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JP2002255967A - イソインドール誘導体を有効成分とする糖尿病の治療剤、糖尿病の慢性合併症の予防剤又は肥満の治療剤。 - Google Patents

イソインドール誘導体を有効成分とする糖尿病の治療剤、糖尿病の慢性合併症の予防剤又は肥満の治療剤。

Info

Publication number
JP2002255967A
JP2002255967A JP2001052973A JP2001052973A JP2002255967A JP 2002255967 A JP2002255967 A JP 2002255967A JP 2001052973 A JP2001052973 A JP 2001052973A JP 2001052973 A JP2001052973 A JP 2001052973A JP 2002255967 A JP2002255967 A JP 2002255967A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
aliphatic
groups
unsaturated
amino
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001052973A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomoharu Iino
智晴 飯野
Yoshiyuki Sato
禎之 佐藤
Teruyuki Nishimura
輝之 西村
Makoto Banba
誠 番場
Junichi Nagaki
淳一 永木
Toshio Nagase
敏雄 長瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MSD KK
Original Assignee
Banyu Phamaceutical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Banyu Phamaceutical Co Ltd filed Critical Banyu Phamaceutical Co Ltd
Priority to JP2001052973A priority Critical patent/JP2002255967A/ja
Publication of JP2002255967A publication Critical patent/JP2002255967A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Nitrogen Condensed Heterocyclic Rings (AREA)
  • Nitrogen And Oxygen Or Sulfur-Condensed Heterocyclic Ring Systems (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】本発明は、一般式[I] 【化1】 [式中、Rは、アジド等、R1及びR2は、同一又は異な
って水素原子等、R3及びR4は、同一又は異なって水素
原子等、X1は、酸素原子等、X2は、酸素原子等、Y
は、酸素原子等、Zは、縮合アリール基等を示す]で表
される化合物又はその医薬上許容される塩を有効成分と
する糖尿病の治療剤、糖尿病の慢性合併症の予防剤又は
肥満の治療剤剤に関するものである。 【効果】本発明によれば、本発明化合物は、高い血中G
LP−1濃度を呈する活性を示していることから、糖尿
病の治療、糖尿病の慢性合併症の予防又は肥満の治療等
に有用である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は、医薬品として有用な新
規なイソインドール誘導体を有効成分とする糖尿病の治
療剤、糖尿病の慢性合併症の予防剤又は肥満の治療剤に
関するものである。
【0003】
【従来の技術】健常人の血糖値は、インスリンの作用に
より、一定にコントロールされている。糖尿病とは、こ
のコントロールが効かなくなり慢性的に高血糖状態を呈
すること及びそのことによって引き起こされる疾患をい
う。
【0004】糖尿病治療の根本は高血糖状態の是正、す
なわち血中グルコース濃度を正常値に戻すことにある
が、近年では特に、空腹時血糖に影響を与えることな
く、食後の急激な血糖値の上昇を如何に抑えるかという
点が治療上極めて重要であると認識されてきている。
【0005】現在、臨床現場において使用されている主
な糖尿病治療薬は、各種インスリン製剤の他に大別して
以下の三種類の治療薬が存在する。第1はスルホニルウ
レア剤に代表されるインスリン放出薬と呼ばれる薬剤群
で、この薬剤は膵臓から直接インスリン分泌を促進し血
糖値を下げるものである。第2は近年上市されたインス
リン抵抗性改善剤と呼ばれるもので、この薬剤は直接イ
ンスリン放出を助長することなく、末梢組織での糖の取
り込みを促進することにより血糖値を下げる薬剤であ
る。第3のα−グルコシダーゼ阻害剤は、消化管におけ
る糖質の消化、吸収を遅延し、一時的な食後の血糖値の
上昇を抑えることにより、血糖値の急激な上昇を制御す
る薬である。
【0006】一方、グルカゴン様ペプチド−1(以下、
GLP−1という。)は、食事の刺激等によって、小腸
腸管上皮に存在する内分泌細胞であるL細胞から分泌さ
れるホルモンであり、膵臓ランゲルハンス島に存在する
β細胞に作用してインスリン分泌を促進することにより
血糖を降下させることがわかっている(Eur.J.C
lin.Invest、第22巻、第154頁、199
2年)。GLP−1によるインスリン分泌作用は、血糖
値に依存しており、正常血糖時ではGLP−1によるイ
ンスリン分泌は認められず、高血糖時にのみインスリン
分泌の亢進が見られることが報告されている(Lanc
et、第2巻、第1300頁、1987年)。GLP−
1はインスリン分泌を亢進するだけでなく、インスリン
の生合成を高め(Endocrinology、第13
0巻、第159頁、1992年)、また、β細胞の増殖
を促す(Diabetologia、第42巻、第85
6頁、1999年)ことから、β細胞の維持にとっても
欠かすことの出来ない因子である。
【0007】一般のII型糖尿病患者へのGLP−1投
与によって血中GLP−1濃度を高値に維持した結果、
高血糖状態が有意に改善されることが示されており、医
療現場においてもその糖尿病に対しての有効性が確認さ
れている(Diabetologia、第36巻、第7
41頁、1994年又は同、第39巻、第1546頁、
1996年)
【0008】さらには、GLP−1の作用点はβ細胞だ
けにとどまらず、末梢組織において糖の利用を亢進する
ことが認められ(Endocrinology、第13
5巻、第2070頁、1994年又はDiabetol
ogia、第37巻、第1163頁、1994年)、ま
た、GLP−1の脳室内投与により摂食抑制作用を示す
との報告がなされている(Digestion、第54
巻、第360頁、1993年)。さらに、GLP−1投
与により消化管運動抑制作用があることも報告されてい
る(Dig.Dis.Sci.、第43巻、第1113
頁、1998年)。
【0009】本発明の化合物と構造が最も近似する化合
物は、米国特許第4717414号公報(以下、引例A
という。)及びJ.Chem.Soc.,Perkin
Trans.1、第1547頁、1979年(以下、
引例Bという。)に記載されている。
【0010】引例Aの化合物は、イソインドール骨格に
縮合するイミダゾ部分にオキソ基を有するイミダゾイソ
インドール−ジオン骨格を有している。
【0011】しかしながら、本発明の化合物は、イミダ
ゾイソインドール−ジオン骨格は引例Aの化合物と共通
するものの、該骨格上9位置換基部分に、例えばアリー
ル基等の官能基を有する点で、置換アルキル基(R4
(Z)R5)、具体的には例えばニトロメチル基、1−
ニトロ−1−エチルメチル基等を有する引例Aの化合物
とは、全く構造が異なる化合物である。また、引例Aの
用途は、除草剤であり、本発明とは、産業上の利用分野
が異なる全く関連性のない用途である。さらには、引例
Aの製法は、ジヒドロイミダゾイソインドール−ジオン
等へのアルキル炭素アニオン等の求核反応によるもので
あり、環形成反応を伴う本発明の製法とは、全く異なる
製法である。
【0012】引例Bには、イソインドール骨格に縮合す
るオキサゾロ部分にオキソ基を有するオキサゾロイソイ
ンドール−ジオン骨格を有する化合物が記載されてい
る。
【0013】しかしながら、引例Bはイソインドロベン
ズアゼピン誘導体の新規な製造法を主要に開示してお
り、その反応工程において、反応副生物として、オキサ
ゾロイソインドール−ジオン骨格を有する化合物が唯一
生成されることを開示するに過ぎない。本発明の化合物
は、オキサゾロイソインドール−ジオン骨格は引例Bに
記載の化合物と共通するものの、該骨格上9位置換基部
分に、例えばアリール基等の官能基を有する点で、置換
基がα−ブロモベンジル基である化合物(11)である
引例Bの化合物とは、全く構造が異なる化合物である。
【0014】また、特表平6−507388号公報(以
下、引例Cという。)及び米国特許第3507863号
公報(以下、引例Dという。)には、6員環、5員環及
び5員環が縮合した3環性の複素芳香環が記載されてい
る。
【0015】引例Cには、イソインドール骨格にオキサ
ゾロ部分又はイミダゾ部分が縮合したオキサゾロイソイ
ンドール骨格及びイミダゾイソインドール骨格を有する
化合物が記載されている。
【0016】しかしながら、本発明の化合物は、オキサ
ゾロイソインドール骨格あるいはイミダゾイソインドー
ル骨格は引例Cの化合物と共通するものの、イソインド
ール骨格に縮合するオキサゾロ部分又はイミダゾ部分
に、例えばオキソ基又はチオキソ基等の官能基を有する
点で、該オキソ基等を有さない引例Cの化合物とは、全
く構造が異なる化合物である。また、引例Cの用途は、
抗ウイルス性医薬品であり、産業上の利用分野は同じで
あるが、本発明の用途とは全く関連性のない用途であ
る。
【0017】引例Dには、イソインドール骨格にオキサ
ゾロ部分、イミダゾ部分又はチアゾロ部分が縮合したオ
キサゾロイソインドール骨格、イミダゾイソインドール
骨格又はチアゾロイソインドール骨格を有する化合物が
記載されている。
【0018】しかしながら、本発明の化合物は、オキサ
ゾロイソインドール骨格、イミダゾイソインドール骨格
及びチアゾロイソインドール骨格は引例Dの化合物と共
通するものの、イソインドール骨格に縮合するオキサゾ
ロ部分、イミダゾ部分又はチアゾロ部分に、例えばオキ
ソ基又はチオキソ基等の官能基を有する点で、該オキソ
基等を有さない引例Dの化合物とは、全く構造が異なる
化合物である。また、引例Dの用途は、抗炎症薬又は抗
痙攣薬であり、産業上の利用分野は同じであるが、本発
明の用途とは全く関連性のない用途である。
【0019】本発明の用途に関連する発明を開示する先
行技術としては、米国特許第3928597号公報(以
下、引例Eという。)が挙げられる。引例Eは、イソイ
ンドール骨格に縮合するイミダゾ部分に低級アルキル基
が置換した2,3−ジヒドロイミダゾイソインドロール
化合物とイミダゾリルフェニルフェニルケトン化合物と
を経口又は非経口投与することを特徴とする抗高血糖症
の治療方法の発明である。
【0020】しかしながら、本発明化合物は、イミダゾ
イソインドロン骨格は引例Eの化合物と共通するもの
の、イソインドール骨格に縮合するイミダゾ部分に、例
えばオキソ基又はチオキソ基等の官能基を有する点で、
該オキソ基等を有さない引例Eの化合物とは、全く構造
が異なる化合物である。その上、引例Eの発明の特徴
は、明細書第4欄第39行目から第45行目に記載され
ているように、単独では高血糖効果作用を示さない、
2,3−ジヒドロイミダゾイソインドロール化合物及び
イミダゾリルフェニルフェニルケトン化合物を共に投与
することにより達成された、この2種類の化合物の相互
作用による用途発明であり、本発明とは、発明の主旨が
本質的に異なるものである。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】現在では、糖尿病治療
薬として、例えばスルホニルウレア剤、インスリン抵抗
性改善剤、α−グルコシダーゼ阻害剤等の薬剤が臨床で
多く用いられているが、以下のような問題点が挙げら
れ、これらは十分な薬剤であるといえない。すなわち、
スルホニルウレア剤は、効果の発現が遅くしかも作用持
続時間が長いため、食後の高血糖時に合わせ作用を発現
させるのが難しく、さらには空腹時の血糖を降下させし
ばしば生命にかかわるような重篤な低血糖発作を引き起
こす場合もある。インスリン抵抗性改善剤は、肝臓に対
する副作用がしばしば問題となっており、厳密な管理下
における慎重な使用が必要となっている。また浮腫等の
副作用を引き起こす場合もある。また、α−グルコシダ
ーゼ阻害剤には、膨満感や下痢などの副作用が問題とな
っている。
【0022】したがって、昨今の糖尿病患者の増加に伴
い、現在、副作用がなく、血糖値に依存して血糖値を制
御できる一層有益な糖尿病治療薬の開発が臨床の現場か
ら求められている。
【0023】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、血糖値に
依存して血糖値を制御できる糖尿病治療薬、糖尿病の慢
性合併症の予防剤又は抗肥満薬の創製を目的に鋭意研究
を進めてきたところ、一般式[I]の化合物が生体内に
おいて高い血中GLP−1濃度を達成することを見出
し、本発明を完成した。
【0024】本発明は、イソインドール誘導体を有効成
分とする糖尿病の治療剤、糖尿病の慢性合併症の予防剤
又は肥満の治療剤に関するものであり、この発明は、文
献に未記載の新規なものである。
【0025】次に本明細書中に記載された各種記号及び
用語の定義について説明する。
【0026】アリール基としては、炭素数6ないし15
個よりなるアリール基が好ましく、例えばナフチル基、
フェニル基等が挙げられ、中でも例えばフェニル基等が
好ましい。
【0027】1ないし3環性のC7−C15炭素芳香環基
としては、炭素数7ないし15個を含む1ないし3の環
状基を含む芳香環基が好ましく、例えばアセナフチレニ
ル基、アダマンチル基、アンスリル基、インデニル基、
ノルボルニル基、フェナンスリル基等が挙げられ、中で
も例えばアンスリル基、フェナンスリル基等が好まし
い。
【0028】5又は6員のヘテロ環基としては、例えば
イソオキサゾリル基、イソチアゾリル基、イミダゾリル
基、オキサゾリル基、オキサジアゾリル基、チアゾリル
基、チアジアゾリル基、チエニル基、トリアジニル基、
トリアゾリル基、ピリジル基、ピラジニル基、ピリミジ
ニル基、ピリダジニル基、ピラゾリル基、ピロリル基、
ピラニル基、フリル基、フラザニル基、イミダゾリジニ
ル基、イミダゾリニル基、テトラヒドロフラニル基、ピ
ラゾリジニル基、ピラゾリニル基、ピペラジニル基、ピ
ペリジニル基、ピロリジニル基、ピロリニル基、モルホ
リノ基等が挙げられ、中でも例えばチエニル基、テトラ
ヒドロフラニル基、ピリジル基、ピラジニル基、ピリミ
ジニル基、フリル基、モルホリノ基等が好ましい。
【0029】窒素原子、酸素原子及び硫黄原子からなる
群より選ばれるヘテロ原子を1環系当たり1ないし5個
有する1ないし3環性の複素芳香環基としては、例えば
アクリジニル基、イソキノリル基、イソインドリル基、
インダゾリル基、インドリル基、インドリジニル基、エ
チレンジオキシフェニル基、カルバゾリル基、キナゾリ
ニル基、キノキサリニル基、キノリジニル基、キノリル
基、クマロニル基、クロメニル基、フェナンスリジニル
基、フェナンスロリニル基、ジベンゾフラニル基、ジベ
ンゾチオフェニル基、シンノリニル基、チオナフテニル
基、ナフチリジニル基、フェナジニル基、フェナキサジ
ニル基、フェノチアジニル基、フタラジニル基、プテリ
ジニル基、プリニル基、ベンゾイミダゾリル基、ベンゾ
オキサゾリル基、ベンゾチアゾリル基、ベンゾトリアゾ
リル基、ベンゾフラニル基、メチレンジオキシフェニル
基等が挙げられ、中でも例えばエチレンジオキシフェニ
ル基、ジベンゾフラニル基、ジベンゾチオフェニル基、
メチレンジオキシフェニル基等が好ましい。
【0030】ハロゲン原子とは、例えばフッ素原子、塩
素原子、臭素原子又はヨウ素原子を意味し、中でも例え
ばフッ素原子、塩素原子、ヨウ素原子等が好ましく、例
えばフッ素原子、塩素原子等がより好ましい。
【0031】環状の飽和C3−C9脂肪族基としては、炭
素数3ないし9個よりなる環状のアルキル基等が好まし
く、中でも例えば炭素数3ないし6個なる環状のアルキ
ル基等が好適である。
【0032】該環状のアルキル基としては、例えばシク
ロプロピル基、シクロブチル基、シクロペンチル基、シ
クロヘキシル基、シクロヘプチル基、シクロオクチル
基、シクロノニル基等が挙げられ、中でも例えばシクロ
プロピル基、シクロブチル基、シクロペンチル基、シク
ロヘキシル基等が好ましい。
【0033】環状の不飽和C3−C9脂肪族基としては、
炭素数3ないし9個よりなる環状のアルケニル基等が好
ましく、中でも例えば炭素数3ないし6個なる環状のア
ルケニル基等が好適である。
【0034】該環状のアルケニル基としては、例えばシ
クロプロペニル基、シクロブテニル基、シクロペンテニ
ル基、シクロヘキセニル基、シクロヘプテニル基、シク
ロオクテニル基、シクロノネニル基等が挙げられ、中で
も例えばシクロプロペニル基、シクロブテニル基、シク
ロペンテニル基、シクロヘキセニル基等が好ましい。
【0035】アラルキル基としては、炭素数7〜15個
よりなるアラルキル基が好ましく、具体的には例えばベ
ンジル基、α−メチルベンジル基、フェネチル基、3−
フェニルプロピル基、1−ナフチルメチル基、2−ナフ
チルメチル基、α−メチル(1−ナフチル)メチル基、
α−メチル(2−ナフチル)メチル基、α−エチル(1
−ナフチル)メチル基、α−エチル(2−ナフチル)メ
チル基、ジフェニルメチル基等、ジナフチルメチル基等
が挙げられ、特に例えばベンジル基、1−ナフチルメチ
ル基、2−ナフチルメチル基、α−メチルベンジル基、
フェネチル基等が好ましい。
【0036】N−アラルキルアミノ基とは、アミノ基に
上記のアラルキル基が置換した基を意味し、具体的には
例えばN−ベンジルアミノ基、N−(α−メチルベンジ
ル)アミノ基、N−フェネチルアミノ基、N−(3−フ
ェニルプロピル)アミノ基、N−(1−ナフチルメチ
ル)アミノ基、N−(2−ナフチルメチル)アミノ基、
N−[α−メチル(1−ナフチル)メチル]アミノ基、
N−[α−メチル(2−ナフチル)メチル]アミノ基、
N−[α−エチル(1−ナフチル)メチル]アミノ基、
N−[α−エチル(2−ナフチル)メチル]アミノ基、
ジフェニルメチルアミノ基、N−(ジナフチルメチル)
アミノ基等が挙げられ、特に例えばN−ベンジルアミノ
基、N−(α−メチルベンジル)アミノ基、N−フェネ
チルアミノ基等が好ましい。
【0037】N,N−ジ−アラルキルアミノ基とは、ア
ミノ基に上記のアラルキル基が二置換した基を意味し、
具体的には例えばN,N−ジベンジルアミノ基、N,N
−ジ(α−メチルベンジル)アミノ基、N,N−ジフェ
ネチルアミノ基、N,N−ジ(3−フェニルプロピル)
アミノ基、N,N−ジ(1−ナフチルメチル)アミノ
基、N,N−ジ(2−ナフチルメチル)アミノ基、N,
N−ジ[α−メチル(1−ナフチル)メチル]アミノ
基、N,N−ジ[α−メチル(2−ナフチル)メチル]
アミノ基、N−ベンジル−N−(α−メチルベンジル)
アミノ基、N−ベンジル−N−フェネチルアミノ基、N
−ベンジル−N−(3−フェニルプロピル)アミノ基等
が挙げられ、中でも例えばN,N−ジベンジルアミノ
基、N,N−ジ(α−メチルベンジル)アミノ基、N,
N−ジフェネチルアミノ基等が好ましい。
【0038】アラルキルオキシ基とは、酸素原子に上記
のアラルキル基が置換した基を意味し、具体的には例え
ばベンジルオキシ基、α−メチルベンジルオキシ基、フ
ェネチルオキシ基、3−フェニルプロポキシ基、1−ナ
フチルメトキシ基、2−ナフチルメトキシ基、α−メチ
ル(1−ナフチル)メトキシ基、α−メチル(2−ナフ
チル)メトキシ基、α−エチル(1−ナフチル)メトキ
シ基、α−エチル(2−ナフチル)メトキシ基、ジフェ
ニルメトキシ基、ジナフチルメトキシ基等が挙げられ、
特に例えばベンジルオキシ基、α−メチルベンジルオキ
シ基、フェネチルオキシ基等が好ましい。
【0039】アラルキルカルボニル基とは、カルボニル
基に上記のアラルキル基が置換した基を意味し、具体的
には例えばベンジルカルボニル基、α−メチルベンジル
カルボニル基、フェネチルカルボニル基、3−フェニル
プロピルカルボニル基、1−ナフチルメチルカルボニル
基、2−ナフチルメチルカルボニル基、α−メチル(1
−ナフチル)メチルカルボニル基、α−メチル(2−ナ
フチル)メチルカルボニル基、α−エチル(1−ナフチ
ル)メチルカルボニル基、α−エチル(2−ナフチル)
メチルカルボニル基、ジフェニルメチルカルボニル基、
ジナフチルメチルカルボニル基等が挙げられ、特に例え
ばベンジルカルボニル基、α−メチルベンジルカルボニ
ル基、フェネチルカルボニル基等が好ましい。
【0040】N−アラルキルカルバモイル基とは、カル
バモイル基に上記のアラルキル基が置換した基を意味
し、具体的には例えばN−ベンジルカルバモイル基、N
−(α−メチルベンジル)カルバモイル基、N−フェネ
チルカルバモイル基、N−(3−フェニルプロピル)カ
ルバモイル基、N−(1−ナフチルメチル)カルバモイ
ル基、N−(2−ナフチルメチル)カルバモイル基、N
−(α−メチル(1−ナフチル)メチル)カルバモイル
基、N−(α−メチル(2−ナフチル)メチル)カルバ
モイル基、N−(α−エチル(1−ナフチル)メチル)
カルバモイル基、N−(α−エチル(2−ナフチル)メ
チル)カルバモイル基、N−(ジフェニルメチル)カル
バモイル基、N−(ジナフチルメチル)カルバモイル基
等が挙げられ、特に例えばN−ベンジルカルバモイル
基、N−(α−メチルベンジル)カルバモイル基、N−
フェネチルカルバモイル基等が好ましい。
【0041】N−アリールアミノ基とは、アミノ基に上
記のアリール基が置換した基を意味し、具体的には例え
ばN−フェニルアミノ基、N−(1−ナフチル)アミノ
基、N−(2−ナフチル)アミノ基等が挙げられ、中で
も例えばN−フェニルアミノ基等が好ましい。
【0042】N,N−ジアリールアミノ基とは、アミノ
基に上記のアリール基が二置換した基を意味し、具体的
には例えばN,N−ジフェニルアミノ基、N,N−ジ
(1−ナフチル)アミノ基、N,N−ジ(2−ナフチ
ル)アミノ基、N−フェニル−N−(1−ナフチル)ア
ミノ基、N−フェニル−N−(2−ナフチル)アミノ
基、N−(1−ナフチル)−N−(2−ナフチル)アミ
ノ基等が挙げられ、中でも例えばN,N−ジフェニルア
ミノ基、N,N−ジ(1−ナフチル)アミノ基、N,N
−ジ(2−ナフチル)アミノ基等が好ましい。
【0043】アリールオキシ基とは、酸素原子に上記の
アリール基が置換した基を意味し、具体的には例えばフ
ェノキシ基、ナフチルオキシ基等が挙げられ、中でも例
えばフェノキシ基等が好ましい。
【0044】アリールスルホニル基とは、スルホニル基
に上記のアリール基が置換した基を意味し、具体的には
例えばフェニルスルホニル基、ナフチルスルホニル基等
が挙げられ、中でも例えばフェニルスルホニル基等が好
ましい。
【0045】アリールスルホニルオキシ基とは、スルホ
ニルオキシ基に上記のアリール基が置換した基を意味
し、具体的には例えばフェニルスルホニルオキシ基、ナ
フチルスルホニルオキシ基等が挙げられ、中でも例えば
フェニルスルホニルオキシ基等が好ましい。
【0046】N−アリールスルホニルアミノ基とは、ア
ミノ基に上記のアリールスルホニル基がN−置換した基
を意味し、具体的には例えばN−フェニルスルホニルア
ミノ基、 N−(1−ナフチルスルホニル)アミノ基、
N−(2−ナフチルスルホニル)アミノ基等が挙げら
れ、中でも例えばN−フェニルスルホニルアミノ基、N
−(2−ナフチルスルホニル)アミノ基等が好ましい。
【0047】N−アリールスルホニルアミノC1−C10
アルキルアミノ基としては、アミノ基に上記のアリール
スルホニルアミノ基を有する炭素数1ないし10個より
なるアルキル基がN−置換した基が好ましく、具体的に
は例えばN−フェニルスルホニルアミノメチルアミノ
基、N−(1―フェニルスルホニルアミノエチル)アミ
ノ基、N−(2―フェニルスルホニルアミノエチル)ア
ミノ基、N−ナフチルスルホニルアミノメチルアミノ
基、 N−(1―ナフチルスルホニルアミノエチル)ア
ミノ基、N−(2―ナフチルスルホニルアミノエチル)
アミノ基等が挙げられ、中でも例えばN−フェニルスル
ホニルアミノメチルアミノ基、 N−(2―フェニルス
ルホニルアミノエチル)アミノ基等が好ましい。
【0048】N−アリールスルホニルアミノC1−C10
アルキルカルバモイル基としては、カルバモイル基に上
記のアリールスルホニルアミノ基を有する炭素数1ない
し10個よりなるアルキル基がN−置換した基が好まし
く、具体的には例えばN−フェニルスルホニルアミノメ
チルカルバモイル基、N−(1―フェニルスルホニルア
ミノエチル)カルバモイル基、N−(2―フェニルスル
ホニルアミノエチル)カルバモイル基、N−ナフチルス
ルホニルアミノメチルカルバモイル基、N−(1―ナフ
チルスルホニルアミノエチル)カルバモイル基、N−
(2―ナフチルスルホニルアミノエチル)カルバモイル
基等が挙げられ、中でも例えばN−フェニルスルホニル
アミノメチルカルバモイル基、N−(2―フェニルスル
ホニルアミノエチル)カルバモイル基、N−(2―ナフ
チルスルホニルアミノエチル)カルバモイル基等が好ま
しい。
【0049】N−アリールスルホニルアミノC1−C6
ルコキシカルボニル基としては、上記のN−アリールス
ルホニルアミノ基が炭素数1ないし6個よりなるアルコ
キシカルボニル基に置換した基が好ましく、具体的には
例えばN−フェニルスルホニルアミノメトキシカルボニ
ル基、N−ナフチルスルホニルアミノメトキシカルボニ
ル基、1−( N−フェニルスルホニルアミノ)エトキ
シカルボニル基、2−( N−フェニルスルホニルアミ
ノ)エトキシカルボニル基等が挙げられ、中でも例えば
N−フェニルスルホニルアミノメトキシカルボニル基、
N−ナフチルスルホニルアミノメトキシカルボニル基
等が好ましい。
【0050】アリールスルファモイル基とは、スルファ
モイル基に上記のアリール基が置換した基を意味し、具
体的には例えばフェニルスルファモイル基、ナフチルス
ルファモイル基等が挙げられ、中でも例えばフェニルス
ルファモイル基等が好ましい。
【0051】アリールスルファモイルオキシ基とは、ス
ルファモイルオキシ基に上記のアリール基が置換した基
を意味し、具体的には例えばフェニルスルファモイルオ
キシ基、ナフチルスルファモイルオキシ基等が挙げら
れ、中でも例えばフェニルスルファモイルオキシ基等が
好ましい。
【0052】N−アリールスルファモイルC1−C10
ルキルカルバモイル基としては、上記のアリールスルフ
ァモイルが炭素数1ないし10個よりなるアルキルカル
バモイル基に置換した基が好ましく、具体的には例えば
フェニルスルファモイルメチルカルバモイル基、N−ナ
フチルスルファモイルメチルカルバモイル基等が挙げら
れ、中でも例えばN−フェニルスルファモイルメチルカ
ルバモイル基等が好ましい。
【0053】アリールスルファモイルC1−C6アルコキ
シカルボニル基としては、上記のアリールスルファモイ
ルが炭素数1ないし6個よりなるアルコキシカルボニル
基に置換した基が好ましく、具体的には例えばフェニル
スルファモイルメトキシカルボニル基、ナフチルスルフ
ァモイルメトキシカルボニル基等が挙げられ、中でも例
えばフェニルスルファモイルメトキシカルボニル基等が
好ましい。
【0054】N−アリールカルバモイル基とは、上記の
アリール基がカルバモイル基にN−置換した基を意味
し、具体的には例えばフェニルカルバモイル基、ナフチ
ルカルバモイル基等が挙げられ、中でも例えばフェニル
カルバモイル基等が好ましい。
【0055】C2−C6アルカノイル基としては、カルボ
ニル基に炭素数1ないし5個よりなるアルキル基が置換
した基が好ましく、具体的には例えばアセチル基、プロ
ピオニル基、ブチリル基、イソブチリル基、バレリル
基、イソバレリル基、ピバロイル基、ペンタノイル基等
が挙げられ、中でも例えばアセチル基、プロピオニル
基、ピバロイル基等が好ましい。
【0056】N−C2−C6アルカノイルアミノ基とは、
アミノ基に上記のC2−C6アルカノイル基が置換した基
を意味し、具体的には例えばN−アセチルアミノ基、N
−プロピオニルアミノ基、N−ブチリルアミノ基、N−
イソブチリルアミノ基、N−バレリルアミノ基、N−イ
ソバレリルアミノ基、N−ピバロイルアミノ基、N−ペ
ンタノイルアミノ基等が挙げられ、中でも例えばN−ア
セチルアミノ基、N−プロピオニルアミノ基、N−ピバ
ロイルアミノ基等が好ましい。
【0057】N,N−ジC2−C6アルカノイルアミノ基
とは、アミノ基に上記のC2−C6アルカノイル基が二置
換した基を意味し、具体的には例えばN,N−ジアセチ
ルアミノ基、N,N−ジプロピオニルアミノ基、N,N
−ジブチリルアミノ基、N,N−ジイソブチリルアミノ
基、N,N−ジバレリルアミノ基、N,N−ジイソバレ
リルアミノ基、N,N−ジピバロイルアミノ基、N,N
−ジペンタノイルアミノ基、N−アセチル−N−プロピ
オニルアミノ基、N−アセチル−N−ブチリルアミノ
基、N−アセチル−N−ピバロイルアミノ基等が挙げら
れ、中でも例えばN,N−ジアセチルアミノ基、N,N
−ジプロピオニルアミノ基、N,N−ジブチリルアミノ
基、 N,N−ジピバロイルアミノ基等が好ましい。
【0058】アロイル基とは、カルボニル基に上記のア
リール基が置換した基を意味し、具体的には例えばベン
ゾイル基、ナフチルカルボニル基等が挙げられ、中でも
例えばベンゾイル基等が好ましい。
【0059】アロキシ基とは、上記のアロイル基が酸素
原子に置換した基を意味し、具体的には例えばベンゾイ
ルオキシ基、ナフチルカルボニルオキシ基等が挙げら
れ、中でも例えばベンゾイルオキシ基等が好ましい。
【0060】N−アロイルアミノ基とは、アミノ基に上
記のアロイル基がN−置換した基を意味し、具体的には
例えばN−ベンゾイルアミノ基、N−ナフチルカルボニ
ルアミノ基等が挙げられ、中でも例えばN−ベンゾイル
アミノ基等が好ましい。
【0061】N−アロイルC1−C10アルキルアミノ基
としては、アミノ基に上記のアロイル基を有する炭素数
1ないし10個よりなるアルキル基がN−置換した基が
好ましく具体的には例えばN−ベンゾイルメチルアミノ
基、N−(1−ベンゾイルエチル)アミノ基、N−(2
−ベンゾイルエチル)アミノ基、N−ナフチルカルボニ
ルアミノ基、N−(1−ナフチルカルボニルエチル)ア
ミノ基、N−(2−ナフチルカルボニルエチル)アミノ
基等が挙げられ、中でも例えばN−ベンゾイルメチルア
ミノ基、N−(2−ベンゾイルエチル)アミノ基等が好
ましい。
【0062】N−アロイルC1−C10アルキルカルバモ
イル基とは、カルバモイル基に上記のN−アロイルC1
−C10アルキル基が置換した基を意味し、具体的には例
えばN−ベンゾイルメチルカルバモイル基、N−(1−
ベンゾイルエチル)カルバモイル基、 N−(2−ベン
ゾイルエチル)カルバモイル基、N−ナフチルメチルカ
ルボニルカルバモイル基、N−(1−ナフチルカルボニ
ルエチル)カルバモイル基、N−(2−ナフチルカルボ
ニルエチル)カルバモイル基等が挙げられ、中でも例え
ばN−ベンゾイルメチルカルバモイル基、N−(2−ベ
ンゾイルエチル)カルバモイル基等が好ましい。
【0063】N−(N−アロイルアミノ)C1−C10
ルキルカルバモイル基とは、カルバモイル基に上記のN
−アロイルアミノC1−C10アルキル基が置換した基を
意味し、具体的には例えばN−(N−ベンゾイルアミノ
メチル)カルバモイル基、N−(1−(N−ベンゾイル
アミノ)エチル)カルバモイル基、N−(2−(N−ベ
ンゾイル)アミノエチル)カルバモイル基、N−(N−
ナフチルカルボニルアミノメチル)カルバモイル基、N
−(1−(N−ナフチルカルボニルアミノ)エチル)カ
ルバモイル基、N−(2−(N−ナフチルカルボニルア
ミノ)エチル)カルバモイル基等が挙げられ、中でも例
えばN−(N−ベンゾイルアミノメチル)カルバモイル
基、N−(2−(N−ベンゾイルアミノ)エチル)カル
バモイル基等が好ましい。
【0064】N−アロイルアミノC1−C10アルコキシ
カルボニル基とは、オキシカルボニル基に上記のN−ア
ロイルアミノC1−C10アルキル基が置換した基を意味
し、具体的には例えばN−ベンゾイルアミノメトキシカ
ルボニル基、1−(N−ベンゾイルアミノ)エトキシカ
ルボニル基、2−(N−ベンゾイルアミノ)エトキシカ
ルボニル基、N−ナフチルカルボニルアミノメトキシカ
ルボニル基、1−(N−ナフチルカルボニルアミノ)エ
トキシカルボニル基、2−(N−ナフチルカルボニルア
ミノ)エトキシカルボニル基等が挙げられ、中でも例え
ばN−ベンゾイルアミノメトキシカルボニル基、2−
(N−ベンゾイルアミノ)エトキシカルボニル基等が好
ましい。
【0065】N−C1−C6アルキルアミノ基としては、
アミノ基に炭素数1ないし6個よりなるアルキル基がN
−置換した基が好ましく、具体的には例えばN−メチル
アミノ基、N−エチルアミノ基、N−プロピルアミノ
基、N−イソプロピルアミノ基、N−ブチルアミノ基、
N−イソブチルアミノ基、N−sec−ブチルアミノ
基、N−tert−ブチルアミノ基、N−ペンチルアミ
ノ基、N−ネオペンチルアミノ基、N−ヘキシルアミノ
基、N−イソヘキシルアミノ基等が挙げられ、中でも例
えばN−メチルアミノ基、N−エチルアミノ基、N−プ
ロピルアミノ基、N−イソプロピルアミノ基、N−ブチ
ルアミノ基、N−イソブチルアミノ基、N−tert−
ブチルアミノ基等が好ましい。
【0066】N,N−ジ−C1−C6アルキルアミノ基と
しては、アミノ基に炭素数1ないし6個よりなるアルキ
ル基がN,N−二置換した基が好ましく、具体的には例
えばN,N−ジメチルアミノ基、N,N−ジエチルアミ
ノ基、N,N−ジプロピルアミノ基、N,N−ジイソプ
ロピルアミノ基、N,N−ジブチルアミノ基、N,N−
ジtert−ブチルアミノ基、N,N−ジペンチルアミ
ノ基、N,N−ジヘキシルアミノ基、 N−エチル−N
−メチルアミノ基、N−メチル−N−プロピルアミノ
基、N−イソプロピル−N−メチルアミノ基、N−te
rt−ブチル−N−メチルアミノ基、 N−エチル−N
−イソプロピルアミノ基等が挙げられ、中でも例えば
N,N−ジメチルアミノ基、N,N−ジエチルアミノ
基、N,N−ジイソプロピルアミノ基、N,N−ジブチ
ルアミノ基、 N,N−ジtert−ブチルアミノ基、
N−エチル−N−メチルアミノ基、N−メチル−N−プ
ロピルアミノ基、N−イソプロピル−N−メチルアミノ
基、N−エチル−N−イソプロピルアミノ基等が好まし
い。
【0067】N−C1−C10アルキルカルバモイル基と
しては、カルバモイル基に炭素数1ないし10個よりな
るアルキル基がN−置換した基が好ましく、具体的には
例えばN−メチルカルバモイル基、N−エチルカルバモ
イル基、N−プロピルカルバモイル基、N−イソプロピ
ルカルバモイル基、N−ブチルカルバモイル基、N−イ
ソブチルカルバモイル基、N−sec−ブチルカルバモ
イル基、N−tert−ブチルカルバモイル基、N−ペ
ンチルカルバモイル基、N−ネオペンチルカルバモイル
基、N−ヘキシルカルバモイル基、N−イソヘキシルカ
ルバモイル基、N−オクチルカルバモイル基、N−デシ
ルカルバモイル基等が挙げられ、中でも例えばN−メチ
ルカルバモイル基、N−エチルカルバモイル基、N−プ
ロピルカルバモイル基、N−イソプロピルカルバモイル
基、N−イソブチルカルバモイル基、N−sec−ブチ
ルカルバモイル基、N−tert−ブチルカルバモイル
基、 N−オクチルカルバモイル基、N−デシルカルバ
モイル基等が好ましい。
【0068】N,N−ジ−C1−C10アルキルカルバモ
イル基としては、カルバモイル基に炭素数1ないし10
個よりなるアルキル基がN,N−二置換した基が好まし
く、具体的には例えばN,N−ジメチルカルバモイル
基、N,N−ジエチルカルバモイル基、N,N−ジプロ
ピルカルバモイル基、N,N−ジイソプロピルカルバモ
イル基、N,N−ジブチルカルバモイル基、N,N−ジ
tert−ブチルカルバモイル基、N,N−ジペンチル
カルバモイル基、N,N−ジヘキシルカルバモイル基、
N−エチル−N−メチルカルバモイル基、N−イソプロ
ピル−N−メチルカルバモイル基、N−tert−ブチ
ル−N−メチルカルバモイル基、N−エチル−N−イソ
プロピルカルバモイル基等が挙げられ、中でも例えば
N,N−ジメチルカルバモイル基、N,N−ジエチルカ
ルバモイル基、N,N−ジイソプロピルカルバモイル
基、N,N−ジブチルカルバモイル基、N,N−ジte
rt−ブチルカルバモイル基、N−エチル−N−メチル
カルバモイル基、N−イソプロピル−N−メチルカルバ
モイル基、N−エチル−N−イソプロピルカルバモイル
基等が好ましい。
【0069】N−C1−C10アルキルチオカルバモイル
基としては、チオカルバモイル基に炭素数1ないし10
個よりなるアルキル基がN−置換した基が好ましく、具
体的には例えばN−メチルチオカルバモイル基、N−エ
チルチオカルバモイル基、N−プロピルチオカルバモイ
ル基、N−イソプロピルチオカルバモイル基、N−ブチ
ルチオカルバモイル基、N−イソブチルチオカルバモイ
ル基、N−sec−ブチルチオカルバモイル基、N−t
ert−ブチルチオカルバモイル基、N−ペンチルチオ
カルバモイル基、N−ネオペンチルチオカルバモイル
基、N−ヘキシルチオカルバモイル基、N−イソヘキシ
ルチオカルバモイル基、N−オクチルチオカルバモイル
基、N−デシルチオカルバモイル基等が挙げられ、中で
も例えばN−メチルチオカルバモイル基、N−エチルチ
オカルバモイル基、N−プロピルチオカルバモイル基、
N−イソプロピルチオカルバモイル基、N−イソブチル
チオカルバモイル基、N−sec−ブチルチオカルバモ
イル基、N−tert−ブチルチオカルバモイル基、
N−オクチルチオカルバモイル基、N−デシルチオカル
バモイル基等が好ましい。
【0070】N,N−ジ−C1−C10アルキルチオカル
バモイル基としては、チオカルバモイル基に炭素数1な
いし10個よりなるアルキル基がN,N−二置換した基
が好ましく、具体的には例えばN,N−ジメチルチオカ
ルバモイル基、N,N−ジエチルチオカルバモイル基、
N,N−ジプロピルチオカルバモイル基、N,N−ジイ
ソプロピルチオカルバモイル基、N,N−ジブチルチオ
カルバモイル基、N,N−ジtert−ブチルチオカル
バモイル基、N,N−ジペンチルチオカルバモイル基、
N,N−ジヘキシルチオカルバモイル基、N−エチル−
N−メチルチオカルバモイル基、N−イソプロピル−N
−メチルチオカルバモイル基、N−tert−ブチル−
N−メチルチオカルバモイル基、N−エチル−N−イソ
プロピルチオカルバモイル基等が挙げられ、中でも例え
ばN,N−ジメチルチオカルバモイル基、N,N−ジエ
チルチオカルバモイル基、N,N−ジイソプロピルチオ
カルバモイル基、N,N−ジブチルチオカルバモイル
基、N,N−ジtert−ブチルチオカルバモイル基、
N−エチル−N−メチルチオカルバモイル基、N−イソ
プロピル−N−メチルチオカルバモイル基、N−エチル
−N−イソプロピルチオカルバモイル基等が好ましい。
【0071】N−アミノC1−C10アルキルカルバモイ
ル基としては、カルバモイル基に炭素数1ないし10個
よりなるアミノアルキル基がN−置換した基が好まし
く、具体的には例えばN−アミノメチルカルバモイル
基、N−アミノエチルカルバモイル基、N−アミノプロ
ピルカルバモイル基、N−アミノメチルエチルカルバモ
イル基、N−アミノブチルカルバモイル基、N−アミノ
プロピルカルバモイル基、N−アミノペンチルカルバモ
イル基、 N−アミノヘキシルカルバモイル基等が挙げ
られ、中でも例えばN−アミノメチルカルバモイル基、
N−アミノエチルカルバモイル基、N−アミノプロピル
カルバモイル基、N−アミノメチルエチルカルバモイル
基等が好ましい。
【0072】N−C1−C6アルコキシC1−C10アルキ
ルカルバモイル基としては、上記のN−C1−C10アル
キルカルバモイル基に炭素数1ないし6個よりなるアル
コキシ基が置換した基が好ましく、具体的には例えばN
−メトキシメチルカルバモイル基、N−メトキシエチル
カルバモイル基、N−メトキシプロピルカルバモイル
基、 N−メトキシブチルカルバモイル基、 N−エトキ
シペンチルカルバモイル基、N−ブトキシヘキシルカル
バモイル基等が挙げられ、中でも例えばN−メトキシメ
チルカルバモイル基、N−メトキシエチルカルバモイル
基、N−メトキシプロピルカルバモイル基、N−メトキ
シブチルカルバモイル基等が好ましい。
【0073】N−C1−C6アルコキシカルボニルC1
10アルキルカルバモイル基としては、上記のN−C1
−C10アルキルカルバモイル基に炭素数1ないし6個よ
りなるアルコキシカルボニル基が置換した基が好まし
く、具体的には例えばN−メトキシカルボニルメチルカ
ルバモイル基、N−メトキシカルボニルエチルカルバモ
イル基、N−メトキシカルボニルプロピルカルバモイル
基、 N−メトキシカルボニルブチルカルバモイル基、
N−エトキシカルボニルペンチルカルバモイル基、N−
ブトキシカルボニルヘキシルカルバモイル基、N−te
rt−ブトキシカルボニルエチルカルバモイル基等が挙
げられ、中でも例えばN−メトキシカルボニルメチルカ
ルバモイル基、N−メトキシカルボニルエチルカルバモ
イル基、N−メトキシカルボニルプロピルカルバモイル
基、N−メトキシカルボニルブチルカルバモイル基、N
−tert−ブトキシカルボニルエチルカルバモイル基
等が好ましい。
【0074】アミノC1−C6アルコキシカルボニル基と
しては、カルボニル基に炭素数1ないし6個よりなるア
ミノアルコキシ基が置換した基が好ましく、具体的には
例えばアミノメトキシカルボニル基、アミノエトキシカ
ルボニル基、アミノプロポキシカルボニル基、2−アミ
ノ−2−メチルプロポキシカルボニル基、2−アミノメ
チルエトキシカルボニル基、アミノブトキシカルボニル
基、2−アミノプロポキシカルボニル基、アミノペンチ
ルオキシカルボニル基、 アミノヘキシルオキシカルボ
ニル基等が挙げられ、中でも例えばアミノメトキシカル
ボニル基、アミノエトキシカルボニル基、アミノプロポ
キシカルボニル基、 2−アミノメチルエトキシカルボ
ニル基、2−アミノ−2−メチルプロポキシカルボニル
基等が好ましい。
【0075】N−C1−C6アルコキシカルボニルアミノ
1−C10アルキルカルバモイル基としては、上記のN
−C1−C10アルキルカルバモイル基に炭素数1ないし
6個よりなるアルコキシカルボニルアミノ基が置換した
基が好ましく、具体的には例えばN−メトキシカルボニ
ルアミノメチルカルバモイル基、N−メトキシカルボニ
ルアミノエチルカルバモイル基、N−メトキシカルボニ
ルアミノプロピルカルバモイル基、 N−メトキシカル
ボニルアミノブチルカルバモイル基、 N−エトキシカ
ルボニルアミノペンチルカルバモイル基、N−ブトキシ
カルボニルアミノヘキシルカルバモイル基、N−ter
t−ブトキシカルボニルアミノエチルカルバモイル基等
が挙げられ、中でも例えばN−メトキシカルボニルアミ
ノメチルカルバモイル基、N−メトキシカルボニルアミ
ノエチルカルバモイル基、N−メトキシカルボニルアミ
ノプロピルカルバモイル基、N−メトキシカルボニルア
ミノブチルカルバモイル基、N−tert−ブトキシカ
ルボニルアミノエチルカルバモイル基等が好ましい。
【0076】N−C1−C6アルコキシカルボニルアミノ
1−C6アルコキシカルボニル基としては、C1−C6
ルコキシカルボニル基に炭素数1ないし6個よりなるN
−アルコキシカルボニルアミノ基が置換した基が好まし
く、具体的には例えばN−メトキシカルボニルアミノメ
トキシカルボニル基、N−メトキシカルボニルアミノエ
トキシカルボニル基、N−メトキシカルボニルアミノプ
ロポキシカルボニル基、 N−メトキシカルボニルアミ
ノブトキシカルボニル基、 N−エトキシカルボニルア
ミノペンチルオキシカルボニル基、N−ブトキシカルボ
ニルアミノヘキシルオキシカルボニル基、N−tert
−ブトキシカルボニルアミノエトキシカルボニル基等が
挙げられ、中でも例えばN−メトキシカルボニルアミノ
メトキシカルボニル基、N−メトキシカルボニルアミノ
エトキシカルボニル基、N−メトキシカルボニルアミノ
プロポキシカルボニル基、N−メトキシカルボニルアミ
ノブトキシカルボニル基、N−tert−ブトキシカル
ボニルアミノエトキシカルボニル基等が好ましい。
【0077】N−C2−C6アルケニルカルバモイル基と
しては、カルバモイル基に炭素数2ないし6個よりなる
アルケニル基がN−置換した基が好ましく、具体的には
例えばN−ビニルカルバモイル基、N−アリルカルバモ
イル基、N−(1−プロペニル)カルバモイル基、N−
イソプロペニルカルバモイル基、N−(2−ブテニル)
カルバモイル基、N−イソブテニルカルバモイル基、N
−(2−ペンテニル)カルバモイル基、N−(2−ヘキ
セニル)カルバモイル基、N−(2−ヘプテニル)カル
バモイル基、N−(2−オクテニル)カルバモイル基等
が挙げられ、中でも例えばN−ビニルカルバモイル基、
N−アリルカルバモイル基、N−(1−プロペニル)カ
ルバモイル基等が好ましい。
【0078】N,N−ジ−C2−C6アルケニルカルバモ
イル基としては、カルバモイル基に炭素数2ないし6個
よりなるアルケニル基がN,N−二置換した基が好まし
く、具体的には例えばN,N−ジビニルカルバモイル
基、N,N−ジアリルカルバモイル基、N,N−ジ(1
−プロペニル)カルバモイル基、N,N−ジイソプロペ
ニルカルバモイル基、N−アリル−N−ビニルカルバモ
イル基、N−アリル−N−イソブテニルカルバモイル
基、N−アリル−N−(2−ペンテニル)カルバモイル
基、N−アリル−N−(2−ヘキセニル)カルバモイル
基、N−アリル−N−(2−ヘプテニル)カルバモイル
基、N−アリル−N−(2−オクテニル)カルバモイル
基等が挙げられ、中でも例えばN−アリル−N−ビニル
カルバモイル基、N,N−ジアリルカルバモイル基、N
−アリル−N−(1−プロペニル)カルバモイル基等が
好ましい。
【0079】N−C1−C6アルキルスルファモイル基と
しては、スルファモイル基に炭素数1ないし6個よりな
るアルキル基がN−置換した基が好ましく、具体的には
例えばN−メチルスルファモイル基、N−エチルスルフ
ァモイル基、N−プロピルスルファモイル基、N−イソ
プロピルスルファモイル基、N−ブチルスルファモイル
基、N−イソブチルスルファモイル基、N−sec−ブ
チルスルファモイル基、N−tert−ブチルスルファ
モイル基、N−ペンチルスルファモイル基、N−ネオペ
ンチルスルファモイル基、N−ヘキシルスルファモイル
基、N−イソヘキシルスルファモイル基等が挙げられ、
中でも例えばN−メチルスルファモイル基、N−エチル
スルファモイル基、N−イソプロピルスルファモイル
基、N−tert−ブチルスルファモイル基等が好まし
い。
【0080】N,N−ジ− C1−C6アルキルスルファ
モイル基としては、スルファモイル基に炭素数1ないし
6個よりなるアルキル基が二置換した基が好ましく、具
体的には例えばN,N−ジメチルスルファモイル基、
N,N−ジエチルスルファモイル基、N,N−ジプロピ
ルスルファモイル基、N,N−ジイソプロピルスルファ
モイル基、N,N−ジブチルスルファモイル基、N,N
−ジtert−ブチルスルファモイル基、N,N−ジペ
ンチルスルファモイル基、N,N−ジヘキシルスルファ
モイル基、N−エチル−N−メチルスルファモイル基、
N−イソプロピル−N−メチルスルファモイル基、N−
tert−ブチル−N−メチルスルファモイル基、N−
エチル−N−イソプロピルスルファモイル基等が挙げら
れ、中でも例えばN,N−ジメチルスルファモイル基、
N,N−ジエチルスルファモイル基、N,N−ジイソプ
ロピルスルファモイル基、N,N−ジブチルスルファモ
イル基、N,N−ジtert−ブチルスルファモイル
基、N−エチル−N−メチルスルファモイル基、N−イ
ソプロピル−N−メチルスルファモイル基、N−エチル
−N−イソプロピルスルファモイル基等が好ましい。
【0081】C1−C6アルキルスルフィニル基として
は、スルフィニル基に炭素数1ないし6個よりなるアル
キル基が置換した基が好ましく、具体的には例えばメチ
ルスルフィニル基、エチルスルフィニル基、プロピルス
ルフィニル基、イソプロピルスルフィニル基、ブチルス
ルフィニル基、イソブチルスルフィニル基、sec−ブ
チルスルフィニル基、tert−ブチルスルフィニル
基、ペンチルスルフィニル基、ネオペンチルスルフィニ
ル基、ヘキシルスルフィニル基、イソヘキシルスルフィ
ニル基等が挙げられ、中でも例えばメチルスルフィニル
基、エチルスルフィニル基、プロピルスルフィニル基、
イソプロピルスルフィニル基、ブチルスルフィニル基、
tert−ブチルスルフィニル基等が好ましい。
【0082】C1−C6アルキルスルホニル基としては、
スルホニル基に炭素数1ないし6個よりなるアルキル基
が置換した基が好ましく、具体的には例えばメチルスル
ホニル基、エチルスルホニル基、プロピルスルホニル
基、イソプロピルスルホニル基、ブチルスルホニル基、
イソブチルスルホニル基、sec−ブチルスルホニル
基、tert−ブチルスルホニル基、ペンチルスルホニ
ル基、ネオペンチルスルホニル基、ヘキシルスルホニル
基、イソヘキシルスルホニル基等が挙げられ、中でも例
えばメチルスルホニル基、エチルスルホニル基、プロピ
ルスルホニル基、ブチルスルホニル基、tert−ブチ
ルスルホニル基等が好ましい。
【0083】N−C1−C6アルキルスルホニルアミノ基
としては、アミノ基に炭素数1ないし6個よりなるアル
キルスルホニル基がN−置換した基が好ましく、具体的
には例えばN−メチルスルホニルアミノ基、N−エチル
スルホニルアミノ基、N−プロピルスルホニルアミノ
基、N−イソプロピルスルホニルアミノ基、N−ブチル
スルホニルアミノ基、N−イソブチルスルホニルアミノ
基、N−sec−ブチルスルホニルアミノ基、N−te
rt−ブチルスルホニルアミノ基、N−ペンチルスルホ
ニルアミノ基、N−ネオペンチルスルホニルアミノ基、
N−ヘキシルスルホニルアミノ基、N−イソヘキシルス
ルホニルアミノ基等が挙げられ、中でも例えばN−メチ
ルスルホニルアミノ基、N−エチルスルホニルアミノ
基、N−プロピルスルホニルアミノ基、N−ブチルスル
ホニルアミノ基、N−tert−ブチルスルホニルアミ
ノ基等が好ましい。
【0084】C1−C6アルキルチオ基としては、硫黄原
子に炭素数1ないし6個よりなるアルキル基が置換した
基が好ましく、具体的には例えばメチルチオ基、エチル
チオ基、プロピルチオ基、イソプロピルチオ基、ブチル
チオ基、イソブチルチオ基、sec−ブチルチオ基、t
ert−ブチルチオ基、ペンチルチオ基、ネオペンチル
チオ基、ヘキシルチオ基、イソヘキシルチオ基等が挙げ
られ、中でも例えばメチルチオ基、エチルチオ基、プロ
ピルチオ基、イソプロピルチオ基、ブチルチオ基、te
rt−ブチルチオ基等が好ましい。
【0085】C1−C6アルコキシ基としては、酸素原子
に炭素数1ないし6個よりなるアルキル基が置換した基
が好ましく、具体的には例えばメトキシ基、エトキシ
基、プロポキシ基、イソプロポキシ基、ブトキシ基、イ
ソブトキシ基、sec−ブトキシ基、tert−ブトキ
シ基、ペンチルオキシ基、ネオペンチルオキシ基、ヘキ
シルオキシ基、イソヘキシルオキシ基等が挙げられ、中
でも例えばメトキシ基、エトキシ基、プロポキシ基、イ
ソプロポキシ基、ブトキシ基、イソブトキシ基、ter
t−ブトキシ基等が好ましい。
【0086】C1−C6アルコキシカルボニル基として
は、カルボニル基に炭素数1ないし5個よりなるアルコ
キシ基が置換した基が好ましく、具体的には例えばメト
キシカルボニル基、エトキシカルボニル基、プロポキシ
カルボニル基、イソプロポキシカルボニル基、ブトキシ
カルボニル基、イソブトキシカルボニル基、sec−ブ
トキシカルボニル基、tert−ブトキシカルボニル
基、ペンチルオキシカルボニル基、ネオペンチルオキシ
カルボニル基等が挙げられ、中でも例えばメトキシカル
ボニル基、エトキシカルボニル基、プロポキシカルボニ
ル基、イソプロポキシカルボニル基、ブトキシカルボニ
ル基、tert−ブトキシカルボニル基等が好ましい。
【0087】N−C3−C6シクロアルキルアミノ基とし
ては、アミノ基に炭素数3ないし6個なる環状のアルキ
ル基がN−置換した基が好ましく、例えばN−シクロプ
ロピルアミノ基、 N−シクロブチルアミノ基、 N−シ
クロペンチルアミノ基、 N−シクロヘキシルアミノ基
等が挙げられ、中でも例えばN−シクロプロピルアミノ
基、 N−シクロペンチルアミノ基、 N−シクロヘキ
シルアミノ基等が好ましい。
【0088】N,N−ジ−C3−C6シクロアルキルアミ
ノ基としては、アミノ基に炭素数3ないし6個なる環状
のアルキル基がN,N−二置換した基が好ましく、具体
的には例えばN,N−ジシクロプロピルアミノ基、N,
N−ジシクロブチルアミノ基、N,N−ジシクロペンチ
ルアミノ基、N,N−ジシクロヘキシルアミノ基、N−
シクロブチル−N−シクロプロピルアミノ基、 N−シ
クロペンチル−N−シクロプロピルアミノ基、N−シク
ロヘキシル−N−シクロプロピルアミノ基等が挙げら
れ、中でも例えばN,N−ジシクロプロピルアミノ基、
N,N−ジシクロブチルアミノ基、N,N−ジシクロペ
ンチルアミノ基等が好ましい。
【0089】C3−C6シクロアルキルオキシ基として
は、酸素原子に炭素数3ないし6個なる環状のアルキル
基が置換した基が好ましく、例えばN−シクロプロポキ
シ基、N−シクロブトキシ基、 N−シクロペンチルオ
キシ基、 N−シクロヘキシルオキシ基等が挙げられ、
中でも例えばN−シクロプロポキシ基、N−シクロペン
チルオキシ基、N−シクロヘキシルオキシ基等が好まし
い。
【0090】N−C3−C6シクロアルキルカルバモイル
基としては、カルバモイル基に炭素数3ないし6個なる
環状のアルキル基がN−置換した基が好ましく、例えば
N−シクロプロピルカルバモイル基、 N−シクロブチ
ルカルバモイル基、 N−シクロペンチルカルバモイル
基、 N−シクロヘキシルカルバモイル基等が挙げら
れ、中でも例えばN−シクロプロピルカルバモイル基、
N−シクロペンチルカルバモイル基、 N−シクロヘキ
シルカルバモイル基等が好ましい。
【0091】N,N−ジ−C3−C6シクロアルキルカル
バモイル基としては、カルバモイル基に炭素数3ないし
6個なる環状のアルキル基がN,N−二置換した基が好
ましく、具体的には例えばN,N−ジシクロプロピルカ
ルバモイル基、N,N−ジシクロブチルカルバモイル
基、N,N−ジシクロペンチルカルバモイル基、N,N
−ジシクロヘキシルカルバモイル基、N−シクロブチル
−N−シクロプロピルカルバモイル基、 N−シクロペ
ンチル−N−シクロプロピルカルバモイル基、N−シク
ロヘキシル−N−シクロプロピルカルバモイル基等が挙
げられ、中でも例えばN,N−ジシクロプロピルカルバ
モイル基、N,N−ジシクロブチルカルバモイル基、
N,N−ジシクロペンチルカルバモイル基等が好まし
い。
【0092】飽和C1−C9脂肪族基とは、炭素数1ない
し9個よりなるアルキル基が好ましく、直鎖状であって
も、分枝状であってもよい。中でも炭素数1ないし6個
なる直鎖状又は分枝状のアルキル基が好適である。
【0093】該アルキル基としては、例えばメチル基、
エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、イ
ソブチル基、sec−ブチル基、tert−ブチル基、
ペンチル基、ネオペンチル基、ヘキシル基、イソヘキシ
ル基、ヘプチル基、オクチル基、ノニル基等が挙げら
れ、中でも例えばメチル基、エチル基、プロピル基、イ
ソプロピル基、イソブチル基、sec−ブチル基、te
rt−ブチル基等が好ましい。
【0094】不飽和のC1−C9脂肪族基とは、炭素数1
ないし9個よりなるアルケニル基又はアルキニル基が好
ましく、直鎖状であっても、分枝状であってもよい。中
でも炭素数1ないし6個なる直鎖状又は分枝状のアルケ
ニル基又はアルキニル基が好適である。
【0095】該アルケニル基としては、例えばビニル
基、アリル基、1−プロペニル基、イソプロペニル基、
2−ブテニル基、イソブテニル基、2−ペンテニル基、
2−ヘキセニル基、2−ヘプテニル基、2−オクテニル
基等が挙げられ、中でも例えばビニル基、アリル基、1
−プロペニル基等が好ましい。
【0096】該アルキニル基としては、例えばエチニル
基、1−プロピニル基、1−ブテニル基、1−ペンテニ
ル基、1−ヘキシニル基、1−ヘプチニル基、1−オク
チニル基等が挙げられ、中でも例えばエチニル基、1−
プロピニル基等が好ましい。
【0097】5若しくは6員の飽和の炭素環基とは、例
えばシクロペンチル基又はシクロヘキシル基等が挙げら
れ、中でも例えばシクロペンチル基等が好ましい。
【0098】5若しくは6員の不飽和の炭素環基とは、
例えばシクロペンテニル基又はシクロヘキセニル基等が
挙げられ、中でも例えばシクロペンテニル基等が好まし
い。
【0099】5若しくは6員のヘテロ環基が置換した、
N−C1−C10アルキルカルバモイル基、N−C1−C10
アルキルチオカルバモイル基、チオカルボニル基又はカ
ルボニル基とは、上記の該ヘテロ環基が置換した、N−
1−C10アルキルカルバモイル基、N−C1−C10アル
キルチオカルバモイル基、チオカルボニル基又はカルボ
ニル基が好ましく、具体的には例えばN−イソオキサゾ
リルメチルカルバモイル基等のN−イソオキサゾリルア
ルキルカルバモイル基、N−イソチアゾリルメチルカル
バモイル基等のN−イソチアゾリルアルキルカルバモイ
ル基、N−イミダゾリルメチルカルバモイル基等のN−
イミダゾリルアルキルカルバモイル基、N−オキサゾリ
ルメチルカルバモイル基等のN−オキサゾリルアルキル
カルバモイル基、N−オキサジアゾリルメチルカルバモ
イル基等のN−オキサジアゾリルアルキルカルバモイル
基、N−チアゾリルメチルカルバモイル基等のN−チア
ゾリルアルキルカルバモイル基、N−チアジアゾリルメ
チルカルバモイル基等のN−チアジアゾリルアルキルカ
ルバモイル基、N−チエニルメチルカルバモイル基等の
N−チエニルアルキルカルバモイル基、N−トリアジニ
ルメチルカルバモイル基等のN−トリアジニルアルキル
カルバモイル基、N−トリアゾリルメチルカルバモイル
基等のN−トリアゾリルアルキルカルバモイル基、N−
ピリジルメチルカルバモイル基等のN−ピリジルアルキ
ルカルバモイル基、N−ピラジニルメチルカルバモイル
基等のN−ピラジニルアルキルカルバモイル基、N−ピ
リミジニルメチルカルバモイル基等のN−ピリミジニル
アルキルカルバモイル基、N−ピリダジニルメチルカル
バモイル基等のN−ピリダジニルアルキルカルバモイル
基、N−ピラゾリルメチルカルバモイル基等のN−ピラ
ゾリルアルキルカルバモイル基、N−ピロリルメチルカ
ルバモイル基等のN−ピロリルアルキルカルバモイル
基、N−ピラニルメチルカルバモイル基等のN−ピラニ
ルアルキルカルバモイル基、N−フリルメチルカルバモ
イル基等のN−フリルアルキルカルバモイル基、N−フ
ラザニルメチルカルバモイル基等のN−フラザニルアル
キルカルバモイル基、N−イミダゾリジニルメチルカル
バモイル基等のN−イミダゾリジニルアルキルカルバモ
イル基、N−イミダゾリニルメチルカルバモイル基等の
N−イミダゾリニルアルキルカルバモイル基、N−テト
ラヒドロフラニルメチルカルバモイル基等のN−テトラ
ヒドロフラニルアルキルカルバモイル基、N−ピラゾリ
ジニルメチルカルバモイル基等のN−ピラゾリジニルア
ルキルカルバモイル基、N−ピラゾリニルメチルカルバ
モイル基等のN−ピラゾリニルアルキルカルバモイル
基、N−ピペラジニルメチルカルバモイル基等のN−ピ
ペラジニルアルキルカルバモイル基、N−ピペリジニル
メチルカルバモイル基等のN−ピペリジニルアルキルカ
ルバモイル基、N−ピロリジニルメチルカルバモイル基
等のN−ピロリジニルアルキルカルバモイル基、N−ピ
ロリニルメチルカルバモイル基等のN−ピロリニルアル
キルカルバモイル基、N−モルホリノメチルカルバモイ
ル基等のN−モルホリノアルキルカルバモイル基等;例
えばN−イソオキサゾリルメチルチオカルバモイル基等
のN−イソオキサゾリルアルキルチオカルバモイル基、
N−イソチアゾリルメチルチオカルバモイル基等のN−
イソチアゾリルアルキルチオカルバモイル基、N−イミ
ダゾリルメチルチオカルバモイル基等のN−イミダゾリ
ルアルキルチオカルバモイル基、N−オキサゾリルメチ
ルチオカルバモイル基等のN−オキサゾリルアルキルチ
オカルバモイル基、N−オキサジアゾリルメチルチオカ
ルバモイル基等のN−オキサジアゾリルアルキルチオカ
ルバモイル基、N−チアゾリルメチルチオカルバモイル
基等のN−チアゾリルアルキルチオカルバモイル基、N
−チアジアゾリルメチルチオカルバモイル基等のN−チ
アジアゾリルアルキルチオカルバモイル基、N−チエニ
ルメチルチオカルバモイル基等のN−チエニルアルキル
チオカルバモイル基、N−トリアジニルメチルチオカル
バモイル基等のN−トリアジニルアルキルチオカルバモ
イル基、N−トリアゾリルメチルチオカルバモイル基等
のN−トリアゾリルアルキルチオカルバモイル基、N−
ピリジルメチルチオカルバモイル基等のN−ピリジルア
ルキルチオカルバモイル基、N−ピラジニルメチルチオ
カルバモイル基等のN−ピラジニルアルキルチオカルバ
モイル基、N−ピリミジニルメチルチオカルバモイル基
等のN−ピリミジニルアルキルチオカルバモイル基、N
−ピリダジニルメチルチオカルバモイル基等のN−ピリ
ダジニルアルキルチオカルバモイル基、N−ピラゾリル
メチルチオカルバモイル基等のN−ピラゾリルアルキル
チオカルバモイル基、N−ピロリルメチルチオカルバモ
イル基等のN−ピロリルアルキルチオカルバモイル基、
N−ピラニルメチルチオカルバモイル基等のN−ピラニ
ルアルキルチオカルバモイル基、N−フリルメチルチオ
カルバモイル基等のN−フリルアルキルチオカルバモイ
ル基、N−フラザニルメチルチオカルバモイル基等のN
−フラザニルアルキルチオカルバモイル基、N−イミダ
ゾリジニルメチルチオカルバモイル基等のN−イミダゾ
リジニルアルキルチオカルバモイル基、N−イミダゾリ
ニルメチルチオカルバモイル基等のN−イミダゾリニル
アルキルチオカルバモイル基、N−テトラヒドロフラニ
ルメチルチオカルバモイル基等のN−テトラヒドロフラ
ニルアルキルチオカルバモイル基、N−ピラゾリジニル
メチルチオカルバモイル基等のN−ピラゾリジニルアル
キルチオカルバモイル基、N−ピラゾリニルメチルチオ
カルバモイル基等のN−ピラゾリニルアルキルチオカル
バモイル基、N−ピペラジニルメチルチオカルバモイル
基等のN−ピペラジニルアルキルチオカルバモイル基、
N−ピペリジニルメチルチオカルバモイル基等のN−ピ
ペリジニルアルキルチオカルバモイル基、N−ピロリジ
ニルメチルチオカルバモイル基等のN−ピロリジニルア
ルキルチオカルバモイル基、N−ピロリニルメチルチオ
カルバモイル基等のN−ピロリニルアルキルチオカルバ
モイル基、N−モルホリノメチルチオカルバモイル基等
のN−モルホリノアルキルチオカルバモイル基等;例え
ばイソオキサゾリルチオカルボニル基、イソチアゾリル
チオカルボニル基、イミダゾリルチオカルボニル基、オ
キサゾリルチオカルボニル基、オキサジアゾリルチオカ
ルボニル基、チアゾリルチオカルボニル基、チアジアゾ
リルチオカルボニル基、チエニルチオカルボニル基、ト
リアジニルチオカルボニル基、トリアゾリルチオカルボ
ニル基、ピリジルチオカルボニル基、ピラジニルチオカ
ルボニル基、ピリミジニルチオカルボニル基、ピリダジ
ニルチオカルボニル基、ピラゾリルチオカルボニル基、
ピロリルチオカルボニル基、ピラニルチオカルボニル
基、フリルチオカルボニル基、フラザニルチオカルボニ
ル基、イミダゾリジニルチオカルボニル基、イミダゾリ
ニルチオカルボニル基、テトラヒドロフラニルチオカル
ボニル基、ピラゾリジニルチオカルボニル基、ピラゾリ
ニルチオカルボニル基、ピペラジニルチオカルボニル
基、ピペリジニルチオカルボニル基、ピロリジニルチオ
カルボニル基、ピロリニルチオカルボニル基、モルホリ
ノチオカルボニル基等;例えばイソオキサゾリルカルボ
ニル基、イソチアゾリルカルボニル基、イミダゾリルカ
ルボニル基、オキサゾリルカルボニル基、オキサジアゾ
リルカルボニル基、チアゾリルカルボニル基、チアジア
ゾリルカルボニル基、チエニルカルボニル基、トリアジ
ニルカルボニル基、トリアゾリルカルボニル基、ピリジ
ルカルボニル基、ピラジルカルボニル基、ピラジニルカ
ルボニル基、ピリミジニルカルボニル基、ピリダジニル
カルボニル基、ピラゾリルカルボニル基、ピロリルカル
ボニル基、ピラニルカルボニル基、フリルカルボニル
基、フラザニルカルボニル基、イミダゾリジニルカルボ
ニル基、イミダゾリニルカルボニル基、テトラヒドロフ
ラニルカルボニル基、ピラゾリジニルカルボニル基、ピ
ラゾリニルカルボニル基、ピペラジニルカルボニル基、
ピペリジニルカルボニル基、ピロリジニルカルボニル
基、ピロリニルカルボニル基、モルホリノカルボニル基
等が挙げられ、中でも例えばチエニル基、ピリジル基、
ピラジニル基、ピリミジニル基、フリル基、テトラヒド
ロフラニル基、モルホリノ基等が置換した、N−C1
1 0アルキルカルバモイル基、N−C1−C10アルキル
チオカルバモイル基、チオカルボニル基又はカルボニル
基等が好ましい。
【0100】窒素原子、酸素原子及び硫黄原子からなる
群より選ばれるヘテロ原子を1環系当たり1ないし5個
有する1ないし3環性の複素芳香環基(5又は6員のヘ
テロ環基を除く。)が置換した、N−C1−C10アルキ
ルカルバモイル基、N−C1−C10アルキルチオカルバ
モイル基、チオカルボニル基又はカルボニル基とは、上
記の該複素芳香環基が置換した、N−C1−C10アルキ
ルカルバモイル基、N−C1−C10アルキルチオカルバ
モイル基、チオカルボニル基又はカルボニル基を意味
し、具体的には例えばN−アクリジニルメチルカルバモ
イル基等のN−アクリジニルアルキルカルバモイル基、
N−イソキノリルメチルカルバモイル基等のN−イソキ
ノリルアルキルカルバモイル基、N−イソインドリルメ
チルカルバモイル基等のN−イソインドリルアルキルカ
ルバモイル基、N−インダゾリルメチルカルバモイル基
等のN−インダゾリルアルキルカルバモイル基、N−イ
ンドリルメチルカルバモイル基等のN−インドリルアル
キルカルバモイル基、N−インドリジニルメチルカルバ
モイル基等のN−インドリジニルアルキルカルバモイル
基、N−エチレンジオキシフェニルメチルカルバモイル
基等のN−エチレンジオキシフェニルアルキルカルバモ
イル基、N−カルバゾリルメチルカルバモイル基等のN
−カルバゾリルアルキルカルバモイル基、N−キナゾリ
ニルメチルカルバモイル基等のN−キナゾリニルアルキ
ルカルバモイル基、N−キノキサリニルメチルカルバモ
イル基等のN−キノキサリニルアルキルカルバモイル
基、N−キノリジニルメチルカルバモイル基等のN−キ
ノリジニルアルキルカルバモイル基、N−キノリルメチ
ルカルバモイル基等のN−キノリルアルキルカルバモイ
ル基、N−クマロニルメチルカルバモイル基等のN−ク
マロニルアルキルカルバモイル基、N−クロメニルメチ
ルカルバモイル基等のN−クロメニルアルキルカルバモ
イル基、N−フェナンスリジニルメチルカルバモイル基
等のN−フェナンスリジニルアルキルカルバモイル基、
N−フェナンスロリニルメチルカルバモイル基等のN−
フェナンスロリニルアルキルカルバモイル基、N−ジベ
ンゾフラニルメチルカルバモイル基等のN−ジベンゾフ
ラニルアルキルカルバモイル基、N−ジベンゾチオフェ
ニルメチルカルバモイル基等のN−ジベンゾチオフェニ
ルアルキルカルバモイル基、N−シンノリニルメチルカ
ルバモイル基等のN−シンノリニルアルキルカルバモイ
ル基、N−チオナフテニルメチルカルバモイル基等のN
−チオナフテニルアルキルカルバモイル基、N−ナフチ
リジニルメチルカルバモイル基等のN−ナフチリジニル
アルキルカルバモイル基、N−フェナジニルメチルカル
バモイル基等のN−フェナジニルアルキルカルバモイル
基、N−フェナキサジニルメチルカルバモイル基等のN
−フェナキサジニルアルキルカルバモイル基、N−フェ
ノチアジニルメチルカルバモイル基等のN−フェノチア
ジニルアルキルカルバモイル基、N−フタラジルメチル
カルバモイル基等のN−フタラジルアルキルカルバモイ
ル基、N−プテリジニルメチルカルバモイル基等のN−
プテリジニルアルキルカルバモイル基、N−プリニルメ
チルカルバモイル基等のN−プリニルアルキルカルバモ
イル基、N−ベンゾイミダゾリルメチルカルバモイル基
等のN−ベンゾイミダゾリルアルキルカルバモイル基、
N−ベンゾオキサゾリルメチルカルバモイル基等のN−
ベンゾオキサゾリルアルキルカルバモイル基、N−ベン
ゾチアゾリルメチルカルバモイル基等のN−ベンゾチア
ゾリルアルキルカルバモイル基、N−ベンゾトリアゾリ
ルメチルカルバモイル基等のN−ベンゾトリアゾリルア
ルキルカルバモイル基、N−ベンゾフラニルメチルカル
バモイル基等のN−ベンゾフラニルアルキルカルバモイ
ル基、N−メチレンジオキシフェニルメチルカルバモイ
ル基のN−メチレンジオキシフェニルアルキルカルバモ
イル基等;N−アクリジニルメチルチオカルバモイル基
等のN−アクリジニルアルキルチオカルバモイル基、N
−イソキノリルメチルチオカルバモイル基等のN−イソ
キノリルアルキルチオカルバモイル基、N−イソインド
リルメチルチオカルバモイル基等のN−イソインドリル
アルキルチオカルバモイル基、N−インダゾリルメチル
チオカルバモイル基等のN−インダゾリルアルキルチオ
カルバモイル基、N−インドリルメチルチオカルバモイ
ル基等のN−インドリルアルキルチオカルバモイル基、
N−インドリジニルメチルチオカルバモイル基等のN−
インドリジニルアルキルチオカルバモイル基、N−エチ
レンジオキシフェニルメチルチオカルバモイル基等のN
−エチレンジオキシフェニルアルキルチオカルバモイル
基、N−カルバゾリルメチルチオカルバモイル基等のN
−カルバゾリルアルキルチオカルバモイル基、N−キナ
ゾリニルメチルチオカルバモイル基等のN−キナゾリニ
ルアルキルチオカルバモイル基、N−キノキサリニルメ
チルチオカルバモイル基等のN−キノキサリニルアルキ
ルチオカルバモイル基、N−キノリジニルメチルチオカ
ルバモイル基等のN−キノリジニルアルキルチオカルバ
モイル基、N−キノリルメチルチオカルバモイル基等の
N−キノリルアルキルチオカルバモイル基、N−クマロ
ニルメチルチオカルバモイル基等のN−クマロニルアル
キルチオカルバモイル基、N−クロメニルメチルチオカ
ルバモイル基等のN−クロメニルアルキルチオカルバモ
イル基、N−フェナンスリジニルメチルチオカルバモイ
ル基等のN−フェナンスリジニルアルキルチオカルバモ
イル基、N−フェナンスロリニルメチルチオカルバモイ
ル基等のN−フェナンスロリニルアルキルチオカルバモ
イル基、N−ジベンゾフラニルメチルチオカルバモイル
基等のN−ジベンゾフラニルアルキルチオカルバモイル
基、N−ジベンゾチオフェニルメチルチオカルバモイル
基等のN−ジベンゾチオフェニルアルキルチオカルバモ
イル基、N−シンノリニルメチルチオカルバモイル基等
のN−シンノリニルアルキルチオカルバモイル基、N−
チオナフテニルメチルチオカルバモイル基等のN−チオ
ナフテニルアルキルチオカルバモイル基、N−ナフチリ
ジニルメチルチオカルバモイル基等のN−ナフチリジニ
ルアルキルチオカルバモイル基、N−フェナジニルメチ
ルチオカルバモイル基等のN−フェナジニルアルキルチ
オカルバモイル基、N−フェナキサジニルメチルチオカ
ルバモイル基等のN−フェナキサジニルアルキルチオカ
ルバモイル基、N−フェノチアジニルメチルチオカルバ
モイル基等のN−フェノチアジニルアルキルチオカルバ
モイル基、N−フタラジルメチルチオカルバモイル基等
のN−フタラジルアルキルチオカルバモイル基、N−プ
テリジニルメチルチオカルバモイル基等のN−プテリジ
ニルアルキルチオカルバモイル基、N−プリニルメチル
チオカルバモイル基等のN−プリニルアルキルチオカル
バモイル基、N−ベンゾイミダゾリルメチルチオカルバ
モイル基等のN−ベンゾイミダゾリルアルキルチオカル
バモイル基、N−ベンゾオキサゾリルメチルチオカルバ
モイル基等のN−ベンゾオキサゾリルアルキルチオカル
バモイル基、N−ベンゾチアゾリルメチルチオカルバモ
イル基等のN−ベンゾチアゾリルアルキルチオカルバモ
イル基、N−ベンゾトリアゾリルメチルチオカルバモイ
ル基等のN−ベンゾトリアゾリルアルキルチオカルバモ
イル基、N−ベンゾフラニルメチルチオカルバモイル基
等のN−ベンゾフラニルアルキルチオカルバモイル基、
N−メチレンジオキシフェニルメチルチオカルバモイル
基のN−メチレンジオキシフェニルアルキルチオカルバ
モイル基等;例えばアクリジニルチオカルボニル基、イ
ソキノリルチオカルボニル基、イソインドリルチオカル
ボニル基、インダゾリルチオカルボニル基、インドリル
チオカルボニル基、インドリジニルチオカルボニル基、
エチレンジオキシフェニルチオカルボニル基、カルバゾ
リルチオカルボニル基、キナゾリニルチオカルボニル
基、キノキサリニルチオカルボニル基、キノリジニルチ
オカルボニル基、キノリルチオカルボニル基、クマロニ
ルチオカルボニル基、クロメニルチオカルボニル基、フ
ェナンスリジニルチオカルボニル基、フェナンスロリニ
ルチオカルボニル基、ジベンゾフラニルチオカルボニル
基、ジベンゾチオフェニルチオカルボニル基、シンノリ
ニルチオカルボニル基、チオナフテニルチオカルボニル
基、ナフチリジニルチオカルボニル基、フェナジニルチ
オカルボニル基、フェナキサジニルチオカルボニル基、
フェノチアジニルチオカルボニル基、フタラジルチオカ
ルボニル基、プテリジニルチオカルボニル基、プリニル
チオカルボニル基、ベンゾイミダゾリルチオカルボニル
基、ベンゾオキサゾリルチオカルボニル基、ベンゾチア
ゾリルチオカルボニル基、ベンゾトリアゾリルチオカル
ボニル基、ベンゾフラニルチオカルボニル基又はメチレ
ンジオキシフェニルチオカルボニル基等;例えばアクリ
ジニルカルボニル基、イソキノリルカルボニル基、イソ
インドリルカルボニル基、インダゾリルカルボニル基、
インドリルカルボニル基、インドリジニルカルボニル
基、エチレンジオキシフェニルカルボニル基、カルバゾ
リルカルボニル基、キナゾリニルカルボニル基、キノキ
サリニルカルボニル基、キノリジニルカルボニル基、キ
ノリルカルボニル基、クマロニルカルボニル基、クロメ
ニルカルボニル基、フェナンスリジニルカルボニル基、
フェナンスロリニルカルボニル基、ジベンゾフラニルカ
ルボニル基、ジベンゾチオフェニルカルボニル基、シン
ノリニルカルボニル基、チオナフテニルカルボニル基、
ナフチリジニルカルボニル基、フェナジニルカルボニル
基、フェナキサジニルカルボニル基、フェノチアジニル
カルボニル基、フタラジルカルボニル基、プテリジニル
カルボニル基、プリニルカルボニル基、ベンゾイミダゾ
リルカルボニル基、ベンゾオキサゾリルカルボニル基、
ベンゾチアゾリルカルボニル基、ベンゾトリアゾリルカ
ルボニル基、ベンゾフラニルカルボニル基又はメチレン
ジオキシフェニルカルボニル基等が挙げられ、中でも例
えばエチレンジオキシフェニル基、ジベンゾフラニル
基、ジベンゾチオフェニル基、メチレンジオキシフェニ
ル基等が置換した、N−C1−C10アルキルカルバモイ
ル基、N−C1−C10アルキルチオカルバモイル基、チ
オカルボニル基又はカルボニル基等が好ましい。
【0101】縮合アリール基とは、例えばフェニル基又
はナフチル基が他の環に結合して、縮合ベンゼン環又は
縮合ナフタレン環を形成する基をいう。
【0102】2ないし3環性の飽和又は不飽和のC6
15縮合炭素環基としては、具体的には例えばアセナフ
チレニル基、アダマンチル基、アンスリル基、インダニ
ル基、インデニル基、C6−C8シクロアルカニル基、C
6−C8シクロアルカジエニル基、C6−C8シクロアルケ
ニル基、ノルボルニル基、フェナンスリル基、フレオレ
ニル基等が挙げられ、 中でも例えばアンスリル基、C6
−C8シクロアルカニル基、C6−C8シクロアルカジエ
ニル基、C6−C8シクロアルケニル基等が好適である。
【0103】該C6−C8シクロアルカニル基としては、
例えばシクロヘキサニル基、シクロヘプタニル基、シク
ロオクタニル基等が挙げられ、中でも例えばシクロヘキ
サニル基等が好ましい。
【0104】該C6−C8シクロアルカジエニル基として
は、例えばシクロヘキサジエニル基、シクロヘプタジエ
ニル基、シクロオクタジエニル基等が挙げられ、中でも
例えばシクロヘキサジエニル基等が好ましい。
【0105】該C6−C8シクロアルケニル基としては、
例えばシクロヘキセニル基、シクロヘプテニル基、シク
ロオクテニル基等が挙げられ、中でも例えばシクロヘキ
セニル基等が好ましい。
【0106】6員のヘテロ環基又は窒素原子、酸素原子
及び硫黄原子からなる群より選ばれるヘテロ原子を1環
系当たり1ないし5個有する2ないし3環性の縮合複素
芳香環基としては、例えばイソキノリル基、イソインド
リル基、インダゾリル基、インドリル基、インドリジニ
ル基、エチレンジオキシフェニル基、キナゾリニル基、
キノキサリニル基、キノリジニル基、キノリル基、クマ
ロニル基、クロメニル基、チオナフテニル基、ナフチリ
ジニル基、ピリジル基、ピラジニル基、ピリミジニル
基、ピリダジニル基、ピラニル基、フタラジル基、ベン
ゾイミダゾリル基、ベンゾオキサゾリル基、ベンゾチア
ゾリル基、ベンゾトリアゾリル基、ベンゾフラニル基又
はメチレンジオキシフェニル基等が挙げられ、中でも例
えばエチレンジオキシフェニル基、ピリジル基、ピラジ
ニル基、ピリミジニル基、ピリダジニル基、ベンゾイミ
ダゾリル基、ベンゾオキサゾリル基、ベンゾチアゾリル
基、ベンゾトリアゾリル基、ベンゾフラニル基又はメチ
レンジオキシフェニル基等が好適である。特に、例えば
エチレンジオキシフェニル基、ピリジル基、ピラジニル
基、ピリミジニル基、ピリダジニル又はメチレンジオキ
シフェニル基等が好適である。
【0107】Rは、例えばアリール基、1ないし3環性
のC7−C15炭素芳香環基又は5若しくは6員のヘテロ
環基若しくは窒素原子、酸素原子及び硫黄原子からなる
群より選ばれるヘテロ原子を1環系当たり1ないし5個
有する1ないし3環性の複素芳香環基等を示す。
【0108】具体的には、該アリール基としては、炭素
数6ないし15個よりなるアリール基が好ましく、例え
ばナフチル基、フェニル基等が挙げられ、中でも例えば
フェニル基等が好ましい。
【0109】該1ないし3環性のC7−C15炭素芳香環
基としては、炭素数7ないし15個を含む1ないし3の
環状基を含む芳香環基が好ましく、例えばアセナフチレ
ニル基、アダマンチル基、アンスリル基、インデニル
基、ノルボルニル基、フェナンスリル基等が挙げられ、
中でも例えばアンスリル基、フェナンスリル基等が好ま
しい。
【0110】該5又は6員のヘテロ環基としては、例え
ばイソオキサゾリル基、イソチアゾリル基、イミダゾリ
ル基、オキサゾリル基、オキサジアゾリル基、チアゾリ
ル基、チアジアゾリル基、チエニル基、トリアジニル
基、トリアゾリル基、ピリジル基、ピラジニル基、ピリ
ミジニル基、ピリダジニル基、ピラゾリル基、ピロリル
基、ピラニル基、フリル基、フラザニル基、イミダゾリ
ジニル基、イミダゾリニル基、テトラヒドロフラニル
基、ピラゾリジニル基、ピラゾリニル基、ピペラジニル
基、ピペリジニル基、ピロリジニル基、ピロリニル基、
モルホリノ基等が挙げられ、中でも例えばチエニル基、
テトラヒドロフラニル基、ピリジル基、ピラジニル基、
ピリミジニル基、フリル基、モルホリノ基等が好まし
い。
【0111】該窒素原子、酸素原子及び硫黄原子からな
る群より選ばれるヘテロ原子を1環系当たり1ないし5
個有する1ないし3環性の複素芳香環基としては、例え
ばアクリジニル基、イソキノリル基、イソインドリル
基、インダゾリル基、インドリル基、インドリジニル
基、エチレンジオキシフェニル基、カルバゾリル基、キ
ナゾリニル基、キノキサリニル基、キノリジニル基、キ
ノリル基、クマロニル基、クロメニル基、フェナンスリ
ジニル基、フェナンスロリニル基、ジベンゾフラニル
基、ジベンゾチオフェニル基、シンノリニル基、チオナ
フテニル基、ナフチリジニル基、フェナジニル基、フェ
ナキサジニル基、フェノチアジニル基、フタラジニル
基、プテリジニル基、プリニル基、ベンゾイミダゾリル
基、ベンゾオキサゾリル基、ベンゾチアゾリル基、ベン
ゾトリアゾリル基、ベンゾフラニル基、メチレンジオキ
シフェニル基等が挙げられ、中でも例えばエチレンジオ
キシフェニル基、ジベンゾフラニル基、ジベンゾチオフ
ェニル基、メチレンジオキシフェニル基等が好ましい。
【0112】Rにおいては、中でも例えばアリール基等
が好適であり、特に例えばフェニル基等が好適である。
なお、Rの各置換基は、1又はそれ以上の置換基を適宜
有することができる。
【0113】置換基の具体例としては、例えばアジド
基、アミノ基、カルバモイル基、カルバモイルアミノ
基、カルバモイルオキシ基、カルボキシル基、シアノ
基、スルファモイル基、スルホ基、ニトロ基、ハロゲン
原子、ヒドロキシ基、ホルミル基、ホルミルアミノ基、
環状の飽和C3−C9脂肪族基、環状の不飽和C3−C9
肪族基、アラルキル基、N−アラルキルアミノ基、N,
N−ジアラルキルアミノ基、アラルキルオキシ基、アラ
ルキルカルボニル基、N−アラルキルカルバモイル基、
アリール基、N−アリールアミノ基、N,N−ジアリー
ルアミノ基、アリールオキシ基、アリールスルホニル
基、アリールスルホニルオキシ基、N−アリールスルホ
ニルアミノ基、N−アリールスルホニルアミノC1−C
10アルキルアミノ基、N−アリールスルホニルアミノC
1−C10アルキルカルバモイル基、N−アリールスルホ
ニルアミノC1−C6アルコキシカルボニル基、アリール
スルファモイル基、アリールスルファモイルオキシ基、
N−アリールスルファモイルC1−C10アルキルカルバ
モイル基、アリールスルファモイルC1−C6アルコキシ
カルボニル基、N−アリールカルバモイル基、アロイル
基、アロキシ基、N−( N−アロイルアミノ)C1−C
10アルキルカルバモイル基、N−アロイルアミノC1
10アルコキシカルボニル基、C2−C6アルカノイル
基、N−C2−C6アルカノイルアミノ基、N,N−ジ−
2−C6アルカノイルアミノ基、N−C1−C6アルキル
アミノ基、N,N−ジ−C1−C6アルキルアミノ基、N
−C1−C10アルキルカルバモイル基、N−C1−C10
ルキルチオカルバモイル基、N,N−ジ−C1−C10
ルキルカルバモイル基、N,N−ジ−C1−C10アルキ
ルチオカルバモイル基、N−C2−C6アルケニルカルバ
モイル基、N,N−ジ−C2−C6アルケニルカルバモイ
ル基、N−アミノC1−C10アルキルカルバモイル基、
N−C1−C6アルコキシC1−C10アルキルカルバモイ
ル基、N−C1−C6アルコキシカルボニルC1−C10
ルキルカルバモイル基、N−C1−C6アルコキシカルボ
ニルアミノC1−C10アルキルカルバモイル基、N−C1
−C6アルコキシカルボニルアミノC1−C6アルコキシ
カルボニル基、C1−C6アルキルチオ基、N−C1−C6
アルキルスルファモイル基、N,N−ジ−C1−C6アル
キルスルファモイル基、C1−C6アルキルスルフィニル
基、C1−C6アルキルスルホニル基、N−C1−C6アル
キルスルホニルアミノ基、C1−C6アルコキシ基、C1
−C6アルコキシカルボニル基、 アミノC1−C6アルコ
キシカルボニル基、N−C3−C6シクロアルキルアミノ
基、N,N−ジ−C3−C6シクロアルキルアミノ基、
3−C6シクロアルキルオキシ基、N−C3−C6シクロ
アルキルカルバモイル基及びN,N−ジ−C3−C6シク
ロアルキルカルバモイル基からなる群より選択される置
換基、イソオキサゾリル基、イソチアゾリル基、イミダ
ゾリル基、オキサゾリル基、オキサジアゾリル基、チア
ゾリル基、チアジアゾリル基、チエニル基、トリアジニ
ル基、トリアゾリル基、ピリジル基、ピラジニル基、ピ
リミジニル基、ピリダジニル基、ピラゾリル基、ピロリ
ル基、ピラニル基、フリル基、フラザニル基、イミダゾ
リジニル基、イミダゾリニル基、テトラヒドロフラニル
基、ピラゾリジニル基、ピラゾリニル基、ピペラジニル
基、ピペリジニル基、ピロリジニル基、ピロリニル基及
びモルホリノ基からなる群より選択される5又は6員の
ヘテロ環基、アクリジニル基、イソキノリル基、イソイ
ンドリル基、インダゾリル基、インドリル基、インドリ
ジニル基、エチレンジオキシフェニル基、カルバゾリル
基、キナゾリニル基、キノキサリニル基、キノリジニル
基、キノリル基、クマロニル基、クロメニル基、フェナ
ンスリジニル基、フェナンスロリニル基、ジベンゾフラ
ニル基、ジベンゾチオフェニル基、シンノリニル基、チ
オナフテニル基、ナフチリジニル基、フェナジニル基、
フェナキサジニル基、フェノチアジニル基、フタラジニ
ル基、プテリジニル基、プリニル基、ベンゾイミダゾリ
ル基、ベンゾオキサゾリル基、ベンゾチアゾリル基、ベ
ンゾトリアゾリル基、ベンゾフラニル基及びメチレンジ
オキシフェニル基からなる群より選択される窒素原子、
酸素原子及び硫黄原子からなる群より選ばれるヘテロ原
子を1環系当たり1ないし5個有する1ないし3環性の
複素芳香環基並びに該ヘテロ環基又は該複素芳香環基が
置換した、N−C1−C10アルキルカルバモイル基、N
−C1−C10アルキルチオカルバモイル基、チオカルボ
ニル基並びにカルボニル基からなる群から選択される置
換基並びに該置換基で置換されていてもよい、直鎖の飽
和C1−C9脂肪族基、直鎖の不飽和C1−C9脂肪族基、
分枝鎖の飽和C1−C9脂肪族基、分枝鎖の不飽和のC1
−C9脂肪族基、C1−C6アルコキシ基、C1−C6アル
キルチオ基及びN−C1−C6アルキルアミノ基からなる
群より選択される置換基からなる群より選択される置換
基を列挙することができる。
【0114】Rの置換基の中では、例えばアミノ基、カ
ルバモイル基、カルバモイルアミノ基、カルバモイルオ
キシ基、カルボキシル基、ニトロ基、ハロゲン原子、ヒ
ドロキシ基、環状の飽和C3−C9脂肪族基、環状の不飽
和C3−C9脂肪族基、アラルキル基、N−アラルキルア
ミノ基、アラルキルオキシ基、アラルキルカルボニル
基、N−アラルキルカルバモイル基、アリール基、N−
アリールアミノ基、アリールオキシ基、アリールスルホ
ニル基、アリールスルホニルオキシ基、N−アリールス
ルホニルアミノ基、N−アリールスルホニルアミノC1
−C10アルキルアミノ基、N−アリールスルホニルアミ
ノC1−C10アルキルカルバモイル基、N−アリールス
ルホニルアミノC1−C6アルコキシカルボニル基、アリ
ールスルファモイル基、アリールスルファモイルオキシ
基、N−アリールスルファモイルC 1−C10アルキルカ
ルバモイル基、アリールスルファモイルC1−C6アルコ
キシカルボニル基、N−アリールカルバモイル基、アロ
イル基、アロキシ基、N−(N−アロイルアミノ)C1
−C10アルキルカルバモイル基、N−アロイルアミノC
1−C10アルコキシカルボニル基、C2−C6アルカノイ
ル基、N−C2−C6アルカノイルアミノ基、N−C1
6アルキルアミノ基、N,N−ジ−C1−C6アルキル
アミノ基、N−C1−C10アルキルカルバモイル基、N
−C1−C10アルキルチオカルバモイル基、N,N−ジ
−C1−C10アルキルカルバモイル基、N,N−ジ−C1
−C10アルキルチオカルバモイル基、N−C2−C6アル
ケニルカルバモイル基、N,N−ジ−C2−C6アルケニ
ルカルバモイル基、N−アミノC1−C10アルキルカル
バモイル基、N−C1−C6アルコキシC1−C10アルキ
ルカルバモイル基、N−C1−C6アルコキシカルボニル
1−C10アルキルカルバモイル基、N−C1−C6アル
コキシカルボニルアミノC1−C10アルキルカルバモイ
ル基、N−C1−C6アルコキシカルボニルアミノC1
6アルコキシカルボニル基、C1−C6アルキルチオ
基、C1−C6アルキルスルフィニル基、C1−C6アルキ
ルスルホニル基、N−C1−C6アルキルスルホニルアミ
ノ基、C1−C6アルコキシ基、C1−C6アルコキシカル
ボニル基、 アミノC1−C6アルコキシカルボニル基、
N−C3−C6シクロアルキルアミノ基、N,N−ジ−C
3−C6シクロアルキルアミノ基、 C3−C6シクロアル
キルオキシ基、N−C3−C6シクロアルキルカルバモイ
ル基及びN,N−ジ−C3−C6シクロアルキルカルバモ
イル基からなる群より選択される置換基、イソオキサゾ
リル基、イソチアゾリル基、イミダゾリル基、オキサゾ
リル基、オキサジアゾリル基、チアゾリル基、チアジア
ゾリル基、チエニル基、トリアゾリル基、ピリジル基、
ピラジニル基、ピリミジニル基、ピリダジニル基、ピラ
ゾリル基、ピロリル基、ピラニル基、フリル基、イミダ
ゾリジニル基、イミダゾリニル基、テトラヒドロフラニ
ル基、ピラゾリジニル基、ピラゾリニル基、ピペラジニ
ル基、ピペリジニル基、ピロリジニル基、ピロリニル基
及びモルホリノ基からなる群より選択される5又は6員
のヘテロ環基、イソキノリル基、イソインドリル基、イ
ンダゾリル基、インドリル基、エチレンジオキシフェニ
ル基、カルバゾリル基、キナゾリニル基、キノキサリニ
ル基、キノリジニル基、キノリル基、クマロニル基、ク
ロメニル基、フェナンスリジニル基、フェナンスロリニ
ル基、ジベンゾフラニル基、ジベンゾチオフェニル基、
シンノリニル基、チオナフテニル基、ナフチリジニル
基、フェナジニル基、フェナキサジニル基、ベンゾイミ
ダゾリル基、ベンゾオキサゾリル基、ベンゾチアゾリル
基、ベンゾトリアゾリル基、ベンゾフラニル基及びメチ
レンジオキシフェニル基からなる群より選択される窒素
原子、酸素原子及び硫黄原子からなる群より選ばれるヘ
テロ原子を1環系当たり1ないし5個有する1ないし3
環性の複素芳香環基並びに該ヘテロ環基又は該複素芳香
環基が置換した、N−C1−C10アルキルカルバモイル
基、N−C1−C10アルキルチオカルバモイル基、チオ
カルボニル基並びにカルボニル基からなる群から選択さ
れる置換基並びに該置換基で置換されていてもよい、直
鎖の飽和C1−C9脂肪族基、直鎖の不飽和C1−C9脂肪
族基、分枝鎖の飽和C1−C9脂肪族基、分枝鎖の不飽和
のC1−C9脂肪族基、C1−C6アルコキシ基及びC1
6アルキルチオ基からなる群より選択される置換基か
らなる群より選択される置換基等が好ましく、特に例え
ばアミノ基、カルバモイル基、カルボキシル基、ニトロ
基、ハロゲン原子、ヒドロキシ基、アラルキルカルボニ
ル基、N−アラルキルカルバモイル基、アリール基、ア
ロイル基、C2−C6アルカノイル基、N−C1−C6アル
キルアミノ基、N−C1−C10アルキルカルバモイル
基、N−C1−C10アルキルチオカルバモイル基、N,
N−ジ−C1−C10アルキルカルバモイル基、N,N−
ジ−C1−C10アルキルチオカルバモイル基、N−C2
6アルケニルカルバモイル基、N,N−ジ−C2−C6
アルケニルカルバモイル基、N−アミノC1−C10アル
キルカルバモイル基、N−C1−C6アルコキシC1−C
10アルキルカルバモイル基、N−C1−C6アルコキシカ
ルボニルC1−C10アルキルカルバモイル基、C1−C6
アルコキシ基、 アミノC1−C6アルコキシカルボニル
基、N−C3−C6シクロアルキルアミノ基、N,N−ジ
−C3−C6シクロアルキルアミノ基、 C3−C6シクロ
アルキルオキシ基、N−C3−C6シクロアルキルカルバ
モイル基及びN,N−ジ−C3−C6シクロアルキルカル
バモイル基からなる群より選択される置換基、チエニル
基、ピリジル基、ピラジニル基、ピリミジニル基、フリ
ル基、テトラヒドロフラニル基及びモルホリノ基からな
る群より選択される5又は6員のヘテロ環基、エチレン
ジオキシフェニル基、ジベンゾフラニル基、ジベンゾチ
オフェニル基及びメチレンジオキシフェニル基からなる
群より選択される窒素原子、酸素原子及び硫黄原子から
なる群より選ばれるヘテロ原子を1環系当たり1ないし
5個有する1ないし3環性の複素芳香環基並びに該ヘテ
ロ環基又は該複素芳香環基が置換した、N−C1−C10
アルキルカルバモイル基、N−C1−C10アルキルチオ
カルバモイル基、チオカルボニル基並びにカルボニル基
からなる群から選択される置換基並びに該置換基で置換
されていてもよい、直鎖の飽和C1−C9脂肪族基、直鎖
の不飽和C1−C9脂肪族基、分枝鎖の飽和C1−C9脂肪
族基、分枝鎖の不飽和のC1−C9脂肪族基及びC1−C6
アルコキシ基からなる群より選択される置換基からなる
群より選択される置換基等が好適である。
【0115】即ち、例えばアミノ基、カルバモイル基、
カルバモイルアミノ基、カルバモイルオキシ基、カルボ
キシル基、ニトロ基、ハロゲン原子、ヒドロキシ基、環
状の飽和C3−C9脂肪族基、環状の不飽和C3−C9脂肪
族基、アラルキル基、N−アラルキルアミノ基、アラル
キルオキシ基、アラルキルカルボニル基、N−アラルキ
ルカルバモイル基、アリール基、N−アリールアミノ
基、アリールオキシ基、アリールスルホニル基、アリー
ルスルホニルオキシ基、N−アリールスルホニルアミノ
基、N−アリールスルホニルアミノC1−C10アルキル
アミノ基、N−アリールスルホニルアミノC1−C10
ルキルカルバモイル基、N−アリールスルホニルアミノ
1−C6アルコキシカルボニル基、アリールスルファモ
イル基、アリールスルファモイルオキシ基、N−アリー
ルスルファモイルC1−C10アルキルカルバモイル基、
アリールスルファモイルC1−C6アルコキシカルボニル
基、N−アリールカルバモイル基、アロイル基、アロキ
シ基、N−( N−アロイルアミノ)C1−C10アルキル
カルバモイル基、N−アロイルアミノC1−C10アルコ
キシカルボニル基、C2−C6アルカノイル基、N−C2
−C6アルカノイルアミノ基、N−C1−C6アルキルア
ミノ基、N,N−ジ−C1−C6アルキルアミノ基、N−
1−C10アルキルカルバモイル基、N−C1−C10アル
キルチオカルバモイル基、N,N−ジ−C1−C10アル
キルカルバモイル基、N,N−ジ−C1−C 10アルキル
チオカルバモイル基、N−C2−C6アルケニルカルバモ
イル基、N,N−ジ−C2−C6アルケニルカルバモイル
基、N−アミノC1−C10アルキルカルバモイル基、N
−C1−C6アルコキシC1−C10アルキルカルバモイル
基、N−C1−C6アルコキシカルボニルC1−C10アル
キルカルバモイル基、N−C1−C6アルコキシカルボニ
ルアミノC1−C10アルキルカルバモイル基、N−C1
6アルコキシカルボニルアミノC1−C6アルコキシカ
ルボニル基、C1−C6アルキルチオ基、C1−C6アルキ
ルスルフィニル基、C1−C6アルキルスルホニル基、N
−C1−C6アルキルスルホニルアミノ基、C1−C6アル
コキシ基、C1−C6アルコキシカルボニル基、 アミノ
1−C6アルコキシカルボニル基、N−C 3−C6シクロ
アルキルアミノ基、N,N−ジ−C3−C6シクロアルキ
ルアミノ基、 C3−C6シクロアルキルオキシ基、N−
3−C6シクロアルキルカルバモイル基及びN,N−ジ
−C3−C6シクロアルキルカルバモイル基からなる群よ
り選択される置換基、イソオキサゾリル基、イソチアゾ
リル基、イミダゾリル基、オキサゾリル基、オキサジア
ゾリル基、チアゾリル基、チアジアゾリル基、チエニル
基、トリアゾリル基、ピリジル基、ピラジニル基、ピリ
ミジニル基、ピリダジニル基、ピラゾリル基、ピロリル
基、ピラニル基、フリル基、イミダゾリジニル基、イミ
ダゾリニル基、テトラヒドロフラニル基、ピラゾリジニ
ル基、ピラゾリニル基、ピペラジニル基、ピペリジニル
基、ピロリジニル基、ピロリニル基及びモルホリノ基か
らなる群より選択される5又は6員のヘテロ環基、イソ
キノリル基、イソインドリル基、インダゾリル基、イン
ドリル基、エチレンジオキシフェニル基、カルバゾリル
基、キナゾリニル基、キノキサリニル基、キノリジニル
基、キノリル基、クマロニル基、クロメニル基、フェナ
ンスリジニル基、フェナンスロリニル基、ジベンゾフラ
ニル基、ジベンゾチオフェニル基、シンノリニル基、チ
オナフテニル基、ナフチリジニル基、フェナジニル基、
フェナキサジニル基、ベンゾイミダゾリル基、ベンゾオ
キサゾリル基、ベンゾチアゾリル基、ベンゾトリアゾリ
ル基、ベンゾフラニル基及びメチレンジオキシフェニル
基からなる群より選択される窒素原子、酸素原子及び硫
黄原子からなる群より選ばれるヘテロ原子を1環系当た
り1ないし5個有する1ないし3環性の複素芳香環基並
びに該ヘテロ環基又は該複素芳香環基が置換した、N−
1−C10アルキルカルバモイル基、N−C1−C10アル
キルチオカルバモイル基、チオカルボニル基並びにカル
ボニル基からなる群から選択される置換基並びに該置換
基で置換されていてもよい、直鎖の飽和C1−C9脂肪族
基、直鎖の不飽和C1−C9脂肪族基、分枝鎖の飽和C1
−C9脂肪族基、分枝鎖の不飽和のC1−C9脂肪族基、
1−C6アルコキシ基及びC1−C6アルキルチオ基から
なる群より選択される置換基からなる群より選択される
置換基を1又はそれ以上有していてもよい、アリール
基、アダマンチル基、アンスリル基、インデニル基、ノ
ルボルニル基及びフェナンスリル基からなる群より選択
される1ないし3環性のC7−C15炭素芳香環基又はイ
ソオキサゾリル基、イソチアゾリル基、イミダゾリル
基、オキサゾリル基、オキサジアゾリル基、チアゾリル
基、チアジアゾリル基、チエニル基、トリアゾリル基、
ピリジル基、ピラジニル基、ピリミジニル基、ピリダジ
ニル基、ピラゾリル基、ピロリル基、ピラニル基、フリ
ル基、イミダゾリジニル基、イミダゾリニル基、テトラ
ヒドロフラニル基、ピラゾリジニル基、ピラゾリニル
基、ピペラジニル基、ピペリジニル基、ピロリジニル
基、ピロリニル基及びモルホリノ基からなる群より選択
される5又は6員のヘテロ環基若しくはイソキノリル
基、イソインドリル基、インダゾリル基、インドリル
基、エチレンジオキシフェニル基、カルバゾリル基、キ
ナゾリニル基、キノキサリニル基、キノリジニル基、キ
ノリル基、クマロニル基、クロメニル基、フェナンスリ
ジニル基、フェナンスロリニル基、ジベンゾフラニル
基、ジベンゾチオフェニル基、シンノリニル基、チオナ
フテニル基、ナフチリジニル基、フェナジニル基、フェ
ナキサジニル基、ベンゾイミダゾリル基、ベンゾオキサ
ゾリル基、ベンゾチアゾリル基、ベンゾトリアゾリル
基、ベンゾフラニル基及びメチレンジオキシフェニル基
からなる群より選択される窒素原子、酸素原子及び硫黄
原子からなる群より選ばれるヘテロ原子を1環系当たり
1ないし5個有する1ないし3環性の複素芳香環基等
(Ra)が好適な基であり、特に例えばアミノ基、カル
バモイル基、カルボキシル基、ニトロ基、ハロゲン原
子、ヒドロキシ基、アラルキルカルボニル基、N−アラ
ルキルカルバモイル基、アリール基、アロイル基、C2
−C6アルカノイル基、N−C1−C6アルキルアミノ
基、N−C1−C10アルキルカルバモイル基、N−C1
10アルキルチオカルバモイル基、N,N−ジ−C1
10アルキルカルバモイル基、N,N−ジ−C1−C10
アルキルチオカルバモイル基、N−C2−C6アルケニル
カルバモイル基、N,N−ジ−C2−C6アルケニルカル
バモイル基、N−アミノC1−C10アルキルカルバモイ
ル基、N−C1−C6アルコキシC1−C10アルキルカル
バモイル基、N−C1−C6アルコキシカルボニルC1
10アルキルカルバモイル基、C1−C6アルコキシ基、
アミノC1−C6アルコキシカルボニル基、N−C3−C
6シクロアルキルアミノ基、N,N−ジ−C3−C6シク
ロアルキルアミノ基、 C 3−C6シクロアルキルオキシ
基、N−C3−C6シクロアルキルカルバモイル基及び
N,N−ジ−C3−C6シクロアルキルカルバモイル基か
らなる群より選択される置換基、チエニル基、ピリジル
基、ピラジニル基、ピリミジニル基、フリル基、テトラ
ヒドロフラニル基及びモルホリノ基からなる群より選択
される5又は6員のヘテロ環基、エチレンジオキシフェ
ニル基、ジベンゾフラニル基、ジベンゾチオフェニル基
及びメチレンジオキシフェニル基からなる群より選択さ
れる窒素原子、酸素原子及び硫黄原子からなる群より選
ばれるヘテロ原子を1環系当たり1ないし5個有する1
ないし3環性の複素芳香環基並びに該ヘテロ環基又は該
複素芳香環基が置換した、N−C1−C10アルキルカル
バモイル基、N−C1−C10アルキルチオカルバモイル
基、チオカルボニル基並びにカルボニル基からなる群か
ら選択される置換基並びに該置換基で置換されていても
よい、直鎖の飽和C1−C9脂肪族基、直鎖の不飽和C1
−C9脂肪族基、分枝鎖の飽和C1−C9脂肪族基、分枝
鎖の不飽和のC1−C9脂肪族基及びC1−C6アルコキシ
基からなる群より選択される置換基からなる群より選択
される置換基を1又はそれ以上有していてもよい、アリ
ール基、アンスリル基及びフェナンスリル基からなる群
より選択される1ないし3環性のC7−C15炭素芳香環
基又はチエニル基、ピリジル基、ピラジニル基、ピリミ
ジニル基、フリル基、テトラヒドロフラニル基及びモル
ホリノ基からなる群より選択される5又は6員のヘテロ
環基若しくはエチレンジオキシフェニル基、ジベンゾフ
ラニル基、ジベンゾチオフェニル基及びメチレンジオキ
シフェニル基からなる群より選択される窒素原子、酸素
原子及び硫黄原子からなる群より選ばれるヘテロ原子を
1環系当たり1ないし5個有する1ないし3環性の複素
芳香環基等(Rb)がより好適な基である。
【0116】R1及びR2は、同一又は異なって、例えば
水素原子、アジド基、アミノ基、カルバモイル基、カル
バモイルアミノ基、カルバモイルオキシ基、カルボキシ
ル基、シアノ基、スルファモイル基、スルホ基、ニトロ
基、ハロゲン原子、ヒドロキシ基、ホルミル基、ホルミ
ルアミノ基、環状の飽和C3−C9脂肪族基、環状の不飽
和C3−C9脂肪族基、アラルキル基、N−アラルキルア
ミノ基、アラルキルオキシ基、アラルキルカルボニル
基、アリール基、N−アリールアミノ基、アリールオキ
シ基、アリールスルホニル基、N−アリールスルホニル
アミノ基、N−アリールスルホニルアミノC1−C10
ルキルアミノ基、N−アリールスルホニルアミノC1
10アルキルカルバモイル基、N−アリールスルホニル
アミノC1−C6アルコキシカルボニル基、C2−C6アル
カノイル基、N−C2−C6アルカノイルアミノ基、アロ
イル基、N−アロイルアミノ基、N−アロイルC1−C
10アルキルアミノ基、N−アロイルC1−C10アルキル
カルバモイル基、N−C1−C 6アルキルアミノ基、N,
N−ジ−C1−C6アルキルアミノ基、N−C1−C10
ルキルカルバモイル基、N,N−ジ− C1−C10アルキ
ルカルバモイル基、N−C1−C6アルキルスルファモイ
ル基、C1−C6アルキルスルフィニル基、C1−C6アル
キルスルホニル基、N−C1−C6アルキルスルホニルア
ミノ基、C1−C 6アルキルチオ基、C1−C6アルコキシ
基、C1−C6アルコキシカルボニル基、N−C3−C6
クロアルキルアミノ基、C3−C6シクロアルキルオキシ
基及びN−C3−C6シクロアルキルカルバモイル基から
なる群から選択される置換基又は該置換基で置換されて
いてもよい、直鎖の飽和C1−C9脂肪族基、直鎖の不飽
和C1−C9脂肪族基、分枝鎖の飽和C1−C9脂肪族基、
分枝鎖の不飽和のC1−C9脂肪族基、N−C1−C6アル
キルアミノ基、C1−C6アルキルチオ基若しくはC 1
6アルコキシ基等を示し、中でも例えば水素原子、ア
ミノ基、カルボキシル基、シアノ基、スルファモイル
基、スルホ基、ニトロ基、ハロゲン原子、ヒドロキシ
基、ホルミル基、環状の飽和C3−C9脂肪族基、環状の
不飽和C3−C9脂肪族基、アラルキル基、アリール基、
N−アリールアミノ基、アリールオキシ基、C2−C6
ルカノイル基、N−C2−C6アルカノイルアミノ基、ア
ロイル基、N−C1−C6アルキルアミノ基、N,N−ジ
−C1−C6アルキルアミノ基、N−C 1−C10アルキル
カルバモイル基、N−C1−C6アルキルスルファモイル
基、C1−C6アルキルスルフィニル基、C1−C6アルキ
ルスルホニル基、N−C1−C6アルキルスルホニルアミ
ノ基、C1−C6アルコキシ基、C1−C6アルコキシカル
ボニル基、N−C3−C6シクロアルキルアミノ基、C3
−C6シクロアルキルオキシ基及びN−C3−C6シクロ
アルキルカルバモイル基からなる群から選択される置換
基又は該置換基で置換されていてもよい、直鎖の飽和C
1−C9脂肪族基、直鎖の不飽和C1−C9脂肪族基、分枝
鎖の飽和C1−C9脂肪族基、分枝鎖の不飽和のC1−C9
脂肪族基若しくはC1−C6アルコキシ基等が好ましく、
特に例えば水素原子、アミノ基、ニトロ基、ハロゲン原
子、ヒドロキシ基、アリール基、N−アリールアミノ
基、N−C1−C6アルキルアミノ基、N,N−ジ−C1
−C6アルキルアミノ基、N−C1−C10アルキルカルバ
モイル基、C1−C6アルコキシ基、C1−C6アルコキシ
カルボニル基及びN−C3−C6シクロアルキルアミノ基
からなる群から選択される置換基又は該置換基で置換さ
れていてもよい、直鎖の飽和C1−C9脂肪族基、直鎖の
不飽和C1−C9脂肪族基、分枝鎖の飽和C1−C9脂肪族
基、分枝鎖の不飽和のC1−C9脂肪族基若しくはC1
6アルコキシ基等が好適である。
【0117】R3及びR4は、同一又は異なって、(1)
例えば水素原子、アジド基、アミジノ基、アミノ基、カ
ルバモイル基、カルバモイルアミノ基、カルバモイルオ
キシ基、カルボキシル基、グアニジノ基、シアノ基、ス
ルファモイル基、スルホ基、ニトロ基、ハロゲン原子、
ヒドロキシ基、ホルミル基、ホルミルアミノ基、環状の
飽和C3−C9脂肪族基、環状の不飽和C3−C9脂肪族
基、C2−C6アルカノイル基、N−C2−C6アルカノイ
ルアミノ基、N−C1−C6アルキルアミノ基、N,N−
ジ−C1−C6アルキルアミノ基、N−C1−C10アルキ
ルカルバモイル基、N,N−ジ− C1−C10アルキルカ
ルバモイル基、C1−C6アルキルチオ基、N−C1−C6
アルキルスルファモイル基、C1−C6アルキルスルフィ
ニル基、C1−C6アルキルスルホニル基、N−C 1−C6
アルキルスルホニルアミノ基、C1−C6アルコキシ基、
1−C6アルコキシカルボニル基、N−C3−C6シクロ
アルキルアミノ基、C3−C6シクロアルキルオキシ基及
びN−C3−C6シクロアルキルカルバモイル基からなる
群から選択される置換基、(2)例えば該置換基で置換
されていてもよい、直鎖の飽和C1−C9脂肪族基、直鎖
の不飽和C1−C9脂肪族基、分枝鎖の飽和C1−C9脂肪
族基及び分枝鎖の不飽和のC1−C9脂肪族基からなる群
から選択される置換基、(3)例えばアリール基、アセ
ナフチレニル基、アダマンチル基、アンスリル基、イン
デニル基、ノルボルニル基及びフェナンスリル基からな
る群より選択される1ないし3環性のC7−C15炭素芳
香環基又はイソオキサゾリル基、イソチアゾリル基、イ
ミダゾリル基、オキサゾリル基、オキサジアゾリル基、
チアゾリル基、チアジアゾリル基、チエニル基、トリア
ジニル基、トリアゾリル基、ピリジル基、ピラジニル
基、ピリミジニル基、ピリダジニル基、ピラゾリル基、
ピロリル基、ピラニル基、フリル基、フラザニル基、イ
ミダゾリジニル基、イミダゾリニル基、テトラヒドロフ
ラニル基、ピラゾリジニル基、ピラゾリニル基、ピペラ
ジニル基、ピペリジニル基、ピロリジニル基、ピロリニ
ル基及びモルホリノ基からなる群より選択される5又は
6員のヘテロ環基若しくはアクリジニル基、イソキノリ
ル基、イソインドリル基、インダゾリル基、インドリル
基、インドリジニル基、エチレンジオキシフェニル基、
カルバゾリル基、キナゾリニル基、キノキサリニル基、
キノリジニル基、キノリル基、クマロニル基、クロメニ
ル基、フェナンスリジニル基、フェナンスロリニル基、
ジベンゾフラニル基、ジベンゾチオフェニル基、シンノ
リニル基、チオナフテニル基、ナフチリジニル基、フェ
ナジニル基、フェナキサジニル基、フェノチアジニル
基、フタラジニル基、プテリジニル基、プリニル基、ベ
ンゾイミダゾリル基、ベンゾオキサゾリル基、ベンゾチ
アゾリル基、ベンゾトリアゾリル基、ベンゾフラニル基
及びメチレンジオキシフェニル基からなる群より選択さ
れる窒素原子、酸素原子及び硫黄原子からなる群より選
ばれるヘテロ原子を1環系当たり1ないし5個有する1
ないし3環性の複素芳香環基又は該アリール基、該炭素
芳香環基、該ヘテロ環基若しくは該複素芳香環基で置換
されていてもよい、直鎖の飽和C1−C9脂肪族基、直鎖
の不飽和C 1−C9脂肪族基、分枝鎖の飽和C1−C9脂肪
族基若しくは分枝鎖の不飽和のC1−C9脂肪族基等を示
すか、又は(4)R3及びR4は、一緒になって、直鎖の
飽和C1−C9脂肪族基、直鎖の不飽和C1−C9脂肪族
基、分枝鎖の飽和C1−C9脂肪族基若しくは分枝鎖の不
飽和のC1−C9脂肪族基又は5若しくは6員の飽和炭素
環基若しくは5若しくは6員の不飽和の炭素環を形成す
る。
【0118】R3及びR4の置換基の態様を具体的に説明
すると、(1)における好ましい置換基は、例えば水素
原子、アジド基、アミジノ基、アミノ基、カルバモイル
基、カルバモイルアミノ基、カルバモイルオキシ基、カ
ルボキシル基、グアニジノ基、シアノ基、スルファモイ
ル基、スルホ基、ニトロ基、ハロゲン原子、ヒドロキシ
基、ホルミル基、ホルミルアミノ基、環状の飽和C3
9脂肪族基、環状の不飽和C3−C9脂肪族基、C2−C
6アルカノイル基、N−C1−C6アルキルアミノ基、N
−C1−C10アルキルカルバモイル基、C1−C6アルキ
ルチオ基、N−C1−C6アルキルスルファモイル基、C
1−C6アルキルスルフィニル基、C1−C6アルキルスル
ホニル基、N−C1−C6アルキルスルホニルアミノ基、
1−C6アルコキシ基、C1−C6アルコキシカルボニル
基及びN−C3−C6シクロアルキルアミノ基からなる群
から選択される置換基等が挙げられ、中でも、例えば水
素原子、アジド基、アミジノ基、アミノ基、カルバモイ
ル基、カルボキシル基、グアニジノ基、シアノ基、スル
ファモイル基、スルホ基、ニトロ基、ハロゲン原子、ヒ
ドロキシ基、ホルミル基、環状の飽和C3−C9脂肪族
基、環状の不飽和C3−C9脂肪族基、N−C1−C6アル
キルアミノ基、N−C1−C10アルキルカルバモイル
基、C1−C6アルキルチオ基、C1−C6アルコキシ基及
びC1−C6アルコキシカルボニル基からなる群から選択
される置換基等が挙げられる。
【0119】(2)における好ましい置換基は、例えば
(1)で言及された置換基で置換されていてもよい、直
鎖の飽和C1−C9脂肪族基、直鎖の不飽和C1−C9脂肪
族基、分枝鎖の飽和C1−C9脂肪族基及び分枝鎖の不飽
和のC1−C9脂肪族基からなる群から選択される置換
基、即ち例えば水素原子、アジド基、アミジノ基、アミ
ノ基、カルバモイル基、カルバモイルアミノ基、カルバ
モイルオキシ基、カルボキシル基、グアニジノ基、シア
ノ基、スルファモイル基、スルホ基、ニトロ基、ハロゲ
ン原子、ヒドロキシ基、ホルミル基、ホルミルアミノ
基、環状の飽和C3−C9脂肪族基、環状の不飽和C3
9脂肪族基、C2−C6アルカノイル基、N−C1−C6
アルキルアミノ基、N−C1−C10アルキルカルバモイ
ル基、C1−C 6アルキルチオ基、N−C1−C6アルキル
スルファモイル基、C1−C6アルキルスルフィニル基、
1−C6アルキルスルホニル基、N−C1−C6アルキル
スルホニルアミノ基、C1−C6アルコキシ基、C1−C6
アルコキシカルボニル基及びN−C3−C6シクロアルキ
ルアミノ基からなる群から選択される置換基で置換され
ていてもよい、直鎖の飽和C1−C9脂肪族基、直鎖の不
飽和C1−C9脂肪族基、分枝鎖の飽和C1−C9脂肪族基
及び分枝鎖の不飽和のC1−C9脂肪族基からなる群から
選択される置換基等が挙げられ、中でも、例えば水素原
子、アジド基、アミジノ基、アミノ基、カルバモイル
基、カルボキシル基、グアニジノ基、シアノ基、スルフ
ァモイル基、スルホ基、ニトロ基、ハロゲン原子、ヒド
ロキシ基、ホルミル基、環状の飽和C3−C9脂肪族基、
環状の不飽和C3−C9脂肪族基、N−C1−C6アルキル
アミノ基、N−C1−C10アルキルカルバモイル基、C1
−C6アルキルチオ基、C1−C6アルコキシ基及びC1
6アルコキシカルボニル基からなる群から選択される
置換基で置換されていてもよい、直鎖の飽和C1−C9
肪族基、直鎖の不飽和C1−C9脂肪族基、分枝鎖の飽和
1−C9脂肪族基及び分枝鎖の不飽和のC1−C9脂肪族
基からなる群から選択される置換基等が挙げられる。
【0120】(3)における好ましい置換基は、例えば
アリール基、アダマンチル基、アンスリル基、インデニ
ル基、ノルボルニル基及びフェナンスリル基からなる群
より選択される1ないし3環性のC7−C15炭素芳香環
基又はイソオキサゾリル基、イソチアゾリル基、イミダ
ゾリル基、オキサゾリル基、オキサジアゾリル基、チア
ゾリル基、チアジアゾリル基、チエニル基、トリアゾリ
ル基、ピリジル基、ピラジニル基、ピリミジニル基、ピ
リダジニル基、ピラゾリル基、ピロリル基、ピラニル
基、フリル基、イミダゾリジニル基、イミダゾリニル
基、テトラヒドロフラニル基、ピラゾリジニル基、ピラ
ゾリニル基、ピペラジニル基、ピペリジニル基、ピロリ
ジニル基、ピロリニル基及びモルホリノ基からなる群よ
り選択される5又は6員のヘテロ環基若しくはイソキノ
リル基、イソインドリル基、インダゾリル基、インドリ
ル基、エチレンジオキシフェニル基、カルバゾリル基、
キナゾリニル基、キノキサリニル基、キノリジニル基、
キノリル基、クマロニル基、クロメニル基、フェナンス
リジニル基、フェナンスロリニル基、ジベンゾフラニル
基、ジベンゾチオフェニル基、シンノリニル基、チオナ
フテニル基、ナフチリジニル基、フェナジニル基、フェ
ナキサジニル基、ベンゾイミダゾリル基、ベンゾオキサ
ゾリル基、ベンゾチアゾリル基、ベンゾトリアゾリル
基、ベンゾフラニル基及びメチレンジオキシフェニル基
からなる群より選択される窒素原子、酸素原子及び硫黄
原子からなる群より選ばれるヘテロ原子を1環系当たり
1ないし5個有する1ないし3環性の複素芳香環基又は
該アリール基、該炭素芳香環基、該ヘテロ環基若しくは
該複素芳香環基で置換されていてもよい、直鎖の飽和C
1−C9脂肪族基、直鎖の不飽和C1−C9脂肪族基、分枝
鎖の飽和C1−C9脂肪族基若しくは分枝鎖の不飽和のC
1−C9脂肪族基等が好ましく、特に例えばアリール基、
アンスリル基及びフェナンスリル基からなる群より選択
される1ないし3環性のC7−C15炭素芳香環基又はチ
エニル基、ピリジル基、ピラジニル基、ピリミジニル
基、フリル基、テトラヒドロフラニル基及びモルホリノ
基からなる群より選択される5又は6員のヘテロ環基若
しくはエチレンジオキシフェニル基、ジベンゾフラニル
基、ジベンゾチオフェニル基及びメチレンジオキシフェ
ニル基からなる群より選択される窒素原子、酸素原子及
び硫黄原子からなる群より選ばれるヘテロ原子を1環系
当たり1ないし5個有する1ないし3環性の複素芳香環
基又は該アリール基、該炭素芳香環基、該ヘテロ環基若
しくは該複素芳香環基で置換されていてもよい、直鎖の
飽和C1−C9脂肪族基、直鎖の不飽和C1−C9脂肪族
基、分枝鎖の飽和C1−C9脂肪族基若しくは分枝鎖の不
飽和のC1−C9脂肪族基等が好適である。
【0121】(3)において、該アリール基、該1ない
し3環性のC7−C15炭素芳香環基、該5又は6員のヘ
テロ環基、該窒素原子、酸素原子及び硫黄原子からなる
群より選ばれるヘテロ原子を1環系当たり1ないし5個
有する1ないし3環性の複素芳香環基又は該アリール
基、該炭素芳香環基、該ヘテロ環基若しくは該複素芳香
環基で置換されていてもよい、直鎖の飽和C1−C9脂肪
族基、直鎖の不飽和C1−C9脂肪族基、分枝鎖の飽和C
1−C9脂肪族基若しくは分枝鎖の不飽和のC1−C9脂肪
族基等は、置換基を1又はそれ以上有することができ
る。なお、該置換基としては、置換基Rが有する置換基
と同様の置換基を列挙することができる。
【0122】また、(4)における好ましい態様は、R
3及びR4が、一緒になって、直鎖の飽和C1−C9脂肪族
基、直鎖の不飽和C1−C9脂肪族基、分枝鎖の飽和C1
−C9脂肪族基若しくは分枝鎖の不飽和のC1−C9脂肪
族基又は5若しくは6員の飽和炭素環基若しくは5若し
くは6員の不飽和の炭素環を形成する場合であり、特に
直鎖の不飽和C1−C9脂肪族基又は5若しくは6員の飽
和炭素環基を形成する場合が好適である。
【0123】従って、R3及びR4は、同一又は異なっ
て、(1a)例えば水素原子、アジド基、アミジノ基、
アミノ基、カルバモイル基、カルバモイルアミノ基、カ
ルバモイルオキシ基、カルボキシル基、グアニジノ基、
シアノ基、スルファモイル基、スルホ基、ニトロ基、ハ
ロゲン原子、ヒドロキシ基、ホルミル基、ホルミルアミ
ノ基、環状の飽和C3−C9脂肪族基、環状の不飽和C3
−C9脂肪族基、C2−C6アルカノイル基、N−C1−C
6アルキルアミノ基、N−C1−C10アルキルカルバモイ
ル基、C1−C6アルキルチオ基、N−C1−C6アルキル
スルファモイル基、C1−C6アルキルスルフィニル基、
1−C6アルキルスルホニル基、N−C1−C6アルキル
スルホニルアミノ基、C1−C6アルコキシ基、C1−C6
アルコキシカルボニル基及びN−C3−C6シクロアルキ
ルアミノ基からなる群から選択される置換基等、(2
a)例えば該置換基で置換されていてもよい、直鎖の飽
和C1−C9脂肪族基、直鎖の不飽和C1−C9脂肪族基、
分枝鎖の飽和C1−C9脂肪族基及び分枝鎖の不飽和のC
1−C9脂肪族基からなる群から選択される置換基等(3
a)例えばアミノ基、カルバモイル基、カルバモイルア
ミノ基、カルバモイルオキシ基、カルボキシル基、ニト
ロ基、ハロゲン原子、ヒドロキシ基、環状の飽和C3
9脂肪族基、環状の不飽和C3−C9脂肪族基、アラル
キル基、N−アラルキルアミノ基、アラルキルオキシ
基、アラルキルカルボニル基、N−アラルキルカルバモ
イル基、アリール基、N−アリールアミノ基、アリール
オキシ基、アリールスルホニル基、アリールスルホニル
オキシ基、N−アリールスルホニルアミノ基、N−アリ
ールスルホニルアミノC1−C10アルキルアミノ基、N
−アリールスルホニルアミノC1−C10アルキルカルバ
モイル基、N−アリールスルホニルアミノC1−C6アル
コキシカルボニル基、アリールスルファモイル基、アリ
ールスルファモイルオキシ基、N−アリールスルファモ
イルC1−C10アルキルカルバモイル基、アリールスル
ファモイルC1−C6アルコキシカルボニル基、N−アリ
ールカルバモイル基、アロイル基、アロキシ基、N−
( N−アロイルアミノ)C1−C10アルキルカルバモイ
ル基、N−アロイルアミノC1−C10アルコキシカルボ
ニル基、C2−C6アルカノイル基、N−C2−C6アルカ
ノイルアミノ基、N−C1−C6アルキルアミノ基、N,
N−ジ−C1−C6アルキルアミノ基、N−C1−C10
ルキルカルバモイル基、N−C1−C10アルキルチオカ
ルバモイル基、N,N−ジ−C1−C10アルキルカルバ
モイル基、N,N−ジ−C1−C 10アルキルチオカルバ
モイル基、N−C2−C6アルケニルカルバモイル基、
N,N−ジ−C2−C6アルケニルカルバモイル基、N−
アミノC1−C10アルキルカルバモイル基、N−C1−C
6アルコキシC1−C10アルキルカルバモイル基、N−C
1−C6アルコキシカルボニルC1−C10アルキルカルバ
モイル基、N−C1−C6アルコキシカルボニルアミノC
1−C10アルキルカルバモイル基、N−C1−C6アルコ
キシカルボニルアミノC1−C6アルコキシカルボニル
基、C1−C6アルキルチオ基、C1−C6アルキルスルフ
ィニル基、C1−C6アルキルスルホニル基、N−C1
6アルキルスルホニルアミノ基、C1−C6アルコキシ
基、C1−C6アルコキシカルボニル基、 アミノC1−C
6アルコキシカルボニル基、N−C 3−C6シクロアルキ
ルアミノ基、N,N−ジ−C3−C6シクロアルキルアミ
ノ基、 C3−C6シクロアルキルオキシ基、N−C3−C
6シクロアルキルカルバモイル基及びN,N−ジ−C3
6シクロアルキルカルバモイル基からなる群より選択
される置換基、イソオキサゾリル基、イソチアゾリル
基、イミダゾリル基、オキサゾリル基、オキサジアゾリ
ル基、チアゾリル基、チアジアゾリル基、チエニル基、
トリアゾリル基、ピリジル基、ピラジニル基、ピリミジ
ニル基、ピリダジニル基、ピラゾリル基、ピロリル基、
ピラニル基、フリル基、イミダゾリジニル基、イミダゾ
リニル基、テトラヒドロフラニル基、ピラゾリジニル
基、ピラゾリニル基、ピペラジニル基、ピペリジニル
基、ピロリジニル基、ピロリニル基及びモルホリノ基か
らなる群より選択される5又は6員のヘテロ環基、イソ
キノリル基、イソインドリル基、インダゾリル基、イン
ドリル基、エチレンジオキシフェニル基、カルバゾリル
基、キナゾリニル基、キノキサリニル基、キノリジニル
基、キノリル基、クマロニル基、クロメニル基、フェナ
ンスリジニル基、フェナンスロリニル基、ジベンゾフラ
ニル基、ジベンゾチオフェニル基、シンノリニル基、チ
オナフテニル基、ナフチリジニル基、フェナジニル基、
フェナキサジニル基、ベンゾイミダゾリル基、ベンゾオ
キサゾリル基、ベンゾチアゾリル基、ベンゾトリアゾリ
ル基、ベンゾフラニル基及びメチレンジオキシフェニル
基からなる群より選択される窒素原子、酸素原子及び硫
黄原子からなる群より選ばれるヘテロ原子を1環系当た
り1ないし5個有する1ないし3環性の複素芳香環基並
びに該ヘテロ環基又は該複素芳香環基が置換した、N−
1−C10アルキルカルバモイル基、N−C1−C10アル
キルチオカルバモイル基、チオカルボニル基並びにカル
ボニル基からなる群から選択される置換基並びに該置換
基で置換されていてもよい、直鎖の飽和C1−C9脂肪族
基、直鎖の不飽和C1−C9脂肪族基、分枝鎖の飽和C1
−C9脂肪族基、分枝鎖の不飽和のC1−C9脂肪族基、
1−C6アルコキシ基及びC1−C6アルキルチオ基から
なる群より選択される置換基からなる群より選択される
置換基を1又はそれ以上有していてもよい、アリール
基、アダマンチル基、アンスリル基、インデニル基、ノ
ルボルニル基及びフェナンスリル基からなる群より選択
される1ないし3環性のC7−C15炭素芳香環基又はイ
ソオキサゾリル基、イソチアゾリル基、イミダゾリル
基、オキサゾリル基、オキサジアゾリル基、チアゾリル
基、チアジアゾリル基、チエニル基、トリアゾリル基、
ピリジル基、ピラジニル基、ピリミジニル基、ピリダジ
ニル基、ピラゾリル基、ピロリル基、ピラニル基、フリ
ル基、イミダゾリジニル基、イミダゾリニル基、テトラ
ヒドロフラニル基、ピラゾリジニル基、ピラゾリニル
基、ピペラジニル基、ピペリジニル基、ピロリジニル
基、ピロリニル基及びモルホリノ基からなる群より選択
される5又は6員のヘテロ環基若しくはイソキノリル
基、イソインドリル基、インダゾリル基、インドリル
基、エチレンジオキシフェニル基、カルバゾリル基、キ
ナゾリニル基、キノキサリニル基、キノリジニル基、キ
ノリル基、クマロニル基、クロメニル基、フェナンスリ
ジニル基、フェナンスロリニル基、ジベンゾフラニル
基、ジベンゾチオフェニル基、シンノリニル基、チオナ
フテニル基、ナフチリジニル基、フェナジニル基、フェ
ナキサジニル基、ベンゾイミダゾリル基、ベンゾオキサ
ゾリル基、ベンゾチアゾリル基、ベンゾトリアゾリル
基、ベンゾフラニル基及びメチレンジオキシフェニル基
からなる群より選択される窒素原子、酸素原子及び硫黄
原子からなる群より選ばれるヘテロ原子を1環系当たり
1ないし5個有する1ないし3環性の複素芳香環基又は
該アリール基、該炭素芳香環基、該ヘテロ環基若しくは
該複素芳香環基で置換されていてもよい、直鎖の飽和C
1−C9脂肪族基、直鎖の不飽和C1−C9脂肪族基、分枝
鎖の飽和C1−C9脂肪族基若しくは分枝鎖の不飽和のC
1−C9脂肪族基等を示すか、又は(4a)R3及びR
4は、一緒になって、直鎖の飽和C1−C9脂肪族基、直
鎖の不飽和C1−C9脂肪族基、分枝鎖の飽和C1−C9
肪族基若しくは分枝鎖の不飽和のC1−C9脂肪族基又は
5若しくは6員の飽和炭素環基若しくは5若しくは6員
の不飽和の炭素環を形成する場合等が好ましく(R3a
びR4a)、特にR3及びR4は、同一又は異なって、(1
b)例えば水素原子、アジド基、アミジノ基、アミノ
基、カルバモイル基、カルボキシル基、グアニジノ基、
シアノ基、スルファモイル基、スルホ基、ニトロ基、ハ
ロゲン原子、ヒドロキシ基、ホルミル基、環状の飽和C
3−C9脂肪族基、環状の不飽和C3−C9脂肪族基、N−
1−C6アルキルアミノ基、N−C1−C10アルキルカ
ルバモイル基、C1−C6アルキルチオ基及びC1−C6
ルコキシ基、C1−C6アルコキシカルボニル基からなる
群から選択される置換基等、(2b)例えば該置換基で
置換されていてもよい、直鎖の飽和C1−C9脂肪族基、
直鎖の不飽和C1−C9脂肪族基、分枝鎖の飽和C1−C9
脂肪族基及び分枝鎖の不飽和のC1−C9脂肪族基からな
る群から選択される置換基等、(3b)例えばアミノ
基、カルバモイル基、カルボキシル基、ニトロ基、ハロ
ゲン原子、ヒドロキシ基、アラルキルカルボニル基、N
−アラルキルカルバモイル基、アリール基、アロイル
基、C2−C6アルカノイル基、N−C1−C6アルキルア
ミノ基、N−C1−C10アルキルカルバモイル基、N−
1−C10アルキルチオカルバモイル基、N,N−ジ−
1−C10アルキルカルバモイル基、N,N−ジ−C1
10アルキルチオカルバモイル基、N−C2−C6アルケ
ニルカルバモイル基、N,N−ジ−C2−C6アルケニル
カルバモイル基、N−アミノC1−C10アルキルカルバ
モイル基、N−C1−C6アルコキシC1−C10アルキル
カルバモイル基、N−C1−C6アルコキシカルボニルC
1−C10アルキルカルバモイル基、C1−C6アルコキシ
基、 アミノC1−C6アルコキシカルボニル基、N−C3
−C6シクロアルキルアミノ基、N,N−ジ−C3−C6
シクロアルキルアミノ基、C3−C6シクロアルキルオキ
シ基、N−C3−C6シクロアルキルカルバモイル基及び
N,N−ジ−C3−C6シクロアルキルカルバモイル基か
らなる群より選択される置換基、チエニル基、ピリジル
基、ピラジニル基、ピリミジニル基、フリル基、テトラ
ヒドロフラニル基及びモルホリノ基からなる群より選択
される5又は6員のヘテロ環基、エチレンジオキシフェ
ニル基、ジベンゾフラニル基、ジベンゾチオフェニル基
及びメチレンジオキシフェニル基からなる群より選択さ
れる窒素原子、酸素原子及び硫黄原子からなる群より選
ばれるヘテロ原子を1環系当たり1ないし5個有する1
ないし3環性の複素芳香環基並びに該ヘテロ環基又は該
複素芳香環基が置換した、N−C1−C10アルキルカル
バモイル基、N−C1−C 10アルキルチオカルバモイル
基、チオカルボニル基並びにカルボニル基からなる群か
ら選択される置換基並びに該置換基で置換されていても
よい、直鎖の飽和C 1−C9脂肪族基、直鎖の不飽和C1
−C9脂肪族基、分枝鎖の飽和C1−C9脂肪族基、分枝
鎖の不飽和のC1−C9脂肪族基及びC1−C6アルコキシ
基からなる群より選択される置換基からなる群より選択
される置換基を1又はそれ以上有していてもよい、アリ
ール基、アンスリル基及びフェナンスリル基からなる群
より選択される1ないし3環性のC7−C15炭素芳香環
基又はチエニル基、ピリジル基、ピラジニル基、ピリミ
ジニル基、フリル基、テトラヒドロフラニル基及びモル
ホリノ基からなる群より選択される5又は6員のヘテロ
環基若しくはエチレンジオキシフェニル基、ジベンゾフ
ラニル基、ジベンゾチオフェニル基及びメチレンジオキ
シフェニル基からなる群より選択される窒素原子、酸素
原子及び硫黄原子からなる群より選ばれるヘテロ原子を
1環系当たり1ないし5個有する1ないし3環性の複素
芳香環基又は該アリール基、該炭素芳香環基、該ヘテロ
環基若しくは該複素芳香環基で置換されていてもよい、
直鎖の飽和C1−C9脂肪族基、直鎖の不飽和C1−C9
肪族基、分枝鎖の飽和C1−C9脂肪族基若しくは分枝鎖
の不飽和のC1−C9脂肪族基等を示すか、又は(4b)
3及びR4は、一緒になって、直鎖の不飽和C1−C9
肪族基又は5若しくは6員の飽和炭素環基を形成する場
合等(R3b及びR4b)が好適である。
【0124】X1は、例えば酸素原子、硫黄原子又は
基:NR5(ここにおいて、R5は、水素原子、ハロゲン
原子、ヒドロキシ基、N−C1−C6アルキルスルホニル
アミノ基、C1−C6アルコキシ基、C1−C6アルコキシ
カルボニル基、C2−C6アルカノイル基、カルバモイル
基及びN−C1−C10アルキルカルバモイル基からなる
群から選択される置換基又は該置換基で置換されていて
もよい、直鎖の飽和C1−C9脂肪族基、直鎖の不飽和C
1−C9脂肪族基、分枝鎖の飽和C1−C9脂肪族基若しく
は分枝鎖の不飽和のC1−C9脂肪族基を示す)等を示
し、中でも例えば酸素原子、硫黄原子又は基:NR
5a(ここにおいて、R5aは、水素原子、ハロゲン原子、
ヒドロキシ基、N−C1−C6アルキルスルホニルアミノ
基、C1−C6アルコキシ基、C1−C6アルコキシカルボ
ニル基、C2−C6アルカノイル基、カルバモイル基及び
N−C1−C10アルキルカルバモイル基からなる群から
選択される置換基又は該置換基で置換されていてもよ
い、直鎖の飽和C1−C9脂肪族基、直鎖の不飽和C1
9脂肪族基、分枝鎖の飽和C1−C9脂肪族基若しくは
分枝鎖の不飽和のC1−C9脂肪族基を示す)等が好まし
く、特に例えば酸素原子又は基:NR5b(ここにおい
て、R5bは、水素原子、ヒドロキシ基、C1−C6アルコ
キシ基、C1−C6アルコキシカルボニル基及びN−C1
−C10アルキルカルバモイル基からなる群から選択され
る置換基又は該置換基で置換されていてもよい、直鎖の
飽和C1−C9脂肪族基、直鎖の不飽和C1−C9脂肪族
基、分枝鎖の飽和C1−C9脂肪族基若しくは分枝鎖の不
飽和のC1−C9脂肪族基を示す)等が好適である。
【0125】X2は、例えば酸素原子又は硫黄原子等を
示す。
【0126】Yは、例えば酸素原子、硫黄原子又は基:
NR5若しくは基:CR67(ここにおいて、R6は、水
素原子、ハロゲン原子、ヒドロキシ基、N−C1−C6
ルキルスルホニルアミノ基、C1−C6アルコキシ基、C
1−C6アルコキシカルボニル基、C2−C6アルカノイル
基、カルバモイル基及びN−C1−C10アルキルカルバ
モイル基からなる群から選択される置換基又は該置換基
で置換されていてもよい、直鎖の飽和C1−C9脂肪族
基、直鎖の不飽和C1−C9脂肪族基、分枝鎖の飽和C1
−C9脂肪族基若しくは分枝鎖の不飽和のC1−C9脂肪
族基、R7は、水素原子又はC1−C6アルキル基を示
し、R5は、前記の意味を有する)等を示し、中でも例
えば酸素原子、硫黄原子又は基:NR5a若しくは基:C
6a7a(ここにおいて、R6aは、水素原子、ハロゲン
原子、ヒドロキシ基、N−C1−C6アルキルスルホニル
アミノ基、C1−C6アルコキシ基、C1−C6アルコキシ
カルボニル基、C2−C6アルカノイル基、カルバモイル
基及びN−C1−C10アルキルカルバモイル基からなる
群から選択される置換基又は該置換基で置換されていて
もよい、直鎖の飽和C1−C9脂肪族基、直鎖の不飽和C
1−C9脂肪族基、分枝鎖の飽和C1−C9脂肪族基若しく
は分枝鎖の不飽和のC1−C9脂肪族基、R7aは、水素原
子又はC1−C6アルキル基を示し、R5aは、前記の意味
を有する)等が好ましく、特に例えば酸素原子、硫黄原
子又は基:CR6b7b(ここにおいて、R 6bは、水素原
子、ヒドロキシ基、C1−C6アルコキシ基、C1−C6
ルコキシカルボニル基及びN−C1−C10アルキルカル
バモイル基からなる群から選択される置換基又は該置換
基で置換されていてもよい、直鎖の飽和C1−C9脂肪族
基、直鎖の不飽和C1−C9脂肪族基、分枝鎖の飽和C1
−C9脂肪族基若しくは分枝鎖の不飽和のC1−C9脂肪
族基、R7bは、水素原子又はC1−C6アルキル基を示
す)等が好適である。
【0127】Zは、例えば縮合アリール基、アセナフチ
レニル基、アダマンチル基、アンスリル基、インダニル
基、インデニル基、C6−C8シクロアルカニル基、C6
−C8シクロアルカジエニル基、C6−C8シクロアルケ
ニル基、ノルボルニル基、フェナンスリル基及びフレオ
レニル基からなる群より選択される2ないし3環性の飽
和若しくは不飽和のC6−C15縮合炭素環基又はイソキ
ノリル基、イソインドリル基、インダゾリル基、インド
リル基、インドリジニル基、エチレンジオキシフェニル
基、キナゾリニル基、キノキサリニル基、キノリジニル
基、キノリル基、クマロニル基、クロメニル基、チオナ
フテニル基、ナフチリジニル基、ピリジル基、ピラジニ
ル基、ピリミジニル基、ピリダジニル基、ピラニル基、
フタラジル基、ベンゾイミダゾリル基、ベンゾオキサゾ
リル基、ベンゾチアゾリル基、ベンゾトリアゾリル基、
ベンゾフラニル基及びメチレンジオキシフェニル基から
なる群より選択される6員のヘテロ環基若しくは窒素原
子、酸素原子及び硫黄原子からなる群より選ばれるヘテ
ロ原子を1環系当たり1ないし5個有する2ないし3環
性の縮合複素芳香環基等を示し、中でも例えば縮合アリ
ール基、アダマンチル基、アンスリル基、インダニル
基、インデニル基、C6−C8シクロアルカニル基、C6
−C8シクロアルカジエニル基、C6−C8シクロアルケ
ニル基、ノルボルニル基及びフェナンスリル基からなる
群より選択される2ないし3環性の飽和若しくは不飽和
のC6−C15縮合炭素環基又はエチレンジオキシフェニ
ル基、ピリジル基、ピラジニル基、ピリミジニル基、ピ
リダジニル基、ベンゾイミダゾリル基、ベンゾオキサゾ
リル基、ベンゾチアゾリル基、ベンゾトリアゾリル基、
ベンゾフラニル基及びメチレンジオキシフェニル基から
なる群より選択される6員のヘテロ環基若しくは窒素原
子、酸素原子及び硫黄原子からなる群より選ばれるヘテ
ロ原子を1環系当たり1ないし5個有する2ないし3環
性の縮合複素芳香環基等が好ましく、特に例えば縮合ア
リール基、アンスリル基、C6−C8シクロアルカニル
基、C6−C8シクロアルカジエニル基及びC6−C8シク
ロアルケニル基からなる群より選択される2ないし3環
性の飽和若しくは不飽和のC6−C15縮合炭素環基又は
エチレンジオキシフェニル基、ピリジル基、ピラジニル
基、ピリミジニル基、ピリダジニル基及びメチレンジオ
キシフェニル基からなる群より選択される6員のヘテロ
環基若しくは窒素原子、酸素原子及び硫黄原子からなる
群より選ばれるヘテロ原子を1環系当たり1ないし5個
有する2ないし3環性の縮合複素芳香環基等が好適であ
る。
【0128】次に、本発明の用途に係る有効成分となる
一般式[I]の化合物について説明する。
【0129】一般式[I]
【化2】 [式中、R、R1、R2、R3、R4、X1、X2、Y及びZ
は、前記の意味を有する]で表される化合物中、好適な
化合物は、一般式[I−a]
【化3】 [式中、Raは、アミノ基、カルバモイル基、カルバモ
イルアミノ基、カルバモイルオキシ基、カルボキシル
基、ニトロ基、ハロゲン原子、ヒドロキシ基、環状の飽
和C3−C9脂肪族基、環状の不飽和C3−C9脂肪族基、
アラルキル基、N−アラルキルアミノ基、アラルキルオ
キシ基、アラルキルカルボニル基、N−アラルキルカル
バモイル基、アリール基、N−アリールアミノ基、アリ
ールオキシ基、アリールスルホニル基、アリールスルホ
ニルオキシ基、N−アリールスルホニルアミノ基、N−
アリールスルホニルアミノC1−C10アルキルアミノ
基、N−アリールスルホニルアミノC1−C10アルキル
カルバモイル基、N−アリールスルホニルアミノC1
6アルコキシカルボニル基、アリールスルファモイル
基、アリールスルファモイルオキシ基、N−アリールス
ルファモイルC1−C10アルキルカルバモイル基、アリ
ールスルファモイルC1−C6アルコキシカルボニル基、
N−アリールカルバモイル基、アロイル基、アロキシ
基、N−( N−アロイルアミノ)C1−C10アルキルカ
ルバモイル基、N−アロイルアミノC1−C10アルコキ
シカルボニル基、C2−C6アルカノイル基、N−C2
6アルカノイルアミノ基、N−C1−C6アルキルアミ
ノ基、N,N−ジ−C1−C6アルキルアミノ基、N−C
1−C10アルキルカルバモイル基、N−C1−C10アルキ
ルチオカルバモイル基、N,N−ジ−C1−C10アルキ
ルカルバモイル基、N,N−ジ−C1−C10アルキルチ
オカルバモイル基、N−C2−C6アルケニルカルバモイ
ル基、N,N−ジ−C2−C6アルケニルカルバモイル
基、N−アミノC1−C10アルキルカルバモイル基、N
−C1−C6アルコキシC1−C10アルキルカルバモイル
基、N−C1−C6アルコキシカルボニルC1−C10アル
キルカルバモイル基、N−C1−C6アルコキシカルボニ
ルアミノC1−C10アルキルカルバモイル基、N−C1
6アルコキシカルボニルアミノC1−C6アルコキシカ
ルボニル基、C1−C6アルキルチオ基、C1−C6アルキ
ルスルフィニル基、C1−C6アルキルスルホニル基、N
−C1−C6アルキルスルホニルアミノ基、C1−C6アル
コキシ基、C1−C6アルコキシカルボニル基、 アミノ
1−C6アルコキシカルボニル基、N−C3−C6シクロ
アルキルアミノ基、N,N−ジ−C3−C6シクロアルキ
ルアミノ基、 C3−C6シクロアルキルオキシ基、N−
3−C6シクロアルキルカルバモイル基及びN,N−ジ
−C3−C6シクロアルキルカルバモイル基からなる群よ
り選択される置換基、イソオキサゾリル基、イソチアゾ
リル基、イミダゾリル基、オキサゾリル基、オキサジア
ゾリル基、チアゾリル基、チアジアゾリル基、チエニル
基、トリアゾリル基、ピリジル基、ピラジニル基、ピリ
ミジニル基、ピリダジニル基、ピラゾリル基、ピロリル
基、ピラニル基、フリル基、イミダゾリジニル基、イミ
ダゾリニル基、テトラヒドロフラニル基、ピラゾリジニ
ル基、ピラゾリニル基、ピペラジニル基、ピペリジニル
基、ピロリジニル基、ピロリニル基及びモルホリノ基か
らなる群より選択される5又は6員のヘテロ環基、イソ
キノリル基、イソインドリル基、インダゾリル基、イン
ドリル基、エチレンジオキシフェニル基、カルバゾリル
基、キナゾリニル基、キノキサリニル基、キノリジニル
基、キノリル基、クマロニル基、クロメニル基、フェナ
ンスリジニル基、フェナンスロリニル基、ジベンゾフラ
ニル基、ジベンゾチオフェニル基、シンノリニル基、チ
オナフテニル基、ナフチリジニル基、フェナジニル基、
フェナキサジニル基、ベンゾイミダゾリル基、ベンゾオ
キサゾリル基、ベンゾチアゾリル基、ベンゾトリアゾリ
ル基、ベンゾフラニル基及びメチレンジオキシフェニル
基からなる群より選択される窒素原子、酸素原子及び硫
黄原子からなる群より選ばれるヘテロ原子を1環系当た
り1ないし5個有する1ないし3環性の複素芳香環基並
びに該ヘテロ環基又は該複素芳香環基が置換した、N−
1−C10アルキルカルバモイル基、N−C1−C10アル
キルチオカルバモイル基、チオカルボニル基並びにカル
ボニル基からなる群から選択される置換基並びに該置換
基で置換されていてもよい、直鎖の飽和C1−C9脂肪族
基、直鎖の不飽和C1−C9脂肪族基、分枝鎖の飽和C1
−C9脂肪族基、分枝鎖の不飽和のC1−C9脂肪族基、
1−C6アルコキシ基及びC1−C6アルキルチオ基から
なる群より選択される置換基からなる群より選択される
置換基を1又はそれ以上有していてもよい、アリール
基、アダマンチル基、アンスリル基、インデニル基、ノ
ルボルニル基及びフェナンスリル基からなる群より選択
される1ないし3環性のC7−C15炭素芳香環基又はイ
ソオキサゾリル基、イソチアゾリル基、イミダゾリル
基、オキサゾリル基、オキサジアゾリル基、チアゾリル
基、チアジアゾリル基、チエニル基、トリアゾリル基、
ピリジル基、ピラジニル基、ピリミジニル基、ピリダジ
ニル基、ピラゾリル基、ピロリル基、ピラニル基、フリ
ル基、イミダゾリジニル基、イミダゾリニル基、テトラ
ヒドロフラニル基、ピラゾリジニル基、ピラゾリニル
基、ピペラジニル基、ピペリジニル基、ピロリジニル
基、ピロリニル基及びモルホリノ基からなる群より選択
される5又は6員のヘテロ環基若しくはイソキノリル
基、イソインドリル基、インダゾリル基、インドリル
基、エチレンジオキシフェニル基、カルバゾリル基、キ
ナゾリニル基、キノキサリニル基、キノリジニル基、キ
ノリル基、クマロニル基、クロメニル基、フェナンスリ
ジニル基、フェナンスロリニル基、ジベンゾフラニル
基、ジベンゾチオフェニル基、シンノリニル基、チオナ
フテニル基、ナフチリジニル基、フェナジニル基、フェ
ナキサジニル基、ベンゾイミダゾリル基、ベンゾオキサ
ゾリル基、ベンゾチアゾリル基、ベンゾトリアゾリル
基、ベンゾフラニル基及びメチレンジオキシフェニル基
からなる群より選択される窒素原子、酸素原子及び硫黄
原子からなる群より選ばれるヘテロ原子を1環系当たり
1ないし5個有する1ないし3環性の複素芳香環基、R
1a及びR2aは、同一又は異なって、水素原子、アミノ
基、カルボキシル基、シアノ基、スルファモイル基、ス
ルホ基、ニトロ基、ハロゲン原子、ヒドロキシ基、ホル
ミル基、環状の飽和C3−C9脂肪族基、環状の不飽和C
3−C9脂肪族基、アラルキル基、アリール基、N−アリ
ールアミノ基、アリールオキシ基、C2−C6アルカノイ
ル基、N−C2−C6アルカノイルアミノ基、アロイル
基、N−C1−C6アルキルアミノ基、N,N−ジ−C1
−C6アルキルアミノ基、N−C1−C10アルキルカルバ
モイル基、N−C1−C6アルキルスルファモイル基、C
1−C6アルキルスルフィニル基、C1−C6アルキルスル
ホニル基、N−C1−C6アルキルスルホニルアミノ基、
1−C6アルコキシ基、C1−C6アルコキシカルボニル
基、N−C3−C6シクロアルキルアミノ基、C3−C6
クロアルキルオキシ基及びN−C3−C6シクロアルキル
カルバモイル基からなる群から選択される置換基又は該
置換基で置換されていてもよい、直鎖の飽和C1−C9
肪族基、直鎖の不飽和C1−C9脂肪族基、分枝鎖の飽和
1−C9脂肪族基、分枝鎖の不飽和のC1−C9脂肪族基
若しくはC 1−C6アルコキシ基、R3a及びR4aは、同一
又は異なって、水素原子、アジド基、アミジノ基、アミ
ノ基、カルバモイル基、カルバモイルアミノ基、カルバ
モイルオキシ基、カルボキシル基、グアニジノ基、シア
ノ基、スルファモイル基、スルホ基、ニトロ基、ハロゲ
ン原子、ヒドロキシ基、ホルミル基、ホルミルアミノ
基、環状の飽和C3−C9脂肪族基、環状の不飽和C3
9脂肪族基、C2−C6アルカノイル基、N−C1−C6
アルキルアミノ基、N−C1−C10アルキルカルバモイ
ル基、C1−C6アルキルチオ基、N−C1−C6アルキル
スルファモイル基、C1−C6アルキルスルフィニル基、
1−C6アルキルスルホニル基、N−C1−C6アルキル
スルホニルアミノ基、C1−C6アルコキシ基、C1−C6
アルコキシカルボニル基及びN−C3−C6シクロアルキ
ルアミノ基からなる群から選択される置換基、該置換基
で置換されていてもよい、直鎖の飽和C1−C9脂肪族
基、直鎖の不飽和C1−C9脂肪族基、分枝鎖の飽和C1
−C9脂肪族基及び分枝鎖の不飽和のC1−C9脂肪族基
からなる群から選択される置換基アミノ基、カルバモイ
ル基、カルバモイルアミノ基、カルバモイルオキシ基、
カルボキシル基、ニトロ基、ハロゲン原子、ヒドロキシ
基、環状の飽和C3−C9脂肪族基、環状の不飽和C 3
9脂肪族基、アラルキル基、N−アラルキルアミノ
基、アラルキルオキシ基、アラルキルカルボニル基、N
−アラルキルカルバモイル基、アリール基、N−アリー
ルアミノ基、アリールオキシ基、アリールスルホニル
基、アリールスルホニルオキシ基、N−アリールスルホ
ニルアミノ基、N−アリールスルホニルアミノC1−C
10アルキルアミノ基、N−アリールスルホニルアミノC
1−C10アルキルカルバモイル基、N−アリールスルホ
ニルアミノC1−C6アルコキシカルボニル基、アリール
スルファモイル基、アリールスルファモイルオキシ基、
N−アリールスルファモイルC1−C10アルキルカルバ
モイル基、アリールスルファモイルC1−C6アルコキシ
カルボニル基、N−アリールカルバモイル基、アロイル
基、アロキシ基、N−( N−アロイルアミノ)C1−C
10アルキルカルバモイル基、N−アロイルアミノC1
10アルコキシカルボニル基、C2−C6アルカノイル
基、N−C2−C6アルカノイルアミノ基、N−C1−C6
アルキルアミノ基、N,N−ジ−C1−C6アルキルアミ
ノ基、N−C1−C10アルキルカルバモイル基、N−C1
−C10アルキルチオカルバモイル基、N,N−ジ−C1
−C10アルキルカルバモイル基、N,N−ジ−C1−C
10アルキルチオカルバモイル基、N−C2−C6アルケニ
ルカルバモイル基、N,N−ジ−C2−C6アルケニルカ
ルバモイル基、N−アミノC1−C10アルキルカルバモ
イル基、N−C1−C6アルコキシC1−C10アルキルカ
ルバモイル基、N−C1−C6アルコキシカルボニルC1
−C 10アルキルカルバモイル基、N−C1−C6アルコキ
シカルボニルアミノC1−C1 0アルキルカルバモイル
基、N−C1−C6アルコキシカルボニルアミノC1−C6
アルコキシカルボニル基、C1−C6アルキルチオ基、C
1−C6アルキルスルフィニル基、C1−C6アルキルスル
ホニル基、N−C1−C6アルキルスルホニルアミノ基、
1−C6アルコキシ基、C1−C6アルコキシカルボニル
基、 アミノC1−C6アルコキシカルボニル基、N−C3
−C6シクロアルキルアミノ基、N,N−ジ−C3−C6
シクロアルキルアミノ基、 C3−C6シクロアルキルオ
キシ基、N−C3−C6シクロアルキルカルバモイル基及
びN,N−ジ−C3−C6シクロアルキルカルバモイル基
からなる群より選択される置換基、イソオキサゾリル
基、イソチアゾリル基、イミダゾリル基、オキサゾリル
基、オキサジアゾリル基、チアゾリル基、チアジアゾリ
ル基、チエニル基、トリアゾリル基、ピリジル基、ピラ
ジニル基、ピリミジニル基、ピリダジニル基、ピラゾリ
ル基、ピロリル基、ピラニル基、フリル基、イミダゾリ
ジニル基、イミダゾリニル基、テトラヒドロフラニル
基、ピラゾリジニル基、ピラゾリニル基、ピペラジニル
基、ピペリジニル基、ピロリジニル基、ピロリニル基及
びモルホリノ基からなる群より選択される5又は6員の
ヘテロ環基、イソキノリル基、イソインドリル基、イン
ダゾリル基、インドリル基、エチレンジオキシフェニル
基、カルバゾリル基、キナゾリニル基、キノキサリニル
基、キノリジニル基、キノリル基、クマロニル基、クロ
メニル基、フェナンスリジニル基、フェナンスロリニル
基、ジベンゾフラニル基、ジベンゾチオフェニル基、シ
ンノリニル基、チオナフテニル基、ナフチリジニル基、
フェナジニル基、フェナキサジニル基、ベンゾイミダゾ
リル基、ベンゾオキサゾリル基、ベンゾチアゾリル基、
ベンゾトリアゾリル基、ベンゾフラニル基及びメチレン
ジオキシフェニル基からなる群より選択される窒素原
子、酸素原子及び硫黄原子からなる群より選ばれるヘテ
ロ原子を1環系当たり1ないし5個有する1ないし3環
性の複素芳香環基並びに該ヘテロ環基又は該複素芳香環
基が置換した、N−C1−C10アルキルカルバモイル
基、N−C1−C10アルキルチオカルバモイル基、チオ
カルボニル基並びにカルボニル基からなる群から選択さ
れる置換基並びに該置換基で置換されていてもよい、直
鎖の飽和C1−C9脂肪族基、直鎖の不飽和C1−C9脂肪
族基、分枝鎖の飽和C1−C9脂肪族基、分枝鎖の不飽和
のC 1−C9脂肪族基、C1−C6アルコキシ基及びC1
6アルキルチオ基からなる群より選択される置換基か
らなる群より選択される置換基を1又はそれ以上有して
いてもよい、アリール基、アダマンチル基、アンスリル
基、インデニル基、ノルボルニル基及びフェナンスリル
基からなる群より選択される1ないし3環性のC 7−C
15炭素芳香環基又はイソオキサゾリル基、イソチアゾリ
ル基、イミダゾリル基、オキサゾリル基、オキサジアゾ
リル基、チアゾリル基、チアジアゾリル基、チエニル
基、トリアゾリル基、ピリジル基、ピラジニル基、ピリ
ミジニル基、ピリダジニル基、ピラゾリル基、ピロリル
基、ピラニル基、フリル基、イミダゾリジニル基、イミ
ダゾリニル基、テトラヒドロフラニル基、ピラゾリジニ
ル基、ピラゾリニル基、ピペラジニル基、ピペリジニル
基、ピロリジニル基、ピロリニル基及びモルホリノ基か
らなる群より選択される5又は6員のヘテロ環基若しく
はイソキノリル基、イソインドリル基、インダゾリル
基、インドリル基、エチレンジオキシフェニル基、カル
バゾリル基、キナゾリニル基、キノキサリニル基、キノ
リジニル基、キノリル基、クマロニル基、クロメニル
基、フェナンスリジニル基、フェナンスロリニル基、ジ
ベンゾフラニル基、ジベンゾチオフェニル基、シンノリ
ニル基、チオナフテニル基、ナフチリジニル基、フェナ
ジニル基、フェナキサジニル基、ベンゾイミダゾリル
基、ベンゾオキサゾリル基、ベンゾチアゾリル基、ベン
ゾトリアゾリル基、ベンゾフラニル基及びメチレンジオ
キシフェニル基からなる群より選択される窒素原子、酸
素原子及び硫黄原子からなる群より選ばれるヘテロ原子
を1環系当たり1ないし5個有する1ないし3環性の複
素芳香環基又は該アリール基、該炭素芳香環基、該ヘテ
ロ環基若しくは該複素芳香環基で置換されていてもよ
い、直鎖の飽和C1−C9脂肪族基、直鎖の不飽和C1
9脂肪族基、分枝鎖の飽和C1−C9脂肪族基若しくは
分枝鎖の不飽和のC1−C 9脂肪族基を示すか、又はR3a
及びR4aは、一緒になって、直鎖の飽和C1−C9脂肪族
基、直鎖の不飽和C1−C9脂肪族基、分枝鎖の飽和C1
−C9脂肪族基若しくは分枝鎖の不飽和のC1−C9脂肪
族基又は5若しくは6員の飽和炭素環基若しくは5若し
くは6員の不飽和の炭素環を形成し、X1aは、酸素原
子、硫黄原子又は基:NR5a(ここにおいて、R5aは、
水素原子、ハロゲン原子、ヒドロキシ基、N−C1−C6
アルキルスルホニルアミノ基、C1−C6アルコキシ基、
1−C6アルコキシカルボニル基、C2−C6アルカノイ
ル基、カルバモイル基及びN−C 1−C10アルキルカル
バモイル基からなる群から選択される置換基又は該置換
基で置換されていてもよい、直鎖の飽和C1−C9脂肪族
基、直鎖の不飽和C1−C9脂肪族基、分枝鎖の飽和C1
−C9脂肪族基若しくは分枝鎖の不飽和のC1−C9脂肪
族基を示す)、X2aは、酸素原子又は硫黄原子、Y
aは、酸素原子、硫黄原子又は基:NR5a若しくは基:
CR6a7a(ここにおいて、R6aは、水素原子、ハロゲ
ン原子、ヒドロキシ基、N−C1−C6アルキルスルホニ
ルアミノ基、C1−C6アルコキシ基、C1−C6アルコキ
シカルボニル基、C2−C6アルカノイル基、カルバモイ
ル基及びN−C1−C10アルキルカルバモイル基からな
る群から選択される置換基又は該置換基で置換されてい
てもよい、直鎖の飽和C1−C9脂肪族基、直鎖の不飽和
1−C9脂肪族基、分枝鎖の飽和C1−C9脂肪族基若し
くは分枝鎖の不飽和のC1−C9脂肪族基、R7aは、水素
原子又はC1−C6アルキル基を示し、R5aは、前記の意
味を有する)、Zaは、縮合アリール基、アダマンチル
基、アンスリル基、インダニル基、インデニル基、C6
−C8シクロアルカニル基、C6−C8シクロアルカジエ
ニル基、C6−C8シクロアルケニル基、ノルボルニル基
及びフェナンスリル基からなる群より選択される2ない
し3環性の飽和若しくは不飽和のC6−C15縮合炭素環
基又はエチレンジオキシフェニル基、ピリジル基、ピラ
ジニル基、ピリミジニル基、ピリダジニル基、ベンゾイ
ミダゾリル基、ベンゾオキサゾリル基、ベンゾチアゾリ
ル基、ベンゾトリアゾリル基、ベンゾフラニル基及びメ
チレンジオキシフェニル基からなる群より選択される6
員のヘテロ環基若しくは窒素原子、酸素原子及び硫黄原
子からなる群より選ばれるヘテロ原子を1環系当たり1
ないし5個有する2ないし3環性の縮合複素芳香環基を
示す]で化合物であり、特に、一般式[I−b]
【化4】 [式中、Rbは、アミノ基、カルバモイル基、カルボキ
シル基、ニトロ基、ハロゲン原子、ヒドロキシ基、アラ
ルキルカルボニル基、N−アラルキルカルバモイル基、
アリール基、アロイル基、C2−C6アルカノイル基、N
−C1−C6アルキルアミノ基、N−C1−C10アルキル
カルバモイル基、N−C1−C10アルキルチオカルバモ
イル基、N,N−ジ−C1−C10アルキルカルバモイル
基、N,N−ジ−C1−C10アルキルチオカルバモイル
基、N−C2−C6アルケニルカルバモイル基、N,N−
ジ−C2−C6アルケニルカルバモイル基、N−アミノC
1−C1 0アルキルカルバモイル基、N−C1−C6アルコ
キシC1−C10アルキルカルバモイル基、N−C1−C6
アルコキシカルボニルC1−C10アルキルカルバモイル
基、C1−C6アルコキシ基、 アミノC1−C6アルコキ
シカルボニル基、N−C3−C6シクロアルキルアミノ
基、N,N−ジ−C3−C6シクロアルキルアミノ基、C
3−C6シクロアルキルオキシ基、N−C3−C6シクロア
ルキルカルバモイル基及びN,N−ジ−C3−C6シクロ
アルキルカルバモイル基からなる群より選択される置換
基、チエニル基、ピリジル基、ピラジニル基、ピリミジ
ニル基、フリル基、テトラヒドロフラニル基及びモルホ
リノ基からなる群より選択される5又は6員のヘテロ環
基、エチレンジオキシフェニル基、ジベンゾフラニル
基、ジベンゾチオフェニル基及びメチレンジオキシフェ
ニル基からなる群より選択される窒素原子、酸素原子及
び硫黄原子からなる群より選ばれるヘテロ原子を1環系
当たり1ないし5個有する1ないし3環性の複素芳香環
基並びに該ヘテロ環基又は該複素芳香環基が置換した、
N−C1−C10アルキルカルバモイル基、N−C1−C 10
アルキルチオカルバモイル基、チオカルボニル基並びに
カルボニル基からなる群から選択される置換基並びに該
置換基で置換されていてもよい、直鎖の飽和C 1−C9
肪族基、直鎖の不飽和C1−C9脂肪族基、分枝鎖の飽和
1−C9脂肪族基、分枝鎖の不飽和のC1−C9脂肪族基
及びC1−C6アルコキシ基からなる群より選択される置
換基からなる群より選択される置換基を1又はそれ以上
有していてもよい、アリール基、アンスリル基及びフェ
ナンスリル基からなる群より選択される1ないし3環性
のC7−C15炭素芳香環基又はチエニル基、ピリジル
基、ピラジニル基、ピリミジニル基、フリル基、テトラ
ヒドロフラニル基及びモルホリノ基からなる群より選択
される5又は6員のヘテロ環基若しくはエチレンジオキ
シフェニル基、ジベンゾフラニル基、ジベンゾチオフェ
ニル基及びメチレンジオキシフェニル基からなる群より
選択される窒素原子、酸素原子及び硫黄原子からなる群
より選ばれるヘテロ原子を1環系当たり1ないし5個有
する1ないし3環性の複素芳香環基、R1b及びR2bは、
同一又は異なって、水素原子、アミノ基、ニトロ基、ハ
ロゲン原子、ヒドロキシ基、アリール基、N−アリール
アミノ基、N−C1−C6アルキルアミノ基、N,N−ジ
−C1−C6アルキルアミノ基、N−C1−C10アルキル
カルバモイル基、C1−C6アルコキシ基、C1−C6アル
コキシカルボニル基及びN−C3−C6シクロアルキルア
ミノ基からなる群から選択される置換基又は該置換基で
置換されていてもよい、直鎖の飽和C1−C9脂肪族基、
直鎖の不飽和C1−C9脂肪族基、分枝鎖の飽和C1−C9
脂肪族基、分枝鎖の不飽和のC1−C9脂肪族基若しくは
1−C6アルコキシ基、R3b及びR4bは、同一又は異な
って、水素原子、アジド基、アミジノ基、アミノ基、カ
ルバモイル基、カルボキシル基、グアニジノ基、シアノ
基、スルファモイル基、スルホ基、ニトロ基、ハロゲン
原子、ヒドロキシ基、ホルミル基、環状の飽和C3−C9
脂肪族基、環状の不飽和C3−C9脂肪族基、N−C1
6アルキルアミノ基、N−C1−C10アルキルカルバモ
イル基、C1−C6アルキルチオ基及びC1−C6アルコキ
シ基、C1−C6アルコキシカルボニル基からなる群から
選択される置換基、該置換基で置換されていてもよい、
直鎖の飽和C1−C9脂肪族基、直鎖の不飽和C1−C9
肪族基、分枝鎖の飽和C1−C9脂肪族基及び分枝鎖の不
飽和のC1−C9脂肪族基からなる群から選択される置換
基、アミノ基、カルバモイル基、カルボキシル基、ニト
ロ基、ハロゲン原子、ヒドロキシ基、アラルキルカルボ
ニル基、N−アラルキルカルバモイル基、アリール基、
アロイル基、C2−C6アルカノイル基、N−C1−C6
ルキルアミノ基、N−C1−C10アルキルカルバモイル
基、N−C1−C10アルキルチオカルバモイル基、N,
N−ジ−C1−C10アルキルカルバモイル基、N,N−
ジ−C1−C10アルキルチオカルバモイル基、N−C2
6アルケニルカルバモイル基、N,N−ジ−C2−C6
アルケニルカルバモイル基、N−アミノC1−C10アル
キルカルバモイル基、N−C1−C6アルコキシC1−C
10アルキルカルバモイル基、N−C1−C6アルコキシカ
ルボニルC1−C 10アルキルカルバモイル基、C1−C6
アルコキシ基、 アミノC1−C6アルコキシカルボニル
基、N−C3−C6シクロアルキルアミノ基、N,N−ジ
−C3−C6シクロアルキルアミノ基、 C3−C6シクロ
アルキルオキシ基、N−C3−C6シクロアルキルカルバ
モイル基及びN,N−ジ−C3−C6シクロアルキルカル
バモイル基からなる群より選択される置換基、チエニル
基、ピリジル基、ピラジニル基、ピリミジニル基、フリ
ル基、テトラヒドロフラニル基及びモルホリノ基からな
る群より選択される5又は6員のヘテロ環基、エチレン
ジオキシフェニル基、ジベンゾフラニル基、ジベンゾチ
オフェニル基及びメチレンジオキシフェニル基からなる
群より選択される窒素原子、酸素原子及び硫黄原子から
なる群より選ばれるヘテロ原子を1環系当たり1ないし
5個有する1ないし3環性の複素芳香環基並びに該ヘテ
ロ環基又は該複素芳香環基が置換した、N−C1−C10
アルキルカルバモイル基、N−C1−C10アルキルチオ
カルバモイル基、チオカルボニル基並びにカルボニル基
からなる群から選択される置換基並びに該置換基で置換
されていてもよい、直鎖の飽和C1−C9脂肪族基、直鎖
の不飽和C1−C9脂肪族基、分枝鎖の飽和C1−C9脂肪
族基、分枝鎖の不飽和のC1−C9脂肪族基及びC1−C6
アルコキシ基からなる群より選択される置換基からなる
群より選択される置換基を1又はそれ以上有していても
よい、アリール基、アンスリル基及びフェナンスリル基
からなる群より選択される1ないし3環性のC7−C15
炭素芳香環基又はチエニル基、ピリジル基、ピラジニル
基、ピリミジニル基、フリル基、テトラヒドロフラニル
基及びモルホリノ基からなる群より選択される5又は6
員のヘテロ環基若しくはエチレンジオキシフェニル基、
ジベンゾフラニル基、ジベンゾチオフェニル基及びメチ
レンジオキシフェニル基からなる群より選択される窒素
原子、酸素原子及び硫黄原子からなる群より選ばれるヘ
テロ原子を1環系当たり1ないし5個有する1ないし3
環性の複素芳香環基又は該アリール基、該炭素芳香環
基、該ヘテロ環基若しくは該複素芳香環基で置換されて
いてもよい、直鎖の飽和C1−C9脂肪族基、直鎖の不飽
和C1−C9脂肪族基、分枝鎖の飽和C1−C9脂肪族基若
しくは分枝鎖の不飽和のC1−C9脂肪族基を示すか、又
はR3b及びR4bは、一緒になって、直鎖の不飽和C1
9脂肪族基又は5若しくは6員の飽和炭素環基を形成
し、X1bは、酸素原子又は基:NR5b(ここにおいて、
5bは、水素原子、ヒドロキシ基、C1−C6アルコキシ
基、C1−C6アルコキシカルボニル基及びN−C1−C
10アルキルカルバモイル基からなる群から選択される置
換基又は該置換基で置換されていてもよい、直鎖の飽和
1−C9脂肪族基、直鎖の不飽和C1−C9脂肪族基、分
枝鎖の飽和C1−C9脂肪族基若しくは分枝鎖の不飽和の
1−C9脂肪族基を示す)、X2bは、酸素原子又は硫黄
原子、Ybは、酸素原子、硫黄原子又は基:CR6b7b
(ここにおいて、R6bは、水素原子、ヒドロキシ基、C
1−C6アルコキシ基、C1−C6アルコキシカルボニル基
及びN−C1−C10アルキルカルバモイル基からなる群
から選択される置換基又は該置換基で置換されていても
よい、直鎖の飽和C1−C9脂肪族基、直鎖の不飽和C1
−C9脂肪族基、分枝鎖の飽和C1−C9脂肪族基若しく
は分枝鎖の不飽和のC1−C 9脂肪族基、R7bは、水素原
子又はC1−C6アルキル基を示す)、Zbは、縮合アリ
ール基、アンスリル基、C6−C8シクロアルカニル基、
6−C8シクロアルカジエニル基及びC6−C8シクロア
ルケニル基からなる群より選択される2ないし3環性の
飽和若しくは不飽和のC6−C15縮合炭素環基又はエチ
レンジオキシフェニル基、ピリジル基、ピラジニル基、
ピリミジニル基、ピリダジニル基及びメチレンジオキシ
フェニル基からなる群より選択される6員のヘテロ環基
若しくは窒素原子、酸素原子及び硫黄原子からなる群よ
り選ばれるヘテロ原子を1環系当たり1ないし5個有す
る2ないし3環性の縮合複素芳香環基を示す]で表され
る化合物が好適である。
【0130】また、 一般式
【化5】 [式中、Rcは、置換基を有していてもよい、アリール
基、1ないし3環性のC7−C15炭素芳香環基(但し、
アリール基を除く。)又は5若しくは6員のヘテロ環基
若しくは窒素原子、酸素原子及び硫黄原子からなる群よ
り選ばれるヘテロ原子を1環系当たり1ないし5個有す
る1ないし3環性の複素芳香環基(但し、5又は6員の
ヘテロ環基を除く。)、R1c及びR2cは、同一又は異な
って、水素原子、アジド基、アミノ基、カルバモイル
基、カルバモイルアミノ基、カルバモイルオキシ基、カ
ルボキシル基、シアノ基、スルファモイル基、スルホ
基、ニトロ基、ハロゲン原子、ヒドロキシ基、ホルミル
基、ホルミルアミノ基、環状の飽和若しくは不飽和のC
3−C9脂肪族基、アラルキル基、N−アラルキルアミノ
基、アラルキルオキシ基、アラルキルカルボニル基、ア
リール基、N−アリールアミノ基、アリールオキシ基、
アリールスルホニル基、N−アリールスルホニルアミノ
基、N−アリールスルホニルアミノC1−C6アルキルア
ミノ基、N−アリールスルホニルアミノC1−C10アル
キルカルバモイル基、アリールスルホニルアミノC1
6アルコキシカルボニル基、C2−C6アルカノイル
基、N−C2−C6アルカノイルアミノ基、アロイル基、
N−アロイルアミノ基、N−アロイルC1−C6アルキル
アミノ基、N−アロイルC1−C10アルキルカルバモイ
ル基、N−C 1−C6アルキルアミノ基、N,N−ジ−C
1−C6アルキルアミノ基、N−C1−C10アルキルカル
バモイル基、N,N−ジ− C1−C10アルキルカルバモ
イル基、N−C1−C6アルキルスルファモイル基、C1
−C6アルキルスルフィニル基、C1−C6アルキルスル
ホニル基、C1−C6アルキルチオ基、C1−C6アルコキ
シ基、C1−C6アルコキシカルボニル基、N−C3−C6
シクロアルキルアミノ基、C3−C6シクロアルキルオキ
シ基及びN−C3−C6シクロアルキルカルバモイル基か
らなる群から選択される置換基又は該置換基で置換され
ていてもよい、直鎖若しくは分枝鎖の飽和若しくは不飽
和のC1−C9脂肪族基、N−C1−C6アルキルアミノ
基、C1−C6アルキルチオ基若しくはC1−C6アルコキ
シ基、R3c及びR4cは、同一又は異なって、水素原子、
アジド基、アミジノ基、アミノ基、カルバモイル基、カ
ルバモイルアミノ基、カルバモイルオキシ基、カルボキ
シル基、グアニジノ基、シアノ基、スルファモイル基、
スルホ基、ニトロ基、ハロゲン原子、ヒドロキシ基、ホ
ルミル基、ホルミルアミノ基、環状の飽和若しくは不飽
和のC3−C9脂肪族基、C2−C6アルカノイル基、N−
2−C6アルカノイルアミノ基、N−C1−C6アルキル
アミノ基、N,N−ジ−C1−C6アルキルアミノ基、N
−C1−C10アルキルカルバモイル基、N,N−ジ− C
1−C10アルキルカルバモイル基、C1−C6アルキルチ
オ基、N−C1−C6アルキルスルファモイル基、C1
6アルキルスルフィニル基、C1−C6アルキルスルホ
ニル基、C1−C6アルコキシ基、C1−C6アルコキシカ
ルボニル基、N−C3−C6シクロアルキルアミノ基、C
3−C6シクロアルキルオキシ基及びN−C3−C6シクロ
アルキルカルバモイル基からなる群から選択される置換
基、該置換基で置換されていてもよい、直鎖若しくは分
枝鎖の飽和若しくは不飽和のC1−C9脂肪族基、置換基
を有していてもよい、アリール基、1ないし3環性のC
7−C15炭素芳香環基(但し、アリール基を除く。)、
5若しくは6員のヘテロ環基若しくは窒素原子、酸素原
子及び硫黄原子からなる群より選ばれるヘテロ原子を1
環系当たり1ないし5個有する1ないし3環性の複素芳
香環基(但し、5又は6員のヘテロ環基を除く。)又は
該アリール基、該炭素芳香環基、該ヘテロ環基若しくは
該複素芳香環基で置換されていてもよい、直鎖若しくは
分枝鎖の飽和若しくは不飽和のC1−C9脂肪族基を示す
か、又はR3c及びR4cは、一緒になって、直鎖若しくは
分枝鎖の不飽和のC1−C9脂肪族基又は5若しくは6員
の飽和若しくは不飽和の炭素環を形成し、X1c及びX2c
は、同一又は異なって、酸素原子又は硫黄原子、Y
cは、酸素原子、硫黄原子又は基:CHR5c若しくは
基:NR5c(ここにおいて、R5cは水素原子、ハロゲン
原子、ヒドロキシ基、C1−C6アルコキシ基、C2−C6
アルカノイル基、カルバモイル基及びN−C1−C10
ルキルカルバモイル基からなる群から選択される置換基
又は該置換基で置換されていてもよい、直鎖若しくは分
枝鎖の飽和若しくは不飽和のC1−C9脂肪族基を示
す)、Zcは、縮合アリール基、2ないし3環性の飽和
若しくは不飽和のC6−C15縮合炭素環基(但し、縮合
アリール基を除く。)又は6員のヘテロ環基若しくは窒
素原子、酸素原子及び硫黄原子からなる群より選ばれる
ヘテロ原子を1環系当たり1ないし5個有する2ないし
3環性の縮合複素芳香環基(但し、6員のヘテロ環基を
除く。)を示す]で表される化合物は、本願の優先権の
基礎出願に記載の化合物であり、本発明の一般式[I]
の化合物に包含される。
【0131】また、一般式[I]の化合物は、一般式
[I−1]
【化6】 [式中、R、R1、R2、R3、R4及びZは前記の意味を
有する]で表される化合物、一般式[I−2]
【化7】 [式中、R、R1、R2、R3、R4、R5及びZは前記の
意味を有する]で表される化合物、一般式[I−3]
【化8】 [式中、X’1は、酸素原子又は基:N(R5)、X’2
は、酸素原子又は硫黄原子を示し、R、R1、R2
3、R4、R5、R6、R7及びZは前記の意味を有す
る。]で表される化合物及び一般式[I−4]
【化9】 [式中、R、R1、R2、R3、R4及びZは前記の意味を
有する。]で表される化合物からなり、これらの化合物
中、好適な化合物群は、一般式[I−1]の化合物、一
般式[I−3]の化合物及び一般式[I−4]の化合物
であり、中でも一般式[I−1]の化合物及び一般式
[I−3]の化合物が好適である。
【0132】以下に、本発明の一般式[I]の化合物の
代表例を表1ないし表45に示す。
【0133】
【表1】
【0134】
【表2】
【0135】
【表3】
【0136】
【表4】
【0137】
【表5】
【0138】
【表6】
【0139】
【表7】
【0140】
【表8】
【0141】
【表9】
【0142】
【表10】
【0143】
【表11】
【0144】
【表12】
【0145】
【表13】
【0146】
【表14】
【0147】
【表15】
【0148】
【表16】
【0149】
【表17】
【0150】
【表18】
【0151】
【表19】
【0152】
【表20】
【0153】
【表21】
【0154】
【表22】
【0155】
【表23】
【0156】
【表24】
【0157】
【表25】
【0158】
【表26】
【0159】
【表27】
【0160】
【表28】
【0161】
【表29】
【0162】
【表30】
【0163】
【表31】
【0164】
【表32】
【0165】
【表33】
【0166】
【表34】
【0167】
【表35】
【0168】
【表36】
【0169】
【表37】
【0170】
【表38】
【0171】
【表39】
【0172】
【表40】
【0173】
【表41】
【0174】
【表42】
【0175】
【表43】
【0176】
【表44】
【0177】
【表45】
【0178】これらの化合物の内、好適な化合物は、例
えば1002、1011、1014、1023、102
4、1033、1035、1037、1046、105
0、1056、1063、1070、1071、107
2、1073、1074、1075、1076、107
7、1078、1081、1082、1083、108
5、1091、1092、1093、1094、109
5、1096、1098、1102、1104、110
7、1119、1122、1126、1129、113
0、1137、1150、1152、1182、118
3、1184、1185、1209、1210、121
9、1251、1257、1268、1276、128
5、1295、1310、1316、1413、142
6、1429、1430、1432,1433、143
5、1328、1333、1338、1348、135
6、1364、1371、1380、1383、138
8、1391、1404、2002、2011、202
3、2024、2050、2056、2074、209
2、2094、2096、2251、2268、228
5、2295、2316、2333、2348、236
4、2380、2388、2391、2410、242
2、2456、2462、2467、2468、247
1、2474、2476、3001、3002、300
7、3011、3014、3015、3020、302
3、3024、3033、3039、3047、305
0、3051、3056、3057、3058、306
3、3065、3072、3073、3074、307
6、3078、3082、3083、3092、309
3、3094、3095、3096、3103、310
4、3107、3117、3226、3241、324
6、3258、3266、3296、3307、331
9、3412、3418、3464、3468、347
1、3475、3476,3477、3479、348
0、3481、3482、3484、3485、348
6、3487、3488,3489、3492、349
3、3495、3499、3500、3501、350
5、3506、3509、3510、3511、351
3、3515、3516、3517、3518、400
2、4011、4023、4024、4050、405
6、4063、4073、4074、4092、409
4、4096、4257、4276、4295、431
6、4333、4348、4364、4380、438
8、4404、4410、4416,4417、441
9、4420等であり、中でも例えば1002、101
4、1024、1033、1050、1063、107
1、1072、1073、1074、1075、107
6、1078、1081、1082、1083、109
1、1092、1093、1094、1095、109
8、1102、1104、1209、1429、143
0、1432,1433、1435、2002、201
1、2050、2074、2094、2268、229
5、2333、2364、2380、2391、241
0、2422、2456、2462、2471、300
1、3002、3007、3011、3014、301
5、3024、3050、3056、3063、307
4、3078、3082、3092、3093、309
4、3095、3103、3104、3475、347
6,3477、3479、3480、3481、348
2、3488,3489、3499、3511、400
2、4011、4050、4063、4073、407
4、4094、4257、4295、4333、434
8、4380、4388、4404の化合物等が好まし
い。
【0179】特に、2−(4−(3−イソプロピル−
2,5−ジオキソ−2,3−ジヒドロ[1,3]オキサ
ゾロ[2,3−a]イソインドール−9(5H)−イ
ル)フェノキシ)−N−プロピルアセトアミド(102
4の化合物)、9b−(3−ヨード−4−メトキシフェ
ニル)−3−イソプロピル[1,3]オキサゾロ[2,
3−a]イソインドール−2,5(3H,9bH)−ジ
オン(1063の化合物)、2−(2−ヨード−4−
(3−イソプロピル−2,5−ジオキソ−2,3−ジヒ
ドロ[1,3]オキサゾロ[2,3−a]イソインドー
ル−9(5H)−イル)フェノキシ)−N−メチルアセ
トアミド(1072の化合物)、N−エチル−2−(2
−ヨード−4−(3−イソプロピル−2,5−ジオキソ
−2,3−ジヒドロ[1,3]オキサゾロ[2,3−
a]イソインドール−9(5H)−イル)フェノキシ)
アセトアミド(1073の化合物)、2−(2−ヨード
−4−(3−イソプロピル−2,5−ジオキソ−2,3
−ジヒドロ[1,3]オキサゾロ[2,3−a]イソイ
ンドール−9(5H)−イル)フェノキシ)−N−プロ
ピルアセトアミド(1074の化合物)、2−(2−ク
ロロ−4−(3−イソプロピル−2,5−ジオキソ−
2,3−ジヒドロ[1,3]オキサゾロ[2,3−a]
イソインドール−9(5H)−イル)フェノキシ)−N
−プロピルアセトアミド(1092の化合物)、2−
(2−ブロモ−4−(3−イソプロピル−2,5−ジオ
キソ−2,3−ジヒドロ[1,3]オキサゾロ[2,3
−a]イソインドール−9(5H)−イル)フェノキ
シ)−N−プロピルアセトアミド(1093の化合
物)、2−(2−フルオロ−4−(3−イソプロピル−
2,5−ジオキソ−2,3−ジヒドロ[1,3]オキサ
ゾロ[2,3−a]イソインドール−9(5H)−イ
ル)フェノキシ)−N−プロピルアセトアミド(109
4の化合物)、2−(4−(3−イソプロピル−2,5
−ジオキソ−2,3−ジヒドロ[1,3]オキサゾロ
[2,3−a]イソインドール−9(5H)−イル)−
2−メチルフェノキシ)−N−プロピルアセトアミド
(1095の化合物)、2−(2−エチル−4−(3−
イソプロピル−2,5−ジオキソ−2,3−ジヒドロ
[1,3]オキサゾロ[2,3−a]イソインドール−
9(5H)−イル)フェノキシ)−N−プロピルアセト
アミド(1435の化合物)、2−(2−ヨード−4−
(3−イソプロピル−2,5−ジオキソ−2,3−ジヒ
ドロ−1H−イミダゾ[2,1−a]イソインドール−
9(5H)−イル)フェノキシ)−N−プロピルアセト
アミド(2074の化合物)、2−(4−(3−イソプ
ロピル−1−メチル−2,5−ジオキソ−2,3−ジヒ
ドロ−1H−イミダゾ[2,1−a]イソインドール−
9(5H)−イル)フェノキシ)−N−プロピルアセト
アミド(2471の化合物)、
【0180】3−イソプロピル−9b−(4−メトキシ
フェニル)−1H−ピロロ[2,1−a]イソインドー
ル−2,5(3H,9bH)−ジオン(3011の化合
物)、2−(4−(3−イソプロピル−2,5−ジオキ
ソ−2,3−ジヒドロ−1H−ピロロ[2,1−a]イ
ソインドール−9(5H)−イル)フェノキシ)−N−
プロピルアセトアミド(3024の化合物)、9b−
(3−フルオロ−4−メチルフェニル)−3−イソプロ
ピル−1H−ピロロ[2,1−a]イソインドール−
2,5(3H,9bH)−ジオン(3056の化合
物)、2−(2−ヨード−4−(3−イソプロピル−
2,5−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ピロロ
[2,1−a]イソインドール−9(5H)−イル)フ
ェノキシ)−N−プロピルアセトアミド(3074の化
合物)、2−(2−クロロ−4−(3−イソプロピル−
2,5−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ピロロ
[2,1−a]イソインドール−9(5H)−イル)フ
ェノキシ)−N−プロピルアセトアミド(3092の化
合物)、2−(2−ブロモ−4−(3−イソプロピル−
2,5−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ピロロ
[2,1−a]イソインドール−9(5H)−イル)フ
ェノキシ)−N−プロピルアセトアミド(3093の化
合物)、2−(2−フルオロ−4−(3−イソプロピル
−2,5−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ピロロ
[2,1−a]イソインドール−9(5H)−イル)フ
ェノキシ)−N−プロピルアセトアミド(3094の化
合物)、2−(4−(3−イソプロピル−2,5−ジオ
キソ−2,3−ジヒドロ−1H−ピロロ[2,1−a]
イソインドール−9(5H)−イル)−2−メチルフェ
ノキシ)−N−プロピルアセトアミド(3095の化合
物)、2−(4−(3−イソプロピル−2,5−ジオキ
ソ−2,3−ジヒドロ−1H−ピロロ[2,1−a]イ
ソインドール−9(5H)−イル)−2−メチルフェノ
キシ)−N−プロピルエタンチオアミド(3476の化
合物)、2−(2,6−ジクロロ−4−(3−イソプロ
ピル−2,5−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ピ
ロロ[2,1−a]イソインドール−9(5H)−イ
ル)フェノキシ)−N−プロピルエタンチオアミド(3
477の化合物)、2−(4−(3−イソプロピル−1
−メチル−2,5−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H
−ピロロ[2,1−a]イソインドール−9(5H)−
イル)フェノキシ)−N−プロピルアセトアミド(34
81の化合物)、2−(2,6−ジクロロ−4−(3−
イソプロピル−2−オキソ−5−チオキソ−2,3−ジ
ヒドロ−1H−ピロロ[2,1−a]イソインドール−
9(5H)−イル)フェノキシ)−N−プロピルエタン
チオアミド(3489の化合物)、2−(4−(3−イ
ソプロピル−2−(メトキシイミノ)−5−オキソ−1
H−ピロロ[2,1−a]イソインドール−9(3H,
5H)−イル)−2−メチルフェノキシ)−N−プロピ
ルアセトアミド(3499の化合物)、2−(4−(3
−イソプロピル−1,1−ジメチル−2,5−ジオキソ
−2,3−ジヒドロ−1H−ピロロ[2,1−a]イソ
インドール−9(5H)−イル)フェノキシ)−N−プ
ロピルアセトアミド(3511の化合物)、9b−(3
−ヨード−4−メトキシフェニル)−3−イソプロピル
[1,3]チアゾロ[2,3−a]イソインドール−
2,5(3H,9bH)−ジオン(4063の化合
物)、N−エチル−2−(2−ヨード−4−(3−イソ
プロピル−2,5−ジオキソ−2,3−ジヒドロ[1,
3]チアゾロ[2,3−a]イソインドール−9(5
H)−イル)フェノキシ)アセトアミド(4073の化
合物)及び2−(2−ヨード−4−(3−イソプロピル
−2,5−ジオキソ−2,3−ジヒドロ[1,3]チア
ゾロ[2,3−a]イソインドール−9(5H)−イ
ル)フェノキシ)−N−プロピルアセトアミド(407
4の化合物)等がさらに好適な化合物である。
【0181】次に、一般式[I]の化合物の製造方法に
ついて説明する。
【0182】一般式[I]の化合物は、以下の製造法A
又は製造法Bで製造することができる。
【0183】製造法A 本製造法は、一般式[I]の化合物のうち、Yが酸素原
子又は基:NR5若しくは基:CR67(ここにおい
て、R5、R6及びR7は、前記の意味を有する)であ
る、本発明の一般式[I−1]の化合物又は一般式[I
−2]の化合物若しくは一般式[I−3]の化合物の製
造法である。また、本発明の一般式[I−1]の化合物
又は一般式[I−2]の化合物は、通常の液相における
合成のみならず、近年発達の目覚しい例えばコンビナト
リアル合成法やパラレル合成法等の固相を用いた合成に
よっても製造することができる。
【0184】(第1工程)一般式[II]
【化10】 [式中、R0は、アジド基、保護されていてもよいアミ
ノ基、カルバモイル基、カルバモイルアミノ基、カルバ
モイルオキシ基、保護されていてもよいカルボキシル
基、シアノ基、スルファモイル基、スルホ基、ニトロ
基、ハロゲン原子、保護されていてもよいヒドロキシ
基、ホルミル基、ホルミルアミノ基、環状の飽和C3
9脂肪族基、環状の不飽和C3−C9脂肪族基、アラル
キル基、N−アラルキルアミノ基、N,N−ジアラルキ
ルアミノ基、アラルキルオキシ基、アラルキルカルボニ
ル基、N−アラルキルカルバモイル基、アリール基、N
−アリールアミノ基、N,N−ジアリールアミノ基、ア
リールオキシ基、アリールスルホニル基、アリールスル
ホニルオキシ基、N−アリールスルホニルアミノ基、N
−アリールスルホニルアミノC1−C10アルキルアミノ
基、N−アリールスルホニルアミノC1−C10アルキル
カルバモイル基、N−アリールスルホニルアミノC1
6アルコキシカルボニル基、アリールスルファモイル
基、アリールスルファモイルオキシ基、N−アリールス
ルファモイルC1−C10アルキルカルバモイル基、アリ
ールスルファモイルC1−C6アルコキシカルボニル基、
N−アリールカルバモイル基、アロイル基、アロキシ
基、N−( N−アロイルアミノ)C1−C10アルキルカ
ルバモイル基、N−アロイルアミノC1−C10アルコキ
シカルボニル基、C2−C6アルカノイル基、N−C2
6アルカノイルアミノ基、N,N−ジ−C2−C6アル
カノイルアミノ基、N−C1−C6アルキルアミノ基、
N,N−ジ−C1−C6アルキルアミノ基、N−C1−C
10アルキルカルバモイル基、N−C1−C10アルキルチ
オカルバモイル基、N,N−ジ−C1−C10アルキルカ
ルバモイル基、N,N−ジ−C1−C10アルキルチオカ
ルバモイル基、N−C2−C6アルケニルカルバモイル
基、N,N−ジ−C2−C6アルケニルカルバモイル基、
保護されていてもよいN−アミノC1−C10アルキルカ
ルバモイル基、N−C1−C6アルコキシC1−C10アル
キルカルバモイル基、N−C1−C6アルコキシカルボニ
ルC1−C10アルキルカルバモイル基、N−C1−C6
ルコキシカルボニルアミノC1−C10アルキルカルバモ
イル基、N−C1−C6アルコキシカルボニルアミノC1
−C6アルコキシカルボニル基、C1−C6アルキルチオ
基、N−C1−C6アルキルスルファモイル基、N,N−
ジ−C1−C6アルキルスルファモイル基、C1−C6アル
キルスルフィニル基、C1−C6アルキルスルホニル基、
N−C1−C6アルキルスルホニルアミノ基、C1−C6
ルコキシ基、C1−C6アルコキシカルボニル基、 保護
されていてもよいアミノC1−C6アルコキシカルボニル
基、N−C3−C6シクロアルキルアミノ基、N,N−ジ
−C3−C6シクロアルキルアミノ基、C3−C6シクロア
ルキルオキシ基、N−C3−C6シクロアルキルカルバモ
イル基及びN,N−ジ−C3−C6シクロアルキルカルバ
モイル基からなる群より選択される置換基、イソオキサ
ゾリル基、イソチアゾリル基、イミダゾリル基、オキサ
ゾリル基、オキサジアゾリル基、チアゾリル基、チアジ
アゾリル基、チエニル基、トリアジニル基、トリアゾリ
ル基、ピリジル基、ピラジニル基、ピリミジニル基、ピ
リダジニル基、ピラゾリル基、ピロリル基、ピラニル
基、フリル基、フラザニル基、イミダゾリジニル基、イ
ミダゾリニル基、テトラヒドロフラニル基、ピラゾリジ
ニル基、ピラゾリニル基、ピペラジニル基、ピペリジニ
ル基、ピロリジニル基、ピロリニル基及びモルホリノ基
からなる群より選択される5又は6員のヘテロ環基、ア
クリジニル基、イソキノリル基、イソインドリル基、イ
ンダゾリル基、インドリル基、インドリジニル基、エチ
レンジオキシフェニル基、カルバゾリル基、キナゾリニ
ル基、キノキサリニル基、キノリジニル基、キノリル
基、クマロニル基、クロメニル基、フェナンスリジニル
基、フェナンスロリニル基、ジベンゾフラニル基、ジベ
ンゾチオフェニル基、シンノリニル基、チオナフテニル
基、ナフチリジニル基、フェナジニル基、フェナキサジ
ニル基、フェノチアジニル基、フタラジニル基、プテリ
ジニル基、プリニル基、ベンゾイミダゾリル基、ベンゾ
オキサゾリル基、ベンゾチアゾリル基、ベンゾトリアゾ
リル基、ベンゾフラニル基及びメチレンジオキシフェニ
ル基からなる群より選択される窒素原子、酸素原子及び
硫黄原子からなる群より選ばれるヘテロ原子を1環系当
たり1ないし5個有する1ないし3環性の複素芳香環基
並びに該ヘテロ環基又は該複素芳香環基が置換した、N
−C1−C10アルキルカルバモイル基、N−C1−C10
ルキルチオカルバモイル基、チオカルボニル基並びにカ
ルボニル基からなる群から選択される置換基並びに該置
換基で置換されていてもよい、直鎖の飽和C1−C9脂肪
族基、直鎖の不飽和C1−C9脂肪族基、分枝鎖の飽和C
1−C9脂肪族基、分枝鎖の不飽和のC1−C9脂肪族基、
1−C6アルコキシ基、C1−C6アルキルチオ基及びN
−C1−C6アルキルアミノ基からなる群より選択される
置換基からなる群より選択される置換基を1又はそれ以
上有していてもよい、アリール基、アセナフチレニル
基、アダマンチル基、アンスリル基、インデニル基、ノ
ルボルニル基及びフェナンスリル基からなる群より選択
される1ないし3環性のC7−C15炭素芳香環基又はイ
ソオキサゾリル基、イソチアゾリル基、イミダゾリル
基、オキサゾリル基、オキサジアゾリル基、チアゾリル
基、チアジアゾリル基、チエニル基、トリアジニル基、
トリアゾリル基、ピリジル基、ピラジニル基、ピリミジ
ニル基、ピリダジニル基、ピラゾリル基、ピロリル基、
ピラニル基、フリル基、フラザニル基、イミダゾリジニ
ル基、イミダゾリニル基、テトラヒドロフラニル基、ピ
ラゾリジニル基、ピラゾリニル基、ピペラジニル基、ピ
ペリジニル基、ピロリジニル基、ピロリニル基及びモル
ホリノ基からなる群より選択される5又は6員のヘテロ
環基若しくはアクリジニル基、イソキノリル基、イソイ
ンドリル基、インダゾリル基、インドリル基、インドリ
ジニル基、エチレンジオキシフェニル基、カルバゾリル
基、キナゾリニル基、キノキサリニル基、キノリジニル
基、キノリル基、クマロニル基、クロメニル基、フェナ
ンスリジニル基、フェナンスロリニル基、ジベンゾフラ
ニル基、ジベンゾチオフェニル基、シンノリニル基、チ
オナフテニル基、ナフチリジニル基、フェナジニル基、
フェナキサジニル基、フェノチアジニル基、フタラジニ
ル基、プテリジニル基、プリニル基、ベンゾイミダゾリ
ル基、ベンゾオキサゾリル基、ベンゾチアゾリル基、ベ
ンゾトリアゾリル基、ベンゾフラニル基及びメチレンジ
オキシフェニル基からなる群より選択される窒素原子、
酸素原子及び硫黄原子からなる群より選ばれるヘテロ原
子を1環系当たり1ないし5個有する1ないし3環性の
複素芳香環基、R10及びR20は、同一又は異なって、水
素原子、アジド基、保護されていてもよいアミノ基、カ
ルバモイル基、カルバモイルアミノ基、カルバモイルオ
キシ基、保護されていてもよいカルボキシル基、シアノ
基、スルファモイル基、スルホ基、ニトロ基、ハロゲン
原子、保護されていてもよいヒドロキシ基、ホルミル
基、ホルミルアミノ基、環状の飽和C3−C9脂肪族基、
環状の不飽和C3−C9脂肪族基、アラルキル基、N−ア
ラルキルアミノ基、アラルキルオキシ基、アラルキルカ
ルボニル基、アリール基、N−アリールアミノ基、アリ
ールオキシ基、アリールスルホニル基、N−アリールス
ルホニルアミノ基、N−アリールスルホニルアミノC1
−C10アルキルアミノ基、N−アリールスルホニルアミ
ノC1−C10アルキルカルバモイル基、N−アリールス
ルホニルアミノC1−C6アルコキシカルボニル基、C2
−C6アルカノイル基、N−C2−C6アルカノイルアミ
ノ基、アロイル基、N−アロイルアミノ基、N−アロイ
ルC1−C10アルキルアミノ基、N−アロイルC1−C10
アルキルカルバモイル基、N−C1−C6アルキルアミノ
基、N,N−ジ−C1−C6アルキルアミノ基、N−C1
−C10アルキルカルバモイル基、N,N−ジ− C1−C
10アルキルカルバモイル基、N−C1−C6アルキルスル
ファモイル基、C1−C6アルキルスルフィニル基、C1
−C6アルキルスルホニル基、N−C1−C6アルキルス
ルホニルアミノ基、C1−C6アルキルチオ基、C1−C6
アルコキシ基、C1−C6アルコキシカルボニル基、N−
3−C6シクロアルキルアミノ基、C3−C6シクロアル
キルオキシ基及びN−C3−C6シクロアルキルカルバモ
イル基からなる群から選択される置換基又は該置換基で
置換されていてもよい、直鎖の飽和C1−C9脂肪族基、
直鎖の不飽和C1−C9脂肪族基、分枝鎖の飽和C1−C9
脂肪族基、分枝鎖の不飽和のC1−C9脂肪族基、N−C
1−C6アルキルアミノ基、C1−C6アルキルチオ基若し
くはC1−C6アルコキシ基を示し、X2及びZは、前記
の意味を有する]で表されるカルボン酸又はチオカルボ
ン酸と一般式[III]
【化11】 [式中、Y10は、酸素原子又は基:NR50若しくは基:
CR607(ここにおいて、R50は、水素原子、アミノ
基の保護基、ハロゲン原子、保護されていてもよいヒド
ロキシ基、N−C1−C6アルキルスルホニルアミノ基、
1−C6アルコキシ基、C1−C6アルコキシカルボニル
基、C2−C6アルカノイル基、カルバモイル基及びN−
1−C10アルキルカルバモイル基からなる群から選択
される置換基又は該置換基で置換されていてもよい、直
鎖の飽和C1−C9脂肪族基、直鎖の不飽和C1−C9脂肪
族基、分枝鎖の飽和C1−C9脂肪族基若しくは分枝鎖の
不飽和のC1−C9脂肪族基、R60は、水素原子、ハロゲ
ン原子、保護されていてもよいヒドロキシ基、N−C1
−C6アルキルスルホニルアミノ基、C1−C6アルコキ
シ基、C1−C6アルコキシカルボニル基、C2−C6アル
カノイル基、カルバモイル基及びN−C1−C10アルキ
ルカルバモイル基からなる群から選択される置換基又は
該置換基で置換されていてもよい、直鎖の飽和C1−C9
脂肪族基、直鎖の不飽和C1−C9脂肪族基、分枝鎖の飽
和C1−C9脂肪族基若しくは分枝鎖の不飽和のC1−C9
脂肪族基を示し、R7は、前記の意味を有する)、R30
及びR40は、同一又は異なって、水素原子、アジド基、
アミジノ基、保護されていてもよいアミノ基、カルバモ
イル基、カルバモイルアミノ基、カルバモイルオキシ
基、保護されていてもよいカルボキシル基、グアニジノ
基、シアノ基、スルファモイル基、スルホ基、ニトロ
基、ハロゲン原子、保護されていてもよいヒドロキシ
基、ホルミル基、ホルミルアミノ基、環状の飽和C3
9脂肪族基、環状の不飽和C 3−C9脂肪族基、C2−C
6アルカノイル基、N−C2−C6アルカノイルアミノ
基、N−C1−C6アルキルアミノ基、N,N−ジ−C1
−C6アルキルアミノ基、N−C1−C10アルキルカルバ
モイル基、N,N−ジ−C1−C10アルキルカルバモイ
ル基、C1−C6アルキルチオ基、N−C1−C6アルキル
スルファモイル基、C 1−C6アルキルスルフィニル基、
1−C6アルキルスルホニル基、N−C1−C6アルキル
スルホニルアミノ基、C1−C6アルコキシ基、C1−C6
アルコキシカルボニル基、N−C3−C6シクロアルキル
アミノ基、C3−C6シクロアルキルオキシ基及びN−C
3−C6シクロアルキルカルバモイル基からなる群から選
択される置換基、該置換基で置換されていてもよい、直
鎖の飽和C1−C9脂肪族基、直鎖の不飽和C1−C9脂肪
族基、分枝鎖の飽和C1−C9脂肪族基及び分枝鎖の不飽
和のC1−C9脂肪族基からなる群から選択される置換
基、アジド基、保護されていてもよいアミノ基、カルバ
モイル基、カルバモイルアミノ基、カルバモイルオキシ
基、保護されていてもよいカルボキシル基、シアノ基、
スルファモイル基、スルホ基、ニトロ基、ハロゲン原
子、保護されていてもよいヒドロキシ基、ホルミル基、
ホルミルアミノ基、環状の飽和C3−C9脂肪族基、環状
の不飽和C3−C9脂肪族基、アラルキル基、N−アラル
キルアミノ基、N,N−ジアラルキルアミノ基、アラル
キルオキシ基、アラルキルカルボニル基、N−アラルキ
ルカルバモイル基、アリール基、N−アリールアミノ
基、N,N−ジアリールアミノ基、アリールオキシ基、
アリールスルホニル基、アリールスルホニルオキシ基、
N−アリールスルホニルアミノ基、N−アリールスルホ
ニルアミノC1−C10アルキルアミノ基、N−アリール
スルホニルアミノC1−C10アルキルカルバモイル基、
N−アリールスルホニルアミノC1−C6アルコキシカル
ボニル基、アリールスルファモイル基、アリールスルフ
ァモイルオキシ基、N−アリールスルファモイルC1
10アルキルカルバモイル基、アリールスルファモイル
1−C6アルコキシカルボニル基、N−アリールカルバ
モイル基、アロイル基、アロキシ基、N−( N−アロ
イルアミノ)C1−C10アルキルカルバモイル基、N−
アロイルアミノC1−C10アルコキシカルボニル基、C2
−C6アルカノイル基、N−C2−C6アルカノイルアミ
ノ基、 N,N−ジ−C2−C6アルカノイルアミノ基、
N−C1−C6アルキルアミノ基、N,N−ジ−C1−C6
アルキルアミノ基、N−C1−C 10アルキルカルバモイ
ル基、N−C1−C10アルキルチオカルバモイル基、
N,N−ジ−C1−C10アルキルカルバモイル基、N,
N−ジ−C1−C10アルキルチオカルバモイル基、N−
2−C6アルケニルカルバモイル基、N,N−ジ−C2
−C6アルケニルカルバモイル基、保護されていてもよ
いN−アミノC1−C10アルキルカルバモイル基、N−
1−C6アルコキシC1−C10アルキルカルバモイル
基、N−C1−C6アルコキシカルボニルC1−C10アル
キルカルバモイル基、N−C1−C6アルコキシカルボニ
ルアミノC1−C10アルキルカルバモイル基、N−C1
6アルコキシカルボニルアミノC1−C6アルコキシカ
ルボニル基、C 1−C6アルキルチオ基、N−C1−C6
ルキルスルファモイル基、N,N−ジ−C1−C6アルキ
ルスルファモイル基、C1−C6アルキルスルフィニル
基、C1−C6アルキルスルホニル基、N−C1−C6アル
キルスルホニルアミノ基、C1−C 6アルコキシ基、C1
−C6アルコキシカルボニル基、保護されていてもよい
アミノC1−C6アルコキシカルボニル基、N−C3−C6
シクロアルキルアミノ基、N,N−ジ−C3−C6シクロ
アルキルアミノ基、 C3−C6シクロアルキルオキシ
基、N−C3−C6シクロアルキルカルバモイル基及び
N,N−ジ−C3−C6シクロアルキルカルバモイル基か
らなる群より選択される置換基、イソオキサゾリル基、
イソチアゾリル基、イミダゾリル基、オキサゾリル基、
オキサジアゾリル基、チアゾリル基、チアジアゾリル
基、チエニル基、トリアジニル基、トリアゾリル基、ピ
リジル基、ピラジニル基、ピリミジニル基、ピリダジニ
ル基、ピラゾリル基、ピロリル基、ピラニル基、フリル
基、フラザニル基、イミダゾリジニル基、イミダゾリニ
ル基、テトラヒドロフラニル基、ピラゾリジニル基、ピ
ラゾリニル基、ピペラジニル基、ピペリジニル基、ピロ
リジニル基、ピロリニル基及びモルホリノ基からなる群
より選択される5又は6員のヘテロ環基、アクリジニル
基、イソキノリル基、イソインドリル基、インダゾリル
基、インドリル基、インドリジニル基、エチレンジオキ
シフェニル基、カルバゾリル基、キナゾリニル基、キノ
キサリニル基、キノリジニル基、キノリル基、クマロニ
ル基、クロメニル基、フェナンスリジニル基、フェナン
スロリニル基、ジベンゾフラニル基、ジベンゾチオフェ
ニル基、シンノリニル基、チオナフテニル基、ナフチリ
ジニル基、フェナジニル基、フェナキサジニル基、フェ
ノチアジニル基、フタラジニル基、プテリジニル基、プ
リニル基、ベンゾイミダゾリル基、ベンゾオキサゾリル
基、ベンゾチアゾリル基、ベンゾトリアゾリル基、ベン
ゾフラニル基及びメチレンジオキシフェニル基からなる
群より選択される窒素原子、酸素原子及び硫黄原子から
なる群より選ばれるヘテロ原子を1環系当たり1ないし
5個有する1ないし3環性の複素芳香環基並びに該ヘテ
ロ環基又は該複素芳香環基が置換した、N−C1−C10
アルキルカルバモイル基、N−C1−C10アルキルチオ
カルバモイル基、チオカルボニル基並びにカルボニル基
からなる群から選択される置換基並びに該置換基で置換
されていてもよい、直鎖の飽和C1−C9脂肪族基、直鎖
の不飽和C 1−C9脂肪族基、分枝鎖の飽和C1−C9脂肪
族基、分枝鎖の不飽和のC1−C9脂肪族基、C1−C6
ルコキシ基、C1−C6アルキルチオ基及びN−C1−C6
アルキルアミノ基からなる群より選択される置換基から
なる群より選択される置換基を1又はそれ以上有してい
てもよい、アリール基、アセナフチレニル基、アダマン
チル基、アンスリル基、インデニル基、ノルボルニル基
及びフェナンスリル基からなる群より選択される1ない
し3環性のC7−C15炭素芳香環基又はイソオキサゾリ
ル基、イソチアゾリル基、イミダゾリル基、オキサゾリ
ル基、オキサジアゾリル基、チアゾリル基、チアジアゾ
リル基、チエニル基、トリアジニル基、トリアゾリル
基、ピリジル基、ピラジニル基、ピリミジニル基、ピリ
ダジニル基、ピラゾリル基、ピロリル基、ピラニル基、
フリル基、フラザニル基、イミダゾリジニル基、イミダ
ゾリニル基、テトラヒドロフラニル基、ピラゾリジニル
基、ピラゾリニル基、ピペラジニル基、ピペリジニル
基、ピロリジニル基、ピロリニル基及びモルホリノ基か
らなる群より選択される5又は6員のヘテロ環基若しく
はアクリジニル基、イソキノリル基、イソインドリル
基、インダゾリル基、インドリル基、インドリジニル
基、エチレンジオキシフェニル基、カルバゾリル基、キ
ナゾリニル基、キノキサリニル基、キノリジニル基、キ
ノリル基、クマロニル基、クロメニル基、フェナンスリ
ジニル基、フェナンスロリニル基、ジベンゾフラニル
基、ジベンゾチオフェニル基、シンノリニル基、チオナ
フテニル基、ナフチリジニル基、フェナジニル基、フェ
ナキサジニル基、フェノチアジニル基、フタラジニル
基、プテリジニル基、プリニル基、ベンゾイミダゾリル
基、ベンゾオキサゾリル基、ベンゾチアゾリル基、ベン
ゾトリアゾリル基、ベンゾフラニル基及びメチレンジオ
キシフェニル基からなる群より選択される窒素原子、酸
素原子及び硫黄原子からなる群より選ばれるヘテロ原子
を1環系当たり1ないし5個有する1ないし3環性の複
素芳香環基又は該アリール基、該炭素芳香環基、該ヘテ
ロ環基若しくは該複素芳香環基で置換されていてもよ
い、直鎖の飽和C1−C9脂肪族基、直鎖の不飽和C1
9脂肪族基、分枝鎖の飽和C1−C9脂肪族基若しくは
分枝鎖の不飽和のC1−C9脂肪族基を示すか、又はR30
及びR40は、一緒になって、直鎖の飽和C1−C9脂肪族
基、直鎖の不飽和C1−C9脂肪族基、分枝鎖の飽和C1
−C9脂肪族基若しくは分枝鎖の不飽和のC1−C9脂肪
族基又は5若しくは6員の飽和炭素環基若しくは5若し
くは6員の不飽和の炭素環を形成し、L1は、水素原
子、カルボキシル基の保護基若しくはアミノ基の保護基
又はペプチドの固相合成におけるカルボキシル基若しく
はアミノ基の樹脂担体、X10は、酸素原子、硫黄原子又
は基:NR50(ここにおいて、R50は前記の意味を有す
る)を示す]で表されるアミン誘導体とを反応させ、次
いでアミノ基の保護基、ヒドロキシ基の保護基又はカル
ボキシル基の保護基[具体的には、Y10(すなわち
50)又はL1が、アミノ基の保護基、ヒドロキシ基の
保護基又はカルボキシル基の保護基を有する場合は当該
保護基]を適宜除去する(L1がアミノ基の保護基の場
合は、R50が直鎖若しくは分枝鎖の飽和若しくは不飽和
のC1−C9脂肪族基の場合に限る。)ことにより、一般
式[IV’]
【化12】 [式中、Y1は、酸素原子又は基:NR5若しくは基:C
67(ここにおいて、R5、R6及びR7は、前記の意
味を有する)を示し、R0、R10、R20、R30、R 40
1、X2、X10及びZは前記の意味を有する]で表され
る化合物に変換する。
【0185】なお、一般式[IV’]で表される化合物
は、溶媒中において、一般式[V’]
【化13】 [式中、R0、R10、R20、R30、R40、L1、X2、X
10、Y1及びZは、前記の意味を有する]で表される化
合物との平衡状態にある。一般式[IV’]の化合物と
一般式[V’]の化合物は、本発明の一般式[I]の化
合物の製造中間体として有用であり、反応に用いる際に
は、通常平衡混合物として用いる。
【0186】また、ペプチドの固相合成におけるカルボ
キシル基又はアミノ基の樹脂担体としては、具体的には
例えばポリエチレン−ジビニルベンゼン共重合体、ポリ
スチレン−ジビニルベンゼン共重合体等が挙げられる。
またこれらの重合体にポリエチレングリコールを挟んだ
樹脂を使用することもでき、中でもカルボキシル基の樹
脂担体としては、p−ベンジルオキシベンジルアルコー
ル樹脂[WangTMResin]が好適であり、アミノ
基の樹脂担体としては、トリチルクロリド樹脂[Tri
tyl Chloride Resin]が好適である。
【0187】反応で使用する試薬は、原料化合物及び反
応条件によって適宜増減することができるが、通常、反
応は、脱水した不活性有機溶媒中、一般式[II]のカ
ルボン酸又はチオカルボン酸と一般式[III]のアミ
ン誘導体とを、適宜塩基、縮合補助剤及び/又は縮合剤
の存在下に、−100℃から溶媒の沸点温度、好ましく
は0〜30℃、0.5〜96時間、好ましくは3〜24
時間反応させることができる。次いで縮合化合物がアミ
ノ基の保護基、ヒドロキシ基の保護基又はカルボキシル
基の保護基を有する場合は、適宜当該保護基を除去する
ことにより、反応は完結する。
【0188】反応で使用される不活性有機溶媒として
は、反応に悪影響を及ぼさないものであれば、特に限定
されないが、具体的には例えば塩化メチレン、クロロホ
ルム、1,2−ジクロロエタン、トリクロロエタン、
N,N−ジメチルホルムアミド、酢酸エチルエステル、
酢酸メチルエステル、アセトニトリル、無水酢酸、メチ
ルアルコール、エチルアルコール、ベンゼン、キシレ
ン、水、酢酸、トルエン、1,4−ジオキサン、テトラ
ヒドロフラン等が挙げられるが、好適な反応温度の確保
の点から、特に例えば塩化メチレン、クロロホルム、
1,2−ジクロロエタン、アセトニトリル、N,N−ジ
メチルホルムアミド、1,4−ジオキサン、トルエン等
が好適である。
【0189】反応で使用される塩基としては、例えばト
リメチルアミン、トリエチルアミン、N,N−ジイソプ
ロピルエチルアミン、N−メチルモルホリン、N−メチ
ルピロリジン、N−メチルピペリジン、N,N−ジメチ
ルアニリン、1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウ
ンデカ−7−エン(DBU)、1,5−アザビシクロ
[4.3.0]ノナ−5−エン(DBN)等の第3級脂
肪族アミン;例えばピリジン、4−ジメチルアミノピリ
ジン、ピコリン、ルチジン、キノリン、イソキノリン等
の芳香族アミン;例えば金属カリウム、金属ナトリウ
ム、金属リチウム等のアルカリ金属;例えば水素化ナト
リウム、水素化カリウム等のアルカリ金属水素化物;例
えばブチルリチウム等のアルカリ金属アルキル化物;例
えばカリウム−tert−ブチラート、ナトリウムエチ
ラート、ナトリウムメチラート等のアルカリ金属アルコ
キシド;例えば水酸化カリウム、水酸化ナトリウム等の
アルカリ金属水酸化物;例えば炭酸カリウム等のアルカ
リ金属炭酸塩等が挙げられ、中でも例えば第3級脂肪族
アミン等が好ましく、特に例えばトリエチルアミン、
N,N−ジイソプロピルエチルアミン等が好適である。
【0190】反応で使用される縮合補助剤としては、例
えばN−ヒドロキシベンゾトリアゾール水和物、N−ヒ
ドロキシスクシンイミド、N−ヒドロキシ−5−ノルボ
ルネン−2,3−ジカルボキシイミド、3−ヒドロキシ
−3,4−ジヒドロ−4−オキソ−1,2,3−ベンゾ
トリアゾール等が挙げられ、中でも例えばN−ヒドロキ
シベンゾトリアゾール等が好適である。
【0191】反応で使用される縮合剤としては、例えば
塩化チオニル、N,N−ジシクロヘキシルカルボジイミ
ド、1−メチル−2−ブロモピリジニウムアイオダイ
ド、N,N’−カルボニルジイミダゾール、ジフェニル
フォスフォリルクロリド、ジフェニルフォスフォリルア
ジド、N,N’−ジスクシニミジルカルボネート、
N,N’−ジスクシニミジルオキザレート、1−エチル
−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド
塩酸塩、クロロギ酸エチル、クロロギ酸イソブチル、ベ
ンゾトリアゾ−1−リル−オキシ−トリス(ジメチルア
ミノ)フォスフォニウムヘキサフルオロフォスフェイト
等が挙げられ、中でも例えばN,N−ジシクロヘキシル
カルボジイミド、1−エチル−3−(3−ジメチルアミ
ノプロピル)カルボジイミド塩酸塩、クロロギ酸エチ
ル、クロロギ酸イソブチル等が好適である。
【0192】反応において使用する試薬は、原料化合物
及び反応条件によって、適宜増減することができるが、
通常一般式[II]のカルボン酸又はチオカルボン酸に
対して0.02〜50等量、好ましくは0.2〜2等量
の一般式[III]のアミン誘導体、1〜50等量、好
ましくは3〜5等量の塩基、1〜50等量、好ましくは
1〜5等量の縮合補助剤及び/又は1〜50等量、好ま
しくは1〜5等量の縮合剤を使用する。該塩基、該縮合
補助剤及び該縮合剤は、一種又はそれ以上適宜組み合わ
せて使用することができる。
【0193】(第2工程)次に、一般式[IV’]
【化14】 [式中、R0、R10、R20、R30、R40、L1、X2、X
10、Y1及びZは、前記の意味を有する]で表される化
合物と一般式[V’]
【化15】 [式中、R0、R10、R20、R30、R40、L1、X2、X
10、Y1及びZは、前記の意味を有する]で表される化
合物との平衡混合物を、不活性有機溶媒中で、酸と反応
させて、一般式[VIII’]
【化16】 [式中、R0、R10、R20、R30、R40、X2、X10、Y
1及びZは、前記の意味を有する]で表される化合物と
し、次いで適宜存在する保護基を除去することにより、
一般式[I’]
【化17】 [式中、R、R1、R2、R3、R4、X1、X2、Y1及び
Zは、前記の意味を有する]で表される化合物、即ち、
一般式[I−1]の化合物又は一般式[I−2]の化合
物若しくは一般式[I−3]の化合物又はその医薬上許
容される塩を製造することができる。また、L1がペプ
チドの固相合成におけるカルボキシル基又はアミノ基の
樹脂担体である場合、該酸との反応において、当該樹脂
担体を除去することにより、一般式[I−1]の化合物
又は一般式[I−2]の化合物を製造することができ
る。さらには、一般式[I’]の化合物において、X1
がNR5(ここにおいて、R5は前記の意味を有する)の
化合物又はY1がNR5若しくは基:CR67(ここにお
いて、R5、R6及びR7は前記の意味を有する)の化合
物は、これらの置換基を有する原料化合物を使用して通
常製造することができるが、X10が酸素原子若しくはN
Hの化合物又はY1がNH若しくは基:CHR7(ここに
おいて、R7は前記の意味を有する)の化合物である一
般式[VIII’]の化合物を製造し、次いで酸素原子
を常法によりNR5(R5は、前記の意味を有する)に置
換すること又はNH若しくは基:CHR7(ここにおい
て、R7は前記の意味を有する)にR5若しくはR6(R5
及びR6は、前記の意味を有する)を常法により導入す
ることにより、所望の一般式[I’]の化合物を製造す
ることも可能である。上記の導入方法としては、例えば
カルボニル基をメトキシルアミン塩酸塩と反応させてメ
トキシム基へと変換する反応、基:CHR7(ここにお
いて、R7は前記の意味を有する)をアルキル金属試薬
と反応させ、次いでハロゲン化アルキルで処理すること
により基:CR67(ここにおいて、R6及びR7は前記
の意味を有する)が得られる反応等が挙げられる。
【0194】反応で使用する試薬は、原料化合物及び反
応条件によって適宜増減することができるが、通常、反
応は、脱水した不活性有機溶媒中、一般式[IV]の化
合物と一般式[V]の化合物との平衡混合物と触媒量の
酸とを、−100℃から溶媒の沸点温度、好ましくは0
〜30℃、0.5〜96時間、好ましくは2〜24時間
反応させることができる。次いでアミノ基の保護基が存
在する場合は、適宜当該アミノ基の保護基を除去するこ
とにより、反応は完結する。
【0195】なお、L1以外の他の官能基を保護する保
護基は、保護基の種類、保護基の除去方法又は反応条件
等を適宜選択することにより、例えばN−保護基、カル
ボキシル基の保護基、ヒドロキシ基の保護基等を同時に
除去することもできる。又、N−保護基、カルボキシル
基の保護基、又はヒドロキシ基の保護基のいずれか一方
を選択的に除去することもでき、さらには該保護基の除
去順序は、特に制限されるものではない。
【0196】ヒドロキシ基の保護基としては、例えばt
ert−ブチルジメチルシリル基、tert−ブチルジ
フェニルシリル基等の低級アルキルシリル基;例えばメ
トキシメチル基、2−メトキシエトキシメチル基等の低
級アルコキシメチル基;例えばベンジル基、p−メトキ
シベンジル基等のアラルキル基;例えばホルミル基、ア
セチル基等のアシル基等が挙げられ、特にtert−ブ
チルジメチルシリル基、アセチル基等が好ましい。
【0197】アミノ基の保護基としては、例えばベンジ
ル基、p−ニトロベンジル基等のアラルキル基;例えば
ホルミル基、アセチル基等のアシル基;例えばエトキシ
カルボニル基、tert−ブトキシカルボニル基等の低
級アルコキシカルボニル基;例えばベンジルオキシカル
ボニル基、p−ニトロベンジルオキシカルボニル基等の
アラルキルオキシカルボニル基等が挙げられ、特にp−
ニトロベンジル基、tert−ブトキシカルボニル基、
ベンジルオキシカルボニル基等が好ましい。
【0198】カルボキシル基の保護基としては、例えば
メチル基、エチル基、tert−ブチル基等の低級アル
キル基;例えばベンジル基、p−メトキシベンジル基等
のアラルキル基等が挙げられ、特にメチル基、エチル
基、tert−ブチル基、ベンジル基等が好ましい。
【0199】保護基の除去はその種類及び化合物の安定
性により異なるが、文献記載の方法[プロテクティブ・
グループス・イン・オーガニック・シンセシス(Pro
tective Groups in Organic
Synthesis),T.W.グリーン(T.W.
Greene)著、John Wiley & Son
s社(1981)年参照 ]又はそれに準ずる方法に従
って、例えば酸又は塩基を用いる加溶媒分解、水素化金
属錯体等を用いる化学的還元又はパラジウム炭素触媒、
ラネーニッケル触媒等を用いる接触還元等により行うこ
とができる。
【0200】反応で使用される不活性有機溶媒として
は、反応に悪影響を及ぼさないものであれば、特に限定
されないが、前記の不活性溶媒が挙げられる。
【0201】反応で使用される酸としては、例えば塩
酸、硝酸、臭化水素酸、硫酸、フッ化水素酸、過塩素酸
等の無機酸;例えばトリフルオロホウ酸等のルイス酸;
例えばp−トルエンスルホン酸、トリフルオロメタンス
ルホン酸、メタンスルホン酸等のスルホン酸;蟻酸、ト
リフルオロ酢酸、酢酸等の有機酸等が挙げられ、特に例
えばトリフルオロホウ酸等のルイス酸又は例えばトリフ
ルオロ酢酸等の有機酸等が好適である。
【0202】反応終了後、さらに通常の公知の方法で、
生成物を精製することにより、一般式[I−1]の化合
物又は一般式[I−2]の化合物若しくは一般式[I−
3]の化合物を得ることができる。反応液から一般式
[I−1]の化合物、一般式[I−2]の化合物若しく
は一般式[I−3]の化合物又はその塩の単離精製は、
溶媒抽出、再結晶、クロマトグラフィー等公知の分離手
段により行うことができる。
【0203】製造法B 本製造法は、一般式[I]で表される化合物のうち、Y
が硫黄原子である本発明の一般式[I−4]の化合物の
製造法である。
【0204】一般式[IV’’]
【化18】 [式中、Y2は、酸素原子、L2は、水素原子を示し、R
0、R10、R20、R30、R40、X2、X10及びZは、前記
の意味を有する]で表される化合物と一般式[V’’]
【化19】 [式中、R0、R10、R20、R30、R40、L2、X2、X
10、Y2及びZは、前記の意味を有する]で表される化
合物との平衡混合物と硫化剤とを反応させ、一般式[V
I’’]
【化20】 [式中、Y3は硫黄原子を示し、R0、R10、R20
30、R40、L2、X2、X10及びZは、前記の意味を有
する]で表される化合物と一般式[VII’’]
【化21】 [式中、R0、R10、R20、R30、R40、L2、X2、X
10、Y3及びZは、前記の意味を有する]で表される化
合物との平衡混合物に変換し、引き続き、不活性有機溶
媒中で、室温から溶媒の沸点温度において、酸と反応さ
せて、一般式[VIII’’]
【化22】 [式中、R0、R10、R20、R30、R40、X2、X10、Y
3及びZは、前記の意味を有する]で表される化合物と
し、適宜保護基を除去することにより、一般式
[I’’]
【化23】 [式中、R、R1、R2、R3、R4、X1、X2、Y3及び
Zは、前記の意味を有する]で表される化合物又はその
医薬上許容される塩を製造することができる。
【0205】反応で使用する試薬は、原料化合物及び反
応条件によって適宜増減することができるが、通常、反
応は、脱水した不活性有機溶媒中、一般式[IV’’]
の化合物と一般式[V’’]の化合物との平衡混合物と
硫化剤とを、−100℃から溶媒の沸点温度、好ましく
は0〜30℃、0.5〜96時間、好ましくは1〜12
時間反応させて、一般式[VI’’]の化合物と一般式
[VII’’]の化合物との平衡混合物に変換し、次い
で製造法Aの第2工程と同様の方法で反応を行い、一般
式[VIII’’]
【化24】 [式中、R0、R10、R20、R30、R40、X2、X10、Y
3及びZは、前記の意味を有する]で表される化合物と
し、次いで適宜存在する保護基を除去した後、適当な方
法で精製することにより、一般式[I’’]
【化25】 [式中、R、R1、R2、R3、R4、X1、X2、Y3及び
Zは、前記の意味を有する]で表される化合物、即ち一
般式[I−4]の化合物を製造することができる。反応
液から一般式[I−4]の化合物又はその塩の単離精製
は、製造法Aと同様に溶媒抽出、再結晶、クロマトグラ
フィー等公知の分離手段により行うことができる。
【0206】なお、一般式[II]のカルボン酸又はチ
オカルボン酸は、文献公知であるか、又は一般式[I
X] R0−X [IX] [式中、Xは、ハロゲン原子を示し、R0は、前記の意
味を有する]で表されるハロゲン化アリール化合物と金
属マグネシウムとを、例えばジエチルエーテル、テトラ
ヒドロフラン等適当なエーテル系脱水溶媒中、低温から
溶媒の沸点温度で反応させることにより調製されるグリ
ニアル試薬と、置換されていてもよい酸無水物とを、前
記の脱水した不活性有機溶媒中、低温から室温で反応さ
せることにより製造することができる。
【0207】また、一般式[II]の化合物は、一般式
[X] R0−H [X] [式中、R0は前記の意味を有する]のアレン化合物と、
置換又は非置換の酸無水物とを、適宜前記の酸の存在
下、フリーデル−クラフト−アシル化反応を行うことに
よっても製造することができる。
【0208】なお、一般式[III]の化合物は、文献
公知であるか、一般式[III]
【化26】 [式中、Y4は、酸素原子、L3は、水素原子若しくはカ
ルボキシル基の保護基又はペプチドの固相合成における
カルボキシル基の樹脂担体、R30、R40及びX1は前記
の意味を有する]で表されるアミノ酸若しくはアミノ酸
より導くことの可能なアミノ酸誘導体であるか又は一般
式[XI]
【化27】 [式中、L4は、水素原子又はカルボキシル基の保護
基、R90は、水素原子又はアミノ基の保護基、R30、R
40及びX1及びY4は前記の意味を有する]で表されるア
ミノ酸又はアミノ酸より導くことのできるアミノ酸誘導
体のカルボン酸若しくはチオカルボン酸と
【0209】一般式[XII] R50NH−R80 [XII] [式中、R80はアミノ基の保護基又はペプチドの固相合
成におけるアミノ基の樹脂担体を示し、R50は前記の意
味を有する]で表されるアミン誘導体とを反応させ、次
いでR90がアミノ基の保護基の場合は当該アミノ基の保
護基を除去することにより製造できる。
【0210】また、一般式[III]の化合物は、一般
式[XIII]
【化28】 [式中、Y5は酸素原子又は窒素原子、L5は、カルボキ
シル基の保護基又は水素原子若しくはアミノ基の保護
基、R30、R40、R90及びX1は前記の意味を有する]
で表されるアミノ酸又はアミノ酸誘導体と一般式[XI
V] R607CH−MgX [XIV] [式中、Xはハロゲン原子を示し、R60及びR7は前記
の意味を有する]で表されるグリニアル試薬とを反応さ
せ、次いでR90がアミノ基の保護基の場合は、当該アミ
ノ基の保護基を除去することによっても製造できる。
【0211】次に、本発明の有用性を具体的に示すた
め、参考例1002の化合物を代表化合物とし、該化合
物投与後の血しょう中GLP−1濃度への影響を検討し
た。その試験方法及び結果を以下に示す。
【0212】(試験方法)自由摂食、摂水条件で飼育し
た雄性ウィスターラット(第9週令、n=6)を、試験
前夜から絶食し、1%カルボキシメチルセルロース溶液
に懸濁した化合物を投与した。なお、対照群としては、
1%カルボキシメチルセルロース溶液をラットに経口投
与した。被検薬剤投与30分後に採血を行い、得られた
血液から遠心分離を行って血漿を分離した。血漿中のG
LP−1濃度は市販の抗GLP−1抗体(コスモバイオ
(株))を用い、ラジオイムノアッセイ法で定量した。
得られた数値は、Student T検定を用いて解析
を行い、その統計学的有意差を算出した。その結果を下
記の表に示す。
【0213】(試験結果)
【表46】
【0214】以上の結果より、投与後30分に於いて、
30mg/kgの化合物を投与された群の血漿では対照
群と比較して有意に高値な血中GLP−1が認められ
た。この結果より、本発明の化合物はラットにおいて高
い血中GLP−1濃度を呈することの出来る活性を持つ
ことが示された。
【0215】本発明化合物は、高い血中GLP−1濃度
を呈する活性を示していることから、糖尿病治療剤、糖
尿病の慢性合併症の予防剤又は抗肥満薬として有用であ
る。
【0216】本発明の一般式[I]の化合物は、それを
有効成分とする医薬、特に糖尿病治療剤、糖尿病の慢性
合併症の予防剤又は抗肥満薬として使用することができ
るが、かかる医薬、特に糖尿病治療剤、糖尿病の慢性合
併症の予防剤又は抗肥満薬における本発明の化合物は、
医薬上許容される慣用的なものを意味し、例えば一般式
[I]
【化29】 [式中、R、R1、R2、R3、R4、X1、X2、Y及びZ
は、前記の意味を有する]で表される化合物、 R、
1、R2、R3又はR4上のカルボキシル基における医薬
として許容されるエステル若しくは塩、R、R1、R2
3又はR4上の水酸基における塩又はR、R1、R2、R
3又はR4上のアミノ基における塩が包含される。
【0217】該カルボキシル基又はヒドロキシ基におけ
る塩としては、例えばナトリウム塩、カリウム塩等のア
ルカリ金属塩;例えばカルシウム塩、マグネシウム塩等
のアルカリ土類金属塩等が挙げられる。
【0218】該アミノ基における酸付加塩としては、例
えば塩酸塩、硫酸塩、硝酸塩、りん酸塩、炭酸塩、炭酸
水素塩、過塩素酸塩等の無機酸塩;例えば酢酸塩、プロ
ピオン酸塩、乳酸塩、マレイン酸塩、フマール酸塩、酒
石酸塩、りんご酸塩、くえん酸塩、アスコルビン酸塩等
の有機酸塩;例えばメタンスルホン酸塩、イセチオン酸
塩、ベンゼンスルホン酸塩、トルエンスルホン酸塩等の
スルホン酸塩;例えばアスパラギン酸塩、グルタミン酸
塩等の酸性アミノ酸塩等が挙げられる。
【0219】本発明化合物は、糖尿病治療剤、糖尿病の
慢性合併症の予防剤あるいは抗肥満薬として使用される
場合には、その薬学的に許容しうる塩としても使用する
ことができる。薬学的に許容しうる塩の典型例として
は、例えばナトリウム、カリウム等のアルカリ金属との
塩等を挙げることができる。
【0220】本発明の化合物の薬学的に許容しうる塩の
製造法は、有機合成化学分野で通常用いられる方法を適
宜組み合わせて行うことができる。具体的には、本発明
化合物の遊離型の溶液をアルカリ溶液で中和滴定するこ
と等が挙げられる。
【0221】本発明化合物を糖尿病治療剤、糖尿病の慢
性合併症の予防剤あるいは抗肥満薬として使用する際の
投与形態としては各種の形態を選択でき、例えば錠剤、
カプセル剤、散剤、顆粒剤、液剤等の経口剤、例えば溶
液、懸濁液等の殺菌した液状の非経口剤等が挙げられ
る。
【0222】固体の製剤は、そのまま錠剤、カプセル
剤、顆粒剤又は粉末の形態として製造することもできる
が、適当な添加物を使用して製造することもできる。該
添加物としては、例えば乳糖、ブドウ糖等の糖類、例え
ばトウモロコシ、小麦、米等の澱粉類、例えばステアリ
ン酸等の脂肪酸、例えばメタケイ酸ナトリウム、アルミ
ン酸マグネシウム、無水リン酸カルシウム等の無機塩、
例えばポリビニルピロリドン、ポリアルキレングリコー
ル等の合成高分子、例えばステアリン酸カルシウム、ス
テアリン酸マグネシウム等の脂肪酸塩、例えばステアリ
ルアルコール、ベンジルアルコール等のアルコール類、
例えばメチルセルロース、カルボキシメチルセルロー
ス、エチルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセル
ロース等の合成セルロース誘導体、その他、水、ゼラチ
ン、タルク、植物油、アラビアゴム等通常用いられる添
加物等が挙げられる。
【0223】これらの錠剤、カプセル剤、顆粒剤、粉末
等の固形製剤は、一般的には0.1〜100重量%、好
ましくは5〜100重量%の有効成分を含むことができ
る。液状製剤は、水、アルコール類又は例えば大豆油、
ピーナツ油、ゴマ油等の植物由来の油等液状製剤におい
て通常用いられる適当な添加物を使用し、懸濁液、シロ
ップ剤、注射剤等の形態として製造することができる。
特に、非経口的に投与する場合の適当な溶剤としては、
例えば注射用蒸留水、塩酸リドカイン水溶液(筋肉内注
射用)、生理食塩水、ブドウ糖水溶液、エタノール、静
脈内注射用液体(例えばクエン酸、クエン酸ナトリウム
等の水溶液)、電解質溶液(例えば点滴静注、静脈内注
射用)等又はこれらの混合溶液が挙げられる。
【0224】又、経口投与の懸濁剤又はシロップ剤等の
液剤は、0.5〜10重量%の有効成分を含むことがで
きる。
【0225】本発明の化合物の実際に好ましい投与量
は、使用される化合物の種類、配合された組成物の種
類、適用頻度および治療すべき特定部位および患者の病
状によって適宜増減することができる。例えば、一日当
りの成人一人当りの投与量は、経口投与の場合、0.1
ないし1000mgであり、非経口投与の場合、1日当
り0.01ないし500mgである。なお、投与回数
は、投与方法および症状により異なるが、単回又は2な
いし5回に分けて投与することができる。
【0226】
【発明の実施の形態】
【実施例】以下に実施例を挙げて、本発明の化合物の製
剤化例を示すが、本発明の化合物の製剤化は本製剤化例
にのみ限定されるものではない。
【0227】実施例1(製剤化例1) 参考例1002の化合物 45(部) 重質酸化マグネシウム 15 乳糖 75 を均一に混合して350μm以下の粉末状又は細粒状の
散剤とする。この散剤をカプセル容器に入れてカプセル
剤とした。
【0228】実施例2(製剤化例) 参考例3011の化合物 45(部) 澱粉 15 乳糖 16 結晶性セルロース 21 ポリビニルアルコール 3 蒸留水30 を均一に混合した後、破砕造粒して乾燥し、次いで篩別
して141〜177μmの大きさの顆粒剤とした。
【0229】実施例3(製剤化例3) 製剤化例2と同様の方法で顆粒剤を作った後、この顆粒
剤96部に対してステアリン酸カルシウム4部を加えて
圧縮成形し、直径10mmの錠剤を作製した。
【0230】実施例4(製剤化例4) 製剤化例2の方法で得られた顆粒剤の90部に対して結
晶性セルロース10部及びステアリン酸カルシウム3部
を加えて圧縮成形し、直径8mmの錠剤とした後、これ
にシロップゼラチン、沈降性炭酸カルシウム混合懸濁液
を加えて糖衣錠を作製した。
【0231】以下、参考例を挙げて本発明の一般式
[I]の化合物の製造法を具体的に説明するが、本発明
はこれらによって何ら限定されるものではない。参考例
の薄層クロマトグラフは、プレートとしてSilica
gel 60F 245(Merck)を、検出法としてU
V検出器を用いた。カラム用シリカゲルとしては、Wa
kogelTM C−300(和光純薬)を、逆相カラム
用シリカゲルとしては、LC−SORBTM SP−B−
ODS(Chemco)またはYMC−GELTM OD
S−AQ 120−S50(山村化学研究所)を用い
た。
【0232】i−Bu:イソブチル基 n−Bu:n−ブチル基 t−Bu:t−ブチル基 Me:メチル基 Et:エチル基 Ph:フェニル基 i−Pr:イソプロピル基 n−Pr:n−プロピル基 CDCl3:重クロロホルム methanol−d4:重メタノール DMSO−d6:重ジメチルスルホキシド
【0233】
【参考例】参考例10019b−(2−メトキシフェニル)−3−(1−メチルエ
チル)[1,3]オキサゾロ[2,3−a]イソインド
ール−2,5(3H,9bH)−ジオン:(下記一般式
[I−1]において、R1 :H;R2 :H;R3 :i−P
r;R4 :H;Z:Ph;R:2−MeO−Phの化合
物) 無水フタル酸500mg(3.4mmol)を含むテト
ラヒドロフラン溶液(12ml)に、マグネシウム12
0mg(5.1mmol)と2−ブロモアニソール0.
55ml(4.4mmol)とにより調製したグリニア
ル試薬のテトラヒドロフラン溶液(17ml)を、窒素
雰囲気下、−70℃にて10分間かけて滴下した。反応
溶液を−70℃で2.5時間攪拌後、反応溶液に飽和塩
化アンモニウム水溶液を添加した。酢酸エチルエステル
で反応溶液を抽出し、有機層を飽和食塩水溶液で洗浄
後、乾燥し、減圧下に濃縮し、2−(2−メトキシベン
ゾイル)安息香酸の粗生成物770mg(収率:90
%)を得た。
【0234】2−(2−メトキシベンゾイル)安息香酸
750mg(3.0mmol)、D−バリンメチルエス
テル塩酸塩550mg(3.4mmol)及びトリエチ
ルアミン1.26ml(9.1mmol)の塩化メチレ
ン溶液(40ml)に、氷冷下、1−ヒドロキシベンゾ
トリアゾール水和物490mg(3.6mmol)と1
−(3−ジメチルアミノプロピル)−3−エチルカルボ
ジイミド塩酸塩690mg(3.6mmol)を加え、
室温で反応溶液を3時間攪拌した。反応溶液に飽和塩化
アンモニウム水溶液を添加し、クロロホルムで抽出し、
有機層を飽和食塩水溶液で洗浄し、乾燥し、減圧下に濃
縮した。得られた残渣をメタノール(15ml)に溶解
し、4N水酸化ナトリウム水溶液(8ml)を加え、反
応溶液を室温で12時間攪拌した後、減圧下に濃縮し
た。得られた残渣に1N塩酸水溶液(40ml)及び酢
酸エチルエステルを加え、有機層を乾燥し、減圧下に濃
縮した。得られた未精製のカルボン酸を塩化メチレン
(6ml)に溶解し、室温でトリフルオロ酢酸(5m
l)を加え、室温にて反応溶液を2時間攪拌した。反応
溶液を減圧下に濃縮後、得られた残渣をトルエンで共沸
を3回繰返し、減圧下に濃縮した。得られた残渣をシリ
カゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチ
ルエステル=3:2)により精製し、表題化合物470
mg(収率:46%)を淡黄色油状物として得た。
【0235】1HNMR(CDCl3)δ:0.85(3
H,d,J=6.6Hz),1.10(3H,d,J=
6.6Hz),1.56−1.66(1H,m),3.
48(3H,s),4.17(1H,d,J=10.5
Hz),6.83(1H,d,J=7.8Hz),7.
04(1H,t,J=7.8Hz),7.34−7.3
6(1H,m),7.38(1H,t,J=7.8H
z),7.53−7.60(2H,m),7.75(1
H,d,J=7.8Hz),7.89−7.92(1
H,m) FAB−MS(m/e):338[M+H]+
【0236】参考例1001と同様にして、前記の化合
物リストの一般式[I−1]の化合物の化合物番号に対
応する参考例1002ないし1222、1413及び1
427ないし1439の化合物を得た。以下にこれらの
物理定数を示す。
【0237】
【化30】
【0238】参考例1002(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;Z:Ph;R:Ph)1 HNMR(CDCl3)δ:0.92(3H,d,J=
6.6Hz),1.11(3H,d,J=6.7H
z),1.56−1.67(1H,m),4.22(1
H,d,J=9.8Hz),7.33(1H,dd,J
=2.7,5.8Hz),7.37−7.62(7H,
m),7.92(1H,dd,J=2.8,5.8H
z) FAB−MS(m/e):308[M+H]+
【0239】参考例1003(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;Z:Ph;R:2−NH2
Ph) ESI−MS(m/e):323[M+H]+
【0240】参考例1004(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;Z:Ph;R:4−F−P
h) ESI−MS(m/e):326[M+H]+
【0241】参考例1005(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;Z:Ph;R:4−Et2
−Ph) ESI−MS(m/e):379[M+H]+
【0242】参考例1006(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;Z:Ph;R:4−Cl−P
h)1 HNMR(CDCl3)δ:0.92(3H,d,J=
6.6Hz),1.12(3H,d,J=7.2H
z),1.54−1.70(1H,m),4.21(1
H,d,J=9.4Hz),7.32(1H,ddd,
J=0.6,2.4,5.4Hz),7.37(2H,
d,J=9.0Hz),7.43(2H,d,J=9.
0Hz),7.58−7.62(2H,m),7.91
(1H,ddd,J=0.6,2.4,5.4Hz) FAB−MS(m/e):342[M+H]+
【0243】参考例1007(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;Z:Ph;R:4−HO−P
h)1 HNMR(CDCl3)δ:0.93(3H,d,J=
6.7Hz),1.11(3H,d,J=6.7H
z),1.59−1.75(1H,m),4.19(1
H,d,J=9.9Hz),6.85(2H,d,J=
8.8Hz),7.33−7.37(3H,m),7.
57−7.60(2H,m),7.88−7.91(1
H,m) FAB−MS(m/e):324[M+H]+
【0244】参考例1008(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;Z:Ph;R:3−MeO−
Ph)1 HNMR(CDCl3)δ:0.96(3H,d,J=
6.6Hz),1.12(3H,d,J=6.6H
z),1.63−1.71(1H,m),3.79(3
H,s),4.21(1H,d,J=9.9Hz),
6.90(1H,dd,J=1.4,8.0Hz),
7.02(1H,d,J=1.4Hz),7.08(1
H,d,J=8.0Hz),7.31(1H,t,J=
8.0Hz),7.36−7.38(1H,m),7.
56−7.62(2H,m),7.89−7.92(1
H,m) FAB−MS(m/e):338[M+H]+
【0245】参考例1009(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;Z:Ph;R:3−HO−P
h)1 HNMR(CDCl3)δ:0.95(3H,d,J=
6.6Hz),1.12(3H,d,J=6.6H
z),1.67−1.72(1H,m),4.21(1
H,d,J=9.9Hz),6.85(1H,ddd,
J=0.9,2.5,7.9Hz),6.97(1H,
d,J=2.5Hz),7.06(1H,dd,J=
0.9,7.9Hz),7.27(1H,t,J=7.
9Hz),7.34−7.38(1H,m),7.54
−7.62(2H,m),7.85−7.88(1H,
m) FAB−MS(m/e):324[M+H]+
【0246】参考例1010(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;Z:Ph;R:3−NH2
Ph) ESI−MS(m/e):323[M+H]+
【0247】参考例1011(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;Z:Ph;R:4−MeO−
Ph)1 HNMR(CDCl3)δ:0.93(3H,d,J=
6.7Hz),1.11(3H,d,J=6.7H
z),1.63−1.69(1H,m),3.82(3
H,s),4.19(1H,d,J=9.9Hz),
6.89(2H,d,J=8.8Hz),7.32−
7.37(1H,m),7.40(2H,d,J=8.
8Hz),7.57−7.60(2H,m),7.89
−7.92(1H,m) FAB−MS(m/e):338[M+H]+
【0248】参考例1012(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;Z:Ph;R:4−Me−P
h)1 HNMR(CDCl3)δ:0.94(3H,d,J=
6.6Hz),1.11(3H,d,J=6.7H
z),1.57−1.72(1H,m),2.36(3
H,s),4.20(1H,d,J=10.0Hz),
7.22(1H,d,J=8.5Hz),7.32−
7.36(1H,m),7.37(1H,d,J=8.
5Hz),7.55−7.61(2H,m),7.88
−7.95(1H,m) FAB−MS(m/e):322[M+H]+
【0249】参考例1013(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;Z:Ph;R:3−Me−P
h)1 HNMR(CDCl3)δ:0.86(3H,d,J=
6.7Hz),1.03(3H,d,J=6.7H
z),1.52−1.60(1H,m),2.27(3
H,s),4.13(1H,d,J=9.9Hz),
7.09−7.20(4H,m,),7.20−7.2
9(1H,m),7.47−7.53(2H,m),
7.82−7.84(1H,m) FAB−MS(m/e):322[M+H]+
【0250】参考例1014(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;Z:Ph;R:t−BuO2
CCH2O−Ph)1 HNMR(CDCl3)δ:0.92(3H,d,J=
6.7Hz),1.10(3H,d,J=6.7H
z),1.47(9H,s),1.60−1.68(1
H,m),4.19(1H,d,J=9.9Hz),
4.52(2H,s),6.89(2H,d,J=8.
8Hz),7.40(2H,d,J=8.8Hz),
7.32−7.91(4H,m) FAB−MS(m/e):438[M+H]+
【0251】参考例1015(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;Z:Ph;R:HO2CCH2
O−Ph)1 HNMR(CDCl3)δ:0.93(3H,d,J=
6.6Hz),1.11(3H,d,J=6.6H
z),1.60−1.70(1H,m),4.19(1
H,d,J=9.9Hz),4.69(2H,s),
6.84(2H,d,J=9.0Hz),7.43(2
H,d,J=9.0Hz),7.31−7.92(4
H,m) FAB−MS(m/e):382[M+H]+
【0252】参考例1016(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;Z:Ph;R:4−tBuO
2C(CH25O−Ph)1 HNMR(CDCl3)δ:0.94(3H,d,J=
6.6Hz),1.11(3H,d,J=6.6H
z),1.439−1.441(9H,m),1.49
−1.84(7H,m),2.24(2H,t,J=
7.2Hz),3.95(2H,t,J=6.4H
z),4.19(1H,d,J=10.1Hz),6.
87(2H,d,J=8.4Hz),7.32−7.3
5(1H,m),7.38(2H,d,J=8.4H
z),7.55−7.60(2H,m),7.88−
7.91(1H,m) FAB−MS(m/e):494[M+H]+
【0253】参考例1017(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;Z:Ph;R:4−HO2
(CH25O−Ph)1 HNMR(CDCl3)δ:0.83(3H,d,J=
6.7Hz),1.10(3H,d,J=6.7H
z),1.47−1.85(7H,m),2.39(2
H,t,J=7.8Hz),3.85(2H,t,J=
7.2Hz),4.18(1H,d,J=10.7H
z),6.87(2H,d,J=8.9Hz),7.3
1−7.39(1H,m),7.39(2H,d,J=
8.9Hz),7.54−7.61(2H,m),7.
87−7.92(1H,m) FAB−MS(m/e):438[M+H]+
【0254】参考例1018(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;Z:Ph;R:4−HO(C
23O−Ph)1 HNMR(CDCl3)δ:0.93(3H,d,J=
6.7Hz),1.11(3H,d,J=6.7H
z),1.61−1.71(1H,m),2.04(2
H,quintet,J=5.9Hz),3.86(2
H,t,J=5.9Hz),4.12(2H,t,J=
5.9Hz),4.20(1H,d,J=9.8H
z),6.90(2H,d,J=8.8Hz),7.3
2−7.91(6H,m) FAB−MS(m/e):382[M+H]+
【0255】参考例1019(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;Z:Ph;R:4−HO(C
22O−Ph)1 HNMR(CDCl3)δ:0.95(3H,d,J=
6.7Hz),1.13(3H,d,J=6.7H
z),1.63−1.71(1H,m),3.99(2
H,t,J=4.4Hz),4.11(2H,t,J=
4.4Hz),4.22(1H,d,J=9.9H
z),6.94(2H,d,J=8.9Hz),7.2
9−7.93(6H,m) FAB−MS(m/e):368[M+H]+
【0256】参考例1020(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;Z:Ph;R:4−HOC
(Me)2(CH22O−Ph)1 HNMR(CDCl3)δ:0.95(3H,d,J=
6.7Hz),1.13(3H,d,J=6.7H
z),1.32(6H,s),1.61−1.68(1
H,m),2.01(2H,t,J=6.4Hz),
4.19(2H,t,J=6.4Hz),4.21(1
H,d,J=9.9Hz),6.91(2H,d,J=
8.9Hz),7.41(2H,d,J=8.9H
z),7.33−7.92(4H,m) FAB−MS(m/e):410[M+H]+
【0257】参考例1021(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;Z:Ph;R:4−PhCH
2O−Ph)1 HNMR(CDCl3)δ:0.94(3H,d,J=
6.6Hz),1.12(3H,d,J=6.6H
z),1.60−1.75(1H,m),4.20(1
H,d,J=9.9Hz),5.06(2H,s),
6.98(2H,d,J=8.9Hz),7.33−
7.92(11H,m) FAB−MS(m/e):414[M+H]+
【0258】参考例1022(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;Z:Ph;R:4−MeNH
COCH2O−Ph)1 HNMR(CDCl3)δ:0.92(3H,d,J=
6.7Hz),1.11(3H,d,J=6.7H
z),1.60−1.68(1H,m),2.92(3
H,d,J=5.1Hz),4.20(1H,d,J=
9.9Hz),4.50(2H,s),6.56−6.
59(1H,m),6.93(2H,d,J=8.9H
z),7.32−7.36(1H,m),7.45(2
H,d,J=8.9Hz),7.57−7.63(2
H,m),7.90−7.93(1H,m) FAB−MS(m/e):395[M+H]+
【0259】参考例1023(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;Z:Ph;R:4−EtNH
COCH2O−Ph)1 HNMR(CDCl3)δ:0.92(3H,d,J=
6.7Hz),1.11(3H,d,J=6.7Hz)
1.18(3H,t,J=7.3Hz),1.60−
1.70(1H,m),3.40(2H,dt,J=
5.9,7.3Hz),4.20(1H,d,J=9.
8Hz),4.48(2H,s),6.53(1H,b
rs),6.93(2H,d,J=9.0Hz),7.
31−7.92(6H,m) FAB−MS(m/e):409[M+H]+
【0260】参考例1024(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;Z:Ph;R:4−n−Pr
NHCOCH2O−Ph)1 HNMR(CDCl3)δ:0.89−0.94(6
H,m),1.12(3H,d,J=7.2Hz),
1.53−1.66(3H,m),3.32(2H,d
t,J=7.2Hz),4.21(1H,d,J=9.
9Hz),4.50(2H,s),6.53(1H,b
r),6.95(2H,d,J=8.9Hz),7.3
1−7.93(6H,m) FAB−MS(m/e):414[M+H]+
【0261】参考例1025(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;Z:Ph;R:4−n−Bu
NHCOCH2O−Ph)1 HNMR(CDCl3)δ:0.92(3H,t,J=
7.2Hz),0.92(3H,d,J=6.6H
z),1.11(3H,d,J=6.6Hz),1.2
6−1.40(2H,m),1.48−1.70(3
H,m),3.35(2H,q,J=6.8Hz),
4.21(1H,d,J=9.8Hz),4.49(2
H,s),6.52−6.53(1H,m),6.94
(2H,d,J=9.0Hz),7.31−7.36
(1H,m),7.45(2H,d,J=9.0H
z),7.57−7.63(2H,m),7.88−
7.93(1H,m) FAB−MS(m/e):437[M+H]+
【0262】参考例1026(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;Z:Ph;R:4−CH2
CHCH2NHCOCH2O−Ph)1 HNMR(CDCl3)δ:0.93(3H,d,J=
6.7Hz),1.13(3H,d,J=6.7H
z),1.61−1.67(1H,m),3.98−
4.02(2H,m),4.22(1H,d,J=9.
8Hz),4.54(2H,s),5.82−5.91
(1H,m),6.65(1H,br),6.96(2
H,d,J=8.9Hz),7.33−7.94(6
H,m) ESI−MS(m/e):421[M+H]+
【0263】参考例1027(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;Z:Ph;R:4−Me(C
29NHCOCH2O−Ph)1 HNMR(CDCl3)δ:0.87(3H,t,J=
6.5Hz),0.92(3H,d,J=6.6H
z),1.11(3H,d,J=6.6Hz),1.2
5−1.67(7H,m),3.33(2H,dt,J
=6.8Hz),4.20(1H,d,J=9.8H
z),4.48(2H,s),6.61(1H,b
r),6.93(2H,d,J=9.0Hz),7.3
2−7.92(6H,m) FAB−MS(m/e):521[M+H]+
【0264】参考例1028(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;Z:Ph;R:4−N3(C
23O−Ph)1 HNMR(CDCl3)δ:0.96(3H,d,J=
6.6Hz),1.14(3H,d,J=6.6H
z),1.60−1.69(1H,m),2.07−
2.12(2H,m),3.54(2H,t,J=6.
6Hz),4.07(2H,t,J=6.2Hz),
4.21(1H,d,J=9.9Hz),6.92(2
H,d,J=8.9Hz),7.34−7.94(6
H,m) FAB−MS(m/e):407[M+H]+
【0265】参考例1029(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;Z:Ph;R:4−t−Bu
2CCH(Me)O−Ph)1 HNMR(CDCl3)δ:0.91(3H,d,J=
6.7Hz),1.10(3H,d,J=6.7H
z),1.38−1.79(13H,m),4.19
(1H,d,J=9.9Hz),4.61−4.64
(1H,m),6.86(2H,d,J=8.9H
z),7.31−7.34(1H,m),7.38(2
H,d,J=8.9Hz),7.57−7.62(2
H,m),7.88−7.91(1H,m) FAB−MS(m/e):452[M+H]+
【0266】参考例1030(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;Z:Ph;R:4−n−Pr
NHCOCH(Me)O−Ph)1 HNMR(CDCl3)δ:0.78−0.89(3
H,m),0.95(3H,d,J=6.8Hz),
1.11(3H,d,J=6.8Hz),1.40−
1.74(6H,m),3.11−3.32(2H,
m),4.20(1H,d,J=9.3Hz),4.6
4−4.70(1H,m),6.33−6.34(1
H,m),6.91(2H,d,J=8.2Hz),
7.29−7.38(1H,m),7.39−7.43
(2H,m),7.56−7.62(2H,m),7.
87−7.92(1H,m) FAB−MS(m/e):437[M+H]+
【0267】参考例1031(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;Z:Ph;R:4−F3CS
3−Ph)1 HNMR(CDCl3)δ:0.89(3H,d,J=
6.7Hz),1.12(3H,d,J=6.7H
z),1.59−1.67(1H,m),4.24(1
H,d,J=9.6Hz),7.31−7.34(1
H,m),7.33(2H,d,J=8.9Hz),
7.59−7.66(2H,m),7.61(2H,
d,J=8.9Hz),7.92−7.95(1H,
m) FAB−MS(m/e):456[M+H]+
【0268】参考例1032(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;Z:Ph;R:4−t−Bu
2CCH=CH−Ph)1 HNMR(CDCl3)δ:0.91(3H,d,J=
6.6Hz),1.11(3H,d,J=6.6H
z),1.44(9H,s),1.50−1.66(1
H,m),4.21(1H,d,J=9.7Hz),
6.38(1H,d,J=16.0Hz),7.32−
7.36(1H,m),7.51−7.55(4H,
m),7.58−7.64(3H,m),7.90−
7.94(1H,m) FAB−MS(m/e):434[M+H]+
【0269】参考例1033(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;Z:Ph;R:4−n−Pr
NHCOCH=CH−Ph)1 HNMR(CDCl3)δ:0.92(3H,d,J=
6.7Hz),0.97(3H,t,J=7.4H
z),1.11(3H,d,J=6.7Hz),1.5
6−1.75(3H,m),3.36(2H,q,J=
6.7Hz),4.22(1H,d,J=9.9H
z),5.69(1H,s),6.41(1H,d,J
=15.7Hz),7.31−7.36(1H,m),
7.47−7.54(4H,m),7.59−7.63
(2H,m),7.61(1H,d,J=15.7H
z),7.90−7.95(1H,m) FAB−MS(m/e):419[M+H]+
【0270】参考例1034(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;Z:Ph;R:4−n−Pr
CH(Me)NHCOCH2O−Ph)1 HNMR(CDCl3)δ:0.91(3H,t,J=
5.3Hz),0.93(3H,d,J=6.6H
z),1.12(3H,d,J=6.6Hz),1.1
6(3H,d,J=6.6Hz),1.27−1.48
(4H,m),1.61−1.69(1H,m),4.
07−4.12(1H,m),4.22(1H,d,J
=9.8Hz),4.48(2H,s),6.26(1
H,br),6.95(2H,d,J=8.9Hz),
7.32−7.94(6H,m) FAB−MS(m/e):451[M+H]+
【0271】参考例1035(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;Z:Ph;R:4−EtCH
(Me)NHCOCH2O−Ph)1 HNMR(CDCl3)δ:0.87(3H,t,J=
7.5Hz),0.92(3H,d,J=6.6H
z),1.11(3H,d,J=6.7Hz),1.1
5(3H,d,J=6.6Hz),1.46−1.52
(2H,m),1.60−1.70(1H,m),3.
98−4.03(1H,m),4.21(1H,d,J
=9.8Hz),4.48(2H,s),6.24(1
H,br),6.94(2H,d,J=8.9Hz),
7.31−7.93(6H,m) FAB−MS(m/e):437[M+H]+
【0272】参考例1036(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;Z:Ph;R:4−MeOC
2O−Ph)1 HNMR(CDCl3)δ:0.97(3H,d,J=
6.9Hz),1.13(3H,d,J=6.9H
z),1.60−1.70(1H,m),3.49(3
H,s),4.20(1H,d,J=9.6Hz),
5.19(2H,s),7.05(2H,d,J=8.
4Hz),7.35−7.93(6H,m) ESI−MS(m/e):368[M+H]+
【0273】参考例1037(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;Z:Ph;R:4−EtCO
CH2O−Ph)1 HNMR(CDCl3)δ:0.93(3H,d,J=
6.6Hz),1.12(3H,d,J=6.6H
z),1.12(3H,t,J=7.3Hz),1.6
0−1.68(1H,m),2.26(2H,q,J=
7.3Hz),4.20(1H,d,J=9.9H
z),4.58(2H,s),6.89(2H,d,J
=8.9Hz),7.32−7.92(6H,m) ESI−MS(m/e):394[M+H]+
【0274】参考例1038(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;Z:Ph;R:3−tBuO
2CCH2O−Ph)1 HNMR(CDCl3)δ:0.94(3H,d,J=
6.7Hz),1.11(3H,d,J=6.7H
z),1.46(9H,s),1.61−1.73(1
H,m),4.20(1H,d,J=9.9Hz),
4.50(2H,s),6.89(1H,dd,J=
2.3,8.1Hz),7.02(1H,dd,J=
1.1,2.3Hz),7.10(1H,dd,J=
1.1,8.1Hz),7.31(1H,t,J=8.
1Hz),7.33−7.37(1H,m),7.56
−7.61(2H,m),7.87−7.92(1H,
m) FAB−MS(m/e):438[M+H]+
【0275】参考例1039(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;Z:Ph;R:3−HO2
CH2O−Ph)1 HNMR(CDCl3)δ:0.93(3H,d,J=
6.6Hz),1.10(3H,d,J=6.6H
z),1.59−1.69(1H,m),4.20(1
H,d,J=9.0Hz),4.68(2H,s),
6.90−6.94(1H,m),7.08−7.26
(3H,m),7.31−7.36(1H,m),7.
57−7.62(2H,m),7.88−7.93(1
H,m) FAB−MS(m/e):382[M+H]+
【0276】参考例1040(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;Z:Ph;R:3−n−Pr
NHCOCH2O−Ph)1 HNMR(CDCl3)δ:0.93(3H,t,J=
7.4Hz),0.94(3H,d,J=6.6H
z),1.12(3H,d,J=6.6Hz),1.5
2−1.72(3H,m),3.32(2H,q,J=
6.8Hz),4.22(1H,d,J=9.8H
z),4.47(2H,s),6.56−6.58(1
H,m),6.91(1H,dd,J=2.2,7.6
Hz),7.11(1H,dd,J=1.1,2.2H
z),7.14(1H,dd,J=1.1,7.8H
z),7.33−7.38(2H,m),7.58−
7.64(2H,m),7.91−7.94(1H,
m) FAB−MS(m/e):423[M+H]+
【0277】参考例1041(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;Z:Ph;R:4−H2NC
(Me)2CH22CCH2O−Ph) FAB−MS(m/e):453[M+H]+
【0278】参考例1042(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;Z:Ph;R:4−morp
holinoCOCH2O−Ph)1 HNMR(CDCl3)δ:0.94(3H,d,J=
6.7Hz),1.13(3H,d,J=6.7H
z),1.60−1.68(1H,m),3.59−
3.69(8H,m),4.21(1H,d,J=9.
8Hz),4.72(2H,s),6.96(2H,
d,J=9.0Hz),7.33−7.93(6H,
m) ESI−MS(m/e):451[M+H]+
【0279】参考例1043(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;Z:Ph;R:4−(4−C
l−Ph)−COCH2O−Ph)1 HNMR(CDCl3)δ:0.93(3H,d,J=
6.6Hz),1.11(3H,d,J=6.6H
z),1.62−1.66(1H,m),4.19(1
H,d,J=9.9Hz),5.25(2H,s),
6.93(2H,d,J=8.9Hz),7.32−
7.97(10H,m) ESI−MS(m/e):476[M+H]+
【0280】参考例1044(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;Z:Ph;R:4−PhCO
CH2O−Ph)1 HNMR(CDCl3)δ:0.93(3H,d,J=
6.7Hz),1.11(3H,d,J=6.7H
z),1.61−1.70(1H,m),4.19(1
H,d,J=9.9Hz),5.31(2H,s),
6.94(2H,d,J=9.0Hz),7.33−
8.01(11H,m) ESI−MS(m/e):442[M+H]+
【0281】参考例1045(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;Z:Ph;R:4−(4−p
yridyl)−CH2NHCOCH2O−Ph)1 HNMR(CDCl3)δ:0.92(3H,d,J=
6.5Hz),1.12(3H,d,J=6.5H
z),1.61−1.67(1H,m),4.21(1
H,d,J=9.7Hz),4.57(1H,d,J=
6.4Hz),4.60(2H,s),6.96(2
H,d,J=8.9Hz),7.20−8.57(10
H,m) ESI−MS(m/e):472[M+H]+
【0282】参考例1046(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;Z:Ph;R:4−H2NC
2CH2NHCOCH2O−Ph)1 HNMR(methanol−d4)δ:0.87−
1.09(6H,m),1.57−2.15(1H,
m),3.06−3.12(2H,m),3.52−
3.59(2H,m),4.20(1H,d,J=9.
5Hz),4.54−4.64(2H,m),6.90
−7.91(8H,m) FAB−MS(m/e):424[M+H]+
【0283】参考例1047(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;Z:Ph;R:4−Cl−3
−NO2−Ph) ESI−MS(m/e):387[M+H]+
【0284】参考例1048(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;Z:Ph;R:4−Cl−3
−F−Ph)1 HNMR(CDCl3)δ:0.94(3H,d,J=
6.6Hz),1.13(3H,d,J=6.6H
z),1.59−1.72(1H,m),4.22(1
H,d,J=9.4Hz),7.24−7.36(3
H,m),7.44(1H,t,J=7.7Hz),
7.59−7.65(2H,m),7.90−7.94
(1H,m) FAB−MS(m/e):360[M+H]+
【0285】参考例1049(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;Z:Ph;R:4−Cl−3
−Me−Ph)1 HNMR(CDCl3)δ:0.94(3H,d,J=
6.7Hz),1.12(3H,d,J=6.7H
z),1.58−1.72(1H,m),2.38(3
H,s),4.20(1H,d,J=9.9Hz),
7.21−7.27(1H,m),7.31−7.35
(1H,m),7.35(2H,d,J=8.5H
z),7.57−7.63(2H,m),7.88−
7.95(1H,m) FAB−MS(m/e):356[M+H]+
【0286】参考例1050(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;Z:Ph;R:3−NH2
4−Cl−Ph)1 HNMR(CDCl3)δ:0.96(3H,d,J=
6.6Hz),1.13(3H,d,J=6.5H
z),1.60−1.77(1H,m),4.19(1
H,d,J=9.9Hz),6.75(1H,dd,J
=2.4,8.2Hz),6.92(1H,d,J=
2.4,Hz),7.23(1H,d,J=8.2,H
z),7.33−7.39(1H,m),7.57−
7.63(2H,m),7.86−7.93(1H,
m) FAB−MS(m/e):357[M+H]+
【0287】参考例1051(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;Z:Ph;R:3−Cl−4
−MeO−Ph)1 HNMR(CDCl3)δ:0.95(3H,d,J=
6.7Hz),1.13(3H,d,J=6.7Hz)
1.57−1.65(1H,m),3.91(3H,
s),4.20(1H,d,J=9.9Hz),6.9
2(1H,d,J=8.6Hz),7.33−7.93
(6H,m) FAB−MS(m/e):372[M+H]+
【0288】参考例1052(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;Z:Ph;R:3−Cl−4
−Me−Ph)1 HNMR(CDCl3)δ:0.95(3H,d,J=
6.7Hz),1.12(3H,d,J=6.7H
z),1.62−1.69(1H,m),2.37(3
H,s),4.20(1H,d,J=9.8Hz),
7.26−7.33(2H,m),7.33−7.36
(1H,m),7.49(1H,s),7.57−7.
62(2H,m),7.89−7.93(1H,m) FAB−MS(m/e):356[M+H]+
【0289】参考例1053(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;Z:Ph;R:4−Br−3
−Cl−Ph)1 HNMR(CDCl3)δ:0.88(3H,d,J=
6.7Hz),1.12(3H,d,J=6.7H
z),1.50−1.60(1H,m),4.24(1
H,d,J=9.6Hz),7.50−7.95(7
H,m) FAB−MS(m/e):420/422[M+H]+
【0290】参考例1054(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;Z:Ph;R:4−Br−2
−Cl−Ph)1 HNMR(CDCl3)δ:0.94(3H,d,J=
6.6Hz),1.13(3H,d,J=6.5H
z),1.62−1.67(1H,m),4.22(1
H,d,J=9.7Hz),7.22−7.94(7
H,m) FAB−MS(m/e):420/422[M+H]+
【0291】参考例1055(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;Z:Ph;R:4−F−3−
Me−Ph)1 HNMR(CDCl3)δ:0.93(3H,d,J=
6.7Hz),1.12(3H,d,J=6.7H
z),1.61−1.68(1H,m),2.28(3
H,s),4.20(1H,d,J=9.9Hz),
7.01(1H,t,J=8.9Hz),7.27−
7.35(3H,m),7.59−7.62(2H,
m),7.90−7.93(1H,m) FAB−MS(m/e):340[M+H]+
【0292】参考例1056(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;Z:Ph;R:3−F−4−
Me−Ph)1 HNMR(CDCl3)δ:0.94(3H,d,J=
6.7Hz),1.12(3H,d,J=6.7H
z),1.63−1.70(1H,m),2.28(3
H,s),4.21(1H,d,J=9.9Hz),
7.16(1H,d,J=7.2Hz),7.18(1
H,s),7.20(1H,d,J=7.2Hz),
7.33−7.36(1H,m),7.57−7.63
(2H,m),7.90−7.93(1H,m) FAB−MS(m/e):340[M+H]+
【0293】参考例1057(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;Z:Ph;R:3−Br−4
−HO−Ph)1 HNMR(CDCl3)δ:0.95(3H,d,J=
6.6Hz),1.13(3H,d,J=6.6H
z),1.62−1.72(1H,m),4.20(1
H,d,J=9.9Hz),5.70(1H,s),
7.02(1H,d,J=8.6Hz),7.30−
7.37(1H,m),7.32(1H,d,J=8.
6Hz),7.58−7.65(2H,m),7.64
(1H,s),7.90−7.93(1H,m) FAB−MS(m/e):402/404[M+H]+
【0294】参考例1058(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;Z:Ph;R:3−Br−4
−MeO−Ph)1 HNMR(CDCl3)δ:0.95(3H,d,J=
6.7Hz),1.13(3H,d,J=6.7H
z),1.61−1.73(1H,m),3.91(3
H,s),4.20(1H,d,J=9.9Hz),
6.90(1H,d,J=8.6Hz),7.32−
7.38(1H,m),7.42(1H,dd,J=
2.3,8.6Hz),7.58−7.64(2H,
m),7.66(1H,d,J=2.3Hz),7.8
8−7.94(1H,m) FAB−MS(m/e):416/418[M+H]+
【0295】参考例1059(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;Z:Ph;R:3−Br−4
−F−Ph) ESI−MS(m/e):404[M+H]+
【0296】参考例1060(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;Z:Ph;R:3−F−4−
Ph−Ph)1 HNMR(CDCl3)δ:0.88(3H,d,J=
6.5Hz),1.15(3H,d,J=6.5H
z),1.65−1.80(1H,m),4.23(1
H,d,J=9.9Hz),7.28−7.56(9
H,m),7.56−7.66(2H,m),7.91
−7.95(1H,m) FAB−MS(m/e):402[M+H]+
【0297】参考例1061(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;Z:Ph;R:4−HO−3
−I−Ph)1 HNMR(CDCl3)δ:0.95(3H,d,J=
6.6Hz),1.13(3H,d,J=6.6H
z),1.63−1.69(1H,m),4.19(1
H,d,J=9.9Hz),5.71(1H,s),
6.98(1H,d,J=8.5Hz),7.32−
7.93(6H,m) FAB−MS(m/e):450[M+H]+
【0298】参考例1062(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;Z:Ph;R:5−HO−2
−I−Ph)1 HNMR(CDCl3)δ:0.95(3H,d,J=
6.7Hz),1.12(3H,d,J=6.7H
z),1.63−1.75(1H,m),4.20(1
H,d,J=9.9Hz),6.04(1H,br
s),6.82(1H,dd,J=2.1,8.2H
z),7.11(1H,d,J=2.1Hz),7.3
3−7.36(1H,m),7.55−7.62(2
H,m),7.69(1H,d,J=8.2Hz),
7.84−7.87(1H,m) FAB−MS(m/e):450[M+H]+
【0299】参考例1063(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;Z:Ph;R:3−I−4−
MeO−Ph)1 HNMR(CDCl3)δ:0.96(3H,d,J=
6.6Hz),1.13(3H,d,J=6.6H
z),1.59−1.68(1H,m),3.89(3
H,s),4.20(1H,d,J=9.9Hz),
6.81(1H,d,J=8.6Hz),7.34−
7.93(6H,m) FAB−MS(m/e):464[M+H]+
【0300】参考例1064(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;Z:Ph;R:2−I−5−
MeO−Ph)1 HNMR(CDCl3)δ:0.98(3H,d,J=
6.6Hz),1.13(3H,d,J=6.6H
z),1.63−1.71(1H,m),3.86(3
H,s),4.22(1H,d,J=10.1Hz),
6.87(1H,dd,J=1.9,8.0Hz),
6.91(1H,d,J=1.9Hz),7.35−
7.37(1H,m),7.58−7.64(2H,
m),7.79(1H,d,J=8.0Hz),7.9
2(1H,dd,J=3.0,5.7Hz) FAB−MS(m/e):464[M+H]+
【0301】参考例1065(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;Z:Ph;R:4−MeO−
3−Me−Ph)1 HNMR(CDCl3)δ:0.95(3H,d,J=
6.6Hz),1.11(3H,d,J=6.6H
z),1.60−1.70(1H,m),2.18(3
H,s),3.83(3H,s),4.18(1H,
d,J=10.0Hz),6.80(1H,d,J=
8.6Hz),7.20(1H,d,J=2.6H
z),7.30(1H,dd,J=2.6,8.6H
z),7.32−7.36(1H,m),7.54−
7.61(2H,m),7.88−7.92(1H,
m) FAB−MS(m/e):352[M+H]+
【0302】参考例1066(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;Z:Ph;R:4−HO(C
23O−3−I−Ph)1 HNMR(CDCl3)δ:0.97(3H,d,J=
6.7Hz),1.14(3H,d,J=6.7H
z),1.57−1.70(1H,m),2.13(2
H,dt,J=5.6Hz),3.95(2H,t,J
=5.6Hz),4.20(2H,t,J=5.6H
z),4.21(1H,d,J=9.9Hz),6.8
3(1H,d,J=8.6Hz),7.35−7.94
(6H,m) FAB−MS(m/e):508[M+H]+
【0303】参考例1067(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;Z:Ph;R:4−HO(C
22O−3−I−Ph)1 HNMR(CDCl3)δ:0.96(3H,d,J=
6.7Hz),1.15(3H,d,J=6.7H
z),1.58−1.68(1H,m),4.01(2
H,t,J=4.4Hz),4.15(2H,t,J=
4.4Hz),4.21(1H,d,J=9.9H
z),6.83(1H,d,J=8.6Hz),7.3
4−7.94(6H,m) FAB−MS(m/e):494[M+H]+
【0304】参考例1068(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;Z:Ph;R:4−HOC
(Me)2(CH22O−3−I−Ph)1 HNMR(CDCl3)δ:0.96(3H,d,J=
6.6Hz),1.13(3H,d,J=6.6H
z),1.34(6H,s),1.60−1.65(1
H,m),2.08(2H,t,J=6.0Hz),
4.19(1H,d,J=9.9Hz),4.23(2
H,t,J=6.0Hz),6.82(1H,d,J=
8.7Hz),7.32−7.94(6H,m) FAB−MS(m/e):536[M+H]+
【0305】参考例1069(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;Z:Ph;R:4−t−Bu
2C(CH24O−3−I−Ph)1 HNMR(CDCl3)δ:0.95(3H,d,J=
6.6Hz),1.12(3H,d,J=6.6H
z),1.44(9H,s),1.60−1.67(1
H,m),1.82−1.86(4H,m),2.32
(2H,t,J=6.8Hz),4.01(2H,t,
J=5.3Hz),4.18(1H,d,J=10.0
Hz),6.75(1H,d,J=8.6Hz),7.
32−7.91(6H,m) FAB−MS(m/e):606[M+H]+
【0306】参考例1070(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;Z:Ph;R:3−I−4−
PhCH2O−Ph)1 HNMR(CDCl3)δ:0.96(3H,d,J=
6.7Hz),1.13(3H,d,J=6.7H
z),1.60−1.75(1H,m),4.20(1
H,d,J=9.9Hz),5.16(2H,s),
6.86(1H,d,J=8.6Hz),7.34−
7.93(11H,m) FAB−MS(m/e):540[M+H]+
【0307】参考例1071(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;Z:Ph;R:4−H2NC
OCH2O−3−I−Ph)1 HNMR(CDCl3)δ:0.95(3H,d,J=
6.7Hz),1.13(3H,d,J=6.7H
z),1.61−1.69(1H,m),4.21(1
H,d,J=9.9Hz),4.53(2H,s),
5.86(1H,br),6.78(1H,d,J=
8.6Hz),6.86(1H,br),7.33−
7.94(6H,m) FAB−MS(m/e):507[M+H]+
【0308】参考例1072(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;Z:Ph;R:3−I−4−
MeNHCOCH2O−Ph)1 HNMR(CDCl3)δ:0.95(3H,d,J=
6.6Hz),1.13(3H,d,J=6.6H
z),1.61−1.69(1H,m),2.97(3
H,d,J=5.0Hz),4.21(1H,d,J=
9.8Hz),4.53(2H,s),6.77(1
H,d,J=8.6Hz),6.87(1H,br),
7.33−7.94(6H,m) FAB−MS(m/e):521[M+H]+
【0309】参考例1073(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;Z:Ph;R:4−EtNH
COCH2O−3−I−Ph)1 HNMR(CDCl3)δ:0.95(3H,d,J=
6.6Hz),1.13(3H,d,J=6.6H
z),1.24(3H,t,J=7.3Hz),1.6
1−1.69(1H,m),3.44(2H,dt,J
=7.3Hz),4.21(1H,d,J=9.8H
z),4.51(2H,s),6.77(1H,d,J
=8.6Hz),6.89(1H,br),7.33−
7.94(6H,m) FAB−MS(m/e):535[M+H]+
【0310】参考例1074(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;Z:Ph;R:3−I−4−
n−PrNHCOCH2O−Ph)1 HNMR(CDCl3)δ:0.97(3H,t,J=
7.8Hz),1.00(3H,d,J=6.7H
z),1.13(3H,d,J=6.7Hz),1.5
7−1.69(3H,m),3.37(2H,dt,J
=7.0Hz),4.22(1H,d,J=9.8H
z),4.52(2H,s),6.78(1H,d,J
=8.6Hz),6.91(1H,br),7.33−
7.94(6H,m) FAB−MS(m/e):549[M+H]+
【0311】参考例1075(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;Z:Ph;R:3−I−4−
i−PrNHCOCH2O−Ph)1 HNMR(CDCl3)δ:0.95(3H,d,J=
6.6Hz),1.13(3H,d,J=6.6H
z),1.25(6H,d,J=6.3Hz),1.6
1−1.69(1H,m),4.11−4.20(1
H,m),4.21(1H,d,J=9.8Hz),
4.49(2H,s),6.77(1H,br),6.
77(1H,d,J=9.8Hz),7.33−7.9
4(6H,m) FAB−MS(m/e):549[M+H]+
【0312】参考例1076(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;Z:Ph;R:4−n−Bu
NHCOCH2O−3−I−Ph)1 HNMR(CDCl3)δ:0.92−0.97(6
H,m),1.12(3H,d,J=6.8Hz),
1.35−1.68(5H,m),3.39(2H,d
t,J=6.3Hz),4.20(1H,d,J=9.
9Hz),4.51(2H,s),6.76(1H,
d,J=8.6Hz),6.90(1H,br),7.
32−7.93(6H,m) FAB−MS(m/e):563[M+H]+
【0313】参考例1077(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;Z:Ph;R:4−t−Bu
NHCOCH2O−3−I−Ph)1 HNMR(CDCl3)δ:0.94(3H,d,J=
6.7Hz),1.13(3H,d,J=6.7H
z),1.44(9H,s),1.61−1.69(1
H,m),4.21(1H,d,J=9.8Hz),
4.40(2H,s),6.76(1H,d,J=8.
6Hz),6.86(1H,br),7.33−7.9
4(6H,m) FAB−MS(m/e):563[M+H]+
【0314】参考例1078(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;Z:Ph;R:4−i−Bu
NHCOCH2O−Ph)1 HNMR(CDCl3)δ:0.88−0.96(9
H,m),1.11(3H,d,J=6.7Hz),
1.60−1.83(2H,m),3.18(2H,
t,J=6.5Hz),4.20(1H,d,J=9.
8Hz),4.51(2H,s),6.54(1H,b
r),6.95(2H,d,J=8.9Hz),7.3
1−7.93(6H,m) FAB−MS(m/e):437[M+H]+
【0315】参考例1079(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;Z:Ph;R:4−t−Bu
2CCH2O−3−I−Ph)1 HNMR(CDCl3)δ:0.96(3H,d,J=
6.6Hz),1.13(3H,d,J=6.6H
z),1.48(9H,s),1.51−1.68(1
H,m),4.20(1H,d,J=9.9Hz),
4.61(2H,s),6.69(1H,d,J=8.
6Hz),7.34−7.94(6H,m) FAB−MS(m/e):564[M+H]+
【0316】参考例1080(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;Z:Ph;R:3−I−4−
PhCH2NHCOCH2O−Ph)1 HNMR(CDCl3)δ:0.94(3H,d,J=
6.7Hz),1.13(3H,d,J=6.7H
z),1.63−1.66(1H,m),4.20(1
H,d,J=9.8Hz),4.58(2H,s),
4.59(2H,d,J=5.5Hz),6.79(1
H,d,J=8.6Hz),7.27−7.94(11
H,m) FAB−MS(m/e):597[M+H]+
【0317】参考例1081(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;Z:Ph;R:3−I−4−
(2−tetrahydrofuryl)CH2NHC
OCH2O−Ph)1 HNMR(CDCl3)δ:0.96(3H,d,J=
6.6Hz),1.14(3H,d,J=6.6H
z),1.56−2.06(5H,m),3.38−
4.14(5H,m),4.22(1H,d,J=9.
8Hz),4.54(2H,s),6.78(1H,
d,J=8.6Hz),7.23(1H,br),7.
33−7.96(6H,m) ESI−MS(m/e):591[M+H]+
【0318】参考例1082(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;Z:Ph;R:4−cycl
oPrNHCOCH2O−3−I−Ph)1 HNMR(CDCl3)δ:0.61−0.64(2
H,m),0.85−0.89(2H,m),0.95
(3H,d,J=6.7Hz),1.14(3H,d,
J=6.7Hz),1.62−1.67(1H,m),
2.84−2.88(1H,m),4.22(1H,
d,J=9.9Hz),4.51(2H,s),6.7
6(1H,d,J=8.6Hz),7.00(1H,b
r),7.33−7.95(6H,m) FAB−MS(m/e):547[M+H]+
【0319】参考例1083(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;Z:Ph;R:4−cycl
oPentylNHCOCH2O−3−I−Ph)1 HNMR(CDCl3)δ:0.95(3H,d,J=
6.6Hz),1.13(3H,d,J=6.6H
z),1.50−1.77(7H,m),2.00−
2.03(2H,m),4.22(1H,d,J=9.
6Hz),4.24−4.36(1H,m),4.50
(2H,s),6.77(1H,d,J=8.6H
z),6.95(1H,br),7.33−7.94
(6H,m) FAB−MS(m/e):575[M+H]+
【0320】参考例1084(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;Z:Ph;R:4−cycl
oHexylNHCOCH2O−3−I−P)1 HNMR(CDCl3)δ:0.94(3H,d,J=
6.7Hz),1.12(3H,d,J=6.7H
z),1.26−1.97(11H,m),3.89−
3.93(1H,m),4.21(1H,d,J=9.
7Hz),4.99(2H,s),6.77(1H,
d,J=8.6Hz),6.89(1H,brd,J=
10.0Hz),7.33−7.93(6H,m) FAB−MS(m/e):589[M+H]+
【0321】参考例1085(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;Z:Ph;R:4−cycl
oPrNHCOCH2O−3−F−Ph)1 HNMR(CDCl3)δ:0.57−0.59(2
H,m),0.83−0.88(2H,m),0.93
(3H,d,J=6.6Hz),1.13(3H,d,
J=6.6Hz),1.60−1.68(1H,m),
2.75−2.83(1H,m),4.21(1H,
d,J=9.7Hz),4.51(2H,s),6.6
8(1H,br),6.92−7.93(7H,m) ESI−MS(m/e):439[M+H]+
【0322】参考例1086(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;Z:Ph;R:4−Me(C
29NHCOCH2O−3−I−Ph)1 HNMR(CDCl3)δ:0.88(3H,t,J=
6.3Hz),0.95(3H,d,J=6.6H
z),1.13(3H,d,J=6.6Hz),1.2
0−1.40(14H,m),1.56−1.70(3
H,m),3.38(2H,dt,J=6.6Hz),
4.20(1H,d,J=9.9Hz),4.51(2
H,s),6.77(1H,d,J=8.6Hz),
6.92(1H,br),7.33−7.94(6H,
m) FAB−MS(m/e):647[M+H]+
【0323】参考例1087(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;Z:Ph;R:4−HO2
CH2O−3−I−Ph)1 HNMR(CDCl3)δ:0.96(3H,d,J=
6.6Hz),1.13(3H,d,J=6.6H
z),1.51−1.68(1H,m),4.20(1
H,d,J=9.9Hz),4.61(2H,s),
6.69(1H,d,J=8.6Hz),7.34−
7.94(6H,m) FAB−MS(m/e):508[M+H]+
【0324】参考例1088(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;Z:Ph;R:4−N3(C
23O−3−I−Ph)1 HNMR(CDCl3)δ:0.97(3H,d,J=
6.6Hz),1.13(3H,d,J=6.6H
z),1.60−1.68(1H,m),2.09−
2.13(2H,m),3.63(2H,t,J=6.
5Hz),4.11(2H,t,J=5.3Hz),
4.20(1H,d,J=9.9Hz),6.79(1
H,d,J=8.6Hz),7.34−7.94(6
H,m) FAB−MS(m/e):533[M+H]+
【0325】参考例1089(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;Z:Ph;R:3−I−4−
n−PrNHCO(CH24O−Ph)1 HNMR(CDCl3)δ:0.92(3H,t,J=
7.4Hz),0.96(3H,d,J=6.7H
z),1.13(3H,d,J=6.7Hz),1.4
5−1.55(2H,m),1.62−1.69(1
H,m),1.87−1.92(4H,m),2.28
−2.32(2H,m),3.21(2H,dt,J=
7.0Hz),4.02−4.09(2H,br),
4.20(1H,d,J=9.9Hz),5.51(1
H,br),6.77(1H,d,J=8.6Hz),
7.34−7.93(6H,m) FAB−MS(m/e):591[M+H]+
【0326】参考例1090(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;Z:Ph;R:4−Et2
COCH2O−3−I−Ph)1 HNMR(CDCl3)δ:0.95(3H,d,J=
6.6Hz),1.12(6H,m),1.22(3
H,t,J=7.0Hz),1.60−1.68(1
H,m),3.39−3.45(4H,m),4.19
(1H,d,J=9.9Hz),4.77(2H,
s),6.88(1H,d,J=8.7Hz),7.3
4−7.93(6H,m) FAB−MS(m/e):563[M+H]+
【0327】参考例1091(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;Z:Ph;R:3−I−4−
n−PrN(Me)COCH2O−Ph)1 HNMR(CDCl3)δ:0.84(3H,t,J=
7.3Hz),0.98(3H,d,J=6.7H
z),1.15(3H,d,J=6.7Hz),1.5
0−1.69(3H,m),2.96(3H,s,ro
tomer),3.11(3H,s,rotome
r),3.37(2H,t,J=7.3Hz),4.8
0(1H,d,J=10.0Hz),4.79(2H,
s,rotomer),4.81(2H,s,roto
mer),6.87−7.94(7H,m,rotom
er) FAB−MS(m/e):563[M+H]+
【0328】参考例1092(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;Z:Ph;R:3−Cl−4
−n−PrNHCOCH2O−Ph)1 HNMR(CDCl3)δ:0.93−0.98(6
H,m),1.13(3H,d,J=6.6Hz),
1.56−1.70(3H,m),3.34(2H,d
t,J=6.6Hz),4.21(1H,d,J=9.
8Hz),4.54(2H,s),6.80(1H,b
r),6.92(1H,d,J=8.6Hz),7.3
3−7.94(6H,m) ESI−MS(m/e):457[M+H]+
【0329】参考例1093(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;Z:Ph;R:3−Br−4
−n−PrNHCOCH2O−Ph)1 HNMR(CDCl3)δ:0.97(3H,t,J=
7.8Hz),0.97(3H,d,J=6.6H
z),1.13(3H,d,J=6.6Hz),1.5
6−1.69(3H,m),3.34(2H,q,J=
6.6Hz),4.22(1H,d,J=10.0H
z),4.53(2H,s),6.87−6.89(1
H,m),6.87(1H,d,J=8.5Hz),
7.34−7.36(1H,m),7.45(1H,
d,J=8.5Hz),7.60−7.63(2H,
m),7.72(1H,s),7.89−7.94(1
H,m) FAB−MS(m/e):501/503[M+H]+
【0330】参考例1094(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;Z:Ph;R:3−F−4−
n−PrNHCOCH2O−Ph)1 HNMR(CDCl3)δ:0.90−0.95(6
H,m),1.12(3H,d,J=6.6Hz),
1.54−1.70(3H,m),3.32(2H,d
t,J=6.6Hz),4.21(1H,d,J=9.
7Hz),4.53(2H,s),6.65(1H,b
r),6.94−7.93(7H,m) FAB−MS(m/e):441[M+H]+
【0331】参考例1095(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;Z:Ph;R:3−Me−4
−n−PrNHCOCH2O−Ph)1 HNMR(CDCl3)δ:0.92(3H,t,J=
7.6Hz),0.95(3H,d,J=6.8H
z),1.11(3H,d,J=6.8Hz),1.5
3−1.74(3H,m),2.28(3H,s),
3.33(2H,q,J=6.6Hz),4.21(1
H,d,J=9.9Hz),4.49(2H,s),
6.51−6.52(1H,m),6.78(1H,
d,J=8.2Hz),7.29−7.36(3H,
m),7.56−7.62(2H,m),7.88−
7.92(1H,m) FAB−MS(m/e):437[M+H]+
【0332】参考例1096(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;Z:Ph;R:4−EtNH
COCH2O−3−F−Ph)1 HNMR(CDCl3)δ:0.94(3H,d,J=
6.6Hz),1.13(3H,d,J=6.6H
z),1.20(3H,t,J=7.3Hz),1.6
0−1.68(1H,m),3.41(2H,dt,J
=7.3Hz),4.21(1H,d,J=9.8H
z),4.53(2H,s),6.63(1H,b
r),6.95−7.94(7H,m) ESI−MS(m/e):427[M+H]+
【0333】参考例1097(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;Z:Ph;R:3−I−4−
i−PrNHCOC(Me)2CH2O−Ph)1 HNMR(CDCl3)δ:0.91(3H,t,J=
7.4Hz),0.96(3H,d,J=6.7H
z),1.13(3H,d,J=6.7Hz),1.5
2−1.69(3H,m),3.23(2H,dt,J
=5.7Hz),3.93−3.99(2H,m),
4.19(1H,d,J=11.0Hz),6.27
(1H,br),6.77(1Hd,J=8.7H
z),7.32−7.92(6H,m) FAB−MS(m/e):427[M+H]+
【0334】参考例1098(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;Z:Ph;R:3−Br−4
−CH2=CHCH2NHCOCH2O−Ph)1 HNMR(CDCl3)δ:0.94(3H,t,J=
6.6Hz),1.13(3H,d,J=6.6H
z),1.60−1.70(1H,m),4.00−
4.04(2H,m),4.22(1H,d,J=9.
7Hz),4.56(2H,s),5.18(1H,
d,J=10.3Hz),5.24(1H,d,J=1
9.7Hz),5.81−5.96(1H,m),6.
88−6.92(1H,m),6.89(1H,d,J
=8.6Hz),7.33−7.37(1H,m),
7.45(1H,dd,J=2.3,8.6Hz),
7.61−7.65(2H,m),7.72(1H,
d,J=2.3Hz),7.90−7.95(1H,
m) FAB−MS(m/e):499/501[M+H]+
【0335】参考例1099(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;Z:Ph;R:4−i−Bu
NHCOCH2O−3−F−Ph)1 HNMR(CDCl3)δ:0.90(6H,d,J=
6.7Hz),0.93(3H,d,J=6.7H
z),1.12(3H,d,J=6.7Hz),1.5
9−1.69(1H,m),1.77−1.84(1
H,m),3.18(2H,t,J=6.7Hz),
4.20(1H,d,J=9.7Hz),4.54(2
H,s),6.68(1H,br),6.94−7.9
3(7H,m) ESI−MS(m/e):455[M+H]+
【0336】参考例1100(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;Z:Ph;R:3−t−Bu
2CCH=CH−4−n−PrNHCOCH2O−P
h)1 HNMR(CDCl3)δ:0.88(3H,t,J=
7.1Hz),0.92(3H,d,J=6.5H
z),1.12(3H,d,J=6.5Hz),1.4
1−1.68(3H,m),1.54(9H,s),
3.31(2H,q,J=6.7Hz),4.22(1
H,d,J=9.4Hz),4.57(2H,s),
6.39−6.44(1H,m),6.41(1H,
d,J=16.2Hz),6.89(1H,d,J=
8.5Hz),7.32−7.34(1H,m),7.
45(1H,dd,J=2.3,8.5Hz),7.5
8−7.64(2H,m),7.67(1H,d,J=
2.3Hz),7.86(1H,d,J=16.2H
z),7.93−7.94(1H,m) FAB−MS(m/e):549[M+H]+
【0337】参考例1101(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;Z:Ph;R:3−HO2
CH=CH−4−n−PrNHCOCH2O−Ph)1 HNMR(CDCl3)δ:0.91(3H,t,J=
7.4Hz),0.93(3H,d,J=6.6H
z),1.12(3H,d,J=6.6Hz),1.5
3−1.64(3H,m),3.32(2H,q,J=
6.7Hz),4.23(1H,d,J=9.8H
z),4.59(2H,s),6.46−6.48(1
H,m),6.51(1H,d,J=16.1Hz),
6.92(1H,d,J=8.7Hz),7.32−
7.35(1H,m),7.50(1H,dd,J=
2.3,8.7Hz),7.59−7.63(2H,
m),7.70(1H,d,J=2.3Hz),7.9
2−7.95(1H,m),8.01(1H,d,J=
16.1Hz) FAB−MS(m/e):493[M+H]+
【0338】参考例1102(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;Z:Ph;R:3−I−4−
MeOCH2CH2NHCOCH2O−Ph)1 HNMR(CDCl3)δ:0.95(3H,d,J=
6.7Hz),1.13(3H,d,J=6.7H
z),1.60−1.70(1H,m),3.38(3
H,s),3.54−3.60(4H,m),4.21
(1H,d,J=9.8Hz),4.53(2H,
s),6.77(1H,d,J=8.6Hz),7.3
5−7.94(6H,m) FAB−MS(m/e):565[M+H]+
【0339】参考例1103(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;Z:Ph;R:3−F−4−
HO−Ph)1 HNMR(CDCl3)δ:0.95(3H,d,J=
6.6Hz),1.13(3H,d,J=6.6H
z),1.67−1.74(1H,m),4.21(1
H,d,J=9.8Hz),6.91−7.93(7
H,m) FAB−MS(m/e):342[M+H]+
【0340】参考例1104(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;Z:Ph;R:3−F−4−
MeO−Ph)1 HNMR(CDCl3)δ:0.95(3H,d,J=
6.7Hz),1.13(3H,d,J=6.7H
z),1.63−1.69(1H,m),3.90(3
H,s),4.20(1H,d,J=9.8Hz),
6.94−7.92(7H,m) FAB−MS(m/e):356[M+H]+
【0341】参考例1105(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;Z:Ph;R:3,4−me
thylenedioxyPh)1 HNMR(CDCl3)δ:0.97(3H,d,J=
6.7Hz),1.13(3H,d,J=6.7H
z),1.65−1.79(1H,m),4.19(1
H,d,J=9.9Hz),5.99(1H,d,J=
5.5Hz),6.81(1H,d,J=8.1H
z),6.86(1H,d,J=1.9Hz),7.0
5(1H,dd,J=1.9,8.1Hz),7.33
−7.39(1H,m),7.57−7.63(2H,
m),7.87−7.93(1H,m) FAB−MS(m/e):352[M+H]+
【0342】参考例1106(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;Z:Ph;R:3,4−et
hylenedioxyPh)1 HNMR(CDCl3)δ:0.97(3H,d,J=
6.6Hz),1.13(3H,d,J=6.6H
z),1.67−1.72(1H,m),4.18(1
H,d,J=10.0Hz),4.26(4H,s),
6.85(1H,d,J=8.4Hz),6.94(1
H,dd,J=2.2,8.4Hz),7.00(1
H,d,J=2.2Hz),7.35−7.90(4
H,m) FAB−MS(m/e):366[M+H]+
【0343】参考例1107(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;Z:Ph;R:3,4−Cl
2−Ph)1 HNMR(CDCl3)δ:0.94(3H,d,J=
6.5Hz),1.13(3H,d,J=6.5H
z),1.53−1.70(1H,m),4.22(1
H,d,J=9.4Hz),7.29−7.36(2
H,m),7.48(1H,d,J=8.1,Hz),
7.59−7.66(3H,m),7.90−7.94
(1H,m) FAB−MS(m/e):376[M+H]+
【0344】参考例1108(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;Z:Ph;R:3,4−Me
2−Ph)1 HNMR(CDCl3)δ:0.95(3H,d,J=
6.7Hz),1.11(3H,d,J=6.7H
z),1.63−1.71(1H,m),2.25(6
H,s),4.18(1H,d,J=10.1Hz),
7.12−7.92(7H,m) FAB−MS(m/e):336[M+H]+
【0345】参考例1109(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;Z:Ph;R:3,4−F2
−Ph)1 HNMR(CDCl3)δ:0.93(3H,d,J=
6.6Hz),1.13(3H,d,J=6.6H
z),1.64(1H,m),4.22(1H,d,J
=9.6Hz),7.19−7.35(4H,m),
7.61−7.64(2H,m),7.90−7.94
(1H,m) FAB−MS(m/e):344[M+H]+
【0346】参考例1110(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;Z:Ph;R:3,4−(M
eO)2−Ph) ESI−MS(m/e):368[M+H]+
【0347】参考例1111(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;Z:Ph;R:3,5−(M
eO)2−Ph) ESI−MS(m/e):368[M+H]+
【0348】参考例1112(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;Z:Ph;R:3,5−Me
2−Ph) ESI−MS(m/e):336[M+H]+
【0349】参考例1113(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;Z:Ph;R:3,5−I2
−4−HO−Ph)1 HNMR(CDCl3)δ:0.98(3H,d,J=
6.6Hz),1.15(3H,d,J=6.6H
z),1.61−1.72(1H,m),4.20(1
H,d,J=9.9Hz),5.79(1H,br
s),7.35−7.94(6H,m) FAB−MS(m/e):576[M+H]+
【0350】参考例1114(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;Z:Ph;R:2,4−I2
−5−HO−Ph)1 HNMR(CDCl3)δ:0.95(3H,d,J=
6.6Hz),1.14(3H,d,J=6.6H
z),1.59−1.66(1H,m),4.26(1
H,d,J=9.7Hz),7.21−7.26(1
H,m),7.60−7.69(2H,m),7.70
(1H,s),7.91−7.95(1H,m),8.
14(1H,s) FAB−MS(m/e):576[M+H]+
【0351】参考例1115(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;Z:Ph;R:3,5−I2
−4−MeO−Ph)1 HNMR(CDCl3)δ:0.96(3H,d,J=
6.6Hz),1.13(3H,d,J=6.6H
z),1.61−1.72(1H,m),3.89+
3.92(3H,s+s,rotomer),4.19
(1H,d,J=9.8Hz),7.34−7.93
(6H,m) FAB−MS(m/e):590[M+H]+
【0352】参考例1116(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;Z:Ph;R:2,4−I2
−5−MeO−Ph)1 HNMR(CDCl3)δ:0.94(3H,d,J=
7.1Hz),1.14(3H,d,J=7.1H
z),1.51−1.64(1H,m),3.99(3
H,s),4.26(1H,d,J=9.5Hz),
7.22−7.25(1H,m),7.45(1H,
s),7.61−7.70(2H,m),7.93−
7.95(1H,m),8.23(1H,s) FAB−MS(m/e):590[M+H]+
【0353】参考例1117(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;Z:Ph;R:2,4,6−
Me3−Ph) ESI−MS(m/e):350[M+H]+
【0354】参考例1118(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;Z:Ph;R:4−HO(C
23O−3,5−I2−Ph)1 HNMR(CDCl3)δ:0.99(3H,d,J=
6.6Hz),1.16(3H,d,J=6.6H
z),1.62−1.72(1H,m),2.17(2
H,dt,J=5.7Hz),4.00(2H,t,J
=5.7Hz),4.16(2H,t,J=5.7H
z),4.21(1H,d,J=9.9Hz),7.3
8−7.96(6H,m) FAB−MS(m/e):634[M+H]+
【0355】参考例1119(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;Z:Ph;R:3,5−I2
−4−n−PrNHCOCH2O−Ph)1 HNMR(CDCl3)δ:0.97(3H,d,J=
6.7Hz),1.00(3H,t,J=7.4H
z),1.15(3H,d,J=6.7Hz),1.5
8−1.73(3H,m),3.38(2H,q,J=
6.6Hz),4.21(1H,d,J=9.8H
z),4.49(2H,s),6.79−6.82(1
H,m),7.38−7.40(1H,m),7.62
−7.69(2H,m),7.90−7.95(1H,
m),7.92(2H,s) FAB−MS(m/e):675[M+H]+
【0356】参考例1120(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;Z:Ph;R:2−thie
nyl)1 HNMR(CDCl3)δ:1.04(3H,d,J=
6.6Hz),1.17(3H,d,J=6.6H
z),1.75−1.90(1H,m),4.18(1
H,d,J=10.2Hz),7.02(1H,dd,
J=3.6,5.0Hz),7.26(1H,dd,J
=1.1,3.6Hz),7.35(1H,dd,J=
1.1,5.0Hz),7.45−7.55(1H,
m),7.56−7.68(2H,m),7.89−
7.92(1H,m) FAB−MS(m/e):314[M+H]+
【0357】参考例1121(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;Z:Ph;R:2−fury
l)1 HNMR(CDCl3)δ:1.01(3H,d,J=
6.6Hz),1.21(3H,d,J=6.6H
z),1.92−2.06(1H,m),4.17(1
H,d,J=9.7Hz),6.39(1H,dd,J
=1.8,3.3Hz),6.40(1H,d,J=
3.3Hz),7.43(1H,d,J=1.8H
z),7.58−7.70(3H,m),7.88−
7.98(1H,m) FAB−MS(m/e):298[M+H]+
【0358】参考例1122(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;Z:Ph;R:3−pyri
dyl)1 HNMR(CDCl3)δ:0.92(3H,d,J=
6.7Hz),1.12(3H,d,J=6.7H
z),1.55−1.70(1H,m),4.24(1
H,d,J=9.6Hz),7.32−7.40(2
H,m),7.60−7.65(2H,m),7.79
−7.83(1H,m),7.92−7.96(1H,
m),8.66(1H,d,J=4.6Hz),8.7
8(1H,brs) FAB−MS(m/e):309[M+H]+
【0359】参考例1123(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;Z:Ph;R:2−naph
thyl) ESI−MS(m/e):358[M+H]+
【0360】参考例1124(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;Z:Ph;R:5−F−1−
naphthyl) ESI−MS(m/e):376[M+H]+
【0361】参考例1125(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;Z:Ph;R:dibenz
othiophene−2−yl) ESI−MS(m/e):414[M+H]+
【0362】参考例1126(R1:6−F;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;Z:Ph;R:Ph)1 HNMR(CDCl3)δ:0.91(3H,d,J=
6.6Hz),1.10(3H,d,J=6.7H
z),1.52−1.67(1H,m),4.22(1
H,d,J=9.8Hz),7.13(1H,d,J=
7.8Hz),7.22(1H,dd,J=8.5,
8.6Hz),7.38−7.43(3H,m),7.
47−7.51(2H,m),7.57(1H,dd
d,J=4.7,7.8,8.5Hz) FAB−MS(m/e):326[M+H]+
【0363】参考例1127(R1:7−F;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;Z:Ph;R:Ph)1 HNMR(CDCl3)δ:0.89(3H,d,J=
6.6Hz),1.10(3H,d,J=6.6H
z),1.64(1H,m),4.20(1H,d,J
=9.8Hz),7.23−7.33(2H,m),
7.35−7.51(5H,m),7.54−7.58
(1H,m) FAB−MS(m/e):326[M+H]+
【0364】参考例1128(R1:8−F;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;Z:Ph;R:Ph)1 HNMR(CDCl3)δ:0.92(3H,d,J=
6.6Hz),1.12(3H,d,J=6.6H
z),1.61−1.65(1H,m),4.20(1
H,d,J=9.8Hz),6.98−7.00(1
H,m),7.22−7.31(1H,m),7.38
−7.49(5H,m),7.90(1H,dd,J=
7.6,11.1Hz) FAB−MS(m/e):326[M+H]+
【0365】参考例1129(R1:9−F;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;Z:Ph;R:Ph)1 HNMR(CDCl3)δ:0.89(3H,d,J=
6.6Hz),1.10(3H,d,J=6.7H
z),1.53−1.64(1H,m),4.19(1
H,d,J=9.8Hz),7.24(1H,dd,J
=7.8,8.6Hz),7.37−7.41(3H,
m),7.50−7.54(2H,m),7.61(1
H,ddd,J=4.3,7.8,7.8Hz),7.
73(1H,d,J=7.8Hz) FAB−MS(m/e):326[M+H]+
【0366】参考例1130(R1:6−MeO;R2
H;R3:i−Pr;R4:H;Z:Ph;R:Ph)1 HNMR(CDCl3)δ:0.88(3H,d,J=
6.7Hz),1.09(3H,d,J=6.7H
z),1.58−1.68(1H,m),4.01(3
H,s),4.21(1H,d,J=9.7Hz),
6.88(1H,d,J=7.3Hz),7.33−
7.60(6H,m) FAB−MS(m/e):338[M+H]+
【0367】参考例1131(R1:9−MeO;R2
H;R3:i−Pr;R4:H;Z:Ph;R:Ph)1 HNMR(CDCl3)δ:0.85(3H,d,J=
6.6Hz),1.08(3H,d,J=6.6H
z),1.52−1.59(1H,m),3.69(3
H,s),4.15(1H,d,J=9.7Hz),
7.03(1H,dd,1.0,8.0Hz),7.3
1−7.35(3H,m),7.46−7.59(3
H,m),7.55(1H,d,J=7.8Hz) FAB−MS(m/e):338[M+H]+
【0368】参考例1132(R1:6−OH;R2
H;R3:i−Pr;R4:H;Z:Ph;R:Ph)1 HNMR(CDCl3)δ:0.90(3H,d,J=
6.7Hz),1.10(3H,d,J=6.7H
z),1.52−1.70(1H,m),4.15(1
H,d,J=9.7Hz),6.83(1H,d,7.
6Hz),7.00(1H,d,J=8.3Hz),
7.34−7.51(6H,m),8.03(1H,b
rs) FAB−MS(m/e):324[M+H]+
【0369】参考例1133(R1:9−OH;R2
H;R3:i−Pr;R4:H;Z:Ph;R:Ph)1 HNMR(CDCl3)δ:0.79(3H,d,J=
6.7Hz),1.06(3H,d,J=6.7H
z),1.60−1.67(1H,m),4.17(1
H,d,J=9.5Hz),7.11(1H,dd,J
=1.0,8.2Hz),7.41−7.64(7H,
m),9.31(1H,brs) FAB−MS(m/e):324[M+H]+
【0370】参考例1134(R1:7−NO2;R2
H;R3:i−Pr;R4:H;Z:Ph;R:Ph)1 HNMR(CDCl3)δ:0.93(3H,d,J=
6.6Hz),1.12(3H,d,J=6.6H
z),1.58−1.68(1H,m),4.25(1
H,d,J=9.9Hz),7.41−7.55(5
H,m),8.45(1H,dd,J=2.2,8.4
Hz),8.74(1H,d,J=2.2Hz) FAB−MS(m/e):353[M+H]+
【0371】参考例1135(R1:8−NO2;R2
H;R3:i−Pr;R4:H;Z:Ph;R:Ph)1 HNMR(CDCl3)δ:0.93(3H,d,J=
6.7Hz),1.12(3H,d,J=6.7H
z),1.58−1.68(1H,m),4.25(1
H,d,J=10.0Hz),7.42−7.55(5
H,m),8.09(1H,d,J=8.3Hz),
8.16(1H,d,J=1.8Hz),8.46(1
H,dd,J=1.8,8.3Hz) FAB−MS(m/e):353[M+H]+
【0372】参考例1136(R1:9−NO2;R2
H;R3:i−Pr;R4:H;Z:Ph;R:Ph)1 HNMR(CDCl3)δ:0.76(3H,d,J=
6.7Hz),1.10(3H,d,J=6.7H
z),1.45−1.59(1H,m),4.19(1
H,d,J=10.0Hz),7.26−7.38(5
H,m),7.89(1H,dd,J=7.6,8.1
Hz),8.30(1H,dd,J=0.9,7.6H
z),8.40(1H,dd,J=0.9,8.1H
z) FAB−MS(m/e):353[M+H]+
【0373】参考例1137(R1:6−NHPh;
2:H;R3:i−Pr;R4:H;Z:Ph;R:P
h)1 HNMR(CDCl3)δ:0.79(3H,d,J=
6.7Hz),1.11(3H,d,J=6.6H
z),1.50−1.56(1H,m),4.20(1
H,d,J=9.5Hz),5.55(1H,s),
6.79−6.81(2H,m),6.99−7.01
(1H,m),7.19−7.27(2H,m),7.
28−7.37(2H,m),7.39−7.44(4
H,m),7.46−7.52(2H,m) FAB−MS(m/e):399[M+H]+
【0374】参考例1138(R1:7−Me2N;
2:H;R3:i−Pr;R4:H;Z:Ph;R:P
h)1 HNMR(CDCl3)δ:0.91(3H,d,J=
6.6Hz),1.10(3H,d,J=6.6H
z),1.55−1.66(1H,m),3.03(6
H,s),4.19(1H,d,J=9.9Hz),
6.84(1H,dd,J=2.5,8.6Hz),
7.08−7.50(7H,m) FAB−MS(m/e):351[M+H]+
【0375】参考例1139(R1:7−Me;R2
H;R3:i−Pr;R4:H;Z:Ph;R:Ph)1 HNMR(CDCl3)δ:0.91(3H,d,J=
6.6Hz),1.10(3H,d,J=6.6H
z),1.55−1.65(1H,m),2.45(3
H,s),4.20(1H,d,J=9.8Hz),
7.21(1H,d,J=7.9Hz),7.35−
7.42(4H,m),7.45−7.50(2H,
m),7.70(1H,d,J=0.7Hz) FAB−MS(m/e):322[M+H]+
【0376】参考例1140(R1:8−Me;R2
H;R3:i−Pr;R4:H;Z:Ph;R:Ph)1 HNMR(CDCl3)δ:0.91(3H,d,J=
6.6Hz),1.09(3H,d,J=6.6H
z),1.55−1.68(1H,m),2.38(3
H,s),4.19(1H,d,J=9.8Hz),
7.11(1H,s),7.35−7.45(4H,
m),7.45−7.52(2H,m),7.79(1
H,d,J=7.6Hz) FAB−MS(m/e):322[M+H]+
【0377】参考例1141(R1:7−t−Bu;
2:H;R3:i−Pr;R4:H;Z:Ph;R:P
h)1 HNMR(CDCl3)δ:0.92(3H,d,J=
6.7Hz),1.10(3H,d,J=6.7H
z),1.35(9H,s),1.63−1.67(1
H,m),4.20(1H,d,J=9.9Hz),
7.26(1H,d,J=8.4Hz),7.37−
7.52(5H,m),7.62(1H,dd,J=
1.5,8.4Hz),7.92(1H,d,J=1.
5Hz) FAB−MS(m/e):364[M+H]+
【0378】参考例1142(R1:8−t−Bu;
2:H;R3:i−Pr;R4:H;Z:Ph;R:P
h)1 HNMR(CDCl3)δ:0.92(3H,d,J=
6.7Hz),1.10(3H,d,J=6.7H
z),1.27(9H,s),1.60−1.65(1
H,m),4.19(1H,d,J=9.9Hz),
7.30(1H,d,J=1.6Hz),7.37−
7.52(5H,m),7.61(1H,dd,J=
1.6,8.1Hz),7.83(1H,d,J=8.
1Hz) FAB−MS(m/e):364[M+H]+
【0379】参考例1143(R1:7−Br;R2
H;R3:i−Pr;R4:H;Z:Ph;R:Ph)1 HNMR(CDCl3)δ:0.91(3H,d,J=
6.6Hz),1.09(3H,d,J=6.65H
z),1.58−1.65(1H,m),4.20(1
H,d,J=9.8Hz),7.40−7.50(6
H,m),7.70−7.79(2H,m) FAB−MS(m/e):386/388[M+H]+
【0380】参考例1144(R1:8−Br;R2
H;R3:i−Pr;R4:H;Z:Ph;R:Ph)1 HNMR(CDCl3)δ:0.91(3H,d,J=
6.7Hz),1.10(3H,d,J=6.7H
z),1.61−1.63(1H,m),4.20(1
H,d,J=9.8Hz),7.21(1H,d,J=
8.5Hz),7.38−7.49(5H,m),7.
70(1H,dd,J=1.9,8.1Hz),8.0
3−8.04(1H,m) FAB−MS(m/e):386/388[M+H]+
【0381】参考例1145(R1:7−Cl;R2
H;R3:i−Pr;R4:H;Z:Ph;R:Ph)1 HNMR(CDCl3)δ:0.91(3H,d,J=
6.6Hz),1.10(3H,d,J=6.6H
z),1.56−1.68(1H,m),4.21(1
H,d,J=9.8Hz),7.27(1H,dd,J
=0.6,8.2Hz),7.37−7.43(3H,
m),7.44−7.51(2H,m),7.55(1
H,dd,J=1.9,8.2Hz),7.87(1
H,dd,J=0.6,1.9Hz) FAB−MS(m/e):342[M+H]+
【0382】参考例1146(R1:8−Cl;R2
H;R3:i−Pr;R4:H;Z:Ph;R:Ph)1 HNMR(CDCl3)δ:0.91(3H,d,J=
6.6Hz),1.10(3H,d,J=6.7H
z),1.53−1.72(1H,m),4.20(1
H,d,J=9.8Hz),7.31(1H,dd,J
=0.6,1.7Hz),7.39−7.48(5H,
m),7.56(1H,dd,J=1.7,8.1H
z),7.84(1H,dd,J=0.6,8.1H
z) FAB−MS(m/e):342[M+H]+
【0383】参考例1147(R1:7−Cl;R2:8
−Cl;R3:i−Pr;R4:H;Z:Ph;R:P
h)1 HNMR(CDCl3)δ:0.90(3H,d,J=
6.6Hz),1.09(3H,d,J=6.6H
z),1.60−1.64(1H,m),4.19(1
H,d,J=9.9Hz),7.40−7.48(6
H,m),7.98(1H,s) FAB−MS(m/e):376[M+H]+
【0384】参考例1148(R1:6−Cl;R2:9
−Cl;R3:i−Pr;R4:H;Z:Ph;R:P
h)1 HNMR(CDCl3)δ:0.76(3H,d,J=
6.6Hz),1.09(3H,d,J=6.6H
z),1.49−1.59(1H,m),4.19(1
H,d,J=9.6Hz),7.36−7.48(6
H,m),7.52(1H,d,J=8.4Hz) FAB−MS(m/e):376[M+H]+
【0385】参考例1149(R1:6−OH;R2:9
−I;R3:i−Pr;R4:H;Z:Ph;R:Ph)1 HNMR(DMSO−d6)δ:0.64(3H,d,
J=6.7Hz),0.96(3H,d,J=6.7H
z),1.40−1.52(1H,m),4.19(1
H,d,J=8.9Hz),6.82(1H,d,J=
8.5Hz),7.30−7.40(5H,m),7.
85(1H,d,J=8.5Hz),10.56(1
H,brs) FAB−MS(m/e):450[M+H]+
【0386】参考例1150(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;Z:1,2−naphthl
yl;R:Ph)1 HNMR(CDCl3)δ:0.80(3H,d,J=
6.5Hz),1.13(3H,d,J=6.5H
z),1.55−1.70(1H,m),4.21(1
H,d,J=9.1Hz),7.30−7.40(3
H,m),7.40−7.50(3H,m),7.54
−7.60(1H,m),7.80(1H,d,J=
8.6Hz),7.93(1H,d,J=8.2H
z),7.94(1H,d,J=8.2Hz),8.0
8(1H,d,J=8.2Hz) FAB−MS(m/e):358[M+H]+
【0387】参考例1151(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;Z:2,3−naphthl
yl;R:Ph)1 HNMR(CDCl3)δ:0.96(3H,d,J=
6.1Hz),1.13(3H,d,J=6.1H
z),1.59−1.67(1H,m),4.28(1
H,d,J=10.1Hz),7.34−7.43(3
H,m),7.54−7.76(4H,m),7.76
(1H,s),7.83−7.85(1H,m),8.
04−8.06(1H,m),8.54(1H,s) FAB−MS(m/e):358[M+H]+
【0388】参考例1152(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;Z:cyclohexeny
l;R:Ph)1 HNMR(CDCl3)δ:0.79(3H,d,J=
6.0Hz),1.04(3H,d,J=6.0H
z),1.56−1.80(5H,m),2.28−
2.30(4H,m),4.04(1H,d,J=9.
0Hz),7.391−7.394(5H,m) FAB−MS(m/e):312[M+H]+
【0389】
【化31】 但し、R3は由来するアミノ酸を示す。
【0390】参考例1153(R1:H;R2:H;
3:D−Leucine;R4:H;Z:Ph;R:P
h) ESI−MS(m/e):322[M+H]+
【0391】参考例1154(R1:H;R2:H;
3:L−Leucine;R4:H;Z:Ph;R:P
h) ESI−MS(m/e):322[M+H]+
【0392】参考例1155(R1:H;R2:H;
3:D−NorLeucine;R4:H;Z:Ph;
R:Ph) ESI−MS(m/e):322[M+H]+
【0393】参考例1156(R1:H;R2:H;
3:L−NorLeucine;R4:H;Z:Ph;
R:Ph) ESI−MS(m/e):322[M+H]+
【0394】参考例1157(R1:H;R2:H;
3:D−AlloLeucine;R4:H;Z:P
h;R:Ph) ESI−MS(m/e):322[M+H]+
【0395】参考例1158(R1:H;R2:H;
3:L−AlloLeucine;R4:H;Z:P
h;R:Ph) ESI−MS(m/e):322[M+H]+
【0396】参考例1159(R1:H;R2:H;
3:D−NorValine;R4:H;Z:Ph;
R:Ph) ESI−MS(m/e):308[M+H]+
【0397】参考例1160(R1:H;R2:H;
3:L−NorValine;R4:H;Z:Ph;
R:Ph) ESI−MS(m/e):308[M+H]+
【0398】参考例1161(R1:H;R2:H;
3:D−Alanine;R4:H;Z:Ph;R:P
h) ESI−MS(m/e):280[M+H]+
【0399】参考例1162(R1:H;R2:H;
3:L−Alanine;R4:H;Z:Ph;R:P
h) ESI−MS(m/e):280[M+H]+
【0400】参考例1163(R1:H;R2:H;
3:D−Arginine;R4:H;Z:Ph;R:
Ph) ESI−MS(m/e):365[M+H]+
【0401】参考例1164(R1:H;R2:H;
3:L−Arginine;R4:H;Z:Ph;R:
Ph) ESI−MS(m/e):365[M+H]+
【0402】参考例1165(R1:H;R2:H;
3:D−Asparagine;R4:H;Z:Ph;
R:Ph) ESI−MS(m/e):323[M+H]+
【0403】参考例1166(R1:H;R2:H;
3:L−Asparagine;R4:H;Z:Ph;
R:Ph) ESI−MS(m/e):323[M+H]+
【0404】参考例1167(R1:H;R2:H;
3:L−Glutamic Acid;R4:H;Z:
Ph;R:Ph) ESI−MS(m/e):338[M+H]+
【0405】参考例1168(R1:H;R2:H;
3:L−Glutamic Acid;R4:H;Z:
Ph;R:Ph) ESI−MS(m/e):338[M+H]+
【0406】参考例1169(R1:H;R2:H;
3:D−Glutamine;R4:H;Z:Ph;
R:Ph) ESI−MS(m/e):337[M+H]+
【0407】参考例1170(R1:H;R2:H;
3:L−Glutamine;R4:H;Z:Ph;
R:Ph) ESI−MS(m/e):337[M+H]+
【0408】参考例1171(R1:H;R2:H;
3:D−Histidine;R4:H;Z:Ph;
R:Ph) ESI−MS(m/e):346[M+H]+
【0409】参考例1172(R1:H;R2:H;
3:L−Histidine;R4:H;Z:Ph;
R:Ph) ESI−MS(m/e):346[M+H]+
【0410】参考例1173(R1:H;R2:H;
3:D−Methionine;R4:H;Z:Ph;
R:Ph) ESI−MS(m/e):340[M+H]+
【0411】参考例1174(R1:H;R2:H;
3:L−Methionine;R4:H;Z:Ph;
R:Ph) ESI−MS(m/e):340[M+H]+
【0412】参考例1175(R1:H;R2:H;
3:D−Tryptophan;R4:H;Z:Ph;
R:Ph) ESI−MS(m/e):395[M+H]+
【0413】参考例1176(R1:H;R2:H;
3:L−Tryptophan;R4:H;Z:Ph;
R:Ph) ESI−MS(m/e):395[M+H]+
【0414】参考例1177(R1:H;R2:H;
3:D−Tyrosine;R4:H;Z:Ph;R:
Ph) ESI−MS(m/e):372[M+H]+
【0415】参考例1178(R1:H;R2:H;
3:L−Tyrosine;R4:H;Z:Ph;R:
Ph)1 HNMR(CDCl3)δ:2.45(1H,dd,J
=11.5,14.5Hz),3.07(1H,dd,
J=4.4,14.5Hz),4.92(1H,dd,
J=4.4,11.5Hz),5.31(1H,br
s),6.77(2H,d,J=8.6Hz),6.9
9(2H,d,J=8.6Hz),7.34−7.37
(1H,m),7.39−7.44(3H,m),7.
46−7.50(2H,m),7.55−7.59(2
H,m),7.84−7.87(1H,m) FAB−MS(m/e):372[M+H]+
【0416】参考例1179(R1:H;R2:H;
3:D−HomoPhenylalanine;R4
H;Z:Ph;R:Ph) ESI−MS(m/e):370[M+H]+
【0417】参考例1180(R1:H;R2:H;
3:L−HomoPhenylalanine;R4
H;Z:Ph;R:Ph) ESI−MS(m/e):370[M+H]+
【0418】参考例1181(R1:H;R2:H;
3:D−Leucine;R4:H;Z:Ph;R:4
−Cl−Ph) ESI−MS(m/e):356[M+H]+
【0419】参考例1182(R1:H;R2:H;
3:L−Leucine;R4:H;Z:Ph;R:4
−Cl−Ph) ESI−MS(m/e):356[M+H]+
【0420】参考例1183(R1:H;R2:H;
3:D−NorLeucine;R4:H;Z:Ph;
R:4−Cl−Ph) ESI−MS(m/e):356[M+H]+
【0421】参考例1184(R1:H;R2:H;
3:L−NorLeucine;R4:H;Z:Ph;
R:4−Cl−Ph) ESI−MS(m/e):356[M+H]+
【0422】参考例1185(R1:H;R2:H;
3:D−AlloLeucine;R4:H;Z:P
h;R:4−Cl−Ph) ESI−MS(m/e):356[M+H]+
【0423】参考例1186(R1:H;R2:H;
3:L−AlloLeucine;R4:H;Z:P
h;R:4−Cl−Ph) ESI−MS(m/e):356[M+H]+
【0424】参考例1187(R1:H;R2:H;
3:D−NorValine;R4:H;Z:Ph;
R:4−Cl−Ph) ESI−MS(m/e):342[M+H]+
【0425】参考例1188(R1:H;R2:H;
3:L−NorValine;R4:H;Z:Ph;
R:4−Cl−Ph) ESI−MS(m/e):342[M+H]+
【0426】参考例1189(R1:H;R2:H;
3:D−Alanine;R4:H;Z:Ph;R:4
−Cl−Ph) ESI−MS(m/e):314[M+H]+
【0427】参考例1190(R1:H;R2:H;
3:L−Alanine;R4:H;Z:Ph;R:4
−Cl−Ph) ESI−MS(m/e):314[M+H]+
【0428】参考例1191(R1:H;R2:H;
3:D−Arginine;R4:H;Z:Ph;R:
4−Cl−Ph) ESI−MS(m/e):399[M+H]+
【0429】参考例1192(R1:H;R2:H;
3:L−Arginine;R4:H;Z:Ph;R:
4−Cl−Ph) ESI−MS(m/e):399[M+H]+
【0430】参考例1193(R1:H;R2:H;
3:D−Asparagine;R4:H;Z:Ph;
R:4−Cl−Ph) ESI−MS(m/e):357[M+H]+
【0431】参考例1194(R1:H;R2:H;
3:L−Asparagine;R4:H;Z:Ph;
R:4−Cl−Ph) ESI−MS(m/e):357[M+H]+
【0432】参考例1195(R1:H;R2:H;
3:D−Glutamic Acid;R4:H;Z:
Ph;R:4−Cl−Ph) ESI−MS(m/e):372[M+H]+
【0433】参考例1196(R1:H;R2:H;
3:L−Glutamic Acid;R4:H;Z:
Ph;R:4−Cl−Ph) ESI−MS(m/e):372[M+H]+
【0434】参考例1197(R1:H;R2:H;
3:D−Glutamine;R4:H;Z:Ph;
R:4−Cl−Ph) ESI−MS(m/e):371[M+H]+
【0435】参考例1198(R1:H;R2:H;
3:L−Glutamine;R4:H;Z:Ph;
R:4−Cl−Ph) ESI−MS(m/e):371[M+H]+
【0436】参考例1199(R1:H;R2:H;
3:D−Histidine;R4:H;Z:Ph;
R:4−Cl−Ph) ESI−MS(m/e):380[M+H]+
【0437】参考例1200(R1:H;R2:H;
3:L−Histidine;R4:H;Z:Ph;
R:4−Cl−Ph) ESI−MS(m/e):380[M+H]+
【0438】参考例1201(R1:H;R2:H;
3:D−Methionine;R4:H;Z:Ph;
R:4−Cl−Ph) ESI−MS(m/e):374[M+H]+
【0439】参考例1202(R1:H;R2:H;
3:L−Methionine;R4:H;Z:Ph;
R:4−Cl−Ph) ESI−MS(m/e):374[M+H]+
【0440】参考例1203(R1:H;R2:H;
3:D−Tryptophan;R4:H;Z:Ph;
R:4−Cl−Ph) ESI−MS(m/e):429[M+H]+
【0441】参考例1204(R1:H;R2:H;
3:L−Tryptophan;R4:H;Z:Ph;
R:4−Cl−Ph) ESI−MS(m/e):429[M+H]+
【0442】参考例1205(R1:H;R2:H;
3:D−Tyrosine;R4:H;Z:Ph;R:
4−Cl−Ph) ESI−MS(m/e):406[M+H]+
【0443】参考例1206(R1:H;R2:H;
3:L−Tyrosine;R4:H;Z:Ph;R:
4−Cl−Ph) ESI−MS(m/e):406[M+H]+
【0444】参考例1207(R1:H;R2:H;
3:D−HomoPhenylalanine;R4
H;Z:Ph;R:4−Cl−Ph) ESI−MS(m/e):404[M+H]+
【0445】参考例1208(R1:H;R2:H;
3:L−HomoPhenylalanine;R4
H;Z:Ph;R:4−Cl−Ph) ESI−MS(m/e):404[M+H]+
【0446】参考例1209(R1:H;R2:H;
3:t−Bu;R4:H;Z:Ph;R:Ph)1 HNMR(CDCl3)δ:0.90(9H,s),
4.29(1H,s),7.30(1H,ddd,J=
0.8,3.2,5.6Hz),7.34−7.41
(3H,m),7.42−7.44(2H,m),7.
54−7.59(2H,m),7.91(1H,dd
d,J=0.8,3.2,5.6Hz) ESI−MS(m/e):322[M+H]+
【0447】参考例1210(R1:H;R2:H;
3:Me2(OH)C;R4:H;Z:Ph;R:P
h)1 HNMR(CDCl3)δ:1.30(3H,s),
1.45(3H,s),4.43(1H,s),7.3
3−7.64(8H,m),7.93(1H,dd,J
=6.0,2.6Hz) FAB−MS(m/e):324[M+H]+
【0448】参考例1211(R1:H;R2:H;
3:Me(MeO)CH;R4:H;Z:Ph;R:P
h)1 HNMR(CDCl3)δ:1.54(3H,d,J=
6.1Hz),3.66(3H,s),4.33(1
H,d,J=7.3Hz),4.54(1H,dt,J
=6.1,7.3Hz),7.27−7.84(9H,
m) FAB−MS(m/e):324[M+H]+
【0449】参考例1212(R1:H;R2:H;
3:4−HO−Ph;R4:H;Z:Ph;R:Ph)1 HNMR(CDCl3)δ:4.95(1H,br
s),5.73(1H,s),6.59(2H,d,J
=8.4Hz),7.05(2H,d,J=8.4H
z),7.22−7.43(6H,m),7.60−
7.68(2H,m),7.96−7.98(1H,
m) FAB−MS(m/e):358[M+H]+
【0450】参考例1213(R1:H;R2:H;
3:4−HO−3−I−Ph;R4:H;Z:Ph;
R:Ph)1 HNMR(CDCl3)δ:5.38(1H,br
s),5.68(1H,s),6.76(1H,d,J
=8.5Hz),7.14(1H,dd,J=2.2,
8.5Hz),7.30−7.45(7H,m),7.
62−7.70(2H,m),7.96−8.00(1
H,m) FAB−MS(m/e):484[M+H]+
【0451】参考例1214(R1:H;R2:H;
3:4−HO−3,5−I2−Ph;R 4:H;Z:P
h;R:Ph)1 HNMR(CDCl3)δ:5.62(1H,s),
7.30−7.48(8H,m),7.62−7.80
(2H,m),7.97−8.01(1H,m) FAB−MS(m/e):610[M+H]+
【0452】参考例1215(R1:H;R2:H;
3:4−HO−3−I−PhCH2;R 4:H;Z:P
h;R:Ph)1 HNMR(CDCl3)δ:2.45(1H,dd,J
=9.8,14.5Hz),3.02(1H,dd,J
=5.2,14.5Hz),4.84(1H,dd,J
=5.2,9.8Hz),5.61(1H,brs),
7.29−7.40(5H,m),7.42−7.43
(3H,m),7.57−7.61(2H,m),7.
86−7.90(1H,m) FAB−MS(m/e):624[M+H]+
【0453】参考例1216(R1:H;R2:H;
3:4−HO−3,5−I2−PhCH 2;R4:H;
Z:Ph;R:Ph)1 HNMR(CDCl3)δ:2.48(1H,dd,J
=10.5,14.5Hz),3.04(1H,dd,
J=4.9,14.5Hz),4.86(1H,dd,
J=4.9,10.5Hz),5.31(1H,br
s),6.86(1H,d,J=8.3Hz),7.0
4(1H,dd,J=2.1,8.3Hz),7.28
(1H,d,J=2.1Hz),7.31−7.36
(1H,m),7.41−7.42(5H,m),7.
57−7.60(2H,m),7.84−7.89(1
H,m) FAB−MS(m/e):498[M+H]+
【0454】参考例1217(R1:H;R2:H;
3:1−naphthylmethyl;R4:H;
Z:Ph;R:Ph)1 HNMR(CDCl3)δ:2.54(1H,dd,J
=9.8,14.5Hz),3.02(1H,dd,J
=5.2,14.5Hz),4.84(1H,dd,J
=5.2,9.8Hz),5.61(1H,brs),
7.32−7.34(1H,m),7.33−7.36
(4H,m),7.39−7.43(3H,m),7.
57−7.61(2H,m),7.87−7.89(2
H,m) FAB−MS(m/e):624[M+H]+
【0455】参考例1218(R1:H;R2:H;
3:4−F−PhCH2;R4:H;Z:Ph;R:P
h) ESI−MS(m/e):374[M+H]+
【0456】参考例1219(R1:H;R2:H;
3:1−naphthylmethyl;R4:H;
Z:Ph;R:4−Cl−Ph) ESI−MS(m/e):406[M+H]+
【0457】参考例1220(R1:H;R2:H;
3:4−F−PhCH2;R4:H;Z:Ph;R:4
−Cl−Ph) ESI−MS(m/e):408[M+H]+
【0458】参考例1221(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:Me;Z:Ph;R:Ph)1 HNMR(CDCl3)δ:0.93(3H,d,J=
6.8Hz),0.98(3H,d,J=6.8H
z),1.57−1.59(1H,m),1.70(3
H,s),7.31−7.56(8H,m),7.86
−7.89(1H,m) FAB−MS(m/e):322[M+H]+
【0459】参考例1222(R1:H;R2:H;
3:Me;R4:Me;Z:Ph;R:Ph)1 HNMR(CDCl3)δ:1.27(3H,s),
1.87(3H,s),7.35−7.40(4H,
m),7.49−7.58(4H,m),7.86−
7.89(1H,m) FAB−MS(m/e):294[M+H]+
【0460】
【化32】
【0461】参考例1223(R1:H;R2:H;R3
及びR4:=CH2(R3及びR4が一緒になって=CH2
基を形成する);Z:Ph;R:Ph)1 HNMR(CDCl3)δ:5.97(2H,d,J=
4.3Hz),7.35−7.42(3H,m),7.
45−7.53(3H,m),7.57−7.68(2
H,m),7.94−7.98(1H,m) FAB−MS(m/e):278[M+H]+
【0462】参考例1224(R1:H;R2:H;R3
及びR4:=CHMe(R3及びR4が一緒になって=C
HMe基を形成する);Z:Ph;R:Ph)1 HNMR(CDCl3)δ:2.25(3H,d,J=
7.3Hz),6.66(1H,q,J=7.3H
z),7.37−7.42(3H,m),7.48−
7.54(3H,m),7.59−7.67(2H,
m),7.91−7.93(2H,m) FAB−MS(m/e):292[M+H]+
【0463】参考例1225(R1:H;R2:H;R3
及びR4:−(CH24−(R3及びR4が一緒になって
−(CH24−基を形成する);Z:Ph;R:Ph)1 HNMR(CDCl3)δ:1.50−2.30(7
H,m),3.00−3.15(1H,m),7.30
−7.42(4H,m),7.43−7.52(2H,
m),7.52−7.62(2H,m),7.82−
7.92(1H,m) FAB−MS(m/e):320[M+H]+
【0464】参考例1413(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;Z:2,3−pyrazin
yl;R:4−n−PrNHCOCH2O−Ph) FAB−MS(m/e):425[M+H]+
【0465】参考例1427(R1:H;R2:H;
3:D−Glutamic Acid;R4:H;Z:
Ph;R:3−Me−4−n−PrNHCOCH2O−
Ph)1 HNMR(CDCl3)δ:0.92(3H,t,J=
7.4Hz),1.54−1.61(2H,m),2.
14−2.24(2H,m),2.28(3H,s),
2.58−2.65(2H,m),3.34(2H,
q,J=6.6Hz),4.50(2H,s),4.6
3(1H,dd,J=5.2,11.0Hz),6.5
2−6.56(1H,m),6.78(1H,d,J=
8.2Hz),7.27(1H,s),7.32(1
H,d,J=8.2Hz),7.35−7.39(1
H,m),7.58−7.63(2H,m),7.89
−7.92(1H,m) FAB−MS(m/e):467[M+H]+
【0466】参考例1428(R1:H;R2:H;
3:L−Glutamic Acid;R4:H;Z:
Ph;R:3−Me−4−n−PrNHCOCH2O−
Ph)1 HNMR(CDCl3)δ:0.92(3H,t,J=
7.4Hz),1.54−1.61(2H,m),2.
14−2.24(2H,m),2.28(3H,s),
2.58−2.65(2H,m),3.34(2H,
q,J=6.6Hz),4.50(2H,s),4.6
3(1H,dd,J=5.2,11.0Hz),6.5
2−6.56(1H,m),6.78(1H,d,J=
8.2Hz),7.27(1H,s),7.32(1
H,d,J=8.2Hz),7.35−7.39(1
H,m),7.58−7.63(2H,m),7.89
−7.92(1H,m) FAB−MS(m/e):467[M+H]+
【0467】参考例1429(R1:H;R2:H;
3:(3−Pyridyl)CH2;R 4:H;Z:P
h;R:3−Me−4−n−PrNHCOCH2O−P
h)1 HNMR(CDCl3)δ:0.93(3H,t,J=
7.4Hz),1.54−1.68(2H,m),2.
27(3H,s),2.62(1H,dd,J=11.
0,14.4Hz),3.17(1H,dd,J=4.
7,14.4Hz),3.33(2H,q,J=6.7
Hz),4.90(1H,dd,J=4.5,10.9
Hz),6.64−6.68(1H,m),6.82
(1H,d,J=8.3Hz),7.14(1H,d,
J=1.8Hz),7.26−7.36(3H,m),
7.56−7.64(2H,m),7.72−7.75
(2H,m),7.84−7.87(1H,m) FAB−MS(m/e):486[M+H]+
【0468】参考例1430(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;Z:Ph;R:4−n−Pr
NHCOCH2O−3−CH2=CH−Ph)1 HNMR(CDCl3)δ:0.92(3H,d,J=
6.5Hz),0.95(3H,t,J=7.3H
z),1.12(3H,d,J=6.5Hz),1.2
3−1.35(1H,m),1.50−1.67(2
H,m),3.33(2H,q,J=6.8Hz),
4.21(1H,d,J=9.9Hz),4.53(2
H,s),5.40(1H,d,J=11.2Hz),
5.76(1H,d,J=17.7Hz),6.44−
6.48(1H,m),6.85(1H,d,J=8.
8Hz),6.96(1H,dd,J=11.2,1
7.7Hz),7.27−7.40(3H,m),7.
59−7.61(2H,m),7.90−7.93(1
H,m) FAB−MS(m/e):449[M+H]+
【0469】参考例1431(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;Z:Ph;R:4−n−Pr
NHCOCH2O−3−(2−Pyridyl)−P
h)1 HNMR(CDCl3)δ:0.82(3H,t,J=
7.4Hz),0.98(3H,d,J=6.6H
z),1.14(3H,d,J=6.6Hz),1.4
3−1.55(2H,m),1.65−1.77(1
H,m),3.25(2H,q,J=6.5Hz),
4.23(1H,d,J=9.9Hz),4.62(2
H,d,J=14.9Hz),7.05(1H,d,J
=8.7Hz),7.32−7.40(2H,m),
7.50−7.63(5H,m),7.81−7.86
(1H,m),7.90−7.92(1H,m),8.
195−8.197(1H,m) FAB−MS(m/e):500[M+H]+
【0470】参考例1432(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;Z:Ph;R:4−n−Pr
NHCOCH2O−3−(3−Pyridyl)−P
h)1 HNMR(CDCl3)δ:0.80(3H,t,J=
7.4Hz),0.99(3H,d,J=6.6H
z),1.15(3H,d,J=6.6Hz),1.3
7−1.42(2H,m),1.65−1.75(1
H,m),3.18(2H,q,J=6.7Hz),
4.24(1H,d,J=9.9Hz),4.50(2
H,d,J=14.2Hz),6.10−6.12(1
H,m),6.99(1H,d,J=8.7Hz),
7.37−7.42(2H,m),7.44(1H,
d,J=2.4Hz),7.56−7.65(3H,
m),7.77(1H,dd,J=1.8,7.8H
z),7.91−7.94(1H,m),8.63−
8.72(2H,m) FAB−MS(m/e):500[M+H]+
【0471】参考例1433(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;Z:Ph;R:4−n−Pr
NHCOCH2O−3−(4−Pyridyl)−P
h)1 HNMR(CDCl3)δ:0.82(3H,t,J=
7.4Hz),0.98(3H,d,J=6.6H
z),1.15(3H,d,J=6.6Hz),1.3
8−1.48(2H,m),1.64−1.74(1
H,m),3.19(2H,q,J=6.4Hz),
4.24(1H,d,J=9.9Hz),4.52(2
H,d,J=14.2Hz),6.14−6.16(1
H,m),6.99(1H,d,J=8.6Hz),
7.36−7.44(3H,m),7.47(1H,
d,J=2.4Hz),7.54−7.65(3H,
m),7.91−7.94(1H,m),8.69−
8.76(2H,m) FAB−MS(m/e):500[M+H]+
【0472】参考例1434(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;Z:Ph;R:3−Ph−4
−n−PrNHCOCH2O−Ph)1 HNMR(CDCl3)δ:0.79(3H,t,J=
7.4Hz),0.99(3H,d,J=6.6H
z),1.15(3H,d,J=6.6Hz),1.2
6−1.40(2H,m),1.65−1.76(1
H,m),3.14(2H,q,J=7.1Hz),
4.23(1H,d,J=9.9Hz),4.48(2
H,d,J=14.3Hz),6.25(1H,s),
6.94(1H,d,J=8.6Hz),7.37−
7.45(7H,m),7.51(1H,dd,J=
2.5,8.6Hz),7.57−7.62(2H,
m),7.89−7.92(1H,m) FAB−MS(m/e):499[M+H]+
【0473】参考例1435(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;Z:Ph;R:3−Et−4
−n−PrNHCOCH2O−Ph)1 HNMR(CDCl3)δ:0.93(3H,t,J=
7.4Hz),0.94(3H,d,J=6.6H
z),1.11(3H,d,J=6.6Hz),1.2
1(3H,t,J=7.5Hz),1.53−1.68
(3H,m),2.61−2.73(2H,m),3.
33(2H,q,J=6.6Hz),4.20(1H,
d,J=9.9Hz),4.50(2H,s),6.4
8−6.49(1H,m),6.80(1H,d,J=
8.6Hz),7.28(1H,d,J=2.2H
z),7.34(1H,dd,J=2.2,8.6H
z),7.341−7.347(1H,m),7.58
−7.62(2H,m),7.90−7.93(1H,
m) FAB−MS(m/e):451[M+H]+
【0474】参考例1436(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;Z:Ph;R:3−n−Bu
−4−n−PrNHCOCH2O−Ph)1 HNMR(CDCl3)δ:0.92(3H,t,J=
7.3Hz),0.93(3H,t,J=7.3H
z),1.11(3H,d,J=6.8Hz),1.2
4−1.42(6H,m),1.28(3H,d,J=
6.8Hz),1.53−1.64(1H,m),2.
51−2.71(2H,m),3.33(2H,q,J
=6.6Hz),4.20(1H,d,J=9.9H
z),4.49(2H,s),6.47−6.49(1
H,m),6.79(1H,d,J=8.4Hz),
7.25(1H,d,J=2.4Hz),7.33(1
H,dd,J=2.4,8.4Hz),7.33−7.
36(1H,m),7.56−7.61(2H,m),
7.90−7.92(1H,m) FAB−MS(m/e):479[M+H]+
【0475】参考例1437(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;Z:Ph;R:3−MeO−
6−Me−Ph)1 HNMR(CDCl3)δ:0.84(3H,d,J=
6.2Hz),1.11(3H,d,J=6.2H
z),1.61−1.68(1H,m),1.73(3
H,s),3.86(3H,s),4.23(1H,
d,J=9.6Hz),6.82(1H,dd,J=
2.1,8.2Hz),6.99(1H,d,J=8.
2Hz),7.30−7.31(1H,m),7.46
(1H,d,J=2.1Hz),7.60−7.61
(2H,m),7.92−7.95(1H,m) FAB−MS(m/e):352[M+H]+
【0476】参考例1438(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;Z:Ph;R:3−HO−6
−Me−Ph)1 HNMR(CDCl3)δ:0.84(3H,d,J=
6.6Hz),1.10(3H,d,J=6.6H
z),1.62−1.67(1H,m),1.71(3
H,s),4.24(1H,d,J=9.5Hz),
5.72−5.73(1H,m),6.81(1H,d
d,J=2.3,8.0Hz),6.94(1H,d,
J=8.0Hz),7.28−7.31(1H,m),
7.42(1H,d,J=2.3Hz),7.59−
7.64(2H,m),7.93−7.96(1H,
m) FAB−MS(m/e):338[M+H]+
【0477】参考例1439(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;Z:Ph;R:6−Me−3
−n−PrNHCOCH2O−Ph)1 HNMR(CDCl3)δ:0.82(3H,d,J=
6.7Hz),0.98(3H,t,J=7.4H
z),1.12(3H,d,J=6.7Hz),1.5
8−1.72(3H,m),1.75(3H,s),
3.37(2H,q,J=6.7Hz),4.26(1
H,d,J=9.4Hz),4.51−4.52(2
H,m),6.70−6.71(1H,m),6.81
(1H,dd,J=2.7,8.3Hz),7.04
(1H,d,J=8.3Hz),7.27−7.28
(1H,m),7.30(1H,d,J=2.7H
z),7.54−7.65(2H,m),7.94−
7.96(1H,m) FAB−MS(m/e):437[M+H]+
【0478】参考例20023−(1−メチルエチル)−9b−フェニル−1H−イ
ミダゾ[2,1−a]イソインドール−2,5(3H,
9bH)−ジオン (一般式[I−2]において、R1
H;R2:H;R3:i−Pr;R4:H;R5:H;Z:
Ph;R:Phの化合物) N−t−ブトキシカルボニル−D−バリン106mg
(0.49mmol)のN,N−ジメチルホルムアミド
溶液(1ml)に、室温で、1−ヒドロキシベンゾトリ
アゾール水和物100mg(0.73mmol)、1−
(3−ジメチルアミノプロピル)−3−エチルカルボジ
イミド塩酸塩113mg(0.58mmol)及び28
%アンモニア水溶液(3ml)を加え、反応溶液を室温
で12時間攪拌した。反応溶液に水及び酢酸エチルエス
テルを加え、有機層を乾燥し、減圧下に濃縮した。得ら
れた残渣をフラッシュシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィーにより精製し、アミド80mg(収率:76%)を
得た。得られたアミド80mg(0.37mmol)を
室温で4N塩酸の1,4−ジオキサン溶液(2ml)に
溶解し、室温で、反応溶液を1時間攪拌後、減圧下に濃
縮した。得られた残渣と2−ベンゾイル安息香酸83m
g(0.37mmol)のジメチルホルムアミド溶液
(2ml)に、室温で、1−ヒドロキシベンゾトリアゾ
ール水和物60mg(0.63mmol)、1−(3−
ジメチルアミノプロピル)−3−エチルカルボジイミド
塩酸塩85mg(0.44mmol)及びトリエチルア
ミン0.12ml(0.85mmol)を順次加え、反
応溶液を室温で12時間攪拌した。反応溶液に室温で水
及び酢酸エチルエステルを加え、有機層を乾燥し、減圧
下に濃縮した。得られた残渣をフラッシュシリカゲルカ
ラムクロマトグラフィーにより精製し、縮合化合物13
0mg(収率:99%)を得た。得られた縮合化合物1
3mg(0.040mmol)のトルエン溶液(2m
l)に、p−トルエンスルホン酸(10mg)を室温で
加え、反応溶液を加熱還流下4時間攪拌した。反応溶液
を減圧下に濃縮し、得られた残渣をトルエンで共沸を3
回繰り返し、減圧下に濃縮した。得られた残渣をシリカ
ゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル
エステル=2:1)により精製し、表題化合物2.0m
g(収率:16%)を無色油状物として得た。
【0479】1HNMR(CDCl3)δ:0.81(3
H,d,J=6.6Hz),1.14(3H,d,J=
6.6Hz),1.70−1.83(1H,m),4.
15(1H,d,J=8.6Hz),7.30−7.3
5(5H,m),7.50−7.54(2H,m),
7.89−7.93(1H,m),8.09(1H,b
rs) FAB−MS(m/e):307[M+H]+
【0480】参考例2002と同様にして、前記の化合
物リストの一般式[I−2]の化合物の化合物番号に対
応する参考例2011、2050、2074、246
7、2471、2472及び2474の化合物を得た。
以下にこれらの物理定数を示す。
【0481】
【化33】
【0482】参考例2011(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;R5:H;Z:Ph;R:4
−MeO−Ph)1 HNMR(CDCl3)δ:0.86(3H,d,J=
6.8Hz),1.19(3H,d,J=6.8H
z),1.77−1.85(1H,m),3.79(3
H,s),4.16(1H,d,J=8.6Hz),
6.84(2H,d,J=8.9Hz),7.22−
7.88(6H,m),9.55(1H,brs) ESI−MS(m/e):337[M+H]+
【0483】参考例2050(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;R5:H;Z:Ph;R:3
−NH2−4−Cl−Ph)1 HNMR(CDCl3)δ:0.89(3H,d,J=
6.7Hz),1.17(3H,d,J=6.7H
z),1.77−1.88(1H,m),4.13(1
H,d,J=8.7Hz),6.67(1H,dd,J
=2.2,8.3Hz),6.77(1H,d,J=
2.2Hz),7.19(1H,d,J=8.3H
z),7.21−7.88(4H,m),9.02(1
H,s) ESI−MS(m/e):356[M+H]+
【0484】参考例2074(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;R5:H;Z:Ph;R:3
−I−4−n−PrNHCOCH2O−Ph)1 HNMR(CDCl3)δ:0.86(3H,d,J=
6.7Hz),0.98(3H,t,J=7.4H
z),1.17(3H,d,J=6.7Hz),1.5
5−1.78(3H,m),3.35(2H,q,J=
7.0Hz),4.16(1H,d,J=8.8H
z),4.50(2H,s),6.73(1H,d,J
=8.6Hz),6.92(1H,brs),7.16
−7.93(6H,m),8.98(1H,brs) FAB−MS(m/e):548[M+H]+
【0485】参考例2467(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;R5:H;Z:Ph;R:4
−n−PrNHCOCH2O−pyrimidin−5
−yl) FAB−MS(m/e):424[M+H]+
【0486】参考例2471(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;R5:Me;Z:Ph;R:
4−n−PrNHCOCH2O−Ph)1 HNMR(CDCl3)δ:0.76(3H,d,J=
6.6Hz),0.91(3H,d,J=7.4H
z),1.17(3H,d,J=6.6Hz),1.5
2−1.68(3H,m),3.13(3H,s),
3.31(2H,dt,J=6.6,7.3Hz),
4.03(1H,d,J=10.0Hz),4.48
(2H,s),6.53(1H,brs),6.85−
8.00(8H,m) FAB−MS(m/e):436[M+H]+
【0487】参考例2472(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;R5:n−PrNHCOC
2;Z:Ph;R:4−n−PrNHCOCH2O−P
h)1 HNMR(CDCl3)δ:0.61(3H,t,J=
7.4Hz),0.81(3H,d,J=6.5H
z),0.93(3H,t,J=7.4Hz),1.0
1−1.11(2H,m),1.20(3H,d,J=
6.5Hz),1.51−1.68(3H,m),2.
83−2.97(2H,m),3.32(2H,t,J
=7.3Hz),4.17(1H,d,J=10.5H
z),4.33(2H,d,J=16.2Hz),4.
50(2H,s),5.69(1H,brs),6.5
2(1H,brs),6.87−8.00(8H,m) FAB−MS(m/e):521[M+H]+
【0488】参考例2474(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;R5:MeSO2NHCOCH
2;Z:Ph;R:4−n−PrNHCOCH2O−P
h) FAB−MS(m/e):557[M+H]+
【0489】参考例30119b−(4−メトキシフェニル)−3−(1−メチルエ
チル)−1H−ピロロ[2,1−a]イソインド−ル−
2,5(3H,9bH)−ジオン (一般式[I−3]に
おいて、R1:H;R2:H;R3:i−Pr;R4:H;
6:H;Z:Ph;R:4−MeO−Phの化合物)
【0490】N−t−ブトキシカルボニル−D−バリン
25g(120mmol)のテトラヒドロフラン溶液
(500ml)にトリエチルアミン55ml(390m
mol)、クロルギ酸エチルエステル13ml(140
mmol)を−40℃で加え、反応溶液を−40℃で2
時間攪拌後、−40℃において、N,O−ジメチルヒド
ロキシルアミン塩酸塩23g(230mmol)を加
え、0℃において1時間攪拌後塩化アンムニウム水を添
加した。酢酸エチルエステルで抽出し、有機層を飽和食
塩水溶液で洗浄後、乾燥し、減圧下に濃縮した。得られ
た残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサ
ン:酢酸エチルエステル=7:3)により精製し、アミ
ド18g(収率:61%)を得た。得られたアミド4.
9g(18.9mmol)のテトラヒドロフラン溶液
(100ml)に−70℃にて、メチルマグネシウムブ
ロミド(3.0M)−ジエチルエーテル溶液19.0m
l(56.6mmol)を滴下し、室温にて反応溶液を
2時間攪拌後、反応溶液に塩化アンモニウム水を添加し
た。酢酸エチルエステルで抽出し、有機層を飽和食塩水
溶液で洗浄し、乾燥し、減圧下濃縮した。得られた残渣
をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢
酸エチルエステル=8:1)により精製し、ケトン2.
0g(収率:50%)を得た。
【0491】得られたケトン2.0g(0.22mmo
l)を室温で4N塩酸の1,4−ジオキサン溶液(20
ml)に溶解し、反応溶液を室温で1時間攪拌後減圧下
に濃縮し、アミン塩酸塩1.4g(収率:99%)を得
た。アミン塩酸塩510mg(3.4mmol)を塩化
メチレン(32ml)に溶解し、反応溶液に室温で1−
ヒドロキシベンゾトリアゾール水和物590mg(4.
4mmol)、2−(4−メトキシベンゾイル)安息香
酸860mg(3.4mmol)、1−(3−ジメチル
アミノプロピル)−3−エチルカルボジイミド塩酸塩8
40mg(4.4mmol)及びトリエチルアミン1.
8ml(13.5mmol)を順次加え、室温にて反応
溶液を12時間攪拌後、反応溶液に水を添加した。酢酸
エチルエステルで抽出し、有機層を飽和炭酸水素ナトリ
ウム水溶液及び飽和食塩水溶液で洗浄後、乾燥し、減圧
下に濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマ
トグラフィー(ヘキサン:酢酸エチルエステル=3:
2)により精製し、縮合生成物990mg(収率:83
%)を得た。得られた縮合化合物890mg(2.5m
mol)の塩化メチレン(50ml)溶液にトリエチル
アミン2.1ml(15mmol)、トリフルオロメタ
ンスルホン酸トリメチルシリルエステル2.7ml(1
5mmol)を順次加え、室温にて反応溶液を2時間攪
拌後、−70℃にて三フッ化ホウ素ジエチルエーテル錯
体6.4ml(50mmol)を加え、反応溶液を室温
で12時間攪拌した。反応溶液に水を添加した。クロロ
ホルムで抽出し、有機層を飽和塩化アンモニウム水溶液
及び飽和食塩水溶液で洗浄後、乾燥し、減圧下に濃縮し
た。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ー(ヘキサン:酢酸エチルエステル=4:1)により精
製し表題化合物のジアステレオマーA94mg(収率:
11%)を無色油状物として、ジアステレオマーB30
6mg(収率:36%)を無色油状物として得た。
【0492】ジアステレオマーA1 HNMR(CDCl3)δ:0.86(3H,d,J=
7.0Hz),1.19(3H,d,J=7.0H
z),2.59(1H,d,J=15.9Hz),3.
44(1H,d,J=15.9Hz),3.63−3.
71(1H,m),3.76(3H,s),3.78
(1H,d,J=3.2Hz),6.83(2H,d,
J=8.9Hz),7.23−7.28(1H,m),
7.35−7.37(1H,m),7.43−7.54
(2H,m),7.87−7.90(1H,m) ESI−MS(m/e):336[M+H]+
【0493】ジアステレオマ−B1 HNMR(CDCl3)δ:0.85(3H,d,J=
6.7Hz),1.09(3H,d,J=6.7H
z),1.50−1.70(1H,m),2.53(1
H,d,J=17.4Hz),3.60(1H,d,J
=17.4Hz),3.79(3H,s),4.01
(1H,d,J=9.6Hz),6.84(2H,d,
J=9.0Hz),7.14−7.24(1H,m),
7.21(2H,d,J=9.0Hz),7.45−
7.54(2H,m),7.90−7.93(1H,
m) ESI−MS(m/e):336[M+H]+
【0494】参考例3011と同様にして、前記の化合
物リストの一般式[I−3a]の化合物、一般式[I−
3b]の化合物、一般式[I−3c]の化合物又は一般
式[I−3d]の化合物の化合物番号に対応する参考例
3001、3002、3007、3014、3015、
3020、3023、3024、3033、3039、
3047、3050、3051、3056、3057、
3058、3061、3063、3065、3072、
3073、3074、3082、3092、3093、
3094、3095、3096、3103、3104、
3107、3112、3115、3117、3126、
3129、3134、3226、3241、3246、
3258、3266、3296、3307、3319、
3412、3418、3464、3472、3473、
3474、3475、3476、3477、3478、
3479、3480、3481、3482、3485、
3486、3487、3488、3489、3492、
3499、3500、3501、3509、3510、
3511、3515及び3516の化合物を得た。以下
にこれらの物理定数を示す。
【0495】
【化34】
【0496】参考例3001(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;R6:H;Z:Ph;R:2
−MeO−Ph) ジアステレオマ−A1 HNMR(CDCl3)δ:0.85(3H,d,J=
7.0Hz),1.21(3H,d,J=7.0H
z),2.61(1H,d,J=16.7Hz),3.
67−3.78(1H,m),3.86(1H,d,J
=16.7Hz),3.87(1H,d,J=3.2H
z),4.01(3H,s),6.87(1H,t,J
=7.4Hz),6.94(1H,d,J=8.0H
z),7.22−7.28(2H,m),7.41−
7.50(2H,m),7.83(1H,dd,J=
1.6,7.4Hz),7.90(1H,d,J=6.
3Hz) ESI−MS(m/e):336[M+H]+
【0497】ジアステレオマ−B1 HNMR(CDCl3)δ:1.13(6H,d,J=
6.6Hz),1.69−1.74(1H,m),2.
64(1H,d,J=18.1Hz),3.89(3
H,brs),3.97(1H,d,J=18.1H
z),4.00(1H,d,J=10.3Hz),6.
88(1H,t,J=7.6Hz),6.94(1H,
d,J=8.2Hz),7.30(1H,t,J=8.
2Hz),7.41−7.50(3H,m),7.61
(1H,brs),7.86(1H,d,J=6.5H
z) ESI−MS(m/e):336[M+H]+
【0498】参考例3002(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;R6:H;Z:Ph;R:P
h)1 HNMR(CDCl3)δ:0.87(3H,d,J=
6.7Hz),1.09(3H,d,J=6.6H
z),1.49−1.70(1H,m),2.58(1
H,d,J=17.6Hz),3.66(1H,d,J
=17.6Hz),4.03(1H,d,J=9.6H
z),7.12−7.21(1H,m),7.25−
7.39(5H,m),7.42−7.56(2H,
m),7.89−7.97(1H,m) FAB−MS(m/e):306[M+H]+
【0499】参考例3007(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;R6:H;Z:Ph;R:4
−HO−Ph)1 HNMR(CDCl3)δ:0.84(3H,d,J=
6.7Hz),1.09(3H,d,J=6.7H
z),1.51−1.64(1H,m),2.52(1
H,d,J=17.3Hz),3.59(1H,d,J
=17.3Hz),4.01(1H,d,J=9.5H
z),5.17(1H,brs),6.79(2H,
d,J=8.8Hz),7.15−7.19(1H,
m),7.16(2H,d,J=8.8Hz),7.4
6−7.54(2H,m),7.90−7.93(1
H,m) ESI−MS(m/e):322[M+H]+
【0500】参考例3014(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;R6:H;Z:Ph;R:4
−t−BuO2CCH2O−Ph)1 HNMR(CDCl3)δ:0.83(3H,d,J=
6.6Hz),1.08(3H,d,J=6.6H
z),1.45−1.46(9H,m),1.49−
1.67(1H,m),2.53(1H,d,J=1
7.3Hz),3.59(1H,d,J=17.3H
z),4.01(1H,d,J=9.6Hz),4.4
8−4.49(2H,m),6.83(2H,d,J=
8.9Hz),7.15−7.24(1H,m),7.
20(2H,d,J=8.9Hz),7.45−7.5
5(2H,m),7.90−7.93(1H,m) FAB−MS(m/e):436[M+H]+
【0501】参考例3015(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;R6:H;Z:Ph;R:4
−HO2CCH2O−Ph)1 HNMR(CDCl3)δ:0.83(3H,d,J=
6.6Hz),1.08(3H,d,J=6.6H
z),1.47−1.59(1H,m),2.56(1
H,d,J=17.2Hz),3.61(1H,d,J
=17.2Hz),4.02(1H,d,J=9.6H
z),4.67(2H,s),6.87(2H,d,J
=8.9Hz),7.17(1H,dd,J=1.4,
6.2Hz),7.22(2H,d,J=8.9H
z),7.46−7.56(2H,m),7.93(1
H,dd,J=1.8,6.2Hz),8.65(1
H,brs) FAB−MS(m/e):380[M+H]+
【0502】参考例3020(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;R6:H;Z:Ph;R:4
−HOC(Me)2(CH22O−Ph)1 HNMR(CDCl3)δ:0.87(3H,d,J=
6.6Hz),1.12(3H,d,J=6.6H
z),1.32(6H,s),1.50−1.62(1
H,m),1.99(2H,t,J=6.3Hz),
2.55(1H,d,J=16.0Hz),3.62
(1H,d,J=16.0Hz),4.02(1H,
d,J=9.5Hz),4.17(2H,t,J=6.
3Hz),6.86(1H,d,J=8.8Hz),
7.18−7.92(6H,m) FAB−MS(m/e):408[M+H]+
【0503】参考例3023(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;R6:H;Z:Ph;R:4
−EtNHCOCH2O−Ph) FAB−MS(m/e):407[M+H]+
【0504】参考例3024(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;R6:H;Z:Ph;R:4
−n−PrNHCOCH2O−Ph)1 HNMR(CDCl3)δ:0.84(3H,d,J=
6.6Hz),0.90(3H,t,J=7.4H
z),1.09(3H,d,J=6.6Hz),1.4
9−1.61(3H,m),2.55(1H,d,J=
17.4Hz),3.30(2H,q,J=6.8H
z),3.60(1H,d,J=17.4Hz),4.
02(1H,d,J=9.5Hz),4.47(2H,
s),6.53(1H,brs),6.88(2H,
d,J=9.0Hz),7.16(1H,dd,J=
2.2,5.7Hz),7.27(2H,d,J=9.
0Hz),7.46−7.55(2H,m),7.92
(1H,dd,J=2.0,5.1Hz) FAB−MS(m/e):421[M+H]+
【0505】参考例3033(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;R6:H;Z:Ph;R:4
−n−PrNHCOCH=CH−Ph) FAB−MS(m/e):417[M+H]+
【0506】参考例3039(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;R6:H;Z:Ph;R:3
−HO2COCH2O−Ph) FAB−MS(m/e):380[M+H]+
【0507】参考例3047(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;R6:H;Z:Ph;R:4
−Cl−3−NO2−Ph) FAB−MS(m/e):385[M+H]+
【0508】参考例3050(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;R6:H;Z:Ph;R:3
−NH2−4−Cl−Ph) FAB−MS(m/e):355[M+H]+
【0509】参考例3051(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;R6:H;Z:Ph;R:3
−Cl−4−MeO−Ph) FAB−MS(m/e):370[M+H]+
【0510】参考例3056(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;R6:H;Z:Ph;R:3
−F−4−Me−Ph)1 HNMR(CDCl3)δ:0.90(3H,d,J=
6.7Hz),1.10(3H,d,J=6.7H
z),1.53−1.65(1H,m),2.24(3
H,s),2.57(1H,d,J=17.5Hz),
3.56(1H,d,J=17.5Hz),4.02
(1H,d,J=9.7Hz),6.95(1H,d
d,J=1.9,10.7Hz),7.02(1H,d
d,J=1.9,7.9Hz),7.14(1H,d,
J=7.9Hz),7.17−7.20(1H,m),
7.47−7.55(2H,m),7.90−7.93
(1H,m) ESI−MS(m/e):338[M+H]+
【0511】参考例3057(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;R6:H;Z:Ph;R:3
−Br−4−HO−Ph)1 HNMR(CDCl3)δ:0.88(3H,d,J=
6.6Hz),1.11(3H,d,J=6.6H
z),1.53−1.70(1H,m),2.55(1
H,d,J=17.4Hz),3.55(1H,d,J
=17.4Hz),4.02(1H,d,J=9.6H
z),5.81(1H,brs),6.98(1H,
d,J=8.5Hz),7.15−7.20(2H,
m),7.42(1H,d,J=2.3Hz),7.4
8−7.57(2H,m),7.91−7.94(1
H,m) FAB−MS(m/e):400/402[M+H]+
【0512】参考例3058(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;R6:H;Z:Ph;R:3
−Br−4−MeO−Ph)1 HNMR(CDCl3)δ:0.89(3H,d,J=
6.6Hz),1.11(3H,d,J=6.6H
z),1.51−1.65(1H,m),2.55(1
H,d,J=17.4Hz),3.56(1H,d,J
=17.4Hz),3.88(3H,s),4.02
(1H,d,J=9.6Hz),6.84(1H,d,
J=8.6Hz),7.17−7.25(2H,m),
7.47−7.56(3H,m),7.91−7.94
(1H,m) FAB−MS(m/e):414/416[M+H]+
【0513】参考例3061(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;R6:H;Z:Ph;R:4
−HO−3−I−Ph) FAB−MS(m/e):448[M+H]+
【0514】参考例3063(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;R6:H;Z:Ph;R:3
−I−4−MeO−Ph)1 HNMR(CDCl3)δ:1.11(3H,d,J=
6.6Hz),1.27(3H,d,J=6.6H
z),1.53−1.60(1H,m),2.55(1
H,d,J=16.7Hz),3.56(1H,d,J
=16.7Hz),3.86(3H,s),4.02
(1H,d,J=9.7Hz),6.75(1H,d,
J=8.6Hz),7.17−7.94(6H,m) FAB−MS(m/e):462[M+H]+
【0515】参考例3065(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;R6:H;Z:Ph;R:4
−MeO−3−Me−Ph)1 HNMR(CDCl3)δ:0.88(3H,d,J=
6.7Hz),1.09(3H,d,J=6.7H
z),1.39−1.62(1H,m),2.15(3
H,s),2.51(1H,d,J=17.3Hz),
3.60(1H,d,J=17.3Hz),3.80
(3H,s),4.00(1H,d,J=9.7H
z),6.74(1H,d,J=8.6Hz),7.0
1(1H,d,J=2.6Hz),7.10−7.21
(2H,m),7.44−7.53(2H,m),7.
90−7.93(1H,m) FAB−MS(m/e):350[M+H]+
【0516】参考例3072(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;R6:H;Z:Ph;R:3
−I−4−MeNHCOCH2O−Ph) FAB−MS(m/e):519[M+H]+
【0517】参考例3073(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;R6:H;Z:Ph;R:4
−EtNHCOCH2O−3−I−Ph) FAB−MS(m/e):533[M+H]+
【0518】参考例3074(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;R6:H;Z:Ph;R:3
−I−4−n−PrNHCOCH2O−Ph)1 HNMR(CDCl3)δ:0.90(3H,d,J=
6.6Hz),0.96(3H,t,J=7.4H
z),1.11(3H,d,J=6.6Hz),1.5
3−1.67(3H,m),2.57(1H,d,J=
16.7Hz),3.35(2H,q,J=6.6H
z),3.55(1H,d,J=16.7Hz),4.
03(1H,d,J=9.5Hz),4.49(2H,
s),6.73(1H,d,J=8.6Hz),6.8
8−6.93(1H,m),7.16−7.19(1
H,m),7.33(1H,dd,J=2.3,8.6
Hz),7.48−7.57(2H,m),7.73
(1H,d,J=2.3Hz),7.92−7.95
(1H,m) FAB−MS(m/e):547[M+H]+
【0519】参考例3082(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;R6:H;Z:Ph;R:4
−cycloPrNHCOCH2O−3−I−Ph) FAB−MS(m/e):545[M+H]+
【0520】参考例3092(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;R6:H;Z:Ph;R:3
−Cl−4−n−PrNHCOCH2O−Ph)1 HNMR(CDCl3)δ:0.88(3H,d,J=
6.6Hz),0.94(3H,t,J=7.4H
z),1.11(3H,d,J=6.6Hz),1.5
2−1.93(3H,m),2.58(1H,d,J=
16.0Hz),3.32(2H,q,J=6.7H
z),3.56(1H,d,J=16.0Hz),4.
03(1H,d,J=9.6Hz),4.51(2H,
s),6.74−6.79(1H,m),6.87(1
H,d,J=8.6Hz),7.16−7.19(1
H,m),7.24(1H,dd,J=2.4,8.6
Hz),7.36(1H,d,J=2.4Hz),7.
48−7.57(2H,m),7.92−7.96(1
H,m) FAB−MS(m/e):455/457[M+H]+
【0521】参考例3093(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;R6:H;Z:Ph;R:3
−Br−4−n−PrNHCOCH2O−Ph)1 HNMR(CDCl3)δ:0.89(3H,d,J=
6.6Hz),0.95(3H,t,J=7.4H
z),1.11(3H,d,J=6.6Hz),1.5
2−1.65(3H,m),2.58(1H,d,J=
17.0Hz),3.33(2H,q,J=6.6H
z),3.56(1H,d,J=17.0Hz),4.
03(1H,d,J=9.6Hz),4.50(2H,
s),6.82−6.85(1H,m),6.83(1
H,d,J=8.6Hz),7.16−7.19(1
H,m),7.29−7.31(1H,m),7.48
−7.57(3H,m),7.88−7.94(1H,
m) FAB−MS(m/e):499/501[M+H]+
【0522】参考例3094(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;R6:H;Z:Ph;R:3
−F−4−n−PrNHCOCH2O−Ph)1 HNMR(CDCl3)δ:0.88(3H,d,J=
6.6Hz),0.92(3H,t,J=7.4H
z),1.11(3H,d,J=6.6Hz),1.5
1−1.64(3H,m),2.58(1H,d,J=
17.5Hz),3.30(2H,q,J=6.8H
z),3.55(1H,d,J=17.5Hz),4.
03(1H,d,J=9.5Hz),4.51(2H,
s),6.61−6.64(1H,m),6.92(1
H,t,J=8.5Hz),7.04(1H,d,J=
11.9Hz),7.07−7.18(2H,m),
7.48−7.57(2H,m),7.91−7.98
(1H,m) FAB−MS(m/e):439[M+H]+
【0523】参考例3095(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;R6:H;Z:Ph;R:3
−Me−4−n−PrNHCOCH2O−Ph)1 HNMR(CDCl3)δ:0.87(3H,d,J=
6.7Hz),0.92(3H,t,J=7.4H
z),1.09(3H,d,J=6.7Hz),1.4
9−1.59(3H,m),2.23(3H,s),
2.54(1H,d,J=17.3Hz),3.21
(2H,q,J=6.7Hz),3.58(1H,d,
J=17.3Hz),4.01(1H,d,J=9.6
Hz),4.47(2H,s),6.49−6.51
(1H,m),6.73(1H,d,J=8.6H
z),7.08(1H,d,J=2.0Hz),7.1
4−7.18(2H,m),7.46−7.54(2
H,m),7.90−7.93(1H,m) FAB−MS(m/e):435[M+H]+
【0524】参考例3096(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;R6:H;Z:Ph;R:4
−EtNHCOCH2O−3−F−Ph) FAB−MS(m/e):425[M+H]+
【0525】参考例3103(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;R6:H;Z:Ph;R:3
−F−4−HO−Ph)1 HNMR(CDCl3)δ:0.87(3H,d,J=
6.7Hz),1.11(3H,d,J=6.7H
z),1.54−1.66(1H,m),2.55(1
H,d,J=17.3Hz),3.54(1H,d,J
=17.3Hz),4.02(1H,d,J=9.6H
z),5.38−5.41(1H,m),6.94−
7.05(3H,m),7.16−7.19(1H,
m),7.47−7.57(2H,m),7.91−
7.94(1H,m) FAB−MS(m/e):340[M+H]+
【0526】参考例3104(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;R6:H;Z:Ph;R:3
−F−4−MeO−Ph) ジアステレオマーA1 HNMR(CDCl3)δ:0.85(3H,d,J=
6.9Hz),1.19(3H,d,J=6.9H
z),2.60(1H,d,J=16.0Hz),3.
40(1H,d,J=16.0Hz),3.63−3.
69(1H,m),3.78(1H,d,J=3.2H
z),3.84(3H,s),6.89(1H,dd,
J=7.3,8.5Hz),7.02(1H,d,J=
2.3Hz),7.09(1H,dd,J=2.3,
7.3Hz),7.36(1H,dd,J=1.1,
6.2Hz),7.37−7.56(2H,m),7.
89(1H,dd,J=1.9,6.9Hz) FAB−MS(m/e):354[M+H]+
【0527】ジアステレオマーB1 HNMR(CDCl3)δ:0.87(3H,d,J=
6.6Hz),1.11(3H,d,J=6.6H
z),1.55−1.63(1H,m),2.55(1
H,d,J=17.4Hz),3.55(1H,d,J
=17.4Hz),3.87(3H,s),4.02
(1H,d,J=9.6Hz),6.91(1H,t,
J=8.5Hz),6.98(1H,dd,J=2.
3,12.2Hz),7.07(1H,ddd,J=
1.1,2.3,8.5Hz),7.16−7.19
(1H,m),7.48−7.56(2H,m),7.
91−7.94(1H,m) FAB−MS(m/e):354[M+H]+
【0528】参考例3107(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;R6:H;Z:Ph;R:
3,4−Cl2−Ph) FAB−MS(m/e):375[M+H]+
【0529】参考例3112(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;R6:H;Z:Ph;R:
3,5−Me2−Ph) FAB−MS(m/e):334[M+H]+
【0530】参考例3115(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;R6:H;Z:Ph;R:
3,5−I2−4−MeO−Ph) FAB−MS(m/e):588[M+H]+
【0531】参考例3117(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;R6:H;Z:Ph;R:
2,4,6−Me3−Ph) FAB−MS(m/e):348[M+H]+
【0532】参考例3126(R1:6−F;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;R6:H;Z:Ph;R:P
h) FAB−MS(m/e):324[M+H]+
【0533】参考例3129(R1:9−F;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;R6:H;Z:Ph;R:P
h) FAB−MS(m/e):324[M+H]+
【0534】参考例3134(R1:7−NO2;R2
H;R3:i−Pr;R4:H;R6:H;Z:Ph;
R:Ph) FAB−MS(m/e):351[M+H]+
【0535】参考例3226(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;R6:H;Z:Ph;R:4
−n−PrNHCOCH2CH2O−Ph) FAB−MS(m/e):435[M+H]+
【0536】参考例3246(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;R6:H;Z:Ph;R:3
−F−4−i−PrNHCOCH2CH2O−Ph) FAB−MS(m/e):453[M+H]+
【0537】参考例3258(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;R6:H;Z:Ph;R:3
−Cl−4−EtNHCOCH2CH2O−Ph) FAB−MS(m/e):455[M+H]+
【0538】参考例3266(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;R6:H;Z:Ph;R:3
−Me−4−n−BuNHCOCH2CH2O−Ph) FAB−MS(m/e):463[M+H]+
【0539】参考例3296(R1:H;R2:H;
3:Bu;R4:H;R6:H;Z:Ph;R:3−M
e−4−MeNHCOCH2O−Ph) FAB−MS(m/e):421[M+H]+
【0540】参考例3307(R1:H;R2:H;
3:t−Bu;R4:H;R6:H;Z:Ph;R:3
−Me−4−n−PrNHCOCH2O−Ph) FAB−MS(m/e):449[M+H]+
【0541】参考例3319(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:Me;R6:H;Z:Ph;R:
3−Cl−4−cycloPrNHCOCH2O−P
h) FAB−MS(m/e):467[M+H]+
【0542】参考例3324(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;R6:H;Z:2,3−Py
ridyl;R:3−Me−4−MeNHCOCH2
−Ph) FAB−MS(m/e):408[M+H]+
【0543】参考例3331(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;R6:H;Z:3,4−Py
ridyl;R:3−Cl−4−EtNHCOCH2
−Ph) FAB−MS(m/e):442[M+H]+
【0544】参考例3337(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;R6:H;Z:Ph;R:4
−EtNHCOCH2O−3−F−(2−Pyridy
l)) FAB−MS(m/e):446[M+H]+
【0545】参考例3344(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;R6:H;Z:Ph;R:6
−EtNHCOCH2O−5−I−(3−Pyridy
l)) FAB−MS(m/e):534[M+H]+
【0546】参考例3351(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;R6:H;Z:Ph;R:4
−EtNHCOCH2O−3−NO2−Ph) FAB−MS(m/e):452[M+H]+
【0547】参考例3412(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;R6:Me;Z:Ph;R:
3−Cl−4−EtNHCOCH2O−Ph) FAB−MS(m/e):455[M+H]+
【0548】参考例3418(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;R6:Et;Z:Ph;R:
4−EtNHCOCH2O−3−Me−Ph) FAB−MS(m/e):449[M+H]+
【0549】参考例3464(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;R6:H;Z:pyrimi
din−4,5−yl;R:4−n−BuNHCOCH
2O−Ph) FAB−MS(m/e):437[M+H]+
【0550】参考例3472(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;R6:H;Z:Ph;R:3
−Cl−4−HO−Ph)1 HNMR(CDCl3)δ:0.88(3H,d,J=
6.7Hz),1.11(3H,d,J=6.7H
z),1.53−1.65(1H,m),2.55(1
H,d,J=17.5Hz),3.54(1H,d,J
=17.5Hz),4.01(1H,d,J=9.5H
z),6.98(1H,d,J=8.6Hz),7.1
0−7.20(1H,m),7.13(1H,dd,J
=2.3,8.6Hz),7.27(1H,d,J=
2.3Hz),7.47−7.57(2H,m),7.
91−7.94(1H,m) FAB−MS(m/e):356[M+H]+
【0551】参考例3473(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;R6:H;Z:Ph;R:4
−HO−3−Me−Ph)1 HNMR(CDCl3)δ:0.86(3H,d,J=
6.6Hz),1.08(3H,d,J=6.6H
z),1.53−1.61(3H,m),2.20(3
H,s),2.50(1H,d,J=17.3Hz),
3.60(1H,d,J=17.3Hz),4.00
(1H,d,J=9.7Hz),5.98(1H,
s),6.76(1H,d,J=8.2Hz),6.9
9(1H,d,J=8.2Hz),7.01(1H,
s),7.18(1H,dd,J=1.5,6.4H
z),7.44−7.54(2H,m),7.91(1
H,dd,J=1.5,6.2Hz) FAB−MS(m/e):336[M+H]+
【0552】参考例3474(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;R6:H;Z:Ph;R:4
−HO2CCH2O−3−Me−Ph)1 HNMR(CDCl3)δ:0.86(3H,d,J=
6.6Hz),1.07(3H,d,J=6.6H
z),1.47−1.59(1H,m),2.19(3
H,s),2.52(1H,d,J=17.3Hz),
3.58(1H,d,J=17.3Hz),4.00
(1H,d,J=9.8Hz),4.60(2H,
s),5.99−6.13(1H,m),6.63(1
H,d,J=8.3Hz),7.05−7.17(3
H,m),7.44−7.52(2H,m),7.90
−7.93(1H,m) FAB−MS(m/e):394[M+H]+
【0553】参考例3475(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;R6:H;Z:Ph;R:
3,5−Cl2−4−n−PrNHCOCH2O−Ph)1 HNMR(CDCl3)δ:0.94(3H,d,J=
6.4Hz),0.98(3H,t,J=7.5H
z),1.13(3H,d,J=6.4Hz),1.5
4−1.68(3H,m),2.63(1H,d,J=
16.1Hz),3.35(2H,q,J=6.6H
z),3.50(1H,d,J=16.1Hz),4.
04(1H,d,J=9.7Hz),4.51(2H,
s),6.93−6.94(1H,m),7.22−
7.25(1H,m),7.33(2H,s),7.5
1−7.61(2H,m),7.92−7.95(1
H,m) FAB−MS(m/e):489/491[M+H]+
【0554】参考例3476(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;R6:H;Z:Ph;R:3
−Me−4−n−PrNHCSCH2O−Ph)1 HNMR(CDCl3)δ:0.87(3H,d,J=
6.6Hz),0.95(3H,t,J=7.5H
z),1.09(3H,d,J=6.6Hz),1.5
1−1.75(3H,m),2.23(3H,s),
2.54(1H,d,J=17.4Hz),3.59
(1H,d,J=17.4Hz),3.71(2H,
q,J=6.6Hz),4.01(1H,d,J=9.
8Hz),4.88(2H,s),6.74(1H,
d,J=8.2Hz),7.09(1H,d,J=2.
2Hz),7.14−7.17(2H,m),7.46
−7.54(2H,m),7.91−7.93(1H,
m),8.19−8.21(1H,m) FAB−MS(m/e):451[M+H]+
【0555】参考例3477(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;R6:H;Z:Ph;R:
3,5−Cl2−4−n−PrNHCSCH2O−Ph)1 HNMR(CDCl3)δ:0.93(3H,d,J=
6.8Hz),1.04(3H,t,J=7.4H
z),1.13(3H,d,J=6.8Hz),1.3
2−1.41(1H,m),1.72−1.81(2
H,m),2.62(1H,d,J=17.7Hz),
3.51(1H,d,J=17.7Hz),3.75
(2H,q,J=6.6Hz),4.04(1H,d,
J=9.7Hz),4.89(2H,s),7.22
(1H,d,J=7.9Hz),7.33(2H,
s),7.52−7.69(2H,m),7.93−
7.95(1H,m),8.69−8.71(1H,
m) FAB−MS(m/e):505/507[M+H]+
【0556】参考例3478(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;R6:H;Z:Ph;R:4
−n−Pentyl−NHCOCH2O−Ph)1 HNMR(CDCl3)δ:0.83−0.96(3
H,m),0.87(3H,d,J=6.7Hz),
1.10(3H,d,J=6.7Hz),1.14−
1.70(7H,m),2.56(1H,d,J=1
7.2Hz),3.32(2H,q,J=6.6H
z),3.60(1H,d,J=17.2Hz),4.
02(1H,d,J=9.6Hz),4.46(2H,
s),6.49(1H,s),6.87(2H,d,J
=9.0Hz),7.15−7.20(1H,m),
7.25−7.34(2H,m),7.48−7.54
(2H,m),7.91−7.92(1H,m) FAB−MS(m/e):449[M+H]+
【0557】参考例3479(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;R6:Me;Z:Ph;R:
4−MeO−Ph)1 HNMR(CDCl3)δ:0.69(3H,d,J=
7.5Hz),0.91(3H,d,J=6.7H
z),1.11(3H,d,J=6.7Hz),1.4
8−1.73(1H,m),3.51(1H,q,J=
7.5Hz),3.77(3H,s),4.02(1
H,d,J=9.6Hz),6.83(2H,d,J=
8.9Hz),7.10−7.13(1H,m),7.
24(2H,d,J=8.9Hz),7.46−7.5
1(2H,m),7.89−7.99(1H,m) FAB−MS(m/e):350[M+H]+
【0558】参考例3480(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;R6:Me;Z:Ph;R:
4−HO−Ph)1 HNMR(CDCl3)δ:0.68(3H,d,J=
7.5Hz),0.89(3H,d,J=6.6H
z),1.10(3H,d,J=6.6Hz),1.4
8−1.69(1H,m),3.52(1H,q,J=
7.5Hz),4.02(1H,dd,J=1.0,
9.5Hz),5.63(1H,s),6.79(2
H,d,J=8.8Hz),7.11−7.15(1
H,m),7.18(2H,d,J=8.8Hz),
7.44−7.54(2H,m),7.90−7.92
(1H,m) FAB−MS(m/e):336[M+H]+
【0559】参考例3481(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;R6:Me;Z:Ph;R:
4−n−PrNHCOCH2O−Ph)1 HNMR(CDCl3)δ:0.70(3H,d,J=
7.6Hz),0.90(3H,d,J=7.4H
z),0.90(3H,d,J=6.6Hz),1.1
1(3H,d,J=6.6Hz),1.48−1.66
(3H,m),3.30(2H,q,J=6.8H
z),3.50(1H,q,J=7.5Hz),4.0
4(1H,dd,J=1.0,9.5Hz),4.46
(2H,s),6.50−6.51(1H,m),6.
86(2H,d,J=8.9Hz),7.09−7.1
2(1H,m),7.29(2H,d,J=8.9H
z),7.46−7.52(2H,m),7.91−
7.94(1H,m) FAB−MS(m/e):435[M+H]+
【0560】参考例3482(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;R6:Br;Z:Ph;R:
4−n−PrNHCOCH2O−Ph)1 HNMR(CDCl3)δ:0.90(3H,d,J=
6.6Hz),0.99(3H,t,J=6.6H
z),1.17(3H,d,J=6.6Hz),1.5
1−1.74(3H,m),3.30(2H,q,J=
6.7Hz),4.36(1H,d,J=9.5H
z),4.47(2H,s),5.14(1H,s),
6.47−6.50(1H,m),6.91(2H,
d,J=8.9Hz),7.16−7.19(1H,
m),7.34(2H,d,J=8.9Hz),7.5
0−7.57(2H,m),7.91−7.94(1
H,m) FAB−MS(m/e):499/501[M+H]+
【0561】参考例3485(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;R6:MeSO2NHCH2
2;Z:Ph;R:4−n−PrNHCOCH2O−P
h) FAB−MS(m/e):542[M+H]+
【0562】参考例3486(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;R6:MeO2CCH2;Z:
Ph;R:4−n−PrNHCOCH2O−Ph) FAB−MS(m/e):493[M+H]+
【0563】参考例3487(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;R6:HOCH2CH2;Z:
Ph;R:4−n−PrNHCOCH2O−Ph) FAB−MS(m/e):465[M+H]+
【0564】
【化35】
【0565】参考例3488(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;R6:H;Z:Ph;R:
3,5−Cl2−4−n−PrNHCOCH2O−Ph)1 HNMR(CDCl3)δ:0.98(3H,t,J=
7.4Hz),1.03(3H,d,J=6.6H
z),1.15(3H,d,J=6.6Hz),1.5
2−1.67(3H,m),2.61(1H,d,J=
18.0Hz),3.35(2H,q,J=6.6H
z),3.55(1H,d,J=18.0Hz),4.
51(2H,s),4.57(1H,d,J=10.4
Hz),6.89−6.93(1H,m),7.53−
7.61(2H,m),8.12−8.15(1H,
m) FAB−MS(m/e):505/507[M+H]+
【0566】参考例3489(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;R6:H;Z:Ph;R:
3,5−Cl2−4−n−PrNHCSCH2O−Ph)1 HNMR(CDCl3)δ:1.02(3H,d,J=
6.3Hz),1.04(3H,t,J=7.4H
z),1.14(3H,d,J=6.3Hz),1.5
2−1.59(1H,m),1.71−1.83(2
H,m),2.61(1H,d,J=17.5Hz),
3.56(1H,d,J=17.5Hz),3.75
(2H,q,J=6.6Hz),4.56(1H,d,
J=10.3Hz),4.90(2H,s),7.17
−7.20(1H,m),7.23(2H,s),7.
53−7.60(2H,m),8.12−8.15(1
H,m) FAB−MS(m/e):521/523/525[M
+H]+
【0567】参考例3492(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;R6:H;Z:pyrimi
din−4,5−yl;R:4−n−BuNHCOCH
2O−Ph) FAB−MS(m/e):453[M+H]+
【0568】
【化36】
【0569】参考例3499(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;R5:MeO;R6:H;Z:
Ph;R:3−Me−4−n−PrNHCOCH2O−
Ph) 幾何異性体A1 HNMR(CDCl3)δ:0.92(3H,t,J=
7.5Hz),0.93(3H,d,J=6.6H
z),1.06(3H,d,J=6.6Hz),1.4
6−1.71(3H,m),2.22(3H,s),
2.63(1H,d,J=18.1Hz),3.31
(2H,q,J=6.7Hz),3.88(3H,
s),3.93(1H,dd,J=1.0,18.1H
z),4.38(1H,d,J=9.9Hz),4.4
7(2H,s),6.50−6.52(1H,m),
6.72(1H,d,J=8.5Hz),7.11(1
H,d,J=2.4Hz),7.11−7.13(1
H,m),7.21(1H,dd,J=2.4,8.5
Hz),7.39−7.49(2H,m),7.81−
7.84(1H,m) FAB−MS(m/e):464[M+H]+
【0570】幾何異性体B1 HNMR(CDCl3)δ:0.59(3H,d,J=
6.8Hz),0.92(3H,t,J=7.4H
z),0.97(3H,d,J=6.8Hz),1.5
2−1.61(2H,m),2.04−2.12(1
H,m),2.23(3H,s),2.90(1H,
d,J=17.3Hz),3.29(2H,q,J=
6.7Hz),3.71(1H,dd,J=1.5,1
7.3Hz),3.79(3H,s),4.46(2
H,s),4.91(1H,dd,J=1.2,7.6
Hz),6.50−6.51(1H,m),6.73
(1H,d,J=8.5Hz),7.11−7.13
(1H,m),7.14(1H,d,J=2.4H
z),7.23(1H,dd,J=2.4,8.5H
z),7.37−7.50(2H,m),7.79−
7.82(1H,m) FAB−MS(m/e):464[M+H]+
【0571】参考例3500(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;R5:HO;R6:H;Z:P
h;R:3−Cl−4−n−PrNHCOCH2O−P
h) FAB−MS(m/e):470[M+H]+
【0572】参考例3501(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;R5:Me;R6:H;Z:P
h;R:4−n−PrNHCOCH2O−Ph) FAB−MS(m/e):434[M+H]+
【0573】
【化37】
【0574】参考例3509(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;R6:Me;R7:Me;Z:
Ph;R:4−MeO−Ph)1 HNMR(CDCl3)δ:0.52(3H,s),
1.01(3H,d,J=6.6Hz),1.29(3
H,d,J=6.6Hz),1.44(3H,s),
1.85−1.99(1H,m),3.77(3H,
s),4.01(1H,d,J=10.3Hz),6.
78(2H,d,J=9.1Hz),7.14(2H,
d,J=9.1Hz),7.47−7.66(3H,
m),7.92−7.95(1H,m) FAB−MS(m/e):364[M+H]+
【0575】参考例3510(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;R6:Me;R7:Me;Z:
Ph;R:4−HO−Ph)1 HNMR(CDCl3)δ:0.50(3H,s),
0.97(3H,d,J=6.6Hz),1.28(3
H,d,J=6.6Hz),1.44(3H,s),
1.83−1.91(1H,m),4.01(1H,
d,J=10.3Hz),5.91−5.92(1H,
m),6.74(2H,d,J=8.9Hz),7.0
4(2H,d,J=8.9Hz),7.47(1H,
d,J=7.5Hz),7.93(1H,d,J=7.
5Hz) FAB−MS(m/e):350[M+H]+
【0576】参考例3511(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;R6:Me;R7:Me;Z:
Ph;R:4−n−PrNHCOCH2O−Ph)1 HNMR(CDCl3)δ:0.50(3H,s),
0.90(3H,t,J=7.4Hz),1.02(3
H,d,J=6.5Hz),1.30(3H,d,J=
6.5Hz),1.43(3H,s),1.51−1.
58(2H,m),1.85−1.89(1H,m),
3.29(2H,q,J=6.8Hz),4.02(1
H,d,J=10.4Hz),4.45(2H,s),
6.49−6.50(1H,m),6.82(2H,
d,J=9.0Hz),7.20(2H,d,J=9.
0Hz),7.47−7.67(3H,m),7.93
−7.95(1H,m) FAB−MS(m/e):449[M+H]+
【0577】参考例3515(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;R6:MeCOCH2;R7
Me;Z:Ph;R:4−n−PrNHCOCH2O−
Ph) FAB−MS(m/e):491[M+H]+
【0578】参考例3516(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;R6:MeO2CCH2;R7
Me;Z:Ph;R:4−n−PrNHCOCH2O−
Ph) FAB−MS(m/e):507[M+H]+
【0579】参考例40023−(1−メチルエチル)−9b−フェニル[1,3]
チアゾロ[2,3−a]イソインド−ル−2,5(3
H,9bH)−ジオン (一般式[I−4]において、R
1:H;R2:H;R3:i−Pr;R4:H;Z:Ph;
R:Phの化合物) 2−ベンゾイル安息香酸5.0g(22.1mmo
l)、D−バリンメチルエステル塩酸塩4.1g(2
4.3mmol)及びトリエチルアミン9.2ml(6
6.3mmol)の塩化メチレン溶液250mlに、氷
冷下、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール水和物3.6
g(26.5mmol)と1−(3−ジメチルアミノプ
ロピル)−3−エチルカルボジイミド塩酸塩5.1g
(26.5mmol)を加え、反応溶液を室温で3時間
攪拌した。反応溶液に飽和塩化アンモニウム水溶液を添
加し、クロロホルムで抽出後、有機層を飽和食塩水溶液
で洗浄し、乾燥し、減圧下に濃縮した。得られた残渣を
シリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸
エチルエステル=1:1)により精製し、縮合生成物
4.9g(収率:65%)を得た。得られた縮合生成物
212mg(0.62mmol)のテトラヒドロフラン
溶液(4.5ml)に水硫化ナトリウムn水和物140
mg(2.50mmol)を加え、反応溶液を室温で1
2時間攪拌した後、反応溶液に室温で1N塩酸水溶液を
添加した。酢酸エチルエステルで抽出し、有機層を乾燥
し、減圧下に濃縮し得られた未精製のチオカルボン酸を
塩化メチレン2.5mlに溶解した。反応溶液に室温で
トリフルオロ酢酸2.5mlを加え、室温で30分間攪
拌した後、減圧下に濃縮した。得られた残渣をトルエン
で共沸を3回繰り返し、減圧下に濃縮した。得られた残
渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:
酢酸エチルエステル=2:1)により精製し、表題化合
物のジアステレオマーA43.0mg(収率:21%)
を無色油状物として、ジアステレオマーB7.0mg
(収率:4%)を無色油状物として得た。
【0580】ジアステレオマーA1 HNMR(CDCl3)δ:1.14(3H,d,J=
6.7Hz),1.31(3H,d,J=6.7H
z),3.61−3.71(1H,m),3.81(1
H,dd,J=0.7,4.6Hz),7.31−7.
60(8H,m),7.91(1H,dd,J=2.
7,7.9Hz) FAB−MS(m/e):324[M+H]+
【0581】ジアステレオマーB1 HNMR(CDCl3)δ:0.85(3H,d,J=
6.6Hz),1.05(3H,d,J=6.6H
z),1.51−1.62(1H,m),4.53(1
H,d,J=10.3Hz),7.14−7.17(1
H,m),7.30−7.98(8H,m) FAB−MS(m/e):324[M+H]+
【0582】参考例4002と同様にして、前記の化合
物リストの一般式[I−4]の化合物の化合物番号に対
応する参考例4007、4011、4024、406
1、4063、4073、4074、4079、408
7、7092、4113、4410、4419及び44
24の化合物を得た。以下にこれらの物理定数を示す。
【化38】
【0583】参考例4007(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;Z:Ph;R:4−HO−P
h)1 HNMR(CDCl3)δ:0.85(3H,d,J=
6.6Hz),1.07(3H,d,J=6.7H
z),1.52−1.64(1H,m),4.50(1
H,d,J=10.4Hz),5.11(1H,br
s),6.79(2H,d,J=8.8Hz),7.1
5−7.17(1H,m),7.32(2H,d,J=
8.8Hz),7.51−7.57(2H,m),7.
94−7.97(1H,m) FAB−MS(m/e):340[M+H]+
【0584】参考例4011(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;Z:Ph;R:4−MeO−
Ph)1 HNMR(CDCl3)δ:0.85(3H,d,J=
6.1Hz),1.07(3H,d,J=6.7H
z),1.52−1.64(1H,m),3.81(3
H,s),4.50(1H,d,J=10.4Hz),
6.85(2H,d,J=9.0Hz),7.14−
7.17(1H,m),7.36(2H,d,J=9.
0Hz),7.51−7.57(2H,m),7.94
−7.97(1H,m) FAB−MS(m/e):354[M+H]+
【0585】参考例4024(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;Z:Ph;R:4−n−Pr
NHCOCH2O−Ph)1 HNMR(CDCl3)δ:0.84(3H,d,J=
6.6Hz),0.91(3H,t,J=7.4H
z),1.07(3H,d,J=6.7Hz),1.5
0−1.62(3H,m),3.31(2H,q,J=
7.0Hz),4.48(2H,s),4.51(1
H,d,J=10.4Hz),6.54(1H,br
s),6.89(2H,d,J=9.0Hz),7.1
3−7.16(1H,m),7.41(2H,d,J=
9.0Hz),7.52−7.59(2H,m),7.
95−7.98(1H,m) FAB−MS(m/e):439[M+H]+
【0586】参考例4061(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;Z:Ph;R:4−HO−3
−I−Ph)1 HNMR(CDCl3)δ:0.89(3H,d,J=
6.6Hz),1.08(3H,d,J=6.8H
z),1.52−1.64(1H,m),4.50(1
H,d,J=10.4Hz),5.70(1H,br
s),6.94(1H,d,J=8.6Hz),7.1
4−7.19(1H,m),7.30(1H,dd,J
=2.4,8.6Hz),7.53−7.62(2H,
m),7.77(1H,d,J=2.4Hz),7.9
5−7.98(1H,m) FAB−MS(m/e):466[M+H]+
【0587】参考例4063(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;Z:Ph;R:3−I−4−
MeO−Ph)1 HNMR(CDCl3)δ:0.89(3H,d,J=
6.6Hz),1.08(3H,d,J=6.9H
z),1.52−1.64(1H,m),3.88(3
H,s),4.51(1H,d,J=10.4Hz),
6.76(1H,d,J=8.6Hz),7.16−
7.18(1H,m),7.43(1H,dd,J=
2.5,8.6Hz),7.55−7.59(2H,
m),7.81(1H,d,J=2.5Hz),7.9
5−7.98(1H,m) FAB−MS(m/e):480[M+H]+
【0588】参考例4073(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;Z:Ph;R:4−EtNH
COCH2O−3−I−Ph)1 HNMR(CDCl3)δ:0.89(3H,d,J=
6.6Hz),1.08(3H,d,J=6.6H
z),1.23(3H,t,J=7.2Hz),1.5
0−1.58(1H,m),3.38−3.47(2
H,m),4.45(2H,s),4.52(1H,
d,J=10.7Hz),6.73(1H,d,J=
8.5Hz),6.86(1H,brs),7.14−
7.26(1H,m),7.47(1H,dd,J=
2.2,8.5Hz),7.56−7.59(2H,
m),7.84(1H,d,J=2.2Hz),7.9
6−7.99(1H,m) FAB−MS(m/e):551[M+H]+
【0589】参考例4074(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;Z:Ph;R:3−I−4−
n−PrNHCOCH2O−Ph)1 HNMR(CDCl3)δ:0.89(3H,d,J=
6.6Hz),0.98(3H,t,J=7.4H
z),1.08(3H,d,J=6.6Hz),1.5
0−1.65(3H,m),3.36(2H,q,J=
7.0Hz),4.51(2H,s),4.52(1
H,d,J=10.4Hz),6.74(1H,d,J
=8.6Hz),6.91(1H,brs),7.14
−7.17(1H,m),7.48(1H,dd,J=
2.4,8.6Hz),7.56−7.60(2H,
m),7.85(1H,d,J=2.4Hz),7.9
6−7.99(1H,m) FAB−MS(m/e):565[M+H]+
【0590】参考例4079(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;Z:Ph;R:4−t−Bu
2CCH2O−3−I−Ph)1 HNMR(CDCl3)δ:0.88(3H,d,J=
6.6Hz),1.07(3H,d,J=6.6H
z),1.46(9H,s),1.52−1.64(1
H,m),4.50(1H,d,J=10.5Hz),
4.57(2H,s),6.62(1H,d,J=8.
7Hz),7.15−7.18(1H,m),7.40
(1H,dd,J=2.4,8.7Hz),7.55−
7.59(2H,m),7.84(1H,d,J=2.
4Hz),7.95−7.98(1H,m) FAB−MS(m/e):580[M+H]+
【0591】参考例4087(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;Z:Ph;R:4−HO2
CH2O−3−I−Ph)1 HNMR(CDCl3)δ:0.88(3H,d,J=
6.0Hz),1.07(3H,d,J=6.6H
z),1.50−1.58(1H,m),4.51(1
H,d,J=10.6Hz),4.73(2H,s),
5.93(1H,brs),6.69(1H,d,J=
8.5Hz),7.16−7.19(1H,m),7.
42(1H,dd,J=2.2,8.5Hz),7.5
4−7.61(2H,m),7.85(1H,d,J=
2.2Hz),7.96−7.99(1H,m) FAB−MS(m/e):524[M+H]+
【0592】参考例4092(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;Z:Ph;R:3−Cl−4
−n−PrNHCOCH2O−Ph)1 HNMR(CDCl3)δ:0.88(3H,d,J=
6.6Hz),0.95(3H,t,J=7.4H
z),1.08(3H,d,J=6.7Hz),1.5
0−1.65(3H,m),3.34(2H,q,J=
6.9Hz),4.52(1H,d,J=10.3H
z),4.53(2H,s),6.78(1H,br
s),6.88(1H,d,J=8.6Hz),7.1
4−7.17(1H,m),7.39(1H,dd,J
=2.4,8.6Hz),7.50(1H,d,J=
2.4Hz),7.56−7.62(2H,m),7.
96−7.99(1H,m) FAB−MS(m/e):473[M+H]+
【0593】参考例4113(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;Z:Ph;R:3,5−I2
−4−HO−Ph)1 HNMR(CDCl3)δ:0.93(3H,d,J=
6.6Hz),1.10(3H,d,J=6.6H
z),1.52−1.64(1H,m),4.51(1
H,d,J=10.6Hz),7.18−7.21(1
H,m),7.57−7.62(2H,m),7.75
(2H,s),7.96−7.99(1H,m) FAB−MS(m/e):592[M+H]+
【0594】参考例4410(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;Z:4,5−pyridaz
inyl;R:4−n−PrNHCOCH2O−Ph) FAB−MS(m/e):441[M+H]+
【0595】参考例4419(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;Z:Ph;R:4−n−Pr
NHCOCH2O−pyrazin−2−yl) FAB−MS(m/e):441[M+H]+
【0596】参考例4424(R1:H;R2:H;
3:i−Pr;R4:H;Z:Ph;R:3−Cl−4
−HO−Ph)1 HNMR(CDCl3)δ:0.88(3H,d,J=
6.6Hz),1.08(3H,d,J=6.6H
z),1.52−1.64(1H,m),4.51(1
H,d,J=10.3Hz),5.72(1H,br
s),6.98(1H,d,J=8.6Hz),7.1
6−7.19(1H,m),7.24(1H,dd,J
=2.2,8.6Hz),7.47(1H,d,J=
2.2Hz),7.56−7.59(2H,m),7.
95−7.98(1H,m) FAB−MS(m/e):374[M+H]+
【0597】
【発明の効果】本発明によれば、本発明化合物は、高い
血中GLP−1濃度を呈する活性を示していることか
ら、糖尿病の治療、糖尿病の慢性合併症の予防又は肥満
の治療等に有用である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61K 31/437 A61K 31/437 31/4436 31/4436 31/4985 31/4985 31/5025 31/5025 31/519 31/519 A61P 3/04 A61P 3/04 3/10 3/10 C07D 487/14 C07D 487/14 498/04 103 498/04 103 498/14 498/14 513/04 325 513/04 325 513/14 513/14 (72)発明者 番場 誠 茨城県つくば市大久保3番地 萬有製薬株 式会社つくば研究所内 (72)発明者 永木 淳一 茨城県つくば市大久保3番地 萬有製薬株 式会社つくば研究所内 (72)発明者 長瀬 敏雄 茨城県つくば市大久保3番地 萬有製薬株 式会社つくば研究所内 Fターム(参考) 4C050 AA01 AA07 BB05 CC04 DD02 EE02 EE03 FF02 FF05 GG03 GG04 HH01 HH02 HH03 HH04 4C072 AA01 AA06 AA07 BB02 BB03 CC01 CC02 CC03 CC04 CC11 CC16 EE03 EE13 FF02 FF03 FF07 FF08 FF09 GG01 GG06 GG07 GG08 HH02 HH05 HH06 HH07 HH08 4C086 AA01 AA02 AA03 CB03 CB05 CB22 CB26 CB27 MA01 MA04 NA14 ZA70 ZC35

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式[I] 【化1】 [式中、Rは、アジド基、アミノ基、カルバモイル基、
    カルバモイルアミノ基、カルバモイルオキシ基、カルボ
    キシル基、シアノ基、スルファモイル基、スルホ基、ニ
    トロ基、ハロゲン原子、ヒドロキシ基、ホルミル基、ホ
    ルミルアミノ基、環状の飽和C3−C9脂肪族基、環状の
    不飽和C3−C9脂肪族基、アラルキル基、N−アラルキ
    ルアミノ基、N,N−ジアラルキルアミノ基、アラルキ
    ルオキシ基、アラルキルカルボニル基、N−アラルキル
    カルバモイル基、アリール基、N−アリールアミノ基、
    N,N−ジアリールアミノ基、アリールオキシ基、アリ
    ールスルホニル基、アリールスルホニルオキシ基、N−
    アリールスルホニルアミノ基、N−アリールスルホニル
    アミノC1−C10アルキルアミノ基、N−アリールスル
    ホニルアミノC1−C10アルキルカルバモイル基、N−
    アリールスルホニルアミノC1−C6アルコキシカルボニ
    ル基、アリールスルファモイル基、アリールスルファモ
    イルオキシ基、N−アリールスルファモイルC1−C10
    アルキルカルバモイル基、アリールスルファモイルC1
    −C6アルコキシカルボニル基、N−アリールカルバモ
    イル基、アロイル基、アロキシ基、N−( N−アロイ
    ルアミノ)C1−C10アルキルカルバモイル基、N−ア
    ロイルアミノC1−C10アルコキシカルボニル基、C2
    6アルカノイル基、N−C2−C6アルカノイルアミノ
    基、N,N−ジ−C2−C6アルカノイルアミノ基、N−
    1−C6アルキルアミノ基、N,N−ジ−C1−C6アル
    キルアミノ基、N−C1−C10アルキルカルバモイル
    基、N−C1−C10アルキルチオカルバモイル基、N,
    N−ジ−C1−C10アルキルカルバモイル基、N,N−
    ジ−C1−C10アルキルチオカルバモイル基、N−C2
    6アルケニルカルバモイル基、N,N−ジ−C2−C6
    アルケニルカルバモイル基、N−アミノC1−C10アル
    キルカルバモイル基、N−C1−C6アルコキシC1−C
    10アルキルカルバモイル基、N−C1−C6アルコキシカ
    ルボニルC1−C 10アルキルカルバモイル基、N−C1
    6アルコキシカルボニルアミノC1−C1 0アルキルカル
    バモイル基、N−C1−C6アルコキシカルボニルアミノ
    1−C6アルコキシカルボニル基、C1−C6アルキルチ
    オ基、N−C1−C6アルキルスルファモイル基、N,N
    −ジ−C1−C6アルキルスルファモイル基、C1−C6
    ルキルスルフィニル基、C1−C6アルキルスルホニル
    基、N−C1−C6アルキルスルホニルアミノ基、C1
    6アルコキシ基、C1−C6アルコキシカルボニル基、
    アミノC1−C6アルコキシカルボニル基、N−C3−C6
    シクロアルキルアミノ基、N,N−ジ−C3−C6シクロ
    アルキルアミノ基、C3−C6シクロアルキルオキシ基、
    N−C3−C6シクロアルキルカルバモイル基及びN,N
    −ジ−C3−C6シクロアルキルカルバモイル基からなる
    群より選択される置換基、イソオキサゾリル基、イソチ
    アゾリル基、イミダゾリル基、オキサゾリル基、オキサ
    ジアゾリル基、チアゾリル基、チアジアゾリル基、チエ
    ニル基、トリアジニル基、トリアゾリル基、ピリジル
    基、ピラジニル基、ピリミジニル基、ピリダジニル基、
    ピラゾリル基、ピロリル基、ピラニル基、フリル基、フ
    ラザニル基、イミダゾリジニル基、イミダゾリニル基、
    テトラヒドロフラニル基、ピラゾリジニル基、ピラゾリ
    ニル基、ピペラジニル基、ピペリジニル基、ピロリジニ
    ル基、ピロリニル基及びモルホリノ基からなる群より選
    択される5又は6員のヘテロ環基、アクリジニル基、イ
    ソキノリル基、イソインドリル基、インダゾリル基、イ
    ンドリル基、インドリジニル基、エチレンジオキシフェ
    ニル基、カルバゾリル基、キナゾリニル基、キノキサリ
    ニル基、キノリジニル基、キノリル基、クマロニル基、
    クロメニル基、フェナンスリジニル基、フェナンスロリ
    ニル基、ジベンゾフラニル基、ジベンゾチオフェニル
    基、シンノリニル基、チオナフテニル基、ナフチリジニ
    ル基、フェナジニル基、フェナキサジニル基、フェノチ
    アジニル基、フタラジニル基、プテリジニル基、プリニ
    ル基、ベンゾイミダゾリル基、ベンゾオキサゾリル基、
    ベンゾチアゾリル基、ベンゾトリアゾリル基、ベンゾフ
    ラニル基及びメチレンジオキシフェニル基からなる群よ
    り選択される窒素原子、酸素原子及び硫黄原子からなる
    群より選ばれるヘテロ原子を1環系当たり1ないし5個
    有する1ないし3環性の複素芳香環基並びに該ヘテロ環
    基又は該複素芳香環基が置換した、N−C1−C10アル
    キルカルバモイル基、N−C1−C10アルキルチオカル
    バモイル基、チオカルボニル基並びにカルボニル基から
    なる群から選択される置換基並びに該置換基で置換され
    ていてもよい、直鎖の飽和C1−C9脂肪族基、直鎖の不
    飽和C1−C9脂肪族基、分枝鎖の飽和C1−C9脂肪族
    基、分枝鎖の不飽和のC1−C9脂肪族基、C1−C6アル
    コキシ基、C1−C6アルキルチオ基及びN−C1−C6
    ルキルアミノ基からなる群より選択される置換基からな
    る群より選択される置換基を1又はそれ以上有していて
    もよい、アリール基、アセナフチレニル基、アダマンチ
    ル基、アンスリル基、インデニル基、ノルボルニル基及
    びフェナンスリル基からなる群より選択される1ないし
    3環性のC7−C15炭素芳香環基又はイソオキサゾリル
    基、イソチアゾリル基、イミダゾリル基、オキサゾリル
    基、オキサジアゾリル基、チアゾリル基、チアジアゾリ
    ル基、チエニル基、トリアジニル基、トリアゾリル基、
    ピリジル基、ピラジニル基、ピリミジニル基、ピリダジ
    ニル基、ピラゾリル基、ピロリル基、ピラニル基、フリ
    ル基、フラザニル基、イミダゾリジニル基、イミダゾリ
    ニル基、テトラヒドロフラニル基、ピラゾリジニル基、
    ピラゾリニル基、ピペラジニル基、ピペリジニル基、ピ
    ロリジニル基、ピロリニル基及びモルホリノ基からなる
    群より選択される5又は6員のヘテロ環基若しくはアク
    リジニル基、イソキノリル基、イソインドリル基、イン
    ダゾリル基、インドリル基、インドリジニル基、エチレ
    ンジオキシフェニル基、カルバゾリル基、キナゾリニル
    基、キノキサリニル基、キノリジニル基、キノリル基、
    クマロニル基、クロメニル基、フェナンスリジニル基、
    フェナンスロリニル基、ジベンゾフラニル基、ジベンゾ
    チオフェニル基、シンノリニル基、チオナフテニル基、
    ナフチリジニル基、フェナジニル基、フェナキサジニル
    基、フェノチアジニル基、フタラジニル基、プテリジニ
    ル基、プリニル基、ベンゾイミダゾリル基、ベンゾオキ
    サゾリル基、ベンゾチアゾリル基、ベンゾトリアゾリル
    基、ベンゾフラニル基及びメチレンジオキシフェニル基
    からなる群より選択される窒素原子、酸素原子及び硫黄
    原子からなる群より選ばれるヘテロ原子を1環系当たり
    1ないし5個有する1ないし3環性の複素芳香環基、R
    1及びR2は、同一又は異なって、水素原子、アジド基、
    アミノ基、カルバモイル基、カルバモイルアミノ基、カ
    ルバモイルオキシ基、カルボキシル基、シアノ基、スル
    ファモイル基、スルホ基、ニトロ基、ハロゲン原子、ヒ
    ドロキシ基、ホルミル基、ホルミルアミノ基、環状の飽
    和C3−C9脂肪族基、環状の不飽和C3−C9脂肪族基、
    アラルキル基、N−アラルキルアミノ基、アラルキルオ
    キシ基、アラルキルカルボニル基、アリール基、N−ア
    リールアミノ基、アリールオキシ基、アリールスルホニ
    ル基、N−アリールスルホニルアミノ基、N−アリール
    スルホニルアミノC1−C10アルキルアミノ基、N−ア
    リールスルホニルアミノC1−C10アルキルカルバモイ
    ル基、N−アリールスルホニルアミノC1−C6アルコキ
    シカルボニル基、C2−C6アルカノイル基、N−C2
    6アルカノイルアミノ基、アロイル基、N−アロイル
    アミノ基、N−アロイルC1−C10アルキルアミノ基、
    N−アロイルC1−C10アルキルカルバモイル基、N−
    1−C6アルキルアミノ基、N,N−ジ−C1−C6アル
    キルアミノ基、N−C1−C10アルキルカルバモイル
    基、N,N−ジ− C1−C10アルキルカルバモイル基、
    N−C1−C6アルキルスルファモイル基、C1−C6アル
    キルスルフィニル基、C1−C6アルキルスルホニル基、
    N−C1−C6アルキルスルホニルアミノ基、C1−C6
    ルキルチオ基、C1−C6アルコキシ基、C1−C6アルコ
    キシカルボニル基、N−C3−C6シクロアルキルアミノ
    基、C3−C6シクロアルキルオキシ基及びN−C3−C6
    シクロアルキルカルバモイル基からなる群から選択され
    る置換基又は該置換基で置換されていてもよい、直鎖の
    飽和C 1−C9脂肪族基、直鎖の不飽和C1−C9脂肪族
    基、分枝鎖の飽和C1−C9脂肪族基、分枝鎖の不飽和の
    1−C9脂肪族基、N−C1−C6アルキルアミノ基、C
    1−C6アルキルチオ基若しくはC1−C6アルコキシ基、
    3及びR4は、同一又は異なって、水素原子、アジド
    基、アミジノ基、アミノ基、カルバモイル基、カルバモ
    イルアミノ基、カルバモイルオキシ基、カルボキシル
    基、グアニジノ基、シアノ基、スルファモイル基、スル
    ホ基、ニトロ基、ハロゲン原子、ヒドロキシ基、ホルミ
    ル基、ホルミルアミノ基、環状の飽和C3−C9脂肪族
    基、環状の不飽和C3−C9脂肪族基、C2−C6アルカノ
    イル基、N−C2−C6アルカノイルアミノ基、N−C1
    −C6アルキルアミノ基、N,N−ジ−C1−C6アルキ
    ルアミノ基、N−C1−C10アルキルカルバモイル基、
    N,N−ジ− C1−C10アルキルカルバモイル基、C1
    −C6アルキルチオ基、N−C1−C6アルキルスルファ
    モイル基、C1−C6アルキルスルフィニル基、C1−C6
    アルキルスルホニル基、N−C1−C6アルキルスルホニ
    ルアミノ基、C1−C6アルコキシ基、C1−C6アルコキ
    シカルボニル基、N−C3−C6シクロアルキルアミノ
    基、C3−C6シクロアルキルオキシ基及びN−C3−C6
    シクロアルキルカルバモイル基からなる群から選択され
    る置換基、該置換基で置換されていてもよい、直鎖の飽
    和C1−C9脂肪族基、直鎖の不飽和C1−C9脂肪族基、
    分枝鎖の飽和C1−C9脂肪族基及び分枝鎖の不飽和のC
    1−C9脂肪族基からなる群から選択される置換基、アジ
    ド基、アミノ基、カルバモイル基、カルバモイルアミノ
    基、カルバモイルオキシ基、カルボキシル基、シアノ
    基、スルファモイル基、スルホ基、ニトロ基、ハロゲン
    原子、ヒドロキシ基、ホルミル基、ホルミルアミノ基、
    環状の飽和C3−C9脂肪族基、環状の不飽和C3−C9
    肪族基、アラルキル基、N−アラルキルアミノ基、N,
    N−ジアラルキルアミノ基、アラルキルオキシ基、アラ
    ルキルカルボニル基、N−アラルキルカルバモイル基、
    アリール基、N−アリールアミノ基、N,N−ジアリー
    ルアミノ基、アリールオキシ基、アリールスルホニル
    基、アリールスルホニルオキシ基、N−アリールスルホ
    ニルアミノ基、N−アリールスルホニルアミノC1−C
    10アルキルアミノ基、N−アリールスルホニルアミノC
    1−C10アルキルカルバモイル基、N−アリールスルホ
    ニルアミノC1−C6アルコキシカルボニル基、アリール
    スルファモイル基、アリールスルファモイルオキシ基、
    N−アリールスルファモイルC1−C10アルキルカルバ
    モイル基、アリールスルファモイルC1−C6アルコキシ
    カルボニル基、N−アリールカルバモイル基、アロイル
    基、アロキシ基、N−( N−アロイルアミノ)C1−C
    10アルキルカルバモイル基、N−アロイルアミノC1
    10アルコキシカルボニル基、C2−C6アルカノイル
    基、N−C2−C6アルカノイルアミノ基、 N,N−ジ
    −C2−C6アルカノイルアミノ基、N−C1−C6アルキ
    ルアミノ基、N,N−ジ−C1−C6アルキルアミノ基、
    N−C1−C10アルキルカルバモイル基、N−C1−C10
    アルキルチオカルバモイル基、N,N−ジ−C1−C10
    アルキルカルバモイル基、N,N−ジ−C1−C10アル
    キルチオカルバモイル基、N−C2−C6アルケニルカル
    バモイル基、N,N−ジ−C2−C6アルケニルカルバモ
    イル基、N−アミノC1−C10アルキルカルバモイル
    基、N−C1−C6アルコキシC1−C10アルキルカルバ
    モイル基、N−C1−C6アルコキシカルボニルC1−C
    10アルキルカルバモイル基、N−C1−C6アルコキシカ
    ルボニルアミノC1−C10アルキルカルバモイル基、N
    −C1−C6アルコキシカルボニルアミノC1−C6アルコ
    キシカルボニル基、C1−C6アルキルチオ基、N−C1
    −C6アルキルスルファモイル基、N,N−ジ−C1−C
    6アルキルスルファモイル基、C1−C6アルキルスルフ
    ィニル基、C1−C6アルキルスルホニル基、N−C1
    6アルキルスルホニルアミノ基、C1−C6アルコキシ
    基、C1−C6アルコキシカルボニル基、 アミノC1−C
    6アルコキシカルボニル基、N−C3−C6シクロアルキ
    ルアミノ基、N,N−ジ−C3−C6シクロアルキルアミ
    ノ基、 C3−C6シクロアルキルオキシ基、N−C3−C
    6シクロアルキルカルバモイル基及びN,N−ジ−C3
    6シクロアルキルカルバモイル基からなる群より選択
    される置換基、イソオキサゾリル基、イソチアゾリル
    基、イミダゾリル基、オキサゾリル基、オキサジアゾリ
    ル基、チアゾリル基、チアジアゾリル基、チエニル基、
    トリアジニル基、トリアゾリル基、ピリジル基、ピラジ
    ニル基、ピリミジニル基、ピリダジニル基、ピラゾリル
    基、ピロリル基、ピラニル基、フリル基、フラザニル
    基、イミダゾリジニル基、イミダゾリニル基、テトラヒ
    ドロフラニル基、ピラゾリジニル基、ピラゾリニル基、
    ピペラジニル基、ピペリジニル基、ピロリジニル基、ピ
    ロリニル基及びモルホリノ基からなる群より選択される
    5又は6員のヘテロ環基、アクリジニル基、イソキノリ
    ル基、イソインドリル基、インダゾリル基、インドリル
    基、インドリジニル基、エチレンジオキシフェニル基、
    カルバゾリル基、キナゾリニル基、キノキサリニル基、
    キノリジニル基、キノリル基、クマロニル基、クロメニ
    ル基、フェナンスリジニル基、フェナンスロリニル基、
    ジベンゾフラニル基、ジベンゾチオフェニル基、シンノ
    リニル基、チオナフテニル基、ナフチリジニル基、フェ
    ナジニル基、フェナキサジニル基、フェノチアジニル
    基、フタラジニル基、プテリジニル基、プリニル基、ベ
    ンゾイミダゾリル基、ベンゾオキサゾリル基、ベンゾチ
    アゾリル基、ベンゾトリアゾリル基、ベンゾフラニル基
    及びメチレンジオキシフェニル基からなる群より選択さ
    れる窒素原子、酸素原子及び硫黄原子からなる群より選
    ばれるヘテロ原子を1環系当たり1ないし5個有する1
    ないし3環性の複素芳香環基並びに該ヘテロ環基又は該
    複素芳香環基が置換した、N−C1−C10アルキルカル
    バモイル基、N−C1−C10アルキルチオカルバモイル
    基、チオカルボニル基並びにカルボニル基からなる群か
    ら選択される置換基並びに該置換基で置換されていても
    よい、直鎖の飽和C1−C9脂肪族基、直鎖の不飽和C1
    −C9脂肪族基、分枝鎖の飽和C1−C9脂肪族基、分枝
    鎖の不飽和のC1−C9脂肪族基、C1−C6アルコキシ
    基、C1−C6アルキルチオ基及びN−C1−C6アルキル
    アミノ基からなる群より選択される置換基からなる群よ
    り選択される置換基を1又はそれ以上有していてもよ
    い、アリール基、アセナフチレニル基、アダマンチル
    基、アンスリル基、インデニル基、ノルボルニル基及び
    フェナンスリル基からなる群より選択される1ないし3
    環性のC7−C15炭素芳香環基又はイソオキサゾリル
    基、イソチアゾリル基、イミダゾリル基、オキサゾリル
    基、オキサジアゾリル基、チアゾリル基、チアジアゾリ
    ル基、チエニル基、トリアジニル基、トリアゾリル基、
    ピリジル基、ピラジニル基、ピリミジニル基、ピリダジ
    ニル基、ピラゾリル基、ピロリル基、ピラニル基、フリ
    ル基、フラザニル基、イミダゾリジニル基、イミダゾリ
    ニル基、テトラヒドロフラニル基、ピラゾリジニル基、
    ピラゾリニル基、ピペラジニル基、ピペリジニル基、ピ
    ロリジニル基、ピロリニル基及びモルホリノ基からなる
    群より選択される5又は6員のヘテロ環基若しくはアク
    リジニル基、イソキノリル基、イソインドリル基、イン
    ダゾリル基、インドリル基、インドリジニル基、エチレ
    ンジオキシフェニル基、カルバゾリル基、キナゾリニル
    基、キノキサリニル基、キノリジニル基、キノリル基、
    クマロニル基、クロメニル基、フェナンスリジニル基、
    フェナンスロリニル基、ジベンゾフラニル基、ジベンゾ
    チオフェニル基、シンノリニル基、チオナフテニル基、
    ナフチリジニル基、フェナジニル基、フェナキサジニル
    基、フェノチアジニル基、フタラジニル基、プテリジニ
    ル基、プリニル基、ベンゾイミダゾリル基、ベンゾオキ
    サゾリル基、ベンゾチアゾリル基、ベンゾトリアゾリル
    基、ベンゾフラニル基及びメチレンジオキシフェニル基
    からなる群より選択される窒素原子、酸素原子及び硫黄
    原子からなる群より選ばれるヘテロ原子を1環系当たり
    1ないし5個有する1ないし3環性の複素芳香環基又は
    該アリール基、該炭素芳香環基、該ヘテロ環基若しくは
    該複素芳香環基で置換されていてもよい、直鎖の飽和C
    1−C9脂肪族基、直鎖の不飽和C 1−C9脂肪族基、分枝
    鎖の飽和C1−C9脂肪族基若しくは分枝鎖の不飽和のC
    1−C9脂肪族基を示すか、又はR3及びR4は、一緒にな
    って、直鎖の飽和C1−C 9脂肪族基、直鎖の不飽和C1
    −C9脂肪族基、分枝鎖の飽和C1−C9脂肪族基若しく
    は分枝鎖の不飽和のC1−C9脂肪族基又は5若しくは6
    員の飽和炭素環基若しくは5若しくは6員の不飽和の炭
    素環を形成し、X1は、酸素原子、硫黄原子又は基:N
    5(ここにおいて、R5は、水素原子、ハロゲン原子、
    ヒドロキシ基、N−C1−C6アルキルスルホニルアミノ
    基、C1−C6アルコキシ基、C1−C6アルコキシカルボ
    ニル基、C2−C6アルカノイル基、カルバモイル基及び
    N−C 1−C10アルキルカルバモイル基からなる群から
    選択される置換基又は該置換基で置換されていてもよ
    い、直鎖の飽和C1−C9脂肪族基、直鎖の不飽和C1
    9脂肪族基、分枝鎖の飽和C1−C9脂肪族基若しくは
    分枝鎖の不飽和のC1−C9脂肪族基を示す)、X2は、
    酸素原子又は硫黄原子、Yは、酸素原子、硫黄原子又は
    基:NR5若しくは基:CR67(ここにおいて、R
    6は、水素原子、ハロゲン原子、ヒドロキシ基、N−C1
    −C6アルキルスルホニルアミノ基、C1−C6アルコキ
    シ基、C1−C6アルコキシカルボニル基、C2−C6アル
    カノイル基、カルバモイル基及びN−C1−C10アルキ
    ルカルバモイル基からなる群から選択される置換基又は
    該置換基で置換されていてもよい、直鎖の飽和C1−C9
    脂肪族基、直鎖の不飽和C1−C9脂肪族基、分枝鎖の飽
    和C1−C9脂肪族基若しくは分枝鎖の不飽和のC1−C9
    脂肪族基、R7は、水素原子又はC1−C6アルキル基を
    示し、R5は、前記の意味を有する)、Zは、縮合アリ
    ール基、アセナフチレニル基、アダマンチル基、アンス
    リル基、インダニル基、インデニル基、C6−C8シクロ
    アルカニル基、C6−C8シクロアルカジエニル基、C6
    −C8シクロアルケニル基、ノルボルニル基、フェナン
    スリル基及びフレオレニル基からなる群より選択される
    2ないし3環性の飽和若しくは不飽和のC6−C15縮合
    炭素環基又はイソキノリル基、イソインドリル基、イン
    ダゾリル基、インドリル基、インドリジニル基、エチレ
    ンジオキシフェニル基、キナゾリニル基、キノキサリニ
    ル基、キノリジニル基、キノリル基、クマロニル基、ク
    ロメニル基、チオナフテニル基、ナフチリジニル基、ピ
    リジル基、ピラジニル基、ピリミジニル基、ピリダジニ
    ル基、ピラニル基、フタラジル基、ベンゾイミダゾリル
    基、ベンゾオキサゾリル基、ベンゾチアゾリル基、ベン
    ゾトリアゾリル基、ベンゾフラニル基及びメチレンジオ
    キシフェニル基からなる群より選択される6員のヘテロ
    環基若しくは窒素原子、酸素原子及び硫黄原子からなる
    群より選ばれるヘテロ原子を1環系当たり1ないし5個
    有する2ないし3環性の縮合複素芳香環基を示す]で表
    される化合物又はその医薬上許容される塩を有効成分と
    する糖尿病の治療剤、糖尿病の慢性合併症の予防剤又は
    肥満の治療剤。 【0001】
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104263356A (zh) * 2014-09-29 2015-01-07 辽宁大学 一种含有甲硫氨酸结构的罗丹明pH荧光探针及其应用
US9303035B2 (en) 2012-12-19 2016-04-05 Novartis Ag Substituted pyrazino[1′,2′:1,2]pyrrolo[3,4-d]pyrimidines, pyrimido[4′,5′:3,4]pyrrolo[2,1-c][1,4]oxazines and pyrimido[4′,5′:3,4]pyrrolo[1,2-d][1,4]oxazepines for inhibiting the CFTR channel
US9359381B2 (en) 2012-12-19 2016-06-07 Novartis Ag Tricyclic compounds for inhibiting the CFTR channel

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