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JP2002162149A - 冷蔵庫の遠隔点検システム、冷蔵庫の遠隔点検装置、冷蔵庫の遠隔点検方法、冷蔵庫、冷蔵庫の制御方法およびプログラム - Google Patents

冷蔵庫の遠隔点検システム、冷蔵庫の遠隔点検装置、冷蔵庫の遠隔点検方法、冷蔵庫、冷蔵庫の制御方法およびプログラム

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Publication number
JP2002162149A
JP2002162149A JP2001268835A JP2001268835A JP2002162149A JP 2002162149 A JP2002162149 A JP 2002162149A JP 2001268835 A JP2001268835 A JP 2001268835A JP 2001268835 A JP2001268835 A JP 2001268835A JP 2002162149 A JP2002162149 A JP 2002162149A
Authority
JP
Japan
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refrigerator
remote inspection
information
communication network
inspection device
Prior art date
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Application number
JP2001268835A
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English (en)
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JP3990884B2 (ja
Inventor
Takehisa Okamoto
武久 岡本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2001268835A priority Critical patent/JP3990884B2/ja
Publication of JP2002162149A publication Critical patent/JP2002162149A/ja
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Publication of JP3990884B2 publication Critical patent/JP3990884B2/ja
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B2600/00Control issues
    • F25B2600/07Remote controls

Landscapes

  • Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
  • Selective Calling Equipment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 異常状態の発生に対して迅速且つ適切な対処
が可能となる冷蔵庫の遠隔点検システムを提供する。 【解決手段】 冷蔵庫1の扉にはホームサーバとして機
能するホーム端末9が装着されており、洗濯機2、電子
レンジ3、炊飯器4とともに家庭内LAN8が構成され
ている。冷蔵庫1は、ホーム端末9、ホームゲートウェ
イ10、インターネット6を介してWebサーバ5に接
続され、その運転状態情報が一定時間ごとにWebサー
バ5に自動送信される。Webサーバ5は、運転状態情
報と診断用データベース7とに基づいて冷蔵庫1を監視
し、異常が現れると冷蔵庫1に検査プログラムを送信し
て電気回路および冷凍サイクルの検査を行う。冷蔵庫1
自体の故障と判断すると冷蔵庫1に応急運転プログラム
を送信し、使用者の不適切な使用態様によると判断する
とホーム端末9に警告メッセージを表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遠隔地から冷蔵庫
の運転状態を確認する冷蔵庫の遠隔点検システム、冷蔵
庫の遠隔点検装置、冷蔵庫の遠隔点検方法、冷蔵庫、冷
蔵庫の制御方法およびプログラムに関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】冷蔵庫は、庫内温度や
庫外温度などを検出する温度センサ、コンプレッサの駆
動回路、切替室への冷気供給を制御するダンパの駆動回
路、庫内冷却ファンの駆動回路などを備えている。こう
した温度センサや駆動回路が故障すると設定温度に従っ
た冷却ができなくなる。このため、これまでの冷蔵庫
は、制御回路内に上記温度センサやダンパ回路などの自
己診断機能を備えていた。そして、自己診断の結果が各
診断項目ごとに決められた正常範囲を外れた場合には、
冷蔵庫の扉などに設けられた表示パネルに異常発生を示
す表示が行われるようになっていた。使用者は、この表
示パネルを見ることにより異常の発生を認識でき、メー
カや販売店に対し問い合わせや修理の依頼などをしてい
た。
【0003】しかしながら、上記従来構成の冷蔵庫では
以下のような不都合があった。すなわち、使用者は、表
示パネルの表示により異常が発生したことは認識できて
も、サービスマンが来て修理等が完了するまでの間は依
然としてその異常状態が継続するため、その間冷蔵庫を
正常な状態で使用することができず、収容してあった食
品の温度が上昇してその鮮度が低下するなどの被害が発
生する場合があった。
【0004】また、使用者の不適切な使用態様によって
異常状態が発生している場合(例えば扉を完全に閉め切
っていないために庫内温度が上昇した場合)において
も、使用者は故障と誤認識して必要のない修理依頼をす
る場合があった。
【0005】一方、実際に故障が発生している場合、サ
ービスマンは、事前に電話等により使用者から聞いた異
常状態や表示パネルの表示内容の説明だけでは詳細が分
からないため、訪問して初めて具体的な故障原因を調べ
始めることになり、修理に長時間を要していた。また、
事前に故障箇所を特定することが難しいため、最初の訪
問時に適切な補修部品を準備できない場合があり、何度
も訪問したり補修部品の手配に時間がかかったりする結
果、修理に長期間を要してしまう場合があった。一般家
庭において冷蔵庫を使用できないと食材の保存ができな
いため、修理の長期化は使用者に極めて不便な生活を強
いることになる。
【0006】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、異常状態の発生に対して迅速且つ適切
な対処が可能となる冷蔵庫の遠隔点検システム、冷蔵庫
の遠隔点検装置、冷蔵庫の遠隔点検方法、冷蔵庫、冷蔵
庫の制御方法およびプログラムを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載した冷蔵庫の遠隔点検システムは、
常時または所定時間ごとに自己の運転状態に関する情報
を通信網を介して送信する冷蔵庫と、前記通信網を介し
て外部からアクセス可能とされ、前記冷蔵庫から送信さ
れてくる前記運転状態に関する情報に基づいて前記冷蔵
庫の動作状態を点検する遠隔点検装置とから構成されて
いることを特徴とする。
【0008】冷蔵庫は、他の家電機器とは異なり、常に
運転を継続する必要がある機器であって、異常状態(例
えば庫内温度の上昇)が長びくと、収容されていた食品
に被害(例えば食品温度の上昇による鮮度低下)が生じ
たり、さらには食材の保存ができず調理する上で多大な
不便が生じる。上記構成によれば、メンテナンスサービ
ス会社などに設置された遠隔点検装置(例えばサーバ)
は、家庭などに設置された冷蔵庫から常時または所定時
間ごとに送られてくる運転状態に関する情報に基づいて
冷蔵庫の動作状態を点検するので、冷蔵庫の使用者が介
在することなく異常状態の発生を迅速に発見でき、その
異常状態に対し適切な処置が可能となる。これにより、
使用者側の被害や不便を最小限にとどめることができ
る。
【0009】また、遠隔点検装置側では、冷蔵庫の運転
状態に関する情報に基づいて、予め異常原因を推定また
は特定することが可能となるので、サービスマンは、事
前に補修部品を手配したり、最初の訪問時に適切な補修
部品を持って行くことができ、修理時間を短縮すること
ができる。さらに、遠隔点検装置は、市場において発生
した異常(故障)情報を集約して管理することができ、
その情報を利用すれば冷蔵庫の遠隔点検精度を一層高め
ることができる。
【0010】また、上記構成によれば、各家庭などに設
置された冷蔵庫は、通信網例えば公衆通信網やインター
ネットを経由して比較的容易に遠隔点検装置(例えばW
ebサーバ)に接続可能であるため、使用者およびメー
カは、比較的低コストで当該遠隔点検システムを構築し
利用することができる。
【0011】請求項2に記載した冷蔵庫の遠隔点検シス
テムは、前記冷蔵庫と前記通信網との間に介在し、前記
冷蔵庫から運転状態に関する情報を得てその情報を前記
通信網を介して前記遠隔点検装置に送信するとともに、
前記遠隔点検装置から前記通信網を介して送信されてく
るプログラムまたは情報を受信してそれを前記冷蔵庫に
与える端末装置を備えていることを特徴とする。
【0012】この構成によれば、冷蔵庫と通信網との間
に介在する端末装置が、冷蔵庫から運転状態に関する情
報を受け取ってそれを遠隔点検装置に送信するので、請
求項1に記載した発明と同様の効果を得ることができ
る。また、端末装置が主体となって遠隔点検装置との通
信を行うので、冷蔵庫は端末装置と通信を行うのに必要
な比較的簡単な構成の通信手段を備えるだけでよく、従
来の冷蔵庫に対するコストアップを低く抑えることがで
きる。
【0013】この場合、端末装置に報知手段を備え、冷
蔵庫の運転状態に関する情報および遠隔点検装置から送
信されてくる情報をその報知手段に出力すると良い(請
求項3)。端末装置は冷蔵庫から離れた位置に設置する
ことが可能であるため、使用者は冷蔵庫から離れれてい
ても端末装置を介して上記情報を迅速に知ることができ
る。
【0014】これらの各場合において、前記遠隔点検装
置は、前記冷蔵庫の運転状態に異常の兆候を検出した場
合、前記冷蔵庫に対して検査プログラムを送信するよう
に構成され、前記冷蔵庫は、受信した前記検査プログラ
ムに従って前記異常の兆候についての検査を実行するよ
うに構成されていることが好ましい(請求項4)。
【0015】この構成によれば、遠隔点検装置は、冷蔵
庫の運転状態に異常の兆候が現れると、通信網を介して
直接にまたは端末装置を通して冷蔵庫に対し検査プログ
ラムを送信する。そして、冷蔵庫がその検査プログラム
を実行することにより、異常の兆候についての検査が自
動的に行われる。これにより、発生が予測される種々の
異常の兆候に対する検査プログラムを冷蔵庫や端末装置
に格納しておくことなく、遠隔点検装置は、異常の兆候
に応じた最適な検査を遠隔地から自動的に実行できる。
なお、端末装置がその検査プログラムを実行して冷蔵庫
を検査する構成としても良い。
【0016】さらに、前記遠隔点検装置は、前記冷蔵庫
の運転状態に異常の兆候を検出した場合、前記冷蔵庫に
対し補償運転プログラムを送信するように構成され、前
記冷蔵庫は、受信した前記補償運転プログラムに従って
前記異常の兆候状態を回復させる補償運転を実行するよ
うに構成されていることが好ましい(請求項5)。
【0017】この構成によれば、冷蔵庫は、遠隔点検装
置から送られた補償運転プログラムに従って異常の兆候
(例えば庫内の温度上昇)を回復させる応急的な補償運
転(例えば強制冷却運転)を実行するので、遠隔点検装
置により具体的な対策が施されるまでの間、冷蔵庫を正
常状態または正常に近い状態に保つことができ、収容し
ている食品についての被害の拡大を食い止めることがで
きる。この補償プログラムには、出荷時の制御プログラ
ムのバージョンアップ、パラメータや運転モードの変更
なども含まれ、異常の兆候が発生しないように自動修復
させることも可能となる。
【0018】以上の各場合において、前記遠隔点検装置
は、前記点検の対象となる冷蔵庫の各機種についてその
運転状態に関するデータベースを備え、このデータベー
スを参照することにより、前記冷蔵庫の運転状態に現れ
た異常状態について前記冷蔵庫自体の故障によるものか
または使用者の不適切な使用態様によるものかを判断す
るように構成されていることが好ましい(請求項6)。
【0019】この構成によれば、遠隔点検装置は、冷蔵
庫自体の故障と使用者の不適切な使用態様との性格の異
なる2つの異常発生原因に対し、それぞれ的確に対処す
ることが可能となる。
【0020】この場合、前記遠隔点検装置は、前記冷蔵
庫の運転状態に現れた異常状態が使用者の不適切な使用
態様によるものと判断した場合、通信網を介して直接に
または端末装置を通して前記冷蔵庫に対して使用態様が
不適切であることを示す報知情報を送信するように構成
され、前記冷蔵庫は、報知手段を備えるとともに、受信
した前記報知情報をその報知手段に出力するように構成
されていることが好ましい(請求項7)。
【0021】この構成によれば、使用者は、冷蔵庫また
は端末装置の報知手段を介して、冷蔵庫の使用態様が不
適切であるために異常状態が現れたことを認識すること
ができるので、直ちにその不適切な使用を中止でき、異
常状態を解消することができる。また、使用者が故障と
誤認識して必要のない修理依頼をすることがなくなる。
【0022】一方、前記遠隔点検装置は、前記冷蔵庫の
運転状態に現れた異常状態が前記冷蔵庫自体の故障によ
るものと判断した場合、前記データベースを参照するこ
とによりその故障箇所を特定するように構成されている
ことが好ましい(請求項8)。
【0023】この構成によれば、遠隔点検装置自体ある
いは遠隔点検装置から故障箇所の情報を得たサービスマ
ンは、直ちにその故障箇所に関わる補修部品を先行手配
することができる。また、予め故障箇所が特定されてい
るので、サービスマンは、修理訪問時にその故障箇所を
修理するために必要となる全ての補修部品を持って行く
ことができ、しかも訪問後直ちに修理作業にとりかかる
ことができる。これにより、迅速な修理が可能となる。
【0024】さらに、前記遠隔点検装置は、前記冷蔵庫
の運転状態に現れた異常状態が前記冷蔵庫自体の故障に
よるものと判断した場合、前記冷蔵庫に対して応急運転
プログラムを送信するように構成され、前記冷蔵庫は、
受信した前記応急運転プログラムに従って前記異常状態
に対する応急運転を実行するように構成されていること
が好ましい(請求項9)。
【0025】この構成によれば、冷蔵庫自体に異常があ
る場合であっても、サービスマンにより修理が完了する
までの間、冷蔵庫は遠隔点検装置から送られて来た応急
運転プログラムに従って応急運転を実行するので、冷蔵
庫を正常状態または正常に近い状態に保つことができ、
収容してある食品の被害や使用者の不便を最小限に食い
止めることができる。
【0026】さらに、前記遠隔点検装置は、前記冷蔵庫
に対して故障発生を示す報知情報を送信するように構成
され、前記冷蔵庫は、報知手段を備えるとともに、受信
した前記報知情報をその報知手段に出力するように構成
されていることが好ましい(請求項10)。
【0027】この構成によれば、使用者は、遠隔点検装
置からの報知情報によって、冷蔵庫に異常が発生したこ
とを確実に認識することができるので、例えば食品温度
が上昇する前に使用者が自主的に応急対策をとることが
できる。また、端末装置を設けた場合には、使用者はこ
の端末装置を介しても故障発生を認識することができ
る。
【0028】これに加え、前記遠隔点検装置は、前記冷
蔵庫端末装置に対して応急使用方法を示す報知情報を送
信するように構成され、前記冷蔵庫または前記端末装置
は、受信した前記報知情報を前記報知手段に出力するよ
うに構成されていることが好ましい(請求項11)。
【0029】この構成によれば、たとえ上記応急運転が
機能しないような重大な故障が発生した場合であって
も、遠隔点検装置から使用者に対して直接または端末装
置を介して適切な応急使用方法が示されるので、使用者
がその応急使用方法に従うことによって、収容してあっ
た食品の被害を最小限に食い止めることができる。
【0030】請求項12ないし23に記載した冷蔵庫の
遠隔点検装置および遠隔点検方法によれば、常時または
所定時間ごとに冷蔵庫から通信網を介して送信されてく
る冷蔵庫の運転状態に関する情報を受信し、この受信し
た情報に基づいて冷蔵庫の動作状態を点検するので、遠
隔から冷蔵庫の異常状態の発生を発見でき、冷蔵庫に対
する迅速且つ適切な処置が可能となる。
【0031】請求項24ないし28に記載した冷蔵庫お
よび冷蔵庫の制御方法によれば、冷蔵庫は、常時または
所定時間ごとに通信網を介して自己の運転状態に関する
情報を遠隔点検装置に送信するとともに、遠隔点検装置
から送信されてきた動作指令に従って処理を実行する。
これにより、遠隔点検装置が冷蔵庫の動作状態を点検す
ることができ、冷蔵庫は遠隔点検装置からの動作指令に
従うことにより異常状態に対する迅速且つ適切な処置を
行える。
【0032】請求項29に記載したプログラムを冷蔵庫
の遠隔点検装置が有するコンピュータが実行することに
より、冷蔵庫から通信網を介して送信されてくる冷蔵庫
の運転状態に基づいて冷蔵庫の遠隔点検が可能となる。
また、請求項30に記載したプログラムを冷蔵庫に設け
られた制御用コンピュータが実行することにより、冷蔵
庫は異常状態に対する迅速且つ適切な処置を行える。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例について
図面を参照して説明する。図1は、冷蔵庫の遠隔点検シ
ステムの概略的な構成を示している。この図1におい
て、冷蔵庫1、洗濯機2、電子レンジ3、炊飯器4など
の家電機器のメーカは、Webサーバ5によりインター
ネット6上にWebサイトを公開している。このWeb
サイトは常に最新の内容に更新されており、Webサイ
トにアクセスすることにより、上記家電機器を使用する
上で有用な種々の情報を知ることができるようになって
いる。
【0034】また、遠隔点検装置としてのWebサーバ
5は、インターネット6を介して情報を送受信するため
の通信手段と、家庭内にある上記家電機器を遠隔点検す
る点検手段とを備え、点検に必要となる診断用データベ
ース7と接続されている。家電機器の中でも、冷蔵庫1
は昼夜を問わず常に運転を継続する必要がある機器であ
って、冷蔵庫1の運転状態に異常が発生すると、収容し
た食品温度が上昇して鮮度が低下するといった被害が生
じたり、食材保存ができないといった不便が生じる。そ
こで、本実施例において、Webサーバ5は、家庭内に
ある冷蔵庫1の運転状態に関する情報(以下、運転状態
情報と称す)に基づいて、冷蔵庫1について遠隔から検
査、故障診断、応急運転といった点検を実行するように
なっている。
【0035】この場合、診断用データベース7には、冷
蔵庫1の機種別の運転パターン、種々の運転状態(例え
ば庫内温度)に関する標準データ、実際の運転パターン
および検出された運転状態から故障原因を特定するため
に必要となる推論データなど、冷蔵庫の点検を行うのに
必要なデータが格納されている。なお、メーカやメンテ
ナンスサービス会社などに設置されたWebサーバ5に
は、ディスプレイ5a、キーボード5b、マウス5cな
どが接続されており、サービスマンや技術者が上記運転
状態情報、サービスマン派遣要請情報、後述する各種の
プログラムやメッセージデータなどを入出力可能となっ
ている。
【0036】メーカが販売する上記家電機器は通信機能
を有しており、家電機器を購入した家庭では、希望に応
じて家庭内LAN8を構築することができる。この家庭
内LAN8は、ホーム端末9(端末装置に相当)を主体
として構築されるものである。このホーム端末9は、ホ
ームサーバとして機能し、ホームゲートウェイ10を通
じて各家電機器と通信を行うとともに、ホームゲートウ
ェイ10およびインターネット6(通信網に相当)を通
じてメーカのWebサーバ5にアクセスしたりメールの
送受信を行うようになっている。本実施例では、冷蔵庫
1、洗濯機2、電子レンジ3、炊飯器4およびホーム端
末9は、それぞれホームゲートウェイ10との間でブル
ートゥースによる通信を行うようになっている。
【0037】ホーム端末9は、図2に示すように、冷蔵
庫1の扉前面の所定位置に磁石あるいは機械的な連結に
より装着可能となっており、その装着状態で冷蔵庫1側
から給電されるようになっている。この給電状態で内蔵
バッテリの充電状態の如何にかかわらず使用可能となる
とともに、電源のオフ状態では内蔵バッテリへの充電状
態となる。また、冷蔵庫1からの取外し状態では、内蔵
バッテリからの給電により使用可能となる。ホーム端末
9は、矩形パネル状をなしており、その前面全体にタッ
チパネル式の液晶表示部9a(報知手段に相当)が設け
られ、当該液晶表示部9aの裏側にパソコンとほぼ同一
の電気的構成をなすCPU、ROM、RAM、ハードデ
ィスク、バッテリなどが内蔵されている。また、ホーム
端末9は、マイクロホンおよびスピーカ(報知手段に相
当)を備えており、音声の録音・再生が可能となってい
る(図5に示す「伝言板」メニューの機能で使用)。
【0038】上記ホーム端末9は、冷蔵庫1を含む家電
機器がなす家庭内LAN8のサーバとして機能するもの
で、液晶表示部9aに表示された各種メニューに対する
タッチ操作によりメーカが提供するWebサイトにアク
セスして種々の情報をダウンロードするようになってい
る。また、ホーム端末9は、冷蔵庫1から運転状態情報
を受信し、その運転状態情報をWebサーバ5に送信す
るとともに、Webサーバ5から送られきた各種のプロ
グラムやメッセージデータを受信するようになってい
る。
【0039】ホームゲートウェイ10は、ホーム端末9
と各家電機器とが通信可能となるようにプロトコル(イ
ーサネット(登録商標)、ブルートゥース、エコーネッ
ト(電力線を通じたネットワーク))を変換するととも
に、インターネット6と家庭内LAN8とを接続するル
ータとしての機能を有する。この場合、ルータとして機
能する場合には、不正なデータの入出力を阻止するファ
イヤーウォールとしても機能するようになっている。
【0040】さて、ホーム端末9が装着された状態の冷
蔵庫1は、図2に示す外観を備えている。この図2にお
いて、冷蔵庫1の本体には、貯蔵室として上段から順に
冷蔵室11、野菜室12、左右に並ぶ製氷室13および
切替室14、冷凍室15が設けられており、これらはそ
れぞれ扉16〜20によって開閉されるようになってい
る。この場合、冷蔵室11および野菜室12は冷蔵温度
帯の貯蔵室を構成し、製氷室13および冷凍室15は冷
凍温度帯の貯蔵室を構成する。
【0041】切替室14は、その冷却温度帯を広い範囲
で切り替えることができ、その切り替えにより冷凍、パ
ーシャル、チルド、野菜、ソフト冷凍、冷蔵、ワイン、
クールレンジのいずれかに仕様選択して使用することが
できるようになっている。また、冷蔵室11の扉16お
よび冷凍室15の扉20には、それぞれ冷蔵室扉スイッ
チ21および冷凍室扉スイッチ22(ともに図3参照)
が設けられている。
【0042】図3は、冷蔵庫1の電気的構成をブロック
図として示している。この図3において、制御回路23
(制御手段に相当)はマイクロコンピュータを主体に構
成されており、記憶手段として揮発性メモリであるRA
M24と書き換え可能な不揮発性メモリであるフラッシ
ュメモリ25とを備えている。また、上記マイクロコン
ピュータは、後述する各種センサから入力したアナログ
信号をディジタル信号に変換するためのA/Dコンバー
タ26を備えている。
【0043】制御回路23には、冷蔵室11内の温度を
検出する冷蔵室温度センサ27、野菜室12内の温度を
検出する野菜室温度センサ28、切替室14内の温度を
検出する切替室温度センサ29、冷凍室15内の温度を
検出する冷凍室温度センサ30、製氷完了を検知する製
氷機温度センサ31、庫外温度を検出する外気温センサ
32、図示しない冷蔵室用蒸発器(以下、Rエバと称
す)の除霜完了を検知するRエバ除霜センサ33、図示
しない冷凍室用蒸発器(以下、Fエバと称す)の除霜完
了を検知するFエバ除霜センサ34の各出力信号が与え
られている。これら各センサ27〜34は例えばサーミ
スタから構成されており、その信号は制御回路23にお
いて電圧信号に変換された後マイクロコンピュータに入
力されるようになっている。
【0044】また、制御回路23は、駆動回路35を介
してコンプレッサ36、冷蔵室用ファン37(以下、R
ファン37と称す)、冷凍室用ファン38(以下、Fフ
ァン38と称す)、コンプレッサ用ファン39(以下、
Cファン39と称す)、Rエバ除霜ヒータ40、Fエバ
除霜ヒータ41、切替室用ダンパ42、自動製氷機43
などを駆動制御するようになっている。切替室用ダンパ
42には、その開閉状態を検知するスイッチ(図示せ
ず)が設けられている。
【0045】自動製氷機43は、具体的には図示しない
が製氷室13の上部に配設されており、給水モータによ
り給水ユニットから製氷皿に給水し、製氷機温度センサ
31により製氷完了が検知されると離氷モータにより製
氷皿を反転させて離氷を行わせるように構成されてい
る。上記駆動回路35は、この給水モータと離氷モータ
の駆動電流、コンプレッサ36のモータ駆動電流、ファ
ン37、38、39のモータ駆動電流および切替室用ダ
ンパ42のモータ駆動電流をそれぞれ検出する電流セン
サ(図示せず)を備えている。
【0046】さらに、制御回路23には、冷蔵庫1を家
庭内LAN8に接続するための通信手段例えばブルート
ゥースインターフェースモジュール44(以下、Btモ
ジュール44と称す)が接続されている。なお、Btモ
ジュール44は制御回路23に内蔵しても良く、通信手
段としてこのBtモジュール44に替えてイーサネット
モジュールやエコーネットモジュールを備えても良い。
【0047】次に、本実施例の作用について、図4ない
し図13も参照しながら説明する。まず、冷蔵庫1の概
略的な動作について説明する。制御回路23内のフラッ
シュメモリ25には、上記マイクロコンピュータが実行
する制御プログラムが格納されている。この制御プログ
ラムには、冷却運転(除霜運転、自動製氷機43の製氷
運転など冷蔵庫1の全ての運転を含む)を行うための処
理手順と、Btモジュール44を用いてホーム端末9と
の間で運転状態情報や各種のプログラムを送受信する処
理手順とが含まれている。また、自己の制御プログラム
の一部をWebサーバ5から送信されてきたプログラム
に置き替えて実行する処理手順も含まれている。
【0048】マイクロコンピュータは、冷蔵庫1に電源
が供給されている限りこの制御プログラムを実行し続
け、庫内温度が設定温度に一致するように温度制御を行
う。ここで、設定温度範囲は、例えば冷蔵室11につい
ては1℃〜5℃の範囲、冷凍室15については−18℃
〜−21℃の範囲となっており、これらの温度範囲にお
いて1℃単位で設定できるようになっている。
【0049】制御回路23は、上記設定温度、冷蔵室温
度センサ27の検出温度および冷凍室温度センサ30の
検出温度などに基づいて、冷凍サイクルにおける冷媒の
流通経路を切り替えることにより、主として冷蔵室11
および野菜室12を冷却する冷蔵室冷却モードと、製氷
室13および冷凍室15を冷却する冷凍室冷却モードと
を交互に繰り返しながら冷却運転を実行する。この場
合、制御回路23は、上記冷却モードに応じてRファン
37(のモータ)およびFファン38(のモータ)のオ
ンオフ駆動状態と回転数とを制御する。Rファン37が
駆動されると、Rエバを通して冷却された冷気が冷蔵室
11および野菜室12に供給され、Fファン38が駆動
されると、Fエバを通して冷却された冷気が製氷室13
および冷凍室15に供給される。
【0050】さらに、制御回路23は、上記冷却モード
の切替制御に加え、冷蔵室温度センサ27の検出温度お
よび冷凍室温度センサ30の検出温度(つまり各室の負
荷)に応じてコンプレッサ36の周波数制御も実行す
る。これにより、例えば検出温度が高い場合にはコンプ
レッサ36の周波数を上げて冷却能力を高めることがで
きる。なお、コンプレッサ36は例えばDCブラシレス
モータにより駆動され、インバータ装置により周波数制
御が行われる。
【0051】一方、切替室14の温度制御は、通常運転
時においては主として切替室用ダンパ42の開閉制御に
より行われる。すなわち、制御回路23は、切替室温度
センサ29の検出温度に基づいて切替室用ダンパ42
(のモータ)を駆動することにより、切替室14への冷
気の供給量を調節し、切替室14の温度が仕様選択に応
じた設定温度に一致するように制御する。
【0052】また、この切替室14については冷却調理
運転(クールレンジ)の実行が可能となっている。この
冷却調理運転は、収容してある他の食品に悪影響を与え
ることなく比較的高温の食品の冷却を行うもので、使用
者は、食品の種類や状態などに応じて、あら熱とりモー
ド、熱もの冷蔵モード、熱もの冷凍モードおよび急冷却
モードの何れかを選択することができる。
【0053】さらに、制御回路23は、例えば冷凍室1
5の積算冷却時間が所定時間となるごとに、プリクール
運転を実行した後、Rエバ、Fエバに対する除霜運転を
実行する。この除霜運転は、コンプレッサ36やファン
37、38、39が停止した状態で、Rエバ除霜ヒータ
40およびFエバ除霜ヒータ41に通電することにより
実行され、Rエバ除霜センサ33およびFエバ除霜セン
サ34の除霜完了の検知により終了する。
【0054】なお、上記温度設定、切替室14の仕様選
択の設定および冷却調理運転のモード設定は、冷蔵庫1
本体およびホーム端末9の何れからも行うことができ、
互いに設定内容を相手側に送信するようになっている。
また、これらの設定はWebサーバ5からも行うことが
できる。
【0055】制御回路23は、一定時間(例えば1分)
ごとに冷蔵室温度センサ27、野菜室温度センサ28、
切替室温度センサ29および冷凍室温度センサ30の各
検出温度をBtモジュール44によりホーム端末9に送
信する。また、制御回路23は、他の運転状態情報例え
ば冷蔵室扉スイッチ21および冷凍室扉スイッチ22の
オンオフ状態、製氷機温度センサ31、外気温センサ3
2、Rエバ除霜センサ33およびFエバ除霜センサ34
の各検出温度、コンプレッサ36の周波数およびモータ
駆動電流、ファン37、38、39のモータ駆動電流、
切替室用ダンパ42のモータ駆動電流、切替室用ダンパ
42の開閉状態、給水モータと離氷モータの駆動電流な
どもホーム端末9に送信する。
【0056】ホーム端末9は、冷蔵庫1からホームゲー
トウェイ10を経由して送られてくる冷蔵庫1の運転状
態情報を蓄積し、その情報をまとめて一定時間例えば1
時間ごとにホームゲートウェイ10およびインターネッ
ト6を通じてWebサーバ5に送信する。この場合、ホ
ーム端末9は、温度設定、切替室14の仕様選択の設
定、切替室14の冷却調理運転のモード設定など冷蔵庫
1の各種設定情報も合わせて送信する。
【0057】続いて、Webサーバ5が実行する遠隔点
検処理プログラムのフローチャートを示す図4およびホ
ーム端末9の表示画面を示す図5〜図13を参照しなが
ら、Webサーバ5が行う遠隔点検について具体的に説
明する。
【0058】冷蔵庫1に装着されたホーム端末9の液晶
表示部9aには、通常、図5に示すトップページが表示
されている。この表示画面内の上隅には、現在日時、冷
蔵室温度、冷凍室温度、切替室温度および野菜室温度
(図5ではチルドと表記)が横方向に表示され、表示画
面内の上右隅には、冷蔵庫1の外観が冷蔵室温度、野菜
室温度、切替室温度、冷凍室温度とともに模式的に表示
されている。このトップページには、メニューとして
「メール」、「伝言板」、「家事の名人」、「アルバ
ム」、「スポンサー」が設定されており、これら表示部
をタッチ操作することにより各メニューの処理に移行す
ることができる。なお、「メール」表示とともに受信メ
ールの件数が表示され、「伝言板」表示とともに伝言録
音の件数が表示される。
【0059】ここで、「家事の名人」メニューを選択す
ると、図6に示す「家事の名人」ページが表示される。
ここには、家電機器を使用する上で有用な種々の情報や
サービス(例えば冷蔵庫1の遠隔点検サービス)を得る
ためメニューとして、「料理」、「食材管理」、「各種
情報」、「メンテナンス」、「セキュリティ」、「洗
濯」が設定されており、これら表示部をタッチ操作する
ことにより所望のメニューに移行することができる。ま
た、この「家事の名人」ページにおいて各メニューを選
択した場合、図7〜図13に示されるように、各表示画
面の右隅に冷蔵庫1の設定温度を変更するための「冷蔵
庫モニタ設定」ボタン、冷蔵室温度、冷凍室温度、切替
室設定および上記冷却調理に関する4つのモード設定ボ
タンが表示される。
【0060】この「家事の名人」ページにおいて「メン
テナンス」メニューを選択すると、図7に示す「メンテ
ナンス」ページが表示される。ここには、冷蔵庫1を対
象とした「24時間遠隔点検」と冷蔵庫1を含めた全て
の家電機器を対象とした「故障サービス」の2つのメニ
ューが設定されている。「24時間遠隔点検」メニュー
を選択すると、「冷蔵庫運転状況自動モニタ」ページが
表示され、冷蔵庫1についてのWebサーバ5の遠隔点
検内容を見ることができる。また、「故障サービス」メ
ニューを選択すると、家電機器の異常状態について、W
ebサーバ5を介してサービスマンに連絡し点検やサー
ビスを依頼することができる。
【0061】図8は、「24時間遠隔点検」メニューを
選択した場合に表示される「冷蔵庫運転状況自動モニ
タ」ページを示している。ここには、Webサーバ5が
認識している冷蔵室11の温度、冷凍室15の温度およ
びコンプレッサ36の周波数の時間変化がグラフ表示さ
れる。なお、このグラフ表示において、冷蔵室温度と冷
凍室温度の変化の傾きが互いに逆向きとなっているが、
これは上述したように、冷蔵庫1が冷蔵室冷却モードと
冷凍室冷却モードとを交互に繰り返しながら冷却運転を
実行しているためである。
【0062】さて、図4に示すフローチャートにおい
て、Webサーバ5は、一定時間(1時間)ごとにホー
ム端末9から送信されてくる冷蔵庫1の運転状態情報を
通信手段により受信し(ステップS1)、その情報に基
づいて冷蔵庫1の運転状態を認識する(ステップS
2)。このステップS2以降の処理は、主としてWeb
サーバ5の点検手段が実行する。Webサーバ5は、そ
の運転状態(庫外温度も含む)を診断用データベース7
に格納されている標準データや運転パターンと比較推論
することにより、冷蔵庫1の運転状態に異常の兆候が現
れたかどうかを判断する(ステップS3)。ここで、異
常の兆候が現れていない(NO)と判断した場合には、
再びステップS1に移行して次の運転状態情報の受信を
待つ。
【0063】これに対し、例えば冷凍室15の温度が設
定温度(−18℃)よりも上昇し、設定された冷凍温度
帯を超えたような場合、Webサーバ5は、異常の兆候
が現れた(YES)と判断し、ホーム端末9に対し異常
の兆候を示す運転状態データ(冷凍室15の温度変化)
と使用者の注意を促すためのメッセージデータとを送信
する。ホーム端末9は、図9に示すように受信した冷凍
室15の温度変化をグラフ表示するとともに、受信した
メッセージ「冷凍室の温度が高くなってきました」を表
示する。
【0064】続いて、Webサーバ5は、ホーム端末9
を介して冷蔵庫1に電気回路および冷凍サイクルの検査
を行うための検査プログラムを送信する(ステップS
4)。この検査プログラムは、例えば制御回路23のR
AM24に格納され、サブルーチンとして制御プログラ
ムの一部に組み込まれた状態で制御プログラムに従属し
て実行されるようになっている。検査プログラムの実行
が完了すると、その検査結果は冷蔵庫1からホーム端末
9を介してWebサーバ5に送信される。
【0065】Webサーバ5は、この検査結果のそれぞ
れについて正常/異常の診断を行い、その診断結果をホ
ーム端末9に送信する。ホーム端末9は、図10に示す
ように、その診断結果を画面に表示する。なお、この画
面表示における「自己診断」とは上記検査プログラムの
実行による検査を意味しているが、これに替えて、制御
プログラムの一部として予めフラッシュメモリ25に検
査プログラムを格納しておき、Webサーバ5からの指
示によりその検査プログラムが実行されるように構成し
ても良い。
【0066】Webサーバ5は、冷蔵庫1に対し、異常
の兆候の原因を特定するために必要且つ十分な検査を実
行するための検査プログラムを送信する。図10に示さ
れた例では具体的に以下の検査項目が実行されている
が、異常の兆候に応じて検査項目は増減する。なお、以
下の、〜、の検査項目は、各貯蔵室11〜15
の温度が設定された温度帯を超えたような場合などに実
施され、の検査項目は、切替室14の温度が設定され
た温度帯を超えたような場合などに実施され、の検査
項目は、氷が作られない場合などに実施される。
【0067】センサチェック A/Dコンバータ26の出力値に基づいて、冷凍室温度
センサ30(F)、冷蔵室温度センサ27(R)、切替
室温度センサ29(S)、Fエバ除霜センサ34(D
1)、Rエバ除霜センサ33(D2)、製氷機温度セン
サ31(I)のそれぞれについて断線不良などが検査さ
れる。 ダンパチェック 切替室用ダンパ42のモータ駆動電流に基づいて、当該
モータの不良などが検査される。 DCファンチェック Fファン38、Rファン37、Cファン39のモータ駆
動電流に基づいて、これらのモータの不良などが検査さ
れる。
【0068】除霜回路チェック 制御回路23に内蔵される除霜回路の動作不良(例えば
リレー、フォトカプラ、温度ヒューズなどの不良)およ
びRエバ除霜ヒータ40とFエバ除霜ヒータ41の断線
不良などが検査される。 コンプ回路チェック コンプレッサ36のモータ駆動電流に基づいて、当該モ
ータの不良やインバータ装置の不良などが検査される。 製氷機チェック 給水モータおよび離氷モータの電流に基づいてその不良
などが検査される。
【0069】冷凍サイクルの検査 一時的にコンプレッサ36の周波数を高めるとともに、
異常の兆候に応じて冷蔵室冷却モードおよび冷凍室冷却
モードの何れかの冷却モードに切り替えた強制冷却運転
を行い、各貯蔵室11〜15の温度が設定された温度帯
に戻るかどうかが検査される。
【0070】さて、冷蔵庫1において以上の検査が実施
されWebサーバ5が各検査項目についての診断結果を
得ると、図4において、Webサーバ5は異常の兆候を
回復させるために冷蔵庫1に対し補償運転プログラムを
送信する(ステップS5)。この補償運転プログラム
は、フラッシュメモリ25に格納されていた制御プログ
ラムと置き替えられる。そして、例えば冷凍室15の温
度が上昇したような場合には、コンプレッサ36の周波
数を所定範囲内で高めるとともに、冷凍室冷却モードで
の運転時間を所定範囲内で増やした補償運転を行うよう
になっている。
【0071】その後、Webサーバ5は、冷蔵庫1の運
転状態を監視し、運転状態が正常に戻ったかどうかを判
断する(ステップS6)。ここで、正常に戻った(YE
S)と判断した場合には、Webサーバ5は、ホーム端
末9に対し回復を知らせるメッセージデータを送信し、
ホーム端末9はその受信したメッセージ「冷凍室温度は
回復しました。…。」を表示する。なお、補償運転によ
り運転状態が正常に戻る場合としては、例えば冷蔵庫1
自体に故障がなく、使用者が冷凍室15内に比較的高温
の食品を入れてしまった場合などが考えられる。
【0072】一方、回復しない(NO)と判断した場
合、Webサーバ5は、さらに診断用データベース7に
格納されたデータに基づいて、運転状態に現れた異常が
冷蔵庫1自体の故障によるものかまたは使用者の不適切
な使用態様によるものかを判断する(ステップS7)。
例えば、冷蔵庫1自体の故障による場合と冷凍室扉スイ
ッチ22が検知できない程度の半ドア状態の場合とで
は、冷凍室15の温度上昇パターンが異なることが分か
っている。従って、診断用データベース7に格納された
温度上昇パターンを参照することにより、両者の何れが
原因であるかを判断することができる。
【0073】Webサーバ5は、異常原因が冷蔵庫1自
体の故障によるもの(YES)と判断した場合には、検
査結果を参照してその故障箇所も特定し、冷蔵庫1に対
し応急運転プログラムを送信する(ステップS8)。こ
の応急運転プログラムは、フラッシュメモリ25に格納
されていた補償運転プログラムと置き替えられる。冷蔵
庫1は、サービスマンが訪問し修理が完了するまでの期
間、この応急運転プログラムに従って可能な限り冷却運
転を継続し、庫内温度を極力正常の温度帯に保持する。
例えば、Rエバ除霜センサ33またはFエバ除霜センサ
34に異常があって除霜運転から回復しないような場
合、除霜運転から強制的に冷却運転に移行させることが
できる。
【0074】さらに、Webサーバ5は、ホーム端末9
に対し異常状態が回復しない旨、故障箇所、サービスマ
ンを派遣する旨を知らせるメッセージデータを送信し
(ステップS9)、ホーム端末9は、図11に示すよう
に受信したメッセージ「冷凍室温度が回復しません。ガ
スリーク不良…。サービスマンを至急派遣…。」を表示
する(コンプレッサ36のガスリークが故障原因の場
合)。また、図示しないが、例えば切替室14の温度の
みが異常である場合には、Webサーバ5はホーム端末
9に対し「切替室の温度が下がりません。切替室の食品
を冷蔵室または冷凍室に移して下さい。」といった応急
使用方法のメッセージを表示させる。また、別の例とし
て、冷凍室15の冷却能力が低下した場合には、Web
サーバ5はホーム端末9に対し「冷凍室を十分に冷却で
きません。冷凍室の扉開閉を少なくして下さい。」とい
った応急使用方法のメッセージを表示させる。
【0075】これとともに、Webサーバ5は、そのデ
ィスプレイ5aに、サービスマンの派遣要請が必要であ
ること、故障箇所、冷蔵庫1の型式、使用者の住所、氏
名、電話番号、FAX番号、メールアドレスなどを表示
する。サービスマンは、この表示内容に従って、補修部
品の手配、電話、FAX、メールなどによる使用者への
連絡、派遣スケジュールの設定などを行う。
【0076】一方、ステップS7において、異常原因が
使用者の不適切な使用態様によるもの(NO)と判断し
た場合には、Webサーバ5は、ホーム端末9に対し使
用態様の確認を促すメッセージデータを送信し(ステッ
プS11)、ホーム端末9は、図12に示すように受信
したメッセージ「冷凍室温度が回復しません。冷凍室扉
が半ドアになっていませんか?確認して下さい。」を表
示する。この場合、メッセージの下に確認ボタンが表示
され、Webサーバ5は、この確認ボタンのタッチ操作
を通じて使用者が確認したことを認識する。
【0077】使用者が冷凍室15の扉20を完全に閉め
るなどして使用態様が是正され、運転状態が正常に戻る
と、Webサーバ5は、ホーム端末9に対し回復を知ら
せるメッセージデータを送信し、ホーム端末9は、図1
3に示すようにその受信したメッセージ「冷凍室温度は
回復しました。…。」を表示する。
【0078】以上説明したように、本実施例によれば、
家庭内LAN8に接続された冷蔵庫1は、ホームサーバ
として機能するホーム端末9およびインターネット6を
介してWebサーバ5に接続され、その運転状態情報が
一定時間ごとにWebサーバ5に自動送信される。そし
て、Webサーバ5の点検手段は、冷蔵庫1から送られ
てきた運転状態情報と診断用データベース7とに基づい
て冷蔵庫1を常に監視するので、使用者が何ら介在する
ことなく冷蔵庫1に生じた運転状態の異常を迅速に発見
できる。
【0079】冷蔵庫1は他の家電機器とは異なり一日中
(24時間)運転し続ける機器であるため、Webサー
バ5が使用者に代わって常に遠隔点検することにより、
収容してある食品に被害が及ばないうちにまたは被害が
小さいうちに対処可能となり、使用者の利便性が向上す
る。また、使用者は、冷蔵庫1が自動的に遠隔点検され
ていることにより安心感を得られる。一方、メーカも、
市場において発生した異常情報を集約して管理すること
ができ、その情報を利用して診断用データベース7のデ
ータの質を高め、冷蔵庫1の遠隔点検精度を高めること
ができる。
【0080】Webサーバ5は、運転状態に異常の兆候
が現れると、冷蔵庫1に対し検査プログラムを送信し、
冷蔵庫1に電気的な検査および冷凍サイクルの検査を行
わせるので、その検査結果に基づいて異常の兆候の発生
原因についてより詳しい情報を得ることができる。この
場合、発生が予想される種々の異常の兆候に対する自己
診断プログラムを予め冷蔵庫1の制御回路23内に格納
しておく必要がないので、その分フラッシュメモリ25
のメモリ容量を小さくできる。また、Webサーバ5
は、診断用データベース7を参照して異常の兆候に応じ
た最適な検査プログラムを実行させることができるの
で、原因を特定する上でより的確な情報を得ることがで
きる。
【0081】特に、本実施例では、冷蔵庫1の駆動回路
35に給水モータ、離氷モータ、コンプレッサモータ、
ファンモータ、ダンパモータの各駆動電流を検出する電
流センサを設けたので、Webサーバ5はその電流値も
参照でき、具体的な故障箇所を特定し易くなる。
【0082】このように、本システムでは、Webサー
バ5は異常の有無のみならず故障箇所の特定も行うの
で、サービスマンはその故障箇所に関わる補修部品を先
行手配することができる。また、サービスマンは、訪問
修理に際し故障箇所を修理するために必要となる全ての
補修部品を持って行くことができ、訪問後も直ちに修理
作業にとりかかることができる。これにより、訪問が繰
り返されることがなくなり、短期間での修理が可能とな
る。
【0083】さらに、Webサーバ5は、例えば庫内温
度が設定温度帯を超えて上昇したような異常が生じた場
合、冷蔵庫1に補償運転プログラムを送ってその異常状
態の回復を図るので、庫内に収容した食品温度の上昇を
極力抑えることができ、鮮度の低下などの被害を最小限
に食い止められる。また、例えば冷蔵庫1が高温環境下
に設置されている場合や冷凍室15の扉20の開閉頻度
が高い場合など、異常状態の発生が電気回路や冷凍サイ
クルの異常ではなく設置環境や使用態様に起因している
場合には、補償運転プログラムとしてパラメータや動作
モードなどが変更された制御プログラムを用いることに
より、自動修復が可能となる。
【0084】Webサーバ5は、異常原因が使用者の不
適切な使用態様によるものと判断した場合、ホーム端末
9に使用態様の確認を促すメッセージを表示させるとと
もに使用者に確認のための画面タッチ操作を行わせるの
で、使用者が故障と勘違いして不要な修理依頼をしたり
ナンセンスクレームをすることがなくなる。
【0085】また、Webサーバ5は、異常原因が冷蔵
庫1自体の故障によるものと判断した場合、冷蔵庫1に
応急運転プログラムを送信して応急運転させるので、サ
ービスマンによる修理が完了するまでの期間、例えば庫
内に収容した食品の鮮度低下などの被害あるいは冷蔵庫
1が全く使えないといった不便の発生を最小限に抑える
ことができる。さらに、Webサーバ5は、ホーム端末
9に故障が発生した旨および応急使用方法を表示させる
ので、上記被害や不便の発生を一層小さくすることがで
きる。
【0086】なお、本発明は上記した実施例に限定され
るものではなく、次のような変形または拡張が可能であ
る。冷蔵庫1自体にインターネット6を介してWebサ
ーバ5に接続する機能(通信手段)を備えても良い。こ
の場合には、家庭内において冷蔵庫1を家庭内LAN8
に接続せず単独で使用することができる。また、実施例
で説明した冷蔵庫1とホーム端末9とを一体として構成
し冷蔵庫1にホームサーバとしての機能を持たせたり、
冷蔵庫1に報知手段としての表示装置を設けても良い。
さらに、ホーム端末9(または冷蔵庫1)と遠隔点検装
置との間で情報を送受信する通信網には、他の通信網例
えば公衆通信網や専用回線を用いても良い。ホーム端末
9は、通常、冷蔵庫1の扉16に装着した状態で用いら
れるが、壁に掛けたり、他の家電機器に装着したり、テ
ーブルの上に置いた状態で使用しても良い。
【0087】ホーム端末9は、冷蔵庫1の運転状態情報
を一定時間例えば1時間ごとにホームゲートウェイ10
およびインターネット6を通じてWebサーバ5に送信
するものとしたが、送信間隔は1時間に限られない。ま
た、ホーム端末9をインターネットに常時接続し、運転
状態情報をさらに短い時間間隔例えば1分ごとに送信す
るようにしても良い。ホーム端末9は、一定時間ごとに
Webサーバ5に対し多数の運転状態情報を送信した
が、常時は庫内温度など最小限の運転状態情報のみを送
信し、異常の兆候が現れた時点でさらに詳しい運転状態
情報を送信するようにしても良い。
【0088】Webサーバ5は、冷蔵庫1から送られて
くる運転状態情報に基づいて直ちに異常原因を特定でき
る場合には、必ずしも冷蔵庫1に対し検査プログラムを
送る必要はない。また、運転状態の異常が軽微であって
設定温度の変更のみで対処できる場合には、Webサー
バ5は、冷蔵庫1に対し補償運転プログラムを送信する
代わりに冷蔵庫1またはホーム端末9に対して設定温度
の変更を指令しても良い。この場合、ホーム端末9に設
定温度を自動変更した旨のメッセージを表示することが
好ましい。また、上記実施例では、冷蔵庫1が検査プロ
グラムを実行したが、これに替えて、ホーム端末9が冷
蔵庫1の制御回路23に対し検査の実行を逐次指示する
動作形態としても良い。
【0089】Webサーバ5は、冷蔵庫1に故障が生じ
ていると判断した場合に冷蔵庫1に応急運転をさせた
が、食品を保存する上で影響がない場合、応急運転によ
っても冷却運転が困難な程に重大な故障の場合、運転を
継続すると二次的な故障が発生する虞がある場合などに
は応急運転させないようにすることが好ましい。
【0090】冷蔵庫1の制御回路23に簡易的な自己診
断機能を備え、その自己診断の結果異常の兆候が現れた
場合には、冷蔵庫1からWebサーバ5にアクセスして
詳細な遠隔点検を要請する動作態様を付加しても良い。
Webサーバ5は、冷蔵庫1の運転状態や点検結果に応
じてホーム端末9の液晶表示部9aに種々のメッセージ
を表示させたが、これとともにホーム端末9に設けられ
たスピーカやブザーから音声メッセージや警告音を出力
するようにしても良い。
【0091】外部との通信手段と各種センサなど動作状
態を検出するための電気回路とを有し、制御プログラム
が書き換え可能な記憶手段(例えばフラッシュメモリ)
に書き込まれている他の家電機器、例えばエアコン、電
子レンジ、洗濯機、テレビ、ビデオレコーダなどに対し
ても、上記実施例で説明した遠隔点検システムを適用す
ることができる。
【0092】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、通信網を介して遠隔点検装置と冷蔵庫とが接
続され、冷蔵庫から遠隔点検装置に対し常時または所定
時間ごとにその運転状態に関する情報が送信され、遠隔
点検装置はこの冷蔵庫から送信されてくる運転状態に関
する情報に基づいて冷蔵庫の動作状態を点検するので、
冷蔵庫の使用者が介在することなく異常状態の発生を迅
速に発見でき、その異常状態に対し適切な処置が可能と
なる。これにより、庫内温度の上昇に気付かず収容した
食品の鮮度が低下するといった被害の発生を最小限にと
どめることができる。また、遠隔点検装置側では、冷蔵
庫の運転状態に関する情報に基づいて、予め異常原因を
推定または特定することが可能となるので、サービスマ
ンは、事前に補修部品を手配したり、最初の訪問時に適
切な補修部品を持って行くことができ、修理時間を短縮
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す冷蔵庫の遠隔点検シス
テムの概略的な構成図
【図2】ホーム端末が装着された状態での冷蔵庫の外観
【図3】冷蔵庫の電気的構成を示すブロック図
【図4】Webサーバの遠隔点検処理を示すフローチャ
ート
【図5】ホーム端末に表示されるトップページを示す図
【図6】ホーム端末に表示される「家事の名人」ページ
を示す図
【図7】ホーム端末に表示される「メンテナンス」ペー
ジを示す図
【図8】ホーム端末に表示される「冷蔵庫運転状況自動
モニタ」ページを示す図
【図9】ホーム端末に表示される「冷蔵庫運転状況自動
モニタ」ページであって、冷凍室温度に異常が生じた場
合の表示画面を示す図
【図10】ホーム端末に表示される「冷蔵庫運転状況自
動モニタ」ページであって、検査プログラムによる検査
が実行された場合の表示画面を示す図
【図11】ホーム端末に表示される「冷蔵庫運転状況自
動モニタ」ページであって、異常の原因が冷蔵庫自体の
故障であると判明した場合の表示画面を示す図
【図12】ホーム端末に表示される「冷蔵庫運転状況自
動モニタ」ページであって、異常の原因が使用者の不適
切な使用態様であると判明した場合の表示画面を示す図
【図13】ホーム端末に表示される「冷蔵庫運転状況自
動モニタ」ページであって、運転状態が正常に回復した
場合の表示画面を示す図
【符号の説明】
1は冷蔵庫、5はWebサーバ(遠隔点検装置)、6は
インターネット(通信網)、7は診断用データベース
(データベース)、9はホーム端末(端末装置)、9a
は液晶表示部(報知手段)、23は制御回路(制御手
段)、44はブルートゥースインターフェースモジュー
ル(通信手段)である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04Q 9/00 321 H04Q 9/00 321Z Fターム(参考) 3L045 AA02 BA01 CA02 DA02 EA01 LA17 LA18 MA00 MA02 PA01 PA02 PA03 PA04 5K048 AA05 BA08 BA13 DC03 DC07 EB02 EB07 EB08 EB10 EB12 EB13 FB04 FB05 FB09 FB10 FC01 FC05 GC05 HA23

Claims (30)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 常時または所定時間ごとに自己の運転状
    態に関する情報を通信網を介して送信する冷蔵庫と、 前記通信網を介して外部からアクセス可能とされ、前記
    冷蔵庫から送信されてくる前記運転状態に関する情報に
    基づいて前記冷蔵庫の動作状態を点検する遠隔点検装置
    とから構成されていることを特徴とする冷蔵庫の遠隔点
    検システム。
  2. 【請求項2】 前記冷蔵庫と前記通信網との間に介在
    し、前記冷蔵庫から運転状態に関する情報を得てその情
    報を前記通信網を介して前記遠隔点検装置に送信すると
    ともに、前記遠隔点検装置から前記通信網を介して送信
    されてくるプログラムまたは情報を受信してそれを前記
    冷蔵庫に与える端末装置を備えていることを特徴とする
    請求項1記載の冷蔵庫の遠隔点検システム。
  3. 【請求項3】 前記端末装置は、報知手段を備えるとと
    もに、前記冷蔵庫の運転状態に関する情報および前記遠
    隔点検装置から送信されてくる情報をその報知手段に出
    力するように構成されていることを特徴とする請求項2
    記載の冷蔵庫の遠隔点検システム。
  4. 【請求項4】 前記遠隔点検装置は、前記冷蔵庫の運転
    状態に異常の兆候を検出した場合、前記通信網を介して
    前記冷蔵庫に対し検査プログラムを送信するように構成
    され、 前記冷蔵庫は、受信した前記検査プログラムに従って前
    記異常の兆候についての検査を実行するように構成され
    ていることを特徴とする請求項1ないし3の何れかに記
    載の冷蔵庫の遠隔点検システム。
  5. 【請求項5】 前記遠隔点検装置は、前記冷蔵庫の運転
    状態に異常の兆候を検出した場合、前記通信網を介して
    前記冷蔵庫に対し補償運転プログラムを送信するように
    構成され、 前記冷蔵庫は、受信した前記補償運転プログラムに従っ
    て前記異常の兆候を回復させる補償運転を実行するよう
    に構成されていることを特徴とする請求項1ないし4の
    何れかに記載の冷蔵庫の遠隔点検システム。
  6. 【請求項6】 前記遠隔点検装置は、前記点検の対象と
    なる冷蔵庫の各機種についての運転状態に関するデータ
    ベースを備え、このデータベースを参照することによ
    り、前記冷蔵庫の運転状態に現れた異常状態について前
    記冷蔵庫自体の故障によるものかまたは使用者の不適切
    な使用態様によるものかを判断するように構成されてい
    ることを特徴とする請求項1ないし5の何れかに記載の
    冷蔵庫の遠隔点検システム。
  7. 【請求項7】 前記遠隔点検装置は、前記冷蔵庫の運転
    状態に現れた異常状態が使用者の不適切な使用態様によ
    るものと判断した場合、前記通信網を介して前記冷蔵庫
    に対し使用態様が不適切であることを示す報知情報を送
    信するように構成され、 前記冷蔵庫は、報知手段を備えるとともに、受信した前
    記報知情報をその報知手段に出力するように構成されて
    いることを特徴とする請求項6記載の冷蔵庫の遠隔点検
    システム。
  8. 【請求項8】 前記遠隔点検装置は、前記冷蔵庫の運転
    状態に現れた異常状態が前記冷蔵庫自体の故障によるも
    のと判断した場合、前記データベースを参照することに
    よりその故障箇所を特定するように構成されていること
    を特徴とする請求項6記載の冷蔵庫の遠隔点検システ
    ム。
  9. 【請求項9】 前記遠隔点検装置は、前記冷蔵庫の運転
    状態に現れた異常状態が前記冷蔵庫自体の故障によるも
    のと判断した場合、前記通信網を介して前記冷蔵庫に対
    し応急運転プログラムを送信するように構成され、 前記冷蔵庫は、受信した前記応急運転プログラムに従っ
    て前記異常状態に対する応急運転を実行するように構成
    されていることを特徴とする請求項6または8記載の冷
    蔵庫の遠隔点検システム。
  10. 【請求項10】 前記遠隔点検装置は、前記通信網を介
    して前記冷蔵庫に対し故障発生を示す報知情報を送信す
    るように構成され、 前記冷蔵庫は、報知手段を備えるとともに、受信した前
    記報知情報をその報知手段に出力するように構成されて
    いることを特徴とする請求項8または9記載の冷蔵庫の
    遠隔点検システム。
  11. 【請求項11】 前記遠隔点検装置は、前記通信網を介
    して前記冷蔵庫に対し応急使用方法を示す報知情報を送
    信するように構成され、 前記冷蔵庫は、受信した前記報知情報を前記報知手段に
    出力するように構成されていることを特徴とする請求項
    10記載の冷蔵庫の遠隔点検システム。
  12. 【請求項12】 常時または所定時間ごとに冷蔵庫から
    通信網を介して送信されてくる冷蔵庫の運転状態に関す
    る情報を受信する通信手段と、 この受信された情報に基づいて前記冷蔵庫の動作状態を
    点検する点検手段とから構成されていることを特徴とす
    る冷蔵庫の遠隔点検装置。
  13. 【請求項13】 点検の対象となる冷蔵庫の各機種につ
    いて、冷蔵庫の運転状態に現れた異常状態が冷蔵庫自体
    の故障によるものかまたは使用者の不適切な使用態様に
    よるものかを判断するための運転状態に関するデータベ
    ースを備えていることを特徴とする請求項12記載の冷
    蔵庫の遠隔点検装置。
  14. 【請求項14】 前記通信手段は、前記通信網を介して
    接続された冷蔵庫に対して送信可能に構成され、 前記点検手段は、前記冷蔵庫の点検結果に応じて必要と
    なった冷蔵庫の動作プログラムまたは情報を前記通信手
    段を用いて前記点検が行われた冷蔵庫に対し送信するよ
    うに構成されていることを特徴とする請求項12または
    13記載の冷蔵庫の遠隔点検装置。
  15. 【請求項15】 常時または所定時間ごとに冷蔵庫から
    通信網を介して送信されてくる冷蔵庫の運転状態に関す
    る情報を受信するステップと、 受信した前記冷蔵庫の運転状態に関する情報に基づいて
    前記冷蔵庫の動作状態を点検するステップとを備えた冷
    蔵庫の遠隔点検方法。
  16. 【請求項16】 前記点検するステップは、前記冷蔵庫
    の運転状態に異常の兆候を検出した場合、前記通信網を
    介して前記冷蔵庫に対し前記異常の兆候についての検査
    プログラムを送信しそれを実行させることを特徴とする
    請求項15記載の冷蔵庫の遠隔点検方法。
  17. 【請求項17】 前記点検するステップは、前記冷蔵庫
    の運転状態に異常の兆候を検出した場合、前記通信網を
    介して前記冷蔵庫に対し前記異常の兆候を回復させる補
    償運転プログラムを送信しそれを実行させることを特徴
    とする請求項15または16記載の冷蔵庫の遠隔点検方
    法。
  18. 【請求項18】 前記点検するステップは、点検の対象
    となる冷蔵庫の各機種についての運転状態に関するデー
    タベースを参照することにより、前記冷蔵庫の運転状態
    に現れた異常状態について前記冷蔵庫自体の故障による
    ものかまたは使用者の不適切な使用態様によるものかを
    判断することを特徴とする請求項15ないし17の何れ
    かに記載の冷蔵庫の遠隔点検方法。
  19. 【請求項19】 前記点検するステップは、前記冷蔵庫
    の運転状態に現れた異常状態が使用者の不適切な使用態
    様によるものと判断した場合、前記通信網を介して前記
    冷蔵庫に対し使用態様が不適切であることを示す報知情
    報を送信することを特徴とする請求項18記載の冷蔵庫
    の遠隔点検方法。
  20. 【請求項20】 前記点検するステップは、前記冷蔵庫
    の運転状態に現れた異常状態が前記冷蔵庫自体の故障に
    よるものと判断した場合、前記データベースを参照する
    ことによりその故障箇所を特定することを特徴とする請
    求項18記載の冷蔵庫の遠隔点検方法。
  21. 【請求項21】 前記点検するステップは、前記冷蔵庫
    の運転状態に現れた異常状態が前記冷蔵庫自体の故障に
    よるものと判断した場合、前記通信網を介して前記冷蔵
    庫に対し応急運転プログラムを送信しそれを実行させる
    ことを特徴とする請求項18または20記載の冷蔵庫の
    遠隔点検方法。
  22. 【請求項22】 前記点検するステップは、前記通信網
    を介して前記冷蔵庫に対し故障発生を示す報知情報を送
    信しそれを報知手段に出力させることを特徴とする請求
    項20または21記載の冷蔵庫の遠隔点検方法。
  23. 【請求項23】 前記点検するステップは、前記通信網
    を介して前記冷蔵庫に対し応急使用方法を示す報知情報
    を送信しそれを報知手段に出力させることを特徴とする
    請求項22記載の冷蔵庫の遠隔点検方法。
  24. 【請求項24】 自己の動作状態を点検するために設け
    られた遠隔点検装置と通信網を介して通信可能な通信手
    段と、 常時または所定時間ごとに前記通信手段を用いて自己の
    運転状態に関する情報を前記遠隔点検装置に送信すると
    ともに、前記通信手段により受信された前記遠隔点検装
    置からの動作指令に従って処理を実行する制御手段とを
    備えていることを特徴とする冷蔵庫。
  25. 【請求項25】 報知手段を備え、 前記制御手段は、自己の運転状態に関する情報および前
    記遠隔点検装置から送信されてくる報知情報を前記報知
    手段に出力するように構成されていることを特徴とする
    請求項24記載の冷蔵庫。
  26. 【請求項26】 常時または所定時間ごとに、冷蔵庫の
    動作状態を点検するために設けられた遠隔点検装置に対
    し通信網を介して冷蔵庫の運転状態に関する情報を送信
    するステップと、 前記遠隔点検装置から前記通信網を介して送信されてき
    た動作指令に従って処理を実行するステップとからなる
    冷蔵庫の制御方法。
  27. 【請求項27】 前記処理を実行するステップは、前記
    遠隔点検装置から送信されてきたプログラムを実行する
    ことを特徴とする請求項26記載の冷蔵庫の制御方法。
  28. 【請求項28】 前記処理を実行するステップは、前記
    遠隔点検装置から送信されてきた報知情報を報知手段に
    出力することを特徴とする請求項27または28記載の
    冷蔵庫の制御方法。
  29. 【請求項29】 冷蔵庫の遠隔点検装置が有するコンピ
    ュータに、 常時または所定時間ごとに冷蔵庫から通信網を介して送
    信されてくる冷蔵庫の運転状態に関する情報を受信する
    ステップと、 受信した前記冷蔵庫の運転状態に関する情報に基づいて
    前記冷蔵庫の動作状態を点検するステップとを実行させ
    るためのプログラム。
  30. 【請求項30】 冷蔵庫に設けられた制御用コンピュー
    タに、 常時または所定時間ごとに、冷蔵庫の動作状態を点検す
    るために設けられた遠隔点検装置に対し通信網を介して
    冷蔵庫の運転状態に関する情報を送信するステップと、 前記遠隔点検装置から前記通信網を介して送信されてき
    た動作指令に従った処理の実行を制御するステップとを
    実行させるためのプログラム。
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