JP2002247848A - スイッチング電源装置及びその駆動方法 - Google Patents
スイッチング電源装置及びその駆動方法Info
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- JP2002247848A JP2002247848A JP2001045299A JP2001045299A JP2002247848A JP 2002247848 A JP2002247848 A JP 2002247848A JP 2001045299 A JP2001045299 A JP 2001045299A JP 2001045299 A JP2001045299 A JP 2001045299A JP 2002247848 A JP2002247848 A JP 2002247848A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 素子数を増大させることなくフライバック電
圧の発生を効果的に防止することのできるスイッチング
電源装置及びその駆動方法を提供する。 【解決手段】 第1のトランジスタ3を含み直流入力を
交流に変換するスイッチ回路と、交流を変圧するトラン
ス2と、トランス2に対して直列に接続された第2のト
ランジスタ5及びトランス2に対して並列に接続された
第3のトランジスタ6を含みトランス2の出力を整流す
る出力整流部7と、第1乃至第3のトランジスタ3、
5、6のオン/オフを制御する制御回路11とを備えて
おり、制御回路11は第3のトランジスタ6をターンオ
フし第1のトランジスタ3をターンオンする際に、あら
かじめ第2のトランジスタ5をターンオンさせる。
圧の発生を効果的に防止することのできるスイッチング
電源装置及びその駆動方法を提供する。 【解決手段】 第1のトランジスタ3を含み直流入力を
交流に変換するスイッチ回路と、交流を変圧するトラン
ス2と、トランス2に対して直列に接続された第2のト
ランジスタ5及びトランス2に対して並列に接続された
第3のトランジスタ6を含みトランス2の出力を整流す
る出力整流部7と、第1乃至第3のトランジスタ3、
5、6のオン/オフを制御する制御回路11とを備えて
おり、制御回路11は第3のトランジスタ6をターンオ
フし第1のトランジスタ3をターンオンする際に、あら
かじめ第2のトランジスタ5をターンオンさせる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スイッチング電源
装置及びその駆動方法に関し、さらに詳細には、出力整
流部にスイッチ素子を用いた同期整流型スイッチング電
源装置及びその駆動方法に関する。
装置及びその駆動方法に関し、さらに詳細には、出力整
流部にスイッチ素子を用いた同期整流型スイッチング電
源装置及びその駆動方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、スイッチング電源装置とし
て、いわゆるDC/DCコンバータが知られている。代
表的なDC/DCコンバータは、スイッチング回路を用
いて直流入力を一旦交流に変換した後、トランスを用い
てこれを変圧(昇圧または降圧)し、さらに、出力回路
を用いてこれを直流に変換する装置であり、これによっ
て入力電圧とは異なる電圧を持った直流出力を得ること
ができる。
て、いわゆるDC/DCコンバータが知られている。代
表的なDC/DCコンバータは、スイッチング回路を用
いて直流入力を一旦交流に変換した後、トランスを用い
てこれを変圧(昇圧または降圧)し、さらに、出力回路
を用いてこれを直流に変換する装置であり、これによっ
て入力電圧とは異なる電圧を持った直流出力を得ること
ができる。
【0003】ここで、DC/DCコンバータに用いられ
る出力整流部にトランジスタ等のスイッチ素子が用いら
れ、入力側のスイッチング回路と同期制御されることが
ある。このような出力整流部を有するDC/DCコンバ
ータは、一般に同期整流型スイッチング電源装置と呼ば
れる。
る出力整流部にトランジスタ等のスイッチ素子が用いら
れ、入力側のスイッチング回路と同期制御されることが
ある。このような出力整流部を有するDC/DCコンバ
ータは、一般に同期整流型スイッチング電源装置と呼ば
れる。
【0004】図1は、一般的な同期整流型スイッチング
電源装置を示す回路図である。
電源装置を示す回路図である。
【0005】図1に示されるように、この種の同期整流
型スイッチング電源装置は、直流入力電源1の正側端子
に1次巻線が接続されたトランス2と、直流入力電源1
の負側端子とトランス2の1次巻線との間に接続された
第1のトランジスタ3と、直流入力電源1の両端間に接
続された入力コンデンサ4と、第2のトランジスタ5及
び第3のトランジスタ6からなりトランス2の2次巻線
に現れる波形を整流する出力整流部7と、チョークコイ
ル8及び平滑コンデンサ9からなり出力整流部7の出力
を平滑する出力平滑部10と、出力電圧Voに基づき制
御信号Cを生成する制御回路11と、制御信号Cにそれ
ぞれ所定の遅延を与えるタイミング調整器12〜14
と、タイミング調整器12の出力に基づいて第1のトラ
ンジスタ3のゲートに供給される第1のゲート信号Vg
1を生成するバッファ15と、タイミング調整器13の
出力に基づいて第2のトランジスタ5のゲートに供給さ
れる第2のゲート信号Vg2を生成するバッファ16
と、タイミング調整器14の出力に基づいて第3のトラ
ンジスタ6のゲートに供給される第3のゲート信号Vg
3を生成するインバータ17とを備える。出力平滑部1
0の出力は駆動すべき負荷18に接続されている。
型スイッチング電源装置は、直流入力電源1の正側端子
に1次巻線が接続されたトランス2と、直流入力電源1
の負側端子とトランス2の1次巻線との間に接続された
第1のトランジスタ3と、直流入力電源1の両端間に接
続された入力コンデンサ4と、第2のトランジスタ5及
び第3のトランジスタ6からなりトランス2の2次巻線
に現れる波形を整流する出力整流部7と、チョークコイ
ル8及び平滑コンデンサ9からなり出力整流部7の出力
を平滑する出力平滑部10と、出力電圧Voに基づき制
御信号Cを生成する制御回路11と、制御信号Cにそれ
ぞれ所定の遅延を与えるタイミング調整器12〜14
と、タイミング調整器12の出力に基づいて第1のトラ
ンジスタ3のゲートに供給される第1のゲート信号Vg
1を生成するバッファ15と、タイミング調整器13の
出力に基づいて第2のトランジスタ5のゲートに供給さ
れる第2のゲート信号Vg2を生成するバッファ16
と、タイミング調整器14の出力に基づいて第3のトラ
ンジスタ6のゲートに供給される第3のゲート信号Vg
3を生成するインバータ17とを備える。出力平滑部1
0の出力は駆動すべき負荷18に接続されている。
【0006】図2は、上述した同期整流型スイッチング
電源装置における従来の駆動方法を示すタイミングチャ
ートである。
電源装置における従来の駆動方法を示すタイミングチャ
ートである。
【0007】この種の同期整流型スイッチング電源装置
においては、第1のトランジスタ3と第3のトランジス
タ6とが交互にオン/オフを繰り返し、第1のトランジ
スタ3がオンしている期間において第2のトランジスタ
5をオンさせるのが基本的な動作である。
においては、第1のトランジスタ3と第3のトランジス
タ6とが交互にオン/オフを繰り返し、第1のトランジ
スタ3がオンしている期間において第2のトランジスタ
5をオンさせるのが基本的な動作である。
【0008】図2に示されるように、従来の駆動方法に
おいては、第1のトランジスタ3をオフからオンに変化
させ、第3のトランジスタ6をオンからオフに変化させ
る際には、まず、第3のゲート信号Vg3をローレベル
に変化させることによって第3のトランジスタ6をオフ
させ(時刻t0)、次いで、第1のゲート信号Vg1を
ハイレベルに変化させることによって第1のトランジス
タ3をオンさせ(時刻t1)、最後に、第2のゲート信
号Vg2をハイレベルに変化させることによって第2の
トランジスタ5をオンさせる(時刻t2)。一方、第1
のトランジスタ3をオンからオフに変化させ、第3のト
ランジスタ6をオフからオンに変化させる際には、ま
ず、第2のゲート信号Vg2をローレベルに変化させる
ことによって第2のトランジスタ5をオフさせ(時刻t
3)、次いで、第1のゲート信号Vg1をローレベルに
変化させることによって第1のトランジスタ3をオフさ
せ(時刻t4)、最後に、第3のゲート信号Vg3をハ
イレベルに変化させることによって第3のトランジスタ
6をオンさせる(時刻t5)。
おいては、第1のトランジスタ3をオフからオンに変化
させ、第3のトランジスタ6をオンからオフに変化させ
る際には、まず、第3のゲート信号Vg3をローレベル
に変化させることによって第3のトランジスタ6をオフ
させ(時刻t0)、次いで、第1のゲート信号Vg1を
ハイレベルに変化させることによって第1のトランジス
タ3をオンさせ(時刻t1)、最後に、第2のゲート信
号Vg2をハイレベルに変化させることによって第2の
トランジスタ5をオンさせる(時刻t2)。一方、第1
のトランジスタ3をオンからオフに変化させ、第3のト
ランジスタ6をオフからオンに変化させる際には、ま
ず、第2のゲート信号Vg2をローレベルに変化させる
ことによって第2のトランジスタ5をオフさせ(時刻t
3)、次いで、第1のゲート信号Vg1をローレベルに
変化させることによって第1のトランジスタ3をオフさ
せ(時刻t4)、最後に、第3のゲート信号Vg3をハ
イレベルに変化させることによって第3のトランジスタ
6をオンさせる(時刻t5)。
【0009】すなわち、タイミング調整器12〜14
は、第1〜第3のゲート信号Vg1〜Vg3が上述した
タイミングとなるように、その遅延量が設定されてい
る。タイミング調整器12〜14の遅延量をこのように
設定し、第1〜第3のゲート信号Vg1〜Vg3を図2
に示されるタイミングで変化させることにより、第1の
トランジスタ3と第3のトランジスタ6が同時にオンし
て貫通電流が流れるのを防止することができる。
は、第1〜第3のゲート信号Vg1〜Vg3が上述した
タイミングとなるように、その遅延量が設定されてい
る。タイミング調整器12〜14の遅延量をこのように
設定し、第1〜第3のゲート信号Vg1〜Vg3を図2
に示されるタイミングで変化させることにより、第1の
トランジスタ3と第3のトランジスタ6が同時にオンし
て貫通電流が流れるのを防止することができる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかし、負荷18が軽
く出力電流Ioが小さい場合、図2に示されるように、
チョーク電流iLは第1のトランジスタ3がオフしてい
る期間(時刻t5から次の時刻t0まで)において反転
することがある。この場合、かかる反転電流は、オン状
態にある第3のトランジスタ6を介して流れることにな
るが、時刻t0において第3のトランジスタ6がターン
オフするとその流れは遮断され、図2に示されるよう
に、第3のトランジスタ6両端間にフライバック電圧と
なって現れる。
く出力電流Ioが小さい場合、図2に示されるように、
チョーク電流iLは第1のトランジスタ3がオフしてい
る期間(時刻t5から次の時刻t0まで)において反転
することがある。この場合、かかる反転電流は、オン状
態にある第3のトランジスタ6を介して流れることにな
るが、時刻t0において第3のトランジスタ6がターン
オフするとその流れは遮断され、図2に示されるよう
に、第3のトランジスタ6両端間にフライバック電圧と
なって現れる。
【0011】かかるフライバック電圧は、チョークコイ
ル8に蓄えられたエネルギーに依存し、条件によっては
第3のトランジスタ6の耐電圧を超え、素子を破壊して
しまう場合があり、これを防止するために、従来は第3
のトランジスタ6として耐圧が十分に高いトランジスタ
を用いる必要があった。
ル8に蓄えられたエネルギーに依存し、条件によっては
第3のトランジスタ6の耐電圧を超え、素子を破壊して
しまう場合があり、これを防止するために、従来は第3
のトランジスタ6として耐圧が十分に高いトランジスタ
を用いる必要があった。
【0012】尚、フライバック電圧の発生を防止する手
法として、特開平11−289760号公報には、反転
電流の発生を検出又は予測することによって反転電流を
抑制する技術が記載されている。
法として、特開平11−289760号公報には、反転
電流の発生を検出又は予測することによって反転電流を
抑制する技術が記載されている。
【0013】しかしながら、使用する素子の精度や温度
特性等を考慮すると反転電流の発生を正確に検出するこ
とは困難であり、また、あらかじめ設定された値を用い
て予測する場合においても、使用する素子の精度や温度
特性等を考慮して十分なマージンを確保すれば、第2の
トランジスタ5と第3のトランジスタ6の両方がオフし
ている期間(デッドタイム)が増加し、損失を増大させ
てしまうおそれがあった。また、反転電流の発生を検出
又は予測するための回路が必要となり、素子数が増大す
るという問題も生じる。
特性等を考慮すると反転電流の発生を正確に検出するこ
とは困難であり、また、あらかじめ設定された値を用い
て予測する場合においても、使用する素子の精度や温度
特性等を考慮して十分なマージンを確保すれば、第2の
トランジスタ5と第3のトランジスタ6の両方がオフし
ている期間(デッドタイム)が増加し、損失を増大させ
てしまうおそれがあった。また、反転電流の発生を検出
又は予測するための回路が必要となり、素子数が増大す
るという問題も生じる。
【0014】したがって、本発明の目的は、素子数を増
大させることなくフライバック電圧の発生を効果的に防
止することのできるスイッチング電源装置及びその駆動
方法を提供することである。
大させることなくフライバック電圧の発生を効果的に防
止することのできるスイッチング電源装置及びその駆動
方法を提供することである。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明のかかる目的は、
少なくとも第1のスイッチ手段を含み直流入力を交流に
変換するスイッチ回路と、前記交流を変圧する変圧器
と、少なくとも前記変圧器に対して直列に接続された第
2のスイッチ手段及び前記変圧器に対して並列に接続さ
れた第3のスイッチ手段を含み前記変圧器の出力を整流
する出力整流部と、前記第1乃至第3のスイッチ手段の
オン/オフを制御する制御手段とを備え、前記制御手段
が、前記第3のスイッチ手段をターンオフし前記第1の
スイッチ手段をターンオンする際に、あらかじめ前記第
2のスイッチ手段をターンオンさせることを特徴とする
スイッチング電源装置によって達成される。
少なくとも第1のスイッチ手段を含み直流入力を交流に
変換するスイッチ回路と、前記交流を変圧する変圧器
と、少なくとも前記変圧器に対して直列に接続された第
2のスイッチ手段及び前記変圧器に対して並列に接続さ
れた第3のスイッチ手段を含み前記変圧器の出力を整流
する出力整流部と、前記第1乃至第3のスイッチ手段の
オン/オフを制御する制御手段とを備え、前記制御手段
が、前記第3のスイッチ手段をターンオフし前記第1の
スイッチ手段をターンオンする際に、あらかじめ前記第
2のスイッチ手段をターンオンさせることを特徴とする
スイッチング電源装置によって達成される。
【0016】本発明の前記目的はまた、少なくとも第1
のスイッチ手段を含み直流入力を交流に変換するスイッ
チ回路と、前記交流を変圧する変圧器と、少なくとも前
記変圧器に対して直列に接続された第2のスイッチ手段
及び前記変圧器に対して並列に接続された第3のスイッ
チ手段を含み前記変圧器の出力を整流する出力整流部
と、少なくとも前記変圧器に対して直列に接続されたチ
ョークコイル及び前記変圧器に対して並列に接続された
平滑コンデンサを含み前記出力整流部の出力を平滑する
出力平滑部と、前記第1乃至第3のスイッチ手段のオン
/オフを制御する制御手段とを備え、前記制御手段が、
前記チョークコイルからの反転電流が前記第3のスイッ
チ手段に流れている状態において前記第2のスイッチ手
段をターンオンし、次いで、前記第3のスイッチ手段を
ターンオフさせることを特徴とするスイッチング電源装
置によって達成される。
のスイッチ手段を含み直流入力を交流に変換するスイッ
チ回路と、前記交流を変圧する変圧器と、少なくとも前
記変圧器に対して直列に接続された第2のスイッチ手段
及び前記変圧器に対して並列に接続された第3のスイッ
チ手段を含み前記変圧器の出力を整流する出力整流部
と、少なくとも前記変圧器に対して直列に接続されたチ
ョークコイル及び前記変圧器に対して並列に接続された
平滑コンデンサを含み前記出力整流部の出力を平滑する
出力平滑部と、前記第1乃至第3のスイッチ手段のオン
/オフを制御する制御手段とを備え、前記制御手段が、
前記チョークコイルからの反転電流が前記第3のスイッ
チ手段に流れている状態において前記第2のスイッチ手
段をターンオンし、次いで、前記第3のスイッチ手段を
ターンオフさせることを特徴とするスイッチング電源装
置によって達成される。
【0017】本発明の好ましい実施態様においては、前
記制御回路が、電圧モード制御により前記第1乃至第3
のスイッチ手段のオン/オフを制御するものである。
記制御回路が、電圧モード制御により前記第1乃至第3
のスイッチ手段のオン/オフを制御するものである。
【0018】本発明の前記目的はまた、少なくとも第1
のスイッチ手段を含み直流入力を交流に変換するスイッ
チ回路と、前記交流を変圧する変圧器と、少なくとも前
記変圧器に対して直列に接続された第2のスイッチ手段
及び前記変圧器に対して並列に接続された第3のスイッ
チ手段を含み前記変圧器の出力を整流する出力整流部と
を備えるスイッチング電源装置の駆動方法であって、前
記第2のスイッチ手段をターンオンさせ、次に前記第3
のスイッチ手段をターンオフさせ、次に前記第1のスイ
ッチ手段をターンオンさせることを特徴とするスイッチ
ング電源装置の駆動方法によって達成される。
のスイッチ手段を含み直流入力を交流に変換するスイッ
チ回路と、前記交流を変圧する変圧器と、少なくとも前
記変圧器に対して直列に接続された第2のスイッチ手段
及び前記変圧器に対して並列に接続された第3のスイッ
チ手段を含み前記変圧器の出力を整流する出力整流部と
を備えるスイッチング電源装置の駆動方法であって、前
記第2のスイッチ手段をターンオンさせ、次に前記第3
のスイッチ手段をターンオフさせ、次に前記第1のスイ
ッチ手段をターンオンさせることを特徴とするスイッチ
ング電源装置の駆動方法によって達成される。
【0019】本発明の前記目的はまた、少なくとも第1
のスイッチ手段を含み直流入力を交流に変換するスイッ
チ回路と、前記交流を変圧する変圧器と、少なくとも前
記変圧器に対して直列に接続された第2のスイッチ手段
及び前記変圧器に対して並列に接続された第3のスイッ
チ手段を含み前記変圧器の出力を整流する出力整流部
と、少なくとも前記変圧器に対して直列に接続されたチ
ョークコイル及び前記変圧器に対して並列に接続された
平滑コンデンサを含み前記出力整流部の出力を平滑する
出力平滑部とを備えるスイッチング電源装置の駆動方法
であって、前記チョークコイルからの反転電流を前記変
圧器に流すことにより前記第1のスイッチ手段の両端間
の電圧を低下させた後、前記第1のスイッチ手段をター
ンオンさせることを特徴とするスイッチング電源装置の
駆動方法によって達成される。
のスイッチ手段を含み直流入力を交流に変換するスイッ
チ回路と、前記交流を変圧する変圧器と、少なくとも前
記変圧器に対して直列に接続された第2のスイッチ手段
及び前記変圧器に対して並列に接続された第3のスイッ
チ手段を含み前記変圧器の出力を整流する出力整流部
と、少なくとも前記変圧器に対して直列に接続されたチ
ョークコイル及び前記変圧器に対して並列に接続された
平滑コンデンサを含み前記出力整流部の出力を平滑する
出力平滑部とを備えるスイッチング電源装置の駆動方法
であって、前記チョークコイルからの反転電流を前記変
圧器に流すことにより前記第1のスイッチ手段の両端間
の電圧を低下させた後、前記第1のスイッチ手段をター
ンオンさせることを特徴とするスイッチング電源装置の
駆動方法によって達成される。
【0020】以上説明した本発明にかかるスイッチング
電源装置及びその駆動方法によれば、第3のスイッチ素
子間にフライバック電圧が発生しないので、素子の破壊
を防止することができるとともに、第3のスイッチ手段
として高耐圧のスイッチ手段を用いる必要がなくなる。
さらに、第1のスイッチ手段がターンオンする際、その
両端間の電圧が低下していることから、第1のスイッチ
手段によるスイッチング損失を低減することができる。
電源装置及びその駆動方法によれば、第3のスイッチ素
子間にフライバック電圧が発生しないので、素子の破壊
を防止することができるとともに、第3のスイッチ手段
として高耐圧のスイッチ手段を用いる必要がなくなる。
さらに、第1のスイッチ手段がターンオンする際、その
両端間の電圧が低下していることから、第1のスイッチ
手段によるスイッチング損失を低減することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら、
本発明の好ましい実施態様について詳細に説明する。
本発明の好ましい実施態様について詳細に説明する。
【0022】本実施態様にかかるスイッチング電源装置
は、図1に示したスイッチング電源装置と同様の回路構
成を備えている。したがって、具体的な構成は上述した
とおりであり、重複する説明は省略する。但し、以下に
詳述するように、タイミング調整器12〜14が有する
遅延特性が従来とは異なっている。
は、図1に示したスイッチング電源装置と同様の回路構
成を備えている。したがって、具体的な構成は上述した
とおりであり、重複する説明は省略する。但し、以下に
詳述するように、タイミング調整器12〜14が有する
遅延特性が従来とは異なっている。
【0023】図3は、本実施態様にかかるスイッチング
電源装置の駆動方法を示すタイミングチャートである。
電源装置の駆動方法を示すタイミングチャートである。
【0024】図3に示されるように、本実施態様にかか
るスイッチング電源装置の駆動方法においては、第1の
トランジスタ3をオフからオンに変化させ、第3のトラ
ンジスタ6をオンからオフに変化させる際には、まず、
第2のゲート信号Vg2をハイレベルに変化させること
によって第2のトランジスタ5をオンさせ(時刻t1
1)、次いで、第3のゲート信号Vg3をローレベルに
変化させることによって第3のトランジスタ6をオフさ
せ(時刻t12)、最後に、第1のゲート信号Vg1を
ハイレベルに変化させることによって第1のトランジス
タ3をオンさせる(時刻t13)。一方、第1のトラン
ジスタ3をオンからオフに変化させ、第3のトランジス
タ6をオフからオンに変化させる際には、まず、第2の
ゲート信号Vg2をローレベルに変化させることによっ
て第2のトランジスタ5をオフさせ(時刻t14)、次
いで、第1のゲート信号Vg1をローレベルに変化させ
ることによって第1のトランジスタ3をオフさせ(時刻
t15)、最後に、第3のゲート信号Vg3をハイレベ
ルに変化させることによって第3のトランジスタ6をオ
ンさせる(時刻t16)。
るスイッチング電源装置の駆動方法においては、第1の
トランジスタ3をオフからオンに変化させ、第3のトラ
ンジスタ6をオンからオフに変化させる際には、まず、
第2のゲート信号Vg2をハイレベルに変化させること
によって第2のトランジスタ5をオンさせ(時刻t1
1)、次いで、第3のゲート信号Vg3をローレベルに
変化させることによって第3のトランジスタ6をオフさ
せ(時刻t12)、最後に、第1のゲート信号Vg1を
ハイレベルに変化させることによって第1のトランジス
タ3をオンさせる(時刻t13)。一方、第1のトラン
ジスタ3をオンからオフに変化させ、第3のトランジス
タ6をオフからオンに変化させる際には、まず、第2の
ゲート信号Vg2をローレベルに変化させることによっ
て第2のトランジスタ5をオフさせ(時刻t14)、次
いで、第1のゲート信号Vg1をローレベルに変化させ
ることによって第1のトランジスタ3をオフさせ(時刻
t15)、最後に、第3のゲート信号Vg3をハイレベ
ルに変化させることによって第3のトランジスタ6をオ
ンさせる(時刻t16)。
【0025】すなわち、タイミング調整器12〜14
は、第1〜第3のゲート信号Vg1〜Vg3が上述した
タイミングとなるように、その遅延量が設定されてい
る。
は、第1〜第3のゲート信号Vg1〜Vg3が上述した
タイミングとなるように、その遅延量が設定されてい
る。
【0026】図4は、タイミング調整器12〜14の内
部構成を具体的に示す回路図である。
部構成を具体的に示す回路図である。
【0027】図4に示されるように、タイミング調整器
12〜14は、抵抗21及び22と、ダイオード23及
び24と、コンデンサ25とを備える双方向の時定数回
路であり、抵抗21及び22の抵抗値を適切な値に設定
することによって、制御信号Cの立ち上がりエッジに対
する遅延量と、制御信号Cの立ち下がりエッジに対する
遅延量とをそれぞれ独立に設定することができる。
12〜14は、抵抗21及び22と、ダイオード23及
び24と、コンデンサ25とを備える双方向の時定数回
路であり、抵抗21及び22の抵抗値を適切な値に設定
することによって、制御信号Cの立ち上がりエッジに対
する遅延量と、制御信号Cの立ち下がりエッジに対する
遅延量とをそれぞれ独立に設定することができる。
【0028】一方、制御信号Cは、制御回路11の内部
において、出力電圧Voとのこぎり状の基準波Sとの比
較に基づいて生成される。
において、出力電圧Voとのこぎり状の基準波Sとの比
較に基づいて生成される。
【0029】図5は、制御信号Cの生成方法を示すタイ
ミング図である。
ミング図である。
【0030】図5に示されるように、制御回路11へ供
給された出力電圧Voは、制御回路11の内部において
のこぎり状の基準波Sと比較され、これに応じて制御信
号Cのデューティが決定される。このように、出力電圧
Voと基準波Sとの比較に基づいて制御信号Cのデュー
ティを設定する方法は、一般に「電圧モード制御」と呼
ばれる。
給された出力電圧Voは、制御回路11の内部において
のこぎり状の基準波Sと比較され、これに応じて制御信
号Cのデューティが決定される。このように、出力電圧
Voと基準波Sとの比較に基づいて制御信号Cのデュー
ティを設定する方法は、一般に「電圧モード制御」と呼
ばれる。
【0031】次に、図3を参照しながら、本実施態様に
かかるスイッチング電源装置の各部分における電圧や電
流の変化について、詳細に説明する。
かかるスイッチング電源装置の各部分における電圧や電
流の変化について、詳細に説明する。
【0032】まず、負荷18が軽く出力電流Ioが小さ
い場合、図3に示されるように、チョーク電流iLは第
1のトランジスタ3がオフしている期間(時刻t15か
ら次の時刻t13まで)の所定のタイミング(時刻t1
0)において反転する。この場合、かかる反転電流は、
オン状態にある第3のトランジスタ6を介して流れる。
い場合、図3に示されるように、チョーク電流iLは第
1のトランジスタ3がオフしている期間(時刻t15か
ら次の時刻t13まで)の所定のタイミング(時刻t1
0)において反転する。この場合、かかる反転電流は、
オン状態にある第3のトランジスタ6を介して流れる。
【0033】次に、第3のトランジスタ6に反転電流が
流れている状態で、第2のトランジスタ5がターンオン
すると(時刻t11)、この時点では、トランス2は第
3のトランジスタ6で短絡されているので、トランス2
の2次巻線及び第2のトランジスタ5の経路には電流は
流れず、反転電流は全て第3のトランジスタ6を経由し
て流れる。
流れている状態で、第2のトランジスタ5がターンオン
すると(時刻t11)、この時点では、トランス2は第
3のトランジスタ6で短絡されているので、トランス2
の2次巻線及び第2のトランジスタ5の経路には電流は
流れず、反転電流は全て第3のトランジスタ6を経由し
て流れる。
【0034】このような状態において、第3のトランジ
スタ6がターンオフすると(時刻t12)、反転電流は
トランス2の2次巻線及び第2のトランジスタ5からな
る電流経路を経由して流れはじめる。このため、ターン
オフした第3のトランジスタ6の両端間にはフライバッ
ク電圧は発生しない。このとき、トランス2の2次巻線
に流れる電流は、トランス2の1次側にも伝送され、こ
れにより、第1のトランジスタ3の寄生容量が放電され
る。
スタ6がターンオフすると(時刻t12)、反転電流は
トランス2の2次巻線及び第2のトランジスタ5からな
る電流経路を経由して流れはじめる。このため、ターン
オフした第3のトランジスタ6の両端間にはフライバッ
ク電圧は発生しない。このとき、トランス2の2次巻線
に流れる電流は、トランス2の1次側にも伝送され、こ
れにより、第1のトランジスタ3の寄生容量が放電され
る。
【0035】図6は、第1のトランジスタ3に含まれる
寄生成分を示す等価回路図である。
寄生成分を示す等価回路図である。
【0036】図6に示されるように、第1のトランジス
タ3は寄生容量26〜28及び寄生ダイオード29を有
しており、上述のように、第1のトランジスタ3がター
ンオフすると、充電状態にある寄生容量26及び27が
放電されるとともに、寄生ダイオード29を介して電流
が流れることになる。これにより、第1のトランジスタ
3の両端間の電圧vFET1は、図3に示されるように
急速に低下し、実質的にゼロとなる。寄生容量26及び
27及び寄生ダイオード29を流れる電流は、直流入力
電源1へ回生される。
タ3は寄生容量26〜28及び寄生ダイオード29を有
しており、上述のように、第1のトランジスタ3がター
ンオフすると、充電状態にある寄生容量26及び27が
放電されるとともに、寄生ダイオード29を介して電流
が流れることになる。これにより、第1のトランジスタ
3の両端間の電圧vFET1は、図3に示されるように
急速に低下し、実質的にゼロとなる。寄生容量26及び
27及び寄生ダイオード29を流れる電流は、直流入力
電源1へ回生される。
【0037】そして最後に第1のトランジスタ3がター
ンオンすることにより(時刻t13)、トランス2の1
次巻線が励磁され、インダクタ電流iLが増加しはじめ
る。このとき、上述のとおり、第1のトランジスタ3の
両端間の電圧vFET1は実質的にゼロとなっているの
で、ZVS(Zero Voltage Switch
ing)の条件が満たされており、スイッチング損失は
非常に小さい。一方、従来の駆動方法を示す図2を参照
すれば、時刻t1において第1のトランジスタ3がハー
ドスイッチングしていることが確認できる。
ンオンすることにより(時刻t13)、トランス2の1
次巻線が励磁され、インダクタ電流iLが増加しはじめ
る。このとき、上述のとおり、第1のトランジスタ3の
両端間の電圧vFET1は実質的にゼロとなっているの
で、ZVS(Zero Voltage Switch
ing)の条件が満たされており、スイッチング損失は
非常に小さい。一方、従来の駆動方法を示す図2を参照
すれば、時刻t1において第1のトランジスタ3がハー
ドスイッチングしていることが確認できる。
【0038】このように、本実施態様によれば、第3の
トランジスタ6にフライバック電圧が発生しないので、
素子の破壊を防止することができるとともに、第3のト
ランジスタ6として高耐圧のトランジスタを用いる必要
がなくなる。さらに、第1のトランジスタ3がターンオ
ンする際、ZVSの条件が実質的に満たされるので、第
1のトランジスタ3によるスイッチング損失とスイッチ
ングノイズを低減することができる。
トランジスタ6にフライバック電圧が発生しないので、
素子の破壊を防止することができるとともに、第3のト
ランジスタ6として高耐圧のトランジスタを用いる必要
がなくなる。さらに、第1のトランジスタ3がターンオ
ンする際、ZVSの条件が実質的に満たされるので、第
1のトランジスタ3によるスイッチング損失とスイッチ
ングノイズを低減することができる。
【0039】本発明は、以上の実施態様に限定されるこ
となく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で種
々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含
されるものであることはいうまでもない。
となく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で種
々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含
されるものであることはいうまでもない。
【0040】例えば、上記実施態様においては、制御信
号Cをタイミング調整器12〜14に対して共通に供給
し、これらタイミング調整器12〜14が有する遅延特
性を用いて図3に示した第1〜第3のゲート信号Vg1
〜Vg3の波形を得ているが、このようなタイミング調
整器12〜14を用いることなく、制御回路11によっ
て図3に示した波形を有する第1〜第3のゲート信号V
g1〜Vg3を直接生成しても構わない。
号Cをタイミング調整器12〜14に対して共通に供給
し、これらタイミング調整器12〜14が有する遅延特
性を用いて図3に示した第1〜第3のゲート信号Vg1
〜Vg3の波形を得ているが、このようなタイミング調
整器12〜14を用いることなく、制御回路11によっ
て図3に示した波形を有する第1〜第3のゲート信号V
g1〜Vg3を直接生成しても構わない。
【0041】また、上記実施態様においては、出力電圧
Voとのこぎり状の基準波Sとを比較することによって
制御信号Cを生成しているが、制御信号Cの生成方法と
しては特に限定されず、他の方法によってこれを生成し
ても構わない。
Voとのこぎり状の基準波Sとを比較することによって
制御信号Cを生成しているが、制御信号Cの生成方法と
しては特に限定されず、他の方法によってこれを生成し
ても構わない。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
素子数を増大させることなくフライバック電圧の発生を
効果的に防止することのできるスイッチング電源装置及
びその駆動方法が提供される。
素子数を増大させることなくフライバック電圧の発生を
効果的に防止することのできるスイッチング電源装置及
びその駆動方法が提供される。
【図1】一般的な同期整流型スイッチング電源装置を示
す回路図である。
す回路図である。
【図2】同期整流型スイッチング電源装置における従来
の駆動方法を示すタイミングチャートである。
の駆動方法を示すタイミングチャートである。
【図3】本発明の好ましい実施態様にかかるスイッチン
グ電源装置の駆動方法を示すタイミングチャートであ
る。
グ電源装置の駆動方法を示すタイミングチャートであ
る。
【図4】タイミング調整器12〜14の内部構成を具体
的に示す回路図である。
的に示す回路図である。
【図5】制御信号Cの生成方法を示すタイミング図であ
る。
る。
【図6】第1のトランジスタ3に含まれる寄生成分を示
す等価回路図である。
す等価回路図である。
1 直流入力電源 2 トランス 3 第1のトランジスタ 4 入力コンデンサ 5 第2のトランジスタ 6 第3のトランジスタ 7 出力整流部 8 チョークコイル 9 平滑コンデンサ 10 出力平滑部 11 制御回路 12〜14 タイミング調整器 15,16 バッファ 17 インバータ 18 負荷 21,22 抵抗 23,24 ダイオード 25 コンデンサ 26〜28 寄生容量 29 寄生ダイオード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 渡辺 正人 東京都中央区日本橋一丁目13番1号 ティ ーディーケイ株式会社内 Fターム(参考) 5H730 AA14 AA15 AA20 BB23 DD04 DD21 EE13 FD01 FG05 FG23 FV03
Claims (5)
- 【請求項1】 少なくとも第1のスイッチ手段を含み直
流入力を交流に変換するスイッチ回路と、前記交流を変
圧する変圧器と、少なくとも前記変圧器に対して直列に
接続された第2のスイッチ手段及び前記変圧器に対して
並列に接続された第3のスイッチ手段を含み前記変圧器
の出力を整流する出力整流部と、前記第1乃至第3のス
イッチ手段のオン/オフを制御する制御手段とを備え、
前記制御手段が、前記第3のスイッチ手段をターンオフ
し前記第1のスイッチ手段をターンオンする際に、あら
かじめ前記第2のスイッチ手段をターンオンさせること
を特徴とするスイッチング電源装置。 - 【請求項2】 少なくとも第1のスイッチ手段を含み直
流入力を交流に変換するスイッチ回路と、前記交流を変
圧する変圧器と、少なくとも前記変圧器に対して直列に
接続された第2のスイッチ手段及び前記変圧器に対して
並列に接続された第3のスイッチ手段を含み前記変圧器
の出力を整流する出力整流部と、少なくとも前記変圧器
に対して直列に接続されたチョークコイル及び前記変圧
器に対して並列に接続された平滑コンデンサを含み前記
出力整流部の出力を平滑する出力平滑部と、前記第1乃
至第3のスイッチ手段のオン/オフを制御する制御手段
とを備え、前記制御手段が、前記チョークコイルからの
反転電流が前記第3のスイッチ手段に流れている状態に
おいて前記第2のスイッチ手段をターンオンし、次い
で、前記第3のスイッチ手段をターンオフさせることを
特徴とするスイッチング電源装置。 - 【請求項3】 前記制御回路が、電圧モード制御により
前記第1乃至第3のスイッチ手段のオン/オフを制御す
ることを特徴とする請求項1または2に記載のスイッチ
ング電源装置。 - 【請求項4】 少なくとも第1のスイッチ手段を含み直
流入力を交流に変換するスイッチ回路と、前記交流を変
圧する変圧器と、少なくとも前記変圧器に対して直列に
接続された第2のスイッチ手段及び前記変圧器に対して
並列に接続された第3のスイッチ手段を含み前記変圧器
の出力を整流する出力整流部とを備えるスイッチング電
源装置の駆動方法であって、前記第2のスイッチ手段を
ターンオンさせ、次に前記第3のスイッチ手段をターン
オフさせ、次に前記第1のスイッチ手段をターンオンさ
せることを特徴とするスイッチング電源装置の駆動方
法。 - 【請求項5】 少なくとも第1のスイッチ手段を含み直
流入力を交流に変換するスイッチ回路と、前記交流を変
圧する変圧器と、少なくとも前記変圧器に対して直列に
接続された第2のスイッチ手段及び前記変圧器に対して
並列に接続された第3のスイッチ手段を含み前記変圧器
の出力を整流する出力整流部と、少なくとも前記変圧器
に対して直列に接続されたチョークコイル及び前記変圧
器に対して並列に接続された平滑コンデンサを含み前記
出力整流部の出力を平滑する出力平滑部とを備えるスイ
ッチング電源装置の駆動方法であって、前記チョークコ
イルからの反転電流を前記変圧器に流すことにより前記
第1のスイッチ手段の両端間の電圧を低下させた後、前
記第1のスイッチ手段をターンオンさせることを特徴と
するスイッチング電源装置の駆動方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001045299A JP2002247848A (ja) | 2001-02-21 | 2001-02-21 | スイッチング電源装置及びその駆動方法 |
US10/013,365 US6625043B2 (en) | 2001-02-21 | 2001-12-13 | Power supply unit and driving method thereof |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001045299A JP2002247848A (ja) | 2001-02-21 | 2001-02-21 | スイッチング電源装置及びその駆動方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002247848A true JP2002247848A (ja) | 2002-08-30 |
Family
ID=18907121
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001045299A Pending JP2002247848A (ja) | 2001-02-21 | 2001-02-21 | スイッチング電源装置及びその駆動方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002247848A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6879499B2 (en) | 2002-11-07 | 2005-04-12 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | DC-DC converter |
WO2013046530A1 (ja) * | 2011-09-30 | 2013-04-04 | パナソニック 株式会社 | Dc/dcコンバータ、イオン発生装置及び静電霧化装置 |
-
2001
- 2001-02-21 JP JP2001045299A patent/JP2002247848A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6879499B2 (en) | 2002-11-07 | 2005-04-12 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | DC-DC converter |
WO2013046530A1 (ja) * | 2011-09-30 | 2013-04-04 | パナソニック 株式会社 | Dc/dcコンバータ、イオン発生装置及び静電霧化装置 |
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Legal Events
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---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050915 |
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A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20070427 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070605 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20071120 |