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JP2002172563A - 研磨テープ - Google Patents

研磨テープ

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Publication number
JP2002172563A
JP2002172563A JP2000357442A JP2000357442A JP2002172563A JP 2002172563 A JP2002172563 A JP 2002172563A JP 2000357442 A JP2000357442 A JP 2000357442A JP 2000357442 A JP2000357442 A JP 2000357442A JP 2002172563 A JP2002172563 A JP 2002172563A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
polishing
abrasive grains
film substrate
abrasive
binder
Prior art date
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Pending
Application number
JP2000357442A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuo Suzuki
一男 鈴木
Fujio Hara
不二雄 原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
3M Innovative Properties Co
Original Assignee
3M Innovative Properties Co
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Filing date
Publication date
Application filed by 3M Innovative Properties Co filed Critical 3M Innovative Properties Co
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Priority to US10/008,097 priority patent/US6544306B2/en
Priority to EP01990685A priority patent/EP1341645B1/en
Priority to DE60108667T priority patent/DE60108667T2/de
Priority to PCT/US2001/043613 priority patent/WO2002042034A1/en
Priority to AT01990685T priority patent/ATE287782T1/de
Publication of JP2002172563A publication Critical patent/JP2002172563A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B24GRINDING; POLISHING
    • B24DTOOLS FOR GRINDING, BUFFING OR SHARPENING
    • B24D3/00Physical features of abrasive bodies, or sheets, e.g. abrasive surfaces of special nature; Abrasive bodies or sheets characterised by their constituents
    • B24D3/001Physical features of abrasive bodies, or sheets, e.g. abrasive surfaces of special nature; Abrasive bodies or sheets characterised by their constituents the constituent being used as supporting member
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B24GRINDING; POLISHING
    • B24DTOOLS FOR GRINDING, BUFFING OR SHARPENING
    • B24D11/00Constructional features of flexible abrasive materials; Special features in the manufacture of such materials
    • B24D11/001Manufacture of flexible abrasive materials
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B24GRINDING; POLISHING
    • B24DTOOLS FOR GRINDING, BUFFING OR SHARPENING
    • B24D18/00Manufacture of grinding tools or other grinding devices, e.g. wheels, not otherwise provided for
    • B24D18/0018Manufacture of grinding tools or other grinding devices, e.g. wheels, not otherwise provided for by electrolytic deposition

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Polishing Bodies And Polishing Tools (AREA)
  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 研磨層が均一性、規則性及び形状安定性に優
れる凹凸を有し、クリーニング効果(目詰まりしにく
い)、研磨精度、研磨力、及び砥粒の利用効率に優れた
研磨テープを提供する。 【解決手段】 表面に凹凸を有するフィルム基材11
と、該表面上に被覆されたバインダー12と、該バイン
ダーによりフィルム基材に接着された砥粒13とを有す
る研磨テープにおいて、該砥粒をフィルム基材の表面に
単層にて接着する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は研磨テープに関し、
特に、磁気ディスク、精密機器、精密部品及びプリント
基板の仕上げ加工に適した研磨テープに関する。
【0002】
【従来の技術】研磨層が平坦な研磨製品を用いて研磨す
ると安定した研磨及び研磨精度が得られない。この原因
は研磨時、研磨製品と被研磨面との間に研磨屑がたま
り、その研磨屑により被研磨面が傷ついたり、研磨屑が
被研磨面に付着し研磨精度を低下させることにある。
【0003】この問題を解消するため、研磨製品の表面
に凹凸を形成し、研磨屑や脱落した研磨材粒子を凹部に
集めて除く技術が知られている。
【0004】例えば、フィルム基材の表面に研磨粒子と
そのバインダーとしての接着剤を混合したスラリー塗液
を均一に塗布し適当な温度で乾燥硬化させて研磨層を形
成する。この乾燥硬化過程において研磨塗液が乾燥蒸発
する際、固形分を残し溶剤は対流を起こしながら蒸発し
ていくため凹凸が形成される。
【0005】この凹凸は、研磨屑や脱落した研磨材粒子
を凹部に集めて除くクリーニング効果をある程度奏す
る。しかし、このようにして得られた研磨層では、その
凹凸の形状が不均一で不規則となるため、精密な研磨を
行うことはできない。
【0006】第3012261号特許掲載公報には、研
磨層が立体構造を有する研磨テープが記載されている。
この研磨テープは、基材と基材上に設けられた担持層と
担持層上に被覆された研磨層とを有し、該担持層が均一
で規則的な凹凸形状に賦形されたものである。
【0007】しかしながら、担持層は液状組成物を成形
硬化して形成するため、硬化収縮等により不作為な変形
が生じ、均一で規則的な凹凸形状を提供することは困難
である。更に、このような成形体は研磨時の摩擦力によ
り欠け易く、研磨作業中にわたり均一で規則的な凹凸形
状を維持することは困難である。
【0008】特開昭63−16980号公報には、フィ
ルム基材へバインダー及び砥粒を塗布し、乾燥した後、
凹凸パターンを有するロールでエンボス加工を施し、凹
凸版胴つきのカレンダーロールでプレスする等して、研
磨層の表面に凹凸を形成した研磨テープが記載されてい
る。
【0009】このようにして形成された凹凸は比較的均
一で規則的であり、精密な研磨を行なうことができる。
また、強度も高く、形状安定性に優れ、クリーニング効
果も大きい。
【0010】しかしながら、この凹凸は研磨層の表面を
ロール等により押し付けて形成される。そのため、砥粒
の鋭角部が研磨層の表面と平行となるとともに埋没して
しまい、この研磨テープは研磨性能に劣る。また、砥粒
を薄層に塗布する事が困難であり、砥粒の保持力、及び
利用効率等に劣る。
【0011】特開平1−171771号公報には、あら
かじめエンボス加工して凹凸パターンのついたフィルム
基材の表面に、バインダーと、該バインダーによりフィ
ルム基材に接着された砥粒とを有する研磨テープが記載
されている。
【0012】しかしながら、この研磨テープでは、バイ
ンダー及び砥粒の塗布方法が、ロールコート法、ナイフ
コート法、ダイコート法、リバースコート法等の所謂ス
ラリコート法であるため、上記の場合と同様砥粒の鋭角
部が研磨層の表面と平行になり、研磨性能に劣る。ま
た、砥粒を薄層に塗布する事が困難であり、砥粒の保持
力、及び利用効率等に劣る。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記従来の問
題を解決するものであり、その目的とするところは、研
磨層が均一性、規則性及び形状安定性に優れる凹凸を有
し、クリーニング効果(目詰まりしにくい)、研磨精
度、研磨力、及び砥粒の利用効率に優れた研磨テープを
提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、表面に凹凸を
有するフィルム基材と、該表面上に被覆されたバインダ
ーと、該バインダーによりフィルム基材に接着された砥
粒とを有する研磨テープにおいて、該砥粒がフィルム基
材の表面に適度に配向性を有し、かつ単層にて接着され
ている研磨テープを提供するものであり、そのことによ
り上記目的が達成される。
【0015】ここに、「配向性」とは、砥粒の長尺辺が
研磨材の基材に対し、略垂直に並び易い性質をいう。こ
の性質により、研磨材において、砥粒の鋭角部が研磨層
の最外表面から突出することになる。
【0016】本発明の研磨テープは、表面に凹凸を有す
るフィルム基材を提供する工程;フィルム基材の表面上
にバインダーを被覆する工程;及び静電スプレー塗布法
により、砥粒をフィルム基材に被覆する工程;を包含す
る方法により製造することが好ましい。
【0017】
【発明の実施の形態】図1は本発明の研磨テープの一実
施態様を示す断面図である。フィルム基材11は表面に
凹凸が形成されている。凸部の幅L1は一般に0.1〜
1mm、例えば、0.5mm、凸部の高さL2は一般に
10〜150μm、例えば、30μm、凸部のピッチL
3は一般に0.5〜1.5mm、例えば、1mmとされ
る。この凹凸は研磨テープにクリーニング効果を付与す
るものであり、フィルム基材11の製造工程において画
一的に形成されることが好ましい。
【0018】凹凸は、好ましくは、フィルム基材をエン
ボス加工して形成される。また、凹凸は、レプリカ法で
作製したものであってもよい。これらの方法によれば、
凹凸形状を均一かつ規則的に、再現性良く賦形すること
ができ、研磨テープによる研磨の精密性及び仕上がりが
向上するからである。
【0019】凹凸形状の例には、図2に示すピンポイン
ト型、及び図3に示す亀甲型等が挙げられる。図2に示
すピンポイント型の凹凸形状及び寸法については、A
A’断面が図1のフィルム基材11の形状、及び寸法に
対応する。
【0020】図4は図3に示す亀甲型凹凸形状のBB’
断面図である。図4において、凸部の幅l1は一般に1〜
5mm、例えば、2mm、凸部の高さl2は一般に10〜
150μm、例えば、100μm、凸部のピッチl3は一
般に1.1〜5.5mm、例えば、2.5mm、凹部の
幅l4は一般に0.1〜0.5mm、例えば、0.2mm
とされる。
【0021】フィルム基材の材質は薄く成形した場合で
も強靱な材料であればよい。具体的には、ポリエチレン
テレフタレートのようなポリエステル等が挙げられる。
フィルム基材の厚さは、一般に12〜150μm、好ま
しくは38〜100μmである。
【0022】砥粒13はバインダー12によりフィルム
基材に接着される。バインダーとしては、接着強度が充
分に確保でき、精密機器、精密部品の仕上げ加工用研磨
テープに通常用いられるものを使用する。例えば、フェ
ノール樹脂、エポキシ樹脂、ポリエステル樹脂、ウレタ
ン樹脂、アクリル樹脂等が挙げられる。
【0023】砥粒としては、精密機器、精密部品の仕上
げ加工用研磨テープに通常用いられるものを使用する。
例えば、材質としては、酸化アルミニウム、酸化セリウ
ム、シリコンカーバイド、ダイヤモンド、酸化アルミナ
についてさらに言えば溶融アルミナ、セラミックアルミ
ナ(ゾルゲルアルミナを含む)等が挙げられる。大きさ
は、一般に粒径1〜30μm程度である。
【0024】本発明の研磨テープはフィルム基材の凹凸
を有する表面にバインダー及び砥粒を塗布することによ
り製造される。砥粒はフィルム基材の表面にほぼ一列に
並ぶように、単層にて被覆されることが好ましい。研磨
テープの砥粒の保持力及び砥粒の利用効率が良好にな
り、フィルム表面に存在する凹凸をそのまま維持できる
からである。
【0025】砥粒は静電スプレー塗布法を用いて塗布す
ることが好ましい。砥粒の配置に配向性を持たせること
ができ、その結果、研磨テープの研削比が向上するから
である。図5(a)は静電スプレー塗布法の原理を示す
模式断面図である。スプレーノズル54の正面に所定の
間隔をおいて被塗物56を対向させる。砥粒51やバイ
ンダー(非表示)は直流高圧電源52により帯電させら
れ、空気流53によりスプレーノズル54から吐出され
る。
【0026】砥粒51やバインダーは、高電圧をかけた
ガン尖端針電極55から被塗物(研磨テープのフィルム
基材に相当)56に向かって流れるコロナ放電流によ
り、クーロン力によって被塗物に付着させられる。この
方法では、ガン尖端針電極55被塗物56の間に静電界
57ができ、静電スプレー先端部でイオン化された砥粒
51等は静電界57に沿って飛行し、被塗物の表面に均
一に付着する。
【0027】その結果、図5(b)に示すように、スラ
リー法による場合と比較して、フィルム基材の表面にお
ける砥粒の配向性が適度に生じ、研磨力に優れる研磨テ
ープが得られる。更に、静電反発によって、付着した砥
粒の上には新たな砥粒は付着せず、フィルム基材の表面
に砥粒がほぼ単層にて被覆され、砥粒の保持力及び砥粒
の利用効率が良好になる。
【0028】バインダーと砥粒とは別々に塗布してもよ
いが、バインダーと砥粒との混合物(研磨塗液)を予め
調製し、これを静電スプレー塗布法により直接フィルム
基材に塗布してもよい。
【0029】フィルム基材にバインダー及び砥粒を塗布
した後、バインダーを硬化させて研磨テープが得られ
る。バインダーの硬化は、一般に加熱により行なう。
【0030】尚、基材に砥粒を塗布する方法として、ス
ラリー塗布法、及び静電スプレー塗布法に類似の静電塗
布法等が従来から知られている。
【0031】図6(a)はスラリー塗布法の原理を示す
模式断面図である。砥粒とバインダーとを含有するスラ
リー状の塗液61が、ブレードで平坦化されている。ス
ラリー塗布法では、図6(b)に示すように、砥粒の鋭
角部が研磨層の表面と平行になってしまう。また、砥粒
を単層に塗布する事が困難である。その結果、得られる
研磨テープは、研磨力、及び砥粒の保持力や利用効率等
に劣る。
【0032】図7(a)は静電塗布法の原理を示す模式
断面図である。ホットプレート73の上に砥粒71を乗
せ、一定間隔をおいて被塗物74を対向させる。交流高
圧電源(2.5〜60Hz、0〜60kV)72により
ホットプレート73に電圧をかけ、砥粒71は帯電させ
られる。同時にホットプレート71と被塗物74の間に
静電界75ができ、砥粒72はクーロン力によって被塗
物74に引き寄せられ、その表面に付着する。
【0033】静電塗布法では、フィルム基材の表面にお
ける砥粒の配向は研磨層の表面と垂直となる。しかしな
がら、交流電源により帯電させるため、砥粒の一方の端
部はプラスに、他方の端部はマイナスに分極する。その
ため、図7(b)に示すように、静電吸引により付着し
た砥粒の上に更に砥粒が付着し、砥粒は重層的に塗布さ
れる。その結果、得られる研磨テープは砥粒の保持力及
び砥粒の利用効率に劣る。
【0034】
【実施例】以下の実施例により本発明を更に具体的に説
明するが、本発明はこれらに限定されない。
【0035】実施例1 基材として凹凸が表面に形成された厚さ3ミル(75μ
m)のPETフィルムを準備した。凹凸のパターン形状
は図3及び図4に示す亀甲型であり、エンボス加工によ
り形成されたものである。その寸法は、凸部の幅l1は2
mm、凸部の高さl2は100μm、凸部のピッチl3
2.5mm、及び凹部の幅l4は0.2mmとした。
【0036】次いで、砥粒とバインダーとの混合物であ
る研磨塗液として、南興セラミックス(株)製粒度#2
000の炭化ケイ素粒子100gと東都化成(株)製エ
ポキシ樹脂「エポトートYD128R」20gとヘンケ
ル白水(株)社製「バーサミド125」20gとダウコ
ーニング社製プロピレングリコールモノメチルエーテル
75gとを混合したものを用意し、これを静電スプレー
塗布法によりPETフィルムの表面に塗布した。
【0037】図8は静電スプレー塗布法に用いた塗布装
置の概要を示す模式図である。塗液はエアミキサー付き
ホールドタンク81からダイアフラムポンプ82に圧送
され、塗料レギュレーター83とバックプレッシャーレ
ギユレーター84の差圧で循環され、この差圧はゲージ
85、及び86の読みで0.15Mps以上にする。
【0038】静電スプレーガン87へ送られた塗液はガ
ン入り口にある精密塗料レギュレーター88により吐出
量が調整され空気によって霧化され、低電圧制御装置8
9によりガンの電極に電圧をかける事によりこの間に静
電界を作り、さらに電極先端部で空気をイオン化させこ
のイオン化圏域を通過した塗液の粒子は、負(−)に帯
電して静電界の方向のPETフィルム90に塗布され
る。
【0039】塗布装置は、ランズバーグインダストリー
(株)製静電スプレーガン「75785溶剤系塗料用R
EA―90」、及び低電圧コントロールユニット「90
40カスケ―ド低電圧コントロールユニット」を用い
た。塗布条件は以下の通りとした。
【0040】
【表1】
【0041】次いで、被塗物を140℃で3分間保持し
て硬化させた。
【0042】シェーファーテスト研磨機を用いて、得ら
れた研磨テープの研磨テストを行った。研磨条件は以下
(表2)の通りとした。被研削物を3000回転させた
場合に得られた被研削物の研磨量(g)を評価値とし、
表3に示した。
【0043】
【表2】
【0044】比較例1 ミネソタ・マイニング・アンド・マニュファクチュアリ
ング社製「401Q水砥ぎシート」を準備した。この研
磨紙は、表面に凹凸を有しない基材に静電塗布法により
砥粒を設けて製造したものである。砥粒の寸法は#20
00で砥粒の材質は炭化ケイ素である。
【0045】実施例1と同様にして、この研磨紙の研磨
テストを行った。得られた研磨量を表3に示す。
【0046】比較例2 粒子寸法#2000の炭化ケイ素粒子とエポキシ樹脂と
を重量比4:1で混合して研磨塗液を作製した。厚さ3
ミル(75μm)のPETフィルムに研磨塗液をスラリ
ー塗布した。塗布厚は13μmとした。次いで、被塗物
を140℃で3分間保持して硬化させた。
【0047】実施例1と同様にして、得られた研磨紙の
研磨テストを行った。得られた研磨量を表3に示す。表
より、わかるように、本発明に係る実施例においては、
比較例に比し、研削後の表面仕上げ研磨粗さを同等以上
に維持し得たままで、被研削量が大幅に向上し得ること
が認められた。
【0048】
【表3】
【0049】又、表4は本発明に係る研磨材料の凹凸l5
(砥粒(10μmのもの)をつけたもの)をレーザー変
位型(キーエンス社製)を用いて三次元的に測定した結
果を示すものである。
【0050】
【表4】
【0051】表よりわかるように本発明に係る研磨材料
は、従来品に比し、研磨層凹凸の均一性、規則性及び形
状安定性が使用前及び使用後においても極めて良好に確
保し得るものである。
【0052】
【発明の効果】研磨層が均一性、規則性及び形状安定性
に優れる凹凸を有し、クリーニング効果(研磨テープと
して目詰まりを極めて起こし難い)、研磨精度、研磨
力、及び砥粒の利用効率に優れた研磨テープが提供され
た。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の研磨テープの一実施態様を示す断面
図である。
【図2】 フィルム基材の表面に形成されたピンポイン
ト型凹凸形状を示す平面図である。
【図3】 フィルム基材の表面に形成された亀甲型凹凸
形状を示す平面図である。
【図4】 図3に示す亀甲型凹凸形状のBB’断面図で
ある。
【図5】 静電スプレー塗布法の原理を示す模式断面図
である。
【図6】 スラリー塗布法の原理を示す模式断面図であ
る。
【図7】 静電塗布法の原理を示す模式断面図である。
【図8】 静電スプレー塗布法に用いた塗布装置の概要
を示す模式図である。
【符号の説明】
11…フィルム基材、 13…砥粒、 12…バインダー。
フロントページの続き Fターム(参考) 3C063 AA03 AB07 BB01 BB02 BB03 BB04 BB07 BB24 BC03 BG01 BG03 BG08 BG22 CC30 FF20

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面に凹凸を有するフィルム基材と、該
    表面上に被覆されたバインダーと、該バインダーにより
    フィルム基材に接着された砥粒とを有する研磨テープに
    おいて、該砥粒がフィルム基材の表面に単層にて接着さ
    れている研磨テープ。
  2. 【請求項2】 前記砥粒が静電スプレー塗布法によりフ
    ィルム基材に設けられたものである請求項1記載の研磨
    テープ。
  3. 【請求項3】 前記凹凸が均一で規則的なパターン形状
    を構成している請求項1又は2記載の研磨テープ。
  4. 【請求項4】 表面に凹凸を有するフィルム基材を提供
    する工程;フィルム基材の表面上にバインダーを被覆す
    る工程;及び静電スプレー塗布法により、砥粒をフィル
    ム基材に被覆する工程;を包含する研磨テープの製造方
    法。
  5. 【請求項5】 表面に凹凸を有するフィルム基材を提供
    する工程;及び静電スプレー塗布法により、バインダー
    と砥粒の混合物をフィルム基材に被覆する工程;を包含
    する研磨テープの製造方法。
JP2000357442A 2000-11-24 2000-11-24 研磨テープ Pending JP2002172563A (ja)

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