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JP2002255244A - サンドイッチ用包装袋 - Google Patents

サンドイッチ用包装袋

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Publication number
JP2002255244A
JP2002255244A JP2001054197A JP2001054197A JP2002255244A JP 2002255244 A JP2002255244 A JP 2002255244A JP 2001054197 A JP2001054197 A JP 2001054197A JP 2001054197 A JP2001054197 A JP 2001054197A JP 2002255244 A JP2002255244 A JP 2002255244A
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Japan
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sandwich
packaging bag
film
divided
films
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JP2001054197A
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Koji Hashimoto
康治 橋本
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OSAKA HOSOSHA KK
Original Assignee
OSAKA HOSOSHA KK
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Publication date
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  • Packging For Living Organisms, Food Or Medicinal Products That Are Sensitive To Environmental Conditiond (AREA)
  • Bag Frames (AREA)
  • Packages (AREA)
  • Wrappers (AREA)
  • Packaging Frangible Articles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は安定した状態で開封して内部に収納
したサンドイッチを簡単に且つ確実に取り出して食する
ことができるサンドイッチ用包装袋を提供する。 【解決手段】 本発明のサンドイッチ用包装袋Aは、表
側フィルム1と裏側フィルム2とをそれらの上端縁を除
いた対向端縁同士を融着させ、上記表裏フィルム1、2
の対向面間に収納部3を形成してなるサンドイッチ用包
装袋において、上記裏側フィルム2は、二枚の上下分割
フィルム23、24の対向端部を互いに重ね合わせ、この重
ね合わせ部分2bにおける内側の分割フィルムの端縁部と
これに対向する外側の分割フィルムとを融着接合してな
り、上記重ね合わせ部分2bにおける外側の分割フィルム
には、その端縁から上記接合部に向かって二個の切込部
231、231 が形成され、これら切込部231 、231 間にお
ける分割フィルム部分を摘み片23a に形成しているの
で、サンドイッチ用包装袋内のサンドイッチを食するに
際し、サンドイッチを安定的に保持した状態でサンドイ
ッチ用包装袋を開封しサンドイッチを円滑に且つ確実に
取り出すことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、サンドイッチを包
装するためのサンドイッチ用包装袋に関する。
【0002】
【従来の技術】従来からコンビニエンスストアー等にお
いてサンドイッチが多く販売されている。上記サンドイ
ッチの包装袋としては、逆截頭三角形状の表裏フィルム
の対向傾斜端縁及び下端部同士を融着するとともに、こ
の下端融着部よりも下方の表裏フィルムによって把持部
を形成し、この把持部を構成する表側フィルム部分にそ
の下端縁から下端融着部に向かって二本の切込線を形成
し、この切込線間における表側フィルム部分を摘み片に
形成してなるものが提供されている。
【0003】そして、上記サンドイッチ用包装袋内に収
納したサンドイッチを取り出すには、上記サンドイッチ
用包装袋の把持部を構成する裏側フィルム部分を一方の
手で把持してサンドイッチをぶら下げた状態とし、この
状態を保持したまま把持部の摘み片を他方の手で摘み、
この摘み片をサンドイッチに沿って引っ張ることにより
表側フィルムを中央部分から分割してサンドイッチ用包
装袋を開封する。
【0004】しかしながら、上記サンドイッチ用包装袋
では、上述の如く、その開封作業を、把持部を把持して
サンドイッチをぶら下げた非常に不安定な状態で行わな
ければならず安定的に開封作業を行うことができないと
いった問題点があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、安定した状
態で開封して内部に収納したサンドイッチを簡単に且つ
確実に取り出して食することができるサンドイッチ用包
装袋を提供する。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載のサンド
イッチ用包装袋は、表側フィルムと裏側フィルムとをそ
れらの上端縁を除いた対向端縁同士を融着させ、上記表
裏フィルムの対向面間にサンドイッチを収納するための
収納部を形成してなるサンドイッチ用包装用袋におい
て、上記裏側フィルムは、二枚の上下分割フィルムの対
向端部を互いに重ね合わせ、この重ね合わせ部分におけ
る内側の分割フィルムの端縁部とこれに対向する外側の
分割フィルムとを融着接合してなり、上記重ね合わせ部
分における外側の分割フィルムには、その端縁から上記
接合部に向かって二本の切込部が形成され、これら切込
部間における分割フィルム部分を摘み片に形成している
ことを特徴とする。
【0007】請求項2に記載のサンドイッチ用包装袋
は、請求項1に記載のサンドイッチ用包装袋において、
下側分割フィルムの上端部を外側にして上下分割フィル
ムを融着接合して裏側フィルムを形成していることを特
徴とする。
【0008】請求項3に記載のサンドイッチ用包装袋
は、請求項2に記載のサンドイッチ包装袋において、切
込部間の間隔をサンドイッチの幅に合致させていること
を特徴とする。
【0009】
【作用】本発明のサンドイッチ用包装袋の使用要領を説
明する。先ず、本発明のサンドイッチ用包装袋内にサン
ドイッチを収納するには、該サンドイッチ用包装袋の上
端開口部からサンドイッチを収納した上で上端開口部を
閉止すればよい。
【0010】このように、サンドイッチ用包装袋内にサ
ンドイッチを収納すると、上下分割フィルムにおける互
いに重なり合った重ね合わせ部分は、サンドイッチの底
面の所定部分を全幅に亘って緊張状態で被覆した包装形
態となる。
【0011】次に、上記サンドイッチ用包装袋内に収納
したサンドイッチを取り出すには、先ず、サンドイッチ
を収納したサンドイッチ用包装袋をその摘み片を上側に
した状態に一方の掌上に載置し、サンドイッチ用包装袋
内に収納したサンドイッチを五本の指でつかんで安定的
に保持する。
【0012】しかる後、摘み片を他方の手で摘む。この
際、この摘み片を設けている上下分割フィルムの重ね合
わせ部分は、上述したように、サンドイッチの底面の所
定部分を全幅に亘って緊張した状態で被覆しているか
ら、サンドイッチの角部から突設した把持部に摘み片を
設けている従来の構造のように摘み片の摘み時に把持部
が逃げる方向に妄動するといった不測の事態は発生せ
ず、上記摘み片を簡単に且つ確実に摘むことができる。
そして、この摘み片をサンドイッチに沿って引っ張って
裏側フィルムを分割することによりサンドイッチ包装用
袋を安定した状態に開封し、その内部に収納したサンド
イッチを円滑に且つ確実に取り出して食することができ
る。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明のサンドイッチ用包装袋の
一例を図面を参照しつつ説明する。サンドイッチ用包装
袋Aは、図1乃至図4に示したように、逆截頭三角形状
の透明な合成樹脂製表裏フィルム1、2を重ね合わせ、
その広幅側の上端縁を除いた対向する左右傾斜端縁11、
21及び幅狭い下端部12、22同士を熱融着することにより
形成され、上記表裏フィルム1、2の対向面間にサンド
イッチを収納するための収納部3が形成されているとと
もに、上記表裏フィルム1、2の対向上端面間にはサン
ドイッチ収納口A1が形成されている。
【0014】上記表側フィルム1は一枚の合成樹脂製フ
ィルムから形成されている一方、上記裏側フィルム2
は、二枚の合成樹脂製の上下分割フィルム23、24から形
成されており、具体的には、上記上側分割フィルム23
は、上記表側フィルム1の上半部の形状と略同一形状で
且つ略同一大きさを有する逆台形状に形成されていると
ともに、上記下側分割フィルム24は、上記表側フィルム
2の下半部の形状と同一形状で且つ同一大きさを有する
逆台形状に形成されている。
【0015】そして、上記上下分割フィルム23、24は、
上側分割フィルム23の下端部と下側分割フィルム24の上
端部とを下側分割フィルム24の上端部を外側にした状態
に互いに重ね合わせられているとともに、上側分割フィ
ルム23の下端縁部とこれに対向する下側分割フィルム24
部分とが左右方向の全長に亘って一定の細幅でもって帯
状に融着接合2aされて一体化されている。
【0016】更に、上記上下分割フィルム23、24の重ね
合わせ部分2bにおける下側分割フィルム24部分、即ち、
上記融着接合部2aよりも上方に突出し且つ上側分割フィ
ルム23の下端部に対して剥離可能に遊離している下側分
割フィルム24部分には、切込部として、下側分割フィル
ムの上端縁から上記融着接合部2aに向かって二本の平行
な切込線241 、241 が形成されており、この切込線241
、241 間の下側分割フィルム24部分を摘み片24a に形
成している。なお、上記切込線241 、241 は、その間隔
が上記収納部3内に収納される後述するサンドイッチB
の左右幅よりも狭い間隔となるように形成されている。
【0017】次に、上記サンドイッチ用包装袋Aの使用
要領について説明する。先ず、上記サンドイッチ用包装
袋A内にサンドイッチBを収納する要領について説明す
る。なお、上記サンドイッチBは、縦長長方形状の一定
厚みの食パンを厚み方向に重ね合わせるとともに食パン
間の夫々に卵や野菜等の具を挟んであり、食パンの対角
線に沿って二等分割することによって側面直角三角形状
で且つ一定の左右幅を有する形態に形成されている。
【0018】上記サンドイッチ用包装袋A内にサンドイ
ッチBを収納するには、上記サンドイッチ用包装袋Aの
サンドイッチ収納口A1を全面的に開口させ、このサンド
イッチ収納口A1を通じて収納部3内にサンドイッチBを
その傾斜面B1(具が露出した面)が上記サンドイッチ用
包装袋1の表側フィルム1側となり且つ上記切込線241
、241 がサンドイッチBの底面B2上に位置した状態に
収納した上で上記サンドイッチ収納口A1を閉止する(図
4参照)。
【0019】この時、上記サンドイッチ用包装袋Aにお
ける裏側フィルム2の上下分割フィルム23、24は、上側
分割フィルム23の下端部を内側にした状態に接合一体化
されていることから、上記サンドイッチ用包装袋Aの収
納部3内にサンドイッチBを収納する際、上側分割フィ
ルム23の下端部がサンドイッチBを収納部3の下方部に
円滑に且つ確実に誘導し、よって、上記サンドイッチB
は、上記サンドイッチ用包装袋Aにおける裏側フィルム
2の下側分割フィルム24の上端部を捲り上げるといった
不測の事態を発生させることなく収納部3内に円滑に且
つ確実に収納される。
【0020】上記サンドイッチ用包装袋A内にサンドイ
ッチBを収納した状態においては、上記サンドイッチ用
包装袋Aにおける上下分割フィルム23、24の重ね合わせ
部分2bが上記サンドイッチBの底面B2の上方部分を全幅
に亘って被覆した包装状態となっており、更に、上記サ
ンドイッチ用包装袋Aの摘み片24a は、その全幅に亘っ
て上記サンドイッチBの底面B2の上部上に位置した状態
となっている。
【0021】しかして、上記サンドイッチ用包装袋A内
に収納したサンドイッチBを食するには、先ず、上記サ
ンドイッチBを収納したサンドイッチ用包装袋Aをその
摘み片24a を上側にして一方の掌上に載置し、五本の指
でサンドイッチBをつかんで安定的に保持する。
【0022】しかる後、上記サンドイッチ用包装袋Aの
摘み片24a を他方の手で捲り上げて摘み、該摘み片24a
をサンドイッチBに沿って表裏フィルム1、2の下端部
側に向かって引っ張る。なお、上記摘み片24a を形成し
ている上下分割フィルム23、24の重ね合わせ部分2bは緊
張状態となっているので、上記摘み片24a を簡単に且つ
確実に摘むことができる。
【0023】すると、図5に示したように、上記サンド
イッチ用包装袋Aにおける裏側フィルム2の下側分割フ
ィルム24は、上記摘み片24a の左右幅でもって上記サン
ドイッチBの底面B2の左右端縁B21 、B21 に沿って引き
裂かれて分割し、上記裏側フィルム2の下側分割フィル
ム24により被覆されていた上記サンドイッチBの底面B2
が略全面的に露出した状態となる。
【0024】更に、上記サンドイッチBの底面B2の左右
端部を被覆している残余の裏側フィルム2の下側分割フ
ィルム24部分を外方に向かって捲って上記サンドイッチ
Bの底面B2の下半部を全面的に露出させた状態とする。
そして、上記サンドイッチBを底面B2側から掴んでサン
ドイッチ用包装袋Aから取り出して円滑に且つ確実に食
することができる。
【0025】この際、サンドイッチBの底面B2には具が
露出していないことから、サンドイッチBをその底面B2
側から掴んでサンドイッチ用包装袋Aから取り出すにあ
たり、手に具が付いて手が汚れるといった不測の事態は
発生しない。
【0026】よって、上記サンドイッチ用包装袋Aによ
れば、その摘み片24a を摘んで引っ張るといった簡単な
作業を行うだけでサンドイッチ用包装袋A内に収納した
サンドイッチBの下半部を確実に露出させることがで
き、この露出したサンドイッチBを手を汚すことなく取
り出して円滑に且つ確実に食することができる。
【0027】上記では、上記サンドイッチ用包装袋Aの
摘み片24a を形成する切込線241 、241 間の間隔を上記
サンドイッチBの左右幅よりも狭くした場合を説明した
が、図6に示したように、上記切込線241 、241 間の間
隔を上記サンドイッチBの左右幅に合致させた間隔とし
てもよい。なお、上記切込線241 、241 間の間隔以外は
図1乃至図5に示したサンドイッチ用包装袋Aと同様の
構成であるので同一符号を付してその説明を省略する。
【0028】このサンドイッチ用包装袋Aの使用要領に
ついて説明する。先ず、上記サンドイッチ用包装袋A内
にサンドイッチBを収納するには、上記サンドイッチ用
包装袋Aのサンドイッチ収納口A1を全面的に開口させ、
このサンドイッチ収納口A1を通じて収納部3内にサンド
イッチBをその傾斜面B1(具が露出した面)が上記サン
ドイッチ用包装袋1の表側フィルム1側となり且つサン
ドイッチBの底面B2の左右端縁B21 、B21 と切込線241
、241 とが合致した状態に収納した上で上記サンドイ
ッチ収納口A1を閉止する。
【0029】しかして、上記サンドイッチ用包装袋A内
に収納したサンドイッチBを食するには、先ず、上記サ
ンドイッチBを収納したサンドイッチ用包装袋Aをその
摘み片24a を上側にして一方の掌上に載置し、五本の指
でサンドイッチBをつかんで安定的に保持する。
【0030】しかる後、上記サンドイッチ用包装袋Aの
摘み片24a を他方の手で把持し、該摘み片24a をサンド
イッチBに沿って表裏フィルム1、2の下端部側に向か
って引っ張る。すると、図7に示したように、上記サン
ドイッチ用包装袋Aにおける裏側フィルム2の下側分割
フィルム24は、上記サンドイッチBの底面B2の左右端縁
B21 、B21 に沿って引き裂かれて分割し、上記裏側フィ
ルム2の下側分割フィルム24により被覆されていた上記
サンドイッチBの底面B2が全面的に露出した状態とな
る。
【0031】更に、図8に示したように、上記摘み片24
a を表側フィルム1側へ捲るとともにサンドイッチ収納
口A1の方向に引っ張ると、上記サンドイッチ用包装袋A
の表側フィルム1が捲れて、サンドイッチBの傾斜面B1
の下半部が露出した状態となる。
【0032】このように、上記サンドイッチ用包装袋A
によれば、サンドイッチBを一方の手で安定的に保持し
ながら、上記サンドイッチ用包装袋Aの摘み片24a を引
っ張るといった簡単な作業だけで、該サンドイッチ包装
袋A内のサンドイッチBの下半部を全面的に露出させる
ことができる。
【0033】上記サンドイッチ用包装袋Aでは、その上
下分割フィルム23、24を下側分割フィルム24の上端部が
上側分割フィルム23の下端部に対して外側となるように
重ね合わせた場合を説明したが、図9及び図10に示し
たように、上下分割フィルム23、24を上側分割フィルム
24の下端部が下側分割フィルム24の上端部に対して外側
となるように重ね合わせてもよい。このように構成した
場合には、下側分割フィルム24の上端縁部とこれに対向
する上側分割フィルム23の下端部とを左右方向の全長に
亘って一定の細幅でもって帯状に融着接合2aして一体化
するとともに、上下分割フィルム23、24の重ね合わせ部
分2bにおける上側分割フィルム23部分、即ち、上記融着
接合部2aよりも下方に突出し且つ下側分割フィルム24の
上端部に対して剥離可能に遊離している上側分割フィル
ム23部分にその端縁から融着接合部2aに向かって二本の
切込線231 、231 を形成し、この切込線231 、231 間に
おける上側分割フィルム23部分を摘み片23a に形成す
る。なお、上記切込線231 、231 間の間隔は、上記と同
様に、サンドイッチ用包装袋A内に収納されるサンドイ
ッチBの左右幅に合致し或いは狭い間隔となるように形
成される。
【0034】そして、上記サンドイッチ用包装袋A内に
収納したサンドイッチBを取り出して食するには、上記
サンドイッチ用包装袋Aの摘み片23a を摘んでサンドイ
ッチ収納口A1側に向かってサンドイッチBに沿って引っ
張ることにより、上記裏側フィルム2の上側分割フィル
ム23を上記サンドイッチBの底面B2の端縁B21 、B21に
沿って引き裂いて分割し、上側分割フィルム23によって
被覆されていたサンドイッチBの底面B2の上半部を露出
させた後、上述と同様の要領でサンドイッチBを取り出
せばよい。
【0035】又、上記では、上下分割フィルム24(23)
に切込部として切込線241 、241 (231 、231 )を形成
し、上記切込線241 、241 (231 、231 )間における上
下分割フィルム24(23)部分を摘み片24a (23a )に形
成した場合を説明したが、上記切込線241 、241 (231
、231 )の代わりに、図11及び図12に示したよう
に、上下分割フィルム24(23)の端縁に切込部として平
面三角形状の切欠部242、242 (232 、232 )を形成
し、この切欠部242 、242 (232 、232 )間における上
下分割フィルム24(23)部分を摘み片24a'(23a')とし
てもよい。
【0036】
【発明の効果】請求項1に記載のサンドイッチ用包装袋
は、表側フィルムと裏側フィルムとをそれらの上端縁を
除いた対向端縁同士を融着させ、上記表裏フィルムの対
向面間にサンドイッチを収納するための収納部を形成し
てなるサンドイッチ用包装袋において、上記裏側フィル
ムは、二枚の上下分割フィルムの対向端部を互いに重ね
合わせ、この重ね合わせ部分における内側の分割フィル
ムの端縁部とこれに対向する外側の分割フィルムとを融
着接合してなり、上記重ね合わせ部分における外側の分
割フィルムには、その端縁から上記接合部に向かって二
個の切込部が形成され、これら切込部間における分割フ
ィルム部分を摘み片に形成していることを特徴とするの
で、サンドイッチ用包装袋内に収納したサンドイッチを
食するに際し、サンドイッチを安定的に保持した状態で
サンドイッチ用包装袋を開封し、サンドイッチ用包装袋
内からサンドイッチを円滑に且つ確実に取り出すことが
できる。
【0037】この際、上記摘み片を設けている上下分割
フィルムの重ね合わせ部分は、サンドイッチの底面の所
定部分を全幅に亘って緊張した状態で被覆しているか
ら、サンドイッチの角部から突設した把持部に摘み片を
設けている従来の構造のように摘み片の摘み時に把持部
が逃げる方向に妄動するといった不測の事態は発生せ
ず、上記摘み片を簡単に且つ確実に摘むことができる。
【0038】しかも、上記サンドイッチ用包装袋によれ
ば、該サンドイッチ用包装袋内に収納したサンドイッチ
における具が露出していない面(底面)側から開封して
サンドイッチを取り出すことができるので、サンドイッ
チをサンドイッチ用包装袋から取り出すに際してサンド
イッチの具が手について手が汚れたりすることはなく、
衛生的にサンドイッチを取り出して食することができ
る。
【0039】請求項2に記載のサンドイッチ用包装袋
は、請求項1に記載のサンドイッチ用包装袋において、
下側分割フィルムの上端部を外側にして上下分割フィル
ムを融着接合して裏側フィルムを形成していることを特
徴とするので、サンドイッチ用包装袋の収納部内にサン
ドイッチを収納するに際し、上側分割フィルムの下端部
によってサンドイッチを収納部の下方部に円滑に且つ確
実に誘導してサンドイッチを変形等させることなくサン
ドイッチ用包装袋の収納部内に円滑に且つ簡単に収納す
ることができる。
【0040】請求項3に記載のサンドイッチ用包装袋
は、請求項2に記載のサンドイッチ用包装袋において、
切込部間の間隔をサンドイッチの幅に合致させているこ
とを特徴とするので、摘み片をサンドイッチに沿って表
裏フィルムの下端部側に向かって引っ張った後、更に、
摘み片を表側フィルム側に捲り表裏フィルムの上端部側
に引っ張るといった簡単な作業だけでサンドイッチの下
半部を全面的に露出させてサンドイッチを円滑に且つ確
実に取り出して食することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のサンドイッチ用包装袋を示した正面図
である。
【図2】図1のサンドイッチ用包装袋の縦断面図であ
る。
【図3】図1のサンドイッチ用包装袋を示した斜視図で
ある。
【図4】図1のサンドイッチ用包装袋の使用状態を示し
た斜視図である。
【図5】図1のサンドイッチ用包装袋の使用状態を示し
た斜視図である。
【図6】本発明の他のサンドイッチ用包装袋の使用状態
を示した斜視図である。
【図7】図6の他のサンドイッチ用包装袋の使用状態を
示した斜視図である。
【図8】図6のサンドイッチ用包装袋の使用状態を示し
た斜視図である。
【図9】本発明の他のサンドイッチ用包装袋を示した正
面図である。
【図10】図9のサンドイッチ用包装袋を示した縦断面
図である。
【図11】本発明の他のサンドイッチ用包装袋を示した
正面図である。
【図12】本発明の他のサンドイッチ用包装袋を示した
正面図である。
【符号の説明】
1 表側フィルム 2 裏側フィルム 2a 融着接合部 2b 重ね合わせ部分 23 上側分割フィルム 231 切込線 232 切欠部 23a 、23a'摘み片 24 下側分割フィルム 241 切込線 242 切欠部 24a 、24a'摘み片 3 収納部 A サンドイッチ用包装袋 A1 サンドイッチ収納口 B サンドイッチ B1 サンドイッチの傾斜面 B2 サンドイッチの底面 B21 サンドイッチの底面の端縁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // B65D 33/00 B65D 33/00 C Fターム(参考) 3E035 AA20 BB08 BC01 BC02 3E064 AA05 BA22 EA12 FA01 GA04 HM03 HN05 HP01 HP04 3E067 AA12 AB01 AB99 AC01 BA12A BB14A BC10A EA11 EB01 EB11 EE59 FA01 FC01 3E086 AA12 AB01 AC15 AD01 CA01 3E096 BA28 BB07 CA11 DA10 DC01 FA27 GA01

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表側フィルムと裏側フィルムとをそれら
    の上端縁を除いた対向端縁同士を融着させ、上記表裏フ
    ィルムの対向面間にサンドイッチを収納するための収納
    部を形成してなるサンドイッチ用包装袋において、上記
    裏側フィルムは、二枚の上下分割フィルムの対向端部を
    互いに重ね合わせ、この重ね合わせ部分における内側の
    分割フィルムの端縁部とこれに対向する外側の分割フィ
    ルムとを融着接合してなり、上記重ね合わせ部分におけ
    る外側の分割フィルムには、その端縁から上記接合部に
    向かって二個の切込部が形成され、これら切込部間にお
    ける分割フィルム部分を摘み片に形成していることを特
    徴とするサンドイッチ用包装袋。
  2. 【請求項2】 下側分割フィルムの上端部を外側にして
    上下分割フィルムを融着接合して裏側フィルムを形成し
    ていることを特徴とする請求項1に記載のサンドイッチ
    用包装袋。
  3. 【請求項3】 切込部間の間隔をサンドイッチの幅に合
    致させていることを特徴とする請求項2に記載のサンド
    イッチ用包装袋。
JP2001054197A 2001-02-28 2001-02-28 サンドイッチ用包装袋 Expired - Lifetime JP3535839B2 (ja)

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