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JP2002148058A - ナビゲーション装置、地図の表示方法、記憶媒体 - Google Patents

ナビゲーション装置、地図の表示方法、記憶媒体

Info

Publication number
JP2002148058A
JP2002148058A JP2000341418A JP2000341418A JP2002148058A JP 2002148058 A JP2002148058 A JP 2002148058A JP 2000341418 A JP2000341418 A JP 2000341418A JP 2000341418 A JP2000341418 A JP 2000341418A JP 2002148058 A JP2002148058 A JP 2002148058A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
map
display
list
point
scale
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000341418A
Other languages
English (en)
Inventor
Maki Tashiro
真樹 田代
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP2000341418A priority Critical patent/JP2002148058A/ja
Publication of JP2002148058A publication Critical patent/JP2002148058A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 視覚的に情報を得やすいナビゲーション装
置、地図の表示方法等を提供することにある。 【解決手段】 表示部12に表示される地図Mの縮尺
と、これに並んで表示される地点リストLの表示地点数
の設定値とを互いに関連付け、例えばユーザが、表示部
12に表示させる地点リストLの表示地点数を変更する
操作を行なえば、これに連動して、地図Mの縮尺が自動
的に変更されるようにした。また、常に自位置P1から
目標地点P2までの範囲が含まれる地図Mを表示し、自
位置P1が目標地点P2に近づくに従って、表示部12
に表示される地図Mが拡大されて、自動的に段々と詳細
なものに変わるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ナビゲーション装
置、地図の表示方法、記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、上空を軌道とするGPS(Global
Positioning System:全地球測位システム)衛星を利
用して自位置や移動速度をリアルタイムで求めることの
できるナビゲーション装置が、自動車等の移動体搭載用
あるいは携帯用として広く普及し始めている。ナビゲー
ション装置等においては、電子化された地図データを用
いており、この地図データに基づいてモニタ上に地図を
表示し、さらに、GPSで測位した現在位置やガイド用
の移動ルート等を地図上に重ね合わせて表示する。ま
た、通常の地図だけでなく、進行方向前方の地点情報を
リスト表示するものもある。例えば高速道路を走行して
いる場合等には、インターチェンジ、ジャンクション、
サービスエリア、パーキングエリア等の地点情報をリス
ト表示し、一般道路の場合には、交差点名等をリスト表
示する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ユーザが、
その時点で表示されている地図の範囲よりもさらに進行
方向前方の情報を得たい場合等には、地図をスクロール
したり、地図の表示縮尺を変更することができる。これ
に対し、リストの場合、表示されているリストの表示範
囲よりもさらに進行方向前方の情報を得たい場合には、
リストをスクロールするしかない。リストをスクロール
してしまうと、スクロールした先の範囲のリストしか表
示することができない。このため、現在位置との位置関
係の把握が難しく、距離感が得にくかったり、また位置
関係を把握するまでにスクロール操作を何度も行なわな
ければならず、その操作を煩わしく感じる等の問題があ
る。また、地図表示とリスト表示を同時に行なうものも
有るが、上記のようにリストはスクロールすることによ
ってその表示範囲を変更するようになっているため、例
えば地図表示の表示縮尺を変更しても、リストの表示を
連動させることはできず、この点においてもユーザにと
って不便であった。
【0004】また、従来のナビゲーション装置は、自位
置が移動するにしたがい、地図が自動的にスクロールす
るようになっているものの、その表示縮尺は、ユーザが
設定した縮尺に固定されたままとなっている。このた
め、例えば、進路を変更する交差点で交差点形状を把握
したい場合等に、広域の地図が表示されている状態で
は、そのままではユーザは視覚的に情報を得ることがで
きないことがある。このようなとき、詳細な地図を見る
には手動で地図の縮尺を変えなければならず、その操作
を煩わしく感じることもある。また、交差点に接近した
時点で、交差点の拡大図が自動的にポップアップ表示さ
れるものも存在するが、このような拡大図は、通常表示
されている地図とは見た目が大きく異なり、表示が切り
替わったときにユーザが違和感を覚えることもある。
【0005】本発明は、このような技術的課題に基づい
てなされたもので、視覚的に情報を得やすいナビゲーシ
ョン装置、地図の表示方法等を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる目的のもと、本発
明のナビゲーション装置は、データ格納手段に格納され
た地図データに基づく地図、および地点データに基づく
地点リストを表示手段に表示するに際し、地図表示制御
手段で選択する地図の表示範囲と、測位手段で測位され
た現在位置を基準として進行方向に位置する地点データ
から生成される地点リストでの表示範囲とを対応付ける
ことを特徴としている。これにより、例えば、ユーザか
らの入力に基づき地点リストでの表示範囲が変更された
ときに、地図の縮尺を連動させて変更することにより地
図の表示範囲を変更することができる。また、地図の表
示範囲が変更されたときに、地点リストでの表示範囲を
連動させて変更するようにしても良い。ところで、地点
リストの表示範囲とは、地点リストに表示される地点が
存在する地理的な範囲を意味している。なお、地図や地
点リストの表示範囲を変更するには、表示する地理的な
範囲を拡大・縮小することと、表示する地理的な範囲を
移動することが考えられる。表示する地理的な範囲を拡
大・縮小するには、地図の縮尺を変更すれば良い。表示
範囲を拡大・縮小する場合には、地点リストの表示地点
数を変更しても良い。また、地図の表示範囲に対応した
地点の数が、地点リストの表示地点数以上に存在する場
合には、予め地点毎に優先度を設定しておき、優先度の
高い地点のみを地点リストに表示することもできる。ま
た表示する地理的な範囲を移動するには、地図や地点リ
ストをスクロールさせて表示すれば良い。
【0007】本発明の記憶媒体は、記憶したプログラム
により、地図データに基づく地図と地点データに基づい
て生成するリストを表示させる処理と、地図またはリス
トのいずれか一方に対し、その表示範囲を拡大・縮小さ
せる操作が外部からなされたときに、地図とリストの双
方の表示範囲を拡大・縮小する処理と、を行なうことが
できる。ここで、外部とは、ユーザによる入力操作を指
している。このようなプログラムを、ナビゲーション装
置等のコンピュータ装置に実行させることにより、地図
とリストの表示範囲を常に連動させた表示を行なうこと
ができる。
【0008】本発明のナビゲーション装置は、地図表示
制御手段により、移動ルート設定手段で設定された移動
ルート上に目標地点を設定するとともに、測位手段で測
位される現在位置と目標地点とが表示範囲内に位置する
よう地図の縮尺を選択し、選択された縮尺の地図を表示
手段に表示させることを特徴とする。このようなナビゲ
ーション装置によれば、常に現在位置と目標地点とを表
示範囲内に位置させた状態で表示を行なうことができ
る。ここで、縮尺を選択する場合、最も拡大率の高い縮
尺の地図を選択するのが好ましい。また、現在位置が目
標地点に近づくにしたがい、地図の縮尺を漸次拡大する
ことが有効である。ところで、目標地点としては、移動
ルート上に位置する地点のうち、ガイダンス情報が出力
される地点を設定するのが好適である。より具体的に
は、例えば、ユーザが設定した移動ルート上に存在す
る、進路を変更する交差点、高速道路の入口・出口、ゴ
ール地点等である。またこのようなナビゲーション装置
においても、地図とともに地点のリストを表示すること
ができ、さらに、地図の縮尺が変更されるときに、地点
のリストでの表示範囲を地図の表示範囲に一致するよう
変更しても良い。
【0009】また、本発明は、測位手段で測位される現
在位置が、目標地点設定手段で設定された目標地点に近
づくにしたがい、地図の縮尺を漸次拡大して表示手段に
表示させることを特徴とするナビゲーション装置として
捉えることも可能である。この場合、目標地点や現在位
置の双方が、必ずしも表示手段の表示領域に存在してい
なくても良い。本発明の地図の表示方法は、GPS衛星
から発信される信号に基づいて現在位置を測位し、現在
位置が、ユーザにより設定された移動ルート上に位置す
る目標地点に接近するにしたがい、表示する地図を漸次
拡大することを特徴としても良い。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に示す実施の形態
に基づいてこの発明を詳細に説明する。図1は、本実施
の形態におけるナビゲーション装置の全体構成を説明す
るためのブロック図である。図1に示すように、本実施
の形態におけるナビゲーション装置は、所定の広域エリ
アの地図データが格納された、CD(Compact Disc)−
ROM(Read OnlyMemory)やDVD(Digital Versati
le Disc)−ROM等の記録ディスク(データ格納手
段、地図データ格納手段)を搭載するディスクドライブ
11、地図を表示する液晶表示ディスプレイ等のモニタ
からなる表示部(表示手段)12、ガイダンス用の音声
を出力するスピーカ13、リモートコントローラやコン
トロールパネル等の操作部14、そしてシステム全体を
制御する制御ブロック15、測位を行なう測位ブロック
16とを備えて構成されている。
【0011】制御ブロック15は、システム全体の制御
や演算処理を行なうCPU20、ディスクドライブ11
等を制御する記憶制御装置21、表示部12で表示する
データを制御する表示制御装置(目標地点設定手段)2
2、ルートガイダンスを制御するガイダンス制御装置
(移動ルート設定手段、ガイダンス情報出力手段)2
3、スピーカ13で出力する音声の制御を行なう音声制
御装置24、操作部14からの入力信号を制御する入力
制御装置25、DRAM(Dynamic Random AccessMemor
y)等からなる内部記憶装置としてのメインメモリ2
6、ナビゲーション装置を作動させるための所定のプロ
グラムが格納されたROM27を備えている。測位ブロ
ック16は、GPS衛星から発信された信号を受信する
GPSアンテナ31、GPSアンテナ31から得た信号
に基づいて測位を行なうGPS測位部(測位手段)3
2、当該ナビゲーション装置が搭載された車両の車速を
検出する車速センサ33、車両の回転変位を検出するジ
ャイロセンサ34、車速センサ33およびジャイロセン
サ34で得た検出値に基づいてGPS測位部32での測
位結果を補正する測位補正部35、を備えている。
【0012】前記表示制御装置22は、表示部12に地
図を表示させるための地図表示制御部(地図表示制御手
段)28と、地点リストを表示させるためのリスト表示
制御部(リスト表示制御手段)29とを備えている。地
図表示制御部28では、通常のナビゲーション装置と同
様、ディスクドライブ11に保持されている記録ディス
クに格納された地図データに基づく地図と、測位ブロッ
ク16の測位補正部35で得た測位結果(自位置)とを
重ね合わせ、これを表示部12に表示する。また、この
地図表示制御部28では、表示部12に表示する地図の
縮尺を設定する。記録ディスクに格納された地図データ
には、複数種の縮尺の地図データが格納されている。ユ
ーザが、操作部14を操作することにより、記録ディス
クから読み出す地図データの縮尺、つまり表示部12に
表示させる地図の縮尺を任意に選択できるようになって
いる。本実施の形態では、記録ディスクに、例えば、1
/6250、1/12500、1/25000、1/1
00000、1/250000、1/500000、の
計6段階の縮尺の地図データが格納されているものとす
る。
【0013】図2は、操作部14の一例を示すものであ
り、操作部14としてのリモートコントローラ40の外
観を示す。リモートコントローラ40は、表示部12に
表示される地図の縮尺を変更するための広域・詳細ボタ
ン(リスト変更手段、地図縮尺変更手段)41を備えて
おり、「広域」側あるいは「詳細」側に傾倒させること
によって、縮尺が一段階ずつ切り替わるようになってい
る。この他、リモートコントローラ40には、例えば、
表示部12に表示する画面を「1画面」と「2画面」と
に切り替えるための切り替えボタン42、表示部12へ
の地図の表示範囲を変更(スクロール)したり、各種操
作メニュー等においてカーソルを移動させるため、少な
くとも四方(ここでは任意の全方向)に傾倒可能とされ
たジョイスティック43、選択状態において決定操作を
行なう決定ボタン44(ジョイスティック43を押して
操作する)等を少なくとも備えている。そして、このリ
モートコントローラ40は、操作内容に応じた信号を赤
外線等でワイヤレス出力する送信部45を備え、この信
号がナビゲーション装置の受信部(図示無し)において
受信され、入力制御装置25において、その操作内容に
応じた処理が実行される。
【0014】地図表示制御部28では、さらに、通常の
ナビゲーション装置と同様、表示部12に表示した地図
に、ユーザが設定した移動ルートを重ね合わせて表示す
る。この移動ルートは、ユーザが設定したスタート地点
からゴール地点までの道順を示すものである。この移動
ルートを表示するためのデータには、設定された移動ル
ート上に存在する地点データ(地点情報)が含まれてい
る。このような地点データは、記録ディスクに予め格納
されたものであり、例えば、交差点、高速道路のインタ
ーチェンジ(IC)、ジャンクション(JC)、サービ
スエリア(SA)、パーキングエリア(PA)等に対し
て付与されている。この地点データには、表示する地図
上における位置座標(緯度・経度)の他、その地点に関
する情報、例えば地点の名称(交差点名、IC名等)が
関連付けられている。
【0015】さて、前記リスト表示制御部29では、表
示部12に、少なくとも地点名の一覧である地点リスト
を表示させる。この地点リストは、例えば高速道路走行
中において、インターチェンジ、ジャンクション、サー
ビスエリア、パーキングエリア等の名称等の情報を表示
し、一般道路走行中であれば、交差点名等を表示するも
のである。リスト表示制御部29において、このような
地点リストを生成するには、測位ブロック16の測位補
正部35で得られる自位置(現在位置)を基準とし、ユ
ーザによって設定された移動ルート、あるいは現時点で
走行している移動ルート上を進行方向前方に向かって辿
っていく。そして、移動ルートに重なる位置座標(緯度
・経度)を有する地点データを、移動ルート上に存在す
る地点データとしてピックアップする。そして、ピック
アップした地点データが、予め設定された設定数に到達
した時点で、ピックアップされた地点データに基づく情
報から、地点リストを生成する。そして、生成した地点
リストのデータを、メインメモリ26に格納するととも
に、表示部12に表示するのである。このとき、ピック
アップする地点データの設定数は、ユーザがリモートコ
ントローラ40の広域・詳細ボタン41を切り替えるこ
とにより、増減される。ここで、ピックアップする地点
データの設定数、つまり表示部12にリスト表示される
地点数の最大値の一例を挙げると、3・4・5・6・8
・10の6段階に設定されている。
【0016】地図表示制御部28で表示させる地図と、
リスト表示制御部29で表示させる地点リストは、リモ
ートコントローラ40で所定の操作を行なうことによ
り、表示を切り替えることができるようになっている。
また、リモートコントローラ40の切り替えボタン42
を操作することにより、図3に示すように、表示部12
に、地図Mと地点リストLとを並べて表示する、いわゆ
る「2画面」表示とすることもできる。そして、本実施
の形態のナビゲーション装置では、表示部12に、地図
表示制御部28で表示させる地図Mと、リスト表示制御
部29で表示させる地点リストLとを「2画面」表示し
た状態では、ユーザが広域・詳細ボタン41を操作した
ときには、地図Mの縮尺と地点リストLの表示地点数が
連動して変化するようになっている。このため、図4に
示すように、記録ディスクに格納されている地図データ
の縮尺と、地点リストLの表示地点数とが、予め対応付
けられている。ここで、地図データの縮尺と地点リスト
Lに表示する地点数は、地図データに基づいて表示部1
2に表示される地図Mの地理的な範囲と、地点リストL
によって表示される地点の存在する地理的な範囲とが、
基本的には略一致するように対応付けられている。
【0017】図5に示すものは、地図Mと地点リストL
とを表示するまでの基本的な処理と、ユーザが地点リス
トLの表示地点数の設定値を変更する場合の処理の流れ
を示している。ここで、ユーザは、リモートコントロー
ラ40の広域・詳細ボタン41を操作することにより、
地点リストLに表示する地点数の初期値を設定しておく
ものとする。この図5に示すように、ナビゲーション装
置においては、まず、測位ブロック16の測位補正部3
5によって、自位置のデータを取得する。さらに、所定
時間毎に繰り返される測位補正部35での測位により、
自位置のデータを2回以上取得すれば、自車の進行方向
が取得できる(ステップS101)。続いて、ステップ
S101で取得した自位置および進行方向や、ユーザが
設定したルート等に基づき、自車が走行しているルート
を確定する(ステップS102)。
【0018】そして、ステップS103では、ユーザに
よって地点リストLの表示地点数の設定を変更する操作
が行なわれたか否かを、入力制御装置25にて確認す
る。変更操作が検出できなければ、ステップS104に
て、地点データのピックアップを行なう。このときに
は、ステップS101で取得した自位置および進行方向
に基づき、ユーザが設定した移動ルートR(図3参照)
を自位置から進行方向前方に向かって辿っていき、その
移動ルートR上に存在する地点データをピックアップす
る。次いで、ステップS105において、ピックアップ
した地点データの数をカウントし、その数が予め設定さ
れた数に到達していなければ、ステップS104に戻
り、移動ルートRをさらに進行方向前方に向かって辿
り、地点データのピックアップを繰り返す。そして、ピ
ックアップした地点データの数が予め設定された設定数
に到達した時点で地点データのピックアップを中止し、
それまでにピックアップした地点データに基づき、表示
部12に表示するための地点リストLを生成する(ステ
ップS106)。また、生成した地点リストLのデータ
をメインメモリ26に格納する(ステップS107)。
続いて、地図表示制御部28で、設定された地点リスト
Lの表示地点数に対応した地図Mの縮尺(図4参照)を
選択する(ステップS108)。しかる後、選択された
縮尺の地図データを記録ディスクから読み出し、これを
メインメモリ26に格納するとともに、この地図データ
に基づく地図Mを表示部12に表示する。これととも
に、リスト表示制御部29で、前記生成したデータに基
づく地点リストLを表示部12に表示する(ステップS
109)。これにより、表示部12には、地図Mと地点
リストLとが同時に表示されることになり、この状態
で、地図Mの縮尺と地点リストLの表示地点数とが対応
付けられていることにより、地図Mによる表示範囲と、
地点リストLによる表示範囲つまり地点リストLに表示
される地点の存在する範囲とが、略一致するようになっ
ている。
【0019】ところで、前記ステップS103におい
て、ユーザによって地点リストLの表示地点数の設定を
変更する操作が広域・詳細ボタン41にて行なわれたか
否かを確認したときに、変更操作が検出できた場合、ス
テップS110に移行し、地点リストLの表示地点数の
設定値を変更する。リモートコントローラ40の広域・
詳細ボタン41において、「広域」側に傾倒操作された
のであれば、図4において、その時点での設定値よりも
表示地点数を1段階増やし、「詳細」側に傾倒操作され
たのであれば、その時点での設定値よりも表示地点数を
1段階減らす。このようにして、地点リストLの表示地
点数の設定値を変更した後は、上記と同様に、ステップ
S104〜S107の処理を行なう。もちろん、ステッ
プS105では、到達する地点リストLの設定値が変更
されている。また、ステップS108で、地図Mの縮尺
を選択するときも、図4の対応において、変更後におけ
る地点リストLの表示地点数の設定値に対応した地図M
の縮尺が選択される。
【0020】これにより、ステップS109において表
示部12に表示される地点リストLは、その表示地点数
がユーザの操作に応じて変更され、これと並んで表示部
12に表示される地図Mも、地点リストLに連動して縮
尺が変更されることになる。図3および図6は、上記の
操作により、地点リストLの表示地点数を変更する場合
の画面表示の一例であり、図3は変更前の状態で、例え
ば地点リストLの表示地点数が3個の場合の画面表示、
図6は変更後の状態で、表示地点数の変更操作を複数回
行なった結果、地点リストLの表示地点数が7個の場合
の画面表示である。この図に示すように、表示地点数の
変更操作を行なうことにより、リスト表示される地点数
と地図Mの縮尺とが連動して変更され、これによって表
示部12に表示される地図Mの表示範囲と、地点リスト
Lに表示される地点の範囲とが変わるようになってい
る。たとえば、図3に示した状態から図6に示した状態
に表示部12における表示内容が変わることによって、
地図Mと地点リストLの表示範囲が広域側にシフトして
いるのである。
【0021】図7は、ユーザが地図Mの縮尺を変更する
場合の処理の流れを示している。この図7に示すよう
に、ナビゲーション装置においては、まず、測位ブロッ
ク16の測位補正部35によって、自位置および進行方
向を取得する(ステップS201)。続いて、ステップ
S201で取得した自位置および進行方向や、ユーザが
設定した移動ルートR等に基づき、自車が走行している
ルートを確定する(ステップS202)。
【0022】そして、ステップS203において、ユー
ザによって地図Mの縮尺を変更する操作が行なわれたか
否かを入力制御装置25で確認する。変更操作が検出さ
れた場合には、ステップS204において、地図Mの表
示縮尺を変更する。ステップS204では、リモートコ
ントローラ40の広域・詳細ボタン41において、「広
域」側に傾倒操作されたのであれば、図4において、そ
の時点での縮尺よりも1段階変更し、より広域の地図M
を表示し、(図4において下段側に移行)、「詳細」側
に傾倒操作されたのであれば、その時点での縮尺よりも
1段階変更して、より詳細な地図Mを表示する(図4に
おいて上段側に移行)。この地図Mの縮尺変更に伴い、
地点リストLの表示地点数の設定値も変更する。すなわ
ち、地図Mの縮尺の変更に伴い、図4に示した対応に基
づき、地点リストLの表示地点数の設定値を1段階増加
あるいは減少させるのである。この後、ステップS20
5に移行する。また、ステップS203において、地図
Mの縮尺の変更操作が検出できなければ、そのままステ
ップS205に移行する。
【0023】ステップS205では、リスト表示制御部
29において、ステップS201で取得した自位置およ
び進行方向に基づき、ユーザが設定した移動ルートRを
自位置から進行方向前方に向かって辿っていき、その移
動ルートR上に存在する地点データをピックアップす
る。次いで、ステップS206において、ピックアップ
した地点データの数を検出し、その数が予め設定された
数に到達していなければ、ステップS205に戻って、
移動ルートRをさらに進行方向前方に向かって辿り、地
点データのピックアップを繰り返す。そして、ピックア
ップした地点データの数が予め設定された設定数に到達
した時点で地点データのピックアップを中止する。しか
る後、ピックアップした地点データに基づき、表示部1
2に表示するための地点リストLを生成し(ステップS
207)、そのデータをメインメモリ26に格納した後
(ステップS208)、選択されている縮尺の地図デー
タに基づく地図Mと、生成した地点リストLとを並べて
表示部12に表示する(ステップS209)。これによ
り、ステップS209において表示部12に表示される
地図Mは、その縮尺がユーザの操作に応じて変更され、
これと並んで表示部12に表示される地点リストLも、
地図Mの縮尺変更に連動して表示地点数が変更されるこ
とになる。この場合も、表示部12に表示される画面
は、図3および図6に示した画面表示の一例と同様、図
3に示したような状態から、図6に示したような状態に
変わることになる。
【0024】上記の、図5および図7に示した処理は、
ユーザが地点リストLの表示地点数や地図Mの縮尺を変
更する操作を行なった場合の処理である。次に、ナビゲ
ーション装置において、ユーザが設定した移動ルートR
に基づいてナビゲーション動作を実行しているときに、
自位置の移動に伴って、地点リストLの表示地点数や地
図Mの縮尺を自動的に変更していく処理について、図8
を参照しつつ説明する。まず、測位ブロック16の測位
補正部35によって、自位置を取得する(ステップS3
01)。続いて、取得した自位置に基づき、進行方向
や、自車が走行しているルートを確定する。
【0025】続いて、表示制御装置22では、ステップ
S301で取得した自位置および進行方向に基づき、ユ
ーザが設定した移動ルートRを自位置から進行方向前方
に向かって辿っていき、自位置から1番目の目標地点を
設定し、その目標地点の地点データをピックアップする
(ステップS302)。ここで、目標地点とは、例え
ば、ユーザが設定した移動ルートRのゴール地点、移動
ルートR上で進路を変更すべき交差点や分岐点、高速道
路に乗降するインターチェンジ等が考えられる。これら
の目標地点は、言い換えれば、ガイダンス制御装置23
において、音声制御装置24およびスピーカ13から、
音声ガイダンスを出力させる地点である。
【0026】地図表示制御部28では、自位置と目標地
点に基づき、表示部12で表示すべき地図Mの縮尺を選
択する。これには、表示部12の表示領域内に、自位置
と目標地点の双方が含まれるように表示できる地図Mの
うち、最も詳細な地図Mの縮尺(図4で上段側寄り)が
選択される(ステップS303)。また、ステップS3
02では、自位置から目標地点の地点データをピックア
ップするまでの間に、他の地点データ(目標地点ではな
い地点の地点データ)をピックアップしており、リスト
表示制御部29では、ピックアップした地点データに基
づき、表示部12に表示するための地点リストLを生成
する(ステップS304)。このときには、地点リスト
Lの表示地点数は、ステップS303で選択された地図
Mの縮尺に対応した数値に設定される(図4参照)。そ
して、生成された地点リストLのデータをメインメモリ
26に格納した後(ステップS305)、選択されてい
る縮尺の地図データに基づく地図Mと、生成した地点リ
ストLとを並べて表示部12に表示する(ステップS3
06)。これにより、表示部12には、自位置から目標
地点までを含むもののうち、最も詳細な地図Mが表示さ
れ、また地点リストLも、選択された地図Mの縮尺に応
じて設定された表示地点数で表示されることになる。
【0027】この後は、自位置を定期的に取得する毎
に、ステップS307において、自位置が目標地点に到
達したか否かを判定し、目標地点に到達しない限り、ス
テップS301に戻り、同様の処理を繰返す。このと
き、自位置の移動により、ステップS303において選
択される地図Mの縮尺が変更されない限りは、ステップ
S304における地点リストLの生成を行なう必要は無
い。この場合は、メインメモリ26に格納されたデータ
に基づいた地点リストLを表示部12に表示すれば良
い。自位置が移動すると、自位置と目標地点とが次第に
接近する。これにより、ある時点で、ステップS303
において選択される地図Mの縮尺が、それまでに選択さ
れていた縮尺から変わる、つまり、より詳細な地図Mに
変更される。すると、このときには、地点リストLの表
示地点数の設定値が、ステップS303で選択された地
図Mの縮尺に対応して変更される。そして、ステップS
304では、変更された表示地点数の設定値に基づいて
地点リストLが生成される。これにより、ステップS3
06において表示部12に表示される地図Mは、それま
でに表示されていた地図Mよりも1段階詳細なものとな
り、これと並んで表示される地点リストLについても、
その表示地点数が変更される。その結果、地図Mと地点
リストLの双方の表示範囲が連動して変わるようになっ
ている。
【0028】このようにして、自位置が目標地点に近づ
くに従って、表示部12に表示される地図Mが段々と詳
細なものに変わり、これとともに表示される地点リスト
Lも自動的にその表示範囲が順次変わることになる。図
9〜図11は、上記のような処理を行なっているときの
表示部12における画面表示の例を示すもので、図9に
示した画面表示から図10、図11へと、ユーザが設定
した移動ルートRに沿って自位置(現在位置)P1が目
標地点P2である「新港南橋」交差点に徐々に接近して
いったときに、表示される地図Mが段々と詳細なものに
切り替わっていき、これに伴い、表示される地点リスト
Lにおいても、表示範囲が順次自動的に変わる状態を示
す。なお、自位置P1が目標地点P2に到達した時点で
は、目標地点P2の設定を次の目標地点に更新し、しか
る後、上記と同様の処理を繰り返せば良い。
【0029】上述したナビゲーション装置によれば、表
示部12に表示される地図Mの縮尺と、これに並んで表
示される地点リストLの表示地点数の設定値とが、互い
に関連付けられており、地図Mと地点リストLの表示範
囲が常に略一致するようになっている。これにより、例
えばユーザが、表示部12に表示させる地図Mの縮尺を
変更する操作を行なえば、地図Mの縮尺の変更に連動し
て、地点リストLの表示地点数が自動的に変更される。
また、ユーザが、表示部12に表示させる地点リストL
の表示地点数を変更する操作を行なえば、これに連動し
て、表示される地図Mの縮尺が自動的に変更される。こ
のようにして、広域の地図Mを表示すれば広域の地点リ
ストLを表示し、詳細な地図Mを表示すればこれに対応
した地点リストLを表示することができる。その結果、
ユーザにとって見れば、従来のように地図Mと地点リス
トLを別々に操作する必要も無く、操作が容易で、しか
も、表示される地図Mと地点リストLとが常に対応して
いるので、自位置と進行方向前方の位置との位置関係や
距離感の把握が容易になり、違和感無くナビゲーション
装置を利用することが可能となる。
【0030】さらに、上記ナビゲーション装置では、例
えば音声ガイダンスが行なわれる地点等を目標地点P2
として設定し、自位置P1から目標地点P2までの範囲
が含まれる地図Mのうち、最も詳細な地図Mを選択して
表示部12に表示させるようにした。これにより、常に
自位置P1と目標地点P2を表示部12の表示領域内に
表示された状態で、自位置P1が目標地点P2に近づく
に従って、表示部12に表示される地図Mが段々と詳細
なものに自動的に変わる。その結果、ユーザにとって
は、交差点等の目標地点P2に近づくほど段々と地図M
が拡大されて詳細なものに切り替わることになるので、
情報を視覚的に把握しやすい。さらに、常に目標地点P
2を視野内においた地図Mを見ることができるので、進
行方向前方の情報の把握が容易となる。しかも、この地
図Mとともに表示される地点リストLも自動的にその表
示地点数が順次変わるので、この点においても、情報の
把握が容易である。
【0031】なお、上記実施の形態では、表示部12に
表示する地点リストLは、移動ルートR上を辿ってい
き、表示地点数の設定値に達するまで全ての地点データ
をピックアップしていく構成としたが、必ずしもこれに
限るものではない。例えば、各地点の地点データに対
し、表示部12に表示するに際しての優先度のデータを
関連付けておき、優先度の高い地点のみをリスト表示す
ることもできる。図12は、優先度のデータの一例を示
すものである。この図に示すように、例えば高速道路で
あれば、ICを利用者の多い順等で複数段階にランク分
け(I1〜I3)したり、休憩施設であるSAとPAと
をランク分けしたり(A1、A2)したりする。また、
一般道路においても、国道との交差点、県道との交差点
等、種々の基準によりランク分けして優先度を設定す
る。なお、この優先度は、いかなる基準で設定しても良
く、本実施の形態で示した例に何ら束縛されるものでは
ない。そして、地点リストLを生成するために、移動ル
ートR上を辿っていき、目標地点までの地点データをピ
ックアップするときに、地点データが地点リストLの表
示地点数の設定値以上に存在する場合等に、各地点デー
タに関連付けられた優先度のデータに基づき、優先度の
高い地点データのみをピックアップし、他の地図データ
をスキップするのである。これにより、図13に示すよ
うに、例えば東京IC〜名古屋ICといった広域の地点
リストLを表示するときに、東京IC側から表示地点数
の設定値分のICを全て表示するのではなく、東京IC
〜名古屋ICまでの概略をリスト表示することができ
る。これにより、特に広域の地図Mを表示するときや、
都心部等において表示すべき地点の数が多い場合等に
も、地図Mの表示範囲と地点リストLの表示範囲を一致
させることができる。なお、この図13は、リスト表示
の一例であり、地図Mの表示は省略している。
【0032】上記実施の形態では、ユーザの操作や、ナ
ビゲーション実行時の処理等によって地点リストLでの
表示範囲を変更するために、地点リストLでの表示地点
数を変更する構成としたが、必ずしも表示地点数を変更
しなくても良い。また、地図Mの縮尺の変化に応じ、地
点リストLの表示地点数が変化する構成としたが、地図
Mの縮尺の変化に応じて地点リストLで表示される地点
の範囲(表示範囲)が変化するのであれば、地点リスト
Lの表示地点数を一定とすることも可能である。このよ
うな場合、表示すべき地点リストLの表示範囲に応じ、
上記したような優先度のデータを用いて優先度の高い順
で地点リストLを表示すれば良い。
【0033】ところで、上記実施の形態で示した処理の
流れは、あくまでも一例であり、同様の処理を行なうこ
とができるのであれば、その順序等は変更しても何ら支
障は無い。なお、上記の実施の形態では、地図Mと地点
リストLとを同時に表示する場合を例に挙げたが、地図
Mのみを表示している場合であってもよく、ナビゲーシ
ョン実行時において、目標地点P2に近づくにしたがっ
て地図Mをより詳細なものに順次切り替えていくことに
より、上記と同様、ユーザにとって情報の把握が容易に
なるという効果を得ることができる。
【0034】また、上記実施の形態で示したような、地
図Mの表示と地点リストLの表示を連動させる処理を行
なうプログラムや、目標地点P2に接近するにしたがい
地図表示を漸次拡大表示する処理を行なうプログラム
は、以下のような記憶媒体、プログラム伝送装置の形態
とすることもできる。すなわち、記憶媒体としては、上
記したようなプログラムを、CD−ROM、DVD、半
導体メモリを含む各種メモリ、ハードディスク等の記憶
媒体に、ナビゲーション装置等のコンピュータ装置が読
み取り可能に記憶させれば良い。また、プログラム伝送
装置としては、上記したようなプログラムを記憶させた
CD−ROM、DVD、半導体メモリを含む各種メモ
リ、ハードディスク等の記憶手段と、この記憶手段から
当該プログラムを読み出し、当該プログラムを実行する
装置側に、コネクタ、あるいはインターネットやLAN
等のネットワークを介して当該プログラムを伝送する伝
送手段とを備える構成とすれば良い。このようなプログ
ラム伝送装置は、ナビゲーション装置等に、上記したよ
うな処理を行なうプログラムをインストールする際に好
適である。これ以外にも、本発明の主旨を逸脱しない限
り、上記実施の形態で挙げた構成を取捨選択したり、他
の構成に適宜変更することが可能である。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ユーザにとって、表示される地図や地点リストからの情
報の把握を容易に行なうことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施の形態におけるナビゲーション装置の
構成を示す図である。
【図2】 リモートコントローラの一例を示す図であ
る。
【図3】 画面表示の一例を示す図であって、地点リス
トの表示地点数および地図の縮尺を変更する前の状態の
画面である。
【図4】 地図の縮尺と地点リストの表示地点数との対
応付けの一例を示す図である。
【図5】 地点リストの表示地点数を変更する操作を行
なった場合の処理の流れを示す図である。
【図6】 図3の状態から、地点リストの表示地点数お
よび地図の縮尺を変更した後の状態の画面である。
【図7】 地図の縮尺を変更する操作を行なった場合の
処理の流れを示す図である。
【図8】 目標地点に近づくにしたがい、地図表示の縮
尺を拡大していく処理の流れを示す図である。
【図9】 図8に示した処理を行なうときの画面表示の
一例であって、地点リストの表示地点数および地図の縮
尺を変更する前の状態の画面を示す図である。
【図10】 図9に続く状態の画面表示の一例であっ
て、目標地点に近づき、地点リストの表示地点数および
地図の縮尺を変更した状態の画面を示す図である。
【図11】 図10に続く状態の画面表示の一例であっ
て、さらに目標地点に近づき、地点リストの表示地点数
および地図の縮尺を変更した状態の画面を示す図であ
る。
【図12】 地点データに対して優先度を設定した場合
の一例を示す図である。
【図13】 優先度に応じて生成した地点リストの一例
を示す図である。
【符号の説明】
12…表示部(表示手段)、14…操作部、15…制御
ブロック、32…GPS測位部(測位手段)、22…表
示制御装置(目標地点設定手段)、23…ガイダンス制
御装置(移動ルート設定手段、ガイダンス情報出力手
段)、28…地図表示制御部(地図表示制御手段)、2
9…リスト表示制御部(リスト表示制御手段)、40…
リモートコントローラ、41…広域・詳細ボタン(リス
ト変更手段、地図縮尺変更手段)、L…地点リスト、M
…地図、P1…自位置(現在位置)、P2…目標地点、
R…移動ルート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09B 29/00 G09B 29/00 A 29/10 29/10 A Fターム(参考) 2C032 HB02 HB15 HB22 HC08 HC15 HC24 HC26 HC31 HD03 HD16 2F029 AA02 AB01 AB07 AB13 AC02 AC08 AC09 AC16 AD07 5B075 PP10 PQ02 PQ49 UU13 5H180 AA01 CC12 FF04 FF05 FF22 FF32 FF36

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のGPS衛星から発信される信号に
    基づいて現在位置を測位する測位手段と、 複数種の縮尺の地図を表示するための地図データ、およ
    び当該地図データで表示される地図上に存在する地点に
    関する地点データを格納するデータ格納手段と、 前記データ格納手段に格納された地図データに基づく地
    図、および前記地点データに基づく地点リストを表示す
    る表示手段と、 前記地図データに基づく地図の縮尺および表示範囲を選
    択し、当該地図を前記表示手段に表示させる地図表示制
    御手段と、 前記測位手段で測位された現在位置を基準として進行方
    向に位置する地点データを取り出し、当該地点データか
    ら地点リストを生成して前記表示手段に表示させるリス
    ト表示制御手段と、を備え、 前記地図表示制御手段で選択する前記地図の表示範囲
    と、前記リスト表示制御手段で表示される前記地点リス
    トでの表示範囲とが対応付けられていることを特徴とす
    るナビゲーション装置。
  2. 【請求項2】 ユーザからの入力に基づき、前記表示手
    段に表示させる前記地点リストでの表示範囲を変更する
    リスト変更手段をさらに備え、 前記地図表示制御手段は、前記リスト変更手段によって
    前記地点リストでの表示範囲が変更されたときに、前記
    地図の縮尺を連動させて変更することにより当該地図の
    表示範囲を変更することを特徴とする請求項1記載のナ
    ビゲーション装置。
  3. 【請求項3】 ユーザからの入力に基づき、前記表示手
    段に表示させる前記地図の縮尺を変更する地図縮尺変更
    手段をさらに備え、 前記リスト表示制御手段は、前記地図縮尺変更手段によ
    って前記地図の縮尺が変更されたときに、前記地点リス
    トでの表示範囲を連動させて変更することを特徴とする
    請求項1記載のナビゲーション装置。
  4. 【請求項4】 複数のGPS衛星から発信される信号に
    基づいて現在位置を測位する測位手段と、 地図データを格納する地図データ格納手段と、 前記地図データ格納手段に格納された前記地図データに
    基づいて地図を表示する表示手段と、 ユーザが移動ルートを設定する移動ルート設定手段と、 前記移動ルート設定手段で設定された前記移動ルート上
    に目標地点を設定するとともに、前記測位手段で測位さ
    れる現在位置と当該目標地点とが表示範囲内に位置する
    よう前記地図の縮尺を選択し、選択された縮尺の当該地
    図を前記地図データ格納手段に格納された地図データに
    基づいて前記表示手段に表示させる地図表示制御手段
    と、を備えることを特徴とするナビゲーション装置。
  5. 【請求項5】 前記地図表示制御手段は、前記測位手段
    で測位される現在位置が前記目標地点に近づくにしたが
    い、前記地図の縮尺を漸次拡大することを特徴とする請
    求項4記載のナビゲーション装置。
  6. 【請求項6】 前記地図上に存在する地点に関する地点
    データを格納するデータ格納手段と、 前記移動ルートに応じて当該移動ルート上の所定の地点
    でガイダンス情報を出力させるガイダンス情報出力手段
    と、をさらに備え、 前記地図表示制御手段は、前記移動ルート上に位置する
    地点のうち、前記ガイダンス情報が出力される地点を前
    記目標地点として設定することを特徴とする請求項4記
    載のナビゲーション装置。
  7. 【請求項7】 前記測位手段で測位された現在位置を基
    準として、進行方向前方に位置する地点のリストを生成
    して前記表示手段に表示させるリスト表示制御手段をさ
    らに備え、 前記リスト表示制御手段は、前記地図表示制御手段によ
    って前記地図の縮尺が変更されるときに、当該リスト表
    示制御手段で生成する前記地点のリストでの表示範囲を
    当該地図の表示範囲に一致するよう変更することを特徴
    とする請求項4記載のナビゲーション装置。
  8. 【請求項8】 複数のGPS衛星から発信される信号に
    基づいて現在位置を測位する測位手段と、 地図データを格納する地図データ格納手段と、 前記地図データに基づいた地図を表示する表示手段と、 進行方向に目標地点を設定する目標地点設定手段と、 前記測位手段で測位される現在位置が、前記目標地点設
    定手段で設定された前記目標地点に近づくにしたがい、
    前記地図の縮尺を漸次拡大して前記表示手段に表示させ
    る地図表示制御手段と、を備えることを特徴とするナビ
    ゲーション装置。
  9. 【請求項9】 複数の縮尺の中から一つの縮尺を選択
    し、選択された縮尺の地図を地図データに基づいてモニ
    タに表示させる方法であって、 GPS衛星から発信される信号に基づいて現在位置を測
    位し、当該現在位置が、ユーザにより設定された移動ル
    ート上に位置する目標地点に接近するにしたがい、表示
    する地図を漸次拡大することを特徴とする地図の表示方
    法。
  10. 【請求項10】 コンピュータに実行させるプログラム
    を当該コンピュータが読み取り可能に記憶した記憶媒体
    において、 前記プログラムは、 地図データと地点データを読み出して、当該地図データ
    に基づく地図と当該地点データに基づいて生成するリス
    トを表示させる処理と、 前記地図または前記リストのいずれか一方に対し、その
    表示範囲を拡大・縮小させる操作が外部からなされたと
    きに、当該地図と当該リストの双方の表示範囲を拡大・
    縮小する処理と、を前記コンピュータに実行させること
    を特徴とする記憶媒体。
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