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JP2002186055A - 車両及び家屋間における無線通信システム及び無線通信方法 - Google Patents

車両及び家屋間における無線通信システム及び無線通信方法

Info

Publication number
JP2002186055A
JP2002186055A JP2000384280A JP2000384280A JP2002186055A JP 2002186055 A JP2002186055 A JP 2002186055A JP 2000384280 A JP2000384280 A JP 2000384280A JP 2000384280 A JP2000384280 A JP 2000384280A JP 2002186055 A JP2002186055 A JP 2002186055A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
wireless communication
house
indoor
control signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000384280A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihiro Nakai
良弘 中井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2000384280A priority Critical patent/JP2002186055A/ja
Publication of JP2002186055A publication Critical patent/JP2002186055A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Selective Calling Equipment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のシステムの不具合を解消するととも
に、家屋内の機器を車両から自在に制御できるようにす
る。 【解決手段】 車内装置2は、ナビゲーション本体内に
機器制御信号を生成する情報処理部を有し、屋内装置5
との間で無線信号を送受信する無線装置を有する。屋内
装置5は、車内装置2との間で無線信号を送受信する無
線通信装置と、この無線通信装置で受信された無線信号
に含まれている機器制御信号を抽出し、抽出された機器
制御信号に応じて、家屋内の機器である扉6の錠、電灯
7、エアコン8等を制御する情報処理装置を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、車両及び家屋間
における無線通信システム及び無線通信方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来の車両及び家屋間における無線通信
システムにおいて、自動車無線による施錠コントロール
システムが提案されている。例えば、特開平1−202
554号公報に開示されているシステムでは、自動車の
イグニッションキーのオンにより自宅の玄関等の扉を施
錠し、イグニッションキーのオフにより扉を解錠してい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のシステムは以上
のように構成されているので、例えば、寒い日や暑い日
に、前もってエンジンをかけて車内のエアコンを動作さ
せる場合にも扉が施錠されてしまうという課題があっ
た。あるいは、車に乗り込んでエンジンをかけた後に、
家のエアコン等の機器のスイッチを切り忘れた場合や忘
れ物をした場合には、一旦エンジンを切ってイグニッシ
ョンキーをオフにしなければならないという課題があっ
た。一方、外出から帰宅して運転者が車を車庫に入れて
いる場合には、同乗者は扉が施錠されているため家の中
に入ることができず、家の電灯を付けたりエアコンその
他の機器を始動させることができないという課題があっ
た。
【0004】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、従来のシステムの不具合を解消す
るとともに、家屋内の機器を車両から自在に制御できる
無線通信システム及び無線通信方法を得ることを目的と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明に係る無線通信
システムにおいて、車内装置は、機器制御信号を生成す
る信号生成手段と、屋内装置との間で無線信号を送受信
する第1の通信手段とを有し、屋内装置は、車内装置と
の間で無線信号を送受信する第2の通信手段と、この第
2の通信手段で受信された無線信号に含まれている機器
制御信号を抽出する抽出手段と、この抽出手段によって
抽出された機器制御信号に応じて家屋内の機器を制御す
る制御手段とを有するものである。
【0006】この発明に係る無線通信システムにおい
て、屋内装置は、車内装置から受信した無線信号に家屋
内の機器に関する機器情報を要求する要求信号が含まれ
ている場合には、第2の通信手段によって機器情報を担
う無線信号を送信し、車内装置は、屋内装置から受信し
た機器情報を表示する表示手段と、指令に応じて表示手
段に表示された機器情報の設定内容を入力する入力手段
と、入力された設定内容を保存する記憶手段とを有し、
信号生成手段は記憶手段に保存された設定内容に応じて
機器制御信号を生成するものである。
【0007】この発明に係る無線通信システムにおい
て、家屋装置は、機器情報を表示する表示手段と、操作
に応じて表示手段に表示された機器情報の設定内容を入
力する入力手段とを有し、入力された設定内容を第2の
通信手段を介して車内装置に送信し、車内装置は、家屋
装置から入力された設定内容を第1の通信手段を介して
受信したときは、設定内容を記憶手段に保存するもので
ある。
【0008】この発明に係る無線通信システムにおい
て、車内装置の第1の通信手段は、車両のエンジンの動
作状態にかかわらず家屋装置からの無線信号を常時受信
し、家屋装置から入力された設定内容を受信したときは
車内装置内の記憶手段を含む必要な他の部分を起動さ
せ、記憶手段は設定内容を保存するものである。
【0009】この発明に係る無線通信システムにおい
て、車内装置は、音声指令を認識する音声認識手段と音
声入力手段とを有し、音声入力手段から入力された音声
指令に応じて表示手段に表示された機器情報の設定を行
うものである。
【0010】この発明に係る無線通信システムにおい
て、車内装置は、車両の位置を検出する位置検出手段を
有し、信号生成手段は、前記位置検出手段が検出した上
記車両の位置と家屋位置との距離が予め設定した所定値
に達した際、機器制御信号を出力するものである。
【0011】この発明に係る無線通信システムにおい
て、信号生成手段は、位置検出手段が検出した車両位置
に基づき、家屋に対する上記車両の移動方向を判断し、
この移動方向に基づき、到着時又は出発時の機器制御信
号を生成するものである。
【0012】この発明に係る無線通信システムにおい
て、車両のエンジンの作動状態の変化を検知する検知手
段を設け、信号生成手段は、位置検出手段が検出した上
記車両の位置に基づいて判断した家屋に対する上記車両
の移動方向と、上記検知手段の検知に基づき、到着時又
は出発時の機器制御信号を生成するものである。
【0013】この発明に係る無線通信システムにおい
て、車内装置は、操作に応じて強制指令を入力する操作
手段を有し、信号生成手段は強制指令に応じて機器制御
信号を生成して第1の通信手段を介して屋内装置に送信
させるものである。
【0014】この発明に係る無線通信システムにおい
て、屋内装置の制御手段は、家屋内の機器を接続するホ
ームネットワークを介して機器を制御するものである。
【0015】この発明に係る無線通信方法において、車
内装置は、機器制御信号を生成して屋内装置に送信し、
屋内装置は、車内装置から受信した機器制御信号に応じ
て家屋内の機器を制御するものである。
【0016】この発明に係る無線通信方法において、屋
内装置は、車内装置から受信した無線信号に家屋内の機
器に関する機器情報を要求する要求信号が含まれている
場合には機器情報を送信し、車内装置は、屋内装置から
受信した機器情報を所定の表示手段に表示し、指令に応
じて表示された機器情報の設定内容を入力し、入力され
た設定内容を所定の記憶手段に保存し、保存された設定
内容に応じて機器制御信号を生成するものである。
【0017】この発明に係る無線通信方法において、屋
内装置は、機器情報を所定の表示手段に表示し、操作に
応じて表示された機器情報の設定内容を入力し、入力さ
れた設定内容を車内装置に送信し、車内装置は、屋内装
置から入力された設定内容を受信したときは、設定内容
を記憶手段に保存するものである。
【0018】この発明に係る無線通信方法において、車
内装置は、車両のエンジンの動作状態にかかわらず屋内
装置からの無線信号を常時受信し、屋内装置から入力さ
れた設定内容を受信したときは記憶手段に設定内容を保
存するものである。
【0019】この発明に係る無線通信方法において、車
内装置は、音声指令を認識し、認識した音声指令に応じ
て表示手段に表示された機器情報の設定内容を入力する
ものである。
【0020】この発明に係る無線通信方法において、車
内装置は、車両の位置を検出し、検出された上記車両の
位置と家屋位置との距離が予め設定した所定値に達した
際に、機器制御信号を出力するものである。
【0021】この発明に係る無線通信方法において、車
内装置は、検出された車両位置に基づき、家屋に対する
上記車両の移動方向を判断し、この移動方向に基づき、
到着時又は出発時の機器制御信号を生成するものであ
る。
【0022】この発明に係る無線通信方法において、車
内装置は、検出された車両位置に基づいて判断した家屋
に対する上記車両の移動方向と、検知された上記車両の
エンジンの作動状態に基づき、到着時又は出発時の機器
制御信号を生成するものである。
【0023】この発明に係る無線通信方法において、車
内装置は、操作に応じて強制指令を入力し、強制指令に
応じて機器制御信号を生成して屋内装置に送信するもの
である。
【0024】この発明に係る無線通信方法において、屋
内装置は、家屋内の機器を接続するホームネットワーク
を介して機器を制御するものである。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1における
無線通信システムの構成を示し、図において、1は車
両、2は車内装置、3は無線信号、4は家屋、5は屋内
装置、6は電子式錠を具備する扉、7は電灯、8はエア
コン、9はホームネットワーク(ホームネットワー
ク)、10は表示装置(表示手段)、11は表示装置1
0のリモコン(入力手段)である。なお、扉6の電子式
錠、電灯7、エアコン8、表示装置10は、ホームネッ
トワーク9に接続された家屋4内の機器であり、屋内装
置5によって電源のオン・オフ及び動作状態が制御され
る。
【0026】図2は屋内装置5のシステムを示すブロッ
ク図であり、20は無線通信装置(第2の通信手段)、
21は情報処理装置(抽出手段、制御手段)、22はホ
ームネットワークインタフェース装置である。図3は、
車内装置2のシステム構成を示し、図において、30は
ナビゲーション本体、31はGPS(位置検出手段)、
32はモニタ(表示手段)、33は無線装置(第1の通
信手段)、34は音声入力を行うためのマイク(音声入
力手段)、35はリモコン(入力手段)、36はナビゲ
ーション案内用のスピーカである。リモコン35には、
設定操作用の設定スイッチの他に、強制指令を入力する
ための強制スイッチ(操作手段)が設けられている。
【0027】図4はナビゲーション本体30の内部を示
すブロック図であり、図において、40は情報処理部
(信号生成手段、方向検出手段)、41は情報保存部
(記憶手段)、42はナビゲーション本体30と無線通
信装置20との間で情報を授受する第1通信処理部、4
3はその通信線、44はナビゲーション本体30と、G
PS31、モニタ32、マイク34、リモコン35、及
びスピーカ36との間で情報を授受する第2通信処理部
である。
【0028】図5は図1に示したこの無線通信システム
において使用するメッセージフレームの例であり、図に
おいて、50はメッセージの最初であることを示す部
分、51は送信者のID及び受信者のID、52はデー
タ部分、53はデータの誤りチェック部分、54はメッ
セージの終わりであることを示す部分、55,56,5
7は一般的なメッセージフレームのデータ部分、58,
59はメッセージフレームに対する応答データである。
さらに詳細には、55,58は後に続くデータの種類を
判定するためのメッセージID、56は図1のホームネ
ットワーク9に接続された機器のアドレス、57はアド
レス56で示す機器の情報、59は確認応答又は失敗応
答を示す。
【0029】次に動作について説明する。図6乃至図1
1は車側の無線通信方法を示すフローチャートである。
図6は車側メインフローであり、初期設定済みであるか
否かを判別し(ステップST1)、済みでない場合は初期
設定処理を実行する(ステップST2)。初期設定済みの
場合は、車が自宅付近であるか否かを判別する(ステッ
プST3)。自宅付近である場合には、アクセス処理が
済んでいるか否かを判別する(ステップST4)。済ん
でいない場合にはアクセス処理を実行する(ステップS
T5)。
【0030】車が自宅付近でない場合には、リモコンの
強制スイッチの操作による強制処理要求がされたか否か
を判別する(ステップST6)。この要求がされたとき
は強制処理を実行する(ステップST7)。強制処理要
求がない場合には、リモコンから設定要求がされたか否
かを判別する(ステップST8)。この要求がされたと
きは設定処理1を実行する(ステップST9)。この要
求がない場合には、ステップST1に移行して上記処理
を繰り返す。
【0031】図7は、図6のステップST2における初
期設定処理のフローである。まず自分(この場合は車)
のIDを入力する(ステップST11)。入力されたI
Dは図4の情報保存部41に記憶される。次に入力完了
か否かを判別する(ステップST12)。例えば、リモ
コンの完了スイッチがオンされたか否かを判別する。完
了でない場合はステップST11のID入力を続行する
が、完了した場合には相手先(この場合は家屋)のID
を入力する(ステップST13)。入力されたIDは情
報保存部41に記憶される。次に入力完了か否かを判別
する(ステップST14)。完了でない場合はステップ
ST13のID入力を続行するが、完了した場合には図
6のメインフローに戻る。
【0032】図8は、図6のステップST9並びに後述
するアクセス処理及び強制処理における設定処理1のフ
ローである。まず、ホームネットワークの情報取得処理
を実行する(ステップST21)。この処理では通信に
よって家屋4内の機器に関するデータを取得する。この
処理についてはさらに詳述する。次に、データ取得が完
了したか否かを判別する(ステップST22)。データ
取得完了でない場合、すなわち取得失敗の場合にはこの
フローを終了する。
【0033】データ取得完了の場合には、設定内容が出
発用であるか否かを判別する(ステップST23)。す
なわち、リモコン35の出発用スイッチ又は到着用スイ
ッチのオンにより設定内容を判別する。設定内容が出発
用である場合には、出発用データを準備し(ステップS
T24)、設定内容が到着用である場合には、到着用デ
ータを準備する(ステップST25)。そして、指定さ
れた設定内容の項目をモニタ32に表示する(ステップ
ST26)。
【0034】次に、リモコン35の設定スイッチの操作
に応じて処理を入力する(ステップST27)。すなわ
ち、家屋4内の機器である扉6の錠、電灯7、エアコン
8等のオン・オフや温度設定等の設定を入力する。そし
て、未設定機器があるか否かを判別する(ステップST
28)。未設定機器がある場合には、ステップST26
に移行して機器設定処理を続行する。未設定機器がない
場合には、処理を自動で行うか又は手動で行うかの設定
項目をモニタに表示して(ステップST29)、いずれ
かの指定をするようにユーザに促す。
【0035】そして、設定した機器の制御を自動処理実
施にするか否かをリモコン35の指定に応じて判別する
(ステップST30)。自動処理実施が指定されたとき
は自動処理とし(ステップST31)、手動処理実施が
指定されたときは手動処理とする(ステップST3
2)。次に、リモコン35の設定操作に応じて、処理開
始距離の設定を行う(ステップST33)。すなわち、
機器を制御する自動処理実施の際の家屋4からの距離を
設定する。この設定が終了したときは、上記の各処理で
設定した設定情報を情報保存部41に保存する(ステッ
プST34)。そしてこのフローを終了する。
【0036】図9は、図6のステップST5におけるア
クセス処理のフローである。まず、自動処理か否かを判
別し(ステップST41)、自動処理でない場合には、
モニタ32に処理を実行するかの要求画面を表示する
(ステップST42)。そして、リモコン35から実行
の指令が入力されたか否かを判別する(ステップST4
3)。実行の指令が入力されない場合にはこのフローを
終了する。実行の指令が入力された場合、又はステップ
ST41において自動処理である場合には、外出中であ
るかを判別する(ステップST44)。この判別は、G
PS31から得られる車の移動方向を検出するか、又は
車のエンジンを停止から始動した際に、家屋の位置と位
置検出手段からの車両位置に応じた移動方向信号により
検出する。移動方向信号は、エンジンを停止から始動し
た際に、家屋の位置と位置検出手段からの車両位置が
(ほぼ)同じであれば、出発(例えば0とする)とし、
家屋の位置と位置検出手段からの車両位置の距離が家屋
の位置と予め設定した位置より離れている場合には、到
着(例えば1とする)とする。すなわち、移動方向信号
を検出することにより移動方向を検出する。
【0037】外出中である場合には到着時処理を読み出
し(ステップST45)、外出中でない場合には出発時
処理を読み出す(ステップST46)。次に、処理が有
効か否かを判別する(ステップST47)。有効でない
場合には、処理が設定されていないことをモニタ32に
表示して(ステップST48)、図8に示した設定処理
1を実行する(ステップST49)。ステップST47
において処理が有効である場合、又はステップST49
の設定処理1が終了した場合は、図4の第1通信処理部
42を介して、図3の無線装置33に送信を依頼する
(ステップST50)。
【0038】無線装置33は、この送信依頼に応じて設
定された制御信号でキャリア信号を変調した無線信号を
屋内装置5に送信する(ステップST51)。そして、
屋内装置5から無線信号を受信したときは、その受信信
号を復調して屋内装置5からの応答情報を第1通信処理
部42によって情報処理部40に渡す。その応答情報に
よりホームネットワークからの確認があるか否かを判別
する(ステップST52)。確認がない場合にはあらか
じめ設定された待ち時間が経過したか否かを判別する
(ステップST53)。待ち時間が経過しない間はステ
ップST52において確認の有無を判別する。確認があ
ったときはアクセス処理済みとする(ステップST5
4)。アクセス処理済みにした後、又は待ち時間が経過
した後は、このフローを終了して図6のメインフローに
戻る。
【0039】図10は、図6のステップST7における
強制処理のフローである。このフローの処理では、手動
操作によって強制的に屋内の機器を制御するので、自動
処理か否かの判別は行わない。すなわち、図9における
ステップST41の判別処理を行わないので、ステップ
ST42及び43の処理も行わず、車が外出中であるか
を最初に判別する。その後は、図9のアクセス処理のフ
ローと同じである。したがって、その説明は省略する。
【0040】図11は、図8の設定処理1のステップS
T21におけるホームネットワークの情報取得処理のフ
ローである。ホームネットワークに接続されている機器
の情報取得要求を設定して(ステップST61)、無線
装置33に送信を依頼する(ステップST62)。この
送信依頼を受けた無線装置33は、その情報取得要求を
担う無線信号をホームネットワークすなわち屋内装置5
に送信する(ステップST63)。そして、この要求を
受けた屋内装置5からの無線信号を受信すると、その中
の各機器のデータを復調して情報処理部40に渡す。
【0041】情報処理部40は、ホームネットワークか
らのデータ取得が完了したか否かを判別する(ステップ
ST64)。データ取得が完了していない場合は、待ち
時間(例えば、5秒間)が経過したか否かを判別する
(ステップST65)。経過していない間はステップS
T64においてデータ取得完了を判別する。データ取得
を完了したときは、ホームネットワークの取得機器情報
を保存する(ステップST66)。そして、受信完了と
する(ステップST67)。一方、ステップST65に
おいて待ち時間が経過した後は、受信失敗とする(ステ
ップST68)。受信完了又は受信失敗の処理の後はこ
のフローを終了して、図8のフローに戻る。
【0042】以上のように、この実施の形態1によれ
ば、車内装置2は、ナビゲーション本体30内に機器制
御信号を生成する情報処理部40と、屋内装置5との間
で無線信号を送受信する無線装置33とを有する。そし
て、屋内装置5は、車内装置2との間で無線信号を送受
信する無線通信装置20と、この無線通信装置20で受
信された無線信号に含まれている機器制御信号を抽出
し、抽出された機器制御信号に応じて、家屋4内の機器
である扉6の錠、電灯7、エアコン8等を制御する情報
処理装置21とを有するので、従来のシステムの不具合
を解消するとともに、家屋4内の機器を車両から自在に
制御できるという効果が得られる。すなわち、例えば、
前もって車内のエアコンを動作させる場合にも扉が施錠
されてしまうという不具合がなくなる。あるいは、車に
乗り込んでエンジンをかけた後に、家のエアコン等の機
器のスイッチを切り忘れた場合や忘れ物をした場合で
も、一旦エンジンを切ってイグニッションキーをオフに
する必要がない。また、外出から帰宅して運転者が車を
車庫に入れている場合でも、鍵を持っていない同乗者で
も家の中に入ることができる。
【0043】この場合において、屋内装置5は、車内装
置2から受信した無線信号に家屋4内の機器に関する機
器情報を要求する要求信号が含まれている場合には、そ
の機器情報を担う無線信号を送信する。そして、車内装
置2は、屋内装置5から受信した機器情報をモニタ32
に表示し、指令に応じて表示された機器情報の設定内容
をリモコン35の操作により入力する。情報保存部41
は、入力された設定内容を保存する。情報処理部40
は、情報保存部41に保存された設定内容に応じて機器
制御信号を生成するので、車内に存在しない機器を思い
浮かべてその機器情報を入力するような煩雑でかつ誤り
を犯しやすい入力作業から解放されるという効果が得ら
れる。
【0044】またこの場合において、車内装置2は、車
両1の位置を検出するGPS31を有し、ナビゲーショ
ン本体30の情報処理部40は、車両1と家屋4との距
離があらかじめ設定された位置に達したことがGPS3
1によって検出されたときに自動的に機器制御信号を発
生するので、家屋4を防犯や火災等の事故から守るため
のセキュリティシステムを自動的に作動できるという効
果が得られる。
【0045】またこの場合において、GPS31は、家
屋4に対する車両1の移動方向を検出するように構成す
ることにより、ナビゲーション本体30の情報処理部4
0は、GPS31によって検出された移動方向に応じ
て、到着時又は出発時の機器制御信号を生成するので、
帰宅するとき及び外出するときを自動的に判別して、家
屋4内の機器を目的に応じて制御できるという効果が得
られる。
【0046】あるいはこの場合において、車内装置2
は、家屋の位置とGPS31からの車両の位置とに応じ
て、車両の移動方向を検出する方向検出手段を有する構
成にしてもよい。この場合には、方向検出手段によって
検出された移動方向信号により、到着時又は出発時の機
器制御信号を生成するので、GPS31に方向検出の機
能がない場合でも、帰宅するとき及び外出するときを自
動的に判別して、家屋4内の機器を目的に応じて制御で
きるという効果が得られる。
【0047】また実施の形態1において、車内装置2
は、操作に応じて強制指令を入力するリモコン35を有
し、情報処理部40は、リモコン35の強制指令に応じ
て機器制御信号を生成して、無線装置33を介して屋内
装置5に送信させるので、家屋4内の機器を自動的に制
御する条件以外の状態でも、ユーザの意思によって機器
を制御することができるという効果が得られる。例え
ば、家屋4の扉6が自動的に施錠された位置まで車が走
行した後に、鍵を持たない同居人から自動車電話で扉を
解錠の依頼を受けた場合には、この強制指令によって解
錠等の機器制御が可能になる。
【0048】また実施の形態1において、屋内装置5の
情報処理装置21は、家屋4内の機器を接続するホーム
ネットワーク9を介して機器を制御するので、屋内装置
5から個々の機器に制御線を配線する必要がなく、確実
な制御を可能にし部屋の美観を損なわないという効果が
得られる。
【0049】実施の形態2.実施の形態2における無線
通信システムの構成は、基本的に実施の形態1と同じで
あるが、図4において、ナビゲーション本体30は、情
報処理部40に、マイク34(音声入力手段)から入力
される音声指令を認識する音声認識手段を有する。例え
ば、情報処理部40は、アナログの音声信号をディジタ
ルに変換するA/Dコンバータ、音声分析部、標準パタ
ーンメモリ、照合部、文字コード変換部等を備えてい
る。
【0050】次に動作について説明する。実施の形態の
無線通信方法において、情報処理部40は、マイク34
から入力されて第2通信処理部44を介した音声指令の
信号をディジタルに変換して、標準パターンと照合し、
コマンドに変換する。そのコマンドすなわち入力された
音声指令に応じてモニタ32に表示された機器情報の設
定を行う。したがって、ハンドフリーで機器情報を設定
でき、車の走行中においても設定できる。
【0051】以上のように、この実施の形態2によれ
ば、車内装置2は、音声指令を認識する音声認識手段を
有する情報処理部40と、音声入力手段としてのマイク
34を有し、マイク34から入力された音声指令に応じ
てモニタ32に表示された機器情報の設定を行うので、
ハンドフリーで機器情報を設定でき、車の走行中におい
ても設定できるという効果が得られる。
【0052】実施の形態3.実施の形態3における無線
通信システムの構成は、基本的に実施の形態1と同じで
あるが、屋内装置5は、表示装置10に機器情報を表示
して、リモコン11の操作によって設定した機器情報の
内容を車内装置2に対して送信する。この場合におい
て、表示装置10及びリモコン11はそれぞれ屋内装置
2の一部として機能する。したがって、表示装置10は
屋内装置2に組み込まれた構成としてもよい。
【0053】次に動作について説明する。図12乃至図
14は、実施の形態3における無線通信方法の動作を示
すフローチャートである。図12は、図2に示した屋内
装置5の情報処理装置21における表示装置処理のフロ
ーである。リモコン11から設定要求があるか否かを判
別し(ステップST71)、要求があったときは設定処
理2を実行する(ステップST72)。
【0054】図13は、図12のステップST72にお
ける設定処理2のフローである。まず、ホームネットワ
ークの情報取得処理を実行する(ステップST81)。
この処理では通信によって家屋4内の機器に関するデー
タを取得する。次に、設定内容が出発用であるか否かを
判別する(ステップST82)。すなわち、リモコン1
1の出発用スイッチ又は到着用スイッチのオンにより設
定内容を判別する。設定内容が出発用である場合には、
出発用データを準備し(ステップST83)、設定内容
が到着用である場合には、到着用データを準備する(ス
テップST84)。次に、指定された設定内容の項目を
表示装置に表示する(ステップST85)。
【0055】次に、リモコン11の設定スイッチの操作
に応じて処理を入力する(ステップST86)。すなわ
ち、家屋4内の機器である扉6の錠、電灯7、エアコン
8等のオン・オフや温度設定等の設定を入力する。そし
て、未設定機器があるか否かを判別する(ステップST
87)。未設定機器がある場合には、ステップST85
に移行して機器設定処理を続行する。未設定機器がない
場合には、処理を自動で行うか又は手動で行うかの設定
項目を表示装置に表示する(ステップST88)。
【0056】次に、設定した機器の制御を自動処理実施
にするか否かをリモコン11の指定に応じて判別する
(ステップST89)。自動処理実施が指定されたとき
は自動処理とし(ステップST90)、手動処理実施が
指定されたときは手動処理とする(ステップST9
1)。次に、リモコン11の設定操作に応じて、処理開
始距離の設定を行う(ステップST92)。すなわち、
機器を制御する自動処理実施の際の家屋4からの距離を
設定する。そして、設定が完了したか否かをリモコン1
1からの指令により判別する(ステップST93)。設
定完了でない場合にはステップST82に移行して、ス
テップST93までの処理を繰り返す。
【0057】設定が完了したときは、屋内装置5の情報
処理装置21は無線通信装置20に送信依頼を行う(ス
テップST94)。無線通信装置20は車内装置2に設
定内容を送信する(ステップST95)。そして、情報
処理装置21は無線通信装置20を介して車内装置2か
ら確認応答があるか否かを判別する(ステップST9
6)。確認応答がない場合には一定時間(例えば、1秒
間)経過したか否かを判別し(ステップST97)、経
過しない間はステップST96において確認応答の有無
を判別する。ステップST97において一定時間が経過
した場合には、ステップST94に移行して再度自動車
への送信依頼を行う。ステップST96において確認応
答があったときはこのフローを終了する。
【0058】図14は、車内装置2の定時処理のフロー
である。ホームネットワークからのデータを受信するた
めに、一定時間(例えば、1秒間)が経過したか否かを
判別し(ステップST101)、経過したときは受信デ
ータがあるか否かを判別する(ステップST102)。
データを受信したときは、そのデータは有効か否かを判
別する(ステップST103)。有効である場合には、
出発用データであるか否かを判別する(ステップST1
04)。出発用データである場合には、出発用データと
して情報保存部41に保存する(ステップST10
5)。出発用データでない場合には、到着用データとし
て保存する(ステップST106)。
【0059】データを保存した後は、確認応答を屋内装
置5に送信する(ステップST107)。ステップST
103においてデータが有効でない場合には、失敗応答
を屋内装置5に送信する(ステップST108)。確認
応答若しくは失敗応答を送信した後、又はステップST
102において受信データがない場合には、ステップS
T101に移行して次のデータ受信のために一定時間の
経過を待つ。
【0060】以上のように、この実施の形態3によれ
ば、屋内装置5は、機器情報を表示装置10に表示し、
リモコン11の操作に応じて表示された機器情報の設定
内容を入力し、入力された設定内容を車内装置2に送信
し、車内装置2は、屋内装置5から入力された設定内容
を受信したときは、設定内容を保存するので、機器情報
の設定の際に車庫に出向いて行かなくても屋内から設定
できるという効果が得られる。
【0061】この場合において、車内装置2の無線装置
33は、車のエンジンの動作状態にかかわらず屋内装置
5からの無線信号を常時受信し、屋内装置5から入力さ
れた設定内容を受信したときは、車内装置2内の情報保
存部41を含む必要な他の部分を起動させ、情報保存部
41は設定内容を保存するように構成してもよい。この
場合には、機器情報の設定の際に車庫に出向いて行かな
くてもよい上、遠隔操作でエンジンをかける車両システ
ムの場合でも、データ保存のためにエンジンを始動させ
る必要がないという効果が得られる。
【0062】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、無線
通信システムにおいて、車内装置を、機器制御信号を生
成する信号生成手段と、屋内装置との間で無線信号を送
受信する第1の通信手段とを有するものであるように構
成し、屋内装置を、車内装置との間で無線信号を送受信
する第2の通信手段と、この第2の通信手段で受信され
た無線信号に含まれている機器制御信号を抽出する抽出
手段と、この抽出手段によって抽出された機器制御信号
に応じて家屋内の機器を制御する制御手段とを有するも
のであるように構成したので、従来のシステムの不具合
を解消するとともに、家屋内の機器を車両から自在に制
御できるという効果がある。
【0063】この発明によれば、無線通信システムにお
いて、屋内装置を、車内装置から受信した無線信号に家
屋内の機器に関する機器情報を要求する要求信号が含ま
れている場合には、第2の通信手段によって機器情報を
担う無線信号を送信するものであるように構成し、車内
装置を、屋内装置から受信した機器情報を表示する表示
手段と、指令に応じて表示手段に表示された機器情報の
設定内容を入力する入力手段と、入力された設定内容を
保存する記憶手段とを有するようにし、信号生成手段を
記憶手段に保存された設定内容に応じて機器制御信号を
生成するものであるように構成したので、車内に存在し
ない機器を思い浮かべてその機器情報を入力するような
煩雑でかつ誤りを犯しやすい入力作業から解放されると
いう効果がある。
【0064】この発明によれば、無線通信システムにお
いて、家屋装置を、機器情報を表示する表示手段と、操
作に応じて表示手段に表示された機器情報の設定内容を
入力する入力手段とを有し、入力された設定内容を第2
の通信手段を介して車内装置に送信するものであるよう
に構成し、車内装置を、家屋装置から入力された設定内
容を第1の通信手段を介して受信したときは、設定内容
を記憶手段に保存するものであるように構成したので、
機器情報の設定の際に車両まで行かなくても屋内から設
定できるという効果がある。
【0065】この発明によれば、無線通信システムにお
いて、車内装置の第1の通信手段を、車両のエンジンの
動作状態にかかわらず家屋装置からの無線信号を常時受
信し、家屋装置から入力された設定内容を受信したとき
は車内装置内の記憶手段を含む必要な他の部分を起動さ
せ、記憶手段は設定内容を保存するものであるように構
成したので、データ保存のために車のエンジンをかける
手間が不要になるという効果がある。
【0066】この発明によれば、無線通信システムにお
いて、車内装置を、車内装置は、音声指令を認識する音
声認識手段と音声入力手段とを有し、音声入力手段から
入力された音声指令に応じて表示手段に表示された機器
情報の設定を行うものであるように構成したので、ハン
ドフリーで機器情報を設定でき、車の走行中においても
設定できるという効果がある。
【0067】この発明によれば、無線通信システムにお
いて、車内装置は、車両の位置を検出する位置検出手段
を有し、信号生成手段は、前記位置検出手段が検出した
上記車両の位置と家屋位置との距離が予め設定した所定
値に達した際、機器制御信号を出力するように構成した
ので、家屋を防犯や火災等の事故から守るためのセキュ
リティシステムを自動的に作動できるという効果があ
る。
【0068】この発明によれば、無線通信システムにお
いて、信号生成手段は、位置検出手段が検出した車両位
置に基づき、家屋に対する上記車両の移動方向を判断
し、この移動方向に基づき、到着時又は出発時の機器制
御信号を生成するように構成したので、帰宅するとき及
び外出するときを自動的に判別して、家屋内の機器を目
的に応じて制御できるという効果がある。
【0069】この発明によれば、無線通信システムにお
いて、車両のエンジンの作動状態の変化を検知する検知
手段を設け、信号生成手段は、位置検出手段が検出した
上記車両の位置に基づいて判断した家屋に対する上記車
両の移動方向と、上記検知手段の検知に基づき、到着時
又は出発時の機器制御信号を生成するように構成したの
で、位置検出手段に方向検出の機能がない場合でも、帰
宅するとき及び外出するときを自動的に判別して、家屋
内の機器を目的に応じて制御できるという効果がある。
【0070】この発明によれば、無線通信システムにお
いて、車内装置を、操作に応じて強制指令を入力する操
作手段を有するものであるように構成し、信号生成手段
を強制指令に応じて機器制御信号を生成して第1の通信
手段を介して屋内装置に送信させるものであるように構
成したので、家屋内の機器を自動的に制御する条件以外
の状態でも、ユーザの意思によって機器を制御すること
ができるという効果がある。
【0071】この発明によれば、無線通信システムにお
いて、屋内装置の制御手段を、家屋内の機器を接続する
ホームネットワークを介して機器を制御するものである
ように構成したので、屋内装置から個々の機器に制御線
を配線する必要がなく、確実な制御を可能にし部屋の美
観を損なわないという効果がある。
【0072】この発明によれば、無線通信方法におい
て、車内装置を、機器制御信号を生成して前記屋内装置
に送信し、屋内装置を、車内装置から受信した機器制御
信号に応じて家屋内の機器を制御するものであるように
構成したので、従来のシステムの不具合を解消するとと
もに、家屋内の機器を車両から自在に制御できるという
効果がある。
【0073】この発明によれば、無線通信方法におい
て、屋内装置を、車内装置から受信した無線信号に家屋
内の機器に関する機器情報を要求する要求信号が含まれ
ている場合には当該機器情報を送信し、車内装置を、屋
内装置から受信した機器情報を所定の表示手段に表示
し、指令に応じて表示された機器情報の設定内容を入力
し、入力された設定内容を所定の記憶手段に保存し、保
存された設定内容に応じて機器制御信号を生成するもの
であるように構成したので、車内に存在しない機器を思
い浮かべてその機器情報を入力するような煩雑でかつ誤
りを犯しやすい入力作業から解放されるという効果があ
る。
【0074】この発明によれば、無線通信方法におい
て、家屋装置を、機器情報を所定の表示手段に表示し、
操作に応じて表示された機器情報の設定内容を入力し、
入力された設定内容を車内装置に送信し、車内装置を、
家屋装置から入力された設定内容を受信したときは、設
定内容を記憶手段に保存するものであるように構成した
ので、機器情報の設定の際に車両まで行かなくても屋内
から設定できるという効果がある。
【0075】この発明によれば、無線通信方法におい
て、車内装置を、車両のエンジンの動作状態にかかわら
ず家屋装置からの無線信号を常時受信し、家屋装置から
入力された設定内容を受信したときは記憶手段に設定内
容を保存するものであるように構成したので、データ保
存のために車のエンジンをかける手間が不要になるとい
う効果がある。
【0076】この発明によれば、無線通信方法におい
て、車内装置を、音声指令を認識し、認識した音声指令
に応じて表示手段に表示された機器情報の設定内容を入
力するものであるように構成したので、ハンドフリーで
機器情報を設定でき、車の走行中においても設定できる
という効果がある。
【0077】この発明によれば、無線通信方法におい
て、車内装置は、車両の位置を検出し、検出された上記
車両の位置と家屋位置との距離が予め設定した所定値に
達した際に、機器制御信号を出力するように構成したの
で、家屋を防犯や火災等の事故から守るためのセキュリ
ティシステムを自動的に作動できるという効果がある。
【0078】この発明によれば、無線通信方法におい
て、車内装置は、検出された車両位置に基づき、家屋に
対する上記車両の移動方向を判断し、この移動方向に基
づき、到着時又は出発時の機器制御信号を生成するよう
に構成したので、帰宅するとき及び外出するときを自動
的に判別して、家屋内の機器を目的に応じて制御できる
という効果がある。
【0079】この発明によれば、無線通信方法におい
て、車内装置は、検出された車両位置に基づいて判断し
た家屋に対する上記車両の移動方向と、検知された上記
車両のエンジンの作動状態に基づき、到着時又は出発時
の機器制御信号を生成するように構成したので、帰宅す
るとき及び外出するときを自動的に判別して、家屋内の
機器を目的に応じて制御できるという効果がある。
【0080】この発明によれば、無線通信方法におい
て、車内装置は、操作に応じて強制指令を入力し、当該
強制指令に応じて機器制御信号を生成して屋内装置に送
信するように構成したので、位置検出手段に方向検出の
機能がない場合でも、帰宅するとき及び外出するときを
自動的に判別して、家屋内の機器を目的に応じて制御で
きるという効果がある。
【0081】この発明によれば、無線通信方法におい
て、屋内装置は、家屋内の機器を接続するホームネット
ワークを介して当該機器を制御するものであるように構
成したので、屋内装置から個々の機器に制御線を配線す
る必要がなく、確実な制御を可能にし部屋の美観を損な
わないという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1における無線通信シ
ステムの構成を示す図である。
【図2】 図1における屋内装置の構成を示すブロック
図である。
【図3】 図1における車内装置のシステム構成を示す
図である。
【図4】 図3におけるナビゲーション本体の構成を示
すブロック図である。
【図5】 この発明の実施の形態1で使用するメッセー
ジフレームの例を示す図である。
【図6】 この発明の実施の形態1における車側メイン
フローチャートである。
【図7】 図6における初期設定処理のフローチャート
である。
【図8】 図6における設定処理1のフローチャートで
ある。
【図9】 図6におけるアクセス処理のフローチャート
である。
【図10】 図6における強制処理のフローチャートで
ある。
【図11】 図8におけるホームネットワークの情報取
得処理のフローチャートである。
【図12】 この発明の実施の形態3における表示装置
処理のフローチャートである。
【図13】 図12における設定処理2のフローチャー
トである。
【図14】 この発明の実施の形態3における車内装置
の定時処理のフローチャートである。
【符号の説明】
1 車両、2 車内装置、3 無線信号、4 家屋、5
屋内装置、6 扉、7 電灯、8 エアコン、9,2
3 ホームネットワーク、10 表示装置(表示手
段)、11 リモコン(入力手段)、20 無線通信装
置(第2の通信手段)、21 情報処理装置(制御手
段、抽出手段)、22 ホームネットワークインタフェ
ース装置、30 ナビゲーション本体、31 GPS
(位置検出手段)、32 モニタ(表示手段)、33
無線装置(第1の通信手段)、34 マイク(音声入力
手段)、35 リモコン(入力手段、操作手段)、40
情報処理部(信号生成手段、方向検出手段、音声認識
手段)、41 情報保存部(記憶手段)、42 第1通
信処理部、43 通信線、44 第2通信処理部、50
メッセージの最初であることを示す部分、51 送信
者のID及び受信者のID、52 データ部分、53
データの誤りチェック部分、54 メッセージの終わり
であることを示す部分、55,56,57 一般的なメ
ッセージフレームのデータ部分、58,59 メッセー
ジフレームに対する応答データ。

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両内に配備された車内装置と家屋内に
    配備された屋内装置との間の無線通信システムであっ
    て、 前記車内装置は、機器制御信号を生成する信号生成手段
    と、前記屋内装置との間で無線信号を送受信する第1の
    通信手段とを有し、 前記屋内装置は、前記車内装置との間で無線信号を送受
    信する第2の通信手段と、この第2の通信手段で受信さ
    れた無線信号に含まれている前記機器制御信号を抽出す
    る抽出手段と、この抽出手段によって抽出された前記機
    器制御信号に応じて家屋内の機器を制御する制御手段と
    を有することを特徴とする無線通信システム。
  2. 【請求項2】 屋内装置は、車内装置から受信した無線
    信号に家屋内の機器に関する機器情報を要求する要求信
    号が含まれている場合には、第2の通信手段によって当
    該機器情報を担う無線信号を送信し、 前記車内装置は、前記屋内装置から受信した機器情報を
    表示する表示手段と、指令に応じて前記表示手段に表示
    された機器情報の設定内容を入力する入力手段と、当該
    入力された設定内容を保存する記憶手段とを有し、信号
    生成手段は当該記憶手段に保存された設定内容に応じて
    機器制御信号を生成することを特徴とする請求項1記載
    の無線通信システム。
  3. 【請求項3】 家屋装置は、機器情報を表示する表示手
    段と、操作に応じて前記表示手段に表示された機器情報
    の設定内容を入力する入力手段とを有し、当該入力され
    た設定内容を第2の通信手段を介して車内装置に送信
    し、 前記車内装置は、前記家屋装置から前記入力された設定
    内容を第1の通信手段を介して受信したときは、当該設
    定内容を記憶手段に保存することを特徴とする請求項2
    記載の無線通信システム。
  4. 【請求項4】 車内装置の第1の通信手段は、車両のエ
    ンジンの動作状態にかかわらず家屋装置からの無線信号
    を常時受信し、前記家屋装置から前記入力された設定内
    容を受信したときは車内装置内の記憶手段を含む必要な
    他の部分を起動させ、前記記憶手段は当該設定内容を保
    存することを特徴とする請求項3記載の無線通信システ
    ム。
  5. 【請求項5】 車内装置は、音声指令を認識する音声認
    識手段と音声入力手段とを有し、前記音声入力手段から
    入力された音声指令に応じて表示手段に表示された機器
    情報の設定を行うことを特徴とする請求項2記載の無線
    通信システム。
  6. 【請求項6】 車内装置は、車両の位置を検出する位置
    検出手段を有し、信号生成手段は、前記位置検出手段が
    検出した上記車両の位置と家屋位置との距離が予め設定
    した所定値に達した際、機器制御信号を出力することを
    特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の無
    線通信システム。
  7. 【請求項7】 信号生成手段は、位置検出手段が検出し
    た車両位置に基づき、家屋に対する上記車両の移動方向
    を判断し、この移動方向に基づき、到着時又は出発時の
    機器制御信号を生成することを特徴とする請求項6に記
    載の無線通信システム。。
  8. 【請求項8】 車両のエンジンの作動状態の変化を検知
    する検知手段を設け、信号生成手段は、位置検出手段が
    検出した上記車両の位置に基づいて判断した家屋に対す
    る上記車両の移動方向と、上記検知手段の検知に基づ
    き、到着時又は出発時の機器制御信号を生成することを
    特徴とする請求項6に記載の無線通信システム。。
  9. 【請求項9】 車内装置は、操作に応じて強制指令を入
    力する操作手段を有し、信号生成手段は当該強制指令に
    応じて機器制御信号を生成して第1の通信手段を介して
    屋内装置に送信させることを特徴とする請求項1乃至請
    求項4のうちいずれか1項記載の無線通信システム。
  10. 【請求項10】 屋内装置の制御手段は、家屋内の機器
    を接続するホームネットワークを介して当該機器を制御
    することを特徴とする請求項1乃至請求項9のうちいず
    れか1項記載の無線通信システム。
  11. 【請求項11】 車両内に配備された車内装置と家屋内
    に配備された屋内装置との間の無線通信方法であって、 前記車内装置は、機器制御信号を生成して前記屋内装置
    に送信し、 前記屋内装置は、前記車内装置から受信した前記機器制
    御信号に応じて家屋内の機器を制御することを特徴とす
    る無線通信方法。
  12. 【請求項12】 屋内装置は、車内装置から受信した無
    線信号に家屋内の機器に関する機器情報を要求する要求
    信号が含まれている場合には当該機器情報を送信し、 前記車内装置は、前記屋内装置から受信した機器情報を
    所定の表示手段に表示し、指令に応じて表示された機器
    情報の設定内容を入力し、当該入力された設定内容を所
    定の記憶手段に保存し、当該保存された設定内容に応じ
    て機器制御信号を生成することを特徴とする請求項11
    記載の無線通信方法。
  13. 【請求項13】 屋内装置は、機器情報を所定の表示手
    段に表示し、操作に応じて表示された機器情報の設定内
    容を入力し、当該入力された設定内容を車内装置に送信
    し、 前記車内装置は、前記屋内装置から前記入力された設定
    内容を受信したときは、当該設定内容を記憶手段に保存
    することを特徴とする請求項12記載の無線通信方法。
  14. 【請求項14】 車内装置は、車両のエンジンの動作状
    態にかかわらず屋内装置からの無線信号を常時受信し、
    前記屋内装置から前記入力された設定内容を受信したと
    きは記憶手段に当該設定内容を保存することを特徴とす
    る請求項13記載の無線通信方法。
  15. 【請求項15】 車内装置は、音声指令を認識し、認識
    した音声指令に応じて表示手段に表示された機器情報の
    設定内容を入力することを特徴とする請求項12記載の
    無線通信方法。
  16. 【請求項16】 車内装置は、車両の位置を検出し、検
    出された上記車両の位置と家屋位置との距離が予め設定
    した所定値に達した際に、機器制御信号を出力すること
    を特徴とする請求項11乃至請求項14のいずれかに記
    載の無線通信方法。
  17. 【請求項17】 車内装置は、検出された車両位置に基
    づき、家屋に対する上記車両の移動方向を判断し、この
    移動方向に基づき、到着時又は出発時の機器制御信号を
    生成することを特徴とする請求項16に記載の無線通信
    方法。
  18. 【請求項18】 車内装置は、検出された車両位置に基
    づいて判断した家屋に対する上記車両の移動方向と、検
    知された上記車両のエンジンの作動状態に基づき、到着
    時又は出発時の機器制御信号を生成することを特徴とす
    る請求項16に記載の無線通信方法。
  19. 【請求項19】 車内装置は、操作に応じて強制指令を
    入力し、当該強制指令に応じて機器制御信号を生成して
    屋内装置に送信することを特徴とする請求項11乃至請
    求項14のうちいずれか1項記載の無線通信方法。
  20. 【請求項20】 屋内装置は、家屋内の機器を接続する
    ホームネットワークを介して当該機器を制御することを
    特徴とする請求項11乃至請求項19のうちいずれか1
    項記載の無線通信方法。
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