JP2002170016A - 予約方法及び予約システム - Google Patents
予約方法及び予約システムInfo
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- JP2002170016A JP2002170016A JP2000367024A JP2000367024A JP2002170016A JP 2002170016 A JP2002170016 A JP 2002170016A JP 2000367024 A JP2000367024 A JP 2000367024A JP 2000367024 A JP2000367024 A JP 2000367024A JP 2002170016 A JP2002170016 A JP 2002170016A
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- 238000000034 method Methods 0.000 title claims abstract description 100
- 238000013500 data storage Methods 0.000 claims description 65
- 238000007726 management method Methods 0.000 description 67
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 14
- 239000000284 extract Substances 0.000 description 10
- 238000003672 processing method Methods 0.000 description 4
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 2
- 239000013256 coordination polymer Substances 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
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- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 効率的に予約の処理を行い、提供する物品の
管理を容易にするための貸出予約方法及びシステムを提
供する。 【解決手段】 管理コンピュータ21は、利用者端末1
0又は館内端末30から予約データを受信する。管理コ
ンピュータ21は、申請方法を予約データ記憶部22に
記録する。管理コンピュータ21は、館内端末30によ
る申請の場合には、即時予約処理を行い、予約データ記
憶部22に予約時刻を記録する。一方、利用者端末10
による申請の場合には、閉館時刻経過後に予約処理を行
い、その時刻を予約データ記憶部22に記録する。この
予約時刻に基づいて、物品の提供を行う。
管理を容易にするための貸出予約方法及びシステムを提
供する。 【解決手段】 管理コンピュータ21は、利用者端末1
0又は館内端末30から予約データを受信する。管理コ
ンピュータ21は、申請方法を予約データ記憶部22に
記録する。管理コンピュータ21は、館内端末30によ
る申請の場合には、即時予約処理を行い、予約データ記
憶部22に予約時刻を記録する。一方、利用者端末10
による申請の場合には、閉館時刻経過後に予約処理を行
い、その時刻を予約データ記憶部22に記録する。この
予約時刻に基づいて、物品の提供を行う。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、物品の予約受付業
務において、物品の効率的な予約方法及び予約システム
に関するものである。
務において、物品の効率的な予約方法及び予約システム
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】有限の物品を提供したり、物品を貸し出
す場合、提供又は貸出のために予約を行う場合がある。
例えば、図書館においては、多くの書籍を準備し、利用
者に貸し出している。この場合、まず、利用者が図書館
に出向き、自身で書架を探す必要がある。そして、図書
館のカウンタで貸出処理を行っている。一方で、図書館
が所有する書籍についてのデータベースを構築し、それ
を図書館に備えられた館内端末で検索できるようにした
検索システムを提供している場合もある。また、このデ
ータベースをウェブ上に公開して、利用者がインターネ
ットを利用してブラウザで検索できるようにした検索シ
ステムを提供している図書館もある。このような場合に
も、貸出処理は図書館のカウンタで行っていた。
す場合、提供又は貸出のために予約を行う場合がある。
例えば、図書館においては、多くの書籍を準備し、利用
者に貸し出している。この場合、まず、利用者が図書館
に出向き、自身で書架を探す必要がある。そして、図書
館のカウンタで貸出処理を行っている。一方で、図書館
が所有する書籍についてのデータベースを構築し、それ
を図書館に備えられた館内端末で検索できるようにした
検索システムを提供している場合もある。また、このデ
ータベースをウェブ上に公開して、利用者がインターネ
ットを利用してブラウザで検索できるようにした検索シ
ステムを提供している図書館もある。このような場合に
も、貸出処理は図書館のカウンタで行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記検索シス
テムを用いた場合にも、書籍を借りたり、貸出予約を行
う場合には、利用者は図書館まで行かなければならなか
った。また、図書館が電話等を用いての貸出予約を受け
付けることも可能であるが、この場合には、毎回、図書
館員が電話対応をしなければならず、図書館員にとって
大きな負荷になる。さらに、同一の書籍について、来館
者の予約と非来館者の予約とが競合する場合もあり、図
書館員にとって、貸出処理等、書籍の管理は大きな負荷
になる。また、一律に貸出予約を行ったのでは、わざわ
ざ図書館まで足を運び、貸出予約を行った来館者に対し
て効果的なサービスを提供することは困難であった。
テムを用いた場合にも、書籍を借りたり、貸出予約を行
う場合には、利用者は図書館まで行かなければならなか
った。また、図書館が電話等を用いての貸出予約を受け
付けることも可能であるが、この場合には、毎回、図書
館員が電話対応をしなければならず、図書館員にとって
大きな負荷になる。さらに、同一の書籍について、来館
者の予約と非来館者の予約とが競合する場合もあり、図
書館員にとって、貸出処理等、書籍の管理は大きな負荷
になる。また、一律に貸出予約を行ったのでは、わざわ
ざ図書館まで足を運び、貸出予約を行った来館者に対し
て効果的なサービスを提供することは困難であった。
【0004】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたものであり、その目的は、効率的に貸出予約の処
理を行い、書籍の管理を容易にするための貸出予約方法
及びシステムを提供することにある。
されたものであり、その目的は、効率的に貸出予約の処
理を行い、書籍の管理を容易にするための貸出予約方法
及びシステムを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、請求項1に記載の発明は、複数の端末からの予約
データを受信する通信手段と、端末の端末種別を記録す
る端末種別データ記憶手段とを有する予約システムを用
いて、物品の予約を行う予約方法であって、前記通信手
段にて、利用者が端末に入力した予約データを受信する
第1の段階と、前記貸出予約システムが、前記予約デー
タを送信した端末の種別を端末種別データ記憶手段に記
録する第2の段階と、前記貸出予約システムが、前記端
末種別データ記憶手段に記録された端末種別に応じて予
約処理の優先順位を付与する第3の段階と、前記優先順
位に基づいて前記端末に予約処理状況を送信する第4の
段階とを有することを要旨とする。
めに、請求項1に記載の発明は、複数の端末からの予約
データを受信する通信手段と、端末の端末種別を記録す
る端末種別データ記憶手段とを有する予約システムを用
いて、物品の予約を行う予約方法であって、前記通信手
段にて、利用者が端末に入力した予約データを受信する
第1の段階と、前記貸出予約システムが、前記予約デー
タを送信した端末の種別を端末種別データ記憶手段に記
録する第2の段階と、前記貸出予約システムが、前記端
末種別データ記憶手段に記録された端末種別に応じて予
約処理の優先順位を付与する第3の段階と、前記優先順
位に基づいて前記端末に予約処理状況を送信する第4の
段階とを有することを要旨とする。
【0006】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の予約方法において、前記予約システムは、さらに在庫
データ記憶手段を有し、その在庫データ記憶手段に予約
データの対象物品の在庫データが記録された場合、前記
貸出予約システムが、前記利用者に対しての提供可能通
知を出力する段階をさらに有することを要旨とする。
の予約方法において、前記予約システムは、さらに在庫
データ記憶手段を有し、その在庫データ記憶手段に予約
データの対象物品の在庫データが記録された場合、前記
貸出予約システムが、前記利用者に対しての提供可能通
知を出力する段階をさらに有することを要旨とする。
【0007】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
の予約方法において、前記予約データは、物品の貸出予
約に関するデータであり、前記在庫データは、前記物品
の返却データであることを要旨とする。
の予約方法において、前記予約データは、物品の貸出予
約に関するデータであり、前記在庫データは、前記物品
の返却データであることを要旨とする。
【0008】請求項4に記載の発明は、請求項1〜3の
いずれか1項に記載の予約方法において、前記端末種別
には、第1の端末種別と第2の端末種別とが含まれ、前
記第3の段階の優先順位の付与は、前記端末種別データ
記憶手段に記録された端末種別が第1の端末種別の場合
には予約データの受信時に行い、前記端末種別が第2の
端末種別の場合には、所定時に行うことを要旨とする。
いずれか1項に記載の予約方法において、前記端末種別
には、第1の端末種別と第2の端末種別とが含まれ、前
記第3の段階の優先順位の付与は、前記端末種別データ
記憶手段に記録された端末種別が第1の端末種別の場合
には予約データの受信時に行い、前記端末種別が第2の
端末種別の場合には、所定時に行うことを要旨とする。
【0009】請求項5に記載の発明は、請求項4に記載
の予約方法において、前記第1の端末種別は公共端末に
関する種別であり、前記第2の端末種別は私的端末に関
する種別であることを要旨とする。
の予約方法において、前記第1の端末種別は公共端末に
関する種別であり、前記第2の端末種別は私的端末に関
する種別であることを要旨とする。
【0010】請求項6に記載の発明は、請求項4又は5
に記載の予約方法において、前記第3の段階の優先順位
の付与は、予約処理を行った予約時刻に関するデータを
記録することを要旨とする。
に記載の予約方法において、前記第3の段階の優先順位
の付与は、予約処理を行った予約時刻に関するデータを
記録することを要旨とする。
【0011】請求項7に記載の発明は、複数の端末から
の予約データを受信する通信手段と、前記通信手段が受
信した予約データを送信した端末の端末種別を記録する
端末種別データ記憶手段と、前記端末種別データ記憶手
段に記録された端末種別に応じて予約処理の優先順位を
記録する優先順位記憶手段とを有することを要旨とす
る。
の予約データを受信する通信手段と、前記通信手段が受
信した予約データを送信した端末の端末種別を記録する
端末種別データ記憶手段と、前記端末種別データ記憶手
段に記録された端末種別に応じて予約処理の優先順位を
記録する優先順位記憶手段とを有することを要旨とす
る。
【0012】請求項8に記載の発明は、請求項7に記載
の予約システムにおいて、前記優先順位は、予約処理を
行った予約時刻に関するデータであることを要旨とす
る。 (作用)請求項1又は7に記載の発明によれば、端末種
別データ記憶手段には予約データを送信した端末の種別
が記録され、この端末種別に応じて予約処理の優先順位
が付与される。このため、物品の提供者は利用者の使用
した端末に応じて優先度を設けることができる。
の予約システムにおいて、前記優先順位は、予約処理を
行った予約時刻に関するデータであることを要旨とす
る。 (作用)請求項1又は7に記載の発明によれば、端末種
別データ記憶手段には予約データを送信した端末の種別
が記録され、この端末種別に応じて予約処理の優先順位
が付与される。このため、物品の提供者は利用者の使用
した端末に応じて優先度を設けることができる。
【0013】請求項2に記載の発明によれば、在庫デー
タ記憶に予約データの対象物品の在庫データが記録され
た場合、前記貸出予約システムが、前記利用者に対して
の提供可能通知を出力する。このため、物品の提供者は
利用者に迅速に物品を提供できる。
タ記憶に予約データの対象物品の在庫データが記録され
た場合、前記貸出予約システムが、前記利用者に対して
の提供可能通知を出力する。このため、物品の提供者は
利用者に迅速に物品を提供できる。
【0014】請求項3に記載の発明によれば、前記予約
データは、物品の貸出予約に関するデータであり、前記
在庫データは、前記物品の返却データである。このた
め、物品の貸出者は利用者に迅速に物品を貸し出すこと
ができる。
データは、物品の貸出予約に関するデータであり、前記
在庫データは、前記物品の返却データである。このた
め、物品の貸出者は利用者に迅速に物品を貸し出すこと
ができる。
【0015】請求項4に記載の発明によれば、前記第3
の段階は、第1の端末種別の場合には受信時に予約処理
を行い、第2の端末種別の場合には所定時に予約処理を
行う。これにより、迅速に処理を行うものと一括して処
理するものとで優先度を設けることができる。
の段階は、第1の端末種別の場合には受信時に予約処理
を行い、第2の端末種別の場合には所定時に予約処理を
行う。これにより、迅速に処理を行うものと一括して処
理するものとで優先度を設けることができる。
【0016】請求項5に記載の発明によれば、端末種別
には公共端末に関する種別と私的端末に関する種別とが
ある。これにより、公共端末での予約を優先的に行うこ
とができる。
には公共端末に関する種別と私的端末に関する種別とが
ある。これにより、公共端末での予約を優先的に行うこ
とができる。
【0017】請求項6又は8に記載の発明によれば、第
3の段階は、予約処理を行った予約時刻を記録する。こ
れにより、予約時刻に基づいて優先順位を定めることが
できる。
3の段階は、予約処理を行った予約時刻を記録する。こ
れにより、予約時刻に基づいて優先順位を定めることが
できる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した一実施
形態を図1〜図12に従って説明する。本実施形態で
は、図書館が利用者に書籍の貸出を行う場合に用いる貸
出システムとして説明する。
形態を図1〜図12に従って説明する。本実施形態で
は、図書館が利用者に書籍の貸出を行う場合に用いる貸
出システムとして説明する。
【0019】図1に示すように、貸出システム20に
は、利用者自身の私的端末としての利用者端末10がイ
ンターネットIを介して接続されている。さらに、貸出
システム20は、ネットワークNを介して、複数者が使
用する公共端末としての館内端末30に接続されてい
る。
は、利用者自身の私的端末としての利用者端末10がイ
ンターネットIを介して接続されている。さらに、貸出
システム20は、ネットワークNを介して、複数者が使
用する公共端末としての館内端末30に接続されてい
る。
【0020】館内端末30は、図書館の館内に設置され
た端末であり、館員や複数の利用者が書籍の検索や閲覧
申請、予約申請等を行う場合に用いる。この館内端末3
0は、図書館のカウンタや書架付近に設置されている。
館内端末30は、表示部とバーコードリーダとを備えて
いる。この表示部はタッチパネル式のディスプレイであ
り、利用者への利用ガイダンスを表示するとともに、デ
ィスプレイ画面を指などで触れることにより、データの
入力を行う。バーコードリーダは、書籍や利用者カード
に付されたバーコードを読み取るために用いる。
た端末であり、館員や複数の利用者が書籍の検索や閲覧
申請、予約申請等を行う場合に用いる。この館内端末3
0は、図書館のカウンタや書架付近に設置されている。
館内端末30は、表示部とバーコードリーダとを備えて
いる。この表示部はタッチパネル式のディスプレイであ
り、利用者への利用ガイダンスを表示するとともに、デ
ィスプレイ画面を指などで触れることにより、データの
入力を行う。バーコードリーダは、書籍や利用者カード
に付されたバーコードを読み取るために用いる。
【0021】貸出システム20は、図1に示すように、
利用者端末10、館内端末30に入力されたデータの受
信、データの送信等を行う管理コンピュータ21を備え
ている。管理コンピュータ21には、図示しないCP
U、RAM、ROM等を有するコンピュータであり、各
種プログラムの実行、後述するデータの管理、送受信等
の制御を行う。
利用者端末10、館内端末30に入力されたデータの受
信、データの送信等を行う管理コンピュータ21を備え
ている。管理コンピュータ21には、図示しないCP
U、RAM、ROM等を有するコンピュータであり、各
種プログラムの実行、後述するデータの管理、送受信等
の制御を行う。
【0022】管理コンピュータ21には、端末種別デー
タ記憶手段、優先順位記憶手段としての予約データ記憶
部22、在庫データ記憶手段としての貸出データ記憶部
23、書籍データ記憶部24及び利用者データ記憶部2
5が、それぞれ接続されている。
タ記憶手段、優先順位記憶手段としての予約データ記憶
部22、在庫データ記憶手段としての貸出データ記憶部
23、書籍データ記憶部24及び利用者データ記憶部2
5が、それぞれ接続されている。
【0023】予約データ記憶部22には、図2に示すよ
うに、書籍の貸出予約の申請を行った利用者に関しての
予約データ220が記録される。本実施形態では、申請
番号毎に申請時刻、申請方法、利用者番号、書籍番号、
予約時刻、連絡先が記録されている。申請番号は、利用
者が貸出予約の申請を行った場合に付与する識別番号で
ある。申請時刻は、利用者が貸出予約を申請した時刻で
ある。申請方法には、貸出予約の申請を行った手段が記
録される。本実施形態では、端末種別としての「館内端
末」と「電子メール」とがある。利用者番号は、貸出予
約の申請を行った利用者の識別番号である。書籍番号
は、貸出予約の申請の対象になっている書籍の識別番号
である。予約時刻は、図書館が貸出予約の申請を承認
し、予約を認めた時刻である。この予約時刻の決め方
は、後述するように館内端末による予約申請と館外端末
からの電子メールによる予約申請とで異なる。連絡先に
は、貸出予約の申請を行った利用者の連絡先が記録され
る。本実施形態では、利用者が電子メールで貸出申請を
行った場合、電子メールの送信元アドレスが記録され
る。
うに、書籍の貸出予約の申請を行った利用者に関しての
予約データ220が記録される。本実施形態では、申請
番号毎に申請時刻、申請方法、利用者番号、書籍番号、
予約時刻、連絡先が記録されている。申請番号は、利用
者が貸出予約の申請を行った場合に付与する識別番号で
ある。申請時刻は、利用者が貸出予約を申請した時刻で
ある。申請方法には、貸出予約の申請を行った手段が記
録される。本実施形態では、端末種別としての「館内端
末」と「電子メール」とがある。利用者番号は、貸出予
約の申請を行った利用者の識別番号である。書籍番号
は、貸出予約の申請の対象になっている書籍の識別番号
である。予約時刻は、図書館が貸出予約の申請を承認
し、予約を認めた時刻である。この予約時刻の決め方
は、後述するように館内端末による予約申請と館外端末
からの電子メールによる予約申請とで異なる。連絡先に
は、貸出予約の申請を行った利用者の連絡先が記録され
る。本実施形態では、利用者が電子メールで貸出申請を
行った場合、電子メールの送信元アドレスが記録され
る。
【0024】貸出データ記憶部23には、図3に示すよ
うに、書籍毎に貸出データ230が記録される。本実施
形態では、書籍番号毎に、利用状況、利用者番号、貸出
日、返却日が記録されている。利用状況には、書籍の利
用状況に応じて「閲覧中」、「貸出予約」、「貸出
中」、「貸出処理中」が記録される。ここで、利用者が
閲覧室に書籍を持ち出して閲覧している場合には、「閲
覧中」が記録される。利用者からの貸出予約がある場合
には、「貸出予約」が記録される。利用者に書籍を貸し
出している場合には、「貸出中」が記録される。利用者
の予約に基づいて図書館員が貸し出しの準備を行ってい
る場合には、「貸出処理中」が記録される。利用者番号
には、その書籍を利用している利用者番号が記録され
る。貸出日、返却日には、それぞれ、書籍を貸し出した
日、書籍が返却された日が記録される。
うに、書籍毎に貸出データ230が記録される。本実施
形態では、書籍番号毎に、利用状況、利用者番号、貸出
日、返却日が記録されている。利用状況には、書籍の利
用状況に応じて「閲覧中」、「貸出予約」、「貸出
中」、「貸出処理中」が記録される。ここで、利用者が
閲覧室に書籍を持ち出して閲覧している場合には、「閲
覧中」が記録される。利用者からの貸出予約がある場合
には、「貸出予約」が記録される。利用者に書籍を貸し
出している場合には、「貸出中」が記録される。利用者
の予約に基づいて図書館員が貸し出しの準備を行ってい
る場合には、「貸出処理中」が記録される。利用者番号
には、その書籍を利用している利用者番号が記録され
る。貸出日、返却日には、それぞれ、書籍を貸し出した
日、書籍が返却された日が記録される。
【0025】書籍データ記憶部24には、図4に示すよ
うに、図書館が所有する書籍の属性に関しての書籍デー
タ240が記録される。この書籍データ240は、図書
館に書籍が納品される度に生成される。本実施形態で
は、書籍番号毎に書籍の題名、著者、ISBNコード、
分類、入庫日が記録される。分類には、書籍を検索する
場合に用いるキーワードが記録される。本実施形態で
は、「小説」、「政治」、「法律」、「科学」等が記録
されている。書籍の題名、著者、ISBNコード、分類
は、書籍を検索する場合にキーワードとして用いられ
る。また、入庫日には、図書館が書籍を購入し、その書
籍が図書館に納品された日が記録される。
うに、図書館が所有する書籍の属性に関しての書籍デー
タ240が記録される。この書籍データ240は、図書
館に書籍が納品される度に生成される。本実施形態で
は、書籍番号毎に書籍の題名、著者、ISBNコード、
分類、入庫日が記録される。分類には、書籍を検索する
場合に用いるキーワードが記録される。本実施形態で
は、「小説」、「政治」、「法律」、「科学」等が記録
されている。書籍の題名、著者、ISBNコード、分類
は、書籍を検索する場合にキーワードとして用いられ
る。また、入庫日には、図書館が書籍を購入し、その書
籍が図書館に納品された日が記録される。
【0026】利用者データ記憶部25には、図5に示す
ように、利用者の属性に関する利用者データ250が記
録される。この利用者データ250は、利用者が図書館
に対して利用申請を行い、利用を許可された場合に生成
される。本実施形態では、利用者データ記憶部25に
は、利用者番号毎に、利用者の氏名、住所、電話番号、
電子メールアドレス及び連絡方法が記録されている。こ
の連絡方法は、利用者に対して図書館が連絡を行う場
合、利用者が選択した連絡方法が記録される。具体的に
は、「電話」、「郵便」、「電子メール」のいずれかが
記録される。
ように、利用者の属性に関する利用者データ250が記
録される。この利用者データ250は、利用者が図書館
に対して利用申請を行い、利用を許可された場合に生成
される。本実施形態では、利用者データ記憶部25に
は、利用者番号毎に、利用者の氏名、住所、電話番号、
電子メールアドレス及び連絡方法が記録されている。こ
の連絡方法は、利用者に対して図書館が連絡を行う場
合、利用者が選択した連絡方法が記録される。具体的に
は、「電話」、「郵便」、「電子メール」のいずれかが
記録される。
【0027】次に、上記のように構成されたシステムに
おいて、来館した利用者が書架にある書籍を閲覧室等に
持ち出し、閲覧する場合の処理手順を図6に従って説明
する。まず、利用者は館内端末30を用いて、持ち出す
ための持ち出しデータを入力する。ここでは、まず、利
用者は館内端末30のディスプレイに表示されたメニュ
の中から「持出希望」を選択する。次に、館内端末30
のバーコードリーダを用いて、書籍に付されたバーコー
ドを読み取る。これにより、館内端末30に書籍番号に
入力される。館内端末30に入力されたデータは、ネッ
トワークNを介して管理コンピュータ21に送信される
(S1−1)。
おいて、来館した利用者が書架にある書籍を閲覧室等に
持ち出し、閲覧する場合の処理手順を図6に従って説明
する。まず、利用者は館内端末30を用いて、持ち出す
ための持ち出しデータを入力する。ここでは、まず、利
用者は館内端末30のディスプレイに表示されたメニュ
の中から「持出希望」を選択する。次に、館内端末30
のバーコードリーダを用いて、書籍に付されたバーコー
ドを読み取る。これにより、館内端末30に書籍番号に
入力される。館内端末30に入力されたデータは、ネッ
トワークNを介して管理コンピュータ21に送信される
(S1−1)。
【0028】次に、管理コンピュータ21は、利用者の
入力したデータに基づいて、この書籍の利用状況を貸出
データ記憶部23で確認する(S1−2)。ここでは、
管理コンピュータ21は貸出データ記憶部23からこの
書籍番号に関連する貸出データ230を抽出し、利用状
況を確認する。貸出データ230の利用状況に「貸出予
約」又は「貸出処理中」が記録されている場合(ステッ
プ(S1−3)において「Yes」の場合)には、利用
者に対して持ち出しを禁止する(S1−4)。ここで
は、館内端末30のディスプレイに、「予約済みのた
め、持ち出しできません。書架にて閲覧してくださ
い。」の表示を行う。貸出データ記憶部23に記録がな
い場合(「No」の場合)には、管理コンピュータ21
は貸出データ230を生成し、利用状況に「閲覧中」を
記録する(S1−5)。
入力したデータに基づいて、この書籍の利用状況を貸出
データ記憶部23で確認する(S1−2)。ここでは、
管理コンピュータ21は貸出データ記憶部23からこの
書籍番号に関連する貸出データ230を抽出し、利用状
況を確認する。貸出データ230の利用状況に「貸出予
約」又は「貸出処理中」が記録されている場合(ステッ
プ(S1−3)において「Yes」の場合)には、利用
者に対して持ち出しを禁止する(S1−4)。ここで
は、館内端末30のディスプレイに、「予約済みのた
め、持ち出しできません。書架にて閲覧してくださ
い。」の表示を行う。貸出データ記憶部23に記録がな
い場合(「No」の場合)には、管理コンピュータ21
は貸出データ230を生成し、利用状況に「閲覧中」を
記録する(S1−5)。
【0029】利用者が書籍を書架に返却する場合には、
利用者は館内端末30を用いて、返却のためのデータを
入力する(S1−6)。まず、利用者は館内端末30の
ディスプレイに表示されたメニュの中から「返却希望」
を選択する。持出時と同様に、館内端末30のバーコー
ドリーダを用いて、書籍に付されたバーコードを読み取
る。これにより、館内端末30に書籍番号が入力され
る。この返却データはネットワークNを介して管理コン
ピュータ21に送信される。次に、返却データを受信し
た管理コンピュータ21は、この書籍に関する貸出デー
タ230を削除する(S1−7)。
利用者は館内端末30を用いて、返却のためのデータを
入力する(S1−6)。まず、利用者は館内端末30の
ディスプレイに表示されたメニュの中から「返却希望」
を選択する。持出時と同様に、館内端末30のバーコー
ドリーダを用いて、書籍に付されたバーコードを読み取
る。これにより、館内端末30に書籍番号が入力され
る。この返却データはネットワークNを介して管理コン
ピュータ21に送信される。次に、返却データを受信し
た管理コンピュータ21は、この書籍に関する貸出デー
タ230を削除する(S1−7)。
【0030】次に、利用者が、書籍の貸出申請を行う場
合の処理手順を図7を用いて説明する。まず、利用者は
館内端末30のディスプレイに表示されたメニュの中か
ら「貸出希望」を選択する。まず、館内端末30は利用
者に対して、利用者番号の入力を促す。利用者は、自身
の利用者カードに付されたバーコードをバーコードリー
ダで読み取り、利用者番号を入力する。利用者番号はネ
ットワークNを介して管理コンピュータ21に送信され
る(S2−1)。
合の処理手順を図7を用いて説明する。まず、利用者は
館内端末30のディスプレイに表示されたメニュの中か
ら「貸出希望」を選択する。まず、館内端末30は利用
者に対して、利用者番号の入力を促す。利用者は、自身
の利用者カードに付されたバーコードをバーコードリー
ダで読み取り、利用者番号を入力する。利用者番号はネ
ットワークNを介して管理コンピュータ21に送信され
る(S2−1)。
【0031】利用者番号を受信した管理コンピュータ2
1は、利用者データ記憶部25を用いて利用者番号の登
録を確認する(S2−2)。利用者の確認ができた場合
には、館内端末30は利用者に対して、書籍番号の入力
を促す。利用者は、バーコードリーダで書籍に付された
バーコードを読み取り、書籍番号を入力する。この書籍
番号はネットワークNを介して管理コンピュータ21に
送信される(S2−3)。次に、管理コンピュータ21
は、この書籍番号に関連付けられた貸出データ230に
利用者番号、貸出日を記録する。さらに、管理コンピュ
ータ21は、貸出データ230の利用状況に「貸出中」
を記録する(S2−4)。
1は、利用者データ記憶部25を用いて利用者番号の登
録を確認する(S2−2)。利用者の確認ができた場合
には、館内端末30は利用者に対して、書籍番号の入力
を促す。利用者は、バーコードリーダで書籍に付された
バーコードを読み取り、書籍番号を入力する。この書籍
番号はネットワークNを介して管理コンピュータ21に
送信される(S2−3)。次に、管理コンピュータ21
は、この書籍番号に関連付けられた貸出データ230に
利用者番号、貸出日を記録する。さらに、管理コンピュ
ータ21は、貸出データ230の利用状況に「貸出中」
を記録する(S2−4)。
【0032】次に、利用者の手元に書籍がなく、利用者
端末10又は館内端末30を用いて書籍の貸出申請を行
う場合の処理手順を図8を用いて説明する。データの送
受信は、利用者端末10を用いる場合にはインターネッ
トIを介して行われ、館内端末30を用いる場合にはネ
ットワークNを介して行われる。まず、利用者は利用者
端末10又は館内端末30を用いて検索画面の選択す
る。この要求に基づき、管理コンピュータ21は検索画
面を送信する(S3−1)。利用者は、表示された検索
画面に、書籍の題名、著者等のキーワードを入力する。
入力されたキーワードは、インターネットI又はネット
ワークNを介して管理コンピュータ21に送信される
(S3−2)。次に、管理コンピュータ21は、キーワ
ードに基づき書籍を検索する(S3−3)。
端末10又は館内端末30を用いて書籍の貸出申請を行
う場合の処理手順を図8を用いて説明する。データの送
受信は、利用者端末10を用いる場合にはインターネッ
トIを介して行われ、館内端末30を用いる場合にはネ
ットワークNを介して行われる。まず、利用者は利用者
端末10又は館内端末30を用いて検索画面の選択す
る。この要求に基づき、管理コンピュータ21は検索画
面を送信する(S3−1)。利用者は、表示された検索
画面に、書籍の題名、著者等のキーワードを入力する。
入力されたキーワードは、インターネットI又はネット
ワークNを介して管理コンピュータ21に送信される
(S3−2)。次に、管理コンピュータ21は、キーワ
ードに基づき書籍を検索する(S3−3)。
【0033】次に、管理コンピュータ21は、検索結果
をインターネットI又はネットワークNを介して利用者
端末10又は館内端末30に送信する(S3−4)。利
用者は利用者端末10又は館内端末30のディスプレイ
に表示された検索結果を確認し、希望書籍がない場合
(ステップ(S3−5)において「No」の場合)は、
処理の終了を選択する。希望書籍があり、利用者が書籍
を指定した場合(「Yes」の場合)、管理コンピュー
タ21は予約データ220を生成する。ここでは、管理
コンピュータ21は申請番号を付与し、申請時刻として
現在時刻を記録する。さらに、申請が利用者端末10に
よって行われている場合には、予約データ220の申請
方法に「電子メール」を記録する。一方、館内端末30
によって行われている場合には、予約データ220の申
請方法に「館内端末」を記録する。
をインターネットI又はネットワークNを介して利用者
端末10又は館内端末30に送信する(S3−4)。利
用者は利用者端末10又は館内端末30のディスプレイ
に表示された検索結果を確認し、希望書籍がない場合
(ステップ(S3−5)において「No」の場合)は、
処理の終了を選択する。希望書籍があり、利用者が書籍
を指定した場合(「Yes」の場合)、管理コンピュー
タ21は予約データ220を生成する。ここでは、管理
コンピュータ21は申請番号を付与し、申請時刻として
現在時刻を記録する。さらに、申請が利用者端末10に
よって行われている場合には、予約データ220の申請
方法に「電子メール」を記録する。一方、館内端末30
によって行われている場合には、予約データ220の申
請方法に「館内端末」を記録する。
【0034】次に、管理コンピュータ21は、利用者端
末10又は館内端末30に利用者番号入力画面を送信
し、利用者に対して利用者番号に入力を促す(S3−
6)。利用者は、自身の利用者番号を入力する。なお、
利用者が館内端末30を用いている場合には、利用者カ
ードに付されたバーコードをバーコードリーダで読み取
り、利用者番号を入力する。管理コンピュータ21は、
利用者番号を利用者データ記憶部25を用いて確認する
(S3−7)。利用者の確認ができた場合には、管理コ
ンピュータ21は、この利用者番号を申請番号に関連付
けて予約データ記憶部22に記録する。次に、管理コン
ピュータ21は、予約データ220に記録された申請方
法を確認する。申請方法が「電子メール」となっている
場合(ステップ(S3−8)において「No」の場合)
には、処理を終了する。このように、予約データ220
の申請方法に「電子メール」が記録されている書籍の貸
出処理は、閉館後、まとめて一括処理(バッチ予約処
理)される。一方、申請方法が「館内端末」となってい
る場合(「Yes」の場合)には、図9に示す即時貸出
処理を実行する(S3−9)。
末10又は館内端末30に利用者番号入力画面を送信
し、利用者に対して利用者番号に入力を促す(S3−
6)。利用者は、自身の利用者番号を入力する。なお、
利用者が館内端末30を用いている場合には、利用者カ
ードに付されたバーコードをバーコードリーダで読み取
り、利用者番号を入力する。管理コンピュータ21は、
利用者番号を利用者データ記憶部25を用いて確認する
(S3−7)。利用者の確認ができた場合には、管理コ
ンピュータ21は、この利用者番号を申請番号に関連付
けて予約データ記憶部22に記録する。次に、管理コン
ピュータ21は、予約データ220に記録された申請方
法を確認する。申請方法が「電子メール」となっている
場合(ステップ(S3−8)において「No」の場合)
には、処理を終了する。このように、予約データ220
の申請方法に「電子メール」が記録されている書籍の貸
出処理は、閉館後、まとめて一括処理(バッチ予約処
理)される。一方、申請方法が「館内端末」となってい
る場合(「Yes」の場合)には、図9に示す即時貸出
処理を実行する(S3−9)。
【0035】次に、即時貸出処理の手順を図9を用いて
説明する。まず、管理コンピュータ21は、貸出データ
記憶部23に記録されたその書籍の利用状況を抽出する
(S4−1)。その書籍が利用されていない場合(ステ
ップ(S4−2)において「Yes」の場合)は、貸出
データ230の利用状況に「貸出処理中」を記録する
(S4−3)。管理コンピュータ21は、この「貸出処
理中」が記録された貸出データ230を、図書館員専用
の館内端末30に送信する。図書館員専用の館内端末3
0のディスプレイには、貸出処理を行う書籍が表示さ
れ、その表示に基づき館員が書籍を書架から取り出し、
利用者に提供する(S4−4)。さらに、管理コンピュ
ータ21は館内端末30に貸出準備の通知を行う(S4
−7)。この場合、館内端末30のディスプレイには、
「図書館カウンタまでお越しください。」と表示され
る。
説明する。まず、管理コンピュータ21は、貸出データ
記憶部23に記録されたその書籍の利用状況を抽出する
(S4−1)。その書籍が利用されていない場合(ステ
ップ(S4−2)において「Yes」の場合)は、貸出
データ230の利用状況に「貸出処理中」を記録する
(S4−3)。管理コンピュータ21は、この「貸出処
理中」が記録された貸出データ230を、図書館員専用
の館内端末30に送信する。図書館員専用の館内端末3
0のディスプレイには、貸出処理を行う書籍が表示さ
れ、その表示に基づき館員が書籍を書架から取り出し、
利用者に提供する(S4−4)。さらに、管理コンピュ
ータ21は館内端末30に貸出準備の通知を行う(S4
−7)。この場合、館内端末30のディスプレイには、
「図書館カウンタまでお越しください。」と表示され
る。
【0036】書籍が利用されている場合(ステップ(S
4−2)において「No」の場合)は、書籍番号に関連
付けて貸出データ230の利用状況に「貸出予約」を記
録する(S4−5)。さらに、管理コンピュータ21
は、予約データ220の「予約時刻」に現在時刻を記録
する(S4−6)。さらに、管理コンピュータ21は、
館内端末30に貸出状況の通知を行う(S4−7)。こ
の場合、館内端末30のディスプレイには、「現在、御
希望書籍は利用中です。貸出予約を行いました。」と表
示される。
4−2)において「No」の場合)は、書籍番号に関連
付けて貸出データ230の利用状況に「貸出予約」を記
録する(S4−5)。さらに、管理コンピュータ21
は、予約データ220の「予約時刻」に現在時刻を記録
する(S4−6)。さらに、管理コンピュータ21は、
館内端末30に貸出状況の通知を行う(S4−7)。こ
の場合、館内端末30のディスプレイには、「現在、御
希望書籍は利用中です。貸出予約を行いました。」と表
示される。
【0037】次に、予約データ220の「申請方法」と
して「電子メール」と記録されている書籍のバッチ予約
処理の手順を、図10に従って説明する。このバッチ予
約処理は、予め設定された図書館の閉館時刻に達した時
に管理コンピュータ21が行う。まず、管理コンピュー
タ21は、申請方法に「電子メール」と記録された予約
データ220を抽出する(S5−1)。
して「電子メール」と記録されている書籍のバッチ予約
処理の手順を、図10に従って説明する。このバッチ予
約処理は、予め設定された図書館の閉館時刻に達した時
に管理コンピュータ21が行う。まず、管理コンピュー
タ21は、申請方法に「電子メール」と記録された予約
データ220を抽出する(S5−1)。
【0038】次に、管理コンピュータ21は、抽出した
予約データ220の中で同一書籍の予約申請があったか
どうかを確認する(S5−2)。同一書籍の予約申請が
なかった場合(ステップ(S5−2)において「No」
の場合)には、現在時刻を予約時刻として予約データ記
憶部22に記録する(S5−3)。次に、管理コンピュ
ータ21は、貸出データ記憶部23から書籍の利用状況
を抽出する(S5−6)。さらに、管理コンピュータ2
1は、インターネットIを介して利用者端末10に対し
て貸出状況に応じて予約通知を送信する(S5−7)。
貸出データ記憶部23に書籍の利用が記録されている場
合には、管理コンピュータ21は「貸出予約を行いまし
た。貸出可能になった場合には連絡します。」のメッセ
ージを利用者端末10に送信する。一方、貸出データ記
憶部23に書籍の利用が記録されていない場合には、
「貸出可能です。図書館までお越し下さい。」のメッセ
ージを利用者端末10に送信する。
予約データ220の中で同一書籍の予約申請があったか
どうかを確認する(S5−2)。同一書籍の予約申請が
なかった場合(ステップ(S5−2)において「No」
の場合)には、現在時刻を予約時刻として予約データ記
憶部22に記録する(S5−3)。次に、管理コンピュ
ータ21は、貸出データ記憶部23から書籍の利用状況
を抽出する(S5−6)。さらに、管理コンピュータ2
1は、インターネットIを介して利用者端末10に対し
て貸出状況に応じて予約通知を送信する(S5−7)。
貸出データ記憶部23に書籍の利用が記録されている場
合には、管理コンピュータ21は「貸出予約を行いまし
た。貸出可能になった場合には連絡します。」のメッセ
ージを利用者端末10に送信する。一方、貸出データ記
憶部23に書籍の利用が記録されていない場合には、
「貸出可能です。図書館までお越し下さい。」のメッセ
ージを利用者端末10に送信する。
【0039】一方、同一書籍の貸出申請があった場合
(ステップ(S5−2)において「Yes」の場合)に
は、管理コンピュータ21は、申請時刻の順番に予約デ
ータ220を並び替え(S5−4)、予約時刻を記録す
る(S5−5)。この場合、予約時刻は、申請時刻の早
い申請に対しては早い予約時刻が記録される。次に、管
理コンピュータ21は、貸出データ記憶部23から書籍
の利用状況を抽出する(S5−6)。さらに、管理コン
ピュータ21は、インターネットIを介して利用者端末
10に対して貸出状況に応じて予約状況を送信する(S
5−7)。この場合、書籍が利用されている場合には、
管理コンピュータ21は、「貸出予約を行いました。貸
出可能になれば、連絡します。」のメッセージを利用者
端末10に送信する。書籍が利用されていない場合に
は、最先の予約時刻が記録された予約申請に対して「貸
出可能です。図書館までお越し下さい。」のメッセージ
を利用者端末10に送信する。その他の予約申請に対し
ては、「貸出予約を行いました。貸出可能になった場合
には連絡します。」のメッセージを利用者端末10に送
信する。
(ステップ(S5−2)において「Yes」の場合)に
は、管理コンピュータ21は、申請時刻の順番に予約デ
ータ220を並び替え(S5−4)、予約時刻を記録す
る(S5−5)。この場合、予約時刻は、申請時刻の早
い申請に対しては早い予約時刻が記録される。次に、管
理コンピュータ21は、貸出データ記憶部23から書籍
の利用状況を抽出する(S5−6)。さらに、管理コン
ピュータ21は、インターネットIを介して利用者端末
10に対して貸出状況に応じて予約状況を送信する(S
5−7)。この場合、書籍が利用されている場合には、
管理コンピュータ21は、「貸出予約を行いました。貸
出可能になれば、連絡します。」のメッセージを利用者
端末10に送信する。書籍が利用されていない場合に
は、最先の予約時刻が記録された予約申請に対して「貸
出可能です。図書館までお越し下さい。」のメッセージ
を利用者端末10に送信する。その他の予約申請に対し
ては、「貸出予約を行いました。貸出可能になった場合
には連絡します。」のメッセージを利用者端末10に送
信する。
【0040】次に、書籍の返却が行われた場合の処理手
順を図11に従って説明する。書籍が返却された場合、
利用者又は図書館員が館内端末30で「返却」を選択
し、バーコードリーダを用いて、書籍番号を入力する。
この書籍番号はネットワークNを介して管理コンピュー
タ21に送信される。管理コンピュータ21は、この書
籍番号に関連付けて記録された貸出データ230に返却
日を記録する(S6−1)。次に、管理コンピュータ2
1は、この書籍番号に基づいて予約データ記憶部22に
貸出予約があるかどうかを確認する(S6−2)。貸出
予約が無い場合(ステップ(S6−2)において「N
o」の場合)は、返却処理を終了する。予約データ記憶
部22に貸出予約が記録されている場合(「Yes」の
場合)には、最先の予約時刻が記録されている予約デー
タ220を抽出する(S6−3)。そして、管理コンピ
ュータ21は、利用者に対して貸出可能である旨を通知
する(S6−4)。この場合、予約データ220に記録
された申請方法が「電子メール」となっている場合に
は、予約データ220に記録された連絡先の利用者端末
10に対して通知を行う。一方、申請方法が「館内端
末」となっている場合には、管理コンピュータ21は利
用者データ250に記録された連絡方法に基づいて利用
者に通知を行う。
順を図11に従って説明する。書籍が返却された場合、
利用者又は図書館員が館内端末30で「返却」を選択
し、バーコードリーダを用いて、書籍番号を入力する。
この書籍番号はネットワークNを介して管理コンピュー
タ21に送信される。管理コンピュータ21は、この書
籍番号に関連付けて記録された貸出データ230に返却
日を記録する(S6−1)。次に、管理コンピュータ2
1は、この書籍番号に基づいて予約データ記憶部22に
貸出予約があるかどうかを確認する(S6−2)。貸出
予約が無い場合(ステップ(S6−2)において「N
o」の場合)は、返却処理を終了する。予約データ記憶
部22に貸出予約が記録されている場合(「Yes」の
場合)には、最先の予約時刻が記録されている予約デー
タ220を抽出する(S6−3)。そして、管理コンピ
ュータ21は、利用者に対して貸出可能である旨を通知
する(S6−4)。この場合、予約データ220に記録
された申請方法が「電子メール」となっている場合に
は、予約データ220に記録された連絡先の利用者端末
10に対して通知を行う。一方、申請方法が「館内端
末」となっている場合には、管理コンピュータ21は利
用者データ250に記録された連絡方法に基づいて利用
者に通知を行う。
【0041】書籍の返却督促を行う場合の処理手順を、
図12に従って説明する。管理コンピュータ21は、定
期的に貸し出した各書籍について返却予定日を算出する
(S7−1)。ここでは、管理コンピュータ21は、貸
出データ記憶部23に記録された貸出日に貸出期間を加
算し、返却予定日を算出する。次に、管理コンピュータ
21は、返却予定日と現在日とを比較する。返却予定日
を経過していない場合(ステップ(S7−2)において
「No」の場合)には、処理を終了する。返却予定日を
経過している場合(「Yes」の場合)には、管理コン
ピュータ21は、返却督促を利用者端末10に送信し
(S7−3)、処理を終了する。
図12に従って説明する。管理コンピュータ21は、定
期的に貸し出した各書籍について返却予定日を算出する
(S7−1)。ここでは、管理コンピュータ21は、貸
出データ記憶部23に記録された貸出日に貸出期間を加
算し、返却予定日を算出する。次に、管理コンピュータ
21は、返却予定日と現在日とを比較する。返却予定日
を経過していない場合(ステップ(S7−2)において
「No」の場合)には、処理を終了する。返却予定日を
経過している場合(「Yes」の場合)には、管理コン
ピュータ21は、返却督促を利用者端末10に送信し
(S7−3)、処理を終了する。
【0042】以上、本実施形態によれば、以下に示す効
果を得ることができる。 ・ 上記実施形態では、予約データ記憶部22に予約時
刻が記録されている。この予約時刻には、申請方法に基
づいて申請時刻又はバッチ予約処理の時刻が記録され
る。これにより、管理コンピュータ21は予約時刻に基
づいて貸出順序を容易に決定することができる。
果を得ることができる。 ・ 上記実施形態では、予約データ記憶部22に予約時
刻が記録されている。この予約時刻には、申請方法に基
づいて申請時刻又はバッチ予約処理の時刻が記録され
る。これにより、管理コンピュータ21は予約時刻に基
づいて貸出順序を容易に決定することができる。
【0043】・ 上記実施形態では、予約データ記憶部
22に申請時刻が記録されている。これにより、同一書
籍についての予約申請が競合した場合においても、管理
コンピュータ21は、申請時刻に基づいて予約の先後関
係を容易に把握できる。
22に申請時刻が記録されている。これにより、同一書
籍についての予約申請が競合した場合においても、管理
コンピュータ21は、申請時刻に基づいて予約の先後関
係を容易に把握できる。
【0044】・ 上記実施形態では、予約データ記憶部
22に申請方法が記録されている。これにより、管理コ
ンピュータ21は、申請方法により貸出順序に優先度を
つけることができる。
22に申請方法が記録されている。これにより、管理コ
ンピュータ21は、申請方法により貸出順序に優先度を
つけることができる。
【0045】・ 上記実施形態では、管理コンピュータ
21は、館内端末による申請の場合には申請時に予約処
理を行い、電子メールによる申請の場合にはバッチ予約
処理を行う。このため、来館して予約を行う利用者の便
宜を図ることができる。
21は、館内端末による申請の場合には申請時に予約処
理を行い、電子メールによる申請の場合にはバッチ予約
処理を行う。このため、来館して予約を行う利用者の便
宜を図ることができる。
【0046】・ 上記実施形態では、書籍が返却された
場合、管理コンピュータ21が最先の予約データを抽出
し、利用者に通知を行う。このため、図書館員の通知の
負荷を軽減できる。
場合、管理コンピュータ21が最先の予約データを抽出
し、利用者に通知を行う。このため、図書館員の通知の
負荷を軽減できる。
【0047】・ 上記実施形態では、書籍の返却期限到
来時に、管理コンピュータ21が利用者に返却督促を行
う。このため、図書館員の通知の負荷を軽減できる。 ・ 上記実施形態では、書籍の閉館時刻到来時に、管理
コンピュータ21が電子メールでの予約申請を抽出し、
予約処理を行う。このため、図書館員の予約の負荷を軽
減できる。
来時に、管理コンピュータ21が利用者に返却督促を行
う。このため、図書館員の通知の負荷を軽減できる。 ・ 上記実施形態では、書籍の閉館時刻到来時に、管理
コンピュータ21が電子メールでの予約申請を抽出し、
予約処理を行う。このため、図書館員の予約の負荷を軽
減できる。
【0048】・ 上記実施形態では、貸出データ記憶部
23には書籍番号毎に利用状況が記録されている。この
ため、管理コンピュータ21は利用状況に応じた通知を
利用者に送信することができる。
23には書籍番号毎に利用状況が記録されている。この
ため、管理コンピュータ21は利用状況に応じた通知を
利用者に送信することができる。
【0049】なお、上記実施形態は、以下の態様に変更
してもよい。 ・ 上記実施形態では、図書館の書籍の貸出処理を行っ
たが、複数の通信方法を用いて物品の予約を行うもので
あれば、レンタルショップ等で用いることも可能であ
る。
してもよい。 ・ 上記実施形態では、図書館の書籍の貸出処理を行っ
たが、複数の通信方法を用いて物品の予約を行うもので
あれば、レンタルショップ等で用いることも可能であ
る。
【0050】・ 上記実施形態では、予約データ記憶部
22に予約時刻を記録した。これに予約順番等、先後関
係を表す符合を用いてもよい。 ・ 上記実施形態では、ステップ(S6−4)におい
て、申請方法が「館内端末」となっている場合には、管
理コンピュータ21は利用者データ250に記録された
連絡方法に基づいて利用者に通知を行った。これを、申
請方法が「館内端末」になっている場合には、図書館員
専用の館内端末30に送信してもよい。これにより、図
書館員が利用者データ記憶部25に記録された連絡方法
に基づいて連絡してもよい。これにより、多様な連絡方
法に対応できる。
22に予約時刻を記録した。これに予約順番等、先後関
係を表す符合を用いてもよい。 ・ 上記実施形態では、ステップ(S6−4)におい
て、申請方法が「館内端末」となっている場合には、管
理コンピュータ21は利用者データ250に記録された
連絡方法に基づいて利用者に通知を行った。これを、申
請方法が「館内端末」になっている場合には、図書館員
専用の館内端末30に送信してもよい。これにより、図
書館員が利用者データ記憶部25に記録された連絡方法
に基づいて連絡してもよい。これにより、多様な連絡方
法に対応できる。
【0051】・ 上記実施形態では、優先度の低い申請
方法として、「電子メール」を設定したが、「電話」に
よる予約申請を受け付けてもよい。この場合、受け付け
た図書館員が、予約データ220の申請方法に「電話」
を記録する。そして、管理コンピュータ21は、この予
約申請についてもバッチ予約処理を行う。これにより、
多様な申請方法に対応でき、きめ細かなサービスを提供
することができる。
方法として、「電子メール」を設定したが、「電話」に
よる予約申請を受け付けてもよい。この場合、受け付け
た図書館員が、予約データ220の申請方法に「電話」
を記録する。そして、管理コンピュータ21は、この予
約申請についてもバッチ予約処理を行う。これにより、
多様な申請方法に対応でき、きめ細かなサービスを提供
することができる。
【0052】・ 上記実施形態では、管理コンピュータ
21は、申請方法により一律に予約処理方法を振り分け
た。これを書籍データ記憶部24に記録された書籍の属
性を考慮して振り分けを変えてもよい。例えば、書籍の
入庫日に基づいて処理する場合、ステップ(S3−8)
の代わりに図13に示す手順を用いる。
21は、申請方法により一律に予約処理方法を振り分け
た。これを書籍データ記憶部24に記録された書籍の属
性を考慮して振り分けを変えてもよい。例えば、書籍の
入庫日に基づいて処理する場合、ステップ(S3−8)
の代わりに図13に示す手順を用いる。
【0053】まず、管理コンピュータ21は、書籍番号
に基づいて、貸出データ230に記録された入庫日を抽
出する(S8−1)。次に、入庫日から1ヶ月を経過し
ている場合(ステップ(S8−2)において「Yes」
の場合)には、管理コンピュータ21は、申請方法によ
らず即時予約処理を行う(S8−3)。入庫日から1ヶ
月を経過している場合(「No」の場合)には、申請方
法により予約処理方法を振り分ける(S8−4)。これ
により、新刊書を来館者に優先的に貸し出すことがで
き、書籍の属性に応じて、利用者の便宜を図ることがで
きる。
に基づいて、貸出データ230に記録された入庫日を抽
出する(S8−1)。次に、入庫日から1ヶ月を経過し
ている場合(ステップ(S8−2)において「Yes」
の場合)には、管理コンピュータ21は、申請方法によ
らず即時予約処理を行う(S8−3)。入庫日から1ヶ
月を経過している場合(「No」の場合)には、申請方
法により予約処理方法を振り分ける(S8−4)。これ
により、新刊書を来館者に優先的に貸し出すことがで
き、書籍の属性に応じて、利用者の便宜を図ることがで
きる。
【0054】・ 上記実施形態では、申請方法により一
律に予約処理方法を振り分けた。これを貸出データ記憶
部23に記録された貸出状況を考慮して振り分けを変え
てもよい。例えば、書籍の貸出履歴に基づいて処理する
場合、ステップ(S3−8)の代わりに図14に示す手
順を用いる。
律に予約処理方法を振り分けた。これを貸出データ記憶
部23に記録された貸出状況を考慮して振り分けを変え
てもよい。例えば、書籍の貸出履歴に基づいて処理する
場合、ステップ(S3−8)の代わりに図14に示す手
順を用いる。
【0055】まず、管理コンピュータ21は、書籍番号
に基づいて、貸出データ記憶部23に記録された貸出デ
ータ230を抽出する(S9−1)。次に、管理コンピ
ュータ21は、最後の貸出日を抽出する。最後の貸出日
から2ヶ月を経過している場合(ステップ(S9−2)
において「Yes」の場合)には、管理コンピュータ2
1は、申請方法によらず即時予約処理を行う(S9−
3)。最後の貸出日から2ヶ月を経過していない場合
(「No」の場合)には、申請方法により予約処理方法
を振り分ける(S9−4)。これにより、貸出頻度の高
い書籍を来館者に優先的に貸し出すことができ、書籍の
貸出状況に応じて、利用者の便宜を図ることができる。
に基づいて、貸出データ記憶部23に記録された貸出デ
ータ230を抽出する(S9−1)。次に、管理コンピ
ュータ21は、最後の貸出日を抽出する。最後の貸出日
から2ヶ月を経過している場合(ステップ(S9−2)
において「Yes」の場合)には、管理コンピュータ2
1は、申請方法によらず即時予約処理を行う(S9−
3)。最後の貸出日から2ヶ月を経過していない場合
(「No」の場合)には、申請方法により予約処理方法
を振り分ける(S9−4)。これにより、貸出頻度の高
い書籍を来館者に優先的に貸し出すことができ、書籍の
貸出状況に応じて、利用者の便宜を図ることができる。
【0056】・ 上記実施形態では、利用者端末10と
してコンピュータを用いたが、PDA等の携帯端末や携
帯電話等であってもよい。 ・ 上記実施形態では、貸出システム20/館内端末3
0とをネットワークNで接続したが、インターネット又
は広域ネットワークを用いてもよい。
してコンピュータを用いたが、PDA等の携帯端末や携
帯電話等であってもよい。 ・ 上記実施形態では、貸出システム20/館内端末3
0とをネットワークNで接続したが、インターネット又
は広域ネットワークを用いてもよい。
【0057】・ 上記実施形態では、貸出システム20
に記憶部22〜24を設定したが、これらを分けて別の
場所に設定してもよい。例えば、書籍データ記憶部24
を予約データ記憶部22、貸出データ記憶部23と分け
て設置してもよい。例えば、他所で集中管理されている
書籍データ記憶部24を用いることも可能である。
に記憶部22〜24を設定したが、これらを分けて別の
場所に設定してもよい。例えば、書籍データ記憶部24
を予約データ記憶部22、貸出データ記憶部23と分け
て設置してもよい。例えば、他所で集中管理されている
書籍データ記憶部24を用いることも可能である。
【0058】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
貸出予約の申請方法に応じて、優先度を設け、効率的に
予約処理を行うことができる。また、利用者にとっても
不公平感のない予約処理を行うことができる。
貸出予約の申請方法に応じて、優先度を設け、効率的に
予約処理を行うことができる。また、利用者にとっても
不公平感のない予約処理を行うことができる。
【図1】 本発明の実施形態のシステム概略図。
【図2】 予約データ記憶部に記録されたデータの説明
図。
図。
【図3】 貸出データ記憶部に記録されたデータの説明
図。
図。
【図4】 書籍データ記憶部に記録されたデータの説明
図。
図。
【図5】 利用者データ記憶部に記録されたデータの説
明図。
明図。
【図6】 本実施形態の処理手順の説明図。
【図7】 本実施形態の処理手順の説明図。
【図8】 本実施形態の処理手順の説明図。
【図9】 本実施形態の処理手順の説明図。
【図10】 本実施形態の処理手順の説明図。
【図11】 本実施形態の処理手順の説明図。
【図12】 本実施形態の処理手順の説明図。
【図13】 別の実施形態の処理手順の説明図。
【図14】 別の実施形態の処理手順の説明図。
10…私的端末としての利用者端末、20…貸出システ
ム、21…通信手段としての管理コンピュータ、22…
端末種別データ記憶手段、優先順位記憶手段としての予
約データ記憶部22、23…在庫データ記憶手段として
の貸出データ記憶部、30…公的端末としての館内端
末、I…インターネット、N…ネットワーク。
ム、21…通信手段としての管理コンピュータ、22…
端末種別データ記憶手段、優先順位記憶手段としての予
約データ記憶部22、23…在庫データ記憶手段として
の貸出データ記憶部、30…公的端末としての館内端
末、I…インターネット、N…ネットワーク。
Claims (8)
- 【請求項1】 複数の端末からの予約データを受信する
通信手段と、 端末の端末種別を記録する端末種別データ記憶手段とを
有する予約システムを用いて、物品の予約を行う予約方
法であって、 前記通信手段にて、利用者が端末に入力した予約データ
を受信する第1の段階と、 前記貸出予約システムが、前記予約データを送信した端
末の種別を端末種別データ記憶手段に記録する第2の段
階と、 前記貸出予約システムが、前記端末種別データ記憶手段
に記録された端末種別に応じて予約処理の優先順位を付
与する第3の段階と、 前記優先順位に基づいて前記端末に予約処理状況を送信
する第4の段階とを有することを特徴とする予約方法。 - 【請求項2】 前記予約システムは、さらに在庫データ
記憶手段を有し、 その在庫データ記憶手段に予約データの対象物品の在庫
データが記録された場合、前記貸出予約システムが、前
記利用者に対しての提供可能通知を出力する段階をさら
に有することを特徴とする請求項1に記載の予約方法。 - 【請求項3】 前記予約データは、物品の貸出予約に関
するデータであり、 前記在庫データは、前記物品の返却データであることを
特徴とする請求項2に記載の予約方法。 - 【請求項4】 前記端末種別には、第1の端末種別と第
2の端末種別とが含まれ、 前記第3の段階の優先順位の付与は、前記端末種別デー
タ記憶手段に記録された端末種別が第1の端末種別の場
合には予約データの受信時に行い、前記端末種別が第2
の端末種別の場合には、所定時に行うことを特徴とする
請求項1〜3のいずれか1項に記載の予約方法。 - 【請求項5】 前記第1の端末種別は公共端末に関する
種別であり、前記第2の端末種別は私的端末に関する種
別であることを特徴とする請求項4に記載の予約方法。 - 【請求項6】 前記第3の段階の優先順位の付与は、予
約処理を行った予約時刻に関するデータを記録すること
を特徴とする請求項4又は5に記載の予約方法。 - 【請求項7】 複数の端末からの予約データを受信する
通信手段と、 前記通信手段が受信した予約データを送信した端末の端
末種別を記録する端末種別データ記憶手段と、 前記端末種別データ記憶手段に記録された端末種別に応
じて予約処理の優先順位を記録する優先順位記憶手段と
を有することを特徴とする予約システム。 - 【請求項8】 前記優先順位は、予約処理を行った予約
時刻に関するデータであることを特徴とする請求項7に
記載の予約システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000367024A JP2002170016A (ja) | 2000-12-01 | 2000-12-01 | 予約方法及び予約システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000367024A JP2002170016A (ja) | 2000-12-01 | 2000-12-01 | 予約方法及び予約システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002170016A true JP2002170016A (ja) | 2002-06-14 |
Family
ID=18837534
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000367024A Pending JP2002170016A (ja) | 2000-12-01 | 2000-12-01 | 予約方法及び予約システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002170016A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2017170254A1 (ja) * | 2016-03-28 | 2017-10-05 | 株式会社リクルートホールディングス | 順番待ちを管理するシステム、サーバ、方法、及びプログラム |
WO2018143200A1 (ja) * | 2017-01-31 | 2018-08-09 | 株式会社電通 | 船着場管理システム、予約管理サーバ、船舶管理者端末および船着場管理者用端末 |
-
2000
- 2000-12-01 JP JP2000367024A patent/JP2002170016A/ja active Pending
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2017170254A1 (ja) * | 2016-03-28 | 2017-10-05 | 株式会社リクルートホールディングス | 順番待ちを管理するシステム、サーバ、方法、及びプログラム |
WO2018143200A1 (ja) * | 2017-01-31 | 2018-08-09 | 株式会社電通 | 船着場管理システム、予約管理サーバ、船舶管理者端末および船着場管理者用端末 |
CN110178150A (zh) * | 2017-01-31 | 2019-08-27 | 株式会社电通 | 船坞管理系统、预约管理服务器、船舶管理者终端以及船坞管理者用终端 |
KR20190110529A (ko) * | 2017-01-31 | 2019-09-30 | 가부시키가이샤 덴츠 | 선착장 관리 시스템, 예약 관리 서버, 선박 관리자 단말 |
JPWO2018143200A1 (ja) * | 2017-01-31 | 2019-11-21 | 株式会社電通 | 船着場管理システム、予約管理サーバ、船舶管理者端末および船着場管理者用端末 |
JP7168834B2 (ja) | 2017-01-31 | 2022-11-10 | 株式会社電通 | 船着場管理システム、予約管理サーバ、船舶管理者端末および船着場管理者用端末 |
TWI789374B (zh) * | 2017-01-31 | 2023-01-11 | 日商電通股份有限公司 | 港口管理系統、預約管理伺服器、船舶管理者終端及港口管理者用終端 |
KR102515666B1 (ko) | 2017-01-31 | 2023-03-30 | 가부시키가이샤 덴츠 | 선착장 관리 시스템, 예약 관리 서버, 선박 관리자 단말 |
CN110178150B (zh) * | 2017-01-31 | 2023-10-20 | 株式会社电通 | 船坞管理系统和预约管理服务器 |
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