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JP2002027946A - ミネラル吸収促進剤及びこれを含有する組成物 - Google Patents

ミネラル吸収促進剤及びこれを含有する組成物

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JP2002027946A
JP2002027946A JP2000213661A JP2000213661A JP2002027946A JP 2002027946 A JP2002027946 A JP 2002027946A JP 2000213661 A JP2000213661 A JP 2000213661A JP 2000213661 A JP2000213661 A JP 2000213661A JP 2002027946 A JP2002027946 A JP 2002027946A
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Japan
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composition
mineral absorption
dandelion
mineral
extract
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Application number
JP2000213661A
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English (en)
Inventor
Toshiyuki Fukuda
寿之 福田
Noriaki Oka
憲明 岡
Motohiko Takahashi
元彦 高橋
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Pola Orbis Holdings Inc
Original Assignee
Pola Chemical Industries Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ミネラル元素の塩や複合体の吸収を高める手
段を提供する。 【解決手段】 キク科タラクサカム属(Taraxacum)の
植物のエキスからなるミネラル吸収促進剤を食品などの
組成物に含有させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ミネラル吸収促進
剤及びそれを含有するミネラル吸収用の組成物に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年の日本に於ける急激な食生活の西洋
化は、これまで築き上げてきた食文化を根底より覆すも
のであり、日本人の生体に対するその影響は計り知れな
いものがある。加えて、この様な食の西洋文化を受け入
れるに当たり、西洋食文化をすべて受け入れたのではな
く、受け入れられない部分を残しての導入であり、この
様な導入は食生活のバランスに大きな歪みを生じさせる
ことになっている。取り分け、ミネラルに関しては、従
前のミネラル源であった海藻などを棄却したにも関わら
ず、西洋食文化のミネラル源である、乳製品や動物の内
臓等の食文化を導入しなかったことにより、欠乏を来す
ケースが多くなってきている。この様な観点から、ミネ
ラル分を栄養補助食品などで補う潮流ができてきている
が、この様な場合、特に問題となるのは、ミネラルの吸
収に当たっては、ミネラル単独では効果がなく、ミネラ
ル吸収促進剤との組み合わせに於いて初めて効果を現す
ものであるということである。例えば、従前の日本食文
化に於いては、海藻類に含まれるオリゴ糖類がこの様な
役目を担っており、西洋食文化に於いては乳タンパク等
がこの様な役目を担っていた。これらのミネラル吸収促
進剤は、ミネラルの存在様式によりその効果が異なるこ
とから、前記ミネラル吸収用の栄養補助食品に好適な、
ミネラルの塩乃至は複合体の吸収を促進するミネラル吸
収促進剤の開発が望まれていた。更に、付言すれば、ミ
ネラルの吸収促進が必要なのは、この様な経口製剤のみ
にとどまらず、経皮的な投与に於いても同様であり、前
述したようなミネラル吸収促進剤の開発が望まれてい
た。
【0003】一方、キク科タラクサカム属の植物のエキ
スはホコウエイの名で漢方生薬として知られており、そ
の効果としては抗菌作用や健胃作用が知られているが、
このものがミネラル吸収促進作用を有することは全く知
られていなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこの様な状況
下為されたものであり、ミネラル元素の塩や複合体の吸
収を高める手段を提供する事を課題とする。
【0005】
【課題の解決手段】この様な状況に鑑みて、本発明者ら
は、ミネラル元素の塩や複合体の吸収を高める手段を求
めて鋭意研究努力を重ねた結果、キク科タラクサカム属
の植物のエキスにそのような作用を見いだし、発明を完
成させるに至った。即ち、本発明は、以下に示す技術に
関するものである。 (1)キク科タラクサカム属(Taraxacum)の植物のエ
キスからなるミネラル吸収促進剤。 (2)タラクサカム属の植物が、セイヨウタンポポ、カ
ンサイタンポポ、モウコタンポポ、シナタンポポ、オダ
サムタンポポ、マンシュウタンポポ及びホクシタンポポ
から選ばれることを特徴とする、(1)に記載のミネラ
ル吸収促進剤。 (3)エキスが植物体の根部の極性溶媒抽出物乃至はそ
の溶媒除去物であることを特徴とする、(1)又は
(2)に記載のミネラル吸収促進剤。 (4)カルシウム、マグネシウム、鉄及び亜鉛から選ば
れる1種乃至は2種以上の吸収促進用であることを特徴
とする、(1)〜(3)何れか1項に記載のミネラル吸
収促進剤。 (5)(1)〜(4)何れか1項に記載のミネラル吸収
促進剤を含有する組成物。 (6)ミネラル吸収促進用であることを特徴とする、
(5)に記載の組成物。 (7)食品であることを特徴とする、(5)又は(6)
に記載の組成物。 (8)カルシウム、マグネシウム、鉄及び亜鉛から選ば
れる1種乃至は2種以上の金属元素の塩乃至は複合体を
含有することを特徴とする、(5)〜(7)何れか1項
に記載の組成物。 (9)キク科タラクサカム属の植物のエキスを含有す
る、ミネラル吸収用の組成物。 (10)カルシウム、マグネシウム、鉄及び亜鉛から選
ばれる1種乃至は2種以上の吸収用であることを特徴と
する、(9)に記載の組成物。 (11)食品であることを特徴とする、(9)又は(1
0)に記載の組成物。以下、本発明について実施の形態
を中心に更に詳細に説明を加える。
【0006】
【発明の実施の形態】(1) 本発明のミネラル吸収促
進剤 本発明のミネラル吸収促進剤は、キク科タラクサカム属
の植物のエキスからなることを特徴とする。タラクサカ
ム属の植物としては、通常タンポポの名で知られている
植物の近縁の植物であれば特段の限定なく適用でき、例
えば、セイヨウタンポポ、カンサイタンポポ、モウコタ
ンポポ、シナタンポポ、オダサムタンポポ、マンシュウ
タンポポ及びホクシタンポポ等が好ましく例示できる。
これらの内、特に好ましいものは、入手のたやすい、セ
イヨウタンポポ、シナタンポポ及びマンシュウタンポポ
である。又、本発明で言うエキスとは、植物体、植物体
を乾燥、細切、粉砕など加工した加工物、植物体やその
加工物に溶媒を加え抽出した抽出物、抽出物から溶媒を
除去した抽出物の溶媒除去物、抽出物乃至はその溶媒除
去物をカラムクロマトグラフィーや液液抽出で精製した
分画精製物等の総称を意味する。本発明のミネラル吸収
促進剤としては、抽出物の溶媒除去物を用いることが、
漢方的な意味に於ける成分の複合構成による効果が得ら
れることから特に好ましい。この様な抽出に用いること
のできる溶媒としては、水、アルコール類、アセトンな
どのケトン類、ジエチルエーテルやテトラヒドロフラン
などのエーテル類、塩化メチレンやクロロホルムなどの
ハロゲン化炭化水素類、酢酸エチルや蟻酸メチルなどの
エステル類等の極性溶媒類から選ばれる1種乃至は2種
以上が好ましく例示できる。これらの内、特に好ましい
ものは水及びアルコール類であり、中でも含水エタノー
ルが特に好ましい。これは、この様な溶媒で抽出される
成分の組み合わせが、ミネラル吸収促進に特に好適であ
るからである。又、植物体の部位としては、全草のいず
れの部位も使用可能であるが、根部が特に好ましい。こ
れは、この部位にミネラル吸収を促進する成分が多く含
まれているからである。この様な抽出作業は、通常知ら
れている方法に準じて行えば良く、例えば、植物体乃至
はその加工物に対し1〜10倍量の溶媒を加え、常温で
あれば数日間、沸点付近の温度であれば数時間浸漬すれ
ばよい。その後、必要に応じて濾過などして不溶物を除
去し、抽出物を得た後、所望により、減圧留去乃至は凍
結乾燥して溶媒を除去すれば、抽出物の溶媒除去物が得
られる。かくして得られ抽出物の溶媒除去物は、キク科
タラクサカム属の植物のエキスとして、本発明のミネラ
ル吸収促進剤に極めて好適である。かくして得られた、
本発明のミネラル吸収促進剤はカルシウム、鉄分、マグ
ネシウム分、亜鉛分などの生体に必要なミネラル分の生
体への吸収を著しく促進する作用を有する。後記に示す
本発明の組成物における、本発明のミネラル吸収促進剤
の好ましい含有量は0.1〜20重量%が好ましく、更
に好ましくは1〜10重量%である。これは少なすぎる
と効果を発揮しない場合があり、多すぎると効果が頭打
ちになり、処方の自由度を損なう場合があるからであ
る。
【0007】(2) 本発明の組成物 本発明の組成物は、上記本発明のミネラル吸収促進剤を
含有することを特徴とする。本発明の組成物は、上記ミ
ネラル吸収促進剤の有するミネラル吸収促進効果を生か
したものであり、この様な目的で使用されることが好ま
しい。本発明の組成物としては、例えば、食品、医薬
品、化粧料などが例示でき、これらの中では食品に適用
するのが特に好ましい。本発明の組成物では、上記本発
明のミネラル吸収促進剤以外に、通常、これらの組成物
で使用される任意の成分を含有することができる。かか
る任意の成分としては、例えば、食品や医薬品であれ
ば、賦形剤、結合剤、増量剤、嬌味嬌臭剤、崩壊剤、p
H調整剤、保存料、着色料、酸化安定剤、ビタミン類な
どの有効成分などが例示でき、化粧料であれば、例え
ば、スクワラン、ワセリン、マイクロクリスタリンワッ
クス等の炭化水素類、ホホバ油、カルナウバワックス,
オレイン酸オクチルドデシル等のエステル類、オリーブ
油、牛脂、椰子油等のトリグリセライド類、ジメチコン
やフェメチコン、アモジメチコン等のシリコーン類、ス
テアリン酸、オレイン酸、リチノレイン酸等の脂肪酸、
オレイルアルコール、ステアリルアルコール、オクチル
ドデカノール等の高級アルコール、スルホコハク酸エス
テルやポリオキシエチレンアルキル硫酸ナトリウム等の
アニオン界面活性剤類、アルキルベタイン塩等の両性界
面活性剤類、ジアルキルアンモニウム塩等のカチオン界
面活性剤類、ソルビタン脂肪酸エステル、脂肪酸モノグ
リセライド、これらのポリオキシエチレン付加物、ポリ
オキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレン
脂肪酸エステル等の非イオン界面活性剤類、ポリエチレ
ングリコール、グリセリン、1,3−ブタンジオール等
の多価アルコール類、キサンタンガム、グァーガム、カ
ルボキシビニルポリマー、カチオン化セルロースエーテ
ル、カチオン化グァーガムなどの増粘・ゲル化剤、酸化
防止剤、紫外線吸収剤、香料、色材、防腐剤、粉体等が
好ましく例示できる。これらの必須成分と任意成分とを
常法に従って処理することにより、本発明の組成物は製
造することができる。かくして得られた本発明の組成物
は、ミネラルの生体への吸収を促進する作用に優れる。
本発明の組成物が特に好ましく含有する任意の成分とし
ては、ミネラル類が例示できる。これはミネラル類と共
存することにより、本発明のミネラル吸収促進剤の作用
が効果的に発現できるからである。本発明のミネラル吸
収促進剤は通常の無機塩の形のミネラルであっても、吸
収を促進させる作用を有するため、本発明の組成物に於
いては、前記ミネラル類は無機塩の形態で含有すること
ができる。かかるミネラル分としては、カルシウム、マ
グネシウム、鉄、亜鉛などの無機塩が好ましく例示で
き、無機塩としては、塩酸塩、硝酸塩、硫酸塩、燐酸
塩、炭酸塩、炭酸水素塩等が好ましく例示できる。これ
らのミネラル分の好ましい含有量は、0.1〜20重量
%であり、更に好ましくは1〜10重量%である。本発
明の組成物は、上記本発明のミネラル吸収剤を他の目的
で含有させても、この様なミネラル吸収促進効果を発揮
するので、その求める作用は異なるものであっても、キ
ク科タラクサカム属の植物のエキスを含有する、ミネラ
ル吸収用の組成物であっても、本発明の技術的範囲に属
する。
【0008】
【実施例】以下に、実施例を挙げて本発明について更に
詳細に説明を加えるが、本発明がこれら実施例にのみ限
定を受けないことは言うまでもない。
【0009】<実施例1>カンサイタンポポの根部10
0gを95%エタノール1リットル中で加熱還流抽出
し、ろ過後濃縮し、本発明のミネラル吸収促進剤1を
8.5g得た。
【0010】<実施例2>セイヨウタンポポの根部10
0gを50%エタノール水溶液1リットル中で加熱還流
抽出し、ろ過後濃縮し本発明のミネラル吸収促進剤2を
10.2g得た。
【0011】<実施例3>モウコタンポポの全草100
gを50%エタノール水溶液1リットル中で加熱還流抽
出し、ろ過後濃縮し本発明のミネラル吸収促進剤3をエ
キス6.3g得た。
【0012】<実施例4>通常食(MF:オリエンタル
酵母製)及び水道水で飼育した6週令のウィスター系雄
性ラット(1群7匹、計28匹)を投与前24時間絶食
させた後、上記本発明のミネラル吸収促進剤1〜3をそ
れぞれ2mL/kgの投与量となるよう1%トリトンX
−100(和光純薬製)生理食塩水溶液に可溶化させた
溶液を、ラット腹腔内にミネラル吸収促進剤の量として
200mg/kgの割合となるようにそれぞれ投与し
た。コントロール群には1%トリトンX−100生理食
塩水溶液のみを上記と同じ2mL/kgの割合で投与し
た。投与の6時間後に麻酔下において全てのラットの腹
部を開腹し胃幽門部端と十二指腸の遠位端を結さつし十
二指腸ループを作成した。ループ内に放射性同位体でラ
ベルした(45Ca)塩化カルシウムを投与し、10分後
に門脈より採血して血中のカルシウム移行量とループの
カルシウム残存量を放射活性により測定した。上記で得
られたミネラル吸収促進剤を投与した群における総(45
Ca)塩化カルシウム投与量の放射活性より十二指腸ル
ープの残存カルシウム放射活性を減じた値(7匹の平均
値)を、コントロール群における総(45Ca)塩化カル
シウム投与量の放射活性より十二指腸ループの残存カル
シウム放射活性を減じた値(7匹の平均値)で除して1
を減じ、これに100を乗じた値をミネラル吸収促進値
として評価に用いた。結果は、表1に示す。これよりい
ずれのミネラル吸収促進剤も優れたミネラル吸収促進作
用を示していることがわかる。更に、今回の検討に於い
ては、セイヨウタンポポの根部の50%エタノール水溶
液抽出物の溶媒除去物が特に好ましかった。
【0013】
【表1】
【0014】<実施例5>下記に示す処方に従って、本
発明のミネラル吸収促進用の組成物である、食品を作成
した。即ち、処方成分を10重量部の水を噴霧しながら
造粒し、40℃で送風乾燥し、顆粒を得た。この顆粒を
打錠して錠剤とし、これに30重量部の白糖、10重量
部のゼラチンを糖衣し錠剤として、本発明の組成物であ
る健康食品を得た。このものを、貧血に悩むパネラーに
50mg錠を1日2錠朝晩1錠ずつ1ヶ月間飲んでもら
ったところ、明瞭な改善を見た。 結晶セルロース 20重量部 硫酸第一鉄 5重量部 炭酸水素カルシウム 5重量部 ミネラル吸収促進剤1 10重量部 乳糖 10重量部 ヒドロキシプロピルセルロース 10重量部
【0015】<実施例6>下記に示す処方に従って、本
発明のミネラル吸収促進用の組成物である、食品を作成
した。即ち、処方成分を10重量部の水を噴霧しながら
造粒し、40℃で送風乾燥し、顆粒を得た。この顆粒を
打錠して錠剤とし、これに30重量部の白糖、10重量
部のゼラチンを糖衣し錠剤として、本発明の組成物であ
る健康食品を得た。このものを、貧血に悩むパネラーに
50mg錠を1日2錠朝晩1錠ずつ1ヶ月間飲んでもら
ったところ、明瞭な改善を見た。 結晶セルロース 20重量部 硫酸第一鉄 5重量部 炭酸水素カルシウム 5重量部 ミネラル吸収促進剤2 10重量部 乳糖 10重量部 ヒドロキシプロピルセルロース 10重量部
【0016】<実施例7>下記に示す処方に従って、本
発明のミネラル吸収促進用の組成物である、食品を作成
した。即ち、処方成分を10重量部の水を噴霧しながら
造粒し、40℃で送風乾燥し、顆粒を得た。この顆粒を
打錠して錠剤とし、これに30重量部の白糖、10重量
部のゼラチンを糖衣し錠剤として、本発明の組成物であ
る健康食品を得た。このものを、貧血に悩むパネラーに
50mg錠を1日2錠朝晩1錠ずつ1ヶ月間飲んでもら
ったところ、明瞭な改善を見た。 結晶セルロース 20重量部 硫酸第一鉄 5重量部 炭酸水素カルシウム 5重量部 ミネラル吸収促進剤3 10重量部 乳糖 10重量部 ヒドロキシプロピルセルロース 10重量部
【0017】<実施例8>下記に示す処方に従って、本
発明の組成物であるドリンク剤を作成した。即ち、処方
成分を可溶化、滅菌濾過し、無菌充填してドリンク剤を
得た。 オリゴガラクチロン酸鉄複合体 1 重量部 塩化カルシウム 1 重量部 塩化亜鉛 0.1重量部 塩化マグネシウム 0.1重量部 ミネラル吸収促進剤2 0.5重量部 マルチトール 20 重量部 クエン酸 0.3重量部 水 77 重量部
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、ミネラル元素の塩や複
合体の吸収を高める手段を提供することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61K 47/46 A61K 47/46 A61P 3/12 A61P 3/12 Fターム(参考) 4B018 MD03 MD04 MD05 MD06 MD61 ME14 MF01 4C076 AA36 BB01 CC21 DD67 EE31 EE32 EE58 FF34 4C086 AA01 AA02 HA03 HA04 HA11 MA02 MA03 MA05 NA11 ZC21

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キク科タラクサカム属(Taraxacum)の
    植物のエキスからなるミネラル吸収促進剤。
  2. 【請求項2】 タラクサカム属の植物が、セイヨウタン
    ポポ、カンサイタンポポ、モウコタンポポ、シナタンポ
    ポ、オダサムタンポポ、マンシュウタンポポ及びホクシ
    タンポポから選ばれることを特徴とする、請求項1に記
    載のミネラル吸収促進剤。
  3. 【請求項3】 エキスが植物体の根部の極性溶媒抽出物
    乃至はその溶媒除去物であることを特徴とする、請求項
    1又は2に記載のミネラル吸収促進剤。
  4. 【請求項4】 カルシウム、マグネシウム、鉄及び亜鉛
    から選ばれる1種乃至は2種以上の吸収促進用であるこ
    とを特徴とする、請求項1〜3何れか1項に記載のミネ
    ラル吸収促進剤。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4何れか1項に記載のミネラ
    ル吸収促進剤を含有する組成物。
  6. 【請求項6】 ミネラル吸収促進用であることを特徴と
    する、請求項5に記載の組成物。
  7. 【請求項7】 食品であることを特徴とする、請求項5
    又は6に記載の組成物。
  8. 【請求項8】 カルシウム、マグネシウム、鉄及び亜鉛
    から選ばれる1種乃至は2種以上の金属元素の塩乃至は
    複合体を含有することを特徴とする、請求項5〜7何れ
    か1項に記載の組成物。
  9. 【請求項9】 キク科タラクサカム属の植物のエキスを
    含有する、ミネラル吸収用の組成物。
  10. 【請求項10】 カルシウム、マグネシウム、鉄及び亜
    鉛から選ばれる1種乃至は2種以上の吸収用であること
    を特徴とする、請求項9に記載の組成物。
  11. 【請求項11】 食品であることを特徴とする、請求項
    9又は10に記載の組成物。
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