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JP2002268576A - 画像表示装置、画像表示装置の製造方法及び画像表示ドライバic - Google Patents

画像表示装置、画像表示装置の製造方法及び画像表示ドライバic

Info

Publication number
JP2002268576A
JP2002268576A JP2001371495A JP2001371495A JP2002268576A JP 2002268576 A JP2002268576 A JP 2002268576A JP 2001371495 A JP2001371495 A JP 2001371495A JP 2001371495 A JP2001371495 A JP 2001371495A JP 2002268576 A JP2002268576 A JP 2002268576A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image display
display device
transistor
receiving element
electrode
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001371495A
Other languages
English (en)
Inventor
Teru Nishitani
輝 西谷
Mutsumi Yamamoto
睦 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2001371495A priority Critical patent/JP2002268576A/ja
Publication of JP2002268576A publication Critical patent/JP2002268576A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/50Photovoltaic [PV] energy

Landscapes

  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
  • Photovoltaic Devices (AREA)
  • Liquid Crystal (AREA)
  • Photo Coupler, Interrupter, Optical-To-Optical Conversion Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 不要輻射を低減し、データ信号入力端子の端
子数を低減することができる画像表示装置、その製造方
法及び画像表示ドライバICを提供することにある。 【解決手段】 周辺基板5から画像表示ドライバIC3
に信号を送信し、画像表示ドライバICによってマトリ
ックス状に配置された複数のトランジスタを駆動して画
像を表示する画像表示装置において、周辺基板5には信
号を光信号にして送信するように発光素子7を設けてお
き、画像表示ドライバIC3には光信号を受信するため
の受光素子8を設けておく。画像表示ドライバIC3の
一部と、マトリックス状に配置されたトランジスタの一
部と、受光素子8の一部とを同一工程によって同時に形
成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像表示装置、画
像表示装置の製造方法及び画像表示ドライバICに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】画像表示装置として最も一般的な液晶表
示装置の例について説明する。アクティブマトリクス型
の液晶表示装置では、複数の画素がマトリクス状に配置
された画像表示部が設けられている。画像表示部は、2
枚の基板と、上記基板間に封入された液晶により形成さ
れている。画素毎に液晶に電場を発生させるため、一方
の基板には各画素に対応する画素電極が形成されてお
り、他方の基板には各画素電極と対面するように対向電
極が形成されている。
【0003】画素電極が形成された基板には、各画素を
駆動するための複数の走査信号線とデータ信号線とが互
いに交差するように設けられている。また、画素電極が
形成された基板には、走査信号線とデータ信号線との各
交差部分において、画素電極のスイッチング機能を有す
る薄膜トランジスタ(以下「TFT」という)が形成さ
れている。なお、以降において画素電極が形成された基
板を「アレイ基板」といい、対向電極が形成された基板
を「対向基板」という。
【0004】各画素では、画像信号によって走査信号線
に走査信号が印加され、この走査信号によりTFTがO
N/OFF制御される。また、画像信号によってデータ
信号線にデータ信号が印加される。即ち、TFTのON
/OFF制御を行なう走査信号とデータ信号とによって
画素毎に液晶が制御され、これによって各画素が点灯
し、結果、画像表示部において画像が表示される。
【0005】また、液晶表示装置には、走査信号線を駆
動する走査ドライバとデータ信号線を駆動するデータド
ライバとが設けられている。この各ドライバはICで構
成されており、TFTを駆動するための駆動回路を有し
ている。なお、以降において走査ドライバを構成するI
Cとデータドライバを構成するICとを合わせて「画像
表示ドライバIC」という。
【0006】画像表示ドライバICと画像表示部とを接
続する方式としては、図17に示すTAB(Tape Autom
ated bonding)方式と図18に示すCOG(Chip On Gl
ass)方式とが知られている。
【0007】図17は、画像表示ドライバICがTAB
方式によって接続された従来の液晶表示装置を示す図で
ある。図17において、1はアレイ基板、2は対向基
板、3は画像表示ドライバICである。アレイ基板1と
対向基板2との間には液晶(図示せず)が封入されてお
り、液晶を封入しているアレイ基板1の領域、液晶、対
向基板2とで構成された部分が画面表示部となる。
【0008】図17示すように、TAB方式による接続
では、フレキシブルテープに画像表示ドライバIC3を
ボンディングして構成したTCP(Tape Carrier Packa
ge)4が用いられている。TCP4は、アレイ基板1の
外周近傍に設けられた接続部1a〜1eに、熱圧着によ
り電気的に接続されている。5は周辺基板である。
【0009】図18は、画像表示ドライバICがCOG
方式によって接続された従来の液晶表示装置を示す図で
ある。なお、図18において用いている符号のうち図1
7においても用いられているものは、図17と同様のも
のを示している。
【0010】図18に示すように、COG方式による接
続では、画像表示ドライバIC3はガラス基板1の外周
近傍に直接実装される。画像表示ドライバICの各端子
は導電性ペーストによって走査信号線又はデータ信号線
に電気的に接続されている。6は周辺基板5と画像表示
ドライバIC3とを接続するためのコネクターであり、
フレキシブルテープによって形成されている。
【0011】ところで、近年、パーソナルコンピュータ
用の液晶表示装置は、自然画に近い画像を表現するため
に多色化、高解像度化が進み、入力データビット数はよ
り多くなる傾向にある。そのため、周辺基板5に接続さ
れる画像表示ドライバIC3の入力端子の数も増加する
傾向にある。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかし、入力端子の数
が増加すると、入力端子間のピッチが減少するため、入
力端子と周辺基板5との接続がより困難となる。また、
各入力端子と周辺基板5からの接続線との位置合わせに
精度が要求される。更に、機械的接続では機械的なスト
レスに起因する接続不良が増大してしまう。
【0013】また、多色化、高解像度化により、入力信
号の周波数が増加する傾向にあるため、主に、周辺基板
5と画像表示ドライバIC3とを接続するフレキシブル
テープからノイズが他の機器へ輻射される問題(EM
I)や、他の機器がノイズ成分を拾ってしまう問題(E
MS)が増加している。
【0014】本発明は、このような問題点に鑑みてなさ
れており、不要輻射を低減し、データ信号入力端子の端
子数を低減することができる画像表示装置、その製造方
法及び画像表示ドライバICを提供することを目的とす
る。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の第1の画像表示装置は、周辺回路から駆動
回路に信号を送信し、前記駆動回路によってマトリック
ス状に配置された複数のトランジスタを駆動して画像を
表示する画像表示装置であって、前記周辺回路は、前記
信号を光信号にして送信するように構成されており、前
記駆動回路は、前記光信号を受信するための受光素子を
有していることを特徴とする。
【0016】上記第1の画像表示装置において、前記駆
動回路及び前記トランジスタのうち少なくとも一方の一
部と、前記受光素子の一部又は全部とは、同一工程によ
って形成できる。具体的には、前記受光素子と前記トラ
ンジスタとが、同一の基板上に、少なくとも絶縁膜、不
純物注入領域及び電極を設けて形成されている場合に、
前記受光素子の電極と前記トランジスタの電極とを、前
記受光素子の不純物注入領域の一部又は全部と前記トラ
ンジスタの不純物注入領域の一部又は全部とを、又は前
記受光素子の前記絶縁膜と前記トランジスタの絶縁膜と
を同一工程によって形成できる。
【0017】また、上記第1の画像表示装置は太陽電池
を有することもでき、この場合は、前記駆動回路の一部
と、前記トランジスタの一部と、前記受光素子の一部又
は全部と、前記太陽電池の一部又は全部とは、同一工程
によって形成できる。
【0018】上記第1の画像表示装置は、前記駆動回路
が光信号を前記周辺回路に送信するための発光素子を有
し、前記周辺回路が前記駆動回路からの光信号を受信す
るための受光素子を有している態様とすることができ
る。この場合、前記駆動回路から送信される光信号は、
タブレット位置情報、信号同期情報及び周辺輝度情報う
ち少なくとも一つを含むことができる。
【0019】また、この態様においては、前記駆動回路
及び前記トランジスタのうち少なくとも一方の一部と、
前記発光素子の一部又は全部とは、同一工程によって形
成できる。具体的には、前記発光素子と前記トランジス
タとが、同一の基板上に、少なくとも絶縁膜、不純物注
入領域及び電極を設けて形成されている場合に、前記発
光素子の電極と前記トランジスタの電極とを、又は前記
発光素子の絶縁膜と前記トランジスタの絶縁膜とを同一
工程によって形成できる。
【0020】更に、この態様においては、前記駆動回路
の一部と、前記トランジスタの一部と、前記受光素子の
一部又は全部と、前記発光素子の一部又は全部とは、同
一工程によって形成できる。
【0021】また、この態様においても、上記第1の画
像表示装置は、太陽電池を有することができ、前記駆動
回路の一部と、前記トランジスタの一部と、前記発光素
子の一部又は全部と、前記太陽電池の一部又は全部と
は、同一工程によって形成できる。なお、この場合、前
記受光素子の一部又は全部も同一工程によって形成でき
る。
【0022】上記第1の画像表示装置においては、前記
光信号が変調光であるのが好ましい。また、前記周辺回
路と前記トランジスタとを、それぞれ別個の基板上に形
成し、前記周辺回路が形成された基板と前記トランジス
タが形成された基板とを固定するのが好ましい。
【0023】上記目的を達成するために、本発明の第2
の画像表示装置は、周辺回路から駆動回路に信号を送信
し、前記駆動回路によってマトリックス状に配置された
複数のトランジスタを駆動して画像を表示する画像表示
装置であって、前記周辺回路は、前記信号を電波信号に
して送信するように構成されており、前記駆動回路は、
前記電波信号を受信するための受信素子を有しているこ
とを特徴とする。
【0024】上記第2の画像表示装置は、前記駆動回路
が電波信号を前記周辺回路に送信するための発信素子を
有し、前記周辺回路が前記駆動回路からの電波信号を受
信するための受信素子を有している態様とすることがで
きる。この態様においては、前記駆動回路から送信され
る電波信号は、タブレット位置情報、信号同期情報及び
周辺輝度情報うち少なくとも一つを含むことができる。
【0025】また、上記第2の画像表示装置は、前記駆
動回路と前記トランジスタとを含む部分が、前記周辺回
路を含む部分から着脱可能であって、前記周辺回路を含
む部分から分離した状態で画像表示可能な構成とでき
る。この場合、前記駆動回路と前記トランジスタとを含
む部分に、画像表示のための電源を備えておくのが好ま
しい。前記電源として太陽電池を用いることができ、前
記太陽電池は前記トランジスタが配置された基板上に設
けることができる。
【0026】上記第1及び第2の画像表示装置は、液晶
表示装置、EL表示装置、及びフィールドエミッション
表示装置のうちいずれかとして用いることができる。
【0027】上記目的を達成するために、本発明の画像
表示装置の製造方法は、周辺回路が駆動回路に光信号を
送信し、前記駆動回路が受光素子によって前記光信号を
受信してマトリックス状に配置された複数のトランジス
タを駆動することによって画像を表示する画像表示装置
の製造方法であって、前記駆動回路及び前記トランジス
タのうち少なくとも一方の一部と、前記受光素子の一部
又は全部とを同時に形成する工程を少なくとも有してい
ることを特徴とする。
【0028】上記画像表示装置の製造方法において、前
記受光素子と前記トランジスタとが、同一の基板上に、
少なくとも絶縁膜、不純物注入領域及び電極を設けて形
成されている場合は、前記受光素子の電極と前記トラン
ジスタの電極とを、前記受光素子の不純物注入領域の一
部又は全部と前記トランジスタの不純物注入領域の一部
又は全部とを、又は前記受光素子の前記絶縁膜と前記ト
ランジスタの絶縁膜とを同時に形成することができる。
【0029】また、上記画像表示装置の製造方法におい
て、前記駆動回路が、タブレット位置情報、信号同期情
報及び周辺輝度情報うち少なくとも一つを含む光信号を
前記周辺回路に送信するための発光素子を有し、前記周
辺回路が、前記タブレット位置情報、信号同期情報及び
周辺輝度情報のうち少なくとも一つを含む光信号を受信
するための受光素子を有している場合は、前記駆動回路
及び前記トランジスタのうち少なくとも一方の一部と、
前記発光素子の一部又は全部とを同時に形成することが
できる。
【0030】この場合、前記発光素子と前記トランジス
タとが、同一の基板上に、少なくとも絶縁膜、不純物注
入領域及び電極を設けて形成されているならば、前記発
光素子の電極と前記トランジスタの電極とを、又は前記
発光素子の絶縁膜と前記トランジスタの絶縁膜とを同時
に形成することができる。
【0031】上記目的を達成するため、本発明にかかる
第1の画像表示ドライバICは、入力された光信号を電
気信号に変換する受光素子を有することを特徴とする。
上記第1の画像表示ドライバにおいて、前記受光素子
は、当該画像表示ドライバICを構成するシリコン基板
にモノリシックに形成されているのが好ましい。また、
前記受光素子は、フォトダイオード又はフォトトランジ
スタであるのが好ましい。
【0032】また、上記目的を達成するため、本発明に
かかる第2の画像表示ドライバICは、入力された電気
信号を光信号に変換する発光素子を有することを特徴と
する。上記第2の画像表示ドライバICにおいて、前記
発光素子は、当該画像表示ドライバICを構成するシリ
コン基板にモノリシックに形成されているのが好まし
い。また、前記発光素子は、LED又はレーザであるの
が好ましい。
【0033】更に、上記目的を達成するために、本発明
にかかる第3の画像表示ドライバICは、太陽電池を有
することを特徴とする。
【0034】また、上記目的を達成するために、本発明
にかかる第4の画像表示ドライバICは、電波を受信し
て電気信号に変換する素子、及び電気信号を電波に変換
して送信する素子のうち少なくとも一方を有することを
特徴とする。
【0035】更に、上記目的を達成するために、本発明
にかかる第5の画像表示ドライバICは、磁気による信
号を受信して電気信号に変換する素子、及び電気信号を
磁気信号に変換して送信する素子のうち少なくとも一方
を有することを特徴とする。
【0036】
【発明の実施の形態】以下、本発明にかかる画像表示装
置、画像表示装置の製造方法及び画像表示ドライバIC
の実施の形態について説明する。本発明にかかる画像表
示装置は、周辺回路から画像表示ドライバICに信号を
入力し、画像表示ドライバICが有する駆動回路によっ
てアレイ基板上に設けられたTFTを駆動して画像を表
示するものである。
【0037】本発明にかかる画像表示装置は、液晶表示
装置、EL(Electro Luminescent)表示装置、及びフ
ィールドエミッション表示装置等として用いることがで
きる。なお、本発明にかかる画像表示装置を上記のいず
れの画像表示装置として用いるかは、基本的にアレイ基
板より上の部分(即ち、画像表示側の部分)の構造によ
って決定され、信号伝達に関しては上記のいずれの画像
表示装置として用いた場合も共通である。
【0038】(実施の形態1)次に、本発明の実施の形
態1にかかる画像表示装置、その製造方法及び画像表示
ドライバICについて、図1〜図6及び図14に基づい
て説明する。図1〜図6は本実施の形態1にかかる画像
表示装置が液晶表示装置である例について示しており、
図14は本実施の形態1にかかる画像表示装置がEL表
示装置である例について示している。
【0039】図1は、実施の形態1にかかる画像表示装
置の側面を示す図である。図2は、実施の形態1にかか
る画像表示装置の上面を示す図である。
【0040】図1に示すように、駆動回路を含む画像表
示ドライバIC3はアレイ基板1にCOG実装されてい
る。なお、駆動回路は、後述するようにアレイ基板1を
構成するTFTと一緒に、アレイ基板1を形成するため
のガラス基板上に形成することもできる。
【0041】画像表示ドライバIC3に信号を送る周辺
回路(図示せず)は、アレイ基板1及び対向基板2とは
別個の周辺基板5に設けられている。周辺基板5に設け
られた周辺回路からは、アレイ基板1に対して、アレイ
基板1上に形成されたTFTを駆動するための画像信
号、アレイ基板1上に形成されたTFTを制御するため
の制御信号、駆動用の電力等の信号が発信される。
【0042】本実施の形態1においては、周辺基板5に
発光素子7が設置されており、画像表示ドライバIC3
は受光素子8を有している。このため、周辺回路は信号
を光信号にして画像表示ドライバIC3に送信すること
ができ、画像表示ドライバIC3は、発光素子7から送
信された光信号を受信することができる。
【0043】なお、本実施の形態1において、光信号と
して送信されているのは、画像信号と制御信号であり、
駆動用の電力はフレキシブル基板等を介して周辺基板5
からアレイ基板1上の電源配線に供給されている。発光
素子7と受光素子8の位置決めは、発光素子7から受光
素子8へ光信号伝送できるように行なわれている。
【0044】ところで、周辺回路から信号を送信するた
めには、通常、データビット数に対応する多数の信号伝
送経路が必要である。しかし、本実施の形態にかかる画
像表示装置では、周辺基板5上に並列直列変換回路(図
示せず)が設けられ、画像表示ドライバIC3内に直列
並列変換回路(図示せず)が設けられている。また、光
伝送には変調光を用いている。このため、図2に示すよ
うに、発光素子7及び受光素子8の数はデータビット数
に対して大幅に少ない数で良い。
【0045】図2に示すように、本実施の形態にかかる
画像表示装置においては、対向基板2の周囲に合計5個
の画像表示ドライバIC3が設置されており、各画像表
示ドライバIC3それぞれに受光素子8は一つずつ設け
られている。各画像表示ドライバIC3は、駆動する信
号ラインに相当する画像信号及び制御信号を受信する。
【0046】また、本実施の形態1においては、画像表
示ドライバ3の一部又は一つの画像表示ドライバIC3
にのみ受光素子8を形成しても良い。この場合、一つの
受光素子8によって、全て又は複数の画像表示ドライバ
IC3が駆動する信号ラインに相当する画像信号及び制
御信号を一括して受信でき、受光素子8が形成されてい
ない画像表示ドライバIC3へ信号を伝達する構成とす
ることが可能である。
【0047】なお、通常、画像表示ドライバIC3は、
シリコン基板上のトランジスタ等が形成された面がアレ
イ基板を向かないように実装される。しかし、図1及び
図2に示した例では、シリコン基板上のトランジスタ等
が形成された面に受光素子8が形成されており、又受光
素子8によって光信号を受信する必要があるため、画像
表示ドライバIC3は、トランジスタ等や受光素子8が
形成された面がアレイ基板1を向くように実装されてい
る。
【0048】このため、アレイ基板1の下に周辺基板5
を設置して光送受信を行なうのが可能となり、装置構成
が簡易となる。また、アレイ基板1と周辺基板5とは接
着剤によって接着されている。これは、受光素子8と発
光素子7の位置のズレを防止し、外力が加わった場合で
も、安定な光送受信が実現できるようにするためであ
る。
【0049】このように、本実施の形態1においては、
周辺基板5とアレイ基板1との間で電気的な接続が必要
なのは電源供給ラインのみであり、周辺基板5とアレイ
基板1との間の接続点数を大幅に減少することができ
る。
【0050】従って、本実施の形態1にかかる画像表示
装置及び画像表示ドライバICを用いることにより、接
続信頼性及び歩留まりの向上を図ることができ、そのた
め返品率を減少できる。また、接続の簡素化によってコ
ストの削減を図ることができ、更に、不要輻射(EM
S,EMI)の低減を図ることができるので、画質を安
定化でき、また他の機器への悪影響を減少することがで
きる。
【0051】本実施の形態1において、受光素子8とし
ては、画像表示ドライバIC3やアレイ基板1とは別個
に作製した単体の受光素子を用いることができる。この
場合、受光素子8は、アレイ基板1上に画像表示ドライ
バIC3とは別に実装しても良いし、画像表示ドライバ
IC3と一緒にパッケージしても良い。後者の場合は、
画像表示ドライバIC3と受光素子8とで一つのICパ
ッケージが形成される。
【0052】但し、COG実装される部品点数の低減の
点からは、受光素子8は、画素ドライバIC3を形成す
るためのシリコン基板上に画素ドライバIC3を構成す
るトランジスタと共に形成(モノリシックに形成)する
のが好ましく、又アレイ基板1を形成するためのガラス
基板上に、TFTと共に形成するのも好ましい。
【0053】前者の場合、受光素子8と画像表示ドライ
バIC3を構成するトランジスタとで一つのICチップ
が形成されるので、COG実装される部品点数を低減で
きる。また、後者の場合、アレイ基板1を形成するため
のガラス基板上に駆動回路を形成すれば、駆動回路、受
光素子8、及びTFTの全てを同一の基板上に形成でき
るので、COG実装される部品点数を更に低減できる。
【0054】図3は受光素子の一例を示す断面図であ
る。図3に示す受光素子は画像表示ドライバICやアレ
イ基板とは別個に作成されている。図3に基づいて受光
素子及びその形成方法について説明する。
【0055】最初に、p型シリコン基板11の表面(図
中上面)からリンをドープしてn層13を形成する。ま
た、裏面(図中下面)にボロンをドープしてp+層(図
示せず)を形成する。ドープにはイオンドープ装置を用
いている。
【0056】次に、p型シリコン基板11に対して80
0℃でアニールを行い、p型シリコン基板11の表面側
に反射防止膜9としてSOG膜を形成する。次いで、n
電極10を形成する。n電極10の形成は、フォトリソ
グラフィエッチングによって反射防止膜9の一部を除去
し、その上からスパッタ装置によってアルミニウム膜を
形成し、フォトリソグラフィエッチングすることによっ
て行なう。
【0057】次に、p型シリコン基板11の裏面にスパ
ッタ装置により、アルミニウム電極12を成膜する。以
上の工程により、図3に示す受光素子が完成する。図3
に示す受光素子はフォトダイオードである。
【0058】図4は、受光素子が画像表示ドライバIC
の基板上に形成された例を示す断面図である。図4に基
づいて、受光素子及び画像表示ドライバICを構成する
トランジスタ、これらの製造工程について説明する。
【0059】最初にトランジスタについて説明する。図
4に示すように、先ずp型シリコン基板40にフォトリ
ソグラフィによりレジストパターンを形成し、レジスト
パターンが形成されていない部分にイオンドーピングに
よってリンを注入して、不純物注入領域となる低濃度注
入領域(n−)45を形成する。
【0060】次に、水蒸気中でアニールを行なって熱酸
化膜(ゲート酸化膜)49を形成する。更にフォトリソ
グラフィ及びエッチングを行なって、ゲート電極48が
形成される部分及びゲート電極配線以外の熱酸化膜を除
去する。次いで、フォトリソグラフィ、CVD法により
ゲート電極48を形成する。
【0061】その後、フォトリソグラフィによってレジ
ストパターンを形成し、イオンドーピングによってリン
を注入して、不純物注入領域となる高濃度注入領域(n
+)44を形成する。次いで、フォトリソグラフィ、エ
ッチングによって分離層の部分をエッチングした後、T
EOS−CVD法でシリコン酸化膜(SiO2膜)42
を成膜する。
【0062】次に、フォトリソグラフィ、エッチングに
より、コンタクトホールを形成する。更に、電極となる
チタン膜及びアルミニウム膜を成膜し、フォトリソグラ
フィ、エッチングによって、ソース電極43a、ドレイ
ン電極43b及びソース・ドレイン電極配線となる部分
以外のチタン膜及びアルミニウム膜を除去する。これに
より、画像表示ドライバICを構成するトランジスタが
完成する。
【0063】次に受光素子について説明する。先ず、図
4に示すように、p型シリコン基板40の上にn型の非
晶質シリコン膜41を膜厚70nmで成膜する。n型の
非晶質シリコン膜41の成膜はプラズマCVD法によっ
て行っている。但し、原料ガスとしては、通常の原料ガ
スであるシランにホスフィンを混合した混合ガスを用い
ている。
【0064】次いで、フォトリソグラフィでレジストパ
ターンを形成した後、イオンドーピングによりボロンを
注入してpの領域46を形成する。なお、イオンドーピ
ングは高加速電圧、ここでは70keVで行なってい
る。その後、再度イオンドーピングにより、ボロンを注
入して非晶質シリコン膜41の表面近くにp+の領域4
7を形成する。なお、この場合のイオンドーピングは低
加速電圧、ここでは10keVで行なっている。
【0065】その後、フォトリソグラフィによってレジ
ストパターンを形成し、イオンドーピングによってリン
を注入して、不純物注入領域となる高濃度注入領域(n
+)44を形成する。
【0066】次に、TEOS−CVD法でシリコン酸化
膜42を成膜する。更に、フォトリソグラフィ及びエッ
チングにより、コンタクトホール形成する。更に、電極
となるチタン膜及びアルミニウム膜を成膜し、フォトリ
ソグラフィ及びエッチングによって、アノード電極43
c、カソード電極43d及び配線となる部分以外のチタ
ン膜及びアルミニウム膜を除去する。これにより、受光
素子(PN型フォトダイオード)が完成する。
【0067】このように、図4の例では、トランジスタ
と受光素子とが同一のp型シリコン基板40上に形成さ
れる。また、図4において、高濃度注入領域(n+)4
4、シリコン酸化膜42、電極(43a〜43d)の形
成は、トランジスタと受光素子の両方において同一工程
によって同時におこなわれている。
【0068】このため、受光素子の形成は、通常の画像
表示ドライバICの工程と同時に処理されるので、画像
表示ドライバICの製造における工程数は増加しないと
言える。また、受光素子と画像表示ドライバICとの接
続信頼性の向上を図ることができる。なお、本実施の形
態1では、受光素子としてフォトダイオードを形成して
いるが、受光素子はこれに限定されるものではない。本
発明において受光素子は、フォトトランジスタ、CC
D、MOS等であっても良い。
【0069】次に、本実施の形態1にかかる画像表示装
置の画像表示部について説明する。図5は、図1中の線
A−A´に沿って切断した実施の形態1にかかる画像表
示装置の断面図である。なお、図5においては、画像表
示部の一部分のみを示している。図5に基づいて、実施
の形態1にかかる画像表示装置の画像表示部及びその製
造工程について説明する。
【0070】先ずアレイ基板について説明する。図5に
示すように、最初に、ガラス基板14の上に、ガラス基
板14からの不純物の拡散を防ぐ目的で、例えばTEO
S−CVD法により膜厚300nmのシリコン酸化膜を
下地膜15として成膜する。
【0071】なお、本実施の形態1では、基板としてガ
ラス基板14を使用しているが、これに限定されず、プ
ラスチック基板やフィルム基板を使用することも可能で
ある。
【0072】また、下地膜15の膜厚は300nmに限
らず、種々の設定が可能である。更に、下地膜15とし
ては、窒化シリコン膜も使用することができる。下地膜
15の膜厚は、シリコン酸化膜及び窒化シリコン膜のど
ちらの場合においても、200nm以上であれば良い。
200nm以下の場合は、ガラス基板14からの不純物
が、TFTのシリコン層に拡散し、TFT特性のVtシ
フト等の問題が発生するからである。
【0073】次にプラズマCVD法により、非晶質シリ
コン膜(図示せず)を成膜する。非晶質シリコン膜の成
膜は、減圧CVD法やスパッタ法を用いて行なうことが
できる。非結晶質シリコン膜の膜厚は、30nm〜90
nmに設定するのが良く、本実施の形態1では70nm
に設定している。
【0074】次いで、形成された非晶質シリコン膜中の
水素を除去するため、脱水素工程として450℃で1時
間の熱処理を行なう。なお、スパッタ法等の非晶質シリ
コン膜中に水素が含まれない又は水素の量が少ない成膜
方法を用いた場合は、脱水素処理は必要ない。
【0075】更に、非晶質シリコン膜を結晶化させる。
これにより、非晶質シリコン膜は多結晶シリコン膜とな
る。結晶化は、レーザアニール装置により非晶質シリコ
ン膜を溶融、結晶化させることにより行なう。なお、レ
ーザアニール装置は基板を縦横に移動させることができ
る。レーザ光を照射して非晶質シリコン膜の結晶化を行
なうのであれば、室温において約160mJ/cm2
上のエネルギー密度で照射する必要がある。
【0076】本実施の形態1ではXeClパルスレーザ
(波長308nm)を用いて、レーザ光のエネルギー密
度を370mJ/cm2に設定している。また、レーザ
光の光軸と基板との相対位置を変化させながら、更にレ
ーザパルスと相対位置の変化とをオーバーラップさせな
がら、複数パルスを照射している。
【0077】また、多結晶シリコン膜には、多数のダン
グリングボンドが形成されているので、水素化工程とし
て、水素プラズマ中で、例えば450℃、2時間放置す
る。更に、フォトリソグラフィとドライエッチングによ
り多結晶シリコン層をパターニングする。多結晶シリコ
ン層は、後述するLDD領域(低濃度注入領域)17、
ソース領域とドレイン領域(以下、これらを合わせて
「ソース・ドレイン領域」という。)16、及びチャン
ネル領域21となる。
【0078】次に、例えばTEOS−CVD法によりシ
リコン酸化膜をゲート絶縁膜18として必要な膜厚、例
えば100nm程度に成膜する。その後、モリブデン・
タングステン合金膜をスパッタリングにより成膜し、エ
ッチングにより所定の形状にパターニングして、ゲート
電極19を形成する。
【0079】その後、イオンドーピング装置により、ゲ
ート電極19をマスクとして、リンを低濃度で注入して
LDD領域(低濃度注入領域)17を形成する。LDD
領域17とLDD領域17との間がチャンネル領域21
となる。次に、フォトリソグラフィでゲート電極19と
その両端から1μmの上にレジストパターンを形成し、
イオンドーピング装置により、上記レジストパターンを
マスクとして高濃度のリンを注入することで、ソース・
ドレイン領域となるN型領域(不純物注入領域)16が
形成される。
【0080】次に、層間絶縁膜となるシリコン酸化膜2
0bをTEOS−CVD法にて成膜し、注入されたイオ
ンの活性化のために、窒素雰囲気中で550℃でアニー
ルを行なう。その後、エッチングにより、シリコン酸化
膜20bとゲート絶縁膜18を貫通し、且つ、多結晶シ
リコン膜で形成されたソース・ドレイン領域16に達す
るコンタクトホールを開口する。
【0081】次に、チタン膜及びアルミニウム・ジルコ
ニウム合金膜をスパッタリングによって成膜し、エッチ
ングにより所定の形状にパターニングしてソース電極お
よびドレイン電極(以下、これらを合わせて「ソース・
ドレイン電極」という。)22を形成する。
【0082】以上のプロセスにより、n型TFTが完成
する。p型TFTが必要な場合には、フォトリソグラフ
ィ工程とBドーピング工程とを追加すればよい。
【0083】なお、従来においては、非晶質シリコン層
を半導体層にしており、移動度は約1cm2/VS(1
×1042/VS)程度であるため、画素のスイッチン
グを行なうためのTFTだけをガラス基板14上に形成
し、駆動回路を含む画像ドライバICはTAB方式によ
って又はガラス基板14に直接貼り付けることによって
実装している。
【0084】しかし、図5に示すように多結晶シリコン
層を半導体層として用いると、移動度を大幅に向上でき
るため(例えば100cm2/VS(1×1062/V
S))、図5の例では、駆動回路を構成するCMOSト
ランジスタ(図示せず)についても、ガラス基板14上
の画像表示部を構成するTFTの周辺に形成している。
また、画像表示ドライバICを構成するトランジスタと
画像表示用のTFTとは構造において略同一であるた
め、これらは同一の工程によって同時に形成することが
可能である。
【0085】次に、層間絶縁膜となるシリコン酸化膜2
0a、ポリイミド樹脂による平坦化膜29、透明電極2
8、配向膜27を順に形成することでアレイ基板が完成
する。
【0086】一方、対向基板は、絶縁基板である例えば
コーニング社の品番1737のガラス基板を用い、これ
をガラス基板25として、その一方の面に、カラーフィ
ルタ26、ITOなどの透明導電膜で形成された対向電
極24、配向膜27を形成することによって完成する。
【0087】その後、この得られたアレイ基板と対向基
板との間に液晶30を封入することにより、画像表示部
が完成する。
【0088】次に、本実施の形態1にかかる画像表示装
置の製造方法について、受光素子がアレイ基板上にTF
Tと共に形成された例に基づいて説明する。図6は、受
光素子がアレイ基板上に形成された画像表示装置を示す
断面図である。
【0089】図6に示す画像表示装置も図5に示す画像
表示装置と同様の液晶表示装置である。図6に示す画像
表示装置において、TFT及び対向基板は図5に示すも
のと同様であり、同様の工程で形成されている。よっ
て、以下に受光素子の製造工程について説明する。
【0090】図6に示すように、最初にガラス基板14
の上に下地膜15を形成する。次いで、結晶ポリシリコ
ン膜を形成し、高濃度のリンを注入してN型領域16を
形成する。この下地膜15とN型領域16は画像表示部
において形成されたものと同様のものであり、同一工程
によって同時に形成されている。
【0091】次に、原料ガスとしてシランにジボランを
混合させた混合ガスを用いたプラズマCVD装置によっ
て、p+の多結晶シリコン膜を膜厚70nmで成膜す
る。その後、フォトリソグラフィ及びエッチングによ
り、このp+多結晶シリコン膜の一部を除去してP型領
域61を形成する。
【0092】更に、保護用絶縁膜となるシリコン酸化膜
20bをTEOS−CVD法にて成膜し、注入されたイ
オンの活性化のために、窒素雰囲気中の550℃でアニ
ールを行なう。このシリコン酸化膜20bも画像表示部
において形成されたものと同様のものであり、同一工程
によって同時に形成されている。
【0093】次に、フォトリソグラフィ及びエッチング
により、シリコン酸化膜20bに、N型領域16に達す
るコンタクトホールと、P型領域61に達するコンタク
トホールとを形成する。
【0094】その後、チタン膜及びアルミニウム・ジル
コニウム合金膜をスパッタリングによって成膜し、エッ
チングにより所定の形状にパターニングして、カソード
電極60aとアノード電極60bとを形成する。なお、
カソード電極60a及びアノード電極60bはソース・
ドレイン電極22と異なる形状を有しているが、ソース
・ドレイン電極22と同一工程によって同時に形成され
ている。
【0095】以上のプロセスにより、受光素子(PN型
フォトダイオード)が完成する。また、図6の例でも、
図5の例と同様に、駆動回路を構成するトランジスタ
は、ガラス基板14上に画像表示用のTFTと同一の工
程により同時に形成されている。
【0096】また、図14は、図6に示す画像表示装置
がEL表示装置である例を示す断面図である。図14に
示す画像表示装置においても、図6と同様にガラス基板
14上に画素用TFTと受光素子とが形成されている。
しかし、図14に示す画像表示装置はEL表示装置であ
るため、画素用TFTより表示面側にある部分の構成
が、図6で示した画像表示装置と異なっている。
【0097】先ず、上記の異なる部分の製造工程につい
て説明する。最初に、アレイ基板上に、TFTのドレイ
ン電極22と接続する透明電極となるITO電極71を
形成する。ITO電極の形成は図6に示した液晶表示装
置の場合と同様に行なう。その後、フォトリソグラフィ
によって、ITO電極のパターン間を樹脂ブラックレジ
ストで埋めて光遮断層72を形成する。
【0098】次に、例えばインクジェットプリント装置
を用いて、赤、緑、青の発光材料(エレクトロルミネッ
センス材料)をパターン状に塗布して、発光層73を形
成する。その後、発光層73の上に、ポリビニルカルバ
ゾールを真空蒸着して正孔注入層74を形成する。
【0099】次に、例えばアルミニウムキノリノール錯
体75を形成し、その上に、例えば、アルミニウムで反
射画素電極76を形成する。以上の工程により、エレク
トロルミネッセンス表示装置が完成する。
【0100】図14に示すEL表示装置においては、T
FTがON状態となるように走査線にパルス信号を与え
ると同時に、信号線に表示信号を印加すると、TFTが
ON状態となって電流供給線から電流が流れ、エレクト
ロルミネッセンスセルが発光する。
【0101】なお、本実施の形態1においては、エレク
トロルミネッセンス材料として、ポリジアルキルフルオ
レン誘導体を用いたが、これに限定されるものではな
い。エレクトロルミネッセンス材料としては、他の有機
材料、例えば、他のポリフルオレン系材料やポリフェニ
ルビニレン系の材料、無機材料等が挙げられる。
【0102】また、エレクトロルミネッセンス材料によ
る発光層73の形成は、上記に示したインクジェットに
よる吐出形成に限定されるものではなく、スピンコート
等の塗布による形成や、蒸着による形成であっても良
い。
【0103】このように、本実施の形態1にかかる画像
表示装置の製造方法によれば、共通のガラス基板上に、
画像表示用のTFTの一部と、駆動回路を構成するトラ
ンジスタの一部と、受光素子の一部とを同時に形成する
ことができる。よって、受光素子を別のチップとして接
続する場合と比較して、接続不良を少なくすることが
可能、設置面積が小さくてすむため小型化が可能、
受光素子の接続のためのコストの低減が可能といった効
果を得ることができる。
【0104】本実施の形態1においては、上記したよう
に、周辺基板と画像表示ドライバICとの間で、発光素
子と受光素子とによる光送受信を行なっている。但し、
これに限定されず、発光素子と受光素子の代わりに電磁
石等を用い、磁気によって信号の送受信を行なう構成と
することもできる。この場合も光送受信と同様に、接続
配線を減少させることができる。
【0105】また、発光素子と受光素子の代わりに電波
を発信する発信素子と電波を受信する受信素子とを用
い、電波によって信号の送受信を行なう構成とすること
もできる。この場合も光送受信と同様に接続配線を減少
させることができる。更に、電波による信号の送受信を
行なった場合は、信号の伝達距離が長いという利点や、
遮蔽物があっても信号が伝達されるという利点もある。
【0106】(実施の形態2)次に、本発明の実施の形
態2にかかる画像表示装置、その製造方法及び画像表示
ドライバICについて、図7〜図11及び図15に基づ
いて説明する。図7〜図11は本実施の形態2にかかる
画像表示装置が液晶表示装置である例について示してお
り、図15は本実施の形態1にかかる画像表示装置がE
L表示装置である例について示している。
【0107】図7は、実施の形態2にかかる画像表示装
置の側面を示す図である。図8は、実施の形態2にかか
る画像表示装置の上面を示す図である。
【0108】本実施の形態2にかかる画像表示装置も実
施の形態1と同様の液晶表示装置である。図7及び図8
に示すように、本実施の形態2にかかる画像表示装置に
おいても、実施の形態1と同様に、駆動回路を含む画像
表示ドライバIC3はアレイ基板1にCOG実装されて
おり、画像表示ドライバIC3は発光素子3を有し、周
辺基板5は発光素子7を有している。
【0109】本実施の形態2にかかる画像表示装置は、
画像表示部にタブレットが形成されている点、画像ドラ
イバIC3が発光素子31を有している点、及び周辺基
板5が受光素子32を有している点で、実施の形態1に
かかる画像表示装置と異なっており、それ以外の点は実
施の形態1にかかる画像表示装置と同様に構成されてい
る。本実施の形態2にかかる画像表示装置のアレイ基板
1及び対向基板2は図6で示したアレイ基板及び対向基
板と同様に構成されている。
【0110】このため、本実施の形態2にかかる画像表
示装置では、画像表示ドライバIC3から送信された光
信号、例えばタブレット位置情報、信号同期情報及び周
辺輝度情報うち少なくとも一つを含む光信号を周辺基板
5に送信することができる。本実施の形態2において、
発光素子31と受光素子32との位置決めも、発光素子
7と受光素子8との位置決めと同様に、光信号伝送でき
るように行なわれている。
【0111】また、発光素子7と受光素子8との場合と
同様に、データビット数に対して少ない光伝送経路での
信号送受信を実現するため、画像表示ドライバ3内には
並列直列変換回路(図示せず)が設けられ、周辺基板5
上には直列並列変換回路が設けられている。また、光伝
送には変調光を用いている。
【0112】よって、画像表示ドライバIC3から周辺
基板5に信号を送信する必要のある画像表示装置に、本
実施の形態2にかかる画像表示装置を適用すれば、信号
配線の増加を抑制でき、又信号送信の信頼性の向上を図
ることができ、高速伝送が可能となる。
【0113】図8に示すように、各画像表示ドライバI
C3それぞれに受光素子8に加えて発光素子31が一つ
ずつ設けられている。各画像表示ドライバIC3は、駆
動する信号ラインに相当する画像信号及び制御信号を受
信し、又駆動する信号ラインに相当するタブレット情
報、信号同期情報及び周辺輝度情報を送信する。
【0114】また、本実施の形態2においては、画像表
示ドライバ3の一部又は一つの画像表示ドライバIC3
にのみ受光素子8及び受光素子31を形成しても良い。
この場合、実施の形態1と同様に、一つの受光素子8に
よって、全て又は複数の画像表示ドライバIC3が駆動
する信号ラインに相当する画像信号及び制御信号を一括
して受信でき、受光素子8が形成されていない画像表示
ドライバIC3へ信号を伝達する構成とすることが可能
である。
【0115】更に、この場合、全て又は複数の画像表示
ドライバIC3が駆動する信号ラインに相当するタブレ
ット情報、信号同期情報及び周辺輝度情報を、一つの発
光素子によって一括して送信でき、発光素子31が形成
されていない画像表示ドライバIC3の信号も周辺基板
5に伝達できる。
【0116】本実施の形態2においても、実施の形態1
と同様に、画像表示ドライバIC3は、トランジスタ等
や受光素子8、発光素子31が形成された面がアレイ基
板1を向くように実装されている。また、アレイ基板1
と周辺基板5とは接着剤によって接着されている。
【0117】このように、本実施の形態2においても、
周辺基板5とアレイ基板1との間で電気的な接続が必要
なのは電源供給ラインのみであり、周辺基板5とアレイ
基板1との間の接続点数を大幅に減少することができ
る。
【0118】従って、本実施の形態2にかかる画像表示
装置及び画像表示ドライバICを用いることによって
も、接続信頼性及び歩留まりの向上を図ることができ、
そのため返品率を減少できる。また、接続の簡素化によ
ってコストの削減を図ることができ、更に、不要輻射
(EMS,EMI)の低減を図ることができるので、画
質を安定化でき、また他の機器への悪影響を減少するこ
とができる。
【0119】本実施の形態2において、受光素子8は、
実施の形態1と同様にして形成することができる。本実
施の形態2において、発光素子31としては、画像表示
ドライバIC3やアレイ基板1とは別個に作製した単体
の発光素子を用いることができる。この場合、発光素子
31は、アレイ基板1上に画像表示ドライバIC3とは
別に実装しても良いし、画像表示ドライバIC3と一緒
にパッケージしても良い。後者の場合は、画像表示ドラ
イバIC3と発光素子8とで一つのICパッケージが形
成される。
【0120】但し、COG実装される部品点数の低減の
点からは、発光素子31は、画素ドライバIC3を形成
するためのシリコン基板上に画素ドライバIC3を構成
するトランジスタと共に形成(モノリシックに形成)す
るのが好ましく、又アレイ基板1を形成するためのガラ
ス基板上に、TFTと共に形成するのも好ましい。
【0121】前者の場合、発光素子31と画像表示ドラ
イバIC3を構成するトランジスタとで一つのICチッ
プが形成されるので、COG実装される部品点数を低減
できる。また、後者の場合、アレイ基板1を形成するた
めのガラス基板上に駆動回路を形成すれば、駆動回路、
受光素子8、及びTFTの全てを同一の基板上に形成で
きるので、COG実装される部品点数を更に低減でき
る。
【0122】図9は発光素子の一例を示す断面図であ
る。図9に示す発光素子は画像表示ドライバICやアレ
イ基板とは別個に作成されている。図9に基づいて発光
素子及びその形成方法について説明する。
【0123】最初に、p型シリコン基板11の表面(図
中上面)にCVD装置を用いて酸化膜34を成膜する。
次に、フォトリソグラフィ及びエッチングにより酸化膜
34の一部を除去し、レーザアブレーション法により、
シリコン超微粒子膜35を成膜する。
【0124】次いで、シリコン超微粒子膜35をフォト
リソグラフィ及びエッチングによりパターン形成する。
その後、ITO電極28を成膜する。更に、p型シリコ
ン基板11の裏面にアルミニウム電極12を成膜する。
以上の工程により、図9に示す発光素子が完成する。図
9に示す発光素子はEL発光素子(LED)である。
【0125】図10は、発光素子が画像表示ドライバI
Cの基板上に形成された例を示す断面図である。図10
に基づいて、発光素子及び画像表示ドライバICを構成
するトランジスタ、これらの製造工程について説明す
る。
【0126】図10に示すトランジスタは、図4で示し
たトランジスタと同様のものであり、図4で示した製造
工程によって形成されている。図10において、50は
p型シリコン基板、51はシリコン酸化膜、52は熱酸
化膜、56aはソース電極、56bはドレイン電極、5
7は高濃度注入領域(n+)、58は低濃度注入領域
(n−)、59はゲート電極である。
【0127】次に、発光素子について説明する。先ず、
図10に示すように、p型シリコン基板50の上に、水
蒸気中でアニールを行なって熱酸化膜52を形成する。
更に、フォトリソグラフィ及びエッチングにより、発光
部となる部分の周辺保護部分以外の熱酸化膜を除去す
る。
【0128】次いで、レーザアブレーション法により、
厚み70nmのシリコン超微粒子膜54を成膜する。具
体的には、n+シリコン基板を設置し、その上に孔を設
けてパターンニングしたマスクを設置して、n+シリコ
ン基板に対して強強度でレーザ光を照射し、n+シリコ
ン基板を飛散させ、シリコン超微粒子膜54を成膜す
る。
【0129】更に、スパッタによりITO膜55を成膜
し、フォトリソグラフィ及びエッチングにより、発光部
の上面となる部分以外を除去する。その後、TEOS−
CVD装置により、保護膜となるシリコン酸化膜51を
成膜する。
【0130】次に、フォトリソグラフィ、エッチングに
より、シリコン酸化膜51にコンタクトホールを形成す
る。次いで、電極となるチタン膜及びアルミニウム膜を
成膜し、フォトリソグラフィ及びエッチングによって、
アノード電極53a及びカソード電極53bとなる部分
以外のチタン膜及びアルミニウム膜を除去する。これに
より、発光素子が完成する。以上のプロセスにより、発
光素子(LED)が完成する。
【0131】このように、図10の例では、トランジス
タと発光素子とが同一のp型シリコン基板50上に形成
される。また、図10において、シリコン酸化膜51、
熱酸化膜52及び電極(53a、53b、56a、56
b)の形成は、トランジスタと発光素子の両方において
同一工程によって同時におこなわれている。
【0132】このため、発光素子の形成においても、発
光素子の形成は、通常の画像表示ドライバICの工程と
同時に処理されるので、画像表示ドライバICの製造に
おける工程数は増加しないと言える。また、発光素子と
画像表示ドライバICとの接続信頼性の向上を図ること
ができる。なお、本実施の形態2では、発光素子として
LEDを形成しているが、発光素子はこれに限定される
ものではない。本発明において発光素子は、他の材料、
例えばGaAs、InP等を用いたLEDであっても良
い。
【0133】次に、本実施の形態2にかかる画像表示装
置の製造方法について、発光素子がアレイ基板上にTF
Tと共に形成された例に基づいて説明する。図11は、
発光素子がアレイ基板上に形成された画像表示装置を示
す断面図である。
【0134】図11に示す画像表示装置も図5に示す画
像表示装置と同様の液晶表示装置である。図11に示す
画像表示装置において、TFT及び対向基板は図5に示
すものと同様であり、同様の工程で形成されている。以
下に発光素子の製造工程について説明する。
【0135】図11に示すように、最初にガラス基板1
4の上に下地膜15を形成する。この下地膜15は画像
表示部において形成されたものと同様のものであり、同
一工程によって同時に形成されている。
【0136】次に、スパッタ法により、透明電極64と
なるITO膜を成膜する。次いで、レーザアブレーショ
ン法により、膜厚70nmのシリコン超微粒子膜63を
形成する。具体的には、n+シリコン基板を設置し、n
+シリコン基板に対して強強度でレーザ光を照射し、n
+シリコン基板を飛散させてシリコン超微粒子膜(N型
領域)63を成膜する。
【0137】更に、原料ガスとしてシランにジボランを
混合させた混合ガスを用いたプラズマCVD装置によっ
て、膜厚70nmのp+の多結晶シリコン膜62(P型
領域)を成膜し、注入されたイオンの活性化のために、
窒素雰囲気中の550℃でアニールを行なう。このシリ
コン酸化膜20bも画像表示部において形成されたもの
と同様のものであり、同一工程によって同時に形成され
ている。その後、フォトリソグラフィ及びエッチングに
より、p+多結晶シリコン膜62及び微粒子シリコン膜
63の余分な部分を除去する。
【0138】次に、フォトリソグラフィ及びエッチング
により、シリコン酸化膜20bに、透明電極64に達す
るコンタクトホールと、p+多結晶シリコン膜62に達
するコンタクトホールとを形成する。
【0139】その後、チタン膜及びアルミニウム・ジル
コニウム合金膜をスパッタリングによって成膜し、エッ
チングにより所定の形状にパターニングして、カソード
電極60aとアノード電極60bとを形成する。なお、
カソード電極60a及びアノード電極60bはソース・
ドレイン電極22と異なる形状を有しているが、ソース
・ドレイン電極22と同一工程によって同時に形成され
ている。
【0140】以上のプロセスにより、発光素子(LE
D)が完成する。また、図10の例でも、図5の例と同
様に、駆動回路を構成するCMOSトランジスタは、ガ
ラス基板14上に画像表示用のTFTと同一の工程によ
り同時に形成されている。
【0141】また、図15は、図11に示す画像表示装
置がEL表示装置である例を示す断面図である。図15
に示す画像表示装置においても、図11と同様にガラス
基板14上に画素用TFTと発光素子とが形成されてい
る。しかし、図15に示す画像表示装置はEL表示装置
であるため、画素用TFTより表示面側にある部分の構
成が、図11で示した画像表示装置と異なっている。画
素用TFTより表示面側にある部分の構成は図14で示
した構成と同様である。
【0142】このように、本実施の形態2にかかる画像
表示装置の製造方法によれば、共通のガラス基板上に、
画像表示用のTFTの一部と、駆動回路を構成するトラ
ンジスタの一部と、発光素子の一部とを同時に形成する
ことができる。よって、発光素子を別のチップとして接
続する場合と比較して、接続不良を少なくすることが
可能、設置面積が小さくてすむため小型化が可能、
発光素子の接続のためのコストの低減が可能といった効
果を得ることができる。
【0143】また、本実施の形態2においても、実施の
形態1と同様に、発光素子と受光素子の代わりに電磁石
等を用いて、磁気信号による送受信を行なう構成とする
ことができ、又電波を発信する発信素子と電波を受信す
る受信素子とを用いて、電波信号による送受信を行なう
構成とすることができる。
【0144】(実施の形態3)次に、本発明の実施の形
態3にかかる画像表示装置、その製造方法及び画像表示
ドライバICについて、図12及び図13に基づいて説
明する。図12は、実施の形態3にかかる画像表示装置
の上面を示す図である。
【0145】図12に示すように、本実施の形態3にか
かる画像表示装置は、実施の形態1と同様のアレイ基板
1及び対向基板2を有しているが、周辺基板(図示せ
ず)に電波信号を発信する発信素子(図示せず)が取り
付けられ、画像表示ドライバIC3が電波信号を受信す
る受信素子38を有している点で実施の形態1と異なっ
ている。また、アレイ基板1上にアモルファスシリコン
又はポリシリコンを受光層とする太陽電池36が形成さ
れている点でも異なっている。
【0146】実施の形態3にかかる画像表示装置におい
ては、太陽電池36により画像表示部が駆動されてい
る。また、本実施の形態3にかかる画像表示装置には、
充電可能な二次電池37が備えられている。二次電池3
7は太陽電池36によって充電され、画像表示部への電
力供給の安定化を図っている。
【0147】このように、本実施の形態3では、アレイ
基板1に電源が備えられており、又周辺基板と画像表示
ドライバとは電波信号によって送受信を行なっている。
このため、アレイ基板1と対向基板2とを、周辺基板か
ら、即ち画像表示装置から着脱することが可能である。
また、アレイ基板1には太陽電池38による電源が備え
られているため、アレイ基板1を周辺基板から分離した
状態で画像表示することが可能である。
【0148】なお、本実施の形態3にかかわらず、実施
の形態1及び2にかかる画像表示装置においても、太陽
電池を備えておくことは可能である。この場合は、実施
の形態1及び2にかかる画像表示装置においても、アレ
イ基板1と対向基板2とを周辺基板から着脱可能な構成
とすることができる。
【0149】但し、上述のように、実施の形態1及び2
にかかる画像表示装置においては、光信号による送受信
を行なうため、信号の伝達距離が短く、遮蔽物があると
信号が伝達されにくいという問題がある。この点から、
本実施の形態3にかかる画像示装置の方が、着脱可能な
構成に適していると言える。
【0150】太陽電池38への光の供給は、外光によっ
て行なっても良いし、周辺基板からの光の照射によって
行なっても良い。また、画像表示用に用いるバックライ
トによって照射された光の一部が太陽電池に入射するよ
う設計することも可能である。
【0151】また、本実施の形態3においては、画像表
示ドライバIC3に発信素子38に加えて発信素子を設
けておくことができ、周辺基板に発信素子に加えて受信
素子を設けておくことができる。この場合は、実施の形
態2と同様に、例えばタブレット位置情報、信号同期情
報及び周辺輝度情報うち少なくとも一つを含む電波信号
を周辺基板に送信することができる。
【0152】本実施の形態3では、太陽電池38は画像
表示部の周辺に形成されているが、これに限定されず、
画像表示部内に形成されていても良い。また、太陽電池
38は、画像表示ドライバIC3やアレイ基板1とは別
個に作製した単体の太陽電池であっても良い。太陽電池
38は画像表示ドライバIC3と一緒にパッケージして
も良く、この場合は、画像表示ドライバIC3と太陽電
池38とで一つのICパッケージが形成される。
【0153】COG実装される部品点数の低減の点から
は、太陽電池38は、画素ドライバIC3を形成するた
めのシリコン基板上に画素ドライバIC3を構成するト
ランジスタと共に形成(モノリシックに形成)するのが
好ましく、又アレイ基板1を形成するためのガラス基板
上に、TFTと共に形成するのも好ましい。
【0154】前者の場合、太陽電池38と画像表示ドラ
イバIC3を構成するトランジスタとで一つのICチッ
プが形成されるので、COG実装される部品点数を低減
できる。また、後者の場合、アレイ基板1を形成するた
めのガラス基板上に駆動回路を形成すれば、駆動回路、
太陽電池38、及びTFTの全てを同一の基板上に形成
できるので、COG実装される部品点数を更に低減でき
る。
【0155】画像表示ドライバIC3を形成するための
シリコン基板上に太陽電池33を形成する場合は、図4
に示した受光素子の形成工程を受光部の面積が大きくな
るようにして行なえば良い。
【0156】次に、太陽電池をアレイ基板上にTFTと
共に形成する例について、図12〜図13及び図16に
基づいて説明する。図12〜図13は本実施の形態3に
かかる画像表示装置が液晶表示装置である例について示
しており、図16は本実施の形態1にかかる画像表示装
置がEL表示装置である例について示している。
【0157】図13は、太陽電池がアレイ基板上に形成
された画像表示装置を示す断面図である。図13に示す
画像表示装置も図5に示す画像表示装置と同様の液晶表
示装置である。図13に示す画像表示装置において、T
FT及び対向基板は図5に示すものと同様であり、同様
の工程で形成されている。以下に太陽電池の製造工程に
ついて説明する。
【0158】図13に示すように、最初にガラス基板1
4の上に下地膜15を形成する。次いで、結晶ポリシリ
コン膜を形成し、高濃度のリンを注入してN型領域16
を形成する。この下地膜15とN型領域16は画像表示
部において形成されたものと同様のものであり、同一工
程によって同時に形成されている。
【0159】次に、原料ガスとしてシランにジボランを
混合させた混合ガスを用いたプラズマCVD装置によっ
て、p+の多結晶シリコン膜を膜厚70nmで成膜す
る。その後、フォトリソグラフィ及びエッチングによ
り、このp+多結晶シリコン膜の一部を除去してP型領
域61を形成する。
【0160】更に、保護用絶縁膜となるシリコン酸化膜
20bをTEOS−CVD法にて成膜し、注入されたイ
オンの活性化のために、窒素雰囲気中の550℃でアニ
ールを行なう。このシリコン酸化膜20bも画像表示部
において形成されたものと同様のものであり、同一工程
によって同時に形成されている。
【0161】次に、フォトリソグラフィ及びエッチング
により、シリコン酸化膜20bに、N型領域16に達す
るコンタクトホールと、P型領域61に達するコンタク
トホールとを形成する。なお、受光部の面積が大きくな
るようにするため、コンタクトホールは、図6で示した
発光素子の場合よりもコンタクトホール間の距離が短く
なるように形成されている。
【0162】その後、チタン膜及びアルミニウム・ジル
コニウム合金膜をスパッタリングによって成膜し、エッ
チングにより所定の形状にパターニングして、カソード
電極64aとアノード電極64bとを形成する。なお、
カソード電極64a及びアノード電極64bはソース・
ドレイン電極22と異なる形状を有しているが、ソース
・ドレイン電極22と同一工程によって同時に形成され
ている。
【0163】以上のプロセスにより、太陽電池が完成す
る。また、図13の例でも、図5の例と同様に、駆動回
路を構成するCMOSトランジスタは、ガラス基板14
上に画像表示用のTFTと同一の工程により同時に形成
されている。
【0164】また、図16は、図13に示す画像表示装
置がEL表示装置である例を示す断面図である。図16
に示す画像表示装置においても、図13と同様にガラス
基板14上に画素用TFTと発光素子とが形成されてい
る。しかし、図16に示す画像表示装置はEL表示装置
であるため、画素用TFTより表示面側にある部分の構
成が、図13で示した画像表示装置と異なっている。画
素用TFTより表示面側にある部分の構成は図14で示
した構成と同様である。
【0165】このように、本実施の形態3によれば、共
通のガラス基板上に、画像表示用のTFTの一部と、駆
動回路を構成するトランジスタの一部と、太陽電池の一
部とを同時に形成することができる。よって、太陽電池
を別に設けて接続する場合と比較して、接続不良を少
なくすることが可能、設置面積が小さくてすむため小
型化が可能、太陽電池の接続のためのコストの低減が
可能といった効果を得ることができる。
【0166】
【発明の効果】以上のように、本発明にかかる画像表示
装置を用いれば、周辺回路かと駆動回路との間で光信号
によって送受信を行なうことが可能となる。このため、
電気な接続を電源供給ラインのみとできるため、接続点
数を大幅に減少することができる。
【0167】また、これにより、接続信頼性及び歩留ま
りの向上を図ることができるので、返品率の減少を図る
ことができる。接続の簡素化によって、コストの削減を
図ることができ、更に不要輻射(EMS,EMI)の低
減を図ることができるので、画質を安定化でき、他の機
器への悪影響を減少することができる。不要輻射(EM
S,EMI)の低減により、周波数の高い信号によって
データを入力することも可能となる。
【0168】また、周辺回路に受光素子を設け、駆動回
路に発光素子を設けた態様とすれば、画像表示部の接続
配線の増加なしにタブレット情報を伝送することが可能
となる。更に駆動回路から、周辺回路へ信号同期情報を
送信することにより、信号伝送の信頼性を高めることが
でき、より情報量の多い信号を伝送することが可能とな
る。
【0169】周辺回路と駆動回路との間で、磁気又は電
波によって信号の送受信を行なう態様では、信号送受信
の距離を長くとれ、又周辺回路と駆動回路との間に遮蔽
物があっても信号の送受信が可能である。
【0170】本発明の画像表示装置には、アレイ基板に
太陽電池と充電池を設置することが可能である。この態
様では、周辺回路と駆動回路との間における電気的な接
続配線をなくすことができ、信頼性をより高めることが
できる。また、この態様では、画像表示部分を着脱自在
な構造にでき、本発明の画像表示装置の利用の自由度を
高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1にかかる画像表示装置の側面を示
す図である。
【図2】実施の形態1にかかる画像表示装置の上面を示
す図である。
【図3】受光素子の一例を示す断面図である。
【図4】受光素子が画像表示ドライバICの基板上に形
成された例を示す図である。
【図5】図1中の線A−A´に沿って切断した実施の形
態1にかかる画像表示装置の断面図である。
【図6】受光素子がアレイ基板上に形成された画像表示
装置を示す断面図である。
【図7】実施の形態2にかかる画像表示装置の側面を示
す図である。
【図8】実施の形態2にかかる画像表示装置の上面を示
す図である。
【図9】発光素子の一例を示す断面図である。
【図10】発光素子が画像表示ドライバICの基板上に
形成された例を示す断面図である。
【図11】発光素子がアレイ基板上に形成された画像表
示装置を示す断面図である。
【図12】実施の形態3にかかる画像表示装置の上面を
示す図である。
【図13】太陽電池がアレイ基板上に形成された画像表
示装置を示す断面図である。
【図14】図6に示す画像表示装置がEL表示装置であ
る例を示す断面図である。
【図15】図11に示す画像表示装置がEL表示装置で
ある例を示す断面図である。
【図16】図13に示す画像表示装置がEL表示装置で
ある例を示す断面図である。
【図17】画像表示ドライバICがTAB方式によって
接続された従来の液晶表示装置を示す図である。
【図18】画像表示ドライバICがCOG方式によって
接続された従来の液晶表示装置を示す図である。
【符号の説明】
1 アレイ基板 2 対向基板 3 画像表示ドライバIC 4 TCP 5 周辺基板 6 コネクター 7 周辺基板上の発光素子 8 画像表示ドライバIC上の受光素子 9 反射防止膜 10 n電極 11 p型シリコン基板 12 アルミニウム電極(p電極) 13 n層 14 ガラス基板 15 下地膜(主にSiO2) 16 N型領域(ソース・ドレイン領域、高濃度不純物
注入領域) 17 LDD領域(低濃度不純物注入領域)またはオフ
セット領域 18 ゲート絶縁膜(主にSiO2) 19 ゲート電極(主にMoW) 20a シリコン酸化膜 20b シリコン酸化膜 21 チャネル領域 22 ソース・ドレイン電極 23 大粒径シリコン結晶 24 対向電極(ITO) 25 ガラス基板 26 カラーフィルタ 27 配向膜 28 透明電極(ITO) 29 平坦化膜(ポリイミド) 30 液晶 31 画像表示ドライバIC上の発光素子 32 周辺基板上の受光素子 33 画像表示ドライバIC上の太陽電池 34 酸化膜 35 シリコン超微粒子層 36 太陽電池 37 二次電池 38 受信素子 40、50 p型シリコン基板 41 n型の非晶質シリコン膜 42、51 シリコン酸化膜 43a、56a ソース電極 43b、56b ドレイン電極 43c、53a アノード電極 43d、53b カソード電極 44、57 高濃度注入領域(n+) 45、58 低濃度注入領域(n−) 46 pの領域 48、59 ゲート電極 49、52 熱酸化膜(ゲート酸化膜) 54 シリコン超微粒子膜 55 ITO膜 60a、65a カソード電極 60b、65b アノード電極 61 P型領域 62 多結晶シリコン膜(P型領域) 63 シリコン超微粒子膜(N型領域) 64 透明電極膜 71 ITO電極 72 光遮断層 73 発光層 74 正孔注入層 75 アルミニウムキノリノール錯体 76 反射画素電極
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09F 9/30 338 G09F 9/30 338 360 360 365 365Z 9/35 9/35 H01L 31/04 H01L 31/12 C 31/12 31/04 Q Fターム(参考) 2H093 NA16 NC07 NC09 NC11 NC34 NC49 NC72 NC73 NC90 ND40 ND60 5C094 AA21 AA31 AA45 AA52 AA56 BA03 BA27 BA32 BA34 BA43 CA19 DA09 DA12 DA13 DB02 EB02 FA10 GA10 GB10 5F051 AA03 AA05 BA05 5F089 AA06 AA10 AB03 AB09 5G435 AA14 AA16 AA17 AA18 BB02 BB05 BB12 CC09 EE31 EE37 EE41 GG22 HH12 HH13 HH14 KK05

Claims (43)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 周辺回路から駆動回路に信号を送信し、
    前記駆動回路によってマトリックス状に配置された複数
    のトランジスタを駆動して画像を表示する画像表示装置
    であって、 前記周辺回路は、前記信号を光信号にして送信するよう
    に構成されており、前記駆動回路は、前記光信号を受信
    するための受光素子を有していることを特徴とする画像
    表示装置。
  2. 【請求項2】 前記駆動回路及び前記トランジスタのう
    ち少なくとも一方の一部と、前記受光素子の一部又は全
    部とが、同一工程によって形成されている請求項1記載
    の画像表示装置。
  3. 【請求項3】 太陽電池を有し、前記駆動回路の一部
    と、前記トランジスタの一部と、前記受光素子の一部又
    は全部と、前記太陽電池の一部又は全部とが、同一工程
    によって形成されている請求項1記載の画像表示装置。
  4. 【請求項4】 前記受光素子と前記トランジスタとが、
    同一の基板上に、少なくとも絶縁膜、不純物注入領域及
    び電極を設けて形成されており、 前記受光素子の電極と前記トランジスタの電極とが同一
    工程によって形成されている請求項2記載の画像表示装
    置。
  5. 【請求項5】 前記受光素子と前記トランジスタとが、
    同一の基板上に、少なくとも絶縁膜、不純物注入領域及
    び電極を設けて形成されており、 前記受光素子の不純物注入領域の一部又は全部と前記ト
    ランジスタの不純物注入領域の一部又は全部とが同一工
    程によって形成されている請求項2記載の画像表示装
    置。
  6. 【請求項6】 前記受光素子と前記トランジスタとが、
    同一の基板上に、少なくとも絶縁膜、不純物注入領域及
    び電極を設けて形成されており、 前記受光素子の前記絶縁膜と前記トランジスタの絶縁膜
    とが同一工程によって形成されている請求項2記載の画
    像表示装置。
  7. 【請求項7】 前記駆動回路が光信号を前記周辺回路に
    送信するための発光素子を有し、前記周辺回路が前記駆
    動回路からの光信号を受信するための受光素子を有して
    いる請求項1記載の画像表示装置。
  8. 【請求項8】 前記駆動回路から送信される光信号が、
    タブレット位置情報、信号同期情報及び周辺輝度情報う
    ち少なくとも一つを含んでいる請求項7記載の画像表示
    装置。
  9. 【請求項9】 前記駆動回路及び前記トランジスタのう
    ち少なくとも一方の一部と、前記発光素子の一部又は全
    部とが、同一工程によって形成されている請求項7記載
    の画像表示装置。
  10. 【請求項10】 前記駆動回路の一部と、前記トランジ
    スタの一部と、前記受光素子の一部又は全部と、前記発
    光素子の一部又は全部とが、同一工程によって形成され
    ている請求項7記載の画像表示装置。
  11. 【請求項11】 太陽電池を有し、前記駆動回路の一部
    と、前記トランジスタの一部と、前記発光素子の一部又
    は全部と、前記太陽電池の一部又は全部とが、同一工程
    によって形成されている請求項7記載の画像表示装置。
  12. 【請求項12】 太陽電池を有し、前記駆動回路の一部
    と、前記トランジスタの一部と、前記受光素子の一部又
    は全部と、前記発光素子の一部又は全部と、前記太陽電
    池の一部又は全部とが、同一工程によって形成されてい
    る請求項7記載の画像表示装置。
  13. 【請求項13】 前記発光素子と前記トランジスタと
    が、同一の基板上に、少なくとも絶縁膜、不純物注入領
    域及び電極を設けて形成されており、 前記発光素子の電極と前記トランジスタの電極とが同一
    工程によって形成されている請求項7記載の画像表示装
    置。
  14. 【請求項14】 前記発光素子と前記トランジスタと
    が、同一の基板上に、少なくとも絶縁膜、不純物注入領
    域及び電極を設けて形成されており、 前記発光素子の絶縁膜と前記トランジスタの絶縁膜とが
    同一工程によって形成されている請求項7記載の画像表
    示装置。
  15. 【請求項15】前記光信号が変調光である請求項1また
    は請求項6記載の画像表示装置。
  16. 【請求項16】 前記周辺回路と前記トランジスタと
    が、それぞれ別個の基板上に形成され、前記周辺回路が
    形成された基板と前記トランジスタが形成された基板と
    が固定されている請求項1記載の画像表示装置。
  17. 【請求項17】 周辺回路から駆動回路に信号を送信
    し、前記駆動回路によってマトリックス状に配置された
    複数のトランジスタを駆動して画像を表示する画像表示
    装置であって、 前記周辺回路は、前記信号を電波信号にして送信するよ
    うに構成されており、前記駆動回路は、前記電波信号を
    受信するための受信素子を有していることを特徴とする
    画像表示装置。
  18. 【請求項18】 前記駆動回路が電波信号を前記周辺回
    路に送信するための発信素子を有し、前記周辺回路が前
    記駆動回路からの電波信号を受信するための受信素子を
    有している請求項17記載の画像表示装置。
  19. 【請求項19】 前記駆動回路から送信される電波信号
    が、タブレット位置情報、信号同期情報及び周辺輝度情
    報うち少なくとも一つを含んでいる請求項18記載の画
    像表示装置。
  20. 【請求項20】 前記駆動回路と前記トランジスタとを
    含む部分が、前記周辺回路を含む部分から着脱可能であ
    って、前記周辺回路を含む部分から分離した状態で画像
    表示可能に構成されている請求項18記載の画像表示装
    置。
  21. 【請求項21】 前記駆動回路と前記トランジスタとを
    含む部分に、画像表示のための電源が備えられている請
    求項20に記載の画像表示装置。
  22. 【請求項22】 前記電源が太陽電池であり、前記太陽
    電池が、前記トランジスタが配置された基板上に設けら
    れている請求項21に記載の画像表示装置。
  23. 【請求項23】 当該画像表示装置が液晶表示装置であ
    る請求項1〜22のいずれかに記載の画像表示装置。
  24. 【請求項24】 当該画像表示装置がEL表示装置であ
    る請求項1〜22のいずれかに記載の画像表示装置。
  25. 【請求項25】 当該画像表示装置がフィールドエミッ
    ション表示装置である請求項1〜22のいずれかに記載
    の画像表示装置。
  26. 【請求項26】 周辺回路が駆動回路に光信号を送信
    し、前記駆動回路が受光素子によって前記光信号を受信
    してマトリックス状に配置された複数のトランジスタを
    駆動することによって画像を表示する画像表示装置の製
    造方法であって、 前記駆動回路及び前記トランジスタのうち少なくとも一
    方の一部と、前記受光素子の一部又は全部とを同時に形
    成する工程を少なくとも有していることを特徴とする画
    像表示装置の製造方法。
  27. 【請求項27】 前記受光素子と前記トランジスタと
    が、同一の基板上に、少なくとも絶縁膜、不純物注入領
    域及び電極を設けて形成されたものであり、 前記受光素子の電極と前記トランジスタの電極とを同時
    に形成する請求項26記載の画像表示装置の製造方法。
  28. 【請求項28】 前記受光素子と前記トランジスタと
    が、同一の基板上に、少なくとも絶縁膜、不純物注入領
    域及び電極を設けて形成されたものであり、 前記受光素子の不純物注入領域の一部又は全部と前記ト
    ランジスタの不純物注入領域の一部又は全部とを同時に
    形成する請求項26記載の画像表示装置の製造方法。
  29. 【請求項29】 前記受光素子と前記トランジスタと
    が、同一の基板上に、少なくとも絶縁膜、不純物注入領
    域及び電極を設けて形成されたものであり、 前記受光素子の前記絶縁膜と前記トランジスタの絶縁膜
    とを同時に形成する請求項26記載の画像表示装置の製
    造方法。
  30. 【請求項30】 前記駆動回路が、タブレット位置情
    報、信号同期情報及び周辺輝度情報うち少なくとも一つ
    を含む光信号を前記周辺回路に送信するための発光素子
    を有し、前記周辺回路が、前記タブレット位置情報、信
    号同期情報及び周辺輝度情報のうち少なくとも一つを含
    む光信号を受信するための受光素子を有しており、 前記駆動回路及び前記トランジスタのうち少なくとも一
    方の一部と、前記発光素子の一部又は全部とを同時に形
    成する工程を有している請求項26記載の画像表示装置
    の製造方法。
  31. 【請求項31】 前記発光素子と前記トランジスタと
    が、同一の基板上に、少なくとも絶縁膜、不純物注入領
    域及び電極を設けて形成されたものであり、 前記発光素子の電極と前記トランジスタの電極とを同時
    に形成する請求項30記載の画像表示装置の製造方法。
  32. 【請求項32】 前記発光素子と前記トランジスタと
    が、同一の基板上に、少なくとも絶縁膜、不純物注入領
    域及び電極を設けて形成されたものであり、 前記発光素子の絶縁膜と前記トランジスタの絶縁膜とを
    同時に形成する請求項30記載の画像表示装置の製造方
    法。
  33. 【請求項33】 入力された光信号を電気信号に変換す
    る受光素子を有することを特徴とする画像表示ドライバ
    IC。
  34. 【請求項34】 前記受光素子が、当該画像表示ドライ
    バICを構成するシリコン基板にモノリシックに形成さ
    れている請求項33に記載の画像表示ドライバIC。
  35. 【請求項35】 前記受光素子がフォトダイオードであ
    る請求項33に記載の画像表示ドライバIC。
  36. 【請求項36】 前記受光素子がフォトトランジスタで
    ある請求項33に記載の画像表示ドライバIC。
  37. 【請求項37】 入力された電気信号を光信号に変換す
    る発光素子を有することを特徴とする画像表示ドライバ
    IC。
  38. 【請求項38】 前記発光素子が、当該画像表示ドライ
    バICを構成するシリコン基板にモノリシックに形成さ
    れている請求項37に記載の画像表示ドライバIC。
  39. 【請求項39】 前記発光素子がLEDである請求項3
    7に記載の画像表示ドライバIC。
  40. 【請求項40】 前記発光素子がレーザである請求項3
    7に記載の画像表示ドライバIC。
  41. 【請求項41】 太陽電池を有することを特徴とする画
    像表示ドライバIC。
  42. 【請求項42】 電波を受信して電気信号に変換する素
    子、及び電気信号を電波に変換して送信する素子のうち
    少なくとも一方を有することを特徴とする画像表示ドラ
    イバIC。
  43. 【請求項43】 磁気による信号を受信して電気信号に
    変換する素子、及び電気信号を磁気信号に変換して送信
    する素子のうち少なくとも一方を有することを特徴とす
    る画像表示ドライバIC。
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