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JP2002280420A - 半導体装置用ボンディングツール - Google Patents

半導体装置用ボンディングツール

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Publication number
JP2002280420A
JP2002280420A JP2001083162A JP2001083162A JP2002280420A JP 2002280420 A JP2002280420 A JP 2002280420A JP 2001083162 A JP2001083162 A JP 2001083162A JP 2001083162 A JP2001083162 A JP 2001083162A JP 2002280420 A JP2002280420 A JP 2002280420A
Authority
JP
Japan
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bonding
semiconductor element
bonding tool
semiconductor device
contact
Prior art date
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Pending
Application number
JP2001083162A
Other languages
English (en)
Inventor
Takehiro Suzuki
岳洋 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2001083162A priority Critical patent/JP2002280420A/ja
Publication of JP2002280420A publication Critical patent/JP2002280420A/ja
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
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    • H01L2224/00Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
    • H01L2224/74Apparatus for manufacturing arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and for methods related thereto
    • H01L2224/75Apparatus for connecting with bump connectors or layer connectors
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    • H01L2224/753Means for applying energy, e.g. heating means by means of pressure
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    • H01L2224/75302Shape
    • H01L2224/75303Shape of the pressing surface
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    • H01L2224/75821Upper part of the bonding apparatus, i.e. bonding head
    • H01L2224/75822Rotational mechanism
    • H01L2224/75823Pivoting mechanism

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  • Wire Bonding (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 半導体素子、金バンプ電極および金属配線パ
ターンが平行状態に保たれていない場合でも、金バンプ
電極と金属配線パターンとを良好に接合できるボンディ
ングツールを提供すること。 【解決手段】 半導体装置用ボンディングツールは、上
下方向に移動可能に支持された細長いボンディングシャ
フト部と、ボンディングシャフト部の先端に揺動可能に
設けられて熱源を内蔵するボンディングヘッド部とを備
え、ボンディングヘッド部は、被加熱物に接触して加熱
する接触加熱面を有し、基板上に載置された板状の半導
体素子を上面から押圧して加熱するときに、半導体素子
の上面が基板の表面に対して傾いている場合には接触加
熱面がその傾きに倣って接触する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ボンディングツ
ールに関し、詳しくは、金属配線パターンを有する絶縁
フィルム基板上に半導体素子をフェイスダウン方式でボ
ンディングする際に使用するボンディングツールに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】携帯電話、携帯情報端末をはじめとする
電子機器の小型軽量化に伴い、それらの機器に搭載され
る電子部品の高密度化が進んでいる。例えば、液晶表示
用パネルを駆動するための半導体素子は、絶縁性フィル
ム基板上に金属配線パターンを形成したいわゆるテープ
キャリアに実装することにより、高密度化を図ると共
に、薄型化、軽量化を実現している。このような実装方
法はCOF(Chip on FPC)法と呼ばれている。
【0003】図6は従来の一般的なCOF法による実装
工程を示す工程図である。図6(a)に示されるよう
に、半導体素子1はその表面に入出力用の電極2を備
え、電極2上に金バンプ電極3をさらに備えている。な
お、金バンプ電極3の高さは約10〜18μm程度であ
る。
【0004】半導体素子1は、絶縁性フィルム基板4の
表面に形成された金属配線パターン5上に載置される。
なお、絶縁性フィルム基板4はポリイミド樹脂やポリエ
ステル等のプラスチック絶縁材料を主材料として形成さ
れている。また、金属配線パターン5はCu等の導体を
主体とし、その表面にはSnメッキ、Auメッキ等が施
されている。半導体素子1の上方には、絶縁性フィルム
基板4上に載置された半導体素子1を押圧して加熱する
ことにより半導体素子1の金バンプ電極3を金属配線パ
ターン5へ熱圧着するためのボンディングツール6が待
機している。
【0005】まず、図6(a)に示されるように、半導
体素子(ICチップ)1の各金バンプ電極3が、絶縁性
フィルム基板4の金属配線パターン5の所定箇所に接す
るように位置合わせを行う。なお、絶縁性フィルム基板
4は帯状(テープ状)の形態をしており、その両側縁に
は送り孔(図示せず)が一定の間隔であけられている。
絶縁性フィルム基板4はこれら送り孔を利用することに
よりその長手方向に移動可能となっている。
【0006】上述のように位置合わせを行った後、ボン
ディングツール6を半導体素子1の上面へ降下させて、
半導体素子1を絶縁性フィルム基板4へ押圧して加熱す
る。この結果、図6(b)に示されるように、金バンプ
電極3と金属配線パターン5が熱圧着により接合され
る。このような熱圧着方法は、一般にILB(InnerLea
d Bonding)法と称されている。なお、図示は行わない
が、ILB法による接合が行われた後、半導体素子はエ
ポキシ樹脂等で樹脂封止され、さらに絶縁性フィルム基
板から打ち抜かれて個別の半導体集積回路となり液晶表
示用パネル等に実装される。
【0007】半導体素子は、通常、例えば直径約150
〜200mmのシリコン基板に同時に複数個作製され、
シリコン基板の裏面を研磨した後で個々のICチップに
切り出される。しかし、裏面研磨工程での研磨が均一に
行われない場合には、各半導体素子の厚さが均一になら
ず、各半導体素子の厚さにばらつきが生じることがあ
る。また、金バンプ電極を形成する工程でも、互いに高
さの異なる金バンプ電極が形成され、各金バンプ電極の
高さにばらつきが生じることもある。
【0008】金バンプ電極と金属配線パターンとの良好
な接合状態を得るためには、半導体素子が絶縁性フィル
ム基板上に載置された状態において、半導体素子、金バ
ンプ電極および金属配線パターンが平行状態に保たれて
いる必要がある。
【0009】しかし、図7に示すように、半導体素子1
aの金バンプ電極3aの高さが互いに異なっていたり、
半導体素子1aの厚さが不均一であると、半導体素子1
a、金バンプ電極3aおよび金属配線パターン5が平行
状態に保たれなくなる。このような状態において、従来
の一般的なボンディングツール6を用いてILB法によ
る接合を行うと、接合させるべき金バンプ電極3aおよ
び金属配線パターン5に圧力や熱が均一に伝わらず、そ
の結果、接合不良を招くことになる。
【0010】このような接合不良を防止するボンディン
グツールとして、図8に示されるようなボンディングヘ
ッドを備えたボンディングツールが一般に知られている
(例えば、特開2000−323505号参照)。図8
に示されるボンディングヘッド108は、ボンディング
ヘッド108内に複数個の加圧部材109がマトリクス
状に挿入され、それら加圧部材109はバネ110の付
勢力を利用することにより、各加圧部材109がそれぞ
れ独立して上下方向に移動可能となっている。これによ
り、ILB法による接合を行う際に各加圧部材109が
半導体素子1aの傾きに追随し、加圧および加熱を行
う。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ボンディングヘッド内
に複数個の加圧部材を備える上述のボンディングツール
は、ボンディングヘッド内に挿入された各加圧部材がそ
れぞれ独立して半導体素子の傾きに追随するので、半導
体素子と各加圧部材の接触面に微小な隙間が生じてしま
う。また、滑らかな曲線に沿って半導体素子表面が傾い
ている場合には、各加圧部材と半導体素子との接触面に
隙間が発生するので、均等に加圧することが難しくな
る。従って、複数個の加圧部材を備える上述のボンディ
ングツールを用いても、金バンプ電極と金属配線パター
ンとの接合不良が発生し、結果として正常な特性を示さ
ない半導体集積回路が製造される可能性がある。
【0012】この発明は以上のような事情を考慮してな
されたものであり、半導体素子が絶縁性フィルム基板上
に載置された状態において、半導体素子、金バンプ電極
および金属配線パターンが平行状態に保たれていない場
合でも、金バンプ電極と金属配線パターンとを良好に接
合できるボンディングツールを提供するものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】この発明は、上下方向に
移動可能に支持された細長いボンディングシャフト部
と、ボンディングシャフト部の先端に揺動可能に設けら
れて熱源を内臓するボンディングヘッド部とを備え、ボ
ンディングヘッド部は、被加熱物に接触して加熱する接
触加熱面を有し、基板上に載置された板状の半導体素子
を上面から押圧して加熱するときに、半導体素子の上面
が基板の表面に対して傾いている場合には接触加熱面が
その傾きに倣って接触する半導体装置用ボンディングツ
ールを提供するものである。
【0014】
【発明の実施の形態】この発明によるボンディングツー
ルは、予め基板上に位置決めされた上で載置された半導
体素子へボンディングツールを降下させる方法に主に適
用されるが、それ以外の方法にも適用可能である。例え
ば、ボンディングツールが真空吸着装置などを備える
と、予め半導体素子をボンディングツール側に吸着して
おき、半導体素子と基板との位置決めを行った上でボン
ディングツールを基板へ降下させる方法にも適用でき
る。
【0015】この発明による半導体装置用ボンディング
ツールは、ボンディングシャフト部は長手方向の軸に直
交する支軸を先端に備え、ボンディングヘッド部はその
支軸によってボンディングシャフト部に連結されていて
もよい。また、この発明による半導体装置用ボンディン
グツールは、ボンディングシャフト部がその先端に自在
継ぎ手を備え、ボンディングヘッド部は自在継ぎ手を介
してボンディングシャフト部に連結されていてもよい。
【0016】つまり、この発明による半導体装置用ボン
ディングツールは、ボンディングシャフト部とボンディ
ングヘッド部が、1軸または2軸(すなわち自在継ぎ
手)の支軸で連結された構造とすることができる。この
ように構成すると、簡単な構造でボンディングヘッド部
が半導体素子の傾きに倣って揺動できるようになり、結
果として半導体装置を均等に押圧できるようになる。
【0017】また、この発明による半導体装置用ボンデ
ィングツールは、接触加熱面が、圧力によって変形可能
な材料で覆われていてもよい。変形可能な材料として
は、例えば、ポリイミド樹脂やポリエステルなどを挙げ
ることができ、その被覆厚さは約0.01mm程度とす
ることができる。
【0018】このように構成すると、半導体素子にごみ
が付着していても、変形可能素材がごみの厚さ分を吸収
するので、半導体装置をさらに均等に押圧できるように
なる。
【0019】この発明による半導体装置用ボンディング
ツールは、以上のように構成されることにより、ボンデ
ィングヘッド部が半導体素子の傾きに倣って揺動でき、
さらに接触加熱面に設けられた変形可能素材が半導体素
子に付着したごみの厚さ分を吸収できる。この結果、半
導体素子が絶縁性フィルム基板上に載置された状態にお
いて、半導体素子、金バンプ電極および金属配線パター
ンが平行状態に保たれておらず、さらに半導体素子にご
みが付着している場合であっても、金バンプ電極と金属
配線パターンを良好に接合できる。
【0020】
【実施例】以下に図面に示す実施例に基づいてこの発明
を詳述する。なお、この実施例によってこの発明が限定
されるものではない。
【0021】実施例1 図1はこの発明の実施例1によるボンディングツールを
示す正面図であり、図2は図1に示されるボンディング
ツールの側面図であり、図3は図1に示されるボンディ
ングツールのボンディングヘッド部が揺動する状態を示
す説明図であり、図4は図1に示されるボンディングツ
ールの使用時の動きを示す説明図である。
【0022】図1〜4に示されるように、この発明の実
施例1による半導体装置用ボンディングツール101
は、上下方向に移動可能に支持された細長いボンディン
グシャフト部7と、ボンディングシャフト部7の先端に
揺動可能に設けられて加熱用ヒータ12を内蔵するボン
ディングヘッド部8とを備え、ボンディングヘッド部8
は、被加熱物に接触して加熱する接触加熱面10を有
し、絶縁性フィルム基板4上に載置された板状の半導体
素子1aを上面から押圧して加熱するときに、半導体素
子1aの上面が絶縁性フィルム基板4の表面に対して傾
いている場合には接触加熱面10がその傾きに倣って接
触するように構成されている。
【0023】詳しくは、図1〜4に示されるように、ボ
ンディングシャフト部7と、ボンディングヘッド部8
は、ボンディングシャフト部7の先端付近に設けられた
支軸9の両端が、ボンディングヘッド部8の上部に設け
られた一対のアーム13を回動可能に支えることにより
連結されている。また、ボンディングヘッド部8は、ボ
ンディングシャフト部7に対するボンディングヘッド部
8の揺動を容易にする移動溝14が設けられている。
【0024】以上のように構成されることにより、ボン
ディングヘッド部8はボンディングシャフト部7の先端
が移動溝14に沿いながら、支軸9を中心にボンディン
グシャフト部7に対して揺動できる。なお、ボンディン
グヘッド部8は加熱用ヒータ12を内蔵し、半導体素子
1aと接触する接触加熱面10はポリイミド樹脂からな
る被覆部11で覆われている。
【0025】次に、図4に基づいて、裏面研磨により厚
さが不均一となった半導体素子1aに形成された高さに
ばらつきがある金バンプ電極3、3aを、実施例1によ
るボンディングツール101を用いて金属配線パターン
5に接合する工程について説明する。
【0026】実施例1によるボンディングツール101
を用いてILB法による接合を行う際、ボンディングツ
ール101から半導体素子1aへ圧力が2段階に分けて
加えられる。まず、第1段階としてボンディングツール
101のボンディングヘッド8を半導体素子1aへ接触
させる。この時、被覆部11自体が変形することによ
り、半導体素子1aに付着したごみ等の厚さ分を吸収す
る。
【0027】次に、第2段階として、半導体素子1aを
絶縁性フィルム基板4上の金属配線パターン5に対して
押圧する。この時、ボンディングヘッド部8は、半導体
素子1aの厚さの不均一および金バンプ電極3aの高さ
のばらつきに起因する半導体素子1aの傾きに倣って支
軸9を中心に揺動する。
【0028】これにより、半導体素子1aへごみが付着
し、半導体素子1aの厚さが不均一であり、さらに金バ
ンプ電極3aの高さにばらつきがあっても、半導体素子
1aはその全面にわたってボンディングヘッド部8から
均等な押圧力を受ける。この結果、半導体素子1aの金
バンプ電極3aは絶縁性フィルム基板4上の金属配線パ
ターン5へ均等に押圧および加熱されて良好に接合され
る。
【0029】つまり、半導体素子1a、金バンプ電極3
aおよび金属配線パターン5が平行状態に保たれていな
くとも、被覆部11自体の変形とボンディングヘッド8
の揺動によって良好な接合が可能となり、接合不足等の
不良発生を軽減できる。
【0030】実施例1によるボンディングツールの具体
的な材質と寸法を以下に示すが、この発明によるボンデ
ィングツールの材質や寸法は、半導体素子の大きさ、I
LB法による接合条件などによって適宜選定することが
できる。実施例1によるボンディングツールの材質はS
US材である。ボンディングヘッド部8は縦が約5m
m、横が約20mm、厚さが約15mmであり、ボンデ
ィングシャフト部7を含む全体の高さは約30mmであ
る。また、被覆部11はポリイミド樹脂からなり、その
厚さは約0.01mmである。また、ILB法による接
合条件として一例を挙げると、ボンディングヘッド部8
の温度は約400℃前後、絶縁性フィルム基板4に対す
る圧力は約150〜200Nとすることができる。
【0031】実施例2 この発明の実施例2によるボンディングツールについて
図5に基づいて説明する。図5はこの発明の実施例2に
よるボンディングツールの正面図である。図5に示され
るように、実施例2によるボンディングツール201の
ボンディングシャフト部7とボンディングヘッド部8
は、支軸9aの両端が一対のアーム13aを回動可能に
支え、さらに支軸9bの両端が一対のアーム13bを回
動可能に支えることにより連結されている。支軸9bは
支軸9aの下方で支軸9aに対して直交する向きに設け
られ、アーム13bはアーム13aに対して直交する向
きに設けられている。
【0032】ボンディングヘッド部8は、支軸9aがア
ーム13aを支えることにより、支軸9aを中心とした
揺動が可能となり、さらに、支軸9bがアーム13bを
支えることにより、支軸9bを中心とした揺動が可能と
なっている。つまり、支軸9aとアーム13aおよび支
軸9bと13bは協働していわゆる自在継ぎ手の機能を
果たすので、ボンディングヘッド部8がいずれの方向に
も揺動できるようになっている。その他の構成は上述の
実施例1と同じである。
【0033】
【発明の効果】この発明によれば、ボンディングヘッド
部が基板上に載置された板状の半導体素子を上面から押
圧して加熱するときに、半導体素子の上面が基板の表面
に対して傾いている場合には接触加熱面がその傾きに倣
って接触するので、半導体素子、金バンプ電極および金
属配線パターンが平行状態に保たれていなくても、ボン
ディングヘッド部は半導体素子の全面にわたって均等な
圧力を伝えることができ、結果として半導体素子の金バ
ンプ電極を金属配線パターンへ均等に押圧および加熱し
て良好に接合することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1によるボンディングツール
の正面図である。
【図2】図1に示されるボンディングツールの側面図で
ある。
【図3】図1に示されるボンディングツールのボンディ
ングヘッド部が揺動する状態を示す説明図である。
【図4】図1に示されるボンディングツールの使用時の
動きを示す説明図である。
【図5】この発明の実施例2によるボンディングツール
を示す正面図である。
【図6】従来の一般的なCOF法による実装工程を示す
工程図である。
【図7】従来の一般的なボンディングツールを用いてI
LB法による接合を行っている状態を示す説明図であ
る。
【図8】従来の改良されたボンディングツールを示す断
面図である。
【符号の説明】
7・・・ボンディングシャフト部 8・・・ボンディングヘッド部 9・・・支軸 10・・・接触加熱面 11・・・被覆部 12・・・加熱用ヒータ 13・・・カバー 14・・・移動溝 101・・・ボンディングツール

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下方向に移動可能に支持された細長い
    ボンディングシャフト部と、ボンディングシャフト部の
    先端に揺動可能に設けられて熱源を内臓するボンディン
    グヘッド部とを備え、ボンディングヘッド部は、被加熱
    物に接触して加熱する接触加熱面を有し、基板上に載置
    された板状の半導体素子を上面から押圧して加熱すると
    きに、半導体素子の上面が基板の表面に対して傾いてい
    る場合には接触加熱面がその傾きに倣って接触する半導
    体装置用ボンディングツール。
  2. 【請求項2】 ボンディングシャフト部は長手方向の軸
    に直交する支軸を先端に備え、ボンディングヘッド部は
    その支軸によってボンディングシャフト部に連結されて
    いる請求項1に記載の半導体装置用ボンディングツー
    ル。
  3. 【請求項3】 ボンディングシャフト部はその先端に自
    在継ぎ手を備え、ボンディングヘッド部は自在継ぎ手を
    介してボンディングシャフト部に連結されている請求項
    1に記載の半導体装置用ボンディングツール。
  4. 【請求項4】 接触加熱面が、圧力によって変形可能な
    材料で覆われている請求項1〜3のいずれか1つに記載
    の半導体装置用ボンディングツール。
JP2001083162A 2001-03-22 2001-03-22 半導体装置用ボンディングツール Pending JP2002280420A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010141131A (ja) * 2008-12-11 2010-06-24 Panasonic Electric Works Co Ltd 吸着コレットおよび実装方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010141131A (ja) * 2008-12-11 2010-06-24 Panasonic Electric Works Co Ltd 吸着コレットおよび実装方法

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