JP2002271308A - 符号通信方法及び通信装置 - Google Patents
符号通信方法及び通信装置Info
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Abstract
録商標)信号のようにmb/nb符号化された信号を、
SDHネットワーク等を介して、効率的に通信するため
の、符号通信方法を提供することにある。 【解決手段】本発明は、送信装置が、(m+1)b符号
列を生成し、送信するとともに、p個(pはsより大き
く、かつ、2m+2以下の自然数)の連続するKとq個
(qは自然数、p+q≦2m+2)のK ̄から構成され
る符号同期パターンを、少なくとも1回送信し、受信装
置が、受信ビット列から符号同期パターンを検出し符号
同期を行うことによって、受信ビット列を(m+1)b
符号列に変換することを特徴とする。
Description
された信号を効率的に通信するために使用される。特
に、符号同期を行うための符号同期パターンが含まれて
いることが必要であり、低周波成分の抑制を要求されな
いときに、nビット長の符号をm+1ビット長(n>m
+1)の符号に変換して通信することによって情報伝送
効率を向上させる、符号通信方法及び通信装置に関す
る。
を適用した通信システムの例である。この通信システム
は、8b/10b符号(特許2549196号、特開昭
59−10056号公報、を参照のこと)を採用するギ
ガビットイーサネット信号を既存のSDH(Synch
ronous Digital Hierarchy)
ネットワークを介して通信することによって、ギガビッ
トイーサネット信号の長距離伝送を可能とする。
ット装置Xから送信された1.25Gbpsのギガビッ
トイーサネット信号を、2.48832GbpsのSD
H信号に変換し、SDHネットワークを介して、符号通
信ノードBへ送信する。符号通信ノードBは、受信した
2.48832GbpsのSDH信号を1.25Gbp
sのギガビットイーサネット信号に戻し、ギガビットイ
ーサネット装置Yへ送信する。また、符号通信ノードB
は、ギガビットイーサネット装置Yから送信されたギガ
ビットイーサネット信号を、2.48832Gbpsの
SDHに変換し、符号通信ノードAに送信する。符号通
信ノードAは受信したSDH信号を、ギガビットイーサ
ネット信号に戻し、ギガビットイーサネット装置Xへ送
信する。
DH信号に変換可能な元の信号のビットレートは最大
2.39616Gbpsであるため、2.48832G
bpsのSDH信号に変換可能な1.25Gbpsのギ
ガビットイーサネット信号は、1本のみであった。
術による符号通信方式を適用した符号通信システムで
は、2.48832GbpsのSDH信号の使用可能な
帯域のうち、1.14616Gbpsの帯域が使用され
ず、極めて情報伝送効率の悪い方式となっていた。
説明する。
(GbE)信号をWAN(例:SDHネットワーク)を
介して通信する構成説明図である。
2からの10b(ビット)符号(1.25Gbps)は
SDH変換部13でSDHフレーム信号(2.4883
2Gbps=0.09216Gbps(OverHea
d)+1.25Gbps(GbE)+未使用1.146
16Gbps)に変換され、WAN(SDHネットワー
ク)14を介して受信装置15に送信される。受信装置
15のSDH変換部16ではSDHフレーム信号を10
b符号に変換してGbE受信部17に出力する。
SDHフレーム信号に、GbEを1本しか載せられない
(2本載せるには帯域が足りないため)。したがって、
1.14616Gbpsの帯域が使われないため、極め
て効率が悪い。
る。すなわち、送信装置21の2つのGbE送信部2
2,23から9b(1.1Gbps)符号をSDH変換
部24でSDH信号のビット列(2.48832Gbp
s=0.09216Gbps(OverHead)+
1.1Gbps(GbE)+未使用0.19616Gb
ps)に変換され、WAN(SDHネットワーク)25
を介して受信装置26に送信される。受信装置26のS
DH変換部27ではSDH信号のビット列を2つの9b
(1.1Gbps)符号に変換して2つのGbE受信部
28,29に出力する。このように、8b/10b符号
化されたGbE信号(10b符号)を、そのままSDH
信号に載せるのではなく、8b/10b符号化前の信号
(9b符号)を載せる。この場合、GbEの帯域が、
1.25Gbpsから1.1Gbpsに減る。そのた
め、2.48832GbpsのSDH信号に、2本のG
bE信号を載せることができる。
化の利点は以下の3点であり、 0,1の出現頻度が均衡する 0/1が長く連続しない(DCフリー) コンマがある(コンマを検出してビット列を符号に
区切る符号同期が可能) SHDフレームでスクランブルを行うため、とは不
要であるが、ビット列としてGbE信号をSHDフレー
ムに載せるとき、は必要であり、先の従来の改良案で
は、不十分であり、9b符号に、符号同期を行うための
工夫が必要になる。
で、その目的は、ギガビットイーサネット信号のように
mb/nb符号化された信号を、SDHネットワークの
ようにmb/nb符号列をシリアルで伝送する方式とは
異なる伝送形式を用いたネットワークを介して、効率的
に通信するための、符号通信方法及び通信装置を提供す
ることにある。
b/nb符号列をそのままビット列として、ビット列を
通信するための通信手段を介して、通信するのではな
く、各符号がm+1ビット長(n>m+1)の(m+
1)b符号に変換した後に通信する。(m+1)b符号
は、mb/nb符号化する前の信号である。mビット長
の情報ビットと1ビット長の制御ビットから構成され
る。なお、制御ビットがK(Kは0もしくは1)である
とき、その符号が特殊符号であることを示し、制御ビッ
トがK ̄(K ̄はKが0のとき1、Kが1のとき0)で
あるとき、その符号がデータ符号であることを示す。ま
た、特殊符号の種類は2m −1以下であることとする。
から、p個(pはm+1以上の自然数)の連続するKと
q個(qは自然数)のK ̄を含む符号同期パターンを検
出する。この検出タイミングを利用して、符号同期を行
う。ただし、1個の特殊符号と1個の(m+1)b符号
とを組み合わせてできた2m+2ビットのパターンに含
まれる、Kが連続するパターンの最大のビット数をsと
するとき、pがsよりも大きいこととする。
を送信するために、p個の連続するKを含む符号同期符
号セットを、(m+1)b符号Ci と次の符号Ci+1 と
の間に挿入する。受信側では、符号同期を行った後に、
送信側で挿入した符号同期符号セットを削除する。な
お、符号同期符号セットは、(m+1)×r(rは1も
しくは2)個のビットである。rが1のときは、符号C
i と符号Ci+1 について、符号Ci の最後のp1個のビ
ットと符号同期符号セットと符号Ci+1 の最初のp2個
のビットとを配列したビットパターンが、符号同期パタ
ーンに一致する場合に限り、符号同期符号セットを挿入
する。
めに符号同期符号セットを挿入する方式のほかに、送信
側で特定の特殊符号Sを符号同期符号セットに置換する
ことによって、符号同期パターンを含む信号を送信する
方式も可能である。受信側では、符号同期を行った後
に、符号同期符号セットを特殊符号Sに戻す。符号同期
符号セットは、(m+1)×r(rは1もしくは2)個
のビットである。rが1のときは、特殊符号Sの直前の
符号Ci と直後の符号Ci+2 について、符号Ciの最後
のp1個のビットと符号同期符号セットと符号Ci+2 の
最初のp2個のビットとを配列したビットパターンが、
符号同期パターンに一致する場合に限り、特殊符号Sを
符号同期符号セットに置換する。
ットの情報ビットと1ビットの制御ビットに対して、ビ
ット順番の交換とビット反転とを含む、(m+1)b符
号化処理を施す。とくに、制御ビットの位置を、(m+
1)b符号のtビットめ(tは2以上m−1以下の自然
数)とする。この場合、(m+1)b符号が特殊符号の
ときは、制御ビットの位置より前のt−1個のビットの
なかにK ̄を含むとともに、制御ビットの位置より後の
m+1−t個のビットのなかにK ̄を含むように、(m
+1)b符号化処理を施す。
テムでは、各符号がnビット長のmb/nb符号列をそ
のままビット列として通信するのではなく、各符号がm
+1ビット長(n>m+1)の(m+1)b符号に変換
した後に通信するため、必要とされる伝送帯域を低減す
ることが可能である。たとえば、8b/10b符号を用
いるギガビットイーサネット信号を通信するために、従
来の技術を適用した符号通信システムでは1.25Gb
psの帯域を必要としていたのが、本発明の適用によっ
て9b符号に変換して通信するため必要な帯域は1.1
Gbpsに低減される。したがって、2.48832G
bpsのSDH信号に変換しSDHネットワークを介し
てこれを通信する場合、従来の技術では1本のギガビッ
トイーサネット信号しか伝送できなかったが、本発明の
適用によって、2本のギガビットイーサネット信号を多
重化して通信することが可能となり、情報伝送効率を大
幅に向上させることができる。
b/nb符号と異なり、0または1が一定個数以上連続
しない特徴と、0と1の個数が均衡する特徴を、備えて
いない。しかし、符号化された信号を例えばSDH信号
に変換して通信するような場合、すなわち、実際の伝送
で別の信号形式が用いられる場合には、伝送信号形式が
上記の特徴を備えているため、問題とならない。また、
特殊符号を伝送可能であるという特徴と、符号同期が可
能であるという特徴については、mb/nb符号と同
様、本発明を適用することによって実現される。
符号化する前の信号である、mビット長の情報ビットと
1ビット長の制御ビットから構成されるため、受信側で
(m+1)b符号からmb/nb符号を容易に再生する
ことができる。また、本発明では、意図的に符号同期パ
ターンを発生させないかぎり、信号のビット列に符号同
期パターンが生じないので、符号同期の誤動作を防止で
きる。
ために、符号同期符号セットを挿入するか、もしくは、
特定の特殊符号Sを符号同期符号セットに置換するが、
符号同期符号セットを符号1個分で実現することを可能
とし、送信側の符号同期符号セットを挿入/置換する回
路を簡易化できる。さらに、本発明では、(m+1)b
符号化処理によって、符号同期パターンをm+2ビット
にまで短縮することができる。即ち、任意の(m+1)
b符号の配列において、本来の符号同期パターン以外で
は、Kがm+1個以上連続しないよう、(m+1)b符
号化処理を行う。これにより、受信側で符号同期を行う
回路の規模を削減できる。
(9b符号)に対して、符号同期を行うためのしくみを
付与する。
b符号のビット列中に決して現れないビット列パターン
を、符号同期パターンとして、ビット列中に埋め込む。
符号同期パターンとして、9b符号のビット列中に決し
て現れないビット列パターンを用いるのは、1が一定個
以上連続するパターンは、9b符号のビット列中に決し
て現れないことに基づいている。
号の場合、制御ビットは0であるため、少なくとも9ビ
ットに1個は0が入る。また、特殊符号の場合、制御ビ
ットは1であるが、制御符号として定義されたパターン
が限られ、特殊符号には少なくとも1個は0が入ってい
るので、1が17個以上連続することはない。
て、1(=特殊符号を示す制御ビットの値)が連続する
パターンを採用する。このパターンは、9b符号のビッ
ト列中に現れ得る1が連続する最長パターンよりも長く
1が連続し、かつ、パターン区切りを示す0を含む。
として請求項2〜5,8〜11があり、符号同期パター
ンを短くする方法及び装置として請求項6,12があ
る。
きどき(例えば周期的に)符号同期パターンを含む符号
2個分のビット列を、挿入する。尚、挿入後は、挿入分
だけビットレートを高くする必要がある。
求項2,8と同様、パターンを挿入するが、挿入した箇
所の前後の符号パターンと組み合わせて、符号同期パタ
ーンを構成する。すなわち、パターンP1をもつ符号と
パターンP2を持つ符号の間に、1個分のビットを挿入
する。このため、挿入するパターン長は、符号1個分で
よい。尚、挿入後は、挿入分だけビットレートを高くす
る必要がある。
特定の符号2個のパターンP3を、符号同期パターンを
含む符号2個分のビット列に、置換する。すなわち、特
定の値をもつ2個の符号が現れたとき、符号2個分のビ
ットに置換する。
請求項4,10と同様に置換するが、請求項2,8と同
様に置換した箇所の前後の符号パターンと組み合わせ
て、符号同期パターンを構成する。すなわち、パターン
P1をもつ符号とパターンP2をもつ符号に挟まれた特
殊符号Sが現れたとき、特殊符号Sを符号1個分のビッ
トに置換する。このため、置換するパターン長は、符号
1個分でよい。
小にする方法である。
同期パターンが短いほど、符号同期回路が小規模になる
からである。
る。すなわち、符号同期パターンに含まれる1の連続数
pは、9b符号のビット列中に現れ得る1の最大連続数
sより大きい必要がある。したがって、符号同期パター
ン長は、s+2(p>s,q>0,s=p+q)であ
る。
の9b符号の配列例1では、sを決定するパターンの1
の連続は最大12個であり、s=12である。
トの隣が必ず0となるよう配列した9b符号の配列例2
では、sを決定する1の連続は最大9個であり、s=9
である。
端ではなく、中に移動する9b符号の配列例3では、s
を決定するパターンの1の連続は最大8個であり、s=
8であり、最小となる。
形態例を詳細に説明する。
7の例)を示す構成説明図である。すなわち、送信装置
31は符号通信ネットワーク32を介して受信装置33
に接続される。前記送信装置31は信号出力部34、
(m+1)b符号化部35、(m+1)b符号→符号同
期(m+1)b符号変換部36、送信部37より構成さ
れる。前記受信装置33は受信部38、符号同期部3
9、符号同期(m+1)b符号→(m+1)b符号変換
部40、(m+1)b復号化部41、信号入力部42よ
り構成される。前記信号出力部34はmビット長の情報
ビットならびに1ビット長の制御ビットを連続して出力
する。前記信号出力部34から(m+1)b符号化部3
5に供給される信号(1)はmビット長の情報ビット+
制御ビットである。制御ビット=Kのとき、特殊符号で
あることを示し、制御ビット=K ̄のとき、データ符号
であることを示す。特殊符号は少なくとも1個のK ̄を
含む(制御ビット=Kのとき、mビット長の情報ビット
は少なくとも1個のK ̄を含む)。前記(m+1)b符
号化部35はmビット長の情報ビットと1ビット長の制
御ビットから、(m+1)b符号を生成する。前記(m
+1)b符号化部35から(m+1)b符号→符号同期
(m+1)b符号変換部36に供給される信号(2)は
(m+1)b符号の符号列である。1個の特殊符号と、
1個の特殊符号またはデータ符号とを組み合わせた、2
m+2ビット長のビット列に含まれるKが連続するビッ
ト列パターンのうち、最大のビット長がs(sは2m+
2より小さい自然数)である。
1)b符号変換部36は(m+1)b符号列を、符号同
期パターンを加えた、符号同期(m+1)b符号列に変
換する。前記(m+1)b符号→符号同期(m+1)b
符号変換部36から送信部37に供給される信号(3)
は符号同期(m+1)b符号の符号列であり、符号同期
パターンを含む(m+1)b符号である。符号同期パタ
ーンはp個(pはsより大きく、かつ、2m+2以下の
自然数)の連続するKと、q個(qは自然数、p+q≦
2m+2)のK ̄から構成される。前記送信部37は符
号同期(m+1)b符号列を符号通信ネットワーク32
を介して伝送するための信号形式に変換し、受信装置3
3に向けて送信する。前記送信部37から送信された送
信信号(4)は符号通信ネットワーク32を介して受信
信号(5)として受信部38で受信される。前記受信部
38は符号通信ネットワーク32を介して伝送された受
信信号(5)を受信し、符号同期(m+1)b符号のビ
ット列に変換する。前記受信部38から符号同期部39
に供給される信号(6)は符号同期(m+1)b符号の
ビット列である。前記符号同期部39は符号同期(m+
1)b符号のビット列から符号同期パターンを検出し、
符号同期を行う(ビット列を符号ごとに区切られた符号
列に変換する)。前記符号同期部39から符号同期(m
+1)b符号→(m+1)b符号変換部40に供給され
る信号(7)は符号同期(m+1)b符号の符号列であ
る。前記符号同期(m+1)b符号→(m+1)b符号
変換部40は符号同期パターンを含む符号同期(m+
1)b符号列を、符号同期パターンを含まない(m+
1)b符号列に変換する。前記符号同期(m+1)b符
号→(m+1)b符号変換部40から(m+1)b復号
化部41に供給される信号(8)は(m+1)b符号の
符号列である。前記(m+1)b復号化部41は(m+
1)b符号をmビット長の情報ビットと1ビット長の制
御ビットに戻す。前記(m+1)b復号化部41から信
号入力部42に供給される信号(9)はmビット長の情
報ビット+制御ビットである。前記信号入力部42はm
ビット長の情報ビットと1ビット長の制御ビットを連続
して入力する。
8の例)に係る(m+1)b符号→符号同期(m+1)
b符号変換部を示す構成説明図である。すなわち、クロ
ック発生源(周波数>信号(2)に同期したクロック)
51は符号同期符号セットを挿入したのちの符号列に同
期するクロックを発生する。挿入可能とするため、挿入
前のデータに同期したクロックの周波数よりも高い。前
記クロック発生源51の発生クロックはFIFO(Fi
rst−In First−Out)52の出力クロッ
クおよび符号同期符号セット挿入部54の入力クロック
として供給される。前記FIFO52には、入力データ
として信号(2)の(m+1)b符号の符号列が入力さ
れ、入力クロックとして信号(2)に同期したクロック
が入力される。前記FIFO52は、入力データを蓄積
し、出力クロックに同期して、蓄積された順に出力デー
タとして符号同期符号セット挿入部54の入力データに
出力する。出力クロック周波数は、入力クロック周波数
より高いため、FIFO52の蓄積量は減少する。蓄積
量判定部53は、その蓄積量を判定し、蓄積量<Smi
nとなったとき、FIFO52の符号2個分を出力する
期間、FIFO52からのデータ出力を停止させ、蓄積
量を回復させる。前記符号同期符号セット挿入部54
は、蓄積量判定部53がFIFO52に符号2個分の出
力を停止させている期間(符号同期符号セット挿入タイ
ミング)、符号同期符号セットを押入する。前記符号同
期符号セット挿入部54の出力データとして信号(3)
の符号同期(m+1)b符号の符号列が出力される。
8の例)に係る符号同期(m+1)b符号→(m+1)
b符号変換部を示す構成説明図である。すなわち、符号
同期符号セット検出部64には、入力データとして信号
(7)の符号同期(m+1)b符号の符号列が入力さ
れ、入力クロックとして信号(7)に同期したクロック
が入力される。前記符号同期符号セット検出部64は、
入力データから符号同期符号セットを検出し、検出した
符号同期符号セットをFIFO62が蓄積しないよう
に、符号同期符号セット検出信号をFIFO62の入力
停止タイミングとして出力する。前記FIFO62は、
入力データのうち符号同期符号セット以外のデータを蓄
積し、出力クロックに同期して、蓄積された順に出力デ
ータとして出力する。蓄積判定部63は、FIFO62
の蓄積量を判定し、蓄積量<Sminとなったとき、出
力クロックの周波数を低下させ、蓄積量>Smaxとな
ったとき、出力クロックの周波数を増加させる。可変ク
ロック発生源(周波数≒信号(2)に同期したクロッ
ク)61は、符号同期符号セットを削除した符号列に同
期するクロックを発生する。削除前のデータに同期した
クロックの周波数よりも低く、FIFO62の蓄積量に
応じて、発生する周波数を微調整し、FIFO62のオ
ーバフローやアンダーフローを防ぐ。FIFO62の出
力データとして信号(8)の(m+1)b符号の符号列
が出力される。
9の例)に係る(m+1)b符号→符号同期(m+1)
b符号変換部を示す構成説明図である。すなわち、クロ
ック発生源(周波数>信号(2)に同期したクロック)
71は符号同期符号を挿入したのちの符号列に同期する
クロックを発生する。挿入可能とするため、挿入前のデ
ータに同期したクロックの周波数よりも高い。前記クロ
ック発生源51の発生クロックはFIFO72の出力ク
ロックおよび符号同期符号挿入部74の入力クロックと
して供給される。前記FIFO72には、入力データと
して信号(2)の(m+1)b符号の符号列が入力さ
れ、入力クロックとして信号(2)に同期したクロック
が入力される。前記FIFO72は、入力データを蓄積
し、出力クロックに同期して、蓄積された順に出力デー
タとして符号同期符号挿入部74の入力データに出力す
る。出力クロック周波数は、入力クロック周波数より高
いため、FIFO72の蓄積量は減少する。蓄積量判定
部73は、その蓄積量を判定し、蓄積量<Sminとな
っている期間、符号同期符号挿入イネーブルを出力し、
符号同期符号挿入部74が、符号同期符号挿入イネーブ
ルを受けて符号同期符号を挿入することによって、蓄積
量を回復させる。前記符号同期符号挿入部74は、蓄積
量判定部73が出力する符号同期符号挿入イネーブルを
示す期間中、入力データから、最後からp1個のビット
列パターンがP1である符号Ci、先頭からp2個のビ
ット列パターンがP2である符号Ci+1を検出したと
き、符号1個分の期間、FIFO72に出力を停止さ
せ、入力を停止し、代わりに符号C iと符号Ci+1と
の間に符号同期符号を押入する。前記符号同期符号挿入
部74の出力データとして信号(3)の符号同期(m+
1)b符号の符号列が出力される。
9の例)に係る符号同期(m+1)b符号→(m+1)
b符号変換部を示す構成説明図である。すなわち、符号
同期符号セット検出部84には、入力データとして信号
(7)の符号同期(m+1)b符号の符号列が入力さ
れ、入力クロックとして信号(7)に同期したクロック
が入力される。前記符号同期符号セット検出部84は、
入力データから符号同期符号を検出し、検出した符号同
期符号をFIFO82が蓄積しないように、符号同期符
号検出信号をFIFO82の入力停止タイミングとして
出力する。前記FIFO82は、入力データのうち符号
同期符号以外のデータを蓄積し、出力クロックに同期し
て、蓄積された順に出力データとして出力する。蓄積判
定部83は、FIFO82の蓄積量を判定し、蓄積量<
Sminとなったとき、出力クロックの周波数を低下さ
せ、蓄積量>Smaxとなったとき、出力クロックの周
波数を増加させる。可変クロック発生源(周波数≒信号
(2)に同期したクロック)81は、符号同期符号を削
除した符号列に同期するクロックを発生する。削除前の
データに同期したクロックの周波数よりも低く、FIF
O82の蓄積量に応じて、発生する周波数を微調整し、
FIFO82のオーバフローやアンダーフローを防ぐ。
FIFO82の出力データとして信号(8)の(m+
1)b符号の符号列が出力される。
10の例)に係る(m+1)b符号→符号同期(m+
1)b符号変換部を示す構成説明図である。すなわち、
符号同期符号セット置換部91には、入力データとして
信号(2)の(m+1)b符号の符号列が入力され、入
力クロックとして信号(2)に同期したクロックが入力
される。前記符号同期符号セット置換部91は、入力デ
ータから2個連続する符号が、固定ビット列パターンP
3に一致するとき、符号同期パターンを含む符号同期符
号セットに置換する。前記符号同期符号セット置換部9
1の出力データとして信号(3)の符号同期(m+1)
b符号の符号列が出力される。
10の例)に係る符号同期(m+1)b符号→(m+
1)b符号変換部を示す構成説明図である。すなわち、
符号同期符号セット置換部92には、入力データとして
信号(7)の符号同期(m+1)b符号の符号列が入力
され、入力クロックとして信号(7)に同期したクロッ
クが入力される。前記符号同期符号セット置換部92
は、入力データから2個連続する符号が、符号同期符号
セットに一致するとき、この2個の符号を固定ビット列
パターンP3に置換する。前記符号同期符号セット置換
部92の出力データとして信号(8)の(m+1)b符
号の符号列が出力される。
11の例)に係る(m+1)b符号→符号同期(m+
1)b符号変換部を示す構成説明図である。すなわち、
符号同期符号置換部93には、入力データとして信号
(2)の(m+1)b符号の符号列が入力され、入力ク
ロックとして信号(2)に同期したクロックが入力され
る。前記符号同期符号セット置換部91は、入力データ
から、最後からp1個のビット列パターンがP1である
Ci、固定ビット列パターンP4の特殊符号Sである符
号Ci+1、先頭からp2個のビット列パターンがP2
である符号Ci+2を検出したとき、符号Ci+1を符
号同期符号に置換する。前記符号同期符号置換部93の
出力データとして信号(3)の符号同期(m+1)b符
号の符号列が出力される。
11の例)に係る符号同期(m+1)b符号→(m+
1)b符号変換部を示す構成説明図である。すなわち、
符号同期符号置換部94には、入力データとして信号
(7)の符号同期(m+1)b符号の符号列が入力さ
れ、入力クロックとして信号(7)に同期したクロック
が入力される。前記符号同期符号置換部94は、入力デ
ータから符号同期符号を検出したとき、符号同期符号を
固定ビット列パターンP4に置換する。前記符号同期符
号置換部94の出力データとして信号(8)の(m+
1)b符号の符号列が出力される。
1,5,6,7,11,12の例)を示す構成説明図で
ある。すなわち、送受信装置のギガビットイーサネット
(GbE)信号出力部101にはギガビットイーサネッ
ト信号(10b符号ビット列)が入力され、ギガビット
イーサネット信号出力部101から9b符号符号化部1
02に信号(1)が供給される。信号(1)は8ビット
長の情報ビット+制御ビットであり、制御ビット=1の
とき、特殊符号であることを示し、制御ビット=0のと
き、データ符号であることを示す。特殊符号は少なくと
も1個の0を含む(制御ビット=1のとき、8ビット長
の情報ビットは少なくとも1個の0を含む)。前記9b
符号符号化部102は信号(1)から信号(2)を生成
し、9b符号符号化部102から9b符号→符号同期9
b符号変換部103に信号(2)が供給される。信号
(2)は9b符号の符号列である。9b符号化によっ
て、1個の特殊符号と、1個の特殊符号またはデータ符
号とを組み合わせた、18ビット長のビット列に含まれ
る1が連続するビット列パターンのうち、最大のビット
長が8となっている。9b符号→符号同期9b符号変換
部103は信号(2)を信号(3)に変換し、9b符号
→符号同期9b符号変換部103からSDH信号送信部
104に信号(3)が供給される。信号(3)は符号同
期9b符号の符号列であり、符号同期パターンを含む9
b符号である。符号同期パターンは9個の連続する1
と、1個の0から構成される(符号同期パターン=01
11111111)。前記SDH信号送信部104は符
号同期9b符号の符号列を送信信号(2.48832G
bpsのSDH信号)(4)に変換してWAN(SDH
ネットワーク)に送出する。
信号(2.48832GbpsのSDH信号)(5)が
受信され、受信信号(5)を信号(6)の符号同期9b
符号のビット列に変換して符号同期部107に供給す
る。符号同期部107は信号(6)を信号(7)の符号
同期9b符号の符号列に変換して符号同期9b符号→9
b符号変換部108に供給する。符号同期9b符号→9
b符号変換部108は信号(7)を信号(8)の9b符
号の符号列に変換して9b符号復号化部109に供給す
る。9b符号復号化部109では信号(8)を信号
(9)の9ビット長の情報ビット+制御ビットに変換し
てギガビットイーサネット信号入力部110に供給し、
ギガビットイーサネット信号入力部110は信号(9)
をギガビットイーサネット信号(10b符号ビット列)
に変換する。
6,12の例)に係る9b符号符号化部を示す回路図で
ある。すなわち、信号(1)の8ビット長の情報ビット
A〜H+制御ビットZが9b符号符号化部102に入力
され、9b符号符号化部102の出力には信号(2)の
9b符号の符号列が抽出される。すなわち、9b符号符
号化部102において、情報ビットEがインバータ12
0で反転されてE ̄となり、E ̄の隣りに制御ビットZ
が挿入される。
6,12の例)に係る9b符号復号化部を示す回路図で
ある。すなわち、信号(8)の9b符号の符号列が9b
符号復号化部109に入力され、9b符号復号化部10
9の出力には信号(9)の8ビット長の情報ビットA〜
H+制御ビットZが抽出される。すなわち、9b符号復
号化部109において、反転符号のE ̄がインバータ1
30で反転されて情報ビットEとなり、制御ビットZが
取り出されて、8ビット長の情報ビットA〜H+制御ビ
ットZが抽出される。
5,11の例)に係る9b符号→符号同期9b符号変換
部を示す説明図である。すなわち、信号(2)の9b符
号列が9b符号→符号同期9b符号変換部103に入力
され、9b符号→符号同期9b符号変換部103の出力
には信号(3)の符号同期9b符号列が抽出される。
5,11の例)に係る符号同期9b符号→9b符号変換
部を示す説明図である。すなわち、信号(7)の符号同
期9b符号列が符号同期9b符号→9b符号変換部10
8に入力され、符号同期9b符号→9b符号変換部10
8の出力には信号(8)の9b符号列が抽出される。
1,7の例)に係る符号同期部を示す回路図及び説明図
である。すなわち、信号(6)の符号同期9b符号のビ
ット列が符号同期パターン検出部141と、シリアル→
9b並列信号変換部142に入力され、前記符号同期パ
ターン検出部141から前記シリアル→9b並列信号変
換部142に並列化開始タイミング信号が入力され、前
記シリアル→9b並列信号変換部142の出力には信号
(7)の符号同期9b符号列が抽出される。
他の例]9b符号符号化部と9b符号復号化部につい
て、前記実施形態例では、9b符号が先頭ビットから順
にHGFEZDCBAとなるよう、9b符号符号化部と
9b符号復号化部を構成していたが、これをDGFEZ
HCBAに変更する。また、9b符号→符号同期9b符
号変換部において、前記実施形態例がp1=(P1=
0)であったところを、p1=0に変更する(すべての
K28.5を符号同期符号に置換する)。ギガビットイ
ーサネット信号を通信する場合に、特殊符号K28.5
の次の符号がD21.5,D2.2,D5.6,D1
6.2のうちの何れかに限られるため、9b符号符号化
部と9b符号復号化部の変更によって、次の符号の先頭
ビットが必ず0となることが保証される。9b符号→符
号同期9b符号変換部は、特殊符号K28.5の次の符
号の先頭ビットが0であることを確認する必要がなくな
り、回路が簡易化できる。
は、1回の符号同期パターン検出によって、並列化する
タイミングを変更する動作を示したが、符号誤りによっ
て発生した擬似符号同期パターンによって誤動作を防ぐ
ため、符号同期動作に保護機構を設ける。たとえば、こ
れまでの符号境界とは異なる符号境界を示す符号同期パ
ターンを、一定期間内に2回以上検出した場合にのみ、
並列化するタイミングを変更する。この変更により、符
号誤りが誤った符号同期を行う確率を小さくすることが
可能である。
他の例]前記実施形態例では、2本のギガビットイーサ
ネット信号を1本の2.48832GbpsのSDH信
号に変換して通信するが、9.95328GbpsのS
DH信号に変換する場合も、同様に実施することが可能
である。従来の技術によって最大7本のギガビットイー
サネット信号を1本の9.95328GbpsのSDH
信号に多重化することが可能であった。これに対し、本
発明の適用によって、8本のギガビットイーサネット信
号の多重化が可能となり、情報伝送効率が向上する。ま
た、SDH信号に変換する場合に限定されず、例えば、
10ギガビットイーサネット信号に変換する場合に、本
発明を適用することも可能である。従来の技術では最大
7本のギガビットイーサネット信号を1本の10ギガビ
ットイーサネット信号に多重化することが可能である
が、本発明の適用により、8本のギガビットイーサネッ
ト信号を多重化することが可能となる。
号がnビット長のmb/nb符号列をそのままビット列
として通信するのではなく、各符号がm+1ビット長
(n>m+1)の(m+1)b符号に変換した後に通信
するため、必要とされる伝送帯域を低減する。これによ
り、ギガビットイーサネット信号を2.48832Gb
psのSDH信号に変換しSDHネットワークを介して
通信するとき、従来の技術を適用した場合は、ギガビッ
トイーサネット信号を多重化することができずSDHネ
ットワークで使用可能な帯域のうち1.14616Gb
psが無駄になっていたが、本発明を適用することによ
って、2本のギガビットイーサネット信号を多重化して
通信することが可能となり、情報伝送効率が飛躍的に向
上する。また、本発明では、特殊符号の伝送と符号同期
が可能であるため、従来の技術を適用した場合と等価な
通信が可能である。さらに、本発明の(m+1)b符号
は、mb/nb符号化する前の信号である、mビット長
の情報ビットと1ビット長の制御ビットから構成される
ため、受信側で(m+1)b符号から、mb/nb符号
を容易に再生することができる。本発明では、送信側
に、符号同期パターンを発生するために必要な、符号同
期符号セットの挿入もしくは特殊符号からの置換を行う
回路を必要としているが、符号同期符号セットを符号1
個分で実現するため、これを簡易化できる。また、受信
側に、符号同期パターンの検出を行う回路を必要として
いるが、(m+1)b符号化回路によって、符号同期パ
ターンをm+2ビットにまで短縮することができるた
め、その回路規模を削減できる。このように、本発明
は、ギガビットイーサネット信号のようにmb/nb符
号化された信号を、SDHネットワークのようにmb/
nb符号列をシリアルで伝送する方式とは異なる伝送形
式を用いたネットワークを介して、効率的に通信するた
めの、符号通信方式を提供する優れた効果を有する。
示す構成説明図である。
係る(m+1)b符号→符号同期(m+1)b符号変換
部を示す構成説明図である。
係る符号同期(m+1)b符号→(m+1)b符号変換
部を示す構成説明図である。
係る(m+1)b符号→符号同期(m+1)b符号変換
部を示す構成説明図である。
係る符号同期(m+1)b符号→(m+1)b符号変換
部を示す構成説明図である。
に係る(m+1)b符号→符号同期(m+1)b符号変
換部を示す構成説明図である。
に係る符号同期(m+1)b符号→(m+1)b符号変
換部を示す構成説明図である。
に係る(m+1)b符号→符号同期(m+1)b符号変
換部を示す構成説明図である。
に係る符号同期(m+1)b符号→(m+1)b符号変
換部を示す構成説明図である。
7,11,12の例)を示す構成説明図である。
例)に係る9b符号符号化部を示す回路図である。
例)に係る9b符号復号化部を示す回路図である。
例)に係る9b符号→符号同期9b符号変換部を示す説
明図である。
例)に係る符号同期9b符号→9b符号変換部を示す説
明図である。
に係る符号同期部を示す回路図及び説明図である。
を示す説明図である。
法の第1の例を示す説明図である。
法の第2の例を示す説明図である。
法の第3の例を示す説明図である。
法の第4の例を示す説明図である。
法を示す説明図である。
法を示す説明図である。
法を示す説明図である。
る。
図である。
換部 37 送信部 38 受信部 39 符号同期部 40 符号同期(m+1)b符号→(m+1)b符号変
換部 41 (m+1)b復号化部 42 信号入力部
Claims (12)
- 【請求項1】 mビット長の情報ビットと1ビット長の
制御ビットから生成した(m+1)b符号Ci (iは自
然数)を連続して通信し、制御ビットがK(Kは0もし
くは1)であるとき、その符号が特殊符号であることを
示し、制御ビットがK ̄(Kが0の場合K ̄は1であ
り、Kが1の場合K ̄は0である)であるとき、その符
号がデータ符号であることを示し、特殊符号は少くとも
1個のK ̄を含み、1個の特殊符号と、1個の特殊符号
またはデータ符号とを組み合わせた、2m+2ビット長
のビット列に含まれるKが連続するビット列パターンの
うち、最大のビット長がs(sは2m+2より小さい自
然数)である、符号通信方法において、 送信装置が、(m+1)b符号列を生成し、送信すると
ともに、p個(pはsより大きく、かつ、2m+2以下
の自然数)の連続するKとq個(qは自然数、p+q≦
2m+2)のK ̄から構成される符号同期パターンを、
少なくとも1回送信し、受信装置が、受信ビット列から
符号同期パターンを検出し符号同期を行うことによっ
て、受信ビット列を(m+1)b符号列に変換すること
を特徴とする、符号通信方法。 - 【請求項2】 送信装置が、符号同期パターンを含み2
m+2ビット長の固定ビット列パターンを有する符号同
期符号セットを、符号同期符号セット挿入タイミングに
応じて挿入することによって、符号同期符号セットを含
む(m+1)b符号列に変換して、これを送信し、受信
装置が、受信ビット列から変換された、符号同期符号セ
ットを含む(m+1)b符号列から、符号同期符号セッ
トを削除することによって、(m+1)b符号列に変換
することを特徴とする、請求項1記載の符号通信方法。 - 【請求項3】 固定ビット列パターンP1(p1ビット
長、p1は0以上の整数)と、符号同期符号(m+1ビ
ット長の固定ビット列パターンを有する)と、固定ビッ
ト列パターンP2(p2ビット長、p2は0以上の整
数)を順に配列したp1+p2+m+1ビット長のビッ
ト列パターンが符号同期パターンに一致し、送信装置
が、符号Ci の最後からp1個のビット列パターンがP
1であり、かつ、符号Ci+1 の先頭からp2個のビット
列パターンがP2であり、かつ、符号同期符号挿入イネ
ーブルであるとき、符号Ci と符号Ci+1 との間に、符
号同期符号セットを挿入することによって、符号同期符
号を含む(m+1)b符号列に変換して、これを送信
し、受信装置が、受信ビット列から変換された、符号同
期符号セットを含む(m+1)b符号列から、符号同期
符号を削除することによって、(m+1)b符号列に変
換することを特徴とする、請求項1記載の符号通信方
法。 - 【請求項4】 送信装置が、(m+1)b符号列に含ま
れる2個の連続する符号Ci と符号Ci+1 の、2m+2
ビット長のビット列パターンが、固定ビット列パターン
P3(2m+2ビット長)であるとき、符号Ci と符号
Ci+1 を、符号同期パターンを含み2m+2ビット長の
固定ビット列パターンを有する符号同期符号セットに置
換することによって、符号同期符号を含む(m+1)b
符号列に変換して、これを送信し、受信装置が、受信ビ
ット列から変換された、符号同期符号セットを含む(m
+1)b符号列から、符号同期符号セットを固定ビット
列パターンP3に置換することによって、(m+1)b
符号列に変換することを特徴とする、請求項1記載の符
号通信方法。 - 【請求項5】 固定ビット列パターンP1(p1ビット
長、p1は0以上の整数)と、符号同期符号(m+1ビ
ット長の固定ビット列パターンを有する)と、固定ビッ
ト列パターンP2(p2ビット長、p2は0以上の整
数)を順に配列したp1+p2+m+1ビット長のビッ
ト列パターンが符号同期パターンに一致し、送信装置
が、符号Ci の最後からp1個のビット列パターンがP
1であり、かつ、続く符号Ci+1 が、固定ビット列パタ
ーンP4(m+1ビット長)に一致する特殊符号Sであ
り、かつ、続く符号Ci+1 の先頭からp2個のビット列
パターンがP2であるとき、符号Ci+1 を符号同期符号
に置換することによって、符号同期符号を含む(m+
1)b符号列に変換して、これを送信し、受信装置が、
受信ビット列から変換された、符号同期符号セットを含
む(m+1)b符号列から、符号同期符号セットを固定
ビット列パターンP4に置換することによって、(m+
1)b符号列に変換することを特徴とする、請求項1記
載の符号通信方法。 - 【請求項6】 送信装置が、mビット長の情報ビットと
1ビット長の制御ビットについて、制御ビットの位置
を、(m+1)b符号のtビットめ(tは2以上m−1
以下の自然数)とし、(m+1)b符号が特殊符号のと
き、制御ビットの位置より前のt−1個のビットのなか
にK ̄を含み、かつ、制御ビットの位置より後のm+1
−t個のビットのなかにK ̄を含むように、mビットの
情報ビットと1ビットの制御ビットに対して、ビット順
番の交換とビット反転とを含む、(m+1)b符号化処
理を施すことによって、(m+1)b符号列を生成し、
受信装置が、受信信号から変換された(m+1)b符号
列に対して、(m+1)b符号化処理の逆処理を施すこ
とによって、各(m+1)b符号を、mビット長の情報
ビットと1ビット長の制御ビットに変換することを特徴
とする、請求項1記載の符号通信方法。 - 【請求項7】 mビット長の情報ビットと1ビット長の
制御ビットから生成した(m+1)b符号Ci (iは自
然数)を連続して通信し、制御ビットがK(Kは0もし
くは1)であるとき、その符号が特殊符号であることを
示し、制御ビットがK ̄(Kが0の場合K ̄は1であ
り、Kが1の場合K ̄は0である)であるとき、その符
号がデータ符号であることを示し、特殊符号は少くとも
1個のK ̄を含み、1個の特殊符号と、1個の特殊符号
またはデータ符号とを組み合わせた、2m+2ビット長
のビット列に含まれるKが連続するビット列パターンの
うち、最大のビット長がs(sは2m+2より小さい自
然数)である、符号通信装置において、 (m+1)b符号列を生成し、送信するとともに、p個
(pはsより大きく、かつ、2m+2以下の自然数)の
連続するKとq個(qは自然数、p+q≦2m+2)の
K ̄から構成される符号同期パターンを、少なくとも1
回送信する送信装置と、 受信ビット列から符号同期パターンを検出し符号同期を
行うことによって、受信ビット列を(m+1)b符号列
に変換する受信装置とを具備することを特徴とする、符
号通信装置。 - 【請求項8】 送信装置が、符号同期パターンを含み2
m+2ビット長の固定ビット列パターンを有する符号同
期符号セットを、符号同期符号セット挿入タイミングに
応じて挿入することによって、符号同期符号セットを含
む(m+1)b符号列に変換して、これを送信し、受信
装置が、受信ビット列から変換された、符号同期符号セ
ットを含む(m+1)b符号列から、符号同期符号セッ
トを削除することによって、(m+1)b符号列に変換
することを特徴とする、請求項7記載の符号通信装置。 - 【請求項9】 固定ビット列パターンP1(p1ビット
長、p1は0以上の整数)と、符号同期符号(m+1ビ
ット長の固定ビット列パターンを有する)と、固定ビッ
ト列パターンP2(p2ビット長、p2は0以上の整
数)を順に配列したp1+p2+m+1ビット長のビッ
ト列パターンが符号同期パターンに一致し、送信装置
が、符号Ci の最後からp1個のビット列パターンがP
1であり、かつ、符号Ci+1 の先頭からp2個のビット
列パターンがP2であり、かつ、符号同期符号挿入イネ
ーブルであるとき、符号Ci と符号Ci+1 との間に、符
号同期符号セットを挿入することによって、符号同期符
号を含む(m+1)b符号列に変換して、これを送信
し、受信装置が、受信ビット列から変換された、符号同
期符号セットを含む(m+1)b符号列から、符号同期
符号を削除することによって、(m+1)b符号列に変
換することを特徴とする、請求項7記載の符号通信装
置。 - 【請求項10】 送信装置が、(m+1)b符号列に含
まれる2個の連続する符号Ci と符号Ci+1 の、2m+
2ビット長のビット列パターンが、固定ビット列パター
ンP3(2m+2ビット長)であるとき、符号Ci と符
号Ci+1 を、符号同期パターンを含み2m+2ビット長
の固定ビット列パターンを有する符号同期符号セットに
置換することによって、符号同期符号を含む(m+1)
b符号列に変換して、これを送信し、受信装置が、受信
ビット列から変換された、符号同期符号セットを含む
(m+1)b符号列から、符号同期符号セットを固定ビ
ット列パターンP3に置換することによって、(m+
1)b符号列に変換することを特徴とする、請求項7記
載の符号通信装置。 - 【請求項11】 固定ビット列パターンP1(p1ビッ
ト長、p1は0以上の整数)と、符号同期符号(m+1
ビット長の固定ビット列パターンを有する)と、固定ビ
ット列パターンP2(p2ビット長、p2は0以上の整
数)を順に配列したp1+p2+m+1ビット長のビッ
ト列パターンが符号同期パターンに一致し、送信装置
が、符号Ci の最後からp1個のビット列パターンがP
1であり、かつ、続く符号Ci+1 が、固定ビット列パタ
ーンP4(m+1ビット長)に一致する特殊符号Sであ
り、かつ、続く符号Ci+1 の先頭からp2個のビット列
パターンがP2であるとき、符号Ci+1 を符号同期符号
に置換することによって、符号同期符号を含む(m+
1)b符号列に変換して、これを送信し、受信装置が、
受信ビット列から変換された、符号同期符号セットを含
む(m+1)b符号列から、符号同期符号セットを固定
ビット列パターンP4に置換することによって、(m+
1)b符号列に変換することを特徴とする、請求項7記
載の符号通信装置。 - 【請求項12】 送信装置が、mビット長の情報ビット
と1ビット長の制御ビットについて、制御ビットの位置
を、(m+1)b符号のtビットめ(tは2以上m−1
以下の自然数)とし、(m+1)b符号が特殊符号のと
き、制御ビットの位置より前のt−1個のビットのなか
にK ̄を含み、かつ、制御ビットの位置より後のm+1
−t個のビットのなかにK ̄を含むように、mビットの
情報ビットと1ビットの制御ビットに対して、ビット順
番の交換とビット反転とを含む、(m+1)b符号化処
理を施すことによって、(m+1)b符号列を生成し、
受信装置が、受信信号から変換された(m+1)b符号
列に対して、(m+1)b符号化処理の逆処理を施すこ
とによって、各(m+1)b符号を、mビット長の情報
ビットと1ビット長の制御ビットに変換することを特徴
とする、請求項7記載の符号通信装置。
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JP2009530982A (ja) * | 2006-03-20 | 2009-08-27 | マーベル ワールド トレード リミテッド | 非バイナリのバランス符号を生成する方法及び装置 |
JP2013183242A (ja) * | 2012-02-29 | 2013-09-12 | Fujitsu Ltd | データ伝送装置、データ伝送システムおよびデータ伝送方法 |
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JP2013183242A (ja) * | 2012-02-29 | 2013-09-12 | Fujitsu Ltd | データ伝送装置、データ伝送システムおよびデータ伝送方法 |
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