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JP2002157175A - サーバー、クライアント、ゲートウェイ及び通信開始方法 - Google Patents

サーバー、クライアント、ゲートウェイ及び通信開始方法

Info

Publication number
JP2002157175A
JP2002157175A JP2000353439A JP2000353439A JP2002157175A JP 2002157175 A JP2002157175 A JP 2002157175A JP 2000353439 A JP2000353439 A JP 2000353439A JP 2000353439 A JP2000353439 A JP 2000353439A JP 2002157175 A JP2002157175 A JP 2002157175A
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client
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transmission
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JP2000353439A
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Taiji Ido
大治 井戸
Toru Terada
徹 寺田
Yuuki Horiuchi
優希 堀内
Seiji Ura
誠治 浦
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
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Publication date
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Publication of JP2002157175A publication Critical patent/JP2002157175A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 セッションを確立する時間を短縮するこ
と。 【解決手段】 セッションID割当部112は、複数の
リクエストが同じクライアントから送信されたセッショ
ンIDを使用している場合、セッションID割当部11
2は、同じセッションIDをレスポンス送信部113に
出力する。また、異なるクライアントから同じセッショ
ンIDが送信された場合、セッションID割当部112
は、使用可能な別のセッションIDを新たに生成してレ
スポンス送信部113に出力する。レスポンス送信部1
13は、セッションID割当部112から出力されたセ
ッションIDとACKコマンドとをクライアント100
に送信する。メディア送信部114は、メディア送信の
準備ができた後に、レスポンス送信部113にメディア
送信の準備が完了したことを通知し、メディアデータを
クライアント100に送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マルチメディアデ
ィジタルデータを伝送、再生するためのサーバー、クラ
イアント、ゲートウェイ及び通信開始方法に関し、特に
インターネットや無線通信網を通して、画像や音声など
のマルチメディアディジタルデータを伝送、再生するた
めのサーバー、クライアント、ゲートウェイ及び通信開
始方法に関する。
【0002】
【従来の技術】インターネットや無線通信網などのパケ
ット通信回線を通して、画像や音声などのディジタルデ
ータ(マルチメディアデータ)を伝送し、ストリーミン
グアプリケーションを実行する場合、IETF(Int
ernet Engineering Task Fo
rce)で定められているRFC2326またはRTS
P(Real Time Streaming Pro
tocol)等のプロトコルにしたがってデータをやり
取りする。ここで、RTSPは、マルチメディアデータ
を再生するクライアントと、マルチメディアデータを保
存し提供するサーバーとの間の通信手順や制御方法を定
めたプロトコルである。
【0003】RTSPは、TCP(Transmission Cont
rol Protocol)等の信頼性のあるプロトコル上で用い
られ、伝送すべきストリームの特定、伝送プロトコルの
指定、ストリーム送信開始、ポーズ、及び中止となどの
制御を行う機能を備える。
【0004】TCPは、IP(Internet Protocol)層
の上で動作し、プロトコルの上位層にあるクライアント
に対して、信頼性のある順番の保証された、フロー制御
されたエンド−エンドのオクテットストリームを提供す
るように設計されたプロトコルである。
【0005】図15は、ストリーミングアプリケーショ
ンの概念を示した図である。マルチメディアデータを再
生する場合、クライアント11は、ディジタルデータ
(コンテンツ)が保存されているサーバー12に対し、
最初にセッション開設やメディアの再生開始といったリ
クエスト(制御コマンド)を送信する。サーバー12は
クライアント11からの制御コマンドに応じて指定され
たディジタルデータの送信を開始、または停止する。
【0006】サーバー12とクライアント11は、上記
のようなプロトコルを用いてインターネット13や無線
網を通じて互いに接続されている。
【0007】図16は、RTSPを用いたストリーミン
グのプロトコル構成の一例を示す図である。サーバーと
クライアントは、お互いにIPを用いて通信を行う。
【0008】また、IPの上位にはTCPやRTP/U
DP(Real Time Transport Protocol/User Datagram
Protocol)を用いたサーバーとクライアントとの間の通
信の通信手順が規定されている。オーディオデータ及び
ビデオデータなどのコンテンツデータは、リアルタイム
で送信する必要があるので、RTP/UDPといったフ
ロー制御や順序制御を行わずにデータを送信するプロト
コル上で伝送されることが多い。
【0009】UDPは、インターネットのホストのペア
間で交換されるデータグラムの多重化をサポートするプ
ロトコルである。UDPは、データグラムの再送信、パ
ケット化、再構成、フロー制御、及び輻輳回避等の機能
を提供していないので、UDPの上位プロトコルは、こ
れらの機能を提供する必要がある。
【0010】また、RTSPで用いられる制御コマンド
は、リアルタイム性よりも信頼性が重視されることが多
いので、TCP上で使用されることが普通である。
【0011】以下、RTSPを用いた通信開始手順につ
いて図17を用いて説明する。図17は、従来のセッシ
ョン開設及び再生開始の手順を説明するためのシーケン
ス図である。
【0012】クライアントは再生したいオーディオやビ
デオなどのメディアを選択し、各メディアの再生準備を
サーバーに対してリクエスト信号を送信する(SETU
Pコマンド)。
【0013】サーバーは、要求されたメディアを伝送準
備可能であることを通知するために肯定レスポンス信号
(ACKコマンド:ACKNOWLEDGEMENT)を送信すると同
時に、セッションを固有に識別するセッションIDをク
ライアントに発行する。
【0014】クライアントがACKコマンドを受信する
とセットアップが完了する。クライアントは再生するす
べてのメディアに関するセットアップが完了した後、マ
ルチメディアデータを送るようにサーバーにリクエスト
信号(PLAYコマンド)を送信する。
【0015】複数のメディアデータを同一セッションで
再生する場合には、前記複数メディアのセッションID
が同一になるようにする必要がある。図17に示すよう
に、第1のセットアップが終了し、セッションIDがサ
ーバーからクライアントに付与された後、クライアント
は第2番目以降のメディアについて付与された前記セッ
ションIDを指定してセットアップを行う。このような
方法により共通のセッションIDを用いれば、複数のメ
ディアデータを同一のセッションで送信することができ
る。
【0016】また、RTSPでは複数メディアデータを
扱う時に、セッションIDがすでに付与されている場合
には、同一のSETUPコマンドを複数同時に送信する
ことができる。
【0017】図18は、従来のセッション開設及び再生
開始の手順を説明するためのシーケンス図である。
【0018】図18に示すように、第2番目以降のSE
TUPコマンドについては、サーバーから各SETUP
コマンドに対する各ACKコマンドを受信するのを待た
ずに、連続してセットアップリクエスト信号をサーバー
に送信することができる。
【0019】第2番目以降のSETUPコマンドを連続
して送信することによって、セットアップ完了までの時
間を短縮することができる。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
通信開始方法においては、クライアントとサーバーの間
にセッションを確立するために、同一セッションの個々
のリクエストについて返答を受信した後に次のリクエス
トを送信するので、セッションを確立するまでの時間が
長いという問題がある。
【0021】本発明はかかる点に鑑みてなされたもので
あり、クライアントとサーバーの間にセッションを確立
する時間を短縮するサーバークライアント及び通信開始
方法を提供することを目的とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】本発明のサーバーは、ク
ライアント固有の情報に基づいて複数のリクエストが同
一のクライアントから送信されたか否かを判定する第一
判定手段と、前記複数のリクエストが同一のクライアン
トから送信された場合、前記複数のリクエストに対して
同一のセッションを開設するセッション設定手段と、前
記開設されたセッションで前記リクエストに対応するオ
ブジェクトを前記クライアントに送信するメディア送信
手段と、を具備する構成を採る。
【0023】この構成によれば、サーバーは、クライア
ントを区別する情報を用いて複数のリクエストが同じク
ライアントから送信されたか否か判断して、同じクライ
アントから送信された複数のリクエストに対して同一の
セッションを開設することにより、クライアントは、同
一のセッションのリクエストを連続してサーバーに送信
することができる。
【0024】従って、サーバーからの返答を待つ時間を
減少させることができ、クライアントとサーバーの間に
セッションを確立する時間を短縮することができる。
【0025】本発明のサーバーは、セッション設定手段
は、クライアントから送信されたセッションIDを用い
てセッションを開設する構成を採る。
【0026】この構成によれば、クライアントが生成し
たセッションIDを用いてセッションを開設することに
より、クライアントは、同一のセッションのリクエスト
を連続してサーバーに送信することができ、サーバーか
らの返答を待つ時間を減少させることができ、クライア
ントとサーバーの間にセッションを確立する時間を短縮
することができる。
【0027】本発明のサーバーは、第一判定手段は、ク
ライアントから送信されたセッションIDが使用可能で
あるか否か判定し、前記セッションIDが使用不可能で
ある場合、使用可能なセッションIDを新たに生成し、
セッション設定手段は、前記新たに生成したセッション
IDを用いてセッションを開設する構成を採る。
【0028】この構成によれば、セッションIDが重複
する場合でも、サーバーが生成したセッションIDを用
いることにより、セッションを開設することができるの
で、クライアントは、同一のセッションのリクエストを
連続してサーバーに送信することができる。
【0029】従って、サーバーからの返答を待つ時間を
減少させることができ、クライアントとサーバーの間に
セッションを確立する時間を短縮することができる。
【0030】本発明のクライアントは、同一のセッショ
ンで通信を行うリクエストに対して、連続してリクエス
トを上記記載のサーバーに送信する第一リクエスト送信
手段と、前記リクエストに対応するオブジェクトを受信
するメディア受信手段と、を具備する構成を採る。
【0031】本発明のクライアントは、第一リクエスト
送信手段は、オブジェクトの送信準備を連続してサーバ
ーに要求する構成を採る。
【0032】本発明のクライアントは、第一リクエスト
送信手段は、オブジェクトの送信準備とオブジェクトの
送信開始とを連続してサーバーに要求する構成を採る。
【0033】これらの構成によれば、サーバーは、クラ
イアントを区別する情報を用いて複数のリクエストが同
じクライアントから送信されたか否か判断して、同じク
ライアントから送信された複数のリクエストに対して同
一のセッションを開設することにより、クライアント
は、同一のセッションのリクエストを連続してサーバー
に送信することができる。
【0034】従って、サーバーからの返答を待つ時間を
減少させることができ、クライアントとサーバーの間に
セッションを確立する時間を短縮することができる。
【0035】本発明のクライアントは、セッションID
を生成するセッションID生成手段を具備し、第一リク
エスト送信手段は、リクエストと共に前記セッションI
Dをサーバーに送信する構成を採る。
【0036】この構成によれば、クライアントが生成し
たセッションIDを用いてセッションを開設することに
より、クライアントは、同一のセッションのリクエスト
を連続してサーバーに送信することができ、サーバーか
らの返答を待つ時間を減少させることができ、クライア
ントとサーバーの間にセッションを確立する時間を短縮
することができる。
【0037】本発明のクライアントは、セッションID
生成手段は、クライアント固有の情報に基づいてセッシ
ョンIDを生成する構成を採る。
【0038】本発明のクライアントは、セッションID
生成手段は、クライアントに設定したインターネットプ
ロトコルアドレスを用いてセッションIDを生成する構
成を採る。
【0039】本発明のクライアントは、セッションID
生成手段は、クライアントの物理アドレスを用いてセッ
ションIDを生成する構成を採る。
【0040】これらの構成によれば、セッションIDの
重複をさけることができる。
【0041】本発明のクライアントは、下位プロトコル
が、送信するリクエストの確実な到着及び送信順序と到
着順序が同じであることを保証するプロトコルであるか
否かを判断する第二判定手段を具備し、第一リクエスト
送信手段は、送信するリクエストの確実な到着及び送信
順序と到着順序が同じであることを保証しないプロトコ
ルである場合、オブジェクトの送信準備の要求に対する
返答を受信した後にオブジェクトの送信開始を要求する
構成を採る。
【0042】この構成によれば、クライアントは、要求
の確実な到着及び送信順序と到着順序が同じであること
を保証するプロトコルを用いる場合には、送信準備の要
求と送信の要求を連続して送信することにより、サーバ
ーは、同一セッションの全ての送信準備の要求を受信し
た後に、送信開始の要求を受信することができる。
【0043】従って、サーバーからの返答を待つ時間を
減少させることができ、クライアントとサーバーの間に
セッションを確立する時間を短縮することができる。
【0044】本発明のゲートウェイは、同一のセッショ
ンで通信を行うリクエストに対して、クライアントから
送信されたリクエストを一時記憶する記憶手段と、オブ
ジェクトの送信準備の要求に対する返答をサーバーから
受信した後に、前記オブジェクトの送信を要求する第二
リクエスト送信手段と、を具備する構成を採る。
【0045】この構成によれば、送信準備の要求に対す
る返答をサーバーから受信した後に、送信をサーバーに
要求することにより、クライアントは、送信準備の要求
と送信の要求を連続して送信することができる。
【0046】従って、本発明の通信開始方法と異なる通
信開始方法を用いる通信装置との通信を行うことがで
き、かつクライアントとサーバーの間にセッションを確
立する時間を短縮することができる。
【0047】本発明のゲートウェイは、サーバーとの通
信に用いるセッションIDとクライアントとの通信に用
いるセッションIDとを関連つけて記憶し、サーバーと
の通信に用いるセッションIDをクライアントとの通信
に用いるセッションIDに変換し、クライアントとの通
信に用いるセッションIDをサーバーとの通信に用いる
セッションIDに変換する変換手段、を具備する構成を
採る。
【0048】この構成によれば、クライアントとの通信
に用いるセッションIDとサーバーとの通信に用いるセ
ッションIDを対応つけて記憶し、セッションIDを変
換することにより、本発明の通信開始方法と異なる通信
開始方法を用いる通信装置との通信を行うことができ、
かつクライアントとサーバーの間にセッションを確立す
る時間を短縮することができる。
【0049】本発明の通信開始方法は、クライアント
は、複数のリクエストを連続してサーバーに送信し、前
記サーバーは、クライアント固有の情報に基づいて複数
のリクエストが同一のクライアントから送信されたか否
かを判定し、前記複数のリクエストが同一のクライアン
トから送信された場合、前記複数のリクエストに対して
同一のセッションを開設するようにした。
【0050】本発明の通信開始方法は、クライアント
は、複数のオブジェクトの送信準備を連続してサーバー
に要求し、前記サーバーは、クライアント固有の情報に
基づいて複数のリクエストが同一のクライアントから送
信されたか否かを判定し、前記複数のリクエストが同一
のクライアントから送信された場合、前記複数のリクエ
ストに対して同一のセッションを開設するようにした。
【0051】本発明の通信開始方法は、クライアント
は、オブジェクトの送信準備の要求と、前記オブジェク
トの送信の要求とを連続してサーバーに送信し、前記サ
ーバーは、クライアント固有の情報に基づいて複数のリ
クエストが同一のクライアントから送信されたか否かを
判定し、前記複数のリクエストが同一のクライアントか
ら送信された場合、前記複数のリクエストに対して同一
のセッションを開設するようにした。
【0052】これらの方法によれば、サーバーは、クラ
イアントを区別する情報を用いて複数のリクエストが同
じクライアントから送信されたか否か判断して、同じク
ライアントから送信された複数のリクエストに対して同
一のセッションを開設することにより、クライアント
は、同一のセッションのリクエストを連続してサーバー
に送信することができる。
【0053】従って、サーバーからの返答を待つ時間を
減少させることができ、クライアントとサーバーの間に
セッションを確立する時間を短縮することができる。
【0054】本発明の通信開始方法は、クライアント
は、セッションIDを生成し、前記セッションIDとリ
クエストとを共にサーバーに送信し、前記サーバーは、
前記セッションIDが使用可能である場合、前記セッシ
ョンIDを用いてセッションを開設し、前記セッション
IDが使用不可能である場合、使用可能なセッションI
Dを新たに生成して、前記新たに生成したセッションI
Dを用いてセッションを開設するようにした。
【0055】この方法によれば、クライアントが生成し
たセッションIDを用いてセッションを開設することに
より、クライアントは、同一のセッションのリクエスト
を連続してサーバーに送信することができ、サーバーか
らの返答を待つ時間を減少させることができ、クライア
ントとサーバーの間にセッションを確立する時間を短縮
することができる。
【0056】また、セッションIDが重複する場合で
も、サーバーが生成したセッションIDを用いることに
より、セッションを開設することができるので、クライ
アントは、同一のセッションのリクエストを連続してサ
ーバーに送信することができる。
【0057】本発明の通信開始方法は、下位プロトコル
が、送信するリクエストの確実な到着及び送信順序と到
着順序が同じであることを保証するプロトコルであるか
否かを判断し、送信するリクエストの確実な到着及び送
信順序と到着順序が同じであることを保証しないプロト
コルである場合、オブジェクトを要求するリクエストの
返答を受信した後にオブジェクトの送信開始を要求する
ようにした。
【0058】この方法によれば、クライアントは、要求
の確実な到着及び送信順序と到着順序が同じであること
を保証するプロトコルを用いる場合には、送信準備の要
求と送信の要求を連続して送信することにより、サーバ
ーは、同一セッションの全ての送信準備の要求を受信し
た後に、送信開始の要求を受信することができる。
【0059】従って、サーバーからの返答を待つ時間を
減少させることができ、クライアントとサーバーの間に
セッションを確立する時間を短縮することができる。
【0060】
【発明の実施の形態】本発明の骨子は、サーバーとクラ
イアント間の同一セッションの通信において、クライア
ントは、同一のセッションのリクエストを連続してサー
バーに送信し、サーバーは、クライアントを区別する情
報を用いて複数のリクエストが同じクライアントから送
信されか否かを判定し、複数のリクエストが同じクライ
アントから送信された場合、前記複数のリクエストに対
して同一のセッションを開設することである。
【0061】以下、本発明の実施の形態について、図面
を参照して詳細に説明する。
【0062】(実施の形態1)図1は、本発明の実施の
形態1に係るサーバー及びクライアントの構成を示すブ
ロック図である。
【0063】図1において、クライアント100は、要
求セッションID生成部101と、リクエスト生成部1
02と、レスポンス受信部103と、メディア受信部1
04と、メディア再生部105とから主に構成される。
また、サーバー110は、リクエスト受信部111と、
セッションID割当部112と、レスポンス送信部11
3と、メディア送信部114とから主に構成される。
【0064】要求セッションID生成部101は、新た
なセッションを設定する場合、セッションIDを生成し
てリクエスト生成部102に出力する。
【0065】リクエスト生成部102は、サーバー11
0と通信を開始する場合、最初にメディアデータの送信
を要求するSETUPコマンドと、要求セッションID
生成部101から出力されたセッションIDとをサーバ
ー110に送信する。
【0066】また、リクエスト生成部102は、レスポ
ンス受信部103からメディアデータが送信可能である
ことを通知された後に、各メディアデータの送信を要求
するPLAYコマンドをレスポンス受信部103から出
力されたセッションIDと共にサーバー110に送信す
る。
【0067】レスポンス受信部103は、サーバー11
0から受信したセッションIDをリクエスト生成部10
2に出力する。また、レスポンス受信部103は、サー
バー110からACKコマンドを受信した場合、リクエ
スト生成部102にメディアデータがサーバーから送信
可能であることを通知する。
【0068】また、レスポンス受信部103は、サーバ
ー110からクライアント100にメディアデータを伝
送することを通知するACKコマンドを受信した場合、
メディアデータが送信されることをメディア受信部10
4に通知する。
【0069】メディア受信部104は、レスポンス受信
部103からメディアデータが送信されることを通知さ
れた場合、サーバー110から送信されたメディアデー
タを受信してメディア再生部105に出力する。
【0070】メディア再生部105は、メディア受信部
104から出力されたメディアデータを再生する。
【0071】リクエスト受信部111は、クライアント
100からセッションIDを受信すると、このセッショ
ンIDをセッションID割当部112に出力する。
【0072】また、リクエスト受信部111は、クライ
アント100からSETUPコマンドを受信すると、メ
ディアデータを送信する準備をメディア送信部114に
指示する。また、リクエスト受信部111は、クライア
ント100からPLAYコマンドを受信すると、メディ
アデータの送信をメディア送信部114に指示する。
【0073】セッションID割当部112は、リクエス
ト受信部111から出力されたセッションIDが使用可
能か否か判断し、使用可能である場合、セッションID
割当部112は、リクエスト受信部111から出力され
たセッションIDをレスポンス送信部113に出力す
る。
【0074】また、セッションID割当部112は、同
じIDがすでに使用されている等の理由により、リクエ
スト受信部111から出力されたセッションIDとが使
用できない場合、使用可能なセッションIDを発行して
レスポンス送信部113に出力する。
【0075】また、セッションID割当部112は、I
Pアドレス等のクライアントを識別することが可能な情
報を用いて同じクライアントから送信されたセッション
IDか否かを判断する。
【0076】複数のリクエストが同じクライアントから
送信されたセッションIDを使用している場合、セッシ
ョンID割当部112は、1つのセッションで複数のメ
ディアを扱うと判断して同じセッションIDをレスポン
ス送信部113に出力する。
【0077】また、異なるクライアントから同じセッシ
ョンIDが送信された場合、セッションID割当部11
2は、このセッションIDがすでに使用されていると判
断し、使用可能な別のセッションIDを新たに生成して
レスポンス送信部113に出力する。
【0078】レスポンス送信部113は、メディア送信
部114からメディア送信の準備が出来たことの通知を
受けると、セッションID割当部112から出力された
セッションIDとACKコマンドとをクライアント10
0に送信する。
【0079】メディア送信部114は、リクエスト受信
部111から出力された指示に従い、メディア送信の準
備を行う。そして、メディア送信部114は、メディア
送信の準備ができた後に、レスポンス送信部113にメ
ディア送信の準備が完了したことを通知し、送信の指示
に従ってメディアデータをクライアント100に送信す
る。
【0080】次に、上記構成を有するサーバー及びクラ
イアントにおける、セッション開設及び再生開始の手順
の一例を、シーケンス図を用いて説明する。図2は、本
発明の実施の形態1に係るセッション開設及び再生開始
の手順を説明するための第1のシーケンス図である。
【0081】図2において、クライアント100の要求
セッションID生成部101は、セッションID(12
345678)を生成し、リクエスト生成部102は、
このセッションIDを第1番目のメディア(VIDEO
1)のSETUPコマンドと共にサーバー110に送信
する。
【0082】次に、クライアント100において、リク
エスト生成部102は、第2番目のメディア(VIDE
O2)のSETUPコマンドと第1メディアと同一の要
求セッションID(12345678)をサーバー11
0に送信する。
【0083】次に、クライアント100において、リク
エスト生成部102は、第3番目のメディア(AUDI
O1)のSETUPコマンドと第1メディアと同一の要
求セッションID(12345678)をサーバー11
0に送信する。
【0084】サーバー110において、セッションID
割当部112は、受信したセッションID(12345
678)が使用可能か否か判断し、受信したセッション
ID(12345678)が使用可能である場合、レス
ポンス送信部113は、VIDEO1のSETUPコマ
ンドに対するACKコマンドをクライアント100に送
信する。VIDEO2のSETUPコマンド及びAUD
IO1のSETUPコマンドと共に送信されたセッショ
ンIDに対しても同様にACKコマンドをそれぞれ送信
する。
【0085】クライアント100は、全てのメディアの
ACKコマンドを受信することによりサーバー110側
でメディアデータのセットアップが完了したことがわか
り、次にメディアの送信要求(PLAY)コマンドをサ
ーバー110に送信する。
【0086】サーバー110は、PLAYに対応するA
CKコマンドをクライアント100に送信し、その後、
マルチメディアデータの送信を開始する。サーバー11
0は、マルチメディアデータを全て送信し終えるかクラ
イアント100から停止要求がなされるまでマルチメデ
ィアデータをクライアント100に送信し続ける。
【0087】次に、クライアントが発行したセッション
IDが使用できない場合について図3を用いて説明す
る。図3は、本発明の実施の形態1に係るセッション開
設及び再生開始の手順を説明するための第2のシーケン
ス図である。
【0088】図3において、クライアント100は、セ
ッションID(12345678)を生成し、このセッ
ションIDをVIDEO1のSETUPコマンドと共に
サーバー110に送信する。
【0089】次に、クライアントは、VIDEO2のS
ETUPコマンドとVIDEO1と同一の要求セッショ
ンID(12345678)を送信する。クライアント
は、AUDIO1のSETUPコマンドとVIDEO1
と同一の要求セッションID(12345678)を送
信する。
【0090】サーバー110は、受信したセッションI
D(12345678)が使用不可能であると判断した
場合、使用可能なセッションID(7777777)を
新たに生成してクライアント100に送信する。VID
EO2のSETUPコマンド及びAUDIO1のSET
UPコマンドと共に送信されたセッションID(123
45678)に対しても同様にサーバー110が新たに
生成したセッションID(7777777)をクライア
ント100に送信する。
【0091】クライアント100は、全てのメディアの
ACKコマンドとサーバー110が新たに生成したセッ
ションID(7777777)を受信することによりサ
ーバー110側でメディアデータのセットアップが完了
したことがわかる。
【0092】そこで、クライアント100は、全てのメ
ディアのACKコマンドを受信した後に、サーバー11
0が新たに生成したセッションID(7777777)
とPLAYコマンドとをサーバー110に送信して、マ
ルチメディアデータを送信するようサーバー110に要
求する。
【0093】サーバー110は、PLAYコマンドに対
してACKコマンドをクライアント100に送信し、そ
の後、マルチメディアデータの送信を開始する。サーバ
ー110は、マルチメディアデータを全て送信し終える
かクライアント100から停止要求がなされるまでマル
チメディアデータをクライアント100に送信し続け
る。
【0094】このように、サーバーは、クライアントを
区別する情報を用いて複数のリクエストが同じクライア
ントから送信されたか否か判断して、同じクライアント
から送信された複数のリクエストに対して同一のセッシ
ョンを開設することにより、クライアントは、同一のセ
ッションのリクエストを連続してサーバーに送信するこ
とができる。
【0095】従って、サーバーからの返答を待つ時間を
減少させることができ、クライアントとサーバーの間に
セッションを確立する時間を短縮することができる。
【0096】また、クライアントが生成したセッション
IDを用いてセッションを開設することにより、クライ
アントは、同一のセッションのリクエストを連続してサ
ーバーに送信することができ、サーバーからの返答を待
つ時間を減少させることができ、クライアントとサーバ
ーの間にセッションを確立する時間を短縮することがで
きる。
【0097】また、セッションIDが重複する場合で
も、サーバーが生成したセッションIDを用いることに
より、セッションを開設することができるので、クライ
アントは、同一のセッションのリクエストを連続してサ
ーバーに送信することができる。
【0098】なお、本実施の形態では、再生するメディ
アデータがビデオ2つ、オーディオ1つの場合を示した
が、それ以外のメディアの構成を採ることもできる。
【0099】また、クライアントが生成するセッション
IDは、クライアント固有に設定された情報に基づいて
生成することもできる。例えば、クライアントのIPア
ドレスやMAC(Media Access Control)アドレス等
をセッションIDとして生成することもできる。また、
携帯電話をクライアントとした場合、携帯電話の番号を
セッションIDとして生成することもできる。この場
合、セッションIDの重複をさけることができる。
【0100】(実施の形態2)図4は、本発明の実施の
形態2に係るサーバー及びクライアントの構成を示すブ
ロック図である。但し、図1と同一の構成となるものに
ついては、図1と同一番号を付し、詳しい説明を省略す
る。
【0101】本発明の実施の形態2のサーバー及びクラ
イアントは、送信方法判定部201と、リクエスト生成
部202とを具備し、通信に用いる下位プロトコルがリ
クエストの確実な到着及び送信順序と到着順序が同じで
あることを保証か否かを判断して、リクエストの送信タ
イミングを決定する点が実施の形態1のサーバー及びク
ライアントと異なる。
【0102】以下、TCPをリクエストの確実な到着及
び送信順序と到着順序が同じであることを保証するプロ
トコル、UDPをリクエストの確実な到着及び送信順序
と到着順序が同じであることを保証しないプロトコルの
例として説明する。
【0103】図4において、送信方法判定部201は、
プロトコル情報に基づいてリクエストを送信する際に用
いる下位プロトコルが、TCPであるか否かを判断し
て、判断結果をリクエスト生成部202に出力する。
【0104】具体的には、送信方法判定部201は、リ
クエストを送信する際に用いる下位プロトコルが、TC
PであるかUDPであるか判断して、判断結果をリクエ
スト生成部202に出力する。
【0105】レスポンス受信部103は、サーバー11
0から受信したセッションIDをリクエスト生成部20
2に出力する。また、レスポンス受信部103は、サー
バー110からACKコマンドを受信した場合、リクエ
スト生成部202にメディアデータが送信可能であるこ
とを通知する。
【0106】リクエスト生成部202は、メディアの再
生準備をサーバー110に要求するSETUPコマンド
をサーバー110に送信する。
【0107】そして、リクエスト生成部202は、送信
方法判定部201における判定の結果、下位プロトコル
がUDPである場合、レスポンス受信部103からメデ
ィアデータが伝送可能であることを通知された後に、各
メディアデータの送信を要求するPLAYコマンドをレ
スポンス受信部103から出力されたセッションIDと
共にサーバー110に送信する。
【0108】また、リクエスト生成部202は、送信方
法判定部201における判定の結果、下位プロトコルが
TCPである場合、レスポンス受信部103から出力さ
れるメディアデータが伝送可能であることを通知される
または通知されないことに関係なく、メディアの再生準
備をサーバー110に要求するSETUPコマンドを出
力した後に、レスポンス受信部103から出力されたセ
ッションIDとPLAYコマンドとをサーバー110に
送信する。
【0109】次に、上記構成を有するクライアントの動
作について図5に示すフロー図を用いて説明する。
【0110】図5は、本発明の実施の形態2に係るクラ
イアントの動作の例を示すフロー図である。
【0111】ST301では、リクエスト生成部202
が、PLAYコマンドをレスポンス受信部103から出
力されたセッションIDと共にサーバー110に送信す
る。
【0112】ST302では、送信方法判定部201
が、リクエストを送信する際に用いる下位プロトコル
が、TCPかUDPかを判断し、下位プロトコルがTC
Pである場合、ST304に進む。
【0113】また、下位プロトコルがUDPである場
合、ST307に進む。
【0114】ST303では、リクエスト生成部202
が、メディアデータの送信を要求したすべてのリクエス
トに対してレスポンス受信部103からメディアデータ
が伝送可能であることを通知された場合、ST304に
進む。
【0115】ST304では、リクエスト生成部202
が、PLAYコマンドをレスポンス受信部103から出
力されたセッションIDと共にサーバー110に送信す
る。
【0116】ST305では、レスポンス受信部103
が、サーバー110に送信したPLAYコマンドに対し
てレスポンス受信部103からメディアデータが伝送開
始することを通知された場合、ST306に進む。
【0117】ST306では、メディア受信部104が
サーバー110から送信されたメディアデータを受信す
る。
【0118】ST307では、リクエスト生成部202
が、PLAYコマンドをレスポンス受信部103から出
力されたセッションIDと共にサーバー110に送信す
る。
【0119】ST308では、レスポンス受信部103
が、サーバー110に送信したSTUPコマンド及びP
LAYコマンドに対してレスポンス受信部103からメ
ディアデータが伝送開始することを通知された場合、S
T309に進む。
【0120】ST309では、メディア受信部104が
サーバー110から送信されたメディアデータを受信す
る。
【0121】次に、上記構成を有するサーバー及びクラ
イアントにおける、セッション開設及び再生開始の手順
の一例を、シーケンス図を用いて説明する。図6は、本
発明の実施の形態2に係るセッション開設及び再生開始
の手順を説明するためのシーケンス図である。
【0122】図6において、クライアント200におい
て、リクエスト生成部102は、第1番目のメディア
(VIDEO1)のSETUPコマンドをサーバー11
0に送信する。
【0123】サーバー110において、セッションID
割当部112は、セッションID(12345678)
を生成し、このセッションIDとVIDEO1のSET
UPコマンドに対するACKコマンドとをクライアント
200に送信する。
【0124】次に、クライアント200において、リク
エスト生成部102は、VIDEO2のSETUPコマ
ンドとサーバー110から送信されたセッションID
(12345678)とをサーバー110に送信する。
【0125】次に、クライアント200において、リク
エスト生成部102は、AUDIO1のSETUPコマ
ンドと第2メディアと同一のセッションID(1234
5678)とをサーバー110に送信する。その後、ク
ライアント200は、PLAYコマンドをサーバー11
0に送信する。
【0126】サーバー110において、クライアント2
00からVIDEO2のSETUPコマンドを受信し、
VIDEO2のデータを送信準備が整った後に、レスポ
ンス送信部113は、VIDEO2のSETUPコマン
ドに対するACKコマンドをクライアント200に送信
する。
【0127】また、AUDIO1のSETUPコマンド
と共に送信されたセッションIDに対しても同様にAC
Kコマンドをクライアント200に送信する。
【0128】サーバー110は、クライアント200か
らPLYAコマンドを受信すると、PLAYに対応する
ACKコマンドをクライアント200に送信し、その
後、マルチメディアデータの送信を開始する。サーバー
110は、マルチメディアデータを全て送信し終えるか
クライアント200から停止要求がなされるまでマルチ
メディアデータをクライアント200に送信し続ける。
【0129】クライアントは、要求の確実な到着及び送
信順序と到着順序が同じであることを保証するプロトコ
ルを用いる場合には、送信準備の要求と送信の要求を連
続して送信することにより、サーバーは、同一セッショ
ンの全ての送信準備の要求を受信した後に、送信開始の
要求を受信することができる。
【0130】従って、サーバーからの返答を待つ時間を
減少させることができ、クライアントとサーバーの間に
セッションを確立する時間を短縮することができる。
【0131】なお、本実施の形態では、下位プロトコル
として、TCPとUDPを用いて説明しているが、これ
に限らず、TCPの代わりにリクエストの確実な到着及
び送信順序と到着順序が同じであることを保証するプロ
トコル、UDPの代わりにリクエストの確実な到着及び
送信順序と到着順序が同じであることを保証しないプロ
トコルを用いることができる。
【0132】(実施の形態3)図7は、本発明の実施の
形態3に係るサーバー及びクライアントの構成を示すブ
ロック図である。但し、図1と同一の構成となるものに
ついては、図1と同一番号を付し、詳しい説明を省略す
る。
【0133】本発明の実施の形態3のサーバー及びクラ
イアントは、送信方法判定部301と、リクエスト生成
部302とを具備し、通信に用いる下位プロトコルがリ
クエストの確実な到着及び送信順序と到着順序が同じで
あることを保証するか否かを判断して、この順番が保証
される場合、メディアデータを要求するリクエストとメ
ディアデータの送信を要求するリクエストを連続して送
信する点が実施の形態1のサーバー及びクライアントと
異なる。
【0134】以下、TCPをリクエストの確実な到着及
び送信順序と到着順序が同じであることを保証するプロ
トコル、UDPをリクエストの確実な到着及び送信順序
と到着順序が同じであることを保証しないプロトコルの
例として説明する。
【0135】図7において送信方法判定部301は、プ
ロトコル情報に基づいてリクエストを送信する際に用い
る下位プロトコルが、TCPであるかUDPであるかを
判断して、判断結果をリクエスト生成部302に出力す
る。
【0136】レスポンス受信部103は、サーバー11
0からセッションIDを受信してリクエスト生成部30
2に出力する。
【0137】また、レスポンス受信部103は、サーバ
ー110からACKコマンドを受信した場合、メディア
データが送信可能であることをリクエスト生成部302
に通知する。
【0138】リクエスト生成部302は、メディアの再
生準備をサーバー110に要求するSETUPコマンド
をサーバー110に送信する。
【0139】そして、リクエスト生成部302は、送信
方法判定部301における判定の結果、下位プロトコル
がUDPである場合、レスポンス受信部103からメデ
ィアデータが伝送可能であることを通知されると、PL
AYコマンドをレスポンス受信部103から出力された
セッションIDと共にサーバー110に送信する。
【0140】また、リクエスト生成部302は、送信方
法判定部301における判定の結果、下位プロトコルが
TCPである場合、レスポンス受信部103から出力さ
れるメディアデータが伝送可能であることの通知に関係
なく、メディアの再生準備をサーバー110に要求する
SETUPコマンドを出力した後に、PLAYコマンド
をレスポンス受信部103から出力されたセッションI
Dと共にサーバー110に送信する。
【0141】次に、上記構成を有するサーバー及びクラ
イアントにおける、セッション開設及び再生開始の手順
の一例を、シーケンス図を用いて説明する。図8は、本
発明の実施の形態3に係るセッション開設及び再生開始
の手順を説明するためのシーケンス図である。
【0142】最初にクライアント300において、要求
セッションID生成部101は、セッションID(12
345678)を生成し、リクエスト生成部302は、
このセッションIDをVIDEO1のSETUPコマン
ドと共にサーバー110に送信する。
【0143】次に、クライアント300において、リク
エスト生成部302は、VIDEO2のSETUPコマ
ンドと第1番目のメディアと同一のセッションID(1
2345678)をサーバー110に送信する。
【0144】次に、クライアント300において、リク
エスト生成部302は、AUDIO1のSETUPコマ
ンドと第1番目のメディアと同一のセッションID(1
2345678)をサーバー110に送信する。
【0145】次に、クライアント300において、リク
エスト生成部302は、PLAYコマンドをサーバー1
10に送信する。
【0146】サーバー110において、セッションID
割当部112は、受信したセッションID(12345
678)が使用可能か否か判断し、受信したセッション
ID(12345678)が使用可能である場合、レス
ポンス送信部113は、VIDEO1のSETUPコマ
ンドに対するACKコマンドをクライアント300に送
信する。
【0147】サーバー110において、レスポンス送信
部113は、VIDEO2のSETUPコマンドに対す
るACKコマンドをクライアント300に送信する。ま
た、レスポンス送信部113は、AUDIO1のSET
UPコマンドに対しても同様にACKコマンドをクライ
アント300に送信する。
【0148】サーバー110は、クライアント200か
ら要求されたマルチメディアデータの送信準備が整った
後、PLAYに対応するACKコマンドをクライアント
300に送信し、その後、マルチメディアデータの送信
を開始する。サーバー110は、マルチメディアデータ
を全て送信し終えるかクライアント300から停止要求
がなされるまでマルチメディアデータをクライアント3
00に送信し続ける。
【0149】このように、サーバーは、クライアントを
区別する情報を用いて複数のリクエストが同じクライア
ントから送信されたか否か判断して、同じクライアント
から送信された複数のリクエストに対して同一のセッシ
ョンを開設することにより、クライアントは、同一のセ
ッションのリクエストを連続してサーバーに送信するこ
とができる。
【0150】従って、サーバーからの返答を待つ時間を
減少させることができ、クライアントとサーバーの間に
セッションを確立する時間を短縮することができる。
【0151】さらに、サーバーは、クライアントを区別
する情報を用いて複数のリクエストが同じクライアント
から送信されたか否か判断して、同じクライアントから
送信された複数のリクエストに対して同一のセッション
を開設することにより、クライアントは、要求の確実な
到着及び送信順序と到着順序が同じであることを保証す
るプロトコルを用いる場合に、送信準備の要求と送信の
要求を連続して送信することができる。
【0152】従って、サーバーからの返答を待つ時間を
減少させることができ、クライアントとサーバーの間に
セッションを確立する時間を短縮することができる。
【0153】なお、本実施の形態では、下位プロトコル
として、TCPとUDPを用いて説明しているが、これ
に限らず、TCPの代わりにリクエストの確実な到着及
び送信順序と到着順序が同じであることを保証するプロ
トコル、UDPの代わりにリクエストの確実な到着及び
送信順序と到着順序が同じであることを保証しないプロ
トコルを用いることができる。
【0154】(実施の形態4)図9は、本発明の実施の
形態4に係るサーバー、ゲートウェイ及びクライアント
の構成を示すブロック図である。但し、図1または図4
と同一の構成となるものについては、図1または図4と
同一番号を付し、詳しい説明を省略する。
【0155】本発明の実施の形態4では、ゲートウェイ
を介して、通信手順の異なるプロトコル間での通信を可
能とする点が実施の形態1と異なる。
【0156】図9において、ゲートウェイ400は、リ
クエスト受信部401と、リクエスト送信部402と、
バッファ403と、レスポンス受信部404と、レスポ
ンス送信部405と、メディア中継部406とから主に
構成される。
【0157】リクエスト生成部202は、要求セッショ
ンID生成部101から出力されたセッションIDとメ
ディアの再生準備をサーバー110に要求するSETU
Pコマンドとをゲートウェイ400に送信する。
【0158】そして、リクエスト生成部202は、送信
方法判定部201における判定の結果、下位プロトコル
がリクエストの確実な到着及び送信順序と到着順序が同
じであることを保証しないプロトコルである場合、レス
ポンス受信部103からメディアデータが伝送可能であ
ることを通知されると、PLAYコマンドをレスポンス
受信部103から出力されたセッションIDと共にゲー
トウェイ400に送信する。
【0159】また、リクエスト生成部202は、送信方
法判定部201における判定の結果、下位プロトコルが
リクエストの確実な到着及び送信順序と到着順序が同じ
であることを保証するプロトコルである場合、レスポン
ス受信部103から出力されるメディアデータが伝送可
能であることを通知に関係なく、メディアの再生準備を
サーバー110に要求するSETUPコマンドを出力し
た後に、PLAYコマンドをレスポンス受信部103か
ら出力されたセッションIDと共にゲートウェイ400
に送信する。
【0160】リクエスト受信部401は、クライアント
200から送信されたリクエストを受信してリクエスト
送信部402に出力する。
【0161】リクエスト送信部402は、リクエスト受
信部401から出力されたリクエストがマルチメディア
データを要求するSETUPコマンドである場合、リク
エストをサーバー110に送信する。
【0162】また、リクエスト送信部402は、リクエ
スト受信部401から出力されたリクエストがPLAY
コマンドである場合、リクエストをバッファ403に出
力し、同じセッションIDを使用するSETUPコマン
ドに対するACKコマンドを受信した通知をレスポンス
受信部404から受け取った後に、バッファ403から
PLAYコマンドを含むリクエストを取り出してサーバ
ー110に送信する。
【0163】バッファ403は、リクエスト送信部40
2から出力されたリクエストを記憶する。
【0164】レスポンス送信部113は、メディア送信
部114からメディア送信の準備が出来たことの通知を
受けると、セッションID割当部112から出力された
セッションIDとACKコマンドとをクライアント20
0に送信する。
【0165】レスポンス受信部404は、レスポンス送
信部113から出力されたACKコマンドを受信してレ
スポンス送信部405に出力する。また、レスポンス受
信部404は、ACKコマンドを受信したことをリクエ
スト送信部402に通知する。
【0166】レスポンス送信部405は、レスポンス受
信部404から出力されたACKコマンドをクライアン
ト200に送信する。
【0167】メディア送信部114は、リクエスト受信
部111から出力された指示に従い、メディア送信の準
備を行う。そして、メディア送信部114は、メディア
送信の準備ができた後に、レスポンス送信部113にメ
ディア送信の準備が出来たことを通知し、メディアデー
タをゲートウェイ400に送信する。
【0168】メディア中継部406は、サーバー110
から送信されたメディアデータをクライアント200に
送信する。
【0169】次に、上記構成を有するサーバー、ゲート
ウェイ及びクライアントにおける、セッション開設及び
再生開始の手順の一例を、シーケンス図を用いて説明す
る。図10は、本発明の実施の形態4に係るセッション
開設及び再生開始の手順を説明するためのシーケンス図
である。
【0170】図10において、クライアント200にお
いて、リクエスト生成部202は、VIDEO1のSE
TUPコマンドをゲートウェイ400に送信し、ゲート
ウェイ400は、このSETUPコマンドをサーバー1
10に送信する。
【0171】サーバー110において、セッションID
割当部112は、セッションID(12345678)
を生成し、このセッションIDとVIDEO1のSET
UPコマンドに対するACKコマンドをゲートウェイ4
00に送信し、ゲートウェイ400は、このセッション
IDとACKコマンドとをクライアント200に送信す
る。
【0172】次に、クライアント200において、レス
ポンス受信部103は、セッションIDとACKコマン
ドとを受け取ると、リクエスト生成部202は、VID
EO2のSETUPコマンドとサーバー110から送信
されたセッションID(12345678)をゲートウ
ェイ400に送信する。
【0173】次に、クライアント200において、リク
エスト生成部202は、AUDIO1のSETUPコマ
ンドと第1番目のメディアと同一のセッションID(1
2345678)をゲートウェイ400に送信する。
【0174】そして、クライアント200は、PLAY
コマンドをゲートウェイ400に送信する。
【0175】ゲートウェイ400は、クライアント20
0から送信されたVIDEO2のSETUPコマンド、
AUDIO1のSETUPコマンド、及びPLAYのう
ち、VIDEO2のSETUPコマンド及びAUDIO
1のSETUPコマンドをセッションIDと共にサーバ
ー110に送信し、PLAYをバッファ403に記憶す
る。
【0176】サーバー110において、レスポンス送信
部113は、VIDEO2のSETUPコマンドに対す
るACKコマンドをクライアント200に送信する。ま
た、AUDIO1のSETUPコマンドと共に送信され
たセッションIDに対しても同様にACKコマンドをク
ライアント200に送信する。
【0177】ゲートウェイ400は、サーバー110か
らVIDEO2のSETUPコマンド及びAUDIO1
のSETUPコマンドに対するACKコマンドを受信し
て、同一のセッションIDで要求した全てのETUP要
求に対するACKコマンドを受信した後にバッファ40
3からPLAYリクエストを取り出してサーバー110
に送信する。
【0178】また、ゲートウェイ400は、受信したV
IDEO2のSETUPコマンド及びAUDIO1のS
ETUPコマンドに対するACKコマンドをクライアン
ト200に送信する。
【0179】サーバー110は、クライアント200か
ら要求されたマルチメディアデータの送信準備が整った
後、受信したPLAYに対応するACKコマンドをゲー
トウェイ400に送信し、その後にマルチメディアデー
タをゲートウェイ400に送信し始める。サーバー11
0は、マルチメディアデータを全て送信し終えるかクラ
イアント200からゲートウェイ400を通して停止要
求がなされるまでマルチメディアデータを、ゲートウェ
イ400を通してクライアント200に送信し続ける。
【0180】クライアントは、要求の確実な到着及び送
信順序と到着順序が同じであることを保証するプロトコ
ルを用いる場合には、送信準備の要求と送信の要求を連
続して送信することにより、サーバーは、同一セッショ
ンの全ての送信準備の要求を受信した後に、送信開始の
要求を受信することができる。
【0181】従って、サーバーからの返答を待つ時間を
減少させることができ、クライアントとサーバーの間に
セッションを確立する時間を短縮することができる。
【0182】また、本実施の形態のゲートウェイによれ
ば、送信準備の要求に対する返答をサーバーから受信し
た後に、送信をサーバーに要求することにより、クライ
アントは、送信準備の要求と送信の要求を連続して送信
することができる。
【0183】従って、本発明の通信開始方法と異なる通
信開始方法を用いる通信装置との通信を行うことがで
き、かつクライアントとサーバーの間にセッションを確
立する時間を短縮することができる。
【0184】(実施の形態5)図11は、本発明の実施
の形態5に係るサーバー、ゲートウェイ及びクライアン
トの構成を示すブロック図である。但し、図1または図
7と同一の構成となるものについては、図1または図7
と同一番号を付し、詳しい説明を省略する。
【0185】実施の形態5のゲートウェイは、セッショ
ンID変換部502を具備し、クライアントとの通信に
用いるセッションIDとサーバーとの通信に用いるセッ
ションIDを対応つけて記憶し、セッションIDを変換
する点が実施の形態4と異なる。
【0186】図11において、ゲートウェイ500は、
リクエスト受信部501と、セッションID変換部50
2と、リクエスト送信部503と、バッファ504と、
レスポンス受信部505と、レスポンス送信部506
と、メディア中継部507とから主に構成される。
【0187】リクエスト生成部302は、メディアの再
生準備をサーバー110に要求するSETUPコマンド
を要求セッションID生成部101から出力されたセッ
ションIDと共にゲートウェイ500に送信する。
【0188】そして、リクエスト生成部302は、送信
方法判定部301における判定の結果、下位プロトコル
がリクエストの確実な到着及び送信順序と到着順序が同
じであることを保証しないプロトコルである場合、レス
ポンス受信部103からメディアデータが伝送可能であ
ることを通知されると、PLAYコマンドをレスポンス
受信部103から出力されたセッションIDと共にゲー
トウェイ500に送信する。
【0189】また、リクエスト生成部302は、送信方
法判定部301における判定の結果、下位プロトコルが
リクエストの確実な到着及び送信順序と到着順序が同じ
であることを保証するプロトコルである場合、レスポン
ス受信部103から出力されるメディアデータが伝送可
能であることを通知に関係なく、メディアの再生準備を
サーバー110に要求するSETUPコマンドを出力し
た後に、PLAYコマンドをレスポンス受信部103か
ら出力されたセッションIDと共にゲートウェイ500
に送信する。
【0190】リクエスト受信部501は、クライアント
300から送信されたリクエストを受信してリクエスト
送信部503に出力し、クライアント300から送信さ
れたセッションIDをセッションID変換部502に出
力する。
【0191】セッションID変換部502は、リクエス
ト受信部501から出力されたセッションIDをサーバ
ー110から送信されたセッションIDに変換してリク
エスト送信部503に出力する。変換するセッションI
Dが設定されていない場合、セッションID変換部50
2は、セッションIDが設定されていないことをリクエ
スト送信部503に出力する。
【0192】また、セッションID変換部502は、レ
スポンス受信部505から出力されたセッションIDを
クライアント300から送信されたセッションIDに変
換してレスポンス送信部506に出力する。
【0193】リクエスト送信部503は、リクエスト受
信部501から出力されたリクエストに対して、ゲート
ウェイ500とサーバー110との間の通信のセッショ
ンIDが設定されていない場合、このリクエストとセッ
ションIDの要求とをサーバー110に送信する。
【0194】また、リクエスト送信部503は、リクエ
スト受信部501から出力されたリクエストに対する返
答を受信していない場合、同一セッションの他のリクエ
ストをバッファ504に出力する。
【0195】そして、リクエスト送信部503は、リク
エストに対する返答を受信した後に、他のリクエストを
一つバッファ504から取り出してセッションID変換
部502から出力されたセッションIDと共にサーバー
110に送信する。この時、ゲートウェイ500は、受
信した順番と同じ順番でリクエストをサーバー110に
送信する。
【0196】バッファ504は、リクエスト送信部50
3から出力されたリクエストを記憶する。
【0197】レスポンス送信部113は、セッションI
D割当部112から出力されたセッションIDをゲート
ウェイ500に送信する。また、レスポンス送信部11
3は、リクエストの返答としてACKコマンドをゲート
ウェイ500に送信する。
【0198】レスポンス受信部505は、レスポンス送
信部113から出力されたACKコマンドを受信してレ
スポンス送信部506に出力し、レスポンス送信部11
3から出力されたセッションIDをセッションID変換
部502に出力する。また、レスポンス受信部505
は、ACKコマンドを受信したことをリクエスト送信部
503に通知する。
【0199】レスポンス送信部506は、レスポンス受
信部505から出力されたACKコマンドをセッション
ID変換部502から出力されたセッションIDと共に
クライアント300に送信する。
【0200】メディア送信部114は、リクエスト受信
部111から出力された指示に従い、メディア送信の準
備を行う。メディア送信部114は、メディア送信の準
備ができた後に、レスポンス送信部113にメディア送
信の準備が出来たことを通知し、メディアデータをゲー
トウェイ500に送信する。
【0201】メディア中継部507は、サーバー110
から送信されたメディアデータをクライアント300に
送信する。
【0202】次に、上記構成を有するサーバー及びクラ
イアントにおける、セッションID変換について説明す
る。
【0203】ゲートウェイは、複数のクライアントまた
は複数のサーバーの通信の中継を行うので、複数のクラ
イアント及び複数のサーバーを識別する必要がある。
【0204】図12は、本実施の形態に係るクライアン
ト、ゲートウェイ、及びサーバーの構成を示す図であ
る。
【0205】図12において、ゲートウェイ601は、
クライアント611、クライアント612及びクライア
ント613と同一セグメントのネットワークで接続して
いる。また、ゲートウェイ601は、サーバー621及
びサーバー622と同一セグメントのネットワークで接
続している。
【0206】クライアント611、クライアント612
及びクライアント613は、ゲートウェイ601を介し
てプロトコル変換を行いサーバー621及びサーバー6
22と通信を行う。
【0207】図13は、上記構成を有するゲートウェイ
におけるセッションID変換テーブルの一例を示す図で
ある。
【0208】図13において、クライアント情報とクラ
イアントとゲートウェイ間で用いられるセッションID
の一組と、サーバー情報とサーバーとゲートウェイ間で
用いられるセッションIDの一組がそれぞれ対応してい
る。
【0209】ここで、クライアント情報は、複数のクラ
イアントを識別する情報であり、例としてIPアドレス
を用いている。同様に、サーバー情報は、複数のサーバ
ーを識別する情報であり、例としてIPアドレスを用い
ている。
【0210】ここでは、クライアント611のIPアド
レスを192.168.0.101、クライアント61
2のIPアドレスを192.168.0.102、クラ
イアント3のIPアドレスを192.168.0.10
3とし、サーバー621のIPアドレスを192.20
0.0.1、サーバー622のIPアドレスを192.
200.0.2とする。
【0211】クライアント611、クライアント61
2、及びクライアント613は、同一セグメントのネッ
トワークでゲートウェイ601と接続されている。ま
た、サーバー621及びサーバー622は、クライアン
ト611、クライアント621、及びクライアント61
3と異なるセグメントのネットワークでゲートウェイ6
01と接続されている。
【0212】例えば、クライアント611がセッション
ID12345678とリクエストをサーバー611に
送信する場合、ゲートウェイ601は、このセッション
IDとリクエストをサーバー611に送信する。
【0213】サーバー611は、ゲートウェイ601か
ら送信されたセッションID12345678が使用可
能であると判断し、このセッションIDとACK信号を
ゲートウェイ601に送信する。
【0214】ゲートウェイ601は、サーバー611か
ら送信されたセッションID12345678とクライ
アント611から送信されたセッションID12345
678を対応つけて記憶し、以降クライアント611の
セッションID12345678とサーバー611のセ
ッションID12345678との通信を確保する。
【0215】次に、クライアント612がセッションI
D12345678とリクエストをサーバー621に送
信する場合、ゲートウェイ601は、このセッションI
Dがすでに使用されているので新たなセッションIDの
要求とリクエストをサーバー621に送信する。
【0216】サーバー621は、新たなセッションID
00001111とACK信号をゲートウェイ601に
送信する。
【0217】ゲートウェイ601は、サーバー621か
ら送信されたセッションID00001111とクライ
アント611から送信されたセッションID12345
678を対応つけて記憶し、以降クライアント611の
セッションID12345678とサーバー621のセ
ッションID00001111との通信を確保する。
【0218】同様に、複数のサーバーで同じセッション
IDを生成した場合でも、サーバーを識別する情報を用
いて通信を区別することができる。
【0219】例えば、クライアント613とサーバー6
22の通信においてサーバー622がセッションID0
0001111を生成してゲートウェイ601に送信し
た場合、ゲートウェイ601は、同じセッションIDを
生成したサーバー621とサーバー622とを、IPア
ドレスを用いて識別し、それぞれの通信相手であるサー
バー621とサーバー622を区別して信号を送信す
る。
【0220】次に、上記構成を有するサーバー、ゲート
ウェイ及びクライアントにおける、セッション開設及び
再生開始の手順の一例を、シーケンス図を用いて説明す
る。図14は、本発明の実施の形態5に係るセッション
開設及び再生開始の手順を説明するためのシーケンス図
である。
【0221】図14において、クライアント300にお
いて、リクエスト生成部302は、第1番目のメディア
(VIDEO1)のSETUPコマンドをゲートウェイ
500に送信し、ゲートウェイ500は、このSETU
Pコマンドをサーバー110に送信する。
【0222】次に、クライアント300において、リク
エスト生成部302は、VIDEO2のSETUPコマ
ンドをゲートウェイ500に送信する。
【0223】次に、クライアント300において、リク
エスト生成部302は、AUDIO1のSETUPコマ
ンドをゲートウェイ500に送信する。
【0224】ゲートウェイ500は、クライアント30
0から送信されたVIDEO1のSETUPコマンドを
サーバー110に出力し、VIDEO2のSETUPコ
マンド及びAUDIO1のSETUPコマンドをバッフ
ァ504に記憶する。
【0225】サーバー110において、VIDEO1の
SETUPコマンドに対応するデータの送信準備できた
後、セッションID割当部112は、セッションID
(12345678)を生成し、このセッションIDと
VIDEO1のSETUPコマンドに対するACKコマ
ンドをゲートウェイ500に送信する。
【0226】ゲートウェイ500は、VIDEO1のS
ETUPコマンドに対するACKコマンドを受信した後
に、VIDEO2のSETUPコマンドをサーバー11
0に送信し、サーバー110から出力されたセッション
ID(00001111)をセッションID変換部50
2において変換したセッションID(1234567
8)とACKコマンドとをクライアント300に送信す
る。
【0227】サーバー110において、VIDEO2の
SETUPコマンドに対応するデータの送信準備できた
後、レスポンス送信部113は、VIDEO2のSET
UPコマンドに対するACKコマンドをゲートウェイ5
00に送信する。
【0228】ゲートウェイ500は、VIDEO2のS
ETUPコマンドに対するACKコマンドを受信した後
に、AUDIO1のSETUPコマンドをサーバー11
0に送信し、サーバー110から出力されたセッション
ID(00001111)をセッションID変換部50
2において変換したセッションID(1234567
8)とACKコマンドとをクライアント300に送信す
る。
【0229】サーバー110において、AUDIO1の
SETUPコマンドに対応するデータの送信準備できた
後、レスポンス送信部113は、AUDIO1のSET
UPコマンドに対するACKコマンドをゲートウェイ5
00に送信する。
【0230】ゲートウェイ500は、AUDIO1のS
ETUPコマンドに対するACKコマンドを受信した後
に、サーバー110から出力されたセッションID(0
0001111)をセッションID変換部502におい
て変換したセッションID(12345678)とAC
Kコマンドとをクライアント300に送信する。
【0231】クライアント300は、送信したSETU
PコマンドにACKコマンドを全て受信した後、PLA
YコマンドとセッションID(12345678)とを
ゲートウェイ500に送信する。
【0232】ゲートウェイ500は、セッションID
(12345678)をセッションID変換部502に
おいて変換したセッションID(00001111)と
クライアント300から送信されたPLAYとをサーバ
ー110に送信する。
【0233】サーバー110は、受信したPLAYに対
応するACKコマンドをゲートウェイ500に送信し、
その後にマルチメディアデータをゲートウェイ500に
送信し始める。サーバー110は、マルチメディアデー
タを全て送信し終えるかクライアント300からゲート
ウェイ500を通して停止要求がなされるまでマルチメ
ディアデータを、ゲートウェイ500を通してクライア
ント300に送信し続ける。
【0234】このように、サーバーは、クライアントを
区別する情報を用いて複数のリクエストが同じクライア
ントから送信されたか否か判断して、同じクライアント
から送信された複数のリクエストに対して同一のセッシ
ョンを開設することにより、クライアントは、同一のセ
ッションのリクエストを連続してサーバーに送信するこ
とができる。
【0235】従って、サーバーからの返答を待つ時間を
減少させることができ、クライアントとサーバーの間に
セッションを確立する時間を短縮することができる。
【0236】また、本実施の形態のゲートウェイによれ
ば、クライアントとの通信に用いるセッションIDとサ
ーバーとの通信に用いるセッションIDを対応つけて記
憶し、セッションIDを変換することにより、本発明の
通信開始方法と異なる通信開始方法を用いる通信装置と
の通信を行うことができ、かつクライアントとサーバー
の間にセッションを確立する時間を短縮することができ
る。
【0237】なお、本発明のサーバー、ゲートウェイ及
びクライアントでは、再生するメディアデータの種類及
び数は特に限定されない。
【0238】また、クライアントが生成するセッション
IDは、クライアント固有に設定された情報に基づいて
生成することもできる。例えば、クライアントのIPア
ドレスやMAC(Media Access Control)アドレス等
をセッションIDとして生成することもできる。また、
携帯電話をクライアントとした場合、携帯電話の番号を
セッションIDとして生成することもできる。
【0239】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
クライアントは、同一のセッションのリクエストを連続
してサーバーに送信し、サーバーは、クライアントを区
別する情報を用いて複数のリクエストが同じクライアン
トから送信されか否かを判定し、複数のリクエストが同
じクライアントから送信された場合、前記複数のリクエ
ストに対して同一のセッションを開設することにより、
クライアントとサーバーの間にセッションを確立する時
間を短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係るサーバー及びクラ
イアントの構成を示すブロック図
【図2】上記実施の形態に係るセッション開設及び再生
開始の手順を説明するための第1のシーケンス図
【図3】上記実施の形態に係るセッション開設及び再生
開始の手順を説明するための第2のシーケンス図
【図4】本発明の実施の形態2に係るサーバー及びクラ
イアントの構成を示すブロック図
【図5】上記実施の形態に係るクライアントの動作の例
を示すフロー図
【図6】上記実施の形態に係るセッション開設及び再生
開始の手順を説明するためのシーケンス図
【図7】本発明の実施の形態3に係るサーバー及びクラ
イアントの構成を示すブロック図
【図8】上記実施の形態に係るセッション開設及び再生
開始の手順を説明するためのシーケンス図
【図9】本発明の実施の形態4に係るサーバー、ゲート
ウェイ及びクライアントの構成を示すブロック図
【図10】上記実施の形態に係るセッション開設及び再
生開始の手順を説明するためのシーケンス図
【図11】本発明の実施の形態5に係るサーバー、ゲー
トウェイ及びクライアントの構成を示すブロック図
【図12】本実施の形態に係るクライアント、ゲートウ
ェイ、及びサーバーの構成を示す図
【図13】上記構成を有するゲートウェイにおけるセッ
ションID変換テーブルの一例を示す図
【図14】上記実施の形態に係るセッション開設及び再
生開始の手順を説明するためのシーケンス図
【図15】ストリーミングアプリケーションの概念を示
した図
【図16】RTSPを用いたストリーミングのプロトコ
ル構成の一例を示す図
【図17】従来のセッション開設及び再生開始の手順を
説明するためのシーケンス図
【図18】従来のセッション開設及び再生開始の手順を
説明するためのシーケンス図
【符号の説明】 101 要求セッションID生成部 102、202、302 リクエスト生成部 103、404、505 レスポンス受信部 104 メディア受信部 105 メディア再生部 111、401、501 リクエスト受信部 112 セッションID割当部 113、405、506 レスポンス送信部 114 メディア送信部 201、301 送信方法判定部 402、503 リクエスト送信部 403、504 バッファ 406、507 メディア中継部 502 セッションID変換部
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // H04L 12/56 H04L 13/00 307A 5K034 (72)発明者 堀内 優希 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 浦 誠治 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5B085 AA08 BC02 BG07 5B089 GA11 GA21 GA31 HB18 KA05 KB06 KC28 KC47 KG03 5C064 BA01 BB05 BC10 BC18 BD02 BD09 5C075 AB90 CA03 CD22 5K030 GA01 HA06 HB11 JA07 LA02 LB02 5K034 AA01 DD01 FF01 FF02 HH01 HH02 KK29 LL01 LL02

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クライアント固有の情報に基づいて複数
    のリクエストが同一のクライアントから送信されたか否
    かを判定する第一判定手段と、前記複数のリクエストが
    同一のクライアントから送信された場合、前記複数のリ
    クエストに対して同一のセッションを開設するセッショ
    ン設定手段と、前記開設されたセッションで前記リクエ
    ストに対応するオブジェクトを前記クライアントに送信
    するメディア送信手段と、を具備することを特徴とする
    サーバー。
  2. 【請求項2】 セッション設定手段は、クライアントか
    ら送信されたセッションIDを用いてセッションを開設
    することを特徴とする請求項1に記載のサーバー。
  3. 【請求項3】 第一判定手段は、クライアントから送信
    されたセッションIDが使用可能であるか否か判定し、
    前記セッションIDが使用不可能である場合、使用可能
    なセッションIDを新たに生成し、セッション設定手段
    は、前記新たに生成したセッションIDを用いてセッシ
    ョンを開設することを特徴とする請求項2に記載のサー
    バー。
  4. 【請求項4】 同一のセッションで通信を行うリクエス
    トに対して、連続してリクエストを請求項1に記載のサ
    ーバーに送信する第一リクエスト送信手段と、前記リク
    エストに対応するオブジェクトを受信するメディア受信
    手段と、を具備することを特徴とするクライアント。
  5. 【請求項5】 第一リクエスト送信手段は、オブジェク
    トの送信準備を連続してサーバーに要求することを特徴
    とする請求項4に記載のクライアント。
  6. 【請求項6】 第一リクエスト送信手段は、オブジェク
    トの送信準備とオブジェクトの送信開始とを連続してサ
    ーバーに要求することを特徴とする請求項4または請求
    項5に記載のクライアント。
  7. 【請求項7】 セッションIDを生成するセッションI
    D生成手段を具備し、第一リクエスト送信手段は、リク
    エストと共に前記セッションIDをサーバーに送信する
    ことを特徴とする請求項4から請求項6のいずれかに記
    載のクライアント。
  8. 【請求項8】 セッションID生成手段は、クライアン
    ト固有の情報に基づいてセッションIDを生成すること
    を特徴とする請求項7に記載のクライアント。
  9. 【請求項9】 セッションID生成手段は、クライアン
    トに設定したインターネットプロトコルアドレスを用い
    てセッションIDを生成することを特徴とする請求項8
    に記載のクライアント。
  10. 【請求項10】 セッションID生成手段は、クライア
    ントの物理アドレスを用いてセッションIDを生成する
    ことを特徴とする請求項8に記載のクライアント。
  11. 【請求項11】 下位プロトコルが、送信するリクエス
    トの確実な到着及び送信順序と到着順序が同じであるこ
    とを保証するプロトコルであるか否かを判断する第二判
    定手段を具備し、第一リクエスト送信手段は、送信する
    リクエストの確実な到着及び送信順序と到着順序が同じ
    であることを保証しないプロトコルである場合、オブジ
    ェクトの送信準備の要求に対する返答を受信した後にオ
    ブジェクトの送信開始を要求することを特徴とする請求
    項4から請求項10のいずれかに記載のクライアント。
  12. 【請求項12】 同一のセッションで通信を行うリクエ
    ストに対して、クライアントから送信されたリクエスト
    を一時記憶する記憶手段と、オブジェクトの送信準備の
    要求に対する返答をサーバーから受信した後に、前記オ
    ブジェクトの送信を要求する第二リクエスト送信手段
    と、を具備することを特徴とするゲートウェイ。
  13. 【請求項13】 サーバーとの通信に用いるセッション
    IDとクライアントとの通信に用いるセッションIDと
    を関連つけて記憶し、サーバーとの通信に用いるセッシ
    ョンIDをクライアントとの通信に用いるセッションI
    Dに変換し、クライアントとの通信に用いるセッション
    IDをサーバーとの通信に用いるセッションIDに変換
    する変換手段、を具備することを特徴とする請求項12
    に記載のゲートウェイ。
  14. 【請求項14】 クライアントは、複数のリクエストを
    連続してサーバーに送信し、前記サーバーは、クライア
    ント固有の情報に基づいて複数のリクエストが同一のク
    ライアントから送信されたか否かを判定し、前記複数の
    リクエストが同一のクライアントから送信された場合、
    前記複数のリクエストに対して同一のセッションを開設
    することを特徴とする通信開始方法。
  15. 【請求項15】 クライアントは、複数のオブジェクト
    の送信準備を連続してサーバーに要求し、前記サーバー
    は、クライアント固有の情報に基づいて複数のリクエス
    トが同一のクライアントから送信されたか否かを判定
    し、前記複数のリクエストが同一のクライアントから送
    信された場合、前記複数のリクエストに対して同一のセ
    ッションを開設することを特徴とする通信開始方法。
  16. 【請求項16】 クライアントは、オブジェクトの送信
    準備の要求と、前記オブジェクトの送信の要求とを連続
    してサーバーに送信し、前記サーバーは、クライアント
    固有の情報に基づいて複数のリクエストが同一のクライ
    アントから送信されたか否かを判定し、前記複数のリク
    エストが同一のクライアントから送信された場合、前記
    複数のリクエストに対して同一のセッションを開設する
    ことを特徴とする通信開始方法。
  17. 【請求項17】 クライアントは、セッションIDを生
    成し、前記セッションIDとリクエストとを共にサーバ
    ーに送信し、前記サーバーは、前記セッションIDが使
    用可能である場合、前記セッションIDを用いてセッシ
    ョンを開設し、前記セッションIDが使用不可能である
    場合、使用可能なセッションIDを新たに生成して、前
    記新たに生成したセッションIDを用いてセッションを
    開設することを特徴とする請求項14から請求項16の
    いずれかに記載の通信開始方法。
  18. 【請求項18】 下位プロトコルが、送信するリクエス
    トの確実な到着及び送信順序と到着順序が同じであるこ
    とを保証するプロトコルであるか否かを判断し、送信す
    るリクエストの確実な到着及び送信順序と到着順序が同
    じであることを保証しないプロトコルである場合、オブ
    ジェクトを要求するリクエストの返答を受信した後にオ
    ブジェクトの送信開始を要求することを特徴とする請求
    項14から請求項17のいずれかに記載の通信開始方
    法。
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