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JP2002193438A - 容器排出装置 - Google Patents

容器排出装置

Info

Publication number
JP2002193438A
JP2002193438A JP2000399459A JP2000399459A JP2002193438A JP 2002193438 A JP2002193438 A JP 2002193438A JP 2000399459 A JP2000399459 A JP 2000399459A JP 2000399459 A JP2000399459 A JP 2000399459A JP 2002193438 A JP2002193438 A JP 2002193438A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
container
electric motor
discharge
discharging
discharged
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000399459A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiro Horiuchi
一宏 堀内
Yasuhiko Morizaki
泰彦 森崎
Takanori Hatsuki
孝徳 羽月
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Kirin Techno System Co Ltd
Original Assignee
Kirin Techno System Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kirin Techno System Co Ltd filed Critical Kirin Techno System Co Ltd
Priority to JP2000399459A priority Critical patent/JP2002193438A/ja
Publication of JP2002193438A publication Critical patent/JP2002193438A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エアを使用せずに応答性を改善した容器の排
出装置を提供する。 【解決手段】 電動モータ10と、その出力軸10aに
連結されて所定の回転軸線の周りに回転駆動される排出
部材12とを容器の排出装置に設ける。コンベア2に支
持されて搬送される空缶3と電動モータ10にて回動駆
動される羽根車12の羽根12bとを接触させて空缶3
をコンベア2から排出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、壜等の容器をその
搬送経路上から排出するための装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ビール缶等の飲料缶の搬送ラインには種
々の検査装置が設置され、検査に合格しなかった不良缶
はその搬送ラインの途中で排出される。従来、この種の
排出装置としては、エアシリンダを利用して不良缶を搬
送ラインの側方に押し出すものが周知である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、エアシリン
ダをアクチュエータとして利用した場合、シリンダの内
部やシリンダの動作を切り替え制御するためのソレノイ
ドバルブに機械的的摩擦があるため、高速駆動の妨げと
なっている。しかも、ソレノイドバルブが切り替えられ
た後、作動流体の方向が変化してシリンダの内圧が上昇
し、実際に動作が開始されるまでに相当のタイムラグが
あり、この点も高速駆動の妨げとなっている。
【0004】エアで駆動されるクラッチブレーキを利用
して応答性を改善した排出装置も存在するが、エアを利
用する限り、アクチュエータが動作を開始するまでの応
答性に一定の限界がある。
【0005】そこで、本発明はエアを使用せずに応答性
を改善した容器の排出装置を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】以下、本発明について説
明する。なお、本発明の理解を容易にするために添付図
面の参照符号を括弧書きにて付記するが、それにより本
発明が図示の形態に限定されるものではない。
【0007】本発明は、電動モータ(10)と、その出
力軸(10a)に連結されて所定の回転軸線の周りに回
転駆動される排出部材(12)とを具備し、搬送手段
(2)に支持されて搬送される容器(3)と前記電動モ
ータにて回動駆動される前記排出部材とを接触させて前
記容器を前記搬送手段から排出する容器排出装置によ
り、上述した課題を解決する。
【0008】この発明によれば、電動モータをアクチュ
エータとして利用するので、アクチュエータに対する電
気的な作動指令が出力されてからアクチュエータが起動
されて容器の排出動作が開始されるまでのタイムラグ
が、従来のエア方式の場合に比して短縮される。これに
より、高速な搬送ラインにも容易に排出装置を設置する
ことができる。
【0009】本発明において、前記排出部材には前記回
転軸線の周りに等間隔で配置された複数の突起部(12
b)が設けられ、前記電動モータは前記突起部同士の周
方向の間隔に相当する角度ずつ前記排出部材を間欠駆動
可能であり、その間欠駆動により前記容器の非排出時に
は前記容器が通過可能な位置に各突起部が待機し、前記
容器の排出時には一つの突起部が前記容器の移動経路を
横切るように前記排出部材と前記搬送手段との位置関係
が設定されてもよい。この場合には、モータを360°
未満の小さい角度範囲で回転させるだけで缶の排出が完
了するので、搬送ラインの高速化にさらに容易に対応す
ることができる。
【0010】また、本発明の排出装置において、前記排
出部材は前記電動モータの出力軸上に同軸的に取付けら
れてもよい。このようにすれば、電動モータと排出部材
との間の機械的摩擦や損失が最小限に抑えられるので、
排出部材を駆動する際の応答性が改善され、搬送ライン
の高速化にさらに容易に対応することができる。
【0011】さらに、本発明の排出装置において、前記
容器の前記搬送手段に支持される側に対して反対側の端
部と前記排出部材とが接触するように前記排出部材が配
置されてもよい。この場合には、容器の中間部や搬送手
段に支持される側の端部を排出部材で押し出す場合と比
較して、より小さな力で確実に容器を搬送手段から排出
することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】図1〜図3を参照して本発明をビ
ール用の空缶の搬送ラインに組み込んだ実施形態を説明
する。図1に示すように、搬送ライン1は例えばベルト
又はチェーン式のコンベア2を有しており、そのコンベ
ア2の上面に多数の空缶3が載せられて図中の矢印方向
に連続的に搬送される。なお、コンベア2は、図2に示
したような吸着式のコンベア2でもよい。吸着式コンベ
ア2の場合、缶3はその上端がコンベア2に吸着されて
コンベア2から吊り下げられた状態で搬送される。
【0013】図1に示したように、コンベア2はモータ
4にてスプロケット4aを回転させることにより駆動さ
れる。そのモータ4には例えばロータリエンコーダ等の
回転量又は回転位置の検出装置5が取り付けられる。検
出装置5からはモータ4の回転量又は回転位置に応じた
信号が出力され、その信号は検査制御装置6へ出力され
る。検査制御装置6はマイクロプロセッサ及びその動作
に必要なメモリ等の各種の要素を組み合わせたコンピュ
ータとして構成される。
【0014】搬送ライン1の途中には、空缶3を検査す
るための情報入力手段としてカメラ7が設置される。カ
メラ7は、空缶3の検査箇所、例えば缶底3aを撮影し
てその撮影結果に対応した画像データを検査制御装置6
に出力する。検査制御装置6はカメラ7から取得した画
像データに基づいて空缶3の欠陥の有無を判別する。な
お、空缶3の検査箇所は缶底3aに限らず空缶3の各部
を対象としてよい。
【0015】搬送ライン1の検査位置(カメラ7が設置
された位置)よりも下流側には空缶の排出位置が設定さ
れ、そこには空缶排出用の電動モータとしてのサーボモ
ータ10が設置されている。サーボモータ10はその出
力軸10aの軸線方向をコンベア2の搬送方向と一致さ
せた状態で搬送ライン1の側方に設置されている。
【0016】図2にも示したように、サーボモータ10
の出力軸10aにはカップリング11を介して排出部材
としての羽根車12が取り付けられている。羽根車12
は出力軸10aと同軸の円筒部12aと、その円筒部1
2aの外周から突出する4枚の突起部としての羽根12
b…12bとを備えている。各羽根12b同士の角度ピ
ッチは相互に等しく90°である。各羽根12bは互い
に等しい形状及び大きさである。図2(a)に波線DL
で示したように、出力軸10aが回転したときの各羽根
12bの先端の軌跡は、コンベア2に支持された缶3の
移動経路を横切る。従って、サーボモータ10の起動に
より、缶3はそのコンベア2に支持される側と反対側の
端部において羽根12bの先端と接触し、これにより図
2(a)に想像線で示したように缶3がコンベア2から
排除される。なお、図2(a)はサーボモータ10を搬
送方向から見た状態を示し、同(b)はサーボモータ1
0を搬送ライン1の側方から見た状態を示している。
【0017】このように、缶3のコンベア2に支持され
る側と反対側の端部と羽根12bとを接触させて缶3を
排出するようにしたので、缶3の中間部やコンベア2に
支持される側の端部を押し出す場合と比べて缶3を排出
するために必要な力は小さくて足りる。しかも、羽根1
2bの先端を缶3に接触させているので、羽根12bが
缶3を押し出す距離を最大限に確保できる。吸着式コン
ベア2を利用した場合には、缶3とコンベア2とがある
程度の力で結合されているので、缶3を排出する際にも
ある程度の力が要求されるが、本実施形態の構成によれ
ば容易かつ確実に缶3をコンベア2から引き離して排出
することができる。
【0018】サーボモータ10の回転はサーボコントロ
ーラ15によって制御される。サーボコントローラ15
は検査制御装置6からモータ駆動信号を受けるとサーボ
モータ10を起動させ、出力軸10aが90°回転した
時点でサーボモータ10を停止させる。つまり、サーボ
コントローラ15は検査制御装置6からモータ駆動信号
が出力される毎に羽根車12が90°回転するようにサ
ーボモータ10の動作を制御する。羽根車12は、サー
ボモータ10が停止しているときに隣接する一対の羽根
12b,12bの隙間を缶3が通過するように周方向に
関して位置決めされる。これにより、サーボモータ10
が停止しているときは缶3が羽根12bと干渉すること
なく下流側へと搬送される。
【0019】図3は検査制御装置6にて缶3の欠陥が発
見された場合に実行される不良缶排出処理の手順を示す
フローチャートである。不良缶が検出されると、検査制
御装置6により、検出装置5からの出力信号に基づいて
コンベア2による缶3の移動量の監視が開始される(ス
テップS1)。次に、監視開始後の缶3の移動量が所定
量に達したか否か判断される(ステップS2)。このと
きの所定量は、カメラ7による検査位置と排出位置との
間の距離から、缶3がカメラ7にて撮影された後、ステ
ップS1て缶3の移動量の監視が開始されるまでに缶3
が移動する距離と、検査制御装置6からモータ駆動信号
が出力された後、羽根車12が回転を始めるまでに缶3
が移動する距離とを差し引いた値に設定される。
【0020】缶3が所定量移動するまではステップS2
の判断が繰り返される。そして、缶3が所定量移動した
と判別されるとサーボコントローラ15に対してモータ
駆動信号が出力され(ステップS3)、これを以て不良
缶排出処理が終了する。サーボコントローラ15では上
述したようにモータ駆動信号を受けて羽根車12を90
°だけ図2(b)の矢印方向に回転させる。これによ
り、不良缶と判別された缶3が羽根12bによってコン
ベア2の側方に排出される。
【0021】なお、以上の実施形態の排出装置を試作し
て飲料缶の搬送ラインに設置したところ、搬送速度を毎
分2400〜3000缶に設定した場合でも目的とする
不良缶を確実に排出できることが確認された。
【0022】本発明は以上の実施形態に限定されること
なく、種々の形態にて実施できる。例えば電動モータは
サーボモータ10に限らず、駆動量が制御可能であれば
各種のモータを使用してよい。排出部材は羽根車12に
限らず、例えばアーム状のものでもよい。羽根の枚数は
4枚に限定されない。排出部材をモータ10の出力軸1
0aとは異なる軸上に回転可能に配置し、出力軸10a
と排出部材との間にギア列やベルト伝動機構のような伝
達機構を設けてもよい。但し、排出部材の駆動の応答性
を優先するならば排出部材を出力軸上に同軸に取り付け
ることが望ましい。本発明は飲料缶の搬送ラインに付設
される例に限らず、各種の容器の排出装置として利用で
きる。
【0023】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明によれ
ば、電動モータをアクチュエータとして利用するので、
アクチュエータに対する電気的な作動指令が出力されて
からアクチュエータが起動されて容器の排出動作が開始
されるまでのタイムラグが、従来のエア方式の場合に比
して短縮される。従って、高速な搬送ラインにも容易に
排出装置を設置することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明をビール用の空缶の搬送ラインに組み込
んだ実施形態を示す図。
【図2】図1の排出装置の要部を示す図。
【図3】図1の検査制御装置にて実行される不良缶排出
処理の手順を示すフローチャート。
【符号の説明】
1 搬送ライン 2 コンベア(搬送手段) 3 空缶(容器) 10 サーボモータ(電動モータ) 10a 出力軸 12 羽根車(排出部材) 12a 円筒部 12b 羽根(突起部) 15 サーボコントローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 羽月 孝徳 神奈川県横浜市鶴見区生麦1丁目17番1号 株式会社キリンテクノシステム内 Fターム(参考) 3F017 AA05 BB01

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電動モータと、その出力軸に連結されて
    所定の回転軸線の周りに回転駆動される排出部材とを具
    備し、搬送手段に支持されて搬送される容器と前記電動
    モータにて回動駆動される前記排出部材とを接触させて
    前記容器を前記搬送手段から排出することを特徴とする
    容器排出装置。
  2. 【請求項2】 前記排出部材には前記回転軸線の周りに
    等間隔で配置された複数の突起部が設けられ、前記電動
    モータは前記突起部同士の周方向の間隔に相当する角度
    ずつ前記排出部材を間欠駆動可能であり、その間欠駆動
    により前記容器の非排出時には前記容器が通過可能な位
    置に各突起部が待機し、前記容器の排出時には一つの突
    起部が前記容器の移動経路を横切るように前記排出部材
    と前記搬送手段との位置関係が設定されていることを特
    徴とする請求項1に記載の容器排出装置。
  3. 【請求項3】 前記排出部材が前記電動モータの出力軸
    上に同軸的に取付けられていることを特徴とする請求項
    1又は2に記載の容器排出装置。
  4. 【請求項4】 前記容器の前記搬送手段に支持される側
    に対して反対側の端部と前記排出部材とが接触するよう
    に前記排出部材が配置されていることを特徴とする請求
    項1〜3のいずれかに記載の容器排出装置。
JP2000399459A 2000-12-27 2000-12-27 容器排出装置 Pending JP2002193438A (ja)

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56110873U (ja) * 1980-01-29 1981-08-27
JPH03288716A (ja) * 1990-04-02 1991-12-18 Danfuosu Kk 搬送物体の選別装置
JPH068341U (ja) * 1992-06-30 1994-02-01 三菱油化株式会社 包装袋転倒装置

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