JP2002248851A - インクジェット記録用キャスト光沢紙及びその製造方法 - Google Patents
インクジェット記録用キャスト光沢紙及びその製造方法Info
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Abstract
を有するキャスト光沢紙に関して、特にインクジェット
染料インクを用いて、高品質な記録画像と優れた保存性
が得られるインクジェット記録用キャスト光沢紙及びそ
の製造方法を提供することである。 【解決手段】 本発明に係るインクジェット記録用キ
ャスト光沢紙は、原紙の少なくとも一方の面に、インク
受容層を設け、該インク受容層の上に、光沢付与させる
ための顔料及び結着剤を含有する光沢層となる塗工層を
形成し、該塗工層は凝固剤を用いて凝固処理した塗布面
であり、かつ前記塗工層が湿潤状態にあるうちに該塗工
層を加熱された鏡面仕上げの金属面に圧着してなるキャ
スト光沢紙であって、上記凝固剤として金属塩と2種類
以上の化学的組成の異なる、または分子量の異なる有機
カチオン剤を併用し、少なくともこのうちの1種類以上
がジメチルアミンエピクロルヒドリン系であることを特
徴とする。
Description
録用キャスト光沢紙に関して、特に優れたインクジェッ
ト記録適性と記録画像の保存性を有するインクジェット
記録用キャスト光沢紙に関する。
く、現像や定着等のプロセスが不要であり、なおかつ容
易にフルカラー印刷できることから、各種プリンター等
に利用され、近年急速に普及してきている。それゆえ、
インクジェット記録媒体の需要も急激な増加傾向にあ
る。
ェット方式のプリンターの高性能化に伴なって、被記録
用シートに対しても高吸収性、忠実なドットの再現性、
耐水性等の特性的な要求がされるようになり、インク受
容層を支持体上に設けたコート紙が開発されてきてい
る。
性能化の他に、デジタルカメラやスキャナーといった周
辺機器の充実化と普及化に伴って、記録媒体であるイン
クジェット記録シートには更なる性能の向上が要求され
てきている。すなわち、インクジェット記録の高速化、
記録画像の高精細化、フルカラー化といった用途が広範
化する現在、良好なインクジェット印字適性の他に、表
面光沢が高く、優れた外観を有するインクジェット記録
用紙が要求されてきている。それに付加されうる要求と
しては、光沢、色相、手触り感といった外観や性質も銀
塩写真の印画紙や印刷用紙に類似することも要求されて
きている。
中空のプラスチックピグメントや板状または微細粒子の
無機顔料を塗工後、キャレンダー処理により塗工紙表面
を加工することで、高い平滑性を得た塗工紙や、高い吸
収性と優れた成膜性を有する合成樹脂を塗被したタイプ
の塗工紙、あるいは、湿潤塗工層を、鏡面を有する加熱
ドラム面に圧着、乾燥することにより、その鏡面を写し
取ることによって得られる、キャスト塗工紙等が知られ
ている。
ダー等の塗工紙表面を平滑化処理された通常の塗工紙よ
りも、さらに高い表面光沢と平滑性を有し、優れた印刷
適性が得られる理由により、印刷物の中でもハイグレー
ドな印刷用紙として利用されることが多い。しかしなが
ら、このキャスト塗工紙をインクジェット記録用紙とし
て使用した場合には不具合な点もいくらかある。
通常はキャスト塗工紙の場合には、鏡面ドラム面を転写
させることで光沢が発現するが、高い光沢を得るために
はカゼインやポリビニルアルコール、ウレタンといった
成膜性物質の存在が不可欠であり、かつ、多量に使用し
なくてはいけない。しかしながら、これら成膜性物質
は、インクジェットインクの塗工紙への吸収を阻害して
しまい、その結果、印字面が滲んだり、インクの乾燥性
が著しく悪化したりする因子ともなり得る。逆に、この
成膜性物質の使用量を低減させると、インク吸収性は向
上するが、光沢値が低下してしまう。
やバインダーは、ノニオン性かアニオン性のものが主流
であり、この構成物では、インクジェットのインクを充
分には定着することができず、その結果、記録画像部の
耐水性不良や印字濃度が低いものとなる。
不良や印字濃度の低下には、一般的に、有機カチオン剤
を塗工層中に導入することでインクの定着性を改善し、
上記問題を解消することができる。しかしながら、キャ
スト塗工液中において、カチオン性の物質は、アニオン
性である離型剤やアルカリ変性させたバインダーなどと
の相溶性が乏しく、増粘や凝集を起こしてしまうことも
ある。このように、カチオン性物質のキャスト塗工紙へ
の適用は、そのカチオン性物質の種類や添加量、また調
液時の添加順など、適切な条件を選ばないといけない。
酸カルシウムなどの金属塩を使用(例えば特開平10−
6639号公報参照)する方法が開示されているが、こ
の使用量が少ないと、光沢を付与させるキャスト塗工液
のゲル化が不十分となり、光沢度と印字濃度の低い塗工
紙となるし、多すぎると記録画像部のインク色素の変質
が問題となる。また、このような金属塩だけでは、記録
画像部の耐水性が十分には付与されない。
チオン性ポリマーなどの有機カチオン剤を使用する報告
例は多数あるが、その使用により耐水性が付与されると
いう点と、使用量の増大に伴う記録画像部の色調が変化
してくるといった点が特徴的である。また、問題点とし
てはその使用量の増大に伴い、インク吸収性が劣るよう
になる点と、耐水性が付与される分、耐光性が劣ってく
る傾向が顕著になることが挙げられる。
て使用する場合、キャスト塗工液のゲル化度合いの他
に、記録画像部の印字濃度、色調、さらには、耐水性や
耐光性といった記録画像部の保存性をも鑑みて、その種
類と使用量を決定していかなくてはいけない。一般的に
は、有機カチオン剤のゲル化強度は、金属塩よりも弱い
のが欠点であるし、単品種の有機カチオン剤だけで、記
録画像部の印字品質をバランス良く、全ての改善必須項
目を向上させることは至難の技である。
にはインク定着性に優れ、耐水性が特に良好なものや、
耐水性が劣るもののインクの発色性や耐光性に優れるも
の等がある。概して、耐水性の良い有機カチオン剤は、
耐光性に劣り、耐光性の良いものは耐水性に劣るという
傾向がある。インクジェット記録適性を改良するには、
これら種々異なる有機カチオン剤をバランス良くブレン
ドして耐水性と耐光性を同時に向上させる必要があり、
単品種有機カチオン剤のみで機能性を多角化するのには
既に限界がある。また、化学的組成や物理的構造の変化
によりその機能性は大幅に変わるし、その他、分子量、
pHなどによってもインクジェット記録適性に大きな影
響を及ぼす。
平滑性と光沢性を有するキャスト光沢紙に関して、特に
インクジェット染料インクを用いて、高品質な記録画像
と優れた保存性が得られるインクジェット記録用キャス
ト光沢紙を提供することにある。
ット記録用キャスト光沢紙は、原紙の少なくとも一方の
面に、インク受容層を設け、該インク受容層の上に、光
沢付与させるための顔料及び結着剤を含有する塗工層を
形成し、該塗工層は凝固剤を用いて凝固処理した塗布面
であり、かつ前記塗工層が湿潤状態にあるうちに該塗工
層を加熱された鏡面仕上げの金属面に圧着してなるキャ
スト塗工紙であって、上記凝固剤として金属塩と2種類
以上の化学的組成の異なる、または分子量の異なる有機
カチオン剤を併用し、少なくともこのうちの1種類以上
がジメチルアミンエピクロルヒドリン系であることを特
徴とするものである。
スト光沢紙において、凝固剤液中の金属塩は水溶性であ
り、2価の金属塩を含み、その重量濃度が0.5〜5.
0重量%であることを特徴とするものである。
用キャスト光沢紙において、凝固剤液中の有機カチオン
剤は、2種類以上の化学的組成または、物理的構造の異
なる水溶性高分子電解質を混合してなるものであり、そ
の総重量濃度が1.0〜5.0重量%であることを特徴
とするものである。
記録用キャスト光沢紙におけるインク受容層の上に形成
した塗工層において、光沢付与させるための最表層は、
コロイダルシリカを含有し、該コロイダルシリカの粒子
径が20nm以下であり、かつ前記塗工層中の結着剤は水
溶性であり、その結着剤の重量がコロイダルシリカ10
0重量部に対して、5〜30部であることを特徴とする
ものである。
ット記録用キャスト光沢紙において、凝固剤液中の金属
塩は、ギ酸が配位した2価のアルカリ土類金属または、
遷移金属であることを特徴とするものである。
ト光沢紙の製造方法は、原紙の少なくとも一方の面に、
インク受容層を形成した後、そのインク受容層の上に、
さらに顔料及び水性結着剤を含有する塗工液を塗布した
塗工層を形成した後に、金属塩と2種類以上の異種有機
カチオン剤を併用してなる凝固剤を溶解した凝固液を用
いて、塗工面を凝固処理し、塗工層が湿潤状態にあるう
ちに該塗工層を加熱された鏡面仕上げの金属面に圧着し
て光沢層を得るようにしたことを特徴とするものであ
る。
記録用キャスト光沢紙の製造においては、キャスト塗工
液の凝固液には、単品種の金属塩や有機カチオン剤の水
溶液、または、単品種の金属塩と有機カチオン剤の組み
合せが使用されてきたが、更なる印字品質の向上を目的
に有機カチオン剤の複数種の組み合せを適用した例は無
い。
用する場合、ギ酸、酢酸、クエン酸、酒石酸、乳酸、塩
酸、硝酸、および硫酸のカルシウム、亜鉛、マグネシウ
ム及びアルミニウム等の各塩、さらには、硼砂、硼酸な
どから選ばれる金属塩の少なくとも一種を含有する水溶
液が適用できるが、水への溶解度や塩析効果、凝固能な
どの総合評価により、ギ酸が配位した2価のアルカリ土
類金属または、遷移金属が好ましく、さらに好適にはギ
酸カルシウムかギ酸亜鉛の使用が望ましい。
処方、固形分や塗工量等によって調整する必要がある
が、本発明においては、塗工紙の品質、保存性、キャス
ト塗工適性に支障のない範囲として以下の条件が挙げら
れる。すなわち、凝固液中において、0.5〜5.0重
量%が好ましく、さらに好適には1.0〜3.0重量%
である。
オン剤を金属塩と併用する場合、有機カチオン剤には、
ポリビニルベンジルトリメチルアンモニウムハライド、
ポリジアリルジメチルアンモニウムハライド、ポリジメ
チルアミノエチルメタクリレート塩酸塩、ポリエチレン
イミン、ジシアンアミドホルマリン縮合物、エピクロル
ドヒドリン変性ポリアルキルアミン、ポリビニルピリジ
ニウムハライドやポリエチレンポリアミン、ポリプロピ
レンポリアミンなどのポリアルキレンポリアミン類また
は、その誘導体、第3級アミノ基や第4級アンモニウム
基を有するアクリル樹脂、ジアクリルアミン等のカチオ
ン性樹脂を添加できる。ここで、有機カチオン剤の望む
べく性状は、キャスト塗工操業性上、水系にて電離し易
いアンモニウム塩の形態である。
オン剤の濃度は、併用するギ酸カルシウムの濃度や、組
み合わせるカチオン剤の種類やブレンド比にも依るが、
2種類以上の化学的組成、または物理的構造の異なる有
機カチオン剤の総重量濃度は、塗工紙の品質、保存性、
キャスト塗工適性に支障のない範囲として以下の条件が
挙げられる。すなわち、凝固液中において、1.0〜
5.0重量%が好ましい。
剤として用いると、塗工紙の基本的物性である塗工層表
面強度や光沢度は優れた性質となる。また、記録画像部
の印字品質も印字濃度、色調、記録画像部の保存性も良
好なものとなる。しかしながら、有機カチオン剤の量が
この範囲の下限未満であると、印字濃度の低下や耐水性
が劣るようになる。
限を超えると、色調やインク吸収性不良や耐光性が劣る
ようになる。また、キャスト塗工操業時におけるキャス
トドラムへの貼りつき現象が起こってくる。
カを含有しており、そのコロイダルシリカの粒子径は2
0nm以下であることが望ましい。なお、この粒子径が上
記範囲を逸脱する場合には、光沢感のないマット調のキ
ャスト塗工紙になる場合が多い。塗工紙表面の平滑性が
低下すれば、外観上、高級感が失せると共に、忠実なド
ットの再現性が確保できない故、印字品質を大きく損ね
る結果ともなる。
ルシリカの結着剤としては、カゼイン、ゼラチン、ウレ
タン、ポリビニルアルコール、メチルセルロースなどと
いったものから少なくとも1種以上を選ぶことができ
る。ゲル化や操業性、光沢層の得易さ等を総合して考慮
すれば、カゼインがより好ましい材料と言える。また、
この結着剤の量については、コロイダルシリカ100重
量部に対して、5〜30部が望ましい。
光沢面が形成されない。また、逆に多すぎると、光沢面
はできるが印字品質が悪化する。すなわち、印字濃度が
低下したり、記録画像部の画線部境界のシャープネスが
損なわれる。さらに、乾燥負荷の点から、過剰な熱エネ
ルギーの供給を余儀なくされて、かつ、生産性の低下を
も招くようになる。
沢紙の製造におけるキャスト液の塗工はいわゆる、湿潤
法または凝固法を採用しているキャストコーターにて製
造する。
布して得た塗工層の最表面を形成させた後に、得られた
最表面の塗膜を、加熱した鏡面の仕上げ面に圧着するま
での間に、本発明においては、2種類以上の有機カチオ
ン剤と金属塩を含む水溶液を該塗膜に散布、塗布する。
その後、キャストされてインクジェット記録用キャスト
光沢紙を得る。
沢紙は光沢層である塗工層の下にインク受容層を有す
る。本発明のインク受容層に含まれる顔料としては、カ
オリン、タルク、炭酸カルシウム、乳酸カルシウム、ハ
イドロキシアパタイト、ゼオライト、マイカ、二酸化チ
タン、クレー、酸化亜鉛、酸化マグネシウム、水酸化ア
ルミニウム、酸化アルミニウム、チタン酸バリウム、硫
酸バリウム、チタン酸鉛、及び無定形シリカ、非晶質シ
リカ等の合成シリカ等が挙げられるが、本発明において
は、これらの顔料の中から適宜少なくても1種類以上を
選択して用いることができる。本発明のキャスト塗工紙
では、使用する顔料は上記のうちでもそのインク吸収性
より、多孔性である合成シリカの微粉体の使用が好まし
い。なお、このシリカの合成法については、沈降式、ゲ
ル式、CVD法、PVD法、MBE法、水熱合成法、ゾルーゲル
法等、多数あるが限定されるものではない。
結着剤としては、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ
イソブチレン、ポリスチレン、ポリ塩化ビニル、ポリ塩
化ビニリデン、ポリエチレン酢酸ビニル、ポリ酢酸ビニ
ル、ポリビニルアルコール、ポリビニルアセタール、ポ
リアクリル酸エチル、ポリメタクリル酸メチル、ポリア
クリロニトリル、ポリテトラフルオロエチレン、ポリク
ロロトリフルオロエチレン、ポリ弗化ビニリデン、ポリ
ブタジエン、ポリイソプレン、ポリクロロプレン、ナイ
ロンー6、ナイロンー6,6、ポリエチレンテレフタレ
ート、ポリブチレンテレフタレート、ポリカーボネー
ト、ポリアセタール、ポリ(ビスクロロメチルオキサシ
クロブタン)、ポリエチレンオキシド、ポリプロピレン
オキシド、ポリフェニレンオキシド、ポリスルホン、ポ
リーp−キシリレン、ポリイミド、ポリベンズイミダゾ
ール、ポリシロキサン、フェノール樹脂、尿素樹脂、メ
ラミン樹脂、アルキド樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、
ジアリルフタレート樹脂、エポキシ樹脂、ポリウレタ
ン、テルペン等が挙げられる。本発明においては、これ
らの結着剤の中から適宜選択して使用することができ、
2種以上を併用しても良いが、そのインク吸収性と結着
力等を鑑みて、ポリエチレン酢酸ビニル樹脂やポリビニ
ルアルコールの使用が、特に望ましい。
に、キャスト塗工液は通常水性塗工液として調製され
る。この塗工液中の顔料と結着剤の混合比については、
顔料種と結着剤種、塗工条件や目的とする塗工紙の付加
されるべき物性等の塗工紙設計の思想にも依るが、得ら
れる塗工紙の物性が要求される範疇にあるならば、特に
限定されるものではない。
必要に応じて以下のような助剤を添加してもよい。すな
わち、分散剤、保水剤、増粘剤、消泡剤、防腐剤、染
料、耐水化剤、蛍光染料、保存剤、紫外線吸収剤、離型
剤、潤滑剤及び有機カチオン剤を必要に応じて添加する
ことが出来る。
げられる。ブレードコーター、エアーナイフコーター、
ロールコーター、コンマコーター、カーテンコーター、
バーコーター、スピンコーター等の塗工方式は適宜選択
して用いることができる。
塗工する塗工液を塗工後の乾燥工程において、その乾燥
方式は以下のものが挙げられる。赤外線乾燥、熱風乾
燥、常温乾燥、凍結真空乾燥等があるが、上記の乾燥方
式は、適宜選択して用いることができる。
しては、塗工層の塗工量が少ない場合にはインク吸収不
良によるインク滲みが起こるようになり、また多い場合
には、記録画像部の印字濃度が低下するようになるし、
乾燥工程における乾燥負荷増大などの理由から生産性低
下が生ずる。さらには、経済的不利益を被るようにな
る。従って、インク受容層の塗工量は、3〜15g/m
2が望ましいが、さらなる好適条件は、5〜10g/m
2である。
量に関しては、塗工層の塗工量が少ない場合には良好な
光沢面が得られず、また多い場合には、光沢層となる塗
工層の凝固不良を生じ、乾燥工程における乾燥負荷増大
などの理由から生産性低下が生ずる。さらには、経済的
不利益を被るようになる。従って、インク受容層の塗工
量は、5〜20g/m2が望ましいが、さらなる好適条
件は、5〜10g/m 2である。しかしながら、この条
件については、原紙のサイズ度、透気度、吸収量、平滑
度、米坪、密度等の条件やインク受容層の吸収量、気泡
率、透気度、表面粗さ、塗工層密度と厚み、さらには、
キャスト塗工液の組成、固形分、保水性、粘度、温度、
SP値などの影響を受けるので、上記範囲は絶対的なも
のではない。
一般の塗工紙に使用される酸性紙、中性紙等が適宜使用
される。そして、インクジェットの印字適性を考え、か
つ、そのインク吸収性を考慮するならば、木材パルプよ
り構成される紙ベースが好ましい。パルプ種としては、
LBP、NBKP、GP、TMP、CGPや、DIP等
の木材パルプ、また、ケナフやコットンなど非木材パル
プ等が挙げられ、このパルプシートにバインダー及びサ
イズ剤や歩留まり向上剤、紙力増強剤等の各種添加剤を
一種以上用いて混合したものが使用できる。さらに、パ
ルプについては、環境問題の点から、ECFやTCFパルプの
使用が望ましい。
本発明はこれらの例に限定されるものではない。また、
実施例において示す部及び%は、特に言及しない限り、
固形分の重量部及び重量%を示す。
の仕様である。米坪127g/m2、紙厚130μm、
ベック平滑度50秒、透気度16.3秒であり木材パルプ
より構成されている。
無機顔料とバインダーを主構成物とする塗工組成物を塗
工し、インク受容層を得た。塗工組成物は、多孔質無機
顔料として市販の合成非晶質シリカ(ミズカシルP−7
8D:水澤化学社製)を100部、バインダーとして市
販のポリビニルアルコール(PVA−117:クラレ社
製)10部とエチレン酢酸ビニル(EVA AD−6K:
昭和高分子社製)40部を混合して得た。該塗工組成物
の固形分濃度は15%である。該塗工組成物をエアーナ
イフコーターにて絶乾重量5g/m2となるように支持
体上に塗工、その後エアードライヤーにて乾燥しインク
受容層を得た。
(シリカドール20:日本化学工業社製、粒子径10〜
15nm)100部、結着剤としてカゼイン10部、離型剤
としてステアリン酸カルシウム(サンノプコ社製、ノプ
コートC104)2部、ロート油2部を調合して、濃度
20%の光沢層塗工液を得た。
ーターにて絶乾重量10g/m2になるように支持体上
に塗工し、加熱した仕上げ面に圧着するまでの間にカチ
オン剤を含む凝固液を該塗工膜に塗布する。その後、イ
ンクジェット記録用キャスト光沢紙を得た。
チルアミンエピクロルヒドリン系樹脂(商品名:パピオ
ゲンP−103、センカ社製、分子量3万)1%、ジメ
チルアミンエピクロルヒドリン系樹脂(商品名:パラコ
ンPJ、大原パラヂウム社製、分子量1万以下)2%の
混合比率より構成される水溶液を使用し、キャスト液の
凝固を行い、塗工紙を得た。
例1に記載した通りの条件で塗工紙を得た。
記載した通りの条件で塗工紙を得た。
記載した通りの条件で塗工紙を得た。
ピクロルヒドリン系樹脂(商品名:パピオゲンP−10
3、センカ社製)3%、ジメチルアミンエピクロルヒド
リン系樹脂(商品名:パラコンPJ、大原パラヂウム社
製)2%の混合比率より構成される水溶液を使用し、キ
ャスト液の凝固を行い、キャストにより塗工紙を得た。
1と同等である。
例1と同等である。
アクリルアミド系樹脂(商品名:スミレーズレジン10
01、住友化学工業社製)1%、ジメチルアミンエピク
ロルヒドリン系樹脂(商品名:パラコンPJ、大原パラ
ヂウム社製)2%の混合比率より構成される水溶液を使
用し、光沢層塗工液の凝固を行い、塗工紙を得た。
リルアンモニウムクロライド系樹脂(商品名:ハイマッ
クスSC−600L、ハイモ社製)1%、ジメチルアミ
ンエピクロルヒドリン系樹脂(商品名:パラコンPJ、
大原パラヂウム社製)2%の混合比率より構成される水
溶液を使用し、光沢層塗工液の凝固を行い、塗工紙を得
た。
(商品名:JK−14、明成化学社製)1%、ジメチル
アミンエピクロルヒドリン系樹脂(商品名:パラコンP
J、大原パラヂウム社製)2%の混合比率より構成され
る水溶液を使用し、光沢層塗工液の凝固を行い、塗工紙
を得た。
ンアルキルアミン(商品名:アミート105、花王社
製)1%、ジメチルアミンエピクロルヒドリン系樹脂
(商品名:パラコンPJ、大原パラヂウム社製)2%の
混合比率より構成される水溶液を使用し、光沢層塗工液
の凝固を行い、塗工紙を得た。
ルヒドリン系樹脂(商品名:パピオゲンP−103、セ
ンカ社製)1%、ジメチルアミンエピクロルヒドリン系
樹脂(商品名:パラコンPJ、大原パラヂウム社製)2
%の混合比率より構成される水溶液を使用し、光沢層塗
工液の凝固を行い、塗工紙を得た。
し、光沢層塗工液の凝固を行い、塗工紙を得た。
沢層塗工液の凝固を行い、塗工紙を得た。
ピクロルヒドリン系樹脂(商品名:パピオゲンP−10
3、センカ社製)3%の混合比率より構成される水溶液
を使用し、光沢層塗工液の凝固を行い、塗工紙を得た。
ピクロルヒドリン系樹脂(商品名:パピオゲンP−10
3、センカ社製)3%の混合比率より構成される水溶液
を使用し、光沢層塗工液の凝固を行い、塗工紙を得た。
アクリルアミド系樹脂(商品名:スミレーズレジン10
01、住友化学工業社製)3%の混合比率より構成され
る水溶液を使用し、光沢層塗工液の凝固を行い、塗工紙
を得た。
リルアンモニウムクロライド系樹脂(商品名:ハイマッ
クスSC−600L、ハイモ社製)3%の混合比率より
構成される水溶液を使用し、光沢層塗工液の凝固を行
い、塗工紙を得た。
(商品名:JK−14、明成化学社製)3%の混合比率
より構成される水溶液を使用し、光沢層塗工液の凝固を
行い、塗工紙を得た。
ンアルキルアミン(商品名:アミート105、花王社
製)3%の混合比率より構成される水溶液を使用し、光
沢層塗工液の凝固を行い、塗工紙を得た。
ピクロルヒドリン系樹脂(商品名:パラコンPJ、大原
パラヂウム社製)3%の混合比率より構成される水溶液
を使用し、光沢層塗工液の凝固を行い、塗工紙を得た。
ピオゲンP−103、センカ社製)6%の水溶液を使用
し、光沢層塗工液の凝固を行い、塗工紙を得た。
(商品名:スミレーズレジン1001、住友化学工業社
製)6%の水溶液を使用し、光沢層塗工液の凝固を行
い、塗工紙を得た。
ライド系樹脂(商品名:ハイマックスSC−600L、
ハイモ社製)6%の水溶液を使用し、光沢層塗工液の凝
固を行い、塗工紙を得た。
4、明成化学社製)6%の水溶液を使用し、光沢層塗工
液の凝固を行い、塗工紙を得た。
品名:アミート105、花王社製)6%の水溶液を使用
し、光沢層塗工液の凝固を行い、塗工紙を得た。
脂(商品名:パラコンPJ、大原パラヂウム社製)6%
の水溶液を使用し、光沢層塗工液の凝固を行い、塗工紙
を得た。
ピクロルヒドリン系樹脂(商品名:パピオゲンP−10
3、センカ社製)0.2%、ジメチルアミンエピクロル
ヒドリン系樹脂(商品名:パラコンPJ、大原パラヂウ
ム社製)0.3%の混合比率より構成される水溶液を使
用し、光沢層塗工液の凝固を行い、塗工紙を得た。
ピクロルヒドリン系樹脂(商品名:パピオゲンP−10
3、センカ社製)1%、ジメチルアミンエピクロルヒド
リン系樹脂(商品名:パラコンPJ、大原パラヂウム社
製)5%の混合比率より構成される水溶液を使用し、光
沢層塗工液の凝固を行い、塗工紙を得た。
施例1と同等である。
例1と同等である。
−UP(日産化学工業社製、粒子径40〜100nm)と
変更した以外は実施例1と同等である。
白紙光沢感、インクジェット記録適性、及び操業性の結
果を表1及び表2にまとめた。なお、上記評価に関して
は、下記要領、方法にて評価を行った。 (白紙光沢感) 目視にて評価した。 ○:光沢感良好 △:光沢感やや低いが、実用上問題無いレベル ×:マット調であり、光沢感無し。
ド社の2500CPの染料インクで印字を行い、インク
濃度や発色性を目視にて評価した。 ◎:印字濃度と発色性とも、非常に良好 ○:印字濃度良好 △:印字濃度やや低いが、実用上問題無いレベル ×:印字濃度低く、実用に耐えないレベル
漬し、30分後のインクの流れ出しや、印字濃度の変化
を目視にて評価した。 ○:画像耐水性良好 △:画像耐水性やや劣る ×:画像耐水性不良
ーメーターにて、キセノンランプを24時間光照射し、
印字濃度の変化を目視にて評価した。 ○:画像耐光性良好 △:画像耐光性やや劣る ×:画像耐光性不良
の貼りつき具合を目視にて評価した。 ○:離型性良好 △:離型性やや劣る ×:離型性不良
本発明に係るインクジェット記録用キャスト光沢紙及び
その製造方法は、表面の光沢感が高く、インクジェット
適性に優れ、なおかつ、キャスト操業性にも良好なもの
である。
特性の中でも、記録画像部での印字濃度、耐水性や耐光
性に優れているものである。その結果、記録画像部の印
字品質、印字濃度、色調、記録画像部の保存性も良好で
ある。またキャスト塗工操業時におけるキャストドラム
への貼りつき現象もなく離型性が良好である。
Claims (6)
- 【請求項1】 原紙の少なくとも一方の面に、インク受
容層を設け、該インク受容層の上に、光沢付与させるた
めの顔料及び結着剤を含有する光沢層となる塗工層を形
成し、該塗工層は凝固剤を用いて凝固処理した塗布面で
あり、かつ前記塗工層が湿潤状態にあるうちに該塗工層
を加熱された鏡面仕上げの金属面に圧着してなるキャス
ト光沢紙であって、上記凝固剤として金属塩と2種類以
上の化学的組成の異なる、または分子量の異なる有機カ
チオン剤を併用し、少なくともこのうちの1種類以上が
ジメチルアミンエピクロルヒドリン系であることを特徴
とするインクジェット記録用キャスト光沢紙。 - 【請求項2】 前記凝固剤液中の金属塩は水溶性であ
り、2価の金属塩を含み、その重量濃度が0.5〜5.
0重量%であることを特徴とする請求項1記載のインク
ジェット記録用キャスト光沢紙。 - 【請求項3】 前記凝固剤液中の有機カチオン剤は、2
種類以上の化学的組成または、物理的構造の異なる水溶
性高分子電解質を混合してなるものであり、その総重量
濃度が1.0〜5.0重量%であることを特徴とする請
求項1又は2記載のインクジェット記録用キャスト光沢
紙。 - 【請求項4】 上記インク受容層の上に形成した塗工層
において、光沢付与させるための最表層は、コロイダル
シリカを含有し、該コロイダルシリカの粒子径が20nm
以下であり、かつ前記塗工層中の結着剤は水溶性であ
り、その結着剤の重量がコロイダルシリカ100重量部
に対して、5〜30部であることを特徴とする請求項
1、2又は3記載のインクジェットキャスト記録用光沢
紙。 - 【請求項5】 前記凝固剤液中の金属塩は、ギ酸が配位
した2価のアルカリ土類金属または、遷移金属であるこ
とを特徴とする請求項1、2、3又は4記載のインクジ
ェット記録用キャスト光沢紙。 - 【請求項6】 原紙の少なくとも一方の面に、インク受
容層を形成した後、そのインク受容層の上に、さらに顔
料及び水性結着剤を含有する塗工液を塗布した塗工層を
形成した後に、金属塩と2種類以上の異種有機カチオン
剤を併用してなる凝固剤を溶解した凝固液を用いて、塗
工面を凝固処理し、塗工層が湿潤状態にあるうちに該塗
工層を加熱された鏡面仕上げの金属面に圧着して光沢層
を得るようにしたことを特徴とするインクジェット記録
用キャスト光沢紙の製造方法。
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