。切断されて形成された単葉状物2
8は、プリンタ本体14の排出口29からスタッカに向
けて排出される。
【0015】スタッカ16は、プリンタ本体14の帯状
物18の移送方向下流側に設けられ、主として、スタッ
カハウジング42と、単葉状物28を積載する底板44
と、底板44上にスライド自在に支持されて単葉状物2
8の一方の側縁が当接される側板46と、積層された単
葉状物28を上から押さえ付ける重り部材48と、側板
46の位置決め機構50とで構成される。
【0016】図2は、スタッカ16の底板44から側板
46を取り外した図であり、図3は側板46の分解図で
ある。
【0017】図2に示すように、底板44のプリンタ本
体14側には、引き込みローラ52と、駆動モータ54
(図1参照)により矢印56方向に周動するエンドレス
ベルト58とが設けられ、プリンタ本体14の排出口2
9から順次排出される単葉状物28は、引き込みローラ
52とエンドレスベルト58との間に挟持されて底板4
4の単葉状物積載位置44Aまで引き込まれる。引き込
まれた単葉状物28は、底板44上に既に積層されてい
る一番下の単葉状物28と底板44との間に挿入され、
底板44上に立設された側板46に、引き込み方向先端
側の側縁が当接する。これにより、プリンタ本体14で
印字された単葉状物28が、底板44上に順次積層され
る。この場合、底板44と側板46とを金属製に形成
し、側板46の基台60に設けた磁石(図示せず)によ
り側板46が底板44上に着脱自在に立設されるように
すると便利である。また、底板44には、単葉状物28
の引き込み方向に沿って2つのスライド用長孔62、6
2と、該スライド用長孔62同士の間に1つの係合用長
孔64が平行に形成される。そして、2本の係合用長孔
64に、側板46の左右に形成された折曲部66、66
(図3参照)の下端突起部66A,66Aが係合する。
これにより、側板46は係合用長孔64にガイドされる
ので、側板46は単葉状物28の引き込み方向に正しく
スライドされる。
【0018】図2に示すように、重り部材48は、積層
した単葉状物28を上方から押さえつけるもので、スタ
ッカハウジング42に縦方向に形成された長孔68にピ
ン70が連結される。これにより、単葉状物28の積層
高さに応じて重り部材48が移動される。また、重り部
材48の長手方向にも長孔72が形成され、この長孔7
2に前記ピン70と同じピン70で連結される。これに
より、単葉状物28の引き込み方向への重り部材48の
移動も可能となるので、積載された単葉状物28を上方
から略均等に押さえ付けることができる。従って、積層
された単葉状物28の荷崩れを防止できる。
【0019】次に、底板44上で側板46をスライドさ
せて所望の位置で位置決めする位置決め機構50につい
て説明する。
【0020】底板44の裏面の係合用長孔64に沿った
位置には、図2及び図4に示すように、山部74Aと谷
部74Bが交互に配列された鋸刃状ラック74が設けら
れる。一方、側板46の基台60には、係合用長孔64
を介して鋸刃状ラック74の谷部74Bに係合するレバ
ー部材76と、鋸刃状ラック74の谷部74Bと谷部7
4Bの中間に係合するレバー部材76との2つのレバー
部材を一体的に並設した並設レバー部材77が取り付け
られる。
【0021】図3に示すように、並設レバー部材77の
基台60への取り付けは、先ず、基台60にピン78を
ネジ80止めする。そして、ピン78に、基台60の切
欠き孔82を介して基台60の下側から差し込まれた並
設レバー部材77の基端部のピン孔84と、一端が並設
レバー部材77に支持されると共に他端が基台60の支
持部61に支持された付勢バネ86を挿入した状態で、
ピン78の軸方向に穿孔された雌ネジに連結ネジ86を
螺合する。これにより、並設レバー部材77は、図3の
A−B方向に揺動可能であると共に、付勢バネ86によ
りA方向に付勢されている。従って、側板46をスライ
ド用長孔62に沿って図3のD方向にスライドさせる場
合には、並設レバー部材77の2個のレバー部材76,
76の先端部が鋸刃状ラック74(図3の破線)山部7
4Aと谷部74BにならってA−B方向に揺動するの
で、側板46のスライドが可能になる。逆方向、即ち単
葉状物28が当接する力の方向に、側板46を図3のC
方向にスライドさせようとすると、レバー部材76の先
端が鋸刃状ラック74の谷部74Bに係合してスライド
がストップする。従って、レバー部材76と鋸刃状ラッ
ク74の係合状態を解除して、側板46を底板44のC
方向側に寄せておいてから、単葉状物28の長さに合う
ように、D方向にスライドさせることにより、側板46
を所定の位置に位置決めすることができる。この場合、
側板のスライド方向に沿って、側板46の一回分のスラ
イドストローク長に合わせて目盛りを刻んだスケール8
8を設けると便利である。
【0022】また、並設レバー部材77を構成する2個
のレバー部材76の関係は、図4に示すように、一方の
レバー部材76が鋸刃状ラック74の谷部74Bに係合
したときに、他方のレバー部材76が谷部74Bと次の
谷部74Bとの中間に位置するように構成される。
【0023】上記の如く構成された、側板46の位置決
め機構について、図4と図5とを対比しながら説明す
る。図4は、2本のレバー部材76を有する本発明のス
タッカ16であり、図5は1本のレバー部材76を有す
る従来のスタッカである。
【0024】従来の位置決め機構の場合、図5(a)の
レバー部材76が鋸刃状ラック74の谷部74Bに係合
している状態から、図5(b)のように側板46を矢印
90方向にスライドさせると、レバー部材76は次の谷
部74Bで係合する。これにより、レバー部材76が逆
方向にスライドしなくなるので、レバー部材76の位置
決めがなされる。即ち、従来の位置決め機構における位
置決めの1回のスライドストローク長は、鋸刃状ラック
74の谷部74Bから次の谷部74Bまでの1ピンチ分
となる。
【0025】これに対し、本発明の位置決め機構では、
図4(a)の一方のレバー部材76が谷部74Bに係合
して、他方のレバー部材76が鋸刃状ラック74の谷部
74Bと谷部74Bの中間に位置した状態から、図4
(b)のように側板46を矢印90方向にスライドさせ
ると、前記1ピンチ分の半分の1/2ピッチスライドし
たときに、他方のレバー部材76が谷部74Bに係合
し、一方のレバー部材76は谷部74Bと谷部74Bの
中間に位置する。これにより、側板46の位置決めがな
される。従って、本発明は、側板46の1回のスライド
ストローク長を従来の半分に短くすることができるの
で、側板46のきめ細かな位置決めを行うことができ
る。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のプリンタ
のスタッカによれば、鋸刃状ラックの山部と谷部の大き
さを小さくしなくても、簡単な機構で側板をきめ細かく
位置決めすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のスタッカを組み込んだプリンタの全体
構成図
【図2】スタッカを説明する斜視図
【図3】側板の構成を説明する分解図
【図4】本発明のスタッカにおける側板の位置決めの作
用を説明する概念図
【図5】従来のスタッカにおける側板の位置決めの作用
を説明する概念図
【符号の説明】
10…プリンタ、12…供給リール、14…プリンタ本
体、16…スタッカ、18…帯状物、20…カーボンリ
ボン、28…単葉状物、29…プリンタ本体の排出口、
30…切断部、32…サーマルヘッド、34…プラテン
ローラ、38…固定刃、40…可動刃、42…スタッカ
ハウジング、44…底板、46…側板、48…重り部
材、50…位置決め機構、52…引き込みローラ、58
…エンドレスベルト、60…側板の基台、62…スライ
ド用長孔、64…係合用長孔、74…鋸刃状ラック、7
6…レバー部材、77…並設レバー部材、86…付勢バ
ネ、88…スケール

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プリンタの印字部で所定の情報が印字され
    て排出口から順次排出される単葉状物が順次積層される
    底板と、前記底板上にスライド自在に支持されると共に
    前記積層される単葉状物の一方の側縁が当接される側板
    とを有し、前記側板に設けられたレバー部材が前記底板
    に設けられた鋸刃状ラックの谷部に係合することにより
    前記側板のスライド位置の位置決めを行うプリンタのス
    タッカにおいて、 前記側板のスライド方向に前記レバー部材を2個設ける
    と共に、一方のレバー部材が前記鋸刃状ラックの谷部に
    係合したときに他方のレバー部材が谷部と次の谷部の中
    間に位置するように構成されていることを特徴とするプ
    リンタのスタッカ。
JP2001086582A 2001-03-26 2001-03-26 プリンタのスタッカ Pending JP2002284428A (ja)

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