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JP2002014542A - 廃トナー回収装置 - Google Patents

廃トナー回収装置

Info

Publication number
JP2002014542A
JP2002014542A JP2000194189A JP2000194189A JP2002014542A JP 2002014542 A JP2002014542 A JP 2002014542A JP 2000194189 A JP2000194189 A JP 2000194189A JP 2000194189 A JP2000194189 A JP 2000194189A JP 2002014542 A JP2002014542 A JP 2002014542A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
waste toner
shutter
opening
image forming
closing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000194189A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Kusuda
宏 楠田
Tadashi Shimotoso
忠 下唐湊
Yuji Nagai
雄二 永井
Yoshihiro Mizoguchi
義浩 溝口
Takashi Yoshihara
孝史 吉原
Kazuhiro Ogata
和大 緒方
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2000194189A priority Critical patent/JP2002014542A/ja
Publication of JP2002014542A publication Critical patent/JP2002014542A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Cleaning In Electrography (AREA)
  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)
  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 廃トナー回収装置において、着脱操作とシャ
ッタの開閉操作とを簡略化する。 【解決手段】 中間転写ベルト上の残留トナーである廃
トナーを除去するクリーニングブレード6と、クリーニ
ングブレード6に除去された廃トナーを搬送する廃トナ
ー搬送スクリュー5と、廃トナー搬送スクリュー5で搬
送された廃トナーが排出される排出口112と、回動動
作により排出口112を開閉するシャッタ111と、シ
ャッタ111の開閉動作を行うレバー113と、シャッ
タ111の開閉動作に連動して、シャッタ111が開放
位置になったときには画像形成装置に対する固定位置と
なり、シャッタ111が閉鎖位置になったときには画像
形成装置に対する取り外し位置となる固定部材115と
を有する構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真複写機や
レーザビームプリンタ等の画像形成装置の廃トナー回収
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電子写真技術を採用した画像形成装置に
おいては、画像形成の過程で発生する廃トナーを回収す
る機構は不可欠である。
【0003】ここで、従来においては、排出された廃ト
ナーの処理については、廃トナーを回収容器に蓄積し、
その回収容器の容積に応じて廃トナーが所定量蓄積され
るたびに回収容器を交換するようにしている。
【0004】このような回収容器を交換する際、回収容
器に設けられた廃トナー回収口と廃トナー回収装置に設
けられた廃トナー排出口との接続部には、回収容器を取
り外した際に発生する廃トナー排出口からのトナー落ち
を防止するために、回収容器の着脱に連動して開閉する
シャッタを設ける技術が一般的によく知られている。
【0005】このように構成された従来の廃トナー回収
装置について説明する。
【0006】ここで、図15は従来の廃トナー回収装置
を示す断面図、図16は図15の廃トナー回収装置にお
いてシャッタが開放している状態での要部を示す断面
図、図17は図15の廃トナー回収装置においてシャッ
タが閉鎖している状態での要部を示す断面図である。
【0007】図15に示す廃トナー回収装置1は、廃ト
ナーを搬送する廃トナー搬送スクリュー5と、モータ
(図示せず)からの回転力を廃トナー搬送スクリュー5
に伝達するギヤ23と、廃トナー搬送スクリュー5から
搬送された廃トナーが排出される廃トナー排出口24
と、廃トナー排出口24を開閉するシャッタ22と、回
収容器が廃トナー回収装置1に装着されているときに開
放位置となるシャッタ22を回収容器の離脱時において
は付勢力で閉鎖位置に変位させるバネ21とを備えてい
る。
【0008】電子写真方式における画像形成の過程で発
生する廃トナーは図示しないクリーニングブレード等の
クリーニング部材によって廃トナー回収装置1へと搬送
排出され、ギヤ23によって回転駆動している廃トナー
搬送スクリュー5によって廃トナー排出口24(矢印の
方向)へと搬送され、図示しない回収容器の中に自然落
下で蓄積される。このとき、シャッタ22は、回収容器
の装着時には、図16に示すように開放位置となり、回
収容器を取り外した際には、図17で示すように、バネ
21の付勢力によって閉鎖位置となる。
【0009】このように、従来の廃トナー回収装置1は
簡単な構成でシャッタ22の開閉動作ができる利点を有
するものの、廃トナー回収装置1が回収容器に着脱可能
に装着されるよう構成されている場合には、廃トナー排
出口24のシャッタ機能の他に、廃トナー回収装置1の
固定に対して別途配慮することが要求されている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
廃トナー回収装置においては、廃トナー排出口のシャッ
タ機構によって回収容器の着脱時の機内へのトナー汚染
が回避されているものの、廃トナー回収装置を着脱する
構成においては、先ず最初にシャッタ機構を動作させて
シャッタを閉鎖位置にした後、廃トナー回収装置の固定
部材を解除するという煩わしさがあった。また、固定機
構に係る部材が多く必要になり、コストアップになって
いた。
【0011】そこで、本発明は、着脱操作とシャッタの
開閉操作とを簡略化することのできる廃トナー回収装置
を提供することを目的とする。
【0012】また、本発明は、部品点数の削減が可能な
廃トナー回収装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に、本発明の廃トナー回収装置は、画像形成装置に装着
され、画像の形成過程で生じる廃トナーを回収する廃ト
ナー回収装置であって、中間転写ベルト上の残留トナー
である廃トナーを除去するトナー除去手段と、トナー除
去手段によって除去された廃トナーを搬送する廃トナー
搬送手段と、廃トナー搬送手段で搬送された廃トナーが
排出される排出口と、回動動作により排出口を開閉する
シャッタと、シャッタの開閉動作を行うレバーと、シャ
ッタの開閉動作に連動して、シャッタが開放位置になっ
たときには画像形成装置に対する固定位置となり、シャ
ッタが閉鎖位置になったときには画像形成装置に対する
取り外し位置となる固定部材とを有する構成としたもの
である。
【0014】これにより、レバーでシャッタを回動させ
てこれを開閉するようにしているので、シャッタの開閉
動作に伴って大きなスペースが必要となることがなくな
り、廃トナー回収装置の着脱操作とシャッタの開閉操作
とを簡略化することが可能になる。
【0015】また、シャッタの開閉動作に連動して着脱
動作が行われるので、シャッタ開閉機構に係るバネ等の
部品が不要になって、部品点数の削減を図ることが可能
になる。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、画像形成装置に装着され、画像の形成過程で生じる
廃トナーを回収する廃トナー回収装置であって、中間転
写ベルト上の残留トナーである廃トナーを除去するトナ
ー除去手段と、トナー除去手段によって除去された廃ト
ナーを搬送する廃トナー搬送手段と、廃トナー搬送手段
で搬送された廃トナーが排出される排出口と、回動動作
により排出口を開閉するシャッタと、シャッタの開閉動
作を行うレバーと、シャッタの開閉動作に連動して、シ
ャッタが開放位置になったときには画像形成装置に対す
る固定位置となり、シャッタが閉鎖位置になったときに
は画像形成装置に対する取り外し位置となる固定部材と
を有する廃トナー回収装置であり、レバーでシャッタを
回動させてこれを開閉するようにしているので、シャッ
タの開閉動作に伴って大きなスペースが必要となること
がなくなり、廃トナー回収装置の着脱操作とシャッタの
開閉操作とを簡略化することが可能になるという作用を
有する。また、シャッタの開閉動作に連動して着脱動作
が行われるので、シャッタ開閉機構に係るバネ等の部品
が不要になって、部品点数の削減を図ることが可能にな
るという作用を有する。
【0017】本発明の請求項2に記載の発明は、請求項
1記載の発明において、廃トナー回収装置は、静電潜像
が形成される感光体および静電潜像にトナーを供給して
これを顕像化する現像手段とともにユニット化されて画
像形成装置に対して着脱可能となっている廃トナー回収
装置であり、レバーでシャッタを回動させてこれを開閉
するようにしているので、シャッタの開閉動作に伴って
大きなスペースが必要となることがなくなり、廃トナー
回収装置の着脱操作とシャッタの開閉操作とを簡略化す
ることが可能になるという作用を有する。また、シャッ
タの開閉動作に連動して着脱動作が行われるので、シャ
ッタ開閉機構に係るバネ等の部品が不要になって、部品
点数の削減を図ることが可能になるという作用を有す
る。
【0018】以下、本発明の実施の形態について、図1
から図14を用いて説明する。なお、これらの図面にお
いて同一の部材には同一の符号を付しており、また、重
複した説明は省略されている。
【0019】図1は本発明の一実施の形態による廃トナ
ー回収装置が装着されたカラー画像形成装置を示す概略
図、図2は図1のカラー画像形成装置における内部構造
を示す斜視図、図3は図1のカラー画像形成装置に装着
された廃トナー回収装置における正面からの断面図、図
4は図1のカラー画像形成装置に装着された廃トナー回
収装置における側面からの断面図、図5は図3の廃トナ
ー回収装置の正面図、図6は図3の廃トナー回収装置の
レバー位置が図5と異なった正面図、図7は図3の廃ト
ナー回収装置におけるシャッタ位置を示す断面図、図8
は図3の廃トナー回収装置におけるレバー位置が図7と
異なったシャッタ位置を示す断面図、図9は本発明の一
実施の形態におけるプロセスカートリッジを示す正面
図、図10は本発明の一実施の形態におけるプロセスカ
ートリッジにおいてロックレバーが図9と異なった正面
図、図11は本発明の一実施の形態におけるプロセスカ
ートリッジの図9に対応した内部構造を示す斜視図、図
12は本発明の一実施の形態におけるプロセスカートリ
ッジの図10に対応した内部構造を示す斜視図、図13
は本発明の一実施の形態におけるプロセスカートリッジ
の内部構造を図11と異なる方向から示す斜視図、図1
4は本発明の一実施の形態におけるプロセスカートリッ
ジの内部構造を図12と異なる方向から示す斜視図であ
る。
【0020】図1に示すように、本実施の形態のカラー
画像形成装置は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シ
アン(C)、ブラック(K)の各色のトナー像をそれぞ
れ形成するためのプロセスユニット32a,32b,3
2c,32dが一列に配置されており、各プロセスユニ
ット32a,32b,32c,32dは像担持体として
の感光体ドラム(感光体)37a,37b,37c,3
7dを有している。感光体ドラム37a,37b,37
c,37dの上方には、画像信号を出力して感光体ドラ
ム37a,37b,37c,37d上に静電潜像を形成
するレーザスキャニングユニット(露光手段)30が配
置されている。また、各プロセスユニット32a,32
b,32c,32dには、レーザスキャニングユニット
30により各感光体ドラム37a,37b,37c,3
7d上に形成された静電潜像にトナーを供給してこれを
顕像化する現像ローラ(現像手段)38a,38b,3
8c,38dが備えられている。
【0021】さらに、カラー画像形成装置は、ドライブ
ローラ44の駆動によって図中矢印B方向へと走行さ
れ、現像ローラ38a,38b,38c,38dにより
感光体ドラム37a,37b,37c,37d上に形成
された各色トナー像が重ね転写される閉ループ状の中間
転写ベルト35と、中間転写ベルト35に残留した廃ト
ナーを回収する廃トナー回収装置1と、給紙ユニット3
4から供給された用紙(記録媒体)Pに中間転写ベルト
35上のトナー像を転写する転写ローラ36と、転写さ
れたトナー像を用紙Pに定着させる定着器31とを備え
ている。
【0022】これにより、イエロー(Y)、マゼンタ
(M)、シアン(C)、ブラック(K)のプロセスユニ
ット32a,32b,32c,32dにより顕像化され
たトナー像は順次中間転写ベルト35上に転写・合成さ
れ、カラーのトナー画像が形成される。その後、トナー
画像は転写ローラ36により用紙P上へ転写されて定着
器31によって定着され、矢印C方向へ排紙される。な
お、用紙P上に転写されずに中間転写ベルト35上に残
留した廃トナーは、廃トナー回収装置1により除去され
る。
【0023】プロセスユニット32a,32b,32
c,32dは、既に説明した感光体ドラム37a,37
b,37c,37dと、この感光体ドラム37a,37
b,37c,37dの表面を一様に帯電させる帯電ロー
ラ39a,39b,39c,39dと、残留トナーを感
光体ドラム37a,37b,37c,37dの表面から
除去するクリーニングブレード40a,40b,40
c,40dと、クリーニングブレード40a,40b,
40c,40dに掻き取られた廃トナーを搬送する廃ト
ナー搬送スクリュー41a,41b,41c,41d
と、既に説明した現像ローラ38a,38b,38c,
38dと、現像ローラ38a,38b,38c,38d
の表面にトナーを供給するサプライローラ42a,42
b,42c,42dと、現像ローラ38a,38b,3
8c,38d上のトナーを均一且つ所定の電位に帯電す
る薄層化ブレード43a,43b,43c,43dとを
備えたものである。
【0024】ここで、廃トナーは、廃トナー搬送スクリ
ュー41a,41b,41c,41dの回転により、中
間転写ベルト35の幅方向に送られて中間転写ベルト3
5の領域外まで搬送される。
【0025】図3に詳しく示すように、廃トナー回収装
置1は、中間転写ベルト35からトナーを掻き取るクリ
ーニングブレード(トナー除去手段)6と、クリーニン
グブレード6に掻き取られたトナーおよび中間転写ベル
ト35上のトナーを吸着するクリーニングブラシローラ
9と、クリーニングブラシローラ9をクリーニングする
クリーニングローラ2と、クリーニングローラ2上の廃
トナーを清掃するクリーニングブレード3と、クリーニ
ングローラ2より排出される廃トナーを中間転写ベルト
35の幅方向に送って中間転写ベルト35の領域外まで
搬送する廃トナー搬送スクリュー(廃トナー搬送手段)
5により構成されている。また、クリーニングブレード
3およびクリーニングブレード6はネジ4およびネジ8
により装置本体に固定されている。
【0026】そして、各色のプロセスユニット32a,
32b,32c,32dや中間転写ベルト35から排出
される廃トナーは、ここでは図中矢印D方向(図2)、
すなわち中間転写ベルト35の幅方向に沿って中間転写
ベルト35の領域外まで搬送される。
【0027】中間転写ベルト35の下方には、このよう
にして搬送された廃トナーが投下される廃トナー投下口
33a,33b,33c,33d,33eが形成される
とともに投下された廃トナーが流出する廃トナー排出口
が底面に形成されて廃トナーを回収する廃トナー回収ユ
ニット33が中間転写ベルト35の走行方向に沿って配
置されている。廃トナー回収ユニット33の下方には、
廃トナー回収ユニット33に投下された廃トナーを収容
する廃トナー回収容器11が取り付けられている。
【0028】これにより、各プロセスユニット32a,
32b,32c,32dおよび廃トナー回収装置1の計
5箇所より搬送されてきた廃トナーは一旦廃トナー回収
ユニット33内に投下され、廃トナー排出口から廃トナ
ー回収口を通って廃トナー回収容器11内へ落下移動し
て堆積される。
【0029】このような画像形成装置によれば、プロセ
スユニット32a,32b,32c,32d内に構成さ
れた帯電ローラ39a,39b,39c,39dによっ
て感光体ドラム37a,37b,37c,37dの表面
を均一に帯電し、レーザスキャニングユニット30によ
って感光体ドラム37a,37b,37c,37dの表
面に静電潜像が形成される。次に、現像ローラ38a,
38b,38c,38dによってトナーを現像した後、
図示しない転写装置によって現像されたトナーは中間転
写ベルト35の表面に転写される。
【0030】中間転写ベルト35の表面に転写されたト
ナー像は転写ローラ36によって、用紙カセット34か
ら給紙された用紙P上に転写され、定着器31によって
圧力と熱によって用紙P上に定着され、画像形成プロセ
スは終了する。
【0031】このとき、感光体ドラム37a,37b,
37c,37d上と中間転写ベルト35上には未転写ト
ナーとして少量のトナーが廃トナーとして残留する。感
光体ドラム37a,37b,37c,37d上の廃トナ
ーはプロセスユニット32内に構成されたクリーニング
装置によって、また中間転写ベルト35上の廃トナーは
廃トナー回収装置1によって除去された後、トナー回収
搬送装置33によって廃トナー回収容器11へと搬送排
出され、廃トナー回収容器11の中に蓄積される。
【0032】すなわち、中間転写ベルト35上の廃トナ
ーはクリーニングブラシローラ9およびクリーニングブ
レード6によって中間転写ベルト35上から除去され、
クリーニングローラ2へ転写される。クリーニングロー
ラ2に転写された廃トナーはクリーニングブレード3に
よって除去され、廃トナー搬送スクリュー5によって排
出される。
【0033】図4に示すように、廃トナー回収装置1
は、廃トナーを搬送する廃トナー搬送スクリュー5と、
モータ(図示せず)からの回転力を廃トナー搬送スクリ
ュー5に伝達するギヤ23と、廃トナー搬送スクリュー
5から搬送された廃トナーが排出される排出口112
と、排出口112を開閉するシャッタ111と、シャッ
タ111の開閉動作を行うレバー113とを備えてい
る。
【0034】ここで、図5はレバー113をRELEA
SEポジションにした状態を、図6はレバー113をL
OCKポジションにした状態をそれぞれ示している。
【0035】図5に示すようにレバー113がRELE
ASEポジションにある場合には、廃トナーの排出口1
12は上方向に回動して閉じた位置で固定される。ま
た、固定部材115はシャッタ111の外周部に構成さ
れたカム116の外周形状と固定部材115の内側に構
成されたカム形状に沿って反時計回りに回動して、固定
壁120から解除された位置で固定され、このとき、廃
トナー回収装置1は画像形成装置から取り外し可能な状
態となる。
【0036】また、図6に示すようにレバー113がL
OCKポジションにある場合には、廃トナーの排出口1
12は下方向に回動して開いた位置で固定される。ま
た、固定部材115はシャッタ111の外周部に構成さ
れたカム114の外周形状と固定部材115の内側に構
成されたカム形状に沿って時計回りに回動して固定壁1
20に食い込んだ位置で固定され、このとき、廃トナー
回収装置1は画像形成装置に固定された状態となる。
【0037】このように、本実施の形態よれば、レバー
113でシャッタ111を回動させてこれを開閉するよ
うにしているので、シャッタ111の開閉動作に伴って
大きなスペースが必要となることがなくなり、廃トナー
回収装置1の着脱操作とシャッタ111の開閉操作とを
簡略化することが可能になる。
【0038】また、シャッタ111の開閉はレバー11
3による回転動作であるため、開閉動作の信頼性を格段
に向上させることが可能になる。
【0039】さらに、シャッタ111の開閉動作に連動
して着脱動作が行われるので、シャッタ開閉機構に係る
バネ等の部品が不要になって、部品点数の削減を図るこ
とが可能になる。
【0040】ここで、図9および図10に示すプロセス
カートリッジ131は、前述したプロセスユニット32
a,32b,32c,32dと廃トナー回収装置とが一
体化されたもので、画像形成装置に対して着脱可能な構
成となっている。
【0041】プロセスカートリッジ131には、このプ
ロセスカートリッジ131を画像形成装置に固定するロ
ックレバー133が設けられており、図9に示す固定位
置と図10に示す取り外し位置との何れかの位置に係止
される。
【0042】図11および図13は図9に示すプロセス
カートリッジ131が固定部材141によって画像形成
装置に固定された状態を示しており、図12および図1
4は図10に示すプロセスカートリッジ131が固定部
材141がリリース位置に変位することにより画像形成
装置から解除された状態を示している。
【0043】これらの図面において、ロックレバー13
3は回動支点軸134に回動自在に固定されている。ま
た、回動支点軸134上には、ギヤ140と固定部材1
41とがロックレバー133の回動動作に連動して回動
動作を行うよう構成されている。さらに、ギヤ140と
リンクアーム139はリンク支点B138で連結されて
おり、リンクアーム139はシャッタ136ともリンク
支点A137で連結されている。
【0044】これによれば、図9、図11および図13
に示すようにプロセスカートリッジ131を画像形成装
置に固定する場合、ロックレバー133を時計回りに回
動させて図9に示す位置にすることによって、ギヤ14
0が時計回りに回転し、リンクアーム139に連動した
シャッタ136が開くとともに、回動支点軸134上に
連結された固定部材141も時計回りに回動して画像形
成装置内に構成された固定壁(図示せず)に固定される
ことによってプロセスカートリッジ131が画像形成装
置に固定される。さらに、前述のシャッタ136が開く
ことによって、廃トナー排出口から廃トナーを排出する
ことが可能となる。なお、排出された廃トナーは廃トナ
ー回収容器(図示せず)へと搬送される。
【0045】次に図10、図12および図14に示すよ
うにプロセスカートリッジ131を画像形成装置に対し
て取り外し可能な状態にする場合、ロックレバー133
を反時計回りに回動させて図10に示す位置にすること
によって、ギヤ140が反時計回りに回転し、リンクア
ーム139に連動したシャッタ136が閉じることによ
って廃トナー排出口135が閉鎖されるとともに、回動
支点軸134上に連結された固定部材141も反時計回
りに回動して固定壁から解除されることによってプロセ
スカートリッジ131が画像形成装置から取り外し可能
となる。
【0046】このように、本実施の形態によれば、ロッ
クレバー133でシャッタ136を回動させてこれを開
閉するようにしているので、シャッタ136の開閉動作
に伴って大きなスペースが必要となることがなくなり、
廃トナー回収装置1の着脱操作とシャッタ136の開閉
操作とを簡略化することが可能になる。
【0047】また、シャッタ136の開閉はギヤの噛み
合いとリンク機構による回転動作であるため、開閉動作
の信頼性を格段に向上させることが可能になる。
【0048】さらに、シャッタ136の開閉動作に連動
して着脱動作が行われるので、シャッタ開閉機構に係る
バネ等の部品が不要になって、部品点数の削減を図るこ
とが可能になる。
【0049】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、レバー
でシャッタを回動させてこれを開閉するようにしている
ので、シャッタの開閉動作に伴って大きなスペースが必
要となることがなくなり、廃トナー回収装置の着脱操作
とシャッタの開閉操作とを簡略化することが可能になる
という有効な効果が得られる。
【0050】また、本発明によれば、シャッタの開閉動
作に連動して着脱動作が行われるので、シャッタ開閉機
構に係るバネ等の部品が不要になって、部品点数の削減
を図ることが可能になるという有効な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態による廃トナー回収装置
が装着されたカラー画像形成装置を示す概略図
【図2】図1のカラー画像形成装置における内部構造を
示す斜視図
【図3】図1のカラー画像形成装置に装着された廃トナ
ー回収装置における正面からの断面図
【図4】図1のカラー画像形成装置に装着された廃トナ
ー回収装置における側面からの断面図
【図5】図3の廃トナー回収装置の正面図
【図6】図3の廃トナー回収装置のレバー位置が図5と
異なった正面図
【図7】図3の廃トナー回収装置におけるシャッタ位置
を示す断面図
【図8】図3の廃トナー回収装置におけるレバー位置が
図7と異なったシャッタ位置を示す断面図
【図9】本発明の一実施の形態におけるプロセスカート
リッジを示す正面図
【図10】本発明の一実施の形態におけるプロセスカー
トリッジにおいてロックレバーが図9と異なった正面図
【図11】本発明の一実施の形態におけるプロセスカー
トリッジの図9に対応した内部構造を示す斜視図
【図12】本発明の一実施の形態におけるプロセスカー
トリッジの図10に対応した内部構造を示す斜視図
【図13】本発明の一実施の形態におけるプロセスカー
トリッジの内部構造を図11と異なる方向から示す斜視
【図14】本発明の一実施の形態におけるプロセスカー
トリッジの内部構造を図12と異なる方向から示す斜視
【図15】従来の廃トナー回収装置を示す断面図
【図16】図15の廃トナー回収装置においてシャッタ
が開放している状態での要部を示す断面図
【図17】図15の廃トナー回収装置においてシャッタ
が閉鎖している状態での要部を示す断面図
【符号の説明】
1 廃トナー回収装置 5 廃トナー搬送スクリュー(廃トナー搬送手段) 6 クリーニングブレード(トナー除去手段) 37a,37b,37c,37d 感光体ドラム(感光
体) 38a,38b,38c,38d 現像ローラ(現像手
段) 111 シャッタ 112 排出口 113 レバー 115 固定部材 141 固定部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 永井 雄二 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 溝口 義浩 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 吉原 孝史 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 緒方 和大 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 2H032 BA09 BA23 BA30 2H034 CA01 CA04 2H071 BA03 BA13 BA23 BA27 BA35 DA09 DA13 EA10 EA18

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像形成装置に装着され、画像の形成過程
    で生じる廃トナーを回収する廃トナー回収装置であっ
    て、 中間転写ベルト上の残留トナーである廃トナーを除去す
    るトナー除去手段と、 前記トナー除去手段に除去された廃トナーを搬送する廃
    トナー搬送手段と、 廃トナー搬送手段で搬送された廃トナーが排出される排
    出口と、 回動動作により前記排出口を開閉するシャッタと、 前記シャッタの開閉動作を行うレバーと、 前記シャッタの開閉動作に連動して、前記シャッタが開
    放位置になったときには前記画像形成装置に対する固定
    位置となり、前記シャッタが閉鎖位置になったときには
    前記画像形成装置に対する取り外し位置となる固定部材
    とを有することを特徴とする廃トナー回収装置。
  2. 【請求項2】前記廃トナー回収装置は、静電潜像が形成
    される感光体および前記静電潜像にトナーを供給してこ
    れを顕像化する現像手段とともにユニット化されて前記
    画像形成装置に対して着脱可能となっていることを特徴
    とする請求項1記載の廃トナー回収装置。
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