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JP2002248546A - 双ドラム式連続鋳造機用サイド堰 - Google Patents

双ドラム式連続鋳造機用サイド堰

Info

Publication number
JP2002248546A
JP2002248546A JP2001048973A JP2001048973A JP2002248546A JP 2002248546 A JP2002248546 A JP 2002248546A JP 2001048973 A JP2001048973 A JP 2001048973A JP 2001048973 A JP2001048973 A JP 2001048973A JP 2002248546 A JP2002248546 A JP 2002248546A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
base member
refractory
twin
metal case
continuous casting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2001048973A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomohide Takeuchi
友英 竹内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
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Publication date
Application filed by Nippon Steel Corp filed Critical Nippon Steel Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 双ドラム式連続鋳造機において、サイド堰耐
火物の目地開き及び耐火物該下端部の欠損を防止するこ
とにより、サイド堰の寿命延長及び耐火物損傷による溶
湯漏れを防止する。 【解決手段】 金属ケース11に収容した不定形耐火物
12に、上下複数段のベース部材13及びセラミックプ
レート18の順で植設したサイド堰10において、不定
形耐火物12、ベース部材13及びセラミックプレート
18の下端と金属ケースの側板11bとの間に受け煉瓦
14を設けることで、ベース部材13及びセラミックプ
レート18のドラム端面の押し下げ力による目地開き
と、セラミックプレート18及びベース部材13下端の
欠損を防止し、セラミックプレート18の下端部を面取
り加工することでさらに効果的に欠損を防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、金属溶湯から直接
に薄帯鋳片を製造するための双ドラム式連続鋳造機のサ
イド堰に関するものである。
【0002】
【従来の技術】双ドラム式連続鋳造機は、図4に示すよ
うに、互いに反対方向に回転する一対の冷却ドラム1
と、この冷却ドラムの両端面に押付装置(図示省略)に
より押し付けられた一対のサイド堰2とによって形成さ
れた湯溜り部3に金属溶湯eを連続的に供給し、この金
属溶湯eを冷却ドラム1の周面で冷却して凝固シェルを
形成し、この凝固シェルを冷却ドラムの最接近部におい
て圧着・一体化して薄帯鋳片cを製造することができ
る。
【0003】サイド堰2は、湯溜り部3の金属溶湯eを
シールするために必要不可欠なものであり、一般には、
例えば実開昭63−90548号公報に開示された図5
(a)に示すように構成されている。
【0004】即ち、サイド堰2は、底板4aと側板4b
からなる金属ケース4と、この金属ケースに収容された
不定形耐火物5と、この不定形耐火物に植設されたベー
ス部材6と、このベース部材に内蔵されたヒータ8と、
ベース部材に植設されたセラミックプレート7とからな
っている。なお、金属ケースの底板4aの背面に熱変形
を防止するための補剛体(図示省略)が取付けられたも
のも知られている。
【0005】鋳造中は、サイド堰と回転する冷却ドラム
端面との間から溶湯が漏れないようにする必要があり、
そのためにはサイド堰はドラム端面に密着して摺動接触
すること、およびドラム端面に十分に適合する形状を有
することが必要である。また、図6に示すように、セラ
ミックプレート7の下端が欠損するとセラミックプレー
ト7の最下端位置が上方に移動することになり、実質弧
長が短くなって鋳片Cの端部の凝固を確保できない範囲
まで欠損すると溶鋼が漏れ出すため、セラミックプレー
ト下部は欠損しないことが非常に重要となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
サイド堰を用いた場合でも、溶湯漏れが発生する場合が
あり、特に長時間の鋳造時に発生し易い。溶湯漏れが一
旦発生した場合は、その状態が続いてサイド堰は短時間
でその機能を失い、鋳造の続行が不可能となる場合があ
り、また、鋳片はその両端部に鋳バリが発生したり、溶
鋼が端部から沁み出してその形状を損なう。さらに、鋳
バリにより鋳片搬送ライン及び鋳片搬送ラインに設けら
れた圧延機等の損傷を招いたり、搬送中に蛇行が発生し
やすくなり、蛇行により鋳片巻形状の乱れを招く。
【0007】本発明者等は鋳造後のサイド堰の状態を綿
密に調査した結果、図5(b)に示すように、セラミッ
クプレート7及びベース部材6同士の間において僅かで
はあるが目地開き部mが発生しており、この目地開き部
mに溶湯が侵入してベース部材6の背面にまで達して地
金となっていたことが判明した。目地開き部の地金はド
ラム端面との間に巻き込まれてセラミックプレート7を
局部摩耗させ、ベース部材6の背面の地金はベース部材
を変位させ、その結果、シール不良となって溶湯漏れが
発生するものと考えた。また、溶湯漏れが激しく発生し
た別の鋳造におけるサイドを調査した結果、図6
(b)、(d)に示すように、セラミックスプレート7
の下端がベース部材6の下端とともに大きく欠損してい
た。下端のセラミックスプレート7が欠損すると、サイ
ド堰を上方に移動させたことと同じとなるため、鋳片端
部は凝固弧長が短くなり、凝固が不十分な状態となった
ため、欠損部から溶湯が漏れ出したものと推定した。
【0008】本発明は、双ドラム式連続鋳造機を用いた
薄帯鋳片の連続鋳造において、ベース部材の目地開き及
びセラミックプレート下端部の欠損を防止することによ
り、冷却ドラムとサイド堰との摺動面からの溶湯漏れを
防止することを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明者は目地開き部m
は、図5(b)に示すように、冷却ドラム1の回転力に
よりセラミックプレート7及びベース部材6が押し下げ
られることや、図5(c)に示すように、セラミックプ
レート7及びベース部材6がその熱膨張により不定形耐
火物5に沈み込む(押し込まれる)ことにより生じるも
のと考えた。また、セラミックプレート7及びベース部
材6下端の欠損は、長時間にわたる鋳造で冷却ドラム1
の回転力を受け続けることによって疲労破壊しやすくな
ること、セラミックプレート7の摩耗が進行してその残
厚が小さくなり強度が低下してくること、ホットバンド
時に力(サイド堰付着地金が落下してドラム間隙に噛み
込むとドラム間隙が一瞬開いてドラム圧下力が下がり、
鋳片が冷却不十分となる現象をホットバンドというが、
その際サイド堰方向へも大きな力が加わる)を受けた場
合に発生する確率が高いことをつきとめた。本発明は、
セラミックプレート及びベース部材の押し下がりや沈み
込みを防止しつつ、さらにセラミックプレート及びベー
ス部材の欠損も防止するように構成したものであり、そ
の要旨は、 互いに反対方向に回転する一対の冷却ドラ
ムの両端面に摺動接触するサイド堰であって、このサイ
ド堰は金属ケースに収容された不定形耐火物と、この不
定形耐火物に植設された上下複数段のベース部材と、こ
のベース部材の前記冷却ドラム端面と摺動接触する部分
に植設された上下複数段のセラミックプレートとで構成
されており、前記不定形耐火物とベース部材及びセラミ
ックプレートの下端と前記金属ケースのとの間に受け煉
瓦が設けられていることを特徴とする双ドラム式連続鋳
造機用サイド堰である。また、本発明は前記上下複数段
のセラミックプレートのうち最下段のセラミックプレー
トの下端部に面取り部が形成されていることを特徴とす
る。
【0010】
【発明の実施の形態】図1及び図2は本発明の請求項1
及び請求項4〜6に沿うサイド堰を説明する図であり、
底板11aと側板11bとで形成された金属ケース11
(例えばSS41製)に断熱のための不定形耐火物12
(例えばフューズドSiO2 質)が収容されており、こ
の不定形耐火物に複数のベース部材13(例えば高アル
ミナ質)が植設されている。
【0011】ベース部材13の表面の冷却ドラム周縁部
(図1の1a)と対面する部位には、溝(図示略)が設
けられており、この溝に沿って複数(図では合計17
枚)のセラミックプレート18(例えばSi34 −B
N−AlN質)が接着剤で貼り付けられて植設されてい
る。このセラミックプレート18によりドラム端面との
摺動がより一層円滑になり、良好なシールとサイド堰寿
命延長の効果が得られる。
【0012】上下複数段のセラミックプレート18及び
ベース部材13のうち最下段のベース部材及びセラミッ
クプレート及び不定形耐火物の下端面と金属ケースの側
板11bとの間には、冷却ドラム9の回転力によるセラ
ミックプレート18及びベース部材13の押し下がりを
防止するとともに、セラミックプレート18及びベース
部材13の欠損を防止するための受け煉瓦14が両者に
当接して設けられている。
【0013】セラミックプレート18及びベース部材1
3の目地開きを十分に防止するためには、ベース部材1
3の背面と金属ケースの底板11aとの間にベース部材
13の不定形耐火物12への沈み込みを防止するための
支柱部材15を設けることが望ましい。受け煉瓦14及
び支柱部材15は、JIS−R−2209で定められた
ところの、2kg/cm2 での荷重軟化点T2 (2%収
縮)が1700℃以上のクリープ強度を有するものが望
ましい。荷重軟化点T2 が1700℃未満であると、ベ
ース部材の押し下がり及び沈み込みを十分に防止するこ
とができない。ベース部材の押し下がり及び沈み込みを
十分に防止ができる耐火物としては、Al23 を60
%以上含む耐火煉瓦が最も適している。
【0014】支柱部材15の設置位置は、各ベース部材
13毎で冷却ドラムの周縁部と対面する部位の中央部に
配置することにより、各ベース部材13毎で面圧のバラ
ンスを得るようになっている。支柱部材15のサイズ
は、その強度を得るためには大きい方が望ましいが、不
定形耐火物12の断熱効果を損なわないよう注意する必
要がある。支柱部材15の配設数は、図2のように、1
個のベース部材13について冷却ドラムの周縁部と対面
する部位の中央部に1個だけ設けるか、または中央部か
ら等間隔の位置に複数個設けてもよい。何れにしても、
ベース部材13は面圧のバランスを得ることが望まし
い。
【0015】上下複数段のベース部材13のうち最上段
のベース部材13aの上面と不定形耐火物12の間に
は、ベース部材13の熱膨張を補償する間隙16が設け
られており、ベース部材13の目地開きを十分に防止す
るためには、間隙16はベース部材13の熱膨張の50
%以上を補償する大きさが望ましい。金属ケースの底板
11aと不定形耐火物12の間には金属ケース11の熱
膨張を防止する断熱材17が設けられており、断熱材1
7は、例えばAl23 を主体とするセラミックスの粉
体にバインダーを混合し、圧縮成形して造られており、
熱伝導率が0.5kcal/m・hr・℃以下で、か
つ、厚さが2mm以上であることが望ましい。
【0016】なお、サイド堰10は公知のものと同様
に、ベース部材13にはSiC発熱体等を用いたヒータ
が埋設され、金属ケースの底板11aの外面には金属ケ
ースの熱変形を防止するために冷却機構付の補剛体(図
示しない)が取付けられ、金属ケースの底板11aの内
面には不定形耐火物を固定するためのY字状アンカ(図
示しない)が取付けられることが望ましい。
【0017】つぎに、本発明のサイド堰10の製造方法
について、その概要を図1び図2により説明する。個別
のベース部材13について、金属ケースの底板11aの
冷却ドラムの周縁部と対面する部位の中央部または中央
部から等間隔の位置に支柱部材15を縦にして配置し、
支柱部材15の間に断熱材17を配置し、金属ケース1
1の下端部に受け煉瓦14を配置する。この場合、各耐
火物には必要に応じて予め接着剤を塗ておく。
【0018】支柱部材15の上にベース部材13を配置
して拘束部材(図示略)により拘束する。この状態でサ
イド堰ケース11とベース部材13の間隙に流動状の不
定形耐火物12を流し込んで充填し、不定形耐火物が乾
燥した後、拘束を解く。
【0019】間隙16を形成する方法は、ベース部材1
3の熱膨張係数から鋳造中における膨張代を計算によっ
て求め、この膨張代に相当する厚さをもつスペーサー
(図示略)を不定形耐火物12を充填する前に挿入して
おき、乾燥後に除去するか、スペーサーが可燃性であれ
ば除去しなくてもよい。
【0020】セラミックプレート18をベース部材13
に取り付ける方法は、ベース部材13の冷却ドラム周縁
部と摺動接触する部位に設けた溝(図示略)にセラミッ
クプレート18を接着剤等により張り付けた後、その表
面を研摩して平坦に仕上げる。
【0021】このように構成されたサイド堰10をベー
ス部材13に埋設したヒータ19により各耐火物を所定
温度に予熱した後、冷却ドラム9の両端面に当接させて
鋳造を行う。セラミックプレート18及びベース部材1
3は冷却ドラムの回転力によって、押し下げられようと
するが(図5b)の下向矢印)、セラミックプレート1
8とベース部材13及び不定形耐火物12の下端面と金
属ケースの側板11bの間には、強度の大きい受け煉瓦
14が配置されているため、セラミックプレート18及
びベース部材13の押し下がりによる目地開きやセラミ
ックプレート18及びベース部材13の欠損を防止でき
る。
【0022】また、図5(b)に示すように、ベース部
材13は熱膨張や冷却ドラムの回転力によって不定形耐
火物12に沈み込もうとするが、ベース部材13は、そ
の背面を強度の大きい支柱部材15によって支えられて
いるため、不定形耐火物12への沈み込みによる目地開
きを防止できる。
【0023】上下複数段のベース部材13のうち最上段
のベース部材の上面と不定形耐火物12の間には、ベー
ス部材13の熱膨張を補償する間隙16が形成されてい
るため、ベース部材13が溶湯熱を受けて熱膨張すると
き、この膨張を間隙16が許容するため、図5(c)に
示すようなベース部材13の熱膨張による不定型耐火物
12への沈み込みを防止できる。
【0024】金属ケースの底板11aと不定形耐火物1
2の間には、熱伝導度の小さい断熱材17が設けられて
いるため、溶湯熱によるベース部材13や金属ケース1
1の熱変形によるベース部材13の目地開きを防止でき
る。
【0025】図3は本発明の請求項2及び3に沿う実施
態様を示し、セラミックプレート18の下端部に面取り
部20が形成されており、受け煉瓦21の上端がベース
部材13の背面と金属ケース11の間に延びて形成され
ている。セラミックプレートの下端部に面取り部を形成
することでセラミックプレート下端部のドラム回転力に
よる欠損をより効果的に防止でき、受け煉瓦の上端をベ
ース部材の背面と金属ケースの底板の間まで延長して形
成することで、冷却ドラムの回転力によるベース部材の
押し下がりとベース部材の不定形耐火物への沈み込みや
押し下がりを防止できる。
【0026】
【実施例】図1及び図2に示したサイド堰10を設けた
双ドラム式連続鋳造機を用いて、SUS304ステンレ
ス鋼の鋳造を行い、幅1200mm、厚さ4mmの薄帯
鋳片を連続鋳造した。本発明の実施例では、3時間にわ
たって溶湯漏れの発生はなく、形状の良好な鋳片を安定
的に鋳造することができた。これに対して受け煉瓦を設
けなかった従来例では、冷却ドラムの両端面とサイド堰
との摺動面から溶鋼が漏れ出すことが多く、この状態が
続いてサイド堰は短時間でその機能を失い、鋳造の続行
が不可能になる場合もあった。
【0027】
【発明の効果】本発明によるサイド堰は、不定型耐火物
とベース部材及びセラミックプレートの下端と金属ケー
スの側板の間に強度の大きい受け煉瓦が設けられている
ため、この受け煉瓦によって冷却ドラムの回転力による
ベース部材の押し下がり及びセラミックプレート及びベ
ース部材の欠損を防止でき、また、前記セラミックプレ
ートの下端部に面取り部が形成されているため、セラミ
ックプレート下端部のドラム回転力による欠損をより効
果的に防止できる。
【0028】更に、本発明によるサイド堰は、前記受け
煉瓦の上端がベース部材の背面と金属ケースの底板の間
に延びているため、冷却ドラムの回転力によるベース部
材の押し下がりとベース部材の不定形耐火物への沈み込
みや押し下がりを防止でき、また、ベース部材の背面に
強度の大きい支柱部材が設けられているため、ベース部
材の熱変形や冷却ドラムの回転力によるベース部材の不
定形耐火物への沈み込みや押し下がりを防止できるとと
もに、上下複数段のベース部材のうち最上段のベース部
材の上面と不定形耐火物の間にベース部材の熱膨張を補
償する間隙が形成されているため、ベース部材はその熱
膨張をこの間隙によって許容されるため、熱変形を防止
できる。
【0029】また、本発明によるサイド堰は、サイド堰
ケースの底板と不定形耐火物の間に熱伝導度の小さい断
熱材が設けられているため、この断熱材によってベース
部材及びサイド堰ケースの不均一加熱による熱変形を防
止できる。以上のように、本発明のサイド堰は、ベース
部材及びサイド堰ケースの熱変形を防止できるので、熱
変形によるベース部材の目地開き、目地開きによる地金
発生及び溶湯漏れを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明のサイド堰の内側を見た図。
【図2】図2は、図1のA−A線視断面図。
【図3】図3は、本発明のサイド堰の他の例を示す図。
【図4】図4は、双ドラム式連続鋳造機の斜視図。
【図5】図5は、従来のサイド堰の縦断面図。図5
(a)は目地開き前の図、図5(b)はドラム回転力に
より目地開きが生じた図、図5(c)は熱膨張により目
地開きが生じた図。
【図6】図6は、セラミックプレートの下端が損した
図。
【符号の説明】
1a,1b…冷却ドラム 2…サイド堰(従来) 2a,2b…サイド堰 3…湯溜り部 4…金属ケース 4a…ケースの底板 4b…ケースの側板 5…不定形耐火物 6…ベース部材 7…セラミックプレート 8…ヒータ 9…冷却ドラム 10…サイド堰(本発明) 11…金属ケース 11a…ケース底板 11b…ケース側板 12…不定形耐火物 13…ベース部材 13a〜13d…ベース部材 14…受け煉瓦 15…支柱部材 16…間隙 17…断熱材 18…セラミックプレート 19…ヒータ 20…セラミックプレートの面取り部 21…受け煉瓦 f…冷却ドラムの周縁部と対面する部位 c…薄帯鋳片 m…目地開き部 e…金属溶湯

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに反対方向に回転する一対の冷却ド
    ラムの両端面に摺動接触するサイド堰であって、このサ
    イド堰は金属ケースに収容された不定形耐火物と、この
    不定形耐火物に植設された上下複数段のベース部材と、
    このベース部材の前記冷却ドラム端面と摺動接触する部
    分に植設された上下複数段のセラミックプレートとで構
    成されており、前記不定形耐火物とベース部材及びセラ
    ミックプレートの下端と前記金属ケースとの間に受け煉
    瓦が設けられていることを特徴とする双ドラム式連続鋳
    造機用サイド堰。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記上下複数段のセ
    ラミックプレートのうち最下段のセラミックプレートの
    下端部に面取り部が形成されていることを特徴とする双
    ドラム式連続鋳造機用サイド堰。
  3. 【請求項3】 請求項1において、前記受け煉瓦の上端
    がベース部材の背面と金属ケースの間に延びていること
    を特徴とする双ドラム式連続鋳造機用サイド堰。
  4. 【請求項4】 請求項1において、前記ベース部材の背
    面と金属ケースの底板の間にJIS−R−2209で定
    められた、2kg/cm2 での荷重軟化点T2 (2%収
    縮)が1700℃以上の支柱部材が設けられていること
    を特徴とする双ドラム式連続鋳造機用サイド堰。
  5. 【請求項5】 請求項1において、前記上下複数段のベ
    ース部材のうち最上段のベース部材の上面と不定形耐火
    物の間に該上下複数段のベース部材の熱膨張の50〜1
    00%を補償する間隙が形成されていることを特徴とす
    る双ドラム式連続鋳造機用サイド堰。
  6. 【請求項6】 請求項1において、前記金属ケースの底
    板と不定形耐火物の間に熱伝導率が0.5kcal/m
    ・hr・℃以下で、かつ、厚さ2mm以上の断熱材が設
    けられていることを特徴とする双ドラム式連続鋳造機用
    サイド堰。
JP2001048973A 2001-02-23 2001-02-23 双ドラム式連続鋳造機用サイド堰 Withdrawn JP2002248546A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008043952A (ja) * 2006-08-10 2008-02-28 Ihi Corp 双ロール鋳造機
KR100977782B1 (ko) * 2007-12-18 2010-08-24 주식회사 포스코 쌍롤식 박판주조기용 에지댐 내화재 밀봉판

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008043952A (ja) * 2006-08-10 2008-02-28 Ihi Corp 双ロール鋳造機
KR100977782B1 (ko) * 2007-12-18 2010-08-24 주식회사 포스코 쌍롤식 박판주조기용 에지댐 내화재 밀봉판

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