JP2002267753A - ウインドシア検出装置 - Google Patents
ウインドシア検出装置Info
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Abstract
ダにより、空港領域で発生するウィンドシアを観測でき
るようにする。 【解決手段】 観測対象領域に対しレーザビームを走査
しながら送信しその反射光を受信する光送受信手段1
と、上記反射光のドップラ成分を分析し風速及び風向の
空間分布データを検出する風検出手段3と、上記風速及
び風向の空間分布データを分析しその風向分布のパター
ンからウインドシアを検出するウインドシア検出手段5
とを備えた。
Description
を用いてウインドシア(大気の風向・風速の変化)を観
測するウインドシア検出装置に関するものである。
方乱気流の検出装置の系統図である。図において、方位
・仰角制御部2は、仰角及び方位方向を走査するビーム
指向制御信号を作成し、光送受信部1及び乱気流検出部
4へ出力する。光送受信部1は、ビーム指向制御信号で
指示された方向に送信レーザビームを出力する。送信さ
れた送信レーザビームは、空気中の塵などで反射され受
信光として、光送受信部1へ入力する。光送受信部1
は、受信光を光から電気信号に変換し、受信信号として
風向・風速検出部3へ出力する。
値とドップラ成分の方向(例えば、乱気流検出装置に近
づく時を「+」、遠ざかる時を「−」と設定する符号)
を検出し、風速・風向情報として乱気流検出部4へ出力
する。乱気流検出部4は、風向・風速情報を図10に示
すように各方位における1仰角走査毎に編集する。図1
0下図に示すように風向・風速情報は各方位における1
仰角走査毎に距離−仰角(または高度)の2次元座標上
のデータとして合成する。さらに後方乱気流の渦の発生
状況を検出し、この後方乱気流の渦の検出結果及び上記
の編集された風速・風向情報を合わせて表示用のデータ
を作成し、表示装置6に出力する。表示装置6は、乱気
流検出部4から入力する1仰角走査毎の表示データを順
次更新し表示する。
を用いた後方乱気流検出装置は、航空機の航跡に発生す
る後方乱気流のみを観測していたので、航空機の離着陸
時に脅威となるウインドシアの観測は、別途ウインドシ
アを観測するレーダシステムの設置が必要で、また、ウ
インドシア観測のシステム構成が大きくなり、システム
製作費が高くなるなどの問題点があった。
ためになされたもので、レーザ・レーダで空港面のウイ
ンドシアを観測するとともに、あわせて後方乱気流や他
の風情報をも観測することができるウインドシア検出装
置を提供することを目的とする。
係るウインドシア検出装置は、観測対象領域に対しレー
ザビームを走査しながら送信しその反射光を受信する光
送受信手段と、上記反射光のドップラ成分を分析し風速
及び風向の空間分布データを検出する風検出手段と、上
記風速及び風向の空間分布データを分析しその風向分布
のパターンからウインドシアを検出するウインドシア検
出手段とを備えるものである。
ドシア検出装置は、観測対象領域に対しレーザビームを
走査しながら送信しその反射光を受信する光送受信手段
と、上記反射光のドップラ成分を分析し風速及び風向の
空間分布データを検出する風検出手段と、上記風速及び
風向の空間分布データを分析しその風向分布のパターン
からウインドシアを検出するウインドシア検出手段と、
上記風速及び風向の空間分布データを分析しその風向分
布のパターンから乱気流を検出する乱気流検出手段とを
備え、航空機等の離発着に関する飛行計画情報に基づき
選択的に上記ウインドシア又は上記乱気流を検出するよ
うにしたものである。
ドシア検出装置は、上記風速の空間分布に基づき空港領
域の背景風を検出する空港風向・風速検出手段を備える
ものである。
実施の形態1を図について説明する。図1は実施の形態
1に係るウインドシア検出装置の系統図である。図にお
いて、1はレーザビームを空間に送信し空気中の塵など
で反射された反射光を受信し電気信号に変換し出力する
光送受信部、2は送信レーザビームの指向方向を制御す
るビーム指向制御信号を生成する方位・仰角制御部、3
は上記光送受信部1からの電気信号よりドップラ方向と
風速値(風速・風向のリアルタイムのデータである風速
・風向情報)を算出し出力する風速・風向検出部であ
る。
方向及び方位方向に並び替え、風向・風速の空間分布の
データを作成し、この空間分布データを分析しウインド
シアのダウンバースト(局所的な下降気流)やシアライ
ン(風向が逆転している境界領域)を検出し、ウインド
シア観測データ(ウインドシアの発生位置、ウインドシ
アの大きさ、ウインドシア強度(ウインドシアの風速)
等)を出力するウインドシア検出部である。6はウイン
ドシアの観測データを表示する表示装置である。
御部2は、図2に示すように滑走路領域のみではなく後
方乱気流が発生していないエリアも含めた広範囲のエリ
ア(図のように360度全周の場合もある)をビーム走
査するビーム指向制御信号を作成する。そしてこのビー
ム指向制御信号を光送受信部1及びウインドシア検出部
5へ出力する。なお、ウインドシア検出装置は図2に示
すように空港領域全体を見渡せる位置(例えば、空港領
域の中央近傍)に設置するのが望ましい。光送受信部1
は、ビーム指向制御信号で指示された方向に送信レーザ
ビームを送信する。送信された送信レーザビームは、空
気中の塵などで反射され受信光として光送受信部1へ入
力する。光送受信部1は受信光を光から電気信号に変換
し受信信号として風向・風速検出部3へ出力する。
ラー成分の分析から風速値とドップラ成分の方向(例え
ば、ウインドシア検出装置に近づく時を「+」、遠ざか
る時を「−」と設定する符号)を検出し、風向・風速情
報としてウインドシア検出部5へ出力する。ウインドシ
ア検出部5は、風向・風速情報を基に、風向及び風速値
を方位・仰角走査毎に合成する。図3はデータ合成が行
われる走査エリア内(一定高度での水平断面図であり、
360度全周領域を示す)を単位セルに分割した様子を
示すものである。図において中心にウインドシア検出装
置が位置し、各セル単位毎に上記風向・風速情報の合成
が行われる。このようなデータの合成は、複数の仰角ご
とに全周の方位走査を行い、この全てのデータから一定
高度でのデータを抽出し合成することにより行われる。
また、ウインドシア検出部5は上記データ合成後、ウイ
ンドシアの「風向の符号と風速値」の変化(パターン)
を後述するウインドシアパターンのデータベースと比較
分析し、ウインドシアの特性を検出する。
トとシアラインにおける風のパターンを説明する。図4
はダウンバーストにおける風のパターンの説明図であ
る。ダウンバーストでは図に示すように下降流が地表面
にぶつかり放射状に風が広がるパターンになる。図5は
シアライン(寒冷前線など)における風のパターンの説
明図である。冷気と暖気がぶつかる領域においては、暖
気の下に冷気がもぐり込む(図5上図の垂直面内の図を
参照)。従って、ある一定高度の水平面内でシアライン
の風向の様子をみると、図5下図のように線状に風向が
変わるパターンになる。図4及び図5で示すパターン
は、各現象の発生領域における風向の実際のパターンで
ある。ウインドシア検出部5内には、これら実際の風の
パターンをもとに作成された、上記比較分析用のウイン
ドシアパターンが記憶保存されている。なお、この比較
分析用のウインドシアパターンは図4,5に示す実際の
風パターンと必ずしも一致するものではない。これはウ
インドシア検出装置が必ずしもウインドシアの発生領域
内に位置しウインドシアを検出するのではなく、ほとん
どの場合はウインドシアの発生領域外に位置し発生領域
外から観測するためである。したがって上記発生領域の
外からウインドシア検出装置によりドップラ成分を観測
し得られる風向のパターンは、実際の風向パターン(図
3、図4)とは異なるものとなる。ウインドシア検出部
5は、上記のような分析・検出結果をもとにウインドシ
ア観測データを作成して、表示装置6へ出力する。表示
装置6は、ウインドシア検出部5から入力するウインド
シア観測データを表示する。
成されているので、レーザレーダを用いて風のパターン
を測定し、そのパターンを予め判っているウインドシア
の典型的なパターンと比較し分析することによりウイン
ドシアの検出が可能となり、専用のレーダシステムが不
要となる。
ーザ・レーダでウインドシアのみの観測を行ったが、航
空機の離着陸時は後方乱気流を観測し、航空機が離着陸
しない時は、ウインドシアを観測するようにしてもよ
い。
出装置の系統図である。図において1から6までの構成
要素は実施の形態1における図1のものと同様であるの
で説明を省略し、実施の形態1との相違点のみ説明す
る。飛行計画情報処理システム7は、各種航空機情報や
レーダ情報から航空機の離着陸時刻及び位置情報を作成
し、方位・仰角制御部2へ出力する。方位・仰角制御部
2は、離着陸時刻及び位置情報から航空機が離着陸する
時間に、後方乱気流の観測期間を指示する後方乱気流観
測指示信号を作成し、ウインドシア検出部5と乱気流検
出部4へ出力する。又、方位・仰角制御部2は、後方乱
気流を観測する期間(後方乱気流観測指示信号が有効
時)、図6に示すように航空機の方向にビーム走査する
ビーム指向制御信号を作成し、光送受信部1及び乱気流
検出部4へ出力する。
示された方向に送信レーザビームを出力する。送信され
た送信レーザビームは、空気中の塵などで反射され受信
光として、光送受信部1へ入力する。光送受信部1は受
信光を光から電気信号に変換し受信信号として風向・風
速検出部3へ出力する。風向・風速検出部3は、受信信
号から風速値とドップラ成分の方向を検出し、風向・風
速情報として乱気流検出部4へ出力する。乱気流検出部
4は、後方乱気流観測指示信号が入力されている期間、
風向・風速情報を基に、風向及び風速値を図10に示す
様な仰角走査毎に合成する。更に乱気流検出部4は、風
向及び風速値を合成した後に、後方乱気流を風向の符号
と風速の値の変化で検出し、方位角度情報を付加し後方
乱気流観測データを作成して表示装置6へ出力する。
測指示信号が有効時)は、ウインドシア検出部5でのウ
インドシアの検出処理を行わない。方位・仰角制御部2
は、飛行計画情報処理システム7から入力する航空機の
離着陸時刻及び位置情報に航空機の離着陸の情報がない
時(後方乱気流観測指示信号が無効時)は、図2に示す
ように後方乱気流が発生していないエリアも含めた広範
囲のエリアを、ビーム走査するビーム指向制御信号を作
成し、光送受信部1及びウインドシア検出部5へ出力す
る。光送受信部1は、ビーム指向制御信号で指示された
方向に送信レーザビームを出力する。送信された送信レ
ーザビームは、空気中の塵などで反射され受信光とし
て、光送受信部1へ入力する。光送受信部1は受信光を
光から電気信号に変換し受信信号として風向・風速検出
部3へ出力する。風向・風速検出部3は、受信信号から
風速値とドップラ成分の方向を検出し、風向・風速情報
としてウインドシア検出部5へ出力する。ウインドシア
検出部5は、風向・風速情報を基に、風向及び風速値を
図3に示す様な方位走査毎に合成後に、ウインドシアの
風向の符号と風速値の変化を検出する。例えば、ダウン
バーストは、図4のような放射線状に風が広がるパター
ンになり、シアライン(寒冷前線など)は、図5のよう
に線状に風向が変わるパターンになる。更にウインドシ
ア検出部5は、ウインドシア観測データを作成して、表
示装置6へ出力する。後方乱気流観測指示信号が無効時
は、乱気流検出部4での乱気流検出処理を行わない。表
示装置6は、ウインドシア検出部5から入力するウイン
ドシア観測データを表示する。
成されているので、1台のレーザレーダを用いてウイン
ドシア及び後方乱気流の両方の大気流観測・検出が可能
となる。
は、レーザ・レーダでウインドシアのみの観測を行った
が、同時に空港の風向・風速の観測を行うようにしても
よい。
出装置の系統図である。図において1から6までの構成
要素は実施の形態1における図1のものと同様であるの
で説明を省略し、実施の形態1との相違点のみ説明す
る。図2に示すように方位・仰角制御部2は、図2の後
方乱気流が発生していないエリアも含めた広範囲のエリ
アをビーム走査するビーム指向制御信号を作成し、光送
受信部1及びウインドシア検出部5へ出力する。光送受
信部1は、ビーム指向制御信号で指示された方向に送信
レーザビームを出力する。送信された送信レーザビーム
は、空気中の塵などで反射され受信光として、光送受信
部1へ入力する。光送受信部1は受信光3を光から電気
信号に変換し受信信号として風向・風速検出部3へ出力
する。風向・風速検出部3は、受信信号から風速値とド
ップラ成分(例:近づく時を「+」、遠ざかる時を
「−」の方向(符号))を検出し、風向・風速情報とし
てウインドシア検出部5及び空港風向・風速検出部8へ
出力する。
を基に、風向及び風速値を図3に示す様な方位走査毎に
合成後、ウインドシアを風向の符号と風速の値の変化を
検出する。例えば、ダウンバーストは、図4のような放
射線状に風が広がるパターンになり、シアライン(寒冷
前線など)は、図5のように線状に風向が変わるパター
ンになる。更にウインドシア検出部5は、ウインドシア
観測データを作成して、表示装置6へ出力する。
入力するウインドシア観測データを表示する。空港風向
・風速検出部8は、方位・仰角制御部2から入力するビ
ーム指向制御信号と、風向・風速検出部3から入力する
風向・風速情報から、2方位の同じ仰角の風向・風速情
報を用い、空港内の風向・風速を検出し、空港風向・風
速情報として表示装置6へ出力する。表示装置6は、空
港風向・風速検出部8から入力する空港風向・風速情報
を表示する。
成されているので、1台のレーザレーダを用いてウイン
ドシア及び空港領域の風向・風速(背景風データ)の両
方の大気流観測・検出が可能となる。
態2では、航空機の離着陸時は後方乱気流を観測し、航
空機が離着陸しない時は、ウインドシアの観測を行った
が、航空機の離着陸時は後方乱気流を観測し、航空機が
離着陸しない時は、ウインドシアの観測を行い、同時に
空港の風向・風速の観測を行ってもよい。
テム7は、各種航空機情報やレーダ情報から離着陸時刻
及び位置情報を作成し、方位・仰角制御部2へ出力す
る。方位・仰角制御部2は、離着陸時刻及び位置情報か
ら航空機が離着陸する時間は、後方乱気流の観測期間を
指示する後方乱気流観測指示信号を作成し、ウインドシ
ア検出部5、乱気流検出部4及び空港風向・風速検出部
8へ出力する。又、方位・仰角制御部2は、後方乱気流
を観測する期間(後方乱気流観測指示信号が有効時)、
図10に示すように航空機の方向にビーム走査するビー
ム指向制御信号を作成し、光送受信部1及び乱気流検出
部4へ出力する。
示された方向に送信レーザビームを出力する。送信され
た送信レーザビームは、空気中の塵などで反射され受信
光として、光送受信部1へ入力する。光送受信部1は受
信光を光から電気信号に変換し受信信号として風向・風
速検出部3へ出力する。風向・風速検出部3は、受信信
号から風速値とドップラ成分の方向(符号)を検出し、
風向・風速情報として乱気流検出部4及び空港風向・風
速検出部8へ出力する。乱気流検出部4は、後方乱気流
観測指示信号が入力されている期間、風向・風速情報を
基に、風向及び風速値を図10に示す様な仰角走査毎に
合成する。更に乱気流検出部4は、風向及び風速値を合
成した後に、後方乱気流を風向の符号と風速の値の変化
で検出し、方位角度情報を付加した乱気流観測データを
作成して表示装置6へ出力する。
測指示信号が有効時)は、ウインドシア検出部5でのウ
インドシアの検出処理及び空港風向・風速検出部8の空
港内の風向・風速処理を行わない。
システム2から入力する離着陸時刻及び位置情報に航空
機の離着陸の情報がない時(後方乱気流観測指示信号が
無効時)に、図2に示すように後方乱気流が発生してい
ないエリアも含めた広範囲のエリアを、ビーム走査する
ビーム指向制御信号を作成し、光送受信部1、ウインド
シア検出部5及び空港風向・風速検出部8へ出力する。
光送受信部1は、ビーム指向制御信号で指示された方向
に送信レーザビームを出力する。送信された送信レーザ
ビームは、空気中の塵などで反射され受信光として、光
送受信部1へ入力する。光送受信部1は受信光を光から
電気信号に変換し受信信号として風向・風速検出部3へ
出力する。風向・風速検出部3は、受信信号から風速値
とドップラ成分の方向(符号)を検出し、風向・風速情
報としてウインドシア検出部5へ出力する。ウインドシ
ア検出部5は、風向・風速情報を基に、風向及び風速値
を図3に示す様な方位走査毎に合成後に、ウインドシア
を風向の符号と風速の値の変化を検出する。たとえば、
ダウンバーストは、図4のような放射線状に風が広がる
パターンになり、シアライン(寒冷前線など)は、図5
のように線状に風向が変わるパターンになる。更にウイ
ンドシア検出部5は、ウインドシア観測データを作成し
て、表示装置6へ出力する。
御部2から入力するビーム指向制御信号と、風向・風速
検出部3から入力する風向・風速情報から、2方位の同
じ仰角の風向・風速情報を用い、空港内の風向・風速を
検出し、空港風向・風速情報として表示装置6へ出力す
る。表示装置6は、空港風向・風速検出部8から入力す
る空港風向・風速情報を表示する。後方乱気流観測指示
信号が無効時は、乱気流検出部4での乱気流検出処理を
行わない。この時は、表示装置6は、ウインドシア検出
部5から入力するウインドシア観測データを表示する。
成されているので、1台のレーザレーダを用いてウイン
ドシア、後方乱気流及び空港領域の風向・風速(背景風
データ)の複数種の大気流観測・検出が可能となる。
ので、ウインドシアを観測するための専用の高価なレー
ダシステムを必要とせず、レーザレーダのみで空港面の
ウインドシアを観測することができるという効果を奏す
る。また同じレーザレーダで後方乱気流や他の風情報も
観測することができるという効果を奏する。
検出装置の系統図である。
観測時のビーム走査の説明図である。
方位方向合成の説明図である。
検出パターンの説明図である。
パターンの説明図である。
検出装置の系統図である。
検出装置の系統図である。
検出装置の系統図である。
装置の系統図である。
表示方法の説明図である。
・風速検出部、 4乱気流検出部、 5 ウインドシア
検出部、 6 表示装置、 7 飛行計画情報処理シス
テム、 8 空港風向・風速検出部。
Claims (3)
- 【請求項1】 観測対象領域に対しレーザビームを走査
しながら送信しその反射光を受信する光送受信手段と、
上記反射光のドップラ成分を分析し風速及び風向の空間
分布データを検出する風検出手段と、上記風速及び風向
の空間分布データを分析しその風向分布のパターンから
ウインドシアを検出するウインドシア検出手段とを備え
たことを特徴とするウインドシア検出装置。 - 【請求項2】 観測対象領域に対しレーザビームを走査
しながら送信しその反射光を受信する光送受信手段と、
上記反射光のドップラ成分を分析し風速及び風向の空間
分布データを検出する風検出手段と、上記風速及び風向
の空間分布データを分析しその風向分布のパターンから
ウインドシアを検出するウインドシア検出手段と、上記
風速及び風向の空間分布データを分析しその風向分布の
パターンから乱気流を検出する乱気流検出手段とを備
え、航空機等の離発着に関する飛行計画情報に基づき選
択的に上記ウインドシア又は上記乱気流を検出すること
を特徴とするウインドシア検出装置。 - 【請求項3】 上記風速の空間分布に基づき空港領域の
背景風を検出する空港風向・風速検出手段を備えたこと
を特徴とする請求項1又は2に記載のウインドシア検出
装置。
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---|---|---|---|
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Publication Number | Publication Date |
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JP2002267753A true JP2002267753A (ja) | 2002-09-18 |
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