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JP2002257743A - 球体検査装置 - Google Patents

球体検査装置

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Publication number
JP2002257743A
JP2002257743A JP2001060185A JP2001060185A JP2002257743A JP 2002257743 A JP2002257743 A JP 2002257743A JP 2001060185 A JP2001060185 A JP 2001060185A JP 2001060185 A JP2001060185 A JP 2001060185A JP 2002257743 A JP2002257743 A JP 2002257743A
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sphere
mounting plate
plate
holding
inspection device
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JP2001060185A
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Shingo Tanamura
真吾 棚村
Mitsuhiro Minami
充弘 南
Norio Taneda
規男 種田
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Kanebo Ltd
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Kanebo Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高い処理能力を有する、簡易な構造の球体検
査装置を提供する。 【解決手段】 球体検査装置50は、球体を載置する透
明な載置板200と、回転軸114を中心に回転する回
転板104と、載置板200と回転板104とを、回転
軸114を中心とする円周上において接続するための接
続部124とを含む。接続部124は、載置板200の
自転を規制して、回転軸114を中心とする円周に沿っ
て載置板200が移動するように、回転板104と載置
板200とを摺動自在に接続する。球体検査装置50は
さらに、載置板200に載置された球体を、載置板20
0を通して照明する照明装置400と、球体の透過光を
撮像するカメラ500と、カメラ500により撮像され
た光の映像信号を画像処理する画像処理装置とを含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、球体の検査装置に
関し、特に、時間あたりの検査能力が高い、球体の検査
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ベアリング用の鋼球、装飾用の真珠など
の球体の外周面の傷の有無を検査する装置がある。これ
らの球体は、その形状より、2次元カメラで撮像して検
査を行なう場合、死角となる範囲の撮像が困難である。
球体を、少なくとも直交する2方向に1回転ずつさせて
球体を検査する方法がある。この方法は、大量の球体を
効率的に検査することができない。
【0003】球体の効率的な検査を可能にすることを目
的として、特開平9−229908号公報に開示される
球体の探傷用回転装置がある。この装置は、同心円状に
配置された第1回転体と、第2回転体と、第1回転体の
外周縁と第2回転体の内周縁の間隙を環状溝と、環状溝
に載置された球体を回転自在に保持するための保持手段
と、第1回転体および第2回転体を相互に異なる回転速
度で回転するための回転手段とを含む。
【0004】この装置は、球体を第1回転体の外周縁と
第2回転体の内周縁との間の環状溝に載置し、この球体
を保持手段によって回転自在に保持する。保持手段によ
り保持された球体は、第1回転体および第2回転体の回
転に伴って回転する。これらの回転体の回転速度が相互
に異なるので、この球体は、螺旋状に回転する。複数の
球体を環状溝のいずれの箇所に載置しても、これらの球
体を螺旋状に回転させることができ、螺旋状に回転する
球体を撮像して検査することにより大量の球体について
効率的な検査が可能となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
公報に開示された装置は、第1回転体と第2回転体とを
中心を同一として異なる速度で回転させる必要があり、
回転機構の構造が複雑になる。また、前述の装置では、
透明球体のカプセルに封入された医薬品などに内包され
た不純物の有無を検知するための検査装置に適用するこ
とができない。
【0006】本発明は、上述の課題を解決するためにな
されたものであって、透明球体を含む球体について、高
い処理能力を有する、簡易な構造の球体検査装置を提供
することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係る球体検
査装置は、球体を検査する球体検査装置である。球体検
査装置は、球体を載置する載置板と、回転軸を中心に回
転する回転板と、載置板と回転板とを、回転軸を中心と
する円周上において接続するための接続手段とを含む。
接続手段は、載置板の自転を規制して、円周に沿って載
置板が移動するように、回転板と載置板とを接続するた
めの手段を含む。球体検査装置はさらに、載置板に載置
された球体を照明する照明装置と、球体の透過光および
球体からの反射光の少なくとも一方を撮像するための撮
像手段と、撮像手段に接続され、撮像手段により撮像さ
れた光の映像信号を画像処理するための画像処理手段と
を含む。
【0008】第1の発明によると、接続手段は、載置板
の自転を規制して、回転軸を中心とする円周に沿って載
置板が移動するように、回転板と載置板と接続する。載
置板は、自転することなく、回転板の円周に沿って回転
運動を行なう。載置板と球体との間に滑りがなく、回転
板の円周の直径が球体の直径のN倍(N≧2)である場
合、載置板が回転板の円周に沿って1回転すると、載置
板に載置された球体はN回自転する。このとき、球体が
N回自転する間に、球体と載置板との接点において働く
加速度ベクトルが360度回転し、球体の自転軸が36
0度回転する。これにより、載置板を回転板の円周に沿
って1回転させると、球体の自転軸が360度回転する
ため、球体の全周について透過光および反射光を撮像手
段で撮像できる。その結果、球体について、高い処理能
力を有する、簡易な構造の球体検査装置を提供すること
ができる。
【0009】第2の発明に係る球体検査装置は、第1の
発明の構成に加えて、球体は、光を透過する球体であ
る。載置板は光を透過する。照明装置は、載置板を中心
として球体の反対側の位置に設置され、載置板を通し
て、載置板に載置された球体を照明する装置である。撮
像手段は、載置板を中心として照明装置の反対側の位置
に設置され、球体を透過する透過光を撮像するための手
段を含む。
【0010】第2の発明によると、照明装置は、載置板
を通して、載置板に載置された、光を透過する球体を照
明する。撮像手段は、球体を透過する光を撮像する。こ
れにより、光を透過する球体に内包する傷、不純物など
の欠陥を検出できる。その結果、透明球体について、高
い処理能力を有する、簡易な構造の球体検査装置を提供
することができる。
【0011】第3の発明に係る球体検査装置は、第1の
発明の構成に加えて、球体は、光を反射する球体であ
る。照明装置は、球体を中心として載置板の反対側の位
置に設置され、載置板に載置された球体を照明する装置
である。撮像手段は、球体を中心として載置板の反対側
の位置に設置され、球体から反射する反射光を撮像する
ための手段を含む。
【0012】第3の発明によると、照明装置は、載置板
に載置された、光を反射する球体を照明する。撮像手段
は、球体を反射する光を撮像する。これにより、光を反
射する球体の表面に付いた傷などの欠陥を検出できる。
その結果、不透明球体について、高い処理能力を有す
る、簡易な構造の球体検査装置を提供することができ
る。
【0013】第4の発明に係る球体検査装置は、第2の
発明の構成に加えて、載置板に載置された球体を回転自
在に保持するための保持手段をさらに含む。
【0014】第4の発明によると、保持手段は、載置板
に載置された球体を回転自在に保持する。これにより、
複数の球体を1画面で撮像しても、画像処理手段による
処理の結果、欠陥を有する透明球体の位置を容易に特定
できる。
【0015】第5の発明に係る球体検査装置は、第3の
発明の構成に加えて、載置板に載置された球体を回転自
在に保持するための保持手段をさらに含む。載置板の撮
像手段側の色は、保持手段の撮像手段側の色と同じであ
る。
【0016】第5の発明によると、保持手段は、載置板
に載置された球体を回転自在に保持する。載置板の撮像
手段側の色は、保持手段の撮像手段側の色と同じであ
る。これにより、撮像手段に入力される球体からの反射
光の背景は、載置板および保持手段とも同じ色であり、
画像処理が容易になる。複数の球体を1画面で撮像して
も、画像処理手段による処理の結果、欠陥を有する不透
明球体の位置を容易に特定できる。
【0017】第6の発明に係る球体検査装置は、第4ま
たは5の発明の構成に加えて、保持手段は、球体の直径
よりも大きな形状の穴部を有する保持板である。
【0018】第6の発明によると、保持板は、球体の直
径よりも大きな形状の穴部を有する。球体は保持板の穴
部に挿入されて保持される。
【0019】第7の発明に係る球体検査装置は、第4ま
たは5の発明の構成に加えて、保持手段は、球体の直径
よりも大きな形状の、複数の穴部を有する保持板であ
る。
【0020】第7の発明によると、保持板は、球体の直
径よりも大きな形状の、複数の穴部を有する。複数の球
体は、保持板の複数の穴部のそれぞれに挿入されて保持
される。
【0021】第8の発明に係る球体検査装置は、第4の
発明の構成に加えて、載置板と照明装置との間の位置で
あって、保持手段と対向する位置に設置され、保持手段
に保持された球体以外の部分を照明する照明光を遮光す
るための遮光手段をさらに含む。
【0022】第8の発明によると、遮光手段は、保持手
段に保持された球体以外の部分を照明する照明光を遮光
する。これにより、球体の輪郭を強調して照明すること
ができ、検査精度が向上する。
【0023】第9の発明に係る球体検査装置は、第8の
発明の構成に加えて、保持手段は、球体の直径よりも大
きな形状の穴部を有する保持板である。遮光手段は、保
持板の穴部の位置に対応する穴部を有する遮光板であ
る。
【0024】第9の発明によると、遮光手段は、保持板
の穴部の位置に対応して、たとえば保持板の穴部の直径
よりも大きい直径の穴部を有する遮光板である。これに
より、球体の輪郭をさらに強調して照明することがで
き、検査精度が向上する。
【0025】第10の発明に係る球体検査装置は、第8
の発明の構成に加えて、保持手段は、球体の直径よりも
大きな形状の、複数の穴部を有する保持板である。遮光
手段は、保持手段の穴部の位置に対応する、複数の穴部
を有する遮光板である。
【0026】第10の発明によると、遮光手段は、保持
板の穴部の位置に対応して、たとえば保持板の穴部の直
径よりも大きい直径の穴部を複数有する遮光板である。
これにより、球体の輪郭をさらに強調して照明すること
ができ、検査精度が向上するとともに、複数の球体を1
画面で撮像しても、画像処理手段による処理の結果、欠
陥を有する透明球体の位置を容易に特定できる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ、本発明
の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一
の部品には同一の符号を付してある。それらの名称およ
び機能も同じである。したがってそれらについての詳細
な説明は繰返さない。
【0028】<第1の実施の形態>図1に本実施の形態
に係る球体検査装置50の全体構成図を、図2に球体検
査装置50の平面図を示す。図1および図2を参照し
て、本実施の形態に係る球体検査装置50は、回転運動
を行なうための回転部60と、揺動運動を行なうための
揺動部70と、検査対象である球体を保持するために固
定された保持板300と、球体を照明する照明装置40
0と、照明装置400により照明された光の中で透明球
体900を透過した光を撮像するカメラ500とを含
む。
【0029】回転部60は、モータ100と、モータ1
00の回転軸112に接続されたタイミングベルトプー
リ102とを含む。タイミングベルトプーリ102は、
タイミングベルト108を介して、タイミングベルトプ
ーリ134およびタイミングベルトプーリ136に接続
され、回転力が伝達される。タイミングベルトプーリ1
34は、回転軸114により回転板104に、タイミン
グベルトプーリ136は回転軸116により回転板10
6に、それぞれ接続されている。回転板104上であっ
て回転軸114の円周上である一点には、載置板200
を摺動自在に固定する接続部124がある。また、回転
板106上であって回転軸116を中心とする円周上の
一点に、載置板200を摺動自在に接続する接続部12
6がある。接続部124の回転板104に対する位置関
係と、接続部126の回転板106に対する位置関係と
は、同じになるように設定されている。
【0030】モータ100が回転すると、その回転軸1
12を介してタイミングベルトプーリ102が所定の方
向に回転し、タイミングベルトプーリ102の回転力
は、タイミングベルトプーリ108を介してタイミング
ベルトプーリ134およびタイミングベルトプーリ13
6に伝達される。伝達された回転力は、タイミングベル
トプーリ134およびタイミングベルトプーリ136を
介して、回転板104および回転板106を回転させ
る。回転板104は、接続部124により、回転板10
6は接続部126により、摺動自在に載置板200が接
続されている。これにより、モータの回転軸112が回
転するとタイミングベルト108を介して、回転板10
4および回転板106が回転し、接続部124および接
続部126を介して載置板200が揺動運動を行なう。
【0031】揺動部70は、突起部204および突起部
206を有するコの字形をした載置板200と、載置板
200の中央に設けられた透明の透明板202とを含
む。載置板200の突起部204および突起部206に
は、それぞれ前述の接続部124および接続部126に
より、回転板104および回転板106が摺動自在に接
続されている。
【0032】保持板300は、複数の保持穴302を有
する平板であって、載置板200の揺動運動の影響を受
けることなく固定されている。保持板300の保持穴3
02の直径は、透明球体900の直径よりも約10%大
きく設計されている。保持板300は、載置板200の
揺動運動の影響を受けずに固定される一方、載置板20
0は揺動運動を行なう。このため、載置板200が揺動
運動しても、保持板300が透明板202の揺動動作の
範囲から外れないように、接続部124および接続部1
26の回転直径、透明板202の大きさなどが設計され
ている。
【0033】照明装置400は、載置板200を中心と
して透明球体900の反対側に設けられ、図2の紙面裏
側から表側へ向かって照明光を照射する。
【0034】図3に、図2における3−3断面図を示
す。図3に示すように、透明球体900は、透明板20
2の上に載置されている。保持板300は、わずかな隙
間を持って透明板202の上に載置されている。透明板
202と、透明球体900との間には滑りが生じにくい
ように、透明板202の材質が選択されている。保持板
300の保持穴302の直径は、前述の説明のとおり、
透明球体900の直径よりも約10%大きく設計されて
いる。これにより、載置板200が揺動運動を行なう
と、その揺動運動に伴って透明球体は自転軸をずらしな
がら自転を行なう。そのとき、保持板300およびカメ
ラ500が固定されているため、カメラ500には、透
明球体900がほぼ同じ位置に撮像される。
【0035】図3に示すように、照明装置400と載置
板200との間には、遮光板410が設けられる。遮光
板410には、投光穴412が保持板300の保持穴3
02の位置に対応するように設けられている。照明装置
400および遮光板410はともに固定されている。遮
光板410は、複数の投光穴412を有し、投光穴41
2の直径は、透明球体900の直径よりも約20%大き
く設計されている。遮光板410と載置板200との距
離および照明装置400と遮光板410との距離は、任
意の距離に設定できるように設計されている。遮光板4
10と載置板200との距離および照明装置400と遮
光板410との距離をそれぞれ調整することにより、カ
メラ500で撮像された画像の透明球体900の輪郭が
強められたり、弱められたりする。
【0036】図4を参照して、保持板300、透明板2
02、遮光板410および照明装置400の位置関係に
ついて説明する。図4に示すように、この球体検査装置
50においては、カメラ500から見て、保持板30
0、透明板202、遮光板410、照明装置400の順
に設置されている。これらの中で、揺動運動を行なうの
は透明板202のみである。その他の保持板300、遮
光板410、照明装置400は固定されている。保持板
300の保持穴302と遮光板410の投光穴412
は、それぞれの穴の中心軸が一致するように設置されて
いる。
【0037】図5を参照して、球体直径dと載置板回転
直径Dとの関係について説明する。図5に、球体直径d
に対して、8倍の載置板回転直径である円周1050
と、3倍の載置板回転直径である円周1150とを示
す。
【0038】球体直径dに対して載置板回転直径Dが8
倍である場合には、載置板200が円周1050に沿っ
て1周すると、透明球体900は8回転自転する。載置
板200の揺動軌跡は、円周1050により表わされ
る。この円周1050の直径を、球体直径dに対して載
置板回転直径Dが8倍である場合の、載置板200の回
転直径という。このとき、透明球体900と載置板20
0との接点において発生する加速度ベクトルは、透明球
体900が1回転自転する毎に、ベクトル1000、ベ
クトル1002、ベクトル1003、ベクトル100
4、ベクトル1005、ベクトル1006、ベクトル1
007、ベクトル1008の順にベクトルの方向が回転
する。載置板200が1回転すると、加速度ベクトルも
360度回転する。これにより、載置板200が1回転
することにより、加速度ベクトルが変化して、透明球体
900が自転する際の自転軸が、360度ねじれる。ま
た、透明球体900の自転1回転当りで見ると、自転軸
のずれは45度になる。
【0039】同様にして、球体直径dに対して載置板回
転直径Dが3倍である場合には、載置板200が円周1
150に沿って1周すると、透明球体900は3回転自
転する。載置板200の揺動軌跡は、円周1150によ
り表わされる。この円周1150の直径を、球体直径d
に対して載置板回転直径Dが3倍である場合の、載置板
200の回転直径という。このとき、透明球体900と
載置板200との接点において発生する加速度ベクトル
は、透明球体900が1回転自転する毎に、ベクトル1
100、ベクトル1102、ベクトル1104の順にベ
クトルの方向が回転する。載置板200が1回転する
と、この加速度ベクトルも360度回転する。これによ
り、載置板200が1回転することにより、加速度ベク
トルが変化して、透明球体900が自転する際の自転軸
が、360度ねじれる。また、透明球体900の自転1
回転当りで見ると、自転軸のずれは120度になる。
【0040】いずれの場合においても、載置板200が
円周1050または円周1150に沿って1回転する
と、透明球体900の自転軸が360度ずれる。これに
より、載置板200を1回転させると透明球体900の
自転軸が360度ずれながら自転するため、透明球体9
00の全周をカメラ500で撮像することができる。
【0041】載置板200の回転直径Dは、回転板10
4における回転軸114から接続部124までの距離、
回転板106における回転軸116から接続部126ま
での距離により定まる。
【0042】図6を参照して、この球体検査装置50に
おける設定項目について説明する。図6に示すように、
この球体検査装置50においては、球体直径d(m
m)、載置板回転直径D(mm)、撮像間隔t(se
c)、検査中心角θ(deg)、線速度V(mm/se
c)、載置板回転数n(rpm)、検査時間T(se
c)、検査分解能α(mm)、撮像回数m(回/載置板
1回転)の間に以下のような関係がある。
【0043】線速度Vは、撮像1回あたり球体の中心角
θに相当する範囲を検査するとして、V=θ/360×
πd/tにより算出される。載置板回転数nは、n=V
/D×60/πにより算出される。検査時間Tは、載置
板200が1回転する時間として、T=60/nにより
算出される。検査分解能αは、α=V×tにより算出さ
れる。撮像回数mは、m=360/θ×D/dにより算
出される。
【0044】たとえば、透明球体900の大きさやカメ
ラ500の仕様(倍率やサンプリングタイム)などを考
慮し、検査中心角θ、球体直径d、撮像間隔tを決定す
ることにより、検査に必要な線速度Vが算出される。次
いで、検査分解能αが算出される。さらに、載置板回転
直径Dを決定することにより、線速度Vを得るために必
要な載置板回転数nおよび撮像回数mが算出される。検
査時間Tを載置板200が1回転する時間とし、この検
査時間Tおよび検査分解能αが検査要求を満足している
か否かにより、検査中心角θや撮像間隔tや載置板回転
直径Dの設定を変更する。
【0045】透明球体900の直径dが4(mm)およ
び6(mm)の2種類がある場合、載置板200を透明
球体900の3倍の直径である12(mm)と18(m
m)で回転させることを想定する。撮像間隔tを0.2
(sec)と設定し、要求する検査分解能αを3.14
(mm)として一致させるためには、検査中心角θをそ
れぞれ90(deg)、60(deg)と設定する。こ
のとき、線速度Vも15.7(mm/sec)で一致
し、必要な回転数nはそれぞれ25(rpm)、17
(rpm)となる。載置板200を1回転(透明球体9
00が3回転自転する時間)を検査時間とすれば、それ
ぞれ検査時間は2.4秒、3.6秒になる。このときの
撮像回数は、直径が4(mm)の透明球体900は12
回、直径が6(mm)の透明球体900は18回とな
る。
【0046】検査時間Tを同じにするためには、撮像間
隔tを0.133(sec)にして、さらに直径が6
(mm)に対応する直径18(mm)の載置板200を
25(rpm)の回転数(線速度23.6(mm/se
c))にする必要がある。なお、載置板回転直径Dを大
きくすればするほど、載置板200が1回転する間に透
明球体900が自転軸を少しずつ変えて自転するため、
より精度の高い検査を行なうことができる。一方、この
ようにした場合、検査時間を載置板1回転の時間として
いるため、検査時間が長くなる。そのため、回転数nを
上げて、検査分解能αを維持しながら撮像間隔tを短く
して検査時間を短くする。
【0047】このような構造に基づく球体検査装置50
の動作について説明する。検査対象である透明球体90
0の直径dと、検査分解能αおよび撮像間隔tに基づい
て、適切な載置板200の回転直径Dと、載置板200
の回転数nとが算出される。透明球体900の輪郭が適
度に強調されるように、遮光板410と透明板202と
の距離および照明装置400と遮光板410との距離が
設定される。また、前述の説明のとおり、透明球体90
0の直径に対して、保持板300の保持穴302の直径
は約10%大きく、遮光板410の投光穴412の直径
は約20%大きく設計されている。
【0048】このような球体検査装置50において、保
持板300の保持穴302に所定の数(保持穴302の
数)の透明球体900をセットする。モータ100を回
転させると、モータの回転軸112を介してタイミング
ベルトプーリ102に回転力が伝達され、タイミングベ
ルトプーリ102からタイミングベルト108を介して
2つの回転板104および回転板106が回転する。回
転板106上の接続部124、回転板106上の接続部
126を介して、コの字形の載置板200が揺動運動を
開始する。載置板200の回転直径Dを透明球体900
の直径dのN(N≧2)とすると、載置板200は、透
明球体900の直径dのN(N≧2)倍の直径の円運動
を行なっている。
【0049】載置板200が1回転する間を検査時間と
して、カメラ500により、画像が、所定の撮像間隔で
所定の撮像回数が撮像される。撮像された画像は、図示
しない画像処理装置において処理が行なわれ、透明物体
900の内部にある傷や内部に含まれる不純物、外表面
に付いた傷、外表面についた不純物などが検出される。
このとき、透明球体900の輪郭が適度に強調されてい
るため、誤判定率を抑制することができる。
【0050】カメラ500により撮像される画像を図7
に示す。図7に示すように、撮像された画像には、保持
板300と、保持板300の保持穴302にそれぞれ保
持された透明球体900が撮像される。透明球体900
の輪郭は適度に強調され、輪郭がはっきり撮像され、検
査精度を向上させている。たとえば透明球体900の内
部に不純物を有する場合、それが汚点として撮像され、
その位置にある透明球体が欠陥品であると判定される。
【0051】以上のようにして、本実施の形態に係る球
体検査装置によると、接続部は、載置板の自転を規制し
て、回転板の回転軸を中心とする円周に沿って載置板が
移動するように、回転板と載置板とを接続する。載置板
は、自転することなく、回転板の円周に沿って回転運動
を行なう。載置板と球体との間に滑りがなく、回転板の
円周の直径が球体の直径のN倍である場合、載置板が回
転板の円周に沿って1回転すると、載置板に載置された
球体はN回自転する。このとき、載置板が1回転する
間、すなわち球体がN回自転する間に、球体と載置板と
の接点において発生する加速度ベクトルが360度回転
し、球体の自転軸が360度回転する。これにより、載
置板を回転板の円周に沿って1回転させている間に、球
体の自転軸が360度回転するため、この間にカメラに
より撮像することにより球体の全周について球体からの
透過光を撮像できる。その結果、透明球体については高
い処理能力を有する簡易な球体検査装置を提供すること
ができる。
【0052】<第2の実施の形態>本発明の第2の実施
の形態に係る球体検査装置52は、前述の第1の実施の
形態の球体検査装置50の検査対象が透明球体900で
あったのに対して、検査対象が不透明球体902であ
る。なお、以下に説明する第2の実施の形態における球
体検査装置52の構成または動作について、前述の第1
の実施の形態と同じ部分については同じ参照符号を付し
ている。したがって、それらについてのここでの詳細な
説明は繰返さない。
【0053】図8を参照して、本実施の形態に係る球体
検査装置52は、回転運動を行なうための回転部60
と、揺動運動を行なうための揺動部72と、不透明球体
902を保持するために固定された保持板350と、不
透明球体902をカメラ500側から照明する照明装置
450と、不透明球体の反射光を撮像するカメラ500
とを含む。図8に示すように、照明装置450は、カメ
ラ500が撮像領域を確保するための撮像穴452を有
する。
【0054】図9を参照して、本実施の形態に係る球体
検査装置52の照明装置450の撮像穴452は、保持
板350の保持穴302に保持された不透明球体902
を均一に照明できるように、かつカメラ500によりす
べての不透明球体902を撮像できるように、撮像穴4
52を有する。本実施の形態に係る載置板250は、前
述の第1の実施の形態における載置板200と異なり、
透明板202を有しない。
【0055】図10に、図9に示す10−10断面図を
示す。図10に示すように、載置板250は、透明部を
有しない平板である。揺動運動を行なう載置板250と
わずかな隙間をあけて保持板350が設置されている。
保持板350の保持穴302の直径は、不透明球体90
2の直径の約10%大きく設計されている。
【0056】図11を参照して、本実施の形態に係る球
体検査装置52における、保持板350と載置板250
の関係について説明する。図11に示すように、カメラ
500の側から、保持板350、載置板250の順で設
置されている。また、保持板350のカメラ500側の
色と、載置板250のカメラ500側の色とは同じ色に
なるように設定されている。またこの色は、照明装置4
50から照射された光によるハレーションを防止するた
め、つや消し色が用いられる。
【0057】以上のような構造を有する本実施の形態に
係る球体検査装置52の動作について説明する。
【0058】第1の実施の形態の説明において記述した
ように、載置板250の回転直径D、載置板250の回
転数nなどが決定される。保持板350の保持穴302
に、所定の数(保持穴302の数)の不透明球体902
が載置される。モータ100を回転させて載置板250
を揺動運動させる。載置板250が1回転する間に、カ
メラ500は、照明装置450により照明された不透明
球体902から反射された光を撮像する。このとき、図
12に示すような画像が撮像される。なお、図12にお
ける載置板250の色と、保持板350の色とは説明の
都合上色を変えて記載しているが実際には同じ色であ
る。載置板250の色および保持板350の色が同じで
あるため、画像処理における背景処理を容易に行なうこ
とができる。
【0059】以上のようにして、本実施の形態に係る球
体検査装置においても、不透明球体に対して、高い検査
能力を有する、簡易な構造の球体検査装置を提供するこ
とができる。
【0060】今回開示された実施の形態はすべての点で
例示であって制限的なものではないと考えられるべきで
ある。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求
の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味お
よび範囲内でのすべての変更が含まれることが意図され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態に係る球体検査装
置の外観図である。
【図2】 図1に示す球体検査装置の平面図である。
【図3】 図2における球体検査装置の3−3断面図で
ある。
【図4】 本発明の第1の実施の形態に係る球体検査装
置の保持板、透明板、遮光板および照明装置の位置関係
を表わす図である。
【図5】 球体検査装置における球体に付与される加速
度ベクトルを示す図である。
【図6】 球体検査装置における設定パラメータ一覧を
示す図である。
【図7】 本発明の第1の実施の形態に係る球体検査装
置により撮像された画像を表わす図である。
【図8】 本発明の第2の実施の形態に係る球体検査装
置の外観図である。
【図9】 図8に示す球体検査装置の平面図である。
【図10】 図9における球体検査装置の10−10断
面図である。
【図11】 本発明の第2の実施の形態に係る球体検査
装置の保持板および載置板の位置関係を表わす図であ
る。
【図12】 本発明の第2の実施の形態に係る球体検査
装置により撮像された画像を表わす図である。
【符号の説明】
50、52 球体検査装置、60 回転部、70、72
揺動部、100 モータ、102、134、136
タイミングベルトプーリ、104、106 回転板、1
08 タイミングベルトプーリ、112、114、11
6 回転軸、124、126 接続部、200、250
載置板、202 透明板、300、350 保持板、
204、206 突起部、302 保持穴、400、4
50 照明装置、410 遮光板、412 投光穴、4
52 撮像穴、500 カメラ、900 透明球体、9
02 不透明球体。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 種田 規男 大阪府吹田市穂波町12番43号 カネボウ株 式会社内 Fターム(参考) 2F065 AA49 AA60 BB07 BB22 BB24 FF02 FF04 FF46 HH15 HH17 MM04 PP12 QQ01 QQ32 SS04 UU04 UU06 2G051 AA90 AB02 BA00 BB07 CA04 CB01 CB02 DA08 EA12

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 球体を検査する球体検査装置であって、 前記球体を載置する載置板と、 回転軸を中心に回転する回転板と、 前記載置板と前記回転板とを、前記回転軸を中心とする
    円周上において接続するための接続手段とを含み、前記
    接続手段は、前記載置板の自転を規制して、前記円周に
    沿って前記載置板が移動するように、前記回転板と前記
    載置板とを接続するための手段を含み、 前記球体検査装置はさらに、 前記載置板に載置された前記球体を照明する照明装置
    と、 前記球体の透過光および前記球体からの反射光の少なく
    とも一方を撮像するための撮像手段と、 前記撮像手段に接続され、前記撮像手段により撮像され
    た光の映像信号を画像処理するための画像処理手段とを
    含む、球体検査装置。
  2. 【請求項2】 前記球体は、光を透過する球体であり、 前記載置板は光を透過し、 前記照明装置は、前記載置板を中心として前記球体の反
    対側の位置に設置され、前記載置板を通して、前記載置
    板に載置された球体を照明する装置であり、 前記撮像手段は、前記載置板を中心として前記照明装置
    の反対側の位置に設置され、前記球体を透過する透過光
    を撮像するための手段を含む、請求項1に記載の球体検
    査装置。
  3. 【請求項3】 前記球体は、光を反射する球体であり、 前記照明装置は、前記球体を中心として前記載置板の反
    対側の位置に設置され、前記載置板に載置された球体を
    照明する装置であり、 前記撮像手段は、前記球体を中心として前記載置板の反
    対側の位置に設置され、前記球体から反射する反射光を
    撮像するための手段を含む、請求項1に記載の球体検査
    装置。
  4. 【請求項4】 前記球体検査装置は、前記載置板に載置
    された球体を回転自在に保持するための保持手段をさら
    に含む、請求項2に記載の球体検査装置。
  5. 【請求項5】 前記球体検査装置は、前記載置板に載置
    された球体を回転自在に保持するための保持手段をさら
    に含み、 前記載置板の撮像手段側の色は、前記保持手段の撮像手
    段側の色と同じである、請求項3に記載の球体検査装
    置。
  6. 【請求項6】 前記保持手段は、前記球体の直径よりも
    大きな形状の穴部を有する保持板である、請求項4また
    は5に記載の球体検査装置。
  7. 【請求項7】 前記保持手段は、前記球体の直径よりも
    大きな形状の、複数の穴部を有する保持板である、請求
    項4または5に記載の球体検査装置。
  8. 【請求項8】 前記球体検査装置は、前記載置板と前記
    照明装置との間の位置であって、前記保持手段と対向す
    る位置に設置され、前記保持手段に保持された球体以外
    の部分を照明する照明光を遮光するための遮光手段をさ
    らに含む、請求項4に記載の球体検査装置。
  9. 【請求項9】 前記保持手段は、前記球体の直径よりも
    大きな形状の穴部を有する保持板であり、 前記遮光手段は、前記保持板の穴部の位置に対応する穴
    部を有する遮光板である、請求項8に記載の球体検査装
    置。
  10. 【請求項10】 前記保持手段は、前記球体の直径より
    も大きな形状の、複数の穴部を有する保持板であり、 前記遮光手段は、前記保持板の穴部の位置に対応する、
    複数の穴部を有する遮光板である、請求項8に記載の球
    体検査装置。
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